リプレイ
ハーリス・アルアビド
パラドクストレインを直接狙ってきましたか。移動中は奇襲の狙い目、これまで狙われなかったことは幸運だったのでしょう。
車内の方々に声をかけ、迎撃の手筈を整えます。各個撃破されぬよう、連携は必須。時間の猶予はありませんが、遠距離を得意とする方には狙撃や後方からの援護を、中近距離を得意とする方には共に外に出撃して頂けるようお願いします。
天空の神ホルスよ、お力添えを。共に戦う仲間と、我々を運んでくださるパラドクストレインに【幸運】を。
窓から最高速度の【飛翔】で飛び出し、不規則な軌道を描き【残像】と併せて被弾の確率を下げます。
無闇にパラドクストレインから遠ざけるのではなく、攻撃と【一撃離脱】を繰り返しながら気付かれぬよう仲間の攻撃や罠に誘導し、挟み撃ちにしましょう。

ニーニ・ニニ
奇襲作戦に向かうはずだったのに、ぼく達の方が奇襲を受けているですか?こちらの作戦が見破られていたのでしょうか……とにかく、今はパラドクストレインを守りましょう!
【飛翔】のおまじないをお借りして、トレインから飛び降りて。
使用パラドクスに氷雪使いや水使いの御業も乗せて、吹雪や水柱っぽいものを巻き起こし、見た目を派手にして敵の注意を引きつけますね。
パラドクストレインに危害を加えようとしている敵を優先して狙い、
可能であれば【泥濘の地】で動きを鈍らせて一気に叩きます!
他のディアボロスさん達と連携して戦える場合は、声を掛け合ったり、死角を補い合ったりして臨機応変に協力しますね。
万が一パラドクストレインが攻撃を受けそうになったら、トレインを『ディフェンス』しますね。
全力の結界術で敵の攻撃を少しでも弱められるように頑張りますが……厳しければ、身体を張ってでも守ります!
わくわくの冒険にも、楽しいお出掛けにも、これからもたくさんパラドクストレインにはお世話になるのですから。
絶対に、壊させないのです!
座席横の手すりをつかみ、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)は呻いた。
「パラドクストレインを直接狙ってきましたか」
「奇襲作戦に向かうはずだったのに、ぼく達の方が奇襲を受けているですか? こちらの作戦が見破られていたのでしょうか」
ニーニ・ニニ(雪陽の子猫・g08923)は、傾きが変わる床で手足を突っ張っている。
エネミーの紙資料はくしゃくしゃになった。長身のリターナーが手を伸ばし、小柄なウェアキャットのスノウメイジを、座席横まで引っ張り上げる。
「移動中は奇襲の狙い目、これまで狙われなかったことは幸運だったのでしょう」
「ありがとです、ハーリス。……とにかく、今はパラドクストレインを守りましょう!」
列車は、サンクトペテルブルク近郊の空を走っている。
地上では『エリート吸血騎馬兵』が追ってきていた。
このヴァンパイアノーブルたちは馬を操りながら上方を視認し、なおかつ正確な銃撃を行なえるのだ。
ディアボロス側も車内の仲間に声をかけ、迎撃の手筈を整える。各個撃破されぬよう、連携は必須。
「遠距離を得意とする方は狙撃や後方からの援護を、中近距離を得意とする方には共に外に出撃して頂けるようお願いします!」
時間の猶予がない中で、ハーリスは手短に分担の相談をし、開閉レバーを操作した。
「天空の神ホルスよ、お力添えを。共に戦う仲間と、我々を運んでくださるパラドクストレインに幸運を」
最高速度の『飛翔』で飛び出す。
「おまじないをお借りします!」
ニーニもドア枠を踏み越え、車外の空中へ。
騎馬兵の標的を自分たちにむけさせるべく、ニーニは氷柱のパラドクスに氷雪使いや水使いを混ぜ、見た目を派手にした。
ハーリスはそのうえで、不規則な軌道を描き、残像と併せて被弾の確率を下げる。敵の攻撃を空振りさせるのだ。銃弾を引き付けるところまでは上手くいった。無傷とはいかないが、なにもない場所での不利な状況にしては、悪くないだろう。
しかし、アヴァタール級の指揮を受けたのか、エリート騎馬兵は即座に陣形を変えた。
ディアボロスへの対処と、パラドクストレインの撃破とで、部隊を分けてくる。
「ぼく、『ディフェンス』しますね!」
