最終人類史のハロウィン2023

 ラムセスの黄金アンクによる『新宿島大結界』や、港区のオベリスクの起動、千早城や巨大砂上船の移動といったクロノ・オブジェクトの運用には、膨大な感情エネルギーが必要です。
 この膨大なエネルギーは、平安鬼妖地獄変で得た重要クロノ・オブジェクト『地獄変』を使って集積していますが、感情のエネルギーならばなんでも集積できる訳ではありません。
『地獄変』の巻物が集積可能なエネルギーは、一般人の『鬼や妖怪、お化けなどが根底にある感情』を元とするエネルギーなのです。
 ハロウィンは、地獄変のエネルギーを集積する最大のチャンスですので、最終人類史全土で、ハロウィンを盛り上げ、より多くのエネルギーを地獄変に集積してください。
 収集したエネルギーは攻略旅団の提案があれば、その目的に使用し、無ければディアボロス・ウォーにおける新宿島大結界の為に備蓄します。

 最終人類史の一般人の皆様も、去年に引き続き『ハロウィンパーティーを楽しめば、ディアボロスと新宿島を護る事になる!』と、喜び勇んで準備を行っています。

 ディアボロスの皆さんにも、ハロウィンを盛り上げる協力要請が来ています。
 自分の考えた企画で人々を楽しませるも良し、人々の企画に加わって盛り上がるも良し。気軽に参加してください!

「ハロウィンパレード2023」アイコンフレーム対象

 このハロウィンシナリオで一度でも採用(トレインチケット含む)されたディアボロスには、ハロウィン仮装をしたサーヴァント達を描いたアイコンフレームをプレゼント!
 来年は違うデザインになります。かならずゲットしよう!

新宿カボチャぶん投げ祭り!(作者 陸野蛍
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●そうだ! カボチャを投げよう!!
「みんな! 10月31日は、ハロウィンだ!!」
 この時期恒例になりつつある、けったいな格好をした、日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)が、唐突にディアボロス達にそう言った。
「今年も、『最終人類史』をあげての、『ハロウィンパーティー』をやることになった。《七曜の戦》の勝利もあり、『最終人類史』も『帰還』した人が増えて大分賑やかになってきている。帰還が完了している各地で、イベントを行うのでみんなにも是非参加してほしい!」
 この結果もディアボロスの尽力があってこそなので、『最終人類史』に住む人々もディアボロスとのハロウィンパーティーをとても楽しみにしているとのことだ。
「勿論、今年のハロウィンも、ただのパーティーではなく、去年に引き続き、『地獄変』でのエネルギーの集積が重要な目的となっている。新宿島を護る『ラムセスの黄金アンク』の防御結界のエネルギーとしてだけで無く、巨大砂上船『サフィーナ・ミウ』『ミウ・ウル』、移動城砦『千早城』の動力、港区とゴンドワナを結ぶ『オベリスク』の起動エネルギー等々、エネルギーを活用する場も増えてきているから、是非、多くのエネルギーの集積をお願いしたい!」
 雷斗が言うには、ハロウィンの成果は、今後獲得するかもしれない、強大な『クロノ・オブジェクト』の研究や活用にも、大きな影響を及ぼすことになるらしい。
「まあ、そこら辺は難しく考えなくてもいいかな。ディアボロスが『ハロウィンパーティーを盛り上げる』だけで、膨大なエネルギーを得る事に繋がるからな! まあ、『地獄変』のエネルギー集積も大事だけど、何よりも多くの人々を笑顔にする為に、ハロウィンをみんなで盛り上げてほしい!」
 笑顔で力説する雷斗だが、何だか嫌な予感がするのは気のせいだろうか……。

「まず、ハロウィンといえば、毎年恒例、仮装して行進する、『ハロウィンパレード』だな。俺が案内するルートは、新宿駅南口からのルートで。人も多く、ハロウィンだけの露店や街の飾り付けも多い為、みんなの仮装をより一層盛り上げてくれると思う!」
 ディアボロスは、美男美女も多く、数々の戦いで勝利を収めた『最終人類史』の人々のヒーロー的な存在である為、そのディアボロス達が、仮装して市街を練り歩くだけで、『ハロウィンパレード』は大盛り上がりとなるのだ。

「でだ、次に話すのが俺が案内するハロウィンパーティーのメインイベントな♪ みんなは、スペインの『トマト祭り』って知ってるか? 正確には『ラ・トマティーナ』って名前のお祭りなんだけど、簡単に言うとトマトをみんなで投げ合うお祭りで、別名『トマト戦争』とも言うらしい。それに倣い、ディアボロスのみんなには、カボチャを投げ合う『カボチャ祭り』を楽しんでもらいたい! あ、勿論バトルスペースは、パレードの到着地点の新宿の一角に特別に作るし、一般の皆様には観客として参加してもらうから、安心ししてもらっていいぞ♪」
 笑顔で言う雷斗だが、『違う。違う。そうじゃない!』と思っているディアボロスも多い。
 そもそも、トマトとカボチャでは硬さというか、威力が違うのだ。
「メインで使用するのは、オレンジのカボチャで、オレンジのカボチャってそんなに硬くないんだよ。それに、ディアボロスは、パラドクス以外でダメージを受けることはないから、全力で投げても平気だぞ♪」
 いや、確かにダメージは受けないが、痛覚が完全に無くなる訳ではないので、カボチャを全力でぶつけられたら当然痛みは感じるのだが、そんなことは気にしていない様に雷斗は続ける。
「使用後のカボチャは、運営スタッフの方で全て回収し、クリィーミィーなカボチャスープに調理して、一般の皆様に提供される為、食べ物を無駄にすることもないから、安心してほしい。あ、あと当りとして、攻撃力が上がる普通の緑のカボチャも10個に1個くらい混ぜておくので、そういう部分も楽しんでほしいな♪」
 つまり、ガチのカボチャがディアボロスの力で飛び交うのだ……どういう経緯でこのイベントを用意したんだと突っ込まずにいられなくても、まあ……仕方がない。
「会場には多くの人々が、ディアボロスの雄姿を見ようと集まる予定なので、是非白熱した戦争を繰り広げてほしい!」
 もう『戦争』って言っちゃったよ……パーティーと言えるかは謎だが、雷斗は本気でやる気らしい。
「あ、大事になったら困るから、パラドクスとエフェクトの使用は勿論禁止な♪ みんな、己の力のみで戦ってくれ! ハロウィンなので、仮装参加推奨だけど、汚れるのを懸念して私服参加でもいいぞ。ディアボロスがハロウィンの衣装を披露したら、当然盛り上がるとは思うけどな、そこは任せるな♪」
 何故、そう言うハロウィンの重要な部分は緩いのだろうか……多分にイベンダーの好みが反映されているとしか思えない。

「『最終人類史』の一般の皆様に、楽しいハロウィンの記憶を残すことが出来れば、『地獄変』には『ハロウィンの思い出』が、物語のように描き出される事になる。そして、その力は俺達ディアボロスが戦う上でも大きな力になる。大変、重要なことだということは分かってもらえるな?」
 ディアボロス達に全開の笑顔を向け、雷斗が言う。
「盛り上がっているパーティー会場には、臨時の『パラドクストレイン』も出現して直ぐに移動できるから、複数の会場をハシゴするのも難しくないから、気軽に色んなハロウィンパーティーに参加してみるのもいいと思うせ」
 これだけなら雷斗は非常に良いことを言っているのだが。
「俺もだけど、捕まえた……じゃなかった、快く協力を申し出てくれた『時先案内人』3名も運営を手伝うと同時に、祭りに参加してカボチャをぶん投げる予定なので、よろしくな♪」
 既に根回しは済んでいるということだ。
「それじゃ、みんな『カボチャ戦争』でハロウィンを楽しもうな♪」
 そう言ってウキウキで会場準備に行く雷斗を止められる者は、誰一人として居なかった。

●『最終人類史』初ハロウィンを体験する人達には期待しかなく
「いやー、ディアボロスの人達が参加する『ハロウィンパーティー』ってのは、どんなものなのかな?」
 《七曜の戦》後に帰還した人々にとっては、今年が初めての『ハロウィンパーティー』だ。
 疑問と期待が入り混じった声が上がるのも当然だろう。
「そうだねえ、ディアボロスの皆さんは、いっつも楽しい催しを開いてくださるから、楽しみにしてるのがいいと思うよ」
『最終人類史』で2年以上暮らしてきた人々は皆、口を揃えて言う。
「そっか、俺達のヒーローの仮装も楽しみだな!」
 今年の、ハロウィンパーティーはどんなものになるのだろう……期待は膨らむばかりだ。
 どうか、楽しい一日になりますように……。



 最終人類史で行われる、ハロウィンパレードに参加します。
 様々な仮装をして人々が帰還した最終人類史を練り歩き、沿道を埋める最終人類史の人々を楽しませましょう。
 どのような仮装をして、どんな演出でパレードをするかといったプレイングをお願いします。
 また、恋人やお友達と一緒に、パレードに参加する事を楽しんでもOKです。
 詳細は、オープニングの情報を確認してください。


特殊ルール 🔵が👑に達すると、敵の大規模な作戦に影響を及ぼす。
👑5

→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
2
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【怪力無双】
4
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【悲劇感知】
1
「効果LV×1時間」以内に悲劇が発生する場合、発生する場所に、ディアボロスだけに聞こえる悲劇の内容を示唆する悲しみの歌が流れるようになる。
【未来予測】
2
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【プラチナチケット】
1
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【壁歩き】
1
周囲が、ディアボロスが平らな壁や天井を地上と変わらない速度で歩行できる世界に変わる。手をつないだ「効果LV×1人」までの対象にも効果を及ぼせる。
【無鍵空間】
1
周囲が、ディアボロスが鍵やパスワードなどを「60÷効果LV」分をかければ自由に解除できる世界に変わる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
2
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【おいしくなあれ】
2
周囲の食べ物の味が向上する。栄養などはそのまま。効果LVが高いほど美味しくなる。
【パラドクス通信】
9
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【アイテムポケット】
2
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【アイスクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。

効果2

【能力値アップ】LV8 / 【命中アップ】LV4 / 【ダメージアップ】LV10(最大) / 【ガードアップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV3 / 【リザレクション】LV2 / 【ドレイン】LV3 / 【アヴォイド】LV2 / 【ダブル】LV5 / 【ロストエナジー】LV3

●マスターより

陸野蛍
 はい、ディアボロスの皆様、こんにちは。
『新宿カボチャ祭り』のご案内に参りました、陸野でございます。

●ご案内
『日向・雷斗プレゼンツ! ハッピーハロウィンカボチャ大戦争!』

●シナリオ内で出来ること
■①ハロウィンパレード地獄変2023
・仮装を楽しんでパレードの名目で新宿を行進する
・出発前にお喋り
・パラドクスを使用して通りの人達にアピール
・その他、新宿の路上で出来そうなこと(アバウト)
 
■②ハロウィンパーティー地獄変2023(別名:カボチャぶん投げ大戦争)
・友人同士で賑やかにカボチャを投げ合う
・見かけたディアボロスに手当たり次第カボチャをぶん投げる
・オレンジのカボチャではなく、攻撃力の高い緑のカボチャだけを厳選して投げる
・主犯と思われる時先案内人を見つけ怒りのカボチャを集中砲火する
・観覧席でカボチャ戦争を優雅に観覧及び応援する
・クリィーミィーなカボチャスープに舌鼓をうつ
・その他、何かハロウィンっぽいこと&この会場で出来そうなこと(アバウト)
※注意事項:カボチャ大戦争は、パラドクスやエフェクトの使用を禁止します(サーヴァントはマスコット的参加ならOK)

 ①はクリア必須ではなく、②のプレイングが全て執筆出来次第シナリオクリアとなります。
 執筆順は、①→②になるかと思いますが、②のみの参加でも全然オッケーです(今回は間違いなく②がメインになります)。

●服装について
 地獄変にエネルギーを貯める為、仮装推奨となります。
 凝った仮装は恥ずかしいという方も、ケモ耳や尻尾だけ等でも構いませんので頑張ってみては如何でしょうか?
 今年やこれまでの南瓜行列SDのイラストを所持している方で、その仮装でシナリオにご参加頂く方は、イラストを参考に執筆させて頂きます。

●プレイング採用について
 今回は、ハロウィンということで、陸野の可能な範囲でプレイングを採用させて頂ける様に頑張ります!
 リプレイの返却が11月上旬を大きく過ぎない限り、全採用と思ってくださって大丈夫です!(無いと思いますが、陸野のキャパシティを大幅に超える場合は、マスターページ及びタグにてご連絡させて頂きます)

 但し、例外として、以下に当てはまるプレイングは、不採用とさせて頂きます。
・公序良俗に反するプレイング
・著しく版権に抵触しているプレイング
・周りに迷惑すぎるプレイング

 併せて、パラドクスでも明らかに不可能な内容、ガチ死傷者が出るような戦闘等はマスタリング対象となります。
 余りにも多くのことをやろうとした場合、リプレイの密度が薄くなる場合がありますので、特にやりたいことにプレイングを絞ることをお薦めさせて頂きます。

●迷子にならない為に
 今回は、ご一緒したい相手がいらっしゃれば、同時採用&執筆させて頂きます。
 恋人同士やグループ、旅団でのご参加の場合は、プレイングの最初に【お相手のお名前】か【グループ名】をお書き下さい。
 記載が無い場合、御一緒出来ない可能性がございます(お先に頂いたプレイング失効日までにお相手のプレイングが送信されていなかった場合は、一度お返し致しますので再送して頂ければと思います)。

●NPC
今回は、日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)
    十・オリバー(守護の十字架・g05933)
    旭・一狼(提督・g09825)
    飛焔・治慶(ししにひれ・g10340)の4名が、ご一緒致します。
 お声がかかれば、面識の有無に関わらず、喜んで顔を出しますし、カボチャをぶん投げます。
 ですが、彼らも一応良識はあるので、お仲間内や恋人同士で楽しんでいる所を邪魔したりは、致しません。
 ぶっちゃけ絡む必要もございません(裏方的にお手伝いや協力要請等があれば、可能な限り頑張ります)。
 当日の4人は、仮装した上で、おそらくですがそれぞれの性格上、以下の行動方針で祭りに参加すると思われます。
■雷斗:運営総指揮にも拘らず、本気でカボチャ戦争を楽しむ為に、全力でカボチャをぶん投げる。
■オリバー:誰かの援護になれればと優しさから、笑顔を浮かべたまま、全力でカボチャをぶん投げる。
■一狼:ハロウィンの知識が少ない為、雷斗に倣って勘違いをしつつ、全力でカボチャをぶん投げる。
■治慶:この祭りは間違っていると思っていますが、カボチャを叩きつけられるのも癪な為、全力でカボチャをぶん投げる。

 それでは、皆様のご参加&楽しいプレイングを心からお待ち致しております。
54

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


●始カボチャ式
 10月31日『ハロウィンパーティー』当日。
 新宿某所特設会場には多くの、『新宿島』の人々やディアボロス達が集まっていた。
『ハロウィンパレード』が終わり次第、合流する人達もいるだろう。
 特設バトルスペースと称された、場には多数のオレンジカボチャが山と積まれている。
 そんな中、この会場の運営総指揮である『時先案内人』日向・雷斗の声がマイク越しで、会場に響く。
「みんな、今日は、お集まりいただきありがとうございます! 長い話も何なので、早速『カボチャ祭り』を開催します! みんな、全力でカボチャを投げ合おうな♪」
 言葉と共に雷斗が1つのカボチャを思い切りぶん投げ、『カボチャぶん投げ大戦争』が開幕するのだった。
七星・優希
連携、アドリブ大歓迎だよ。

カボチャ投げかあ、すごく楽しそう!せっかくのハロウィンだしメイドさんの仮装で参加させてもらおう。参加するんだから汚れるのも気にせず楽しんじゃおっと。
あ、でもダメージは受けないとはいえ、オレンジ色のカボチャを中心に投げさせてもらおう。

見かけたディアボロスの方々には申し訳ないけれど、見つけ次第オレンジ色のカボチャを投げつけていくよ!
念の為、当たりどころが悪かったりしたらいけないし手加減しながら投げるつもりだけど。
投げられたらきちんとカボチャを投げて反撃(手加減あり)もしちゃうよ!

見つけ次第、日向・雷斗さんにカボチャを投げちゃおうかな……?すぐに見つけられるといいけれど。

カボチャ投げが終わったらスープも頂こうかな。運動したあとの温かいものは身体に良いよね。
楽しいハロウィンになりますように。


●元凶にカボチャの制裁を
 一気にカボチャが飛び交う『戦場』と化した会場で、ヘッドドレスも可愛いメイドさんの仮装をした、七星・優希(気怠げなファッションデザイナー・g10433)は、会敵したディアボロス達にオレンジのカボチャを投げながら、とある人物を探していた。
『カボチャ投げかあ、すごく楽しそう!』と好奇心で参加したのだが、開始早々、ディアボロスの全力をもってしてカボチャが飛び交う戦場となり、何とかカボチャを避けながら応戦している。
 正直、手加減しているディアボロスの方が少ないのだから、優希が全力で反撃したとしても仕方がないのである。
「こういう時は、楽しんじゃった方がいいよね」
 痛い思いをするのは申し訳ないとは思っても、みんなそれを覚悟で参加しているので、まあ、全く問題ない。
 一応、優希はターゲット以外には、手加減してオレンジのカボチャを投げていた。
 数の少ない緑のカボチャは、見つけ次第手元に残している……まず、一番に痛い思いをするべきなのは多分『元凶』の筈だから。
「すぐに、見つけられると思ったんだけど、中々見つからないなあ」
 優希が想像していた以上に参加しているディアボロスが多く、カボチャの弾幕も激しい。
 だが、おそらくターゲットは激戦スペースに居る筈なのだ……。
「あ! 居た!」
 優希の視線の先に居るのは、大きく振りかぶって楽しげにカボチャを投げる、主催の日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)である。
(「……多分、まだ私に気づいてないよね?」)
 気づかれないように背後から雷斗に近づくと、緑の普通のカボチャを手に取る。
「雷斗さん! 私のとっておき、見せてあげるね♪」
「えっ!?」
 雷斗が優希の存在に気付いた時にはもう遅い。
 後頭部に緑のカボチャをヒットさせられ、雷斗が蹲る。
「今日は、折角の楽しいいハロウィンだからね。あとでゆっくりカボチャのスープも頂くし、それまでいっぱい楽しもうね♪」
 反撃とばかりに雷斗が投げるカボチャを、オレンジのカボチャで撃ち落としながら、優希は楽し気にまた緑のカボチャに手を掛けるのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
衣装はイラストの覆面レスラー

世の中にはパイだったりブドウだったり携帯電話だったり大根を投げる祭りがあるわけだからな。カボチャを投げることもあるだろう。……多分。

今回は全員が敵同士だ。目についたディアボロスは全員相手取るつもりで戦いに臨むぞ。相手が投げたカボチャはレスラーらしく避けずに体で受け止めよう。多少痛かろうがそんなものはなんともないと自分の胸を叩いてもっと来いとアピールしてから投げ返すとしよう。
こっちも手当たり次第いくからな。途中で緑のカボチャが混じっても勘弁してくれよ。

こうして純粋に普通の祭りを楽しめる時間があるっていうのはいいものだな。カボチャをぶつけるのが普通の祭りかはこの際置いておこう。

レスラーにハロウィンらしさがないのはモチーフのレスラーが魔王の異名を持っていたという事で勘弁してもらうとしよう。


一騎塚・喜一
仮装はオオサンショウウオの着ぐるみ姿
アドリブ・コテンパン歓迎

日向さんは楽しいお誘いをありがとうございます
後に美味しくお料理するならば、カボチャをぶん投げても罪悪感を抱かずに済みそうです
カボチャ、固いですもんね
投げて砕いた方がお料理しやすいかもしれませんよね

さて、ディアボロス相手なら大怪我の心配もなく心置きなく全力投球できるわけですよね?
つまり?モテモテな?イケメンや?リア充に?カボチャを投げつけてもよろしい訳で?
ふ……ふはははははははは!やってやろうじゃないですか!
今年こそイケメンやリア充に一矢報いるのです!
いや待って、よく見たら…全員……敵なのでは?
うおおおおおお唸れ!私の筋肉!!日頃の鍛錬の成果と非リアの底力!目に物見せてやりますともぉぉぉ!

怒りと力がこもり過ぎて完全にノーコンですが我を忘れてぶん投げ続けます
例え見物している一般人の皆様からブーイングがあろうとも!
流れカボチャ(緑)にぶち当たって無様に倒れたとしても!
明日は筋肉痛に悩まされようと!
今年のハロウィンに一片の悔い無しッ!


六宮・フェリクス
連携アドリブ大歓迎!仮装は海賊!
さーて、地獄変に貢献しましょっかね〜!

…で?何?
新宿、わかる。カボチャ、わかる。
…ぶん投げ祭り?!
なんでェ?!一気にわかんねぇ〜!!
トマトのノリで何投げさせてんだ!?ディアボロスじゃなかったらワンチャン死人出るわ!いやディアボロスでもパラドクス乗ってたら危ういぜおい!!セーフ!良識あってよかった!

…いや。逆に考えろ
オレらじゃなきゃいけない理由が…オレらがカボチャをぶん投げねばならぬ理由が、たぶんどっかに、あるんだと――

――なくていいか!
祭りなんかそんなもんだ!!楽しい地獄が待ってるぞ♡

さーてモノ投げんのはわりと得意でなッ!見かけたやつに手当たり次第ぶん投げてやらぁ!老若男女ディアボロスでありゃ全平等!容赦しねーぞ!アッハハハ!!

