リプレイ
不知火・紘希
仲間のみんなが進めた作戦、ここで台無しにするわけにいかないからね。イスカンダルの希望が見えてきたなら、僕ができることを頑張るよ!ペルセポリスに着く前に、撃退すればいいんだね!
案内人さんの情報をもとに現地で待ち伏せするよ。
僕の彩は見つかりやすいかもしれないから少しカモフラージュして……。はじめましての亜人さんだけど、あの黒いおっきいやつだね!
まずは魔法のクレヨンを取り出して、同時にインラインスケートの光る靴でダッシュ、砂埃を起こしながら残像を描いて攪乱するよ。ほんの数秒で十分、敵が何かがいるって少しでも立ち止まってくれることが大切だからね。
自己進化することがわかっていれば力の発動もすぐできる。
コンマひとつ、僕が敵の様子を視ることができれば!
縦横無尽にその場を駆け回りながら「リピートベイン」を発動。
少しくらいかすったって手と目が動けば問題ないよ。
君の動きひとつひとつ、強力な黒の幻影でそのままお返しするよ!
エイレーネ・エピケフィシア
バビロン北方軍をガウガメラに釘付けに出来ている今、ペルセポリスさえ抑えれば、大王軍との戦いに対する横槍は完全に防止できるはずです
各地で戦い続ける忙しい状況ですが、必ず征してみせましょう!
敵の到着予想地点の近くに茂みや岩や木などの遮蔽物を探し、その影に身を隠しましょう
敵の姿を認めたなら仲間とタイミングを合わせて攻撃を仕掛けてゆきます
《神護の長槍》の石突きで地を叩くや否や、巻き起こるは『大地の激震』
行軍する敵の足元を突然の揺れが襲い、【泥濘の地】の発生によって離脱も遅れる状態に陥れます
奇襲によって激震の威力を体内まで十全に浸透させ、肉と骨を粉砕して差し上げましょう
死の運命は怪物を逃しはしません――覚悟なさい!
敵の迎撃体制が整う前に可能な限り数を減らすことで、連携の効果を低減
その上で繰り出される技に対しては、幾度もの戦を乗り越えてきた勇気を奮い起こし、《神護の輝盾》で冷静に受け止めます
恐れに駆られず心を強く保てば、声の規則性を読み取って動きを読むことにも役立てられるかもしれませんね!
「バビロン北方軍をガウガメラに釘付けに出来ている今、ペルセポリスさえ抑えれば、大王軍との戦いに対する横槍は完全に防止できるはずです」
パラドクストレインから降り立ち、そう言って作戦の意義を再確認するのは銀髪に白い肌、そして何より魅力的な琥珀色の瞳が目を惹くウェアキャットのディアボロス、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)だ。
「仲間のみんなが進めた作戦、ここで台無しにするわけにいかないからね。イスカンダルの希望が見えてきたなら、僕ができることを頑張るよ! ペルセポリスに着く前に、撃退すればいいんだね!」
その言葉に頷くのは、こだわりの靴に半ズボンのディアボロス、不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)だ。
「えぇ、各地で戦い続ける忙しい状況ですが、必ず征してみせましょう!」
その言葉に再びエイレーネが頷き、2人は敵を待ち伏せる構えに入った。
エイレーネが近くに茂みや岩や木などの遮蔽物を探し、隠れると、紘希もそれに倣って別の遮蔽物に身を隠す。紘希の服装は色彩豊かでいかにも目立ちそう。紘希自身もそれを自覚しているので、少しカムフラージュも施しておく。
やがて、トループス級亜人『アンティゴノス・テュポーン』の姿が見えてくる。
彼らは『ペルセポリス』の城壁が見えてきたことに安堵し、油断し切っている。
そこに、2人のディアボロスが飛び出す。
まず先手を取ったのはエイレーネ。
「奇襲によって激震の威力を体内まで十全に浸透させ、肉と骨を粉砕して差し上げましょう
死の運命は怪物を逃しはしません――覚悟なさい!」
『神護の長槍』の石突きを全力で地面に叩きつける。
発動するパラドクスは『大地の激震』。
円状に広がる衝撃波が瞬く間に周囲の『アンティゴノス・テュポーン』を飲み込み、ダメージを負わせていく。