ニーニの宣言を遮る暇はない。
列車に向けられた血染めの弾丸を、小さな身体が受け止める。全力の結界術で敵の攻撃を少しでも弱められるように頑張っているが、かなり厳しそうだ。
「ニーニさん!」
残像を撒きながら、ハーリスが寄り添った。
「ぼ……く……、いいこと考えた、です……」
子猫の毛並みはくしゃくしゃだったが、まだ戦える。そして、車内で相談していた、元々の依頼を思い出させた。
ハーリスは頷き、手負いの仲間から離れると、地上のトループス級へと急降下する。
「天空の神ホルスに奉る……!」
隼の幻影を伴う。
標的を大きくして騎馬部隊を誘導すると、広げた両手を振ってニーニへの合図とした。
「どこにも、行っちゃ、だめです
。……『『cry cat cage(ナキムシコネコノオリノナカ)』」
誘導された先の地面から氷の腕が湧いてくる。
さらに『泥濘の地』が出現し、吸血鬼の馬はそこに脚をとられた。何体かが転倒し、急制動で落馬する。
ヴァンパイアノーブルは飛行能力を持つ。ただし、このエネミーのパラドクスが、騎乗した時に最大の力を及ぼすことは、時先案内人から渡された資料で事前に判っていた。
残留効果ひとつで、完全な足止めはできないものの予想どおり、泥濘を警戒した敵は馬から降りて、飛行を使ってくる。
互いに空中での闘いに持ち込めたのだ。
反転したハーリスが、隼の幻影で敵を撃破する。
「わくわくの冒険にも、楽しいお出掛けにも、これからもたくさんパラドクストレインにはお世話になるのですから。絶対に、壊させないのです!」
ニーニは、ディフェンスも続けた。
パラドクストレインの運行に、いまのところ異常は見当たらない。さらにはヴァンパイアノーブルとは別に、近づいてくる集団。
救援機動力を使った、応援のディアボロスたちだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
百鬼・運命
【ヨアケ】で参加
立場は【2】後続のパラドクストレインで救援活動を
🔳心情
パラドクストレインを直接狙ってくるとはまた厄介な手段を取ってくるな
まだ確証はないという事だけど、やはりラスプーチンの計略だろうか?
なにはともあれパラドクストレインを破壊される訳にはいかないな
🔳行動
後続のパラドクストレインで救援活動に参加
敵に乗ってきたパラドクストレインが狙われない様に戦場からやや離れた所で下車
陸戦用装備の動力甲冑「ホワールパック」(https://tw7.t-walker.jp/gallery/?id=186832)のホバースラスターの雪中戦、ダッシュの技能も使いつつホバー走行で現場に急行しよう
巨体を生かしてタンクデサントみたいに、仲間を運搬するのもいいかもな
現場にたどり着いたらパラドクス『東南の風』を使用
両肩と背部のガトリング砲とミサイルを火矢のかわりにばらまいて敵を攻撃しつつ、【通信障害】で敵が外部へ連絡できない様に
また派手に動いて、注意を惹き、防衛していた【1】の味方の負担を減らしていこう
白水・蛍
アドリブその他諸々歓迎
【ヨアケ】
【2】
タグ外連携等々何でも可
助けに参りました。このまま共に攻めていきましょう!
相手に飛び込んでサーヴァントのフローライトと共にパラドクス使用。
相手の目を惹くパフォーマンスで相手の目をくぎ付けにしましょう。
そう、私達はアイドルですから。目を惹くのは当然なのです。……と言う演技で頑張りますわ。目を惹き、隙を作ればそこが味方の建て直しや攻撃の機会になるのですからね。
相手の反撃はダンスと斬撃で攻撃を反らしつつ致命傷の回避を試みます。
致命傷さえ喰らわなければこちらのパフォーマンスは止まりません。
周囲の環境……雪の煌めきすら利用して、貴方達はパフォーマンスから目を反らす事は出来ない……そう、見てしまえば最後!そういった演技と歌唱を心がけますわ。
フローライトももちろん一緒にダンスし、演奏し、歌唱しましょう。
二人でやる事でより相手の目を惹きつける事の出来るパフォーマンスが出来るのですから。
アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】から!
