キャメロット城攻城戦~塔の正位置(作者 つじ
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#幻想竜域キングアーサー  #キャメロット城攻城戦<後編>  #キャメロット  #キャメロット城攻城戦 

●一気呵成
 ついに始まったキャメロット城の攻城戦、ディアボロス達の尽力により、その第一段階は最大限の成果を以て終わらせることに成功した。優秀な指揮官を多く失ったキャメロット城は、一時的に防衛能力が大きく落ちている。間違いなく、今が突入の好機である。
「ここで歩みを緩める選択はありませんね。指揮官を失って混乱している敵を掃討し、キャメロット城の奥深くへ、可能な限り侵攻してしまいましょう」
 盾祀・楓(人間の風塵魔術師・g03193)が言うように、この作戦は、敵が防衛態勢を整える前までに、どれだけの成果を得られるかが重要となる。城内の敵を多く掃討し、より深くまで浸透することで、複数の『ジェネラル級の円卓の騎士』と決戦を行う事さえ可能となるだろう。
 また、攻略旅団の方針によっては、『断片の王であるアーサー王』に決戦を挑んだり、『円卓の間などの重要なクロノ・オブジェクト』の探索などを行う余裕も生まれるかもしれない。

「キャメロットの城の外観は、中世の石造りの城のようですが、大きさは通常の3倍以上――しかもこれ自体がクロノオブジェクトでもあるようですね」
 中身は外見以上に広く、メインとなる通路はドラゴンでも移動可能なように作られている。竜鱗兵用に、人間サイズの裏道も多数用意されているが、とにかく全体としてはスケールの大きさが目につくことだろう。
 さらにドラゴン用に造られているところから、通常では見られない『上下方向に伸びた通路』、吹き抜けの塔のようになった場所もあるかもしれない。
「さすがに中の構造は行ってみないとわかりませんからね。どんな場所に出ても良いよう、心構えをしていってください」
 恐らくは今回の戦いによる攻略状況が、攻略旅団の提案の成否を分ける事になる。一人でも多くのメンバーに力を貸してほしい、と彼は言う。

「前哨戦でも申し上げましたが、この作戦に失敗すれば、奪還戦に至れる次のチャンスは当分こないでしょう。ここを逃さぬよう、尽力して参りましょう」
 気合を入れなおすようにそう言って、楓は一同を戦場へと送り出した。

●騎士竜達
「まさか、城の中まで踏み込まれるとはな」
「我等の指揮官も先程の戦いで討たれてしまった……!」
 次々と伝わる戦いの様子、結界を破り襲撃してきた敵軍の進撃に、鎧のような鱗を纏ったドラゴン達が歯噛みする。
 おのれディアボロス、必ず仇を取り、この城から叩き出してくれる。各々にそんな決意を滲ませて、騎士竜達は翼を広げた。
「見つけ次第叩き潰す。行くぞ!」
 一隊は城内の通路を突っ切り、やがて上下に走る吹き抜け部分へと至る。
 塔の上から下を見下ろして、飛び降りるように降下する。急速に近づいてくるその底部分に、彼等は求める敵の姿を認めた。
「――居たな、侵入者ども!」


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
4
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。

効果2

【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV1 / 【アヴォイド】LV1

●マスターより

つじ
 こちらはキャメロット攻城戦の第二幕となります。

●このシナリオの舞台
 キャメロット城内の一角、『吹き抜けの塔』のようになった上下通路です。襲ってくる敵を倒しながら、この通路を下から上へと突破してください。
 壁面部分には竜鱗兵用の螺旋階段があり、ところどころに梯子もかけられています。ドラゴン達は中心部の巨大な吹き抜けを自由に飛んで移動し、ディアボロスを発見次第襲い掛かってきますので、こちらも飛翔しての戦闘を推奨いたします。

 それでは、皆さんのご参加お待ちしています。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


リューロボロス・リンドラゴ
ふん、敵討ちに燃えるか。その意気や良し。
だが死ぬのは貴様たちの方だ。
我らがディアボロス――復讐者であることを忘れたとは言わせぬぞ。
我は龍、我こそはドラゴン。
牙無き子達の復讐者にして、弔いの花である。
幼子達の仇、討たせてもらうぞ。

【飛翔】し、《空中戦》よ。
翼があるのは貴様たちだけではない。
言ったであろう、我はドラゴンであると!
空を征してこそのドラゴン。
《対空戦》も得意なのでな!
まとめて叩き落してくれるわ!
プラズマブレス?
ふん、この程度の炎と風、何するものぞ!
我が鱗を貫くに能わず!
我が前には温風に過ぎぬわ!
たとえ効いていたとしても高笑いしてくれようぞ!

