リプレイ

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　淫魔の音楽隊が現れた事で、村人達は無気力状態に陥っていた。
　その事が原因で、道端に寝ている者や、ボーっと空を眺めている者がおり、ディアボロス達が現れても、まったく気にしていないようだった。
「さ、最低ですわね、ここにいる音楽隊は！」
　そんな中、アンネローゼ・ディマンシュ（『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631）が嫌悪感をあらわにしながら、伏し目がちになりつつ、愚痴をこぼした。
　アンネローゼは、純粋培養のお嬢様。
　そのため、そう言った事に免疫がなく、顔が真っ赤になっていた。
「と、とりあえず、元気のない村の人達を、わたし達が元気にしてあげればいいんだね」
　即座に、千花咲・恵里奈（サキュバスのサウンドソルジャー・g00799）が気持ちを切り替え、フルートを演奏しながら村の中を歩いて行った。
　それに合わせて、フランク達が軽やかなテンポで頭を揺らし、嬉しそうに跳ねまわった。
　この時点で、泣きたくなるほど帰りたくなったものの、演奏を止めた途端、フランク達が捨てられた子犬のような雰囲気を漂わせてきたため、微妙な気持ちになった。
「どうやら、もう少し刺激が必要のようですね。なら、新宿島で知ったヘヴィメタルです！」
　その間に、リゼット・ノア（Cortège funèbre・g02975）がギター、ドラム、ベース等の楽器を運び込み、それらを自動人形『Veuves en deuil』達に持たせ、大音量で演奏を始めた。
「惰眠を貪るゴミ共　目を覚ませ♪　復讐の悪魔たちの　お出ましだ♪　偽りの世界を壊せ　お前の手で♪　目の前の卑猥なキノコなんか　蹴り飛ばし♪　お前自身のキノコを　熱く育てろ♪　さあ、勃ち上がれ！」
　その音色に合わせて、リゼットが黒い妖精と一緒に、叫ぶようにして歌い出した。
「な、なんだ！　何が起こったんだ！」
　その途端、今まで無気力状態だった村人達が飛び起き、慌てた様子でキョロキョロと辺りを見回した。
　何が起こったのか、全く理解していないようだが、とにかく焦っているらしく、何やらオドオドとしていた。
「興味がある人は、広場に来てね。あ、村の人だけね」
　その流れに乗るようにして、恵里奈が村人達を誘惑しながら、フルートを奏でて、広場まで誘導していった。
　そのためか、フランクがとても寂しそうにしていたが、変になつかれても困るため、なるべく目（？）を合わせないようにした。
「さあ、豊穣の調べを聞きなさい！」
　アンネローゼが村の広場に陣取り、神奏のヴァリウス（ヴァイオリン）の音色を響かせた。
　その音色に合わせて、フランク達がユラユラと頭を揺らし、ノリノリでリズムを取り始めた。
「……って、フランクは近寄っちゃだめですわー！！」
　その事に気づいたアンネローゼが、ビクッと身体を震わせ、全身に鳥肌を立たせた。
　だが、フランク達は、フラフラ、ユラユラ。
　まるでナントカ谷にいるニョロニョロしたモノのようになっているが、可愛らしさは微塵もない。
「おお、これは……」
　一方、村人達はリゼットの歌声に心を打たれ、ノリノリでダンスを踊っていた。
「ふふ、元気が戻ってきたみたいだね。良かった♪」
　恵里奈がホッとした様子で、フルートの音色を響かせた。
（『衣食足りて礼節を知る』とはいい言葉ですわね）
　その間に、アンネローゼが村人達に駆け寄り、サンドイッチを配っていった。
　村人達は、しばらくマトモなモノを食べていなかったため、何かに取り憑かれたようにサンドイッチを貪った。
「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん♪」
　そんな中、フランク達がユラユラと頭を揺らし、ノリノリな様子で広場に集まってきた。






