大王軍を逃すな(作者 凪未宇)
#蹂躙戦記イスカンダル
#イラン高原、イスカンダル軍奇襲作戦
#イラン高原
#ペルセポリス
#断片の王『イスカンダル』
#イラン高原大決戦
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ペルセポリスの急状を知り得、黄金の獅子は遠くへと視線を向ける。
「そうか、新たな『バベルの塔』を建造する計画は取り止めざるをえまい。さらに、我を護る結界兵器『ゴルディアスの結び目』の力が弱体化しておるか」
ともなれば、セレウコスも既に討たれただろうと断片の王『イスカンダル』は軽く目を伏せる。
《戴冠の戦》まで未だ多くの時を残しながら、我らの蹂躙がこうも停滞するとは。
業腹ではあるが、ペルセポリスより東の領土は放棄し、体制を立て直すしかあるまい。
王の後ろには東方遠征に従軍させし有力な名のある将軍が控え、大軍が軍旗をたなびかせ、イスカンダル大王の言葉を待っている。
「敵がいかなる想定外の策を弄して来ようと、それら全てを倒してこそ『唯一絶対の王』足りうるというものだ」
咆哮がイラン高原の大地を揺るがす。
「我が将兵達よ、新たな蹂躙のため、我と共に進軍せよ!」
おおおおおおっ!!
次なる目的地へ。大軍は方向を変え、動き始めるのであった。
「素晴らしい成果です。これも皆さんの迅速な判断によるものでしょう」
スサ攻略後の迅速な移動からのペルセポリス電撃戦は、敵を大いに混乱させることが出来ただろうとルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)は作戦説明を始める。
「この成果によって、ペルセポリスを目指していた断片の王イスカンダルは、ペルセポリスを放棄し、更に西に向かって移動しようとしているようです」
勿論、この動きを見過ごす事は出来ない。
攻略旅団の提案に従い、この軍勢に奇襲をかけて欲しい。
「この奇襲によって、イスカンダル軍に多くの打撃を与える事が出来ればそれだけ多くの情報や、効果を得ることが出来るでしょう」
とはいえ、相手は大軍だ。無闇に深追いをし敵陣深くに入る必要はない。
「あくまでも、今回の奇襲作戦は、敵軍の情報を掴む事が目的となります。何を得るかは、皆さんがこの作戦を成功させた成果次第です」
戦闘中に特別な情報を集める必要はなく、目の前の戦闘に集中して貰って問題無い。
「インド遠征軍は圧倒的な大軍ではありますが、多数の亜人部族の混成軍ですので、各部隊間の連携などは、あまり得意では無いようです」
そこは王が率いる軍とはいえ、亜人という事だろう。
「亜人の軍勢は、攻撃時にこそ最大の力を発揮するので、受け身に回っている間は、その力を十全には発揮できないのでしょうね」
外側の部隊を叩いて混乱させつつ、敵戦力を削り撤退する。それが今回の作戦である。
「全てのジェネラル級を撃破して、イスカンダルを討つ事は、絶対に不可能とは言えませんが、まだ難しいかもしれません。しかし王に到達できないわけではありません」
そして、この間にイスカダル軍が見捨てたペルセポリスの攻略を攻略旅団で提案することもできるだろう。
「更にジェネラル級蟲将の『翼侯・法正』と、インド方面に残された亜人の軍勢も弱体化していることでしょう」
リグ・ヴェーダ方面の状況も大きく動くかもしれませんと付け足し、ルゥルゥラナは案内を終えるのであった。
インドから強行軍で戻ってきていた大軍は、急遽更に進軍することとなり、『オークの炎剣士』はぶひっと不満を漏らした。
「ペルセポリスで特別休暇が貰えるって話じゃなかったのかよ」
幸いここは大軍の端。王の側に使える将軍らにも彼らの不満は届かない。
「このままじゃ焼き豚になっちまう。俺もインド残留組が良かったな」
「しかし、蟲の、言いなりになるのは、屈辱だ」
黙々と進軍していた『氷槌の岩トロウル』の歩みも、心なしか遅い。
「早く休みて―なー」
しかし、大軍は休むことなくペルセポリスから進路を変えていくのであった。
リプレイ
ブラン・スロウ
◉アドリブ・絡み歓迎
