リプレイ
ジェーン・コーネリアス
一難去ってまた一難……というには危急じゃないか
デカい鯨に襲われたあの時と比べればね
しかし索敵か……普通にやったら交戦可能な距離に近づく前にこっちの海賊船も見つかるだろうから工夫が要りそうだ
【平穏結界】を展開し、結界内部の異常に気付かれづらくしよう
多少なりとも効果があればいいんだけどね
続いて海賊船のマストに上り、望遠鏡で周囲を見回し警戒。
「おたから」は……今回はあまり役に立たなそうだね。そこでゆっくり休んでな
アクアスライム「おたから」は定位置の宝箱の中でぷるぷるさせておくよ
大西洋と違って追ってきているわけじゃないから、主に警戒するのは船の進行方向かな
船の進む方角を中心に怪しいものがないか警戒しよう
もし他の復讐者がいれば警戒する方向を手分けしたり、操舵と警戒、あるいは警戒と休憩を交互にしたりと人数を活かして分担しよう
休むのも大事さ
適切な休みなしに働いてちゃボロが出る
「一難去ってまた一難……というには危急じゃないか。デカい鯨に襲われたあの時と比べればね」
そう呟きながらディアボロスの小型海賊船の上に降り立つのは長い三つ編みが特徴的なセイレーンのディアボロス、ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)だ。
「しかし索敵か……普通にやったら交戦可能な距離に近づく前にこっちの海賊船も見つかるだろうから工夫が要りそうだ」
そう言って発動するのはパラドクス効果【平穏結界】。
「多少なりとも効果があればいいんだけどね」
というジェーン。というのも、【平穏結界】は気付かれる確率を半減させる優れた効果だが、なにせ小型海賊船は逃げも隠れも出来ない。最大限好意的に考えて被発見率100%だとしても、半減して50%。2回に1回は見つかる計算になる。
敵が10秒に1回こちらを見るなら、30秒保てば良い方だろう、まして観測手が複数2人いればもっと見つかりやすくなる。
とはいえ、今回の敵は士気が低くまともに索敵もしていないらしいと来ている。この効果もきっと無駄ではないはずだ。
被発見率を下げる工夫をした後は、海賊船の上から望遠鏡で周囲を見回して警戒を始める。
と、宝箱の中でぷるぷるしているジェーンのアクアスライム『おたから』がふと目に入る。
「『おたから』は……今回はあまり役に立たなそうだね。そこでゆっくり休んでな」
そう言われると、『おたから』はこっくり頷いて、宝箱の中でぷるぷるするのを再開する。
「さて、大西洋と違って追ってきているわけじゃないから、主に警戒するのは船の進行方向かな」
大西洋では追われる側だったディアボロスだが、太平洋ではそうではないらしい。となると敵は進行方向から現れる可能性が高い、とジェーンはアタリをつけて、進行方向を主に警戒する。
(「他に復讐者がいれば、警戒と休憩を交互にしたりと人数を活かして分担できるんだが」)
あいにくと、今はジェーンが一番乗りのようで、他のディアボロスはまだいない。
「休むのも大事さ。適切な休みなしに働いてちゃボロが出る」
歴戦のディアボロスといえども、その集中力は無限ではない。ずっと集中し続けることは容易ではなく、ともすればうっかり発見し漏らす可能性だってあるだろう。
故にジェーンはそう呟きながら、交代のディアボロスが現れるのを待ちつつ、望遠鏡で敵を索敵し続けるのであった。
まだ、敵は現れない。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
リゲル・アンティキティラ
へえ、こっちの哨戒隊は船を持ってる…少し前に出会った奴は船、何故か見当たらなかったんだよね。まあ それはいいか
哨戒だ哨戒 手伝うよ!
目視確認が一番安心できるよね 双眼鏡持ち込んで眺めておこうか 方向分担できるなら分担!
