命をつなぐもの(作者 凪未宇
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#蹂躙戦記イスカンダル  #カナンの地防衛準備  #カナンの地 

 攻略旅団からの提案により、《七曜の戦》に備えた、カナンの地の防衛強化を行う事になりました。
「カナンの地には、今まで助けた人が集まりだしている状態で、とても人口が少ないです。ですが、そのおかげで全住民を一か所に集める事が出来る上、土地自体は非常に広い地域になります」
 ゆっくりとルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)は、説明を始める。
 拠点を一緒に築くという意味では、とても有利な条件が重なっている地で、防衛強化の最初の対象として相応しいだろう。
「そういった条件を加味し、新宿島の識者の意見や、コンピュータ解析なども行なった結果『全住民を、イスラエルのネゲヴ砂漠にある、ラモン・クレーター内に移住させる』計画が立案されました」
「ラモン・クレーターは、イスカンダルや他のディヴィジョンからの侵略を簡単には受けにくい内陸部の砂漠です。しかもクレーターの中に設置する事で、遠くから視認しにくい場所となります」
 このラモンクレーター内に、500人くらいが居住できる防衛都市を新たに4つ建設するというのが今回の計画だ。
「この計画がうまくいけば、《七曜の戦》では、カナンの地の住民を護る戦いが発生しないかもしれませんし、仮に発生しても、防衛がしやすくなる筈です」
 また、各都市ごとに、いろいろなアイデアを盛り込む事ができれば、今後の他ディヴィジョンの防衛計画の参考にする事も出来るでしょう。
「折角ですから、皆さんで話し合って他の都市とは違う役目を持たせてもいいかもしれません」

 まずは、ラモン・クレーターにある、古代のナバテア人の放棄された都市に向かって貰う。
「まずは、この都市の遺跡を【建造物分解】する事で、資材を獲得することが出来るできます。古代の方の遺跡には申し訳ありませんが、役に立っていただきましょう」
 後は、この資材を使い居住区や壁などを分担して行って欲しい。
「それと合わせて必要になるのが水や食料の準備です」
 《七曜の戦》に備えるまでの3か月間に人々に必要な水や食料などの準備も行なうと良いでしょう。
「都市が完成した後は、こんどは避難させた人々の移住を行う為、カナンの地を手分けしてまわり、状況を説明し促してください」
 現地までは、かなりの距離があり砂漠の環境は過酷である。暮らしていたものは分かると思うが、一般人の移住については、できるだけ介助を行ってあげると良いだろう。

 この作戦がうまくいけば、同様の状況にある『アイルランド』や『ウィーン』『パルマ公国』などについても、対応可能か検討していければ良いかもしれない。
「それぞれの地域で必要な条件は大きく違いますので、そのまま転用することは出来ませんが、参考にできる事も多いはずです」

 亜人とウェアキャットがいなくなった都市は、確かに雨風が凌げ安全だ。
 だが、そこにある都市の施設は今まで触れてこなかったものばかり。
 アーキルとムナー達も、それは同じだ。
 はじめは、一家で一つの家に暮らそうとしてみたが落ち着かず、結局集落の仲間で集まり居酒屋だった建物に全員で暮らしているといった状態だ。
 それでも住居部分に布団はあり、小さな赤ん坊であるアマルが育つ環境としてはとても有り難い。
 だぁだぁと楽しそうにアマルは座り込み、ウェアキャットが飾りに使っていた宝石や服を手に取り遊んでいる。
「ああ危ない、まだこんな石があったのね。ダメよこれはキレイだけど食べられないからね」
 優しくたしなめムナーは大きな宝石のついた指輪をポイっと窓の外に捨てる。
 彼らにとって、着飾るだけの宝飾品など無用だ。
「あなただけね心配してないのは」
 集落の人々は、毎日不安に襲われながら暮らしている。
「本当にここに住んでいても大丈夫だろうか」
「亜人が街に帰ってきたら殺されるよな。ウェアキャットが戻って来ても厄介だ」
 酒場に集まり、簡単なありあわせの料理を口にしながら彼らはいつも相談している。
 無理矢理、裏に作った小さな畑で多少の野菜は取れるが決して豊富ではない。だが……。
「ここから出ても生きていける保証はない。俺達、家族は逃げられない」
 アーキルは、辛そうに口にした。
 アマルの為にも選んだ移住で安全を手に入れたが、それは同時にアマルが外で暮らす為に必要な生存本能を奪った。
 良く大きな声で泣き、気になったものには何でも手を出してしまう。そんな赤ん坊になってしまった。
「大丈夫だ、俺達は仲間を見捨てない。頑張ろう」
 見回りに行ってくる。
 そう告げると仲間は槍を手に、酒場を出ていくのであった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【怪力無双】
3
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【悲劇感知】
1
「効果LV×1時間」以内に悲劇が発生する場合、発生する場所に、ディアボロスだけに聞こえる悲劇の内容を示唆する悲しみの歌が流れるようになる。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【動物の友】
1
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【植物活性】
4
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【土壌改良】
3
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【液体錬成】
3
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【建造物分解】
5
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【温熱適応】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、気温摂氏80度までの暑さなら快適に過ごせる世界に変わる。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【パラドクス通信】
2
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【アイテムポケット】
6
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【アイスクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。
【防衛ライン】
4
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV5(最大) / 【ダメージアップ】LV10(最大) / 【ガードアップ】LV4 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV2 / 【反撃アップ】LV4 / 【アクティベイト】LV1 / 【先行率アップ】LV2 / 【ドレイン】LV2 / 【アヴォイド】LV4 / 【ダブル】LV2 / 【ロストエナジー】LV5 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

凪未宇
皆さま、こんにちは。凪です。
蹂躙戦記イスカンダルにて、過酷な環境で暮らしている一般人に接触し、彼らをエジプトから漂着した敵より護ってください。

①>②>③の順で、執筆いたします。

①:建造物分解で、古代の遺跡を分解し施設や壁を作ります。
 どんな施設が欲しいかは、皆様のプレイング次第です。
 町で防衛戦になった場合に備える、ディアボロスの施設などでも、住民の為の施設でもアイディア次第です。
 500人程を集める都市を4つ作る予定です。他と違うアイディアでも同じでも構いません。
(ディアボロスが常駐する施設であれば排斥力の影響も変わります)

