リプレイ
鈴燈・春
☆アドリブ、連携歓迎
港区奪還の日も近い。ボクたちの東京を取り戻すための第一歩…になるのかな。ここは頑張らないとですね。
まずは施設への侵入が最優先ですね。こういうのは正面突破だと相手の警戒力を高めてしまうのでしょうか。…ここは天使らしく、空から攻撃を仕掛けるというのもありなのかな。
【歌唱】と【演奏】を利用して英雄譚を口遊んで戦いながら、後に信者との接触もあるでしょうし効果【プラチナチケット】を残しましょう。
茅野・いつき
目的は撤退させる、ですか。
とりあえず叩いて終わりにならないのは残念です。
そうであるなら正面から殴り込みをかければ早かったのですが。
まずは周りにいる邪魔なトカゲをなんとかしましょう。
飛んでいるのは厄介ですが、こちらもエアライドで空中への追尾。
武器に頼っている以上、その武器ごと貫いても構わないのでしょう。
相手の動きに合わせて破軍衝。至近距離からグラップルも合わせて。
相手の身体も足場として使えればエアライドも続けて使えますね。
使えるものは何でも使いましょう。特に空中は動きにくいですし。
アークデーモンの似姿で飾られた悪魔聖堂。
威容を誇る建築物の背景には、この地のシンボルであった東京タワーも見えている。
ぼんやりと眺めていた鈴燈・春(MayLily・g00536)は、ふいに呟いた。
「港区奪還の日も近い。ボクたちの東京を取り戻すための第一歩……になるのかな」
「今日のところは、ハルファスを叩いて終わりにならないのは残念ですが」
茅野・いつき(双子月・g00758)は答えつつも、景観に感じ入ってはいないようだった。
春よりも記憶が不鮮明で、妖狐ではあるものの、出身○○○○○○すら疑わしい。
「まずは周りにいる邪魔なトカゲをなんとかしましょう」
建物正面と上空には、モスグリーンのコート連中が、飛び回って警備している。いつきは、先陣をきって、隠れていたビルから宙に躍り出した。
「相手が飛んでいるのは厄介ですが、こちらも空中への追尾です」
1体のガーゴイルガンナーが見とがめて、急降下してくる。
エアライドを効かせて、いつきの身体が上昇に転じると、ショットガンを放つつもりだったガンナーは、予測よりも詰まってしまった間合いにバランスを崩した。
銃口の真正面から、破軍拳士は素手で打つ。
衝撃波に、銃身がグシャグシャと折れ曲がっていき、ガーゴイルの石の顔面に到達した。
「どうも。よろしく」
後方に合図を送る。
割れた石頭は、格闘術で下に蹴り出す。
仲間のディアボロスたちも、空中にできた足場を借りて、次々と空中へ。
春は、天使らしく翼を広げた。
英雄譚を口ずさむ。
幻影の味方が、上下左右で陣を組んだ。
警備のアークデーモンは、聖堂入り口にいたものも含めて参戦してくる。ショットガンから放たれる石化の魔弾を、ヒロイックシンフォニーの幻影たちが防いだ。
演奏も加えて、自分だけのコンサートが続く。
そうして、春たちの班が引き付けている間に、別班が悪魔聖堂内への潜入を慣行した。
内部では信者との接触もあろう。
プラチナチケットも忘れずに、だ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
サティニフィア・ネイバーライト
目的
失墜させる為にまず彼らの信仰を調査
目標
目的を達した上で更に情報収集
・何故ハルファスが畏怖ではなく信仰を集めているのか
・江東区のアークデーモンについて
戦闘の混乱に乗じ信者へ接触を図るぜ
内心苦々しく思いながら彼らの信仰に乗りハルファス様すげぇよな!と同調し
襲われてもへっちゃらだと安心させつつどこが一番凄いと思っているのか彼らの信仰の中心を聞き出す
聞き出せたら可能な限り信仰を集めるハルファスの日々の様子がどうか称える言葉から引き出すように探る
知っていたらと江東区のアークデーモンは誰なのか、何故ハルファスを攻撃しているのか確認
ハルファスとは顔を合わせたくねぇから成るべく目につかない位置を心掛けるぜ
警備のガーゴイルガンナーと仲間が戦っているあいだに、中央広間に集まる一般人のところまで、サティニフィア・ネイバーライト(スゴ腕情報屋・g00008)は潜入できた。
信者たちからは、聖堂の関係者であると認識されている。
そのうえで、広間の様子を伺っていると、祈るような仕草の者もいるが、ほとんどはいくつかのグループに寄り集まって雑談しているような雰囲気だった。
「素晴らしい、まさにTOKYOのリーダーに相応しいお方だ!」
と、声をあげた者がいる。
サティニフィアは、その集団のところへ近づいていった。
やはり、口々にアークデーモンを称えている。
(「ちぇっ。大天使じゃあるまいし、畏怖じゃなくて信仰を集めてんじゃん」)
内心苦々しく思いながら、彼らにのっかり自分も大声をあげる。
「ハルファス様すげぇよな! 何が襲ってきてもへっちゃらだ!」
失墜させるためには、先に情報が必要だ。
「アンタは、どこが一番凄いと思ってる?」
「そりゃあもちろん、あの……」
輪に加わってしまえば、信仰の中心を聞き出すことはたやすい。
「ファッションセンスだ!」
「あ?」
スゴ腕情報屋も、思わず聞き返した。
けれども、このグループだけでなく、広間の信者たちの共通認識らしい。
御供のフェザートルーパーにも同じ期待を寄せている。
なにやら、格好だけで評価しているようなのだ。
(「こりゃ、ハルファス本人には無理でも、お付きのやつらがボロ負けしたと伝えたら、信仰を崩せそうだぜ」)
同時に、全部のカテドラルがこんな調子ではなさそうだとも思えた。
話をしていても、信者たちのファッション信仰は、どこか面倒くさい。
そのかわり、畏怖させるよりも、そのまま信じさえておいたほうが、支配しやすい感触もあった。
(「ま、ホントのとこは判らねぇが、作戦遂行には十分じゃねぇの?」)
外の戦闘や、ハルファスの動向も気になるが、サティニフィアは広間に残って調査を続けた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
峰谷・恵
「まずは外側から片付けていかないとね」
物陰伝いにカテドラルへ接近、3体以下で固まっている敵を見つけたら炸裂気功撃で奇襲を仕掛け通信障害効果で敵同士の連絡を阻害し突撃、敵の銃弾はLUSTオーラシールドで防ぎ爪は竜骸剣で受け流す。
接敵出来たら爪の攻撃を受け流して体勢を崩した敵に闘気を集中させたLUSTクンフーブーツでの蹴りを叩き込み、あとは敵の攻撃を回避かLUSTオーラシールドで防ぐかしながら竜骸剣の斬撃とLUSTクンフーブーツの蹴撃で倒していく。
戦闘に入った敵を全部倒したら敵の死骸を物陰に隠し発見を遅らせ、再び隠れ進みながら次の敵を探す。
「ジェネラル級が来るからってトループスの質は変わらないか」
風間・響
相手は銃を持ってるのか。飛び道具たぁ卑怯な……とは言わねぇけどよ。
どうすっかなぁ。
相手の銃弾も無限じゃねぇだろ。耐えて、突っ込んで、ぶん殴る。シンプルに行こうぜ。
≪鬼神変≫で巨大化した両腕を盾代わりに。一歩一歩距離を詰めていこう。
いくら硬化した腕とはいえ、いてぇもんはいてぇな、おぃ!
