リプレイ
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します!
流石第2の大洋、広いわね!
でも、カリブ海までもう少しって感じじゃないかしら!
アビスローバーの支配地域とはいえ、ちょっと楽しみ!
そのためには、今回の襲撃もしっかり撃退しなくちゃ行けないわね!
アドバンテージ取るのは大事よね!
単に双眼鏡とかじゃ敵と同じだろうし、此処は動き回って調べなきゃ!
目立ちにくい暗色の服に着替えて、海に飛び込むわね!
【水中適応】で海面下から敵の船を探していくわ!
隠密っていうのは趣味じゃないのよねー……。職業が職業だし(いつもはアイドルをやっています)
ま、でも現代のアイドルならマルチに活躍できなくちゃね!
追ってきてるんだから進んできた方向からやって来るのかしら?
とりあえずそう目星を付けて探索するわね!
見つからなかったら一旦海面に顔を出して、小型の双眼鏡で探すことにしようかしら!
「流石第2の大洋、広いわね」
パラドクストレインからディアボロスの海賊船に乗り移り、ずっと広がる大海原を見て、そう呟くのは銀色の髪をポニーテールにまとめた自信と元気に溢れた表情が魅力的なデーモンのディアボロス、ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)だ。
「でも、カリブ海までもう少しって感じじゃないかしら! アビスローバーの支配地域とはいえ、ちょっと楽しみ!」
もう航行を行う業務はかなりの数行われており、アビスローバーの撃退も順調、進捗もかなりのもののはずだ。カリブ海まではあと少し、とおそらく殆どのディアボロスが目算していることだろう。
「そのためには、今回の襲撃もしっかり撃退しなくちゃ行けないわね!」
そう言ってソラはやる気を示す。
「アドバンテージ取るのは大事よね!」
そのために双眼鏡も持ち込んだソラ。けれど、とソラは思う。
「単に双眼鏡とかじゃ敵と同じだろうし、此処は動き回って調べなきゃ!」
そう、双眼鏡での観測はおそらく敵も行っている。
お互いがお互いの海賊船からお互いの海賊船を捕捉するのでは、あまり先手を取れる意味がない。
そこで、ソラは目立ちにくい暗い色の服へと着替え、海へと飛び込むこととした。
パラドクス効果【水中適応】を有効にし、海面下へと潜っていく。
「隠密っていうのは趣味じゃないのよねー……。職業が職業だし」
普段はアイドルをしているソラ。アイドルと一口に言っても、群雄割拠のアイドル戦国時代、極めて多種多様だが、概ね、殆どの場合、アイドルといえば目立ってナンボの職業である。
「ま、でも現代のアイドルならマルチに活躍できなくちゃね!」
だが、ソラはすぐに意識を切り替え、隠密でさえもアイドルが出来るべきこと、と思い直す。
まぁ、考えようによってはオフの日にこっそり行動できる技術なども、アイドルに求められる技能ではあるかもしれない。人によるだろうが、いつでもファンサファンサでは大変だろう。
「追ってきてるんだから進んできた方向からやって来るのかしら?」
とりあえずそう目星を付けて、ソラはディアボロスの中型海賊船、その後方へと進路を取る。
海中と海面の間は波によって光が反射し、見通しが悪いが、海中から海中を見る分には問題ない。
敵の海賊船は喫水線下は海中にあるはずで、それを探すことは不可能ではないはずだ。
そう考えてソラは探索を続ける。
携行用の小型双眼鏡も持っているので、時折海面に顔を出して探すのも良い探索手段になるはずだ。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
井上・静音
敵は海賊船を破壊しようとしない、ということは海賊船は無敵のデコイにもなりうる訳ね!
と、いうことで、海賊船本体を囮に私はその脇に脱出用の小船(あるかな?無ければ、木の板でもなんでも、水上にキープできるものがあればいいかな!)
で隠れながら待機します。
相手からすればターゲットは当然船に居るものと思うはず、無人の船に向かっているところを後ろからズドンよ!
「ふふふ、みーつけたっ! 船じゃないところに敵が潜んでいるとも知らずに無防備に向かってるねー。」
相手が油断している後ろから一気に畳み掛けるわ。 後方不注意ってね!
「ふふふーっ!海賊の皆さんこんにちは! まさか船を囮にするなんて、船が大切な皆さんには思いつきもしなかったんじゃないかなー? 」
足場が悪いこともあるので、可能であれば(全然気づかれていないのであれば)相手の船に乗り込んで船上の戦いに持ち込みたいかな?