育む生命を、奪って壊す。これだから「蹂躙」なんて神秘を尊重しない野蛮な行為は嫌いなのよ。
イスカンダル…貴方の理想を僕は許さない。
聞いた通り他部隊との連携が上手く取れてないか、進行先から少し離れた場所に身を潜めてアイテム「A-call」で撮影しながら【観察】するよ。
明らかに士気が削がれてる端の兵たちを確認した後、アイテム「Silent」を起動させ見つかる可能性を少しでも下げながら【忍び足】で接近。トロウルの背後を取って【不意打ち】の『アサシネイトキリング』で先手を取れるか試してみる。
上手くダメージを与えられたら、そのまま隙を与えず次の攻撃に移るよ。
そんなに休みたいなら僕がぐっすり眠らせてあげる…永遠に、ね。
冷気に対しては氷槌にアイテム「Paretto maker」で【火炎使い】の属性弾丸を撃ち込み、一時的にでも相殺できれば御の字かな。
次が控えてるんだ、邪魔しないでほしいな。
フミラ・ヴィグリーノ
連携・アドリブ可
イスカンダルに至れるかもしれないのならばやってみる価値はありますね。
相手はすっかり緩み切っている様子。ならば先手必殺で一人でも多くの兵を仕留めましょう!
とりあえず軍勢から離れたところで身を潜めながら隙を伺いましょう。
緩み切った軍勢の側面からこちらに気付く前に高速詠唱、全力魔法の一撃を敵陣にお見舞いしましょう!
さぁ、吹き飛びなさい何もかも!襲い掛かる冷気諸共に!
状況がまずくなったらいったん仕切り直しますけど
●氷岩の亜人
離れた場所より従軍する大軍の部隊をディアボロス達は、慎重にうかがう。
多くは亜人の部隊ではあるが、ちらほら他の種族も見られる。
まさに部族も種族も入り混じり、余程真面目な性格の亜人か側近でなければ互いの連携は難しいだろう。
「イスカンダルに至れるかもしれないのならば、やってみる価値はありますね」
大きな妖狐の耳を辺りを警戒するように立てながらフミラ・ヴィグリーノ(未踏の沃野・g09477)が口にすれば、言うまでもありませんとブラン・スロウ(scarecrow・g10793)も狼の耳を立てていた。
さすがは同じイヌ科の種族。相手を見極めようとする慎重さも同じ。
携帯できる改造ノートパソコン〈【CODE:002】A-Call〉のレンズを向けながら、案内にあった一群を見つける。
見るからにやる気が落ちており、進軍も遅い。それゆえ、少しずつ大軍から離れはじめているが、彼らは追い付こうという気はないようだ。
「相手はすっかり緩み切っている様子。ならば先手必殺で一人でも多くの兵を仕留めましょう!」
僕が背後をと〈【CODE:108】Silent〉を起動させながら、『氷槌の岩トロウル』へと近付いていく。
彼らはだらだらと仕方なさそうに進みながら、どこかにいい雌はいないか、思いっきり暴れたいと欲望のままに文句とボヤキをこぼしている。
(「育む生命を、奪って壊す。これだから蹂躙なんて神秘を尊重しない野蛮な行為は嫌いなのよ」)
充分に足音を殺し近付いていたが、亜人への敵意は殺し切れなかった。
微かな気配に気づき、トロウルが振り返る。
いけないとフミラが、動く。
「Haki. atentu ne morti」
『吹きすさぶ風よ!(メザワリナモノスベテケシサッテ)』と、トロウルがディアボロスの接近に気付くより早く突風を巻き起こし、彼らの視界を砂塵で惑わし巨大な岩の身体に風を叩きつける。
「さぁ、吹き飛びなさい何もかも!襲い掛かる冷気諸共に!」
さすがに巨大な岩の亜人。そう簡単には吹っ飛ばない。
「なんだ、貴様、狐の雌か」
「いい、女、手に入れる」
ゴロゴロと身体を鳴らし、風の吹いてきた方を振り返ると高々と氷槌を掲げ、『氷河衝』を放ってきた。
「くっ、この程度の冷気になんか負けませんわ」
凍てつく冷気は、風の通らない道を流れ辺りに広がり、足元からフミラを凍えさせる。
「寒いか、身体の中から、あつくしてやるぞ」
岩の顔であまり表情は読み取れなかったが、きっと下卑たことを考えているのだろうと、不躾に向けられた視線と声音が語っていた。
「……どこを見ているのよ?」