②:食料を中心とした支援です。
 排斥力の影響を考え水や食料を住民の為にも手配してください。幸い土地は広いので色々なことが出来ると思われます。

③:オープニングにあるのは一つの集落の人々です。
 彼ら以外にも、今まで助けた人達が色んな場所に集まって暮らしているので集めてください。
 別々の集落の人が、本当の意味で一緒に町で暮らすようになるので、そちらの説得もご注意ください。

※技能だけでは、パラドクスや残留効果のような効果は得られず使えません。
※どんな台詞や心情で参加しているのか、キャラらしさを多く書いてあると嬉しいです。

作業日や状況等は、マスターページにてご確認くださいませ。
それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
80

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


フレデリカ・アルハザード
アマルは可笑しい事をしているのではないのです
赤子は良く泣き、良く笑う存在
そう在れないこのディヴィジョンがおかしく、滅べばいいだけの事

アイテムポケットでスポドリ等を持ち込み、他の復讐者に渡しながら作業を進めていく

やはり、万が一の時の為に脱出路は必要ですかね……
七曜の戦で守り抜けば、この土地は最終人類史に帰還できます
その為にも出来る限り持久戦と防衛戦、そして万一の時の為脱出路を建設しながら城塞都市と化していく

後はバリケード……複数の壁で出来た層を作り、地上部隊の侵攻を阻止する役割を
それと、管制塔など地上付近の侵攻が早期に察知できる施設も作りたいですね


ディアナ・レーヴェ
(アマルの様子を思い浮かべる。赤ちゃんは可愛い。…本当に、可愛い)

(大きくなあれ)

…さて
【建造物分解】で作る壁は、隠蔽・監視性重視が良いと思うわ!
壊そうと思えば敵は何でも壊せるもの
外壁は多少入り組ませて困らせたい

ね。この都市、小さな子を育てる集落の人は優先で集めてみない?
予測だけど(…この厳しい環境なら)数は多くないわ!
抱えきれる。
なら、そういう家同士の助け合いがある方がいい

断熱性や、好奇心旺盛な子が迂闊に外に出ないキッチリした壁構造を備えた、子育て向きの建屋を居住区に用意
泣き声は…怒る人もきっと居ないけど、気兼ねなく泣ける地下室があると安心かも

中央には有事の全体避難所を。散ると守りにくいわ!


南雲・葵
【箱家】

防衛拠点作り、か…
なんか秘密基地作るみたいでワクワクしてきた
けど、ここでみんなが生活できる基盤をちゃんと整えなきゃだね!

周辺の土地を確認したら住居は百さんのアドバイスを元に設計図を制作
ざっくりと作った設計図をフウガの手を借りて仲間に配布してもらうね
上空から古安にサポートして貰い住居の区画を線引きして
水源を置く貯水場、上下水用の用水路の場所決めが出来たら
バールのようなもを使って【建造物分解】で建材の確保

俺は全体指揮と人手の足りない所を溜まった残留効果を借りて手伝いするよ
姉貴(オラトリオ)も一緒に手伝ってくれんの?
無理しない程度に荷物運びお願いね


イツカ・ユメ
【箱家】
防衛拠点、って聞くと、なんだか大変で難しそうだけれども……
皆が安全で快適に過ごせる場所を作る、ってことだよね。
よーし、頑張る!

普段はか弱い女子だけれども【怪力無双】をお借りしたら荷運びでも何でもできるよ!指示は任せた!
多分大丈夫だと思うけれども、
念の為【照明】で暗いところや見え難いところでも作業し易いようにしておくね。

キットも、モラさんと一緒に子供達と遊んでくる?
皆と仲良くもふもきゅするんだよー。

…余裕があったら、余った資材をちょこっともらって。
ぬいぐるみとか置き物とか、何かお部屋に可愛く飾れる物を作りたいな。
日々の生活にちょっとでも彩りや華があると、テンション上がるでしょ?


ミレイ・ドリムータ
【箱家】

防衛都市の建設かぁ……大変そうではあるけど、その分やりがいもあるってもんよね。
折角だから住み心地が良くて便利な住居にしたいよね。
指揮と設計は葵と百に任せた!その分力仕事頑張るね!

分解した建材を、【怪力無双】を使って運ぶよ。デュークは軽い建材や工具をよろしく!
えーと、貯水場の石の積み方はこんな感じ……どう、上から見てズレてない?
ミスが無い様仲間と声の掛け合いや【パラドクス通信】で確認しながら作業する。
建築どころかDIYの経験も無いけど、それでも出来る限り仕事は丁寧に。

ここはキッチンになるんだっけ?だったら棚とかも欲しいね。材料余ってれば作ってみようかな。


フウガ・ミヤビ
【箱家】

防衛拠点と住居作りですね。
街の施設は他の方にお任せして、ボク達は住居作りに力を入れましょう!
小さな子供達も安心に暮らせる場所を作るために、頑張らないと、ですね。

ボクは【パラドクス通信】を使って、皆さんがスムーズにコミュニケーションが取れるようにしますね。
建材の割り振りを【アイテムポケット】を持つ人に伝えたり、住居を作る【怪力無双】の方のお手伝いを中心に動きます。
手隙の時は、残留効果をお借りして下水用の側溝作りをします。
図面の見方は事前に予習をしてきましたのでバッチリです!
最近の道具は画期的な物が多いですね……
以前は鋤や鍬しか無かったので、便利な道具が有難いです。


テクトラム・ギベリオ
【ヒラール】
移住に防衛都市計画か。
それならば安全にそして効率良い施設を作りたい。

亜人の脅威に傷を負うものは後を絶たないし、とりわけ新たな生命に配慮したい。
資源も限られているからまずは簡単に「診療所」だな。
ディアボロスの休憩所としても使える。
ゆくゆくは病院規模に大きくなってほしいのでゆとりある設計に。