ディアボロスから逃げていたはずなのに、正面にディアボロスが現れるという事態に『アンティゴノス・テュポーン』は驚愕し、大いに浮き足立つ。
攻撃を受けた『アンティゴノス・テュポーン』は反撃として、人語とも獣ともつかない悍ましい声を発しながら反撃を開始するが。
明らかに怯え浮き足だった『アンティゴノス・テュポーン』の声など、幾度もの戦を乗り越えてきたエイレーネの勇気を前にしてはなんの意味もなさない。
「恐れに駆られず心を強く保てば、声の規則性を読み取って動きを読むことにも役立てられるかもしれませんね!」
などと、その声を逆に利用して攻撃対策を行おうとする逞しさすら発揮される始末だ。
その間、紘希はインラインスケート型の『ピカピカ光る靴』でダッシュし、砂埃を撒き散らして、進路を塞ぐ。
明らかに走っているのは1人なので、通常であれば通じなさそうだが、ディアボロスから突然攻撃を受け、浮き足だっている『アンティゴノス・テュポーン』には、複数の敵が進撃してきたように感じられる。
一部の『アンティゴノス・テュポーン』は恐慌状態に陥り、後ろへ、あるいは前へ一気に進撃しようと進み始めるが、エイレーネがパラドクス発動とともに発動していた【泥濘の地】がその道行を阻む。
となればヤケクソのごとく、一部の『アンティゴノス・テュポーン』は突如自己進化を起こした特異個体となって、攻撃を敢行する。
だが。
「自己進化することがわかっていれば力の発動もすぐできる」
悲しいかな、ディアボロスに与えられた予知には敵の情報も含まれる。
「コンマひとつ、僕が敵の様子を視ることができれば!」
故に、縦横無尽に駆け巡る紘希は後の先をとって、パラドクスを発動する。
「君の動きひとつひとつ、強力な黒の幻影でそのままお返しするよ!」
反撃として発動するパラドクスは『リピートベイン』。
紘希がクレヨンを手に描き出すは、自己進化した『アンティゴノス・テュポーン』を再現した黒き幻影。
自己進化した『アンティゴノス・テュポーン』とそれを再現した黒き幻影は、同時にぶつかり合い、拮抗し、時空が軋みをあげる。
本来、反撃側は不利なのが常だ。攻撃側が拮抗以上の結果を出せば反撃側はそのダメージを軽減されてしまう。
だが、敵が浮き足だっており、その攻撃が精彩を欠いていれば、そして反撃側がその隙を突けば、話は別だ。
結果は反撃側優勢。
そして、紘希はそのまま続け様に能動的に攻撃を敢行する。
結局、『アンティゴノス・テュポーン』は体勢を立て直す隙も与えられず。戦いは終始ディアボロスに有利なまま進み、やがて『アンティゴノス・テュポーン』は殲滅されたのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
「間に合わなかったか」
トループス級亜人『アンティゴノス・テュポーン』が殲滅された様を見て、そう呟くのは彼らを伝令部隊と勘違いし、迎えに出てきていた部隊の隊長、アヴァタール級亜人『魔女メーデイア』だ。
「こうなったら、せめて伝令部隊を殲滅したディアボロスを倒して、功とさせてもらおうかしらね」
『魔女メーデイア』が戦闘体勢を取る。
「まずは我々にお任せを」
その背後から、彼女に付き従っていたトループス級亜人『アンティゴノス・イアペトゥス』が現れ、『魔女メーデイア』の前に立ちはだかる。
「いいだろう。やって見せなさいな」
「はっ」
立ち塞がる『アンティゴノス・イアペトゥス』は各々戦闘体勢を取る。
『魔女メーデイア』を倒すには、まずは『アンティゴノス・イアペトゥス』を排除する必要がありそうだ。
あるいは、何か工夫があれば『魔女メーデイア』を直接狙うことも可能だろう。
近くには人々の住む集落や『ペルセポリス』の城壁もある。戦闘の前に彼らに対し、言葉をかけ、情報工作を行なっておくのも悪くないかもしれない。
エイレーネ・エピケフィシア
或いは、イスカンダルがペルセポリスが無事なことを知って引き返す可能性も考えられるでしょうか?