教えてやろう。
全てを薙ぎ払う風とはいかなるものかを!

――大地よ、空へと変われ。新風巻き起こすは竜である。

我が天地反転ブレス、その身に受けて朽ち果てよ!
ルゥオオオオオオオオオオオオオオオオ!
【命中アップ】で逃しはせぬよ!
さあ、指揮官の後を追うが良い!
奴らも泣いて喜ぼうぞ!
くははははは!
安心せよ。円卓もアーサーもすぐに後を追わせてやるわ。


舞剣・荊
単品です

飛んでいいの
ヤッター!

○準備
クラウチング【飛翔】で吹き抜けをカッ飛ばす

敵みーーーーーっけ!!!
よーーーーーい ドン!!!!!!!!!!

敵と正面衝突も辞さない
味方は気合いで避ける



○戦闘
ガッツリ前
【対空戦】【エアライド】と過去の(キッズめいた)【戦闘知識】を活かし立ち回る

ウチの『ドラゴン』は強ぇだろ
アタシらの道標と
アタシらの墓標を背負ってんだ
つまり一緒に闘うニンゲンもガチ強いってワケ

『連続キック』で鼻っ柱や眼を狙い
継戦能力を削ぐ
急所を仕留めたら別の元気な敵に向かう

この世で最期に見るのがアタシの靴底でわりーな
あの世でシキカン?の顔見せるしチャラな

敵SPDは受け止めカウンターをキメる
アタシ痛いとかそーゆのわかんねーから
肉が焼かれようと
神経が痺れようと見極める
……きた!
待ってたぜェ
このタイミングをよォ!
(得物を壁にガリガリこする)


