リプレイ
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
あぁ…。
敵にもこんな醜いのが居たのですね。
ドラゴンに見えない…。
まぁでも、躊躇なく攻撃が出来ると思えばいくらか気は楽です。
ドラゴン達との決着の為……暴れますかっっ。
電脳ゴーグル型デバイス『Boeotia』のテンプルをノックしてパラドクスを発動
≪ - 人機接続:Lynx of Boeotia - ≫
『Boeotia』と精神と全武装をリンクさせて
人と機械が互いを補い合い、相乗効果を発揮した人機一体の状態になります。
『Boeotia』による超視界での【観察】で【情報収取】を行い敵の居場所を分析し【看破】します。
そして『アクロヴァレリア』の推進力で一気に加速して距離を詰め
煌剣『シュトライフリヒト』で一閃その命脈を断ちます。
攻撃後はすぐさま【一撃離脱】で距離を取り敵の反撃に備えます。
『シャルダント』から発生する防御壁の【結界術】を緩衝材にして
一時的にでも攻撃を食い止めた隙を使って回避行動を取ります。
なんて、醜い。
レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は軽く唇を噛んだ。こんな輩にはとっくの昔に慣れたはずなのに。
「これも、ドラゴンだなんて……」
まるでそうは見えなかった。
もっと貪欲な獣のようで。
とん、と『Boeotia』のテンプルを指先でノック。
幸いなるは、躊躇いなく倒せること。
気兼ねなく暴れられるのも――たまには、よい。
≪ - 人機接続:Lynx of Boeotia - ≫
神経回路が機械回路に接続される時の、感覚が自分の外側まで拡張されてゆく解放感。
――即ち、人機一体。
「!?」
螺旋階段を中心として吹き抜けの空廊を守っていた騎士竜たちはその加速に目を剥いた。あらかじめ、敵の居場所は掌握してある。
『Boeotia』の視界に、舌なめずりしながらレイを待ち受ける竜燐兵が1、2、3……『アクロヴァレリア』を最大出力で点火、一気に距離を詰めた。
「へ?」
なぜ、居場所が判ったのだと言わんばかりの間抜け顔でレイを見上げる竜燐兵を煌剣で薙ぎ払う。
すぐさま『アクロヴァレリア』を逆噴射して離脱。
襲いかかる拘束具に真向い、短く叫ぶ。
「『シャルダント』!」
緩衝材となった防御壁に触れた途端に勢いが削がれたそれは、威力を減じながらレイの身を掠めたに過ぎなかった。
とっさに飛び退いた二の腕を僅かに裂き、背後の壁に突き刺さる。
「ちッ――」
「こちらの方が一枚上手だったようですね。そこを通してもらいましょうか。私たちはこの先にいるドラゴン達との決着をつけなくてはならないのです」
『Boeotia』の画面に光る文字が走った。
――さぁ、殲滅のお時間です。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
カルメン・リコリスラディアタ
アドリブOK
味方と一般人の呼称は老若男女問わず:(名前)ちゃん
キングアーサーも最終幕かもなんだ。
ドラゴンどもと竜鱗兵どもにアンコール無しの本当の幕引きバッドエンドを贈る為にド派手に暴れてやんよ!
厨房と拷問の組み合わせとかまじで猟奇殺人事件とかスプラッターなホラー映画の定番じゃね?
作品ならまだしもリアルでしかも欲望のまま拷問したがるとか
下衆中の下衆だぜ…逆に料理してやろうか!
ワニ肉は割と淡白な鶏肉味だけどてめーらは脂っこそうだぜ?
『冥土ノ料理宴術』の血の魔力の巨大フライパンで敵をソテーからのフランベでこんがり焼いて料理してやるぜ!
熱々フライパンの上で土下座して謝っても下品な言葉をほざいても許さない。
あんたらが愉しみながら拷問して殺した人々には大切な人がいたんだ…不条理に殺された彼らの苦しみを痛みを背負いながら惨めにくたばれ。
器具で拘束されたなら多少の火傷も気にせずに料理の炎で焼き払うか血の魔力の包丁などで拘束解除するぞ。
ついにここまでやってきたのだ。
カルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)の目に映るキャメロット城はようやくたどり着いた最終幕に相応しい舞台だった。
なにしろ、本拠地。
この一戦が幻想竜域キングアーサーの奪還が成るかどうかを決定づける重要な分岐点になるのだ。
「さぁて、腕の見せ所ってやつじゃんね?」
カルメンは指を鳴らした。
なにしろ、思いっきり暴れてもいいんだろ?