どちらにせよ、ダレイオスがおいそれと街を捨てられないように仕向けることは有益ですね
この作戦の最大の目的は、イラン高原での決戦に邪魔を入れさせないことなのですから
クロエ様と協調し、イスカンダルがペルセポリスを諦めていないかのように誤認させる主張を展開します
城壁の近くや市内にいる亜人やウェアキャットにも聞こえるよう、大声を張り上げて語り聞かせましょう
ペルセポリスが無事だと気付いたイスカンダルが引き返してきたこと
それはわたし達にとって厄介な誤算でした
ですがこれだけ時間を稼げれば、ダレイオスを滅ぼして都市を掌握するまでの猶予は十分です
バビロンを制圧したわたし達には、どのようにして亜人の街を陥落させればよいかは分かりきっています
≪神護の長槍≫を突きつけて告げます
イスカンダルが喜び勇んでペルセポリスに入城する時こそ、彼の最期となるでしょう
そこにいるのは亜人ではなく、手ぐすね引いて待ち構える復讐者なのですから!
クロエ・アルニティコス
アンティオキアにおいては、堅牢な城塞を正面から攻略するのを避け、セレウコスを都市外へと誘導しました。
今回は逆の方向性となりますが……仮にイスカンダルとダレイオスの間でやり取りができたなら、イスカンダルは戦力の立て直しのため、ダレイオスを呼び戻すと考えます。
ならばこの作戦は今後イスカンダルの戦略通りに進めさせないために意味があります。
仲間たちの前に立ち、開戦前の口上を述べるようにしてペルセポリスの城壁からこちらの様子を見ているであろう亜人どもに欺瞞情報を流します。
功とされるのはお前たちの方です。
断片の王イスカンダルとその軍勢がこのペルセポリスをめざしていること、既に看破済みです。
イスカンダルが辿り着く前にこのペルセポリスを落とし、拠点として軍勢を迎え撃つ。
この作戦もそのための重要な一歩。
お前達の死骸を越え、ペルセポリスは落とさせてもらいます。
三相の杖を突きつけ、そう宣言します。
イスカンダルがペルセポリスに来ることはありません。
来ないイスカンダルを持ち、私たちの攻勢を耐え続けるといい。
「アンティオキアにおいては、堅牢な城塞を正面から攻略するのを避け、セレウコスを都市外へと誘導しました」
過去の作戦について思いを馳せつつ呟きながら、敵の前に姿を晒すのは銀髪に色白の肌が美しい妖狐のディアボロス、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)だ。
「今回は逆の方向性となりますが……仮にイスカンダルとダレイオスの間でやり取りができたなら、イスカンダルは戦力の立て直しのため、ダレイオスを呼び戻すと考えます」
「或いは、イスカンダルがペルセポリスが無事なことを知って引き返す可能性も考えられるでしょうか? どちらにせよ、ダレイオスがおいそれと街を捨てられないように仕向けることは有益ですね。この作戦の最大の目的は、イラン高原での決戦に邪魔を入れさせないことなのですから」
続いてこの作戦の意義について考察するクロエ。それに対し、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)も考察に加わる。
「えぇ。ならばこの作戦は今後イスカンダルの戦略通りに進めさせないために意味があります」
クロエもまた、その言葉に頷く。
「内緒話は終わりかい? お二人さん」
攻撃の出方を見ていたアヴァタール級亜人『魔女メーデイア』が茶々を入れる。
クロエはそれを無視し、仲間達の前に立ち、『ペルセポリス』の城壁からこちらの様子を伺っているであろう亜人達にまで聞こえるように、クロエは声を張って、開戦前の口上を述べる。
「功とされるのはお前たちの方です」
それは堂々たる声だった。
「断片の王『イスカンダル』とその軍勢がこの『ペルセポリス』をめざしていること、既に看破済みです。『イスカンダル』が辿り着く前にこの『ペルセポリス』を落とし、拠点として軍勢を迎え撃つ」
「えぇ、ペルセポリスが無事だと気付いたイスカンダルが引き返してきたこと。それはわたし達にとって厄介な誤算でした」
エイレーネもそれに同調し、城壁の近くや市内にいる亜人やウェアキャットにも聞こえるように、と大声を張り上げる。
「ですがこれだけ時間を稼げれば、ダレイオスを滅ぼして都市を掌握するまでの猶予は十分です。バビロンを制圧したわたし達には、どのようにして亜人の街を陥落させればよいかは分かりきっています」
クロエのそれと同じく、エイレーネの声も堂々としている。
「この作戦もそのための重要な一歩。お前達の死骸を越え、ペルセポリスは落とさせてもらいます」
先端が3つに分かれ、それぞれに宝石が嵌め込まれた『三相の杖』を城壁に向けて突きつけながら、堂々とクロエは宣言する。
