リプレイ
ハインツ・ゼーベック
【若者と引率者】
アドリブ歓迎
水着はシャツを肩に引っ掛けてすぐ脱げるようにしてあります。
なるほど、珍しくエトワール君に誘われたと思えば……と女性二人を見て思う。
せっかくの両手に花だというのに情けない。
ちょっと呼びすぎでは?
高温浴でゆっくりする。老いると熱いのがちょうどよくなるね。
しかしまぁ、エトワール君も頑張るねぇ。白尾君のような女性がいるのに一瞥もせんとは。
なに、私もまだ枯れてはおらんよ。熱で火照って薄らと赤くなった女性の肌とか魅力的じゃないか。水着ともなればなおさらね。
らんか君は無理せず隣の温い方にしなさい。
火傷はよろしくないからね。
(らんか君は年齢が低すぎて対象外のため心配するだけ、ゆうき君は人のものなので)
しかしまぁローマの風呂か。野趣があってこういうのも良いね。
前線に出ると風呂など入れんし、後方でも会議会議で入れんし。
新宿の銭湯も悪くないが、屋外なだけ開放感があってよろしい。
サウナは北欧戦線を思い出すな。
汗を流すにはちょうどいいか。水風呂に入るのはごめんだが。
白尾・真狐
【若者と引率者】
わーい!温泉だー!
エトさんに誘って貰って、皆で温泉に入りにきたよ!
ほんと楽しみだよねぇ古代ローマの温泉!
楽しみ過ぎて温泉セット持ってきちゃったよー♪
(手桶にアヒルのおもちゃとか入ってる)
ほらー、男性陣は僕らすーぱー美少女勢になんか言うことあるんじゃなーい?と
2023水着の装飾類や上着を脱いだクリスクロスビキニスタイルで感想待ち!
ハインツさんの言葉にふふーん♪とモデルポーズキメ☆
熱い方は入る人達はのぼせちゃわない様にするんだよー?
特にハインツさんとヒューさん!!(心配そう)
らんかちゃんとお嬢様は僕と一緒におとなりの微温浴からお話ししようねぇ
(湯船の端に腕を乗せて尻尾をゆーらゆーらぷかぷかしながらおはなし)
ゆうきちゃんもこっちく……わーお……!!
お、エトさんったらこんな美少女に囲まれて何が不満なのかなー?
そんなこと言うならこうよ!(手で水鉄砲作ってお湯かけー)
天原君は……(カメさんサメさん連れてないか探してる)よし、セーフ!
みたいに皆で仲良くまったり遊ぶよー♪
アドリブも歓迎!
長内・ゆうき
【若者と引率者】
男性=名前くん付け 女性=名前ちゃん付け
一人称:わたし
唯一の恋人持ち
2023年水着の白シャツ&アクセサリー外して水着のみ
アドリブ歓迎
―――
温泉だ~!地元の銭湯よりずーっと豪華!
混浴はちょっと恥ずかしいけどプールと思えば平気かな?
(じ~~)
らんかちゃんと真狐ちゃん、お揃いみたいで可愛いよねー
2人ともかっこ可愛いから水着もよく似合うね! うんうん
わたしのは温泉だと色合いが派手でちょっと不釣り合いかも?あはは~…
微温泉にゆっくり浸かって普段の疲れとかコリがね~癒される~あぁ~~
へぇ~~……古代ローマがー……そうなんだぁ……はふぅ~……
でもちょっと熱い方も気になるなぁ…
ヒューく~ん、そっちの熱さどうー?
ふんふん!
真人くんは……全然表情変わってないけど、ほんとかなぁ?
よーし、ちょっと試しにあっち行ってみよ~
端っこの方にこそこそ…
うわ!あっっついけど……芯からあったまるぅ~…!
これが本場のテルマエ温泉…!!
ふぃ~……最後は女子組でオイルマッサージ室へゴー!
お嬢様を艶々にしましょ!
エトワール・ライトハウス
【若者と引率者】計7名
白尾(g05562)、らんか(g01210)、ハインツじーちゃん(g00405)、長内(g01491)、ヒュー(g04975)、天原(g03172)と
2023年水着(帽子と上着オミット)着用
アドリブ◎
やはり男としてはね、熱い湯でじっとり汗を流す、これですよ
……いや、予想以上に熱いが、ハインツのじーちゃんは静かに楽しんでるし
らんかが逃げる分には可愛いが俺はそうならない、これはプライドの話なのだ……!
いやぁ、急に誘ったけど来てくれてありがとね皆。特に後から誘った男性陣
何分女性三人に男一人だと俺も肩身狭くて。独特の気まずさがあるんだ…!
しかし、俺の事だから美女と美少女の水着に目が行ってテルマエそっちのけになるかと思ってたけど……普通にクオリティが高いな(頷く)
いややっぱ白尾の水着もクオリティ高いな(深く頷く)
でも、ちょっと我慢して入るとこの高温が心地よく
まさに拘りのテルマエと言うべきか……って、お嬢様お怒り?
……よし、上がったら今度はサウナに挑戦だ! 避難じゃないですよ!
日日日・らんか
【若者と引率者】
温泉…!
(普段シャワーばかりだし、凄く楽しみ…!
しかもエトワールさんに誘われたってことは、そうい――
違った。)
まぁ、みんなでも楽しいけど…けど。
古代ローマ時代のお風呂…こんな感じなんだ。
ちゃんと浴槽の形だ…!
(2022年の時の水着、ジーンズはなしで)
みんな水着だ。
!
真狐さんの水着、あたしとデザイン近くてカッコいい…!
あたしも成長すればこんな風にカッコよく着こなせるのかな。
ゆうきさんは…第3次成長期…!?
(特に何も考えずエトワールさんについて行き高温湯に入りかけ――)
っ゛!!!
(ピャッと逃げる。猫は高温に弱いのだ)
微温にしとこ…肌に悪いし。
お嬢様もこっちおいで。女子組で楽しも。
ふぅ…落ち着く…気持ちいい…良いお湯だ。
(隣のお湯を見ると)
おぉ〜ハインツさんとヒューさん、すっごく様になってる…!カッコいい〜。
真人…さん!?あ、生きてた。
何か不満なのかー!(一緒になって野次を飛ばす)
って、エトワールさん大丈夫?ヤバい色になってるけど…。
オイルマッサージ?行く!
お嬢様も行こー?
ヒュー・ハルウェル
【若者と引率者】
人派形態の水着姿で。
お嬢様は毛皮のみ
ふぅ…やはり噂に名高いテルマエの温泉は格別ですな。
この湯が直接肌に触れるというだけで、人の姿になったかいがあるというものです。
はは、エトワール様もそのようなことを考えるのですな!
楽しませて頂いておりますゆえ、寧ろこちらがお礼を申し上げねば。ハインツ様ともご一緒できたことですし。
…あの、真人様?そろそろ息継ぎを…
なかなかの温度ですが、私共には心地良い熱さですゆえご心配なく。贅沢を言えば、サウナのあとにエールでもあれば最高ですな。
おっと、これは失礼を…。このような麗しきお嬢様方に囲まれて湯に浸かるなど、かの皇帝ディオクレティアヌスも羨ましさに歯噛みすることでしょうな。ふふふ。
お嬢様は湯が怖いのか真狐の頭の上から動かない。それでも澄まし顔なのは高いプライド故か。
真狐がエトワールにかけた湯が掛かって総毛立ち、怒りのまま頭を踏み踏み。
なんでこんな熱いのに浸かって楽しそうなの!?信じられない!
さっさとオイルマッサージの方へ飛んでいった。
アドリブ◎
天原・真人
【若者と引率者】
これがテルマエ…
温泉に入る時は服は脱ぐのでは?
…水着でいい? なるほど、そういうものなのですか。
いまいちよく解りませんが、持ってきた水着に着替えます。
辺りを見回し、空いてそうな温泉…高温浴が空いてそうです。
高温湯に飛び込み、暫く潜水してボコボコと浮いてくる。
この湯は熱くて楽しい気がする。
何だかちくちくするぐらいにほかほかするし。
ハインツさんとヒューさんの話を聞いて、
やはりこれぐらいいい湯なんだろうと判断する。
ほかほかするので俺も気に入りました。
おや、皆さんもこちらにいたんですね。
こっちの温泉は熱くて楽しいです、皆さんもどうですか?
と、女性陣にゆらゆらと手招きしたところで水鉄砲の流れ弾に当たったので
お湯の中に退避しましょう。
きっとですが、この温泉を作った方は本当に温泉が好きなんですね。
俺も好きになれそうな気がします。
…次はサウナに行くんですか、エトワールさん。
なるほど、これより熱いのかどうか俺も興味があります。
俺も行きます。
(アレンジ歓迎)
●♨Chi vivrà vedrà♨
美しい神殿かと見まごうような美しい建物から、モウモウと湯気が漂う。
テルマエと呼ばれ住民に慕われている公衆浴場は、この都市の自慢だ。
脱衣所を通り抜ければ、ギリシア建築の影響を受けた白い柱と壁に囲まれた浴場が現れる。
美しい彫刻の刻まれた壁には、古代の壁画が施されており、湯気が立ち昇ってなければ、庭園か何かだと思ったことだろう。.
