リプレイ
フランシスカ・ルリエー
全く…我がままなアビスローバーめ
しかし…断片の王の容姿を考えると、ある意味やりやすい様な気もするな…
イケメンが好き、ね…
それは断片の王であるバーソロミュー・ロバーツ位のかい?
バーソロミュー・ロバーツは大航海時代最後にして最大の海賊
そして断片の王は感覚的にだが…『統べるクロノヴェーダ種族の特性を極致にして突き詰めた容姿』をしている印象がある
だというなら、バーソロミュー…アビスローバーの断片の王はコイツ基準でかなりの『アビスローバーとしての美の極み』の可能性が高い筈だ
ま、イケメン好きなら冥海機はお好みじゃないだろうね
あっちは女性型のクロノヴェーダだ
断片の王である大和も含めてジェネラル級も女性型が多いっていうしね
ここで冥海機の断片の王を『大和』と断定して会話する
十中八九あのディヴィジョンの王は大和だろうけど…エルドラードは明確に冥海機と敵対している
なら、下っ端にだってその名を聞かされている可能性はある
ブラフをやってみる価値は、ある
そうして二つの断片の王の名を引き出せないか試みる
●イケメン不足
(全く……、我がままなアビスローバーめ。しかし、断片の王の容姿を考えると、ある意味やりやすい様な気もするな……)
フランシスカ・ルリエー(螺湮城を統べる資格を有する者・g10819)は、イケメンを紹介すると嘘をつき、『海賊令嬢』カリュブディスと会う事になった。
「……で、どこ? イケメンどこ!?」
『海賊令嬢』カリュブディスは海辺の崖に玉座を置き、興奮した様子で鼻息を荒くさせていた。
「……?」
だが、目の前にいるのは、フランシスカのみ。
「イケ……メン?」
そのため、フランシスカの胸を見つめたまま目を細め、頭の上に沢山のハテナマークを浮かべた。
「ごめん、顔はタイプだけど、女の子に興味はないの」
『海賊令嬢』カリュブディスが思いっきり残念そうな表情を浮かべた後、『帰っていいよ』とばかりに手で払った。
「だったら、断片の王であるバーソロミュー・ロバーツ位のイケメンだったら、対応も違っていたかい?」
フランシスカが臆する事無く、『海賊令嬢』カリュブディスに問いかけた。
「んー、悪いけど、その人には会った事がないから、よく分かんないや。実際にイケメンなら、会ってみたいところだけど……。出来れば、もっと……こう……小動物的なイケメンの方が好きかな?」
『海賊令嬢』カリュブディスが、危険な妄想を膨らませ、自分のタイプを答えた。
どうやら、小動物系のイケメンをイジめるのが好きらしく、今まで何人も壊してきたらしい。
「それじゃ、お前達を統べる断片の王について教えてくれ。おそらく、大和ってヤツだと思うんだが……」
フランシスカが含みのある笑みを浮かべ、『海賊令嬢』カリュブディスの顔色を窺った。
「ん? んん? ははーん、そういう事ね。でも、教えない。だって、イケメンがいないから。貢物にイケメンを連れてきたら、ポロっと言っちゃったかも知れないけど……。それが無理なら、男装してくればよかったのに……。顔だけならタイプだったんだから、騙されちゃったのかも知れないよ? そういう訳だから、帰ってくれる?」
そう言って『海賊令嬢』カリュブディスが、まわりにいた部下達に命じて、フランシスカを追い出した。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
敵の前に立ってる奴がいるし、あいつを囮にして今のうちにクロノオブジェクトぶっ壊すとするか。敵の目は引いてるだろ。
敵の少ないルートを選んで移動だな。もちろん敵拠点で誰にも見つからないなんて思っちゃいねぇ。見つかったら素手で殴り倒して音は抑える。
攻撃が来るのは読みやすいな。
クラヴィアンが横向いた時点で左腕に取り付けた追加装甲を構えて受け流す。
どこが中核かは知らねぇが海賊船使ってるなら探しやすいだろ。サイズ考えればこの辺から見えてもおかしくないな。