遺跡を【建造物分解】して診療所を建てる。
そうだ、薬草を育てられるよう屋上部分は農園にしよう。
必要とはいえ遺跡を崩すのは少々心苦しいから、シンボル的なものは残して建物の目印にしよう。

ナディアそちらの方はどんな状況だ?【分解】した資材を運びつつ手伝う。
屋根の方は私がやろうか。
工具類を借りて仕上げていく。


ナディア・ベズヴィルド
【ヒラール】
アマルも元気に成長しているようで安心しました
皆が不安に駆られることなく生活できるように尽力しましょう

仲間の残留効果を利用させて頂きます

【アイテムポケット】に排斥力に引っかからない程度の工具セットや農具を入れて運ぶわ
私達が居なくなった後は此処の人たちの役に立ちましょう

まずは家畜小屋に家畜を囲う柵、飼料小屋
農作物を貯蔵する貯蔵庫を【建物分解】で資材を集めて小屋を作るわ

ふう、やる事がたくさんあって…テクトラムさんの方はひと段落しましたか?
ありがとう、助かるわ。診療所の屋上に農園を作るの?あとで薬草の種を運ばないとね

都度皆と連絡を取り合って手が足りていない所があれば行ってお手伝いをします


空木・朱士
【箱家】

支援活動はした事あるけど、こんだけ大規模の拠点造りって初めてで気合い入るな!

図面書ける百や全体の指揮する葵がいてくれるのは凄ぇ助かる。
俺は専門的な事は詳しくないから労働力に徹する事にするか。

遺跡を分解するのは、ちと心が痛むけど今を生きる人達の為、大事に使うのでごめんなさいと内心で詫びつつ手は動かす。

建設地をまずはしっかり整地する。基礎大事。
百の図面を元に時には上空の古安にも確認したり、葵に指示聞いたりして歪みないように建材を組んでいく。
居住区に貯蔵庫や道具類の倉庫も造れないか皆に相談してみよう。

パラドクス通信で互いの進捗状況を確認して手の足りないトコあったら手伝うぜー。


一・百
【箱家】
他の作業も協力する

オアシスでも作ったけど…
一番大規模かもな

どんな風にしたいか住民や仲間と話し合い設計図に
シャムスとも合流
地理を確認

砂漠だから水路も整えておかないと
懐かしいような…
貯水池や水路は地下に住居も半地下の方がいいかな…
持ち込み、シャベル等で怪力無双を借り掘る
非常時シェルターにも使えるように

子供もいるという話だ…高い建物よりは住居は横に広がる形に
中を自在に移動し家と家を移動できる寮のような形がいいかもしれない
その方が仲間と子供の面倒も見やすいし外に出るリスクが減るだろう
ハウスキーパーで守護霊を

後は見張り台
街の位置も見え遠くを確認しやすい高台に
岩と一体化し隠し色も目立たないよう設置


シャルロット・アミ
【箱家】

新しいものを作るためには
古いものを壊さなくちゃいけない…というのはちょっぴり切ないけど
【建造物分解】で資材の確保をまずしましょうね
壊しちゃうぞー!「もきゅー!」

分解した資材は一さんや南雲さんの指示どおり
【怪力無双】で運搬するわ
軍手も持ってきたの みんなで使って
見つからず、快適に過ごす住居
ミレイさんやイツカさんと一緒に女子ならではの視点で
細かいところは仕上げていきたいわね

モラさんは子供たちと遊んでてもらおうかな
「もきゅっ」

ときには上空の古安さんの指示を仰いで
荷物の運搬、材料を積み上げ住居づくり
明かり取りの窓なども一さんと相談していければ
台所仕事は明かりが必要だもの


九重・古安
【箱庭】

都市づくりというところだけ聞けば途方もない話だが、新宿島でやったことの応用と考えれば十分現実的なはず。
残留効果を上手く生かすためにも役割分担して取り掛かろう。

こちらは【飛翔】を生かして上空から建物を建築する場所や都市全体の配置確認だな。
上から見ればわかる建物の傾きやズレもあるだろう。
ついでに分解するのに都合の良さそうな遺跡や、それ以外で何か使えそうなもの。後は……当初の目的通り敵から狙われにくい立地にできているかも確認しておく。

一通り確認が終わったら情報共有してから建築作業を手伝おう。どちらかというと考えるより力仕事の方が得意だからな。


シャムス・ライラ
現地で【箱家】と合流
都市を作る
戦いに明け暮れている身からすれば
何かを「作る」のはとても有意義に感じられる
壊すのは簡単だ
作るのは難しい

事前に新宿島で文献を参照
幅10キロ、長さ40キロ、ネゲヴ砂漠最大のクレーター
風は強く、朝晩は寒い
雨季もとても寒いが、夏の日差しはとんでもない
…砂漠だな

まずは絶対的に水の確保
河等水場を中心に都市を広げて
仲間達と協力し設計を
資材運びにはフライトドローンを

半地下の居住地は防御に優れるが
籠城するなら
子どももいるし、衛生状態も大切
水と風通しは一定程度必要かもしれない
其方を供給するための場所を確保し
その辺りにポイントを絞って防御を堅くするようにしたら良いかな

アドリブ等歓迎


フルルズン・イスルーン
クロノヴェーダに通じる防衛って考えるの難しいのだ。色々壊せるし。
ま、基本的には見つからない事が一番かな?
第二に分厚い岩壁背負って防衛陣地の限定かな。一般人の逃げ道に困るけど。

あ、プロト・ゴーレムくん。ちょっと【土壌改良】お願いね。

まずは岩壁沿いに溶け込むように建築物を掘り詰めて都市にする。
隠蔽重視でもあるし、攻め込まれた場合に防衛する方向を定める意味もある。
出来れば岩山に囲まれた窪地で農業だね。
土地肥しはパラドクスで済むし、目立つ緑も隠せるなら隠したい。

