海賊砦をぶっ潰せ(物理)(作者 雪見進
4


#黄金海賊船エルドラード  #ゴンドワナ西海岸海賊砦攻略戦  #巨獣大陸ゴンドワナ  #ゴンドワナ西海岸  #海賊砦 

「そこ、サボらない、しっかりと走る」
「はらほっさー!」
「あいあいさー!」
 ここ巨獣大陸ゴンドワナの西海岸。そこで、黄金海賊船エルドラードのクロノヴェーダであるアビスローバーが『海賊砦』を拠点として活動していた。
 この砦の指揮官は『ハウエル・デイヴィス』。部下であるシャークパイレーツの訓練を行なっているようだ。
「はい、ダッシュ。連続三本。はい、スタート。後、遅いよ、気合いいれて」
「はいさー!」
「ほいさー!」
 走らされているシャークパイレーツだが、真面目な訓練というには厳しい。言葉こそ穏やかだが、その言葉の裏には陰湿な感情が込められている。
「しかし、ダンジョン探索に向かった部下の戻りが遅い……何があった? はい、そこ。もっと頑張る」
 思慮に耽ながらも、訓練を見る目は逃さない。隙を見てサボろうとするシャークパイレーツも、なかなかだが。
 ともかく、ダンジョン探索へ向かったアビスローバーがディアボロスに撃破され戻らぬ事を知らぬハウエルは静かに怒りと共に思慮するのだった……。

「攻略旅団の作戦により、巨獣大陸ゴンドワナの西海岸にある、海賊砦の攻略を実行します」
 世界地図を広げて説明をするのは編斗。アビスローバーの行動範囲が広いので、説明するのには世界地図が欠かせない。
 そんな世界地図のゴンドワナ西岸に印を付けてから、説明を開始する。
「アビスローバーは、海賊砦をゴンドワナ探索の拠点としているので、海賊砦を制圧すれば、アビスローバーによるゴンドワナ探索を阻止する事が出来る筈です」
 アビスローバーは、本当に色々な場所へと攻撃を仕掛けている。現在攻略中の場所では、冥海機ヤ・ウマトへと攻撃を仕掛けている。
 だからこそ、敵の戦力を削ぐ事で次の一手を打つ事が出来る。
「西海岸の海には、ジェネラル級が乗船する海賊船が停泊しており、海賊砦が襲われれば救援に駆けつけて来るでしょう」
 もちろん、ジェネラル級クロノヴェーダが救援に来る訳ではない。その部下のアヴァタール級だ。
「皆さんには、救援が来る前にアビスローバーを撃破して、海賊砦を再建不可能になるまで破壊してください」
 物騒な事を笑顔で説明する編斗だった……。

「今回、皆さんに攻略をお願いする海賊砦は、『深海令嬢カテリーナ』の派閥の海賊砦のようです」
 黄金海賊船エルドラードのジェネラル級は、お互いに敵対していないものの、ゴンドワナの探索においては、ライバル関係になるようだ。なので、同時に複数のジェネラル級から救援が来る事は無い。周辺には四体ものジェネラル級がいる。同時に協力して行動しないのはディアボロスにとってありがたい。
「海賊砦の中核は、航行不能になった海賊船であるようです。その周囲に、ゴンドワナで調達した木材や石材などで増築を行っている感じっぽいです」
 その海賊船もクロノ・オブジェクトのようで、この砦かはら不気味な触手が生えていて、砦の防御や自己再生能力がある。
「とはいえ『砦』はパラドクスを使える訳ではありません」
 つまり、ディアボロスであれば、触手の攻撃は気持ち悪いだけで脅威ではない。しかし、警備しているシャークパイレーツは防衛に出てくるだろう。シャークパイレーツを適当に蹴散らしながら砦のコアであるクロノ・オブジェクトである船を破壊すれば敵は撤退するだろう。
「それから、もう一つお願いがあります」
 砦が襲撃時には、『宝』を海賊船に持ち出す為に、砦から脱出する者もいるようなのだ。
 それが『海賊半魚人』です。逃走中なので、背後から攻撃を仕掛ければ混乱し、容易に撃破出来るだろう。その宝も回収して欲しいと編斗は説明する。ただ、無理はしないて欲しいとも説明する。

「アビスローバーはゴンドワナの『宝』を『略奪』する事で、そのエネルギーを奪おうとしています」
 そうなれば、より厄介な存在として世界中で暴れ回るだろう。
「この砦を攻略できれば、ゴンドワナの西海岸に来ているジェネラル級アビスローバーも、戦略の練り直しを強いられると思います」
 戦略を練り直すというのは、本当に面倒な事。それを敵にさせる事が勝利への近道であると編斗は考えているようだ。
「ともかく、皆さんよろしくお願いします」
 そう言って後を託す編斗だった。

「はぁ……はぁ……」
「つ、つかれた……」
 散々走らされたシャークパイレーツたちは疲れ、周囲への警戒も散漫になっていた。
「……あいつら大変だな」
「全く、サボり方を知らないなんて、ダメなやつらだ……」
 そんなシャークパイレーツを眺める『海賊半魚人』。適当にサボっていた彼らは、まだ元気そうだ。
 しかし、真面目に訓練するシャークパイレーツと違い海賊半魚人は不真面目にカードゲームに興じて、サボっているのだった……。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【神速反応】
1
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【水中適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。
【防衛ライン】
2
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【命中アップ】LV5(最大) / 【ダメージアップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV2

●マスターより

雪見進
 こんにちは雪見進です。
 今回のアビスローバーは巨獣大陸ゴンドワナで暴れています。本当、色々なディヴィジョンに登場しますね。そこで活動出来ないように砦を破壊して下さい。

