【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの機巧兵(作者 木乃
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#断頭革命グランダルメ  #【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの剣客  #断頭革命グランダルメ奪還戦  #⑦ピエール・オージュロー 

●過剰防衛網
 ベルンからローザンヌへ向かう街道。
 その一部を亡国の歩兵(ゾルダート)、『シュトース・トゥルッペ』が数十体で巡回していた。
 哨戒というには、人員が多いことは明らかだ。
 シュトース・トゥルッペは野ウサギがいれば盾で潰し、鳥とみれば重砲で撃ち落とす。
 動物と見れば手当たり次第、得物で仕留めにかかる。
「ディアボロスは空を飛び、小動物を利用したり、自らも動物に姿を変える。子猫だろうが容赦する必要はない――我らは戦時下にあるのだ」
 ヘルヴィム直属軍がもたらした情報は、クロノヴェーダ達の対ディアボロス戦略に大きく反映されていた。

●欧州の華
 宮尾川・ライラ(蛇姫・g03335)も戦時に備え、戦装束に身を包んでいた。
 迫るグランダルメ奪還戦への用意は、時先案内人らも万全のようだ。
「《七曜の戦》後に姿をくらましていた断片の王・人形皇帝ナポレオンは、スイスを最終拠点にしていたわ! オベリスクの力を利用して、起死回生の策を講じていたようね」
 しかし、攻略旅団の作戦により、この事実はいち早くディアボロスに察知されることとなる。
 その結果、ナポレオンの目論見を打破し、追い詰めることができた。
「でも、追い詰められたナポレオンは、ディアボロスへの復讐心を糧とする『火刑戦旗ラ・ピュセル』のキマイラウィッチを決戦に誘い込んでいるの。さらに、グランダルメの豊富な人口を対価に『蹂躙戦記イスカンダル』の亜人を引き入れ、ディアボロスとの決戦を切り抜けようとしているわ!」
 歴史の奪還戦(ディアボロス・ウォー)には、時間の限りがある。
 耐え続けることができれば、ナポレオンにとっても益があるといえよう。
「この戦いに生き残ったなら……ナポレオンはオベリスクの力を利用し、北アフリカに疑似ディヴィジョンを創造して、その力を取り戻すでしょうね」
 世界史に名を残すナポレオン、イスカンダル。
 2体の断片の王との戦いは激戦が予想される。
「ようやくここまで追いこんだのよ、ここで決着をつけたいわよね! 我こそは、というディアボロスはぜひ協力してちょうだい」

 人形皇帝ナポレオンは、かつて疑似ディヴィジョンの創造により、淫魔を戦力化して配下に組み込んでいた実績がある。
「疑似ディヴィジョンの創造って、他のクロノヴェーダ種族にはないチカラだけど、『イレギュラー』扱いされていないのがおかしいわよね……でも、ナポレオンをここで取り逃せば、疑似ディヴィジョンで力を取り戻して、またディアボロスの前に立ち塞がることになるわ」
 しかも、ナポレオンはイスカンダルへ交渉の対価として、『北イタリアと東フランスを割譲する』ことを約束しているようだ。
「蹂躙戦記イスカンダルが“蹂躙”する規模を拡大できたら、亜人の軍勢は飛躍的に強化されて……手が付けられなくなるかもしれないわ。それに、優先度は下がるけど、火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチは“復讐心”が糧となっているの。こちらも無視しておくと、キマイラウィッチの戦力増強による、良くない影響が出てくるかもしれない」
 イスカンダル、ラ・ピュセル、そしてグランダルメ。
 後の影響を考えて対応することが、今回の大戦では求められるだろう。
「大丈夫、どんな選択をしても切り抜けてきたのがディアボロスよ! 今回の戦いだってやってのけると信じてるわ、全力でやってやりましょ!」


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1

●マスターより

木乃
 木乃です! グランダルメ奪還戦のときがやってきました。
 こちらは全一章構成となるファーストアタックシナリオとなります。
(本シナリオは『⑦ピエール・オージュロー』の戦場に影響します)

