リプレイ
エイレーネ・エピケフィシア
長い旅路の果てに、いよいよ故郷たるヘラスの大地が近づいてきています
この地においても人々は苦境に喘ぎ、神々の聖域が穢されていることでしょう
一刻も早く上陸して亜人どもの支配を崩さねばなりませんね
ですが今は、一つ一つ出来ることを進めて参りましょう
【水中適応】を発動して敵地に向かいます
もし【完全視界】がなければ水中用ゴーグルで視野を確保
澄んだ海を海面すれすれから覗き込む敵は、ただ浅い所を泳ぐだけでは容易くこちらに気付くことでしょう
なので、海底の地形の起伏、繁茂する海草、魚群、或いは船の残骸といった身を隠すのに適したものがあればうまく使いながら進んでゆきましょう
水中から敵の姿や飛行音を捉えたなら、隠れ場所に沿って動きながら追跡
その巡回ルートや敵の大凡の総数を測り、海中から飛び出すや否やの奇襲攻撃を仕掛ける準備を行います
仲間ともお互いに見聞きした情報を交換し合い、それぞれの視点を合わせて真実に近い情報を割り出せるように
此度の敵は平均的な亜人の雑兵と比べて、よく統率されていますね
慎重に挑むとしましょう
長かった――パラドクストレインから眩い碧海を見やり、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は独りごちる。
「故郷たるヘラスの大地においても、人々は苦境に喘ぎ、神々の聖域が穢されていることでしょう。一刻も早く上陸して、亜人どもの支配を崩さねば」
気は逸るものの、急がば回れ。今は1つ1つ、出来る事を。
既に、何度かイオニア海を渡っているエイレーネだが、今はまだ単身。用意して来た残留効果は【水中適応】だ。例えば、【完全視界】など他に便利な残留効果はあるが、無ければ無いで、やりようはある。
水中ゴーグルを装着し、静かに潜水を開始する。
(「敵は、海面スレスレを哨戒する部隊もあるそうですね」)
抜群の透明度を誇るイオニア海は、圧倒されんばかりの美しさだが、只浅瀬を泳ぐだけでは容易く発見されてしまうだろう。
海底の起伏に富むイオニア海は、水深2000m越えと全般的に深い。オリンピアがあるペロポネソス半島付近ともなれば、水深は実に5000m超。地中海全域を通じて、最大深度であるという。
流石に、海底近くまで潜ってしまっては、ディアボロスの方も敵の警戒網についての情報収集が進まなそうだ。
(「此度の敵は亜人の雑兵と比べて、よく統率されていますから。慎重に挑むとしましょう」)
イオニア海は『蹂躙戦記イスカンダル』の領海だ。岩礁を始め、繁茂或いは漂流する海草、魚群、或いは船の残骸といった身を隠せそうな物も皆無ではない。
諸々の遮蔽物で海上からの視線を避けるように、エイレーネは時に深く潜り、時に迂回しながら泳いでいく。
――――。
まだ、周辺は静かなものだ。口から零れる気泡が海面へ上がっていくのを見上げながら、エイレーネはこれからの算段を立てる。
(「水中から敵の姿や飛行音を捉えたら、隠れ場所に沿って動きながら追跡……巡回ルートや敵の大凡の総数を測った上で、奇襲攻撃を仕掛ける機を窺いましょうか」)
出来れば、他のディアボロスが見聞した情報も交換し合いたい所。予断は禁物だが、それぞれの視点を合わせれば、より事実に近い情報を割り出せるだろうから。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
イスカンダルは未だ健在、加えてナポレオンとの接触で何かしらの知恵や技術を得ていることも考えられます。
焦りは禁物ですが、攻略を進めねばなりませんね。
大いなる母たにして戦の神たるネイトよ、新たな戦へと向かう者たちにお力添えを。