――あっ。治慶ちゃんみっけ。
…。
オラァッアンタにも容赦ナシだ!!こないだはどーも案内ありがとなーっ!それはそれとて喰らえカボチャぁ!!
楽しく「戦争」しようぜェ!だーっはっはっは!!
…あっちょっ待ってわりとイッテぇ!タンマ!タンマ!!


●カボチャ投げの真相
『さーて、地獄変に貢献しましょっかね〜!』
 そんな、緩い感じで会場に通され目を疑ったのは、海賊の仮装に身を包んだ六宮・フェリクス(An die Freude・g01325)だ。
 最近知り合った、赤髪の時先案内人から、今回の会場のチラシを貰い来てみたのだが、そこは既にかなりヤバい戦場となっていた。
 鈍器と化した『カボチャ』があちらこちらで全力投球されているのだ。
 フェリクスはもう1度、チラシに視線を落とす。
「……で? 何? 新宿、わかる。カボチャ、わかる。……ぶん投げ祭り!?」
 彼がチラシを渡してきた時に微妙な顔をして、『俺は強制参加らしいからな……』とため息を吐いていたのを思い出す。
「なんでェ!? 一気に訳わかんねぇ〜!! トマトのノリで『何』投げさせてんだ!? 『ディアボロス』じゃなかったら、ワンチャン死人出るわ! いやディアボロスでも、『パラドクス』乗ってたら危ういぜ、おい!!」
 フェリクスの言葉は尤もだが、今回は『主催者』がそちらは考慮して、『パラドクス及び残留効果の使用禁止』としている為ご安心頂きたい……どこまで守られるかは、ディアボロスの良識に任されている部分が大きいのだが。
「セーフ! オレチャン、良識あってよかった!」
 フェリクスが自分の普通の部分に安心し、ツッコミを一通り終えても目の前で『オレンジのカボチャ』が飛び交う状況は変わっていない。
「……いや、逆に考えろ。オレらじゃなきゃいけない、理由が……オレらが、『カボチャ』をぶん投げねばならぬ理由が、多分どっかに、あるんだと――」
 フェリクスが真面目な表情で思考するが、答えは出ない……そりゃそうである、今回の『カボチャぶん投げ祭り』が開催された経緯と理由は主催者とそれに協力する『時先案内人』達しか知らないのだから。
 明かされていない『カボチャぶん投げ祭り』が開催された理由……例年通り、『ハロウィンパーティー』の主催を任された時先案内人の少年が『もう、今年ネタないよー』と言ったところ、生真面目な時先案内人が『仕事を投げるようなことはいけない』と諭し、銀髪の時先案内人が『それだったら世界のお祭りとか参考にしてみたら』とアドバイスをし、赤髪の時先案内人が『仕事を投げると言やぁ、トマトをぶん投げる祭りがスペイン辺りであったよな?』と余計な知恵を授けた結果、主催の少年が『それだぁ!!』と食いついたからである……まあ、言うなれば彼等の連帯責任であるが、その経緯をディアボロス達が知ることはないので、ただトンチキな『ハロウィンパーティー』が開催された程度の認識になっているであろう……多分。
「――まっ、理由なんぞ、なくていいか! 祭りなんかそんなもんだ!! 楽しい地獄が待ってるぞ♡」
 本当に理由なんてわからないのだ、朱に交わればなんとやらである。
 折角のハロウィン、楽しんだもん勝ちだとばかりに、フェリクスはカボチャを抱えてバトルスペースに駆けだすのだった。

●漢達のカボチャ戦争
「世の中には、パイだったり、ブドウだったり、携帯電話だったり、大根を投げる祭りがあるわけだからな。カボチャを投げることもあるだろう。……多分」
 言いつつ、その太い腕で遠慮なくカボチャを全力で投げているのは、『覆面レスラーの仮装……?』をした、獅子堂・崇(破界拳・g06749)である。
 仮装なのかツッコミたくもなるが、崇曰く『モチーフのレスラーが魔王の異名を持っているからいいんじゃないか?』と言っていたのでまあ、OKだろう……それにこの会場仮装必須じゃないしねっ♪
 崇は元々世界を旅し、その慣習に触れ、写真を撮ったりするのが好きだったタイプなので、こういった奇祭への適応力も割と高い&元々のフィジカルも高めなので、女の子からのカボチャはその身でしっかりと受け、男からのカボチャの挑戦は正面から受けていた……全員相手取るのは分が悪いのもあるのだが。
 そして、現在……崇は交戦中の相手に割と苦戦していた。
 対峙しているのは、白虎の仮装をした、『時先案内人』十・オリバー(守護の十字架・g05933)である。
「面倒な相手が居たものだな。多少痛かろうが、そんなものはなんともない言いたいところだが……」
 事実、崇はこれまでの相手には自分の胸を叩いて、もっとぶん投げて来いとアピールした後にお返しとばかりに投げ返していたのだが、崇の目から見てもオリバーは手を抜いて渡り合える相手ではないのだ。
 要因としては『パラドクス及び残留効果の使用禁止』がある為、ディアボロスの能力はあまり重要視されず、普段のフィジカルの方が重要で、武術を修める崇から見てもオリバーは時先案内人の中では鍛えている方のようだし、何より身長が高く腕も長い……頭上から、カボチャが絶え間なく撃ち込まれるのだ。
(「手当たり次第にぶん投げても、落とせないなら……」)
「ちょっと痛いが、勘弁してくれよ! オリバー!!」
 崇渾身の緑のカボチャである。
 オリバーもこれには虚を突かれたのか、カボチャの弾幕が減ったのを崇は見逃さず、オレンジのカボチャを投げ続ける。
 完全にバトルとなった、崇とオリバー……正直、祭りどこ行った?
 バトル野郎同士の習性としか言えないのだろうか……。
 だが、崇は心の中である意味の清々しさや楽しみを感じていた。
(「こうして、純粋に普通の祭りを楽しめる時間があるっていうのは、いいものだな。……まあ、カボチャをぶつけるのが普通の祭りかどうかは、この際……横に置いておこう」)
 カボチャを投げ合う祭りが普通だったら大変だなと、崇は微かに笑った。

●嫉妬怪人オオサンショウウオ
 カボチャ投げの場が温まり始め、一般の皆様の歓声が熱気を帯び出した頃、バトルスペースには毒々しい色の巨大なオオサンショウウオ……じゃなかった、オオサンショウウオの仮装をした、一騎塚・喜一(一騎刀閃・g04498)が居た。
 会場に到着した際に、喜一は、主催の日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)に対し、にこやかに『楽しいお誘いをありがとうございます』と挨拶をしていたが、雷斗はその挨拶にこそ何か不穏なものを感じたのだが、何かあった時の『駒』は用意してあるので、そのまま『楽しんでいってくれよな♪』と喜一をバトルスペースに送り出したのだ。
「後に美味しくお料理するならば、カボチャをぶん投げても『罪悪感』を抱かずに済みそうです。カボチャ、固いですもんね。投げて砕いた方が、お料理し易いかもしれませんよね……フフフッ」
 手にしたカボチャに語り掛けるように言いながら、喜一は笑う。
 手元にはオレンジのカボチャの中でも硬そうなものを抱え、偶然見つけた緑のカボチャはばれないように、そっと着ぐるみの中に隠す喜一……これは、粛清が必要な相手にぶん投げる為の秘密兵器なのだから。
「さて、ディアボロス相手なら、大怪我の心配もなく、心置きなく『全力投球』出来るわけですよね? つまり? モテモテな? イケメンや? リア充に? カボチャを投げつけてもよろしい訳で?」
 まあ、大体……雷斗の予想の範疇内である。 
「ふ……ふはははははははは! やってやろうじゃないですか! 今年こそ、イケメンやリア充に一矢報いるのです!」
 感極まって大きな声と笑いを上げる喜一だったが、そんな目立つディアボロスは恰好の的である。
 四方八方からオレンジのカボチャが喜一目掛けて飛んでくる。
「え? え? ちょっと待って、痛い。いや待って、ほんと待って……!? いや、よく見たら……全員…………敵なのでは?」
 冷静に考えれば、ディアボロスは比較的イケメンが多く、仲良くキャッキャウフフと投げてる男女も見受けられる……元より全てが敵なのだ……あくまで、喜一的にはだが。
「なら話が早い! うおおおおおお唸れ! 私の筋肉!! 日頃の鍛錬の成果と非リアの底力!! 目に物見せてやりますともぉぉぉ!!」
 明日の筋肉痛など考えず、目に付いたリア充に手当たり次第にカボチャを投げていく喜一……嫉妬の力は無限の力を喜一に与える。
 今の喜一は無敵……かに思えた。
「……怒りと力に溺れてはいけないな」
 怒りのあまり、ノーコンとなった喜一のカボチャが当たりそうになった女の子を庇うように立ったのは……今回、喜一がターゲットにするべき対象のイケメン……かは分からないが、『時先案内人』旭・一狼(提督・g09825)である。
「雷斗君に言われて来たが、俺がお相手しよう」
「そんな、女の子を護るような格好いい真似をしても無駄ですよっ! 今日の僕は無敵っ!!」
『復讐者』として、今日はリア充に『復讐』すると決めたのだ、こんなところで負ける訳にはいかない……オレンジのカボチャを数個一気に投げ、その中に本命の緑のカボチャを狙い定めて一郎に向けぶん投げる、喜一。
 だが、戦場では感情に流されなかった者こそが勝利を得る。
 一狼は冷静に全てのカボチャを迎撃すると、雷斗から渡されていた『要注意人物殲滅用の小粒の黒皮カボチャ』を思いっきり喜一に向けぶん投げた。
 真っすぐな弾丸となった黒皮カボチャは、見事に喜一の顔面にヒットする。
「……僕の今年のハロウィンに一片の悔い無しッ!」
 こうして悪は……もとい、嫉妬にかられたオオサンショウウオは戦場に沈んだ。

●怒りのカボチャ
「さーて、モノ投げんのは、わりと得意でなッ!」
 一方、フェリクスは、目に入ったディアボロスに手当たり次第にカボチャをぶん投げるという、実にスタンダードな祭りの楽しみ方をしていた。
「老若男女『ディアボロス』でありゃ、全平等! 容赦しねーぞ! アッハハハ!!」
 楽し気にカボチャを投げながらも、そろそろ知り合いとバトりたいと思っていたフェリクスの視界に目を引く赤髪が映る。
「――あっ。治慶ちゃんみっけ♪」
『時先案内人』飛焔・治慶(ししにひれ・g10340)を見つけ思わず声を上げる、フェリクス。
 治慶は、明らかに『ゲッ!』と言う顔をしている……時先案内人として、フェリクスがこういった祭りで悪乗りするのが簡単に予想出来ていたからだ。
「オラァッ! アンタにも容赦ナシだ!! こないだはどーも案内ありがとなーっ! それはそれとして、喰らえカボチャぁ!!」
 感謝の言葉と共にカボチャを思いっきりの力で治慶にぶん投げる、フェリクス。
「楽しく『戦争』しようぜェ! だーっはっはっは!!」
 笑いながらカボチャを連発していたフェリクスは気づかなかった……手元のカボチャが切れていることに。
「楽しく……な♪」
「……あっ、ちょっ待って」
 怖面が笑うと逆にこんなに怖いんだと思う間もなく、フェリクスは治慶が両手で抱えるほどの大きさのカボチャを思いっきり投げつけられる。
「イッテぇ! タンマ! タンマ!! それ、オブジェじゃねえの!?」
「カボチャなら、何でもいいらしいからな。死ねぇ! フェリクス!!」
「えー! それ反則じゃねえの!?」
 治慶に抗議の声を上げながら、フェリクスは次のカボチャを手に、笑顔で反撃を開始するのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【ドレイン】LV1が発生!

大崎・朔太郎
【安らぎの館】アドリブ可
まあパイやクリームでも絵的に阿鼻叫喚な気がしますが…
やる事になった物はしょうがないという事で頑張りますか
皆とやり合う機会なんてないですしね
ちなみに衣装は洗いやすいようにパジャマに丸洗い出来るナイトキャップと枕

ケガはしないと言っても痛いのは自分も相手も少ない方のに越した事は無い訳で
機動力を奪う意味でサイドやアンダースロー気味に小ぶりなのを投げて足とかを狙ってみますかね
やる事は地味ですが普通に投げるよりは目立つかな?
女の子にはちょっとだけ軽く当てる

こっちに返ってきたら【ダンス】の技術で【源氏蛍】で蹴り砕く感じで
しかしこの姿になってから足が上がるなぁ、若さとは違う意味で改めてそんな事を思ったり

えっと、連携ですか?と仕掛ける人達を見て、廉也君相手でも容赦しませんよっと枕に小さいカボチャを沢山詰めて壊されるの前提でハンマー投げの要領で主犯の方に両手で思いっきりぶん投げる。壊れたらショットガンのようにカボチャが飛んで行きますしね


遠原・いぶき
【安らぎの館】
アドリブ、連携◎

俺の仮装は海賊がテーマだ
優雅にバイオリンでも弾きたい所だが
今は我慢してカボチャを投げる事に集中しよう
…でも何でハロウィンにカボチャ投げなんだ?
まぁクリスマスにパイ投げしたし、祭りには投げ合いが流行ってるのか?

ガチの投げ合いってのはわかっているが観客がいる以上、一種のショーだ
魅せ方と…皆の腕や脚を狙いつつ、時折アルラトゥや朔太郎がカボチャ割りしやすい位置も意識して…オレンジのも緑のも構い無しに投げる!
観客へのファンサービスも忘れない
ぶつけられたら涼しい顔と演技でカバー
勿論痛いだろうけど、俺も役者だからな

もし俺の顔を狙う奴がいたら容赦しない
直撃は俺の腕や脚にぶつけてでも避けたい
あとは問答無用
お返しに無言で狙い撃ちしてやる

葵に降るカボチャの雨に笑いつつ
転んでるみゆを助けた後は、楽しそうだし梓と一緒に主催者のいる方向へ突撃
時先案内人達も巻き込んでいこう
俺達の力を見せつけてやろうぜ!
って思ったら廉也はそっち側かよ!
それなら俺は緑のカボチャを全力投球でいざ勝負!


黒城・廉也
【安らぎの館】で参加
アドリブ連携可

狼男のコスプレで参加するッスよ~
南瓜を投げる……柔らかいと言っても
それあくまでも南瓜としてのお話じゃ……
島の人が喜んでくれるならそれで良し、ですかね?

皆に当たっても対応できるような腕辺りを狙って
ジャンジャン投げていきましょう!
復讐者の力なら叩き落とせるでしょう、きっと

こっちに来たやつは軽やかに躱しつつ、間に合うなら常夜での剣の舞でスパッと切っちゃうッスよ!
あと、観客に行きそうな場合もカバーしなくちゃいけないし
そこら辺も考えて動きましょうか
料理とか出来ないから多分形は不格好ですけど、スープにするならいいッスよね?

主催者の方を狙うんですか?
袋叩きってのも……うん、俺くらいは主催者の方に味方します!
ふっふっふ……ここからは勝負ッスよ
ん、遠原さん?貴女が持ってる南瓜って普通に硬いやつじゃ……完全に本気じゃないとまずいやつですね

新宿島の皆さんが楽しめるように見ごたえのあるイベントにしましょうね!


佐伯・みゆ
「安らぎの館」で参加。
アドリブ、絡み、連携歓迎です。

カボチャを投げるお祭り……ハロウィンってそうでしたっけ?
……うーん。でも楽しそうだからいっか。

仮装は「花の女神」の仮装。
投げづらいかもしれないけど、お祭りだから!
ヒラヒラしてる衣装が、結構目を引くかもしれないし。

結構カボチャって硬くて重いはずなんだけど……。
当たっても大丈夫なのかな?これ。
とりあえず手近なカボチャを手にとって、ポーンと投げ。
ピアノやってるから握力はそこそこあると思うんだけど
コントロールが……ひゃ!あたった!ごめんなさいですーーー!
(誰に当たるかはMS様にお任せします)

それから何度か投げるけど、当たる時もあるけどやっぱりコントロールが上手くいかない……(ラッキードジの判定もMS様にお任せします)
今まで奇跡的に酷い被害は受けてない……うきゃっ!(誰かのカボチャが当たった)
思わず座り込んで悶絶。
結構痛いぃ……って、緑のカボチャじゃないですか!
誰が犯人?かは分からないけど、ならば元凶?の主催者さんへ!
みんなと一緒に突撃ですよー!


アルラトゥ・クリム
【安らぎの館】
アドリブ&絡み連携歓迎

うーん。後でスープにするんなら
南瓜もできれば、原形留めてた方が良いかなあ?
とは言え、私は身体がちっさいからなあ…
普通に投げ合ったんじゃ、ちょっと不利かも

衣装はいつもの戦装束を纏って、少しばかりでも仮装感を出しつつ
とりあえず、開始直後は普通に南瓜を投げ合い
南瓜が自分に飛んできたなら、確と観察しながらXMA宜しき体捌きで躱しながら
某超次元サッカー宜しく、カウンターで飛来した南瓜を連続して蹴り返し
見た目にも派手になる様演出しつつ立ち回る
「必殺・疾風竜巻シュート…なんてねっ!」

XMA的体術や体捌き自体は、実戦でも使っているからそれなりに熟れているけれど
小柄だからこそ、全身でのバネが必要な訳で
多分捌き損なったら、案外簡単に撃墜されそう?
(撃墜の可否はお任せします)

さて…最後は最初の戦犯に
なんかこーいう展開、昔のバラエティ動画で見た事あるなあ…
…あれ、廉也さんもそっち行くの?ならば勝負だ!
皆の頭の上から、オーバーヘッドキックで南瓜を蹴り出して
思いっきりシュート!


南雲・葵
【安らぎの館】

パイやクリームにしたカボチャ、じゃなくて、丸々1個を投げる…
殺傷能力高くない?

今年の仮装、俺は魔女の使い魔の黒猫、
梓(オラトリオ)はカボチャドレスの魔女で参戦!

最終的にスープにするなら、バールのようなもので叩き割ってもOKだよね!
さーこい!

え、痛い! 地味に痛い!
てか、何で頭上から降ってくる…って、梓!
重くて落とした?
じゃー小さいやつ持って、あっ、あのお兄ちゃん(主犯の時先案内人を指差し)に投げておいで!

女性陣に投げるの躊躇ったけど、こっちからも投げなきゃ楽しめないよな
よーし、反撃行くぞー!

オーバーヘッドに拍手を送ってたら、どこからともなく飛んでくるカボチャが当たってしばし蹲り。
梓の手を借りて起き上がったら何個かカボチャを抱えて八つ当たりに主催者へ突撃するぞー!

後は、ソロ参加してる友人(g04498)にこっそり全力投球をお見舞いしよう


●『安らぎの館』御一行様ご到着
「カボチャを投げるお祭り……ハロウィンって、そういうものでしたっけ?」
 フォレストグリーンに煌めくドレスとヴェールを靡かせながら嫋やかに訊くのは、花の女神の仮装をした、佐伯・みゆ(悲歌。・g08231)だ。
「オレンジの南瓜を投げる……柔らかいと言っても、それ……あくまでも南瓜としてのお話じゃ……」
 狼男の仮装をした、黒城・廉也(後輩サキュバス・g02175)も、積極的にカボチャを投げ合う戦場となっている会場に、少しだけ呆気にとられている。
 遠原・いぶき(開幕ベルは鳴り響く・g01339)に誘われ、『カボチャぶん投げ大戦争』の会場を訪れた『安らぎの館』御一行様だったが、このノリに直ぐ乗れる者と直ぐには無理な者、半々と言ったところだろうか。
 海賊仮装のいぶきなどは、優雅に見えるバイオリンを仕舞い直ぐにでも、『カボチャ戦争』に参加しそうなほど前のめりである。
「まあ、パイやクリームでも絵面的には、阿鼻叫喚な気もしますが……」
 パイ投げであろうがなんであろうが、そういったパーティーは大体酷いことになることを知っているのか、大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)がフォローのような、そうでもないようなことを口にする。
「パイやクリームにしたカボチャ……じゃなくて、丸々1個を投げる……殺傷能力高くない?」
 使い魔の黒猫仮装の南雲・葵(バールの人・g03227)も、カボチャドレスの魔女の仮装をした梓と共に、割と普通に命の危険を感じたりしているのだが、手にはいつものバールのようなものが握られていたりするものだから、説得力はまるで無い!
 余談だが、パーティー終了後、主催である少年は『武器禁止にするの忘れてたわ~。バールやら、バットやら刀、はたまた実弾じゃなかったけど、サブマシンガンとか持ち込む奴が居るとは思わないじゃん♪』と語っている。
「……うーん。でも楽しそうだからいっか」
 花の様に、みゆが笑えば、廉也もまた苦笑しながら仲間達に言葉を掛ける。
「『新宿島』の一般の皆さんが喜んでくれるなら、それで良し……ですかね?」
 団長である廉也が、笑顔で仲間達に言えば『安らぎの館』の面々は、それぞれにオレンジのカボチャを手に取るのだった。