●参加前に
 逆説連鎖戦では、効果2のほうが有用性が高いです。
 効果1は“戦闘での使用を前提とした効果ではない”ため、敵が上手く対処してくる恐れがあります。
(技能の羅列しただけでも、効果1より、戦況への影響が極めて薄いです)

 残留効果の詳細は、以下のURLか、説明書の『シナリオ』からご確認くださいませ。
『https://tw7.t-walker.jp/html/world/cp_manual07.htm』

 また、《七曜の戦》を経て、クロノヴェーダもディアボロス対策を大幅に強化しています。
 詳細は以下のURLページ、最下部をご覧ください。
『https://tw7.t-walker.jp/html/world/cp_manual02_1.htm』

 !!!リプレイは全てのディアボロスが閲覧しています!!!
 特に意味のない中傷、過剰な罵詈雑言、敵の設定を否定するようなプレイングだった場合、
 リプレイと一緒に掲載されてしまうため、“優秀な戦闘プレイングでも、不採用”とせざるを得なくなります。
 公共良俗に反さない(親兄弟やお子さん、会社の同僚に、胸を張って見せられる)内容でお願いします。

●選択肢
 ①👾奪還戦ファーストアタック『シュトース・トゥルッペ』(👑11)
 ベルンからローザンヌへ向かう街道を巡回する、ゾルダート部隊との戦闘になります。
 小動物もディアボロスである可能性があるとして、かなり警戒度の高い相手となるでしょう。
 奇策を用いるより、真っ向勝負で挑んだほうが良さそうです。

 以上です、それでは皆様のご参加をお待ちしております!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


花塚・夜壱
【Nox】
グランダルメに、俺にはこれと言った縁はない
だが…多くの人の命が暮らす場所であり、仲間の大事な故郷でもある
戦うには、十分すぎる理由だ

錬晏、ルリラが動きやすい様に敵の目を引いておこう
【殺気】を放ちつつ、勢いよく如意棒を地面に叩きつけ【衝撃波】を起こす
ディアボロスはここにいるぞ!
戦果が欲しいものは掛かってこい

【ダッシュ】で距離を詰め、如意棒を使用し『霹靂神』
【貫通撃】を合わせれば、かなりの攻撃になるはずだ
如意棒の武器を避けた所で、防いだ所で意味はない
華やかな電光、遠慮なく味わってくれ
心強い歌声に励まされつつ、【命中率】を上げて各個撃破と行こう
囲まれてた場合は【薙ぎ払い】、月花を【投擲】し『霹靂神』
いや、しかし…仲間がいると、ここまで頼もしいとは!
仲間の技に、歌に、見惚れる暇がないのが残念だが…
俺も、情けない所は見せられないな
一層励ませてもらおう

相手の重い一撃は、予期することはできそうだ
攻撃が当たると同時に後方へ飛び、少しでもダメージを軽減しよう


ルリラ・ラプソディア
【Nox】
連携・アドリブ◎

グランダルメ奪還戦
故郷へ続く歴史のために力を尽くすわ
夜壱さんと錬晏さんと共に

ふふ、そうね
わたしも、すこし緊張…
…後ろは任せて、じぶんらしく戦ってね

【ガードアップ】を使用
立ち回りは仲間のディフェンスも視野に

夜壱さんから起こる衝撃波と共に
『Ⅺ.Resplendir』を”高速詠唱”
演奏開演と共に音に魔力を織り”結界術”を展開
――ふたりは傷つけさせない
わたしがこの戦場で歌い続けるかぎり…

『光よ満ちて、世界に踊れ』
ソードハープ”Salut Épée”で奏でる光の唄
天使の輪の光砂がヴェールの如く広がり仲間を護る障壁
凛として強かに 世界へ希望を歌おう
そして、世界を護る”光使い”
鏡のように弾いて光
煌く一閃は刃となりて敵を穿たん

