【幻想竜域キングアーサー奪還戦】すべてを断ち切れ!(作者 ゆうきつかさ
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#幻想竜域キングアーサー  #【幻想竜域キングアーサー奪還戦】獅子龍騎士の儀式陣  #幻想竜域キングアーサー奪還戦  #『獅子龍騎士』ユーウェイン 

●幻想竜域キングアーサー
 キャメロット城を望む上空で巨大な魔法陣を展開し、魔力を貯めていた『獅子龍騎士』ユーウェインが、配下のドラゴン達を見下ろした。
「これから、陛下の加護である、この儀式魔術をもって、ディアボロスの拠点を撃ち滅ぼす! ディアボロス如きに、聖剣の力を使うまでも無い! エイワスどのの予測が正しければ、ディアボロスの拠点が出現するのは『キャメロットの上空』だ。ただし、この儀式魔術は対象を選択してから発動するまでに相応の時間が掛かる。故に、我が精鋭たちよ、ディアボロスの拠点がいつ現れても良いように、警戒を緩めるな!」
 そして、ユーウェインは配下のドラゴン達を叱咤激励し、再び魔力を貯めるのだった。

●アヤメからの依頼
「幻想竜域キングアーサーのドラゴンは、強大な力を持ち、妖精郷を滅ぼす寸前まで追い込むなど、クロノヴェーダの中でも特別に強力な存在だったが、お前達の活躍により、多くの円卓の騎士が討ち取られ、竜域ダンジョンを失い、妖精郷から撤退し、《七曜の戦》の結果、アイルランドとグレートブリテン島の南半分を失った。そして、絶対不可侵とされたキャメロット城が、ディアボロスの奇襲攻撃によって陥落した今こそ、断片の王アーサー・ペンドラゴンを討つ、絶好の機会と言えるだろう。だが、ここまで追い詰めても、アーサー王は勝利を諦めていない。どうやら、TOKYOエゼキエル戦争の大天使から情報を得て、奪還戦の為に現れる『新宿島』を破壊し、ディアボロスを撃退する準備を整えているようだ。
 鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)の話では、断片の王アーサー・ペンドラゴンが敗北したとしても『幻想竜域』を残すべく、王妃竜グィネヴィアをゴンドワナ大陸に移動させ、未知のディヴィジョンである『空想科学コーサノストラ』とも密約を結んでいるらしい。

●注意事項
「ちなみに、これまでの奪還戦と違い、今回の戦いでは『ディアボロス』が致命的な打撃を受ける可能性があるようだ。しかも、断片の王アーサー・ペンドラゴンの聖剣エクスカリバーによって新宿島が両断され、パラドクストレインが出現する重要拠点である『新宿駅』の消失が予測されている。新宿駅が消失した場合、どのような影響が出るか判らないが、これまでのような戦い方は不可能になるだろう。この攻撃を阻止する為には、速やかに、アーサー王を撃破するしかない」
 そう言った意味でも、今回の戦いは気を抜く事が出来ないようだ。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【温熱適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、気温摂氏80度までの暑さなら快適に過ごせる世界に変わる。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【リザレクション】LV1

●マスターより

ゆうきつかさ
 今回の目的は、剣騎『エクスカリバー』の撃破です。
 基本的には、ノリと勢いで、何とかなりますので、格好良く行きましょう。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


フェミルダ・フォーゼル
アドリブ、連携歓迎です。

ついに戦争が始まってしまいましたね。
私の力でどこまでお役に立てるか分かりませんが、一太刀助力させて頂きましょう。

仲間と連携して、攻撃を仕掛けます。
聖剣の名を冠するクロノヴェーダですか。ならば、私の妖刀とどちらの切れ味が優れているか、勝負です。

【深霜の太刀】を使用します。
全身を炎の様なオーラで包み、身を守ります。
そのまま敵陣に切り込んでいきましょう。オーラを刀身に宿らせ、炎の剣で斬り裂き、焼き払ってゆきます。
舞う様な動きで炎を渦巻かせ、敵を撹乱しながら戦場を駆け回り、片端から切り捨てていきましょう。