●仁義なきカボチャ抗争
「うーん。後でスープにするんなら……出来れば、南瓜は『原形』を留めていた方が良いかなあ?」
 軽々とカボチャを手にしながら、アルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)が少し頭を悩ませる。
「とは言え、私……身体がちっさいからなあ……普通に投げ合ったんじゃ、ちょっと不利かも」
 ハッキリと殺る気なアルラトゥの服装は普段と変わらぬ『流動装甲』にハロウィンっぽい装飾を付けた感じだったりするのだが、一般の皆様は普段のディアボロスのバトルスーツを知らなかったりするので、これはこれで好評だったりする。
「やっぱりこの衣装だと、カボチャを投げづらいかも」
 フリルやストールをひらひらと翻しながら、みゆは袖や足元を気にしているが、その姿はまるで絵本から出て来たようだ。
「でも、お祭りだからね! こういう衣装の方が、みんなの目を引くかもしれないし」
 事実として、観覧席の子供達などは『お姫様だー!』とみゆに手を振ったりしているので、観客の印象は非常に良い。
「でも、何でハロウィンにカボチャ投げなんだ? まぁ、クリスマスにはパイ投げしたし、祭りには投げ合いが流行ってるのかな?」
 言いつつ深くは考えず、終わってから主催に聞けばいいかと、いぶきもカボチャを手に戦闘態勢を整えている。
 何故か、女性陣が俄然ヤル気なので、朔太郎などは臆してしまう。
「まあ、やる事になったなら、しょうがないという事で頑張りますか。皆とやり合う機会なんて、殆どないですしね」
 のんびりと言う、朔太郎だが、この面々の中で最もツッコミどころのある仮装をしていたのは、間違いなくこの男である。
 動きやすさと洗いやすさ重視のパジャマに、ナイトキャップを被り枕を脇に抱えている。
 一つ気になることがあるとすれば、朔太郎の持つ枕が若干ごつごつしているように見えることだろうか。
「それじゃ、早速みんな行こう! ガチの投げ合いってのはわかっているが、観客がいる以上、一種のショーだ! 魅せる戦いをするとしよう!」
 ショーマンの心に火が点いたのか、いぶきが大袈裟に声を上げてバトルスペースに駆け出す。
「皆、張り切ってますね。俺もジャンジャン投げていきましょう!」
 早速とばかりに、廉也はオレンジのカボチャをぶん投げ始める。
(「腕や足を狙えば、みんな復讐者ですし、叩き落とせるでしょう、きっと……まあ、多分」)
 いぶきの顔などを狙い撃ちして、当てようものならあとが怖いとばかりに、廉也はその部分には細心の注意を祓っている。
 最初こそは、緩やかなカボチャの投げ合いから始まる『安らぎの館』の面々だったが、割と負けず嫌いが揃っていたりもする訳で、アルラトゥは次第にカボチャを目で追いながら、自慢のエクストリームマーシャルアーツを活かし、美麗な体捌きでカボチャを避け、投げ返している。
「最終的にスープにするなら、バールのようなもので叩き割ってもOKだよね! さーこい!」
 緩やかなフォームのアンダースローから、朔太郎がカボチャを投げれば、葵がカボチャを打ち返す……ことは出来ず、粉々に粉砕する。
「もう、葵さんカボチャは投げないとだめだよっと♪」
 言いつつ、アルラトゥもカボチャをオーバーヘッドキックの勢いで蹴りつけているので、カボチャ投げが成立しているのかは、非常に微妙なところである。
「必殺!! 疾風竜巻シュート……なんてねっ!」
『誰が超次元サッカーをやれと言った!』とツッコミたくもなるのだが、今日はお祭りなので大概なんでもありだ。
 そのアルラトゥが蹴りつけたカボチャを今度は、『この姿になってから足が上がるなぁ、若さとは違う意味で』なんて思っている朔太郎が、電飾キラキラなシューズで蹴り砕く。
「いや~皆、元気に、カボチャ戦争楽しんでるッスね~。おっと、危ないッス!」
 みゆに飛んできたカボチャを、黒い刀身の剣で真っ二つにしながら、廉也も笑みを見せる。
「俺、料理とか出来ないッスから、スープにするならぶった切った方がいいッスよね?」
 ハッキリ言ってこの地帯だけ、異種格闘技戦の様相を呈し始めている。
「結構、カボチャって硬くて重いはずなんだけど……。みんな、軽々と投げてるよね。当たっても大丈夫なのかな? これ」
 少しの躊躇いの後、みゆも少しだけ力を込めて緑のカボチャを放り投げる。
 そのカボチャは緩やかな軌跡を通ったりは……しない!
 ここで、皆様思い出して頂きたい。
 このバトルスペースに居るのは、全員が『ディアボロス』である。
 だからして、当然みゆも”ディアボロス”な訳で、本人が『ピアノを演奏出来るから、それくらいの力ならあるよ♪』と謙遜したところで、みゆの放り投げたカボチャは加速度を付け、いぶきの後頭部にヒットする。
「えっ! うそっ!? コントロールが……ひゃ! あたった! ごめんなさいですーーー!」
 いぶきはいぶきで、後ろから不意打ちのカボチャを食らってしまったことで、痛みに膝を突きかけるが、観客の前でそんな失態を見せることはプライドが許さない。
 痛みを微塵も感じていないように、観客達に手を振り、ファンサービスを忘れない。
(「ぶつけて来たのが、男共なら一切の容赦はしないのに……みゆにやり返すわけにはいかないぜ。観客の前出しっ……俺は役者だからな」)
 その何処へぶつけるべきか分からない、いぶきの怒りは当然……廉也、葵、朔太郎達、男性陣にカボチャの流星となっていぶきから放たれる。
 そのカボチャを何とかバールを振り回すことで防いでいた葵だったが、突如頭上から大きなカボチャが落ちてきて、急激な痛みを覚える。
「え、痛い! 地味に痛い! てか、何で頭上から降ってくる…って、梓!」
 魔女なオラトリオの梓がおろおろと葵に伝えるには……。
「重くて落とした?」
 怒るに怒れずにいた葵はちょうど良い、標的を発見する。
「梓、じゃー小さいやつ持って、あっ、あのお兄ちゃんに投げておいで!」
 葵の示した先に見えるのは、カボチャを小脇に抱えた、今回の主犯とも言うべき『時先案内人』日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)である。
 葵に言われるまま、梓は雷斗にぽこんとカボチャを投げつける。
 すると雷斗はにこやかに、梓の頭を撫でると、ダッシュで葵へと接敵するとカボチャを大きく振り被って叫んだ。
「『時先案内人』が、戦えないとか思うなよっ!!」
 葵の顔面目掛けて雷斗が放ったオレンジカボチャがクリーンヒットする。
「オリバー! イチロー! チカー! 普段、あんまり戦場に行けない俺達の鬱憤を晴らすぞー!! 打ち方、始めー!!」
 雷斗は協力者の時先案内人達を呼ぶと、安らぎの館の面々に向けカボチャを全員でぶん投げ始める。
 葵が集中砲火を受ける中、葵の姿に笑い声を上げていたいぶきや朔太郎も葵の援護に加わる……このままでは、多勢に無勢に等しい。
『安らぎの館』vs『時先案内人連合』の戦争の火蓋が切って落とされる。
「えっ、えっ、これ、どうなるんですか? ……うきゃっ!」
 ことの流れについていけていなかった、みゆの頭にポンッとカボチャが当たる。
「ううっ……結構痛いぃ……って、緑のカボチャじゃないですか! 誰が犯人? 分からないけど、ならば元凶さんの主催者さんへ投げればいいんですよねっ! 一緒に突撃ですよー! 当てちゃいますよっ!」
 涙目になりながら、みゆも『カボチャ戦争』に加わり、カボチャをぶん投げる。
「撃墜される前に、戦犯さんを撃墜しちゃえば勝てそう?」
 全身のバネを使いながら、次々とカボチャを蹴りつけながら、アルラトゥが葵に聞くが、葵は最初に狙われた為、防戦一方で言葉を返すのも難しい。
 まあ、それはそれで仕方がないとも言える。
 数の上では、ほぼ同数だが、時先案内人連合は男性陣のみで編成されており、ガタイが大きいのや、やけに戦闘慣れした面子で構成されている……実は、非戦闘員と思って嘗めてかかれる相手ではないのだ。
「なんかこーいう展開、昔のバラエティ動画で見た事あるなあ……。って、あれ? 廉也さんもそっち行くの?」
 アルラトゥが不思議に思うのも仕方がない。
 いつの間にか、廉也が時先案内人連合側と合流し、安らぎの館側にカボチャを投げているのだ。
 突然の団長の裏切りである。
「主催者の方を袋叩きってのも出来ないじゃないですか……うん、だから、俺くらいは主催者の方に味方します!」
 予め言っておきたい。
 廉也が主催者である雷斗が集中砲火に合わないように味方に付こうと思ったのは、事実である。
 だが、雷斗が援軍を呼んだことにより、火力の高い方に寝返ったように見えるのは”不可抗力”なのだ。
「ふっふっふ……ここからは勝負ッスよ」
「ならば勝負だ! 私の渾身の力を込めてっ! シュート!!」
 ここまで乱戦になったのならば楽しむしかないと、アルラトゥがオレンジのカボチャを思いっきり蹴り飛ばす。
「観客達に俺達の力を見せつけてやろうぜ! って、廉也、そっち側かよ! それなら俺も全力投球でっ! いざ勝負!」
 廉也に対しても遠慮なく剛球を投げるようにカボチャをぶん投げる、いぶき。
「ふっ、あちらも中々やるッスね。ん、遠原さんが投げた南瓜って、普通に硬い緑のやつじゃ……ぐぁっ!?」
 いぶきの投げた緑のカボチャを顎に受け、思わず声を上げる廉也。
「……これ、完全に本気じゃないと、まずいやつですね」
「よーし、梓大丈夫。まだ行ける。反撃行くぞっー!!」
 葵も梓の手を借り立ち上がると戦線に復帰し、梓からカボチャを受け取った後、全力でぶん投げた。
「えっと、連携ですか? あちら側にいる以上、廉也君相手でも容赦しませんよ!」
 言葉と共に、朔太郎は脇に抱えていた枕(沢山のカボチャを詰めた大型手榴弾》をハンマー投げの要領で思いっきりぶん投げ、降り注ぐカボチャで敵陣を混乱に陥れる。
 まあ、色々と滅茶苦茶だったりするのだが、観覧席の『新宿島』の人々が笑顔になるのを目にし、『安らぎの館』の面々も心を温かくするのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV3になった!
【プラチナチケット】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV3が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダブル】LV2が発生!

桃代・萩一郎
アドリブ歓迎


ある朝、桃代萩一郎は自分が巨大な北海道産羆の姿になっている事に気が付いた。
と言う体の仮装で行くよ。
丁度よく展示処分品クマの着ぐるみも見つけたし、中に更にキムンカムイの毛皮で二度びっくりの仕込みも良し!
|倉稲ZAPでコミットして水着もバッチリ決めた僕を見て驚くがいい雷斗君《神託か占かもよくわからないナニカ》

■パンケーキ再び
一般人のスタッフの人もいるだろうから時先案内人四人に差し入れを持ってきた体で調理場所(消防署の許可があるだろうから、場所を少し借りてパンケーキを仕上げるよ!)それと、雷斗君達の場所に案内お願いして、
生地に南瓜とアーモンドミルクを練り込んだふわもちパンケーキに優しいミルククリームの基本のをオリバーさんに。
旭さんのは更にきな粉をふって、餡子を添えていとこ煮風、お菓子を貰ったら悪戯できない基本ルールもレクチャー。
飛焔君には若いからね、思いっ切りデコって盛るよ。
さて懐じ…
トリートしたら雷斗君に突撃だ、
おお、雷斗君、嫉妬の戦士を目指すとは情けない(風評被害)
成敗くま〜


●巨大熊の逆襲!
「雷斗君の驚く顔が楽しみだなあ」
 あの日から幾年経ったか……遂にこの日が来たのだ。
 彼に証明しなければならない……自分が変わったことを。
 その巨大な羆は、しっかりとした足取りで通路を進むと、今回の為に特別に作られた、調理スペースの扉をガチャリと開ける。
 突然の巨大な熊の襲来に、一般の調理人達は大層驚いたが、自分が『ディアボロス』であることと、今回の運営に携わる『時先案内人』達に差し入れを用意したい旨を伝えると、快く調理スペースを貸してくれた。
 そして始まるのは、『可愛い熊さんのパンケーキクッキング♪』である(但しデカい)。
 熊は数種類のパンケーキを作ると、可愛く箱に詰め、ちょこんとお辞儀をして、ターゲット達の居る場所へと歩き出す。
 熊がキョロキョロと辺りを見回すと、メインターゲットである日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)を筆頭に、十・オリバー(守護の十字架・g05933)、旭・一狼(提督・g09825)、飛焔・治慶(ししにひれ・g10340)の『時先案内人』達4人が休憩をしているようだ。
「ん、デカい熊!?」
 突然現れた、巨大な熊に雷斗が驚きの声を上げるが、直ぐに熊が話し掛ける。
「やあ、雷斗君。僕だよ」
「あ、その声は萩一郎」
 巨大な熊の着ぐるみから聞こえる声は間違いなく、年上の友人、桃代・萩一郎(口福もふもふキムンカムイ・g02703)のものだった。
「びっくりした。萩一郎の今年の仮装は熊の着ぐるみなの?」
 雷斗の質問に頷きながら、萩一郎は心の中で『ふふっ、びっくりするのはこれからだよ♪』と着ぐるみの中で笑う。
「僕はね、ある朝、巨大な北海道産羆の姿になっている事に気が付いたんだ」
「あ、はい」
 そういう設定なんだろうと、雷斗は思わず返事をする。
 そして、そのままの格好でオリバーには、明らかに一番”力”が入った、南瓜とアーモンドミルクを練り込んだふわもちパンケーキに優しいミルククリームを飾ったパンケーキを渡し、一狼にはパンケーキにきな粉を振りそれに餡子を添え『いとこ煮』風にしたパンケーキを渡すと、『ハロウィンで』はお菓子を貰うと悪戯出来ないという、一狼風に言うなれば『風習』も教える。
 治慶に、若いからと思いっ切りデコったパンケーキを渡せば『お、おう。サンキュ』と若干引き気味なリアクションが返ってくる。
「なあ、萩一郎。俺のぶん、無いの?」
「ふっふっっふ、雷斗君にはとっておきの”悪戯”をご用意したよ!」
 言うと、萩一郎はおもむろに熊の着ぐるみを脱ぎ始める。
「生まれ変わった僕を見て、驚くがいい雷斗君!」
「お、おい、脱ぐな……お、おう」
 雷斗が止めに入るが、そこから現れた萩一郎は明らかに依然と体型が変わっていた。
 キムンカムイの毛皮で覆われた萩一郎の身体は以前、見た時よりもずいぶんと引き締まっていた。
「萩一郎、結果にコミットしたのか……頑張ったなあ! これで今年のクリスマスは、食べ物系のイベント出しても大丈夫そうだな♪」
 無邪気に雷斗は笑うが……この言葉を聞く為の道のりはけして平坦ではなかった。
 気になりだしたお腹周りのお肉を雷斗に指摘されてからは、食事制限とトレーニング、憧れの銀髪の”彼”の横に並んでも、見劣りしない体型を維持するのがどれだけ大変だったことか。
 そこからの水着姿も用意していたのだが、流石にそれは『時先案内人』一同に止められる。
「それじゃ、雷斗君にはトリックだ! おお、雷斗君、嫉妬の戦士を目指し、カボチャで戦争を起こそうなどとは情けない、成敗くま〜!」
「なんじゃそりゃあ!?」
 ワイワイと賑やかに引き締まった熊さんと時先案内人達は和やかに、休息時間を過ごすのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!

ギャラガー・ゼロマネー
カーリィン(g02688)と参加!
いやァ…すげえなァ…
なンてバカみたいな祭りなンだ
最高だぜ!勝負だ相棒!

という訳で
相棒にカボチャ投げつつ
落とした方が負け
ってルールで勝負だ!

投げる時はとかく相手の動きをようく見つつ
体で隠す、フェイントを織り交ぜる、運営側(NPC)が投げてたり、他の投げてる奴に紛れて投げる等の小技を存分に混ぜるぜ
悪ィな!こういう時はガチだ!
あと投げて来た奴らには思い切り投げ返す!

ンで受ける時は………気合いで耐えろ!
多分ガチ投擲来たらダメージ発生してないの嘘だろ!?ッてくらい痛い気はするけどな!
まあ、出来るだけ受けに回る機会減らす為にも、どこら辺がいいカボチャ置いてある場所か幾らか目ェ付けとくか…

……あと別に手を抜きたいワケじゃねェけど、緑色の奴は出来るだけナシな
なンか、ガチで痛そうなのは嫌じゃン?
そりゃ勝負事なら負けたかねェけど、それはそれとしてだ

まー勝つにせよ負けるにせよ?楽しまなきゃあなァ
バカな事して良いッて言われてるなら尚更な!
どうだい相棒、楽しめてるかいこの祭り!


カーリィン・ダールグリュン
ギャラガー(g01251)と参加
なンだいなンだい、トマトじゃアなくッて南瓜を投げようッてのカイ
こりゃあ投げ甲斐がありそうだねェ……覚悟は良いカイ、相棒?

ギャラガーメインで投げつける、他の参加者さんのは受け止めてそれもギャラガーに投げてやろう
落としたら負け、避けるのも逃げと看做して負けだネ
当然全力で投げるだロ、あたしの方が体格ハンデあるンだからさア?

周囲の参加者に混じり投げてくるのを器用に受け止めワンハンド手首のスナップを効かせて投げ返す
参加者からの流れ弾もさっと受け止めて更に投げつけていくからどんどん増える一方
しかしNPCが投げてきた無差別攻撃には投げ返す上に緑も全力で織り交ぜてゆく容赦のなさ
さァさァ楽しい楽しいお祭りだよォ♪
受け止めてる間にまた投げるからネ、こういうのはスピードが大事なのサ
反撃出来ない程抱えさせて、失敗を狙うヨ?
うっかり混じった緑は全部NPCへの投げ返しに混ぜようそうしよう
楽しめてるに決まッてるじゃないか、馬鹿騒ぎは大好物さネ♪


●相棒 seasonKBTY
「なンだいなンだい、トマトじゃアなくッて南瓜を投げようッてのカイ」
 既に各所で行われている『カボチャ投げ』に呆れたようにも喜んでいるようにも聞こえる声で言うのは、カーリィン・ダールグリュン(流浪のtrucker・g02688)だ。
「いやァ……すげえなァ……なンてバカみたいな祭りなンだ。最高だぜ! 勝負だ相棒!」
 ディアボロス達が全力でカボチャを投げ合うという明らかにおかしい祭りにも、ギャラガー・ゼロマネー(朝霧に舞う流れ星・g01251)は、目を輝かせてカーリィンに勝負を挑む。
「そうだねェ、こりゃあ投げ甲斐がありそうだねェ……覚悟は良いカイ、相棒?」
 似た者同士とはよく言ったもので、カーリィンもまた、やる気十分である。
 と言う訳で、2人が始めたのは、ぶん投げたオレンジのカボチャを受け止められず、落とした方が負けと言う、ドッジボールならぬ『ドッジカボチャ』である。
「落としたら負け、避けるのも逃げと看做して負けだネ、それでは、行くネ! あたしの渾身のカボチャ受けるガいいネ!」
 片足を高く上げるとカーリィンはギャラガーに全力でカボチャをぶん投げる。
 カーリィン曰く、自分の方が体格的にハンデがあるのだから、全力を出すのは当然『ギャラガーには、レディファーストを覚えテほしいくらいだネェ』とのことらしい。
 そのカーリィンから視線を外さず、ギャラガーはしっかりと正面からカボチャを受け止めると、再度に一度跳び、横からカボチャを素早くカーリィンにぶん投げる。
「その程度の小細工効かないヨ、相棒! 勝つのはあたしだヨッ!」
 ギャラガーのフェイントにも惑わされず、カーリィンがカボチャを受け止める。
「悪ィな! こういう時はガチだ!」
 言うとギャラガーは2個目のカボチャを手に取ると真っすぐぶん投げる。
「それなラ、こうすればいいンだヨ!」
 カーリィンは手にしたカボチャを高く放り投げ、手が空いた瞬間にギャラガーの放ったカボチャを受け止めず、拳で真っすぐ打ち返すと、そのタイミングで落ちて来た最初のカボチャをキャッチした瞬間にぶん投げた。
(「仕方ねェ………気合いで耐えろ!」)
 ギャラガーを襲う時間差の2つのカボチャだったが、咄嗟の判断で1つ受け止めると、もう1つのカボチャは額に力を込めて頭で受け粉砕するギャラガー。
 事前にダメージを受けることは無いと聞いていたが、それは肉体的な損傷の話である為、全力投擲のカボチャを頭に受けたら、当然『嘘だろ!?』ってくらいには痛いのは、カーリィンの眼前で蹲るギャラガ―を見ればよく分かる。
 そんな風に痛がるギャラガ―がおかしくて愛しくて、カーリィンも声を上げて笑ってしまう。
「さァさァ、楽しい楽しいお祭りは始まったばかリだよォ♪」
 周囲から飛んでくる流れカボチャも手首のスナップを効かせて受け止めると、カーリィンは直ぐに他のディアボロスに投げ返している。
「あァ、まだまだ行くぜェ、相棒!」
 カボチャの積まれたエリアに移動すると、ごっそりとカボチャを抱えるギャラガ―。
(「……別に手を抜きたいワケじゃねェけど、緑色の奴はナシだな。オレンジカボチャでも、あンだけいてェンだから、ガチで痛そうなのは嫌じゃン? ……なァ」)
 カーリィンを視界に入れつつ、手を抜くつもりはなくともギャラガーは、そんな風に思ってしまう。
(「そりゃ勝負事なら負けたかねェけど、それはそれとしてだ」)
 数度の投げ合いのうちに周囲のカボチャの量も増えてきたようで、2人は流れカボチャを避けたり、掴んだカボチャを道行く時先案内人にぶつけてみたりと、忙しくも楽しい時間を過ごす。
「こういうのはスピードが大事なのサ。あたしの反撃出来ない程のカボチャ、どこまで抱えて、耐えられるかナ? 相棒!」
 連射重視のカーリィンのカボチャに対し、ギャラガーは一発一発に渾身の力を込めてぶん投げる。
「まー勝つにせよ負けるにせよ? 楽しまなきゃあなァ。バカな事して良いッて言われてるなら尚更な! どうだい相棒、楽しめてるかい、この祭りッ!」
「楽しめてるに決まッてるじゃないか、馬鹿騒ぎは大好物さネ♪」
 カボチャを投げ交わしながら、相棒にしか見せない顔で2人は楽し気に言葉を交わしていた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!