水面走行のスキルも上手く使って、予想外のところから攻撃出来れば、なお効果的じゃない!?
「見つけました、海賊船です」
トループス級アビスローバー『海の乙女・オーケアニデス』がアビスローバーの海賊船の船上で叫ぶ。
運悪く、索敵していたディアボロスが警戒していたのとは違う方向から接近してきたようだった。
索敵していたディアボロスもほぼ同じタイミングでアビスローバーの海賊船を発見したが、アビスローバーの海賊船がディアボロスの海賊船に接近する方が早い。
『オーケアニデス』がアビスローバーの海賊船から降下を始め、水上を歩いてディアボロスの海賊船に迫る。
「ふふふ、みーつけたっ! 船じゃないところに敵が潜んでいるとも知らずに無防備に向かってるねー」
と、その時、『オーケアニデス』がスルーした流木の下でほくそ笑むディアボロスが1人。
彼女の名は、井上・静音(自由奔放眼鏡系ギャル・g11170)。脚が綺麗な天真爛漫ギャルのディアボロスである。
(「敵は海賊船を破壊しようとしない、ということは海賊船は無敵のデコイにもなりうる訳ね!」)
という考えから、流木を用意して【水中適応】で海中に潜んでいたのだ。
「ふふふーっ! 海賊の皆さんこんにちは! まさか船を囮にするなんて、船が大切な皆さんには思いつきもしなかったんじゃないかなー? 」
『オーケアニデス』がグランプリングフックを取り出し、ディアボロスの海賊船に乗り移ろうとしたその時、そんな言葉をかけながら、水中から静音が飛び出す。
ちなみに、静音は敵の船に乗り込むことも検討したが、それではディアボロスの海賊船を守れないことと、海賊船にはまだ敵が残っていることから、その検討を却下している。
「月華……穿つッ!」
【水面走行】で海面を駆けながら、同時に発動するパラドクスは『月華』。
破壊力より速度を重視した名桐流蹴術の基礎となるその技が、静音に背中を向けて隙だらけの『オーケアニデス』に向けて炸裂する。
「なっ、背後ですか!?」
「いつの間に後ろに!?」
驚愕する『オーケアニデス』に容赦ない蹴りが炸裂する。
慌てて『オーケアニデス』は水でできた触手を召喚して静音に向けて伸ばすが、完全な奇襲に浮き足だった『オーケアニデス』のその反撃では静音にダメージを与えるには至らない。
かくして、静音の先制攻撃は完全な成功に終わったのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します!
あら、アタシが見つける前に見つかっちゃったのかしら!
でも他の人がうまく対応してくれたらしいわね!
それなら、その敵に向かって追撃よ!
アイドルは時代の波に乗ることが大事!勿論、この攻勢の波にもね!
それじゃ、すぐに海賊船の方に戻ってトループスの相手をしようかしら!
こちらの海賊船の甲板に立って、杖兼マイクの『レゾネイト』で相手に向かって挑発してやるわ!
あら、不用意に近づいてきたわね!
大切な海賊船、みすみす手放すわけ無いじゃない!
略奪を行うなら、もう少し知力を磨いてきたほうが良いんじゃないかしら!
挑発で注意がこちらに向いたところに、【心動と先見の低音圧撃!】を食らわせてやるわ!
ふふん、だから言ったじゃない!知力を磨いてきなさいって!
敵の人形の攻撃はアイスシールドの『ソット・ヴォーチェ』で防ぎつつ、【低音圧撃!】で振動させれば、水だし飛び散っちゃうんじゃないかしら!
適宜無力化しつつ、本体にも攻撃を与えていくわよ!