祈りを捧げ【水中適応】の力を授かり、仲間たちへの【幸運】を願います。
周辺の生き物がいれば生き物がなにかを警戒して隠れていないか、海藻や岩、珊瑚などに破壊の痕や傷がないか、破壊された欠片や食べられた後の残骸がないかなどを注意深く観察します。
なるべく海底を進み【砂使い】で大きく砂が動かないよう操りながら一定の距離ごとに身を隠して周辺を警戒、異常がなければ先に進みます。
【完全視界】や【パラドクス通信】がなければ前もってハンドサインなどを決めておきましょう。
断頭革命グランダルメ奪還戦を経て――蹂躙戦記イスカンダルも、多くのジェネラル級を喪う大打撃を被るも、ディヴィジョンとしては未だ健在。
(「加えて、ナポレオンとの接触で、イスカンダルも何かしらの知恵や技術を得ていることも考えられます」)
焦りは禁物だが、引き続き攻略を進めねばなるまい。
「大いなる母たにして戦の神たるネイトよ、新たな戦へと向かう者たちにお力添えを」
祈りを捧げ、残留効果【水中適応】を更に重ねるハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)。
「……そして、幸運を」
ディアボロス単身に、イオニア海は余りに広いから。
既に先行しているディアボロスがいると聞く。救援機動力を駆使して、早急に合流した方が良いだろう。
だが、その途上の情報収集まで端折るのは、流石に勿体ない。
なるべく深く潜り、ハーリスは泳ぎ出す。
海中の生物の様子、海藻や岩、珊瑚などに破壊の痕や傷がないか、破壊された欠片や食べられた後の残骸がないか――注意深く観察しながら、進んでいく。
(「海底まで潜るのは……流石にやり過ぎでしょうか?」)
イオニア海の水深は大凡、数千m。全般的に深い。残留効果のお陰で、ディアボロスに水温や水圧の影響は無いが……どうやら、先行のディアボロスは、もう少し浮上して泳いでいるようだ。
(「……あ、いました」)
【完全視界】はまだ無い為、発見に時間は掛かったが、行く手に人影を見出しホッとするハーリス。幸いにして、合流前に敵と遭遇せずに済んだようだ。
やはり、残留効果のお陰で、水中の会話も支障が無ければ、情報交換も容易かろう。
(「ついでに、非常時のハンドサインも決めておきましょう」)
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
『天弓のウルフシャ』率いる哨戒部隊を、最初に発見したのは――エルマー・クライネルト(価値の残滓・g00074)。
やはり、救援機動力を駆使して先行のディアボロス達と合流を果たした直後、であった。
(「クロノヴェーダ共は、歴史に残す価値のない奴等だが……」)
亜人が亜人たる『蹂躙』は、けして看過出来ぬ所業。だが、今の彼らはあくまでも『軍事行動』中であり、トループス級の方は『ルフトキュラシェーア』――エルマーの忌まわしき故郷から漂着したゾルダートだ。
無論、容赦の心算など皆無だが、実直には実直を。悪辣に嫌味を飛ばす事はあっても、殊更に貶める気など無い。
(「【飛翔】は……まだ拙いか」)
敵数が多い内から、圧倒的寡兵で空中戦を挑むのは無謀。海上の敵に水中から攻撃するのも、得策とは言えぬだろう。で、あれば――。
「さて、君達の価値は如何程かね」
迅速に浮上、海面に起つや、両腕を前へと構えるエルマー。その安定感は【水面走行】の賜物だ。
あたかも指揮者の如く腕を振るえば、飛び出したのは異国の呪詛纏う機械人形。
――――!!
海面スレスレに先頭を飛翔するルフトキュラシェーア2体目掛けて、操り人形に仕込まれた無数の針とナイフがばら撒かれる。
敵影発見――突撃!