「温泉……! 普段シャワーばかりだし、凄く楽しみ……!」
しかもと日日日・らんか(Raptor・g01210)が視線を向けた先には、今回声を掛けてくれたエトワール・ライトハウス(Le cabotin・g00223)が居る。
今年の青いサーフパンツ姿の彼の存在が気になるらんかは熱い視線を向ける。
(「しかもエトワールさんに誘われたってことは、そうい――」)
「わーい! 温泉だー! 楽しみ過ぎて温泉セット持ってきちゃったよー♪」
元気にバーンと出て来た白尾・真狐(まったり狐娘・g05562)はジャパニーズ温泉セット入れた手桶を抱えている。
「エトさんに誘って貰えて良かったよ! ほんと楽しみだよねぇ古代ローマの温泉!」
「いやぁ、急に誘ったけど来てくれてありがとね皆」
ワイワイと仲間達がテルマエに合流してくる。
(「――違った。まぁ、みんなでも楽しいけど……けど」)
分かっていたけどと少し残念そうに視線をあげれば、真狐の抱える手桶から顔を覗かせるアヒルのおもちゃとらんかは目が合った。
「これがテルマエ……温泉に入る時は服は脱ぐのでは?」
天原・真人(Unknown Apollon・g03172)の言う通り、本来はそうなのだが、ほらその辺りは大人の事情というやつですねと、ふんわり天の声が囁いた。
全くできないわけではないが、そうなれば自由に楽しむのは少し難しい。恋人限定とか、男女別とか。
「――水着でいい? なるほど、そういうものなのですか。いまいちよく解りませんが」
無理に脱ぐ必要もないので、真人も水着姿で日本とは違った温泉へと視線を向ける。
「温泉だ~! 地元の銭湯よりずーっと豪華! 混浴はちょっと恥ずかしいけどプールと思えば平気かな?」
露天風呂状になっているここは、微温浴。
長内・ゆうき(名も無き王妃・g01491)が言うように、開放的なテルマエは広くプールのようにも見える。
どこから入るかと女性陣が目を輝かせる中、空いてそうな温泉はと真人は見回し、「高温浴が空いてそうです」と向かえば、男性陣が自然と集まり隣の浴槽へと移動していく。
隣より多く湯気が立ち昇っているのは、温度が熱いからだろう。
「ふぅ……やはり噂に名高いテルマエの温泉は格別ですな。この湯が直接肌に触れるというだけで、人の姿になったかいがあるというものです」
「老いると熱いのがちょうどよくなるね」
そう真っ先に高温浴の湯船で寛ぎ出したのは、ロマンスグレーの2人。
龍鱗と角のある身体で、頭にスフィンクス『お嬢様』を乗せているヒュー・ハルウェル(猫狂いの老執事・g04975)と、先程まで軽く肩に引っ掛け羽織っていたシャツを脱ぎ静かに温泉に浸るハインツ・ゼーベック(猖獗・g00405)である。
「熱い方に入る人達は、のぼせちゃわない様にするんだよー? 特にハインツさんとヒューさん!!」
心配そうな真狐の声が湯気の向こうから聞こえるが、2人は平然としている。
熱くなさそうに見えるがそこは紛う方なく高温浴。
寛ぐ2人の横にエトワールが合流して来れば、その後ろより……。
「っ゛!!!」
特に何も考えずエトワールだけ見てついてきた、らんかが足先を高温に差し入れかけ小さな悲鳴と共に跳びあがる。
猫は高温に弱いのだとか何とか。
「らんか君は無理せず隣の温い方にしなさい。火傷はよろしくないからね」
「うん。微温にしとこ……肌に悪いし。お嬢様もこっちおいで。女子組で楽しも」
らんかが声をかければお嬢様も蒸気が熱かったのか、フワリとヒューの元から離れ彼女と共に隣の浴槽へと移動していく。
そんなどことなく残念そうな表情を浮かべるらんかと、そして普段通り振舞う真狐の様子を眺め、ハインツはなるほどと微笑を浮かべる。
「珍しくエトワール君に誘われたと思えば……せっかくの両手に花だというのに情けない」
「何分女性3人に男1人だと俺も肩身狭くて。独特の気まずさがあるんだ……!」
確かに華やかな女性陣の中に男性一人というのは、確かにとても目立つだろう。だが――。
いざお風呂へと真人が飛び込み、彼らの傍らで盛大なお湯柱があがる。半人半魔とはいえ、高温のお湯に飛び込むのは危ないが、ディアボロスだから大丈夫。
ボコボコ潜水する泡が、彼の位置を教えてくれる。
女性は3人と1匹、男性は4人。
中々の大所帯に、テルマエの一角を占拠できる賑やかさだ。
「ちょっと呼びすぎでは?」
「はは、エトワール様もそのようなことを考えるのですな!」
「本当にありがたいよ、特に後から誘った男性陣」
「楽しませて頂いておりますゆえ、寧ろこちらがお礼を申し上げねば」
ハインツ様ともご一緒できたことですしと、ヒューが微笑み心配そうに泡を眺める。
「……あの、真人様? そろそろ息継ぎを……」
ボコッと返事のように泡が大きく昇り、良い感じに赤くゆだった真人が浮上してくる。
「この湯は熱くて楽しい気がする。何だかちくちくするぐらいにほかほかするし」
湯は確かに高温だが、外気に触れてる部分はひんやりと心地良い。
「やはり男としてはね、熱い湯でじっとり汗を流す、これですよ。しかし……」
予想以上に熱いとエトワールが横を見れば、平然と温泉を楽しむハインツとヒューの姿がある。
「ハインツのじーちゃんは静かに楽しんでるし。らんかが逃げる分には可愛いが俺はそうならない、これはプライドの話なのだ……!」
そういう物なのだろうか。まぁ、無理は程々に。
「しかしまぁローマの風呂か。野趣があってこういうのも良いね。前線に出ると風呂など入れんし、後方でも会議会議で入れんし」
頷くヒューも涼しい顔で、やはりこれぐらいがいい湯なんだろうと真人も、もう少しとブクブクと高温に浸り頑張ってる。
「きっとですが、この温泉を作った方は本当に温泉が好きなんですね。俺も好きになれそうな気がします」
「新宿の銭湯も悪くないが、屋外なだけ開放感があってよろしい」
「俺の事だから美女と美少女の水着に目が行ってテルマエそっちのけになるかと思ってたけど……普通にクオリティが高いな」
「ブクブクブク……」
そんな温泉談義を聞きながら、エトワールと真人は熱さと戦い2人に並ぶ。
公衆浴場とはいえ、作りはこの時代の建築物。見た目はまるで神殿だ。
湯は確かに熱いが、外気に触れればひんやりとした空気が火照った身体を直ぐに冷やしてくれるのは心地いい。
「ふぅ……落ち着く。気持ちいい……」
高温浴から微温浴へと移り、良いお湯だと落ち着いたらんかが肩まで沈む。
「古代ローマ時代のお風呂、ちゃんと浴槽の形だ……!」
「らんかちゃんとお嬢様は、僕と一緒にお話ししようねぇ」
「へぇ~~……古代ローマがー……そうなんだぁ……はふぅ~……」
ゆったりと湯船の端に真狐が腕を乗せ、尻尾をゆーらゆーらぷかぷか。大きなお胸もぷかぷか。
安全を感じたのか、ヒラリとお嬢様が真狐の頭へ移動し、こちらものんびり。
同じくゆったりと温泉に浸かるゆうきもぷかぷか。
「ゆうきさんは……第3次成長期……!?」
何のことかなと振り返ったゆうきは、じ~~っとらんかと真狐の姿を眺め。
「らんかちゃんと真狐ちゃん、お揃いみたいで可愛いよねー」
率直な感想に、そうかなと互いの姿を確認。
「2人ともかっこ可愛いから水着もよく似合うね!」
「真狐さんの水着、あたしとデザイン近くてカッコいい……!あたしも成長すればこんな風にカッコよく着こなせるのかな」
「うんうん。わたしのは温泉だと色合いが派手でちょっと不釣り合いかも?」
あはは~と笑いながら、湯着の方が良かっただろうかと思案するも、あれはあれで透けたり張り付いたりと、恋人のいる身には簡単には選びにくい代物だ。
それでもこうして浸かってしまえば気にならない。
「癒される~あぁ~~でも、ょっと熱い方も気になるなぁ……ヒューく~ん、そっちの熱さどうー?」
「なかなかの温度ですが、私共には心地良い熱さですゆえご心配なく。贅沢を言えば、サウナのあとにエールでもあれば最高ですな」