『①敗走するトループス級「海賊半魚人」』
 砦への攻撃が発生した時点で『宝』を手に逃げ出そうとするトループス級です。最初に攻略するのは、基本的に無理ですので、先に②の

『②敵施設破壊戦闘「下っ端鮫・シャークパイレーツ」』
 攻撃目標はあくまで『砦』です。シャークパイレーツは砦の防衛をしてきます。『砦』も触手を伸ばしたりして妨害しようとしてきますが、ディアボロスには心理的効果以外無いです。適当に切り払う事が出来ます。
 ある程度倒すと砦のコアであるクロノ・オブジェクトが破壊できるようになります。
 残った敵は砦が破壊されると逃亡していきます。数が多いので全滅させるのは難しいです。

『③アヴァタール級との決戦「ハウエル・デイヴィス」』
 砦が攻撃を受け、ジェネラル級クロノヴェーダ・深海令嬢カテリーナから指示を受け、援軍として現れるアヴァタール級です。トループス級は連れてきていません。後、男です。

 攻略の順番としては②→①→③が最適だと思います。
 それでは、皆さんの参加をお待ちしております。
24

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


ユヴィ・レリオ
ユヴィ
◆アドリブ、連携歓迎

心奈萌(g10924)と行動する

「心奈萌は援護頼む。慌てるな
情報によればただの雑魚、問題ない」

【水中適応】を借り見つからないように隠れつつ【完全視界】で逃走経路を確認

タイミングを見はかり【多重残像】で逃げ場を封鎖する様に動き突撃
逃さない様にすると同時に
戦闘に慣れていない
心奈萌になるべく攻撃が行かないように気を付ける

「一匹も逃がさない…」

仲間の位置は常に把握攻撃のタイミング等を合わせる

感情欠落しているので何の迷いもなく自分の怪我にも一切厭わず積極的に行動し攻撃する

口調
無機質で心壊れた殺戮兵器
私、呼び捨て、言い捨て


佐々波・心奈萌
ユヴィ(g09587)さんと一緒に行動

◆アドリブ、連携歓迎

「逃げるのを取り零さない様にとぉ、広範囲だからぁ…本当にユヴィさんに当てるつもりでぇ大丈夫…なのですねぇ~…頑張りますぅ~!(あれぇ~?お話ししている時は可愛らしくてぇ…年上さんだとぉ、気付かずにぃ猫さんっぽいのでぇ…つい 撫でてしまいましたがぁ~…
あ。そうじゃなくてぇ今は危険なのですぅ気を引き締めて頑張りますぅ!!)」

【水中適応】でユヴィさんの指示に従いながら気をつけて、攻撃の合図があるまで隠れて待機

【完全視界】を借り気を付けながら作戦に参加

作戦通り【セイレーンヴォイス】で攻撃

他のディアボロスと連携

 勝利のため、ある程度のダメージはやむを得ないものとしますが、他のディアボロスを不利にするような行動はしません。


リゲル・アンティキティラ
わあ、なんてかわいそうな鮫!(憐憫ゼロ笑顔
ハウエル…これ鬱憤晴らしにやらせてるな?性格悪いよ全く!
しかしこの鮫ども半端に勤勉だなあ
だが俺も同じく!船乗り時代は適度にサボろうとした!

そんなおサボりさん共には“仕事”を与えてやらねばね
攻城戦は得意分野だ!

警戒心が散漫、というなら結構楽に近づけそうだ
物音を立てないよう、物陰や視角になりそうなところから砦に接近しよう

目標を発見し次第、敵との間に【防衛ライン】生成
数が多いんだ、距離を詰められすぎないよう調整!無いよりマシ程度だ!

さて鯨野郎!白波よ、飯の時間だ!
【命中アップ】で標的捕捉の補助
船ごと一緒に鮫どもも喰らい尽くしてやれ!
山ほどいようと頭数を減らした方が良いのも確かだ
だがメインは船!鮫はほどほどにな!

鮫くんの気合い、少し苦手なんだよな…ま、受け流す努力はしよう!その分こっちの反撃は手痛く、だ!

昔は砲弾や火炎瓶を投げ込んでいたが
鯨に鮫や船を食わせるのに少し慣れてきた自分が怖い!

…会いたい奴を引き摺り出すためにも、こんな物ここでぶち壊してやろう!


 ここは巨獣大陸ゴンドワナの西岸。そこでは、黄金海賊船エルドラードのクロノヴェーダであるアビスローバーが砦を築き、拠点にしていた。
「わあ、なんてかわいそうな鮫!」
 そんな拠点にあっさりと近づき、偵察をしているのはリゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)。『かわいそう』と言いながら、その表情は憐憫に憂いて……は全く無く笑顔だ。
「ハウエル……これ鬱憤晴らしにやらせてるな? 性格悪いよ全く!」
 この砦の指揮官『ハウエル・デイヴィス」は、シャークパイレーツに訓練という名の鬱憤晴らしを終えた後、別の用事があるのかジェネラル級深海令嬢カテリーナの元へと行っている。
 だからこそ、これだけ容易に砦に近づけているのだし、砦を破壊する好機なのだ。
「心奈萌は援護を頼む」
「逃げるのを取り零さない様にとぉ……」
 そんな砦の側面に回り込んだリゲルに対して、正面から攻撃を仕掛けるのはユヴィ・レリオ(感情を知り真剣に生きてきた猫・g09587)と佐々波・心奈萌(癒しの一時を・g10924)。
「情報によればただの雑魚、問題ない」
「は、はぃ」
 そんな、冷静に状況を分析し、奇襲のタイミングを測るユヴィだが、そんなユヴィの耳や尻尾に目を奪われている心奈萌。
(「あれぇ〜? お話ししている時は可愛らしくてぇ……」)
 そんな作戦を立てながら、何故か心奈萌の左手はユヴィの頭に。そしてフワフワの毛並みをふんわりもふもふ。
「背後から、リゲルが奇襲を仕掛ける。取り零しの心配は無い」
 ユヴィは普段は猫っぽい口調なのだが、戦闘が始まると無機質な口調になる。
(「……年上さんだとぉ、気付かずにぃ、猫さんっぽいのでぇ……つい撫でてしまいましたが〜……」)
 そんな事を考えながらも、手はユヴィの頭をなでなでもふもふ。ユヴィもされるがままだが、その表情が無機質だから、なんともチグハグ。
(「あ、そうじゃなくてぇ、今は危険なのですぅ」)
 慌てて、無意識に撫でていた左手を右手で引っ込めて作戦に集中する。
「頑張りますぅ〜」
 ユヴィとしては、心奈萌が心配だったのだが、この様子なら大丈夫だろう。二人で奇襲のタイミングを待つのだった。