「あら、アタシが見つける前に見つかっちゃったのかしら! でも他の人がうまく対応してくれたらしいわね!」
アビスローバーの海賊船を索敵していたソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)が、交戦が始まっている状況を確認し、そう呟く。
「それなら、その敵に向かって追撃よ! アイドルは時代の波に乗ることが大事! 勿論、この攻勢の波にもね!」
自身の索敵がフイになったとも言える事態を前にしても明るく前向きなソラは、素早くディアボロスの海賊船に戻り、トループス級アビスローバー『海の乙女・オーケアニデス』と相手をするために、甲板に立つ。
構えるは青いリボンの可愛い拡声杖『レゾネイト』。杖でもありマイクでもあるそれを構えるソラはさすがアイドル、しっかりと様になっている。
「あら、不用意に近づいてきたわね!」
そうして、ソラは『レゾネイト』のマイクに向けて声を発し、『レゾネイト』の効果で拡声された声があたりに響く。
「大切な海賊船、みすみす手放すわけ無いじゃない! 略奪を行うなら、もう少し知力を磨いてきたほうが良いんじゃないかしら!」
「っ、上にも、ディアボロスですか」
よく響くそんな声に、『オーケアニデス』も注意を惹かれる。
「アタシを見たわね! なら、アタシの魅力に動けなくなること請け合いよ!」
そして、パラドクスが放たれる。
ソラの左右に大型のスピーカーが召喚され、まるで光景はソラのライブが始まるかのよう。
ただし、大型のスピーカーから響き渡るのは、大音量の重低音だ。
パラドクス『心動と先見の低音圧撃!』だ。
『オーケアニデス』はその重低音がもたらす押し潰されるような重圧を受けるが、それに負けじと水で出来た小柄な人形を複数体召喚し、ソラに向けてけしかける。
水で出来た小柄な人形はその腕を水の刃へと変えて、ソラへと襲いかかる。
だが、ソラの重低音ライブは続いており、重低音と水の人形、二つのパラドクスがぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
結果は攻撃側優勢、だが、僅かに攻撃を切り抜けた水の人形もソラへと迫る。
ソラは髪飾り『魔宝装『ソット・ヴォーチェ』』が展開するアイスシールドでその攻撃を軽減し、次なる攻撃に備える。
「ふふん、だから言ったじゃない! 知力を磨いてきなさいって!」
結局、甲板上から放たれるソラの重低音ライブの前に、『オーケアニデス』は確実にその数を減らされ、2人のディアボロスの各々の攻撃の前に、殲滅されたのであった。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
「なんだい、攻撃を任せた『オーケアニデス』はもう殲滅されちまったのかい、あんたら、やるねぇ」
アビスローバーの海賊船から飛び降り、海面に着地してそう呟くのはアヴァタール級アビスローバー『海賊女王グラニュウェール』だ。
「いやいや、まさか海賊船を囮に使って攻撃してくるとは思わなかったし、その上で海賊船から攻撃してくるとも思わなかった。あんたらの奇策は見事さ。あたしも見習わないといけないね」
そう『グラニュウェール』はディアボロスを褒め称える。
「けど、奇策は一度きりだから奇策さ。あたしには通じない。この海賊女王の前に、その海賊船、奪い返させてもらおうか!」
『グラニュウェール』の下半身を構成する無数の触手が二振りのカトラスを構える。
敵海賊船を追い返すため、『グラニュウェール』を倒さなければ。
アンゼリカ・レンブラント
さぁ大西洋横断作戦ももう少しで完了だよね
最後の詰め、ぬかりなく終わらせる
覚悟してよね、海賊女王!
【水面走行】で水面を駆けつつパラドクスの砲撃を撃ち込むっ!
共に戦う仲間がいればタイミングを合わせ攻撃だ
反撃もしっかり盾で、障壁で凌いで
ダッシュを駆使し左右に相手の意識を揺さぶりつつ攻撃を続けるね
命中アップの恩恵を受けて確実に当てるよ
相手が召喚する城塞と弓兵には惑わされず、
確実に海賊女王のみを狙うね
相手からの攻撃はしっかり受けつつ、
絶えず動いて狙いを定めさせないよ
足腰には自信あるからね、捕まるもんかっ
時に水中適応も駆使し海中に隠れたり、翻弄する
そして射撃だってこちらは負けないよーっ!
こちらからの反撃も確実に入れていくんだ
奇策は一度きりだって?なら確実に積み上げて勝利を掴むだけさ
こちらはどんどん強くなっていくんだから
倒すまで止まらない、手に入れた海賊船は死守するんだから
敵の消耗が分かれば
呼吸を整えパワーを溜めて
さぁいくぞ気合全開ッ!《終光収束砲》の一撃を叩き込むっ
私のありったけ、受けてみろぉーっ!
シル・ウィンディア
確かに奇策は1度だよね。でも、不意打ちにはもってこいだから。
さ、それじゃ今度は真正面から行きましょうか?