…最終人類史の物って、改めて…すごいよね
エルドラードのものとは見える距離が違って
何もない海域、ならば見通しも抜群ということだ
天候には少し左右されるけど、向こうも小型船とはいえ船 見つけやすいだろう
こちらは有り難くも既に【平穏結界】を張ってあるようだから、先に発見される可能性は既に低くはなってるかな 油断はしないけど!
さて、俺は少しでも有利に戦闘できるようにしておこうかな
【水面走行】で水上での機動力の確保を
【ダメージアップ】を追加しておいて、早期決着を狙えるように
…『水筒』も留守番だ、樽で寝とくといいよ。詰まっておきな…
しかし、本当に長い船旅だ
休み休み、慎重に行こう
「へえ、こっちの哨戒隊は船を持ってる…少し前に出会った奴は船、何故か見当たらなかったんだよね」
そう呟きながらディアボロスの小型海賊船に降り立つのは紫の髪を三つ編みにしてそれをさらに束ねた髪型をしたセイレーンのディアボロス、リゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)だ。
「まあ、それはいいか。哨戒だ哨戒 手伝うよ!」
そう言ってリゲルは既に哨戒活動をしていたジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)と交代し、哨戒活動を始める。
「目視確認が一番安心できるよね」
そういって、手に取るのは最終人類史から持ち込んだ双眼鏡。
「……最終人類史の物って、改めて……すごいよねエルドラードのものとは見える距離が違って」
そう言って感心しながら、双眼鏡で遠くを見つめるリゲル。
(「何もない海域、ならば見通しも抜群ということだ。天候には少し左右されるけど、向こうも小型船とはいえ船 見つけやすいだろう」)
幸い海は凪いでおり、見通しは大変良い。
とはいえ、条件は敵も同じで、敵からも見つかりやすいことを意味する。
(「こちらは有り難くも既に【平穏結界】を張ってあるようだから、先に発見される可能性は既に低くはなってるかな。油断はしないけど!」)
そう、こちらは【平穏結界】がある。
それが例えば僅か10秒程度発見を遅らせるだけだとしても、その10秒の間にディアボロスが先に発見出来る可能性は高く、状況はディアボロスに有利と言えるだろう。
まして、相手は哨戒をサボっているというのだから、なおさらだ。
と、そこでリゲルはふと、足元にいる自分の愛らしい相棒の事を思い出す。
「……『水筒』も留守番だ、樽で寝とくといいよ。詰まっておきな……」
そう言って、ジェーンのアクアスライム『おたから』の入った宝箱の隣にタルを置いてやる。
すると、リゲルの王冠を被ったアクアスライム『水筒』も、タルに詰まり、ぷるぷるとし始めた。
2匹の隣同士のアクアスライムがぷるぷると震えているのは見ていて面白い。
「と、集中力が切れてきたかな。本当に長い船旅だ。休み休み、慎重に行こう」
そう言って、ジェーンと交代しつつ、哨戒を続けるディアボロス。
そして、それは発見される。
「アビスローバーの海賊船だ」
最大望遠の双眼鏡の先にアビスローバーの海賊船を発見した。
今ならこちらが先手を打てそうだ。
リゲルは【水面走行】のパラドクス効果を有効にし、海面へと駆け出した。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ジェーン・コーネリアス
見つけた
クロノヴェーダに食事は必要ないって言っても遥々南米やガラパゴス諸島からこんなところまで漂流してるとは思えない
どこかに拠点があるんだとは思うけど、まずは僕らに見つかった不運を恨むことだね!
