リプレイ
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
可愛いワンコベーダが流れ着くと霧が出てくるんだよね?
ワンコは大群だからある程度の範囲に霧が出ると思うの
それなら灯篭流しで使う予定だった灯篭を
最終人類史から出来るだけ借りてきて
砂浜に点々と配置しておけば
霧が出た所の提灯が霞んで見えなくなるから
すぐ居場所が分かるんじゃないかな
…借りれなかったら高い所に登って探すしかないかなぁ?
気になってるのはワンコ達が怖がりワンコなこと
味方の勢力圏らしいとは言え視界も情報も無い状態だから
すっごく警戒してると思うの
万が一だけどマリア達の足音や匂いに反応して遠吠えとかされちゃうかも
だから【狐変身】して無害な子狐のフリして霧の中に入るよ
狐なら耳が良いから
音を頼りに霧中でもワンコを探せるし
戦い避けてた後方部隊なら
復讐者の動物変身なんて聞いた事もないかもだし
小さな足音だからそこまで警戒されないと思うし
何よりワンコ達より弱い存在が登場すれば
なぁんだって警戒緊張状態が一瞬緩むと思うの
あとは合図を送って皆でその油断を突けば
救援到着前にやっつけられないかなって
フィーア・オルリア
ん、敗残兵を索敵して殲滅
敵より早く接近して叩けばお得
がんばろー
……けど、随分と個性的な敵
夢で見ると吃驚して飛び起きそう
えっと……場所はニース……
境界の霧をいち早く見つけようと思うなら、少しでも高い所から索敵したほうが良いね
じゃあモン・ボロンに陣取って、双眼鏡で浜辺や海を観察していこう
あそこなら、ニースをかなり見渡せるしね
周辺の180度、海側をしっかり観測
霧の無い通常の景色を撮影して、ノーパソくんに記録
それと現在の状況を目視で常に比較して、少しの違和感も見逃さないようにしよう
霧か、若しくは変なワンコの存在が確認出来たらをモン・ボロンから移動
ニース市街の道はきちんと確認しておいて、最短経路を検索
高度を上げず、建物の影に体が隠れるように飛翔し敵からの発見を遅らせ
最大速度で目的地に向かって移動するよ
それでも発見される危険性を感じたら仕方ない
飛翔は諦めて走って移動だ
全く、ヘルヴィム直属軍が変な事を流行させたせいで余計な事まで気をつけなきゃいけない
Not大流行、面倒な奴等
アドリブ連携等歓迎
シャルロット・アミ
さて、と
敗残兵はきっちり叩いておいて、こちらに有利に動かなくちゃ
逃すつもりはないわよ
大量の敵が流れ着くということは
大量の霧も発生するということ…のはず
集まった皆とはできるだけ散らばるようにして
各所で霧の発生を見つけられるようにするわ
海岸にもそれなりに木はあるかしら
それならエアライドで木の上方へ
葉陰に隠れつつもできるだけ視界を広く取れるように
モラさんも手伝ってね「もきゅ!」
霧を見つけたらモラさんと分散して皆に伝えるわ
たぶんマリアさんならモラさんが飛んできた意図もわかってくれるから
マリアさんの担当はモラさんで「もっきゅ!(嬉しそう)」
海の近くに行ったらできるだけ身を低くして
敵に見つからないように
あとずっと思っていたのだけれども
霧になにか目に見える以外の変化はないのかしら
匂いとか湿度とか
そういう変化もできれば見逃さないようにしたいわ
アドリブ、連携、歓迎です
●モン・ボロンより霧を見下ろして
「ん、敗残兵を索敵して殲滅。敵より早く接近して叩けばお得。がんばろー」
ニースの街に到着したディアボロスたちは、フィーア・オルリア(大流行・g05428)の提案で、モン・ボロンという丘の上に陣取り、海岸線を見張ることにした。
「少しでも、高い所から索敵したほうが良いね」
ちょうど、海岸線が波打つような地形になったこの地域は、より多くの海岸線を見下ろすのに適した場所と言えるだろう。
「さて、と」
とはいえ、ただ丘の上に居るだけでは、逆にクロノヴェーダに見つかる恐れもある。
シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は大きな木を見つけ、幹を蹴って上方へ高くジャンプし、木の上に隠れるように陣取った。
「まずは通常の景色を撮影して……」
そして、彼女が頭につけたカメラの画像をノーパソくんで集積し、海側の違和感を広く感じようと、フィーアは画面とにらめっこする。
(「大量の敵が流れ着くということは、大量の霧も発生するということ……のはず」)
それだけの変化であれば、近くで見ればすぐに解るだろう。
シャルロットはそう考え、
「モラさんも手伝ってね」
「もきゅ!」
相棒のモーラット・コミュ『モラさん』にカメラを任せ、自らは別の方角に意識を向けた。
「可愛いワンコベーダが流れ着くと、霧が出てくるんだよね?」
一方、効率よく霧を探る方法を思いついたマリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)は、2人にそう確認してから、
