リプレイ
湯上・雪華
括毘・漸(g07394)と一緒に
ミニスカメイド服を着て漸に給仕ですよ
ハイソックスをガーターで吊ってるので足回りは動きやすいです
……どのメイド服がいいか聞いた時の反応が少し、圧があったような気が、気のせい、ですよね?
だって、今回はそこまで挑発してなくてですね……その、心配かけた分、おもてなししますから、ね?
いつも通りに呼ぶよりは、らしくの方がいいですよね
尻尾の幻覚が見えそうほど喜んでもらえて嬉しいです
は、切り替えないと
おかえりなさいませ、ご主人様……旦那様の方がいいかしら?
こちらの席へどうぞ
喜んでくれててボクも嬉しいです
チョコの用意はバッチリですよ!
トリュフとガナッシュ、チョコクッキーが食べやすくていいかな
飲み物はアールグレイを、ストレートのほうがチョコとの相性がいいでしょう
……旦那様、あーん、はいかがです?
トリュフチョコをつまんで漸の口元に差し出します
おかわりはまだありますから、満足するまで食べてくださいね
お返しのあーんも頂きます
指先を少しはむようにしてパクリ
美味しくできてて良かった
括毘・漸
湯上・雪華(g02423)とともに
雪華がメイド服でお出迎えしてくれるとの事でしたので楽しみですね。
…怒ってないですよ?ただ、ディヴィジョン先に着ていったと聞いていたので、ボクも見てみたいから頼んだのですよ?
まぁ、そのメイド服を着て挑発を行っていたのが…ボクにはやってくれないんだぁ…と思っただけです。
せっかく、雪華からお誘いを受けたのでそりゃあもうウッキウキでお店に向かいますとも。
めっちゃ浮かれながら、スキップなんかもしながら周りから見てもわかる位には浮かれてお店のドアを開けます。
似合ってますよ、雪華。
ただいまです。
雪華のメイド服を眼に納めながら、案内に従って席に座りおススメを聞きましょうか。
う~ん、どれも美味しそうで目移りしちゃいそうです。
よし、迷うならおススメを一つずつお願いします。
『あーん』も頂きますよ。
差し出されたチョコを口を含んで、にっこりと笑いながらお返しでボクもチョコを一つ取り雪華に差し出しあーんします。
美味しいですか?雪華。
括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)は浮かれていた。それはもう、端から見ても分かるほどに浮かれていた。ウッキウキで、スキップなどしながら「バレンタインメイド喫茶」と掲げられた店のドアを開ける。そこには、果たして。
「おかえりなさいませ、ご主人様……旦那様の方がいいかしら?」
と、ハイソックスをガーターで吊るした、魅惑的なミニスカメイド服で漸を出迎える、湯上・雪華(悪食も美食への道・g02423)の姿があった。漸はたちまち満面の笑みになる。
「似合ってますよ、雪華。ただいまです」
尻尾の幻影が見えそうなほどに喜んでくれている様子に、雪華も思わず目を細める。それから、はたと気付いて。
「は、切り替えないと……こちらの席へどうぞ」
と、メイドらしく、しずしずと席にご案内。後ろで束ねた髪を尻尾のように揺らしながら、漸もその後をついていく。席に着いて、改めてにこにこと雪華のメイド服を眼に納めている漸に、それにしても、と雪華は零す。
「……どのメイド服がいいか聞いた時の反応が少し、圧があったような気が、気のせい、ですよね?」
「……怒ってないですよ? ただ、ディヴィジョン先に着ていったと聞いていたので、ボクも見てみたいから頼んだのですよ?」
雪華の呟きに、漸は少しだけ口を尖らせた。
「まぁ、そのメイド服を着て挑発を行っていたのが……ボクにはやってくれないんだぁ……と思っただけです」
ちょっぴり拗ねたように顔をそむける漸に、雪華は、
「だって、今回はそこまで挑発してなくてですね……その、心配かけた分、おもてなししますから、ね?」
と、軽く屈んで、上目遣いで言う。漸は再び笑顔を向けた。
「それではメイドさん、オススメは?」
「チョコの用意はバッチリですよ! トリュフとガナッシュ、チョコクッキーが食べやすくていいかな。飲み物はアールグレイを、ストレートのほうがチョコとの相性がいいでしょう」
メニューを見せながら、淀みなく説明する雪華の言葉を、漸はふむふむと顎に手を当てて聞く。
「う~ん、どれも美味しそうで目移りしちゃいそうです。よし、迷うならおススメを一つずつお願いします」
「かしこまりました、旦那様」
ミニスカートを揺らして一礼し、雪華はキッチンに向かう。暫しの後、お盆に注文の品を乗せて戻って来た雪華は、トリュフチョコをつまんで漸の口元に差し出した。
「……旦那様、あーん、はいかがです?」
「喜んで」
微笑んで、差し出されたチョコを口を含んだ漸は舌の上で転がしてじっくりと味わいつつ、にっこり笑ってお返しでチョコを一つ取り雪華に差し出す。それを雪華は、指先を少しはむようにしてパクリ。
「美味しいですか? 雪華」
柔らかな表情で問う漸に、雪華は口元に手をやって、軽く唇を舐めて頷く。
「ええ、美味しくできてて良かった。おかわりはまだありますから、満足するまで食べてくださいね」
再び差し出されるトリュフチョコを、漸は口を開けて迎え入れた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
イツカ・ユメ
しぃちゃん(g02594)と
バレンタインメイド喫茶……なるほど。
つまり全力で萌え萌えな可愛いメイドさんになればいいんだよね!任せて!