「おぉ〜ハインツさんとヒューさん、すっごく様になってる……! カッコいい〜」
「ほかほかするので俺も気に入りました」
だが、そういう真人の表情は硬い。
「ふんふん! 真人くんは……全然表情変わってないけど、ほんとかなぁ?」
ちょっと自分も挑戦しようかなと、ゆうきも高温浴をチラリ。
と、何だか熱さに耐えて無言のエトワールの姿もチラリ。
互いの浴槽の境界越しに、真狐は堂々と水着姿をご披露しポージング。
「ほらー、男性陣は僕らすーぱー美少女勢になんか言うことあるんじゃなーい?」
「おっと、これは失礼を……。このような麗しきお嬢様方に囲まれて湯に浸かるなど、かの皇帝ディオクレティアヌスも羨ましさに歯噛みすることでしょうな。ふふふ」
「なに、私もまだ枯れてはおらんよ。熱で火照って薄らと赤くなった女性の肌とか魅力的じゃないか。水着ともなればなおさらね」
ヒューとハインツの賛辞に、分かってるとノリノリで更にモデルポーズを決める。
「ふふーん♪」
「おや、皆さんもこちらにいたんですね。こっちの温泉は熱くて楽しいです、皆さんもどうですか?」
少し温泉で上気した様子で、ヒラヒラと扇ぐように真人が手招きすれば、よーしとゆうきが移動し高温浴に挑戦。
「うわ! あっっついけど……芯からあったまるぅ~これが本場のテルマエ温泉……!!」
だけど長時間は無理と、ゆうきがあったまる向こうでは、少しお湯でのぼせたようなエトワールが正面の一点を見つめ。
「しかしまぁ、エトワール君も頑張るねぇ。白尾君のような女性がいるのに一瞥もせんとは」
「お、エトさんったらこんな美少女に囲まれて何が不満なのかなー?」
「何か不満なのかー! ……って、エトワールさん大丈夫? ヤバい色になってるけど」
ノリでらんかも野次を飛ばし、高温浴を覗けば真っ赤に熱さと戦うエトワールの姿が。
「でも、ちょっと我慢して入るとこの高温が心地よく、まさに拘りのテルマエと言うべきか……不満は特に……」
何かと戦う彼の姿に微温浴のお湯ならと、真狐は手で水鉄砲作ってお湯かけ攻撃。
エトワールの顔にヒットすれば、ボーっとしてた頭も復活。
「いや、やっぱ白尾の水着もクオリティ高いな……」
深く頷くも次の攻撃が。
他の人もおいでとゆらゆら手招きしてた真人にも被弾し、ブクブク退避とお湯の中を移動。
「天原君は……カメさんサメさん連れてないね。よし、セーフ!」
お次はとさらに周りにお湯が飛び交い、真狐の頭上で澄まし顔で行儀よくしていたお嬢様にもお湯がかかり、総毛立ちに。
なんでこんな熱いのに信じられないと、我慢の限界だったのだろう怒りを露わに頭の上で足踏みふみ。
ごめんねーとフォローする真狐に温まったゆうきがオイルマッサージに気付き、あそこならお嬢様も大丈夫と指さす。
「ふぃ~……最後は女子組でオイルマッサージ室へゴー!」
「オイルマッサージ? 行く! お嬢様も行こー?」
「お嬢様を艶々にしましょ!」
マッサージならとまんざらでも無さそうに、何よりさっさとこの場から離れたいと翼を広げお嬢様と女性陣はオイルマッサージへ。
「……よし、上がったら今度はサウナに挑戦だ! 避難じゃないですよ!」
「次はサウナに行くんですか、エトワールさん」
三度浮上する真人が俺も行きますと、手を上げる。
「これより熱いのかどうか俺も興味があります」
「サウナは北欧戦線を思い出すな。汗を流すにはちょうどいいか」
水風呂に入るのはごめんだがとハインツも、シャツを手に行く気のようで。お嬢様達を見送ったヒューが、サウナ上がりの飲み物をさり気なく手配し、男性陣も楽しそうに移動していくのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV2が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV3が発生!
テクトラム・ギベリオ
【W】
遭遇
海は行ったが温泉は初だ。む、フェオとアリア?
ナディアを良く知る者。一触即発は見慣れた光景
楽しくなりそうだと思いながら行動を共にしようと提案
対決
4人でサウナと来れば対決の合図
暑い…皆外に出れば水風呂があるぞ
言葉で誘惑しながら耐えるが己は早々に退場
こういうのは程々に
アリア2人はまだ耐えているのか?そろそろ危ないと思うのだが…よし
サウナに戻り備え付けの水を、文化?フ。関係ない
そ~れ蒸気マシマシだ
雑談
女性陣を見送りフェオと湯舟へ
ナディアか?君にとっては不思議かもな
聡明で柔軟な人柄、美しく華やかで魅力的な笑顔と戦闘での顔、ギャップと言うやつだ
そう言うフェオは?とても興味があるぞ
アリアは特別ナディアと仲が良いので私にとってはライバルだ
ほう気品か。ナディアはたまにおっちょこちょいでそこがまた可愛いのだ
手を焼く恋人を持つ者同士話題は次々と
集結
ナディア、マッサージはどうだった?
肩を抱きながら顔を覗き込む
あぁ良い香りだ。リラックスできた様で良かったな
〆
飯もあるとは素晴らしい。ここに住もう、と冗談を
フェオ・アンスール
【W】
▼遭遇
「あー!」
相対する男女
テクトラム殿か、ご無沙汰だ
生前(?)からの商売敵、女狐ナディアではないかッ
▼サウナ対決
「貴様、茹で狐になる前に出よ、後始末が大変だ」
「く、はは!(これ見よがしに嘲弄)」
「貶めるしか能のない狐よ、尻尾を巻いて恋人の胸に逃げ込むが良い」
待て、蒸気マシマシ熱風はロウリュだ文化圏がちが、ぁっつうう!!
そして水風呂に飛び込む
▼雑談
恋人が出掛けたのでテクトラム殿と湯船に浸る
「唐突だが、貴殿はナディアの何を好いたのだ?」
「俺は一目惚れだ。あの凛々しい面貌に浮かぶ、屈託のない花の笑顔と心根に心奪われたのだ」
「アリアも負けておらぬぞ、粗野な振舞の中にも気品があるのだ良い」
「そう、アリアとナディアは親交が深い。たまに嫉妬してしまう。寂しがり屋同士だからか?」
恋人自慢に花を咲かせる
▼集結
「…ほう、つるつるのもちもちだ」
「普段に増して艶やかだぞ、アリア」
軽く顔を寄せ、抱き返しながら笑みを零し
▼〆
「堪能した。ローマの文化は興味深い。して、次はサウナ飯とやらを満喫しようではないか」
アリア・パーハーツ
【W】
おお、これがテルマエ!凄い贅沢な場所だ
癒しと言えば温泉だよねぇ
お?
ナディアさんだ!てことはー…テクトラムさんもいた、やっぱり!
んふふ、折角だからWデートするのだぜ
▼
まずはサウナかな……勝負の気配??
元気だなー二人とも
たまには熱い空気の中で過ごすのもキモチイ、……
いや暑い無理出るぞボク様
暫く堪能したので脱出、シャワーで汗を流して水風呂に移動
うん?まだ元気に言い争ってたのだぜ
(タオルをぶんぶん回して熱風をお裾分け)
あっはっは、二人ともゆでだこになる前に出ておいでー
▼
次はお肌すべすべにしに行くのだぜ、ナディアさん!
フェオ行ってきまーす
一番良い奴どれだ…
オイルめっちゃ良い匂い…何の香りだろ
ふふ、お肌綺麗になったらテクトラムさん喜ぶもんねー?
▼
さて大浴場でフェオ達と合流
なになに、なんかめっちゃ盛り上がってたね?
あ、フェオ、ねえねえ触ってみてー
めっちゃつるつるになったぞ
(ぎゅーっと抱き着いて)
ふふ、綺麗になった?
▼
ん-…癒されたらお腹減った!
この時代のお酒って何が一番おいしいかな
ナディア・ベズヴィルド
【W】
あ。
顔を合わせる度に険悪になる商売敵男と大の親友である赤毛の彼女の姿
誰かに合うと思ったけどまさか貴方達とは。
inサウナ
どちらが先に音を上げるか我慢比べでもするか(唐突
はっ(盛大に鼻で笑う)貴様こそ呪装帯がより熱を篭らせているのではないか?
無理をしなくともよい、所詮貴様はそれまでの男と言うものだ
アリアさん!あっつっっタオル振り回しちゃだめー(ぐわぁ)
テクトまで何を!?あっつ!
のちに水風呂に沈む
・オイルマッサージ
よーし女二人でより肌に磨きをかけに行きましょう!
