リプレイ
ハインツ・ゼーベック
連携・アドリブ可
さて、相手はクロノヴェーダだ。人間相手の戦法は通じんか?
だがやりようある。【撹乱】はお手の物だ。
アミアンの受難でパリをいつの間にか知らぬ街に変えてしまおう。
その上で相手を動揺させればいい
・狙撃で警戒(ダメージはなくていいので遠距離から)
・バラバラに砕いた自動人形を死体のかわりに道に惨たらしくばら撒く
・道端に身代わり人形を設置。動かしたら爆発するブービートラップもつけよう
・【トラップ生成】で何もないトラップと本物を交互に設置
・瓦礫や家を倒壊して道を塞ぐ
・ゴミ箱や木箱に爆発物
・家の屋根から糞便などを投下
嫌がらせでいいのだよ、嫌がらせで。
ダメージなどなくても嫌なものは嫌だろうからな。
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
巴里を開放出来た喜びも一瞬。
ですが、それでいい。
気持ちは切らせませんよ、戦いは終わっては居ないのですから。
必ず守り切りましょう、この巴里を。
パラドクス『迷彩の結界式』を使用して姿を隠し行動を行います。
結界により気配を遮断した状態から、機械魔導弓『ACRO』による狙撃攻撃を行って奇襲。
すぐさま結界式の中に姿を消して距離をとります。
移動しては攻撃を行い、そして身を隠しては移動…を繰り返し
敵に延々とちょっかいをかけ続け、進軍を食い止めましょう。
味方のトラップに敵が引っかかった時は必ず呼応して追撃を行います。
一体でも敵を処理出来れば良いのですが。
アミリアス・ヴェルザンディ
連携アドリブ可。
どうやら大陸軍は、パリの奪還に軍団を丸々用いた圧倒的な数で、来るようだね
まぁ、数は力とも言うし、分からなくもないが…逆に戦力が揃い過ぎているということは、問題が起こるたびに、対処せざるを得なくという点もあり、理を重視しそうな観測のジョミニにとっては、逆に枷になるかもね
そういう意味では、直感とか勢いで動いてた不滅のネイと組むことでこそ輝く者なのかもしれない
さてさて、そんな我は【トラップ生成】で遠くからでも見えるように罠を仕掛けておくとしよう。踏んだら可愛らしい音が鳴る罠とか、何かしているという事実だけで、敵の警戒度合いは上がるから。勿論、本命の罠(パラドクス)も織り交ぜながらね。
シャルロット・アミ
…どうやら動物変身や使役、
サーヴァントを使うのは危険そうね
モラさんはちょっと隠れててね?「もきゅ!」
【防衛ライン】を引きながら
戦端ぎりぎりで穴でも掘りましょうか
何かを隠して埋めるようにちらちら相手を見ながら
「どっかーん」とか呟いてみるのもいいかもね
こうしてパリの周りに爆薬を仕掛けると見せかけて
花の種を植えておくの
戦いの済んだ暁にはきっと綺麗な花が咲くに違いないわ
敵を見て不敵に微笑むなどの演技は忘れずに
復讐者は企むものよ、ふふ
アドリブ、連携、歓迎です
●トレンチへの誘い
パリを解放したその喜びも束の間。
大陸軍の大軍勢がすぐさま押し寄せる状況に、歓喜の熱は冷めきっていた。
「ですが、それでいい」
苦しい状況ではあるものの、レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は薄く笑みを浮かべ、むしろ気持ちが切れない展開を歓迎するほどであった。
「必ず守り切りましょう、この巴里を」
彼女は背景に溶け込むような結界で身を包み、機械魔導弓『ACRO』で敵を狙撃する。
「攻撃だ! ディアボロスがいるぞ!」
すぐさま反応し、その姿を捉えたクロノヴェーダに対し、再び結界式を発動させ、目をくらまそうとしたレイだったが、
「相手は独りだが、全力を持って排除だ!」
独りで立ち向かう彼女を各個撃破しようと、リベルタス・ドールを中心とした大部隊が猛然と向かってくる。
「くっ!!」
結界式の迷彩は打ち破られ、身を隠すすべを失ったレイ。
彼女はACROを撃ち続けながら全力で後退していくが、押し寄せる敵の波は目の前に迫るのだった。
パンパンパン!!