しぃちゃんとお揃いで、可愛いパーラーメイドさんになっちゃうね。
ひらひらでふわふわな可愛いを着ると、
自分も可愛くなったみたいで気分が上がるよね。
可愛いしぃちゃんも拝めて眼福……ふふ、後ろで結ぶの難しいよね、ちょっと待っててね。
ふかふかパンケーキに、ふわふわクリームと宝石みたいなフルーツを添えて。
あとはとっておきの魔法をかければ完璧!
え、えぇと………ぉ、美味しくなぁれ、もえもえズッキューン!
こ、こう言うのは、恥ずかしがったら負けだからね!(やり切った顔)
ん?お写真撮るの?わたしとしぃちゃんで?
うんうん、しぃちゃんはモデルさんみたいに背も高いし、
キラキラの瞳やスラっとした立ち姿が綺麗だものね。わかるよ!
どんなポーズで撮ろうか?
ふぅ、少しお客さんも落ち着いてきたかな……って、あれ?しぃちゃん??
はーい、かしこまりました♪
ふわふわマシマシふかふかパンケーキだよ!
篝・子火
イッカ(g02834)と
バレンタインメイド喫茶。わかった。
全力で可愛いを極めてメイドになろう。
お揃いでパーラーメイドをイメージした服装だ。
ひらひら。こそばゆいが、布が揺らめく様は気分が上がるな。......イッカ、エプロンの紐結ぶの助けてほしい。
子火は料理するとすごいものを作るからな。大人しく給仕に徹する。
これはパンケーキだ。サービスとしてチョコソースで絵をかける。希望はあるか?応えよう。
(絶望的なセンスの絵)
次にイッカの魔法の言葉だ。燃え燃え。
どうだ...美味さが格別になっただろう。
写真一緒に撮ることもできるが...子火とイッカの写真で良いのか?わかるぞ。イッカは眺めているだけで惚れ惚れする顔立ちをしているからな。
ポーズ。何か良い案あるか?
......さて。給仕も大変だな。
(勝手に席につき、イッカに向かって手を挙げて)
お姉さん、子火にもパンケーキ。
「バレンタインメイド喫茶……なるほど。つまり全力で萌え萌えな可愛いメイドさんになればいいんだよね! 任せて!」
グッと張った胸を叩くイツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)に、篝・子火(天高し・g02594)も頷く。
「わかった。全力で可愛いを極めてメイドになろう」
そして二人は、お揃いでひらひら可愛いパーラーメイド服に大変身! 鏡の前でくるっと一回転したイツカはふふっと目を細めた。
「ふふっ、ひらひらでふわふわな可愛いを着ると、自分も可愛くなったみたいで気分が上がるよね」
「うむ、ひらひら。こそばゆいが、布が揺らめく様は気分が上がるな」
首肯して、スカートを両手でつまんで後ろを向いた子火はポツリ零した。
「......イッカ、エプロンの紐結ぶの助けてほしい」
見れば、ひらひらフリルのエプロンの紐は結べずに垂れ下がっている。可愛いしぃちゃんも拝めて眼福、とにこにこしながら見つめていたイツカは、
「……ふふ、後ろで結ぶの難しいよね、ちょっと待っててね」
と笑みを浮かべたまま、いそいそと彼女に駆け寄る。
「はい、できあがり」
子火のエプロンの紐もバッチリリボン結びにして微笑んだイツカはいざ、彼女と一緒にホールへ。帰って来たご主人様を笑顔でお出迎えして、注文を取ってキッチンへと向かう。……尤も、料理するとすごいものを作ってしまう子火は大人しく給仕に徹しているが。
やがて、出来上がったものをイツカとの連携プレーでどかんとご主人様のテーブルに置いた子火は、腰に手を当てて言った。
「できたぞ。これはパンケーキだ。サービスとしてチョコソースで絵をかける。希望はあるか? 応えよう」
ふわふわクリームと宝石みたいなフルーツを添えた、ふかふかパンケーキ。見ているだけでテンションが上がるそれを、目を輝かせて眺めていたご主人様は、子火の言葉に顎に手を当てて暫し考え込む。
「これだけでも十分に可愛いのに、さらに絵も描いてもらえるのか……う~ん、悩むなあ。……よし、それじゃ猫ちゃんの絵を」
「承知した」
頷いた子火は早速チョコソースでパンケーキにかわいい猫ちゃんの絵を……描いたつもりで何か、角が二本生えた未確認生物みたいな絵になった。絶望的な表情でパンケーキの表面を見つめているご主人様に、イツカは笑顔で近づく。
「あとはとっておきの魔法をかければ完璧!」
「とっておきの……魔法?」
首を傾げる彼に、子火は頷く。
「ああ。次にイッカの魔法の言葉だ」
「え、えぇと………ぉ、美味しくなぁれ、もえもえズッキューン!」
子火に促され、イツカは恥ずかしがりながらも、手でハートマークを作ってパンケーキに近づける。
「こ、こういうのは、恥ずかしがったら負けだからね!」
やり切った顔で額を拭うイツカに、子火もどこか満足そうに肯いた。
「燃え燃え。どうだ……美味さが格別になっただろう」
「あっ……確かに。美味しくなった気がする!」
パンケーキを口に運んだご主人様の瞳が煌めく。夢中でパクパク食べている彼に、子火は囁いた。
「写真一緒に撮ることもできるが……どうする?」
面を上げたご主人様は、咀嚼しながら、
「あ、それなら俺とじゃなくて……お二人の写真を撮らせてもらってもいいですか?」
と訊いてくる。