「それなら、灯篭流しで余ったのを……」
砂浜を歩き、淡く明かりの付いた灯篭を点々と配置する。
「これで、霧が出たら明かりが見えなくなって、すぐに判るの」
一通り設置し終えると、彼女は遠くから眺める2人に手を振り、
「ありがとうマリアラーラ。これなら見逃さない」
フィーアは灯籠が並んだ画像を通常の景色にアップデートして、静かに霧か変なワンコが現れるのを待ち続けた。
「見つけた!」
それからしばらくして、海岸線に設置した灯籠の光がぼやけ、霧が出ていることを素早く察知したフィーア。
「よし、行くよ」
彼女は最大速度で【飛翔】し、街を駆け抜けようとして、
「ワンコ達は怖がりワンコみたいだから、きっとすっごく警戒してると思うの」
マリアラーラは強引に近づこうとすると、遠吠えとかをされてしまい、救出部隊に見つかってしまうかもと考え、
「無害な子狐のフリして霧の中に入るの」
自らの姿を【狐変身】で変えて、霧の中へ潜入しようとした。
「ちょっと待って。モラさんはマリアさんを!」
だが、そんなフィーアをシャルロットが引き留め、
「もっきゅ!」
マリアラーラの顔にモラさんが飛びついて、2人に待ったをかける。
「フィーアさん。【飛翔】は動作が目立つし、街中を駆け抜けてもそう時間は変わらないわ」
低空とはいえ、【飛翔】で飛ぶことは目立つため、敵に見つかり手痛い攻撃を受けてしまう。
「そしてマリアさん。最近クロノヴェーダは、動物に対する警戒を非常に強くしているの」
例えば、【動物の友】や【使い魔使役】、【狐変身】などを使うことが彼らに知れ渡ったため、彼らは動物を見ると積極的に排除しようとするのだ。
「みんなで協力したおかげで、これだけ早く見つけられたもの。焦らなくても大丈夫。先手は取れるはずよ」
そういいながら、
(「最近【飛翔】などに対応するようになったクロノヴェーダたちの動きは、改めて新宿島で確認すると良いかもしれないわ」)
と、シャルロットも改めて思うのだった。
「わかったの」
マリアラーラは嬉しそうな笑顔を浮かべるモラさんをギュッと抱きしめ、
「ニース市街の道はきちんと確認済み。最短経路で走って移動だ」
フィーアは頭に叩き込んだ道を迷いなく進み、2人を先導して一気にモン・ボロンの丘を駆け下りる。
「全く、ヘルヴィム直属軍が変な事を流行させたせいで余計な事まで気をつけなきゃいけない。Not大流行、面倒な奴等」
七曜の少し前からクロノヴェーダたちに浸透してきた、対ディアボロス戦術を忌々しく思いながら、フィーアは2人を連れて市街地を走り抜け、
「戦い避けてたはずの後方部隊までもが、対策してくるのは厄介なの」
マリアラーラは間近に見える可愛いワンコのクロノヴェーダの、
「わん?」
という顔からは、とてもそれだけ警戒しているとは思えないと呟いた。
「敗残兵はきっちり叩いておいて、こちらに有利に動かなくちゃ」
戦い方がアップデートされているとは言え、相手は戦いに敗れたばかりの敗残兵。
「逃すつもりはないわよ」
こちらの戦い方もアップデートさせるには、程よい相手だ。
シャルロットは視界に映る霧の中から現れた敵の動きを見逃すまいと視線を向け、
「……随分と個性的な敵。夢で見ると吃驚して飛び起きそう」
フィーアはその、得体のしれない気持ち悪さを感じていた。
(「ずっと思っていたのだけれども」)
そして、間近に迫る霧に近づきながら、シャルロットは、
(「なにか、目に見える以外の変化はないのかしら」)
霧が近づくことで、匂いや湿度など、霧を感じられる変化が無いか五感をフル回転させる。
「……嫌な、感じ」
すると、霧に触れるくらい近づいた時、体を悪寒が駆け巡るような感覚が走るが、
「来たの」
同時に発せられたマリアラーラの言葉に気を取り直して、彼女たちはボナパルティズム・インプゥに向かっていくのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【狐変身】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
砂浜の狐作戦はダメだったみたい
モラさん止めてくれてありがとね
それもこれもワンコが可愛いのが悪いんだよ
まずはワンコ達が霧の中で助けを待ってるうちに
砂浜で簡単な砂のお城を作るよ
そしてパラドクスで
砂のお城をベースに攻性迷宮を展開してワンコ達を閉じ込めちゃうの
砂上の楼閣とはいえ簡単には崩れないし
救援部隊が来ても攻城戦なんて準備してなから足止めになるよ
ついでに【迷宮化】もしてみるけど…あまり期待出来ないかも
そしてワンコ達が困惑して彷徨ったり耳を寝かせたりしはじめたら
砂上の楼閣迷宮らしく突然足元を蟻地獄みたいな落とし穴にして
身体の部分をすっぽり埋めちゃうの
そう…頭より下の余計な部分さえ無かったことにしちゃえば
後は可愛いワンコを可愛がり放題なんだよ!