触手は右腕で引き裂いて左腕で引きちぎりなから中心を目指して進む。
触手そのものに戦闘力がないなら簡単な話だ。敵が紛れてないかだけ気を付けて片付けりゃいいな。
*敵を貶すような発言はしません。
●クロノオブジェクト
(どうやら、こっちの方は警備が手薄になっているようだな。恋は盲目と言うが、それだけイケメンに執着しているという訳か。まあ、何であれ、今のうちにクロノ・オブジェクトをぶっ潰すとするか)
シューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)は、『海賊令嬢』カリュブディスが不在の隙を狙って、海賊砦に足を踏み入れた。
海賊砦の中核には航行不能になった海賊船があり、クラヴィアン達が眠そうにしながら警備をしていた。
(なるべく、気づかれないようにしたいところだが……)
シューニャが警戒した様子で息を殺して、クロノ・オブジェクトである海賊船に近づいていった。
「!」
次の瞬間、海賊船を守るようにして、不気味な触手がウネウネと伸びてきた。
「だ、誰だ!」
その事に気づいたクラヴィアン達が、ハッとした様子でワラワラと集まった。
「……って、いきなりピンチかよっ!」
シューニャが舌打ちしながら、近くにいたクラヴィアンを殴り飛ばした。
だが、クラヴィアンの身体は硬く、何度も殴るのは罰ゲームにも等しかった。
「クッカッカッ! 我等の身体は鎧と同じだからなっ!」
クッキリと拳の痕がついたクラヴィアンが、勝ち誇った様子で高笑いを響かせた。
だからと言ってノーダメージではないようだが、やせ我慢が出来るレベルでセーフらしい。
「だから、どうした! それでも、てめぇらを全滅させる事くらい容易な事だ」
シューニャが真っ赤に腫れた拳を押さえつつ、クラヴィアン達に言い返した。
そこに追い打ちをかけるようにして、触手がニュルニュルと絡みついてきたため、右手で引き裂き、左手で引き裂きながら、クラヴィアン達を殴っていった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
九条・朔夜
相棒のシエル(g09156)と参加
俺は戦闘集団の軍師だし、シエルは軍の指揮官の娘だからな。海戦と略奪のプロである海賊は本当に気になってた。いい機会だ、この世界の戦を経験し
ておくか。
あ、先行組が頑張ってくれてるようだな。最後の詰め、手伝うぜ。こいつは蟹か?色々付けすぎて訳わからなくなってるが。まあ、叩き切れば問題ない。
【パラドクス通信】ありがとうな、シエル。【水中適応】も借りて、自力で【水面歩行】発動。ただでさえ壊滅寸前の蟹もどきの群れに飛び込んで容赦
無くブラットソードで【両断】!!まあ手数多い分普通に首とか腕とか斬られそうだから【残像】で急所逸らしの準備はしておくな。
【海洋知識】も【戦闘知識】も持ってるし、いざ水中に沈んだ場合の【呼吸法】の息継ぎもできるしな。いざという時は【大声】で威嚇した上で大太刀でぶった斬る!!
油断大敵だな!!こっちも相応の策用意してるんだ!!復讐者舐めるなよ!!
シエル・ヴィオレ
相棒の朔夜(g09155)と参加
そうですね。私も軍の指揮官の娘ですし、朔夜も戦闘集団の娘です。お父様もエルドラードには興味深々でしたし。
まあ、朔夜も私も【海洋知識】持ってますし、【パラドクス通信】で情報共有できますしね。ただ、朔夜も熱血系イケメンなんですよね。まあまずは目の前の甲殻類らしい群れを殲滅してからです。
あ、先行の方が頑張ってくれているようですね。残りの群れを掃討するだけです。【水中適応】【水面歩行】お借りしましょう。
相変わらずの朔夜の大暴れに微笑みながら確実に巻き込めるよう、しっかり【観察】【精神集中】。泡は口に入らないように【残像】を使いましょう。口に入ったら窒息して終わりですし。
朔夜の大暴れの仕上げに【高速詠唱】でマーシレスタクティクス発動!!思う存分蹂躙しなさい!!最後に特製手榴弾を【投擲】して止めです!!