「しかし、この鮫ども半端に勤勉だなあ」
 砦の様子を調べるリゲル。疲れ果てたシャークパイレーツに呆れながら、対照的にサボっている海賊半魚人を眺める。
「だが、俺も同じく! 船乗り時代は適当にサボろうとした!」
 どちらかと言うと海賊半魚人側だったリゲル。しかし、サボりもこれで終わりだ。
「そんな、おサボりさん共には『仕事』を与えてやれねばね。攻城戦は得意分野だ!」
 しっかりと偵察を終えたところで奇襲を行う。
「数が多いんだ、距離を詰められすぎないよう調整! 無いよりマシ程度だ!」
 パラドクスの効果を発動させ、幅10cmの防衛ラインを生成する。クロノヴェーダには無いよりマシ程度の効果であっても、仲間のディアボロスにとってはありがたい。
「さて鯨野郎! 白波よ!」
 防衛ラインを生成した直後、水飛沫と共に、巨大な鯨の幻影が出現する。その巨体は、ちょうど砦の門を封じる適度な巨大さ。
「飯の時間だ!」
 リゲルの掛け声と共に幻影の鯨が口を開き、凄まじい吸引力を見せ、シャークパイレーツたちを飲み込んでいく。
「うわぁぁ!」
「く、鯨がぁぁ!」
 突然鯨が現れ、飲み込んでいく様子は恐怖の一言。シャークパイレーツは何が起きたのか把握すら出来ない。
「昔は砲弾や火炎瓶を投げ込んでいたが、鯨に鮫や船を食わせるのに、少し慣れてきた自分が怖い!」
 優しげな声なのに言っている事がとても物騒なリゲル。しかし、奇襲の攻撃としては十分だった。砦の内部は激しい混乱に陥っていた。
「……」
 リゲルの攻撃に続けてユヴィが無機質な表情のまま、奇襲を仕掛ける。invisible blade(暗殺ナイフ)を手に、シャークパイレーツの首を斬る。
「ギャァ!」
 首を斬っても、断末魔の声は大きく響き砦でさらなる異常事態が発生した事を知らせる。
「他にも敵がいるのか!」
「どこだ!」
 敵を探すシャークパイレーツだが、すぐにユヴィの姿を見つける。
「敵だ、何人だ!」
「一人、二人、いっぱいだ!」
 リゲイの攻撃に合わせて奇襲を仕掛けたのはユヴィ一人。しかし、奇襲と共に次々と残像を出現させ、敵に数を誤認させる。
「とにかく敵だ! 仲間を呼べ!」
 ユヴィの姿は捉えられずとも、声を上げ応援を呼ぶシャークパイレーツ。しかし、応援に現れたシャークパイレーツも頭突きで反撃しようとするが、残像に混乱し統制が取れていない。
 そんな中で敵を一体、また一体と暗殺していくユヴィ。
「広範囲だからぁ……本当にユヴィさんに当てるつもりでぇ〜」
 そんな混乱する戦場で、さらに追撃を仕掛ける心奈萌。リゲルの生成した防衛ラインの後から静かに歌い始める。
「大丈夫〜なのですねぇ〜頑張りますぅ〜♪」
 そんな心奈萌が歌声を響かせ始める。歌詞は適当だが、その響く歌声は、敵であるはずのシャークパイレーツの動きをゆるめるような、のんびりたゆたう海のような歌声。
「や、やる気が……」
「力が……ぬけて……」
 そんな歌声を聴き、身体の力が抜けていくシャークパイレーツ。しかし、敵を脱力させるような力は無いはず。ただ単にハウエルにシゴかれ過ぎて疲れただけ。
 そこへ本命の渦巻く海水の塊が出現し、それが砦の中心で炸裂する。
「ぐぁっぁぁぁ!」
「これが本当の丘で溺れる鮫だぁ!」
 意味不明な事を叫びながら渦巻く海水に飲まれていくシャークパイレーツ。
 三人の攻撃で戦況は完全にディアボロス側だ。心奈萌とユヴィがシャークパイレーツを圧倒している間に、リゲルが砦のコアであるクロノ・オブジェクトに迫る。
「……会いたい奴を引き摺り出すためにも、こんな物、ここでぶち壊してやろう!」
 クロノ・オブジェクトはアビスローバーのモノらしく触手を伸ばし抵抗しようとするが、それは一般人にしか効果が無い。ディアボロスであるリゲルにとっては、ちょっと気持ち悪いだけだ。
「これも飯だ!」
 再び召喚した鯨の幻影が砦のコアを一飲みにすると、ウネウネと動いていた触手も同時に消滅した。
「一匹も逃さない……」
「逃げるのは取り零さない様にとぉ……」
 残ったシャークパイレーツは、心奈萌とユヴィが片付けた。
 しかし、そんな中でも、逃げ出すモノはいたようだ。サボっていた海賊半魚人は抵抗を即座に諦め、『宝』を手にジェネラル級深海令嬢カテリーナの元へと逃げ出していた。厄介な事にそれなりの数がダミーを手にカテリーナの元へと逃げている。可能であれば追撃して『宝』を奪いたいところだ。
 一度距離を取り、次の作戦を考えるディアボロスたちであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!