相手が痺れを切らして接近戦を挑んできたら、こっちのもんだ。
よくも散々いたぶってくれたな……倍返し、いや10倍返しだこの野郎!!
御門・風花
家族を奪われ、感情を失った人形のような少女。
僅かに残る感情が昂ると、感情と人格を一時的に取り戻す。
(この先にジェネラル級のクロノヴェーダがいる)
「任務を遂行します」
施設を警備するガーゴイルを一瞥し、目を閉じて精神を集中させる。
周囲の気の流れから、空気の乱れを感じ取り、急降下してきた敵が攻撃する前に神速反応で目を開き、敵が避け切れないタイミングで聖銃ヘレナで心臓や頭部を狙い撃つ。
「みえています」
次の敵に銃口を向け
「この弾丸は大天使の肉体を加工した特注品。存分に味わいなさい」
敵の攻撃は高速移動による残像で回避し銃撃。接近されたらオーラを込めた掌底や蹴撃で迎撃。
「無駄」「この距離なら、私の方が速い」
トリーシャ・クルスフィクション
【アドリブOK】
ふぅん…まあいいわ。
悪魔が人を守るなんてお笑いだってことを教えてやらないといけないようね。
結局の所は奪う側でしかないんだから。
【戦闘】
正面から攻撃を仕掛けてくるつもりのようね。
最も急降下で攻撃を仕掛けてくるならエアライドの特性を用いて
パラドクスを発動させる。
飛び上がってから強烈な一撃をお見舞いしてあげるよ。
後はついでにあんたたちの主のことでも突き放して言ってやろうかね。
フェルト・ユメノアール
いよいよハルファスとの決戦も目前だね
この前哨戦、絶対に負けられないよ!
相手は遠距離射撃型、素早く距離を詰めないと狙い撃ちにされるね
ならまずは発見されないように遮蔽物に隠れながらできる限り施設の側まで接近
そして同じ場所に行く仲間とタイミングを合わせて戦闘を開始するよ!
遮蔽からワンダースモークを複数投擲して煙幕で相手の射撃を妨害
さらに、その煙に紛れてボクはSCドッペルシャドーを召喚!
シャドーにはボクの姿に変身してもらって、それに紛れて攻撃を避けながら攻撃の届く位置まで接近する
飛行はさせない!アンカーバングルを射出、ワイヤーを絡ませて相手を引きずり降ろしたところをトリックスターで切り裂くよ!
建物の上空では、護衛のガーゴイルガンナーとディアボロスとの戦闘が続いている。
トリーシャ・クルスフィクション(デモノイドハート・g04746)は、敵がときおりカテドラルを背にし、庇うような動きをみせるのが、癪に障った。
「ふぅん……。まあいいわ」
『懺悔の鉄槌』、巨大鈍器を生み出す。その過程で、エアライドが足された。
跳躍回数が倍である。
「アークデーモンが人を守るなんてお笑いだってことを、教えてやらないといけないようね」
飛び上がっての一撃が、ダイブしてきたガーゴイルの腹部にめり込む。
「結局の所、お前たちは奪う側でしかないんだから。……うん?」
ザコと思ったトループスが、鉄槌の頭にしがみついて、体の向きを変えない。トリーシャの頬は引きつったが、この1体が護衛しようとする物に思い至って、ニンマリと緩んだ。
それは、聖堂にある鳥頭の石像だ。
「へぇ……、ほぉ……」
感心するような声を出しつつ、柄に力を込めて、突き放す。
「グ、ガハアァ!」
ハルファスの配下は主人の像を、自らの背中で砕いてしまう。
「聞いたよ、お前の後悔! 石に石を守らせて、あんたたちの御主人さまも意味ないことさせるねぇ!」
言葉でも突き放す。
衝突したガーゴイルは撃破されたが、他の個体にも防衛が突破されたと動揺が伝わったようだ。懺悔の鉄槌がさらに巨大化した。
トリーシャのパラドクスは、敵から感情を得る。
ガンナーたちは、急降下攻撃を激しくしてきた。その感情と空気の乱れを、御門・風花(静謐の凶鳥・g01985)は眼を閉じ、感じ取っている。
空中を舞いながら。
「みえています」
瞼が開く。
ダイブしてきた敵勢は、もう避けきれない。
これが、『心眼の構え(フルディフェンス)』、まさしく明鏡止水の奥義。
風花は、手にした『聖銃ヘレナ』で、心臓のある位置や頭部を狙い撃つ。
「この弾丸は大天使の肉体を加工した特注品。存分に味わいなさい」
宙で砕けて、裂けたコートだけを漂わせている敵に、風花もトリーシャに負けず劣らず無慈悲だ。
バラバラと、聖堂入り口の前に降ってくる、生ける石像の部品。内部でも、ディアボロスの襲撃が重く受け取られたようで、さらに数体のガーゴイルガンナーがアーチをくぐって派遣されてきた。
地上戦を行っていた、風間・響(一から万屋・g00059)は、牙が見えるほど口をあけてため息。
「また、あいつらかぁ。飛び道具たぁ卑怯な……とは言わねぇけどよ」
すぐそこの味方と見比べる。
フェルト・ユメノアール(夢を追う道化師・g00275)は、二つ名のとおり道化師の衣装で跳ねまわっているが、やはり遠距離射撃型の相手は苦手らしい。
学校の制服なのに肌が多く見えてた、峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)。銃弾をしのぐオーラシールドの、ピンクエネルギーが枯れ気味だ。
「どうすっかなぁ。……ま、相手の弾丸も無限じゃねぇだろ。耐えて、突っ込んで、ぶん殴る。シンプルに行こうぜ」
『鬼神変』で腕を異形巨大化させると、盾代わりにかざし、ガーゴイルのショットの前に立つ。
一歩一歩距離を詰める道程で、フェルトと恵も巨腕の保護下に置いた。