仲間の皆もワンコを可愛がってあげたくなったら
砂上楼閣を操作して邪魔にならないようにするね
ワンコが反撃で砂を掘りはじめたら
余計な部分(頭から下)が付いてるのはきっと病気なの
取れるまで治療頑張ろうねって励ましながら
掘った分だけ砂で埋めてあげるね
シャルロット・アミ
マリアさんの作戦に乗らないわけにはいかないわ
だって、面白そうだもの
ねえ、モラさん?「もきゅっ」
さらなる【迷宮化】で後押しを
確かにこう、わんこわんこした顔は可愛いのよねえ
問題はこの首まで埋まった状態で刀を振るったら
ラ・ピュセルも真っ青の残虐光景よねってことで
(言いながらモラさんとせっせと埋め直す)
まあ、援軍が来るまでの餌として
こうしていてもらおうかしら
ああ、楽曲とか歌ったわんこさんは容赦しないわよ?
その口にモラさん突っ込むからね「もきゅ!?」
砂のお城から何度も抜け出すわんこさんは
容赦なく切り捨てるつもりよ
数は減らさなくちゃ困るものね
…でもそのつぶらな目はちょっと戦いにくいかも
アドリブ、連携、歓迎です
●砂の呪縛
「止めてくれてありがとね。モラさん」
霧の中に足を踏み入れる前に、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)の相棒、モーラット・コミュ『モラさん』を借り受けてそのもふもふに抱きつくマリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)。
「それもこれも、ワンコが可愛いのが悪いんだよ」
そもそも、狐変身で近づく作戦を取ろうとしたのはボナパルティズム・インプゥが悪いと彼女は主張しながら、
「砂上の楼閣に閉じ込めてやるの」
八つ当たり気味に、ダイヤモンドダストのように輝くナノマシン群を砂浜の砂に混ぜ、彼らの周囲を覆っていく。
「わうっ?」
少しずつ霧が晴れ、視界が広がると思いきや、砂粒の嵐に襲われるワンコたちは戸惑いながらもその砂を振り払おうとした。
「顔は許してあげるの」
だが、マリアラーラは次々と砂を盛り付けていき、それらは彼らの動きを束縛していく。
「きゃん!」
困惑するボナパルティズム・インプゥたちの目に砂があたり、彼らは耳を寝かせて脅威が去るのを待とうとした。
「……頭より下の余計な部分さえ無かったことにしちゃえば」
彼らが抵抗しないのを確認したマリアラーラは、大量の砂を積み重ね、首より下をすっぽりと砂で埋め尽くしてしまい、
「後は可愛いワンコを可愛がり放題なんだよ!」
嬉々として可愛らしいポメラニアン顔だけが露出する彼らに近づいて、必死に噛み付いて抵抗する彼らとじゃれ合うのだった。
「マリアさんの作戦に乗らないわけにはいかないわ」
彼らを砂で埋もれさせる様子を、戻ってきたモラさんと眺めていたシャルロット。
彼女はこの作戦が面白そうだと手伝う気満々で、
「ねえ、モラさん?」
「もきゅっ」
彼女はモラさんににっこりと笑みを向けた。
砂に埋れたボナパルティズム・インプゥたちの過半数は、そのまま黙って砂の中に沈められていた。
しかし、中には砂から抜け出してマリアラーラに体当りしようとする者もおり、
「させないわ」
シャルロットはモラさんとともに、そんな彼らを捕まえ、せっせと埋め直していく。
(「確かにこう、わんこわんこした顔は可愛いのよねえ」)
そして、埋まりかけのポメラニアン顔を見つめながら彼女はそう思いつつ、
「問題はこの首まで埋まった状態で刀を振るったら、ラ・ピュセルも真っ青の残虐光景よね」
彼らを助けに来るクロノヴェーダたちが現れるまで、どの様に閉じ込めていこうかと思案し、夜の始まりを告げるような歌を口ずさむ。
「わんわんっ」
その声が、自分たちをさらに束縛しようとするのを感じたボナパルティズム・インプゥたちは、なんとか抜け出そうと口を開き、吠えようとするが、