ユヴィ・レリオ
◆アドリブ、合わせ歓迎です

心奈萌(g10924)と一緒に行動

「今からは…狩りの時間…
狩り尽くす迄止められないな…
デカブツは任せた…」

【漆黒翼の朱月】で攻撃
【完全視界】で、逃げたものを見つけたら片っ端から攻撃し殲滅
木が少ない様なら【飛翔】で上空から攻撃
持ち出された物は後で回収
仲間の位置は常に把握攻撃のタイミング等を合わせる

感情欠落しているので何の迷いもなく自分の怪我にも一切厭わず積極的に行動し攻撃する

「逃げるなど…無駄…一匹も残さない」


リゲル・アンティキティラ
はははっ!いっそ清々しいほどに潔い!投降・抵抗より先に逃亡を選ぶとは!
ま、仲間とはいえ烏合なのだろう
報復を選ぶほどの絆など、あれでは期待できないとも思うが。鮫くんかわいそう!

――だが、逃さん。お前たちとて餌だとも
敵の行手に【防衛ライン】設置し直し!
これで直線20m、飛べもしないお前たちが回り込んで逃げられるかな
それでも端から逃れようとする奴、あるいはそもそも取り逃がした奴を優先して仕留めていこう!

さて白波よ、さっきの鮫よりは歯応えがありそうだよ!
【命中アップ】の重ね掛けだ、直撃を喰らえば相当痛いぜ
空腹は満たされてやしないだろう?飯の時間はまだ続く、酒池肉林は朝までだ
海賊ってのはそんなもんだからな!
そら、総て喰らい尽くしてやれ!

楽しい略奪の時間だ
ダミーだろうが本物だろうが…総てここに、置いて逝ってもらおう!

…とは言ったものの、これいちいち回収するの、少し面倒くさいね…
うーん、暴れすぎか?そうも言ってもいられないけど…
…“彼”が来るまでの間は手伝うよ
そこからは…個人的な怨恨を優先させてもらう


佐々波・心奈萌
ユヴィ(g09587)さんと一緒に行動

◆アドリブ、連携歓迎

「火事場泥棒でぇ…自分勝手にぃ…逃げるとかぁ……良くないことですぅ~!
……私だってぇ…怒る時は~怒りますよぉ!!
持ち出したもの返して下さいですぅ~!」

【未来予測】で全体の動きを見てから

【完全視界】を借り気を付けながら作戦に参加

作戦通り【大海怒波】で攻撃
「どれが偽物かわかりませんけどぉ~…持ち出した物も回収たのまれてるのですよぉ…なのにぃ、あっちこっちにぃちらかしてぇ~…許しませんからぁ~!!」
自分かわいさで逃げて、人の物を持ち出て『怒る基準』が他人と違うと思うが、本気で怒っている様で逃走をした敵のみを広範囲で襲い
水圧で叩きつぶしたり足元をひいて押し出し
出来るだけ持ち出された宝を引潮で纏めて集めてみる