「ん? お写真撮るの? わたしとしぃちゃんで?」
「子火とイッカの写真で良いのか?」
小首を傾げる二人に、彼は笑顔で頷く。
「もちろん! 二人ともとっても可愛いメイドさんなんで!」
「わかるぞ。イッカは眺めているだけで惚れ惚れする顔立ちをしているからな」
ご主人の言葉に、子火は腕を組んでうんうんと頷いた。イツカもまた、顔をほころばせる。
「うんうん、しぃちゃんはモデルさんみたいに背も高いし、キラキラの瞳やスラっとした立ち姿が綺麗だものね。わかるよ!」
互いに褒め合う二人に、ご主人様はますます笑顔になった。早速カメラを構える彼に、
「どんなポーズで撮ろうか?」
「ポーズ。何か良い案あるか?」
と訊くと、
「じゃあ、お二人でこう、にゃーってポーズとってもらえますか?」
とリクエストが飛んでくる。絵のことといい、このご主人は猫ちゃんが好きらしい。言われた通り、二人でにゃんこポーズをとって、撮影会して。いってらっしゃいませ、と送り出した子火はふう、と肩に手をやって呟いた。
「……さて。給仕も大変だな」
そのまま勝手に席につき、イツカに向かって手を挙げて。
「お姉さん、子火にもパンケーキ」
とオーダーする。少しお客さんも落ち着いてきたかな、と店内を見回していたイツカは子火に気づいて目を丸くした。
「……って、あれ? しぃちゃん??」
驚いたのは一瞬、すぐに笑顔になったイツカは、
「はーい、かしこまりました♪ ふわふわマシマシふかふかパンケーキだよ!」
と彼女の前に愛情マシマシのパンケーキを置いたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
冰室・冷桜
執事からメイドー、という流れはちょっと珍しい気はするけれど、執事ときたらメイドというのは、まぁ納得
折角ですし、楽しみつつバレンタインを過ごさせてもらいますか
たまには露出少なめもいいかなーという感じでクラシカルなロングスカートのメイド服をチョイス、だいふくにもお揃いのを用意
お客様……いえ、ご主人様方をお迎え致しましょう
言葉遣いは丁寧に、気品の良い所作で
今回は本格メイドの雰囲気
お嬢様、こちらのお席にどうぞ
お坊ちゃま、ご注文のラズベリーチョコムースをお持ち致しました
手際よく、ご主人様たちをお出迎え、お世話をして回りましょう
写真ですか?
はい、それではご一緒に……はい、チーズ
「執事からメイドー、という流れはちょっと珍しい気はするけれど、執事ときたらメイドというのは、まぁ納得。折角ですし、楽しみつつバレンタインを過ごさせてもらいますか」
そう呟きつつ、冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)はメイド服に着替える。いつもは露出度が割と高い衣服を着ることが多いけれど、たまには露出少なめもいいかなーとクラシカルなロングスカートのメイド服をチョイスして。メーラーデーモンのだいふくもお揃いだ。準備を整えた冷桜はクイッと愛用の眼鏡を上げ、
「さて、お客様……いえ、ご主人様方をお迎え致しましょう」
とホールへ続くドアを開いた。
「お嬢様、こちらのお席にどうぞ」
などと恭しく頭を下げてお出迎えし、
「お坊ちゃま、ご注文のラズベリーチョコムースをお持ち致しました」
と丁寧な言葉遣いに気品の良い所作でお世話をして回る冷桜はまさに本格メイドの雰囲気。ちょこちょこと後をついて回る、クラシカルなメイド服のだいふくの愛らしさも相まって、店内の客は感嘆のため息を漏らしながら、うっとりと彼女を眺めていた。
「あのっ……お写真、いいですか?」
デキるメイドにたまらず、女性客の一人が声をかける。
「写真ですか? はい、それではご一緒に……はい、チーズ」
応じて共に写真に収まる冷桜。感激して、写真を抱きしめながら何度も礼を言って頭を下げる女性客……お嬢様に、冷桜の口元も緩む。メイドというのも、なかなかどうして楽しいものだ。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
シャムス・ライラ
【百夜】
先日、妻がメイド服で囮をやったそうで
まぁ、はらはらさせること
しかし、良く考えたら夫に披露しておりませんよ、奥さん
ということで
本日はメイド服で接客する妻を見せていただくことにしました
私も「御主人様」ですから
きちんとした格好で参りましょう
コートにスーツ、眼鏡(伊達)
これでいくらか「らしい」でしょうか
クラシカルなメイド服が大変宜しい
そしてふわふわな耳、揺れる尻尾
これが「萌え」!
こんなに可愛らしいのなら、もう一日中指名し続けるしか…
しかし本日はあくまで「御主人様」
人前で萌えを声高に叫ぶわけには参りませんので
穏やかに紳士的に
「ただいま。何か暖かい飲み物と、軽く食べられるものを。
疲れが取れるもので頼むよ」
ソファ席に腰かけ、のんびりと
ああ、百
料理が爆発しませんように
キッチンの方々、妻を宜しくお願いします
はーとまーく
新宿島のメイド作法の斬新さに目を細め
オムライスと紅茶に舌鼓
可愛らしすぎて思わずお膝にのせてしまいそうになる所をぐっと堪え
…これはなかなかの苦行では?
続きはお家で、かな?