レイ・シャルダン
【シャルダンズ】
同じ学校に通うお友達と南瓜投げに参加
ボクは蛍君とチームを組んで橙君&えみりチームと対戦。
※どっちが勝ったかお任せで判定ください。
アドリブ、お遊び大歓迎です。

南瓜SDと同じメイド服で参戦です。
南瓜もお掃除ですよ♪

さぁ蛍君、相手の連携はとある事情でバッチリのご様子。
ですが負けてはられません、ボク達のコンビネーションを見せつけてやりましょう。
勝利のルーティン、手の甲と甲をタッチ
どんだけ柔らかくても、ダメージ入らないって言っても南瓜塗れはのーさんくす。
ましてや顔面ヒットは勘弁です、蛍君かばってね(はーと)

パラドクスは使いませんが電脳ゴーグル『Boeotia』で命中率、回避能力は向上
大きい南瓜は蛍君にパス、小さい南瓜を両手に取って投げます。
相手の逃げ道を潰して蛍君の援護をしたり、精密投球でヒットを狙ったり。

蛍君!そっちです、追い詰めます!
橙君は油断大敵っ♪
えみり、覚悟はいいかなっ!

逆に避ける余裕が無い所で顔面に来た場合は
けっ…蛍くーん!!

勝利したらハイタッチ
あ~~楽しかったですね♪


朝比奈・蛍
【シャルダンズ】
同学園メンバーで南瓜投げに参加します
チーム分けは僕とレイ、えみりちゃんと橙君
勝敗判定はお任せですが私はとっても勝ちたいです!
勝利し罰ゲームを後々に押し付けたいです!

衣装:スーツに猫耳尻尾をつけ洋風化猫

南瓜投げ結構危ない気がするけど……まぁ僕らがやる分には問題ないか
さぁレイ勝ちにいくよ、どんな勝負でもね

負けん気を発揮しつつルーティンを行い
レイの言葉に笑みで返しつつも、でも相棒として認めてるからこそ助けるよりは勝ちに行くというメンタル
とはいえ女の子の顔面はさすがに守る

朝比奈・蛍のパラドクスは鍛え上げた技が結果としてパラドクスとして昇華したことを始めとする
ゆえにパラドクス抜きの戦場において肉体操作、運動操作、戦闘経験は非常に優れる

投げられた南瓜をベクトルだけ反転するように投げ返しつつ積極的に攻撃に出ます
共に戦場を何度も駆けたレイと呼吸を合わせ

ああ、ここで仕留めるっ
レイ、えみりちゃんから目を離さないで
一対一なら、負けないっ
ぐわあああっ

という感じで楽しく真剣にバトルします


藤永・えみり
【シャルダンズ】
同学園メンバーで南瓜投げに参加します。
私は橙さんとチームで、蛍先輩&レイのチームと対戦です。
※勝敗判定お任せ。アドリブ等歓迎

衣装:橙さんと合わせでティンカーベル風
(……ちょっとこの衣装スカート短くないでしょうか? 気を付けなくては……)

南瓜投げ……どう考えてもトマト以上に野蛮ですけれど……まあ、復讐者ですから問題はありませんけれど……いえ、やるからには全力で行きましょう。

橙さん、相手は蛍先輩とレイの二人、強敵です。
お二人とも技巧派ですから、ここは橙さんのパワーが鍵です。
しっかりと連携が必要です。
私が隙を作ります。思いっきり行きましょう!

私はサイボーグ――完全義体の身体能力と支援AIの力を駆使して回避、南瓜に南瓜をぶつけるなどしてのインターセプトを駆使して橙さんをサポートしつつ、相手の隙を伺います。
私の攻撃は、堅実に狙っている様に見せかけて、牽制と誘導が主体です。本命は――橙さん、今です! 全力でいってください!


鳳・橙
【シャルダンズ】
同じ学校に通うお友達と南瓜投げに参加します
橙はえみりとチームを組んで蛍&レイのチームと対戦
アドリブ、お遊び大歓迎です

(衣装:えみりとの合わせでピーターパン風)

わはは!南瓜投げとは豪快でいいじゃねえか!
よーし、ここはいっちょう俺たちの連携ってやつを見せてやろうぜえみり!
そんで覚悟しとけよ~蛍にレイ~。
なぁに、鬼のパワーはほどほどに加減してやるから安心しときな!
つい力が入っちまった時は……まあ、どんまい!

パラドクスは当然使わないとして……
多少の南瓜は鬼人の体とパワー、そして気合と根性で受ける!
回避は最小限にしてその分攻撃に専念するぜ!
こっちに攻撃が集まればその分えみりも動きやすいだろう。
もちろん俺には武術の心得があるから半端な攻撃は当たらねえけどな!
もしえみりの顔に南瓜が当たりそうなら……俺が庇う!
うおお~~~~南瓜は友達怖くない!!

いくぜレイ、ケガすんなよぉ!
蛍、男同士加減はいらねえよな!
えみり!良いサポート頼んだぜ!


●カボチャペアマッチ開始前 レイ&蛍side
「南瓜も全部お掃除ですよ♪」
 おそうじメイドの仮装をした、レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)が、今回ペアを組む朝比奈・蛍(二撃一閃・g00404)に笑顔で言う。
 レイ達は、同じ学校に通う友人同士4人で『カボチャぶん投げ大戦争』に参加し、それぞれ2人でペアを組み対戦することにしたのだ。
「さぁ蛍君、相手の連携は、とある事情でバッチリのご様子。ですが負けては、いられません。ボク達のコンビネーションを見せつけてやりましょう」
 レイが張り切った様子で蛍に言えば、スーツに猫耳尻尾を着けた洋風猫仮装の蛍も真剣な表情でレイを見て言葉を返す。
「あぁレイ、勝ちにいくよ、どんな勝負でもね」
 蛍としては『南瓜投げ結構危ない気がするけど……まぁ、僕らがやる分には問題ないか』と思ったりしないでもないが、今回の勝負、非常に勝ちたい!
 何故なら、勝利した後に、相手ペアに『罰ゲーム』を押し付けたいからだ!
 レイと蛍は視線を交差すると、絶対に負けないという気持ちから、勝利のルーティンとして互いの手の甲と甲を軽くタッチする。
「どれだけ柔らかくても、ダメージが入らないって言っても、南瓜塗れはのーさんくす。ましてや、顔面ヒットは勘弁です。だから、蛍君かばってね」
 語尾にハートを付ける勢いで、レイは蛍にウインクをする。
 そのウインクに笑みを返しながらも、蛍は内心『レイなら何とかするだろう』と相棒として信頼していた。
 ペアを組む相手を信頼するメンタルこそ勝利には不可欠だからだ、
 とは言っても、レイは女の子……顔や柔肌に傷を作るような事態になるのなら、身を張って護る心意気は蛍も持っていたりするのだった。

●カボチャペアマッチ開始前 えみり&橙side
「わはは! 南瓜投げとは豪快でいいじゃねえか! よーし、ここは一丁、俺達の連携ってやつを見せてやろうぜ、えみり!」
 会場に豪快な笑い声を響かせながら言うのは、ピーターパンの仮装を纏った、鳳・橙(真徳蛮天流・g02004)だ。
「南瓜投げ……どう考えても、トマト以上に野蛮ですけれど……まあ、『復讐者』ですから問題はありませんけれど……いえ、やるからには全力で行きましょう」
 橙の横で、お供のティンカーベルの仮装のスカートの短さに恥じらいを感じているのは、藤永・えみり(ヴンダー・カンマー・g01322)であり、ペアマッチの間にスカートが捲れてしまわないか心配でしょうがない。
 そういった乙女の繊細な心の機微になど全く気づかずに、橙は勝負に燃える。
「そんで覚悟しとけよ~! 蛍に、レイ~!」
「橙さん。相手は、蛍先輩とレイの二人、強敵です。お二人共技巧派ですから、ここは橙さんのパワーが鍵です。そして、しっかりとした連携も必要です。私が隙を作りますから、思いっきり行きましょう!」
 えみりも勝負ごとに負けるのは良しとしない為、橙の力を頼りにしながらも自分も精いっぱい頑張るつもりでいる。
「なぁに、『鬼』のパワーは、ほどほどに加減してやるから、安心しときな! まあ、つい力が入っちまった時は……それは、まあ、どんまい!」
 全開の笑顔で、橙が言うなら『きっと大丈夫』と、えみりも笑みを見せるとバトルスペースへと足を踏み入れるのだった。

●カボチャペアマッチ試合開始!
 戦場に現れたレイはメイド姿だが、既に電脳ゴーグル『Boeotia』を掛け、負ける気はないといった様子だ。
(「超視覚と超高速演算を駆使すれば、身体能力の高い橙君の動きも予測出来る。そして、命中率と回避率を上げれば負けることは無い筈です」)
 ペアを組む蛍は特殊装備こそないが、元々武芸全般に関して天賦の才を持っており、鍛え上げた技こそが、ディアボロスとして戦う際の礎になっている……つまり、パラドクスや残留効果を使用禁止にされたところで、さしたる問題はなかった。
 対する、えみりと橙は、そもそもがサイボーグと鬼人のペアである。
 完全義体のえみりの身体能力と支援AIは、この戦いに於いても有利に働くだろう。
 そして鬼人である、橙の膂力や単純な腕力は人間のそれを軽く超える。
 両ペア共に負ける要素などないのだ……だからこそ、負けられないとそれぞれのペア同士頷き合うと、戦いの幕が開く。
「パラドクスは、当然使わないとして……南瓜をぶつけ合うこの勝負、気合と根性で勝たせてもらうぜ!」
 最初に動いたのは、橙だった。
 その硬質の腕から放たれた強烈なスピードで放たれたカボチャは、間違いなく蛍にヒットしたかと思われたが、蛍は軽く足を半歩下げ勢いを殺して、そのカボチャを受け止めるとベクトルを反転させ自身の力と遠心力を使って、橙に勢いよく投げ返す。
「蛍君、大きいカボチャをどんどんパスするから、橙君の攻撃の手を止めてください!」
 自身も小さなカボチャを両手で投げながら、大きいカボチャは優先的に蛍へとパスしていくレイ。
(「橙君の逃げ道を潰せば、あちらの攻撃力は半減する筈」)
 共に多くの戦場を共にした蛍とであれば、勝利は間違いないとレイは確信していたが、ゴーグル越しに映るえみりが最大限のサポートを橙に施していた。
 橙に命中しそうなカボチャは確実に正確に自身が投げたカボチャで迎撃し、橙の動きを止めることをさせていなかった。
「防御は任せたぜ、えみり! いくぜレイ、ケガすんなよぉ!」
 えみりを信頼しているからこそ、橙は回避を一切気にせず、攻撃のみに専念することが出来ていた。
(「俺が派手に立ち回って、攻撃が集まれば、その分えみりも動きやすい──それに」)
「半端な攻撃なら当たらねえし、痛くもねえけどな! 蛍、男同士加減はいらねえよな!」
 えみりに当たりそうになったカボチャを左腕で叩き落とし、橙は悪童のように笑う。
「うおおーーーーーー!! 南瓜は友達!!! 怖くない!!!!」
「蛍君! そっちです、追い詰めます! 橙君、油断大敵っ♪ えみりにも遠慮はしないから、覚悟はいいかなっ!」
 羅刹のような橙のカボチャの猛攻にも、レイは冷静な判断で対処すると、蛍の照準を合わせるようにアシストする。
「ああ、ここで仕留めるっ! レイ、えみりちゃんから目を離さないで。一対一なら、負けないっ! ぐわあああっ!!」
 幾つものカボチャが爆散する戦場に於いて、最も戦況が視えていたのは──えみりだった。
 堅実にカボチャを淡々と放っているように見せて、えみりが狙っていたのは、橙が必殺の一撃を決める為の牽制と誘導だ。
 だからこそ、彼に──橙に本命を託せるのだ。
「橙さん、今です! 全力でいってください!!」
「よっしゃ! 分かったー!! これで落ちろーっ!!!」
 大振りなオレンジのカボチャが剛球となって橙の手元から放たれる。
「けっ…蛍くーん!!」
 レイを襲ったそのカボチャを蛍は受け止められないと判断すると、その身を挺して──自身の大きな背中で受ける。
「ぐはぁっ!?」
「け、蛍くーんっ!!」
 レイの叫びも空しく、蛍は前のめりに倒れ込んだ。
 橙とえみりは互いに手を握り、勝利を確信するのであった。

【勝利ペア:えみり&橙ペア】
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【照明】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【士気高揚】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV5になった!
【命中アップ】LV1が発生!

一・百
【百夜】
アリスと和菓子をコラボさせた仮装で参加
え?…うん、はい。履きました短パン…
スカートをつまんでヒラヒラアピール
もう心配し過ぎだよ帽子屋さんと頬をつんとしていざ祭りへ
カボチャを投げる…これを?叩いて強度確認

カボチャを投げるなら…
オレンジに染まったキューを丸くして…
よし、カボチャ擬態作戦だ…行って来い…!
キューを全力投球
ジンだし狙いは自由自在。これぞ生きた追尾型カボチャ
なんやとーと悲しそうな声が聞こえた気もするが兄様なら笑顔で許してくれる…
普通のカボチャもぶん投げる
来い緑カボチャ…も全力でぶん投げる

シャムスの攻撃が凄い
カボチャが弾丸のように飛んでいくな
カボチャの弾幕!?何か技になってるような

スカートなのを忘れヒラヒラしても尻尾を振って楽しむ
カボチャが飛んできたら居合い切りで…あ、違うか…
ではこんな時の為にフライパンを!
でも俺って調理するともれなく爆発するんだよな…
ということは、ここで料理したらいいのでは…

カボチャのついたシャムスをみて…
お疲れ様とペロリ…
帰ったらお風呂で綺麗にしないとな


シャムス・ライラ
【百夜】
「まっどはったー」の仮装で参加
愛らしい「ありす」を同伴しております

百、本当にその恰好で南瓜投げるんだ…
ありすの装束を纏った相方を見て
いや、凄く似合うけど
スカート…
ちゃんと下に短パンをはいていますか?
はいている?
宜しい!

南瓜も堅そうだから、百は後ろにいてね
ひらひらスカートに視線をやる者は敵!
華麗なフットワークで視線を遮り
我が南瓜弾幕を喰らうがいい
連射連射!

キューコン殿、今回も苦労しているのですね
きっと当たっても痛くない思いやり弾丸
放り投げられた方向に目を細め
「兄様」は意外とこきつかわれるらしい

ああ、そんなに楽しそうにしっぽふりふり、スカートひらひら
再びフットワークを駆使して敵視界を遮り
可愛いアリスは南瓜まみれになどさせません
ブロック、そして自分が南瓜まみれに
居合切り
こう見えてうちのありすは武闘派ですが
はっ、そのフライパンはもしや選ばれし新妻しか使えない必殺技
「爆裂クッキング」の構え!?
百、はやまるな!
南瓜は私がお家で美味しく料理してあげるから
うん、お風呂入ろうね

アドリブ等歓迎


●帽子屋さんは心配性
 帽子屋の仮装をした、シャムス・ライラ(極夜・g04075)は、隣を歩くアリスの仮装をした、一・百(気まぐれな狐・g04201)のことが大変気がかりだった。
「百、本当にその恰好でこのお祭りに参加して南瓜投げるんだ……」
「え? ……うん、はい」
 シャムスが心配するように声を掛けても、百は不思議そうに首を傾げるだけ。
(「百の仮装……いや、凄く似合ってはいるけれど……」)
 そう思う以上に心配なことがシャムスにはあるのだ。
「えと、スカート……ちゃんと、下に短パンを履いてますか? 履いている?」
「ん? 履きました、短パン……」
 百は、和菓子のテイストを加えたアリスの衣装のスカートの裾をついと摘まんで、ひらひらふわふわと広げると、確りと用意してきていることを、心配げな帽子屋さんに示してみせる。
「宜しい!」
 胸を撫で下ろすように言うと、シャムスは百の手を取り颯爽とエスコートしながら『カボチャ祭り』の会場へと、歩を進めた。
「もう、心配し過ぎだよ『帽子屋さん』」
 シャムスの頬をつんとつつきながらも、百はそのシャムスの自分への優しさを嬉しく思った。

●護るべき人
「カボチャを投げる……これを?」
 オレンジのカボチャを手に取ると、百は手の甲で軽く叩いて『コンコン』と硬さを確認してみる。
「南瓜も堅そうだから、百は後ろにいてね」
 シャムスは百を護る騎士の様に前に出ると、既に戦場となっている『バトルスペース』に於いて、百が危険な目──それは例えば固いカボチャが当たってしまったりとか、例えば百のひらひら揺れるスカートに視線を送る輩どもだったり──に合わぬように細心の注意を祓って、オレンジのカボチャを手に取る。
「カボチャを投げるなら……」
 ジンのキューをオレンジに染めて丸くして自由自在に動く追尾型カボチャとしてしまえば、みんなを簡単に狙えると百は考えたのだが……今回のパーティーではパラドクスの使用は禁止であり、ジンの召喚及び命令は明確にパラドクスである為、何らかの装置が起動しているのだろう、呼び出すことが出来ない。
「駄目なのか、なら……」
 意を決してオレンジのカボチャを手に取る百。
 だがそれ以前に、百を狙うような輩はすべからく、シャムスの連続カボチャが狙い撃ちしていた。
「不届き者ども、我が南瓜弾幕を喰らうがいい! 連射! 連射!!」
「シャムス凄い! カボチャが、弾丸のように飛んでいくな……カボチャの弾幕!? 何か技になってるような……とにかく凄い!」
 シャムスの縦横無尽の活躍に、百はスカートを履いているのも忘れ、尻尾を喜びで大きく揺らす。
「ああ、そんなに楽しそうにしっぽふりふり、スカートひらひら、だめだめだめだめ」
 大慌てで百の背後に回り百のお尻が見えぬようにシャムスはカバーに入ると、近くにいるディアボロス(特に男!)を手当たり次第に、連続カボチャで吹き飛ばす。
「可愛いアリスは、南瓜まみれになどさせません」
 自分が南瓜まみれになっても構わないという気迫で、カボチャを投げ続けるシャムス。
「こう見えて、うちのありすは武闘派ですが」
 思いつつも万が一にも傷をつけさせたくないのが夫の心境である。
 突如、百がフライパンを取り出し、それをシャムスが慌てて止めるといった一コマも見られたが、激戦の後に百とシャムスは休憩スペースへと移動する。
「少し、汚れたな……」
 言って百は、カボチャで塗れたシャムスのてのひらをペロリと一舐めする。
「お疲れさま……帰ったらお風呂で綺麗にしないとな」
「うん、お風呂入ろうね」
 シャムスも百の手を取り柔らかく言うのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【未来予測】LV2が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!

赤上・イズル
■【新宿医院】
■アドリブ・連携歓迎

本日もグレンさんのツッコミが冴えわたってますね!
いやしかし本当に一般人は参加じゃなくて良かったですね
一般人に当たったら只事ではすみませんからね…
ですが相手がディアボロスとあらば、エネルギーの為とあらばやりますとも!
真面目な性格なので真面目に参戦

とはいえ、新宿医院の面々は一筋縄ではいかない方々の巣窟…
彼等の奇行に苦戦しそうです

皆さん流石です…!動きがまったく読めません!
それにしてもディアボロスが本気で投げたカボチャが行き交う光景はなかなかです
あれに当たったらカボチャではなく頭が粉砕しそうです
(一体なんつー企画をしたんだ、と一瞬発案者の事が脳裏を過る)

しかもなんだかんだと結局自分は女性と年下の子には本気に投げられない
あまつさえ甘んじでカボチャ攻撃を受けてしまう事も良しとし、

痛ったーー!?え、か…、かなり痛いですーー!!
というかこれオレンジじゃなく緑のカボチャですか!
誰ですか!緑のカボチャをオレンジに塗ったの!

それにしても…激しい戦いでした…


狭間・ならく
【新宿医院】
投げる……この南瓜とやらをか?(食い物を投げるには抵抗があるようなないような)(マ、後に食うから良いというのなら良いのだろう)ふむ。

よし、任せろ。(に、と笑った)
遊ぶとなったらナラクさんは加減はしねェぞ。そら。ひと、ふた、みのよの……(ぽいぽい結構な速度で投げる)(信仰上(?)の理由で大人を集中的に狙う)(ユーキと……イズルは元服がまだだってンで一応子どもに数えてやろう)

お?
嘘つきナラクさんが素直にただカボチャ投げるとでも思っておったか?(くつくつ、笑う)
別に塗ったわけじゃねーよ、そこにあったから使っただけだ。赤を緑に、緑を赤に混ぜたやつがな? そう、何故か偶然ナラクさんの手の届くところにあったからよ。

言っとくがナラクさんの筋力はクソ雑魚だからこっちに当たってでもグレンのは避けたほうがいいゼ?(嘘)(力は無いが速度重視なだけたぶん避けづらい)

シュースケ、それ以上寄ったら投げるまでもなくテメェの頭をかち割ると思え
(パックってなに? 知らんが治療を受けない自由を行使させてもらう)


グレン・ゲンジ
■【新宿医院】
■アドリブ・連携歓迎

わあ〜一般人にもディアボロスにも配慮が行き届いてるなあ〜ってなるかバカ!依然として危ねえよ!

そんな俺の今年の仮装は鎧武者。つっても漂着した鎧を洗って干して着ただけの手抜き…いやお手軽な仮装だぜ

ともあれ、真剣に全力で遊ぶ、というスタンスで臨む
同旅団の相手にも迷いなく投げる。アイツらは強いというか逞しいし、真面目にやらなきゃカスりもしねえだろうしな

特に鍬助には無慈悲。カボチャを頭蓋にダンクシュートだ。
カボチャパック!?うわ即興かよ不安!効能とか根拠はどうなってんだ根拠は!