他のディアボロスと連携

 勝利のため、ある程度のダメージはやむを得ないものとしますが、他のディアボロスを不利にするような行動はしません。


「火事場泥棒でぇ……自分勝手にぃ……逃げるとかぁ……良くないことですぅ〜!」
「今からは……狩りの時間……」
 逃げた海賊半魚人を追いかけ佐々波・心奈萌(癒しの一時を・g10924)とユヴィ・レリオ(感情を知り真剣に生きてきた猫・g09587)が共に追撃する。心奈萌などは珍しく本気で怒っている様子だ。
「持ち出したもの返して下さいですぅ〜!」
 ユヴィと共に追いかけながら怒っているのだが、そんな様子ものんびりたゆたうように可愛らしいのが心奈萌らしい。
「ぎょぎょぎょ、逃げろ逃げろ」
 そんな怒りの声を無視して逃げる海賊半魚人。逃げるのに慣れた様子で、草木の影や岩の影、様々な遮蔽を取りディアボロスから逃げようと走り回る。
「えっほ、えっほ」
「ほいさ、ほいさ」
 飛翔し上空から探す案もあったが、それをさせぬ程度には知恵は回るようだ。
「……見えている……」
 しかし、ユヴィの追跡から逃れるには足らない。心奈萌に合図を送り、先回りする為に回り道をする。
 そんなユヴィの回り込みを援護するように側面から牽制を仕掛けるのはリゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)。
「はははっ! いっそ清々しいほどに潔い」
 蒸留酒で作った火炎瓶を投げつけ、鯨の骨で削り出した無骨なナイフで切り掛かる。
「投降、抵抗より先に逃亡を選ぶとは!」
「うっせい、このお宝を届けなきゃ、どちらにしても殺されるんだよ!」
 投げられた火炎瓶を尾で弾き飛ばしながら答える海賊半魚人。手には大切そうに宝箱を抱えている。
「ま、仲間とはいえ烏合なのだろう」
 そんな敵の言葉が嘘だと一瞬で見抜いたリゲルはもう一つ火炎瓶を牽制に投げる。
「報復を選ぶほどの絆など、あれでは期待できないとも思うが。鮫くんかわいそう!」
 そんな嘘に嘘を返すように、ブラフの火炎瓶に意識を向けさせ、必要な時間を稼いだリゲル。
 その間に、回り込んだユヴィがinvisible bladeを構え、海賊半魚人の行手を遮る。
「げげげ、回り込んだか!」
「なら……しねぇ!」
 回り込むという事は、相応の危険が伴う。逃げる敵を後ろから追撃する方が安全だが、そんな判断を放棄し、効率を選ぶ。
 海賊半魚人が振り上げたカトラスを、invisible bladeで弾いてから、身体を低くして牽制で足を弾いて背後を取る。
「深き闇より出でる月光よ……」
 背後をとった直後に、海賊半魚人が血色の光線を残し両断された。
「て、てめぇ!」
「くそったれ!」
 汚い言葉と共に、海賊半魚人は魚の尾を振り回しユヴィを殴打。
「狩り尽くす迄止められないな……」
 軽い一撃ではなかったはずだが、致命傷でなければ気にもしない。彼女の感情は欠落している。そんな怪我に一切厭わず、次の攻撃へと繋げる。
「月光よ貫け」
 生えた漆黒の翼を羽ばたかせると、空には朱色の満月。その月光が光を差し、血色の光線が貫く。
「……私だってぇ……怒る時はぁ……」
 挟撃の形となった戦場で心奈萌が怒りの声を響かせると、心に満ちる怒りと悲しみが実際の津波となって出現した。
「〜怒りますよぉ!!」
 出現した津波は、驚くのど巨大。単純な津波であれば、半魚人である彼らにとっては有利な戦場。しかし、心奈萌の怒りの強さによって巨大化した津波は『河童の川流れ』というか『半魚人の津波溺れ』。複数の海賊半魚人を飲み込み、水圧で押し潰し藻屑とする。
「ぶはぁぁ!」
「それでも逃げるぞ!」
 しかし、それでも諦めないのはある意味凄い。半魚人だが脱兎の如く逃げようとする。
「……だが、逃さん」
 そこへ、タイミングを測っていたリゲルが防衛ラインを設置する。最初に設置したのでは元気な跳躍で逃げられたかもしれないが、今なら非常に邪魔な障害物となる。心奈萌が津波で敵の動きを流動させていた事も有利に運び、海賊半魚人たちを包囲する事に成功した。
「さて、白波よ。さっきの鮫よりは歯応えがありそうだよ!」
 そんな包囲の中で出現した鯨の幻影が口を開き、さきほど心奈萌が出現させた津波と共に海賊半魚人を飲み込んで行く。
「楽しい略奪の時間だ。ダミーだろうが本物だろうが……総てここに置いて逝ってもらおう!」
 幻影の鯨に飲み込まれ、灰燼と化した海賊半魚人。
「逃げるなど……無駄……一匹も残さない」
 さらにユヴィが再び漆黒の翼を羽ばたかせ、頭上に朱色の満月が映る。同時に光が血色の光線を残しながら海賊半魚人を引き裂いて行く。
「本当にぃ〜怒っているんですよぉ〜」
「空腹は満たされてやしないだろう? 飯の時間はまだ続く、酒池肉林は朝までだ。そら、総て喰らい尽くしてやれ!」
 心奈萌が出現させた津波が残った半魚人を押し流し圧壊させ、それをそのままリゲルの出現させた幻影の鯨が飲み込んで行く。
 そして、海賊半魚人は全滅したのだった。

「……これ、いちいち回収するの、少し面倒くさいね……」
 戦場には山のような瓦礫が積もっていた。そんな瓦礫を見て、思わず言葉を溢すリゲル。
「面倒にゃん」
 そんな瓦礫を見て、ユヴィが先ほどの戦闘中とは打って変わって可愛らしい猫さんな口調で同意する。
「うーん、暴れ過ぎか? そうも言っていられないけど」
 リゲルのいう通り、手加減しては逃げられる可能性があったし、本命の『宝』を誰が持っているか分からなかった以上、最適な行動ではあっただろう。
「どれが偽物かわかりませんけどぉ〜……持ち出した物も回収たのまれているのですよぉ……」
 そんな瓦礫の山に心奈萌も困惑している。ちなみに、山になっているのは心奈萌の津波を操作して集めたもの。遠くに流され見つからない可能性を考えると良い判断だ。
「とりあえず探すにゃ〜」
 この瓦礫の山にある事だけは間違い無い。大変だろうが、当ての無い探索に比べれば楽だろう。
「……『彼』が来るまでの間は手伝うよ」
 リゲルも、とりあえず手持ち無沙汰なのは間違いない。文句を言いながらも『宝』の捜索を始める。
(「そこからは……個人的は怨恨を優先させてもらう」)
 心の中では、真の目的である『彼』が来るまでだと呟く。しかし、それらは杞憂に終わる。
「見つかりましたぁ〜」
 程なく、心奈萌が何かを見つけ持ち上げる。それは、手のひらサイズの『黄金の獣の像』だった。明らかに何か違う雰囲気を漂わせる『黄金の獣の像』。これが『宝』で間違い無いだろう。
 ディアボロスたちは無事に『宝』を新宿島へと持ち帰るのだった!
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【防衛ライン】がLV2になった!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!

