【断頭革命グランダルメ奪還戦】わんわんもふもふ庭園宮殿(作者 志稲愛海
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#断頭革命グランダルメ  #【断頭革命グランダルメ奪還戦】ナポレオンの末弟  #断頭革命グランダルメ奪還戦  #⑬ジェローム・ボナパルト 

 大きな戦いが目前に迫る中、ナポレオンの末弟、ジェローム・ボナパルトは。
 ――わんわん、くぅん、きゅーん。
『ふふ、お手、おかわり……よしよし、もふもふしよう』
 リヒテンシュタイン庭園宮殿で、春の花ともふもふを愛でていた。
 陽気で楽観的な性格のジェロームが開いているのは、もふもふをもふもふと愛でる、もふもふ園遊会。
 もふもふで平穏で優雅な雰囲気は、戦時中とは全く思えないが。
 文字通りナポレオンの犬『ボナパルティズム・インプゥ』のポメラニアン頭をなでなでしてあげながらも。
 ジェロームは戦闘技術はあまり高くないことを考慮され配置された、リヒテンシュタイン方面から狙いを定めていた。
 もふもふを愛でつつ、巨大砲台による新宿島攻撃作戦を実行するために。

●春のもふもふ園遊会
「いよいよ、断頭革命グランダルメ奪還戦……戦なの! 戦を前に、できることはしておきたいところなの」
 花宮・小乃香(ヒルコの修験覚者・g08451)はそうぐぐっと気合十分、今回の作成の概要を告げる。
「《七曜の戦》のあとに姿を消していた断片の王ナポレオンですが、スイスを最終拠点としてオベリスクの力を利用して、起死回生の策を講じていたようなの。ですが、攻略旅団の作戦で、この事実をいち早く察知したディアボロスのみんなの活躍で、ナポレオンの目論見を打破して、追い詰める事ができたの!」
 しかし、追い詰められたナポレオンも、このまま大人しくしているわけはない。
「復讐者への復讐心を利用して火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチを決戦に誘ったりですとか、グランダルメの豊富な人口を餌にして蹂躙戦記イスカンダルの亜人を引き入れたりなど、復讐者との決戦を戦い抜こうとしているようなの。この戦いに生き残ったら、ナポレオンは、オベリスクの力を使って、北アフリカに疑似ディヴィジョンを創造して、その力を取り戻してしまうの」
 世界史に名を残す英雄の名を持つ、ナポレオンと、イスカンダル。
 そんな2体の断片の王と戦う事になるため、激しい戦いが予測されるが、この戦いを制するために。
 まずは奪還戦に備え、できる限り敵の戦力を削っておこうというわけだ。
「みなまさに赴いていただくのは、リヒテンシュタイン庭園宮殿なの。ジェネラル級自動人形『ジェローム・ボナパルト』がそこで、春のお花ともふもふトループス級『ボナパルティズム・インプゥ』たちを愛でる、もふもふ園遊会をひらいてるの。ポメラニアンという犬さんの頭をなでなでしている様子は、一見穏やかなもふもふ会ですけれど……この場所からジェロームが砲台で狙い定めているのは、新宿島なの。なので、油断してもふもふされているジェロームの犬さんたちを、できる限りやっつけてほしいの!」

 それから小乃香は、改めて皆を見回して続ける。
「ナポレオンは、確かに追い込まれた状態なの。けれどここで逃げられてしまえば、力を取り戻してしまうの。それに、イスカンダルの軍勢が18世紀の北イタリアや東フランスの人口を飲み込んでしまったら、繁殖で亜人の軍勢は大きく強化されしまって、手が付けられなくなるかもしれないの。ラ・ピュセルのキマイラウィッチも、他の2勢力よりは優先度は下がりますが、復讐者への強い復讐心を持つ勢力が増強するのは、後の禍根になるかもしれないの……」
 だから、この奪還戦における復讐者の作戦方針は、戦争後の状況に大きな影響を与えるかもしれないの、と。
 小乃香はそう告げながらも、集まってくれた皆のことを見上げて。
 でも、今できることを精一杯成しましょう! とそうぐっと気合を入れつつ、ディアボロス達を案内する。
 もふもふ園遊会が開かれているリヒテンシュタイン庭園宮殿へ……断頭革命グランダルメへ向かうパラドクストレインへと。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【モブオーラ】
1
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【狼変身】
1
周囲が、ディアボロスが狼に変身できる世界に変わる。変身した狼の咆哮は「効果LV×10m」以内の指定した通常の生物を怯えさせ、「効果LV」分の間、行動不能にするが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV3 / 【アクティベイト】LV1 / 【ロストエナジー】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

志稲愛海
 マスターの志稲愛海と申します。
 よろしくお願いいたします!

 これは【断頭革命グランダルメ奪還戦】のファーストアタック特別シナリオです。

 このシナリオの攻撃対象は『自動人形のジェローム・ボナパルト』の軍勢です。
 「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑬ジェローム・ボナパルト」の敵残存率を低下させます。

 選択肢は、①👾奪還戦ファーストアタック『ボナパルティズム・インプゥ』のみです。
 リヒテンシュタイン庭園宮殿で、春の花と共にもふもふ愛でられているポメラニアン頭の敵群を削ってください。
 敵はきゅーんとナポレオンの犬らしく油断しているので、もふもふ沢山倒していただければです!
 シナリオの進行状況の詳細などは、マスター個別ページにてお知らせします。
 どうぞお気軽に思いのまま、皆様らしく戦って敵をもふもふ蹴散らして頂ければです!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎

あわわ…ついに大陸軍最強ベーダが出てきたの!
みんな頑張って!マリアはもうダメだから

そんな事を言いながらふらふらってわんこに近づいちゃうの
溜息出ちゃうくらいわんこ可愛いから仕方ないの
ふらふらー

…はっ!?
もきゅってくれたから目が覚めたよ!
ありがとねモラさん

ナポレオンがオベリスクでわんこディビジョンしてくるかもしれないから
一生懸命練習した対策を披露するときだよ!マリア頑張るよ!

駆けてきてもふもふきゃうんとジャレてくるわんこにパラドクスだよ
緊急招集されたママ達の手がわんこを可愛がり倒すの
頭を撫で背中を撫でお腹をもふり肉球ぷにぷにお耳さわさわしっぽつんつん(しっぽあるよね?)のフルコースだよ!
新宿島のペットショップでたくさん練習した必殺技なの!
店員さんにもう来ないでくださいって出禁を言い渡されたマリアの悲しみと共に
嫌がられても受け止めてもらうから!

