キャメロット城攻城戦~拷問の限りを尽くせ!(作者 ゆうきつかさ)
#幻想竜域キングアーサー
#キャメロット城攻城戦<後編>
#キャメロット
#キャメロット城攻城戦
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●アヤメからの依頼
「キャメロット城攻城戦の第一段階は、最大限の成果を得る事が出来た。優秀な指揮官を多く失ったキャメロット城は、一時的に防衛能力が大きく落ちており、一気呵成に城の奥まで突入する事が可能になった。今回の目的は城内に突入した後、指揮官を失って混乱している敵を掃討し、キャメロット城の奥深くに向かう事だ。 この作戦は、敵が防衛態勢を整える前までに、どれだけの成果を得られるかが、重要になる。城内の敵を多く掃討する事が出来れば、複数の『ジェネラル級の円卓の騎士』と決戦を行う事が出来る。また、攻略旅団の方針によっては、『断片の王であるアーサー王』に決戦を挑んだり、『円卓の間などの重要なクロノ・オブジェクト』の探索などを行う事も可能になるだろう」
鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)がディアボロスを集め、今回の目的を説明した。
●アヤメからの言葉
「キャメロットの城の外観は、中世の石造りの城のようだが、大きさは通常の3倍以上で、メインとなる通路は、ドラゴンでも移動可能なように作られているようだ。……といっても全ての通路がドラゴンサイズという事は無い。メインとなる通路以外は、竜鱗兵サイズの通路となっており、裏道のように、いろいろな場所に繋がっているようだ。ドラゴンを撃破してメイン通路を確保しても良いし、裏道を制圧・探索して、城の奥に向かっても良いだろう。キャメロット城の探索目標については、攻略旅団の提案も確認して欲しい。今回のシナリオの攻略状況が、攻略旅団の提案の成否を分ける事になるので、可能な限り攻略を進めて欲しい」
そう言ってアヤメが、ディアボロス達に依頼をするのであった。
●拷問竜鱗兵
キャメロット城内では、拷問竜鱗兵達が捕まえた村人達を天井から吊るし、拷問の限りを尽くしていた。
村人達は、何度も意識を失っているものの、そのたび気付け薬を飲まされ、様々な拷問を受けて、悲鳴を上げていた。
「ウヒャヒャヒャヒャ、泣け、喚け、叫べ!」
「お前達は、ディアボロスが来るまでの暇つぶしだ!」
「だから、死ぬまで、せいぜい泣いてくれ! ただし、勝手に死んだら、許さねぇからなッ!」
拷問竜鱗兵達は、笑っていた。
彼らにとって、拷問は単なる暇つぶし。
情けの欠片もないため、拷問の途中で命を落とした村人達は、みんな苦悶の表情を浮かべていた。
「おいおい、そんなに痛めつけたら、死んじまうぞ。ディアボロスがビビって、ここに来ねぇ可能性もあるからな、ゲヒャヒャヒャヒャ!」
そう言って拷問竜鱗兵が死んだ村人を掴み、勢いをつけて死体の山に放り投げた。
リプレイ
無・為
「…仏門より畜生は…もっとも位の低い魂……欲に塗れた愚か者ども…報いを受ける時が来た……」
影から蠱毒で生み出した羽虫、呪詛を撒く毒虫で大軍を分散する様に襲わせる
纏めて倒せる程弱くもないのだろう?
