【幻想竜域キングアーサー奪還戦】王妃の護聖剣

 このシナリオは【幻想竜域キングアーサー奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 幻想竜域キングアーサーのジェネラル級及び、従属状態である『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』と『巨獣大陸ゴンドワナの巨獣』、戦争に利用されようとしている『黄金海賊船エルドラードのアビスローバー』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、円卓の騎士の中でも最も有名な騎士の名を持つジェネラル級ドラゴン『ランスロット』の軍勢です。
 『ランスロット』は、王妃竜グィネヴィアのいる『巨獣大陸ゴンドワナのドラゴン拠点』への道を封鎖しています。
 ランスロットを撃破しなければ、巨獣大陸ゴンドワナの軍勢に攻撃を仕掛けることが出来ません。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑩ランスロット」の敵残存率を低下させます。

【幻想竜域キングアーサー奪還戦】急襲せよ守護聖剣(作者 七尾マサムネ
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#幻想竜域キングアーサー  #【幻想竜域キングアーサー奪還戦】王妃の護聖剣  #幻想竜域キングアーサー奪還戦  #ランスロット 


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●幻想竜域キングアーサー
 グレートブリテン島、南端にその竜の姿はあった。
 『円卓の騎士』ランスロット。背には巨大なる水の壁。
「我ら最強種であるドラゴンが、ここまで追い詰められようとは」
 守りの準備が進む中、ランスロットが見据える虚空には、ディアボロスが見えているのか。
「アーサー王の聖剣の力があれば、ディアボロスに勝利するのは容易い筈……だが、奴らの力は侮れぬ」
 だとしても、とランスロットは、力強く告げる。
「グィネヴィア様さえ健在であれば、幻想竜域は失われる事はない。ゆえに、我が為すべきは、聖剣にてグィネヴィア様を護る事。もし、ディアボロスが我を倒し、グィネヴィア様を狙うというのであれば……」
 そのような戦力分散の愚を犯した敵など、アーサー王の敵ではない。ランスロットはそう判断する。
「どう出るディアボロス。だがどのような手段を取ろうとも、我らに敗北はない」
 ランスロットの言葉には、ドラゴンの勝利を疑わぬ、強固な意志がみなぎっているのだった。

●新宿駅グランドターミナル
 集ったディアボロス達に、王・天花(人間の無双武人・g03356)が、『幻想竜域キングアーサー奪還戦』におけるファーストアタック決行の時を告げた。
「幻想竜域キングアーサーのドラゴンは、妖精郷を滅ぼす寸前まで追い込むなど、クロノヴェーダの中でも特別に強力な存在でした」
 だが、ディアボロスにより、多くの円卓の騎士は倒れ、竜域ダンジョンを失い、妖精郷から撤退を余儀なくされた。
 果ては、《七曜の戦》の結果、アイルランドとグレートブリテン島の南半分を喪失するに至った。
「そして、絶対不可侵と称されたキャメロット城が、ディアボロスの奇襲攻撃によって陥落した今こそ、断片の王アーサー・ペンドラゴンを討つ、千載一遇の機会に他なりません」
 だが、アーサー王は、まだ勝利を諦めてはいないようだ。
 『TOKYOエゼキエル戦争』の大天使から情報を得ているようで、奪還戦の際に出現する『新宿島』を破壊して、ディアボロスを撃退すべく、準備を整えているらしい。
 加えて、自らが敗北したとしても『幻想竜域』を残すために、王妃竜グィネヴィアをゴンドワナ大陸に移動。また、未知のディヴィジョンである『空想科学コーサノストラ』とも密約を結んでいるとされる。
「敵は、いくつもの延命策を用意しているようです。であっても、恐れてなどいられません。勝利の為、皆さんの力をお貸しいただきたいのです」
 適度な数の敵群に攻撃を仕掛ける他、あえて大群の渦中に飛び込み混乱をもたらす、偵察部隊など少数の敵を狙う、などの策が想定される。
 いずれにしても、敵にある程度の打撃を与えた時点で、撤退を図ることになる。