「ああ、助けを呼ぼうとするわんこさんは容赦しないわよ?」
シャルロットはその大きく開いた口をひと睨みすると、
「その口にモラさん突っ込むからね」
と、言うと同時にモラさんを手で掴んで押し付けた。
「もきゅ!?」
相棒の抗議の声は無視して、彼らを黙らせたシャルロット。
「まあ、援軍が来るまでの餌として、こうしていてもらおうかしら」
と思いながらも流石に討ち漏らしが多いと困るため、
「そのつぶらな目はちょっと戦いにくいけど……」
マリアラーラが作り出したナノマシン群の合間を縫うように刀を砂の中へと突っ込み、
「数は減らさなくちゃ困るものね」
彼らの胴体に刀を突き刺して、惨殺姿は見ないようにしつつ、砂の中に完全に沈めていくことにするのだった。
そうしてワンコたちはマリアラーラとシャルロットと遊びながら、少しずつ砂の中へと姿を消していき、残りが僅かになる。
「なんということでしょう……我らの同胞が……」
そこへようやくやってきた、『ローズ・ラコンブ』率いる救出部隊。
彼女たちは、弄ばれ、殆ど倒されてしまったものの、まだ無事な同胞が居ることで、諦めて撤退するという選択肢を奪われ、
「憎きディアボロスを退け、同胞を助けましょう!」
僅かな仲間を助けるために全力で、一直線に向かってくる。
「うまく釣れたわね。マリアさん」
「ワンコは後で可愛がるの」
その様子に2人はうまく言ったと笑みを浮かべ、ボナパルティズム・インプゥを倒し忘れないようにしつつも、仲間の救出に釣られた敵を優先して迎撃しようと動き出した。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【迷宮化】LV2が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
魅了が得意なベーダだからマリアも魅了パラドクスで対抗するよ
モラさんが応援してくれるから負けそうになっても安心なの
そんな風に手札を見せ合い
魅了合戦なら精神力勝負だってお互い理解した所で
心理戦を仕掛けるの
マリアはワンコ達と何してたと思う?
見ればわかるよね
砂に身体を埋められ頭だけ出たワンコ達
脱出しようともがくも弄ばれ力尽きた姿
尋問してたんだって
だって変だもの
ワンコ達はたいして強くない
撤退戦の殿軍どころか戦力としても期待できない
なら七曜が始まってすぐ避難させるべきでしょ?
でも実際は最後まで戦場に留まってた
マリアはその理由…ワンコ達に下された特別命令
「皇帝令」について聞き出してたんだよ
まさかワンコ達を生き埋めする手間までかけて
デタラメ言ってるとは思えないでしょ?
実際は遊んでただけなんだけどね
すると復讐者は何か勘違いしてるって
ならば復讐者対策として通達された情報戦として利用できないかって
そんな風に思考が逸れちゃうんじゃないかな
精神力勝負の最中にそんな事考えたら
隙あり!されちゃうのにね
シャルロット・アミ
マリアさんが魅了合戦で負けるとは思えないけれども
モラさんを応援に派遣するわ
モラさんも頑張ってきてね?「もきゅ!」
(マリアさんの近くで魅了ウィンクらしく両目をぱちぱちするモラさん)
さて、私はマリアさんの言葉の信ぴょう性を高めるために
魅了合戦中はわんこさんに尋問しているふりをするわ
(という名目でじゃれあうのだけども)
そして、マリアさんが「隙あり!」したところで
一気に【響風】を抜いて斬りかかりましょう
マリアさん、機会を作ってくださってありがとうね
あとは片付けるわ
騙したのねって言われても後の祭り
まだ助けにきた仲間はいるのに、逃げるつもり?って
挑発をしながら切り裂いていくわ
それとも「皇帝令」について聞きたい?