ならば仲間達が倒しやすく塊を千々に切ってしまえば良い
連携も被害者も出さぬ
大百足に乗って無為は人を守る様に百足を奔らせる
「…輪廻転生、慎ましく花に生まれ変わり…猛省せよ……」
私に出来うる事は私以外を救う事、永遠に逢う事の無い妻と対峙する事すら叶わぬ歴史の染み
いずれ散るなら戦場で、塵芥と共に風と共に去ろう…
●拷問部屋
「うひゃひゃゃ、楽しいねぇ、愉快だねぇ」
「これだから……、拷問は止められねぇ! ヒャッハァァ!」」
「泣いても、叫んでも、無駄だぜ! ディアボロスは来ねぇ! それだけは間違いねぇ!」
拷問竜鱗兵達が高笑いを響かせながら、罪のない村人達を拷問していた。
村人達が悲鳴を上げて、必死に助けを求めているものの、誰も助けに来なかった。
そして、拷問は三日三晩、続けられた。
「……仏門より畜生は……もっとも位の低い魂……欲に塗れた愚か者ども…報いを受ける時が来た……」
そんな中、無・為(戦うお坊さん・g05786)が現れ、【大蛇百足筆頭、百蟲夜行(オロチムカデヒットウ・ヒャクチュウヤコウ)】を発動させた。
次の瞬間、影から蠱毒で生み出した羽虫と、呪詛を撒く毒虫が、拷問竜鱗兵達に襲い掛かった。
「な、なんだ、こりゃ!?」
「こ、こっちに……来るなァ!」
「ぎゃああああああああああああ!」
それと同時に、拷問竜鱗兵達が悲鳴を上げ、拷問道具を放り投げた。
だが、村人達は吊るされたまま。
ぞれでも、永遠に続くと思われた拷問が終わり、何処かホッとしているようだった。
「……輪廻転生、慎ましく花に生まれ変わり……猛省せよ……。私に出来うる事は私以外を救う事、永遠に逢う事の無い妻と対峙する事すら叶わぬ歴史の染み。いずれ散るなら戦場で、塵芥と共に風と共に去ろう……」
その横を為が大百足のジンに乗って通り過ぎ、拷問竜鱗兵達に襲い掛かった。
「と、とにかく逃げるぞ!」
「畜生……、覚えてやがれっ!」
「武器庫に行くぞ! あそこに行けば、俺達に勝機があるっ!」
その事に危機感を覚えた拷問竜鱗兵達が、脱兎の如く逃げ出した。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
ラシュレイ・ローレン
アドリブ、連携歓迎。
無辜の民を虐げる悪逆共!騎士として貴様らの所業、見逃す訳にはいかん!
現場に駆け付け、即座に攻撃を開始しよう。これ以上、被害を増やしてはならない。
剣を床に突き刺し、【大地の刃】を放つ。
地を這う衝撃波で敵軍をなぎ払う。
敵が武具を取りに向かうなら、間に立ちはだかり阻止しよう。
反撃は、剣と盾で打ち払い、騎士鎧で防ぎ耐える。民の受けた苦痛を思えば、これしきの痛みに耐え切れぬ筈もない。
必ずやこの悪鬼どもを殲滅してくれよう。
カイ・オーベルト
任務了解、だ。敵拠点への侵攻を開始する。
仲間と連携し攻め込む。
民間人の保護を優先しつつ、目に付く敵を迅速に殲滅してゆこう。
【磁雷】のパラドクスで攻撃する。
体内動力炉のエネルギーを電磁力に変換し、周囲に磁場の嵐を巻き起こす。
拷問器具等の金属を操り、周囲に旋回させて身を守りつつ、敵に叩きつけて攻撃。今度は貴様等が痛みを味わう番だ。
電磁場による「電磁バリア」と、操る金属の壁で反撃を退ける。
拷問器具だけで倒しきれない敵には、磁場の嵐で包み込み高圧電流を発生させて焼き尽くしてやろう。
本番はここからだ。時間をかけている余裕はない。
油断せず全力で仕留める。
絵島・玲於奈
【心情】
「こんなの…絶対に許せません…!」
拷問竜鱗兵の非道を目の当たりにして怒りの心が湧き上がります
【行動】
拷問竜鱗兵の悪意と嘲笑にあてられ、足が震えて萎縮しそうな心を奮い立たせ対峙します
「必ず倒します…!」と歯を食いしばり鼓舞するように宣言して戦いに突入
他のディアボロスさんと連携しながら
行動
途中、敵に拘束されたりするもなんとか脱出し距離をとってフリージングミサイルで攻撃します
あとは接近戦と拘束に注意しつつ戦闘します
拷問竜鱗兵を倒し終えたら捕まっている村人を助け、まだ息のある人を優先し脱出させます
(了)
●逃亡中
「とにかく、武器庫だ! 武器庫に急げ!」
「いや、このまま出口に向かった方が良くないか?」
「……馬鹿だな、テメエは! それこそ、死亡フラグだろ!」
拷問竜鱗兵が慌てた様子で、武器庫を目指した。
だが、キャメロット城内にはディアボロス達が攻め込んでおり、あちこちに仲間達の死体が転がっていた。