 懸念すべき点として、断片の王アーサーの振るう聖剣エクスカリバーにより新宿島が両断され、パラドクストレインが出現する重要拠点『新宿駅』の消失が予測されている。
「実際にそうした事態が生じた場合、どのような影響が出るかは不明です。そうした危機を避けるためにも」
 この戦いに勝利を。
 天花は、皆を鼓舞したのであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【アイテムポケット】
2
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【アヴォイド】LV1

●マスターより

七尾マサムネ
 こちらは一章構成となる、幻想竜域キングアーサー奪還戦のファーストアタックシナリオです。

 このシナリオの攻撃対象は、ジェネラル級ドラゴン『ランスロット』の軍勢です。
 軍勢を構成するトループス級『騎士竜ナイトドラゴン』の群れを撃破する事が目的となります。

 『成功したシナリオ数×5%』だけ、『⑩ランスロット』の敵残存率を低下させることが出来ます。
 巨獣大陸ゴンドワナの軍勢に攻撃を仕掛ける為には、その道を封鎖しているランスロットを撃破しなければならないため、成功の積み重ねが重要となります。

 それでは、大いなる戦いを勝利に導くため、皆さまのご参加、お待ちしております!
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


音無・サカハ
アドリブ·連携歓迎

さって、事態はこっち有利と言えるけど、一歩間違えれば全滅するかもしれないな、これ

何その聖剣、インチキ効果もいい加減にしろ!

だが、それでいい、相手が本気ならば、こっちも本気で行くしかない

「騎士竜か、まるでこっちが悪役じゃねか」

これは正義と悪など関係ない、あるのは生き延びるため、限界ギリギリまでの生存戦争

ならば生きぬくために、そして守り抜くために、お前達はここで倒させて貰おう

まずは味方の動きをよく見て、できるだけフレンドリーファイヤーの可能性を避けてからのーー

「見せてやるぜ、邪神の覇道をなぁ!!」

パラドクス起動、邪神の力を見せてやるぜ!

深淵結界展開、触手軍団召喚、まずはこいつ等で足止めする

そして見るがいい、どんな光でも飲み込む、漆黒の深淵、その力の前に自分の無力を感じ、そして絶望せよ!

これでとどめだ!!

悪いだが、こっちも守りたい物と人があるんだ。

闇の中で、永遠に眠れ。

「なんか...楽しいな、悪役ロール」


音羽・華楠
ランスロット――
新宿島で読んだ『アーサー王と円卓の騎士』の物語では、時としてアーサーすら凌ぐ最強の騎士とされてました。
こちらのランスロットも相当な強者のようですね……。
奴の聖剣は新宿島へ直接害為すものじゃありませんけど……戦争当日に迅速に倒すべき敵であることには変わりありません。
今の内にその配下、削らせてもらいます!

戦力分散の愚……そうですね、ランスロット。
なら、予知の中の彼の訓示に従い、こちらも偵察などの為に分散した少数の騎士竜たちを狙いましょう――

――《雷幻想・煉獄》!

魔術的マイクロ波を照射。
周辺の水分子を振動させ、騎士竜たちを灼熱地獄へ叩き落とします。
……あの巨大な水の壁。
あれのおかげでこの戦場の大気には水気が満ちてるでしょうし。
《煉獄》も充分な効果を発揮するでしょう。

敵の反撃の尻尾の聖剣は、【ガードアップ】で高めた防御力を信じ、耐えます。
……私は、キャメロット城の玉座の間で、アーサーがその聖剣を振るうのを目撃しました。
あれを我が身で受けた仲間を思えば、この程度で倒れるものですか!