もう帰るよーって声を掛けられたら名残惜しいけどバイバイなの
他ディビジョンに流れ着いたらもっと撫でて…
なになに?モラさんも撫でてほしいの?


伊吹・祈
此れが奪還戦というものか
足跡たる歴史書を手繰るだけで無く
実際にこの脚で降り立つ歴史を賭けた大いなる戦いに
黄金の双翼が騒めき羽毛が逆立つ様だ

優雅たる春景の園に眼差しが緩みそうになりますが
新宿島に害なす為の拠点で在るからには欠片も躊躇しまい
良く知るあの子なら可愛いと骨抜きにされそうですが
……僕のカテゴライズではやや人寄りであるが故に

宙に浮く魔晶剣を掌握する
この血を捧げると共に詠唱した為らば
――……贖罪の時間だ、アダム
手で指し示す儘に分裂させた紅玉の剣を嗾ける先は
己で止めを刺せる敵>負傷した敵の優先順
応酬は守護の籠手で耐え凌ぎ
周囲の仲間と狙いを揃え、僕は後方より尽力致しましょう
最前線を往く方をアシストするべく振る舞いを

跪いて『わん』と乞うのでしたら
この手で愛でて、飼って差し上げるのに
口端を僅に擡げるだけの微笑も
あなた方には既に心血を注ぐ人形皇帝がいるのだったか
では残念ながら交渉決裂だ
宣告と共に忽ち失せ、すすんと塩対応を見せつけ乍

出来得る限り兵力を減ずる事に注力し
新手が合流する前に退却しましょう


シャルロット・アミ
小乃香さんに精一杯成しましょう!って
一緒にぐぐって気合を入れてから

…どうしよう、マリアさんがかわいすぎる
(マリアさん大好きモラさんも熱視線)

でもどんなにわんこがもふもふふわふわで
瞳がつぶらでも、あれは敵
モラさん、行ってらっしゃい

(モラさん、マリアさんの側に跳んで「もきゅー!」)
(自分よりわんこのほうがいいのは許さないという勢いのモラさん)

ええ、マリアさん頑張って!(「もきゅ!」)
私?私はね

圧倒的猫派だから、問題なし(どーん)

ふふ、わんこだろうが、うさぎだろうが
ふわもこだろうが
猫の可愛さに比べたら!
あの手をするりとすり抜けるツンデレの猫!
あああ、思い出すだけで、可愛い!

いえ、思うところはあるのよ?
巨大砲台を遠方からわんことともに撃ってくるなんて
随分いい趣味してるわね、とか!
しっかりお仕置きしてあげなくちゃね?(にっこり)

園遊会に無粋とは思うけれども
せめて華麗な剣舞で盛り上げてみせましょう

アドリブ、連携、歓迎です


咲樂・神樂
⚰️樂祇

美しい庭園だわ…平時なら、愛しい祇伐とお散歩デートと洒落込むとこだったのに
もふもふだらけ…

……む……祇伐!!罠よ!罠!惑わされてはいけない!!ちょっともふもふでお目目が黒豆だからってぇ!
こっちみな!!
あたしの方がもふもふだしお目目もキュートでしょ?!ほら、祇伐!よく見て!
なぜ目を逸らすの?!

油断しっぱなしね、祇伐
これじゃあやられてしまうわよ!
…どうみても子どもの嫉妬のような感情にあたし自身戸惑うけれど

そう試練を超えるの!可愛いは倒せる!

はっ!!?
許せねぇ……許せねぇよ犬!!
私の祇伐に、首輪とリード付けるとか!
祇伐に首輪つけれるのは私だけって決まっているんだよ!!何千年も前からな!!
邪な目つきであたしの祇伐を見るな……
退け!
そのもふもふ、刈り取ってやるわ!

朱華・妖華爛漫、斬撃なぎ払い容赦なく両断していくわ
ちょっ……嗅ぎにきた!
あのね、あたしを嗅いでいいのは祇伐だけ!
覚悟しな!!
斬撃、斬撃、両断、毛刈り!
もふに惑わされずに連携して断つべし!

祇伐!可愛いのは私──
わかっていればいいのよ


咲樂・祇伐
🌸樂祇

ここがリヒテンシュタイン庭園宮殿…春の咲く快い場所ですね
ほら、お兄様
もふもふがいますよ!
ちょっと等身が……あれですけど、もふもふと丸い円な、黒豆みたいなお目目も可愛らしくて……思わずぎゅっとしまくなってしまいます!

……お兄様、先程から何を言ってるのですか?もふもふはわかりませんがお兄様のお目目は綺麗な逢魔が時の空のようですよ
…(じっと見つめるのが照れくさくて目をそらす)

ゆ、油断なんてしてませんっ
可愛くても、倒さねばならぬ敵
此度の試練を超えねば

罪刻ノ桜雨
全力魔法をのせて、叶える厄災
雨が降ったら帰りましょ?
優しくけれど確かに攻撃を重ねて、可愛い罪と共に洗い流し
は!?いつの間にか私に首輪とリードがっ……!?
お兄様がまずい感じ…落ち着いて!
吹き飛ばし重ねる桜雨を暴風雨の如く放ち、もふもふを散らしていく

……お兄様が、嗅がれてる
……少し嫌な気持ち
駄目ですよ、と魔法放ち吹き飛ばす
私は嗅ぎませんけれど

もう少しもふもふしたかった

わんちゃんも可愛かったですけれど
私にとってはあなたが一番可愛いですよ?


レジーナ・ネイサン
※連携、アドリブ歓迎

春の花咲く庭で犬を愛でて…
本当に戦中とは思えない光景だな

うわあ可愛いもふも、ふ……いや、等身高くないか?
ヒトっぽい手とか足とか見えてるんだけども
でも顔は可愛い……飾り毛がふわっふわ……
ブラシに頭をぐりぐりされてハッと正気に戻る
そうだった
ほのぼのした空間に見えても、此処は新宿島を狙う砲台が設置されている
今の内に削っておいて、決戦の日には必ず壊さないとな
あともふもふならブラシの方がやっぱり可愛いしね!