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「ど～ですかァ？」
「凄いでしょ～」
「ぬうううん」
　フランク達の鳴き声は、個性的だった。
　どうやら元となった人間達の性格が影響しているようだが、フランクと化した状態では、まったく見分けがつかなかった。
　その鳴き声を強調するようにして、フランク達はマイクのようなモノを持っており、まるで歌声のように響かせ、村人達の心を支配しようとしていた。
「うーん。遠くてよく見えないけど、キノコみたいな頭してる……？」
　そんな中、マーガレット・パトリオット（潜入捜査官・g01301）が、フランクを凝視するようにして目を細めた。
　よく分からないが、頭部にモザイクが掛かっているような……気がする。
　それが何を意味しているのか分からないが、とても卑猥に見えた。
「なんだ、あれは……」
　一方、村人達はフランクの不思議な首振りダンスに魅了され、ボーッとした表情を浮かべていた。
　そうしているうちに、みんなノリノリになって来たのか、左右に頭を振り始めた。
「とにかく、いまは、にげて！」
　その事に危機感を覚えたリーフ・フローレス（ハラペコ夢魔姫・g03695）が【夢魔舞踏（サキュバスダンス）】でフランク達を一時的に魅了し、村人達に避難を促した。
「と、とりあえず、あのマイクみたいなものを取り上げれば……いいのよね」
　マーガレットはモブオーラを漂わせ、フランク達の中に紛れ込み、一緒になってユラユラと頭を揺らした。
　そうする事で、自分もフランクの一員である事を強調しながら、マイクっぽいモノを回収していった。
「それでは、キノコ狩り、といきましょうか」
　続いて、リゼット・ノア（Cortège funèbre・g02975）が自動人形『Veuves en deuil』達に指示を出し、村人達を守らせた。
　その間に、リゼットは黒い妖精を引き連れ、フランク達に攻撃を仕掛けていった。
「ぬううううううううううううううううううん！」
　その事に気づいたフランク達が周囲に胞子をバラ撒き、急激に増殖していった。
「ね、ねえ！　フランク達の頭から胞子みたいなのが出ているんだけど！　しかも、みんなムキムキになっているし！　何アレ、怖い！」
　マーガレットがドン引きした様子で、ジリジリと後ろに下がっていった。
「あれは、きっと……胞子です」
　リゼットが黒い妖精を中継地点にして糸を張り巡らせた結界術で、フランク達の移動を阻害し、頭部の部分を締め上げた。
「どうですか～」
　だが、フランク達は、大興奮。
　左右に頭を揺らしながら、今にも胞子を飛ばしそうな勢いで、身体をビクつかせた。
「怖い、怖い！　それ以上、動かないで！」
　その途端、マーガレットが全身に鳥肌を立たせながら、【アサシネイトキリング】を仕掛け、フランクを瞬殺した。
「りっぱなキノコちゃん♪　パイに、はさんで、たべちゃおー♪」
　その間、リーフは肌もあらわな踊り子姿で腰をクネらせ、豊満な胸をぷるんぷるんと揺らしながら、可愛らしい歌声とセクシーダンスで、フランク達を魅了し、はち切れんばかりにたわわな胸の谷間をムギュッと寄せて強調した。
「ぬおおおおおおおおおおおおん！」
　それに興奮したフランク達が、全身の筋肉を隆起させた。
「…その卑猥な見た目でも、ナポレオン麾下の大陸軍（グランダルメ）の一員を名乗るなら、あなたたちが正史において敗れたるもの、とくと味わいなさい…Le Général hiver」
　次の瞬間、リゼットが【Le Général hiver（ル・ジェネラル・シヴァー）】で黒い妖精の呪詛を浴び、死より蘇った自らの肉体に宿る瘴気を活性化させ、周囲にばら撒く事でフランク達の熱と運動エネルギーを奪って、身体を凍りつかせた。
「したごしらえ、してあげるー♪」
　それに合わせて、リーフが美しい脚でフランクの頭を蹴りつけ、舞うようにしながら踏みつけた。
　その拍子にフランクの頭が潰れ、ドクドクと真っ白な液体が広がった。
「だ、誰か助けて……ぬうううううううううううん！」
　それと同時に、フランクと化した村人達が、苦しそうに頭をユラユラと揺らし、家の中から飛び出した。


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「助けてくれ」
「……苦しい」
「どうですかァ？」
「凄いでしょ～？」
　フランクと化した村人達が、苦しそうに悲鳴を上げていた。
　村人達の中には、フランク化が進行しており、奇妙な鳴き声を上げる者もいた。
「キノコにモザイクかかってると、なんかすごくえっちに見えちゃうよね……」
　そんな中、千花咲・恵里奈（サキュバスのサウンドソルジャー・g00799）が、フランク達を眺めていた。
　最初は苦しそうにしていた村人達も、完全にフランク化する事で、楽しそうに頭をユラユラと揺らす光景が、実にシュールで印象的であった。
（……って、ダメダメ。あれは敵なんだから、ちゃんと戦わないと！　それに、ああなったばかりなら、まだ助ける事が出来るはず）
　恵里奈がハッとした様子で首を振り、【サキュバスミスト】で魅了の魔力を宿した桃色の風で、フランク達を包み込んだ。
「おお、これは……」
「……素晴らしい」
「どうですかァ～？」
　その途端、フランク達がニョロニョロと頭を揺らし、恵里奈のまわりに集まってきた。
「そんな姿より前のあなたの方が素敵だよ。人として生きる方がカッコいいし！　それに、モザイクかかったキノコなんかじゃない、あなたの本当の顔を見せて欲しいな……♪」
　そう言って恵里奈が、フランク達にギュッと抱き着いた。
　フランク達も、まんざらでもない様子で、ほんのり頬を染めるのだった。