また後でね、テクト(ひらりと手を振って)
は~、マッサージ気持ちいい。お肌のつるつるになるし超リラックス
それはアリアさんもでしょ?ほんとフェオには勿体なさ過ぎるな、ふふ。
・大浴場
いたいた、男二人で盛り上がった?どんな話をしていたんだか。
今度テクトもマッサージを受けると良いわ、とっても気持ちいい
肩を抱かれれば頭を傾け身を寄せるとふわりと良い香りが立ちのぼる
〆
ふふ、みんな食いしん坊だ
ご飯もそうだけどちゃんと水分も補給しないと
●♨L'amore rende felice la gente♨
「あー!」
「お?」
「あ」
「む?」
四者四様の声があがった。
フェオ・アンスール(熱砂・g04703)とナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)が顔を付け合わせるように急接近しているが組合せは違う。
「ナディアさんだ! てことはー……テクトラムさんもいた、やっぱり!」
「フェオとアリア?」
アリア・パーハーツ(狂騒・g00278)とテクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は、慣れた光景と2人のことは気にせず普段通り挨拶を交わしている。
「テルマエ! 凄い贅沢な場所だ。癒しと言えば温泉だよねぇ」
「海は行ったが温泉は初だ」
デートをすれば、それなりに場所が限られるせいか出会う相手も見知ったものが多い。
「テクトラム殿か、ご無沙汰だ。生前(?)からの商売敵、女狐ナディアではないかッ!」
「誰かに合うと思ったけど、まさか貴方達とは」
それはこちらの台詞だと、フェオとナディアは一触即発の空気を漂わせるが。
「んふふ、折角だからWデートするのだぜ」
「そうだな雪合戦以来か? 4人で行動するのは初だな」
「そうだねー、まずはサウナかな……」
どこから行こうかとテクトラムが問えば、楽しそうにアリアが行先を決める。
尚このWデートの組合せはフェオとアリア、テクトラムとナディアだ。
WというよりXになってる気もするが、気にしてはいけない。たぶん……。
「勝負の気配??」
サウナに着くなり、彼らを迎えるのは高温の空気。
現代と違い細かな調整はできないので、熱くなるとなかなか温度は下がらない。
「どちらが先に音を上げるか我慢比べでもするか?」
「貴様、茹で狐になる前に出よ、後始末が大変だ」
フェオの挑発にハッとナディアは盛大に鼻で笑い座れば、「く、はは!」とこれ見よがしに嘲弄し彼は更に熱い位置へと座る。
「貴様こそ呪装帯が、より熱を篭らせているのではないか?」
バチバチと見えない火花を散らし、熱源の間近に陣取る。
良い子は決して真似をしてはいけない、ディアボロスだからギリギリ許される行為だ。
「元気だなー二人とも。たまには熱い空気の中で過ごすのもキモチイ……」
じわじわと湧き出す汗に血行も良くなり、気持よさが身体をじんわりと包む。
「暑い……皆外に出れば水風呂があるぞ」
そろそろ出てみてはとテクトラムが誘導するにも、我慢比べをする2人には届かない。
「こういうのは程々にだ」
「……暑い、無理。出るぞボク様」
無理をせず、丁度いいところで。
まずはテクトラムが外へ。続いてアリアも脱出と、外気の解放感に触れ汗をしっかりと流し、水風呂に浸る。
「アリア、2人はまだ耐えているのか?」
「うん? まだ元気に言い争ってたのだぜ」
「そろそろ危ないと思うのだが……よし」
何事も程々が一番。
サウナに戻れば、熱気に負けず熱い2人がバチバチととても熱そうに睨み合っている。
「貶めるしか能のない狐よ、尻尾を巻いて恋人の胸に逃げ込むが良い」
「無理をしなくともよい、所詮貴様はそれまでの男と言うものだ」
迎えが来たぞと出るよう促すフェオにナディアも、まだまだ余裕を見せ張り合う。
「ふ……」
運んできた水を熱を噴き出す状気口に追加すれば、物凄い勢いで蒸気が噴き出してくる。
「そ~れ、蒸気マシマシだ」
「待て、蒸気マシマシ熱風はロウリュウだ。文化圏がちが、ぁっつうう!!」
若干、熱湯も飛び散ったようで熱さも倍増。フェオとナディアがサウナ内を避難するが。
「文化? 関係ない」
淡々と蒸気をテクトラムが追加させ、逃げ場がないようアリアがタオルをぶんぶん回し熱風をお裾分けする。
「あっはっは、二人ともゆでだこになる前に出ておいでー!」
「アリアさん! あっつっっタオル振り回しちゃだめー。テクトまで何を!? あっつ!」
声にならない悲鳴と共に、ほぼ同時に2人が飛び出し水風呂へ。
これで良しと一仕事終えたテクトラムとアリアだが……。
「貴様の方が先だ!」
「私の方が、一歩遅かったわ!」
このままだと今度は水風呂で競い合いそうな予感に、ガシッとナディアの腕を捕まえるアリア。
「次はお肌すべすべにしに行くのだぜ、ナディアさん!」
そういえば、オイルマッサージがあったと思い出し。
「よーし、女二人でより肌に磨きをかけに行きましょう!」
そこは大の親友と女同士、美を磨くことには目がない。
「フェオ、行ってきまーす」
「また後でね、テクト」
あっさり、ひらりと手を振って彼女達はマッサージへ。
女性陣を見送り残された彼らはどうすると互いを窺い、折角の古代テルマエだしゆっくり待とうと浴場へと移動することにした。
ユリやサフランの香り漂うタップリの香油を全身に。
「オイルめっちゃ良い匂い……何の香りだろ……」
うっかり寝そうな心地良さの中でも、アリアは一番良い奴どれだと商品を見るように確認してしまうのは、やはり商売柄か。
スシノン香と呼ばれるオイルは、この時代ではメジャーでまさにアロマオイルのようなもの。
「は~、マッサージ気持ちいい。お肌のつるつるになるし超リラックス」
「ふふ、お肌綺麗になったらテクトラムさん喜ぶもんねー?」
「それはアリアさんもでしょ? ほんとフェオには勿体なさ過ぎるな、ふふ」
例え犬猿の仲の相手が友人の恋人であっても、そこは友人が幸せそうであれば嬉しいというもの。
それぞれの彼の為にも磨き上げてと、オイルマッサージを堪能していると小窓から声が。
「唐突だが、貴殿はナディアの何を好いたのだ?」
「ナディアか? 君にとっては不思議かもな」
フェオとテクトラムの声である。
どうやら壁の外は浴場のようで、当然古代に防音設備などはない。
壁向こうで聞かれてるとは思わず、彼らは温泉に浸り恋人待ちをしながら語り合う。
「ナディアの聡明で裏表ない素直で柔軟な人柄好きだ。美しく華やかで魅力的な笑顔と戦闘での顔、ギャップと言うやつだ。それにナディアが居てくれると、その場が華やぐ。」
感情が戻り切ってないテクトラムだからこそ、クルクルと表情が変わり色んな顔を見せてくれる彼女は花のように美しいのかもしれない。
「そう言うフェオは? とても興味があるぞ」
「俺は一目惚れだ。あの凛々しい面貌に浮かぶ、屈託のない花の笑顔と心根に心奪われたのだ。誰より笑い、誰より楽しむ。その心得を知っているからか、今を楽しめ、という一筋通った信条を貫く姿は、俺には大変眩しい」
自分の心に正直な、自由奔放さも魅力的だ。一目惚れというだけあって、フェオの言葉は自信に満ちている。
「最初は親友や相棒などになれると嬉しいと思っていた……」
そう語るテクトラムは、彼女とナディアと過ごした日々を、彼女が過去と決別した日を思い出す。
「八方美人かと言うとそうではなく、率先して戦場へ赴く勇敢さや芯をしっかり持った、自立した女性であると好感を持った」
「アリアも負けておらぬぞ、粗野な振舞の中にも気品があるのだ良い」
「ほう気品か。ナディアは何といっても甘え上手であったり、たまにおっちょこちょいなところがあってな、そこがまた可愛いのだ」
「派手な戦好きなところや、意外と寂しがり屋で繊細な所も。だが、アリアはそこが可愛いのだ」
彼らの恋人自慢は尽きることなく、かなりの盛り上がりよう。
「アリアは特別ナディアと仲が良いので、私にとってはライバルだ」
「そう、アリアとナディアは親交が深い。たまに嫉妬してしまう。寂しがり屋同士だからか?」
ふむと考えるように2人は黙り込んだ。
寂しいと感じやすい人は、とても心が暖かいという。暖かいからこそ、吹き込む寒さに敏感。それが自分の心でも他人の心であっても。
もしそうであれば欲しいと思うだけ温もりを与え、寒さを感じさせなければいいのかもしれない。
それが友情であれ、愛情であれ。心であれ、身体であれ――。
「男二人で盛り上がってたの? どんな話をしていたんだか」
「なになに、なんかめっちゃ盛り上がってたね?」
全部を聞いていた訳ではないが、彼女達の頬はほんのり染まり、肌もつるつる心もあったかに。
「ナディア、マッサージはどうだった?」
「今度テクトもマッサージを受けると良いわ、とっても気持ち良かったわよ」
自然とナディアの肩をテクトラムが抱き顔を覗き込むようにすれば、ふわりとオイルの良い香りが立ちのぼる。
預けられた身体の重さと共に、彼女の熱も伝わってくる。
「あぁ良い香りだ。リラックスできた様で良かったな」
どこか懐かしい。エジプトの地でも使われていた香油と同じ花の香が開く。
そんな2人の姿を眺め、アリアはフェオに飛び付くように。
「あ、フェオ、ねえねえ触ってみてー。めっちゃつるつるになったぞ」
ぎゅーっと、無邪気に抱き着いて肌を合わせる。
「……ほう、つるつるのもちもちだ」
「ふふ、綺麗になった?」
「普段に増して艶やかだぞ、アリア」
抱きとめ肌を滑る指先に、軽く寄せられた顔と囁きに、褐色の肌もほんのりと染まったよう。このままずっと腕の中に留めておきたいが、それは別の場所で……。
「堪能した。ローマの文化は興味深い。して、次はサウナ飯とやらを満喫しようではないか」
「ん-……癒されたらお腹減った!」
「飯もあるとは素晴らしい。ここに住もう」
テクトラムの冗談にふふっと笑みが零れる。
「みんな食いしん坊だ。ご飯もそうだけど、ちゃんと水分も補給しないと」
「この時代のお酒って何が一番おいしいかな」
アリアの言葉に、さっき見かけたのはとナディアは思い出す。
何だか大きな壺に入ったワインがあったような。まさかそのまま一気飲みすることはないと思うが、きっと温まった身体に冷えたお酒は美味しいだろう。
食べ物は何がと楽しみに、浴場で身体を満たした一同は、次は胃袋を満たしにいくのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【活性治癒】LV2が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV2が発生!