『Ebano』
取り出した黒檀色のインクを勢いよく吹き掛ける
うわッこっち来た
どれだけ頭がポメでもその等身で来られると怖いんだけど!?
ダッシュで突進を避けたり、
倒された所を囲まれたりしない様に臨機応変に受け流す
周りに仲間が居る場合は連携も積極的に
標的を合わせて
確実に、効率的に数を減らしていこう

頃合いを見て周囲とタイミングを合わせ撤退


緒方・敦司
もふもふ園遊会に入り込むなら、【狼変身】しておこうか。いや、犬たちがポメラニアンなのか。それなら狼とは違いすぎるから、取りやめだな。(空を見上げ)普通のポメラニアンなら狼で威嚇出来るな。
暫く狼の状態でポメラニアンを噛む!爪で裂く。
狼の状態で埒が明かなければ変身を解いて人型に戻り、【ルナティックファング】を使って犬をまとめて倒していこう。
「お前らに罪はないかもしれんが、倒しておかないと後々困ることになるんだ。悪いな。」

後、もし可能ならジェロームの砲台壊せねえかな。ただ、それが余計なことなら手は出さない。犬を倒すことに集中しておく。
だが、砲台壊すのが行けそうならパラドクス使ってぶっ壊しておこうと思う。本当にこれが後々に厄介なことを引き起こさなければ、だからな!

狼が犬になんて負けるか!見てろもふもふ軍団!パラドクス遠慮なく叩き込んでやるからな。

※アドリブ、共闘など、歓迎。
お任せします。


雪定・千草
百合さん(g05341)と

もふもふ…
くっ、敵は相手の攻撃意欲を下げる力が?
庭にも相乗効果
しかし此処で退いては後々大変なのは明白
一緒に頑張りましょう、百合さん

接近戦で戦うのはキツそう
あの敵を刃や拳で攻撃するなんて…俺には出来ません
なので携行用火砲で攻撃
沢山居る場所には突っ込み過ぎず、確実に多くを倒す為に無茶はせず
反撃には魔力障壁で急所を守り、出来るだけダメージを減らします

嗚呼、もふもふ…!
百合さん、俺はもう駄目かもしれません…
後はロストエナジーで削れるのを待つのは駄目でしょうか…
へなへなになり百合さんに助けを求めます

パワー頂いたら、きりっとして再始動
もふもふは可愛いですが、やっぱり世界一可愛いのは百合さんです
例えまたあのもふもふが迫ってこようとも
寝起きのぽやっとした百合さんのお顔や
怒って膨れっ面になったお顔
百合さんの可愛さを色々思い浮かべて、払い退けます

百合さん、その、終わったらまた撫で撫で
膝枕しながらやってほしいです…
そっとお願いしたら、もう気持ちは最強
タイミング合わせて攻撃していきます


犬神・百合
千草ちゃん(g03137)と

もふもふ…素敵なことば
あのね庭園宮殿もとっても素敵
うう、こんな事考えちゃ駄目よね
千草ちゃん〜ちゃんと取り戻すための第一歩頑張ろうねぇ〜
思わず涙声

確かに近付き過ぎると危険
ここには沢山のお花も咲き誇っている事だし
もっとキレイなお花も魅せてもらいましょう

わたしね?最近練習してるのよ魔法の銃
大事な人に貰ったの

ジェローム様はどんなお花が好きかしら
いえ、いま貴方様に撃ち込むことはできないのだけれど
…あら、ここにもあるのね西洋桜
『ソレ』にしましょう!

真白いフリル纏うような大きな重火器が良い!
──顕現せよ『花魔弾』

飛び込んでくるポメちゃんをダンスで翻し不意打ち狙い
植物活性で周囲の草花や木々を急成長
相手を鈍らせられれば良いな
確実に1ポメづつ撃ち抜くわ

って…わぁぁ!千草ちゃんがへなへなに!!
大丈夫、もふもふ可愛くて辛いねぇ
ギュッと抱きしめ撫で撫で…ふわふわの髪も撫で撫で…
千草ちゃんの方がポメちゃんより可愛くて格好良いよ
パワー充電〜

囁き聴こえれば耳まで真赤
連携大事
が、頑張りますっ!


龍音・炎華
・戦闘前
こ、これは中々に手ごわそうな相手だけれど
油断しているみたいだし一気に勝負を決めたわね?
と、もふもふしたくなる衝動を抑えながら挑むわね。

・戦闘
いざ勝負という所だけれど、その円らな瞳と鳴き声で
一瞬躊躇してしまった隙に間合いを詰められてしまい
体当たりされてしまうわ。
そして犬の如く、じゃれつかれたりして、
つい本物の犬のように見えてしまって
撫でたくなってしまいそうになるわ。
でも、その等身を見てどうにか正気に戻ってから
決死の思いで龍炎華を叩き込むわ。
中途半端に焼き尽くすのは逆に精神的にダメージを
受けそうだからチリ一つ残すつもりはないわよ。
耳も出来るだけ塞いで聞こえないようにするわ。