彼らの後方で
ふたりの動きをよく観察し
錬晏さんが狙う撹乱を”臨機応変”にサポート
挟撃から零れた敵を”追跡”
パラドクスの光を演奏で弾く弦で操作し狙い撃つ

逃げられると、おもわないで
小さな命も挫くあなた達を、わたし達は1体たりとも逃がさない
…もう何も失わせないわ


夏候・錬晏
【Nox】アドリブ歓迎
二人をディフェンス

黒龍偃月刀を左手に、動かぬ右腕は黒橡の大籠手で覆い、戦場へ
共に立つ友らは頼もしい

普段とは違う場所で会うのはなんだか緊張するな
笑みに背を押されれば、深呼吸をひとつして腰を落とし、目の間の戦場に<精神集中>

いかに敵を削り取るかがこの前哨戦の誉
ああ悉く討ち取ってみせよう、とギベリオ殿と共に戦意か昂り
それに呼応して朱殷の闘気が怒龍を形成する

夜壱殿の名乗りに気を取られている一瞬の隙をついて【エアライド】で哨戒隊の背後へ向かって上空へ躍り出ると
落下の自重を乗せた上段からの袈裟懸けで【ダメージアップ】のバラドクスを偃月刀とともに叩き込む

その勢いで派生した<衝撃波>は龍が暴れるが如く、『シュトース・トゥルッペ』の隊列を<撹乱>し立て直しを許さない
そのまま夜壱殿と挟撃するように敵を押し込み、素早く討ち取っていこう
ルリラ殿の歌声と夜壱殿の変幻自在な攻めに笑みも零れる

反撃の突撃を冷静に見極めて最低限の身体捌きで避ければ
そのシールドごと<破壊>し切り伏せよう

撤退時は殿を


テクトラム・ギベリオ
連携アドリブ歓迎

グランダルメの奪還…ここにたどり着くまでとても長い道のりだった。
などと感傷に浸るには早いな。俄然気合を入れて取り組むとしよう。

ゾルダートどもめ嫌に徹底している。
我々の力を知ってるとは言え、ここまでするものか…。
糧とされる訳でもなく、ただ無残な姿になっている動物たちを見つめる。
戦時下…ああまったくもってその通りだ、これは戦争。
ならば私が貴様らを蹂躙する。盾を構えろ。

両手に曲刀を携え、パラドクス【デストロイスマッシュ】を使用。
敵がこれまで踏みにじってきた命の重さと、悲惨な状況の憤りを武器に乗せ、シールドバッシュで突っ込んできた兵士を叩き切る。
【ダメージアップ】の効果で破片も残さず一刀両断だ。

人員に対して1体ずつは非効率かもしれんが、着実に数は減らせるだろう。
それにこれは戦争だ。蹂躙するといったであろう。

…いかんな、少し冷静さを欠いた。
周りの状況をよく見て仲間との連携をとり、臨機応変に対応する。
戦況によっては撤退も考えよう。奪還戦はこれからだ。


●見敵必殺
 死屍累々。死んだばかりの動物達は、そこかしこに散らばっている。
 “ディアボロスかもしれない”という理由だけで、ゾルダート『シュトース・トゥルッペ』達には充分だ。
 血生臭い風が吹き抜ける街道に、4人のディアボロスが降り立つ。

【Nox】の花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)、ルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)に加え、同じ車両に乗り合わせたテクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は、街道を駆けていく。
(「グランダルメに、俺にはこれと言った縁はない……だが、多くの人と命が暮らす場所であり、仲間の大事な故郷でもある」)
 夜壱はチラとルリラを一瞥する。
 彼女の故郷は、今回の奪還地域には含まれないようだ――しかし、キマイラウィッチの“悪辣な狂宴”は捨て置けない。
『領土を拡大させない』という意味でも、グランダルメ/欧州中央と西部の奪還は、大きな意味があるだろう。「――いたぞ、アレだな」
 錬晏は静かに呟き、右腕を覆う黒橡の大籠手を黒龍偃月刀に添えた。
 