ふんわりと余裕の笑みでさらに揺さぶろうかしら
どちらにしても、魅了合戦で負けたあなた達の負け
申し訳ないけれども、ここで消えてもらうわ
アドリブ、連携歓迎です
●逸らしたら負け
コンステラシオン・ルージュたちは、一直線にディアボロス目掛けて襲い掛かる。
彼女たちの周囲には甘く、紅色に見える空気が漂い、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)の鼻腔を刺激した。
「魅了が得意なベーダだよね?」
彼女たちのお姉さんぶりに、少しだけ傾かされたマリアラーラ。
「マリアも魅了パラドクスで勝負するの」
だが、彼女は自信満々に素敵な笑顔を浮かべ、にらめっこするように彼女たちを見つめて魅了し返そうと試みる。
(「マリアさんが魅了合戦で負けるとは思えないけれども……」)
そんなマリアラーラの後方から、穏やかな笑みを浮かべて見守るシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)。
「もきゅっ!」
彼女はマリアラーラを応援に行きたそうな、相棒のモーラット・コミュ『モラさん』に視線を向けて、
「モラさんも頑張ってきてね?」
ポンと軽く背中を押してあげると、モラさんはもきゅ! と気合を入れてマリアラーラの加勢に駆けつけた。
「ふふっ♪」
「にこっ」
「もきゅん! もきゅん!」
大人の色香と、あどけない笑顔。そして魅了ウィンクらしく、両眼をパチパチとさせるモラさんとがぶつかり合い、目が逸らせないにらめっこが続く。
この戦いを制するカギは、相手に気をとられない精神力。
ということをお互い理解したところで、
「ねえ」
マリアラーラは敢えて視線を逸らし、
「マリアはワンコ達と何してたと思う?」
と、彼女たちが助けるべき同胞の姿を見るよう促した。
大人の色香に気圧されながらも、マリアラーラは彼女たちの視線をボナパルティズム・インプゥに向けさせる。
「見ればわかるよね」
彼らは、砂に身体を埋められ、頭だけの状態となり、
「ねえ? 本当に知らないの……?」
小悪魔的な微笑みを浮かべたシャルロットに、【響風】の柄でぐりぐりされて尋問……というより、じゃれあう彼女に弄ばれていた。
「マリアはその理由……ワンコ達に下された特別命令について聞き出してたんだよ」
クロノヴェーダは上下関係がはっきりとしている。
そのため、彼らが何らかの命令を受け取ってることは、コンステラシオン・ルージュたちも否定はできない。
「だって変だもの。ワンコ達はたいして強くない、撤退戦の殿軍どころか戦力としても期待できない」
だから、七曜の戦が始まってすぐ避難させるべきだ。
それなのに、最後まで戦場にとどまっていたということは……。
「絶対に何かある。だから、頑張って尋問してたの」
と、信ぴょう性がありそうなでたらめを言うマリアラーラの言葉に、彼女たちは全くの的外れではないのかもと、脳裏にわずかな疑念が湧いた。
(「実際は遊んでただけなんだけどね」)
とはいえ、この程度の詭弁はすぐに見破られる。
「でも、誘惑合戦をしてる最中に、そんなわずかでも気を逸らしたら……」
隙あり! とばかりに、マリアラーラは彼女たちの視界を自分とモラさんのドヤ顔で埋め尽くし、
「マリアさん、機会を作ってくださってありがとうね」
それと同時に、わんこと思う存分じゃれあっていたシャルロットがお礼を言いながら立ち上がり、
「あとは片付けるわ」
一気に【響風】を抜いて斬りかかった。
「私も、マリアさんには負けていられないわ」
そして彼女が斬るのは淫魔の体ではなく、魅了合戦で大きく傾いた精神。
「やっぱり、命令なんて嘘……」
「そう思っても、後の祭りよ」
慌てて体勢を立て直そうとする淫魔たちを逃さず、シャルロットは涼やかに空気を震わせる月白色の歌声で彼女たちを虜にした。
「まだ助けにきた仲間はいるのに、逃げるつもりはないわよね?」
さらに、クロノヴェーダの使命を呼び起こされ、引き際を惑わされた彼女たちを斬り裂き、討ち倒していく。
「ああ」
半数程度の淫魔が地に伏せ、残る淫魔が怖気づいてしまう中、
「それとも、わんこたちに下された『命令』について聞きたい?」
彼女はふんわりと余裕の笑みを浮かべ、さらに揺さぶりをかけるのだった。
「っ! 一度退きなさい」
ようやくローズ・ラコンブからの指示が飛び、コンステラシオン・ルージュたちは後退しようとするが、
「申し訳ないけれども、魅了合戦で負けたあなた達の負け。ここで消えてもらうわ」
「マリアたちが魅了してあげるの」
「もきゅーん♪」
それよりも早く、3人の笑顔の圧力が淫魔たちを蝕み、紅色の風が止むと同時に、残ったコンステラシオン・ルージュは砂浜に倒れるのだった。
🎖️🎖️🎖️🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
フィーア・オルリア
……んむ、それじゃ残ったわんこの掃討をしよ
戦況がわちゃわちゃしている隙を突こう
仲間が救援に来て、敵がそっちに行ったと思って安心してるだろうし
残念、ディアボロスだよ
未来予測で1秒先読み
ちょっとだけど、少しは判断の足しになる
敵が助けを読んだり、合流を試みたりする動きを探ってそういうのから順に倒していこう
ノーパソくん、戦術術式04起動
風のリングを形成……そしてシュート
「誘導弾」で頭部を目掛けて発射
残念だけど、わんわん吠えさせない
聖歌を歌いだしたら、「風使い」の術で頭付近に追い風発生
追い風の中だと、上手く歌えないんじゃないかな
あとこっちもノーパソくんから大音量の……うーん何にしよう
デスメタルでも流して、楽曲のリズムを崩してあげよ
きっとそんな崩れた楽曲と聖歌なら、狗頭の巨神も崩れた巨神……そう、例えば大きいだけのポメラニアンとかになる!