・戦闘後
ある程度、もふもふを眺め…もとい戦力を削ったのなら
速やかに引き上げるわ。
もふもふにとらわれている人がいるなら
出来る限り正気に戻しれからね。

・台詞イメージ
「く…猫派の私がここまで追いつめられるなんて!」
「等身大だったのが致命的だったわね!」


 大きな戦いが目前に迫った、断頭革命グランダルメのディヴィジョン。
 だが既に、もう戦いは各地で始まっている。
 奪還戦の前哨戦として、可能な限り敵を削っておくこと、それが勝利への鍵となるから。
 伊吹・祈(アンヘル・g10846)は見知った彼女が案内したパラドクストレインのひとつに乗り込み、そして降り立つ。
 ジェネラル級の敵が居るという戦場のひとつ、リヒテンシュタイン庭園宮殿へ。
(「此れが奪還戦というものか」)
 祈にとっては、まだそれは知らぬ戦い。
 いや、話には聞いていたし、これまでの復讐者達が制してきた他のディヴィジョンの奪還戦の記録にも目を通していて識ってはいた。
 ……けれど。
(「足跡たる歴史書を手繰るだけで無く、実際にこの脚で降り立つ歴史を賭けた大いなる戦い」)
 実際にそのような大一番に身を投じるとなれば、ばさりと思わず背に有る翼をはためかす。
 ……黄金の双翼が騒めき羽毛が逆立つ様だ、と。
 そうききりと、眼鏡の奥の瞳で周囲を見回してみれば。
「…………」
 秒で、祈の眼差しが緩みそうになる。
 春の花が美しく咲き乱れ、もふもふが無邪気にわんわん走り回ったり転がったりとかしている……優雅たるもふもふな春景の園に。
 このリヒテンシュタイン庭園宮殿で、この場を任せられたジェネラル級『ジェローム・ボナパルト』が開いているのは、そう。
 もふもふをもふもふと愛でる、もふもふ園遊会である。
「春の花咲く庭で犬を愛でて……本当に戦中とは思えない光景だな」
 レジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)も緊張感が全くない眼前の風景に、そう呟かずにはいられずに。
 ころんと転がっているもふもふわんわんへと視線を向ければ、思わずガン見してしまう。
「うわあ可愛いもふも、ふ……いや、等身高くないか? ヒトっぽい手とか足とか見えてるんだけども」
 顔だけ見れば、めちゃ可愛いもふもふポメラニアン。
 しかし……首から下はめちゃ人。しかもなんか等身が無駄に高い。
 そんな、どうしてそうなったと言いたい『ボナパルティズム・インプゥ』達をレジーナは改めて見つめてみれば。
「でも顔は可愛い……飾り毛がふわっふわ……」
 首より下を見なければ、もっふもふで瞳もくるんとつぶら、ちらっとみせる舌もまたキュート――。
「もきゅっ!」
 刹那、もふもふな感触が、頭をぐりぐりっ。
 聞こえたブラシの声とぐりぐりに、レジーナはハッと正気に戻って。
 ふるふると小さく首を横に振って気を取り直してから。
「そうだった。ほのぼのした空間に見えても、此処は新宿島を狙う砲台が設置されている」
 ……今の内に削っておいて、決戦の日には必ず壊さないとな、と。
 そう気合いを入れ直してから、視線を移して。
「あともふもふならブラシの方がやっぱり可愛いしね!」
 ブラシももきゅっと、その通りといわんばかりにひと鳴き。
 この春の花が咲き誇っている庭園宮殿には、新宿島へと砲撃するための砲台があるというのだ。
 だから、いくら少し和むような空気感を醸し出していても。
(「新宿島に害なす為の拠点で在るからには欠片も躊躇しまい」)
 祈も、此処に在る敵をできるだけ削るという復讐者として成すべきことは当然違えないし。
 改めて、園遊会を楽しみつつ油断しまくっているボナパルティズム・インプゥ達を見遣ればあくまで、すんとした表情。
「良く知るあの子なら可愛いと骨抜きにされそうですが」
 ……僕のカテゴライズではやや人寄りであるが故に、と。
 やはりちょっとその等身が、祈的には可愛いかと言われれば、否である。
 とはいえ、趣向や許容範囲は人それぞれ。
「ここがリヒテンシュタイン庭園宮殿……春の咲く快い場所ですね」
「美しい庭園だわ……平時なら、愛しい祇伐とお散歩デートと洒落込むとこだったのに」
 咲樂・神樂(離一匁・g03059)と咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)もこの庭園宮殿へとやって来たわけであるが。
「ほら、お兄様。もふもふがいますよ!」 
「もふもふだらけ……」
 もふもふ園遊会にちょっぴりわくわくな祇伐とは逆に、ふたりきりを邪魔するくらいやたらいるもふもふに複雑な表情の神樂。
 それから、祇伐はじいと庭園内にいるわんこ・ボナパルティズム・インプゥを見て。
「ちょっと等身が……あれですけど」
 やはり気になるのは高すぎる等身、ではあるけれど。
「もふもふと丸い円な、黒豆みたいなお目目も可愛らしくて……思わずぎゅっとしたくなってしまいます!」
 祇伐的には、もふもふぎゅっとしたい、可愛い判定!
 そんなキラキラした瞳で犬どもを見つめる妹を見れば、神樂はめらり。
「……む……祇伐!! 罠よ! 罠! 惑わされてはいけない!! ちょっともふもふでお目目が黒豆だからってぇ!」
 ――こっちみな!! と。
「あたしの方がもふもふだしお目目もキュートでしょ!? ほら、祇伐! よく見て!」
 謎の等身の犬達に対抗して、妹への強火ぶりを発揮しつつ。
 じっと、祇伐のことを見つめれば。
「……お兄様、先程から何を言ってるのですか?」
 兄が何でそんなにムキになっているかわからず、きょとりとしながらも。
 向けられた瞳へと視線を返せば――。
「もふもふはわかりませんがお兄様のお目目は綺麗な逢魔が時の空のようですよ……」
「なぜ目を逸らすの!?」
 そっと、その目を逸らしてしまう。
 いや、神樂はショックを受けているようだけれど……祇伐が彼を真っ直ぐ見ていられないのは、じっと見つめるのが照れくさいから。
 そして、共に庭園宮殿へと赴いた犬神・百合(ラストダンス・g05341)と雪定・千草(霞籠・g03137)も。
(「もふもふ……素敵なことば。あのね庭園宮殿もとっても素敵」)
(「もふもふ……くっ、敵は相手の攻撃意欲を下げる力が?」)
 もふもふという名の魔力と、戦場とは思えぬ優雅な庭の相乗効果が相まって、揺らぎそうになるけれど。
 千草は気を取り直して、隣に在る大切な彼女へと紡ぐ。
「しかし此処で退いては後々大変なのは明白。一緒に頑張りましょう、百合さん」
 そんな彼の声に、春の花咲く庭園ともふもふにほわほわ心躍らせていた百合も、ふるりと小さく首を振ってから。
 ……うう、こんな事考えちゃ駄目よね、って。
「千草ちゃん〜ちゃんと取り戻すための第一歩頑張ろうねぇ〜」
 勿論奪還のために頑張る気持ちはいっぱいだけれど、思わず涙声。
 そして、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)はふるふると戦慄する。
「あわわ……ついに大陸軍最強ベーダが出てきたの!」
 ――みんな頑張って! マリアはもうダメだから。
 まだこの場に到着して3行くらいなのに、すでにダメになってしまっています!?
 ということで、そんな事を言いながらも……ふらふらー。
「溜息出ちゃうくらいわんこ可愛いから仕方ないの」
 ふらふらーって、わんこたちに近づいちゃいます。
 そんなマリアラーラへと熱視線を向けているのは。
「……どうしよう、マリアさんがかわいすぎる」
 シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)とマリアラーラのことが大好きなモラさん。
 もふもふに3行でダメになってわんわんに軽率に近づくその姿は可愛いがすぎます!
 とはいえ、シャルロットは、精一杯成しましょう! と。出発前に案内人と一緒に、ぐぐって気合を入れてきたのだから。
「でもどんなにわんこがもふもふふわふわで瞳がつぶらでも、あれは敵」
 マリアラーラの可愛さにはイチコロでも、犬には決して屈せずに。
 ――モラさん、行ってらっしゃい。
 そう声を掛ければ、張り切ってぴょこんと跳んで、「もきゅー!」
 マリアラーラへと、ひと鳴き!
 自分よりわんこのほうがいいのは許さないという強火な勢いで。
 その声に……はっ!? と。
 むしろ逆にわんこまっしぐらであったマリアラーラは、ぴたりと足を止めて我に返って。
「もきゅってくれたから目が覚めたよ! ありがとねモラさん」
 モラさんをなでもふしてあげなら、そう御礼を。
 そう、色々な好みとかそういうものはあるものの……庭園にいる犬どもは、敵なのだ。
「こ、これは中々に手ごわそうな相手だけれど」
 やはり龍音・炎華(龍炎華・g08596)も最初は、もっふもふなポメたちにちょっぴりきゅんとしたものの。
 でも、ころんと転がったり、わふわふ遊んでいる姿を見れば。
「油断しているみたいだし一気に勝負を決めたいわね?」
 もふもふ園遊会が催されている庭園宮殿にいるボナパルティズム・インプゥ達が油断しまくっている今が、まさに攻め込む機。
 だから、もふもふしたくなる衝動を頑張って抑えながらも。
 炎華も大きな戦いを少しでも有利に開始するべく、敵へと挑む気持ちを確りと抱く。
 そして先程のショックを少し引き摺りながらも、神樂はびしっと言い放つ。
「油断しっぱなしね、祇伐。これじゃあやられてしまうわよ!」
 それから思わずそっと苦笑してしまう。
(「……どうみても子どもの嫉妬のような感情にあたし自身戸惑うけれど」)
 でもそんな兄の言葉に、祇伐は首を横に振ってから。
「ゆ、油断なんてしてませんっ」
 改めて、可愛いもふもふ……いや、ボナパルティズム・インプゥの群れを見遣って。
 ぐぐっと気合を入れ直せば。
「可愛くても、倒さねばならぬ敵。此度の試練を超えねば」
「そう試練を超えるの! 可愛いは倒せる!」
 このもふもふ試練を乗り越えるべく、可愛くたって倒します!!
 そう葛藤しつつも復讐者としての使命を果たさんと、いざもふもふ戦いに挑む仲間達と共に。
 もふっと庭園宮殿へと降り立つのは、ポメラニアンとまたちょっと違った種類の犬さん……?
 いえ、そのフォレストブラウンの毛並みの緒方・敦司(人狼戦士・g10853)は、犬さんではなくて。
(「もふもふ園遊会に入り込むなら、狼変身しておこうか」)
 狼さんなのです。
 でも、くるりと周囲を見回せば。
(「いや、犬たちがポメラニアンなのか。それなら狼とは違いすぎるから、取りやめだな」)
 わんわんと偽ってもふもふ園遊会にしれっと入り込むことは、ちょっと見た目が違いすぎるから、それはやめておくことにして。
 空を見上げれば――アオォオーーン!!
(「普通のポメラニアンなら狼で威嚇出来るな」)
 路線変更、格好良い狼だということを誇示しながらも、威嚇して怯ませる作戦に!