「いくら硬化した腕とはいえ、いてぇもんはいてぇな、おぃ!」
「響くん、ありがと。ここからはボクに……」
フェルトは、『<召喚札>SC(スマイルキャスト)ドッペルシャドー』を召喚器サモンディスクに通す。
「「ボクたちに任せて!」」
同じ道化が複数現れた。
鬼人の腕の陰から飛び出し、ガーゴイルたちをかく乱する。
「「飛行はさせない!」」
合金製のワイヤー付きアンカーを腕輪から射出。アークデーモンの翼に絡ませ、響たちを上から撃とうとしたガンナーを引きずり降ろした。
「破ァッ!!!」
恵が、盾役の裏で屈めていた上体を起こし、『炸裂気功撃』を敵陣に叩きつける。
サキュバスのフェロモンを乗せた闘気塊だ。
勢い余って、アメスクの胸からVがこぼれそうである。
落下したガーゴイルも含めてひとまとめにし、含有成分で冷静さを削った。
敵はショットガンを捨てて、爪をたてにくる。
「接近戦を挑んできたら、こっちのもんだ。よくも散々いたぶってくれたな……倍返し、いや10倍返しだこの野郎!!」
響は鬼の腕で殴り、フェルトは曲芸ナイフで斬り、恵は格闘ブーツで蹴って、護衛のガーゴイルガンナーを片付けた。
最後の1体を踏んづけると、恵は石の遺骸を見下ろして言う。
「ジェネラル級が来るからってトループスの質は変わらないか」
そこへ、多段ジャンプしていた仲間が戻ってくる。
風花は悪魔聖堂の入り口アーチを一瞥して。
(「この先にジェネラル級のクロノヴェーダがいる」)
わずかに、感情を動かしたかのようだったが。
「任務を続行します」
人形のような無表情に戻って言葉を発した。
ディアボロスたちは『死と破滅のハルファス』のカテドラルへと突入し、その姿を探す。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV2になった!
【怪力無双】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【エアライド】がLV2になった!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
【ダブル】LV1が発生!
積幌星・伐子
ハルファス……議席級ね
『恐れる必要はない。君にはこのマルコシアスがついている』
うん……じゃ、行こ、マルちゃん
……でも、いまは議席級に手出しは危険よ。し、慎重にね
まず周辺で烏を捕まえて【使い魔使役】よ。これをカテドラルの中に飛び込ませて、気を引くの……い、一瞬でいいわ。
敵集団の注意が逸れた瞬間に、カテドラルに飛び込む!
う、うまくいけば、先制で仕掛けられるはずよ……こ、【高速詠唱】で術式発動までの時間も短縮すれば、敵が体勢を整えるより先に手を打てるはず。
『魔力供給!』
お、おっけー……デバイス・オン、回路接続……
【アイスエイジブリザード】……!
と、飛んだって無駄よ……死の風は、あなたたちを逃さない。
真崎・冬弥
港区に巣食う鳥共が。ようやく姿を表した訳だ
返して貰いに来たぞ、エゼキエルの……オレ達2013年のディアボロスの本拠地を
ジェネラル級が目の前にいるプレッシャーに圧し潰されそうになる
だが弱気になるな。忘れるな。怒りを……奪われた悲しみを
弱い心に怒りの火をくべろ。戦いの中で傷を負う事こそ罰
それが戦うべき時に戦わなかったオレにできる、ただ一つの贖罪
来いよ、鳥共。ピーピー鳴き喚きやがって。耳障りなんだよ
この場所はオレ達のもんだ。鳥頭だから忘れちまったか?
挑発によって相手の心を乱し、平静を取り繕おう
震える手を強く硬く握りしめ誤魔化す。こんなとこでビビってる暇はねえ
花鳥風月……美しき物、舞う鳥を、朽ち墜とす
陣・頼人
カッコよさの基準は人それぞれだけどさ。
人を騙す為にそれを利用するのなら黙ってはいられないね。
そんな訳で、ハルファスの取り巻きに戦いを挑む事にする。
【避難勧告】で周りの人達に避難を呼びかけながら【地形の利用】と【戦闘知識】でカテドラル内部の構造を利用し遮蔽物代わりにして敵の攻撃を凌ぎつつ、逃げ回ると同時に【早業】と【罠使い】でワイヤーを張り巡らせ、【念動力】でそれを奴らの翼に絡まらせて動きが鈍ったところへ【屠竜撃】を叩き込んでまとめて複数の敵を撃破する。
信者の目の前で奴らを倒す事で、みんなの目を覚まさせる。
眉立・人鳥
鳥は好きだが……鳥頭の悪魔は何とも言えねぇな。少なくとも美しいとは思わねぇぜ
さて、ガーゴイルは何とかなりそうだし、俺もバードウォッチングと行きますか。鳥だけに、取り巻きぶっ倒すアクティビティ付きだけどな
悪魔には悪魔、鳥には鳥って事で、仕事の時間だ
尊大かつ巨大なアデリーペンギン型悪魔を呼び出すぜ
こいつの口から放たれる吹雪の魔法なら複数巻き込んで行動を抑えられるはずだ、俺も魔晶剣と処刑悪魔の力で生成した雷の魔力刃で牽制する
奴らの嵐は光壁で弾きてぇところだな
さて、後に繋げるためにひとまずはしっかり観察して記憶させて貰うとするか
何分解らねぇ事が多い、何かありそうならなるべく看破しておきてェ
ネリリ・ラヴラン
綺麗な姿で心を引くのは悪魔さんより、淫魔だと思うんだよ?
だから、目を覚まさせてあげなくちゃいけないね。
そこまで自分に自信あるわけじゃないけど、狙っちゃうよってした方が目標を勘違いさせられそうだから。
”爛れた輪舞”を唱えて、きちんと宣戦布告(?)してから、発射するよ。
もちろんだけど狙いはトルーパー!