一・百
先日、勢いでメイド服で亜人を誘い出しにいったせいか…
これは怒ってらっしゃるのでは?
いや旦那様に見せるのとその他大勢は違うし…違うし?
…何となくミニスカートからクラシカルだけど少し新宿島風なメイド服に着替え直し
カチューシャとリボンを付けたらシャムスをお出迎え…
…つまり、今日の俺はシャムス専属のメイド
え、と…
お帰りなさいませ御主人様…旦那様…
外で言うことに少し照れながらも尻尾がぱたぱた
…って、眼鏡がカッコイイ…不意打ちズルいと尻尾ではたはた
用意するのはオムライスと紅茶…
料理をするのはお店の中の人だから大丈夫…爆発しないよ?
えーと、出す時は確か、おまじないとか…?
お待たせしました旦那様…今から美味しくなるおまじないをかけます…
…萌え萌えきゅん?
教わった通りハートマークを指で作っておまじない
恥ずかしいけど喜んでくれるなら…
文字を書いたり
あーんもできるぞ?
飲み物はウバの茶葉を中心に
少しハチミツを加えた紅茶をブレンドし用意
淹れ方は本格的
膝…乗った方がいいか?
俺はいいけど…
…旦那様いかがいたしますか?
先日、勢いでメイド服で亜人を誘い出しにいった一・百(気まぐれな狐・g04201)は、その経験を活かして……とかではなく。少々緊張した面持ちで、その時のミニスカメイド服ではなく、クラシカルだけど少し新宿島風なメイド服に着替え直し、カチューシャとリボンを付けていく。脳裏によぎるのは、旦那様たるシャムス・ライラ(極夜・g04075)の姿。
『先日、妻がメイド服で囮をやったそうで。まぁ、はらはらさせること……しかし、良く考えたら夫に披露しておりませんよ、奥さん』
脳内でそんなことを言うシャムスの目は笑ってなかった。百の尻尾がぶわっと逆立つ。
(「これは……怒ってらっしゃるのでは? いや旦那様に見せるのとその他大勢は違うし……違うし?」)
心の中でそう言い訳? しつつ、準備を整えた百はおずおずとシャムスを出迎える。
「え、と……お帰りなさいませ御主人様……旦那様……」
外でそう呼ぶことに少し照れつつ、その尻尾はパタパタと揺れる。改めて正面から旦那様を見つめた百は、思わず膝から崩れ落ちそうになった。シャムスの方はシャムスの方で、「御主人様」らしくとコートにスーツ、伊達眼鏡と、キッチリ決めていた。
(「……って、眼鏡がカッコイイ……不意打ちズルいっ!」)
旦那様の思わぬ格好いい姿に赤面し、尻尾ではたはた。しかしシャムスの方も、頬を赤くして片手で顔を覆っていた。
(「クラシカルなメイド服が大変宜しい……そしてふわふわな耳、揺れる尻尾。これが『萌え』! こんなに可愛らしいのなら、もう一日中指名し続けるしか……」)
しかし今日はあくまで「御主人様」。人前で萌えを声高に叫ぶわけにはいかない。軽く咳払いした後、シャムスは面を上げ、穏やかに紳士的に語りかけた。
「ただいま。何か暖かい飲み物と、軽く食べられるものを。疲れが取れるもので頼むよ」
コートを百に預け、悠然とソファ席に腰をかける。コートを抱えたまま、百はかしこまりましたと礼をした。
「それでは、オムライスと紅茶をお持ちいたします」
オムライス。紅茶はまだいいとして、オムライス。シャムスは祈るように手を組んだ。
「ああ、百。料理が爆発しませんように……」
妻の料理の腕前はよく知っている。何しろ超箱入りっ子だった為、料理経験は皆無で。食材は包丁より刀で切り、レンジに生卵を入れるタイプだ。しかもなんでか、9割方爆発する。そうならぬようにと真剣に祈っているシャムスに、百はツッコミを入れた。
「料理をするのはお店の中の人だから大丈夫……爆発しないよ?」
「そうか……キッチンの方々、妻を宜しくお願いします」
キッチンの方に向かって頭を下げる彼に口元を緩ませつつ、百はキッチンに注文を伝えに行く。ややあって、オムライスと紅茶を載せた盆を手に戻って来た百は、それをシャムスの前に置きつつ……はたと手を止めた。
(「えーと、出す時は確か、おまじないとか……?」)
恥ずかしいけれど、喜んでくれるなら……と勇気を振り絞り、百は、
「お待たせしました旦那様……今から美味しくなるおまじないをかけます……萌え萌えきゅん?」
と、教わった通りハートマークを指で作っておまじないをかける。新宿島のメイド作法の斬新さに、シャムスも目を細めた。
「文字を書いたり、あーんもできるぞ?」
「なら、お願いしようか」
おまじないをかけてもらい、文字を書いてもらったりあーんしてもらったりしたオムライスは格別に美味しい。ウバの茶葉を中心に、少しハチミツを加えた紅茶をブレンドし、本格的に淹れられた茶は言うに及ばず。シャムス専属のメイドとして、ずっと傍でご奉仕してくれている百の愛らしさに、思わず手が伸びる。ふわふわの耳を擦るのに飽き足らず、抱えて膝に乗せたくなるのを、シャムスはグッと堪えた。不自然に握って引っ込められた手に、百は気付いてシャムスの顔を見上げる。
「膝……乗った方がいいか? 俺はいいけど……旦那様いかがいたしますか?」
上目遣いで尋ねてくる百に、シャムスは顔を覆った。可愛い。そうしてもらいたいのはやまやまだが、そうすると色々と我慢できなくなりそうだ。
(「……これはなかなかの苦行では?」)
心の中でそう呟きつつ、シャムスは百の頭を撫でた。
「続きはお家で、かな?」
と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】がLV2になった!