でも優季には…(別に惚れてるって訳じゃねえが)どうしても本気を出しきれない…可愛いは正義、か…

鎧で動きづらいのもあって全然避けられないが、多少の痛みはなんともないぜ。俺は城塞!落としてみろや!
仁王立ちでどんどんカボチャを投げるぜ!POW寄りのステータスなので当たったら い た い ぞ
な、なんだと!いつの間にかカボチャが混ざって、どれが硬いのかわからないぜ!
…どれでもいいぜ(気にせず投げる)


備傘・鍬助
新宿医院

かぁぁぁぁ…ぼぉぉぉぉ…(割れた南瓜もって皆の衆を見つめつつ)ちゃ?

この美味しそうなの、投げろとな?
…そんなもったいない事、お医者さん、許しませんよ(怪しい笑顔で見つめつつ)?

とはいえ、衛生的に口にねじりこむのも、どうかと思うので、お医者さん、考えました
さぁ、即興で作った、南瓜パック(フレッシュ100パーセント)を全身に浴びなさい
砕けたのを、根性で練り上げたの
沢山あるから、全員、健康にしてくれるわ

穏春、怖くないよ(南瓜パックもって、ジグザグににじり寄る)?
グレン、赤上、若いからって、油断してると大変なのよ(練り上げた南瓜を投擲しつつ、にじり寄る)?
ナラクも、Do(練った南瓜を両手にもってにじり寄る)?

お医者さん、基本は、ノーガードだよ
だが、当てた人に対しては、ゲル状の南瓜もって、高速でにじり寄ってあげよう
大丈夫、お医者さんがいるから、遠慮なく投げてもいいの
その分、(強制的に)美肌美白のいいお肌になって帰ってもらうからね?

お前も、美肌にしてやろうかぁ!

アドリブ、絡み、好きにしてくれ


穏春・優季
■【新宿医院】
■アドリブ・連携歓迎
■仮装は南瓜行列で着ていたメーラーデーモンの着ぐるみ姿

カボチャが当たっても平気な強い姿を見せれば一般の方々も僕達が逞しく心強く見えるはずですね!

相手に投げつけるのは抵抗があるので、飛んでくるカボチャに対して投げつけて空中で迎撃する感じで立ち回ります!
イズルさんから飛んできたカボチャも良い感じに撃ち落としていきます(したり顔でドヤっと)

同じ色をぶつけて相殺しようとしたら、オレンジ同士なのにこちらの南瓜だけ爆ぜました!?
…ああっ、よく見るとならくさんのカボチャがカモフラージュされていますっ(びっくり)

たまには反撃も…とは思いつつもやっぱり投げつけるのは…と、トリックオアトリート…?
(仁王立ちしたグレンさんの後ろから、投げつけるというよりはポンと乗せる感じで)

南瓜パック!?そのドロドロのものがかかったらお肌には良いかもですが食べられませんよね!?
陸戦砲兵なのでパラドクスを使わなくても膂力は高いんですよ…?
(にじり寄る鍬助さんに向かって超巨大カボチャを掲げます)


●カボチャ医療の現場から
「うわあぁぁ〜『一般人』にも『ディアボロス』にも配慮が行き届いてるなあ〜……って、なるかぁバカ!! 依然として危ねえよ!!」
『カボチャぶん投げ大戦争』バトルスペースに於いて、そう叫ぶのは、グレン・ゲンジ(赤竜鬼グレン・g01052)である。
 ちなみに、本日のグレンの仮装は鎧武者となっており、一般の皆様からすれば立派な仮装なのだが……実は、新宿島湾岸に『天正大戦国』辺りから漂着していた鎧を洗って天日干しし、着用しただけの手抜き仮装……いや、地球環境に配慮した仮装となっている。
「本日も、グレンさんのツッコミが冴えわたってますね!」
 そう言って合いの手を入れるのは、赤上・イズル(赤き悪魔・g04960)だ。
「いや、しかし……本当に一般の皆さんが参加じゃなくて良かったですね。一般の皆さんに生のカボチャが当たったら、只事ではすみませんからね……」
 その辺りは、主催者もしっかり考えているのだろうとは思うが、やろうとしていること自体がクレイジーともいえる為、イズルも苦笑いを浮かべる。
「まあ、ですが! 相手が『ディアボロス』だけと言うのであれば、しかも『新宿島』のエネルギーの為と言うのならば、やりますとも! 俺の全力で『カボチャ戦争』を!」
 真面目に『新宿島』の為に、自分の出来ることをやりたいと思っているイズルなのだが、1つだけツッコミを入れさせて頂きたい。
『もっと安全なハロウィンパーティー他にもいっぱいありましたよね?』
 まあ、仲間同士で賑やかにハロウィンを過ごしたい気持ちは皆同じなので、その点は置いておくとしよう。
「カボチャが当たっても、平気な強い姿を一般の方々にも見せれば、より一層、僕達が逞しく心強く見えるはずですね!」
 気合バッチリ、白に銀の混じったメーラーデーモンの仮装でそう言うのは、穏春・優季(お人好しで照れ屋な砲撃手・g03015)。
「とはいえ、俺達で投げ合うんですよね……?」
 そう呟いてイズルは少し考える。
(「『新宿医院』の面々は、一筋縄ではいかない方々の巣窟……彼等の奇行に苦戦しそうです」)
「投げる……この南瓜とやらをか?」
 奇行に走りかねない人その1、狭間・ならく(【嘘】・g03437)がオレンジのカボチャを手に取り薄い笑みを浮かべながら呟いた。
(「ふむ、食い物を投げるのには、抵抗があるような……ないような。マ、後に食うから良いというのなら良いのだろう」)
 カボチャを見つめながら目を細めるならくの姿からして、既にもう何かやらかしそうである。
「よし、任せろ」
 言葉と共にならくが笑えば、この中では比較的常識人の優季などは不安が過ってしまう。
「かぁぁぁぁ……ぼぉぉぉぉ……」
 両の手に割れたカボチャを握り締め声を上げるのは、奇行に走りかねない人その2、『新宿医院』院長、備傘・鍬助(戦闘医・g01748)その人である。
「……ちゃ?」
 疑問符を打ちながら、鍬助はいつもと同じ目で仲間達に訊く。
「この美味しそうなの、投げろとな? ……そんな勿体ない事、お医者さん、許しませんよ?」
 誰に尋ねるともなく笑い言う鍬助。
 このままであれば、院長はカボチャ投げに参加しないのでは、それはとても有り難い……いや、非常に残念だと仲間達は声を揃えて言う。
 まあ、多分……そう、問屋ではなく『院長』が卸してくれないであろうが、他の面々は各々カボチャを手に取ると、『新宿医院』の『カボチャぶん投げ大戦争』を開始する。
「何はともあれ、真剣に全力で遊ばせてもらうぜ!」
 叫びと共にグレンは剛腕を活かして、オレンジのカボチャをイズルに向けぶん投げる。
 全力でぶん投げることに、迷いなどグレンには一切なかった。
 グレンの知る仲間達は、強く逞しく……そして、強かな者ばかりなのだ。
 自分も真面目にやらなければ、豪速カボチャであろうとカスりもしないだろう。
『殺られる前に殺れ!』の精神である。
 そんなグレンに対し、多少なりとも誰かにカボチャを投げつけることに抵抗がある優季は、自分に向って飛んでくるカボチャを撃墜するようにカボチャを投げ、空中にあるうちに迎撃している。
 グレンの投げたカボチャのついでとばかりに、イズルがぶん投げたカボチャも精密射撃の精度で撃ち落とすと、思わずドヤ顔を見せる優季。
「皆さん流石です……! 動きが全く読めません!」
 何とか致命傷になるカボチャを避けながら、激しくカボチャが飛び交う光景を見てイズルが叫ぶ。
「皆さん本気ですね。グレンさんの投げたカボチャなんかに当たったら、カボチャではなく……俺の頭が粉砕しそうです」
 比喩ではなく、本気でそう思ってしまう光景に、イズルはゾッとする。
(「一体なんつー企画を出してるんだ……」)
 イズルの脳裏に、今回の運営総指揮である『時先案内人』の顔が浮かぶが、彼は絶対にヤバいことを企画した自覚とか無いだろうなあと思えてしまう。
(「ですが、このままだと防戦一方になりますね。中々、優季君やならくさんに本気でカボチャをぶん投げるなんて出来ないし……そういえば、ならくさんが居ない……っ?」)
 その時イズルの前髪を跳ね上げるように、物凄く硬いカボチャが額目掛けてヒットする。
「痛ったーー!? え、え、か……かなり痛いですーー!!」
 視界には入っていたのだ……確かにオレンジのカボチャだった筈なのだ、額で受けたなら頭突き同様そこまでは痛く無い筈なのに物凄く痛い!
 足元のカボチャをイズルが見れば、額にヒットしたカボチャはひび割れ、オレンジに見えたカボチャは、オレンジに塗られた緑色の普通のカボチャである……そりゃあ、痛いわ。
「これ、オレンジじゃなく、緑のカボチャじゃないですか! 誰ですか! 緑のカボチャをわざわざオレンジに塗ったの……っ!」
 そして、イズルは気付く、グレンや優季ならこういったことを好んでしないのだ。
 ならば、容疑者は自ずと絞られる。
「遊ぶとなったら、ナラクさんは加減はしねェぞ。そら。ひと、ふた、みのよの……」
 軽い口調で言葉遊びをしながらも、スピード重視のカボチャを次々と男性陣に投げまくる、ならく。
 信仰上だか宗教上だかは分からないが、メインで標的を元服済みのグレンに絞っていたのだが、流れ弾がイズルや優季にも向かっているようだ。
 速度重視で、カボチャと言う決して球体と言えない”鈍器”を投げているのだから、多少コントロールが悪くなったとしても仕方がない……そう、仕方がないのだ。
「お? イズル痛いか、それはすまない、嘘か真かは知らぬが、悪いと思っている、くくっ。それにしても、嘘つきナラクさんが、素直に、ただカボチャを投げるとでも思っておったか?」
 嘯きながらも笑いを隠さず、ならくが言葉を続ける。
「別に塗ったわけじゃねーよ、そこにあったから使っただけだ。赤を緑に、緑を赤に混ぜたやつがな? そう、何故か偶然ナラクさんの手の届くところにあったからよ」
 その”偶然”は、非常に信じづらいのだが、ならくの手札が分かったのなら、グレンもイズルも優季もとにかく避けるしかない……迎撃も難しいのだから。
『オレンジ同士で迎撃しようとしてるのに、こちらの南瓜だけ爆ぜるなんて!?』と驚愕していた、優季も納得する。
「ならくさんのカボチャが、カモフラージュされているなんて思いませんよっ!」
「言っとくが、ナラクさんの筋力は”クソ雑魚”だから、こっちに当たってでもグレンのは避けたほうがいいゼ?」
 傍から見れば体格もよく膂力もあるドラゴニアンのグレンのカボチャを1番に警戒するというのは正論だが、そこは嘘つきナラクさん……力はなくとも加速度の上がった普通のカボチャは当たれば痛いし、避け難い。
 そして、今、最もジリ貧なのはグレンだった。
 ナラクがグレンを狙っていたのは”嘘”ではなく、オレンジに塗られた緑のカボチャの集中砲火を受ける羽目になっている。
「やばいな、仮装失敗したぜ。この鎧マジ動きづらい……っ!」
 そりゃあ、本物の『和風甲冑』を『残留効果』無しの状態で着れば当然重いし、グレンの為にあつらえた物でもないので、動きづらいのも仕方がない。
「全然避けられないが、多少の痛みならなんともないぜ。俺は城塞! 落としてみろや!」
 雄々しく叫びはするが、このままカボチャを受け続ければ、グレンが陥落するのも時間の問題だろう。
 カボチャを投げては撃ち落とされ、ダメージはなくともカボチャの痛みは継続中。
 それに加えて……。
「な、なんだと! 何時の間にか、カボチャが混ざって、どれが硬いのかわからないぜ! もういい! 自棄だ! ……どれでもいいぜっ!!」
 もう形振り構っていられないグレンは、手当たり次第にカボチャを掴んではぶん投げる。
 だが、優季と視線が合ってしまえば、そちらには本気で投げられず、軽く迎撃されてしまう。
「クソッ! どうしても本気を出しきれない……!」
 強く言わせて頂くが、可愛いは『正義』である!!
 本来なら、グレンのメインターゲットは、鍬助の筈だった。
 無慈悲にカボチャを頭蓋にダンクシュートするつもりだったのだ。
 なのに鍬助は『カボチャ戦争』が始まった途端、姿を消している。
 グレンが動揺していると、いつの間にか優季に背後に回られ『トリックオアトリート…?』の言葉と共に、オレンジのカボチャをポンとぶつけられる。
 混戦模様となった戦場に真打登場とばかりに、鍬助が仲間達の前に再び姿を現す。
「カボチャのように、美味しく栄養価が高い野菜を投げるのは、如何なものかとお医者さん思いました。とはいえ、衛生的に口に捩じ込むのも、どうかと思うので、お医者さん、更に考えました!」
 もう、この時点で嫌な予感しかしない。
「さぁ、即興で作った、南瓜パックを全身に浴びなさい!」
 ちなみにフレッシュ原料100%である。
「お医者さん、新鮮さにも拘りました。砕けたのを、根性で練り上げたの。沢山あるから、全員、健康にしてくれるわ!」
 はい、一気に趣旨が変わりました。
「カボチャパック!? うわ、即興かよ不安! 効能とか根拠はぁ! どうなってんだ根拠は!」
 すぐさま逃げに徹するグレン。
「シュースケ、それ以上寄ったら投げるまでもなくテメェの頭をかち割ると思え」
 パックが何かは 知らないが、あくまで『治療を受けない自由を行使』する意思を見せる、ならく。
「南瓜パック!? そのドロドロのものが、かかったら……お肌には良いかもですが食べられませんよね!? 僕、陸戦砲兵なので! パラドクスを使わなくても膂力は高いんですよ……?」
 鍬助を牽制するようにオブジェと思しき、超巨大カボチャを掲げる優季。
「穏春、怖くないよ? グレン、若いからって、油断してると大変なのよ? ナラクも、Do?」
 練った南瓜やら、練り上げた南瓜やら、南瓜パックと称する謎の液状体のものを手に、仲間達ににじり寄る鍬助の姿は、どこぞのB級ホラーより恐ろしいものがある……。
「お医者さん、ノーガードだよ。カボチャを当ててきてもいいんだよ? だが、当てた人に対しては、ゲル状の南瓜もって、高速でにじり寄ってあげよう……うん、そうしよう。大丈夫、お医者さんがいるから、遠慮なく投げてもいいの……その分、美肌美白のいいお肌になって帰ってもらうからね?」
 勿論ノークレーム、ノーリターン、強制的にである。
「お前も、美肌にしてやろうかぁ!?」
 蝋人形にされた方がマシな面々は、必死で鍬助の魔の手から逃れようとするのだった。
 ……ところで、お気づきだろうか?
 いつの間にか、誰か1人居なくなっていることに。
「ふう。カボチャスープ美味しいですね」
 鍬助に追われる仲間達を見ながら、嫌な予感を感じて一足先に観覧席へと移動したイズルは、のんびりとカボチャスープをいただいていた。
「それにしても……激しい戦いでした……」
 呟くイズルの眼下では、阿鼻叫喚の惨劇が、いまだに続いていたのだった……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【パラドクス通信】がLV5になった!
【アイテムポケット】がLV2になった!
【活性治癒】がLV2になった!
【怪力無双】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!
【能力値アップ】がLV6になった!
【ダブル】がLV3になった!
【ドレイン】がLV3になった!

アリア・パーハーツ
【W】

今年のキョンシー×狼人間で参加

あはは、皆殺意たかいねぇ
終わったらスープになるのか、エコだな

開戦の合図と共に、ライバルであるテクトラムさんに迷いなく剛速球をぶん投げる
遠慮も配慮も手加減の欠片もなく

喰らえ、ライバル!
キミの頭こそ南瓜にしてくれる

急所を狙うが当たれば御の字と投げまくるスピード重視

フェオVSナディアさんは楽しく観戦
いやていうか投げてないし、殴り合ってるし
あっはっは、相変わらず罵詈雑言も凄いな

おっとフェオがピンチだ
ライバルの妨害は南瓜を投擲して防ぎつつ、緑を素早く横流す
命中すれば喜んで次を投擲、外れたり防がれれば舌打ちして柄が悪い
尻尾はバットや盾代わりでぶん回す

ヒートアップしてるなぁ(見てるのは面白いがどうしようか、とライバルと目配せ)

!? あいたっ(予想外の流れ弾はさすがに避けられない、かぼちゃ頭完成)
たんこぶが…おっとライバルも討ち取られてやんの…(疲労困憊)

…フェオ、無事?たんこぶ凄いな(お札を湿布代わりに)
あっちで手当てしてスープ飲もうねぇ(よいしょと抱っこして回収)


テクトラム・ギベリオ
【W】
ナディアと合わせた騎士姿
毛玉はマスコット参加。むちゃうまカボチャプリンを心待ちにしている

お互いヤる気も十分だし、私も闘争心が刺激されている、とライバルを注視
こそっと緑カボチャの存在を耳打ち
ふ、承知した。しっかりお見舞いしてやれ

戦闘開始と同時にカボチャを2人へ投げて牽制
周囲を確認して緑カボチャを探す
狙いはナディアの援護と、ライバルであるアリアのカボチャ頭を作る事だ

ふん、喰らえといって素直に喰らうかッ
剛速球には剛速球で対抗。

飛散する破片に紛れて緑のカボチャまでダッシュ、そしてナディアへパス
フェオへ目眩しのカボチャ破片をプレゼント
今回ばかりは私も敵だぞ、フェオ

(そろそろ止めるべきか?ちらっとライバルと視線を合わせる)
ハッ あのコースはまずい。ナディアがアイスのような二段カボチャ頭に
ナディ――ッ

彼女を庇おうと前に出てカボチャ直撃。
どこに出しても恥ずかしい、立派なカボチャ頭でその場に倒れ伏せる

……どうやら静まったようだ
ナディア大丈夫か?彼女を抱き上げて回収
言っておくがスープは投げるなよ?


ナディア・ベズヴィルド
【W】
今年の騎士服姿で参戦

カボチャを投げる祭か…良い祭りだ
堂々と奴と戦える場があるのはいい事
ここぞとばかりに大観衆の中で奴のドたまにカボチャを叩きつけて醜態をさらしてくれようぞ!
(無駄に高笑いをし、アリアさんにはやっほーと軽く手を振ろう)

飛び交うカボチャの中を駆け乍らダンクシュートの如くフェオの頭にカボチャを叩きつけにいく。そりゃもう殺意マシマシ、マックス

あはははは!!ぐへっ!(カボチャ人間第二号誕生)

何が怠んでいるだ!修練を怠っているのは貴様の方だろう!
テクト、緑カボチャを見つけたら私に頂戴!
死にさらせ!!!

顔を合わせれば殺し合うのが挨拶の如くほんと仲が悪い
きゃんきゃん騒ぎながらカボチャを投げるのは唯一人だけだ
他は眼中にない

あっ!!テクト!私を庇ったばかりに!よくも殺ってくれたな!狂犬が!

わざと隙を作ったのよ、罠にかかったな!カボチャ事頭骨を叩き割ってくれる!
(クロスカウンターでフェオと相打ちに
グルグル視界が回ってバタンキュー。こうして今回も引き分けに)
う、うーんカボチャが…スープが…


フェオ・アンスール
【W】

戦争開幕と恋人が衝突したか
では、我等も
(初手ダンクが炸裂。南瓜人間の完成。立ち尽くす俺の胸に去来する闘争心にも似た怒り)
この、女狐ぇ!!
(ふつふつと湧いた激情に、怒り狂うパンプキンヘッド降臨)
冥府の王が貴様を呼んでいるぞ…!
(掴んだ南瓜でナディアの顔面に大きめのをぶちかます。NOT投げ、YES殴り。貴様も南瓜人間にしてやろう。最早、南瓜での殴り合いの様相。丁々発止)

く、目晦まし、テクトラム殿、貴殿、ぐはァ!
(妨害を受け、脇腹に刺さる南瓜に鑪を踏む)
此処が貴様の死に場所だ!