フミラが注意を引いてくれた隙に、『アサシネイトキリング』で背後へと回り込んだブランは自動装填式拳銃〈【CODE:008】Paretto maker〉を、トロウルの身体を形作る亀裂の一つに銃口を向け撃ち込んだ。
炎を帯びた弾丸は、トロウルの身体を貫きその巨体を倒す。
「そんなに休みたいなら僕がぐっすり眠らせてあげる……永遠に、ね」
そのまま、次の個体へと振り返ろうとしたブランの眼前に物凄い勢いで体を捻り、氷槌が振り下ろされた。
直撃は辛うじて免れたが、『トロウルインパクト』が地面を抉り、その砂礫と衝撃がブランを襲う。
「次が控えてるんだ、邪魔しないでほしいな」
立ちはだかるトロウルの向こうには、ニヤニヤと視線を向けてくるオークしか見えないが、進軍していくあの大軍の中にかの王は居るのだろう。
「イスカンダル……貴方の理想を僕は許さない」
トロウルはあと一息。
完全に彼女達に気を取られ足を止めたオーク諸共、ディアボロス達は彼らを軍に戻すつもりはなかった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
戦線が広がり同時攻略が困難になっている現状、イスカンダルを万全の状態で放置するのは今後にも関わるでしょう。旅路の最中に倒れた偉大なる王に倣うつもりはありませんが、乗り越えねばならぬ城壁もないこの時にこそ勝負を仕掛けます。
大いなる天空にして夜を司るヌトよ、お力添えを。この地に安寧をもたらす闇をお授け下さい。
祈りを捧げ、共に戦う仲間への【幸運】を願います。
【ヌトへの嘆願】により周囲を夜闇に包み、仲間には【完全視界】を。トロウルに人間のような五感があるかは不明ですが、周囲の光景が突如変化すれば警戒をするでしょう。
【残像】を生み出す速度と【忍び足】の緩急で周囲に砂塵を巻き起こし、【残像】と併せて的確にこちらを狙えぬように細工した上で【不意打ち】を狙います。
敵はこの巨体と槌の攻撃あれば多少狙いが雑になっても問題ないと攻撃を仕掛けてくるでしょう。こちらからはその姿がよく見えます。【残像】に誘い、こちらは死角に回り込み【ヌトへの嘆願】による【貫通撃】を。
●
「大いなる天空にして夜を司るヌトよ、お力添えを。この地に安寧をもたらす闇をお授け下さい」
仲間には幸運を。そして孤立した部隊を目掛け、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)が素早く仕掛けた。
力押しでディボロスを圧倒しようとする『氷槌の岩トロウル』は、突如周囲が夜に覆われ驚いたように動きを止めた。
天空の神に祈りを捧げ、『ヌトへの嘆願』を。
まだ正確なハーリスの位置を捉えたわけではないが、トロウルはその巨体の重さを感じさせない大きな跳躍で氷槌を振り上げた。
「戦線が広がり同時攻略が困難になっている現状、イスカンダルを万全の状態で放置するのは今後にも関わるでしょう」
もしくはここで圧倒的な戦力を用いて、この大軍の将軍を排除できれば決戦を挑むことも不可能ではない。
しかし、広大な領地を追うかのように広げてしまった戦線がある以上、この作戦だけに集中できない事態を招いてしまったのも事実だ。
どうするかは今後の動き次第なのかもしれないが、今月中に終えなければ別の場所に大王が至るのも確かだろう。
現に、大軍は止まっていないのだから。
「旅路の最中に倒れた偉大なる王に倣うつもりはありませんが、乗り越えねばならぬ城壁もないこの時にこそ勝負を仕掛けましょう」
この高原であれば、大王を護る城壁も大掛かりなクロノ・オブジェクトもない。
どこまで辿り着けるか、果たして何体の将軍が居るか分からないが、逃すまいという気迫が彼にはあった。
生と死を司る女神のもたらした闇に乗じ、その強固な岩のような外皮をも貫いて。
気が付けば、トロウルの胸には〈アヌビスの爪〉が背後より貫き、その三つの爪を静かに輝かせていた。
「そんな、馬鹿な……」
呻くように岩を鳴らし、ハーリスの倍以上もある巨体は崩れ落ち瓦礫となった。
後残るは……。
ぶひぃ!?