で、目立たない特性はできるだけ活かして壁作りだ。
都市を囲うのもだけど、行軍の制限用壁も欲しいね。
大勢の敵は伸ばして蛇行させるものさ。


ラウム・マルファス
学校や研究所を作ろうと思うヨ
学術都市ってヤツだネ
時代に合うかわかんないケド、亜人訓練校とかあるから排斥はされないハズ

生きるために知識は大事だシ、防衛の訓練したり、避難所にもなるはずダ
基本は農業や工業が中心になるだろうケド、必要になったらこの世界のクロノ・オブジェクトとか、持ち込んで研究できるようにできるといいナ
復讐者が非常勤講師とかで定期的に来れば、戦闘時の拠点としても活用できるだろウ
新宿島の人とかと相談して、都市設計するヨ
詳しいことはワカンナイからお任せしちゃおウ

ちょっともったいないケド、遺跡を変換して資材を確保
建築はちょっと苦手だから、研究施設の設備や道具作成を頑張るヨ


クィト・メリトモナカアイス
こんぴゅーたかいせき。
ねげぶさばく。
なるほど……ぜんぜんわからない。
けれども、新宿区の識者?も我らも気持ちは一つ。
なら、それが良いと言うならきっとそれが良い。

んむー、何が有効かが分かるのは七曜の戦になるのはつらいところ。ひとまず今はやれることをやる。
【建造物分解】は他の人に任せて【怪力無双】。分解された資材を頑張って運ぶ。

都市を囲う防壁を作る。
都市の四方のうち三方は頑丈に、出入りするための門がある一方は門を広くして出入りがしやすいように。
敵も入りやすい……ように見えるけれど。実際に戦いになれば今強化しようとしている【防衛ライン】を敷くので問題なし。
入りやすいと思った亜人をかんぺきに足止め。


ジズ・ユルドゥルム
今あの街にいるのは、自分を抑圧して生き残った人々なのだろうな
彼らの生き様には敬意を払うが…
感情や好奇心を抑えるのを当然と思っていては
学業に必要な探求心も湧きづらいだろう

都市に籠っても子供達が鬱屈としないよう、遊び場を作ろう

新宿島から石工職人の簡易な工具を持ち込む
岩を滑らかに削り
滑り台、木馬ならぬ岩馬、トンネル、ままごと用の家などを作る
長椅子と東屋も作って、大人も集える場所にしたい
視認すら難しい場所だ。子供らの声で場所が割れることはないだろう