最近、怠んで、いるな!
修練、励んで、いないだろう!
脇が、がら空きだ!
(言葉の合間ごとに南瓜殴り!最後は特大の緑南瓜で殴りつける)


(流れ弾がテクトラム殿に直撃、でも悪びれない)
く、はは!
ナディア、恋人とお揃いになって愉快ではないか

な、俺のアリアに、何をしたか貴様ー!ぐぼォ!
(魔術師、怒りの一球!クロスカウンター南瓜でナディアと相打ちで、バタンと倒れる)

ス、スープ…?
ああ、頭が揺れる、よい、飲む…むぎゅー(が、気絶)


●カボチャの前の静けさ
「あはは、皆、”殺意”高いねぇ」
 既に熱気や殺気で温まっている『カボチャぶん投げ大戦争』会場に足を踏み入れ、興味深げに笑い声を上げるのは、狼人間とキョンシーを合わせた仮装を纏った、アリア・パーハーツ(狂騒・g00278)だ。
 その傍らには、フェオ・アンスール(熱砂・g04703)が並んでいる。
「終わったらスープになるのか、エコだな」
 まあ、戦場は割と荒れているのだが、ちゃんとカボチャは食材になると明言されているし、『大戦争』終了後に残留効果や、その他諸々を使えば、どうとでもなるので遠慮はいらないということだろう。
「カボチャを投げる祭か……良い祭りだ。堂々と奴と戦える場があるのは、いい事」
 赤を基調とした騎士服を纏った、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)が静かに言葉を発するかと思いきや。
「ここぞとばかりに、大観衆の中で”奴”のドたまに、カボチャを叩きつけて醜態をさらしてくれようぞ! ハーッハハ!」
 ひとしきり高笑いをした後に、ナディアは視界に映ったアリアに、にこやかに手を振るが、傍らのフェオと視線が合えば互いに相貌をきつくする。
「ナディア、すまない先に行かせてしまったな。毛玉がカボチャの菓子に向かってしまってな……んっ!?」
 そう言ってナディアの隣に立つのは、ナディアと共にあつらえた黒を基調とした騎士服に身を包んだテクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)と今日も白い毛がもっふもふなスフィンクスの『毛玉』である。
 今回、毛玉は戦争に参加出来ない為、お目当てはもっぱらハロウィン限定カボチャプリンを始めとした、カボチャスイーツである。
 ナディアには優しく声を掛けていたテクトラムだったが、アリアの赤髪が見えると真剣な瞳で強くアリアを見据える。
 男女4人、2組のペアに分かれて双方既にバチバチ、しかも敵対関係……と言っていいだろうか、戦うべき相手として定めている相手もまた男女と言う、ややこしい4人組である。
 対戦を観覧する側としては、面白い戦いが見られそうだが。
 2組は別々の扉を入るとそれぞれに戦の準備を始める。

●カボチャ人間たちの戦い
「お互いヤる気も十分……私も闘争心が刺激されている」
 ナディアに言葉を掛けるテクトラムの標的は。アリアのみ。
 2人ずつのペアに分かれている構図だが、それぞれカボチャで粉砕した後に、カボチャ頭にしてやろうと思っている相手はただ1人だ。
 パートナーの獲物に手を出そうなどと言う無粋な考えを持っている者は居ない。
(「あちらも、当然、策があるだろう……」)
 アリアの耳元で何事かを囁くと、テクトラムは笑みを浮かべる。
「ふ、承知した。しっかりお見舞いしてやれ」
 ナディアが負けることなどない……その確信がテクトラムに余裕を生む。
 4人の戦いの開始を宣言するように、毛玉が『ンニャッ!』と鳴く。
 直ぐ様動いたのは、アリアだった。
「喰らえ、ライバル! キミの頭こそ南瓜にしてくれる!」
 手にしたオレンジカボチャを、迷いなくテクトラムに向け、振り被ると言葉と共にぶん投げた。
 テクトラムは自分がライバルと認めし相手、そこに遠慮も配慮も要らず、手加減なども必要ない──”確実に沈める”その思いの丈をカボチャにありったけアリアは、込める。
 体格的にどうしても負けてしまうため、スピードを重視し、威力に変えてぶん投げる作戦だ。
 だが、ほぼ同時にテクトラムもカボチャを投げ放っていた。
「ふん、喰らえといって素直に喰らうかッ!」
 まずは、数発牽制として腕力を活かし、カボチャをぶん投げる。
 そして、アリアのカボチャを回避しながら、本命のカボチャ……高威力の緑のカボチャを周囲を見回し探す。
 ライバルであるアリアをカボチャ頭にすることも重要だが、ナディアがフェオを完膚なきまでに叩きのめすサポートもしなければならない……相手に数の少ない緑のカボチャを渡さない為には初動が重要だ。
「……開戦と同時に、恋人同士が衝突したか」
 カボチャ飛び交う戦場で静かな戦闘開始となることにフェオは、僅かに笑う。
 この場であれば、ナディアを叩き潰しても全く問題ないのだから。
「では、我等も……っ!?」
 飛び交うカボチャの中、ナディアが戦場を一気に駆け向かって来る……その手には頭より大きなオレンジカボチャが握られている。
 ナディアは、そのカボチャを投げずに、そのままフェオのどたまにダンクシュートさながら、頭上から力の限り叩き付ける。
 ぶん投げ、ぶつけるなどと言うそんな優しさなどない……ナディアの闇深い部分で既に、殺意はマシマシ! MAX!! である。
 フェオの頭をかち割るかと思われたカボチャは爆散せず、フェオの顔にすっぽりと収まり、オレンジカボチャヘッドのカボチャ人間が爆誕する。
 だが、カボチャ人間と化したフェオの足はふらついておらず、むしろ怒りで震える……一般の皆様には、お見せ出来ないが怒気が滾っていた。
「こんの、女狐ぇ!!」
 怒りの爆発と共に叫ぶ『パンプキンヘッド・フェオ』!!
「冥府の王が、貴様を呼んでいるぞ……!」
 フェオは、鷲掴みにしたカボチャを右手の力のみで、ナディアの顔面にぶちかます。
 フェオのカボチャの頭の中には、投げるなどと言う選択肢は一切無かった。
 叩き付けるだけでは飽き足らない、カボチャでの渾身の殴り……まあ、ナディアから殴りに来たのだからお互い様なのだが。
「あはははは!! ぐへっ!」
「……貴様も南瓜人間にしてやろう」
 もう1体のカボチャ人間が生まれたことにフェオは、満足気だ。
 2体のカボチャ人間は、それぞれ両の手にカボチャを握り力の限り激しく殴り合う……『投げ合いどこ行った?』という感じだが、ナディアもフェオもディアボロスなので、まあ構わないだろう。
「死にさらせぇ!!!」
「上等だ! 女狐ぇ!!」
 テクトラムと対峙するアリアだが『ゴツ! ゴツッ! ガッ!』と音を立て戦うフェオとナディアの勝負に視線が行く。
「いやていうか投げてないし、殴り合ってるし。あっはっは、相変わらず罵詈雑言も凄いな」
 笑うアリアを横目に、テクトラムはナディアの援護を優先したようで、アリアから放たれるカボチャを避けながら、飛散するカボチャ片に紛れ、アリアとは逆の方向に駆ける。
 そこには何故か『チャンスカボチャ』と言う立札が立っており、そこには数個だが普通の緑のカボチャが積んであった。
 探していた高威力カボチャが見つかったのだ……相手ペアに渡すわけにはいかない。
「最近、怠んで、いるな! 修練、励んで、いないだろう! 脇が、がら空きだ!」
『ゴン!』『ゴンッ!』『ガンッ!』とナディアをカボチャで殴りつけ、たまたま見つけた緑のカボチャで息の根を止めに行くフェオ。
「何が怠んでいるだ! 修練を怠っているのは貴様の方だろう! テクト、緑カボチャを見つけたら私に頂戴!」
 テクトラムは、緑のカボチャを全て確保すると『ナディア! 緑のカボチャだ!』と叫びその1つをナディアにパスする。
 そして、ついでとばかりに、フェオへと目眩しのカボチャ片をばら撒く、テクトラム。
「クッ、目晦まし、テクトラム殿、貴殿、ぐはァ! クソッ! どんな妨害が入ろうと、女狐! 此処が貴様の死に場所だ!」
「今回ばかりは、私も敵だぞ、フェオ」
 愛する人の味方をするのは当然と言わんばかりに、テクトラムはフェオと敵対する意思を見せる。
(「フェオがピンチだ! ボクだけのんびりしてられないっ!」)
 直ぐにアリアは、ナディアの援護に入ったテクトラムに対し、カボチャを連射する。
 だが、手元の緑カボチャは少ない。
「チッ!」
 無いものを悔やんでも仕方がない、威力より数で勝負するしかないと、アリアはオレンジカボチャの弾幕を張り続ける。
 アリアの猛攻にテクトラムのナディアの援護もどうしても減らされてしまう。
 カボチャでの打撃戦を行いながら、ナディアは物思う……。
(「顔を合わせれば、殺し合うのが、挨拶の如くほんと仲が悪い。きゃんきゃん騒ぎながら、カボチャを投げるのは唯一人だけだ。他は眼中になど……ない!」)
「ヒートアップしてるなぁ」
 そんなナディアの心中を知ってか知らずか、アリアは現状テクトラムと停戦状態だ。
 アリアがテクトラムに視線を送れば、彼も『そろそろ止めるべきか?』と視線を合わせてくる。
「ハッ! あのコースはまずい。ナディアがアイスのような二段カボチャ頭に! ナディ――ッ!!」
「あ……」
 フェオが言葉を漏らすが、もう遅い。
 恋人の危機、ナディアを庇おうと前に出たテクトラムは、見事3体目のカボチャ人間と化した後、戦場に沈んだ。
「あっ!! テクト! 私を庇ったばかりに! よくも殺ってくれたな! 狂犬が!」
「く、はは! ナディア、恋人とお揃いになって愉快ではないか」
 ナディアの怒りにも、フェオは開き直ったように笑い飛ばす。
「よくもっ! テクトの仇!」
「……っ!?」
 怒りのままナディアが放ったカボチャは、予想外の軌跡を描き、アリアの頭へと吸い込まれ『ゴンッ!』と音を立て、4体目のカボチャ人間を生み出した。
 テクトラムが倒れている以上、アリアもカボチャを外すことは出来ず、共に倒れる他なかった。
「な、俺のアリアに、何をしたか貴様ー! ぐぼォ!」
「……ふっ。わざと隙を作ったのよ、罠にかかったな! カボチャ事、頭骨を叩き割ってくれる! ……えっ!? がっ!?」
 フェオの渾身の怒りのカボチャとナディアのカボチャが同時に着弾すると、2人は戦場に倒れ……その場に、二本の足で立つカボチャ人間は居なくなった……。
 その後、それぞれの恋人に介抱されながら、4人と毛玉は、暖かなカボチャスープで戦いの傷を癒すのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【パラドクス通信】がLV8になった!
【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV8になった!
【ダブル】がLV4になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!

甘花・蜜充
【遊び場】
呼び方:コーキ、まつゆ、キョーヤ、ベレニ

まったく……カボチャを投げるなんて危ないこと考え出したのは誰よ。
重くて固いカボチャを投げるのはさすがにみつみはやめておくわ。
応援してるから、みんなはダメージを受けないにしても怪我をしないでね。

ベレニは随分と気合十分ね。
全力で楽しむのもいいけれど、危ないことはほどほどにね。

ええ、ありがとう。ここは当たらなさそうだけど……
きゃっ、ちょ、ちょっとまつゆ大丈夫!?今の結構痛そうだったわよ!

手を振るコーキには手を振って答えて、あっ、と声を上げた時にはカボチャが飛んできて……
直撃じゃなくてもやっぱり痛そうだわ。

ふふ、キョーヤも巻き込まれてるわよ。いってらっしゃい。

終わる頃にはスタッフさんを少しお手伝いして人数分のカボチャスープをもらってきてみんなに渡すわね。
はい、お疲れ様。ふふ、みんなからカボチャの匂いがする。

そうね、結構濃厚だから、チーズシチュー風にするならポットパイにしても甘くないパンプキンパイみたいでいいかもしれないわ。

(アドリブ◎)


不知火・紘希
【遊び場】のみんなと!
呼び方:(松露)まーくん(蜜充)みぃちゃん
(恭弥)キョウちゃん、ベレニくん

トマト祭りはテレビで見たことある気がする!
でもカボチャって本当に大丈夫なの?
怪我せずにみんなが盛り上がれるならがんばるよ!

オレンジのカボチャってハロウィンで見かけるよね。くり抜けるのは知ってるけど柔らかいかなぁ。
(とんとん、と抱えたカボチャを軽く叩いて不安げな顔)
緑は選ばないようにして…って、わぁ!
ちょっと、投げてきたの誰?いきなり痛いよー。(流れ球のようだ)

僕の腕力だと遠くには投げられないかな。
とりあえず、頑丈って言ってたし…まーくん、いくよー!
わ、軽く当てたのに!全力はやめて!仮装も汚れちゃうっ。
ふぅ、衣装汚れは対策したけど、やっぱり大変なイベントだ。べレニくん、包帯も汚れちゃうから気をつけてね。
みぃちゃん!見てるー? って、痛い!
キョウちゃんも参戦して、これは本格的に戦争だ…!

終わったらみんなで濃厚なカボチャスープを堪能しよう。
ふふ、遊び場でも食べたいな。楽しいハロウィンをありがとう!


葉切・松露
【遊び場】
紘希、みつみちゃん、恭弥にーさん、ベレニくん と


ディアボロスだし、まぁ大丈夫じゃないか?
誰かが海岸に行く羽目になったら迎えに行こう。
なんて、大丈夫だって手加減するから!

うわっ、結構あちこちから飛んでくるですね!
みつみちゃん気を付けてくださいね、当たったら結構痛そ、いったぁ!!!
……うん、当たったらめちゃくちゃ痛いですよ。

おっ、やるか紘希!じゃあ次はおれから行く、ぞっ!!
ちぇ、やっぱり紘希は素早いな。おれも投げるのはそんなに得意じゃないし……あー、弓が使えたらな。
じゃあ次は……見てるだけじゃ面白くないですよ、恭弥にーさん!避けちゃダメですよー!!うりゃっ!!
おめおめと当たらんですよ!あ、キャッチしちまいました。これじゃドッジボールだ。

ん、このカボチャスープうまいですね!
ねぇみつみちゃん、これ甘くしても美味しいと思いませんか?
具沢山にしてチーズシチュー風にするのもいいし、あとは……
あ、ごめんごめん。つい。


大和・恭弥
【遊び場】
呼称:紘希→コウ、松露くん、蜜充さん、べレニくん
基本的に全員タメ口で

かぼちゃを投げ合うって発想は…案内を聴いた感じ、
楽しい思いつきというやつなんだろう。
常識的に考えたら危険がありすぎるけど
楽しそうな子どもたちを前に、苦笑して見守る

開始と同時に宙を舞うカボチャの光景に驚きを隠せず
みんな結構乗り気なんだな。ダメージがないと言っても怪我がないわけじゃない
コウは特に体も小さいし、当たると心配なんだよな
仮装は汚れたらあとで洗濯してやろう

コウ、よそ見は危ないぞ!
蜜充さんに松露くんが話しかけ、直後に彼にもクリーンヒット
松露くんやべレニくんは元気に投げているし、強いし大丈夫か。
コウも投げは弱いけど避けるのは得意なんだよな
なんて分析していれば、突如飛んでくるかぼちゃ
危なっ…!?受け止めたものの、応援側もこれじゃ危ない。
蜜充さんに後押しされ、急遽参戦することに
子ども相手だけど手を抜くと失礼、だよな……っ!

振る舞われたカボチャスープは穏やかな風味で
さっきの争いが嘘のような、嵐のような祭りだったな。


ベレニ・ディーテ
【遊び場】
こうきくん、みつみちゃん、きょうや兄ちゃん、まつゆくん
と一緒に。


こういうのは楽しんだもん勝ちなんよ。痛いのは知ってるで?あんなんディアボロスでも痛いのめっちゃ分かるわ。
服...?汚れたら大変?
うちは包帯のミイラ男やから汚れても大丈夫やで(違う、そうじゃない)

あいたああ!!
つうこんのいちげきやあ!!
うちも負けてへんで!この祭りに参加した以上は...当たっても当てられても恨みっこなしでええんよね?
あくまでもパレードを盛り上げるために頑張るで!
そうこれは新宿島大結界のため。
頭は危ないから狙うはからだあ!とりゃあー!

この後はご飯やね。美味しそうなかぼちゃのスープ!
これでかぼちゃも無駄にならへんよね。
煮込んでる間に物陰で包帯巻き直しておこっと。


●カボチャのお祭りへ
「『トマト祭り』は、テレビで見たことある気がする! でも、カボチャって本当に投げて大丈夫なの?」
 自分の知っている『トマト祭り』は楽しそうだったので、『野菜』を投げ合うお祭りならと、友達みんなで一緒に会場に訪れた、猫又仮装の不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)が、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)を見上げ聞く。
「かぼちゃを投げ合うって、発想は……『案内』を聴いた感じ、楽しい思いつきというやつなんだろうが、常識的に考えたら、危険がありすぎると思うけどな」
 カボチャと言う、ほぼ”鈍器”を投げ合うハロウィンパーティーの為、思い付きを『本当』にやってみているとしか思えず、恭弥も苦笑する。
「まったく……カボチャを投げるなんて、危ないこと考え出したのは誰よ」
 ハロウィンの遊び場として、仲間達と『カボチャぶん投げ大戦争』に来てみたものの、会場を飛び交うカボチャを見ながら、甘花・蜜充(ドリームキャンディ・g05453)は、呆れたようにそう口にする。
『カボチャぶん投げ大戦争』を考案しイベント立案したのは、運営総指揮をしている『時先案内人』の少年なのだが、彼に関しては、もう既に色々酷い目にも合っているので、この際目を瞑って頂きたい。
「重くて、固いカボチャを投げるのは、流石にみつみはやめておくわ。応援してるから、みんなは、ダメージを受けないにしても怪我だけはしないでね」
「怪我せずに、みんなが盛り上がれるなら、がんばるよ!」
 蜜充の注意をよそに、紘希を始めとした、男の子たちは俄然『カボチャ投げ』に興味津々で、思いっきり『戦争』を楽しむつもりらしい。
「こういうのは、楽しんだもん勝ちなんよ」
 そう言って笑うのは、ミイラ男の仮装をした、ベレニ・ディーテ(あそび心あふれる鎖使い・g05782)だ。
「ベレニは随分と気合十分ね。全力で楽しむのもいいけれど、危ないことは、ほどほどにね」
 割と心から蜜充は心配しているのだが、ベレニは金色の瞳を好奇心に輝かせている。
「カボチャが当たると痛いのは、知ってるで? あんなん、ディアボロスでも痛いのめっちゃ分かるわ」
 笑いながら言うベレニは、この会場の危険性を本当に分かっているのだろうか?
「みつみちゃん、心配しすぎだよ。みんな、『ディアボロス』だし、まぁ大丈夫じゃないか?」
 硬質の手足を出した和服に身を包んだ、葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)も蜜充の心配をよそに笑って言う。
「誰かが『新宿海岸』に行く羽目になったら、みんなで迎えに行こう♪ なんてねっ、大丈夫だって手加減するから!」
 松露が言えば、紘希もベレニも笑顔で強く頷き合う。
 楽しそうに笑う子どもたちを前に、恭弥も温かく見守ることにするのだった。

●カボチャを遊び尽くせ!
「本当に、滅茶苦茶カボチャが飛び交うんだな」
 予想以上に参加者の多い『カボチャぶん投げ大戦争』に、さながら恭弥も驚きを隠せない。
「みんな、結構乗り気なんだな。ダメージがないと言っても怪我がないわけじゃない……」
(「コウは、特に体も小さいし、当たると心配なんだよな……」)
 必要以上に心配する恭弥だが、『兄の心弟知らず』と言うべきか、紘希、松露、ベレニはバトルスペースへと競争するように、駆けて行く。
「ハロウィンの仮装は、汚れたら後で洗濯してやるからな」
「服.……? 汚れたら大変? うちは、包帯のミイラ男やから、汚れても全然大丈夫やで!」
 ベレニが自分の身体を触りながら言うが、若干思考がずれている。
「オレンジのカボチャって、『ハロウィン』でよく見かけるよね。くり抜けるのは知ってるけど、柔らかいかなぁ」
 抱えたカボチャをグーに握った拳で『とんとん』と軽く叩いてみて、割としっかりとした硬さに、紘希はちょっとだけ不安気な顔を見せる。
「うん、緑のカボチャは、選ばないようにしないとね……って、わぁ!」
 小さなオレンジのカボチャが『ポコン』と音を立てて頭にぶつかり、びっくりして声を上げる紘希。
「ちょっと、投げてきたの誰ー? いきなり痛いよー」
「コウ、よそ見は危ないぞ!」
 紘希が飛び交うカボチャの流れカボチャに当たったのを見て、恭弥が注意するようにと呼びかける。
「うわっ、結構あちらこちらから、飛んでくるですね! みつみちゃん! 気を付けてくださいね、当たったら結構痛そ……」
「ええ、ありがとう。ここは当たらなさそうだけど……」
「いっ!? いったぁ!!」
 松露の声を遠くに聞き、観覧スペースから答える蜜充だったが、当の松露が早速大きなカボチャを頭にぶつけていた。
「きゃっ、ちょ、ちょっとまつゆ大丈夫!? 今の結構痛そうだったわよ!」
「……うん、当たったら、めちゃくちゃ痛いですよ」
 驚き心配の声を上げる蜜充に、ちょっと涙目になりながら松露はそう言うが、『こんなの、へっちゃら』とばかりにオレンジのカボチャを取りに走り出す。
「僕の腕力だと、遠くには投げられないかな。とりあえず、頑丈って言ってたし……まーくん、いくよー!」
「おっ! やるか、紘希!」
 紘希が思いっきり投げたカボチャを、松露は両手で上手くキャッチする。
「じゃあ、次は、おれから行く、ぞっ!!」
 腕力に自信のある方でな松露は、豪速カボチャを紘希目掛けて力いっぱい投げつけるが、紘希は慌ててそれを横跳びで避ける。
「わ、軽く当てたのに! 全力はやめて! 仮装も汚れちゃうっ」
「えぇー、こういうのは本気でやらなくちゃ面白くないだろー。にしても、やっぱり紘希は素早いな。おれも投げるのはそんなに得意じゃないし……あー、弓が使えたらな」
 まあ、松露が得意とするクロスボウがあっても、カボチャを射るのは、かなり至難の業なので大砲かカタパルト辺りを用意した方がいいかも知れない。
「あいたぁあ!! つうこんのいちげきやぁ!!」
 紘希が投げたカボチャを脳天に当てられて大袈裟に声を上げるベレニだが、負けじとオレンジのカボチャを鷲掴みする。
「うちも、負けてへんで! この祭りに参加した以上は……当たっても、当てられても恨みっこなしでええんよね? あくまでも、『ハロウィン』を盛り上げる為に、うちも頑張るで!」
 紘希や松露にポンポンと楽し気にカボチャを投げていくベレニ。
「これは、遊んでるだけちゃうで。『新宿島大結界』の為やから。頭は、危ないから、狙うはからだぁあ!! とりゃあー!!」
 確かに『ハロウィンパーティー』は、『新宿島』のエネルギー確保と言う大目的はあるが、ベレニの表情からはただ楽しみたいだけと言った感じも読み取れる。
「みぃちゃん! 見てるー? って、痛い!?」
 手を振る紘希に蜜充も手を振りかえして応えるが、直後にベレニからのカボチャが紘希にヒットし『あっ!』と声を上げてしまう。
「コーキ大丈夫? 直撃じゃなくても、やっぱり痛そうだわ」
 やっぱり自分は『戦争』に参加しなくてよかったかなと蜜充は思ったりする。
「松露くんやべレニくんは、元気に投げているし、強いし大丈夫か。コウも投げは弱いけど避けるのは得意なんだよな」
 元気にカボチャを投げる子供たちを温かく見守りながら、恭弥は目を細める。
「ベレニ君、中々やるなー。じゃあ次は……見てるだけじゃ、面白くないですよー! 恭弥にーさん!」
「ふふ、キョーヤも巻き込まれるみたいよ。いってらっしゃい」
 恭弥を呼ぶ松露の声に笑い声を漏らしながら、蜜充が恭弥の背中を軽く押す。
「避けちゃダメですよー!! うりゃっ!!」
 自分に向け、松露から投げられる割と強烈なカボチャを、咄嗟の勢いで受け止める恭弥。
「危なっ……!? 応援側も見てるだけじゃ危ないな」
 子供相手と手を抜くのも失礼と、恭弥は手にしたカボチャを松露に向け全力でぶん投げた。
 だが、そのカボチャを両手でがっしりとキャッチし、松露は『フフン』と笑う。
「おめおめと当たらんですよ! あ、キャッチしちまいました。これじゃドッジカボチャだ」
 そんな、松露の言葉にみんな声を上げて笑う。
「キョウちゃんも参戦するなんて、これは本格的に戦争だ……!」
 それでもこんなに楽しい『戦争』なら良いかと、紘希もまたカボチャを全力で投げ始めた。