まあ上官に恵まれないのは同情しますが、私達は時間がないんで!!さあ、吹き飛んでください!!
●カニ鍋食べたい
「おいおい、なんで、こんな事になっているんだ!」
「お、お嬢様が帰ってきたら、死ぬぞ、ガチで……!」
「そ、そ、そんな事になったら、俺達……アワワワワッ!」
クラヴィアン達は、焦っていた。
こんな事がバレたら、カニ鍋一直線。
言い訳も聞いてもらえず、美味しく戴かれてしまうのがオチである。
だからと言って、逃げ道はない。
ならば……、どうすれば……。
途端に、頭の中が真っ白になり、動悸が激しくなってきた。
ああ、死んだ。
ガチで、死んだ。
そんな言葉がクラヴィアン達の中で、反芻する。
「海戦と略奪のプロである海賊は本当に気になってた。……いい機会だ、この世界の戦を経験しておくか」
九条・朔夜(赫灼のスフィーダ・g09155)が、クラヴィアン達に視線を送った。
クラヴィアン達は動揺しており、このまま戦うべきか、逃げるべきか、悩んでいるようだった。
「ええ、まずは目の前の甲殻類らしい群れを殲滅してしまいましょう」
シエル・ヴィオレ(神籟のプリエール・g09156)が水中適用と水面歩行を利用し、クラヴィアン達に攻撃を仕掛けた。
「ま、まだ、いやがったのか!?」
「どうする? どうするよっ! 逃げるか? 戦うのか?」
「そんなの決まっているだろ! ど、ど、どうしよう……!」
クラヴィアン達が、あたふたとした様子で、薄っすらと涙を浮かべた。
「迷っている場合じゃないだろ。戦わないなら……斬る。それだけだ」
朔夜が【ブラッドソード】で意志の力により、真紅のオーラで出来た巨大な剣を形成し、目の前にいたクラヴィアンに飛び込んで真っ二つに斬り裂いた。
「よ、よくもジークを!」
「あたふたしている場合じゃねぇ!」
「そ、そうだ。ジークの無念を晴らすためにも……仇討ちだ!」
クラヴィアン達がイラついた様子で、一斉に無数の泡を放射した。
「上官に恵まれなかった事には同情しますが、私達も時間がないんで!!さ あ、吹き飛んでください!!」
シエルがクラヴィアン達を観察しながら精神を集中させ、残像を繰り出す事で無数の泡を回避し、高速詠唱で【マーシレスタクティクス】を発動させた。
次の瞬間、召喚された人形歩兵部隊がクラヴィアン達を包囲し、銃弾と砲弾を嵐の如く浴びせかけた。
「こ、このままでは全滅してしまう」
「だから言ったんだ、この状況はヤバイって!」
「つべこべ言っている場合じゃねぇ。こうなったら……、特攻だああああああああ!」
クラヴィアン達が唐突に横を向き、高速でタックルを仕掛けてきた。
「こっちも相応の策用意してるんだ!! 復讐者を舐めるなよ!!」
それと同時に、朔夜が再び【ブラッドソード】を発動させ、真紅のオーラで出来た巨大な剣で、クラヴィアン達の首を刎ねた。
「!」
次の瞬間、海賊砦の中核から、次々と触手が伸びてきた。
だが、朔夜達にとって、それは脅威ではない。
互いに隙が無いようにカバーしながら、無数に伸びる触手を斬り裂いていく。
そのたび、異臭を放つ粘液が撒き散らされたものの、二人はまったく気にしていなかった。