反撃は、身に纏った炎のオーラで【ガードアップ】し軽減します。
斬撃を妖刀で受け流し、ダメージを減らして耐えながら継戦します。

深追いは禁物です。十分な被害を与えたら撤退しましょう。
これは前哨戦。本番はこれこらです。


天破星・巴
アドリブ&辻連携歓迎

ドラゴンとの決戦の時がやっと来たのじゃ。
ドラゴンと鬼では鬼の方が優れていると言うことを証明するときじゃ。
巨大なら良いというではなく、鍛え上げらた膂力こそ重要だと魂に叩き込んでやるのじゃ。

同じ戦場にいる仲間と連携を取り孤立や深追いしないように注意しながら確実に敵の戦力をそぐように行動

太陽・月・星の光を集めて光の爪を生成し切り刻む『三光爪』で敵の角を切り落とし返す刃で首を落す

次に現れる時には二角両断と技名を改める事じゃ
騎士道に反する?わらわが使うのは鬼道じゃ

大規模儀式魔術の準備とやらでペレアスは出てこぬか
儀式陣を確認しておきたかったが流石にそこまで深入りは出来なさそうじゃ

ユーウェインが現れたら殿となり味方が撤退するまでの時間を稼ぐべく光の爪て斬りかかり、実力を見定める
今は退くがその首洗って待っていると良い


ア・ンデレ
「エクスカリバーがいっぱい! これならだれでもアーサーになれそう!」
アンデレちゃんはしゃぐ。
鬼神変により腕を巨大化して、エクスカリバーをぺちんと殴る。
エクスカリバーはびゅんと吹き飛ぶ。
アンデレちゃんはそれを追いかけて倒れたエクスカリバーを高く掲げる。
「これでアンデレちゃんもアーサーだ!」
アンデレちゃんは友達の分もとエクスカリバーを狩り続ける。
100万人がアーサーとなることも夢ではないだろう。
「たくさんかるぞー。」
満足したら「またね。」といって撤退する。


七星・優希
アドリブ、連携大歓迎だよ。

奪還戦までちょっとでも有利に戦えるようにしないとね。
目の前のクロノヴェーダは一体も撃ち漏らさないようにしないと。攻撃は仲間と連携して仕掛けるよ。

武器は電動スプレーガンを使って攻撃するよ。パラドクスは【クリエイティブキャノン】を使って攻撃するね。
きっと敵は画竜点睛を使うかな。雷が当たらないように気をつけないと。《残像》を使って当たらないようにできたらいいんだけどなあ…
当たってしまったらこれは仕方ない、多少のダメージは気にせず戦うよ。

ある程度倒れせればいいし、深追いは禁物だね。


白水・蛍
アドリブその他諸々歓迎
WIZで周囲の味方をディフェンス

さて、始まりますわね。奪還戦。
敵を倒すことで少しでも有利にしませんとね。

敵と相対して即パラドクス発動。
全てを切り裂く糸の結界。振れるもの全てを切除する。
さて、その身をスパっと両断させていただきますわ。

そしてある程度倒したら撤退しましょう。倒しきるのが目的ではない。

もし万が一ジェネラル級など敵の大物が出てきたら殿になりましょう。
巴だけにその責をおわせるわけにはなりません。共に戦い共に耐えるのです。
装備での防御や残留効果で耐えて撤退しましょうね。


マリオン・タフニネル
「キングアーサー…聞きしに勝る強敵でありますな。…正直帰りたい…」
でも帰って帰る場所が無くなるのはもっと嫌であります。
面倒ではありますが、命令でもあります。がんばるでありますよ軍曹。

さて、他のディアボロスと共闘しつつ、剣騎『エクスカリバー』をヒルコ縮地撃で攻撃であります。
小生だけの力だけでは非力は承知。
ゆえに皆と息を合わせて戦うのであります。
海戦装の爆撃による制圧射撃で敵の注意を引きつつ、愛用の軍刀で攻撃であります。
攻撃目標は撃破できそうな弱った個体であります。戦場では弱いやつは死に方も選べないでありますよ!!
そして、ダメージを負ったら足手まといになる前に撤退であります。
作戦「臨機応変でいのちをだいじに」であります。