「イスカンダルが喜び勇んでペルセポリスに入城する時こそ、彼の最期となるでしょう。そこにいるのは亜人ではなく、手ぐすね引いて待ち構える復讐者なのですから!」
エイレーネもまた、『神護の長槍』を城壁に向けて突きつけて宣言する。
もちろん、嘘だ。
(「イスカンダルがペルセポリスに来ることはありません。来ないイスカンダルを持ち、私たちの攻勢を耐え続けるといい」)
そう企みながら、クロエは口上を終えるのだった。
「『ペルセポリス』を落とす? 大きく出たもんだね」
『魔女メーデイア』が嗤う。
「えぇ、そう言った戯言は私達を倒してからしてもらいましょうか」
トループス級亜人『アンティゴノス・イアペトゥス』が攻撃体勢を取る。
情報工作の時間は終わった。
ここからは、戦いの時だ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
エイレーネ・エピケフィシア
毒を用いた戦術……ですか
トループス級とはいえ、亜人にしては頭が回る相手と見えます
仕掛けに嵌まり込まないように注意しながら倒すとしましょう
≪神護の長槍≫と≪神護の輝盾≫を手に戦いに飛び込みます
『雷光旋舞斬』を発動し、敵中を駆け抜けながら、槍での一撃と迸る雷撃を放ちましょう
穂先が獲物を貫くと同時に、解き放たれた稲妻が周囲の敵を焼き払います
そうして一度に複数の敵を倒すことで、連携を乱し戦いやすくしましょう
【ダメージアップ】の乗った威力に【グロリアス】による回復を合わせ、体力の削り合いを優位に運びたいですね
素早く動き回りながら戦うことで、敵が毒を仕掛けた場所に足を止めないように
ただ闇雲に移動を続けても罠に嵌められる可能性があるので、毒液溜まりや目に見えづらい毒霧といったものの兆候には注意します
敵が直接に毒を吹き付けてくるようなら、それは盾で受け止めましょう
侮れない戦術ですが、そのような小細工に容易く引っかかるほど、わたし達も甘くはありませんよ!
「毒を用いた戦術……ですか」
相対するトループス級亜人『アンティゴノス・イアペトゥス』の動きを見て、そう呟くのはエイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)だ。
「トループス級とはいえ、亜人にしては頭が回る相手と見えます。仕掛けに嵌まり込まないように注意しながら倒すとしましょう」
そう言いながらエイレーネは敵中に飛び込む。
その手に構えるは『神護の長槍』と『神護の輝盾』。
そして『神護の長槍』から放たれるは稲妻。
電光石火で敵中を駆け回るエイレーネに突き刺された『アンティゴノス・イアペトゥス』はその稲妻に焼かれ、同時に解き放たれた稲妻が周囲の『アンティゴノス・イアペトゥス』もまた焼いていく。
エイレーネのパラドクス『雷光旋舞斬』だ。
高速で駆け回り稲妻で敵を焼くことで、『アンティゴノス・イアペトゥス』の連携を乱し、反撃を散発的なものにする。
とはいえ、『アンティゴノス・イアペトゥス』もただ諦めるばかりではない。彼らはその狡猾さを活かし、周囲の地形に毒を仕掛け、また毒霧を周囲に展開することで、駆け回るエイレーネがその毒にハマるように小細工する。特に毒霧は駆け回り呼吸量が増えているエイレーネには有効なはずだ。
だが、エイレーネも毒を使うと知った時点でそれは警戒していた。目ざとくそれらの兆候を発見し、可能な限り回避する。空気に紛れ霧散する毒霧を完全に回避するのは難しく、多少の手傷は負ってしまうが、重ねた【ダメージアップ】の前に与える攻撃量は圧倒的にエイレーネ側の方が上。
それに加えて、【グロリアス】を用意することで、その栄光ある戦いによって肉体を癒す効果で継戦能力を高める。
槍と毒、お互いのパラドクスがお互いに干渉しないため、戦闘は体力の削りあいに終始するが、そうして用意して、あるいは用意してきた、残留効果の分だけ、ディアボロス側が優位に立っていると言えるだろう。
「侮れない戦術ですが、そのような小細工に容易く引っかかるほど、わたし達も甘くはありませんよ!」
吸い込んだ毒に多少の体の不調を感じながらも、エイレーネは堂々と宣言する。
残留効果に裏打ちされた自信を持つエイレーネと、自分の狡猾さが十分に機能していないと感じさせられている『アンティゴノス・イアペトゥス』。どちらが精神的に優位かは言うまでもなく。
戦いはエイレーネに優位に進んでいく。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
フルルズン・イスルーン
ふーむ毒煙の戦場。これだけ煙たいと動くにも厄介だろうね。
では、乾いた荒地に北方からの氷風を送り込もうか。
少しばかり空気の入れ替えというやつさ。
秘められし氷雪を解き放て、アイス・ゴーレム!