…ふふ、全力で行かせてもらうからねっ!!
水面走行で海上を走っていくよ。
走りつつ、世界樹の翼type.Aを構えて、高速詠唱を開始。
敵を中心に円を描くように動いて…。
横につけたら十芒星精霊収束砲を撃つよっ!
それじゃ、わたしの全力をプレゼント。
遠慮せずにもってけーーっ!!
敵パラドクスは気合で何とかするしかないよね。
ダメージは負ったとしても…。
気力で負けるつもりはないっ!
そんな目で見てもくじけることはないから諦めてっ!!
攻撃後は、ダッシュで敵の周りを走り回りながら撹乱行動を行うよ。
動きまわりつつ、パラドクス砲撃を繰り替えしてダメージの蓄積を高めていくよ。
一撃の重さには自信があるから!まだまだもってけっ!
これだけじゃ沈まないよね。
でも、わたし達だけで攻めているわけじゃないから。
どれだけ強くても、いつかは倒せること。
それを知っているからね。
だから、今できることを全力で…。
押し通させてもらうよっ!
井上・静音
【連携アドリブ歓迎致します】
ふふ、そうだねー
私もそういうのはあんまり柄じゃないからさ!
ここからは正真正銘のぶつかり合いよ!
邪魔なのは召喚される弓兵達よね。
あまりちょっかい出されたら、興が冷めちゃうじゃない。
と、いうことで
ここは《ミラージュスラスト》の出番かしら。
私たちには幸い未来予知の残留効果が着いている
一刻一瞬でも敵の動きがわかるなら、予めそこに残像を置いておくくらい御茶の子さいさいね!
残像で弓兵の注意を引き、一気に詰めることにするね。
「私が望むのは貴方との一騎打ち!
さぁ、正々堂々楽しみましょう!」
と、口上を上げるけれど、それは名桐静音なら…
私は井上静音。
何としても勝たなきゃいけないの
発言は囮よ、奇襲は1度と高を括ってるところ悪いけど、それこそが隙よ。
正面に生み出した《ミラージュスラスト》の幻影を囮に、意識の外から一撃をねじ込むわ。
見るからに柔らかそうな身体をしてるし、あまり直接的な打撃では効果が薄そうね。
ここはなるべく振動を意識して、中身を震わすように…!
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します!
出てきたわね、女王サマ!
ふふん、サプライズは最初の一度だからこそ!良く分かってるわよ!
だから奇策ばかりで挑もうとは思ってないわ!
大体、真正面からのぶつかり合いが弱いってわけでもないしね!
(四肢が赤く染まるネメシス形態に変化!)
それじゃ、アタシもシルやアンゼリカと同じく【水面走行】で敵の周りを回って、「撹乱」と行こうかしら!
トループス級のときと同じく、レゾネイトで「挑発」もして相手の注意を散漫にさせてやるわ!
ほらほら、アタシ一人捕まえられないのかしら!
その脚は飾り? たこ焼きにでもしたほうが良さそうね!
敵のパラドクスは根性で耐えきってやるわ!
たかだかタコさんなんかに、アタシは負けないわ!
アタシのアイドルとしての矜持、そして「情熱」は、こんなモノじゃ折れないんだから!
そしたら今度はアタシの番!
「高速詠唱」で隙を無くして、【飛入と渦動の五元光芒!】を「全力魔法」で叩き込むわ!
ふふん、分かったかしら!
奇策が強いものは正攻法でも強いのよ!