 標的は、決戦に備えるドラゴンの大部隊。
 音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)は、眼前に集結する騎士竜の軍勢、それを率いるドラゴン……ランスロットへと思いを馳せた。
「新宿島で読んだ『アーサー王と円卓の騎士』の物語では、時としてアーサーすら凌ぐ最強の騎士とされてました。どうやら、こちらのランスロットも相当な強者のようですね……」
 ランスロットの聖剣アロンダイトがもたらすのは、防壁。新宿島へ、直接的に害を為すものではない。
 だとしても、奪還戦の開幕とともに、迅速に倒すべき敵であることには変わりない。
「決戦の火ぶたが切られる前に。今の内にその配下、削らせてもらいます!」
 きりり。華楠は、覚悟と表情を引き締め、敵軍に一矢報いるための一歩を踏み出した。
辺りを包む、嵐の前の静けさ。
 それも、とびきりの豪嵐の予感を覚えながら、ランスロットの軍勢へと攻撃を仕掛ける音無・サカハ(過去を探す旅人・g10149)。
「さって、事態はこっち有利と言えるけど、一歩間違えれば全滅するかもしれないな、これ」
 この度の前哨戦にあたり、改めて敵の聖剣の効果を確かめたサカハの感想は、「何その聖剣、インチキ効果もいい加減にしろ!」であった。
 だが、それならそれで構わない。相手が本気ならば、こっちもそれを凌駕する本気で行くしかない。
 サカハとほぼ同時、手分けして、敵陣へと攻めかかる華楠。しかし、狙いをつけたのは、敵本隊ではなかった。
(「戦力分散の愚……そうですね、ランスロット。なら、予知の中の彼の訓示に従い、こちらも偵察などの為に分散した少数の騎士竜たちを狙いましょう――」)
 ディアボロスの襲来に備えているのだろうか。本隊から離れ、警戒にあたっている騎士竜達を視界に収める。
 華楠にとっては、格好の標的だ。本隊、ランスロットに報告されるよりも先に、倒してしまえばいい。
「――《雷幻想・煉獄》!」
「!?!?」
 騎士竜達が、異変に気付いたのは、その渦中に叩き込まれた後だった。
 成立した華楠の術式は、速やかにその効力を発揮した。
 妖精の助力も編み込んで、発生させた魔術的マイクロ波を、対象に向け放射。周辺の水分子を振動させ、騎士竜たちを灼熱地獄へ叩き落としていく。
 機先を制して敵を消滅へと導きながら、華楠は、神秘的ともいえる景色へと視線を移す。
「巨大な水の壁。あれが存在することで、この戦場の大気は水気で満ちているはず。おかげで《煉獄》もいつもより効果的なようですね」
 術式の成果を確かめて、満足げに目を細めていた華楠に、敵意が突き刺さった。
「おのれ、ディアボロス。ランスロット様に仇なすもの、許すまじ!」
 騎士竜は、その名に相応しき武器を振るった。ただし聖なる剣は、その手ではなく、尾に。
 凡百の刃よりよほど鋭く振るわれた尾の威力は、まさに聖剣級。
 超常の斬撃が、華楠の首を狙う。
 だが、
「何……!?」
 騎士竜が驚愕する。
「この一撃を、阻んだ、だと……?」
「……私は」
 尾剣を受け止めながら、華楠は、騎士竜へと言葉を返す。
「私は、キャメロット城の玉座の間で、アーサーがその聖剣を振るうのを目撃しました。あれをその身で受けた仲間を思えば、この程度で倒れるものですか!」
「ぬお……!?」
 尾剣を跳ねのけ、凛としたまなざしで相手を射抜く華楠。
 相手が怯みをみせた時には既に、次なる術式発動の準備を始めていたのである。
「向こうも始まったようだな。じゃあこっちも」
 華楠と別働したサカハも、敵部隊との交戦に突入した。
 立ちはだかるのはランスロット率いる精鋭、騎士竜の部隊とあって、統制が取れている。
「来たかディアボロス。開戦に先んじて奇襲とは騎士の風上にもおけぬ」
「騎士竜か、その物言いと恰好、まるでこっちが悪役じゃねえか」
 早速舌戦を交えたサカハだが、この戦は、正義と悪など関係ない。あるのはただ生き延びるため、限界ギリギリまでの生存戦争。
「ならば生きぬくために、そして守り抜くために、お前達はここで倒させて貰おう」
「こちらこそ、無礼者には、容赦なく引導を渡してくれる」
 大翼を広げ、抗戦態勢の騎士竜に対し、サカハは、華楠の動きをうかがった。
 向こうの大術式から離れていたこともあって、フレンドリーファイヤーの可能性は皆無。ならば、存分に力を振るえるというものだ。
 にぃ、と凶悪……いっそ邪悪にさえ見える笑顔を披露するサカハ。
「いいさ、見せてやるぜ、邪神の覇道をなぁ!!」
 深淵結界展開、触手軍団召喚!
「これは……!」
 騎士竜達の足元に、闇が広がっていく。
 邪神の顕現に呼応して出現した氷と闇の触手群が、騎士竜の体へと絡みつく。地面に立つ者、空を舞う者問わず、地上へと引きずりおろす。
 辺りに響くおぞましき唸り声とともに、騎士竜が呪縛される。だが、サカハの本領発揮はここからだ。
 邪神を背にしたサカハの手元に、触手を構成するのと同質、それでいて、より高密度の闇と氷の魔力が収束されていく。
「見るがいい、どんな光でも飲み込む、漆黒の深淵、その力の前に自分の無力を感じ、そして絶望せよ!」
 魔力密度が、サカハの制御限界を超える寸前。
「これでとどめだ!!」
 氷と闇が一つに溶けあう。
 解き放たれた魔力の奔流が、騎士竜達を、一気に呑みこみ、討ち滅ぼした。
 消滅していく騎士竜達へと、サカハは静かに鎮魂の言葉をかける。
「悪いが、こっちも守りたい物と人があるんだ」
 闇の中で、永遠に眠れ。
 塵芥と化した騎士竜達の残滓へと、告げるサカハ。
 …………。
「なんか……楽しいな、悪役ロール」
 挙げた戦果と同様、あるいはそれ以上に、技とセリフがハマったことに満足を覚えるサカハであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