【水面走行】で海上を駆け、敵の海賊船へと接近
僕はともかく船は隠れるところもない、ここまで来れば後はスピード勝負だ
全速力で接近して射程に入ったら『斬影乱舞』。二振りのカトラス「Macha」と「Mórrígan」を振るい、斬撃を飛ばして小型海賊船の上にいるコンキスタドール・フグを切り裂こう
その後も小型海賊船の周囲を回るようにして動きを止めず、攻撃を放ち続ける。敵はこっちに気付いていないんだ。浮足立ったところに【ダメージアップ】を積んだ攻撃を重ねて、そのまま倒し切ろう
倒しきれず反撃を貰うようなら防げるものは両手のカトラスでフグの剣を受け止めて傷を減らそう
面白い面に似合わず、軍人らしいじゃないか
仕事をサボってた奴が原因で海賊に襲われるところまで含めての軍人らしさだけどね
「見つけた」
交代で索敵をしていた相方からの報告を受けて、そう呟くのはジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)だ。
「クロノヴェーダに食事は必要ないって言っても遥々南米やガラパゴス諸島からこんなところまで漂流してるとは思えない。どこかに拠点があるんだとは思うけど、まずは僕らに見つかった不運を恨むことだね!」
そう言いながら、ジェーンは【水面走行】を有効にして敵海賊船へと迫る。
(「僕はともかく船は隠れるところもない、ここまで来れば後はスピード勝負だ」)
構えるは二振りのカトラス、『Macha』と『Mórrígan』。それぞれ赤と青の魔力を帯びた、エルドラードの宝箱で発見されたカトラスだ。
「刻んであげるよ!」
発動するパラドクスの名は『斬影乱舞』。
両手に握られた赤と青のカトラスを高速で振るう事で、いくつもの衝撃波が撃ち出される。
「ディ、ディアボロス!?」
攻撃の対象にとられ、初めてディアボロスの接近に気付くトループス級アビスローバー『コンキスタドール・フグ』達。
「ぶ、武器構え!」
『コンキスタドール・フグ』達は慌てて叫び、海上にて隊列を組み、鋭い剣を構える。
それは軍隊として統率のとれた動きではあった。
奇襲を受けて浮き足だった彼らが咄嗟にとった行動としては十分優れていると言える、かもしれない。
「面白い面に似合わず、軍人らしいじゃないか」
ジェーンはその様子を笑いつつ、小型海賊船の周囲を回るように移動しながら、高速の衝撃波を放ち続ける。
『コンキスタドール・フグ』達は統率の取れた動きでそれを受け止めんとする。
ジェーンの放つ衝撃波と『コンキスタドール・フグ』達の鋭い剣がぶつかり合い、時空が軋みをあげる。
が、どれだけ統率が取れて見えたとしても、所詮はやはり浮き足だっての咄嗟の行動である。
「お、おのれ……、我々は誇り高きコンキスタドールだぞ!」
ジェーンの鋭い攻撃は『コンキスタドール・フグ』の能動的な攻撃すら許さず、重ねた【ダメージアップ】の効果も乗せて、『コンキスタドール・フグ』に多大な痛打を与えていく。
「ま、仕事をサボってた奴が原因で海賊に襲われるところまで含めての軍人らしさだけどね」
そう言って、『コンキスタドール・フグ』を笑うジェーンの声は、もはや、『コンキスタドール・フグ』には届かなかった。
ジェーンの鋭い攻撃の前に、3分と経たず、『コンキスタドール・フグ』は殲滅されたのであった。
🎖️🎖️🎖️🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
リゲル・アンティキティラ
あはは!実に爽快だ!
「まさしく、これこそ」な一掃っぷりだったね!お見事!
さて、呑気に拍手を送ってる場合じゃあないな!残るは女王様だけだ!
…話を聞き出すとか、その前に 痛めつけるのが先かな?
「俺様」の流儀としてはね!
移動は【水面走行】で対応しよう、突撃だ!懐に入ってやろう!
さて、【ダメージアップ】を重ね掛け、重い一撃をかましてやろう!
中々の美人さんだね!お互い楽しくやり合おうか。お相手願おう!
さあ…「命乞いをしろ」
当然、しないだろ?したところで聞き入れはしない
この弾丸は、お前という「敵対者」を決して許さない。
敵の攻撃は、水の弾丸は消波で。急所を狙う攻撃とカトラスでの攻撃は鯨骨で往なそうか!
なあに、捨て身の一撃は得意なもので!多少の傷なんて気にしてられるかよ、ははは!
ここで仕留め切ろうなんて算段は当然していないさ
ただ、後続の攻撃は更に痛いだろうね
覚悟はあるかい?本当の命乞いをするなら今のうちに、だが…
折れてくれるなよ!気高い君の方が、美しいだろうからね!