クーガ・ゾハル
ケペシュ(g06831)と
ゆぎ? 着たことないな、ヨシ、それにしよう
温泉ってやつには、トレインの先で一度いったきりだ
こんなふうに、おおぜい一緒なのは初めてだな
へへ、すごくでかいフロだ
ゆっくりと手足をのばすと
しみこんでくるみたいな、ほのかな温度
ナベかこんでるときと、ちょっと似てる
具だったら……おれはシイタケかな
ぽかぽか、あったかい水がフシギで気持ちいい
なんだ今の、水がとんでったぞ
んん、ええと……こうか? わぶっ、ハナにはいった
おい、なんで、おれの方にとんでくるんだ
このままじゃダメだからな、もう一回おしえてくれ
マスターしたら、こっそりとケペシュのオデコにロックオン
――くらえ温泉ビーム、ゴーだ
おっと、ハンゲキがきた
ヨシ、こんどはアゴをねらうぞ
サウナ?
エジプトよりも、あついんだろうか
こんな時までシュギョーなんて、ケペシュはマジメだな
じゃあ、次はアツアツガマン対決だ
先に出たほうが、フロあがりの牛乳オゴリだぞ
ばちりと見えない火花、ちらして向かう
へへ――まけられないのに、たのしい
ケペシュ・ナージャ
クーガ(g05079)と
水着の他に湯着というのがあるみたいですよ、借りてみましょうか?
まずは微温浴の方へ
他の誰かと温かな湯に浸かるという経験が今までほとんどないもので、不思議な気分です
体の芯から温まるような心地がしますね
はは、どちらかと言うと鍋の具みたいですよ、今の俺たち
シイタケなんて言うと途端に美味そうに見えてくるじゃないですか
ふとどこかで見た情報を思い出したなら
両手で水鉄砲を作り、周りの迷惑にならないように湯を飛ばします
結構上手く飛びましたね
びっくりしましたか?クーガもやってみてください
…って、自分に向かって飛ばすなんて
貴方といると飽きる気がしないな
なんて油断しているとまんまと額に当てられて
やりましたね、お返しです
頬がガラ空きですよ
サウナもあるみたいです、行ってみましょうか?
密室で熱さに耐えるなんて良い修行になりそうです
俺に勝負を挑むとは、もちろん受けて立つに決まってるじゃないですか
やるからには負けませんよ、牛乳のためにも
貴方との勝負にワクワクとしながら向かいましょう
●♨Chi trova un amico trova un tesoro♨
美しい神殿の中に、中庭ではなく暖かな湯気を漂わせるテルマエが広がる。
さっそく辿り着いたクーガ・ゾハル(墓守・g05079)とケペシュ・ナージャ(砂蠍・g06831)は興味津々。
「温泉ってやつには、トレインの先で一度いったきりだ。こんなふうに、おおぜい一緒なのは初めてだな」
「湯着というのがあるみたいですよ、借りてみましょうか?」
「ゆぎ? 着たことないな、ヨシ、それにしよう」
湯着として用意されていたのは、ローマの服装トガによく似た湯浴み用の服に着替え、いざお風呂へ。
気分はローマ人(?)で、テルマエへ。
「へへ、すごくでかいフロだ」
「他の誰かと温かな湯に浸かるという経験が今までほとんどないもので、不思議な気分です」
まずは微温浴から。公衆浴場というだけあって、人の出入りもあるので何だか不思議な光景である。
泳ぐように、ゆったりと手足をを伸ばしてもぶつからない。しかも古代ローマの神殿風の建物に包まれた露天風呂だ。
開放的だし、何より生き返る。
「しみこんでくるみたいな、ほのかな温度……」
「体の芯から温まるような心地がしますね」
「ナベかこんでるときと、ちょっと似てる」
「はは、どちらかと言うと鍋の具みたいですよ、今の俺たち」
お湯に身体を浮かせながら、のんびり鍋の具を思い浮かべる。
「具だったら……おれはシイタケかな」
肌の色かな、好きな物だろうか。何気なく言った彼の言葉にケペシュはクスリと微笑み
「シイタケなんて言うと、途端に美味そうに見えてくるじゃないですか」
本当に食べないが、つんとケペシュがクーガの頬をつつけば、程よく火照った頬が柔らかな弾力で押し返してくる。
「ぽかぽか、あったかい水がフシギで気持ちいい……」
そういえばと、どこかで見た記憶を頼りにケペシュは両手を組合せ水鉄砲を。
ピューっと勢いよく水が飛べば、クーガがなんだ今のと目を輝かせる。
「結構上手く飛びましたね」
「水がとんでったぞ」
「びっくりしましたか? クーガもやってみてください」
こうやってと手取り見取り、ケペシュが教えた通りクーガも早速作ってみる。
「んん、ええと……こうか? わぶっ、ハナにはいった……」
「……って、自分に向かって飛ばすなんて」
「おい、なんで、おれの方にとんでくるんだ」
「貴方といると飽きる気がしないな」
思わずケペシュが笑みをこぼせば、もう一回おしえてくれとクーガは真剣な顔。
このままじゃダメだからなと、何度か試行錯誤。
「よし――くらえ温泉ビーム、ゴーだ」
こっそり、ケペシュのオデコにロックオン。
クーガの狙った水鉄砲が直撃。
もしかすると昔であれば、こんな風に遊びの水鉄砲が当たり、笑いあうようなことはなかったかもしれない。きっと遊びですら、狙われれば殺気として感じていたかもしれない。
「やりましたね、お返しです。頬がガラ空きですよ」
「おっと、ハンゲキがきた」
ピュッと頬にお湯を受け、クーガも負けじと次の攻撃を狙う。
「ヨシ、こんどはアゴをねらうぞ!」
2人はしばし、子供のように無邪気にふざけ合うも勝負は互角か。
「サウナもあるみたいです、行ってみましょうか?」
「サウナ? エジプトよりも、あついんだろうか」
単なる暑さであれば砂漠の方が辛いかもしれないが、ここは蒸気の熱さ。
「密室で熱さに耐えるなんて良い修行になりそうです」
「こんな時までシュギョーなんて、ケペシュはマジメだな。じゃあ、次はアツアツガマン対決だ!」
水鉄砲で着かなかった勝負の延長戦と、息まくクーガにケペシュも楽しそうに笑みを浮かべる。
「俺に勝負を挑むとは、もちろん受けて立つに決まってるじゃないですか」
「先に出たほうが、フロあがりの牛乳オゴリだぞ」
「やるからには負けませんよ、牛乳のためにも」
バチリと見えない火花を散らし、颯爽と2人はサウナへ向かう。
(「へへ――まけられないのに、たのしい」)
(「貴方との勝負にワクワクとしながら向かいましょう」)
さて、この勝負の行方は――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】がLV2になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
桐生院・雄
【アドリブ・絡み歓迎】
ん”あ”あ”あ”~~~……
はぁ~この手の大浴場なんてガキの頃以来だわ。絶妙な湯加減、その時の気分に合った風呂。風呂に入りながら休める場所もあるから長居できるし、垢すりやマッサージまであるとか言う事なくね?あ、そこそこ。あ~解れて気持ちい…。
壁画も中々趣あっていーんじゃねーかな。こういう所にこだわりが見えるのも大事だと思うぜ。いやー風呂上がりの一杯が実に美味い!やるじゃんローマ。
まぁ混浴なのがある意味落ち着かねーつーか。風呂に水着とかどうなんよとかちょっとだけ思ったりもするけど、コンプライアンスが叫ばれてる世の中だからな。そこはしゃあねえ。健全方面のが安心できるしな。壁画と一緒に浴場の花と思う事にすっか。
つーわけで堪能させて貰ったぜ。こんだけ気合入ったテルマエ、中々お目に掛かれねえ。こんだけ大規模なのに清潔感あって気持ち良く入れたぜ。是非ともうちの村の連中にも入らせてぇわ。
で、な。ちょっと色々あって大勢押しかけてくるんだよ。そいつらも楽しめるようなんとかしてくんね?
エレナ・バークリー
これは立派な浴場ですね。新宿島の施設にも勝るとも劣らない。街を治める貴族の方の情熱を感じます。
浴場を褒めるにも、実地に体験してからでないと、心からの賛辞は出てきません。水着を着て、いざ。
私は高温浴のお風呂に入ります。周りの方々は水着無しなんですよね。思わずいろんな女性の姿を追ってしまいます。眼福眼福。
でも手を出してはいけないのが辛いところ。
それでもまあ、お湯を使っている女性の方々とお話だけでも。
この街で一番のお貴族様はどういったお方ですか? 市民の皆様のことを考えてくださっているでしょうか? あと、女性に弱かったりします?
その方はこの時間だとどの辺りにいるか分かるでしょうか?
情報を揃えて貴族さんに直談判ですね。
初めまして、尊いお方。テルマエ、存分に堪能しました。
火急の案件があります。
この地域一帯で略奪を働こうという軍勢が南方から攻めてきます。防備の無い周囲の農村の方々をこの街に収容して守っていただけないでしょうか。
迎撃は私達が出ます。この街に傷一つ付けさせません。
よろしくお願いします!