「けど、奇策は一度きりだから奇策さ。あたしには通じない。この海賊女王の前に、その海賊船、奪い返させてもらおうか!」
そう言ってディアボロスに啖呵を切るアヴァタール級アビスローバー『海賊女王グラニュウェール』。
「出てきたわね、女王サマ! ふふん、サプライズは最初の一度だからこそ!良く分かってるわよ!」
対して、返事を返すのはソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)だ。
「だから奇策ばかりで挑もうとは思ってないわ! 大体、真正面からのぶつかり合いが弱いってわけでもないしね!」
そう言ったソラの見た目は、四肢と青く美しかったデーモンの翼が赤く染まっている。ネメシス形態だ。
「ふふ、そうだねー」
ソラの言葉に笑うのは井上・静音(自由奔放眼鏡系ギャル・g11170)。
「私もそういうのはあんまり柄じゃないからさ! ここからは正真正銘のぶつかり合いよ!」
そう言ってファイティングポーズを取る。
「それじゃ今度は真正面から行きましょうか? ……ふふ、全力で行かせてもらうからねっ!!」
その様子に、同じく頷くのは、セミロングの青い髪に大きな青色の瞳が目を惹く人間のディアボロス、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)だ。
「さぁ大西洋横断作戦ももう少しで完了だよね。最後の詰め、ぬかりなく終わらせる。覚悟してよね、海賊女王!」
金の髪をポニーテールにまとめた美形な人間のディアボロス、アンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)がそう叫ぶのと同時、戦闘が始まる。
まず動き出すのは静音。パラドクス『ミラージュスラスト』を発動し、残像を放ちながら、『グラニュウェール』に接近する。
「私が望むのは貴方との一騎打ち! さぁ、正々堂々楽しみましょう!」
「はっ、仲間を3人連れておきながら何が一騎打ちだい。大方、そう言いいながら後ろの3人の誰かが本命なんだろう?」
奇策が何度も通じると思わないことだ、と『グラニュウェール』は接近する静音より、周囲の3人を警戒する。
そんな警戒を受けている3人はというと、一斉にバラバラに移動を始め、『グラニュウェール』を回り込もうとしている。
アンゼリカは中央、シルは右、ソラは左、2人はそれぞれ円を描くように回り込んでいる。
「ほらほら、アタシ一人捕まえられないのかしら! その脚は飾り? たこ焼きにでもしたほうが良さそうね!」
そんな3人のうち1人、ソラがトループス級アビスローバー『海の乙女・オーケアニデス』を相手した時のように、青いリボンの可愛い拡声杖『レゾネイト』を用いて、挑発する。
「安っぽい挑発だ。その挑発の隙に残りの2人が攻撃してこようって腹かい?」
そうはさせない、と『グラニュウェール』がパラドクスを発動。威風堂々たる佇まいと眼光により、ディアボロスを畏怖させる。
「たかだかタコさんなんかに、アタシは負けないわ! アタシのアイドルとしての矜持、そして「情熱」は、こんなモノじゃ折れないんだから!」
「気力で負けるつもりはないっ! そんな目で見てもくじけることはないから諦めてっ!!」
ソラもシルも、そのような攻撃に怯むばかりではない。
「世界を司る六界の精霊達よ、宇宙に集いし天体の守護者達よ、過去と未来を繋ぐ時よ、集いて力となり全てを撃ち抜きし虹光となれっ!」
風翼の装飾と杖頭に藍鉱石の蕾を鏤めた白銀の長杖『世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』type.A』を構えた、シルの周囲に6属性のエネルギーが出現する。
それらがぶつかり合わせることで、生じる消滅エネルギーを今度は純魔力エネルギーとして形成。
星々の魔法陣で魔力を報復させ、時間の魔法陣でエネルギーを収束させ、それは放たれる。
「それじゃ、わたしの全力をプレゼント。遠慮せずにもってけーーっ!!」
超出力のエネルギー砲撃魔法が放たれる。その名も『十芒星精霊収束砲』。
同時、ソラも『レゾネイト』を空高く掲げ、空に魔法陣を出現させる。その中心にはソラに宿った黒い悪魔の力。
本来の魔法陣が持つ「火・水・風・地」の四大元素のエネルギーに加え、悪魔の力を宿したそれは、赤雷を纏う4大属性のエネルギー砲撃となって、『グラニュウェール』に放たれる。名を『飛入と渦動の五元光芒!』と言う。
そしてその2人の反撃とタイミングを合わせ、こちらは能動的に攻撃するのはアンゼリカ。
「裁きの光と共に輝け、六芒星に集いた精霊よ!邪悪なる者全てを……撃ち抜けぇーっ!」