そして、二人は執拗に襲い掛かってくる触手を蹴散らし、海賊砦の中核を跡形もなく破壊するのであった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
アンナ・ラークリーズ
家族の千歳(g010944)と参加
何気に軍人関係の家族が多いんで、このエルドラードは皆興味持ってたんだ。私も一族全部率いてたんでトップクラスの海の巧者がいるこの世界に来
てみたかった。千歳もそう思うか。千歳は実際に戦闘指南もしてたんだよね。お互いいい経験になるといい。
さて、朔夜とシエルから連絡来た。ふむ、砦破壊はなんとかなりそう、か。なら私と千歳は配下の一掃をやろうか。接敵同時に逃げ腰か。全く、なってないねえ。
ただ、海での戦闘に特化した足捌きは侮れない。しっかりと【パラドクス通信】で千歳と情報共有しながら、しっかりと【観察】する。法則から普通に急所を切られかねないので【残像】で急所逸らしを万全に。
【水面適応】と【水面歩行】は借りれるなら借りれる。武器の攻撃は厄介だから、いっそ一気に巻き込めるように、【高速詠唱】でライオニックサンダー。態度からそう思えないが、配下から上司に最後の情報を渡すことは十分ありうる為、【通信障害】を発動させとく。
アンタらに足止めされてる暇はないんでね!!
近衛・千歳
家族のアンナさん(g09972)と参加
うんうん、アンナさんのいうとおり何気に私達家族は軍人とか武人関係が多い。海に特化した戦士の世界、ぜひ体験してみたかった。
あ、朔夜とシエルから【パラドクス通信】で連絡を受ける。あ、砦破壊なんとかなりそう?良く出来た子達だ。後は指揮官戦を邪魔されないように配下を残らず消すだけだね。
うん、何故初めから逃げ腰かな?とんでもない指揮官から逃げたい気持ちは良くわかるんだけど、初めからその動きじゃかえって動き見切りやすいんだけど?【水中適応】【水面歩行】の効果を借りて、【ダッシュ】【追跡】!!どこまでも追ってあげるよ!!黎明の導きの【連射】とか【グラップル】の蹴りとか追撃手段はいくらでもある!!
ただ、地の利は敵にあるので普通に急所喰らう可能性あるんだよなあ。【残像】で致命傷そらしは万全に。最後は暁の鎌で【薙ぎ払い】【解体】【暗殺】でまとめて首を落とす!!
アンナさん、無事?本当に本場の敵は油断も隙もないね。さあ、次だ。
●逃げるが勝ち?
「さて、朔夜とシエルから連絡来た。どうやら、砦の方は何とかなりそうだ」
アンナ・ラークリーズ(清光のフィエリテ・g09972)は物陰に隠れながら、海賊砦の方向に視線を送った。
「……ひぃ!」
「助けてくれ!」
「し、死にたくないっ!」
海賊半魚人達は逃げる事を選択したらしく、海賊砦から宝を抱えて逃げてきた。
おそらく、海賊砦の中核が破壊された時点で、海賊半魚人達の気持ちは決まっていたのだろう。
敗北が色濃くなってきたため、戦う事は自殺行為であると判断したようである。
そのため、『忠誠心は置いてきた!』とばかりに、欲望まっしぐらで、本能に忠実であった。
「みんな、必死だね。とんでもない指揮官から逃げたい気持ちは良くわかるんだけど、見逃すわけにはいかないから……」
その事に気づいた近衛・千歳(暁紅のチェルカトーレ・g10944)が、ダッシュで海賊半魚人達を追跡した。
「ゲ、ゲェ、ディアボロスゥ!」