●台風一過
 キャメロット城の一角、吹き抜けとなった上下通路に差し掛かり、舞剣・荊(Thorm・g02226)が姿勢を低く構える。目指す先は上方、壁には螺旋階段やら梯子やらが見えてはいるが、そんなまだるっこしいことは言っていられない。丁度迎撃部隊らしいドラゴン達が降下してくるのも見えているわけで。
「よーーーーーい、ドン!!!!!!!!!!」
 クラウチングスタートの姿勢で弾丸の如く飛び出して、荊は敵陣へと突っ込んでいく。
『来るぞ、構えろ!!』
 対する竜は鎧の如き甲殻を煌かせ、迎え撃つ形でそれに応じる。雷を纏う装甲と、飾り気のない靴裏の一撃、吹き抜けの半ばでそれらが正面衝突し、衝撃音と火花を散らした。
 互いに互いを吹き飛ばすように弾けた両者は、双方反対側の側壁に『着地』する。膠着は一瞬、その間にディアボロスと騎士竜の視線が絡む。感情の読めない荊のそれとは違い、竜の瞳には敵に対する怒りが滲んでいた。
『よくも、我等が指揮官を……!』
「誰だっけそれ?」
 挑発的なその返しに騎士竜達が吠える。だがここにはより強く、深い憤怒を抱えた龍が居た。
「ふん、敵討ちに燃えるか……」
 その意気や良し。迫り来る騎士竜達の姿を、リューロボロス・リンドラゴ(ただ一匹の竜・g00654)が緑の眼で見上げる。
「だが我らがディアボロス――復讐者であることを忘れたとは言わせぬぞ」
 我は龍、我こそはドラゴン。牙無き子達の復讐者にして、弔いの花である。
 自己を定義するようにそう謳い、彼女は翼を広げた。昨日今日覚えたばかりの復讐心で、勝てるとは思わぬことだと。
「幼子達の仇、討たせてもらうぞ」
『撃ち落とせ!』
 消し飛べ、と言わんばかりに放たれる光弾、竜の口から放たれる巨大な火球に対し、リューロボロスは翼を操り、身を捻りながら上昇する。降り注ぐその弾幕は、掠めるだけでも凄まじい熱を伝え、荒れる気流がその身を揺らす。そのダメージはとても無視できるものではないが。
「ふん、この程度の炎と風、何するものぞ! 我が鱗を貫くに能わず! 我が前には温風に過ぎぬわ!」
 彼女はそう言い放ち、高らかに笑う。言うなれば『強がり』の類だが、戦場ではそれが敵を意気を挫くことにも繋がる。
「教えてやろう。全てを薙ぎ払う風とはいかなるものかを!」
 ――大地よ、空へと変われ。新風巻き起こすは竜である。
 雄々しく翼を広げて息を吸い込み、リューロボロスはそれを解き放った。
「ルゥオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
 咆哮と共に放たれる竜巻、ブレスというには些か強すぎる風が、吹き抜けの通路に嵐を巻き起こす。天地をひっくり返すような暴風に巻き込まれ、騎士竜達が姿勢を崩す。翼を圧し折られた者が落下し、残る者も空中に留まることに必死の様子。それらを睥睨するようにして、彼女は笑った。
「さあ、指揮官の後を追うが良い! 奴らも泣いて喜ぼうぞ! くははははは!!」
 歯噛みし、反撃に出ようとする者も居るが、しかしそれが自由に飛ぶ前に、壁際で暴風をやり過ごした荊が追撃にかかっている。
「どーよ、ウチの『ドラゴン』は強ぇだろ」
 アタシらの道標と、アタシらの墓標を背負ってんだ――。
「つまり一緒に闘うニンゲンもガチ強いってワケ」
 まあまあ無茶な理屈だがこういうのは言ったもの勝ちだ。敵の顔面を踏み台にして、自らは上へ、敵は下へ、思い切り蹴り飛ばす。姿勢を直し損ねて墜落していくそれを見下ろしながら、荊はさらなる高みへ飛び上がって、次の敵へとステップを刻む。だが、そこに。。
『させんぞ!』
「おお――?」
 側方から突っ込んできた一体の騎士竜が、彼女の身体を撥ね飛ばす。それは荊同様、荒れ狂う風を壁際でやり過ごしていた者――最初に衝突した個体だ。
 爆ぜる電撃が彼女の身体を焼いて焦がす。しかし痛みに鈍い荊は、引っくり返るように回転する視界の中で敵の側頭部に蹴りを叩き込んだ。
「待ってたぜェ、このタイミングをよォ!」
 いち早く体勢を立て直した彼女は、そのまま続けて敵の頭を踏み付けて、壁へと押し付ける。
 墜落だけでは済まさない、壁に赤いラインを引くように、荊はそのまま降下していった。
「この世で最期に見るのがアタシの靴底でわりーな」
 でもあの世でシキカン? の顔も見れるじゃん、チャラでよくない? そんな彼女の言に、リューロボロスも応じる。
「安心せよ。円卓もアーサーもすぐに後を追わせてやるわ」
 迫る敵を蹴散らしながら、二人は上へ、キャメロット城の奥へと進撃を続けた。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!

シル・ウィンディア
ファギーおねーちゃん(g00880)と一緒に作戦開始っ!
ディフェンス指定:ファギーおねーちゃん

すごい戦意だね。
指揮官も強かったし、これは一筋縄にはいかないかなぁ…。
ファギーおねーちゃん、着いてきてね
一気に上に行くからっ!

飛翔で上方へ移動を開始!
そのまま高速詠唱で隙を減らした天翔残影砲でまとめて撃ち抜いていくよっ!

撃った後は、螺旋階段も使用しての攪乱機動!
階段の端っこを蹴って、変則的に機動をして、敵の目を攪乱していくよ。
派手に立ち回ったら、その分ファギーおねーちゃんに向く目が少なくなると思うしね。

パラドクスの攻撃対象は、誰かが攻撃した対象を中心に、攻撃対象を重ねていくよ。
対象を重ねて、少しでも早く敵を落としていくように攻撃するね。
わたしの攻撃が初撃なら、ファギーおねーちゃんに近い敵を中心に仕掛けるよ。

ディフェンスは行える状況ならしっかりディフェンス。
おねーちゃんには、攻撃を簡単に通すわけにはいかないからね。

しかし、手ごわい敵だったね…。
でも、わたし達も負けてられないからっ!!


ファギー・ルヴァン
シルちゃん(g01415)と参戦
うん…すごい…相手からの戦意が、こっちまでビリビリ伝わってくる…
相手も、私たちのこと、本気で狩る気でいるんだね。
でも、私たちも負けるわけにはいかない…
シルちゃん。私も、コロロも、がんばってついていくね…!

【飛翔】でシルちゃんについていきながら、【高速詠唱】で素早く準備
狙える敵が一番多くなる瞬間を見い出して『咲かせるは、狐百合』で一気に攻撃します
宙に舞う炎の花々…決して見切られさせはしない…!