朝比奈・架恋
【シグナルガールズ+】
・メイドとして参加します。
・メイド服はファンシーでファンタジーなデザインで色は青系統ですっ。
・架恋は髪型をポニーテールにしています。
メイド喫茶…!!
私たち4人は歌ったり踊ったりしながらアイドルさんっぽくメイドさん活動をすることにしたのでした…!
もちろん零したりしないように気をつけるよ…!
ドキドキするけれど、皆があっちでこっちで動いていたり、色々な場所で歌っていたり、とても賑やかで楽しい気持ちで頑張れるはずっ♪
私はスイーツ系の配膳を中心に担当します…!
お客さんにはメニューと一緒にフルーツ占いをプレゼントするよ。
ふふっ、マスカットの実の裏に大吉とか吉とか良い結果だけ印刷してあるのっ♪
シグナルガールズ+の仲の良さもいっぱいアピールしたいよねっ♪
というわけで!途中でハニィちゃんも初名ちゃんもシーマさんも、皆でアクセサリー交換しちゃったりしよう!!
配膳中に器用に交換できちゃったら素敵なパフォーマンスにもなると思う!
そ~っと、そ~っと、お姫さまみたいに可愛く付けてあげるねっ♪
天瀬・初名
【シグナルガールズ+】
赤系が主体の和装メイド服(下はふりふりのミニスカート)で登場します
いらっしゃーい!空いてるお席にどうぞー!え?ういなちゃんの膝の上はダメだよー、選ばれた者だけが座れる特等席だからね!(満面の笑みで元気一杯、ぴょんぴょんは跳ねながらご案内する、今にも見えそうだがギリギリ…見えない気がする!もし見えた場合はピンクのしましまですがご主人様、らっきーですね!程度で特に恥ずかしがらない)
料理はみんなが用意してくれるのでういなちゃんはケチャップとラブ注入担当!美味しくなーれって祈りを込めてLOVEとかハートとか書くよ!おいしくなった?
場合によっては料理の運搬や(無駄にくるっと回ってカッコつけるよ)ご主人様が料理待ってる間歌や踊りのサービスとか!
聴いてください本日初登場のメンバー加えたシグナルガールズプラスワン!曲名は「夢をプラスワン」!
激しいダンスと無駄に大きな声量でご主人様を惹きつけます!
どうかな?笑顔になれた?
ミニスカートだから流石にヘッドスピンできないのが残念!
ハニエル・フェニックス
【シグナルガールズ+】
メイド喫茶に皆で参加!ステキだね!
私はクラシックで正統派なメイド服で参加。
バリエーション豊かな方が楽しいでしょ?
ロングスカートの黒い服に白いエプロン……でも頭のはホワイトブリムにしちゃおうっと。
衣装に合わせてお淑やかに、と思ったら大間違い!
歌って踊りながら注文取ったりお料理運んだり。
ミュージカルみたいで楽しいと思う!
この衣装じゃういなちゃん程は踊れないけど、回転した時のスカートの広がりは結構インパクトあるから並んで踊っても見てて楽しいと思うんだよね。
そんな感じでぱたぱたお給仕するけど、紅茶を蒸らしてる間はサービスでお客さんをじーっと見つめてあげよう。
途中で首を傾げたり笑顔になったりしてる内に、架恋ちゃんが私にアクセサリー付けてくれたりして飽きさせない!
シーマちゃんには私のリボン付けて上げようかな。
赤と緑の組み合わせは映えると思うし、多分髪型弄られてる時の反応はすっごい面白いと思う!
後は皆でミニライブの時間が取れたら最高!
曲は「夢をプラスワン」!
私達にぴったりだね!
シーマ・マクスウェル
【シグナルガールズ+】
メイドとして参加します。
赤色を基調にした白エプロンのメイド服を着て参加。
御主人様、お嬢様呼びする以外の基本はラウンジでの接客と同じようで安心しているが
「ん?歌うの!?」
楽曲では専業のキーボーディストでの支援に徹しよう。補助信号枠だけに!
様子を見ながら合間合間にキーボードソロを入れる用意をしておこう。バレンタインっぽくバラード風の落ち着いた曲調のものを飽きないテンポの速さにアレンジして何曲か披露しようと思います。
担当はサラダとスープの配膳だけど折角なので指名オーダーが入ったら目の前でホットチョコレートドリンクを作る!やホットケーキにストップ言うまでチョコソースかけ続けるサービスとかやってみたいかな。
経験豊富なシーマさんはサプライズパフォーマンスもちゃんと卒なく対応出来るんです。そして必ず返礼パフォーマンスも忘れないよ。
「いらっしゃーい! 空いてるお席にどうぞー! え? ういなちゃんの膝の上はダメだよー、選ばれた者だけが座れる特等席だからね!」
天瀬・初名(カオス処方箋・g00765)は満面の笑みで元気一杯、ぴょんぴょん跳ねながらやってきたご主人様方をご案内する。赤が基調の和装メイド服だが、下はふりふりのミニスカートで。そんなに跳ねていると、今にも何かが見えてしまいそうだ。ご案内されていたご主人様の一人が赤くなって下を向く。小声で「ピンクの……しましま……」と呟く声が聞こえた。
「ご主人様、らっきーですね!」
それでも特に恥ずかしがることなく。全員を案内し終わった初名の次に登場したのは、黒いロングワンピースに白いエプロン、頭にはホワイトブリムと、クラシックで正統派なメイド服で決めたハニエル・フェニックス(第七の天使・g00897)だ。同じチームでも、メイド服のバリエーションは豊かで楽しい。しかし、衣装に合わせてお淑やかに、と思ったら大間違い!