「とにかく、逃げるぞ、海だ、海っ!」
「あ、ああ、そうだなっ! 海なら、俺達の方が有利だ!」
海賊半魚人達が間の抜けた声を上げ、ザブンザブンと海に飛び込んだ。
「まあ、そう考えるよね、普通は……」
アンナが水面適用と水上歩行を利用し、逃げ道を塞ぐようにして陣取った。
「う、嘘だろ!?」
「ア、アイツ等、陸でしか戦えないんじゃなかったのか!?」
「こんなの聞いてないぞ! アイツ等は陸でしか戦えないって聞いたのに!」
海賊半魚人達が涙目になって、身を寄せ合って悲鳴を上げた。
「……って言うか、驚いている暇なんてないと思うけど?」
千歳が黎明の導き(真紅の望遠鏡兼銃)を連射し、海賊半魚人達の身体に風穴を開けた。
「ゲェェェェェェ、マジか!?」
「ど、どうする? どうすりゃイイ!」
「宝を捨てるか? 命を捨てるか? どっちだ!」
海賊半魚人達が宝を抱え、あたふたとし始めた。
自分の命と宝を天秤に抱え、釣り合ってしまったせいか、思考停止状態に陥っているようだ。
「アンタらは、ここで終わりだよ」
それと同時に、アンナが高速詠唱で【ライオニックサンダー】で、自分の頭上に獅子の形をした電撃塊を出現させ、海賊半魚人達めがけて疾走させた。
「ちょ、待……」
「この状況で電撃って……」
「ぎゃああああああああああ!」
その攻撃をモロに食らった海賊半魚人達が悲鳴を上げて、プッカリと浮き上がった。
「こ、こうなったら……」
「……仕方ねぇ、砦に逃げるぞ!」
「えっ? あ……ん? わ、分かった!」
海賊半魚人達がビクついた様子で、海賊砦に戻ろうとした。
そんな事をしても、無意味な事が分からないほど混乱しているらしく、みんな涙目になっていた。
「いや、せめて反撃……する気力もないのか。だったら、纏めて首を落とす!」
次の瞬間、千歳が【煉獄への刃(レンゴクヘノヤイバ)】を発動させ、暁の鎌で薙ぎ払い、海賊半魚人達の首を纏めて刎ねるのだった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【水面走行】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
九条・朔夜
【永遠の絆】で参加
アンナさん、千歳さん、待たせたな!!後はコイツをぶちのめすだけだ!!なんか視線が俺に向いてるんだが?いい男好き?俺いい男か?まあ、ここに
いる男俺だけだしな。シエルは念の為に一般人の安全を見に行ってもらったぜ。あれだけ厄介な手勢を見せられるとな。
悪いんだが、アンナさんと千歳さんという人生の大先輩とも言える偉大な女性陣を背にお前に魅了されてる暇なんてないぜ!!【水中適応】もあるから水の中で息できるしな!!
それに俺は男だから女性陣を守る為に大太刀を構えて前に立つぜ!!渦潮に巻き込むならやってみろ!!【大声】で絶叫して抜け出してやる!!いざという時は【残像】で致命傷を避ける!!
アンナさん、千歳さん、支援ありがとう!!何とか大丈夫そうだな?トドメは俺がやる!!相変わらず【大声】あげながら【水面歩行】で接敵して爆裂の一撃でぶった斬る!!
逃げようたって無駄だぜ!!すでに千歳さんが後ろに回り込んでいるし、後ろにアンナさんが控えているしな!!さあ、観念しろ!!