※アドリブや他の参加者との連携OKです


瀧夜盛・五月姫
エクスカリバー。姫でも知ってる、なんか、有名な剣。
……えっ、こんなところ、出てきていいの??
封じたら、キングシーサー、おわり、なんだよね?!
あ、人違い。な、なんと紛らわしい……姫、怒った
さっさと倒して、本物のエクスカリバーに備える、よ

【大薙刀無銘瀧夜叉一振・改】を持ち構える
その長い、光の角? 剣? は厄介、だ。
だけど、こんなところで、ちまちまと策、講じてる時間も惜しい、から、ね
薙刀の刃や柄で、剣を払いつつ踏み込み、クロノヴェーダの首と胴の、縁を断つ、よ。
刃は、やみくもに振り回していれば、いい、わけじゃない
ちゃんと狙わないと、ね

この先にユーウェインがいる、のかな? だったら、しっかり警戒、しておかなくちゃ。
こちらから、攻撃も偵察も、するわけじゃない。だけど、何を思って攻撃、してこないとも限らない。強力な敵だ、油断なんてないって、思わなくちゃ。
だから本当に、現れたら【一撃離脱】。殿をつとめつつ、さっさと退散、だよ
今ここでは、戦わない。せいぜい、剣を洗って、待ってるといいよ


アンゼリカ・レンブラント
エクスカリバーの名前とは対抗心が湧くね
いつも以上に気合十分に挑もうかっ

仕掛けるタイミングは仲間と同じ、動きを合わせ
めいっぱい力を溜め星形状のパラドクスを広域に放出!
さぁ、私の光受け取れーっ

反撃をしっかり堪えたら敵の動きをみるよ
勇んでこちらに向かってくるなら十分に狙いを引きつけ
仲間と狙いを合わせて確実に落とせるようパラドクスを撃つ

警戒して奥に引くようなら、深入りはしないよう注意しつつ
徐々に戦線を押し上げていく

「確実に数を減らす」を胸に
気合十分、同じ場所にとどまらず、戦場を駆けていこう

奪還が迫る中、心は燃え上がる
けれど頭は冷静を務める
明鏡止水みたいにね。
敵陣の隙を伺い、時に自陣に誘い出し狙い撃ち
ピンチの仲間がいればPOWでディフェンスなど
臨機応変に戦っていくね

大丈夫!私達は強大なドラゴン相手に勝ってきた、今日も勝つよ!
奪還の志とともに!今こそ私の光よ最大まで輝け
《天輪輝星》よ!ドラゴン達を倒せーっ!

十分打撃を与えるか、ユーウェインが現れたら無理せず引くよ
本番は17日、その時に大暴れしようか!