「あはは!実に爽快だ! 『まさしく、これこそ』な一掃っぷりだったね!お見事!」
トループス級アビスローバー『コンキスタドール・フグ』をたった一人で殲滅したディアボロス、ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)のその戦闘振りを讃えるのは、リゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)だ。
「くっ……まさかあんな簡単に我が部下たちがやられるとは……、ディアボロス、よくも!」
自分達が警備を怠っていたという落ち度は棚に上げ、アヴァタール級アビスローバー『海賊女王グレース・オマリー』は、ディアボロスへ向けて向き直る。
「さて、呑気に拍手を送ってる場合じゃあないな! 残るは女王様だけだ!」
それを受けて、リゲルもまた、己の武器である海賊ピストルの『デッドエンド』と、ナイフ『鯨骨』を構える。
お互いがお互いのパラドクスを警戒しての睨み合い。逆説連鎖戦ではよくある光景だ。そんな中で、リゲルは思案する。
話を聞き出すべきだろうか、と。
「……話を聞き出すとか、その前に 痛めつけるのが先かな? 『俺様』の流儀としてはね!」
一気に【水面走行】で海面を駆け、突撃を開始する。
「中々の美人さんだね! お互い楽しくやり合おうか。お相手願おう!」
「お褒めはどうもありがとう。けれど、楽しくやり合う気はないわね」
リゲルの言葉に、『グレース・オマリー』は応じつつ、己のカトラスを構える。
「さあ……『命乞いをしろ』」
当然、しないだろ? と続けつつ、リゲルがほぼ接射の距離で『デッドエンド』を向ける。
「当然、しない」
「だろうね。したところで聞き入れはしない。この弾丸は、お前という「敵対者」を決して許さない」
『デッドエンド』から死の弾丸が放たれ、『グレース・オマリー』に襲いかかる。
パラドクス『簒奪者の教導』だ。
「くっ……」
その弾丸を受け止めながら、『グレース・オマリー』もまた、反撃を敢行する。
水の弾丸を降り注がせながら、一気にリゲルに向けてクラゲの触手を放つ。
リゲルは距離をとってクラゲの触手を回避しつつ、『消波』によって形成される水の障壁で水の弾丸を軽減していく。
「やるね。けど、それは牽制! 本命はこっちさ!」
距離を取るリゲルに対し、『グレース・オマリー』は一気に接近、水の刃を纏ったカトラスでリゲルに襲いかかる。
リゲルはそれを鯨の骨を削り出して作られた無骨なナイフで受け止め、いなしていく。
それでも防ぎきれず、リゲルはダメージを負うが。
「なあに、捨て身の一撃は得意なもので! 多少の傷なんて気にしてられるかよ、ははは!」
それを気にした様子はない。
「ここで仕留め切ろうなんて算段は当然していないさ。ただ、後続の攻撃は更に痛いだろうね。覚悟はあるかい? 本当の命乞いをするなら今のうちに、だが……」
「くどいぞ、命乞いはしない」
リゲルの言葉に『グレース・オマリー』が答える。
「そうとも。折れてくれるなよ! 気高い君の方が、美しいだろうからね!」
そう言ってリゲルは次なる攻撃に備えるのであった。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【水面走行】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
ジェーン・コーネリアス
さて……他の地点での太平洋での戦いやアン・ボニーからの話でだんだんとしぼりこめてはいるけど、まだまだ分からないことはある
次の動きはきっと「邪神獣の浮島」が相手だ
情報は少しでも多く集めておこう
まったく、そのやる気を普段から出していればさっきももっと戦いらしくなっただろうにね
ま、こんなところを漂流してればやる気もなくなるか
「邪神獣の浮島」で暢気にしてる奴らもいるってのに、君らはどうしてこんな役割になっているんだか
くっくっ、「邪神獣の浮島」に嫌われたとか?あれにそんな知能があるかは知らないが