●♨Il riso fa buon sangue♨
古代ローでは、温泉――テルマエは非常に重要で、各地に浴場として数多くの荘厳なテルマエが建設されていたらしい。
それこそ温泉を愛し、多くの人が足を運び楽しんでいたようだ。
「これは立派な浴場ですね。新宿島の施設にも勝るとも劣らない。街を治める貴族の方の情熱を感じます」
エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)が感嘆の声をあげるように、そこは温泉というよりスーパー銭湯に近い。
無数の温度の違う浴場に、休憩所や運動場まで兼ね備えた娯楽施設のようになっていた。
「浴場を褒めるにも、実地に体験してからでないと、心からの賛辞は出てきません。水着を着て、いざ」
高温浴のお風呂にとエレナが向かえば、この時代の女性達とすれ違う。
(「眼福眼福。でも手を出してはいけないのが辛いところ」)
思わず周囲の女性達の姿を追ってしまい、目を喜ばせる。
彼女の愛と多情は仕方がない。
それでもまあ、お話だけでもとエレナは同じ湯の仲と、現地の人に声をかけていく。
「この街で一番のお貴族様はどういったお方ですか? このテルマエを作ったんですよね」
彼女達はステキな人だと褒め称える。ちょっとおだてに弱いかもしれないが、テルマエを愛し、並々ならない拘りがあるらしい。
後は、直接会えそうな場所を聞いて、温泉をあがったら話に行こうとゆっくりと温泉を堪能するのであった。
「ん”あ”あ”あ”~~~……はぁ~この手の大浴場なんて、ガキの頃以来だわ。絶妙な湯加減、その時の気分に合った風呂」
昔はこんな場所が何ヶ所もあったなと故郷を思い、桐生院・雄(チンピラデーモン・g01026)はゆっくりと寛いでいた。
「壁画も中々趣あっていーんじゃねーかな。こういう所にこだわりが見えるのも大事だと思うぜ」
大理石や神殿のような立派な柱は、この時代と文化だ。モザイクを施された壁も、描かれた壁画も美しく、居るだけで荘厳な文明に触れているという実感がわく。
「風呂に入りながら休める場所もあるから長居できるし、垢すりやマッサージまであるとか言う事なくね? あ、そこそこ。あ~解れて気持ちい……」
ゆっくりお湯につかり身体をほぐし、再び仕上げに浸ったら、今度は身体の内からと風呂上がりの一杯を。
「いやー、風呂上がりの一杯が実に美味い! やるじゃんローマ」
難があるとすればという。
「まぁ混浴なのがある意味落ち着かねーつーか。風呂に水着とかどうなんよとかちょっとだけ思ったりもするけど、コンプライアンスが叫ばれてる世の中だからな。そこはしゃあねえ」
だが大人の都合でもある。
実際のところはちゃんと時間で区切られていたのが普通だが、ここは様々な挑戦をしているのだろう。
「健全方面のが安心できるしな。壁画と一緒に浴場の花と思う事にすっか」
意識すれば気になるし、それが一番と温泉を楽しむのであった。
貴族はテルマエの上の階で寛いでた。
余程、彼自身が好きなのだろう。
「つーわけで堪能させて貰ったぜ。こんだけ気合入ったテルマエ、中々お目に掛かれねえ」
「初めまして、尊いお方。テルマエ、存分に堪能しました。火急の案件があります」
「こんだけ大規模なのに清潔感あって気持ち良く入れたぜ。是非ともうちの村の連中にも入らせてぇわ」
「この地域一帯で略奪を働こうという軍勢が、南方から攻めてきます。防備の無い周囲の農村の方々を、この街に収容して守っていただけないでしょうか」
貴族は二つ返事であっさりと承諾した。
テルマエを愛する者に、悪い人はいない。彼の思考はそこにあった。
これだけ多くの外からの来客に自慢のテルマエを楽しんでもらえたなら、彼としては文句はない。
足りなくなりそうな食糧も当面の分は増やせたし、温泉の効能アップと病人が回復したりと街にとってもいいことが沢山。
それに人が大勢来るのであれば、彼らは兵力でもあり、労働力でもある。
農地を耕す代わりに、しばらくはテルマエの運営を手伝ってくれるのもいいだろう。
よろしくお願いしますと念を押し、これから来るであろう脅威を撃退するためにディアボロス達は街の護りと、農民の説得準備を始めるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV4になった!
効果2【ドレイン】がLV4になった!
●緑の街
丘陵に美しい畑が広がっている。
この農村の人々は、迫る脅威も存在も知らず、いつものように過ごし暮らしていた。
「だだ大丈夫! 私が言っても説得力無いけど、なんとかなるよ……!」
真摯に説明すればいいと聞いているから、私でもとウィレイニア・アルクィスト(シアワセ方程式・g00366)は畑仕事中の女性に声をかけた。
女性と言っても、ウィレイニアより少し上のお姉さん。
裕福な家庭に生まれた彼女とは、決して交わる事がなかったであろう身分の女性だ。
日に軽く焼けた肌、健康的な肉付きの身体に動きやすさを重視した汚れてもいい服装。
あまり友好的に接するのは得意ではないが、友達催眠もあるから大丈夫。
「あの……」
「あら、どうしたの。今日もあまり眠れなかったのね、体調は大丈夫?」
まるで友達のように心配してくれる女性に、逆にウィレイニアの方が戸惑ってしまいそうだ。あまり直視しないよう僅かに視線をそらし、伝えなきゃと口を開く。
「わ、私は大丈夫よ。それより聞いて、大変なの」
この農村に迫る亜人の脅威をウィレイニアは出来るだけ、丁寧に説明した。
クロノヴェーダー何て言ってもまともに通じないので、強力で狂暴な蛮族として伝えればそんな恐ろしいものがと彼女は慌て周りの人に呼びかけ、同じ話を繰り返す。
ウィレイニアにとって幸運だったのは、彼女が世話好きで顔が広かったことだろう。
周りに声をかけながら、最後にもう一度念押しするように彼女はウィレイニアに、避難するしかないのかと確認する。
だからウィレイニアも、それに応えるように頑張って彼女の目を見る。
「このまま、ここに居たら危ない。無事に生き延びる為には、避難するしかないよ」
その言葉は、充分に農村の彼女達に伝わったのだろう。
彼女達は避難準備をはじめるのであった。
善戦🔵🔵🔴🔴
効果1【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
エレナ・バークリー
【友達催眠】で話を通じやすくし、同時に【プラチナチケット】でテルマエの街のお役人のようなものと農民の皆さんに認識してもらいます。
まずは周辺の地図を見せてもらって、農村の位置を確認。村から村を【飛翔】で飛び回る効率重視のコースを設定します。
地形に影響されず一直線に飛んだ方がいいでしょう。
村に着いたら、村長を初めとする有力者の皆さんを集めて、南から略奪と蹂躙を旗印に掲げる軍隊が迫っていることを語り、現地の街が受け入れ準備を整えているところまで話します。
そして、一刻も早く街まで避難してほしいと懇願します。
この場にいる皆さんが村人に声をかければ、速やかに街までの移動が出来るのでしょう? どうかご協力お願いします。
トップダウン方式ですが、今はそれが合理的なはず。
どうしても土地を離れたくない人がいれば、私が出向いて「統率」「号令」「演説」で要請を受け入れていただきます。
この調子で回れる限りの村を巡り、農村部の人々に街へ移ってもらいましょう。
後は、私たちが略奪者の群を討滅するだけです。守り抜きますよ。
●農村から
畑の方で話が纏まり、一部の住民が動き出した頃。
農村の長に直接話せるようプラチナチケットで、村の有力者として紛れ込んだエレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)は、亜人の脅威を説明した。
「信じられないかもしれませんが、南から略奪と蹂躙を旗印に掲げる軍隊が迫って来ています」
彼らの狙いは、ただの略奪ではなく蹂躙。
命も身体も奪っていく、恐ろしい所業を狙う軍隊だとエレナは説明する。
「幸い、街の方で皆さんの受け入れ体制は整っています。充分な食料、それに農作業の代わりとなる仕事もあります」
街の護りも、備蓄も問題ない。それにあの街では、テルマエ運営の人手も欲している状態だ。
「一刻も早く街まで避難して欲しい状況です。この場にいる皆さんが村人に声をかければ、速やかに街までの移動が出来るのでしょう? どうかご協力お願いします」
避難が必要ということは、充分に有力者達に伝わったようだ。
だが、彼らにとってこの地は、生まれ育った場所。簡単には手放せない。
護るためには戦うしかない、放って逃げればその軍勢に荒らされてしまうと危機感もあるのだろう。
だからエレナは剣を抜き、華麗に振るって見せる。
「ご安心ください。後は、私たちが略奪者の群を討滅してみせます。決してあなた達から大切なものを奪わせない」
守り抜きますよと、エレナは静かに誓い。理解してくれた村人達と避難準備を始めるのであった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
エレナ・バークリー
住民の避難が間に合って良かったです。これでクロノヴェーダの討滅に専念出来ます。
……ペンギンなのに可愛くない。みんなの友達ダンジョンペンギンたちとは大違いですね。
亜人と言いながら、人間要素はどこに?