なったらきっと映えるから、なってほら
ほら、風のリング投げるから取って来いやろう
取ってこーいってするから
そんな感じで、残ったポメ頭を倒していこうかな
●きっとバズるワンコ動画
「……わん?」
シャルロットが倒すのを忘れて? 砂浜に首だけ残し放置されるボナパルティズム・インプゥ。
もしかしたら、このままこっそり逃げられるかもと、彼らはもぞもぞと動いて砂から這い出そうとしていた。
「~♪」
そこへ、鼻歌交じりにやってきたフィーア・オルリア(大流行・g05428)。
「助けが来たと思った? 残念、ディアボロスだよ」
彼女はワンコたちを絶望に叩き落すため、彼らが這い出てくるのを笑顔で待ち受けた。
「わん……」
わちゃわちゃとした戦況の中、何とか逃げ出そうとしていたワンコたち。
だが、ディアボロスたちが救援部隊を叩きに行ったと思って安心していたところへ現れたフィーアに絶望しつつも、素直なふりをして、隙を突こうと企むのだった。
「……」
そんな彼らに対し、フィーアは無言でノーパソくんのキーを叩き、彼らをじっと見つめて逃げ出すなり、助けを呼ぼうとする予兆を観察しながら、
「………わ」
「だめ」
ワンコが声をあげようとするタイミングに被せ、無数の風のリングを作り出し、
「シュート」
彼らに向けて放った。
「わ、ん……」
ようやく這い出したワンコたちだったが、彼女の放った戦術術式04による風のリングが首にはまり、
「ほら。わんわん吠えたらダメ」
野良犬を飼いならすように、風の輪から伸びるリード線のようなものを引っ張って、彼らが完全におとなしくなるまで躾け続けた。
「わん! わん!」
そうしていると、残されたワンコたちは必死の抵抗を見せ、思わず聞き入ってしまいそうになる神々しき聖歌を歌いだす。
「なら……」
それに対し、フィーアはノーパソくんに入った音楽ファイルを開いて、
「折角なら、こういう崩れた楽曲にしよ?」
大音量でデスメタルを流し、つられて彼らの歌のリズムが崩れていく。
そうして現れた「狗頭の巨神(頭部はポメラニアン)」。
だが、その姿は神々しいというよりも、地獄からよみがえってきた生ける屍。
感情だけで動く邪神のようであった。
「お。これはきっと映える!」
その姿に驚きながらも楽しそうな笑顔を浮かべ、動画を撮るフィーア。
「よーし、取ってこーい!」
彼女は、風のリングをフリスビーのように遠くに放り投げ、襲い掛かってくるデスメタル巨神を躱してフリスビーを追いかけさせ、その様子をばっちりと撮影し、
「じゃ、お家(地獄)に帰ろっか?」
最後に、残されたボナパルティズム・インプゥたちに風のリングでできた首輪をつけ、力強く締め付けながら、地獄への片道散歩へと繰り出すのだった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
白臼・早苗
(トレインチケット)
●女優の戦い
「……」
刻々と状況が悪くなる中、ローズ・ラコンブの脳裏には、これ以上足掻いても無駄。という思考がまとまりつつあった。
同胞を見殺しには出来ない。
だが、倒された同胞が蘇ることもない。
彼女は冷静にそう判断し、素早く撤退することを決めた。
「貴様の負けだな。大将」
だが、そんな彼女を見逃すまいと、アルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)は赤い瞳を爛々と輝かせ、
「敗軍の将は美しく散るか、泥をすすってでも生きるかだ」
貴殿はどうする? と、まるで舞台の上に立ち、演劇の役者のように振る舞って、彼女の瞳を覗き込む。
ローズ・ラコンブは、後者を選ぼうとしていた。だが、
「……このまま何もせずに退くのは、癪ですわね」
それよりも、自らの役者としての誇りが、アルメアに一泡吹かせたいと望み、彼女の舞台に上がることを選ぶのだった。
「流石は大将だ。……覚悟は良いな!」
そんなクロノヴェーダに、アルメアは楽しそうに笑顔を浮かべ、一瞬の内に相手の眼前に踏み込むと同時に、
「後の世の為、全て灰燼に帰してやろう!」
その勢いのままに渾身のケンカキックを放ち、淫魔を吹き飛ばす。
「その程度か!」
そう言いながらも油断しないアルメア。
「……この程度ですわ?」