シークローネ・メーベルナッハ
かの円卓最強と名高き騎士の名を持つドラゴン。
人類史とは性質異なれど、強敵である事は疑いありますまい。

なれば、万全の態勢にて当たるが上策。
その為にも、この地の兵達を一体でも多く排除しませねば。

──然らば、推して参ります!

敵群の只中へ突入し、撹乱を試みながら指定パラドクスにて攻撃。刃届く範囲の敵を可能な限り斬り倒して参ります。
乱戦状況となれば、敵のパラドクスも突撃という性質上扱い難くなりましょう。別の敵に肉薄し同士討ちの可能性を懸念させることにて回避率の向上を試みます。

敵が混乱したところにお仲間が追撃を加える形を作れますれば最上と申せましょうか。
その為にも、派手に動いて意識を引きつけたい処にございます。

とはいえ、退路を断たれてしまってはよろしくございません。
完全に包囲される前に退くと致しましょう。
真なる決着は、決戦の場にてつけましょう!


クロム・エリアル
ランスロット
有名な円卓の騎士の1人
非常に厄介な場所に居る
此処の戦力は、先制攻撃で可能な限り削る事を推奨
幻想竜域を此処で終わらせる為にも、ゴンドワナへの侵入は必須
任務了解
クロム、戦線に突入開始

双銃『Libra』を構えて戦闘態勢
地面に伏せ、迷彩シートを被り敵集団の配置を確認
可能な限り、真正面からの衝突は避け少しでもズレた位置から攻勢を仕掛ける
側面が理想、けれども敵も簡単に側面を取らせてくれるとは思わない
真正面でなければ、それで十分

襲撃位置を決めたら一気に駆け出し、敵集団へと接近
Ex.Bullet.Parabellum装填
近距離、クロムの射程
そこに辿り着いたら、パラドクス弾頭を「連射」
両手の銃でそれぞれ別のナイトドラゴンに銃弾を叩き込む