●選ばれしモノ達
「わ……、エクスカリバーがいっぱい! これなら、だれでもアーサーになれそう!」
 すぐさま、ア・ンデレ(すごいぞアンデレちゃん・g01601)【鬼神変】を発動させ、鬼の血によって己の腕を一時的に異形巨大化させた後、先手必勝とばかりに剣騎『エクスカリバー』を殴り飛ばした。
 それは剣騎『エクスカリバー』にとって、予想外の出来事であったのか、あっという間に吹っ飛び、綺羅星の如くキラーンと輝いた。
「い、いきなりかァァァ!」
「お、落ち着け! 身を護る事に専念しろ!」
「我等は最強ッ! その心は剣であり、身体は鎧! 何者にも負けぬ存在、それが俺達だ!」
 その事に動揺した剣騎『エクスカリバー』達が、それを誤魔化すようにして自分自身に気合を入れた。
 しかし、頭の中は、真っ白。
 『前フリは?』、『ここは会話パートじゃないのかよっ!』と言わんばかりに、気持ちがザワついており、変な声が漏れそうになっていた。
「……この日を待っていたのじゃ。さて、それでは……、ドラゴンと鬼では鬼の方が優れていると言うことを、ここで証明してみせるのじゃ」
 そんな中、天破星・巴(反逆鬼・g01709)が、剣騎『エクスカリバー』達の前に陣取った。
「ドラゴンより、鬼の方が優れている……だと!?」
「それは寝言か! 笑わせてくれるじゃないかっ! そんなの、ただの幻想だ!」
「それでも、自分達の方が強いの言うのであれば、思い知らせてやろう! お前達の自信が音を立てて崩れ落ちるまで!」
 剣騎『エクスカリバー』達が、上から目線で言い放った。
 だが、先程の一言で酷くプライドが傷つけられたらしく、今にも咆哮を上げそうな勢いで苛立ち、空気がピリついていた。
「聖剣の名を冠するクロノヴェーダですか。ならば、私の妖刀と、どちらの切れ味が優れているか、勝負です」
 フェミルダ・フォーゼル(武芸者・g04514)が妖刀「月喰」をギュッと握り締め、剣騎『エクスカリバー』達に対して言い放った。
「フフ、フハハハハッ!」
「面白い事を言うじゃないかっ!」
「そんなモノは、戦う前から分かっている事だ!」
 剣騎『エクスカリバー』達が高笑いを響かせ、残像を繰り出しながら迫ってきた。
 その残像は、本物ソックリで、ディアボロスでは、見分ける事が困難なほど、よく似ていた。
 それに加えて、剣騎『エクスカリバー』達が連携を取って、無駄のない動きで距離を縮めてきたため、攻撃を避けるのは困難に思えた。
「奪還戦まで、ちょっとでも有利に戦えるようにしないとね」
 その事に気づいた七星・優希(気怠げなファッションデザイナー・g10433)が間合いを取りつつ、早業で誘導弾を放って剣騎『エクスカリバー』達を蹴散らした。
「ば、馬鹿なっ! 完璧の攻撃だった……はずなのに!」
「だが、倒されたのは、ほとんど残像だ、何も恐れる事はない!」
「確かに、そうだな。その程度の攻撃で、我々を倒す事など出来ないぞ!」
 剣騎『エクスカリバー』達が、小馬鹿にした様子で鼻を鳴らした。
「何の問題もありませんわ。既に射程範囲内ですもの」
 その間に、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が【斬糸結界】を発動させ、鋭い切れ味を持つ極細の糸を展開し、剣騎『エクスカリバー』達を切り裂いた。
「しまった、罠かっ!」
「最強のオレ達が苦戦を強いられるなんて!」
「馬鹿なっ! 俺達は最強だぞ!? 最強の……剣だ! それなのに!」
 それを目の当たりにした剣騎『エクスカリバー』達が、警戒した様子でオーラ防御を展開した。
 しかし、それでも……、不安が残る。