「邪神獣の浮島」はこれまでの情報を統合すると海上を航行するバカでかい島のようなもので、拠点を兼ねてるみたいだけど……それだけにしては名前が気になる
船じゃなく、あるいは生物なのかもしれない
邪神獣の浮島が生物であるような口ぶりで話をし、その反応で邪神獣の浮島が生物なのか意思のない船なのか判断をしよう。
(「さて……他の地点での太平洋での戦いやアン・ボニーからの話でだんだんとしぼりこめてはいるけど、まだまだ分からないことはある」)
そう思案しつつ、アヴァタール級アビスローバー『海賊女王グレース・オマリー』と相対するのは先ほど、単独でトループス級アビスローバーを一掃してみせたジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)だ。
他のディアボロスもジェーンの意図を汲んで攻撃を一度終了、再びの睨み合いとなった状況で、ジェーンは考える。
(「次の動きはきっと『邪神獣の浮島』が相手だ」)
だから、少しでも情報を集めておきたい、と。
「まったく、そのやる気を普段から出していればさっきももっと戦いらしくなっただろうにね。ま、こんなところを漂流してればやる気もなくなるか」
「まぁね。それは否定しないよ。退屈な戦いをさせてすまなかった」
ジェーンの言葉に『グレース・オマリー』が応じる。
「『邪神獣の浮島』で暢気にしてる奴らもいるってのに、君らはどうしてこんな役割になっているんだか。」
『グレース・オマリー』が会話に食いついてきたのを確認すると、ジェーンはさらに話を膨らませていく。
「はっ、あそこで呑気になんてしてられる奴がいるものか。それに、私達はね、失態を犯して、その罰としてこの役割を負っているのさ」
と、『グレース・オマリー』が返事を返す。
「くっくっ、そうかい、てっきり『邪神獣の浮島』に嫌われたとかかと思ったよ。あれにそんな知能があるかは知らないが」
そして、いよいよジェーンは本題に入る。これこそがジェーンの尋ねたかったことだった。
邪神獣の浮島が生物であるような口ぶりで話をし、その反応で邪神獣の浮島が生物なのか意思のない船なのか判断する、それがジェーンの意図だった。
端的に言えば、かまをかけたわけだ。
果たして、『グレース・オマリー』の返答は。
「『邪神獣の浮島』に嫌われる、だって? 恐ろしいことを言うもんじゃないよ。ちょっとブルっと来ちゃったじゃないか」
と言うものだった。そう言った『グレース・オマリー』は事実少し震えて見えた。
その意味や如何に。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
ジェーン・コーネリアス
明言をされたわけじゃない
例えば『邪神島の浮島』に船長や支配する議会なんかがいたとして、それに嫌われることを『邪神獣の浮島』に嫌われる……って表現をした可能性もある
だけどこいつは「知能」を否定しなかった。どっちの可能性が大きいかっていうとそういうことだろう
おっと、思索は後にしようか
こっちが退屈させても悪いしね
さっきまで休んでたぶん、働いてもらおうか
いくよ、「おたから」!
『水槍の秘宝』でアクアスライム「おたから」を水の槍に変形させ、グレース・オマリーと打ち合おう
くっくっ、水の刃か、洒落たものを持ってるじゃないか!
剣と槍のリーチの差なんて逆説連鎖戦には意味がない……そもそも、僕の武器がそうであるようにあっちも伸縮できそうだしね
さらに【ダメージアップ】を重ねることで一撃の威力を強化。撃ちあって拮抗しても撃ち負けないようにしよう。
水の槍で切り払い、隙を作ることができれば刺突でグレース・オマリーを貫くよ
リゲル・アンティキティラ
お話は終わったかな、ご令嬢?怖い上司の話するときって、本人いなくてもビビるよね…なぁんてね。
さて、雑談を挟んでもいられない。時間切れだ
鯨龍たるは我と識れ クラゲは海中のほうがよく似合う 呑み込んでやろうとも
使える残留効果はすべてこの体に
さっき捨て身は得意だって言っただろ
ついでに突撃もそこそこ得意!がっつり距離を詰めて、懐に潜り込んでやろうか!