佐々波・心奈萌
ユヴィ(g09587)さんと一緒に行動

◆アドリブ、連携歓迎

「もう、あなたしか居ませんよぉ…ココで終わりですぅ~」

使える残存思念は全て使用する

せめて…足をひっぱらないようにしないとですぅ…

【未来予測】で全体の動きを見てから
【完全視界】で狙いを定め【閃光水】で攻撃

少しでも動きを封じれると良いのですが、基本援護に回ります。

「砦を守る人は海賊さんではないのですよぉ~、勝手に転職させちゃ、駄目じゃないですかぁ~!」

他のディアボロスと連携

 勝利のため、ある程度のダメージはやむを得ないものとしますが、他のディアボロスを不利にするような行動はしません。


ユヴィ・レリオ
◆アドリブ、合わせ歓迎です

心奈萌(g10924)を守護する

武器は[hidden]を刀の双剣に変え
仲間の位置は常に把握攻撃のタイミング等を合わせる

これだけ【命中アップ】があったら…
「急所を外すことは『わざと』でない限り難しいな」

得意の速度を活かした【残像剣】で攻撃

「料理の時間だ」

【神速反応】と【未来予測】を併用して攻撃をかわしつつ双剣で切り刻んでいく

感情欠落しているので何の迷いもなく自分の怪我にも一切厭わず積極的に行動し攻撃する

口調
戦闘中は無機質な殺戮兵器
私、呼び捨て、言い捨て


 上陸したハウエル・デイヴィスは適当にピストルをくるくると回しながら、ゆっくりと歩いていた。
「もう、あなたしか居ませんよぉ……ココで終わりですぅ〜」
「……終わらせる」
 そんなハウエルと対峙したのは佐々波・心奈萌(癒しの一時を・g10924)とユヴィ・レリオ(感情を知り真剣に生きてきた猫・g09587)
 ユヴィの隣で強気な様子を見せる心奈萌だった。
(「せめて……足をひっぱらないようにしないとですぅ……」)
 だが、内心では初めてのアヴァタール級クロノヴェーダとの戦闘で緊張している。
「……処理する」
 無言と共に、ブレスレットの形状しにしていたhiddenを双剣へと変化させる。
「……ん〜」
 そんな二人の言葉が耳に届いていないのか、ハウエル・デイヴィスは上陸し、転がっていた樽に腰をかける。
「面倒だなぁ……なあ、命乞いしろよ」
 再び指でピストルをクルクル回しながら嘲笑を浮かべる。
「……」
 無論、そんな言葉に反応するディアボロスたちではない。クルクル回すピストルをそのまま放り投げる。ちょっとしたパフォーマンスのつもりだろうが、それを逃すようなディアボロスではない。ユヴィの姿が残像を残しハウエルの背後を取る。
「おっと……」
 驚いた様子など一切ない、挑発するような演技の声を共に、背後を取ったユヴィの双剣をカトラスで弾く。
「面倒だって言ってるだろ〜」
「急所を外すことは『わざと』でない限り難しいな」
 言い切るユヴィの声は無機質。嘲笑するようなハウエルの声とはとても対照的に聞こえる。
 そんな二人のやりとりに、一歩距離を取る心奈萌。
(「少しでも、動きを封じれると良いのですがぁ〜」)
 高速で火花を散らす二人に混じって戦うのは、彼女には向いてない。ディアボロスは戦い方様々なのだ。
「砦を守る人は海賊さんではないんですよ〜、勝手に転職させちゃ、駄目じゃないですかぁ〜!」
 それでも、勇気を出して大きな声で握るのは砂時計。そんな砂時計から溢れ出すのは虹のような水流。それが光輝きながらハウエルを貫く。
「……ふ〜ん」
 そんな一撃を受けても、微動だにせず水飛沫が顔にかかっただけ……そんな風に水を払う。
「あいつらは、俺に土下座までして頼んだから、世話してやっただけだぜ。だから俺は砦で戦えるように訓練してやっただけだ。感謝されてもいいくらいだぜ〜」
 そんなハウエルから反論という名の、口から出まかせ。ハウエルは呼吸するように嘘を吐くタイプだ。
「だから、お嬢ちゃんがやったことは、真面目に働く人をいあぶ……お、あぶねぇな」
 そんな嘘八百を中断させたのはユヴィの双剣。
「今度は『わざと』外さない」
「なるほど、急所だ……当たればな」
 再びユヴィの攻撃を弾こうとカトラスを振るが、それが空を切る。
「料理の時間だ」
 ハウエルが切ったのは残像。同時に心奈萌を守るようにユヴィの残像が現れ、カトラスをピストルの弾丸を避けて行く。
「……ここだ」
 虚実を交えたユヴィの攻撃は的確に急所を貫く。
「なるほど、なるほど」
 ユヴィの攻撃は急所を貫き、心奈萌の一撃も胴中央を貫通している。しかし、そんな様子を全く見せないハウエル。
「やーすごいすごい」
 ダメージは与えたはずだ。ユヴィや心奈萌の力量が劣っている訳ではない。しかし、そう感じさせるような様子のハウエル。
「じゃあ、本気を出そうか」
 やっと樽から腰を上げたかと思うとピストルで空を撃つ。弾は出てないから空砲だ。しかし、即座にその意味を知る事になる。
「……」
 ハウエルに影がかかる。それは、突如海に出現した海賊船キング・ジェームズ号。
「親方!」
「支援します!」
 海賊船には、多数の船員。それが大砲を動かし一斉射の構えを見せていた。
「よーし、おまえらうて〜」
 気合いの入っていないハウエルの声だが、攻撃そのものは苛烈。26問もの大砲が火を吹き、あり得ない軌道で、ユヴィと心奈萌へと襲いかかるのだった……。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!