敵もすかさず、陣形を組み反撃する。先頭の1体が真っ向からカービンライフルを射撃すれば、後続の1体は回り込んで挟撃せんと。
「……っ」
二方向からの銃撃に眉根を寄せるも、エルマーは踏み止まる。元より、攻撃を受け止め、その応酬に強力な一撃を叩き込む戦術を好む。今回は【ガードアップ】2段の恩恵が幸いした。
(「やられたことは、倍にして返さないと気が済まないのでな」)
これは、今の先へ往く為の戦い――どんなに苦しみ惨めに這い蹲ろうが、その先にあるのはエルマーだけの価値だ。
「さあ、価値の奪い合いを始めようじゃないか」
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
エイレーネ・エピケフィシア
かつては人間であったゾルダート……それが亜人の走狗になるとは、哀れなことです
あなた達を怪物の支配から解き放ち、冥府に送り届けて差し上げましょう!
仲間の攻撃に続けて海面に飛び出し、【水面走行】状態に移行しながら攻撃を開始します
まずは水中から現れてすぐの奇襲によって敵陣の一角を切り崩し、包囲されずに戦える状況を作りましょう
《神護の長槍》を手に放つは『飛天旋舞斬』
パラドクスの力で素早く加速して駆け抜けながら、立ち塞がる敵を槍で貫いて仕留めます
亜人どもが力を高めれば、かつての機械化ドイツ帝国の領土をも容赦なく蹂躙されるに違いありません
あなた達の故郷を護るためには、その翼を砕くほかないのです!
反撃は《神護の輝盾》で受け止めて対処
パラドクスの効果によって一時的に包囲された場合は【水中適応】で水中に逃げます
少し離れたところで浮上すると同時にパラドクスを再度発動し、攻勢に転じましょう
冥府に渡れば、人であった頃に愛した者達が待っていることでしょう
彼らの眠りが安らかで、誰にも妨げられないことを祈ります
(「かつては人間であったゾルダート……それが亜人の走狗になるとは、哀れなことです」)
先陣切ったディアボロスに続き、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)も海中より飛び出し、神護の長槍を振う。
「あなた達を怪物の支配から解き放ち、冥府に送り届けて差し上げましょう!」
「……」
鋭く叫ぶエイレーネの言葉にも、ルフトキュラシェーアの反応は薄い。
尤も、エイレーネも構わず、超加速の三連撃。すれ違い様に痛烈な一撃を次々と浴びせていく。敵の楔の陣形を崩し、包囲殲滅の態勢を挫かんと。
「……っ」
逆説連鎖戦のパラドクスの交錯は瞬時であれば、流石に海中に逃れる暇はない。攻撃の手応えは確と感じながら、三方からの突撃の勢いは殺し切れず、神護の輝盾を翳して凌ぐエイレーネ。
一口にトループス級と言えど、その実力はピンからキリまで。エイレーネはウェアキャットだ。機械化ドイツ帝国は伝聞でしか知らない。それでも、肌で感じる。すぐさま体勢を立て直し突破戦術を敢行したルフトキュラシェーアは、確かに機械化ドイツ帝国では精鋭であったのだろう。
「亜人どもが力を高めれば、かつての機械化ドイツ帝国の領土をも容赦なく蹂躙されるに違いありません。あなた達の故郷を護るためには、その翼を砕くほかないのです!」
「……どの口が言う、ディアボロス」
すれ違う程に接近したからこそ、その呟きは辛うじて聞こえた。彼らが異郷の地に漂着した原因を思い返せば、宜なる哉。
だが、大地の奪還を念願とするエイレーネの戦意は些かも損なわれない。
「冥府に渡れば、人であった頃に愛した者達が待っていることでしょう……どうぞ安らかに」
天にも地にも、そして海上にも、凶徒の居場所はない――女神への揺るがぬ信仰が齎す加護をパラドクスに換え、エイレーネは縦横無尽に翔ける。立ち塞がる敵を力強く槍で貫き、仕留めていく。
(「あなた方の眠りが、誰にも妨げられないことを祈ります……」)
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ディアナ・レーヴェ
なるほど。……まだまだ敵の数は多そうね?