「♪ ご主人様、ご注文はいかがなさいますか〜♪」
なんと、ミュージカルよろしく、歌って踊るように注文をとっていく。
「えっ、あ、それじゃ、オムライスのサラダとスープのセットで……」
「紅茶で」
「ホットケーキで」
「こっちもお願い」
「♪ かしこまりました〜♪」
お辞儀して、くるりとターンして引っ込んでいくハニエルのスカートがふわりと広がる。突然始まったミュージカルに驚いていた客達も、そのパフォーマンスに次第に笑顔になっていった。皆があっちでこっちで動いていたり、歌っていたり、とっても賑やかで。ファンシーでファンタジーなデザインの、青系統のメイド服に身を包み、ドキドキしながら皆の様子を覗っていた朝比奈・架恋(駄菓子屋の少女・g01789)の口元もほころぶ。
(「これなら楽しい気持ちで頑張れるはずっ♪」)
よしっ、と気合いを入れて、ポニーテールにした髪を揺らしながら、自身もある準備のためにキッチンに向かう。
「お待たせしました、ご主人様。セットのサラダとスープです」
シーマ・マクスウェル(天翔ける翠之風・g06425)は礼儀正しく、赤を基調にした白エプロンのメイド服で接客。ご主人様、お嬢様呼びする以外の基本はラウンジでの接客と同じようで安心しているものの、ふと横を見れば初名が、
「お待たせしましたご主人様! オムライスでーす!」
と無駄にくるっと回ってカッコつけながら料理を運び、
「それじゃいきますよー! ラブ注入! 美味しくなーれ!」
とケチャップでLOVEの字やハートマークを書いている。
「どう? おいしくなった?」
「うん、おいしくなったおいしくなった」
鼻の下を伸ばしてデレデレしているご主人様を眺めながら、さすがはメイド喫茶、こういうサービスもあるのかとシーマは思う。担当はサラダとスープの配膳だけど、自分も指名オーダーが入ったら何かしてみようかと考えるシーマの傍ら、
「お待たせしました、ホットケーキです!」
架恋が零したりしないように気をつけながら、ホイップクリームとフルーツが添えられたホットケーキを配膳していく。
「おっ、ありがとう」
礼を言い、まずは回りのフルーツから手をつけたご主人様が目を見張る。
「あれ、マスカットの裏になんか書いてある……大吉だって!」
「こっちは吉だ!」
喜びの声を上げるご主人様方に、架恋は微笑んだ。さっきの準備はこれだ。マスカットの実の裏に大吉とか吉とか良い結果だけ皮を削って書いてある。ハニエルもまた、さっきとは打って変わって、目の前で紅茶をカップに注いで蒸らしている間、お客様をじーっと見つめては首を傾げたり笑顔を見せたり。さっきまでミュージカル調に歌ったり踊ったりしながら、賑やかに給仕していた子に見つめられて、お客様の方もドギマギしているよう。そんな彼女の後ろから、そっと架恋が近づいた。
「お姫さまみたいに可愛く付けてあげるねっ♪」
頭に付けていたリボン片手に笑って、架恋はそ~っと、そ~っと、ハニエルの金色の髪にリボンを付けていく。思わぬメイドさん同士の仲良しアピールに客達も沸く中、ハニエルも笑い返して、手と手をタッチしてくるりと向きを変えた。
「もうちょっと、もうちょっと……わああ、メイドさんストップストップ!」
「かしこまりました」
指名オーダーを受け、客がストップと言うまでホットケーキにチョコソースをかけ続けるサービスを行っているシーマにそっと近づき、ハニエルはそのポニーテールをえいやと解いた。驚き振り向くシーマに悪戯っぽく笑って、可愛く自身のリボンを彼女の緑の髪に編み込んでいく。思った通り、赤と緑の組み合わせは映える。髪型弄られてる時の反応を楽しみながら付けている彼女を戯れるように軽く押し、シーマは今度は初名の元に向かった。経験豊富なシーマはサプライズパフォーマンスもちゃんと卒なく対応出来る。そして必ず返礼パフォーマンスも忘れない。ハニエルが解いたリボンを手に、歌って踊ってお客様の目と耳を楽しませている初名の肩を軽く叩いて、振り向いた瞬間にその髪を一房とってリボンを結わえる。意図を理解した初名はシーマとハイタッチして架恋の元へ。自身の髪留めを可愛く架恋に着けて、全員のアクセサリー交換完了! 手を繋いで、ぺこりとお辞儀して。素敵なパフォーマンスに惜しみない拍手を送る客達に、初名は声を張り上げる。
「それでは聴いてください、本日初登場のメンバー加えたシグナルガールズプラスワン! 曲名は『夢をプラスワン』」!