●温もりに包まれて
「はい、お疲れ様。ふふ、みんなからカボチャの匂いがする」
 人数分のカボチャのスープを受け取って来た蜜充が、少し遊び疲れた仲間達に笑顔を向けてスープを渡しながら言う。
「美味しそうな、かぼちゃのスープや! これで、カボチャも無駄にならへんよね」
 少しずれた包帯を巻き直したベレニが幸せそうに、暖かなカボチャのスープを受け取り、にっこりと笑う。
「ん、この『カボチャスープ』うまいですね!」
 遊び尽くしたのか、一気にカボチャのスープを飲み、松露が疲れが吹っ飛んだように言う。
「ねぇ、みつみちゃん。これ甘くしても美味しいと思いませんか?」
「そうね、結構濃厚だから、『チーズシチュー風』にするなら、『ポットパイ』にしても、甘くない『パンプキンパイ』みたいで、良いかもしれないわ」
 松露の言葉に蜜充は少し考えてから、答える。
「具沢山にして『チーズシチュー風』かあ。あとは……あ、ごめんごめん。つい」
 お腹を鳴らしながら言う松露に思わずみんな笑ってしまう。
「さっきまでの『戦争』が嘘のような、嵐のような祭りだったな」
「ふふ、そうだね。楽しい『戦争』だったね。また、遊び場でも食べたいな。カボチャのスープ……」
 恭弥の言葉に柔らかい笑みを零しながら、紘希も楽しいハロウィンをみんなで過ごせたことを幸福に思っていた……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV7になった!
【リザレクション】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV9になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!

杉崎・拳次
【AMGT】
天邪鬼の仮装で参加

南瓜投げ?あんな硬いもん投げてぶつかったらあたりどこによっちゃ悲惨なことにならないか?
まぁ、やるからには負ける気はないけどな

無類のタフネスを利用してカボチャを投げられてどこに当たろうが気にせず相手の移動先に置くようにカボチャの豪速球を投げる
顔面に当たって顔がオレンジ色になったら顔色を変えないまま顔にぶつけた相手目掛けて少し集中的にカボチャを投げる
天邪鬼だから怒ってないように見えても腹の中は轟々に怒りの炎が燃えている
ぶつけた相手を南瓜まみれにしたら溜飲が少しばかり落ち着き次のターゲットを探して見つけたら同じ様に前に置く感じでカボチャの豪速球を投げ続ける
「祭りは楽しんだもの勝ちだろ?楽しんでるから心配するな」


ルウェリン・グウィンリウ
【AMGT】で参加。
仮装はロビン・フッド風の狩人衣装。

試しにオレンジの南瓜をひとつ掴み、硬さを確かめておく。
――いや、硬くないといってもこれ投げ合うの? やばくね?

引き気味の笑顔しつつ、今更辞退も出来ないので覚悟を決めて挑戦。

女の子も多いからあまりぶん投げるのは気が引けるけど、戦争と言われたら手加減は出来ない。
ピルムやプルムバタで鍛えた投擲スキルを味わえー!

と、二個三個と纏めて拾って連続スイング。
けど巧みにキャッチされ投げ返される事まで予想しておらず、呆気なくクリーンヒット。
いややっぱ痛いよコレ!

半泣きで文句言いつつ、竜の翼を盾にしたり尻尾で巻き取って打ち返しと抗戦。

ところでこれって勝ち負けとかどう決めるの?


風祭・天
【AMGT】
…マ? カボチャぶつけ合うとか…メッチャ面白そうだし☆
そんな面白そうなやつに旅団の皆と遊びに来たんだから、テンアゲしまくってゴー☆ ウェイ☆

あ、勿論、仮装して行くし☆
きょコは赤ずきんちゃんかなー。どちゃくそ可愛く仮装したるー☆

んで、カボチャ投げは手加減とかはなしよりのなしで、思いっきりいくっしょー☆
戦闘スタイル(?)は、手当たり次第に投げまくる感じ☆ 命中率とか気にせず、拾うを幸いに投げまくり☆ 当たっても当てられてもマジで虹☆
え? もう、男性陣にも女性陣にも小細工無しでゴーっしょ☆ ヤられたらヤり返せー☆

油断してる子に隙アリーって投げつけ…に゛ゃっ?! うんうん、自分が隙ありまくりで当てられるパティーンね。ぴえんだけど、ばくわらじゃん☆
皆で遊んでテンアゲして好ハオな雰囲気、マジ好きー☆ AMGTしか勝たん☆ また皆で一緒に楽しもうねー☆


シークローネ・メーベルナッハ
【AMGT】にて参戦でございます!
仮装は落ち武者風のボロボロの和鎧姿。

成程、ハロウィン故に南瓜投げと。斯様な発想はございませんでしたね!
然らば皆様、大いに投げ合い楽しみましょうとも!
此度ばかりは配慮等不要にございます、全力にてぶつけて参られませ!

勿論全力にて回避致しますが!

ということにて戦域を走り回り、落ちてる南瓜を拾っては投げ拾っては投げ、を繰り返して参りましょう。
やはり斯様な催しは飛び交う南瓜の数が多くあってこそ、と思います故、兎角数を投げることを重視にて。
特に誰を狙う、ということはなく、逆に「狙われない人」が出ないように意識して参りましょう。

尚、走り回って避ける分、当たると影響は大きいと思われます。
緑南瓜など被弾した際には、派手に吹っ飛んでしまうやもしれません。

勝敗、そういえば考えてございませんでしたね。
より楽しんだ者の勝ち、ということでよろしいのではないでしょうか!


ベルゼルカッツ・メーベルナッハ
【AMGT】で参加だ。
カボチャ投げ…なかなか痛そうだ。ディアボロスだからこそ可能な催し…だな。
(カボチャを手に取りつつ)

ともあれ、祭りというなら盛大にやらないとな。
悪いが、加減はしないぞ。

南瓜を確保する際以外は極力、壁際など背後の安全が確保されている位置に移ってから南瓜を投げる。
派手な一撃を志向し、一個一個の南瓜を全力投擲するスタイル。
此方に意識を向けていなさそうな者を優先的に狙うとしよう。
緑南瓜を確保できた時は、特に気合いと力を籠めて投げつけたい処だ。

南瓜を持っていない時に投げつけられた場合は、それをキャッチしてすぐ投げ返しての反撃も試みよう。
弾が大きいなら、こういうこともできる筈だ。
「決まった――がふっ!?」
(反撃が決まってご満悦な処に別の人から南瓜をぶつけられた模様)


●ハロウィンはテンアゲでGO!
『……マ? カボチャぶつけ合うとか……メッチャ面白そうだし☆』
 ハロウィンの数日前に、風祭・天(逢佛殺佛・g08672)が、新宿駅グランドターミナル前を歩いていると『時先案内人』からチラシを渡され、その内容がかなりぶっ飛んだ企画だった為『ハロウィン』の今日、『神社神殿教会寺-A.M.G.T.-』の仲間達を誘って会場まで来たのだが、天的にはテンション爆上がりのイベントとなっていた。
「南瓜投げ? あんな、硬いもん投げてぶつかったら、あたりどこによっちゃ悲惨なことにならないか?」
 自身は、喧嘩慣れしている為、多少の痛みはどうってことないが、カボチャと言う”鈍器”をぶつけ合うという、ヤバい祭りに誰ともなく訊いてしまうのは、天邪鬼の仮装をした、杉崎・拳次(仁哮義侠・g07350)だ。
「──いや、硬くないといっても、これ投げ合うの? やばくね?」
 足元に落ちていたオレンジのカボチャの硬さを『コンコン』と叩いて確かめながら、ルウェリン・グウィンリウ(ドラコナリウス・g02040)も言う。
 因みに本日、ルウェリンはロビン・フッド風の狩人の仮装での参加なのだが、どうしても笑顔が引きつってしまう。
「成程、ハロウィン故の『南瓜投げ』と……斯様に斬新な発想は、ございませんでしたね!」
 傷つきボロボロな和鎧を纏い『落ち武者』に扮した、シークローネ・メーベルナッハ(其は生ける疾風怒濤・g00007)が、その発想はなかったと驚きとも感動とも取れる、声を上げる。
 拳次とルウェリンは、『斬新すぎやしないか?』とも思うのだが、何故、このメンバーは女性陣の方がヤル気なのだろうか?
「然らば皆様、大いに投げ合い楽しみましょうとも! 此度ばかりは、配慮等不要にございます。全力にてカボチャをぶつけて参られませ!」
『カボチャぶん投げ大戦争』に前のめりが過ぎるシークローネは、遠慮は要らないと公言するが、おそらくシークローネ自身も遠慮する気が、全くないということなのだろう。
「まぁ、やるからには負ける気は毛頭ないけどな」
 オレンジのカボチャを『ポーン』と高く投げて、拳次も口角を上げて笑い言う。
「カボチャ投げ……中々痛そうだ。『ディアボロス』だからこそ、可能な催し……だな」
 ベルゼルカッツ・メーベルナッハ(熾・g08927)が、普段と変わらぬ瞳でカボチャを見ながら呟く。
「こんな面白そうなイベントに、皆と遊びに来たんだから、テンアゲしまくってゴー☆ ウェイ☆」
『普段こんなことしたらヤバヤバだし―☆』と横ピをしながら、天はウインクする。
 そんな天の今年のハロウィンコーデコンセプトは、どちゃくそ可愛い『赤ずきんちゃん』だ♪
「んで、『カボチャ投げ』は、手加減とかはなしよりのなしで、思いっきりいくっしょー☆」
 既に殺る気が天井を越している天は、右手を上げて軽くジャンプする。
(「今更、辞退も出来ないしな。覚悟を決めて挑戦するかな」)
 思いながら、ルウェリンは仲間達を見るが、拳次と自分以外は3人共女性と言う事実。
(「女の子も多いから、あまり強くぶん投げるのは気が引けるけど、『戦争』と言われたら手加減は出来ないかな」)
 折角の『ハロウィン』と言う名のお祭りだ。
 手加減は逆に失礼、そしてお祭りで遠慮などしていたら自分も楽しめないのだと、ルウェリンは笑顔を作って腹を括る。
「勿論、全力にて回避致しますので、全力でカボチャをぶん投げてくださって大丈夫でございます。拙も全力でぶん投げましょう」
 慈悲深き笑顔を見せつつ、シークローネが物騒なことを言えば、『神社神殿教会寺-A.M.G.T.-』の仲間達は全員で、バトルスペースへと足を踏み入れるのだった。

●どんな時でもAMGTしか勝たん☆
「祭りというなら、盛大にやらないとな。悪いが、加減はしないぞ」
 言って、ベルゼルカッツは、カボチャを己が全力でぶん投げると、背後を取られぬように移動しながら、次のカボチャを拾いに行く。
 ベルゼルカッツは一玉、一玉に全力を込め『豪速カボチャ』で、一投一殺する作戦だ。
「あらまあ、最初から本気でございますわね、ベルゼルカッツ殿」
 それすらも楽しいのかニコニコ言うと、シークローネは戦場を素早く走り回り、自身の手元にカボチャを集めていく。
 敵にはカボチャの補給を与えず、ぶん投げては拾いを繰り返す。
「やはり、斯様な催しは、飛び交う南瓜の数が多くあってこそで、ございましょう」
 数こそ力、そう言わんばかりにシークローネはカボチャの弾幕を広げていく。
 仲間達の攻撃が自身に集中しないように、ターゲットを誰とも決めていない……敵意を分散させれば、自ずと被弾する確率も減ると、シークローネは理解していた……狙われないことも重要なのだ!
「『ピルム』や『プルムバタ』で、鍛えた投擲スキルを味わえー!」
 本当に遠慮というものを何処かに置いてきた、ルウェリンは磨き上げた投槍技術で天に二発、三発と連続でカボチャをぶん投げる。
 各々が戦法を練ってカボチャをぶん投げる中、手当たり次第にカボチャを投げまくっているのは、天だ。
「命中率とか気にしてたら楽しくないし☆ 手当たり次第にいっぱい投げたら、どれかは当たるっしょ☆」
 ぶち当てても、ぶち当てられてもマジサイコーなのだから天的には、全然オッケーだ。
 そして、割と標的とされているのは拳次である。
 拳と拳の喧嘩なら負ける気などないが、仲間達は皆トリッキーにカボチャをぶん投げてくる。
 拳次が思いっきりカボチャをぶん投げても、僅かに下がられ避けられているのだ。
 体力には自信があるし、1つや2つカボチャをぶつけられようが、倒れることは無いし、気にしてもいないが、自分が当てられないのは癪に障る。
(「多少の攻撃は受けて立つ。動きが止まった一瞬だ……!」)
 ベルゼルカッツがカボチャを振り被って一瞬の硬直が出来た瞬間に、拳次はたまたま拾った威力の高い緑のカボチャを、その剛腕でぶん投げる。
 だが、ベルゼルカッツもそれに当たっては不味いと思ったのか、俊敏な動きで横に飛ぶ。
 その後ろに居たのは、シークローネのせいでカボチャの補給が追い付かず、無防備になっていたルウェリンだった。
「ごぁっ!?」
 緑のカボチャが完全に顔面にクリーンヒットし、ルウェリンの喉から声が漏れ出る。
「あっ……わりぃ」
 狙った獲物以外にヒットしてしまった為、思わず謝ってしまう拳次。
「いや、やっぱ痛いよっ! コレ!」
 拳次が投げたのは柔らかさなど一切ない、ただの硬い普通の緑のカボチャである。
 ルウェリンが痛みに叫びをあげるのも仕方がない。
 そんなルウェリンに意識が向き、周囲を警戒出来ていなかった拳次に向け、今度は天の適当カボチャ乱射が襲い掛かる。
「え? もう、男性陣にも女性陣にも、小細工無しでゴーっしょ☆ ヤられたらヤり返せー☆」
 ギャル強し……天はもう楽しむことだけに熱中しているのか、周りの被害などまったく気にしていない!
「くっそ……がっ!!」
 顔面をオレンジのカボチャ色に変えられながらも、拳次は足元のカボチャを蹴り上げキャッチすると、その勢いのままに天へとカボチャを全力で投げ返す。
 カボチャは、綺麗なオーバースローの軌跡を描き天へと真っすぐに飛ぶが、流石の天も威力がヤバヤバと感じ、間一髪避ける。
 天邪鬼の仮装的に怒ってないように見えても、拳次の瞳には轟々と怒りの炎が燃えている、
 一番最初に脱落するかと思われたルウェリンも、目に涙を浮かべながら、自身のドラゴニアンの翼や尻尾で身を守りながら、果敢にカボチャをぶん投げている。
 若干卑怯と思われるかもしれないが、カボチャの確保は尻尾を器用に扱い行っている……まあ、パラドクスとかは使用していないのでセーフだ!
 その間も、天の注意が散漫になる様なら、ベルゼルカッツがオレンジのカボチャで強襲する。
 硬い緑のカボチャがあれば、もっと激しい攻めを出来るのだが、そもそも数が少なく、カボチャの確保を優先した、シークローネがこの一帯の緑カボチャの半分ほどを所持しているようだ。
「……ならば、仕方ないな」
 言って、ベルゼルカッツはオブジェと思われる、自身の腰ほどの高さの巨大オレンジカボチャを持ち上げ、気合いと力を籠めてシークローネに投げつける。
 シークローネがオレンジカボチャで迎撃しようとするが、大きさが大きさだ……とてもじゃないが迎撃出来ず、回避に専念せざるを得ない。
 その動きを読み、ベルゼルカッツは本命のカボチャを爆速でシークローネにぶん投げる。
「決まった──がふっ!?」
 カボチャをぶつけたことで油断が生まれた、ベルゼルカッツに今度は死角から、拳次が思い切りカボチャをぶつける。
「ふう……こういう、祭りは楽しんだもの勝ちだろ? 楽しんでるから心配するな」
 的確にカボチャをヒットさせたことにより、多少溜飲が下がったのか、拳次が漢らしい笑みを見せた時だ。
「隙アリー☆」
 小粒のカボチャ乱射に切り替えた、天のカボチャが拳次の背中に何発も撃ち込まれれば、拳次は背後からマシンガンを撃たれたように吹っ飛ぶ。
「にゃははっは……に゛ゃっ!?」
 天の喜びも束の間、ルウェリンの投げたカボチャが天の頭を貫いた……りはしないが、滅茶苦茶な痛みを与える。
「いったーい☆彡 ぴえんだけど、わら☆」
 笑顔のまま戦場に沈む天。
「ところで、これって勝ち負けとかどう決めるの?」
 天を討ち取った、ルウェリンが疑問を口にすると、戦場を駆け回っていたシークローネも全く考えていなかったというご様子。
「勝敗、そういえば考えてございませんでしたね。より楽しんだ者の勝ち、ということでよろしいのではないでしょうか!」
「皆で遊んでテンアゲして好ハオな雰囲気、マジ好きー☆ AMGTしか勝たん☆ また皆で一緒に楽しもうねー☆」
 ぶつけて倒れてを繰り返し、天は仲間達に笑顔を見せるのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【怪力無双】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV10(最大)になった!
【反撃アップ】がLV3になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV8になった!

櫻田・結依
【羽根車】
名前呼び捨て

ハロウィンパーティーがエネルギーになるんなら
思いっきり楽しまないとね!
仮装は簡単なドレスで、白雪姫の継母の恰好をしてるけど
戦いだと聞いたら
ヒールを脱ぎ捨ててスカートを捲って臨戦態勢

南瓜を投げるのは初めてだけど、楽しみだよ

手始めにガシッと黄色い南瓜を片手で掴む
パワーには自信があるからね、これ位、いけるいける!
よーし、容赦なんて南瓜と一緒に投げてやる!!
思い切り振りかぶって投げる

と、思い切り地面に叩きつけてしまう
あ、あれ……?
パワーに極ぶりし過ぎてコントロールがない
違う、今のは威嚇、練習だから!!……って、痛っ!?
誰だ、今、横から投げてきたの!!
許さない、絶対にだ

全力で集中的に投げてきた人を狙う
防御は南瓜ガードだ、手にした南瓜で飛んできたやつを迎え撃つ
パワーで何とかする
コントロールはそのうち感覚でついてくると願って
喰らえ、櫻田流南瓜投擲必殺技ぁ!!
良く分からない技名を叫ぶかもしれない
ケペシュに売られた喧嘩は買うぞ

緑南瓜は絶対に当てる、気合とパワーで
角に南瓜刺さってるよ!


モロク・アルデバラン
【羽根車】
呼び方「名前+殿」。赤の海賊船長で参戦である

我輩は荒っぽいのは得意ではないので観覧席へ…
ええい、誰だ!今吾輩に掠めるように、とんでもない大きさのかぼちゃが飛んできたぞ。
…よかろう、やってやろうではないか。

とは言ったもののもはや戦場の様相。直撃は考えたくもない。
両手で頭を守りつつケペシュ殿の弾幕を耐える
攻撃の機会を…攻撃の機会を…
ひぃ!埒が明かぬ!

一個投げたら100個ほど返ってくるぞ!?
砕けたかぼちゃが混ざっておるではないか?速い!怖い!
うおおおおお!!??サンドリオンよ。た、助け…なぁにを食べておるのだ!