『わんっ!? 気持ち良くもふもふされているのに、何の騒ぎだ?』
 敦司の雄叫びに、普通にそう喋っているポメラニアン。
 でも、きゃいーんとかきゅーんとか犬モードも使い分けている、名実ともにナポレオンの犬であるが。
 そんなポメラニアンへと――がぶー!!
『キャイン!?』
 敦司は狼の状態でポメラニアンに先制の噛みつき攻撃!
 さらに爪で、がしがしざしゅーっ。
 そんな狼な敦司の噛みつきや爪攻撃で、園遊会はさらに違う意味で賑やかになって。
 もしかしたら、ナポレオンがオベリスクでしてくるかもしれないとマリアラーラは思う。
 そう……わんわんもふもふな、わんこディヴィジョンを!
 でも、ちょっぴりもふもふ好きに需要あるかもしれないかも、だけれど……それはちょっとダメだと思うから。
「一生懸命練習した対策を披露するときだよ!」
 ――マリア頑張るよ! と。
 こくりと頷いて、気合いを入れれば。
「ええ、マリアさん頑張って!」
「もきゅ!」
『ワンワン、きゅーん!』
 シャルロットとモラさんの熱い応援を受けつつも。
 まっしぐらに駆けてきて、もふもふきゃうんとジャレてくるわんこに、マリアラーラは練習してきたという対策を披露する。
 ――愛の凄さなら負けないよ!
『キャウンッ!?』
 もふもふ、ぷにぷに、つんつん、なでなで、よしよし、こしょこしょ――。
 刹那、緊急招集されたママ達の手がわんこを可愛がり倒して。
 頭を撫で背中を撫でお腹をもふり肉球ぷにぷにお耳さわさわしっぽつんつんのフルコース!
 尻尾もあるかと思います、多分……有無は個体差?
 そんながんじからめの愛を迸らせながら、マリアラーラはえっへん!
「新宿島のペットショップでたくさん練習した必殺技なの!」
 だが、この必殺技の背景には、彼女が受けた悲しみがこめられているのだ。
 店員さんにもう来ないでくださいって出禁を言い渡された、あの日の悲しみと共に――。
「嫌がられても受け止めてもらうから!」
『もっとおなかの方を……いや、あっ、そこは苦手ッ、キャイーン!』
 そしてあまりの執拗な可愛がりさ加減に、ポメが堪らず落ちていく中。
 マリアラーラの可愛さにはメロメロでも、やはり犬には対して揺るがないシャルロット。
 いや、だって彼女は――。
「私? 私はね、圧倒的猫派だから、問題なし」
 どーんと堂々と宣言するほど、圧倒的猫派なのですから!
 それから、猫強火勢は語り始める。
「ふふ、わんこだろうが、うさぎだろうが、ふわもこだろうが、猫の可愛さに比べたら!」
 ――あの手をするりとすり抜けるツンデレの猫! あああ、思い出すだけで、可愛い!
 そんないわゆる、猫しか勝たん、を十分に体現した後。
 シャルロットは、改めて犬どもへと目を向けてから。
「いえ、思うところはあるのよ?」
 やはり何だかんだふわもこは正義――。
「巨大砲台を遠方からわんことともに撃ってくるなんて。随分いい趣味してるわね、とか!」
 いいえ、すらりと響風を抜けば、にっこり。
 ――しっかりお仕置きしてあげなくちゃね? って。
 ということで。
『キャンッ! ぎゃあっ、自慢の毛がァッ』
 剣に乗せて歌う唄、月のように涼やかに――月白色の音色を閃かせながら。
「園遊会に無粋とは思うけれども、せめて華麗な剣舞で盛り上げてみせましょう」
 自慢の毛並みごと、ばっさり華麗にお仕置きです!
 そして炎華も、いざ勝負! という所なのだけれど。
『キュ~ン、クゥ~ン』
 向けられたその円らな瞳と鳴き声の可愛さに、一瞬躊躇してしまった隙に。
 わふわふっと、わんこまっしぐら!!
 間合いを詰められてしまい、もふん、ぽふんと、ふわもこご褒美……いえ、体当たりされてしまって。
「く……猫派の私がここまで追いつめられるなんて!」
 実は炎華も猫派であったのだけれど、つい本物の犬のように見えてしまって。
 思わずその手を伸ばしてぎゅうっと抱きしめて、もふもふなでなで、撫でたくなる衝動に陥りそうになるけれど。
『ふふ、もふもふの我々と存分に遊ぶがいい!』
 でも、どうにか正気を取り戻す炎華。
 いや、だってやはり、その……。
「等身大だったのが致命的だったわね!」
『!? し、しまった……キャンッ!』
 ――好きなだけ燃やしてあげる!
 決死の思いでもふもふを振り切った瞬間、鍛えられた体術と組み合わせた龍炎華の一撃をボナパルティズム・インプゥへと叩き込む。
「チリ一つ残すつもりはないわよ」
 だって……中途半端に焼き尽くすのは逆に精神的にダメージを受けそうだから。
 耳も出来るだけ塞いで聞こえないようにしつつも。
 ある意味、その謎に高すぎる敵の等身のおかげで正気に戻れたし、猫だったら危なかったです!
 そんな猫派の仲間達が犬どもを蹴散らしていく間に。
『わふっ、わふわふっ!』
「うわッこっち来た」
 レジーナはまっしぐらに駆けてくるわんこを避けんと、全力ダッシュ!
 わふわふっと一瞬にして間合いを詰め、凄まじい勢いで、体当たりしたり、噛んだり、敵の足元に穴を掘ったり、臭いを嗅いだり等々……。
 そんな様子は、犬がじゃれている姿そのものでは、あるのだけれど。
 いや、だってやはり、その――。
「どれだけ頭がポメでもその等身で来られると怖いんだけど!?」
 しゅたたっとその頭と身体のバランスで迫られると、ある意味かなりの恐怖。
 だから――ようこそ、私のアトリエへ、と。
『!? キャインッ』
 勢いよくもふもふへと吹き掛けてやるのは、取り出した黒檀色のインク!
 確実に標的へと向かっていく、飛び散る細かな粒子を視認することは困難であるが。
 つぶらな瞳にもろにぶしゅーっとかかれば、堪らず手で目を押さえて、ごろんごろん。
 悶えるボナパルティズム・インプゥの様子も、高い等身だと、何だかとってもシュールすぎる。
 そして囲まれたりしない様に臨機応変に受け流しつつ、確実に効率的に数を減らすためにも。
「――……贖罪の時間だ、アダム」
 周りに居る仲間とも、互いに積極的に連携し合って。
 レジーナが黒檀色の霧吹きで粒子を舞わせると同時に。
 祈は宙に浮く魔晶剣を掌握し、この血を捧げると共に詠唱した為らば……その手で指し示す儘に。
『なっ……フギャンッ!』
 嗾けるのは、分裂させた紅玉の剣――澄んだルビーのツヴァイハンダーたち。
 刹那、神は偉大な王を守る……そんな、ナポレオンを讃える神々しき楽曲と聖歌が歌われるけれど。
 でも祈からすればそんなもの、当然心に響くわけがない。
 だって、彼は数え切れぬほどこれまで聖歌を歌い、数多の歌声を聴いてきたのだから。
 だからポメラニアン頭というある意味ぶれない幻影の「狗頭の巨神」が迫ろうが、まっしぐらに応酬されようが、守護の籠手で耐え凌いで。
(「僕は後方より尽力致しましょう」)