遊び場は防衛の役には立たない
だが、これからは遊び、学び、人らしさを取り戻す暮らしが待っているのだと
この場所と、ここで遊ぶ子供達が人々に伝えてくれることを願う


●砂漠のクレーター
 岩と砂の大地を進み砂漠地帯へ。
「防衛拠点作り、か……なんか秘密基地作るみたいでワクワクしてきた」
「……大変そうではあるけど、その分やりがいもあるってもんよね」
 小高い崖の上より眼下に広がる巨大なクレーターを見下ろし、南雲・葵(バールの人・g03227)とミレイ・ドリムータ(新宿島で暮らすもの・g01550)は声を上げた。
 事情さえしらければ、絶景だ。
 しかもまだ壊す前の遺跡まであるのだから、声が弾むのも無理ない。
「支援活動はした事あるけど、こんだけ大規模の拠点造りって初めてで気合い入るな!」
「都市づくりというところだけ聞けば途方もない話だが、新宿島でやったことの応用と考えれば十分現実的なはず」
 確かに都市とだけ聞くと身構えてしまうが、今までやって来たことの少し大規模なものだ。基本的にやる事は同じだろう。
 空木・朱士(Lost heart・g03720)の横に、周囲を飛翔してきた九重・古安(失くしたものと手にしたものと・g02347)が言う。
 一通り上空からも観察して、当初の目的通り敵から狙われにくい立地にできているか、残っている分解に良さそうな近くの遺跡を見てきたところだ。
「防衛拠点、って聞くと、なんだか大変で難しそうだけれども……皆が安全で快適に過ごせる場所を作る、ってことだよね」
 よーし頑張ると、イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)も気合を入れる。
「けど、ここでみんなが生活できる基盤をちゃんと整えなきゃだね!」
「折角だから、住み心地が良くて便利な住居にしたいよね」
「小さな子供達も安心に暮らせる場所を作るために、頑張らないと、ですね」
 子供がいると聞いてるからには、彼らにも配慮したものを作れたらと、フウガ・ミヤビ(風来楽師・g06359)が微笑む。
「そうだよな……オアシスでも作ったけど、今までで一番大規模かもな」
 話を聞きながら、ふむりと一・百(気まぐれな狐・g04201)は設計図面と睨め合う。
 どんな居住地にするか都市にするか、色んな意見があることだろう。
 さて、どうするか。
「ただいま、百。辺りを確認してきたけど、見張り台を置くならやはりここが良さそうだだ」
 事前に新宿島で文献を参照してきた、シャムス・ライラ(極夜・g04075)は、軽く辺りを確認してきて百たちと合流した。
 調べた文献によれば、幅10キロ、長さ40キロ、ネゲヴ砂漠最大のクレーターらしい。
「風は強く、朝晩は寒い。雨季もとても寒いが、夏の日差しはとんでもない」
「懐かしいような……」
「……砂漠だな」
 互いに感じる懐かしさは少し違うが、同じように砂と乾いた風に懐かしさが沸き起こる。
「砂漠だから水路も整えておかないと」
 後は何が必要だろうと、再び悩み始めたところで他の者達も集まって来た。
 となれば細かな考えることは慣れた人達に任せ、材料の調達はもう始めてもいいだろう。
「俺は専門的な事は詳しくないから、労働力に徹することにするか」
「そっちは任せるよ。その分力仕事頑張るね!」
「新しいものを作るためには、古いものを壊さなくちゃいけない……というのはちょっぴり切ないけど」
 頑張るぞーと、遺跡に向かう朱士とミレイに続く、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)が少しだけ寂しそうな表情を浮かべるも、仕方のないこと。
「資材の確保をまずしましょうね。壊しちゃうぞー!」
「もきゅー!」
 割り切るように気合を入れて、遺跡に建造物分解を施していく。
(「遺跡を分解するのは、ちと心が痛むけど今を生きる人達の為、大事に使うのでごめんなさい」)
 心の中でお詫びをしながら、手はしっかりと動かす。
 分解された建物は、程よい大きさの石材に切り出していくのであった。
 一気に人が動き出せば、「なるほど……ぜんぜんわからない」と言いながら現地にやって来たクィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)も、分解された資材を怪力無双を使って抱え上げる。
 そもそも、『こんぴゅーたかいせき』『ねげぶさばく』と知らない単語が多すぎたのだ。
「けれども、新宿区の識者?も我らも気持ちは一つ。なら、それが良いと言うならきっとそれが良い」
 ひとまず今はやれることをやると、防壁ようにと頑張って運ぶのであった。
「クロノヴェーダに通じる防衛って考えるの難しいのだ」
 色々壊せるしと、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が頭を捻る。
 確かにクロノヴェーダの力も規格外。一般人が成す術が無いのは、どこの世界でも同じだ。
「ま、基本的には見つからない事が一番かな?」
「安全に、そして効率良い施設を作りたい。亜人の脅威に傷を負うものは後を絶たないし、とりわけ新たな生命に配慮したい」
 テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)の言葉に、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)も頷く。
「皆が不安に駆られることなく生活できるように尽力しましょう」
 アマルも元気に成長しているようで安心しましたと、その可愛い姿が見れるのが楽しみだと微笑む。
「資源も限られているから、まずは簡単に『診療所』だな。ディアボロスの休憩所としても使える」
 なるほどと、百が図面に何やら描き足していく。
「ゆくゆくは病院規模に大きくなってほしいので、ゆとりある設計に」
「後は家畜小屋に家畜を囲う柵、飼料小屋ね」
 収穫した作物の貯蔵庫なども必要だろうと、ナディアは提案する。
 まだ春だというのに、乾季に入ったこの地は既に暑い。資材を集め、そういった小屋を作るというのだ。
 食料を腐らせないように補完できる場所は必須だ。
「ね。この都市、小さな子を育てる集落の人は優先で集めてみない?」
 この厳しい環境を思えば、「数は多くないわ!」「抱えきれる」という、ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)の言葉も分かる。
「なら、そういう家同士の助け合いがある方がいいわ」
 こんなのを考えているんだがと、百は案を設計図に纏め提示する。
「泣き声は……怒る人もきっと居ないけど、気兼ねなく泣ける地下室があると安心かも」
「アマルはおかしい事をしているのではないのです。赤子は良く泣き、良く笑う存在。そう在れないこのディヴィジョンがおかしく、滅べばいいだけの事」
 フレデリカ・アルハザード(軍勢の聖女・g08935)の言葉が、少しムスッとした表情を浮かべた。
 原因はこのディヴィジョンのせいである。
 本来はそうなのよねと、ディアナも困ったような表情を浮かべる。
「自分を抑圧して生き残った人々なのだろうな。彼らの生き様には敬意を払うが……感情や好奇心を抑えるのを当然と思っていては、探求心も湧きづらいだろう」
 ぐるりと周囲を見回し、ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)は彼らのこれからの生活を思う。
「籠っても子供達が鬱屈としないよう、遊び場を作ろう」
 ささやかなゆとりと喜びをと、持ち込んだ石工職人の簡易工具を広げ岩を選び始め。
「高い建物よりは住居は横に広がる形に、非常時にシェルターにも使えるように地下や半地下に居住部を……」
 イメージは、大勢で暮らす寮のようなものだと百は言う。
 個々の部屋もあるが、共有部が多く、中を自在に移動しそれぞれの家と家を移動しやすい形である。
「その方が仲間と子供の面倒も見やすいし、外に出るリスクが減るだろう」
 元々洞窟で隠れ住んでいたり、家族が揃っている者が少ないのだ。共同住居という考えは、いいかもしれないだろう。
 大きなシェアハウス。シェア施設という感じだろうか。
「学術都市にはできるカナ?」
 学校や研究所を作りたいと思うと、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が提案する。
「生きるために知識は大事だシ、防衛の訓練したり、避難所にもなるはずダ」
「そうね。有事の全体避難所を。散ると守りにくいわ!」
 大きめの建物を用意し、その地下をシェルターになるように各施設と繋ぐといいかもしれない。
 診療所も学校などもだが、住民がその用途で使えるかは彼ら次第だ。
 そういう役目で使えるように作って置いて、訪れたディアボロスが働きかけるのか、それとも彼らの中で教えを行うような者が出てくるかは、住み始めてから住民が決めていくことだろう。
 気が付けば設計図は、大規模な地下部まで広がる秘密基地みたいになっていた。
 後は、壁だ。
「隠蔽・監視性重視が良いと思うわ! 壊そうと思えば、何でも壊せるもの。外壁は多少入り組ませて困らせたいわね」
 そこは軍師のアイディアといったとこだろうか。ディアナの提案に、後は防衛陣地の限定かなとフルルズンが付け足す。
 さすがに丸っと全部を均等に護るのは、500人規模とはいえ人手もかなり必要になるだろう。
 壁などの準備は充分備えつつ、地上部は岩壁沿いに溶け込むように建築物を掘り詰めて都市に。
「隠蔽重視でもあるし、攻め込まれた場合に防衛する方向を定める意味もあるのだよ」
 一般人の逃げ道に困るかと思ったが、地下を広げるならその辺りは解消できるだろう。