ゴーレムくん、冷気放射による範囲攻撃用意!
さむーい空気の中で【泥濘の地】での移動速度低下も加えたなら動きは鈍くなるだろう?
ただでさえ疲労してる最中だ。陣形の転換は難しくなるわけで。
そこに氷の塊たるゴーレムくんを突入させる!
単純なタックルも突入する方向とタイミングさえしっかりしてれば十分に脅威さ。
ま、目立つ分指示を出すボクへの反撃も怖いわけで。乱戦の中で孤立はしたくないよね。
ということでゴーレムくんに搭乗!(空いた肩に乗ってしがみつくだけ)
動き回ってる分狙いにくいし、毒もゴーレムくんが冷気で対抗するから危険な所こそ逆に安全という見方もあるのだ。
それに罠にはまったりしないよう注意しないといけないしね。
なにより、ボクのゴーレムくんは最強なのだ! 止めれるものなら止めて見せるがよい!
不知火・紘希
仲間と連携・アドリブ◎
よし、ここで一気に畳みかけるよ!
回復したぶん呼吸を少しがまんしながら仲間とパラドクス通信で連携して毒霧には対策していこう。
こちらに追い風になるように、仲間と反対側からダッシュで挟み込んで動きをとりにくくしていくよ!
あ、また進化しちゃうんだね。誓約……って詳しくはわからないけど、そういうことなら!
――ねぇ!僕の手、見てて!
青のクレヨンを出して魔法のクレヨン『リアライズ・ブルー』を発動!仲間の攻撃のタイミングにあわせて海流を描き出して向かわせるよ。
泥濘の地で鈍くなってるところを海流で惑わせて君たちごと浄化しちゃおう!まるっとお掃除だよ。
罠や攻撃は注意して観察しながら回避。動きを見ていれば相手の癖は必ずわかるよ。僕たちだって、ピンチをチャンスに成長し続けられるんだからね。
クレヨンの魔法が続く限り最高の僕の作品、描き続けてみせるよ!
「ふーむ毒煙の戦場。これだけ煙たいと動くにも厄介だろうね。では、乾いた荒地に北方からの氷風を送り込もうか。少しばかり空気の入れ替えというやつさ」
先のディアボロスとの戦闘の様子を見て、そう呟くのは極端に白い肌のハイテンジョンな女性、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)だ。
「"野蛮なる 氷の 友"。秘められし氷雪を解き放て、アイス・ゴーレム!」
フルルズンが即座に発動するパラドクスは『アイス・ゴーレム』。
生来に宿る氷結魔法を構築して物質化した氷雪のゴーレムが現れ、周囲一帯に冷気を放つ。
「ぐっ、体を凍らせるつもりですか」
冷気を放ってトループス級亜人『アンティゴノス・イアペトゥス』の動きを鈍化させつつ、さらに残留効果【泥濘の地】を有効にすることで周囲の地面を泥濘に変化させ、さらに移動速度を低下させる。
「そこに氷の塊たるゴーレムくんを突入させる!」
そのまま一気にアイス・ゴーレムが敵陣に突撃する。
「で、ボクはゴーレムくんに搭乗!」
なお、フルルズンも乱戦の中で孤立しないため、アイス・ゴーレムの肩にしがみつくことで、そういった恐れを回避する。
「よし、ここで一気に畳みかけるよ!」
先のディアボロスとの戦いをあえて距離を置いて見守っていた不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)が、いつの間にかフルルズンとは反対方向に移動しており、そこから一気に『アンティゴノス・イアペトゥス』群へと突撃する。
「しまった、後背を取られていた!?」
驚愕する『アンティゴノス・イアペトゥス』。
【泥濘の地】で動きが鈍った彼らは2人のディアボロスによる挟撃に対し、すぐに即応可能な陣形へと変更できない。
挟撃せんと迫る2人のディアボロスを前にしたそんな危機的状況を前に、『アンティゴノス・イアペトゥス』の中に、稀に何かとの聖約を成して神憑った一体の誓約者が発現する。
「あ、また進化しちゃうんだね。誓約……って詳しくはわからないけど、そういうことなら!」
それに対し、紘希もまたパラドクスを発動する。
「――ねぇ! 僕の手、見てて! さあ、深い青の世界へようこそ」
紘希の手の中、青のクレヨンが描き出すのは海。
それはすぐさま実体化し、水流となって『アンティゴノス・イアペトゥス』に迫る。