ほら、「先に狙うべきはどちらからか」――分かるだろ?
その魂、俺様に寄越せ。お前の『デッドエンド』がここにある
だが奪うだけではお前達と一緒だね?
だからこそコイツをくれてやる
【ダメージアップ】を乗せた弾丸だ、有り難く受け取ってくれたまえ!
それひとつすら、俺様のお宝だ――ついでにその瘴気もね!
お前達が奪ってきたもの。形に残らぬものも背負ってるだろ?
この手に、握らせろ
反撃?おいでおいで、構わない。さっきも見たさ!
痛いねそれ。気に入った!二段構え、最高に俺好み!
ま、対応は同じく消波と鯨骨の受け流しになってしまうのが申し訳ないが――
今後の参考にさせてもらおう!
(「明言をされたわけじゃない」)
アヴァタール級アビスローバー『海賊女王グレース・オマリー』との問答を終え、ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)は考える。
(「例えば『邪神島の浮島』に船長や支配する議会なんかがいたとして、それに嫌われることを『邪神獣の浮島』に嫌われる……って表現をした可能性もある」)
けれど、とジェーンは考える。
(「だけどこいつは『知能』を否定しなかった。どっちの可能性が大きいかっていうとそういうことだろう」)
「お話は終わったかな、ご令嬢? 怖い上司の話するときって、本人いなくてもビビるよね…なぁんてね」
ジェーンがそう言って思案する間にそう言って笑うのはリゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)だ。
ネメシス化により、その体表の一部は鱗に覆われ、尾骶骨の先から海棲哺乳類の尻尾らしきものが飛び出ている。
「さて、雑談を挟んでもいられない。時間切れだ。鯨龍たるは我と識れ クラゲは海中のほうがよく似合う 呑み込んでやろうとも」
「おっと、思索は後にしようか。こっちが退屈させても悪いしね」
そのやりとりに、ジェーンが状況を思い出し、そんな言葉を発する。
同時に2人のディアボロスが駆け出す。
対する『グレース・オマリー』もパラドクスを発動、周囲に水の弾丸を降り注がせ、カトラスに水の刃を纏わせる。
「くっくっ、水の刃か、洒落たものを持ってるじゃないか!」
その様子にジェーンが笑う。
「さっきまで休んでたぶん、働いてもらおうか。いくよ、『おたから』! 君の真の力、見せてやりなよ」
その言葉に合わせて、ジェーンのアクアスライム『おたから』がぷるぷると震え、新宿自在の液状の槍へと変形する。
ジェーンのパラドクス『水槍の秘宝』だ。
伸縮する二つの水のカトラスと水の槍とが、拮抗し、時空が軋みを上げる。
「さっき捨て身は得意だって言っただろ」
その隙に、飛び交う水の弾丸を『消波』で防ぎつつ、リゲルが一気に懐へと突撃する。
「ほら、『先に狙うべきはどちらからか』――分かるだろ?」
懐に飛び込んできたリゲルに『グレース・オマリー』の注意が分散する。
「その魂、俺様に寄越せ。お前の『デッドエンド』がここにある」
その言葉の通り、海賊ピストル『デッドエンド』が『グレース・オマリー』に向けられる。
「だが奪うだけではお前達と一緒だね? だからこそコイツをくれてやる」
その言葉から一瞬の隙もない早撃ちが飛ぶ。
「それひとつすら、俺様のお宝だ――ついでにその瘴気もね! お前達が奪ってきたもの。形に残らぬものも背負ってるだろ? この手に、握らせろ」
「ちっ!」
『グレース・オマリー』はその早撃ちを回避出来ず被弾、その上。
「もらった」
その隙を逃さず、ジェーンが水の槍でカトラスを切り払い、一気に『グレース・オマリー』を貫通した。
「くっ……こんな……ところで……」
それがトドメとなり、「おたから」が水の槍から元の姿に戻るのと同時、『グレース・オマリー』はそのまま海中へと没していった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!