 出来上がった色んな要素の詰まった設計図が配られ、それぞれが作業を開始する。
「管制塔など、侵攻が早期に察知できる施設も作りたいですね」
「ああ、ここで大丈夫だと思うんだが……」
 見張り台をと、まずはその高台に岩と一体かするような石壁の小屋を百たちは作っていく。
 空を飛ぶ敵も、既に確認されている。
 視認しても、分かりにくいようにしておくのは必須だろう。
 上空を飛翔で巡回する古安が、大丈夫そうだと周囲に同化しているとパラドクス通信ごしに伝え別の作業場へ。
 詳しいことはワカンナイからお任せしちゃおウと、絶賛分解中の現場に降りたラウムも、手ごろな遺跡の壁を建造物分解で運びやすい大きさの資材へと分けていく。
「ちょっともったいないケド、これも未来の為だヨ」
 建築はちょっと苦手だから研究施設の設備や道具をと言うが、現地で出来る事はそれ程多くはない。
 程よい高さの作業台を作ったり、もしディアボロスが訪れた時、便利そうな棚などを構築したりといった作業が多くなる。
 後は必要に応じて、ディアボロスが常駐する際に何かを持ち込んだり、間違って住民が部屋を使わないよう注意しておけばいいだろう。
「資材ここに置いとくわね」
 そうシャルロットが、肩にモーラットコミュ『モラさん』を乗せ、怪力無双で運んできた岩材をおろした。
「あ、軍手まだあるので良かったら使って」
 そうにこやかに差し出し、次の場所へと残りの資材を運んでいく。
 ディアボロスの規格は、女子供非力といった概念を簡単に打ち砕く。
「んむー、何が有効かが分かるのは七曜の戦になるのはつらいところ」
 資材を運び積んでと作業を繰り返しながら、クィトがかなり分厚くなってきた壁を見上げる。
 壁の構造や強度は、ディアナとフルルズンに託された。
「……複数の壁で出来た層を作って、バリケード風にですね」
「出入りするための門がある一方は、門を広くして出入りがしやすいように見せる」
 他の三方は、見るからに頑丈そうに作るのだと、クィトはフレデリカに言った。
「敵も入りやすい……ように見えるけれど。ここで防衛ラインを敷くので問題なし。足止めかんぺき」
「都市を囲うのもだけど、行軍の制限用壁も欲しいね。大勢の敵は伸ばして蛇行させるものさ」
 そんなフルルズンとディアの提案で、更に壁は強固になっていく。
 その一方で、岩山に囲まれた窪地では『プロト・ゴーレム(ワール・デネク・ムン)』が、「ちょっとお願いね」という言いつけのままに、土壌改良されてく土を丁寧に耕している。
「目立つ緑も隠せるなら隠したいんだよねぇ」
 勿論、日光が無ければ枯れてしまうので天を塞ぐことは出来ない。
 ある程度、提案した診療所の目処がついたテクトラムは、資材を抱えナディアの元へ。
「ナディアそちらの方は、どんな状況だ?」
「ふう、やる事がたくさんあって……テクトラムさんの方はひと段落しましたか?」
 運んできた大きな資材を更に分解し、あらかたなと微笑み答え、屋根の方は私がやろうかと手に取った。
 ナディアがアイテムポケットで持ち込んだ、工具や農具が辺りに広げられている。
 どれもこの時代にあったもの。言い方を変えれば、懐かしく馴染むような物が多い。
 私達が居なくなった後は此処の人たちの役に立ちましょうと、残せる道具を用意したのだ。
「ありがとう、助かるわ」
「薬草を育てられるよう、屋上部分に農園を作ろうと思ってな」
「診療所の屋上に農園を作るの? あとで薬草の種を運ばないとね」
 どんな物がいいかと話を弾ませていれば、水路を伸ばしていたシャムスと百が通りがかる。
 資材運びにフライトドローンも使い、干上がらないよう地下に水路を作り埋めていく。そんな作業を続けている。
 都市を作る。
(「戦いに明け暮れている身からすれば、何かを「作る」のはとても有意義に感じられる」)
 そんなことを想うシャムスに対し、百は黙々と作業をしている。
 設計し作る。彼の中では手の中での作業が、こうして外で全身を使ってできるのは有意義なのだろう。
 真剣でどこか楽しそうにも見える。
「ここは、少し水が多く必要になるんだったか?」
 そんなことを百が問えば、テクトラムが作りあげた構造や状況を説明し、直ぐに水路の整備が調整されていく。
 診療所もだが、家畜の飼育にはかなりの水が必要になる。
「壊すのは簡単だ。作るのは難しい」
「そうね。壊すのは簡単よね」
 何だかチラリと戦闘思考な会話がシャムスとナディアの間で交わされているが、気が付けばどちらも風の道や水はけのことやら真剣に考えている。
 乾いた地で生きていただけあって、そういったことへの気付きや配慮はやはり多いのだろう。
 ここにも貯水をと考えたところに、資材を運ぶ葵とオラトリオ『梓』が通りかかり、直ぐに貯水場建設作業に。
 基礎大事と穴掘りと土台作りに没頭していた朱士が、こちらでもその力を存分に発揮していく。
 大まかな位置は、百やシャムスが説明してくれるが、最後には古安の上空からの確認が大活躍。
 大きな資材を葵が〈バールのようなもの〉で細かい資材に分解し、ミレイが丁寧に積んでいく。
 手を伸ばすミレイにスフィンクス『デューク』が資材を手渡すのを見れば、スフィンクス『毛玉』も何か手伝えることはないかと主のテクトラムとナディアの方を見上げる。
「えーと、貯水場の石の積み方はこんな感じ……どう、上から見てズレてない?」
 問いかければ、『大丈夫だと』古安から即座に通信が返ってくる。
「よーし、ここは大丈夫そうだな」
「手の足りないトコあったら手伝うぜー」
「姉貴も無理しない程度に、荷物運びお願いね」
 手伝ってくれるという梓に葵は話しかけ朱士と共に、次へと資材を運びながら楽しそうに移動してく。
「最近の道具は画期的な物が多いですね……以前は鋤や鍬しか無かったので、便利な道具が有難いです」
「そろそろ休憩しませんか?」
 側溝作りをと掘り進めてるフウガに、アイテムポケットから取り出したスポーツドリンクをフレデリカが差し出す。
「んむ、我も」
 資材を黙々と運んでたクィトも休憩の輪に加わり、のどを潤す。
 故郷も生まれもバラバラ。この地に縁があるわけではないが、気付けばこうして集まるのがディアボロスだ。
 盛大に掘り進めた後は、床を壁をと組み立て積み上げていくだけ。
 形が出来て来れば、地下は暗くなる。
 念の為と用意していた照明をイツカが使い、作業続行。 
「そっかー、暮らすのに灯りも居るよね?」
 半地下とはいえ、天井近くの小さな灯り取りと通気を兼ね備えた窓だけでは、心もとない。
 水と風通しを確認していたシャムスと相談し、岩壁にオイルランプとしてそのまま使える窪みを付け足した。
 何だか手持ちぶたさなモーラット・コミュ『キット』には、向こうでモラさん達と遊んでていいよと自由にさせてあげ、更に岩壁を掘り、棚になるような窪みを作り上げていく。
「置き物とか何かお部屋に飾れると、日々の生活にちょっとでも彩りや華があると、テンション上がるでしょ?」
 生地とかあったら何か作れないかなと、イツカは考える。
「こっちはキッチンになるんだっけ?」
 だったらやはり棚は必須とミレイは収納スペースを充実させ、明り取りの窓の細かな木戸の開閉具合や、日除けなどの工夫はシャルロットが。
「台所仕事は、明かりが必要だもの」
 こういった所に目がいくのは、やはり女の子だからだろうか。
 女子ならではの視点で、細かいところの快適さを追求し仕上げていく。