アンナ・ラークリーズ
【永遠の絆】で参加
あ、朔夜、間に合ったね。シエルは?最後の安全確認の為に残った?まあ、あれだけ手勢があれば。不意に一般人が害される可能性はあるね。
この下半身くらげの娘はいい男が好きらしい。朔夜も中々熱くて有言実行のいい男だと思うが?あの聡明な孫ミシェルが絶対的に信頼しているからね。
まあ、話はこの敵を倒してからだ。外見からして時間かけちゃ不利になるってわかるからねえ。朔夜、前ありがとう。千歳と私で支援する。
海を背にしての戦場なので【水面歩行】【水中適応】を発動。【パラドクス
通信】で連絡を取り合う。
ただ貫通力の高い水の弾が厄介だねえ。【残像】を使って致命傷は避けるか。まあ一度くらっても3人いるから続けて受けることはないと信じたい。
元気な声だねえ。いつまでもミシェルと共に叫んでいて欲しいものだ。千歳、いけるかい?【高速詠唱】でドライアドの矢だ!!その体、毒で紫色にしてやるよ。
おっと、逃げようたって無駄だ。すでに退路は塞いである。終わりだよ。
近衛・千歳
【永遠の絆】で参加
こいつで最後でね。本当に手間かけさせて。アンナさん、いける?朔夜、きてくれたんだ。シエルは一般人の安全の為に残ったか。まああれだけ厄介な配下が揃っていれば。
うん、この下半身くらげの怪生物、いい男に目がないんだって。その物騒な
戦の世界にあって朔夜程真っ直ぐで熱い男性は稀有だと思うけど。弟の悠も頼りになる男と認めているし。
うん、見た目は奇妙だけど、外見から攻撃の厄介さがわかるから時間をかけないほうがいいね。朔夜、前衛引き受けてくれてありがとう。【水中適応】
【水中歩行】を発動した上で【パラドクス通信】で連絡を取り合い、連携を重視するよ。
うん、貫通する水の弾は普通に厄介だけど3人いるし、【残像】で致命傷避ければ大丈夫かな。
ベストコマンドを発動し、黎明の銃で後ろから援護したり、止め刺す段階になったら朔夜が気を引きつけている間に【水面歩行】で後ろに回って【殺気】を込めた凄絶な笑みで煉獄の懐刀を突きつけるよ。
さあ、もう逃げ場はない。海の藻屑になるしか道はないよ。
●永遠の絆
「な、な、何が起こっているの、この状況は!」
『海賊令嬢』カリュブディスが、唖然とした表情を浮かべた。
ディアボロス達に攻め込まれた事で、海賊砦は崩壊寸前。
砦の、あちこちから真っ黒な煙が上がっており、部下達の死体が転がっていた。
「こいつで最後ね。……まったく、手間かけさせて」
近衛・千歳(暁紅のチェルカトーレ・g10944)が、アンナ・ラークリーズ(清光のフィエリテ・g09972)と一緒に、『海賊令嬢』カリュブディスの背後に立った。
「……なるほど。あなたが、やったのね。この代償……、高くつくわよ?」
『海賊令嬢』カリュブディスが、こめかみを激しくピクつかせた。
「アンナさん、千歳さん、待たせたな!! 後はコイツを、ぶちのめすだけだ!!」
そんな中、九条・朔夜(赫灼のスフィーダ・g09155)が颯爽と駆け付け、『海賊令嬢』カリュブディスの前に陣取った。
「ンンンンン! イイオトコじゃない!」
途端に、『海賊令嬢』カリュブディスの瞳が、ランランと輝いた。
「うう……、なんか急に視線が俺に向いたんだが、これは……一体……」
その視線に気づいた朔夜が、気まずい様子で汗を流した。
「……あ、朔夜、間に合ったね。どうやら、この下半身くらげの娘は、いい男が好きらしいよ? ただし、だいぶ考えが歪んでいるようだけど……」
アンナ『海賊令嬢』カリュブディスに生暖かい視線を送り、嫌悪感をあらわにした。
「あなた、本当に失礼ね。イイ男じゃない、何処からどう見ても!」
『海賊令嬢』カリュブディスが、フンと鼻を鳴らした。