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「た、助け……どうで……くだ……凄い……」
　フランクと化した村人達は、身体と心を乗っ取られそうになりながら、それでも必死に戦っていた。
　だが、見た目はフランク、フランク率90％。
　残りの10％は理性と優しさだけしか残っていないため、とても苦しそうだった。
「……人からクロノヴェーダに変化した人ですか。知り合いが見たら、興味深いサンプル、と言いそうですね」
　それを目の当たりにしたリゼット・ノア（Cortège funèbre・g02975）が、小さくコホンと咳をした。
　ほんの一瞬だけ、危険な考えが脳裏を過ってしまったものの、そんな事をすれば救える命も救えない。
「頑張ってください。もし、人に戻ることができたら……いいことをしてあげますよ」
　すぐさま、リゼットが黒い妖精と自動人形『Veuves en deuil』達を呼び寄せ、ヘヴィメタルのコンサートを始めた。
「おお、身体が勝手に……」
「イイ事って、なんだ！　イイコトって……！」
　その途端、フランク達が興奮した様子で、激しく頭を揺らし始めた。
　どうやら、少しずつではあるが、人間だった頃の記憶が蘇っているのか、フランク要素が減少しつつあるようだ。
　その隙をつくようにして、リゼットが【Flammes du purgatoire（フランム・デュ・ピュルガトワール）】を仕掛け、フランクを発火させて焼き尽くす事で、村人達を元に戻すのであった。
「やれやれ、これじゃあ、ろくに昼寝も出来やしない。どうやら、死にたいようだね。まあ、その気がなくても、殺すけどね」
　そう言って慈愛の主『パルマンティエ』が、ディアボロス達を見つめ、ニッコリと笑うのであった。




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「まったく、これだから、素人は困るっ！　実に嘆かわしい！　この素晴らしい歌声と音楽を理解する事が出来ないなんて！」
　慈愛の主『パルマンティエ』が酷くショックを受けた様子で、悲鳴にも似た叫び声を響かせた。
　もうパルマンティエを讃えるフランク達はいない。
　あの陽気なダンスも、歌声も、パルマンティエの耳には届かない。
　その事がパルマンティエの心を傷つけ、絶望を与え、怒りと復讐心を芽生えさせた。
「あ、あんなモノを褒めるなんて！　……音楽家失格ですわね！」
　アンネローゼ・ディマンシュ（『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631）が顔を真っ赤にしながら、残念を払うようにしてヴァイオリンを演奏し始めた。
「おお、なんと素晴らしい音色だ！　君こそ、フランク達の花嫁に相応しい！」
　パルマンティエが瞳をランランと輝かせ、アンネローゼに迫っていった。
「近い、近い、近いですわ！　それに、フ、フランク達の花嫁なんて、お断り！　想像するだけでも、地獄ですわ！」
　アンネローゼがドン引きした様子で、必要以上に距離を取った。
「それは誤解だ、我らがプリンセス！　想像したまえ、フランク達に囲まれた未来を！」
　パルマンティエがまったく怯む事なく、瞳をランランと輝かせ、アンネローゼに迫っていった。
「お、おぞましい！」
　その途端、アンネローゼが脳裏に、スーツを着たフランクや、ベビー服を着たフランク達が浮かび、全身にゾワッと鳥肌が立った。
「ところで、あなたは淫魔の男性ですよね。……その割には周囲に……卑猥なキノコを侍らせたり、男性ばかり狙ったり……その……」
　そんな中、リゼット・ノア（Cortège funèbre・g02975）が、気まずい様子で言葉を詰まらせた。
「何が言いたいのか、よく分からないな。だが、愛の前ではすべてが些細な事……。例え、それが何であろうと、愛の前では無力なのだから……」
　パルマンティエが何の躊躇いもなく、キッパリと答えを返した。
　すべては愛ゆえに……。
　愛のため、愛を為すため、愛に生きる。
　……それがパルマンティエであった。
「……まったく、付き合っていられませんわね！」
　アンネローゼが嫌悪感をあらわにしながら、旋律痕跡剣・アーディナルの力で、幻覚・精神感応耐性能力を自らに付与した。
　それに合わせて、リゼットが自動人形『Veuves en deuil』達と黒い妖精を引き連れ、パルマンティエを包囲するようにして、次々と攻撃を仕掛けていった。
「やれやれ、話し合う気もないか」
　パルマンティエが深い溜息を洩らした後、馬鈴薯の花束を残して姿を消した。
「ジャガイモの花束とは悪趣味ですね。慈愛の主というより卑猥の主なんですし、赤いカーネーションかスイセンの方が似合いそうですけど……」
　リゼットが軽く皮肉を言いながら、【Qu'il repose en paix（クィル・レポーズ・アン・ペイ）】を発動させ、背後に回り込もうとしていたパルマンティエを狙うようにして、Veuves en deuil達が次々と鎌を振り下ろした。
「やめないかっ！　こんなくだらない事は！」
　パルマンティエが郷愁を誘う歌声と共に、馬鈴薯の花吹雪を巻き起こし、素晴らしき日々の幻覚を見せようとした。
「くだらないのは、あなた自身ですわ！」
　すぐさま、アンネローゼが【無縛の調べ・解放者は翼と共に縛鎖全断を謳う（コンポーザー・オブ・リベレイション）】で、縛りに由来する概念を無効化する領域を展開し、重力操作能力を獲得すると、小型のブラックホール状のようなモノを作り出して、パルマンティエに叩きつけようとした。
「もう、こんな事は止めにしないか？　戦いとは実に虚しいものだ。それよりも、君達がフランクになればいい。そうすれば、こんな愚かな事をしなくてもいい。そうすれば、私達は仲間だ。さあ、何も怖がる事はない。共に手を取り合い、愛を育もうじゃないか」
　そう言ってパルマンティエがフランクの如く危険な腰さばきで、小型のブラックホール状のようなモノを避けるのだった。