――上等だ。
ドラゴンどもと竜鱗兵どもにアンコール無しの幕引きをプレゼントしてやろう。ついでにそいつはとびきりのバッドエンドと決まっている。
「見ィつけた!」
死角から飛びかかる竜燐兵を巨大な血製のフライパンが迎え撃った。
「意趣返しってやつさ。逆に料理してやんよ!」
「ぎゃひん!」
召喚された冥土ノ使イたちが瞬く間に調味料を振りかけた。アツアツのフライパンで焼かれた竜燐兵の悲鳴ごと、フランベの香しい炎で焼いて差し上げる。
「あちちちちィ!」
「やれやれ、随分と脂っこい煙が出やがるぜ。ワニ肉は割と淡泊な鶏肉味でさっぱりしてんだけどな。てめーらは全然違うわ、あらよっと!」
フライパンを揺すって、空中で焼き面を引っ繰り返す。
「か、勘弁してくれェ!!」
「断る」
きっぱりとカルメンは言った。
「んだと!? 下手に出りゃァつけ上がりやがって畜生!!」
「あんたらに命乞いする資格なんざないんだよ。土下座したって許すもんか」
その時、すぐそばにあった扉が開いた。
隣接する厨房から飛び出す奴らの拷問具はあまりにも状況に合い過ぎている。どこかで見たホラー映画やスプラッタ映画に引けを取らない光景だ。
――ド定番。
カルメンは火傷に構わず料理の炎をより一層燃え上がらせた。
「にしても、創作ならいざ知らずリアルでやるかね? しかも欲望のままに拷問したがるなんて、そういうの何て言うか知ってるかい?」
下・種・野・郎。
はっきりと唇を動かし、血の魔力が通った包丁で拘束を断ち切る。
「そら、次はどいつだい」
ソテーにしてやった仲間を目の前に転がして、曰く。
「惨めにくたばれ」
これは、あんたらが愉しみながら拷問して殺した人々の分。
「うぎゃあ!」
「……そしてこれは、大切な人が殺されて悲しんだ人の分だ」
さらに追加で丸焼きにしたのを、使イ達があっという間に盛り付ける。自分たちのやってきたことを棚に上げ、竜燐兵は吐き気を催したように呻いた。
「因果応報ってやつ?」
「うぐ……ッ」
どれだけ苦しんでも不条理に殺された者たちは帰って来ない。ならばせめて彼らの苦しみと痛みを味わわせるのがカルメンにできる犠牲者たちへの供養であった。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
瀬乃浦・真音
キングアーサーの軍勢は強大なドラゴンのもと統率の取れた集団、という印象でしたが。
このような品性下劣の兵もいるものなのですね。
まあ、いずれにせよ倒すだけですが。
【光学迷彩】を起動の上、壁や柱など物影伝いに通路を進んでいきます。
敵が隠れられそうな物影があれば、此方も角の壁越しや柱の影から覗き込むような感じで様子を窺ってみましょう。
うまくいけば先に敵の存在を察知することができると思いますが、失敗することも考慮し常に奇襲の可能性は想定しておきます。
いずれにせよ、敵を発見次第パラドクスで攻撃を。敵のパラドクスに対してはどうにか距離を取って凌ぎます。
扉やワゴンなど、パラドクスで破壊できそうで敵が隠れられそうな物体があれば、その背後に敵がいると見てパラドクスでその敵ごと攻撃にかかります。
然し、何と言いましょうか。クロノヴェーダなのに嫌な意味で人間っぽい敵ですね。
欲望を満たすことを目的に行動する生物など、人間だけで沢山だと言いますのに。
瀬乃浦・真音(ロスト・ミーティア・g09834)にとって、現在目の前で起きている状況は少々意外なものだった。
幻想竜域キングアーサーの軍勢といえば、そのイメージはもっと軍隊然とした規律ある印象であったから。
だが、真音が相手にしようとしているのはそういう者たちとは一線を画している。あまりにも品性下劣に過ぎる、野卑た竜燐兵の一群だ。
息を潜め、光学迷彩を纏って目立たないように城を進む。物陰ならいくらでもあった。柱の影から影へ、できるだけ静かに通路を進んでゆく。
時折立ち止まり、奥をうかがうように覗き込んでみた。
隠れる場所が多いのは相手も同じこと。
果たして、どちらが先に相手を見つけられるかの勝負。
「…………」
真音が無言で首を伸ばすと、同じ格好でこっちを見ている竜鱗兵と目が合った。
「やべッ」
竜燐兵は慌てて頭を引っ込めるが、真音はすぐさまパラドクスを発動する。
――それは光子。
フォトンをエネルギー源とする魚雷砲。
まるで誘導ミサイルのように敵を追い掛け回し、袋小路に追い込んだところで直撃。大爆発する。
眩いばかりの白光だった。
もっとも、その光景を美しいと感じる余裕は竜燐兵に与えられてなどいなかったのだが。
「あわわッ」
身を潜めていたワゴンの影から追い出された竜燐兵が転がり出るように姿を見せた。真音は容赦なく、次の魚雷砲で一網打尽にする。
「ひえッ――」
背後から撃たれた竜燐兵は悲鳴を上げて爆散した。
真音はできるだけ相手に近づかれないよう、距離を取って襲撃に対応する。空間を歪ませながら迫る拷問具の禍々しさといったら、思わず眉をひそめるほどだった。
「それで、いったい何人もの人々をいたぶってきたのでしょうね?」
何と言うべきなのか、うまい言葉が出てこない。
クロノヴェーダでありながら、彼らは嫌な意味で人間らしかった。支配欲、暴力性、嗜虐心。そういった人間の負の面や感情と似たような動機で拷問具を振るう竜燐兵の姿はあまりにも醜く、目を背けたくなるほどで。
……真音はやるせなく首を振り分けた。
よもや、こんなところでそれを見せつけられるなんて。
あまりにも質が悪過ぎる。
自分たちの城が攻め込まれているというのに、防衛の任務よりも己の欲望を満たすことを優先する姿を見ていられなかったのだった。
「そんなもの、人間だけで充分」
ぽつりと誰に言うとも無しに呟いた。
燃やし尽くせ。
全部、ひとかけすらも残さずに。
ばらばらにして、撃ち砕け。
強欲な者たちの醜い欲望ごと焼き払うかのように。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【動物の友】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!