連携歓迎です
【2】の立場ですね
安全な位置からしか出現出来ないはずのパラドクストレインを狙うとは相手もかなりのやり手ですね
だからと言ってむざむざ成功させるわけにはいきません!
注意は蛍さんが引いてくれる
なら私は敵を蹂躙してみせましょう
上空での戦いなら使わない意味もないので【飛翔】しつつ側面側に移動します
そこからトレインに近い方から優先的に凍結させます!
寒い世界に慣れてるならこれくらい耐えられる?
そうはいきません、私の言霊は世界の理すら一時的にせよ塗り替えるんですから
凍らせた敵は大きめの氷塊にして敵の視界や攻撃の妨害に使います
蛍さんの回りの敵も纏めて凍らせちゃいましょう!
銃や剣を凍らせての攻撃妨害もやっちゃいましょう
どうしても妨害出来そうにないときは杖や氷の壁を作って少しでも威力を殺しますよ!
なかなかいい線行きましたが、それで落とせると思わないことです!
ズングリとした動力甲冑がひときわ目立つ。
ホバースラスターを吹かせて急行してくるのは、百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)の陸戦用装備、『ホワールパック』。
両腕に、仲間のディアボロスを抱え、あたかもタンクデサント(戦車跨乗)みたいな状態である。
敵のエリート兵が馬を失っているのと対照的だった。
白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)は、右手のマニュピレーターに腰かけ、さらにオラトリオを抱っこしている。左側では、水平に突きだされた前腕装甲に、アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)が跨っていた。
センサーバイザー越しに、中身の運命にむかって、アオイは怒鳴る。
「安全な位置からしか出現出来ないはずのパラドクストレインを狙うとは相手もかなりのやり手ですね!」
実際、後続の救援隊は、戦場からやや離れた所で下車している。
「ああ、厄介な手段を取ってきたな。まだ確証はないという事だけど、やはりラスプーチンの計略だろうか?」
運命の声がもれつつ、各部の武装が角度を変える音がした。
「なにはともあれトレインを破壊される訳にはいかないな。……戦闘域に突っ込む!」
ホワールパックは、両肩のガトリング砲と、背部のミサイルをバラまいた。さらに、『通信障害』も仕掛ける。外部に奇襲作戦を統轄する存在がいるはずだ。そことの連絡を断つ。
空中の吸血兵たちは、飛翔体に反応して回避するとともに、出所である動力甲冑のほうを振り返った。
「よし、掛かったみたいだから、派手に動いてもっと注意を引く」
防衛していた味方の負担を減らしたい。
自分たちが囮になれば、敵にできた隙で、防衛側に建て直しや反攻の機会を与えられるだろう。機体はダッシュしながら、大きく左右に振れる。
戦場に吹き荒れる『東南の風』のごとし。アオイは装甲にしがみつき、蛍は肩口へとよじ登った。
「パフォーマンスで相手の目をくぎ付けにしましょう」
撃ち尽くしたミサイルポッドのカバーが、上下に開いたままになっている。
蛍とオラトリオは、そこに足を乗せて立った。
「そう、私達はアイドルですから。目を惹くのは当然なのです」
不安定な場所で、ふたり一緒にダンス。
演奏と歌唱も響かせ、ホバー走行は吸血兵の眼下に入り込む。
