キャンピングクリスマス(作者 八雲秋)
#最終人類史(新宿島)
#最終人類史のクリスマス2023
#クリスマス2023
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場所は京都の湖のほとり。テントやタープがいくつも並んでいて。それだけではなく、料理ができるように数か所、焚火の支度や鍋、鉄板の調理器具やピザ窯まで用意されている。
周囲の木々はクリスマスツリーのように星やモール、ジンジャーマン、ほか色々のオーナメントで飾りつけられていて。
空は青空、夜になれば星が一面に広がるだろう。日が暮れた時のためのキャンドルがそこかしこに置かれている。
「皆さん、今年のクリスマスはキャンプをしながら、というのはいかがでしょうか」
丹後・安喜光(人間の陰陽師・g03326)は、そう切り出した。
今回の会場はキャンプするのに最適な場所で、皆もキャンプグッズを持ち込んで楽しんでもらうのもいいかもと安喜光はいう。
「先ほども話したように、料理ができる準備は整っていて食材も豊富にあるから、ディアボロスの面々が自分で料理を作るのもいいし、一般の人々も張り切っていろいろな料理を作ってくれている。遠慮なく食べてほしい」
他にも、湖が近くにあるから、そこで遊ぶこともできる。
朝から夜まで会場は開いているから、昼に元気に遊ぶもよし、夜に星やキャンドルの明かり、焚火の火を眺め楽しむのもいいんじゃないかと、彼は続けた。
一般の人たちと安喜光がクリスマスの会場の準備をしていた。皆、楽し気な様子だ。
「食材はここに置いておくぞ、ディアボロスさんには、腹いっぱい食べてもらわなくちゃな」
「ええ、クリスマスなんだもの、素敵な日にしなきゃね。ツリーも、もっと派手にしましょう。飾り持ってくるわ」
「ボクね、焼きマシュマロ作ってあげるんだ! ディアボロスのみんな喜んでくれるかな」
「ええ、きっとね」
ディアボロスの勝利にテンションが上がる人たちの姿に、自身も嬉しくなりながら安喜光はクリスマスパーティーの準備を一緒にすしていた。
リプレイ
七星・優希
連携、アドリブ歓迎です。
奪還戦もなかなか大変だった…やれやれ。
クリスマスにキャンプをしてみるのも面白そうだね。普段からタブレットとにらめっこしてばかりだし、こういう時に外に出ておかないと。
【アイテムポケット】も活用して持てるだけのキャンプグッズを持ち込ませてもらうとしよう。
今日は星空を眺めながら焚き火をさせてもらおうかな。
パーティに参加する前に一般の人たちと安喜光くんに一言声をかけてから利用させてもらうね。
ただ焚き火をするのも勿体ないし皆さんからお料理を分けていただこうかな。
自分で作るのもいいけど今日は誰かが作ったご飯が食べたい気分。なんだかそういう気分なんだよね。
分けてもらったお料理に手を付けながら焚き火の前でぼーっとさせてもらっちゃおっと。ツリーのような木々とキャンドルが幻想的で綺麗だね。うっとりしちゃうね。
…ん?ディアボロスに焼きマシュマロを作ってくれるの?それは嬉しいね。ありがたくいただきます。
ぼーっとしながらの参加だけど他の方に話しかけられたら笑顔で応対するから安心してね。
「安喜光くん、皆さん、今日は楽しませてもらいますね」
七星・優希(気怠げなファッションデザイナー・g10433)が挨拶すると、
「奪還戦、お疲れ様! 存分に飲み食いしてって」
「本当、ディアボロス様々だよ、ゆっくりしていっておくれ」
歓待の声と共に次々に手製の料理を優希に渡してくる。
彼女がアイテムポケットからローチェアや焚火台やメスティンやら取り出し支度している間にも、
「お、スキレットで温めてるのはうちのパエリアだね、仕上げにチーズをのせておくね」
「そのポットにコーヒーいれれておこう」
と勧めてくれる。自分で料理するというのもいいけれど、作ってもらったご飯を頂くのも良い。彼女は丁度そんな気分だ。
今日はタブレットはしまって焚火を眺め、料理をつまみながら、ぼんやりとしていた彼女がふと前を見ると、長いフォークに刺したマシュマロを持って、もじもじしている少年の姿があった。優希は目を細めて笑みを見せ、
「……ん? 焼きマシュマロを作ってくれるの? それは嬉しいね」
少年は頷くと、彼女の焚火にマシュマロをかざす。優希が覗き込むと、少年は真剣にマシュマロを見つめながら、
「まだだよ、でもね、あんまり焦げてもダメなんだ……できた! はい!」
優希はフォークごと受け取り、
「ありがたくいただきます……うん、カリッとして、中がトロトロでとってもおいしいよ」
少年は『やった!』と笑うと、
「ビスケットで挟んでもおいしいんだ、マシュマロと一緒に持ってくる!」
そう言って駆け出して行った。
優希が手を振って見送り、空を見上げると、いつしか日も暮れ、降ってきそうなほどの満天の星空。周囲のキャンドルは人々をテントをツリーを暖かく柔らかな光で照らしていた。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
ミシェル・ラークリーズ
盟友の朔夜(g09155)と参加
寒い中、クリスマスキャンプか・・・基本的に故郷のブリテンは涼しい所だけど、冬に野営とは。え?朔夜は寒い中での野営も慣れてる?まあ、戦闘集
団にいたからなあ。でも楽しそうだよね!!