自分の【飛翔】を使って、敵さんの配置を見やすいように上空からだけど、
向こうも飛んでくるみたいだから孤立して群れに飛び込まないようにはするね。
人の心を掴むのは、悪魔より淫魔だね、やっぱり。
巧く戦えてたら調子に乗るよ。最近、上手にやれてるから少し強気になり過ぎてるね。
アドリブとか連携は歓迎だよ。
聖堂の柱廊で、アークデーモンの一団と鉢合わせになった。
ディアボロスたちは、左右二手になって柱の裏に飛び込み、遮蔽をとる。相手は全員が女性体型だった。護衛のガーゴイルガンナーではない。
積幌星・伐子(ペケ子とマルちゃん・g00506)は、途切れがちなつぶやき。
「ハルファス……議席級ね。うん……うん……じゃ、行こ、マルちゃん。……でも、いまは議席級に手出しは危険よ。し、慎重にね」
同じ柱に隠れた味方にではなく、なにかと会話しているのだ。真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)も、独り言に近い。
「港区に巣食う鳥共が、ようやく姿を表した訳だ。返して貰いに来たぞ、エゼキエルの……オレ達2013年のディアボロスの本拠地を」
「ああ。鳥は好きだが……」
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は、それでも返事する。
「鳥頭の悪魔は何とも言えねぇな。少なくとも美しいとは思わねぇぜ」
ひょいと覗いてみると、アークデーモンたちは柱廊の天井近くを飛び交っている。ジェネラルは一番高く、遠くにいて、フェザートルーパーらは滑空というより、広げた翼で主人の姿を隠したがっていた。
向かいの柱から、陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)も顔を出している。
「カッコよさの基準は人それぞれだけどさ。人を騙す為にそれを利用するのなら黙ってはいられないね」
言いつつ、なにやら道具入れを漁る。ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)は、その準備が済むのを待っていた。
「綺麗な姿で心を引くのは悪魔さんより、淫魔だと思うんだよ?」
ここで淫魔と呼んだのは、クロノヴェーダ種族ではなく、ネリリ自身のことだろう。
「だから、信者になってる人たちの目を覚まさせてあげなくちゃいけないね」
頷く頼人。それを合図に、パッと空中に翼を広げた。
言うほど美しさに自信あるわけではないが、努めてサキュバスらしく、露出度の高い服。その僅かばかり覆われた身体で、挑発的なポーズをとった。
ネリリなりの宣戦布告だ。
本当にプライドをゆすぶったかは不明だが、フェザートルーパーの数体が飛来する。
風の弾丸、ウィンドバレットも撃ってきた。
これも狙いどおり、対地攻撃用術式では、飛翔するネリリを捉えきれない。『爛れた輪舞(ルナティック・バレット)』で呼び出した蝙蝠の群れが守ってくれる。
「わたし、上手に戦えてるよっ!」
調子にのったふうで、宙返りをうつと、トルーパーは囲みにきた。
鳥女たちの翼は、次々と宙で引っ掛かる。頼人のトラップワイヤーだ。
カテドラル内部の構造を利用し、柱と柱のあいだに張り巡らせていた早業。高所には念動力も使った。
「取り巻きからまとめて撃破するよ!」
竜骸剣を手に、頼人はフェザートルーパーたちの絡まった翼に屠竜撃を叩き込んだ。
まんまとやられてクロノヴェーダは動転し、残りの配下たちも弾丸を放ってくる。
今度は伐子が、廊下の真ん中に駆けだした。
「魔力供給? お、おっけー……デバイス・オン、回路接続……」
装置による拘束詠唱が始まった。
「と、飛んだって無駄よ……死の風は逃さない、のよね? い、いくよ、アア、アイスエイジブリザード……!」
魔術の吹雪が、悪魔の鳥女を揺さぶる。ウィンドバレットも弾道が逸れた。
伐子がなにかと話しているのを、人鳥は後ろから黙ってみていた。
たぶん、自分の契約召喚と同じようなものなのだろう。こっちも仕事の時間だ
「悪魔には悪魔、鳥には鳥ってことで」
尊大かつ巨大なアデリーペンギン型悪魔を呼び出す。
フェザートルーパーは術式で増幅した羽ばたきで嵐を起こし、吹雪に対抗していた。
ペンギン、というか悪魔の口からも吹雪を噴き出させる。
伐子のブリザードと合わせて、嵐をまた押し返す。
「さて、後に繋げるためにひとまずはしっかり観察して記憶させて貰うとするか……」
チラと視たきり、後ろに引っ込んでしまったジェネラル級アークデーモン『死と破滅のハルファス』だが、配下の陣が乱れている今なら、黄金装束も多腕もはっきりしている。
「何分解らねぇ事が多い、何かありそうならなるべく看破しておきてェ。……んん?」
妖刀を振るう、冬弥の様子がおかしい。
妙に力が入りすぎているようなのだ。
「来いよ、鳥共。ピーピー鳴き喚きやがって。耳障りなんだよ。この場所はオレ達のもんだ。鳥頭だから忘れちまったか?」
敵を挑発するにしても、無理に言葉を投げかけている。
共にアヴァタール級を相手にしたことがあったからこそ、感じる違和感だ。
人鳥は、装備していた魔晶剣に手をかける。
そして、冬弥の加勢にいきかけて、やめた。
あの伐子にせよ、それに自分だって。出身地とわかっている場所で戦うのに、背負うものがあるのは当然なのだ。
吹雪を維持させ、ハルファス攻略に気持ちを戻す。
この時たしかに冬弥は、ジェネラル級が目の前にいるプレッシャーに、圧し潰されそうになっていた。
(「弱気になるな。忘れるな。怒りを、奪われた悲しみを」)
斬撃を操るはずの手が震える。
(「弱い心に怒りの火をくべろ。戦いの中で傷を負う事こそ罰」)
吹き付ける風に、身を切られる。
(「それが戦うべき時に戦わなかったオレにできる、ただ一つの贖罪」)
柄を強く握りなおす。
「こんなとこでビビってる暇はねえッ!」
『神蝕呪刃・失墜』が、繰り出された。妖刀の銘は、『落鳥』。
花鳥風月。……美しき物、舞う鳥を、朽ち墜とす。
柱廊の見渡す限りに、羽根が舞い散る。フェザートルーパーは全滅した。
ディアボロスたちは奥の天井付近を見上げたが、鳥頭のジェネラルは、なんの感情も見せぬまま、目くらましにまばゆく光って、今度こそ姿を消してしまった。
「人の心を掴むのは、悪魔より淫魔だね、やっぱり」
ネリリは、信者にされている人々のところへと、皆を促す。
依頼の達成は、まだ半分なのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
御門・風花
家族を奪われ、感情を失った人形のような少女。
クロノヴェーダに対する憎悪と罪なき人たちを救い出すという意思が強い。
フェザートルーパーたちが倒され、ハルファスが撤退した時に、住民たち友達催眠も使い訴えます。
「あなた達を守ると言っていた、ハルファスは撤退しました」
「本当にあれが美しい姿ですか?」
「あなた達はハルファスに見捨てられたのです」
「本物の美?部下を倒されて、自分だけ逃げ去る姿が美しいと思いますか?」
「それでも、彼を信じるのですか?」
「このまま彼を信じても、ほかのアークデーモンや大天使たちに襲われた時にまた見捨てられるだけです」
「あなた達にとって彼の美しさとは信じるに足るものだったのですか?」
トリーシャ・クルスフィクション
【アドリブOK】
さて、どうしてくれようかねぇ。
私としてはこの場でハルファスを討ってみたいが…
どうもそうは行かないらしいね。
【周囲の敵が倒されたことを確認したところで
ハルファスに向けて攻撃を仕掛ける。】
【万が一人質を取ろうとでもしたら攻撃はしないが
その場合でもハルファスにぶつけた分の弾丸が精神的重圧を与えるはず
そうなれば相手も人質を取る暇などないだろう。】
まぁ…この程度があんたたちの戴いている神様ってところだね。
こんなもんで守れるなら、世の中から争いなんざなくなってるさ
で、こんなやつが神様だとして
こんなのを振興するあんたたちは何者なんだろうね?