アオイは空を指差した。あれほど揃っていた敵の陣形が崩れていく。もちろん、蛍とオラトリオの『エンジェリックパフォーマンス』は息ぴったりだ。
「注意は蛍さんたちが引いてくれる。なら私は敵を蹂躙してみせましょう」
上空での戦いなら使わない意味もない。アオイは『飛翔』を効かせ、甲冑の左腕から飛び立った。吸血兵たちの側面へと回り込む。
陣形乱れの原因には、『通信障害』もあったようだ。
空飛ぶ敵にアヴァタール級が混じっているはずだが、その指揮が届かないらしい。特に、攻撃目標の指示だ。パラドクストレインとそこに乗っていたディアボロス、あるいは増援のディアボロスと、どれを優先するべきかが判らない。
結果、いまいちばん目立っているアイドルパフォーマンスに集中することとなった。
さらに攻撃方法でもペナルティを負っている。
馬で敵に突っ込む『エリート蹂躙』が機能しない。馬もなければ、突撃されているのはヴァンパイアノーブルのほうである。
「致命傷さえ喰らわなければこちらのパフォーマンスは止まりません。……そう、見てしまえば最後!」
蛍たちは、ダンスしながら血の銃撃を反らしていた。
上昇するアオイは、防衛組と合流する。
混乱があるとはいえ、パラドクストレインを狙う吸血兵はまだ残っている。
「攻撃妨害もやっちゃいましょう」
『エフェクトボイス・サンライトスタッフ』をかざした。太陽の意匠が施され、マイクが仕込まれた杖だ。冷却・凍結の言霊を重ねる。
「冷凍氷、冷えろ氷れ凍てつけ凍えろ凍れ凍れ凍れ凍れ氷り付け!!」
吸血鬼の装備が、動作不良を起こす。
「寒い世界に慣れてるならこれくらい耐えられる? そうはいきません、私の言霊は世界の理すら一時的にせよ塗り替えるんですから」
やがて銃器、軍服ときて、兵士は大き目の氷塊へと変わる。
列車を狙う敵には、できた氷塊を落とし、あるいは氷の壁として防御に使った。落下して砕けた氷の上を、運命はスイスイと滑る。蛍は歌の締めくくりに、氷の結晶を振りまいてみせた。
「助けに参りました。このまま共に攻めていきましょう!」
無事に地上へと降りられた味方に、ミサイルポッドの上から励ましの言葉をかける。
「なかなかいい線行きましたが、それで落とせると思わないことです!」
アオイは、残っていた仲間とともに列車を守り切る。
ヴァンパイアノーブルは、最後の一体となった。アヴァタール級『ウラジミール・カッペリ』だ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
ニーニさんと駆けつけてくださった皆さんのおかげで損傷は軽微です。しかし、何故パラドクストレインを捉えられたのでしょうか。敵にも私達の行動を予測できる者がいるのか…一つ試してみましょう。
知恵の神にして魔術の神トトよ、お力添えを。私の言葉に力をお授け下さい。
祈りを捧げ【精神集中】を行い、【未来予測】の用意をした上で挑みます。
私も相応の戦場を経験してきましたが、このような襲撃を受けたのは初めてです。あなた方の様相を見るに、多種多様な情報を読み取り答えを導き出すような知恵もすべてを見渡す神のごとき目を持つとも思えません。最低でもラスプーチン程度の力がなければ不可能でしょう。
それとも遂にロマノフ王朝も我々と戦い続ける力を失い、他のディヴィジョンに助けを求めたのでしょうか?