その後は、相棒のコロロと協力して魔法で応戦
以降の攻撃対象は、誰かが既に攻撃を開始していて体力が残り少ないほうを優先。一体ずつ、確実に倒す方針でいきます
自分の力を過信しすぎず、無理はせず、今の自分のできる最良の戦闘方法で戦いを切り抜きます

シルちゃん、大丈夫だよ…!
私も、あなたのことをしっかり護ってみせるから…だから、いつものシルちゃんらしい派手な攻めをドラゴンたちに見せつけて…!

さすがに、手強かったね。でも…まだ倒すべき相手はたくさんいるから…もう少し、がんばろうね…!


●炎の道
 迎え撃て、食い止めろ、ここは通さない――守りに入った兵隊のそんな気配とは一線を画す、『敵を撃滅する』という気概が、ここのナイトドラゴン達からは感じられる。それはまがりなりにも『騎士』の名を冠するがゆえか。
「すごい戦意だね」
「うん……すごい……」
 指揮官も強かったし、これは一筋縄にはいかないか、そんなシル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術士・g01415)言葉に、ファギー・ルヴァン(明けぬ夜森の魔法つかい・g00880)が頷く。そもそもドラゴンとは圧倒的な力を持つ者、ここまで攻め込まれてなお、こちらを本気で狩るつもりでいるのだと、彼女は肌で実感していた。
 けれど、こちらとてそれに屈してやるわけにはいかないのだ。ここまで来た以上、その脅威に抗うという意志を貫いてみせるべきだろう。
「シルちゃん。私も、コロロも、がんばってついていくね……!」
「うん、一気に上に行くよっ!」
 戦場と化した城内の、上下に伸びた吹き抜け通路へ、二人とモーラット・コミュは宙を舞うように飛び出した。
『叩き落とせ!』
 獲物を捉えた敵の動きは素早い。戦場を切り抜け、降下してきていた数体の騎士竜達は、シルとファギーに向けて一斉にブレスを放つ。炎と風、圧縮されたそれは凄まじい熱量を持つ火球となって降り注ぐ。
「おねーちゃんには、当てさせないから……!」
 素早く飛翔し、火球の合間を飛んだシルは、躱し切れないそれの前へと自ら飛び込んだ。
 展開した魔力でそれを受け止め、足を止めることになろうとも、巻き起こる爆発に耐える。周囲の空気を焦がす焔と、解放され吹き荒れる風、だがシルが身を挺したことによって、その間にファギーの詠唱が完了していた。
「――花よ!」
 美しく咲き乱れよ。掲げられた杖から炎が生まれ、命じられるままに狐百合の花を描く。空を焦がす火炎は、暴風に煽られるように騎士竜達の眼前で広がり、先頭の二体を呑み込んだ。鮮やかな赤が竜の鎧のような甲殻を焼き、後続の侵攻を鈍らせる。そこに。
「シルちゃん、お願い!」
「うん……乱れ撃つよっ!」
 『天翔残影砲』、素早く上に、敵の間隙を縫うように飛んだシルが次々と魔弾を放ち、敵を撃ち落としていく。
「ココロ、遅れないでね……!」
 乱戦の場となれば、足を止めているわけにはいかない。「大丈夫だから」とシルに伝えるように強い視線で見上げて、ファギーもまた落ちていくドラゴン達を躱して上へと向かった。
 階段や柱、竜鱗兵向けに用意されたそれらを蹴り付け、シルは複雑な軌道を描いて敵を翻弄しにかかる。そうして敢えて敵の攻撃を引きつけながら、敵陣を乱し――。
「私も、あなたのことをしっかり護ってみせるから……!」
 薄くなった箇所、弱った敵を狙ってファギーが囲みを破る。的確に狙いを揃えるようにして敵を削り、二人は吹き抜けを上がっていった。
「襲ってくるのはこれくらい、かな?」
 敵の波を突き破り、通路の上まで到達したところで、シルは後続のファギーの無事を確認し、ひとまず安堵の息を吐く。
「しかし、手ごわい敵だったね……」
 ファギーもそれに頷いて返す。各所での侵攻もきっと進んでいるはずだが、ただの兵隊、トループス級でこの力量だと先が思い遣られる面もある。
「でも、わたし達も負けてられないからっ!!」
「うん……もう少し、がんばろうね……!」
 そう、突き進むだけが目的でもない。この戦いの先には、さらに強力なドラゴン達との決戦も待ち受けているはずだから。
 疲労と緊張を払い、顔を上げて、ファギーはシルに続いて竜の城を駆けていった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV2になった!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

音羽・華楠
キャメロット城攻城戦、第二幕の開演ですね!
……第一幕の指揮官戦には参戦出来ませんでしたから、その分ここで頑張りますよっ。
断片の王の喉元に刃を突き付ける為に……力を尽くします!