サティニフィア・ネイバーライト
目的
信仰失墜
目標
先に信者として振舞ったので内部から信仰を切り崩す
フェザートルーパーがやられた事、ハルファスが消えた事を信者として絶望した様な雰囲気で大袈裟に喚き立て動揺、不和を狙うぜ
「ああ!あんなに綺麗だった羽が無惨に散らされ見る影もない!ハルファス様も何か光って消えちまった!
アタシ達は見捨てられたんだ!」
心内ではハルファスが居なくなってくれたお陰で少し気が楽になった、演技もさっきより自然にできそうだぜ
「ゲヘナ様もそうなっちまうんじゃないか!?あんな美しいお姿が…見るに耐えねぇ事になるかも知れねぇ!」
これで信者達が思わずゲヘナのやられた姿を想像して期待という加護がなくなりゃ、こっちのもんだぜ♪
柱廊の床に屈みこんで、トリーシャ・クルスフィクション(デモノイドハート・g04746)は、肩で息をしていた。
「ふぅ……。この場で討ちたかったよ」
ハルファスが光りだした瞬間、『磔刑の楔』を撃ち込んだのだ。殺すつもりの全力だったが、もちろん間に合わなかった。
ふと、空っぽのはずの前方に気配があり、トリーシャは顔を上げる。
廊下の先に両開きの大きな扉があり、ギギィと軋み音をたてながら押し開けてきたのは、小さな女の子だった。
大広間に潜入していた、サティニフィア・ネイバーライト(スゴ腕情報屋・g00008)である。
ディアボロスたちにちょっと目配せしてから、扉の内側に向かって叫ぶ。
「ああ! みんなこっちに来い! フェザートルーパー様たちが負けたぞ!」
困惑や疑義を唱えながら、どやどやと大人の男女が詰めかけてきた。
「見ろ! あんなに綺麗だった羽根が無惨に散らされ見る影もない! ハルファス様も何か光って消えちまった!」
サティニフィアは信者に扮したまま、大袈裟に喚き立てる。床には確かにフェザートルーパーのものらしき羽根が、積もっているのだ。
「サッちゃんの言う通りだ……」
男性のつぶやきは、信者たちに波紋のように広がった。
その様子を見て、トリーシャは気をとりなおした。
(「少しの時間でもう、あだ名で呼ばせてるんだねぇ。ちっちゃいのにすごいよ」)
諜報員に感心する。
ディアボロスたちの中から、御門・風花(静謐の凶鳥・g01985)が進み出て、淡々と話しはじめた。
「あなた達を守ると言っていたハルファスは、撤退しました」
友達催眠の重ねがけで、この場に敵対者が留まっている違和感は消されている。
「本物の美? 部下を倒されて、自分だけ逃げ去る姿が美しいと思いますか?」
信者たちは黙って顔を見合わせている。
トリーシャがあえて毒づく。
「まぁ……、この程度があんたたちの戴いている神様ってところだね」
床の羽根を蹴ちらして。
「こんなもんで守れるなら、世の中から争いなんざなくなってるさ。神がしょぼいなら、信仰するあんたたちは、いったい何者なんだろうね?」
最後の言葉は、サティニフィアに投げつける。
打ち合わせもなしに小芝居を始めた。
「ああ! アタシ達が信じたセンスは間違ってたんじゃないか? 美しいはずのファッションが!? ゲヘナ様のお姿も……見るに耐えねぇ事になるかも知れねぇ!」
少女がオイオイと泣き出すと、後ろの男女はむしろ気丈に振る舞った。
「サッちゃんが悪いんじゃないよ」
「私たちが大人げなかったんだ。世界のファッションリーダーなどと言われて、崇めてしまった」
元信者たちは、震える肩に優しく手を置く。
そのサティニフィアは心中で、ちょっと詫びた。
(「ハルファスが居なくなってくれたお陰で気が楽になったからな。演技に熱が入っちまったぜ」)
風花は、目が覚めたであろう一般人たちを見渡して。
「みなさん。カテドラルに籠っていても、ほかのアークデーモンや大天使たちに襲われた時にまた見捨てられるだけです」
呼びかけが通じた。
大広間で祈っていた者も含めて、柱廊に出てきてくれる。
避難誘導を始めたとたん、加護の低下を察知したのか、アヴァタール級が広間に戻ってきた。
「待ちなさい。美の探求から逃げるおつもりですか。カテドラルは、TOKYOの、ファッションの中心地の……」
「ゲヘナ。あなたこそ、本当の美しさが何か、わかっているのですか?」
無感情な口調に、風花のクロノヴェーダに対する憎悪と、罪なき人たちを救い出すという意思がのっている。
一般人たちを脱出させ、ディアボロスたちは決戦に臨んだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】がLV2になった!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
峰谷・恵
「ジェネラル級から信仰の分け前もらえなくなったアヴァタール級くらい倒せないようじゃジェネラル級撃破なんて夢のまた夢」
アドリブ、連携OK。
現場突入と同時に敵に竜骸剣でのLUSTSLASH!を仕掛け、敵の意識と攻撃を一般人とは逆側に引きつける。
敵の反撃はLUSTオーラシールドと竜骸剣を交差させてブロック、吹き飛ばされたら壁にぶつかって止まり(壁にぶつかる衝撃は魔闘気で軽減)、散らかし終える瞬間の敵にLUSTビームマシンガンを撃ち込み更に注意を引いて他のディアボロスが攻撃するチャンスを作る。
敵が体勢を崩したら突撃から竜骸剣で突き刺し闘気を集中させたLUSTクンフーブーツでの蹴り上げで追撃