「泥濘の地で鈍くなってるところを海流で惑わせて君たちごと浄化しちゃおう! まるっとお掃除だよ」
それと同時に、フルルズンのアイス・ゴーレムのタックルもまた、『アンティゴノス・イアペトゥス』へと迫る。
水流とアイス・ゴーレムのタックル。
それぞれの対象となった神憑った『アンティゴノス・イアペトゥス』は咄嗟に反撃を敢行し、それぞれと拮抗、時空が軋みを上げる。
だが、両者の攻撃は見事に連携しており、それに対して咄嗟の反撃如きが拮抗を守れるはずもない。
結果は攻撃側が優勢も優勢。神憑った『アンティゴノス・イアペトゥス』の攻撃は2人に少しも傷つけることなく、水流とタックルが確実に『アンティゴノス・イアペトゥス』の数を減らしていく。
「ボクのゴーレムくんは最強なのだ! 止めれるものなら止めて見せるがよい! 」
「僕たちだって、ピンチをチャンスに成長し続けられるんだからね。クレヨンの魔法が続く限り最高の僕の作品、描き続けてみせるよ!」
2人の連携攻撃は続き、やがて『アンティゴノス・イアペトゥス』が殲滅されるまで、そう時間はかからなかった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!
「まさか、『アンティゴノス・テュポーン』が殲滅させられるとはね。ディアボロス、噂以上の戦士らしい」
トループス級亜人『アンティゴノス・テュポーン』の殲滅という状況にあって、アヴァタール級亜人『魔女メーデイア』は流石に驚きを隠せない様子だ。
「なるほど、『ペルセポリス』を落とすと言うだけのことはある」
短剣を構えながら、『魔女メーデイア』は言う。
「だが、だからこそ倒せば、その功績は多大なものとなるだろう。功績、上げさせてもらうよ」
クロエ・アルニティコス
言ったはずです。功とされるのはお前だと。
この場所へはお前が私たちを殺しに来たのではなく、私たちが、お前を殺しに来たんです。
神々の系譜に連なる敬愛すべき魔女の名を騙る不遜、魔女として看過することはできません。
蜂蘭の種に魔力を注ぎ【タロース・オフリス】を使用。巨人タロースを象った植物の怪物を作り出します。
【泥濘の地】を更に重ねることでメーデイアの移動を妨害し、タロースの腕で掴むことでその熱でメーデイアを焼きましょう。
あちらのパラドクスも炎を使うものですが……魔術で使っているだけならば、本人に炎や熱への強い耐性があるわけではないでしょう。
こちらに振りかけられる薬による反撃は「守護の赤薔薇」で防壁を作り、私に直接火が移るまでの時間を稼ぎます。
私が焼け死ぬよりも先に――お前を焼き殺せばいいだけの話です。
不遜の罪、奈落の底で悔いることですね。
「なるほど、『ペルセポリス』を落とすと言うだけのことはある。だが、だからこそ倒せば、その功績は多大なものとなるだろう。功績、上げさせてもらうよ」
短剣を構えながら、アヴァタール級亜人『魔女メーデイア』はそう言って笑う。
「言ったはずです。功とされるのはお前だと」
それに対し、毅然と啖呵を切るのは、先ほど、『ペルセポリス』の城壁に対しても堂々たる宣言を行った、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)だ。
「この場所へはお前が私たちを殺しに来たのではなく、私たちが、お前を殺しに来たんです。神々の系譜に連なる敬愛すべき魔女の名を騙る不遜、魔女として看過することはできません」
「ほう、あんたも魔女を名乗るのかい。いいだろう、どっちが魔女として相応しいか、見せてもらおうじゃないか」
クロエの堂々たる啖呵に『魔女メーデイア』は興味深そうに笑う。
「えぇ。私は英雄ではなく、魔女です」
それを証明する、とばかりにクロエは蜂蘭の球根に自身の魔力と尽きることのない怒りを注ぎ込み、急成長させる。
「種子に宿るは我が憤激、芽吹け『タロース・オフリス』!」
発動するパラドクスは『タロース・オフリス』。
急成長した植物はギリシャ神話に語られる怪物『タロース』を象った姿へと変じていく。
「へぇ、見事なもんだ、あたしの魔術とどちらが強いか比べてやるよ」
直後、パラドクス効果【泥濘の地】により発生した泥濘が『魔女メーデイア』の足を捉える。