情勢に疎い私ですらラスプーチンの名は聞き及んでいます。可能性としては高いでしょうが、確証が欲しいところです。
身構えるアオイのそばへ、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)が飛翔してきた。
「ありがとうございます。ニーニさんと駆けつけてくださった皆さんのおかげで損傷は軽微です。しかし、何故パラドクストレインを捉えられたのでしょうか。敵にも私達の行動を予測できる者がいるのか……」
「救援の案内をしてくれたファビエヌさんは、サンクトペテルブルクにラスプーチン配下が接触しているという情報もある、と話していました」
アヴァタール級を睨みながら、アオイは後続列車での情報を伝える。ハーリスは大きく頷いた。
「情勢に疎い私ですらラスプーチンの名は聞き及んでいます。可能性としては高いでしょうが、確証が欲しいところです。……一つ試してみましょう」
ディフェンスを使いつづけたニーニには下がってもらっている。
アオイにも、列車ごと様子をみてもらうよう頼んだ。
「知恵の神にして魔術の神トトよ、お力添えを。私の言葉に力をお授け下さい」
ハーリスは祈りを捧げ、精神集中する。
『ウラジミール・カッペリ』にむかって怒鳴った。
「私も相応の戦場を経験してきましたが、このような襲撃を受けたのは初めてです!」
「ふふ……そうだろう」
配下を失い、焦燥にかられているようだったヴァンパイアノーブルの指揮官は、構えていた銃を肩に担ぐと、目を細めた。なにか、喜ばせるような言葉が含まれていたらしい。
いくばくか、会話に応じる姿勢があった。ハーリスは続ける。
「あなた方の様相を見るに、多種多様な情報を読み取り答えを導き出すような知恵も、すべてを見渡す神のごとき目を持つとも思えません。最低でもラスプーチン程度の力がなければ不可能でしょう」
「うむ……」
唇を嚙み、また開いた。
「騎馬兵たちに泥濘を喰らわせたのはおまえだったか? その後の用兵を誤ったのは私だ。確かに、知恵も目ももっとらん。ははは」
自嘲気味に笑う。
共に、ニーニのエフェクトを思いだし。
「泥濘を……。いえ、作戦はディアボロス全員で行うものです。それともあなた方は、自分たちだけで戦う力を失っているとでも? ロマノフ王朝も遂に、他のディヴィジョンに助けを求めたのでしょうか?」
「断じてそのようなことはない!」
カッペリは声を荒げるが、ハーリスに対して、どこか敬意を払っているようでもある。
「私とて、ディアボロスの鉄道を襲う作戦を上官から受けただけで、疑わしく思っていた。だが、敵であるおまえの口から聞いて真実と悟った。おまえの推察は正しい。ラスプーチン様でなければ不可能。ラスプーチン様は生きておられる!」
背筋のピンとのびたヴァンパイアノーブルは、意気揚々と血の弾丸を手にする。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
白水・蛍
アドリブその他諸々歓迎
【ヨアケ】
【2】
タグ外連携等々何でも可
生きているからなんだというのですか。
自分の力で戦うのであって、上司がどうのと言うのはこの戦場には不要。
貴方と私の戦いにそういった無粋な事はいりませんわね。
では、お相手を……舞踏と言う名のダンスのお相手をしてくださいな。
近づきつつパラドクス発動。
――我が声に応えて降りよ。我はその御業を再現する者なり!
この身に英雄の力を宿して全力の一撃でその身を引き裂き、切り裂きましょう。
反撃はガードアップと能力値アップで耐えます。致命傷は防げるなら防ぎたいですけどもね。凍らせられる場所を足と心臓、頭等、致命傷にならない部分に固定出来るのであればしておきたいですわ。
それに……砕けるのであれば砕いてみなさい。この身を砕くにはその程度の寒さでは足りませんわ!と挑発。反撃に再度一撃を与えてその首いただきますわよ!
百鬼・運命
【ヨアケ】で参加
アドリブ絡み歓迎
🔳心情
ふむ。やはり黒幕はラスプーチンか
これは予想通りだが、ここからどう動いてくるかな?
まあ、なにはともあれ、まずはこいつらを撃破してパラドクストレインの安全を確保しなくてはな
🔳行動
トループス級を殲滅した勢いを借りてそのまま指揮官との戦闘に突入
味方の動きと連携しながら動力甲冑のホバー走行で敵を攪乱し、白水さんの接近を助けよう
攻撃では両肩のミサイルやガトリング砲の攻撃に混ぜこむ様に右手のマシンガンより【シルバーバレット】を発射
敵に痛撃を与えつつ、自身や味方に【寒冷適応】を付与する事で敵の寒さによる攻撃に対して耐性を与えてくが、過信は禁物
機動力を生かしてしっかりと敵の攻撃や反撃は回避し【アクティベイト】で行動不能になるのを防いでいこう
アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】から!
ラスプーチン、敵対した途端厄介な相手になりましたね
まぁやると言うなら倒すだけです
その前にあなたがここで落ちるんですがね!