御門・風花
先程の問いで挑発した敵がこちらを襲おうとするのを構わずに、真っすぐに敵を見据えて。
「ゲヘナ。あなたがパラドクスからもわかります」
どんなスピードでも無駄。私の心眼は、すでにあなたの本質を捉えている。
「あなた達の悪魔の、罪なき人たちを貪る醜い本性が」
こちらを襲うゲヘナのスピードを捉え、剛力に対抗して両手にオーラを纏わせ、華麗に攻撃を受け流しながら僅かな隙に気を込めた掌底を打ち込む。
「美しさとは外見だけじゃない。その人の持つ本質も表す」
世界を取り戻すためにどんなに苦しんでも立ち上がってきた私たちと、自分たちの利益の為に私たちの世界を侵略してきたあなた達
「どちらが美しいかなんて、誰にでもわかることよ」
トリーシャ・クルスフィクション
【アドリブOK】
ふーん、なるほどねぇ。
尻尾を巻いて逃げるのが美しさってわけかい。
まぁそういうことならさっさとここから去って
それで二度とここに来ないでくれたらほんのちょっとだけ褒めてやるよ。
まぁ、逃げるわけがないだろうから戦闘を開始するしかないだろうね。
敵の動きに対しては素早く飛翔とエアライドを駆使して回避し
スキを突いて一撃を加えてみるわ。
人間に襲いかかろうとするのなら
割り込んででも止めるつもりよ。
命をかけて守るのがほんとうの美しさだってことを
見ている人間にもコイツにも教えてやらないといけないからね。
アヴァタール級アークデーモン『ゲヘナ』は、幼い体型に大人びた露出度の黒を貼り付けている。
悪魔の紋章を思わせる布地と、同じ質感の翼を広げた。中央広間から柱廊への扉をくぐろうと飛んでくる。
「ああ、わかりますとも。お前たちも拝顔したのなら、ハルファス様の黄金装束に、世界を支配する美を感じたはず!」
そのスピードは、聖堂から逃げる人間たちに追いついて、喰い散らかす勢いであったが、御門・風花(静謐の凶鳥・g01985)は真っ直ぐに見据えたまま、微動だにせず立ちふさがった。
「ゲヘナ。そのパラドクスからも、あなたがわかります」
真眼で捉える。
感じられるのは、罪なき人たちを貪る醜い本性だ。あからさまに表に出して接近してこられたなら、如何な速度であろうと関係ない。
「美しさとは外見だけじゃない。その者の持つ本質も表す」
風花の、気のこもった掌底が、ゲヘナの顔面に打ち込まれた。
中央広間に後ろ向きで、アークデーモンの小さな身体が突き返される。
浮いた敵を追って、峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)とトリーシャ・クルスフィクション(デモノイドハート・g04746)は、すでに数段ぶんが積み重なったエアライドで、大扉を抜けた。
「ボクにも視えた……そこぉっ!!」
恵の『LUSTSLASH!(ラストスラッシュ)』は、オーラシールドと竜骸剣を交互に繰り出しながら、ゲヘナをカテドラルの最深部へと押し込んでいく。
「支配する美だって? ふーん、なるほどねぇ」
トリーシャは打つごとに大きくなる『懺悔の鉄槌』に舌なめずり。
「尻尾を巻いて逃げるのが美しさってわけかい!」
槌のサイズは、殴る相手の後悔に応じて変わる。言葉とは裏腹にゲヘナが、ジェネラル級に抱きつつある心根が判ろうというもの。
「そっか、信仰の分け前もらえなくなったアヴァタール級を倒せないようじゃ、ボクたちの先だって夢のまた夢だもんね。……おっと、もう1回跳ねれるよっと」
浮き彫りの施された内壁を蹴り、恵はクンフーブーツでもゲヘナに打撃を与えた。
鳥頭を描いた部分が崩れて、先ほどまで信者が伏していた敷物に降る。広間に入って来た風花にも踏まれた。
掌から余剰のオーラをただよわせ、一瞥する。
クロノヴェーダの彫刻を。
自分たちの利益のために世界を奪いにきた奴ら。どんなに苦しんでも、それを取り戻そうと立ち上がってきた人間たち。
「どちらが美しいかなんて、誰にでもわかることよ」
独り言だったが、祭壇に激突して止まったゲヘナは、何事か言い返すつもりで体を起こそうとしているようだ。
トリーシャも、また無慈悲な言葉を投げてやろうと構えている。
だが、実際に考えていたのは、時間稼ぎだった。
(「まだ一般人に襲いかかろうとするのなら、割り込んででも止めるつもりよ」)
洗脳から覚めたとはいえ、数百人いる元信者がカテドラルから避難しきるには、手助けがあっても、もう少し。
恵が、スラッシュ攻撃にフェロモン散布を混ぜ、敵の意識を一般人とは逆側に引きつけていたのも承知している。
空中で何度も殴られ蹴られしたゲヘナが、ズレた布地を直しながら立ちあがった。
「わかると、お話ししているじゃありませんか。美は世界を支配する。そして、支配していることそのものが美なのよ」
風花と恵は、黙っている。いや、もう次の攻撃に入っている。
トリーシャは肩をすくめた。
「言わせるんじゃないよ。命をかけて守るのがほんとうの美しさだってことを、教えてやるからね」
大扉からディアボロスたちが数組、広間の壁にそって囲うように駆け付ける。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【エアライド】がLV3になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV4になった!