「不審な一団を発見、これより迎撃する!」
 警戒していたゾルダート達は確認することなく、問答無用で攻撃態勢へ移行する。
 どうやら厳戒態勢を敷かれているようだ。
(「思った以上に数が多い。後背を取りに行こうとすれば、かえって囲まれかねん」)
 勇気と無謀は別である。
 己の一計を“無謀”と判断すると、錬晏は隣に目配せし、
「夜壱殿」
「承知。いざ往かん!」
 その一言に、殺気立つ夜壱は如意棒を構え、一気に詰め寄る。
 パラドクスは予測可能・回避不可能――《霹靂神(ハタタガミ)》による、朱色の石火が戦場を駆け抜けていき、
「体勢用意、吶喊せよ! JJJAAAAAaaaaaaaaaaaaaaa!!」
 神仏の詠む唄のごとき余韻を裂くように、シュトース・トゥルッペ達は、夜壱めがけ突撃を仕掛ける。
(「すこし緊張、する……けれど、みんなが、じぶんらしく戦えるように。わたしも、頑張らなくちゃ……!」)
「……光よ満ちて、世界に踊れ」
 Salut Épéeを爪弾き、ルリラは《Ⅺ.Resplendir(レスプラォンディール)》を口ずさむ。
 凜とした歌声にこめるは、立ち向かう強かさと、世界への希望。
 天使の輪が浮かび上がり、光砂となって唄とともに戦場を吹き抜ける。
 煌めく砂塵は剣閃と成ってゾルダートに襲いかかり、
「突撃準備射撃、用意! 目標へ一斉射!!」
 不気味な十字が赤く輝く重砲が、ルリラへ一挙に砲火を浴びせかかった。
 だが、反撃する者は、多少なりとも怪我を負わされている。
 傷つく機巧兵の一部へ迫るべく、テクトラムが大きく踏みだした瞬間……視界の端に赤い塊が見えた。

 ――子ウサギ“だった”モノだ。

(「嫌に徹底している。我々のチカラを知っているとはいえ、ここまでするものか……いや」)
 それが“戦争”だ。
 スパイが潜入すれば速やかに始末すべきであり、アジトがあるなら丸ごと焼き払うべきだ。
 見敵必殺は自明の理――虱潰しに排除していき、ディアボロスなら反抗する。違うならそれで構わない。
 ディアボロスがもし、同じ状況に置かれたとして……見逃す理由はあるか?
 それはない。絶対にあり得ない。断言してもいい。
「そうか、そうだったな……これは“戦争”だ。ならば私が小さき命に代わって、貴様らを蹂躙する」
 腰に下げていた一対の曲刀を引き抜きながら、破損する機巧兵めがけ、テクトラムが《デストロイスマッシュ》を放つ。
 交差する剣筋に怒りをこめ、重厚な機械兵士を斬り捨てる。
「ああ、悉く討ち取ってみせよう。――敵を削り取ることこそ、前哨戦の誉なり!」
 続けざまに錬晏も躍り出るや、朱殷の闘気が怒れる龍となって、錬晏を包みこむ。
 《氛氳勦轢(フンウンソウレキ)》――逆鱗に触れられた幻獣は天変地異を起こす、畏敬の存在。
 その威風に後押しされた錬晏の偃月刀も、シュトース・トゥルッペの破損部を斬り落とし、息の根を断つ。