あ、【アイテムポケット】で二人分のキャンプグッズを持ち込もう。食材と
食器の方は朔夜が持ち込んでくれるしね。
朔夜がスキレット見て首傾げているよ。これ、熱伝導がいいフライパンでね。小型だから取り回しがいいんだよ。さあ、ご飯作ろうか。ホットサンド
メーカー動員して美味しい料理作ろう!!朔夜が火起こし慣れてるから助かるや。
スキレットといえばラクレットだよ。こうしてアスパラとミニトマトと人参
とじゃが芋をスキレットで焼いて、ラクレットチーズを掛ける!!野菜と溶けるチーズの取り合わせが最高なんだよ。暑いので気をつけて。
ホットサンドメイカーで鶏肉を挟んで、ガリバタステーキを焼く!!
あ、朔夜が海賊鍋拵えてくれていた!!デザートはマシュマロを火で炙ろう!!
うわあ、食べがいがあるね。うん、きっと美味しい!
九条・朔夜
盟友のミシェル(g03431)と参加
クリスマスキャンプか!!面白い試みだな。冬にキャンプは珍しいのか?戦闘集団にいた頃は冬に野営は普通だったぞ?15歳の食べ盛り二人だから食材山ほど必要だな。なんか変わった調理器具もとりあえず【アイテムポケット】に詰め込む。
小型のフライパンに首を傾げる。へえ、熱伝導がいい特別なフライパンか。こういうキャンプの料理にいいかもな。おお、両面を一気に焼けるホットサンドメイカー!!文明の利器だな!!ああ、火おこしは慣れてる。任せてくれ。竈も拵えておく!!
スキレットから漂うチーズの匂いに惹かれ、思わず熱いままの野菜を口に入れる。熱い!!でも美味しいぜ!!
ミシェルがステーキを焼いてる内に鍋に湯を沸かし、持ち込んだ海鮮物で海賊鍋を作る!!作り慣れてるし、汁物も必要だろ?おお、ステーキのいい匂いがする。
なんか凄く豪勢になったな?でも二人なら全部食べれるだろ?ああ、身も心も暖まりそうだな。
「クリスマスキャンプか!! 面白い試みだな」
活気溢れる会場を見回しながら九条・朔夜(赫灼のスフィーダ・g09155)が言うのに、ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)も頷きながらも『でも』と続けて、
「寒い中、クリスマスキャンプか……基本的に故郷のブリテンは涼しい所だけど、冬に野営とは」
と、軽く体を震わせるのを見て、ミシェルは不思議そうに、
「冬にキャンプは珍しいのか? 野営も、戦闘集団にいた頃は冬に野営は普通だったぞ?」
「え? 朔夜は寒い中も慣れてるの?」
でも確かに戦闘集団にいたならそれもあるかとミシェルは納得した。
さぁ、楽しい料理の時間。アイテムポケットから各々取り出す。ミシェルは今宵のキャンプグッズを沢山。食材と調理器具の担当は朔夜。何せ15歳の食べ盛り二人。食材は山ほど用意しているし、調理器具も様々。
「ん……これは?」
自分で取り出しながら、首をかしげる朔夜の手元を見て、ミシェルが、あぁと呟き、
「それは熱伝導がいいフライパン。スキレット。小型だから取り回しがいいんだよ」
「へえ、特別なフライパンか。こういうキャンプの料理にいいかも」
「あ、ホットサンドメーカーもある。これも動員して美味しい料理作ろう!! とりあえず火おこしかな」
それを聞いて、朔夜は早速、焚火台に薪を組み、松ぼっくりを乗せ、
「任せてくれ。竈も拵えておく!! ホットサンドメイカー、両面を一気に焼けるのか文明の利器だな!!」
「朔夜が火起こし慣れてるから助かるや。それならスキレットで。スキレットといえばラクレット」