 最前線を往く仲間をアシストするべく、眼鏡の奥に湛えるサファイアブルーのいろを細めて。
 深め咲かせたアネモネの赫を分裂させ、天を舞わせれば。
『くっ、キュ~ン!』
「跪いて『わん』と乞うのでしたら、この手で愛でて、飼って差し上げるのに」
 そう向けた微笑も、口端を僅に擡げるだけのもの。
 何せ、ボナパルティズム・インプゥが可愛げに尻尾を振っているのは、自分ではなく。
「あなた方には既に心血を注ぐ人形皇帝がいるのだったか」
 ……では残念ながら交渉決裂だ、と。
 ナポレオンの犬たちへと鋭く刃を突き立たせ、断罪する。
 それにやはり、どう見ても人寄りだから……すすんと塩対応を見せつけながらも、躊躇なく。
「お前らに罪はないかもしれんが、倒しておかないと後々困ることになるんだ。悪いな」
 変身を解いて人型に戻った敦司も、数だけは多いもふもふな犬どもへと衝撃を叩きつけて。
 満月の如き輝きを纏った、ルナティックファングの連続攻撃を浴びせる。
 もふもふ園遊会に興じていた犬の群れをまとめて倒していくために。
 そして千草は真剣な表情で、首を小さく横に振って紡ぐ。
「接近戦で戦うのはキツそう」
 ――あの敵を刃や拳で攻撃するなんて……俺には出来ません。
 なので、しゃきんっと構えるは、携行用火砲!
 沢山わんこが居るもふだまりには、一緒にお昼寝したり突っ込み過ぎたりせぬように。
 確実に多くを倒す為に無茶はせず、花火のように弾け散る氷の欠片たちを澄んだ音でぶちかます。
『可愛いポメラニアンになんてこと……キャインッ!』
 まっしぐらに突進してくる反撃にも、魔力障壁で急所を守り、もふもふダメージを可能な限り減らしながら。
 百合もそんな彼の言葉に、こくりと頷いて。
「確かに近付き過ぎると危険」
 それから、ある意味賑やかになってはいるけれど、ここは園遊会が行われている優雅な庭園宮殿。
「ここには沢山のお花も咲き誇っている事だし、もっとキレイなお花も魅せてもらいましょう」
 春の花が咲き誇る中、ふわりと笑み咲かせて。
「わたしね? 最近練習してるのよ魔法の銃。大事な人に貰ったの」
 百合はこの地に居るというもふもふ達の主のことを心に想う。
 ――ジェローム様はどんなお花が好きかしら、って。
 それから、ふと。
「いえ、いま貴方様に撃ち込むことはできないのだけれど……あら、ここにもあるのね西洋桜」
 見つけたのは、先日愛でたばかりの、白い花を咲かせる西洋の桜。
 だから、ぱっと百合は微笑みを湛え、声弾ませる――『ソレ』にしましょう! って、
 そして何より、真白いフリル纏うような大きな重火器が良い! と。
「――顕現せよ『花魔弾』」
 現れるは思い浮かべた通りの、真白きフリル銃火器。
 それから千草と一緒に、込めた同じ名の弾丸をお見舞いする――貴方はどんな花を咲かせるの? と。
『キャンッ!?』
 さらに飛び込んでくるもふもふポメちゃんをダンスで翻しながら、不意打ちを狙って撃ち込みつつも。
 相手を鈍らせられれば良いな、と植物活性で周囲の草花や木々を急成長させてみたりも試んで。
 確実に1体ずつポメラニアンを百合は撃ち抜いていく。
 けれど……へなへな、と。
「嗚呼、もふもふ……! 百合さん、俺はもう駄目かもしれません……」
 後はロストエナジーで削れるのを待つのは駄目でしょうか……なんて。
「って……わぁぁ!千草ちゃんがへなへなに!!」
 へなへなになって百合へと助けを求める千草。
 そんな限界が近い彼を、百合はギュッと抱きしめ撫で撫でしてあげる。
「大丈夫、もふもふ可愛くて辛いねぇ」
 そうふわふわの髪も撫で撫でしてあげながらも――何よりも効く、パワー充電〜!
「千草ちゃんの方がポメちゃんより可愛くて格好良いよ」
 その言葉を聞けばたちまち、きりっとして再始動!
「もふもふは可愛いですが、やっぱり世界一可愛いのは百合さんです」
 もう、例えまたあのもふもふが迫ってこようとも、今の千草は揺らぎはしない。
 だって、難なく払い退けられるから。
(「寝起きのぽやっとした百合さんのお顔や、怒って膨れっ面になったお顔」)
 百合のあんな顔やこんな仕草などなど……彼女の可愛さを色々思い浮かべれば。
 そして此度の試練を超え、可愛さをいざ倒すために……ゆうらり、ゆらり。
「雨が降ったら帰りましょ?」
 ――鬼雨の雫に、桃花雨。清らな水獄へおいでませ。
 舞い踊らせるは春暁の破魔桜、全力魔法をのせて祇伐が叶える厄災……之はそう、罪浄め祓う鬼雨なる喜雨、《禊の厄災》。
 優しくけれど確かに攻撃を重ねて、可愛い罪と共に洗い流して。
 もふかわ試練を越えるべく、雨で毛並みをぺちょりとさせつつ敵を祓い浄めていけば。
『わふっ、わふっ!』
「は!? いつの間にか私に首輪とリードがっ……!?」
 情熱的で引きこまれるかのような、つぶらな瞳と鳴き声についつられて……祇伐へと付けられてしまったのは、頑丈な首輪とリード。
 それを見れば、最大限に燃料投下されて燃え盛る強火。
「はっ!!? 許せねぇ……許せねぇよ犬!! 私の祇伐に、首輪とリード付けるとか!」
『キャインッ!?』
 そんな物凄く荒れ狂う神樂の剣幕だけで、思わずびびる犬だけれど。
「祇伐に首輪つけれるのは私だけって決まっているんだよ!! 何千年も前からな!!」
 ――邪な目つきであたしの祇伐を見るな……退け!
 そう全力で叩き斬るべく閃かせるのは、朱華・妖華爛漫の斬撃。
『ギャンッ! ぎゃあっ!』
「そのもふもふ、刈り取ってやるわ!」
 まさに逆鱗にふれた敵を、斬って祓って喰らって、斬撃なぎ払い容赦なく両断していく。
 そんな、ぶち切れ絶許状態で暴れまくり、犬を斬りまくる兄の姿に瞳を見開いて。
「お兄様がまずい感じ……落ち着いて!」
 祇伐が刹那、暴風雨の如く放つのは。
『!? キャイーンッ』
 兄の怒りを買ったもふもふを散らすべく、吹き飛ばし重ねる桜雨。
 けれど、遊んでいると思われたのか、他の犬どもがわんわんじゃれてきて。
「ちょっ……嗅ぎにきた!」
「……!」
 くんくん、執拗にポメラニアンに嗅ぎ回られる神樂。
 それを見れば、むぅと。
「……お兄様が、嗅がれてる」
 祇伐は微か唸って……少し嫌な気持ち、って。
 だから、もふもふは可愛いけれど――確りと、躾を。
「駄目ですよ」
『クンクン……キャンッ!』
 刹那魔法を放ち、兄と引き離すように即吹き飛ばして。
 ――斬撃、斬撃、両断、毛刈り! もふに惑わされずに連携して断つべし! と。
 祇伐と連携して、神樂は引き続き犬どもを次々とぶった斬っていく。
「あのね、あたしを嗅いでいいのは祇伐だけ! 覚悟しな!!」
「私は嗅ぎませんけれど」
 ちらりと視線を向けた祇伐に、何気にそう返されながらも。