だが、ローズ・ラコンブは吹き飛ばされながらも笑みを崩さず、いつの間にかアルメアの周囲に咲き乱れる無数の赤薔薇の香りが彼女の鼻孔を刺激し、
「ここで朽ち果てるのは、貴女の方ですわ」
それと同時に、地面から溢れだす茨がその体を抱擁する。
「流石は一流の女優……舞台の上では苦しい戦いになるね」
ローズ・ラコンブの愛くるしい表情は舞台の上でこそ輝き、共演者は強い庇護欲を抱かされる。
白臼・早苗(深潭のアムネジェ・g00188)は、アルメアと戦う淫魔の演技や癖をじっくりと観察し、
「あぁ。なんということですの?」
敢えて舞台に上がり、共演者の一人として、ローズ・ラコンブに吸い寄せられるように近づいていく。
「さて……私はそろそろ行かなくてはなりません」
そんな早苗に視線を向け、淫魔はにこりと笑顔を浮かべると、優雅に退場しようと動き出す。
「ああっ、お待ちになって」
だが、赤薔薇の香りに夢中になったかのように、強い庇護欲を抱いた早苗は、ローズ・ラコンブを追いかけ、その体を力強く抱きしめた。
「もう……いけない子ですわね?」
そんな早苗に苦笑いしながら、淫魔は無数の茨を呼び出し、堕ちた獲物の体を締め付けさせる。
「……」
その痛みに堪えながら、早苗は淫魔を抱きしめる強さを緩めることはなく、
「生憎だけど……、愛なんてものは無いよ」
相手に聞こえないほどの小さな声でそうつぶやきながら、掌の中に隠した針で、淫魔の全身を次々と突き刺していった。
「!」
敢えて庇護欲に負けたふりをして、無防備に彼女に近づいて攻撃する。
そんな早苗の意図に気づいた淫魔は、慌てて彼女を引き剥がそうとするが、
「守って欲しいんでしょう?」
早苗は淫魔を離さない。
彼女の動きの癖まで計算して懐に潜り込み、攻撃を続ける早苗。
その真意に気づくのが遅れた淫魔は、ここが舞台の上であるということを忘れ、なりふり構わず彼女を引き剥がすのだった。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【悲劇感知】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
ワンコを倒しても隊長ベーダが帰らないよう挑発するね
ベーダの手口や部下に命令出すのが一手遅いことから
年上に甘えたがりタイプ…マリアの同類だって窺えるの
それなら部下でもあり精神的な支えである
お姉ちゃん達を失ったらどう心が動くかも予想がつくよ
後は貴女だけ…可愛いワンコはマリア達が引き取ってあげるから安心してね?
追い詰められてるところに
そんな風に気安い雰囲気を醸し出されると
マリアの同類だから敵の懐柔を試みちゃうでしょ?
でも可愛がられたワンコがどうなったかも見てるから
庇護欲刺激しすぎないよう慎重な交渉が必要
そんな相手がおもむろに出した小さな炎
攻撃にしてはゆらゆら揺れるだけのそれを見つめてると
だんだん瞼が重くなって…
そんな風にベーダの気持ちや行動を誘導すれば
催眠術パラドクスが成功し易くなるよ
上手くいったらワンコ達を回収したらどこに送る予定だったか喋らせるね
すぐに正気に戻ってもいいの
要は催眠中に重要情報喋っちゃったかもって
マリア達を口封じしなきゃって
ベーダが追い詰められれば良いんだから
シャルロット・アミ
わんこさんはフィーアさんが倒してくれたわ
ローズ・ラコンブはマリアさんが挑発しているから
此処に残らざるを得ない
え?モラさんも挑発したいの?「もきゅ!」
(マリアさんの横でにっこり笑顔で心を動かそうとするモラさん)
マリアさんの挑発に気づいて
逃げようとするか、またはこちらに向かってこようとするか
どちらにしてももう逃げ場はない
逃げる時間はしっかりマリアさんが奪ってくれたわ
大丈夫
報告もできないようにしてあげるから
バイオリンで悲劇的な曲を奏でましょう
作戦失敗の悲嘆に暮れるといいわ
呼び出すのは花の精霊たち
さあ、彼女の心をくじいて、心を壊して
できなかったことを悔やんで消えていくといいの
花の中で送るのは、せめてもの情けと思ってね
マリアさんも言っていたけれども
本当は誰かに庇護してもらいたかったのかしら
それが少しだけ気になるわ
あ、マリアさんは私に甘えてね?