その時、レイの後方から破裂音……銃声が響き渡る。
「レイ君。今のうちだ」
それと同時に、ハインツ・ゼーベック(猖獗・g00405)が姿を表し、レイにこちらへ来るように伝える。
「助かりました」
ペコリと頭を下げ、後退を続ける少女に、
「嫌がらせでいいのだよ、嫌がらせで。ダメージなどなくても嫌なものは嫌だろうからな」
紳士は大人の笑みを浮かべて優しく教えるのだった。
「さて、相手はクロノヴェーダだ。人間相手の戦法はどこまで通じるか」
ハインツはそう言いながら、余裕を持って後退し、時折銃声を響かせ、
「それなりに守備はしているか……慎重に行くぞ」
敵が複数いることが解ったことで、クロノヴェーダたちの進軍速度は遅くなった。
「次は、こういうのはどうだ?」
その間に、杖で地面を叩いたハインツは、周囲を見知らぬ街に変化させる。
突如現れた戦時下の都市。
「おじさま。こちらへ」
その入口に深く掘られたトレンチから聞こえる、彼を呼ぶ女性の声に従って、ハインツは身を隠すのだった。
「モラさんはちょっと隠れててね?」
クロノヴェーダたちは、ディアボロスの能力を警戒し、使い魔などに使う動物たちやサーヴァントを積極的に狙ってくるようだ。
そこで、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は相棒のモーラット・コミュ、モラさんにそう言うと、
「もきゅぅ……」
彼を隠し、穴を掘って即席トレンチを作成していた。
そして、その間に戦闘を開始した仲間たちをトレンチの中に呼び込むと、
「ふふ」
ひょっこり顔だけ出して、迫るクロノヴェーダたちに向け、不敵に微笑む。
「どっかーん!」
そして紡がれる言葉とともに、彼らの真横に放たれた、レイの拡散弾が爆発を起こした。
「な、何だ!」
慌てて状況を確認するクロノヴェーダたち。
そこには、ハインツが後退時に事前にばら撒いた、バラバラに砕いた自動人形のようなものが転がされており、
「くっ、警戒を強めろ!」
慌てて進軍を止め、状況確認を行う彼らを尻目に、シャルロットは爆薬を仕掛けると見せかけて花の種を植えていく。
(「戦いの済んだ暁には、きっと綺麗な花が咲くに違いないわ」)
そう思いながら、その動きに警戒を強める敵に、にっこりと微笑む。
(「復讐者は企むものよ?」)
その仕草に過剰に反応する様子に、シャルロットは気分良く作業を続けるのだった。
(「どうやら大陸軍は、パリの奪還に軍団を丸々用いた圧倒的な数で来るようだね」)
仲間たちの様々な作戦で、じわじわと進軍を遅らされる大陸軍。
だが、彼らの圧倒的な数は力であり、まともにぶつかれば敗北する可能性が高い。
(「だが、戦力が揃い過ぎているということは、問題が起こるたびに、対処せざるを得なくという点もある」)
特に、理を重視するであろう観測のジョミニは、特に細かく精査して慎重を期すことだろう。
「そういう意味では、直感とか勢いで動いてた不滅のネイと組むことでこそ輝く者なのかもしれないね」
敵の様子を眺め、動きの傾向を分析したアミリアス・ヴェルザンディ(【自称】天才科学者・g01902)は、
「さてさて、我はこういった趣向で行くとしよう」
シャルロットの作ったトレンチに沿って、遠くからでも解る見え見えの罠を構築していく。
「何かしているという事実だけで、敵の警戒度合いは上がるからね」
時折本命の、敵を切断する極細の糸もまじえながら、彼女は大陸軍がトレンチにたどり着くまでたっぷりと時間を稼ぐのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV2が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
曖明・昧
「パリは……こちらのものだ。よくわかんないけど。」
昧は赤い剣を振るう。赤い剣は醜い妖精へと変貌する。
「頼むぞ。パリの奪還のために、喰らってくれ。」
昧は剣の妖精に語り掛ける。
剣の妖精は敵の炎をくらいつ近づき、敵を次々と切り裂いていく。
七曜の戦まで、パリを守り切ることができれば、パリの奪還も叶うかもしれない。
そうすれば、あの人の笑顔も取り戻すことができるだろうか。
昧はあの人の笑顔を想像して、少しだけ、曖昧な笑顔を浮かべた。
シャルロット・アミ
まあ、こんな大群
これが一気に攻め込んできていたら、確かに辛かったかも
でも皆さんの遅滞戦術は効いているもの
罠に呼びながら少しずつ撃破していきましょうか
さあ、モラさん、出番よ「もきゅっ」
戦場を覆うようなバイオリンの音色
不安を煽るような暗い雲を呼んで
私は敵を罠への不安でいっぱいにし
脚を鈍らせましょうか
モラさんは罠のあるあたりをふよふよと
「もっきゅもっきゅ」
攻撃は避けるのよ、モラさん
さあ、殺人的音痴とバイオリンの勝負ね
いや、うん、音痴はその
モラさん、歌上手くないから慣れてるというか……
「もきゅっ!?」
アドリブ、連携、歓迎です
アミリアス・ヴェルザンディ
アドリブ連携可
どうやら遅滞戦術は、効果が表れているようだね。
トレンチと罠に阻まれ、トップの慎重さも相俟ってか、本来の数を活かした同時攻撃もし難くなっていると見えるよ。
こうなってくると、タワーディフェンスに近いかな?
特に突出して来た敵部隊から優先的に数を減らして行こうじゃないか。
味方と連携しつつ、七色ノ蹂躙群による浮遊ユニットを別の方角から操作攻撃
それにしても話には聞いていたが、中々酷い歌声だね…まるで何処かの近所迷惑なリサイタルを彷彿させるよ。塹壕から出てまで鑑賞したいとは思わないね。
さて、音響兵器には興味はあるが、これでは丸々、本体はいらないな…ちょっとバラしてパーツを拝借しようか。
旗楽・清政
彼のネイ元帥と戦って奪還したパリを、再び奪われるわけには行かぬ。
そうなったら、ネイ元帥と刃を交えた意味が無くなるでござるからな。
それにしてもこの敵は……ああ、そうか!
新宿島で知った、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」に
似ているのでござるな。
女神モチーフなのにトループス級とはと思うが、
そこは突っ込まないでおくでござるよ。
ともあれ、先頭集団の進行方向に立ち塞がるようにして待ち構え、
彼奴等がやる気を見せたならそれがしも動くと致そう。
陣崩しの攻勢を仕掛け、敵の隊伍を乱しにかかるでござる。
反撃は火炎放射器の炎のようでござるが、【火炎使い】たる
それがしからすれば、涼しいものでござるよ。
恵門・唯衣
外側にいる敵から倒すとして……うるっさいなあ、あの旗持ってるの。
あ、そうか。こういう時は──変身!あなたの隣に即参上、マジカルメイド☆ユイ!