まあいいです。それではペンギン狩りといきましょう。
数の多さに惑わされず、しっかりと魔法障壁とバックラーで防御を重ねて。
「全力魔法」「電撃使い」「天候予測」で、万象貫く天よりの雷霆を行使。
空飛ぶペンギンたちに雷を落とします。
「連続魔法」で更に追加しますよ。
ペンギンの反撃は集積させた魔法障壁で受け止め、カウンターで電撃を宿した精霊剣を「貫通撃」で突き刺します。
飛び回るペンギン相手に動き回るのはこちらが不利。背中を民家の壁に預けて、せめて背後からの攻撃を封じ、前面からの攻撃に集中して対応出来るようにしましょう。
空を飛ぶほど落雷の餌食ですよ。それも理解出来ない程度の頭の出来でしょうか? 所詮は鳥頭ということですね。
それなら遠慮なく、雷を降らせ続けましょう。ペンギンはペンギンらしく、南極へ帰りなさい!
テクトラム・ギベリオ
ふぅー……。テルマエにサウナ…とても良い文化だ
これが整うというやつか
ふふ、流行りの言葉をちょっと言ってみただけだ。気にするな、毛玉
ゆっくりしている間に仲間が避難を済ませてくれたようだ
いかんな、しばらく気が緩んでいた。気を引き締めて取り掛かろう
……荒くれどもか。姿形は愛らしくとも口を開けば何とも残念だ。特に武器
ペンギンはあの足で地を歩くから可愛いのだ
見ろ、棘だらけのあの凶器を。まったくもって可愛くない
だが奴らから歯向かってくるのなら、こちらとしてもやりやすい
あの気性、いくらか血を抜いて大人しくさせてやった方がいいだろう
毛玉、手伝ってくれ
パラドクス【斬糸結界】の糸を竜巻の中に展開し、暴風に乗せて敵を斬り刻む
奴ら…あの板の機動と飛行力が侮れん。糸に気付かれ飛散されると面倒だ
毛玉。【飛翔】して奴らを挑発し、出来るだけ注意を引き付けろ
渦の中心には行くな。外側を大きく飛べ
あとは私に任せろ。絡まる糸がどれほど厄介か、よく紐で遊ぶお前ならわかるだろう
渦を止めたところで糸は広く展開済み。触れれば悉く斬るぞ
●スーパーにハード
都市での受け入れ態勢も、住民の避難も終わり準備は万端。
「ふぅー……テルマエにサウナ……とても良い文化だ。これが整うというやつか」
なんだかスッキリした雰囲気のテクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)の言葉に、スフィンクス『毛玉』が首を傾げた。
「ふふ、流行りの言葉をちょっと言ってみただけだ。気にするな、毛玉」
「住民の避難が間に合って良かったです。これでクロノヴェーダの討滅に専念出来ます」
相手は人の気配を追って真っ直ぐこちらにやって来るのだから、迎え撃つ気満々でエレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)は、だんだん迫ってくる亜人の影へと目を向けた。
「ゆっくりしている間に避難を済ませて貰ったようだな」
いかんなと、緩む頬をテクトラムはおさえ。
「気を引き締めて取り掛かろう」
そう言った矢先、迫る影と共にやけにヒャッハーな掛け声が響く。
砂丘を波のように乗りこなし、華麗なボードテクニックで『あらくれペンギン』が滑ってくる。
「いえーい、人だ、雌だ、狩りだぜぃ!!」
「……荒くれどもか。姿形は愛らしくとも口を開けば何とも残念だ」
「……ペンギンなのに可愛くない。みんなの友達ダンジョンペンギンたちとは大違いですね」
きっとこの場に彼らサーヴァントがいたら、対抗するように円らな瞳で同じペンギンとして一緒にして欲しくないと、アピールしたかもしれない。
まったくと、テクトラムは嘆息する。
「ペンギンはあの足で地を歩くから可愛いのだ。見ろ、棘だらけのあの凶器を。まったくもって可愛くない」
「亜人と言いながら、人間要素はどこにあるんでしょう?」
このボードを扱っているとこだろうか。確かに普通のペンギンはボードなんかには乗らない。
「お、なんかおねーちゃんのお出迎えだ!」
「ヒャッハー、可愛がってやろうぜ」
「野郎もいるじゃねーか」
そして口が悪く、可愛げがない。
「奴らから歯向かってくるのなら、こちらとしてもやりやすい」
「それではペンギン狩りといきましょう」
バックラーを構え、エレナはペンギンの動きを見逃さないように狙いを定める。
「天覆う昏き雷雲より、生まれ弾けよ、神なる翼。ここに天と地を繋ぎ、哀れな魂を天へと返さん」
立ち込める雷雲を呼ぶと共に、紫電がペンギン共に落ちる。
何体かはこんがりと焼き鳥となり地に転がったが、攻撃を逃れたペンギンは改造サーフボードを操り、上昇気流を作り出すと空高く飛び上がった。
上空から急降下し『きりさき』を狙うつもりのようだが、そうはさせない。
そこは既に糸の張り巡らされた、暴風域。
「奴ら……あの板の機動と飛行力が侮れん。だが、そちらから来てくれるとは手間が省けたな」
テクトラムの張り巡らせた『斬糸結界』へと急降下してきたペンギンはその勢いを止めることも出来ず。
翼を、身体を、嘴を……バラバラと糸に解体され肉片となり地上へと落ちていく。
「くそっ、何だこれは近づけねーじゃねーか!」
「『たつまき』だ! 俺らも風を起こしてキメるぞ!」
「待ちなさい。無闇に飛び込んではいけません!」
可愛くないとはいってもそこは同じかもしれない鳥類縁のよしみ、部下として預かった以上、ネクベトは彼らを止めようとした。
だが、動き出したペンギンは止まらない。
「いっくぜぇ! 俺らの雌がまってるんだ、こんな顔のイイ男なんかに負けんじゃねー!」
「俺らの方が、雌を喜ばせて孕ませられるぞ!」
何て品がないと、ペンギンの後ろの方でネクベトが顔を覆い項垂れた。
「……あの気性、いくらか血を抜いて大人しくさせてやった方がいいだろう
毛玉、手伝ってくれ」
主と一心同体であるサーバントは、言うまでもなくその通りに動き出す。
渦の中心に向かわないよう、外側を大きく飛びペンギンの注意を引き付けて。
「あとは私に任せろ。絡まる糸がどれほど厄介か、よく紐で遊ぶお前ならわかるだろう」
毛玉の顔に一瞬微妙な表情が浮かんだのは、自分が紐に絡まった時を思い出したのだろう。
そう、あれは厄介だ。
竜巻とたつまきの風がぶつかり合い、張り巡らす糸は複雑に風の中に広がる。
「触れれば悉く斬るぞ」
飛び込んできたペンギンが、複雑に絡まる糸を全て突破するのは不可能。
1羽、また1羽と仲間のペンギンが墜落していく中、気合だけはあるペンギンらは改造サーフボードで飛び風と共にテクトラムに迫るが、待ち受けるのは糸だけではない。
「空を飛ぶほど落雷の餌食ですよ。それも理解出来ない程度の頭の出来でしょうか? 所詮は鳥頭ということですね」
バチリと紫電が弾け、『万象貫く天よりの雷霆(バンショウツラヌクテンヨリノライテイ)』が貫き弾ける。
「それなら遠慮なく、雷を降らせ続けましょう。ペンギンはペンギンらしく、南極へ帰りなさい!」
「ギャー、せめて俺のベイビーを……」
その言葉は最後まで紡がれることなく、強力な紫電で黒焦げに爆発するのであった。
あっという間に鎮圧されたペンギンに、僅かに胸を痛めるような仕草をし、ネクベトはゆっくりと口を開く。
「……ディアボロスですね。我が大地を奪った憎き背神者」
ここで仕留め我がファラオの為にもと、翼を広げるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
エレナ・バークリー
あなたはエンネアドですか。獣神王朝の大地を強奪しようとした勢力の元へ降るのはどうかと思いますよ。部下になるのもあんな連中ばかりですし。
まあ、ここで出会ったのも何かの縁。『狩り残し』は確実に討滅しましょう。
では参ります。
「全力魔法」「風使い」「連続魔法」「薙ぎ払い」で哮の吐息、遮るものなしを行使。空中にいるのはいい的です。パラドクスの斬撃で断ち切って差し上げましょう。
翼を斬ったとしても、どうせパラドクスの【飛翔】で飛んでいるのでしょう? 余計なものに惑わされず、その身体をなで切りに。
反撃の白冠は、積層させた魔法障壁とバックラーでカバー。
ガードしている方向とは別方向から飛来したら、精霊剣で弾き飛ばします。
白冠の包囲が弱い部分を見つけたら、そこを強行突破。白冠を一方向に集め、パラドクスの斬撃で一掃します。
その流れで、ネクベトにもう一度パラドクスの斬撃を飛ばしますよ。
蹂躙や略奪などに関わることなく、戦女神としてこのまま敬愛するファラオの元へと逝ってください。
防衛成功。一風呂浴びてから帰りますか。
●戦女神
空へと舞い上がる『天空の白冠ネクベト』は、戦女神の名に相応しい姿であった。
「あなたはエンネアドですか。獣神王朝の大地を強奪しようとした勢力の元へ降るのはどうかと思いますよ」
部下になるのもあんな連中ばかりですしと、エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)が言えば、僅かに動揺したように翼が震える。
「あなたにそれを説明する必要がありますか?」
確かに、必要は無いだろう。静かな声に首を横に振りエレナはバックラーを構える。
「まあ、ここで出会ったのも何かの縁。『狩り残し』は確実に討滅しましょう」
「愚かな……私に対抗しようなどと。思い知らせてやります」
では参りますと、『哮の吐息、遮るものなし(コウノトイキ、サエギルモノナシ)』と〈精霊剣『Key of Gate』〉を抜く。
「空中にいるのはいい的です。断ち切って差し上げましょう」
衝撃波のような一陣の烈風を。
「深淵に眠る古き竜。世界を三重に取り巻くものよ。我が刃は汝が吐息と等しく。ただ全てを切り裂かん」
竜の咆哮ににた轟音と共に放たれた衝撃に対し、『兇刎ねる白冠』が次々と数を増やしながらエレナを襲う。
衝撃に煽られようとも、そこは元々エンネアドの力で宙を飛べる身。
直ぐにネクベトは姿勢を立て直し、放った白冠を操り斬り刻もうとする。
さすがに別々の方向から襲い掛かる全てを防ぐことは難しいか。だがエレナは次の攻撃を放った。
「蹂躙や略奪などに関わることなく、戦女神としてこのまま敬愛するファラオの元へと逝ってください」
終わったら一風呂浴びてから帰りますかと、思いながらエレナはネクベトを見あげ。
そして白く輝く戦女神は、緩やかにその手に輝く弓を構えるのであった。
成功🔵🔵🔵🔴
効果1【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!