敵が飛翔し体当たりをしてきたら、受け身の体勢
ぶつかる直前に此方も飛翔し一気に最大速度で後退
敵の衝撃ダメージを少しでも緩和し空中で大勢を整える
吹き飛ばされて地面に叩き付けられるより、マシ

後は体力の限界が来るまでヒット&アウェイで攻撃
厳しくなったら、早急に離脱


ナディア・ベズヴィルド
神崎・瑞波(g01089)さんと行動

グネヴィアの元へいち早く道を切り開かねば
その為にもランスロットの戦力を少しでも削ぎ落としましょう

ふふ、気合は十分?瑞波さん
お知り合いの故郷なの?ならば余計力も入るというもの
一緒に頑張りましょうね
敵の出鼻を挫いてやるわ、腕が成る(ごきっと指を鳴らす)

《早業》《不意打ち》で先手必勝よ
【通信障害】を用いて仲間との連絡を遮断する

ゴンドワナへの道を切り開くのに邪魔よ、有象無象の蜥蜴どもが!
目の前に在るものは悉く撃ち払ってくれようぞ
轟くは天の声 無慈悲なる裁きを今ここに

全てのクロノヴェーダは我が怨敵
一匹たりとも生かしておくものか!

瑞波さんと連携を取りながら確実にダメージを与えていき、一体一体息の根を止めていく

反撃には魔力障壁を展開しダメージの軽減を図り
仲間へのWIZ攻撃にディフェンスに入る
またある程度数を減らしたら、深く追撃はせず程ほどのところで撤退を

初陣お疲れさまでした瑞波さん
(同じくぐっと親指を立てて返事を)

アドリブ・連携可


神崎・瑞波
ナディア・ベズヴィルド(g00246)と行動

初めての前哨戦!
緊張はするが同時にわくわくもしてる
何せ友人がいるからな!とても心強い
キングアーサーに思い入れはない・・・が、
私の姉貴分の大切な故郷。
なんとしても取り戻す!

おう!まずは初戦だなナディア
ちゃっちゃと片付けよう
(びしっと髪留めでしっかりポニーテールを整え)

仲間と足並みそろえ
ナディアの攻撃に合わせて
練りに練っておいた《呪詛》をパラドクスで作った
ダガーナイフに乗せて《投擲》で思いっきりぶつけてやろう

私の呪いの力!受けてみろ!!

反撃は全力回避!《勇気》を出して前へ潜り抜ける
直撃は避けて少しでも受け流そう
体当たりなら複雑な動きはできないはず
回避後は即座に反転し敵を挟撃する

敵の出方に注意しつつ深追いはしない
戦況を観察して程ほどで撤退しよう

ふう・・・まずまずの戦果かな?ナディアお疲れ!!
(疲れていようが親指ぐっとにっこり)