やたら寒さ推しな敵ですね、鬱陶しいったらないです
その寒気、脆そうな武器、全て吹き飛ばしてあげます!
矢継ぎ早に射かけて、爆風で血の武器を弾き逸らし、体勢を崩して攻めやすくしますよ
タイミングが合えば頭を爆破して視界を塞いでやりましょう、そのまま死んでいってくださいな
ハーリス・アルアビド
ラスプーチン、恐るべき敵のようです。今回の襲撃もラスプーチンの計画であるならば、一体どのようにしてパラドクストレインの出現を知ったのか…。今後も警戒が必要ですね。
天空の神ホルスよ、お力添えを。自在に空を舞う力とと全てを見通す目をお授け下さい。
祈りを捧げ【精神集中】を行い、この戦への【幸運】を願いましょう。
【空中戦】の技能を駆使して【飛翔】し、その速度で襲い来る武器を躱しながらこちらに注意を引きつけます。【残像】により注意を別方向へ誘導し、残像に気付いて体勢を立て直す前に【ホルスへの嘆願】による【連射】で羽が放たれる前に制圧します。
装填されたのは、『ブラッディコールドアームズ』だ。
命中すれば、身も心も凍りつかせるという。
銃口を、眼前のハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)に向け、引き金に指をかけるウラジミール・カッペリ。
「挽回してみせます、ラスプーチン様!」
「天空の神ホルスよ、お力添えを。自在に空を舞う力と全てを見通す目をお授け下さい」
宙に浮いたふたりは、各々が信じるものへと、祈りを捧げた。
血染めの弾丸がハーリスの胸を貫いたが、それは幻となって消える。はずしてもカッペリは冷静だ。銃身をずらすと幻影を見極め、それを囮にして速度をあげる実体を照準にいれようとする。
ハーリスはこの時点で看破した。
「初弾ほどの、正確さはありません……!」
まさに、隼の眼と翼を借りたかのようだ。
銃弾をかいくぐって再接近すると、交錯時に爪型の武器で、相手の軍服を斜めに切り裂いた。
カッペリ自身の鮮血が吹きだす。
「ぐふッ……! おまえは、空中戦が得意であったか。馬を捨てさせ、敵のテリトリーに上げたのは、やはり私の不手際だったようだ。……む、おまえだけではない、か」
カッペリは照準サイトから顔をあげ、トレインの方向を見返した。
アオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)が加勢に戻ってくる。
「ラスプーチン、敵対した途端厄介な相手になりましたね。まぁ、やると言うなら倒すだけです。……その前にあなたがここで落ちるんですがね!」
「同じ手には乗らぬ。今度は私のテリトリーにご招待しよう」
コートの裾をはためかせ、ヴァンパイアノーブルは急に高度を下げた。
「ははは。落ちるのではない、降りるのだ」
大地に足をつけようとする様が、低い位置からでも見える。
動力甲冑『ホワールパック』内の百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)と、そのミサイルポッドの上に立つ、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)。
「ふむ。やはり黒幕はラスプーチンか。これは予想通りだが……」
「運命さん、私たちもご招待に預かりましょう」
トループス級を殲滅した勢いのままに、ホバー走行でアヴァタール級の着地地点へと急行する。パラドクストレインの危機は遠のいたが、敵奇襲部隊をすべて撃破するまでは、安全を確保したことにはならない。
蛍の足元で、新しいミサイルの装填音がした。
動力甲冑の右手が、マシンガンで援護射撃してくれるあいだに、蛍は足場にしていた肩口を蹴ってウラジミール・カッペリへと掴みかかる。
「ラスプーチンが、生きているからなんだというのですか。自分の力で戦うのであって、上司がどうのと言うのはこの戦場には不要。貴方と私の戦いにそういった無粋な事はいりませんわね!」
「さよう、ご婦人がたにも実力をお見せしたい」