「私達にぴったりだね!」
ハニエルが微笑む。サプライズはアクセサリー交換だけじゃない。突然のミニライブ告知に客達はどよめき……。
「ん? 歌うの!?」
シーマもビックリしていた。サプライズは客に対してだけじゃなかった。ともあれ、準備を整えた【シグナルガールズ+】は、ミニステージで歌とダンスを披露。初名は激しいダンスと無駄に大きな声量でご主人様方を惹きつける。ミニスカートだから流石にヘッドスピンできないのが残念だけど。ハニエルも、衣装ゆえに初名ほどは激しく踊れないけれど、回転した時のスカートの広がりのインパクトで人々の目を惹きつけた。ミニスカートとロングスカート、どちらにも良さがあって、並んで踊っている様は見ていて楽しい。驚いていたシーマも、専業のキーボーディストでの支援に徹し(補助信号枠だけに)、合間合間にキーボードソロを入れる。バレンタインっぽくバラード風の落ち着いた曲調のものを、飽きないテンポの速さにアレンジして何曲か披露して。
大盛況の中ミニライブは終わり、両手でマイクを持った架恋が、息を弾ませながら、
「ありがとうございました!」
と客席に挨拶する。
「どうかな? 笑顔になれた?」
ピースとウインクを決めた初名の問いに対する答えは、ご主人様方の表情が物語っていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建物復元】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
薬袋・明莉
アドリブ絡み歓迎
二度あることは三度ある、って奴だよ、うん。
つまりまたメイド服ってワケ。
(チョコレートモチーフのクラシカルメイド服で仁王立ち)
担当はホール
あー、んんっ。お帰りなさいませご主人様、お嬢様。(声作って)
もえもえきゅんもチョコソースでクッキーにお絵描きもご主人様がお望みなら全力で可愛い子ぶってやろう
万が一困ったご主人様が居たら
えーご主人様ァ、メイドさんへの過度なお触りは厳禁となってますのでご容赦くださいませー。(地声)
なんてやんわり注意しつつ
全てのご主人様、お嬢様が楽しい時間を過ごせるよう気配り
「二度あることは三度ある、って奴だよ、うん。つまりまたメイド服ってワケ」
薬袋・明莉(情熱のアーティスト・g02002)はチョコレートモチーフのクラシカルメイド服で堂々と仁王立ちしていた。もちろん担当はホールだ。
「あー、んんっ。お帰りなさいませご主人様、お嬢様」
精一杯可愛い声を作り、ご主人様、お嬢様方をお出迎え。
「おいしくなーれ、もえもえきゅんv」
なんて、メイド喫茶では定番の美味しくなるおまじないも、
「それじゃあ、これからこのクッキーにお絵描きしていきますね~、何かリクエストはありますか?」
なんて、チョコソースでのお絵描きも。ご主人様、お嬢様がお望みなら全力で可愛い子ぶってやる。明莉はリアライズペインターだ。クッキーに描かれたウサギは見事なもので、リクエストしたお嬢様は目を輝かせながら何枚も写真を撮っていた。
「いってらっしゃいませ、お嬢様」
手を振って先ほどのお嬢様をお見送りし、ほっと一息ついた時。不意に腰の辺りに、骨ばった硬い手の感触を覚えて背筋が強張った。
「げへへ、メイドさぁん、こっちにもサービスくれよぉ」
そういうお店だと勘違いしたのか。下卑た笑みを浮かべ、一人の男性客が明莉に手を伸ばしている。鉄の手を握り、明莉はにっこりと振り向いた。
「えーご主人様ァ、メイドさんへの過度なお触りは厳禁となってますのでご容赦くださいませー」
地声で。男性客はビクッと手を引く。
「……って、お、男ぉ!? し、失礼しやした……!」
慌てて荷物を抱えて去っていく男に、明莉はため息をつき、さて、と肩に手をやって改めて店内を見回す。全ては、全てのご主人様、お嬢様が楽しい時間を過ごせるようにという気配り。明莉がいれば、このバレンタインメイド喫茶も安泰だろう。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】がLV2になった!
リーゼロッテ・エカルト
焔(g00462)と
ミニスカメイドにて参加
お帰りなさいませ、ご主人様!
びっくりした?この間の話で興味持っちゃって
そう!おもてなしますっ
あのね「らぶらぶびーむ」の…あっ
こほん。失礼いたしました、ご主人様
お席にご案内いたしますね
(こそり)…焔緊張してる?大丈夫だよ?
それじゃおえかきオムライスにしましょうか?
(料理到着)
お待たせいたしました、ご主人様っ
さぁ!私が愛情を込めて仕上げのお絵かきしちゃいますよ!
なにかリクエストありますか?
(なければ狐を描き)
ご主人様!最後に私と一緒におまじないをかけますよ?
おいしくなるおまじない!手でハートを作って…
「おいしくな〜れ!萌え萌えきゅんv」…せ〜の!
ご主人様お上手で〜す!
これでもっとおいしくなりました!
ご主人様も一緒にやらないと意味がありませーん。ふふっ
さっ萌えと愛情が逃げないうちにお召し上がりください!
(こそり)良かった。焔のために可愛くしたの。お気に召したかな?
…ふふ。かしこまりました!
リクエストあります?
ご主人様のために愛を込めて踊ってきますよ
大鉄・焔
リーゼ(g02798)と参加
メイド喫茶か…まさか本当に来る事になろうとは
まぁ何事も経験か
リーゼまだかな…っと、メール?
中に入って、だと
え、一人で?
ハードルたけえぇ…!
ぉわ。リーゼ!?その恰好…っ
びっくりした。
なに、今日はマジでメイド姿でおもてなししてくれるんだ?
へ?びーむ?
メイドはビームを放つらしいという話をしたなーと思い出しつつ案内されて
メニュー表もファンシーで目が泳ぐ
…よし!店のおすすめで頼む
まってました、絵描くんだ?