えーっと今役に立ちそうなものだと……
《忠義者の隣働き》にて出現させた魔法の耳栓やイヤーマフを着用しつつ、掃除道具(※メイド要素)に光り輝くオーラを纏わせて接近戦を挑みます!
まともに聞いたら失神する程の音波攻撃ともなれば単なる衝撃波としての威力も高そうですけど、何も対策しないよりはずっといいはず。
近付くのも難しそうなら……うーん、ひとまず出たとこ勝負です!
せっかく他の方々にご用意いただいたトラップとかを焼き払われたりしちゃわないうちに、早めに倒したいですね!
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
遅滞戦術は、しっかり効果が出ているようですね…。
小さな綻びでも突けば大きくなる。
今が好機です。
少しでも敵の戦力を削りましょう。
『Boeotia』のテンプルをノックして起動
人機接続による人の知覚を超えた武装の制御で精密機動を駆使し戦います。
手には蒼き光の輝き、機械魔導弓『ACRO』に番えて百発百中の矢を放ちます。
敵の反撃は『Boeotia』の【観察】で攻撃を【看破】
『アクロヴァレリア』の瞬間的な推進力を開放して立体的に回避。
避け切れない物は『シャルダント』の結界でガードします。
●屍積み上げる戦い
「遅滞戦術は、しっかり効果が出ているようですね……」
トレンチのラインに沿って、兵の壁を作り出してじわりじわりと押し込んでくる大陸軍のクロノヴェーダたち。
レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は彼らの慎重なやり口によって、十分な時間を稼げたことに満足しつつ、
「私の本分はどちらかというと、これを乗り越える側ですが……」
かつての戦争で、重機や特殊車両が造り、乗り越えようとした防衛線を守れるように、仲間たちに的確な指示を出し始める。
「これが一気に攻め込んできていたら、確かに辛かったかも」
いくら深いトレンチを作ったとしても、強引に突破しようとすれば、多くの犠牲とともに押し込まれたかもしれない。
幾重にも重ねた罠を警戒させることで塹壕戦に持ち込めたことに、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)はほっとしていた。
「さあ、モラさん、出番よ」
「もきゅっ」
そして、バイオリンを奏で、リベルタス・ドールの周囲を闇で包み、罠に嵌るかもしれないという不安をあおっていく。
「もっきゅもっきゅ」
それと同時に、モラさんがふよふよとドヤ顔を浮かべて挑発し、彼女たちは見え見えだったはずの罠に次々と引っかかっていった。
「攻撃は避けるのよ、モラさん」
すかさず飛んでくる相手の反撃の歌声を、トレンチに戻ってやり過ごすように指示すると、
「さあ、勝負ね」
シャルロットはバイオリンの音色を強め、殺人的に音痴な歌と真正面からぶつかり合う。
「……」
これでもかという不協和音に、意外と平然としているシャルロット。
「いや、うん、音痴はその……モラさん、歌上手くないから慣れてるというか……」
彼女はそう言いながら、
「もきゅっ!?」
裏返った声で叫ぶような声を上げ、抗議しながら体当たりしてくるモラさんをなだめるのだった。
「それにしても話には聞いていたが、中々酷い歌声だね……」
トレンチではほぼ防げない歌声による攻撃に、アミリアス・ヴェルザンディ(【自称】天才科学者・g01902)も耳を押さえながら防御していた。
「塹壕から出てまで鑑賞したいとは思わないからね」
何処かで聞いた、近所迷惑なリサイタルを彷彿させる攻撃を聞かないように努力しながら、アミリアスは無数の小型戦闘自立式多目的浮遊ユニットを召喚し、
「こうなってくると、タワーディフェンスに近いかな?」
武器を遠隔操作することで、無理なく敵を破壊していく。
「突出して来た敵部隊から優先的に数を減らして行こうじゃないか」
その言葉通り、彼女の攻撃はトレンチの間近まで来たリベルタス・ドールを確実に打ち抜いていき、
「さて、音響兵器には興味はあるが、これでは丸々。本体はいらないな……ちょっとバラしてパーツを拝借しようか」
トレンチに転がり落ちてきた敵の残骸を見て、興味本位で解体に没頭し始めた。
「……うるっさいなあ、あの旗持ってるの」
一方、恵門・唯衣(ハンガーストライク!・g09708)の耳にも歌声は届き、イライラが募っていた。
「あ、そうか。こういう時は──変身!」
トレンチの物陰を利用して、メイド服に早着替えした唯衣は、
「あなたの隣に即参上、マジカルメイド☆ユイ!」
ほうきを片手にかわいらしくポーズを決めて、リベルタス・ドールたちの前に現れる。
「えーっと、今役に立ちそうなものだと……」
さらに、雑多な道具類を異空間に繋がる穴から多数出現させ、現れたはたきとモップを手に取り、
「……うーん、ひとまず出たとこ勝負です!」
トレンチを乗り越えようとする自動人形たちをはたきで叩き落とし、倒れたところをほうきで掃いて転がし、最後にモップ掛けして綺麗にしてしまう。
「まだうるさいけど、何もしないよりはずっといい。はず」
相変わらず突き刺さるような音痴な歌声を、イヤーマフ型のカチューシャで防ぎつつ、唯衣はトレンチを駆け回りながら掃除を続けるのだった。
トレンチを利用した防衛戦は比較的うまくいっていたが、ここでようやく大陸軍も動き出し、強引に制圧しようと力押しを開始する。
「彼のネイ元帥と戦って奪還したパリを、再び奪われるわけには行かぬ」
そう意気込み迎え撃つのは旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)。
ここで負ければネイ元帥と刃を交えた意味が無くなってしまう。
清政は正しき歴史と共に消えた旗楽家の家臣たちの幻影を呼び出し、多数の火縄銃や大筒を並べ、トレンチを利用しながら弾幕を張る。
「それにしてもこの敵は……ああ、そうか!」
敵を撃ち倒しながら、清政は向かってくるリベルタス・ドールの姿に、
「あれは新宿島で知った、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」に似ているのでござるな」
モチーフの姿を思い浮かべつつ、女神であるのにトループス級なのかと一人考え込んだ。
「ともあれ、火炎放射器の炎はこの空堀で防ぎつつ、敵の隊伍を乱しにかかるでござる」
そう言って、攻勢を見せる彼女たちを火力で抑え込みながら、清政たちの戦闘は続く。
「パリは……こちらのものだ。よくわかんないけど」
一方、そうつぶやきながらとりあえず押し寄せる敵に対処する曖明・昧(十星連・肆妖『無知蒙昧』・g06110)。
彼が振るう赤いただの剣……だと思われるそれは、一体の妖精に変化する。
「頼むぞ。パリの防衛のために、喰らってくれ」
その言葉とともに、清政たちの弾幕を乗り越えて突っ込んでくるリベルタス・ドールに向け、妖精は飛んでいき、爪で次々と切り裂いていく。
……いや、あれは本当に妖精なのだろうか?