ここのトループス級共は空中戦に自信があるようですね……。
その鼻っ柱、へし折ってあげましょう――

――《雷幻想・瑞鳳》!

雷の鳳凰の式神を降臨させ、騎士竜たちへけし掛けます。
雷の化身たる《瑞鳳》は、文字通りの雷速で宙を翔けます――
その飛行速度には、如何に歴史侵略者といえど簡単には追い付けないはず。
速度差で翻弄し、それで生じた隙を突いて嘴と爪で引き裂くよう《瑞鳳》に命じます。

私自身は戦場全体を俯瞰出来るように、やや距離を取って布陣。
その方が戦況を把握し易く、《瑞鳳》へ適切な命令を下せると思いますから。
敵に弱ってる個体が居れば狙わせ、窮地の味方が居れば救援に向かわせます。
私自身を狙う敵が現れた場合も、《瑞鳳》に割って入らせます。

攻撃は最大の防御、騎士竜たちのプラズマ火球など《瑞鳳》の翼の一振りで蹴散らしてやるくらいの気概で!!


レジーナ・ネイサン
上官が倒されて混乱してるっていっても戦意は揺るがないね、流石
ならばこちらもより気合いれて引っ掻き回しにいこうか

大きな城、いや塔?
住民が大きいとこうなるのか、小人になったような気分だね
なるほど、吹き抜けも広くて飛びやすそう
空中戦が好みならお応えしよう
会敵したなら飛翔を使用し、
ひとところに留まる事の無く飛び回りながら接近し灰色を重ねる
その後も階段へ降り立ったり梯子を掴んだり
変則的な行動も挟んで彼方が予測しづらく出来たら良いな
といっても其方に意識が向きすぎて仲間からは離れすぎないように
孤立して囲まれでもしたらひとたまりもないし

戦闘中も全体状況の観察は怠らずに
攻撃対象は仲間と合わせ
消耗している敵を優先して一体ずつ狙っていこう
複数をターゲットにした味方の攻撃で撃ち落とせそうならお任せもして
より効率よく、確実に数を減らしていくことを心がけるよ
反撃は雷撃の音や光で察知
突っ込んでくる軌道を予測しながらダッシュで背後へ回るか距離をとるか
少しでも回避を試みる