 一通り都市全体が形になっただろうか。
 半地下及び地下部分は、主に居住スペースに。
 皆が集まり過ごせるような共同の大き目の部屋が幾つか。個々の家となる寝所や調理場、貯水や備蓄の冷暗所。そういった生活の基盤となるものが詰め込まれ、それらが通路で結ばれている。
 勿論、地上への出入り口は複数あり、脱出するような事態が来たとしても逃げれるよう工夫してある。
 地上部にはメインとなる広くて大きな建物を中心に、高さはあまり出さず、家畜も飼える小屋や、診療などに使いやすい小屋などを並べ。農地用に耕した土地や、雨水を溜めれる貯水槽なども備えられており。
 地下水路なども、しっかりと張り巡らされている。
 そんな街をグルリと敵を惑わす入り組んだ作りの壁と、強固な壁が街を囲み護っている。
 そんな建物に隠れるように設けられた一角には、ジズの作り上げた道具で、ちょっとした遊び場が出来上がっていた。
 滑り台、木馬ならぬ岩馬、トンネル、ままごと用の家など。岩を使った公園といった感じだ。
 傍らで大人が見守れるよう、長椅子と東屋も作ってあり憩いの場にもなりそうだ。
「視認すら難しい場所だ。子供らの声で場所が割れることはないだろう」
 その出来上がりに、思わずモーラット・コミュたちが駆け出し、スフィンクスがその後を追う。
 もしかすると大人の方が遊びたかったのかもしれないが、ここは無邪気に振舞うサーヴァントらに譲ろう。
 モラさんとキットが滑り台の上でマゴマゴしていれば、上って来た毛玉が押し出し、コロコロともふもふが転がっていく。
「もきゅっ」
「にゃぁ」
 そんな姿を保護者のように、デュークと梓が見守り、遊びたそうにジンのキューコンとケレイがソワソワしている。
 この場所の完成度は、充分に彼らが証明してくれたようだ。
「遊び場は防衛の役には立たない。だが、これからは遊び、学び、人らしさを取り戻す暮らしが待っているのだと」
 赤ん坊が泣くことのできない世界ではなく、のびのびと未来を紡げる場所に。
 そうあって欲しいと、ジズは祈るように。
「この場所と、ここで遊ぶ子供達が人々に伝えてくれることを願う」
(「赤ちゃんは可愛い……本当に、可愛い」)
 迎えに行った時アマルは、どんな風に成長しているのだろうか。
 ――大きくなあれ。
 その姿を楽しみに思い浮かべ、ディアナも願う。再会の時を、この場所を気に入ってくれる姿を思い浮かべ。
 ゆっくりと出来上がった街を見て歩く彼らを、まだ無人の見張り台が静かに見下ろしているのであった。

 こうして1つの都市が砂漠の大地に生まれる。
 さすがに教える者がいなければ学園にはならないが、そういう役目にも使えるだけの建物を備えた、護りと住民同士の強力を意識した、城塞型コミュニティ都市になっていくのではないだろうか。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV2が発生!
【建造物分解】LV5が発生!
【照明】LV1が発生!
【怪力無双】LV2が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【土壌改良】LV2が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV7が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【ロストエナジー】LV2が発生!
【先行率アップ】LV2が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!

フルルズン・イスルーン
よーし冷暗所に氷運び込むぞー!
前にキングアーサーの船作りで液体錬成使おうとしたら、
パラドクスで8時間打ち水し続けるハメになったのをボクは忘れておらぬ。

冷暗所に【アイスクラフト】搬入お願いねー。グレイシャー・ゴーレム。

入れた氷は後々溶ける。その水も利用できるように氷は保水性の高いもので囲んでおいておく。
無い? ならば岩を掘るのだ。
しかし地下だとキノコ栽培ができそう。でも植物活性効かないかぁ。

では次に。
植物性再生可能燃料の栽培を行う! 具体的には藪! ブッシュ!
こういうカラカラに乾いた土地だと意識しないとすぐ枯渇するぞぅ。
せっかくキッチンはあるんだ。火は絶やさないようにね。


ジズ・ユルドゥルム
よし、ここにさーゔぁんと幼稚園を建てよう。(決意)
ハッ。いかん、主旨を忘れかけていた。小さきもの達のあまりの可愛さについ…。

町の中で食糧を作れるのが理想だろうか。
私は農作物を整えよう。

新宿島から作物の種を持ち込ちこんでおいた。
最終人類史のアフリカで盛んに栽培されているらしい、ササゲマメという豆。
あとミニトマトも持ってきた。
収穫できるのは住民が着いた後かもしれないが、上手く育てばたくさんの作物が採れる。

これらの種を植えつつ、
他にも収穫までの期間が短く、この地の気候に合う作物の種を撒いておこう。

動物が集落に来るなら、彼らの食事も必要だな。
こんなこともあろうかと、野生動物が好む野草の種も持ってきた。


南雲・葵
【箱家】

姉貴、滑り台楽しかった?
今度は姉貴の力も借りるから頑張ろうね!