一般的な妖精と比べ、醜悪な姿かつ、強い力とセンスを持ち合わせたそれが敵をなぎ倒していくたび、昧はそう思う。
「よくわかんないけど」
だが、少なくとも自分の願いは聞いてくれるし、問題ないだろう。
そう考えつつ、昧は妖精を好きに暴れさせ、ふと、脳裏にひとりの人を思い浮かべる。
(「パリを死守できれば、あの人の笑顔も取り戻すことができるだろうか」)
その人の、喜びの笑顔を想像して、昧は少しだけ、曖昧にだが笑顔を浮かべるのだった。
「仕上げです。少しでも敵の戦力を削りましょう」
仲間たちの攻撃で、防衛ラインはしっかりと守られている。
レイは彼らに的確な指示を出しながら、『Boeotia』のテンプルをノックして、敵の位置や自分の武装制御を、人知を超えた知覚を用いて行う。
「接続開始――『アクロヴァレリア』起動とともに、『ACRO』の射線を最適化」
そして、高速かつ精密な機動で敵の虚を突き、後方に残る敵を一気に殲滅しにかかった。
「――そうきましたか」
リベルタス・ドールたちをあらかた無力化する傍ら、彼女の視界の端が影を捉える。
正面からの正攻法だけでは、このトレンチは簡単には崩れない。
だからこそ、大群を囮に少数がひそかに回り込んだのだろう。
「みなさん。背後から……来ます!」
気づくのが少しでも遅れれば、危なかったかもしれない。
レイは仲間たちに、怪盗紳士人形『ルパン』たちによる、背後からの強襲を伝え、注意を促した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【断末魔動画】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【水面走行】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
旗楽・清政
ほう……それがしらの目がリベリタス・ドールに向いている間に、
背後に回り込んだでござるか。
そのために、供回りを此奴等に……なるほど、それ自体は、美事と言うておこう。
なれど、それだけで勝った気になられても困る。
策に嵌めたつもりやもしれぬが、その策を食い破られては意味がないでござろう?
大将首を狙っておる間に横槍を入れられても、困るでござるからな。
まずは、此奴等の相手から致すとしよう。
火牛計を仕掛け、此奴等の混乱を誘うでござるよ。
混乱までは至らずとも、多少でも乱れればそれで良し。
反撃の武器や楽器はビームシールドで受け、仮に受け損ねたとしても
五枚胴具足や全身に漲らせた闘気でダメージを軽減すると致そう。
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
モラさん慰め放題と聞いて飛んできたよ!
わざわざ回り込むなんて
そんなにシャルロットがこしらえたトレンチに辿り着きたいなら
こっちから迎えに行ってあげるのも良いかなって
パラドクスでトレンチを攻性迷宮にしちゃうよ
ベーダが皆の攻撃に耐えながら必死に前線を押し上げてる隙に
トレンチがその足元まで忍び寄っちゃうの
知ってる?パリのトレンチは
逃げようとしても濃霧に引きずり込んだり
飛び掛かって噛みついたり
シャーって威嚇してから火を吹いたりと
あんまり紳士的じゃないの
そんな野蛮なトレンチに部下がやっつけられるのを見て
怪盗ベーダがどこまで冷静で居られるか
モラさんをブラッシングしてあげながら観察してあげるね
シャルロット・アミ
不意をつくのは淫魔のほうが得意よね
でも、仲間の目のほうが一枚上手
それに、私のバイオリンは
音さえ聞こえればどこまでだって届く
モラさんはマリアさんに慰めてもらえるのかしら
「もきゅー!」(歓喜の声)
ちゃんとマリアさんのお手伝いをするのよ?
「もきゅっ」(やる気に満ちる)
私は一歩後ろに下がり、振り返って
再びバイオリンの弦を操るわ
可愛い淫魔さん
貴女の心を不安で真っ暗にしてあげる
空は暗雲 心に降る雨
さあ、悲しみの淵に落ちましょう?
心が死ぬ頃、足は止まるでしょう
その気配も消すことはできないでしょう
パリは、渡さない
そういうことよ?
アドリブ、連携歓迎です
アミリアス・ヴェルザンディ
どうやら、後ろからもお客さんのようだね。
まぁ、せめて正面から来た敵の大群に、遠距離火砲とかあったら、背後の回り込みの効果も、更に厄介になった可能性もあったのだろうけど…正面から来たのがアレらじゃねぇ…とは言え、戦闘の是非は指揮官に寄るとも言うから油断はできないのかもね。
さて、後ろの指揮官が率いる部隊には、少しは期待したいところだね。
率いられる淫魔のアンプルデータとかも取得しておきたいところだが…今回は外観だけにしておくとしようか。
ならば、ここに取り出したるは我が発明品にして戦闘用魔導機械だ!