鋭い視線を向けられ、オークが鳴くのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
ついに大王軍の一端を掴んだか
どこからか沸き、跡形もなくいなくなる。奇襲はいわば、我らのお家芸
存分に暴れてやろう
黒龍偃月刀を片手に<精神集中>すれば、朱殷の闘気が怒龍を形成し、偃月刀に絡みつく
仲間が『トロウル』を蹴散らしてくれた合間を縫って<ダッシュ>し、この一軍の隊長であろう『オーク』へ真っすぐ近接
【先行率アップ】で初撃を狙う
『オーク』の得物の間合いに入る直前に軌道を変え<残像>を残し、『オーク』の左手側に回り込めば、【命中アップ】を付与したパラドクスを発動
「どこを見ている、のろま」
大したダメージを与えられなくとも、俺の動きに気を取られた時点で雌雄は決する
仲間の一撃が確実に入るよう、派手な立ち回りで引き付けるため
偃月刀の<薙ぎ払い>に追従するように、朱殷の怒龍が牙をむく
反撃は剣の太刀筋を冷静に見極め、偃月刀を合わせて、攻撃が直撃しないようにいなし、被害を最小限に
炎は戦花護紋と玄武の護りで耐え、素早く攻勢に転じる
仲間にはディフェンスを
戦力を削り、大王軍へ風穴を開けてやる
ハーリス・アルアビド
連携、アドリブ歓迎
王どころかジェネラル級の姿もありませんか。王直々に指揮する軍勢ですからそれも当然でしょうが。先を焦れば圧倒的な数に潰されかねません。確実に末端から削っていきます。
道を切り開くものウプウアトよ、お力添えを。この戦を制する正しき道をお示し下さい。
祈りを捧げ仲間達への【幸運】を願い、この戦に勝利を。
両足をより強く地を踏みしめられるよう【肉体変異】させ、鋭く巧みに【残像】を生み出す速度で駆け抜け舞い上がる砂塵を【風使い】でより巧みに操り砂の幕とします。
【残像】と【忍び足】の緩急と併せてこちらの間合いや攻撃のタイミングを的確に読めぬようにした上で、こちらに注意を引き付けましょう。
こちらに集中すれば仲間からの攻撃に対する注意が削がれ、仲間からの攻撃に集中すれば、その隙を私が突きます。【残像】を囮に死角からの【ウプウアトへの嘆願】で仕留めます。
●ただの豚じゃない
油断していた『オークの炎剣士』は、ディアボロスの襲撃に驚いていた。
まさか本当に、現れるとは。しかも、たちまちのうちに巨大なトロウルを倒してしまったのだから。
「ついに大王軍の一端を掴んだか。存分に暴れてやろう」
崩れる巨体の影を駆け。どこからか沸き、跡形もなくいなくなる。奇襲はいわば、我らのお家芸と、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は、ぶひっと鼻息こぼすオークの前へと飛び出した。
「どこを見ている、のろま」
倒れる部下の姿に気を取られたオークの眼前で、〈黒龍偃月刀〉を纏う朱殷の闘気が怒龍の牙を剥く。
「特別休暇はなくなるし、女も何もねぇ! 次々とうるせえ奴らだな!!」
大きく身体を斬られるも、そこは脂肪のおかげか、弾力に阻まれ出血は少ない。
だが、こうしてこちらの動きに気を取られた時点で雌雄は決する。錬晏は冷静に、オークの動きを油断なく見極める。
ぶひひと嗤いながら、炎纏う大剣で『フレイムスイング』を繰り出して。
見た目とは違い、思いがけずその動きは俊敏で、振るう一撃一撃が重く熱く広がる。
アイリスの紋章にも似た魔力障壁〈戦花護紋〉を、錬晏は咄嗟に展開し炎を抑えるも、無軌道にオークは大剣を振り回し、その炎が広がり大きく真上へと帯を引くように振り上げられた。
「道を切り開くものウプウアトよ、お力添えを。この戦を制する正しき道をお示し下さい」