同時、その『魔女メーデイア』の僅かな隙を逃さず、『タロース』を象った植物の腕が『魔女メーデイア』を捕える。
「ぐっ」
ただ腕で掴んだだけではない。この『タロース』を象った植物は植物でありながら強い熱を発するのだ。『魔女メーデイア』はその熱によるダメージに思わず顔を顰める。
(「情報によれば、あちらのパラドクスも炎を使うもののようですが……魔術で使っているだけならば、本人に炎や熱への強い耐性があるわけではないでしょう」)
というクロエの推測は正解で、『タロース』を象った植物による熱の攻撃は確実に『魔女メーデイア』を蝕む。
「次はこちらの番だね」
だが、『魔女メーデイア』とて魔女対決と言われてこのままやられたままでは終われない。
魔術で薬品を生み出し、それをクロエに向けて振りかける。
それは振り掛けられた物品を体に貼り付けた上で燃え上がらせる恐るべし薬品。
だが、クロエは冷静に『守護の赤薔薇』を頼り、出現させた棘による防壁で、自身に火が移るまでの時間を稼いだ。
己が燃えることは怖くない。なぜなら。
「私が焼け死ぬよりも先に――お前を焼き殺せばいいだけの話です。不遜の罪、奈落の底で悔いることですね」
炎が自身に迫る中、クロエは毅然と『魔女メーデイア』に告げる。
2人の魔女対決は、どうやらクロエに軍配が上がるようだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
不知火・紘希
残念だねぇ、僕はともかく、仲間のディアボロスは強いんだから!君のつくりだす黒い靄はきっちりキレイに消して見せるよ!
仲間が攻撃している間に、囲い込むようにまわって逃がさないように。
魔法のクレヨンを取り出してMut、虹色のカーテンを周りに描き出すと同時に駆け出すよ。1点に集中させないように移動しながら、敵の予備動作のタイミングを見計らって、アートオブウォーを発動!
敵のパラドクスを模して炎をまとった魔犬を描き出そう。紅に光る熱を発するような犬にとびかからせて、触れた瞬間、虹色に爆ぜる。
光と彩の芸術を流れ星みたいに降らせるよ!
熱をともなってなくても、数秒の時間が稼げればいい。
ただし、パラドクスのあてどころは的確に見抜いて定めよう!
迫りくる炎にはMutの防御カーテンを身にまとって、出来る限りダメージを軽くしながら彩と光の攻防戦を続けるよ!
情報はばっちり広めても、君たちの物語はここでおしまいだよ!
先のディアボロスがアヴァタール級亜人『魔女メーデイア』と交戦を始めたのと同時期。
不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)はその隙をついて、『魔女メーデイア』の後背を突ける位置へと移動していた。
周囲に透明水彩を思わせる淡い虹色の光のカーテン『Mut』を周囲に展開した紘希は、それと同時に駆け出す。
先のディアボロスと炎熱攻撃合戦を繰り広げていた『魔女メーデイア』はそのタイミングで自身に接近する紘希の姿に気付く。
「っ、背後を突いてくるかい。相手が一人じゃないってのは厄介だね、けど……」
直後、『魔女メーデイア』が薬品を魔術で生成するのと、紘希がクレヨンで絵を完成させたのはほぼ同時であった。
いや、予備動作を見ると同時に即座に動いた紘希の方が僅か早かっただろう。
紘希の完成させた絵は炎をまといし魔犬。虹色に光る熱を発する魔犬は、即座に『魔女メーデイア』に向けて飛びかかる。
『魔女メーデイア』もまた、振りかけた相手を激しく炎上させる薬品を生成して、紘希に向けて飛ばす。
空中で炎をまといし魔犬と薬品が空中でぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
その時、紘希にだけ見える光が攻撃を導き、魔犬が薬品とそこから放たれる炎を破って、『魔女メーデイア』に迫る。
「残念だねぇ、僕はともかく、仲間のディアボロスは強いんだから! 君のつくりだす黒い靄はきっちりキレイに消して見せるよ!」
「くっ、こんな犬ころ程度……」
『魔女メーデイア』に飛びかかった魔犬は『魔女メーデイア』によって防御される。……かに思われたが、魔犬は直後に虹色に爆ぜ、光と彩の芸術の如く流れ星となって『魔女メーデイア』に襲いかかる。