 妙な胸騒ぎがしているため、オーラ防御を展開しても、まったく安心する事が出来なかった。
「……ならば、それを証明してください」
 そこに追い打ちを掛けるようにして蛍がオーラを操作し、ブレイドハープ―詠唱―(ソードハープ)で剣騎『エクスカリバー』達を薙ぎ払った。
「ぐ、ぐぐっ! 駄目だっ!」
「まさか、ここまでとは……!」
「だが、オレ達は……負けんっ! 負ける事など……あり得ない! そんな事、俺達のプライドが許さない!」
 剣騎『エクスカリバー』がグッと歯を食いしばり、気合と根性で踏み留まった。
「私に作れない物はない。私の最高傑作、全部ぶつけてやる!」
 それに合わせて、優希が【クリエイティブキャノン】で、二機の大きな砲身を即座に描き起こして具現化させ、一斉に撃ち出すことで高威力のビームを剣騎『エクスカリバー』達に撃ち出した。
「……ぐおっ!」
「我等は剣ッ! 不死身の剣ッ!」
「オレ達に斬れぬモノは、何も……ない!」
 次の瞬間、剣騎『エクスカリバー』達の両角が光を帯び、延長線上の万物を両断する刃を放とうとした。
「……無駄じゃ! それでも、納得できないと言うのであれば、鍛え上げられた膂力こそ重要だと言う事を、魂に叩き込んでやるのじゃ」
 それに合わせて、巴が仲間達と連携を取りつつ、【鬼神変改『三光爪』(キジンヘンカイ・サンコウソウ)】を発動させ、天の三光(太陽・月・星)を集めて光の爪を生成し、剣騎『エクスカリバー』達の両角を斬り落としていった。
「お、オレの角が!」
「マ、マズイ、離れろ! 暴発するぞ!」
「だ、駄目だっ! 間に合わない! ぎゃああああ!」
 その拍子に、両角が爆音を響かせて暴発し、剣騎『エクスカリバー』達が宙を舞った。
「これでアンデレちゃんもアーサーだ!」
 そんな中、アが倒れた剣騎『エクスカリバー』を拾い上げ、勇者の如く勢いで高々と掲げた。
 その姿は、まるで伝説の勇者。
 そのためか、何となく神々しい雰囲気が漂っていた。
「よ、よくも、仲間を!」
「こんな事をして、許されると思ったら、大間違いだ!」
「お前達だけは、絶対に……許さん! これでも喰らえぇぇぇぇ!」
 それを目の当たりにした剣騎『エクスカリバー』達が、半ばヤケになりつつ襲い掛かってきた。
「無駄だと言うのが、分からぬのか。どうやら、大規模儀式魔術の準備とやらでペレアスは出て来ぬようじゃしな。そろそろ終いじゃ」
 すぐさま、巴が剣騎『エクスカリバー』に斬撃を繰り出し、誘導弾を放って牽制した。
「む、無駄ではない!」
「そもそも、お前達など、私達だけで……!」
「ぎゃあああああああああああああああああああ!」
 その気持ち虚しく、剣騎『エクスカリバー』達が悲鳴を上げた。
「よーし、たくさんかるぞー」
 それに合わせて、アがノリノリな様子で、剣騎『エクスカリバー』だったモノの両足を掴み、ブンブンと振り回して、剣騎『エクスカリバー』達を蹴散らしていった。
「ひ、ひでぇ! 正気か、アイツ!」
「でも、俺には確かに見える。光り輝くエクスカリバーが!」
「いや、それは単なる幻だ! よく見ろ! あれはガル……ぎゃあああ!」
 剣騎『エクスカリバー』達が、動揺した様子で次々と宙を舞った。
 そもそも、自分達の仲間が武器として使われ、脅威となるとは夢にも思わなかったのか、身を護る事さえ忘れてしまうほど、頭の中が真っ白になっていた。
「そろそろ、増援が来そうですね。私達は、ここで撤退して、後は仲間達に任せましょう」
 そんな空気を察したフェミルダが【深霜の太刀(フランメシュトライテン)】で全身に炎の様な剣気を纏い、身を守りつつ剣騎『エクスカリバー』達に斬り込んだ。
 次の瞬間、刀身から炎気が放たれ、剣騎『エクスカリバー』達を炎に包んでいった。