【水面走行】を頼りに、こちらも囲まれないよう、それから味方の背を守るよう、駆け回りながら攻撃していくわ!(【Licht fällt】)
※もう戦闘開始しちゃってるみたいだし、今更隠密とかには余り気を使わなくて構わないわよね?
ふーん、後続の1体は回り込んできたのね!
機械化ドイツ帝国元軍人としては、このまま無難にV字陣形とかで来るのかなーって軽く予測くらいは立てましょう。
思い込みは禁物――とはいえ多分、こいつら割と教科書通りの動きしてくるタイプだとは思うのよ?
まずは何はともあれ数減らしね!
既に損傷を受けている1体は確実に狙い撃ちたい。
それから、この手の陣形ではリーダー格が結構先頭に来てくれたりしがちよね。
敵の連携・士気を挫く為、敵陣をよく観察して偉そうな機体が見えたら積極的に狙ってみましょうか!
戦争なら私が受けて立つ。
寡兵ながら、歴戦のディアボロス達は海上とは思えぬ安定感で、次々とトループス級を斃していく――。
(「でも……まだまだ敵の数は多そうね?」)
やや遅れて駆け付けたディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)は、戦況を窺い赤茶の双眸を眇める。
(「こちらも囲まれないように……それから、味方の背を守るように!」)
【水面走行】を頼りに、勢いよく海面を蹴るディアナ。既に戦端は切られている。今更、隠密行動には拘らずとも良いだろう。
(「このまま、無難にV字陣形とかで来るのかな……ふーん、後続の1体が回り込んできたわね!」)
機械化ドイツ帝国の元軍人として、或いは神算軍師として――軽く予測は立てても、思い込みは禁物。とは言え、このルフトキュラシェーアらは割合、教科書通りの動きをしているようにも見える。
「何はともあれ、数減らしね!」
回り込んで来た後続の1体に、火砲の照準を合わせるディアナ。既に幾らか損傷している機体から、確実に狙い撃つべく。
――――!!
徐に、その火砲を空に向けるや、砲撃する。敵を攪乱するように戦場を駆け回り――よもや、敵がディアナへ急降下攻撃を仕掛けんとしたタイミングで、砲弾が頭上から直撃しようとは。
「!?」
「仕掛けは、ひーみーつっ!」
ついでに、爆心近隣の2体も巻き込んだ。カービンライフルの一斉射撃を被りながらも、いっそ天真爛漫に。パラドクスの賜物であるのは、言わずもがなである。
(「そう言えば……」)
この手の陣形では結構、リーダー格が先頭に来てくれたりしがちだと思う。
(「敵の連携とか士気を挫くなら、偉そうな機体を積極的に狙ってみましょうか!」)
これは、海戦――戦争なら、私が受けて立つ。殲滅を旨とする機兵として。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【照明】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
「……チッ」
アヴァタール級亜人『天弓のウルフシャ』は、忌々しそうに舌打ちする。
ほんの少し前まで、ゾルダートの一部隊を率いていたというのに……忽ちディアボロス数人に『蹂躙』されようとは。
「けど、俺様だけ逃げ帰るなんざ、クレイトス様にも連中にも顔向け出来ねぇってな」
弓に矢を番え、弦を引き絞る。傲慢に、居丈高に。
「……ああ、敵は数人。この程度、俺様だけで十分だ!」
クロエ・アルニティコス
オリンピアの競技会には何らかのクロノ・オブジェクトが用いられているであろうことが分かっています。
それは『オリンピアのゼウス像』ではないようでしたが、そのクロノ・オブジェクトを破壊すれば競技会を妨害できそうですし、いい情報を得ることができました。
後は更に詳細を知れれば破壊作戦も立てやすくなる。深く探ってみましょうか。
敵はやる気のようですし、あまり長い、回りくどい話は難しそう。お互い短い言葉で情報を取れるようにしなければいけませんね。