神鳥・天音 (トレインチケット)



 26問も大砲が火を吹き、ユヴィと心奈萌へと砲弾が迫るなか、割り込むディアボロスが現れた。
「ヤマト、私達の力を見せつけてやりましょう!」
 威風堂々と相棒のパンツァーハウンド・ヤマトと共に現れたのは神鳥・天音(儚き閃光・g03061)。
 即座に妖刀『墓鳴き濡烏』で印を結ぶように鋭く振りながら言葉を紡ぐ。
「契約に従い出でよ、大いなる付喪神達の王、塵塚怪王ッ!」
 妖刀の軌跡で描いた印から形容しがたい瘴気のようなナニカが溢れる。
「百器転じて百鬼夜行の刻は来たり!」
 ハウエルが召喚したキング・ジェームズ号の幻影に対抗するように、印からゆっくりと契約した妖怪『塵塚怪王』が召喚される。
「……アァ……モッタイナイ……」
 召喚された『塵塚怪王』は、周囲に散らばる砦の残骸や、廃船の破片などを依り代にしいて付喪神を呼び出す。
「……ゔぁぁ……」
「……ぶぁぁ……」
 廃材を依り代にした付喪神。元々、激しい戦いでこの場には、言葉通り山ほどの廃材がある。それを依り代にしたのだ。出現した付喪神の数も膨大となった。
「思い出まで奪わせない、世界の全てを取り戻すんだ!」
 天音の号令と共に、出現した『塵塚怪王』と付喪神による百鬼夜行と、キング・ジェームズ号との大激突が始まった。26問の大砲から次々に放たれる砲弾に、瓦礫の付喪神が盾となり砲弾を弾く。さらに数で勝る百鬼夜行というべき付喪神の群れがキング・ジェームズ号へと取り付き、船の中でも船員たちが白兵戦まで繰り広げている。
「おいおい、大変だなこりゃ……」
 さすがのハウエルも、これだけの大激突は想定していなかったのか、半笑いを浮かべている。
「さぁ、ディアボロスの力を見せつけてやりましょう!」
 天音の援護で致命傷を避けられたユヴィと心奈萌へと手を差し伸ばす。
「……ああ」
「はいですぅ〜」
 天音の手を取り二人も立ち上がり、ユヴィはすぐに残像を残し姿を消す。
「もう一度、セイレーンの虹!」
 天音の手を取り、立ち上がった心奈萌がもう一度、星砂時計を掲げ輝く水の槍でハウエルを撃つ。
「……もう一度」
 キング・ジェームズ号と百鬼夜行の激突は戦場を混乱に陥らせていた。そこで隙を突くのは難しい事じゃない。ユヴィは再び残像を伴いかならハウエルの急所を貫く、
「……まったく」
「なるほど……」
 そんなハウエルの様子からユヴィは理解した。『このハウエル』はいくつもの急所を持ち、潰された急所をアビスローバーの力で補い即死を避けている。
「……撤退」
 それを理解したユヴィは声を上げる。小さな声だったが、しっかりと理解した天音は、再び塵塚怪王に命令を出す。
「百鬼夜行の終幕は迫り! 奮起せよ!」
「……モッタイナーイ!」
 天音の声に反応したのか、塵塚怪王の動きが激しくなる。同時に、付喪神たちが瓦礫を動かし、心奈萌たちが撤退しやすいように道を作る。
「……任せる」
「後はお願いします〜」
 ユヴィと心奈萌は、最後まで機会を伺っていたディアボロスの仲間へと声をかけながら撤退し、それに天音も続く。
 そう、最後にハウエル・デイアスと因縁のある彼が待っているのだ……。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!

リゲル・アンティキティラ
うんうん、やはり攻城戦は楽しいものだね!
懐かしく、愛しい感覚だった!
…ほんとになんで海賊が砦守ってるんだよ

――さて、ようやく出て来てくれたね、ハウエル
カテリーナ嬢はお元気かな?ゴンドワナの宝物の情報で、彼女はさぞかし儲けたんだろうね
…なんて、世間話はよそう。答えやしないだろ?

俺のことなどご存知ないね?
それでは挨拶だ。ようこそ、地上という名の地獄へ

部下はご覧の通り、砦も陥落状態
となれば、お前がやるべき事は、足掻くことだけだよ

互いに容赦など不要
あいつらのように逃げるわけもない
単純に、シンプルに――殺し合おう
捕鯨の時間だ

ありったけの残留効果と【命中アップ】をこの体へ、この命と弾丸へ
狙いすまそう
教えるまでもないだろうが、それでも叩き込んでやるさ。『略奪者の教導』を!
その魂、俺様に寄越せ!
この『呪詛』で、お前の体を蝕んでやろう!

…俺はお前を知ってる、お前のやり方も、姿も、技能も、俺とよく似ている
反撃してみせろ。その弾丸も要求も、受け流してやるとも!

『デッドエンド』までの道を、丁寧に案内してやろう!