あなた達の指揮官と同じ所へ送ろう
道を彩ってあげる


●灰と雷光
 キャメロット城内の一角、上下に伸びる吹き抜け通路を、嵐と炎が駆け抜ける。ディアボロスとここを守る騎士竜、両者の描き出すこの舞台こそが、キャメロット城攻城戦の第二幕と言えるだろう。
「断片の王の喉元に刃を突き付ける為に……力を尽くします!」
 第一幕には出遅れたけれど、いつであれ参加するのが『遅い』というということにはならないだろう。一人でも多く人手が欲しいこの状況、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)もまた戦列に加わり、舞台へと踏み出した。
 同じタイミングでその戦場に至ったレジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)は、「それにしても」と周囲を見回し、戦場把握に努める。
「大きな城……というか、塔かな?」
 城自体が丸ごとクロノオブジェクトであるキャメロットの城内は、外見に比べて明らかに広い。体長の大きな竜が多数詰めても不自由しない作りともなれば、当然こうなるのだろう。それゆえに現在地が把握し辛い部分もあるが、ある意味納得はいく。
 さながら『小人』であるこちらに対し、本来の住人であるナイトドラゴン達は、翼を振るってこの吹き抜けを自在に飛び回っていた。
「ここのトループス級共は空中戦に自信があるようですね……」
 ならばその鼻っ柱をへし折ってやるまで。音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)は式神術の応用を展開する。
「――《雷幻想・瑞鳳》!」
 降臨したのは雷の鳳凰、輝く翼を振るう鳥は、文字通り雷の如き速度で飛翔する。そのスピードはドラゴンであっても捉えきれるものではないようで。
『おのれ……!』
 空を裂く稲妻の軌道上に居た竜達が、その爪に引き裂かれて体勢を崩す。しかしそれでも怯むことなく、騎士竜達は深く息を吸い、プラズマ火球のブレスで以て反撃を仕掛けてきた。割って入った瑞鳳がその翼を広げてそれを受け止めている間に、華楠は一旦そこから距離を置く。全体の状況把握ができる位置へと向かう彼女に代わって、レジーナが前へと進み出た。
「この状況でも戦意は揺るがないみたいだね」
 さすが、と称賛の言葉を呟きつつも、彼女は絵筆を一閃させる。描き出された灰色がナイトドラゴンの一体をなぞり、打ち倒す。そうして敵の注意を引き付けて、彼女はこの吹き抜けを背の黒翼で駆け始めた。
『叩き潰してやれ!』
 それを追う竜達の身体は雷撃を纏い、先の瑞鳳程ではないにせよ稲妻を思わせる様相だ。このサイズ差で受ける体当たりは中々の脅威となるだろうが、逆にこの差はこちらにとっての利点足り得る。竜鱗兵向けに作られた――つまりこのドラゴン達には使いようのない階段や梯子、裏道をうまく使い、レジーナは敵を翻弄しにかかった。
 巨大な体躯を活かした体当たりを、梯子を掴んでの急旋回で防いで、階段の影を縫うように飛んで敵陣を掻き乱す……そんな彼女の動きを囮にして、華楠の指示で稲妻が敵を襲う。
 吹き抜けを自在に舞う彼等が一列に並んだ瞬間に、翼が一気にそこを駆け抜け、ニ体の騎士竜達をまとめて墜とす。生き残った一体が怒りの咆哮を上げながらブレスの体勢に入るが、その後方には、既に回り込んだレジーナが迫っていた。
「――道を彩ってあげる」
 唸る風と炎、その赤色も、甲冑の白も、同じように。
 黒竜を墜としたのと同じ一撃、真っ直ぐに描かれた灰色の道が、騎士竜を冥府へと導いた。

●さらなる侵攻
 騎士竜を打ち倒し、その護りを破ったディアボロス達は、吹き抜けの通路を上がり、さらに奥へと歩を進める。
 敵の防衛はより堅固になってきているが、こうして突き進んだ先には、きっと目指すものが待ち受けているだろう。
 決戦の時は、近い。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV4になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年11月03日

キャメロット城攻城戦<後編>

 ディアボロスの活躍により、攻城戦で障害となる優秀な前線指揮官の各個撃破は、最大限の成果を上げることが出来ました。
 キャメロット城は、幻想竜域キングアーサーの根拠地である為、城内の防衛戦力は強大ではありますが、指揮官不在では、その戦力を有効活用できません。
 この混乱を利用して、キャメロット場に深く攻め込んでください。

 キャメロット城の混乱が収まり、敵が防衛態勢を整えてしまえば、それ以上の攻略は不可能となるので、短期決戦で可能な限り成果を出しましょう。

※キャメロット城攻城戦後の作戦について
 <前編>での成功数により、攻略に必要な成功数が低下&選択肢が減少しました。
 <後編>の成功後、アーサー王を護る円卓の騎士(ジェネラル級ドラゴン)との決戦が発生します。
 シナリオ数が多ければ多いほど、決戦可能な円卓の騎士の数は増加します。
 成功数10以上:1体
 成功数15以上:2体
 成功数20以上:3体
 以下、成功数が5増えるごとに、決戦可能な円卓の騎士が1体追加されます。

 円卓の騎士を撃破しておけば、幻想竜域キングアーサーに対する歴史の奪還戦ディアボロス・ウォーを有利に進めることが出来るでしょう。
 攻略旅団の提案があれば『アーサー王との決戦』や『円卓の間(など重要なクロノオブジェクト)の探索』といった作戦を挑む事も可能です。
 そうした提案が採用された場合は、ジェネラル級との決戦1体分の代わりに、提案内容に沿った重要シナリオが運営されます。

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#幻想竜域キングアーサー
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#キャメロット城攻城戦<後編>
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#キャメロット
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#キャメロット城攻城戦


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選択肢👾ディアボロスを狙うトループス『騎士竜ナイトドラゴン』のルール

 ディアボロスを発見した途端に、ディアボロスを狙って攻撃して来るトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 ディアボロスに攻撃を仕掛けてくれるので、敵の捜索を行ったり、周囲の被害を減らす為の行動などは必要ありませんが、戦意が高い傾向にある為、油断は禁物でしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。