敵に有効な戦術を見出し、芸術的な攻撃を仕掛けるパラドクス『アート・オブ・ウォー』だ。
直後、魔犬に振り払われた薬品が紘希に迫るが、事前に展開しておいた透明水彩を思わせる淡い虹色の光のカーテンがそれを防ぎ、紘希にダメージを与えることはなかった。
流れ星は続く。それは着実に『魔女メーデイア』に有効打を与えていくのだった。
光のカーテンが炎上し、その先では光と彩の流れ星が流れる。
色彩豊かなその光景は、さながら彩と光の攻防戦といったところであった。
「情報はばっちり広めても、君たちの物語はここでおしまいだよ!」
戦いはディアボロス優位に進んでいる。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
一・百
戦争前にこちらも片づけておきたいところ…
皆が削った所への応援で申し訳ないが…
さっさと終わらせようか…
魔女だろうが何であろうがここでお前は潰えて貰う
紅玉姫を抜き後方へ回り込み氷刃を放ちながら斬りつける
不気味な姿だが上半身が人であるなら心臓もあるのだろうか
蛇を地に縫い凍り付かせるように氷刃を突き刺し氷華を咲かせ
パラドクスの妖気を帯びさせた刀で胸を貫こう
…蛇だと丸焼きと蒲焼…どちらのほうが美味しいのだろうか
いや、お前の蛇は調理してみるつもりはないが…捌く練習にはちょうどいいかもな
魔術をつかってこようとしても
俺には数倍うるさい保護者がいるからな
眠気が襲うなら耳飾りの中にいるジンのキューコンが騒ぎ蒼石が瞬き
それでも襲われるなら自分の足に刀を突き立てよう
その前に術にかかるつもりはないが…
(「戦争前にこちらも片づけておきたいところ……。皆が削った所への応援で申し訳ないが……」)
そう考えながら戦場に駆けつけるのは一房髪の色が違うのが特徴的な漆黒の髪の妖狐、一・百(気まぐれな狐・g04201)だ。
「さっさと終わらせようか……。魔女だろうが何であろうがここでお前は潰えて貰う」
「面白い、どっちが潰えるか、試してみるかい」
百の言葉にアヴァタール級亜人『魔女メーデイア』が面白そうに嗤う。
「舞え、紅玉姫……」
紅玉(ルビー)のように輝く紅い刃の妖刀『紅玉姫(こうぎょくひめ)』を抜刀した百はそのまま一気に『魔女メーデイア』の後方へ回り込み、パラドクスを発動する。
冷気漂う凍えるような妖気が『紅玉姫』に帯び、振るわれると同時に、光に透過する無数の氷の刃が舞う。
(「不気味な姿だが上半身が人であるなら心臓もあるのだろうか」)
氷の刃が次々と『魔女メーデイア』の急所、と百が推測する心臓へと突き刺さり、氷の華のよう。これこそが百のパラドクス『氷華千刃』だ。
そのまま、百は『紅玉姫』をその氷の華咲く心臓に突き刺して見せる。
直後、反撃として『魔女メーデイア』の魔術が発動する。
心臓に『紅玉姫』を突き刺した直後の百はその魔術を回避出来ない。
突如、百に襲いかかる強烈な眠気の前に、百は思わず一瞬船を漕ぐ。
そして、『魔女メーデイア』はその隙を逃さず、脚部の蛇が百の体を締め上げる。
「術にかかるつもりはなかったが……」
百は慌てて、『紅玉姫』を自身に突き刺し、眠気から脱却する。
『魔女メーデイア』は能動的に魔術を発動し、再び百を拘束しようとするが、自刃して眠気に抗った百は、その拘束から逃れ、『魔女メーデイア』から距離を取ることに成功する。
「……蛇だと丸焼きと蒲焼…どちらのほうが美味しいのだろうか」
「ほう、あたしを食べるとでも?」
「いや、お前の蛇は調理してみるつもりはないが……捌く練習にはちょうどいいかもな」
再び、百が駆け出す。
『魔女メーデイア』も即座に魔術を発動し、百を今度こそ拘束せんと動く。
無数の氷の刃と眠りの魔法が空中でぶつかり合い、時空が軋みを上げる。
競り合う二つのパラドクス。勝ったのは攻撃側、百の方。
『魔女メーデイア』の胸に氷の華が咲き誇る。
「ここまで……なのね……」
口惜しげに『魔女メーデイア』が呟き、そこに『紅玉姫』が突き刺される。
ここに、戦いは終わった。
ディアボロスの勝利だ。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!