ミシェルは火の上にスキレットを。その中にアスパラ、ミニトマト、人参、じゃが芋を入れて、
「焼けたら……、ラクレットチーズを掛ける!! 野菜と溶けるチーズの取り合わせが最高なんだよ。あつ……」
漂うチーズの匂いに惹かれ、朔夜がフォーク片手に近づいてくるや、野菜をまとめて刺してチーズをたっぷりなところを口に放り込む。
「熱っ!」
「『熱いので気をつけて』つて言おうとしたのに」
朔夜は口を押え、呻いていたが、ミシェルの方に向き直り、親指を立て、
「でも美味しいぜ!!」
「よかった、じゃあ次の料理を」
ホットサンドメイカーに鶏肉を挟み、調味料、ニンニク、バターを用意して。ガリバタステーキを焼く!!
焼いてる間に自分も料理をと朔夜はお湯を沸かし始めた。まな板の上に並べるのは海鮮物、二人が好きな食材を並べ、作るのは海賊鍋!! 慣れた手つきで調理する。ふと、朔夜が鼻をうごめかし、
「おお、ステーキのいい匂いがする」
「あ、朔夜が海賊鍋拵えてくれていた!!」
ホットサンドメーカーを皿代わりにしてガリバタステーキを持ってきたミシェルも声を上げる。
「汁物も必要だろ?」
二人で料理を並べる。テーブルいっぱいのごちそう。
「うわあ、食べがいがあるね」
「なんか凄く豪勢になったな? でも二人なら全部食べれるだろ?」
ミシェルはうんうんと何度も頷き、言う。
「デザートはマシュマロを火で炙ろう!!」
「ああ、身も心も暖まりそうだな」
二人はにっと笑いあう。
それでは改めて『いただきます!』よいクリスマスを!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
久住・野乃
(トレインチケット)
久住・野乃(六尾のもふ狐・g03512)は一般の人たちから料理を頂いたり、挨拶してもらったり。自分もそれに笑顔で返しながら会場を歩く。
「クリスマス、クリスマス、くっりすーますー!」
「やぁメリークリスマス! 今日は来てくれてありがとうな」
丹後・安喜光(人間の陰陽師・g03326)が野乃に気づき、声をかける。野乃はキャンドルの明かりや木々の装飾に目を向けて。
「野乃、新宿島に来てからクリスマスを知りましたけど、楽しいお祭りですね。赤と白と緑、金色! 会場全部がうきうきしてくる色に彩られて」
そうだなと安喜光も頷く。二人が話している間にも、街の人たちが、連れ立って星空を見上げていたり、プレゼント交換をしていたり、それぞれのクリスマス楽しんでいる。野乃が言葉を続け、
「子どもたちが喜んで、家族が集まれて、恋人さんがいっしょにいられて」
あぁ、そうそうと野乃は両手を合わせ、
「サンタさんにも来てほしいですし、野乃も誰かのサンタさんになれたらな、って思うのです」
「それはいいな、来年には、そんなクリスマスがあるかもね」
「でしょ」
二人顔を見合わせて笑う。と、離れたところから男の人が手を振りながら声をかけた。
「おぉい、ディアボロスさんたち。最後のピザが焼けたぜ。皆で食わないか?」
「いただきます!」
「俺も!」
出来上がった大きなピザが何枚も並べられている周りに一般の人もディアボスたちも集まって、野乃が言葉を求められ、彼女はマグカップを掲げ、言う。
「今日は楽しかったです! メリークリスマス!」
メリークリスマス! 皆も各々のグラスを掲げながらそれに続けて声を上げた。
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!