 音羽・華楠と音無・サカハに続き、戦場に降り立ったシークローネ・メーベルナッハ(其は生ける疾風怒濤・g00007)は、視線の遥か先に、敵影を認識した。
 大きな戦を控え、ひしめく騎士竜達の整列。
「かの円卓最強と名高き騎士の名を持つドラゴン。人類史とは性質異なれど、強敵である事は疑いありますまい」
 己の戦装束を確かめ、シークローネは、刀に手をかける。
「なればこそ、万全の態勢にて当たるが上策。その為にも、この地に集いし兵達を一体でも多く排除しませねば」
 一方、クロム・エリアル(近接銃士・g10214)もまた、双銃『Libra』を構えて戦闘態勢。
 敵軍を臨む地面に伏せ、その身体を迷彩シートで隠しながら、敵集団の配置を確認する。
 敵の精鋭部隊の集結を目の当たりにし、改めてドラゴン勢力の強大さを感じ取る。
 士気と忠義に満ちたこの兵を率いるのは、ランスロット。有名な円卓の騎士の1人。
 そして、敵が布陣したポイントは非常に厄介な場所、とクロムは判断する。
(「此処の戦力は、先制攻撃で可能な限り削る事を推奨。幻想竜域を此処で終わらせる為にも、ゴンドワナへの侵入は必須」)
 クロムは状況を再確認すると、こくんと頷いた。
「任務了解。クロム、戦線に突入開始」
 ディアボロス達が相次いで覚悟を決める中、神崎・瑞波(青の剣・g01089)は、自身初めての前哨戦に、緊張していた。
 しかしそれと同時に、胸の高鳴り……わくわくも感じている。緊張感をプラスに転じさせている大きな理由は、友人が共にいることが大きいだろう。
 とても心強い、と、傍らのナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)を見る瑞波。
 その視線にうなずきを返すナディアも、この前哨戦における目的を確認した。
「いち早くグネヴィアの元への道を切り開かねば。その為にもランスロットの戦力をここで少しでも削ぎ落としましょう」
 瑞波は、だいぶやる気に満ちているようだ。その様子を、ナディアも頼もしく思う。
「ふふ、気合は十分? 瑞波さん」
 ナディアに問われた瑞波は、ぱしん、と掌に拳を打ち付け、ひときわ力強くうなずいた。
「もちろん。ここは私の姉貴分の大切な故郷。なんとしても取り戻す!」
「あら、お知り合いの故郷なの? ならば余計力も入るというもの。一緒に頑張りましょうね」
「おう! まずは初戦だなナディア。ちゃっちゃと片付けよう」
 びしっ、と髪留めでしっかりポニーテールを整え、瑞波は戦の構え。
「敵の出鼻を挫いてやるわ、腕が成る」
 簒奪者には、相応の報いを。ナディアも、敵陣を見やり、ごきっ、と指を鳴らした。

 いよいよ攻撃第二波、開始の時!
 皆よりわずかに先行して、シークローネが、踏み出した。
「──然らば、推して参ります!」
 一瞬にして、疾風と化すシークローネ。鎧竜ひしめく敵群の只中へ突入し、撹乱を試みる。
 ランスロットの指導の賜物か。混乱の中にあっても、騎士竜達は最低限の冷静さを保ち、浮足立つような空気が蔓延する事はない。
「流石の練度でありますな。ですが、だとしても!」
 相手に、対応策を講じる時間を与えねば良いだけの事。
 如何に冷静であろうとも、思考を行動に変換するまでには時間を要する。それに対し、シークローネ達は、既に為すべきことを定めている!
 陣風、即ち剣山刀樹(シュヴェルテン・バルト)!
 シークローネが駆け抜けた戦場に、刹那遅れて、刃の乱舞が刻み込まれた。
「み、見えぬ……!」
 自慢の甲殻に鮮やかな刀傷を受けた騎士竜達が、斬撃の主たるシークローネを振り返り、驚嘆する。
 斬って斬って斬りまくる。敵の鎧めいた外殻さえ、肉体もろともに斬り裂いて。
 しかし、戦乱は戦乱を呼ぶ。シークローネの斬撃に呼応して、騎士竜達が雷を帯びる。
「ここで始末してくれる、真なる戦いに勝利をもたらす為に!」
 雷を熾した騎士竜達が、突撃を繰り出した。
 鎧じみた外殻ながら、鈍重さを感じさせぬのは、雷の備える電光石火の性質をも帯びているからか。
 だが、当たれば負傷を免れぬ騎士竜の突撃に対し、シークローネが何の対策も講じていないはずがない。
「く……!」
 突撃の騎士竜が、シークローネとすれ違う寸前、苦渋の声を漏らしたのを、聞き逃しはしなかった。
 着弾地点は、シークローネからわずかに逸れた箇所。これは偶然ではない。
 乱戦状況となれば、突撃という性質上、全力を振り絞るのは難しくなる。同士討ちへの恐れ、それが念頭にあるために、騎士竜の攻撃には、躊躇いが含まれるものとなるはず。
 シークローネはそこまで読んでいたのだ。
 そして、シークローネの派手な立ち回りは、敵の目を惹きつけ、仲間達への攻撃へとつなげるためのものでもあった。
 クロム達の襲撃時時、既に、ディアボロスの襲撃の報せは、敵軍に共有されつつあった。
 だが、シークローネの派手な突撃が敵の注意を引いてくれたおかげで、敵陣の側面方向からの襲撃を加える事が叶った。
 可能な限り、真正面からの衝突は避け、少しでもズレた位置から攻勢を仕掛けた。
 襲撃ポイントを決めたクロムの行動は、迅速だった。一気に駆け出し、目標とする敵集団へと接敵。
「なっ、またも別の敵か!」
「こちらも速い!」
 クロムの小柄を、騎士竜達は追いかけるので精いっぱいだ。
「Ex.Bullet.Parabellum装填」
 近距離……すなわちクロムの射程内に騎士竜を収めたと同時、射撃する。
 同時に二発。発砲音を重奏させた二丁の銃は、一体のみの撃滅にはとどまらず、複数を一度に葬る。
 複数の個体に対し、連射されたパラドクス弾頭が、その豪奢な鎧めいた竜身に叩き込まれる。
 竜の悲鳴が連鎖する。
 だが、騎士竜達の胸に生じたのは、怒りではなく、あくまで冷静な敵意だった。
「復讐者よ。お前達がその目的を達成する事は……ない!」
 騎士竜が次々と天に昇る。竜翼を広げたその姿は、威容、と言って差し支えない。
 クロムに落ちた竜影は、すぐにかき消されることになった。ほかならぬ騎士竜の放った雷光によって。
 雷を甲殻の上から『重ね着』することで、攻防一体の戦装束とした騎士竜が、クロム目掛け、一気に降下した。
 回避を許す速度ではない。即座にそう判断したクロムは、受け身の体勢で応じた。
 両者が激突する寸前。クロムもまた、飛翔。出し惜しみなしの、最大速度で後退。
 クロムの体が、吹き飛ばされる。だが、相手に合わせ自ら後退する事で、衝撃ダメージの全てを受け取ることなく緩和。宙を舞いながらも、空中で身を翻し、すぐさま態勢を整え直す。
 地面に叩きつけられる分のダメージは全てキャンセルした。戦闘行動の継続に支障は、ない。