お辞儀でもしそうな口調で、しかし銃口からの血のスジが止むことはない。
「では、お相手を……武闘と言う名のダンスのお相手をしてくださいな」
近距離で、蛍の体術が冴える。
アイドルとは打って変わり、なにかが憑いたかのようだ。
対決する者たちの周囲をまわり、運命はマシンガンからの『シルバーバレット』で援護を続ける。両肩のミサイルやガトリング砲の攻撃も混ぜこんだ。
ウラジミール・カッペリは、ロングコートで身を覆うような仕草をしたが、すぐに跳ねのけ、左手を掲げる。
「足元を狙う戦術は、私も好きでしてね。『グレートアイスマーチ』!」
テリトリーとはこのことだった。
掲げる手から冷気が吹き出し、あっという間に周囲は、極寒の凍土に変わる。
ホバースラスターで、わずかに浮いているはずの甲冑も、ガクンと速度が鈍った。
「『寒冷適応』付与! ……過信は禁物だが」
運命は、すぐさま対策をとった。蛍の様子をみると、彼女もガードや能力を高め、抗っている。
「致命傷は防げるなら防ぎたいですけどもね……」
せめて、凍る部位を偏らせるよう動く。いま、足を止めさせられては都合が悪い。もちろん、心臓や頭もだが。
「砕けるのであれば砕いてみなさい。この身を砕くにはその程度の寒さでは足りませんわ!」
挑発までしている。
「白水さん……。『アクティベイト』も使って、行動不能を防いでおこうか」
少しも引く気のない蛍にヒヤヒヤしながらも、運命は装甲の中でやれることをやった。敵を追って、上空からハーリスとアオイも高度を下げてくる。
「やたら寒さ推しな敵ですね、鬱陶しいったらないです」
アオイの言う通り、地面に降りきるのは避けた。
蛍はといえば、相手の首を狙って踏み込んでいる。
「――我が声に応えて降りよ。我はその御業を再現する者なり!」
その身に英雄の力を宿し、全力の一撃を加えた。
ハーリスがあたえた胸の傷に、さらに多くの血がかかる。ウラジミール・カッペリは掲げていた左手をおろして首元をおさえ、凍った大地をヨロヨロとあとずさる。
頭を切り落とすには至らなかったが、蛍の『喚降英雄再演(ヨビテオロスハエイユウノミワザ)』が、敵の優位を削いだのは確かだ。右手だけで操る『ブラッディコールドアームズ』も精緻さがない。
「チャンスです。もっと体勢を崩して攻めやすくしますよ!」
アオイは『SV:爆葬の一矢(シュートボイス・バクソウノイッシ)』を矢継ぎ早に射かけ、封じた言霊の爆風で、血の武器を弾き逸らす。
「爆破、爆裂、爆炎爆風爆砕爆散! その寒気、脆そうな武器、全て吹き飛ばしてあげます!」
言霊の技は宣言どおりに、凍土すら溶かしていく。
首に続き、頭の近くでおこった爆発で、両眼も負傷したようだ。
「そのまま死んでいってくださいな」
視界を塞がれた相手に、仲間たちがパラドクスを集中する。奇襲された側も、救援に来た側もだ。
冷気が去り、調子を取り戻したホバー機能で、運命は最高速に達した。
アヴァタール級ヴァンパイアノーブル、『ウラジミール・カッペリ』は、最期の瞬間まで戦っている。
「こうなると、地上での機動力を生かせるのは俺だからな」
邪なる者を払う、銀。
マシンガンの『シルバーバレット』が、奇襲部隊の指揮官にとどめを刺す。
血の飛沫を通り過ぎ、静止するとともに『ホワールパック』の前面装甲が位置をかえて、両足が地面についた。
マシンガンの銃身はすぐには冷めず、まだ煙がたちのぼっている。ハーリスは、その傍に着地し、運命と礼を交わし合う。
「ラスプーチン、恐るべき敵のようです。一体どのようにしてパラドクストレインの出現を知ったのか……」
簡潔に、アヴァタール級との会話内容を伝えた。
動力甲冑のバイザーが開き、運命が素顔を見せる。
「敵はここからどう動いてくるかな?」
「いまはわかりません。今後も警戒が必要ですね」
傷ついた列車が、ふたりの頭上で無事に時空転移していった。迎えのパラドクストレインもまもなく到着する。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!