そこにこの薬品を装填して…さぁ、実験の時間だ!
被験体は鮮度が命、大いに凍り給え。
恵門・唯衣
……さすがにあの軍勢を囮にしてまた後ろから回り込んだりとかはしてきませんよね?
まあ疑心暗鬼になってる暇も無いかもですけどっ!
気配を消されたりするとなると、近接戦では後手に回っちゃうかもなあ。
わたしも音で攻撃したりしようかな?メガホン片手に《パッショネイトヴォイス》で全方位攻撃だ!
クロノヴェーダ諸君ーっ!隠れてないで大人しく出てこーいっ!出てこなくてもそのままそこで力尽きて貰えるならそれでもいいですよーっ!!
功を奏せず不意を突かれたりするかもですけど、ひとまず闘魂を燃やして負けることは考えないようにします。
頑張ってカウンター狙ったりしたいところですけどね。いや、わたし近接戦闘の方が得意なので……
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
即席ではあるけど、とても良いチームです。
この巴里の防衛の為に皆もしっかり警戒をしています。
きっとボクが気が付けなくても仲間の誰かが気付いていたでしょう。
裏に周っただけで崩れると思わないで頂きたい!
地を蹴るのと同時に『アクロヴァレリア』を点火、
その推進力を利用して敵との距離を瞬時に詰め前衛を担います。
『Boeotia』の超視覚による【情報収集】で敵の弱点を【看破】、
人機一体の精密動作でその一点を煌剣『シュトライフリヒト』で貫きます。
『アクロヴァレリア』の瞬間的な推進力を開放して立体的に回避。
避け切れない物は左手に装着したガントレット『シャルダント』の結界でガードします。
●攻勢トレンチの恐怖
背後から迫る怪盗紳士人形『ルパン』。そしてその周囲を固めるコンステラシオン・ルージュたち。
「ほう……それがしらの目がリベリタス・ドールに向いている間に、背後に回り込んだでござるか」
旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)は、先程の大群が正面から押し寄せたのはこのためか。と納得すると、
「それ自体は、美事と言うておこう。なれど、それだけで勝った気になられても困る。」
策で上手をいかれたことは認めつつも、勝負はそれだけでは決しないとルパンを見据えた。
「大将首を狙っておる間に横槍を入れられても、困るでござるからな」
だが、大将を狙う間に淫魔たちに執拗に攻撃されるのも厄介であるため、まずは彼女たちを殲滅するべく、清政は猛烈な炎を全身に纏った大量の牛を召喚する。
「それがしの火牛計は、一味違うでござるぞ」
銃撃ほどの速度はないものの、大砲の弾などより遥かに質量のある牛が、炎燃え盛りながら突撃する。
「きゃっ」
それは、一気に距離を詰め、不意打ちを仕掛けようとしていた彼女たちの足を止めるには十分すぎた。
淫魔たちの勢いを削ぎ、足並みも乱した清政。
コンステラシオン・ルージュたちは彼に向けて飛び道具を中心に反撃するが、
「策に嵌めたつもりやもしれぬが、その策を食い破られては意味がないでござろう?」
堅実にビームシールドを展開してそれらを防ぐと、反撃の機会を伺うのだった。
「……さすがにあの軍勢を囮にして、また後ろから回り込んだりとかはしてきませんよね?」
一方、恵門・唯衣(ハンガーストライク!・g09708)は背後からの襲撃に対応しながらも、さらなる策があるのではないかと不安になる。
だが、疑心暗鬼になってる暇もなく、清政の火牛計に巻き込まれなかったコンステラシオン・ルージュが、唯衣の側面に静かに現れ急所を狙って武器で突き刺してきた。
「危ない! ……近接戦では後手に回っちゃうかぁ」
致命打だけは避けながらも、防戦一方になって攻撃の糸口がつかめない唯衣。
「さっきのうるさいのを参考にしましょうか」
そこで、先程のリベリタス・ドールたちが使っていたような、音による攻撃を試みることにした。
「クロノヴェーダ諸君ーっ! 隠れてないで大人しく出てこーいっ! 出てこなくてもそのままそこで力尽きて貰えるならそれでもいいですよーっ!!」
メガホン片手に周囲に広がる唯衣の叫び。
近づかずとも効果があり、淫魔たちも防ぐことが出来ない。
(「近接戦闘のほうが得意だけど、ひとまず闘魂を燃やして負けることは考えないようにしよう」)
全力で声を張り上げ続ける唯衣の気迫を前に、彼女たちは足を鈍らせる。
その結果、仲間たちのさらなる援護を待つだけの時間を生み出すのだった。
背後からの急襲だったが、仲間たちの警戒はそれにも負けず、攻撃の勢いを削いでいた。
「即席ではあるけど、とても良いチームです」
その様子に、レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)は笑みを浮かべて全体を見渡し、さらなる策が無いか警戒を強める。
(「きっと、ボクが気が付けなくても仲間の誰かが気付いていたでしょう」)
そして、清政や唯衣が敵の攻撃を防ぐ間に、他のディアボロスたちは反撃に転じる策を準備している事に気づいた。
「ボクたちには強い結束があります。裏に周っただけで崩れると思わないで頂きたい!」
レイはその策が完成するまで敵を引きつけようと、地を蹴るのと同時に『アクロヴァレリア』を点火する。
瞬間的な推進力を用いて、足が止まったコンステラシオン・ルージュに一気に接近し、
「――見極めたよ、その守り……貫く!」