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「いい加減にしないかっ！　何故、分からない！　どうして分かろうとしないんだ！　フランクは、あんなに可愛いのに！　もう一度、思い出してみろ！　あの愛らしい姿を！　胸がキュンとするだろ？　それなのに……どうして！　何故、分かろうとしないんだ！」
　パルマンティエが苛立ちを隠せない様子で、叫び声を響かせた。
　脳裏に浮かんでいるのは、フランク達のパラダイス！
　そして、慈愛に満ちた真っ直ぐな気持ちであった。
「レディーを困らせるなんて、音楽家である以前に男失格ですよ。その心掛けは素晴らしいと思いますが、だからと言って押し付けるはよくない」
　そんな中、白瀬・杏樹（硝煙天使・g02600）が【天国の鍵（キーツウヘブン）】で幻影のキャノンと二対目の翼を出現させ、パルマンティエの逃げ道を塞ぐようにして威圧した。
「やれやれ、それは誤解だ。みんなフランクを誤解している！　あんなにも楽しい歌と音楽を奏でるフランク達を嫌うなんて……！」
　それでも、パルマンティエは自らの非を認めず、フランクの素晴らしさを訴えた。
　既に、頭の中はフランクの楽園。
　フランク一色だった。
「私が音楽を鑑賞するのは、その清らかさ、安心感、あるいはその激高のためです。しかし、フランクは違います。その存在自体が音楽を汚しているのですから……。だから、音楽を汚した汝を壊します！」
　すぐさま、青沢・屏（コーヒーアーティスト・g00202）が、杏樹と連携を取りつつ、パルマンティエに攻撃を仕掛けていった。
「フランクが穢れた存在だって言いたいのか！」
　パルマンティエが苛立ちを隠せない様子でフランクの如く頭を揺らし、郷愁を誘う歌声と共に馬鈴薯の花吹雪を巻き起こした。
「CODE・レジェンド……この一撃が、汝を貫く！」
　即座に、屏が【CODE・レジェンド（コート・レジェンド）】を発動させ、鍛えられた力を光の流れに変え、パルマンティエの身体を貫いた。
「こ、これは、一体……」
　その一撃を喰らったパルマンティエが、信じられない様子で激しく目を泳がせた。
「白瀬さん、今です！」
　それに合わせて、屏が大声を上げて、杏樹に合図を送った。
「……淫魔も悪魔だから光が効くよね？　服だけ燃えるってオチだけは勘弁したいところだけど……。まあ、何であれ、あなたはここでおしまいだ！」
　次の瞬間、杏樹が光の奔流をパルマンティエに照射し、身も心も浄化しようとした。
「フハハハハ……、よく分かったじゃないか。さあ、最後に私の美体を脳裏に焼き付けろ！」
　それと同時に、パルマンティエがポージングを繰り出したものの、裸体どころか、骨まで晒してしまい、塵となって消え失せた。
　そして、パルマンティエがいなくなった事で、村に再び平和が戻るのだった。

最終結果:成功
完成日	2021年10月19日