は、反撃を…
あれは實生殿、今なら!
手のひらサイズのミニカボチャならば吾輩でも行けるだろう
食らうのだ!(軌道が読めないへなちょこ投球)


フィオリナ・ネージュ
【羽根車】
基本呼び方は名前+さん
子火→シィさん
南瓜仮装:氷の女王

ときには本気を見せるのも必要ですから
女だからとて皆さんどうぞご容赦無きよう
飛び交う南瓜と悲鳴のさなか微笑み腕捲り

最初は手近にあった大きめの南瓜を両手に
えいと振りかぶってみます
あら、意外と遠くまで飛んで――

實生さんの羽根防御、便利そうですし
私も尻尾で弾けないでしょうか
……!何処からか殺気が…!
思いっきり尻尾を振って南瓜を叩き落とし
ふう、これで防御は完璧で――ひゃ、痛っ!
息つく暇なく飛んでくる南瓜

……俊敏さ生かすなら小さめの南瓜で
数を撃つしか……!反撃です
両手でひゅんひゅん投擲、ノーコン故に予測不能に飛んでいく
アヴィシアさん投げ方がプロですね??
待って、結依さん
技名格好良いんですが
手に掴んでるのは緑南瓜……逃げるが勝ちです
あ、ケペシュさんが自ら受けに
盾にしてしまったら怒られるかしら

サンドリオンさん美味しいですか?
戦場真っ只中ですが一緒に南瓜を齧り和…んでる場合では
シィさんの角に刺さった南瓜は
後で美味しくスープ行きですね


一角・實生
【羽根車】7名

姓+さん呼び
幽霊海賊船船長の仮装姿。オウムはお留守番

一面に散らばるかつて南瓜だったものの残骸に愕然
これはなかなか、っ!!
身体を包むように翼を広げ咄嗟の防御姿勢
やるね。どうやら孤立無援の過酷な世界に来てしまったようだ痛って! まだ言い終わってな――
最初に膝をつくのは俺か……
ナージャさん、いい顔してる

時々殺意に満ちた爆速南瓜が飛んでるけど誰?

手頃なサイズの南瓜を掴んで投げていこう
相手も痛くないだろうからね。大きいのよりは
近接タイプの皆の体力に羨ましくなりつつも遮蔽物等を利用しながらカボチャを投擲
誰かに狙いを定めて振り被った相手に――今だ(狙撃手の目)

ちょっと得意げになった直後、ローゼンハイムさんの攻撃に見事に引っ掛かる俺
髪と翼に南瓜エキスが染み込んで冷たい

翼バリアもそろそろ限界
左手のガトリング砲をバット代わりにして打ち砕きもしよう
篝さんは南瓜の眷属みたいになってるな
えっネージュさんここで南瓜齧る?

モロクさんの投擲が見えるけど、翼が濡れて力が出ない……
(結果お任せ)

※やられ役歓迎


ケペシュ・ナージャ
【羽根車】
呼び方は「名前+殿」
武蔵坊弁慶の仮装で参加

勝負ですか!いいですねぇ、燃えてきましたよ
容赦しませんので皆さんも本気で来てくださいね

手近なカボチャを片手で掴んだなら、挨拶がわりに實生殿を狙います
盾代わりにもなるとは。見事ですね、その翼

…って、いたっ
子火殿もなかなか豪快ですよね
お返しです!

こちらへの攻撃は基本避けずに全て受けます
だってその方が楽しいじゃないですか

あはは、面白い!なかなかやりますねぇ
それじゃあこれはどうですか?
左右の手に一つずつカボチャを持ち、連続で次々に投げていきます
数撃ちゃ当たるってやつです、喰らえ!

アヴィシア殿は魔女らしく魔法を使って投げ…普通に物理できましたね
そうこなくっちゃ

モロク殿を狙うのに罪悪感があるのは何故でしょう
まぁ、罪悪感があっても狙うんですが

結依殿、その必殺技こっちにも打ってください!
受けてみたいので
勝負に夢中で、フィオリナ殿に盾にされてもきっと気付かない

良い具合に腹も減ってきましたね
これは勝負の後のカボチャが美味そうだ


篝・子火
【羽根車】
(サロメを模したアラビアン衣装)

身内でこうも争うことになろうとは。
悲しいものだな。
だが、戦は戦。
結依!捲りすぎるな……恐ろしい力だ。叩きつけられ潰れた哀れなカボチャを見ろ。
戦初めの威嚇。それにアヴィシアのあのカボチャ捌き…まるで球技のよう。やるな。

初めの投げどころは重要。争いの原因だ。
不意打ちで投げるのは忍びない。
あ、モロク。観覧席はそっちじゃないぞ!……すまん。
(止めるつもりで投げたがスレスレ)

一回投げれば吹っ切れるな。
モロク先生はいつだって大切なことを教えてくれる。
それじゃ次は…弁慶に海賊。争ってる實生とケペシュだ。
カボチャに両指を突き立てて持ち上げる。そのまま投擲して両成敗狙い。

フィオにサンドリオン。それ美味いか?味は確かに気になるな………と、驚いた。
どこから来た。不意打ちだ。
避けようとしたあまり角に刺さってしまった。
頭重い。存外に固いな。
あ、取ろうとしているとこ当てたの誰だ。カボチャが沁みる……美味い。


アヴィシア・ローゼンハイム
【羽根車】
雪女の仮装で参加
頭と同じくらい大きいカボチャをぶつけ合う……なんて楽し、いえ、恐ろしい戦いなの……!
あら、ケペシュ。勝負するの?ふふっ、いいわ、負けないわよ
この戦い……私が頂くわ(カボチャを指先で高速回転させつつ)

結依、なかなか豪快ね……それはそれとして、隙あり、よっ!
うふふ、戦に卑怯も何もないのよ?

物陰にいる實生を狙うのは難しそうね
なら、これならどうかしら?
カボチャを真上に飛ばして視線誘導
本命は、こっちよ?と接近して回転を効かせたカボチャをシュート
ミスディレクション、というやつね

結依もフィオリナも、ケペシュも投げる数が多いわね
けれど、狙いの甘いカボチャに当たりは……って、あっ痛ぁ!?数多すぎないかしら!?
もう、お返し、よっ!と3人全員に楽しそうにカボチャを連打、こっちに当たってもお構いなしよ

サンドリオン、カボチャに夢中なの?モロク、大変ね
でもカボチャは投げるわ。戦は情け無用なの、悲しいわね……え、悲しそうに聞こえない?
子火のあれは両成敗……漁夫の利、というやつかしら?流石ね


●New Challengers
「これはなかなか、っ!!」
『カボチャぶん投げ大戦争』バトルスペースの惨状を目にし、驚きの声を上げるのは幽霊海賊船船長の仮装をした、一角・實生(深い潭・g00995)だ。
 酷い有り様だった。
 眼下には、かつてカボチャだったものが砕け落ち残骸となって落ちている。
 怒号や叫びの中、絶え間なくぶん投げられるオレンジのカボチャ。
 こんな戦場を今まで見たことがあるだろうか……。
「南瓜を投げるのは初めてだけど、楽しみだよ」
 實生の心のナレーションをぶった切るように、嬉々とした表情で言うのはスノウホワイトの継母を意識したドレスに身を包んだ、櫻田・結依(人間のカースブレイド・g01624)だった。
「櫻田さん、折角気分を盛り上げてたのに~」
「だって、ハロウィンパーティーがエネルギーになるんなら、思いっきり楽しまないとね! 初めて投げるんだよカボチャ!」
 實生の言葉を全く気にせず、結依はカボチャをぶん投げるという初めてのことに興味津々だ。
 因みに、今までの人生でカボチャをぶん投げた経験がある人の方が、珍しいのだが……。
「勝負ですか! いいですねぇ、燃えてきましたよ! 容赦しませんので、皆さんも本気で来てくださいね!」
 同じく勝負事と知って、闘志を燃やすケペシュ・ナージャ(砂蠍・g06831)の仮装は、『武蔵坊弁慶』なのだが、どうか武器は置いていって頂きたい。
「我輩は、荒っぽいのは得意ではないので観覧席へ……」
 仲間達の『戦争』に巻き込まれる前に、そそくさと観覧席へ移動しようとするのは、赤の海賊船長の仮装をした、モロク・アルデバラン(誇り高き砂暮らし・g01160)だ。
 正直カボチャと言う”鈍器”が飛び交う戦争には絶対に参加したくないと思っている!
 本当に思っている!!
 決して『振り』ではないので『伏線回収』などしなくていいとモロクは本気で思っている……本当に!
「時には、本気を見せるのも必要ですから」
 氷の女王の衣装を纏った、フィオリナ・ネージュ(華たそがれ・g09310)が穏やかに微笑みながら仲間達に言葉を掛ける。
「女だからとて、皆さんどうぞご容赦無きよう」
 嫋やかに笑うと、カボチャ飛び交う戦場の叫びをBGMに、腕まくりをして本気モードでフィオリナは戦場へと歩いていく……穏やかな分だけ、その闘志が恐ろしく感じるのは何故だろうか……。
「頭と同じくらい、大きなカボチャをぶつけ合う……なんて楽し、いえ、恐ろしい戦いなの……!」
 思わず本音が漏れ出てしまって、慌てて取り繕うのは、雪女として振る舞うアヴィシア・ローゼンハイム(Blue・Roses・g09882)だ。
「身内で、こうも争うことになろうとは……。悲しいものだな……。だが、戦は戦……ああ、悲しいな」
 そう呟く割に、サロメを模したアラビアン衣装の動きづらい飾りの部分だけ手早く外すのは、篝・子火(天高し・g02594)……殺る気じゃないの、団長だけだな……この旅団。
「それでは、輩ゆっくり観戦させてもらうのであ……っ!?」
 言うモロクの顔面に結依が脱ぎ捨てたヒールがヒットするのと同時に『鳥と羽根車』の団員達は、カボチャ飛び交う戦場に駆け出すのだった。

●大乱闘と大混乱
「パワーには、自信があるからね。これくらい、いけるいける!」
 言いつつ『ガシッ』とオレンジのカボチャを鷲掴みにした結依が、思いっきりカボチャを振り被る。
「よーし、今日だけは、容赦なんて南瓜と一緒に投げてやる!!」
 強い叫びはじゃじゃ馬と言うより暴れ馬なのだが、この場所に結依を止めるような無粋な者は居ない。
「おりゃぁ!! あ、あれ……?」
 結依の手から離れた豪速カボチャが前方には飛ばず、床を激しく叩くと一部を砕きながら天井向かって跳ね上がった。
 パワーのみに特化した結依のスイングはコントロールが効かず、『ゴツッ!』『グシャリ!』と言う音を会場に響かせる……本当に手綱が取れない暴れ馬のようだ。
「結依! 捲りすぎるな……恐ろしい力だ」
 叩きつけられ潰れた哀れなカボチャを見ろと視線を送りながら、子火が言う。
「違う、今のは威嚇! 練習だから!! ……って!? 痛っ!? 誰だ、今、横から投げてきたの!!」
「結依、なかなか豪快ね……それはそれとして、隙あり、よっ!」
 2つ目のカボチャを結依にぶん投げながら、アヴィシアは今にも高笑いをしそうだ。
「横から投げるなんて卑怯だよ! アヴィシア! 許さない、絶対にだ!」
「うふふ、戦に卑怯も何もないのよ?」
 戦場で油断をすることが『死』を意味するのは事実なのだが……君達、ハロウィンだってこと知ってる?
「戦初めの威嚇。それにアヴィシアのあのカボチャ捌き……まるで球技のよう。やるな」
 ガチな解説を始める子火だが、他の面々もカボチャを手に取りだしたので、自分だけ見物しているわけにはいかないと、オレンジのカボチャを構える。
 一方、カボチャを手にはしているが、自身の猛禽の翼を大きく広げ、身体を包むように防御姿勢を取り、緑金の瞳を上に向けながら、悲壮感を醸し出しているのは、實生だ。
「やるね──どうやら孤立無援の、過酷な世界に来てしまったようだ──痛って! まだ言い終わってな──!?」
「盾代わりにもなるとは。見事ですね、その翼」
 實生に感心したように言いつつ、ケペシュは追撃のカボチャを容赦なくぶん投げる……いや、まあ、隙だらけと言うか、隙しかないんだから、こうなっても實生は文句の一つも言えないだろう。
「…………最初に膝をつくのは俺か」
 カボチャを何発も喰らっている割に、余裕あるなあと、観覧席から見るモロクなどは思ってしまう。
「……ナージャさん、いい顔してる」
 だから……實生は、いい加減、防御態勢を解いて、カボチャを投げ返した方がいいのではなかろうか?
 今は『逆説連鎖戦』中ではないので、反撃が必ず発生する訳ではないので!!
 挨拶代わりのつもりで實生にカボチャをぶん投げたケペシュだったのだが、ここまで反撃がなく、實生が『一人語りモード』に入ってしまったので、逆にカボチャ投げの止め時が分からなくなり、取り敢えず實生にだけ投げ続けていたのだが、いきなり後頭部に重い衝撃を感じる。
「ぐぉわ!?」
「あら、ケペシュ。お取込み中だったかしら?」
 カボチャを指先で高速回転させながら、アヴィシアがケペシュに、にこやかに訊く。
「…って、いたっ! ……アヴィシア殿。あはは、面白い! 中々やりますねぇ! アヴィシア殿は、魔女らしく魔法を使うかと思っていましたが……普通に物理で来ましたね。そうこなくっちゃ!」
 好戦的な瞳をアヴィシアに向け、ケペシュはカボチャをしっかりと握りなおす。
「あら、勝負するの? ふふっ、いいわ、負けないわよ。この戦い……私が頂くわ」
 武蔵坊弁慶vs雪女の戦いの火花と言うかカボチャが飛び交う中、一旦カメラを別方向へ向けてみよう。
(「序盤の投げどころは重要。争いの原因だ。不意打ちで投げるのは忍びない……」)
 子火が誰から潰そうか……いや、誰に投げて自身の戦争を開始しようか悩んでいると、目の前にフィオリナが両手で抱えるほどのカボチャを構えている姿が映る。
「最初は、何も考えずに投げてみるのがよさそうですね。えいっ! あら、意外と遠くまで飛んで──」
 以外も何も、滅茶苦茶な飛距離を出してカボチャがフィオリナの両手から射出される。
 但し、照準も滅茶苦茶である──つまり、そのカボチャがぶち当たる方向に居るのはっ!
「モロク!」
 子火が叫ぶが、観覧席のモロクには声が届かない。
『ズッガーーーーーーン!!』
 ほぼ隕石のような衝撃を響かせ、フィオリナがぶん投げたカボチャはモロクの眼前すれすれに落下する……モロクがあとほんの僅か身を乗り出していたら、死んでいた……いや、おそらく重症くらいで済んでいただろう。
 だが、いきなり巨大カボチャの恐怖を味わったモロクとしては、たまったものではない。
「……ヒェ。……ええい、誰だ! 今、吾輩を掠めるように、とんでもない大きさのかぼちゃが飛んできたぞっ!?」
 観覧席で命を狙われるとは、モロクが可愛そうで仕方ない……とは、多分誰も思っていない。
「……よかろう、やってやろうではないかっ!」
 足音を強く立ててモロクが、観覧席からバトルスペースへと移動する。
 モロクがバトルスペースに一歩足を踏み込んだ瞬間、先ほどまでとは違う多くの殺意を感じた……気がする。
(「……もはや戦場の様相。直撃は考えたくもない。取り敢えず身の安全を確保するべきであろうな」)
 両手で頭を隠しながら、モロクは身代わり……もとい、盾となってくれるか、もしくは共闘してくれる人物を探す。
 その移動の間も、ケペシュとアヴィシアの流れカボチャが顔を掠めたり、なんかいきなり吹っ切れた子火の『モロク先生は、いつだって大切なことを教えてくれる』と言う”感謝”が詰まりに詰まったカボチャが後頭部を直撃したりと、早々に散々な目に合う、モロク。
「攻撃の機会を……攻撃の機会を……ひぃ!」
 バトルモード完全突入中の結依がモロクの目の前に立ちはだかる。
「コントロールは、そのうち感覚でついてくる……大丈夫。この緑カボチャを無駄にはしない! 全ては、気合とパワー! 喰らえぃ! 櫻田流南瓜投擲必殺技ぁ!! 『緑南瓜愚霊斗スマッシャー!!!』」
「ぎゃぁああーーーーーー!?」
 結依の気迫の籠もった緑カボチャが一回り大きくなったようにモロクを狙って投げ放たれれば、恐怖のあまりモロクは腰を抜かしてしゃがみ込む。
『ズドッ!!』
 重い衝撃がモロクの頭に落ちるが、頭の直撃ではなさそうだ。
「は? はーーーーーー!? どうなっておるのだ!?」
 モロクの竜の角に、緑のカボチャが深々と刺さっていた。
「いや、もう、埒が明かぬ! 砕けたかぼちゃが混ざっておるではないか? 速い! 怖い!」
 どうにか、自分もカボチャを投げ返したいと考えていたモロクだったが、1個投げたら100個ほどお返しのカボチャが飛んでくる状況に、もうどうしようもない……誰か助けてという思いでいっぱいである。
 ふとモロクが観覧席を見れば、 オラトリオの『サンドリオン』の姿が目に映る。
「うおおおおお!? サンドリオンよ。た、助け……なぁにを、食べておるのだぁ!?」
「サンドリオンさん、美味しいですか?」
 いつの間にか休憩と称して観覧席へ移動したフィオリナと一緒にカボチャを齧り和んでいる。
「『戦争』の真っ只中ですが、こういう時間も大切ですね。こちらから見てるとよく分かります。實生さんの羽根防御は、便利そうですし。私も尻尾で弾けないでしょうか?」
 この後、フィオリナも戦線に復帰し、思いっきり尻尾を振って南瓜を叩き落としたりして、防御面をバッチリ抑えるのだが、息つく暇なく飛んでくる南瓜に苦戦することとなる。
「は、反撃を……」
 モロクの安息の地はいまだ見つからない……。

●決着の果てに
「……俊敏さを生かすなら、小さめの南瓜で。数を撃つしか……! 反撃です!」
 フィオリナは両手でカボチャを掴み、とにかく早くカボチャをぶん投げていた。
 そのフィオリナと相対するのは、實生と子火だ。
 子火としては、フィオリナは狙いたくない相手であり、本来なら實生とケペシュの男性陣2人を相手取りたかったのだが、序盤の結依の暴走やアヴィシアのトリッキーな位置取りのせいで、マッチアップが上手くいかなかったのだ。
 カボチャに両指を突き立てて持ち上げ、まず實生を優先して落とすことに決める。
「實生を落として、フィオには少しだけ痛い目にあってもらう。その後に、ケペシュとアヴィシアが消耗したところに乱入すれば、最初の予定通り……漁夫の利は狙える」
 子火の思惑を知らぬ状態で、實生は小さなカボチャを選んで反撃をすることを選んでいた。
(「女の子達に痛い思いはさせられないからね。大きいのよりは痛くないよね」)
 ロングレンジ勝負に持ち込みたい實生は、カボチャタワー等の遮蔽と自身の翼を盾にしながら、正確な狙いをつけてカボチャを投げ続ける。
 精密狙撃であれば痛い思いをさせずに、子火とフィオリナを制圧することも出来るかもしれない。
「──今だ!」
 實生の放ったカボチャは、フィオリナの尻尾を避け、フィオリナの腕を正確に打ち付ける。
「片手だけだと余計にノーコンになりますね」
 ひゅんひゅんと投擲を続けるフィオリナだが、かなり苦戦を強いられる。
(「髪と翼に南瓜エキスが染み込んで冷たい……」)
 翼バリアもそろそろ限界と感じた實生は、左手のガトリング砲をバット代わりに子火の投げるカボチャを打ち砕く。
「あれは、實生殿! 今なら!」
 結依の猛攻から、何とか逃れたモロクが疲労している實生に目をつける。
「手のひらサイズのミニカボチャならば、吾輩でも行けるであろう! 食らうのだ!」
 そのモロクの声に實生も気づくが『翼が濡れて力が出ない……』もう無理だと目を瞑ったが、モロクの方向からカボチャは飛んでこない。
「……えっ?」
「…………えっ?」
「………………えっ?」
 實生、子火、フィオリナ3人の声が重なる。
 モロクの放ったカボチャは、速度を落として途中で『ゴトッ』と落ちた。
「あ、えと……やはり、我輩は観覧席に戻った方が良さそうであるな。そうであるな、そうするとしよう……」
 ばつの悪そうな顔をして、観覧席に戻ろうとするモロクの背後から声がする。
「……モロク、大変ね。でもカボチャは投げるわ。戦は情け無用なの、悲しいわね……え、悲しそうに聞こえない?」
「モロク殿を狙うのに、罪悪感があるのは何故でしょう? まぁ、罪悪感があっても狙うんですが」
 いつの間にか、アヴィシアとケペシュが一騎打ちを止め、モロクの背後に立っていた。
「え、ちょっと……皆、話し合いで解決するという方法もあると思うのだ……?」
 この後、容赦なくモロクがカボチャの総攻撃を受けたのは言うまでもない……。

●カボチャぶん投げ大戦争終結
 空がオレンジに染まり、ハロウィンの一日が終わろうとしていた。
 カボチャを投げ続けていたディアボロス達も、温かなスープを飲んでくつろいでいた。
「みんな―! ハロウィンのカボチャぶん投げ大戦争は楽しかったかー?」
 会場の運営総指揮である『時先案内人』日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)が、マイク越しに訊く。
「今年の、『カボチャ祭り』は、これで終了だ―! 一般の皆様にも大変楽しんでもらえたと思う。ディアボロスのみんなも、また来年、楽しいハロウィンを過ごせるように、これからも『奪還』を頑張っていこうな! それでは、みんな、お疲れさまでしたー!」
 雷斗がそう言って締め括ると、激しかった『ハロウィン戦争』は終わりを迎えたのだった。

 《Happy Halloween》
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【腐食】LV1が発生!
【おいしくなあれ】がLV2になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV9になった!
【怪力無双】がLV4になった!
【飛翔】がLV3になった!
【アイスクラフト】LV1が発生!
効果2【リザレクション】がLV2になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【ダブル】がLV5になった!

最終結果:成功

完成日2023年11月17日