「見つけたぞ、無辜の民を虐げる悪逆共! 騎士として貴様らの所業……、見逃す訳にはいかん!」
そんな中、ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)が、拷問竜鱗兵達の行く手を阻んだ。
「う、うわ、出たっ! ひぃ!」
「な、なんで、ディアボロスが、こんなところに!」
「ど、どうする? これじゃ、武器を取りに行く事が……」
その事に動揺した拷問竜鱗兵達が、激しく目を泳がせた。
「やる事は……決まっている」
即座に、ラシュレイが妖精剣を床に突き刺し、【大地の刃(ベリサルダ)発動させた。
次の瞬間、衝撃波の牙が無数に放たれ、拷問竜鱗兵達に襲い掛かった。
「こ、殺す気かァ!? 俺達を!」
「ば、馬鹿っ! そんな事、言うなッ! ……現実になる!」
「……と言うか、衝撃波が、こっちに……ぎゃああああああああ!」
その攻撃をモロに食らった拷問竜鱗兵達が、為す術もなく次々と宙を待った。
「今までしてきた事を考えれば……、当然の結果だよ」
絵島・玲於奈(ジーニアスボーイ・g09401)が、嫌悪感をあらわにした。
「今までしてきた事……だと!?」
「俺達は仕事で、拷問をしていただけだッ!」
「だから、何も悪い事はしていない! すべて仕事だ! 本当は辛かったんだ! いつも心の中では泣いていた! それなのに……なんで、こんな事に! 頼む、信じてくれ! 俺達は無実だ!」
拷問竜鱗兵達が円らな瞳をキラキラさせ、自分も被害者側である事を強調しながら、武器庫のある方向をチラ見した。
「残念だったな。俺達を倒さない限り、武器庫に行く事は出来ない」
その事に気づいたカイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)がコンバットナイフを構え、拷問竜鱗兵達に斬りかかった。
「ふ、ふざけるなっ!」
「さっきは油断しただけだ! もう負ける事はない、絶対に……!」
「だから、演技は、ここまで! 本気を出すぜ、俺達も! その覚悟が、俺達にはあるッ!」
拷問竜鱗兵達が興奮した様子で、拷問道具をギュッと握り締めた。
「……やるしかないか!」
「……ああ、オレ達を怒らせて、タダで済むと思ったら、大間違いだ!」
「さあ、苦しめ! 悲鳴を上げろ! ただし、命乞いをしても、助けてやらんけどなぁ!」
拷問官がケモノの如く雄叫びを響かせ、拷問用の拘束具を使って、ラシュレイの動きを封じ込めようとした。
「民の受けた苦痛を思えば、これしきの痛みで、立ち止まっている暇はない。……すべて斬る」
すぐさま、ラシュレイがナイトシールドで身を護り、妖精剣で拷問竜鱗兵達の身体を斬りつけた。
「……ぐはっ! ち、畜生ッ!」
「俺達だって、好きでやっていた訳じゃないのに……!」
「そ、そうだ。俺達は嫌々、拷問していたんだ! 誰も楽しんじゃいない! みんな心の中で泣いていた!」
拷問竜鱗兵達が気まずい様子で、一斉に視線を逸らした。
本音を言えば、心の底から拷問を楽しんでいたため、猟兵達を直視する事が出来なかった。
「あなた達だけは、絶対に……倒す! 例え、どんな事があったとしても!」
そんな空気を察した玲於奈が【フリージングミサイル】を発動させ、フレキシブルアーム(マジックハンド型戦闘支援用の魔導機械)に取り付けた凍結弾精製装置から、冷気を封じたミサイルを発射した。
「ぐわあ! や、やべぇ!」
「か、身体が……動かねぇ! ……ひぃ!」
「と、とにかく、手持ちの武器で反撃だ! もう……それしかねぇ!」
拷問竜鱗兵達が慌てた様子で、拷問用の拘束具を構えた、
「悪いが時間をかけている余裕はない。だから、速攻で……叩く!」
それと同時に、カイが【磁雷(マグニーター)】で内蔵した動力炉のエネルギーを電磁力に変え、周囲に強力な磁場の嵐を展開し、磁力の渦で拷問竜鱗兵達を包み、高圧電流で焼き払った。
「な、なんだ、こりゃ!?」
「う、嘘だろ!? まさか、ここで……!」
「オレ達は死ぬのか? 嫌だ! そんなの! 絶対に……嫌ァァァァァァ!」
次の瞬間、拷問竜鱗兵達が悲鳴を響かせ、消し炭と化して息絶えた。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【建物復元】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!