「確かに、戦の世界にあって朔夜程真っ直ぐで、熱い男性は稀有だと思うけど……。その相手に対する扱いが問題だって言っているんだけど……」
千歳が呆れた様子で、深い溜息を洩らした。
『海賊令嬢』カリュブディスに対する悪い噂は、色々と聞いている。
その相手が、最終的に、どうなったのか、と言う事も。
「一体、どんな噂を聞いているのか知らないけど、それが私なりの愛し方だから……誰にも文句は言わせない! それに彼……、凄く……美味しそうだし……」
『海賊令嬢』カリュブディスが朔夜を見つめ、舌舐めずりをし始めた。
「……って、待て。美味しそう、だと!? 何を考えているのか知らないが、それ以上近づくようなら、容赦はしない」
朔夜が光華の太刀を握り締め、警戒した様子で間合いを取った。
「あらん、ツレないわねぇ。せっかく可愛がってあげようと思ったのに……。大丈夫よ、死なない程度に、壊すだけだから……」
『海賊令嬢』カリュブディスが、クスクスと笑った。
「……悪いんだが、アンナさんと千歳さんという人生の大先輩とも言える偉大な女性陣を背に、お前に魅了されてる暇なんてないぜ!!」
朔夜が光華の太刀を構え、『海賊令嬢』カリュブディスら答えを返した。
「あら、残念。だったら、先に壊しておかないと。大切なふたりが壊れていく様を見ながら、正気でいる事が出来るかしら?」
『海賊令嬢』カリュブディスが、女性陣をジロリと睨んだ。
「確かに、この状況なら、私達の方が不利かも」
アンナが海を背にしながら、ゴクリと唾を飲み込んだ。
念のため、水面歩行と水中適応を発動させているため、最悪の事態に陥っても何とかなるのだが、あえて不利に見せる事で、『海賊令嬢』カリュブディスを油断させた。
「それじゃ、せいぜい足掻いてもらおうかしら。さあ、踊りなさい」
すぐさま、『海賊令嬢』カリュブディスが銃を構え、水の弾丸を発射した。
その弾がドリルのように渦巻き、ディアボロス達に襲い掛かった。
「あまり時間をかけない方が良さそうだね」
千歳が残像を繰り出しながら、【ベストコマンド】を発動させ、黎明の銃で後ろから痛烈な一撃を撃ち込んだ。
「確かに、一撃でも喰らったら、厄介そうだしねえ」
それに合わせて、アンナも残像を繰り出し、ギリギリのところで水の弾を避けた。
「……って、避けるのは卑怯よ! 掛かってきなさい!」
『海賊令嬢』カリュブディスが、ムッとした様子で文句を言った。
「だったら……その体、毒で紫色にしてやるよ」
アンナが高速詠唱で【ドライアドの矢(ドライアドノヤ)】を発動させ、植物の精霊であるドライアドの名を冠した霊木の矢を放った。
「な、何よ、これ……全然、痛く……って、何っ? 何っ! 何っ!? か、身体が紫色になってきたんだけど……」
『海賊令嬢』カリュブディスが悲鳴を上げ、霊木の矢を引き抜いた。
しかし、身体の紫化は止まらず、脂汗を溢れてきた。
「……おっと、逃げようたって無駄だ」
その邪魔をするようにして、アンナが『海賊令嬢』カリュブディスの前に陣取った。
「さあ、もう逃げ場はない。海の藻屑になるしか道はないよ」
それに合わせて、千歳が殺気を込めた凄絶な笑みで、『海賊令嬢』カリュブディスの背後に迫り、煉獄の懐刀を突きつけた。
「どうやら、そのようね。でも、イケメンにやられるのなら、本望よ」
『海賊令嬢』カリュブディスが、ゆっくりと目を閉じた。
「それじゃ、これで終わりだ。……ぶった斬る!」
次の瞬間、朔夜が【爆裂の一撃(バクレツノイチゲキ)】を発動させ、豪快かつ華麗な振る舞いで、『海賊令嬢』カリュブディスを真っ二つに斬り裂いた。
そして、ディアボロス達は戦いを終え、海賊砦を後にした。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!