三相の杖を構え、宣戦布告のように話を。
いいでしょう。私たちはそれを潰すつもりではありますが……お互いにオリンピアの競技会の前哨戦です。
私は魔術の女神にして冥府の女神ヘカテーと、その依代である神像へと勝利を捧げましょう。
オリンピアの競技会を意識させ、「私は」という言葉を使うことで相手にも似た言葉を口にする流れを作り、「女神とその依代へと勝利を捧げる」と物も対象に含めることで相手が断片の王イスカンダルだけでなく、例のクロノ・オブジェクトの名も言及するよう誘導します。
「いいでしょう。私たちは潰すつもりではありますが……お互い、オリンピアの競技会の前哨戦です」
アヴァタール級亜人『天弓のウルフシャ』の前に進み出たのは、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)。
(「オリンピアの競技会に、何らかのクロノ・オブジェクトが用いられているであろうことは、分かっています」)
それが『何か』まではまだ判然としていないが、破壊すれば競技会を妨害出来そうか。
(「後は……更に詳細を知れれば、破壊作戦も立て易くなります。探ってみましょうか」)
「何だ、テメェ……ウェアキャット、にしては尾が太いな」
眉根を寄せる天弓のウルフシャは、既に戦闘態勢。余り長い、回りくどい話は難しそうだ。
(「……お互い、短い言葉で情報を取れるようにしなければいけませんね」)
これ見よがしに三相の杖を掲げ、宣戦布告のように朗々と。
「私は、魔術の女神にして冥府の女神ヘカテーと、その依代である神像へと勝利を捧げましょう」
其方は? とオリンピアの競技会を意識させる方向で問い掛けるクロエ。
「私は」という言葉を使う事で相手にも似た言葉を口にする流れを作り、「女神とその依代へと勝利を捧げる」と物も対象に含める事で相手が断片の王イスカンダルだけでなく、件のクロノ・オブジェクトの名も言及するように、誘導する算段であった。
「……は?」
だが、天弓のウルフシャは、いっそキョトンとした面持ちで眼を瞬かせる。
「何言ってんだ、テメェ……女神といったら、アテナだろうが」
「……はい?」
「ハハッ、女神の名も知らねぇとは……ディアボロスって奴ぁ、間抜けなんだな」
少なくとも、オリンピアの競技会にギリシャの女神が関係しているらしいとは窺えたが……明らかに馬鹿にされて、何とも言えぬモヤモヤが込み上げてくるクロエ。
回りくどい話は避けた心算であったが……クロエの誘導質問は、それでも尚、亜人には難し過ぎたのだろう。
ディアボロスの常識が相手の常識とは限らないし、対象の知性に合わせた質問内容でなければ的を射た回答は得られない。情報収集に際して、相手の立場や環境を想像するのは、機会を逸しない為にも大切だろう。
「御託は済んだか? そら、さっさとやり合おうじゃねぇか!」
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
クロエ・アルニティコス
すぅ……ふぅ……さて。私のことはいいでしょう。
知性の足りない亜人風情に無知の知を説くのも時間の無駄です。
……欲しい情報はある程度だけとはいえ窺えましたしね。
ただし。お前は畏れ敬うべき女神を軽んじました。
私の……いえ、私たちの前でその不遜を働いたこと、奈落の底で悔いなさい!
三相の杖を手に【三界巡る冥府の火】を使用。三相の杖に冥府の火を灯します。
【水面走行】で海面へ立ち、杖を振るい冥府の火を放つことでウルフシャを攻撃。敵の放つ燃え盛る矢と遠距離で撃ちあいを行います。
尊き女神の御力は天上、地上、冥府、そして海神の領域にも及びます。その炎から逃れる術はありません。
どこであろうと燃え盛る冥府の火でウルフシャを焼きましょう。
冥府の女神にして魔術の女神ヘカテーよ。あなたを信じる者に目を掛けて頂けるなら、どうか私に、不遜なる者をも裁く炎を!