祈りを捧げ、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)は、『ウプウアトへの嘆願』を。
彼のものは道を切り開き、指し示す。
真っ直ぐ貫く矢の如く戦場を駆け抜け、ハーリスはオークのガラ空きになった脇腹にアヌビスを象った三つ爪の籠手〈アヌビスの爪〉を突き立てる。
「ぐぬ、貴様らよくも!!」
右から左から狙いを散らすよう、錬晏とハーリスは交互に攻撃を重ねていく。
「王どころか、ジェネラル級の姿もありませんか……」
さすが王の率いる大軍。その層も分厚い。
そしてオークの腹の肉厚も分厚い。
だが勝利への導き手による鋭い一撃は、深くオークの腹を抉り。
「王直々に指揮する軍勢ですからそれも当然でしょうが。先を焦れば圧倒的な数に潰されかねません。確実に末端から削っていきます」
「末端だと! 俺様を馬鹿にしたな! この程度の攻撃で、倒れると思ったか!」
自覚があるのか、それとも軍から離れたことで焦っているのか。
猛進してくるオークの炎に耐え大剣を弾きあげ、そのまま流れる様に黒龍偃月刀を大きく下から上へと薙ぎ払いあげ、錬晏は『覚醒の一撃』を叩き込み、怒龍がオークの耳を喰いちぎった。
グガアアアアアッ!!
悲鳴と一緒に鼻息がぶひぶひと零れ、錬晏を遠ざけようと大剣を振るうも、逆側よりハーリスの爪が再び腹を抉り、更に怒りにオークは身体を震わせた。
「ぶひっ。よくも、許さん! 貴様らを倒して大王様の前に並べてやる!」
怒りに熱くなったオークは鼻息と共に炎を漏らし、叫んだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【神速反応】LV1が発生!
【狼変身】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
エイレーネ・エピケフィシア
予想はついていたこととはいえ……断片の王の軍勢は圧倒的な規模ですね
陣容を探ろうにも、まずは外側から削り落としてゆかねばなりません
王への道のりはまだ長いですが、一歩ずつ着実に進んで参りましょう
配下を失い孤立したオークが落ち着きを取り戻す前に、速やかに決着をつけましょう
仲間と挟み撃ちに出来るような位置に陣取って攻め立て、自分と仲間のどちらかは背後や側面から隙を突けるように
≪神護の長槍≫を穂先が地面を擦るように振り上げ、『吹き荒れる浄化の砂塵』を巻き起こします
敵の身を覆うように吹き付ける砂塵によって、鎧で覆われていない肉の部分を苛烈に削り取りましょう
目に飛んでいった砂が一瞬視界を奪い取れば、次なる痛打や仲間の攻撃に上手く繋げられるかもしれません
怪物が燃やす不浄の炎は、この砂嵐を以て吹き消します!
敵の技に対しては、まず振りかかる炎を≪神護の輝盾≫で防御
大剣での一撃に対しては盾を構えながら咄嗟にバックステップし、切っ先のみが盾に引っかかる浅い当たり方になることを狙います
逆叉・オルカ
連携、アドリブ歓迎
この先にイスカンダルがいるのか。
せっかく得た好機。まずは周囲の亜人から…確実に倒す!
王の軍勢に好き勝手はさせない。
逃げるなよ、オーク。
それとも自分だけは助かりたいと命乞いでもする気かな?
所詮は有象無象の軍勢だ。あんたや大王も、さして強くはないんだろ。
と、分かりやすく挑発して敵の気を引くよ。逃亡されて軍勢に逃げ込まれても嫌だしな。
敵が逆上し冷静さを欠くのを狙いつつ【氷冥弾】で狙撃する。
その場の地形や敵の反撃には、臨機応変勇気で対応。炎には防御ガジェットの水の壁でダメージ軽減を。
仲間の攻撃と連携し、的確に弾丸を打ち込もう。
立ち回りも瞬時に判断し動いてゆくよ。
特別休暇が欲しいのだろう?