 相次いで攻撃を仕掛ける仲間達。それに遅れを取るまいと、瑞波も攻撃を加えていた。
 既に、呪詛は練りに練ってある。それを、ナディアの攻撃につなげるべく、瑞波は、依り代となる武器を生み出した。
 パラドクスで形作られたのは、ダガーナイフ。その刃に呪詛を乗せ、思い切り敵陣に投擲する。
「私の呪いの力! 受けてみろ!!」
 ディアボロスの根源的な力、すなわち復讐の魂からなる刃は、狙いたがわず、騎士竜を斬り裂いた。
 堅固な鎧も鱗も、瑞波の呪いと怒りの力の前には、防御として意味をなさぬようだ。
「ランスロット様は、大きな戦を控えられた身。お手を煩わせるわけにはいかぬのだ!」
 騎士竜が、瑞波に反撃を試みた。
 雷を全身にまとった、電光石火の突撃。甲殻のみで防御に足りぬなら、雷を攻防一体の鎧と化して、逆襲するまで。
 雄々しき雷の突撃にも、瑞波は、おののくことなく、むしろ前進した。
「面白い、受けて立つ!」
 その身に宿る武人の性が、ここにきて疼いたか。
 だが、瑞波は、クレバーだった。相手との激突の寸前、身を低くして雷竜の突進を潜り抜けてみせたのだ。
「な、何……!」
 すれ違いざま、頭上の騎士竜が驚愕を浮かべるのを、瑞波は確かに目撃した。
 突進力を高めるために直線軌道で来るだろう、という瑞波の予測が見事的中した形だ。
 衝撃、そして雷撃の余波が体を撫でていくが、負傷と呼ぶには程遠い。
 そのまま瑞波は、難を逃れた事に安堵する暇もなく、反転攻勢。身を翻し、呪剣で相手の背を穿ち、とどめを刺した。
 瑞波に続けとばかり、ナディアは、素早く敵陣を駆けた。敵に攻撃態勢を整えさせはしない。
 混戦ならば先手必勝。【通信障害】を用いて、仲間との連絡も遮断済だ。
「おのれ、数と方向を悟らせまいとするか」
「ゴンドワナへの道を切り開くのに邪魔よ、有象無象の蜥蜴どもが!」
 周囲に状況を伝達せんと試みた騎士竜が、異変に気付くや否や。ナディアがその眼前に飛び出していた。
「目の前に立ちはだかる障害など、悉く撃ち払ってくれようぞ」
 騎士竜は、やむを得ず目の前の敵、すなわちナディア達の殲滅に注力した。
 しかし、ナディアの方は、準備も既に出来ている。
「轟くは天の声、無慈悲なる裁きを今ここに」
 ナディアと敵軍の頭上、暗雲が立ち込める。
 虚空より響く、勇ましき太鼓の音。
「全てのクロノヴェーダは我が怨敵。一匹たりとも生かしておくものか!」
 敵を、強めた警戒感ごと打ちのめすように、黒き空が輝いた。
 雷が吠え、風が吼える。
 ナディアのパラドクスは、天地を震わせながら、騎士竜達へと牙を剥いた。
 怒りと復讐に満ちた光が、戦場を照らし出す。神罰の如き天変地異が、騎士竜の群れを、撃ち滅ぼしていく。
 瑞波、そして同戦場にて奮戦するディアボロス達と連携を取りながら、確実にダメージを与え、一体、また一体と、息の根を止めていくナディア。
「決して! ランスロット様の元には近づけさせぬ!」
 騎士竜達が、咆哮した。騎士の名に相応しく、誇り高く。
 大きく開かれた顎。そこにプラズマを発生させると、ナディアに向け放射した。
「そちらは炎と風というわけね。けれど」
ドラゴンブレスの着弾が、ナディアの言葉と姿をかき消す。
「どうだ……!」
「油断するな、あれを見ろ!」
 攻撃の成否を問う騎士竜。果たしてそれに対する回答は、ナディアの健在、という形で行われた。魔力障壁を展開することで、蒸発を免れたのだ……!