どういった形かは分かりませんが……
其の名が何らかの形で利用されていることは想像できます。
また一つ、オリンピアへと向かう理由ができました。
すぅ……ふぅ……。
知性の足りない亜人風情に、間抜け呼ばわりされるとは――伏し目がちに深呼吸するクロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)。
(「……さて。私のことはいいでしょう。こんな輩に無知の知を説くのも、時間の無駄です」)
ある程度、窺い知れた情報があるだけ、マシというものだ。
(「『其の名』が、どういった形で利用されているかは判りませんが……また1つ、オリンピアへと向かう理由ができました」)
「……お前は、畏れ敬うべき女神を軽んじました」
何より、クロエには赦せない事がある。
「私の……いえ、『私たち』の前でその不遜を働いたこと、奈落の底で悔いなさい!」
三相の杖を手に、クロエが祈りを捧げるのは――冥府の女神にして魔術の女神ヘカテー。亜人如きに蔑ろにされたとして、その信仰は欠片も損なわれはしない。
「あなたを信じる者に目を掛けて頂けるなら、どうか私に、不遜なる者をも裁く炎を!」
果たして、杖先に黒き冥府の炎が燃え上がる。
「尊き女神の御力は天上、地上、冥府、そして海神の領域にも及びます。その炎から逃れる術はありません」
【水面走行】を以て海面に立ち、クロエは宙に浮く天弓のウルフシャ目掛けて『三界巡る冥府の火』を放つ。
「どこであろうと、お前を焼き尽くしましょう」
「ハハッ! 俺様の流星とテメェの炎、どっちか強いか」
黒炎と交錯するのは、流星の如き灼熱の光。
「その身で味わってみろ!」
海上と空中、双方怯まず真っ向から撃ち合う。
――――!!
燃え盛る冥府の火が亜人を焼き、灼熱の光が妖花の魔女に突き刺さる。
天弓のウルフシャはアヴァタール級だ。哨戒部隊を率いるだけの実力はあろう。
だが、流星の止矢を浴びせられようと顔色1つ変えず、クロエは確と顔を上げて敵影を睨む。
冥府の女神にして魔術の女神の名に懸けて、神を知らぬ恥知らずに、敗ける訳にはいかないのだから。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
ディアナ・レーヴェ
(仲間たちの方をチラっと見る。…いや、改めて「怒ってるなぁ」と)
…ウルフシャ。あなた今、自分で自分をだいぶ窮地に叩き落としたわよー?
(意図せずめっちゃ挑発したと思う。攻撃力とか上がってそう――ああいや実際は上がらないとは思うんだけど、こう、イメージとか気合的な意味でね?)
さて!
そうしたら私は【水面走行】で海面に留まりつつ、そんな仲間達の援護役として動きましょう。
皆の攻撃の起こりをよく見つつ、支援するように砲撃や声掛けを行っていくわ!(【Rat】)
連携には適宜【パラドクス通信】も用いつつ。
弓矢は……あっつーい!?
利き腕の反対側とかでなるべく受けて、熱かったら海面でじゅって冷やす。
見てなさい、遠距離攻撃ならこっちだって専門家なんだから!