「うんうん、やはり攻城戦は楽しいものだね! 懐かしく、愛しい感覚だった」
 騒然とする戦場に、静かに現れたリゲル・アンティキティラ(一つ星・g10843)。
「……ほんとに、なんで海賊が砦守ってるんだよ」
「だから〜、頼まれたんだって」
 そんなリゲルに答えるハウエル。何だか雰囲気が近いような、果てしなく遠いのか不思議な二人だ。
「さて、ようやく出て来てくれたね、ハウエル」
「……面倒だったがね」
「カテリーナ嬢はお元気かな?」
「ああ、元気だぜ」
「ゴンドワナの宝の情報で彼女はさぞかし儲けたんだろうね」
「そうだ。それで新しい船を手に入れたんだ」
「……なんて、上っ面な世間話はよそう」
 対峙すれば解る。『このハウエル』が本当の事など言う気が無い事が。言葉に嘘がなくとも人を騙せる。そういうタイプの話し方だ。
「俺のことなどご存じないね?」
「いや、知ってるぜ。ジョンだろ。俺がケツを蹴って何度も泣かせたよな。あれは最高だったぜ」
 言うまでもなくリゲルは『ジョン』ではない。口から出まかせにしても酷いものだ。
「それでは挨拶だ。ようこそ、地上という名の地獄へ」
「おいおい、ジョン。俺の話を聞けって、貸した金は返してもらってねぇぞ」
 噛み合わない会話なのではない。『噛み合わせない』事で相手の苛立ちを誘うハウエルの口車だ。それに巻き込まれぬように会話を打ち切るリゲル。
 鯨骨を振り上げるリゲルに、ハウエルが視線を送る。それに反応すらせずに鯨骨から手を一瞬離してデットエンド(海賊ピストル)を抜き撃つ。
 対して、デットエンドに視線すら向けずに触手で弾丸を弾いてカトラスをハウエルが振り、それを宙で拾った鯨骨でうけるリゲル。
 事前に練習した曲芸だったとしてもレベルが高い二人の牽制。
「単純に、シンプルに……殺し合おう」
「それは同意だ」
「捕鯨の時間だ」
 初めて二人の会話が噛み合う。戦いの開始だ!

「部下はご覧の通り、砦も陥落状態。となれば、お前がやるべき事は足掻くことだけだよ」
「何言ってんだ。俺の事知ってるなら分かるだろ、なら奪うだけなんだよ!」
 幾度の牽制を繰り出しながら、必殺の機会を探すリゲル。その中で、ありったけのディアボロスたちが繋いだ鎖の力を自身の命へ、そして弾丸へと込める。
「教えるまでもないだろうが、それでも叩き込んでやるさ。『略奪者の教導』を!」
 隙を見せるほど甘くは無い相手。しかし、それでもハウエルの薄笑いの表情を崩すべく、再びフェイントを混ぜ捨て身の一撃を放つ。
「その魂、俺様に寄越せ!」
 鯨骨を放り投げると同時に、カトラスの居合い抜き。
「いやだね、お前こそ命乞いしろ」
 鯨骨のフェイントを見抜き、カトラスの居合いを避ける為に一歩距離を取るハウエル。
「この呪詛でお前の体を蝕んでやろう!」
 鯨骨、カトラスまでがフェイント。そこから目で追えぬほどのデットエンドの早撃ちがハウエルの胸を貫く。
「ぐふぅ……」
 初めてハウエルが表情を変えた。胸に打ち込まれた弾丸が内部から瘴気が溢れ身体を蝕んでいく。
「……俺はお前を知ってる。お前のやり方も、姿も技能も、俺とよく似ている」
 同時に膝が揺れるリゲル。彼の腹部にも弾丸が撃ち込まれていた。
「最後まで殺し合おうぜ!」
「いやだね!」
 互いに致命傷に近い一撃。しかし、二人の戦いは終わらない。『虚と嘘』に『実と真』を混ぜ殺し合う二人に手を出せる者は居なかった。
 しかし、それでも終結は訪れる。
「デットエンドまでの道を、丁寧に案内してやろう!」
 倒れたハウエルに馬乗りになり、デットエンドの銃口を脳天に突きつけ、引き金を引く。
「……いらねぇよ」
 最後の乾いた銃声が戦闘の終わりを告げた。ディアボロスたちの勝利だ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2024年03月18日

ゴンドワナ西海岸海賊砦攻略戦

 攻略旅団の提案に従って、巨獣大陸ゴンドワナ西海岸で、アビスローバーの前線基地となっている『海賊砦』の制圧戦を行います。
 海賊砦を制圧できれば、拠点を失ったアビスローバーは、ゴンドワナのダンジョン探索を継続できなくなるでしょう。

『海賊砦』は、損傷その他の理由で廃船となった海賊船(クロノ・オブジェクト)を転用した建造物で、中核部分は構造は海賊船と同様となっているようです。
 この中核部分を中心として、見張り台や壁を設営、慰安所などを増設するなどして、地上拠点として活用しているようです。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#黄金海賊船エルドラード
🔒
#ゴンドワナ西海岸海賊砦攻略戦
🔒
#巨獣大陸ゴンドワナ
🔒
#ゴンドワナ西海岸
🔒
#海賊砦


30




選択肢👾敗走するトループス級『海賊半魚人』のルール

 なんらかの理由で敗走しているトループス級に対して追撃戦を仕掛けて、戦果の拡大を目指します。
 逆説連鎖戦の反撃は発生しますが、敗走しているトループス級は弱点を晒している状態で、戦闘力は大きく低下していますので、追撃側の有利を生かして戦う事が出来れば、ほぼ無傷で撤退する敵を蹂躙できる可能性があります。
 敗走する敵戦力を大きく削ることが出来れば、その後の戦局を有利にするなど、良い影響があるでしょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾敵施設破壊戦闘『下っ端鮫・シャークパイレーツ』のルール

 施設を警備するトループス級と戦いながら、敵施設を破壊する選択肢です。
 トループス級との戦闘も行いますが、成否判定は、どれだけの施設を破壊したかで判定されます。
 その為、トループス級との戦闘しか行っていなかった場合は『🔴🔴🔴』判定になる場合もあります。
 それまでの戦闘で、トループス級を多く撃破していると、以降の判定は成功しやすくなるので『🔴🔴🔴』が出ても、全くの無駄にはならないかもしれません。
 詳細は、オープニングやリプレイを確認してください。
 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『ハウエル・デイヴィス』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「リゲル・アンティキティラ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。