シルから教わった増幅魔法「六芒星増幅術」を駆使し、収束させた光の砲撃を放つ。
『終光収束砲』。それは邪悪なる者全てを吹き飛ばす、終の光の如く。
こうして、都合三種類の魔力砲撃が『グラニュウェール』に迫る。
「連携攻撃か。確かに厄介そうだが……」
『グラニュウェール』は塔型の小型城塞と弓兵を召喚し、砲撃を防ごうとする。
だが、アンゼリカにだけ見える光が攻撃を導き、その小型城塞は上に載っている弓兵ごと魔力砲撃により破壊され、砕け落ちる。
「なに!?」
驚愕する『グラニュウェール』を魔力砲撃が飲み込む。
「一撃の重さには自信があるから!まだまだもってけっ!」
「そしたら今度はアタシの番ね!」
そして、2人の能動的な魔力砲撃が『グラニュウェール』にさらに襲いかかる。
激しい砲撃と眼光、そして弓兵の応酬。
それは数回続いた。
「やるじゃないか、ディアボロス。だが、あたしはまだ立っているぞ」
『グラニュウェール』が笑う。が、ふと、笑みが消える。
(「最初のやつは、どこへ行った?」)
静音がいなくなっていることに、今更気付いたのだ。
「奇襲は1度と高を括ってるところ悪いけど、それこそが隙よ」
気がつけば、『グラニュウェール』の後方に、静音の姿。
(「見るからに柔らかそうな身体をしてるし、あまり直接的な打撃では効果が薄そうね。ここはなるべく振動を意識して、中身を震わすように……!」)
その蹴術が、『グラニュウェール』の急所へ確実に下される。
慌てて、『グラニュウェール』はカトラスでその蹴りを受け止め、時空が軋みを上げるが、咄嗟の防御では、静音による奇襲の有利は消えない。
「今だよ! 私達のありったけ、受けてみろぉーっ!」
アンゼリカがその隙を逃さず再度の砲撃を開始すると同時、他2人も魔力砲撃を敢行する。
4人のパラドクスが一斉に命中した『グラニュウェール』はこれを回避する術を持たず、そのまま、海中へと沈んでいくのだった。
船長を失ったアビスローバーの海賊船は慌てたように転身を始める。
ただで帰らせてはならない。今こそ海賊船を攻撃する時だ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
アンゼリカ・レンブラント
さぁ今こそ海賊船を攻撃するときだね!
沈没させる勢いで叩き込むから覚悟しろぉ!
【水面走行】を生かしての猛烈ダッシュで迫り、
(私、ダッシュするのは自信あるよ!)
叩き込むパラドクスは私の最強技《神焔収束斬》!
反撃があるから不用意にはいけないって?
そうだね
だったら一番強い攻撃を悔いなく全開で叩き込むのみだー!
一緒に攻撃する仲間とは攻撃タイミングを合わせるよ
叩き込んだら相手からの反撃を盾と障壁で凌ぎ
一撃離脱して向こうからの攻撃での消耗を最小限に
そしてまだまだ!
再びの神焔剣を振るい海賊船を破壊するよ
目的はあくまで船体の破壊、
乗っているクロノヴェーダには構わずに致命的に損傷させたら、
仲間と示し合わせ自分たちの船へ撤収するよ
帰り際に重傷を負わないよう、最後まで油断しないよ
私の光よ、最大まで輝けぇーっ!
無事に帰ったら、まずは勝利の喜びを分かち合ってかな
えへへ、こういう時はやっぱり乾杯だよね!
私は強炭酸のサイダー!他の仲間は何がいいかな?
勝利にかんぱーい、だねっ
大西洋横断もあともうすぐ、必ずやりとげようね!
シル・ウィンディア
ふふふ、覚悟無くてここまで追いかけてきたんじゃないよね?
追いかけるってことは、反撃とか迎撃とかされることを覚悟しているんだよね?
それじゃ、その覚悟見せてもらいましょうかっ!
水面走行で水面を走りつつ…。
世界樹の翼type.Aを両手で握って、高速詠唱を開始。
やるからには完膚なきまでに、だね。
…。
どこ狙おうかな?
やっぱり…。
狙うなら、敵船の側面へっ!
放つは、全力魔法の六芒星精霊収束砲。
しっかり狙って…。
わたしの全力全開、遠慮せずにもってけーーーっ!!
船の側面に大穴を開ける気持ちで撃ちこんでみるよ。
まだしぶとく残るようなら…。
ふふふ、連打しないなんて誰が言ったのかな(にっこり)
ということで、沈むまで撃っちゃる。
敵船から攻撃が飛んできた場合は
ガードアップを信じてマントで防御を行うよ。
敵が後退し始めたら、わたしも船にもどろっと。
ふぅ、つかれたねー。
あとは、新宿島に帰っておいしいものをたくさん食べたいっ♪
甘いものもいいよねー♪
そう思って、帰りのトレインを待っているよ。
井上・静音
頭を落とせば、散る蜘蛛のように。
まさに一目散といった感じだね~
でも、ここで逃げきれたら、また仲間を連れて戻ってくる気でしょう?