●優雅なるナポレオンの末弟『ジェローム・ボナパルト』
 そんなもふもふ園遊会も、そろそろ宴もたけなわ――という頃。
 もふもふなボナパルティズム・インプゥの群れも随分と減って、視界も良くなってきたから。
「狼が犬になんて負けるか! 見てろもふもふ軍団!」
 体力自慢な脳筋っぷりを存分に発揮しつつ、狼の矜持を見せつけるかのように。
 再びルナティックファングを展開し、物理的な連続攻撃をぼこぼこと犬どもに叩きこんでやった後。
 敦司はふと、春の花咲き乱れる庭園をくるりと見回して、探してみる。
(「もし可能ならジェロームの砲台壊せねえかな」)
 この地に居るというジェネラル級、ジェローム・ボナパルトが新宿島へと攻撃を仕掛けるべく設置している砲台を。
 だが勿論、それが余計なことならば手は出さないつもりだし、犬を倒すことに集中しておくし。
 第一、こんな優雅な庭の中に砲台とか、あるわけ――。
「! 砲台がある!?」
「えっ、砲台!?」
 敦司の声に、一番近くにいたレジーナもすかさず反応を示して。
 決戦の日には必ず壊さないと、なんて思っていた砲台が見つかって、驚愕しつつも。
「あれって……新宿島を狙う砲台、だよね」
「砲台壊すのがいけそうならパラドクス使ってぶっ壊しておこうとは思ったが……まさか、見つかるなんてな」
 そして他の皆も、引き続きかなり数の減った犬の相手をしながらも、集まって来れば。
 多分、後々厄介なことを引き起こすどころか、ここで壊せれば大戦果であると判断して。
 周囲のわんこをもふもふ仲間が蹴散らす間――いまだ! と。
 敦司がパラドクスをぶち込んで、砲台を物理的に破壊しようとした……その時だった。
『随分楽しそうだね。でも、それは許せないかな』
 春の花ともふもふを優雅に楽しみながらも現れたのは、そう――ジェネラル級『ジェローム・ボナパルト』である。
 とてもディアボロスの皆が愉快に、もふもふ園遊会を楽しんでくれていると……ジェロームはそう思っているっぽく、ご機嫌な様子だけれど。
 でも――砲台に手を出すなら、お仕置きだね、と。
「……!」
 敦司へと向けて展開するのは『陽気な王』――瞬間、至近距離まで一気に接近し、銃撃と砲撃を連続で叩き込まんとするジェローム。
 戦闘は苦手だというジェロームだが、ジェネラル級であるその攻撃は充分に熾烈。
 けれど、もしも可能なら無理はしない、と注意していたことと、皆にも声を掛けていたこともあって。
「く……っ!」
「敦司さん……!」
 シャルロットが咄嗟に庇い、それでも重い衝撃に歯を食いしばって耐えて。
「……あら、ジェローム様? 貴方様はどんなお花が好きかしら」
『これは……そうか、園遊会に花を添えてくれているのだね』
 百合が『貴方だけの花』を咲かせて倒したもふもふを目にしながらも、陽気で楽観的な思考でそう解釈して。
 ひらりと優雅に、百合の放った花魔弾を躱すジェローム。
 そして誰も一撃で落とされるようなことを回避すれば、砲台とジェロームから無理せず距離を取るディアボロス達。
 もう随分と本来の目的――ボナパルティズム・インプゥの戦力を削ることは十分に果たしたから。
「新手が合流する前に退却しましょう」
「もふもふの時間は終わりね。もふもふにとらわれてる人はいないわね?」
 祈も撤退を迷わず選択し促し、炎華はもふもふにとらわれている人がいないことを確認して。
 マリアラーラもこくりと頷きつつも、わんこたちを振り返るけれど。
「名残惜しいけどバイバイなの」
 もしもこのポメラニアンたちが他のディヴィジョンに流れ着いたら、きっとその時はもっと、もふもふ撫でまくって……なんてことを思っていれば。
「もきゅー!」
「なになに? モラさんも撫でてほしいの?」
 犬よりも自分を! と、再びぴょこんと飛びついてきたモラさんを、いっぱいもふもふなでなでしてあげて。
 シャルロットもそんなふたりの様子に、思わずほわり。
「ジェロームがうっとり花を愛でて、犬をもふもふしてる今のうちに撤退しよう」
 レジーナとブラシも素早く撤退を。
 祇伐は、ほんの少しだけ後ろ髪を引かれるけれど……でも。
「もう少しもふもふしたかった……わんちゃんも可愛かったですけれど」
「祇伐!可愛いのは私――」
「私にとってはあなたが一番可愛いですよ?」
 兄へとそう紡ぎ、庭園宮殿に背を向けて。
 そして並んで歩き出す妹の言葉に一瞬、神樂は瞳を瞬かせるも。
 綺麗な逢魔が時の空のようないろを細め、綴る――わかっていればいいのよ、って。
 それから、ジェロームは特に折って来ないようであるから。
 撤退に邪魔な残りの犬を蹴散らしつつも。
「百合さん、その、終わったらまた撫で撫で。膝枕しながらやってほしいです……」
 そうそっと囁くようにお願いすれば、千草の気持ちはもう最強。
 百合も、囁き聴こえたそんなお強請りに、耳まで真赤になりつつも。
「が、頑張りますっ!」
 連携大事、ふたりタイミングを合わせて、退路にいる敵だけを狙って攻撃して倒していって。
 敦司は一度振り返って、園遊会を引き続き楽しむジェロームと砲台を見遣るけれど。
「砲台を壊わすまでは無理だったか……」
 砲台の破壊まではさすがに成せなかったにしても、ジェロームとも対面し、戦果も上々であるから。
 これ以上長居は禁物。速やかに全員で、リヒテンシュタイン庭園宮殿を後にするのだった。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【浮遊】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【狼変身】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【反撃アップ】LV3が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年04月17日