煌剣『シュトライフリヒト』を構え、人機一体の精密動作で、事前に『Boeotia』の超視覚で見極めた淫魔の弱点を的確に貫いた。
「――なるほど」
同時に距離を取り、周辺を警戒するレイは、背後で完成する仲間の策を見抜き、
「トレンチの恐ろしさは、そこにありますからね」
かつての大戦で、どのようにしてトレンチを攻略するかが重要になった理由を思い出し、敢えて退き淫魔たちをその中へと誘うのだった。
「不意をつくのは淫魔のほうが得意よね」
一方、トレンチの内部に隠れたシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は、背後を付く策に嵌ったことは仕方ないとしつつも、
「でも、仲間の目のほうが一枚上手よ」
それを看破したことで主導権を渡さず、依然として優位に戦えていると感じていた。
「もきゅー!」
その鳴き声に視線を向けると、先程ヘソを曲げてしまったモーラット・コミュのモラさんが、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)に慰められているのが見える。
「モラさん慰め放題と聞いて飛んできたよ!」
という彼女は、ダイヤモンドダストのように輝くナノマシン群を展開させ、即席で作られたトレンチの空間を捻り、多重かつ複雑化させた攻性迷宮に変貌させた。
「ちゃんとマリアさんのお手伝いをするのよ?」
マリアラーラの膝の上でもきゅもきゅ喜んでたモラさんに、シャルロットがそう言うと、
「もきゅっ」
彼は気合を入れて体をゆすり、マリアラーラが作るナノマシンを遠くへ飛ばす手伝いを始める。
「な、何?」
そして、トレンチに誘い込まれたコンステラシオン・ルージュたちは、幾重にも張り巡らされた堀に嵌まり、迷宮に迷わされ、
「可愛い淫魔さん。貴女の心を不安で真っ暗にしてあげる」
シャルロットのバイオリンから奏でられる寂しい音色が、彼女たちの周囲を暗くして、涙のような大雨で精神を押しつぶしていった。
「い、嫌っ!」
錯乱した淫魔たちは、濃霧が立ち込め、時折蛇を思わせる何かが、シャーっと威嚇されたり、
「もきゅ!」
不思議な白いもふもふが幽霊のように飛んできたり、
「空は暗雲 心に降る雨 さあ、悲しみの淵に落ちましょう?」
バイオリンの音が精神的に追い詰めてきたりして、パニックに陥っていく。
「野蛮なトレンチに部下がやっつけられるのを見て、怪盗ベーダがどこまで冷静で居られるかな?」
その様子を、マリアラーラはモラさんをブラッシングしながらじっと観察し、
(「パリは、渡さない。そういうことよ?」)
シャルロットはそんな強い決意を胸にして、
「心が死ぬ頃、足は止まるでしょう その気配も消すことはできないでしょう」
終焉へ向けて歌い続けた。
「せめて正面から来た敵の大群に、遠距離火砲とかあったら、背後の回り込みの効果も、更に厄介になった可能性もあったのだろうけど……」
大陸軍の背後からの攻撃は、仲間たちの攻撃とトレンチによって完全に防がれ、攻め寄せたコンステラシオン・ルージュは闇の中で大混乱に陥っていた。
その状況を、アミリアス・ヴェルザンディ(【自称】天才科学者・g01902)は冷静に分析し、
「塹壕戦は幾重にも作られたトレンチを使って、守り合う戦いだからね」
複雑な攻勢迷宮と化したトレンチに、不用意に攻め込んだ指揮官の責任かも知れないと結論づける。
「それはともかく……さぁ、実験の時間だ!」
アミリアスはそう言うと、トレンチの中で惑う淫魔たちに、ニブルヘイムの冷気を封じたとされる薬品を搭載したミサイルを一斉に放ち、
「被験体は鮮度が命、大いに凍り給え」
彼女たちは瞬く間に氷漬けにされ、トレンチの闇の中でひっそりとその命を散らしていく。
「さて、後ろの指揮官には、少しは期待したいところだね」
自身の研究のため、指揮官はもう少し歯ごたえがあると良い。
アミリアスは、トレンチに独り残ったルパンに向けて、挑発的に言葉を投げかけるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【迷宮化】LV1が発生!
【水源】がLV2になった!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【反撃アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
旗楽・清政
「さぁ、後は貴様だけでござる。策に嵌めたつもりが、策を食い破られ追い詰められた気分は如何でござるか?」
策自体は美事でござったが、それがしらの力量を見誤ったでござるな。
そして、戦場で相手の力を測り損ねれば、討たれるのみよ。
「これまで獲った首の中でも、怪盗とやらのものはない。
故にレア物にござれば、その首頂戴する!」
彼奴が如何なジェネラル級に化けるかは知らぬが、
それがしの最大威力を誇るパラドクスで以て真正面から突撃でござるよ。
斯様な手合いには、下手に策を用いず全力で当たるのが最善。
もし彼奴がネイ元帥に化けるようであれば、
武勇も忠義も覚悟も本物には及ばぬと言うてやろう。
それがし、本物を識っておる故に。
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
ベーダがトレンチから逃げ増援を呼び
振り出しに戻らないよう思考を誘導すべきだよね
面倒見よくて過剰に警戒する堅実派だけど
真似っこパラドクスと何かあれば大胆に行動するなら
英雄的行為に憧れてそう…?