【ダメージアップ】【ガードアップ】【命中アップ】――クロノヴェーダが持ち得ない、ディアボロス最大の武器。
 戦術エフェクト/残留効果を意識した、実に堅実な戦いぶりだった。
 夜壱とルリラが複数対象を攻撃することで、負傷者を増やし、同時に敵の狙いを同時に引きつけていき。
 追い討ちをかける錬晏とテクトラムが、確実にトドメを刺す。
(「仲間がいると、ここまで頼もしいとは……情けない所は見せられないな」)
「どうした、戦果がほしい者はかかってこい!」
 大立ち回りをみせる夜壱が雄叫びをあげ、華やかな電光が戦場を迸り、消耗していた機巧兵が倒れ伏す。
 だが、それでも尚、動こうとする者が残っていた。
「総員、構え!」
「夜壱さんを、傷つけさせない……!」
 反撃に打って出るシュトース・トゥルッペの一斉突撃へ、ルリラが射線上で立ち塞がる。
 敵も残り僅か。とはいえ、3、4体同時の反撃を受け続けてきたルリラは、盾役として動いていた。
 それだけに彼女が背負った負担も大きく、熱傷と裂傷で、華奢な身体は痛ましいまでに傷ついている。
「……わたしは、歌い続ける。小さな命も挫く、あなた達を……倒すまでは……っ」
 赤く濡れたルリラの指先は、赤く汚れた琴剣から、旋律を紡ぎだす。
 光砂が戦場を吹き抜け、斬りつけた軌跡をなぞるようにして、テクトラムと錬晏も動く。
「割れかけの盾で防げると思うな」
 憤怒をこめたテクトラムの双曲刀が、ゾルダートの脳天に叩きつけられ、致命傷を負った敵兵は勢いに圧されて地べたを跳ね転がり、
「これで終いだ、辞世の句はあの世で詠むがいい」
 分厚い防楯ごと崩そうと、錬晏が強烈な斬撃を放った。
 偃月刀の切れ味がパラドクスで、戦術エフェクトで増強されたことで、最後の一体は上体と下体が離ればなれになる。

 後に残るは、鉄と油と血の臭い。
 全滅した巡回部隊を見下ろし、肩で息をするテクトラムは大きく息を吐く。
「……いかんな、少し冷静さを欠いた」
「だいじょうぶ……わたしも、あなたの気持ち……すごく、わかる」
 最後まで持ち堪えたルリラは、錬晏に支えられながら頷いて、
「ヴィルヘルム直属軍が起こした影響か、ディアボロスが手の内を明かしすぎたか。……いずれにしろ、少しでも不要な犠牲は減らせただろう」
「ルリラ殿、安全圏まで肩を貸そう――引くにはいい潮時だ」
 夜壱も複雑な心境を覗かせる中、錬晏が「ここが引き際だろう」と提言。
 街道から撤退し、次の行動に備える。
 兵は神速を貴ぶ――戦とは、なによりも迅速に動くことが肝要なのだ。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!

最終結果:成功

完成日2024年04月15日

【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの剣客

 このシナリオは【断頭革命グランダルメ奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 断頭革命グランダルメのジェネラル級及び、一時的な協力関係を構築した『火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチ』、『蹂躙戦記イスカンダルの亜人』、漂着後に各勢力の支配下に置いた『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。

 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、【自動人形のピエール・オージュロー】の軍勢です。
 『ピエール・オージュロー』は、ベルンからスイス南部に向かうローザンヌ方面の街道に陣取り、ディアボロスの移動を阻止する構えを見せているようです。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑦ピエール・オージュロー」の敵残存率を低下させます。


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選択肢👾奪還戦ファーストアタック『シュトース・トゥルッペ』のルール

 奪還戦直前のファーストアタックで、敵ジェネラル級の戦場に攻撃を仕掛けます。
 この戦闘に勝利する事で、奪還戦時の敵残存率を減少させることが出来ます。
 敵は軍団規模の戦力である為、ある程度戦って敵戦力を削った後は、頃合いを見て撤退してください。
 状況によっては、敵ジェネラル級と遭遇する場合もありますが、この戦闘で、ジェネラル級を撃破する事は不可能です。
 ジェネラル級も深追いはしてこないので、速やかに撤退すれば、逃げ切ることが出来る筈です。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。