ちゃんと最後までケリをつけないとね。
追撃戦で殲滅戦
引きに回った逃げ腰の攻撃だからって油断はしないよ。
こういう時には《響》が最適解かな。
【水上歩行】で一気に詰め寄って、《響》で海水面を叩くわ。
狙いは敵の船。
敵は船を守ろうと攻撃をしてくることでしょうけれど《響》で揺らされた船の中で狙いは定まるかなー?
可能な限りはダメージを与えて、必要以上に追いかける必要はないかな
窮鼠猫を噛むなんて言葉があるけれど、追い詰められたら何をしてくるかわかったものじゃないわ。
今回の目的はあくまでも、あいつ等に手を出すべきじゃない。と教え込むことだよね。
「ばいばーい! これに懲りたらもう私たちにちょっかいを出すんじゃないよー!」
敵が引ききるのを見送れば、共に戦ってくれたみんなを労うよ
【アイテムポケット】から勝利の美酒!(未成年だからね、ブドウジュースだよ!) 良かったらみんなに配りたいな。
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します!
ふふん、逃げ帰ろうだなんてそうは行かないんだから!
やるからには徹底的に!
ライブでもビジネスでも大事なことよね!
(※ソラはアイドルであると同時に、芸能事務所(自旅団)の社長でもあります)
皆と同じく【水面走行】で敵の海賊船に接近して機を伺うわ!
側面にダメージを与えるのはシルがやってるし、アタシは上から攻撃しちゃおうかしら!
タイミングは、出来れば側面のダメージへの対処で乗組員のクロノヴェーダが船内に引っ込んだ時!
船上、つまり甲板にクロノヴェーダがいなければ、無用な反撃を食らう心配もないしね!
そこまでわからなきゃ、反撃覚悟で皆とタイミングを合わせるわ!
【燦然と凛冽の銀焔閃光!】で甲板に魔力弾をばら撒いて、指を鳴らして一斉に起爆!
マストの一本や二本でも折れれば良いんだけど!
反撃はアイスシールドで防いで、ダメージを入れたら無理せず撤退するわ!
撤退後は皆で乾杯!静音のぶどうジュース、頂こうかしら!
海賊島を見つけられるように、あと少し頑張りましょ!
「頭を落とせば、散る蜘蛛のように。まさに一目散といった感じだね~」
逃走を開始するアビスローバーの海賊船を見ながらそう呟くのは井上・静音(自由奔放眼鏡系ギャル・g11170)だ。
「ふふん、逃げ帰ろうだなんてそうは行かないんだから! やるからには徹底的に! ライブでもビジネスでも大事なことよね!」
と言うのはソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)。
「うん。ここで逃げきれたら、また仲間を連れて戻ってくる気でしょう? ちゃんと最後までケリをつけないとね」
ソラの言葉に静音が頷く。
「ふふふ、覚悟無くてここまで追いかけてきたんじゃないよね? 追いかけるってことは、反撃とか迎撃とかされることを覚悟しているんだよね? それじゃ、その覚悟見せてもらいましょうかっ!」
と笑うのはシル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)だ。
「さぁ今こそ海賊船を攻撃するときだね! 沈没させる勢いで叩き込むから覚悟しろぉ!」
最後に3人の言葉を受けて、アンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)がそう言うと、それを皮切りに、全員が一斉に駆け出す。
(「引きに回った逃げ腰の攻撃だからって油断はしないよ。こういう時には《響》が最適解かな」)
「震えあがりなさい」
まず攻撃するのは静音。
鋭く海水面を叩き、海中を揺らし、衝撃波を生み出し、アビスローバーの海賊船を攻撃し、船を揺らす。
「あら、船が揺れています。大変ですね」
アビスローバーの海賊船内部に残っていたトループス級アビスローバー『海の乙女・オーケアニデス』が反撃として水でできた触手を召喚して、静音の肉体を締め上げる。
その間に『世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』type.A』を両手で握って、詠唱をしているのはシル。
「やるからには完膚なきまでに、だね」
(「……。どこ狙おうかな?」)
詠唱しながら思案するシル。
(「やっぱり……。狙うなら、敵船の側面へっ!」)