【断頭革命グランダルメ奪還戦】ナポレオンの末弟

 このシナリオは【断頭革命グランダルメ奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 断頭革命グランダルメのジェネラル級及び、一時的な協力関係を構築した『火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチ』、『蹂躙戦記イスカンダルの亜人』、漂着後に各勢力の支配下に置いた『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。

 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、【自動人形のジェローム・ボナパルト】の軍勢です。
 『ジェローム・ボナパルト』は、ナポレオンの末弟の名を奪ったジェネラル級で、最も安全と思われるリヒテンシュタイン方面のに布陣しつつ、砲撃陣地による新宿島への攻撃の準備をしています。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑬ジェローム・ボナパルト」の敵残存率を低下させます。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#断頭革命グランダルメ
🔒
#【断頭革命グランダルメ奪還戦】ナポレオンの末弟
🔒
#断頭革命グランダルメ奪還戦
🔒
#⑬ジェローム・ボナパルト


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選択肢👾奪還戦ファーストアタック『ボナパルティズム・インプゥ』のルール

 奪還戦直前のファーストアタックで、敵ジェネラル級の戦場に攻撃を仕掛けます。
 この戦闘に勝利する事で、奪還戦時の敵残存率を減少させることが出来ます。
 敵は軍団規模の戦力である為、ある程度戦って敵戦力を削った後は、頃合いを見て撤退してください。
 状況によっては、敵ジェネラル級と遭遇する場合もありますが、この戦闘で、ジェネラル級を撃破する事は不可能です。
 ジェネラル級も深追いはしてこないので、速やかに撤退すれば、逃げ切ることが出来る筈です。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。