 幾度目かのシークローネの剣嵐によって、また騎士竜が地に伏せる。
 敵を相当数屠ったとは言え、ここは敵陣の真っただ中。退路を断たれてしまっては、せっかくの戦果も取りこぼしかねない。
 敵が迎撃態勢を整え、完全に包囲される前に、シークローネは決断した。
「本日の相対は此処まで。真なる決着は、決戦の場にてつけましょう!」
 撤退を選んだシークローネを援護すべく、クロムの銃撃が、騎士竜達を足止めした。最後の置き土産として、これまで同様のヒット&アウェイで、敵軍の兵力を削り取っていく。
 しかし、クロム自身も、体力の限界が近い。
 これ以上の戦闘継続は困難。そう判断したクロムは、仲間達とともに、戦場からの離脱を図ったのだった。
「無理に追ってはこない……みたいだね」
 敵の出方をうかがっていた瑞波が、殺気が遠ざかるのを感じた。
 下手に戦力を割いて、無駄に消耗するような愚は侵さないようだ。
 ならば、瑞波とて、敵を深追いする事はしない。
 欲をかいては、痛い目を見るだけだ。仲間達のものと合わせて、瑞波達の戦果は、既に上々といってよい。
「ふう……まずまずの戦果かな? ナディアお疲れ!!」
 ぐっ。
 戦いの疲労もどこ吹く風。親指を立ててにっこり破顔してみせる瑞波。
「瑞波さんも、初陣お疲れさまでした」
 同じく、ぐっ、と親指を立てて、応答するナディア。
 自分達ディアボロスの下した怒りの鉄槌が、ランスロットへの痛打となったと確信して。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【飛翔】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV2が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年12月11日