んじゃ狐!
ん?おまじない?
へ?俺もやんの?お、おう?
おっ「おいしくな〜れ!萌え萌えきゅんv」!?
………
(思わずやっちまった……!恥っ
思わず顔を覆う
まさかこれが「らぶらぶびーむ」か!?
つか、俺はやらなくても良かったんじゃ…って何笑ってんだよぉ!?
(ぐぬぬっ…まぁリーゼが楽しそうだからイイか
改めてリーゼを見
そのメイド服似合ってんね。ひらふわかわいい。
そーだ、かわいらしいリーゼメイドさん。
ステージでダンスも見れるって聞いたんだけど、踊って貰えるのかな?
(にっこり笑顔で尻尾振る
「メイド喫茶か……まさか本当に来る事になろうとは。まぁ何事も経験か」
大鉄・焔(灰塵・g00462)は、先日リーゼロッテ・エカルト(菓葬・g02798)とした会話を思い出しつつ、「バレンタインメイド喫茶」と書かれた店の前でスマホを開く。それにしてもその話をした主はなかなか来ない。
「リーゼまだかな……っと、メール?」
届いたメールを見れば、そこには「中に入って」の文字が躍っている。目を見開き、画面とメイド喫茶の入り口を交互に見た。
「え、一人で? ハードルたけえぇ……!」
それでも、勇気を出してドアを開けば。そこには、
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
飛びっきりの笑顔で焔を出迎える、ミニスカメイド姿のリーゼロッテがいた。焔は思わず仰け反る。
「ぉわ。リーゼ!? その恰好……っ」
指差し問えば、リーゼロッテはスカートを両手で摘まんでふふっと笑った。
「びっくりした? この間の話で興味持っちゃって」
「うん、びっくりした。なに、今日はマジでメイド姿でおもてなししてくれるんだ?」
「そう! おもてなしますっ」
手を腰に当てて胸を張り、リーゼロッテは、
「あのね、『らぶらぶびーむ』の……あっ」
何事か言いかけて、慌てて両手で口を押さえる。焔は首を傾げた。
「へ? びーむ?」
「……こほん。失礼いたしました、ご主人様。お席にご案内いたしますね」
急にわざとらしく、そしてメイドさんらしく、お淑やかに右手を上げて案内するリーゼロッテの後を、
(「そういえば、メイドはビームを放つらしいという話をしたなー」)
と思い出しながら焔も着いていく。席に着き、メニュー表を開いても、「メイドさんのおえかきオムライス」とか、「萌え萌えパンケーキ」とか、ファンシーなものばかりで目が泳いだ。そんな焔に、リーゼロッテがこそりと耳打ちする。
「……焔緊張してる? 大丈夫だよ?」
彼女の声に緊張も解れ、焔はパタリとメニュー表を閉じる。
「……よし! 店のおすすめで頼む」
「それじゃおえかきオムライスにしましょうか?」
「ああ」
頷く彼にかしこまりました、と恭しく礼をして。リーゼロッテはぱたぱたとキッチンに駆けていく。ややあって、
「お待たせいたしました、ご主人様っ! さぁ! 私が愛情を込めて仕上げのお絵かきしちゃいますよ! なにかリクエストありますか?」
と焔の前にプレーンなオムライスを置いた。
「まってました、絵描くんだ? んじゃ狐!」
「かしこまりました!」
いそいそとケチャップで可愛い狐の絵を描き、リーゼロッテは意気揚々と言う。
「さあご主人様! 最後に私と一緒におまじないをかけますよ?」
焔の目はテンになった。
「ん? おまじない? へ? 俺もやんの? お、おう?」
混乱しつつ自身を指差し、笑顔でこくこく頷く彼女に従って、焔も手でハートマークを作った。
「おいしくなるおまじない! 手でハートを作って……『おいしくな〜れ! 萌え萌えきゅんv』……せ〜の!」
「おっ『おいしくな〜れ! 萌え萌えきゅんv』!?」
つられて一緒にハートマークをオムライスに向けて差し出す。
(「思わずやっちまった……! 恥っ!!」)
思わず顔を覆う焔に、リーゼロッテはにこにこ顔で、
「ご主人様お上手で〜す! これでもっとおいしくなりました!」
と手を組む。焔はガバッと顔を上げた。
「まさかこれが『らぶらぶびーむ』か!? つか、俺はやらなくても良かったんじゃ……って何笑ってんだよぉ!?」
「ご主人様も一緒にやらないと意味がありませーん。ふふっ。さっ萌えと愛情が逃げないうちにお召し上がりください!」
リーゼロッテに促され、焔は顔を赤くしたままオムライスをかっこむ。
(「ぐぬぬっ……まぁリーゼが楽しそうだからイイか」)
食べながら改めて彼女を見、焔はポツリ漏らした。
「そのメイド服似合ってんね。ひらふわかわいい」
「良かった。焔のために可愛くしたの。お気に召したかな?」
そっと囁くリーゼロッテに微笑み、つと焔は、
「そーだ、かわいらしいリーゼメイドさん。ステージでダンスも見れるって聞いたんだけど、踊って貰えるのかな?」
と頬杖をついて、にっこり笑顔で赤メッシュの入った大きな二本の尻尾を振る。
「……ふふ。かしこまりました! リクエストあります? ご主人様のために愛を込めて踊ってきますよ」
リーゼロッテも笑ってミニステージに上がる。二人のバレンタインメイド喫茶は、まだまだ続きそうだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!