テクトラム・ギベリオ
はぁ……嘆かわしい。
「俺らの雌」…だったか?かつての栄華もなく荒くれペンギンどもに良い様に扱われおって。
奴らの元に下ってまでも我らを屠らんとするか。
偽りであったにせよ戦女神の名を冠す貴様が、無抵抗の人々を蹂躙するのが楽しくなったか?
ふん。不満そうな顔だな。だがそれとて貴様自身が選んだ道だ。
あのままエジプトの地に沈めば良かったものを。
不服だが同郷のよしみだ、我らで奴を堕とす。
毛玉、連戦だが気張るぞ。
【飛翔】して奴と同じ舞台に上る。ふん、弓矢に冠に炎か…相変わらず面倒くさい技を使う…。
あの炎……飛び回るのはあまり良くないようだ。
よく炎の動きを見極め、寸で行動しろ。私たちで追い込めば必ずチャンスは来るはずだ。
ゆっくりゆっくり…良く引き付けて。消耗は覚悟の上。
蔓延した炎の影に身を隠し、隙を突いて飛び出せ。
パラドクス【幻光閃螺】を使用、光芒の槍を放て。
良かったな毛玉。頑張った褒美にナディアが風呂に入れてくれるそうだ。
……そんなしわくちゃな顔初めて見たぞ……。
ナディア・ベズヴィルド
うーん、何というかろくでもない部下を宛がわれたネクベトに一抹の同情を抱いてしまった。
だが、しかし。この地に流れついてまでも我が大地を奪ったと恨み言を吐くか偽神よ
そのセリフをまんま貴様に返してくれようぞ
我らは奪われたものを取り返したまでだ、逆恨みも甚だしい
【飛翔】を用いて上からの狙い撃ちされるのを防ぎましょうか
《風使い》を用いて土埃を上げ視界を閉ざし、狙いをつけにくくし
皆と連携を取りながら奴に確実にダメージを与えていきましょう
天空の女主人ともあろうものが随分と墜ちたものだ
亜人に顎で使われるか?
はっ、エンネアドが知能の低い下賤な亜人共にいい様に使われるとは痛快だ
挑発の言葉を向けて、注意をこちらに引きつけ隙を作る
砂嵐をぶつけて羽根を削ぎ落そうか
反撃には魔力障壁を展開しダメージの軽減を図る
燃やすだと?なればこちらの方も貴様を燃やし尽くしてやろうとも
戦争に負けた者の末路をしかと見届けてやる
毛玉ちゃんのふわふわが煤けている
終わったらもう一回お風呂に入りましょうね
綺麗に洗ってあげるわ、嫌な顔しないで。
●太陽神の娘
天空から、9つの光の矢が降り注ぐ。
眼の前に牽制するかのように突き刺さった矢から、視線をあげ、嘆かわしいと溜息が溢れた。
「……『俺らの雌』……だったか? かつての栄華もなく、荒くれペンギンどもに良い様に扱われおって」
「うーん、何というかろくでもない部下を宛がわれたネクベトに一抹の同情を抱いてしまったわ」
テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)とナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)は、『天空の白冠ネクベト』の境遇を思った。
「だが、しかし。この地に流れついてまでも我が大地を奪ったと恨み言を吐くか偽神よ」
「偽りであったにせよ戦女神の名を冠す貴様が、無抵抗の人々を蹂躙するのが楽しくなったか?」
その答えがどちらにせよ。
「奴らの元に下ってまでも、我らを屠らんとするか」
テクトラムの言葉に、鳥頭が険しさを露わにする。
「これも我らがフォラオの為、仕方ない」
独白のようにこぼされたネクベトの言葉は、復活を信じているかのように周囲の音に淡く掻き消える。
「貴様らに奪われた大地を取り戻すまでは……」
「そのセリフをまんま貴様に返してくれようぞ。我らは奪われたものを取り返したまでだ、逆恨みも甚だしい」
飛翔でナディアが上をとろうとすれば、ネクベトも張り合うように上昇する。
意地の張り合いのようにも見えるのは、同じ女の戦士に負けたくないとネクベトの中の何かが騒いだのかもしれない。
だが、これは決闘ではなく戦いだ。
「もがれた手足よ我が前に 流れた血潮よ我が前に」
巻き起こる風が砂礫を舞わせ、ネクベトの視界を奪う。
「くっ、目が……」
「ふん。不満そうな顔だな。だがそれとて貴様自身が選んだ道だ。あのままエジプトの地に沈めば良かったものを」
「何をっ!?」
飛翔し迫るテクトラムを睨みつけようとし、ネクベトは身体を強張らせた。
「にゃぁ」
彼女の目の前に躍り出たのは、スフィンクス『毛玉』のモフモフモコモコな愛くるしい姿。
「可愛い……」
思わずポロリと零れた言葉にネクベトは動揺するも、再び戦士らしく気を引き締めるも一瞬見せた隙を見逃すほどディアボロスは甘くない。
「不服だが同郷のよしみだ、我らで奴を堕とす。弓矢に冠に炎か…相変わらず面倒くさい技を使う……」
連戦だが気張るぞと主に声を掛けられながら、毛玉は大きく翼を広げた。
その翼から漂う光が集約し、螺旋に編み込まれた『幻光閃螺(ゲンコウセンラ)』の光芒の槍が彼らの手元に現れ放つ。
さすがに翼を貫かれた程度で、墜落するような相手ではない。
両翼から燃え上る『金鏡抱く神炎』が、意志を持った炎のように宙に燃え広がりテクトラムと毛玉を囲い炙ろうとする。
だが炎は直ぐに切り裂かれ、奪われたダメージを取り戻すように砂塵の風がドレインした体力を運ぶ。
「天空の女主人ともあろうものが随分と墜ちたものだ。亜人に顎で使われるか?」
「あんな奴らに私が使われるものか!」
挑発するようなナディアの声につられるように、ネクベトは怒りを露わにした。
「はっ、エンネアドが知能の低い下賤な亜人共にいい様に使われるとは痛快だ」
「あのような輩でも、私を崇めたたえてくれる大事な信者だ」
ネクベトの思う信仰とは違うが、それでも崇められれば力とはなるのだろう。傷ついた翼で何とか風に抗うもネクベトの力も、そう残ってはいないようだ。
広がる神炎がナディアの動きに、激しく巻き上がる砂礫に反応し燃え上る。
「あの炎……飛び回るのはあまり良くないようだ。よく炎の動きを見極め、寸で行動しろ。私たちで追い込めば必ずチャンスは来るはずだ」
「燃やすだと? なればこちらの方も貴様を燃やし尽くしてやろうとも、戦争に負けた者の末路をしかと見届けてやる」
ナディアの紡ぐ言葉に合わせ、『砂礫の終止符(サンドストーム)』はネクベトの動きを奪い、その翼を剥ぎ肉を削ぐ。
「歌うように空を裂き 奏でるように地を揺らす 砂礫は刃となり骸に刻まん!」
ゆっくりゆっくり。良く引き付けて。
狙う瞬間は、その炎の切れ目。
激しい砂塵は広がり、全てを掻き消し散らす。
「放て」
待ち構えるように翼を広げ、毛玉は光芒の槍を戦女神の胸へと突き刺す。
既にボロボロの翼であったネグベトは、避けることもかなわず討ち取られ、地上へと己の神炎に包まれ落ちていく。
これで、都市に迫る脅威は去った。
「毛玉ちゃんのふわふわが煤けている。終わったら、もう一回お風呂に入りましょうね」
「良かったな毛玉。頑張った褒美にナディアが風呂に入れてくれるそうだ」
その言葉に、ぶにっと毛玉の顔が中心に集まるようにしかめられた。
「……そんなしわくちゃな顔、初めて見たぞ……」
「綺麗に洗ってあげるわ、嫌な顔しないで」
戦いの疲れも汚れも洗い流し、ゆっくり帰路へ着こうと思うのであった。
🎖️🎖️🎖️🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV5になった!
【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV5(最大)になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!