「……ウルフシャ。あなた今、自分で自分をだいぶ窮地に叩き落としたわよー?」
チラと仲間達の方を見やり、ボソリと呟くディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)。
(「怒ってるなぁ」)
恐らく、亜人は気付きもしていまい。意図せずして、とてつもなく挑発してしまった事など。
(「攻撃力とか上がってそう……ああいや、実際は上がらないとは思うんだけど、こう、イメージとか気合的な意味でね?」)
となれば、その『怒り』を存分にぶつけて貰えるよう、ディアナ自身は援護役として動くとしよう。
海上に留まり、後方で火砲を構えるディアナ。敵は既に単体、こちらも人数は多くない。戦場全体を視界に収めるのも難しくなかった。
――パラドクス撃った直後、真下が死角になるわ。
【パラドクス通信】で予測を囁くや、一気に踏み込む。敵味方の動きを冷静に計算した上で、「次に敵が隙を晒す瞬間」を予想、その隙を突くまでがディアナのパラドクス『Rat』だ。
果たして、スルリと天弓のウルフシャの真下に滑り込んだディアナは、火砲をぶっ放す。
「あっつーい!?」
手応えはあった。尤も、逆説連鎖戦の反撃もいっそ自動的であれば、頭上からの灼熱の光に容赦なく炙られる。
転がるように離脱して、海面に腕を突っ込んだ。ダメージ回復の残留効果は無い為、あくまでも気休めだが……まだまだ戦える、何とかなる!
「見てなさい、遠距離攻撃ならこっちだって専門家なんだから!」
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
アテナの御名は私も存じております。数々の英雄や神々の名を騙るものがいましたが、エイレーネさんの前でそれを口にするとは。
しかし、オリンビアの競技場に無視できぬものがあるのは確定です。この戦いに勝利し、先に進みましょう。
砂漠の守護神にして嵐司りしセトよ、お力添えを。あらゆる外敵を薙ぎ払うお力をお貸し下さい。
祈りを捧げ仲間達への【幸運】を願い、この戦の勝利を誓います。
【水面歩行】があれば大地と同様に走れます。より鋭く駆けるために両足を【肉体変異】で獣の足に変えましょう。
【残像】を生み出す速度で駆ければ水飛沫でこちらの居場所は明確になりますが、不規則に【忍び足】で緩急をつける事で移動のタイミングと位置をずらし、動き回りながら仲間が狙いやすい場所へと誘導します。
追尾してくる光の矢も【残像】を利用して狙いを誘導し、【セトへの誓願】による【連射】の威力で制圧してみせましょう。
天弓のウルフシャが零した言葉からして、オリンピアに無視できぬものがあるのは確定だろう。何としても、先に進まなければ。
(「砂漠の守護神にして嵐司りしセトよ、お力添えを。あらゆる外敵を薙ぎ払うお力をお貸し下さい」)
ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)は神に祈りを捧げ、幸運を願い、勝利を誓う。
身構えれば、足下は海であるにも拘らず、大地を踏みしめているのと変わらぬ安定感。残留効果【水面走行】の賜物だ。
残像を起こさん勢いで駆け出す。ハーリスのネメシス形態は獅子の足を具える半人半獣の姿だが、敵がアヴァタール級で最後という現状、生命の危機に陥ったとまでは言えぬ戦況だろう。
嵐の神セトに願い奉る――海上で束ねるは、渦潮を生み出す力。槍と化し、敵を貫かんと。
「チッ」
ハーリスの狙いは仲間の援護。敵にとっては、文字通りの横槍だろう。忌々しげに舌打ちし、天弓のウルフシャは反撃する。巨大な光輝の矢は忽ち数多の小矢に分散するや、四方八方からハーリスに追い縋る。
――――!!
槍と矢が交錯する。駆ける速度に不規則な緩急をつけるも、パラドクスの尽くを回避しきるのは厳しい。それでも、これまでに積み上げた【ガードアップ】は3段。肉体の堅固で凌ぎ、ハーリスは天弓のウルフシャを仲間が狙い易い場所へと誘導を試みる。
「何たる不敬。城市護り給う畏き女神の聖名を、亜人如きが口にするとは!」
果たして、響き渡る憤りの声音に、思わず翠眼を細めるハーリス。
ハーリスのパラドクスは、己が神々への祈りに基づく。であれば、残留効果に更に増幅されたとして、その怒りは然もありなん。
天弓のウルフシャが口にした女神の名は、ハーリスも知っている。
(「数々の英雄や神々の名を騙るものがいましたが……『彼女』の前でそれを口にするとは」)
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
エイレーネ・エピケフィシア
不敬ですよ。城市護り給う畏き女神の聖名を、亜人如きが口にするとは!