つまり実利よりロマンを取っちゃう怪盗さんという事なのかな
なら側近の亡骸を蔑ろにするフリだけでも
名誉を取り戻すため無茶してくれるかも
お遊戯会の幕を上げるよ
心神喪失でもう動かない側近ベーダから情報を引き出そうとする演技と
亡骸がルパン様助けてって泣いてそうな雰囲気の舞台効果で
ベーダにステージへ上がってもらうの
出演料(五感)は出来るだけ渋るうえ
チケット代は必ず置いてってもらう
悪魔的公演にようこそなの
シャルロット・アミ
モラさん、つやつやになってるわ、よかったわね
「もきゅ!」
さて、最後の仕上げと参りましょうか
戦いの幕が開く
演技の幕が開く
その幕開けにふさわしい曲を怪盗さまにお贈りするわ
五感を取られるというのは怖いけれども
聴覚を取られても覚えている曲は弾ける
バイオリンは私の体のようなものですもの
代わりに私は貴方の心を盗もうかしら?
花の精霊たちと一緒に踊って
眩むような意識の中
たった一人でパリを奪還できるかしら?
盗むような人に敵う私たちじゃないわ
パリは、渡さない
何度来たって、渡さないから
アドリブ、連携、歓迎です
アミリアス・ヴェルザンディ
自動人形は、それぞれが個性に溢れているね。
ならば、この指揮官もその名の通り「怪盗」がテーマなのかな?
多芸さ、汎用性の高さは様々な面で大いに評価するべきだろうね。
ふむ、戦闘中に誰かから五感を奪われるというのは、中々、体験できることじゃない。自らで一時的に五感を麻痺させる行為は、私としても、そう珍しくもないが、これはこれで非常に興味深い。
ならばこちらも返礼に『解き明かし突き撃つ』としようじゃないか。
逆に盗まれることに対して、盗む側の反応を見て見たいものだよ!
まぁ、もっとも怪盗は決して誰にも素顔を明かさないと言うらしいから、出来れば多くの反応を見せて欲しいものだ。
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
ルパン?
怪盗ルパンがこんな堂々と人前に出ていてはいけないでしょう?
それに部隊の指揮??
ふふ、やはり自動人形は自動人形ですかね。
敵の剣と真っ向からやりあいましょう。
『Boeotia』を起動してパラドクスを発動
超視覚による【観察】で【情報収集】を行い敵の太刀筋を【看破】します。
煌剣『シュトライフリヒト』を抜いて斬りかかり
人機一体の精密な機動で的確に敵の攻撃を捌き
この一刀を!
●スマートに盗み去る
「さぁ、後は貴様だけでござる。策に嵌めたつもりが、策を食い破られ追い詰められた気分は如何でござるか?」
策自体は美事であった。
旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)はそう評価しつつも、ディアボロスの力量を侮りすぎたこと。
「己を、そして相手を測り損ねれば、討たれるのみよ」
何より、怪盗と呼ばれる存在らしからぬ作戦であったことが、結果的に彼を追い詰めることになったのだと指摘する。
「これまで獲った首の中でも、怪盗とやらのものはない。故にレア物にござれば、その首頂戴する!」
その果てに待つのは敗北と死だ。
それを与えんと、図星を突かれて唇を噛むルパンに、
「それがしは旗楽・清政。小細工は無用。全力で参るでござるよ」
清政は堂々と名乗りを上げ、緑玉の片鎌槍を構えると、同色に輝く闘気を漲らせ、神速の突きで彼の喉元を捉えた。
「確かに柄にもないことをしたのは事実だ。だが、その言葉、そっくり返してやる」
槍の穂先を振り払い、そう挑発するルパン。
彼はステッキ型の剣を雄々しい姿に変え、
「受けるが良い。パリの正当なる支配者である我々が、その正義を執行する勇者の剣を!」
鋭い剣閃で清政を袈裟懸けに斬り裂こうとする。
「むっ……」
その動きは、先日刃を交えた『不滅のネイ』の使った、正義の想いと勇者の剣による強烈な斬撃そっくりであり、反射的に身構えた清政の守りを弾き飛ばした。
「……」
沈黙しながら防戦に専念する清政に、畳み掛けるように斬りかかったルパン。
「ネイ元帥の技でござるか」
一通りの攻防を終え、細かい傷を負った清政は、
「武勇も忠義も覚悟も。本物には到底及ばぬな」
落胆した表情で、槍を構え直す。
「彼の者のそれは尊敬に値するものでござった。それがしなど足元にも及ばぬ」
だが、ルパンのそれは、技も、想いも。何もかもが物足りない。
「……貴様の鍍金は、お嬢様方の前で剥がれないとよいでござるな」
清政はそう言うと、彼の背後で仕掛けを準備する仲間たちに合図を送るのだった。
「もきゅ!」
つやつやの毛並みを嬉しそうに自慢する相棒のモラさんを、優しく撫でるシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)。
「さて、最後の仕上げと参りましょうか」
彼女は戦い――演技に向かうため、タンタシオンをほのかに香らせ、バイオリンを構えて出番を待つ。
「自動人形は、それぞれが個性に溢れているね」
一方、最高の舞台を作り上げるため、怪盗紳士人形『ルパン』に分析装置と自らの両目を向け、その性質を見極めようとするアミリアス・ヴェルザンディ(【自称】天才科学者・g01902)。
「この指揮官もその名の通り「怪盗」がテーマなのかな?」
彼からとめどなく流れ込んでくる情報。
彼女はそれらから読み取れる、自動人形たちの多芸さ、汎用性の高さに知的探究心をくすぐられていく。
「!!」
だが、その次の瞬間、アミリアスは伸びてきたルパンの指先に触覚を奪われ、
「ふむ、これはこれで非常に興味深い」
自ら一時的に五感を麻痺させることはあっても、どれか1つを強制的に奪われる感覚は新鮮であり、この経験すらも研究対象にしようと貪欲に失われた感覚を使い続ける。