ならばこの地で休んでいくといいーー氷の中で眠れ!
討伐が完了したら撤退を。
軍勢への攻撃は、次の仲間が引き継いでくれるはずだから。
●とべない豚
イスカンダル大王が率いる大軍は、勢いよく移動していく。
いったいこの大軍に将軍は何人いるのだろうか。まだその全貌は見えないが、1体や2体程度で無いのは、軍の規模を見れば想像できる。
「予想はついていたこととはいえ……断片の王の軍勢は圧倒的な規模ですね。陣容を探ろうにも、まずは外側から削り落としてゆかねばなりません」
「この先にイスカンダルがいるのか。せっかく得た好機。まずは周囲の亜人から……確実に倒す!」
まずは目の前のはぐれ部隊から。『オークの炎剣士』が、振るう大剣より巻き起こる炎が、良く見える。
「王の軍勢に好き勝手はさせない」
データ粒子より鯱印の拳銃型のガジェット〈氷結銃〉を具現化させ、逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は構え。
「王への道のりはまだ長いですが、一歩ずつ着実に進んで参りましょう」
配下を失い孤立している今の内に速やかに倒しましょうと、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は〈神護の長槍〉を構えた。
怒りに顔を赤くしたオークは、オルカの銃口と眼が合った。
「逃げるなよ、オーク。それとも自分だけは助かりたいと命乞いでもする気かな?」
「命乞いだと……どいつもこいつも、俺様をバカにしやがって!!」
「ああ、違ったか。特別休暇が欲しいんだったか?」
装填し銃弾に込める力は冷気の。逆上したとしても、それすら凍らす氷結の弾丸。
「所詮は有象無象の軍勢だ。あんたや大王も、さして強くはないんだろ」
「何だと!!」
ぶひっと吼える先には、『氷冥弾(メメント・モリ)』の弾丸が。オーク目掛けて放たれ、炎をも凍らせんと放たれる。
オークの大剣は炎を吹き上げ、ディアボロス達に迫る。
その炎を押し返すように、エイレーネは神護の長槍の穂先で地面を擦り上げるよう振るいながら迫り、砂塵を巻き起こす。
砂は巻きあがり、一瞬オークの目を塞ぐ。
「怪物が燃やす不浄の炎は、この砂嵐を以て吹き消します!」
そのままエイレーネの長槍は地を削りながら、『吹き荒れる浄化の砂塵(アンモス・カタリズモー)』にオークを包んだ
「汝、その身の穢れを悉く刮ぎ落とすべし!」
強固な鎧に覆われていようと、砂はその隙間にも入り込み、オークの肉を削いでいく。
「ぶふぉおぉぉ!!」
皮が剥がされていくような、全身に襲い掛かる痛みにオークは叫び、『火炎斬り』を辛うじて放ちながらエイレーネを斬ろうとするが、その時には氷弾がオークに向かって放たれていた。
「……この地で休んでいくといいーー氷の中で眠れ!」
「そんな弾丸、俺の炎で溶かしてやる!」
鼻息荒く踏み込むオークは、まだ諦めていない。
「うるさいですね。それしかないのですか、同じ事ばかり」
だから亜人はと言葉をこぼしながら、エイレーネは再びその視界を奪うように砂塵に巻き込み怯んだ瞬間。
次の氷結弾が、オークに三つ目の鼻の穴を穿つ。
「ぶぎゃぁぁ!!!」
それはみっともない程の情けない悲鳴で、叫び燃え上るオークであったが、すのやかましさも直ぐに凍る。
全ては氷の華の中に。
紅に咲いた、美しい氷の華に閉ざされたオークは、華と共に散り。あとかたおなく砕けたのであった。
果たして、後どれだけの部隊を削れば大軍の全容が分かるのか。そして、イスカンダル大王を引き出すことができるか……。
次なる目標を探し、ディアボロス達は素早くその場を後にするのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!