「もきゅ!」(自分も、というようにドヤ顔モラさん)
アドリブ、連携歓迎です
●華は散り際も美しく
撤退するのを妨げようとするディアボロスたちを振り払ったローズ・ラコンブ。
「後は貴女だけ……可愛いワンコはマリア達が引き取ってあげるから安心してね?」
そんな彼女の背後に回り込んだマリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)。
彼女は淫魔の手口や、部下に命令を出すのが一手遅いことから、
(「甘えたがりタイプ……マリアの同類じゃないかな」)
と、その心の内を読み取るため、小さな動きも見逃さないようにしていた。
「……」
だが、そんな推測は外れているのか、ローズ・ラコンブは無言で彼女を警戒しながら、少しずつ距離を取ろうとする。
先程早苗にしてやられたこともあり、庇護欲を刺激しすぎないよう慎重に立ち振る舞う淫魔。
(「可愛がられたワンコがどうなったかも見てるから、やっぱり警戒してるよね」)
自分から視線を外さず、じっと見つめて警戒していることを確認したマリアラーラは、おもむろに小さな炎を生み出した。
「あなたはだんだんねむくなーる、ねむくなーる……」
その炎は左右にゆっくりと揺れ、ローズ・ラコンブの瞳はその動きを見つめてしまう。
「お姉さんも、マリアに甘えていいんだよ?」
続けて囁かれる言葉を、淫魔は脳の中に刻むこまれ、彼女の言うままに誘われそうになる。
自分を警戒させた上で、催眠をかけて意のままに操る。
マリアラーラの作戦はうまくいき、ローズ・ラコンブはふらふらと彼女の腕の中に吸い込まれそうに……、
「はっ!!」
なるものの、入門レベルの催眠だったためか、かかっていたのは一瞬だけ。
すぐに我に返って距離を取るが、
「お姉さんありがとう。マリア、良いこと聞いちゃったの」
マリアラーラはドヤ顔で意味深につぶやき、
(「マリア達を口封じしなきゃって、ベーダが追い詰められれば良いの」)
催眠を使った作戦にうまく嵌ってくれたとほくそ笑むのだった。
「もきゅ!」
マリアラーラがローズ・ラコンブを挑発する一方、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)の肩に載っていた相棒のモーラット・コミュ『モラさん』は、
「え? モラさんも挑発したいの?」
シャルロットがそう言うと同時に飛び降りて、マリアラーラの横に並び、にっこりドヤ顔を浮かべて心をさらにイライラさせようと試みる。
(「マリアさんの挑発に気づくかどうか。そして、逃げようとするか、またはこちらに向かってこようとするか……」)
その間に、シャルロットは淫魔の動きを予測しながら、
「どちらにしてももう逃げ場はないわ」
仮に逃げようとしても、逃げ道を塞ぐようにそっと近づいた。
「わ、私は……」
マリアラーラとモラさんのドヤ顔に弄ばれるように、狼狽えるローズ・ラコンブ。
彼女の最終楽章は、悲劇的なバイオリンの曲で幕を上げた。
シャルロットのシャコンヌから奏でられるその曲は、淫魔の心を悲しみに染め上げ、女優として『最期』を演じさせようとする。
(「作戦失敗の悲嘆に暮れるといいわ」)
彼女のその思いとともに呼び出された花の精霊たちは、一人の女優を看取るかのようにその周囲を歌い踊り、
「……これまで、なのね」
彼女の信念を挫き、心を壊し、両膝を砂浜につかせて生への渇望を失わせる演技をさせた。
「花の中で送るのは、せめてもの情け。ううん。必然かもしれないわね」
周囲を舞う花々に見送られ、ただの女優として倒れるその様は敵ながらも美しく、シャルロットは倒れた彼女にしばし見惚れてしまう。
「マリアさんも言っていたけれども、本当は誰かに庇護してもらいたかったのかしら」
淫魔が演技ではなく、完全に壊れて倒れるのを確認し、曲を止めて精霊たちを還した後、彼女はポツリと呟く。
とはいえ、実際そうだったかどうかは誰もわからない。
「大丈夫かな?」
物思いに耽っているように見えたのか、心配そうに近づくマリアラーラに、
「あ、マリアさんは私に甘えてね?」
シャルロットは笑顔を浮かべ、彼女を抱きしめる。
「もきゅ!」
そこへ自分も、というようにドヤ顔モラさんが間に挟まって、3人は改めて、作戦の成功を喜びあうのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【おいしくなあれ】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【フィニッシュ】がLV2になった!