茅野・いつき
ようやく考えずに殴れる時間ですね。
他の方の残留効果もありますからそれらを利用して殴りましょう。
しんぷるいずざべすと。新しく考えることはその瞬間に。
周囲に炎を吹き出すのなら、こちらは高さの軸を変えましょう。
相手の動きを見ながら、攻撃次第で神速反応で空中に。
空中での姿勢、方向の制御はエアライドで対応を。こういう時に便利ですね。
一度空中から地上に降りればエアライドは繰り返し使えるでしょうか。
地上から空中から、合う方向から殴り込み。やることはシンプルに。
繰り返すうちに速度のギアをどこまで上げていけるかが命題ですね。
陣・頼人
ハルファスも逃げ出し、信者も目を覚まそうとしている。
お前の悪食もそこまでだよ。
まさかと思うけど、信者にまでは手を出していないだろうね。
……愚問だったかな。
【避難勧告】でまだ残っている信者を避難させてから【怪力無双】でカテドラル内部の柱や壁などを【破壊】して瓦礫を作り、【地形の利用】で大きな瓦礫に身を隠して奴の火炎放射を凌ぐ。
そして奴が僕の姿を見失ったところで【トラップ生成】と【罠使い】と【早業】で四方八方からのワイヤーで奴を束縛し、動きが止まったところへ【インベイデッド・ユア・テリトリー】を食らわせる。
※アドリブ&連携OK
眉立・人鳥
見た目がどうだろうが、悪魔は悪魔だ、その程度の揺さぶりにかかるような
心はもうねぇんだよ……残念ながらな
味方と連携、使える効果は全部使うぜ
360度とは大盤振る舞いだな、炎は審判の光壁をはりながら神速反応と飛翔で回避を試みる、最悪インナーの熱耐性で我慢だ
あとは味方が仕掛けるタイミングとその対応を良く観察して……
カテドラルにはいい具合に引っ掛けられそうな所が多そうだしな、早業で魔力糸を使ったワイヤーアクション的な急接近から不意打を仕掛けるぜ、確実に喰らい付く!グラトニー・ディザイアを解放だ。味方へ繋ぐため、喰らいついたままで更に捕縛を試みてもいいな
地獄の炎ですらも悉く喰らって糧にしてみせるぜ
フェルト・ユメノアール
あとはキミだけだね
みんなを騙して利用した報い、受けてもらうよ!
【エアライド】を使ってカテドラル内を飛び回りながらゲヘナに空中戦を仕掛けるよ!
もちろん勝てない事は分かってる
トリックスターを投擲して牽制、相手の攻撃はハートロッドで受け止め、致命傷を受けないように防御する
そして、防戦一方という演技をしながら相手の移動、攻撃パターンを把握
ボクの攻撃手段はこれだけだと、取るに足らない相手だと油断させ、必殺のカウンターを狙う!
肉を切らせて骨を断つだ!
相手の攻撃に合わせてアンカーバングルを射出し、拘束
捕まえたよ!
そして、その隙を突いてパラドクスを発動
SCクラウンジェスターの必殺技をゲヘナに撃ち込む!
風間・響
さぁ、いよいよ敵の親玉の登場か。
一般人の避難も済んだわけだし、遠慮なく全力でやれるな!
ガキみてぇな姿だからって油断はしねぇぜ?
ぐるりと周りを包囲されちゃぁ逃げ場はねぇな……普通だったらな!
【エアライド】で空中にステップ、【飛翔】でびゅーんと飛んで。
へへ、逃げ場は上にあり、ってな。
そのまま勢いでゲヘナにつっこんで、≪鬼神変≫で巨大化した両腕。ダブルのパンチをぶちこんでやるぜ!
サティニフィア・ネイバーライト
目的
ゲヘナの撃破
目標
自分は弱さで自信が無くて忌避していた戦うという事を改めて考え直す
心情
あっちは覚えていないだろうが此方は忘れもしない
姿を目にして改めて思った、この配下を倒してアイツの所までいかねぇといけないって事を
一人じゃない、仲間がいる…大丈夫、アタシだって、やれるはずさ
戦闘
足を忍ばせ駆け回るゲヘナの視界外、意識外へ動くように立ち回ろうとする
喰い付かれたらひとたまりもない、安全を期しこちらへ向かってくるようならば無理をせず距離をとる
深追いはしない、必要なのは確実な一発だ
慎重に慎重を重ね…ここだ!と思ったタイミングでこの拳銃を打ち込んでやる
「お前さんにゃ恨みは無ぇが…ここで討たせてもらうぜ」
ネリリ・ラヴラン
ファッションに限らないけど、流行りっていつか廃れちゃうものだよね。
なので、代わりに次のブームを広めに来たよ。
ディアボロスブーム?何か違うきもするけど、
もう過去の物になっちゃった悪魔さん達には関係ないよね。
仲間がたくさんいると気持ちが強くなるよ。これだけ相手がたくさんいたら狙われる確率も少ないし、少しくらい煽っても大丈夫そう。
攻撃は【飛行】で遠くから”黒の衝撃”を放ってちくちく攻めるよ。とことん嫌がらせに徹するね。
運悪く狙われちゃったら【神速反応】で対応して【エアライド】で踏み込んで空中回避だよ。
でも、この位で怒らないで欲しいっ。綺麗なお顔が台無しじゃないかな!