「さて、こちらも返礼に『解き明かし突き撃つ』としようじゃないか」
自らの身体で実験を繰り返しながら、自動人形を丸裸にできるほどの情報を収集したアミリアス。
彼女は、その収集された性質や弱点を見極める武器をモノクルの形で作り、
「盗まれることに対して、盗む側の反応を見て見たいものだ」
それを最も効果的に使えるであろうタイミングまで、その手の中に収めるのだった。
(「ベーダがトレンチから逃げて増援を呼び、振り出しに戻ることは……ない、のかな?」)
アミリアスが武器を作るのと並行して、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)も舞台の作成を着々と進めていた。
彼女は、清政と交わされたルパンの言葉を聞き、彼の心理を推測する。
(「そもそも、パリを狙うなら、トレンチを無視して先に進めばよかったの」)
そうすれば、守る側は彼らを追いかけなくてはならなくなる。
(「面倒見よくて過剰に警戒する堅実派だけど、何かあれば大胆に行動するなら英雄的行為に憧れてそう
……?」)
不本意だったのかもしれないが、それをしなかった彼には、そういう性質があるのかもしれない。
だとすれば……。
マリアラーラは小悪魔な笑みを浮かべ、近くに倒れていたコンステラシオン・ルージュの元へと向かう。
それと同時に、シャルロットのバイオリンの音色が響き始め、儚い恋を連想させる曲が周囲を包み込んだ。
倒れている淫魔に囁きかけ、こっそりとルパンの方に視線を向けさせるマリアラーラ。
「ルパン様、助けて……」
まるでそう訴えかけているかのような演出を作り出し、彼の気を惹こうとする。
「出演料は、出来るだけ渋りたいところなの……けど」
そして、まずはルパンに出演料として、聴覚を敢えて目一杯渡してしまう。
「払った分、チケット代は必ず置いてってもらうよ」
マリアラーラは整えたサキュバス的公演に、彼を引きずり込んだ。
かくして、舞台の……戦いの幕は開かれる。
「ルパン様……」
すがる目で見つめるコンステラシオン・ルージュ。
彼女に近づくルパンとの間に、ゆっくりと、バイオリンを奏でるシャルロットが立ちはだかり、
「他の女を見ないで? ルパン」
自分こそが、この舞台のヒロイン。
ライバルをなぎ倒し、ルパンと並び立つものだと、圧倒的な雰囲気で主張する。
「あぁ」
その勢いに流され、奪った聴覚が切ない恋歌を敏感に感じ取りながら、ヒーローはヒロインの手に触れ、彼女の心と感覚を盗み出す。
「くすっ」
シャルロットが彼に渡したのは、嗅覚。
その瞬間、彼女を包むタンタシオンの香りが、バイオリンのメロディで呼び出された花の精霊たちが。
「代わりに私は貴方の心を盗もうかしら?」
小悪魔的に微笑むシャルロットの意に沿って、敏感な彼の感覚を誘惑していく。
「私は、パリを……」
そんな彼女に抵抗しようと、残る理性で使命を口にするルパン。
「たった一人でパリを奪還できるかしら?」
その言葉を遮るように、人差し指で彼の唇を押さえるシャルロット。
そして、サキュバスの甘い言葉は耳を駆け抜け、彼を蝕んでいった。
最後の一押しとばかりに、シャルロットはアミリアスから受け取ったモノクルをかけ、
「そう。貴方はそういう人なのね」
彼女が集め、蓄積したルパンという自動人形の性質と、その弱点を眼鏡越しに確認しながら、
「もう何をしても無駄よ。貴方の心は私のもの」
言葉で、香りで、視覚で。そして、柔らかな指先で徹底的に彼の護りを崩していく。
「……あっけない鍍金でござったな」
清政がポツリと呟く頃には、自動人形は完全に陥落し、怪盗らしからぬ心の奪われ方でヒロインとの愛瀬の舞台を演じ切ってしまった。
そんなサキュバス的な舞台上で、本来ヒロインのハートを奪い去るはずの怪盗がメロメロになる姿を見たレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)。
「ふふ、やはり自動人形は自動人形ですかね」
彼女は半分呆れ、半分落胆したようなため息をついて微笑む。
「ルパン? 怪盗ルパンがこんなあっさりと陥落してはいけないでしょう?」
今舞台に立つヒーローは、ただの成れの果てだ。
「そんな男が指揮する部隊の程は知れますし、そもそも怪盗が指揮などと……」
そんなアンバランスな役割を割り当てた大陸軍の編成も含めて、存在を許せない。
レイは煌剣『シュトライフリヒト』を抜き、目の焦点が合わなくなったルパンをじっと見据え、真正面に剣を構える。
「あっ……」
攻撃に移る直前、輝く剣に唇を重ねて自分の想いを伝えると、ルパンはまるで欲情したかのように反応した。
「どこまでも救えない男です。これでは怪盗どころか色ボケではないですか」
シャルロットたちの攻撃が余程効いていたのだろう。
そう考えながら、レイは完全に堕ちた男にとどめを刺すべく、ルパンが構えた剣を軽々と捌き、
「本物は、素敵な殿方で居てください」
サキュバスたちに奪われたハートを貫き、粉々に破壊した。
「盗むような人に敵う私たちじゃないわ」
そして、倒れたヒーローを前に、ヒロインは高らかに歌う。
「パリは、渡さない。何度来たって、渡さないから」
彼女の想いは、力強い歌声となって舞台の終幕を向かえ、トレンチは消失する。
後には、想いをともにするディアボロスの仲間たちだけが残るのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【友達催眠】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!