卑しくもアテーナー様にお仕えする神官として、あなたの赦しがたい不遜と暴虐を終わらせます
――覚悟なさい!
信奉する女神の名を亜人が口にしたことへの怒りを力に変え、ネメシス形態を発動
荘厳な黄金の鎧を身に纏って敵に立ち向かいます
憤激しながらも戦いぶりは冷静に
仲間と敵を取り囲んで追い詰めて逃げ場を潰し、飛行能力による離脱を封じて一気呵成に倒しましょう
【パラドクス通信】で声を掛け合い、激しい戦いの中でも敵を見失わず、攻撃の機を合わせられるように
【水面走行】で海面上に留まりながら、空を舞う敵影に槍を突きつけます
そして穂先から解き放つは『勝利齎す女神の威光』
滂沱の聖光を徹底的に浴びせて、悪しき者の身を焼き尽くします!
地殻変動は全速力の【飛翔】で影響から素早く逃れ、岩石は≪神護の輝盾≫で防御
足下が落ち着いた所で着地し再び攻勢に転じます
ここで名前が出た以上、オリンピアの儀式と無関係ではないのでしょう
……万難を排して阻止しなければなりませんね
「何たる不敬。城市護り給う畏き女神の聖名を、亜人如きが口にするとは!」
胸が震える程の怒りを以て、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は復讐を誓う姿に変じる。猫の耳と尾はそのままに、黄金の翼を広げ黄金の鎧を纏う荘厳なる戦乙女の姿に。
「アテーナー様! 大神ゼウス様の姫神にして、勝利を齎す女神よ! どうかこの槍に、人々の敵を撃ち破る力をお与えください!」
海上より、神護の長槍を敵影に突き付ける。敬虔な信仰が生み出す加護の光明はとめどなく、奔流と化して迸る。
「滂沱の聖光を以て、悪しき者の身を焼き尽くします!」
「ほざけ!」
瞬間、天高く飛翔した天弓のウルフシャは地裂の嚆矢を放つ。
――――!!
矢に宿る破壊の力は地表ならぬ海面を割り、波濤の刃が巌の如くエイレーネに襲い掛かる。
「……っ」
咄嗟に飛翔した。神護の輝盾を翳して尚、追い縋る高波の衝撃は重い。それでも、海中に引きずり込まれるのだけは凌ぎ切る。
「卑しくもアテーナー様にお仕えする神官として、あなたの赦しがたい不遜と暴虐を終わらせます――覚悟なさい!」
内から込み上げる憤りは、エイレーネの戦意の源。一方で、明晰な思慮に努める戦振りは「知恵と軍略」の女神の神官たらんとして。
『総攻撃です!』
【パラドクス通信】で一声。ディアボロス達は敵の包囲を崩していない。このまま、飛翔による離脱を封じ、一気呵成に攻め立てれば。
「!?」
美しき蒼碧が荒海と化す激闘の果て、黒炎が、砲撃が、槍が、三方から一点に集束する。その尽くに矢を射ち返した天弓のウルフシャが攻撃に転じようとした、その刹那を突き通す。
(「ここで名前が出た以上、アテーナー様はオリンピアの儀式と無関係ではないのでしょう……万難を排して阻止しなければ!」)
その強い決意を、黄金に輝く破壊光線に換えて――解き放たれし神の光芒に完全に呑まれたものは、この世に一切の痕跡を残さない。
「城市護りたもう畏き女神のご加護を、この海にも」
イオニア海の波が静まるまで――己が神に祈りを捧げる時間くらいはあるだろう。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【隔離眼】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!