結論はすぐに出た。『世界樹の翼type.A』をアビスローバーの海賊船の側面へと向ける。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ…。六芒星に集いて全てを撃ち抜きし力となれっ!」
『世界樹の翼type.A』を向けた先に、6属性の属性エネルギーが収束していく。
(「しっかり狙って……」)
「わたしの全力全開、遠慮せずにもってけーーーっ!!」
増幅魔法により増幅された砲撃魔法が炸裂する。
複合精霊魔法パラドクス『六芒星精霊収束砲』だ。
同時、アンゼリカも動いていた。
(「反撃があるから不用意にはいけないって? だったら一番強い攻撃を悔いなく全開で叩き込むのみだー!」)
思い出していたのは時先案内人から説明された概要。
そう、海賊船がクロノ・オブジェクトである以上、パラドクスで攻撃する必要があり、そして攻撃すれば船員からの反撃を受ける。
故に、一撃は一番有効なタイミングで行う必要がある。
だから、アンゼリカはシルとタイミングを合わせて攻撃することを選んだのだった。
「裁きの光と共に輝け、生命の焔よ! 絆を力とし、未来への道を拓けぇーっ!」
魔力とオーラ操作により構築された巨大な光の剣がアンゼリカの手元に出現する。
パラドクス『神焔収束斬』である。
魔力砲撃とタイミングを合わせ、同じ場所に向けてアンゼリカの巨大な光の剣による一撃がアビスローバーの海賊船へとヒットする。
見事、海賊船には穴が空き、浸水が始まる。
「大変です、浸水が始まりました」
『オーケアニデス』はいつものようなふわふわした口調で慌てながらも、2人のディアボロスに反撃を行う。
まずアンゼリカには冥府の水流が襲いかかる。
アンゼリカはこれを光の巨大剣で切り開き、それでもなお飛んでくる水流を中世の紋章っぽく恐竜が描かれているタワーシールド『竜紋のタワーシールド』と、肌に直接纏わせた薄いが頑丈な魔力の壁『クラッシュ障壁』で防御することで致命傷を避ける。
シルに対しては、周囲の海面から水で出来た人形が複数出現し、腕を刃と変えて襲いかかる。
【ガードアップ】で肉体を堅固にしつつ、『風妖精の外套』を翻してその刃を受け止める。
最後に動くのは機を伺っていたソラだ。
「アタシは上から攻撃しちゃおうかしら!」
(「タイミングは、出来れば側面のダメージへの対処で乗組員のクロノヴェーダが船内に引っ込んだ時!」)
側面にダメージが入って、『オーケアニデス』達がダメージコントロールのために船内に入っただろうタイミングを狙って、パラドクスを発動する。
「猛き炎、流れる水、混ざりて集え! アイドルからのプレゼントよ! ありがたく受け取りなさい!」
火と水の魔力を混ぜ合わせて圧縮したことで魔力弾となったものが空中に放たれる。
それはソラの指を鳴らす動作を合図に、空中で銀色の閃光と共に一斉に炸裂し、下方、即ち甲板やマストに向けて降り注いだ。
甲板に残っていた『オーケアニデス』が反撃として、水でできた触手を召喚してソラの体を締め上げようとするのを、『アイスシールド』で身を包むことで軽減する。
シルなどはさらなる追撃の構えをとっていたが、アビスローバーの海賊船は浸水しマストの折れた状態で、ボロボロになりながら転身しており、これ以上の追撃は無用と判断し、全員がディアボロスの海賊船に戻る。
「ふぅ、つかれたねー。あとは、新宿島に帰っておいしいものをたくさん食べたいっ♪ 甘いものもいいよねー♪」
とにこやかなシル。
「無事に帰ったら、まずは勝利の喜びを分かち合ってかな。えへへ、こういう時はやっぱり乾杯だよね!」
私は強炭酸のサイダー! と、サイダーを取り出しながらアンゼリカが言う。
「勝利の美酒!」
と静音がアイテムポケットから取り出すのはブドウジュースだ。
「静音のぶどうジュース、頂こうかしら!」
こうして4人が思い思いの飲み物を手に、乾杯したのだった。
「海賊島を見つけられるように、あと少し頑張りましょ!」
ソラがそう言い、みんなで頷く。
そこに、帰りのパラドクストレインがやってくるのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV2が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV2になった!
【反撃アップ】LV2が発生!