●増援部隊
「ま、間に合わなかったか」
「だが、アイツ等の仇なら、まだ……討てるッ!」
「ああ、そうだな。あいつらの無念を晴らすためにも、ここで……倒す! このエクスカリバーの名に懸けて!」
 増援にやってきた剣騎『エクスカリバー』達が、覚悟を決めた様子で気合を入れた。
 まわりには仲間達だったモノが倒れているものの、悲しんでいる暇はなかった。
 志半ばで散った仲間達の想いを引き継ぐ勢いで、剣騎『エクスカリバー』達はヤル気になっていた。
「エクスカリバーなら、姫でも知ってる、なんか、有名な剣。……と言うか、こんなところ、出てきていいの? だって、これ封じたら、キングシーサー、じゃなくて、アーサー? よく分からないけど、おわり、なんだよね?! えっ? 違うの? な、なんと紛らわしい……姫、怒った さっさと倒して、本物のエクスカリバーに備える、よ」
 瀧夜盛・五月姫(失つし世《うつしよ》の滝夜叉姫・g00544)が仲間達に声を掛けながら、【我流薙刀術・奥義『愛姫水薙』(ヒメノナギナタジュツ・オウギ・ハシキミズナギ)】を発動させ、水神の呪いが宿りし一薙ぎで、剣騎『エクスカリバー』達の首や胴を切り裂いた。
「ば、馬鹿なっ! たったの一撃で……」
「だが……、負けんっ! 負ける訳には行かんのだ!」
「我は刃であり、すべてを切り裂くモノ! 何も恐れるモノはなく、永遠に折れる事のない剣なり!」
 それを目の当たりにした剣騎『エクスカリバー』達が、動揺した気持ちを誤魔化すようにして、ディアボロス達に攻撃を仕掛けてきた。
 それは、まるで鬼神のようであり、気迫だけならディアボロス達を上回っていた。
「うう、正直……、帰りたい……。でも帰って帰る場所が無くなるのは、もっと嫌であります。面倒ではありますが、命令でもあります。がんばるでありますよ、軍曹」
 マリオン・タフニネル(海戦装姫の三佐・g10701)がゲンナリとした気持ちを奮い立たせ、アクアスライムの『カリュブディス軍曹』と連携を取りながら、剣騎『エクスカリバー』に貫通撃を繰り出した。
「我は……剣ッ! 剣、剣、剣ッ!」
 その一撃を喰らっても、剣騎『エクスカリバー』は怯む事無く、両足に力を入れて踏み止まった。
「さすが、エクスカリバーって、名前だけはあるね。それだけで、対抗心が湧くよ。それじゃ、私の光を受け取れーっ!」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、アンゼリカ・レンブラント(黄昏殺し・g02672)が、めいっぱい力を溜め、【光剣収束斬(ジャッジメントセイバー)】を発動させ、魔力とオーラ操作で身の丈以上の巨大な光の剣を構築した。
「あれはヤバイぞ!」
「全力で、身を護れ!」
「うぐ……ぐぐぐ……ぎゃあああ!」
 すぐさま、剣騎『エクスカリバー』達が護りに入ったものの、豪快に放たれた巨大な光の剣の一撃で、為す術もなく宙を舞った。
「やはり、紛い物のようでありますな。戦場では弱いやつは死に方も選べないでありますよ!!」
 それに合わせて、マリオンが海戦装の爆撃による制圧射撃で敵の注意を引きつつ、【ヒルコ縮地撃】で一気に間合いを詰め、超硬度サーベルで剣騎『エクスカリバー』を斬り捨てた。
「なんだと!?」
「俺達が弱いって言いたいのか!」
「ええい、このままで済むモノかァァァァ! 喰らえ、これが俺達の本気だァァァァァァァ!」
 次の瞬間、剣騎『エクスカリバー』達の両角が光を帯び、それを振り回して、辺りにあるモノを両断した。
「刃は、やみくもに振り回していれば、いい、わけじゃない。ちゃんと狙わないと、ね」
 それでも怯む事なく五月姫が捨て身の覚悟で不意打ちを食らわせ、剣騎『エクスカリバー』達を炎に包んで離脱した。
「な、なんだと、馬鹿なっ!」
「だ、駄目だっ! 力の差が、あり過ぎるっ!」
「せめて、一撃でも……一撃だけ……でも……浴びせね……ばァァァァァァァァァァァア!」
 その攻撃をモロに食らった剣騎『エクスカリバー』達が、気合だけで前に進んできた。
「悪いけど、これで終わりだよ。もう、そろそろ引き際だしね。今こそ私の光よ、最大まで輝け! 《天輪輝星》よ! ドラゴン達を倒せーっ!」
 それと同時に、アンゼリカが【天輪輝星(テンリンキセイ)】を発動ささせ、裁きの光を纏う星形状のパラドクスを広域に放出し、剣騎『エクスカリバー』達を爆破して焼き尽くすのであった。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【エイティーン】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV3が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【リザレクション】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年12月11日

【幻想竜域キングアーサー奪還戦】獅子龍騎士の儀式陣

 このシナリオは【幻想竜域キングアーサー奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 幻想竜域キングアーサーのジェネラル級及び、従属状態である『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』と『巨獣大陸ゴンドワナの巨獣』、戦争に利用されようとしている『黄金海賊船エルドラードのアビスローバー』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、新宿島を魔術攻撃で破壊しようとしている、円卓の騎士の一体『獅子龍騎士』ユーウェインです。
 『獅子龍騎士』ユーウェインは、『清流騎士』ペレアス卿と共に新宿島を大規模儀式魔術で攻撃しようとしているので、その儀式が発動する前に、撃破する必要があります。
 この儀式魔術が発動しても、新宿島を護る『新宿島大結界』で防げますが、地獄変によって得られたエネルギーを多く失ってしまう為、今後の作戦に大きな悪影響が発生してしまいます。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「②『獅子龍騎士』ユーウェイン」の敵残存率を低下させます。


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#【幻想竜域キングアーサー奪還戦】獅子龍騎士の儀式陣
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#『獅子龍騎士』ユーウェイン


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選択肢👾大群のトループス級『剣騎『エクスカリバー』』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。