アドリブとか連携は大好きだよ。
広間の天井はアーチが重なり、柱廊のものよりもさらに高い。
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は、内壁に沿って駆けながら、魔力糸を投げ上げた。
「見た目がどうだろうが、悪魔は悪魔だ、その程度の揺さぶりにかかるような心はもうねぇんだよ……残念ながらな」
祭壇から、幼女型のアークデーモンが命ずると、無数の火炎放射器が召喚されて、広間を飛びまわり始める。
糸にぶら下がって床を離れ、人鳥は炎のひとすじをかわした。
「360度放射とは大盤振る舞いだな」
火線の交差がディアボロスたちを狙うが、味方の多さにネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)は、頼もしく感じている。
コウモリのようなちっちゃめの黒翼を羽ばたかせて飛翔した。
「ファッションに限らないけど、流行りっていつか廃れちゃうものだよね。もう過去の物になっちゃった悪魔さんたちには関係ないよね」
などと、少しくらい煽っても大丈夫そう。
悪魔のバーベキューから、食材たちは逃げ続ける。
「お前の悪食もそこまでだ」
陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)が、廊下の柱を引きずってきた。
怪力無双で持ち上げて、祭壇に叩きつける。
「また新手が……!」
ゲヘナはすんでのところで飛び上がった。
室内の仲間に声を掛けながら、頼人は柱を抱えなおす。
「おまたせ、一般人は建物から外に出せた。サティニフィアもすぐに戻ってくると思うよ」
「ようやく考えずに殴れる時間ですね」
茅野・いつき(双子月・g00758)は、エアライドで多段ジャンプしてゲヘナを追った。
「周囲から炎を吹き出すのなら、こちらは高さの軸を変えましょう。シンプルに」
「避難も済んだわけだし、遠慮なく全力でやれるな!」
風間・響(一から万屋・g00059)も続き、フェルト・ユメノアール(夢を追う道化師・g00275)は、ナイフ『トリックスター』を投擲して牽制も加える。
「みんなを騙して利用した報い、受けてもらうよ!」
敵のバランスを崩させた。いつきが、それを空中で捉えて悪鬼粉砕撃。膂力を籠めて殴るのみ。
「ぐふっ、あぐ!」
火炎をかわして、方々を蹴り、加速していく。
「繰り返すうちに速度のギアをどこまで上げていけるかが命題ですね」
言うほどシンプルじゃない。
むしろ、そのままの勢いでつっこんだ、響のほうが単純だ。
「へへ、逃げ場は上にあり、ってな」
両腕が異形化している。
「ガキみてぇな姿だからって油断はしねぇぜ?」
鬼の血による『鬼神変』。巨大になった拳を握りしめ、ダブルパンチをぶちこむ。アーチの一本が華奢な身体に衝突されて、砕けた。
「あうっ……この体型も、美しさなのよっ」
天井ドームにまで呼び寄せた放射器に熱を降らせる。
その間に、頼人は内壁の彫刻を次々と破壊する。
柱をデタラメに振り回しているようで、フェルトと人鳥にはタイミングがちゃんと見えている。
「これ足場にするね。空中戦を仕込むるよ!」
「いい具合に引っ掛けられそうな所が多そうだ」
砕かれて宙に放りだされた破片。早業でそれらを結ぶ。
悪魔の火炎に囲まれようとも、空中で瓦礫をぶん回して、身代わりとする。
頼人が続けて壊すから、それを追って破片から破片へとフェルトはアンカーバングルを射出し、人鳥は魔力糸をたぐり寄せる。
「確実に喰らい付く! グラトニー・ディザイア解放!」
糸は右手に。
左手は鋭い牙を持つ怪物の顎に変わる。デーモンイーターが、噛み付く番だ。
瓦礫の遮蔽が途切れて、人鳥の背後はがら空きとなったが、火炎放射に焙られようと、牙はゲヘナの肩口を離さない。
「わ、私を食べようとする、なんて……」
餌食にするためだけではなく。
「捕まえたよ!」
フェルトのアンカーもグルグル巻きにしていた。
アーチから宙吊りになったアークデーモンに対し、『<召喚札>SCクラウンジェスター』で呼び出した、仮面道化師の光弾を浴びせる。
ディアボロスたちの攻撃が集中した。
キツネの尻尾が、大きく跳ね上がる。
「一度空中から地上に降りればエアライドは繰り返し使えるんですね」
下から上から、いつきが往復したぶんのギアが入って最高速に達し、さらに強烈なる一撃。
巨大腕からの響の二撃。
「言ったろ。遠慮も油断もしねぇ。全力でやるって」
ジャンプに飛翔も混ぜて、天井ドームをびゅんと旋回してくる。
ゲヘナは、唇を歪ませて呻いた。
「うぎぃ……」
「この位で怒らないで欲しいっ。綺麗なお顔が台無しじゃないかな!」
ネリリは間隔を置いて『黒の衝撃』、魔術の弓矢で射かけた。
それも、ちくちくと、嫌な感じで。
「代わりに次のブームを広めようか。……ディアボロスブーム? 何か違う気もするけど♪」
「やめ、やめなさ……やめぇ!」
黒い矢は、刺さったのちに魔力が破裂して見た目以上の被害をもたらす。
アヴァタール級は、血だらけになりながらもロープを解き、苦労して矢と牙を抜くと、床面に逃れた。鳥頭4本腕に鉤爪つきの翼をもった彫像が、斜めに立っている。その陰へ滑り込む。
「ハルファス様ご加護を……こ、これは、あぐううう」
「気づくのがちょっとだけ遅かったみたいだね。……もらったよ」
頼人が、彫像の陰を覗き込んだ。
柱を担いでの登場からここまでが、『インベイデッド・ユア・テリトリー』。
石のハルファスが重しのように、ゲヘナの身体に載っている。
カテドラルはすでに、頼人の狩場だった。
しかし、潰されかけのアヴァタール級を遠目に見ても、サティニフィア・ネイバーライト(スゴ腕情報屋・g00008)には、自信が持てなかった。
こっそり、広間にもどってきて、頼人が瓦礫だらけにしてくれた、その物陰から覗いている。
(「あっちは覚えていないだろうが此方は忘れもしない」)
ゲヘナのことでなく、彼女が抱いてる像のモデルだ。
(「この配下を倒してアイツの所までいかねぇと。一人じゃない、仲間がいる……大丈夫、アタシだって、やれるはずさ」)
確実な一発が狙えるのは、今だ。
瓦礫を支えに拳銃を構える。
「お前さんにゃ恨みは無ぇが……ここで討たせてもらうぜ」
アサシネイトキリングに必要な覚悟が持てた。
忌避していた戦闘に挑んだ経験が、サティニフィアを宿敵の元に近づけるだろう。
彫像ごと射抜いて、大爆発を起こさせる。
頼人は、すでに身を引いていて、射手へひそかにサムズアップを送っている。
ネリリが指さして騒いだ。
「あーっ、みんな、避けたほうがいいんじゃないかなっ!」
いつきに人鳥、フェルトに響らが散々蹴ったりぶつかったりしていた壁や柱が崩れおち、信仰の中心場所は、見る影もなくなった。
素通しになったTOKYOの景色が見えている。
悪魔聖堂、カテドラルのひとつは破壊した。港区アークデーモンの防衛を穿ったのだ。
瓦礫のなかに立ちあがるディアボロスたち。
傷だらけの皆が、その先にある東京タワーを睨む。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【友達催眠】がLV3になった!
【怪力無双】がLV2になった!
【モブオーラ】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV5になった!
【ドレイン】LV2が発生!
【ダメージアップ】がLV8になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!