農耕予定の場所や薬草園を【土壌改良】で植物が育つ環境を整えるね
あ、ミレイ、ちょっと試してみたい事が有るから手伝って!
姉貴のオラトリオフラワーで出して貰ったテーブルビートの種を植え【植物活性】で一気に育てて貰う
オラトリオフラワーも種が取れれば、次の食物にもなるかな?
後は育ちやすそうな植物を聞いて畑に種まき
スイカやメロン用に藁とか敷いた方が良いかな?

後はちょっとしたプレゼントに、住居の中にオラトリオフラワーで作った花束を逆さに吊るして飾っておこう
ドライフラワーになれば少しでも長く目でも楽しめるよね

 


イツカ・ユメ
【箱家】
どんなに素敵なお家があっても、ご飯が無いのはしょんぼりだもん。
美味しいものがいっぱい育つように、まだまだ頑張っちゃうよ!

育ちやすそうなのだと、お芋とか?
果物も良いね!ジャムとか作れたら日持ちするし、甘いものは正義!

畑を耕している間に【液体錬成】でお水を増やしておいて、
準備ができたら【エアライド】で空から一気に水撒きだよ!
って、待ってキット、これは水遊びじゃないからこっちに来ちゃだめ……うゃーっ!(仲良くびしょ濡れになる)


ミレイ・ドリムータ
【箱家】

住居が出来たなら次は食べ物よね。ここでも育ちそうな作物の種を用意してきたよ。
じゃーん、砂地でも良く育つスイカとメロン!
フルーツは日持ちはしないかもだけど、あるとやっぱ嬉しいよね。
後はナツメヤシと麦の種も持ってきたよ。
皆で持ち寄った種や苗をどう植えるか話しつつ、【土壌改良】で土が整うのを待つ。
ん、どうしたの葵。やってみたいことあるなら手伝うよ!

手分けしながら種を植えたら【植物活性】で、一気に育成する!
育った作物を収穫したら次の種を撒く。

その後は葵と梓を手伝って、花束を作る。
デュークは花束を吊るして飾るのを手伝ってね!


九重・古安
【箱庭】

目標は三か月分程度らしいが、他に行き場のない人々が暮らすであろうことを考えるとより長い目で見るべきだろうな。
まずは皆が効率良く移動できるよう【エアライド】を使おう。これで出来たばかりの都市でも迷子にならずに済むはずだ。

育てる作物の候補は多いが土地は十分ある。区画分けしてそれぞれ育てるのが良いか。仮に上手くいかないものがあっても、どれかが無事に育てばそれが命綱になると思えば住民の安心感も変わってくる。
正直畑仕事の類は素人なのだが……今後ここで暮らす人々に作物の特徴や育て方を説明できるよう、皆と情報共有しておこう。
ただ隠れ潜むより、日々の糧のために働いて暮らせる方が住民のためになるはずだ。


シャルロット・アミ
【箱家】
アドリブ、連携歓迎

モラさん、もうちょっと滑り台で遊んでてもいいわよ?
「もきゅっ」(嬉しそうにころころと)

さて、私はフウガさんのお水を瓶などに詰めて【液体錬成】を
8時間?
が、頑張るわ、だって沢山の人のお水だもの
基本的にはお水中心に動くつもり
雨季になったら川ができるらしいけれども
そこまでもつくらいの水…頑張るわ
冷暗所があるなら、とても助かるわね

手が回れば空木さんの提案もあるし
オイルなども作りたいわ
灯りにオイルは必需品だもの

水回りが豊かなら豊かな暮らしになるわ、きっと

他の箇所も積極的にお手伝い
モラさんは…うん、転がって癒やしてくれるかな…


フウガ・ミヤビ
【箱家】

凄いですね、皆さんの力で街が一つ出来ました……!
次は水と食料備蓄、ですね。

ボクは【水源】を貯水場の近くに準備しますね。
新宿島から持参したポンプで水源から水をくみ上げます。
持てる大きさなので、一度にたくさんの水が汲み上げられないのが難点ですが……
シャルロットさんや朱士さんに手伝って貰って、貯水場に水の備蓄をします。

その後は水路に水を流してみたり、時間が有れば畑の水撒きや、井戸を掘る方の手伝いに回りますね。


空木・朱士
【箱家】

力を合わせればなんとかなるもんだな!

作物用の種芋と別にタンパク質も必要かも思って当面の保存食に干し肉。
あと岩壁にオイルランプの窪み作ったんだし灯りにも食用にも出来るかと思ってオリーブ油持ち込んでみた。
油なら液体錬成で増やせるしな。
オリーブなら排斥力的に大丈夫だと思うんだけどな…多分(自信無さげ)

フウガとシャルロットと協力して水の備蓄だな。
…フウガ、ポンプとか頭良いな!そんなん全然考えてなかった!
冷暗所に水瓶と油瓶を一緒に運んで液体錬成したら、あとは待つのみ。

ランプ実際に試してみたいなー。
麻紐なら灯芯に使えるか?

葵達の畑がどうなってるかも気になるし様子見に行ってみようかな。


クィト・メリトモナカアイス
とー、ころころ。(浮遊球形ガジェット「モナカ」をさーゔぁんと幼稚園に転がす)んむ。ヨシ!

それじゃあ我は行ってくる。きっぽーを待て。
【飛翔】でびゅーんと飛んで作った集落の周りで野生動物の捜索。食肉用ではなく、牛とか山羊とか羊とかの乳を搾るやつ。
見つけたら近づいて【動物の友】でお話。
んむ、この過酷な地でも住みよい場所を作った。
汝にご飯をくれる人間もついてきてお得。
お乳を分けてあげればきっとぶらっしんぐもしてくれる。わしゃわしゃ。

説得できたら他に近くに動物がいないかも聞いて集落に連れ帰る。
この子たちは食べてはだめなやつなので注意すること。


ディアナ・レーヴェ
農地は希望だもの、絶対要るわ!
その上で、備蓄として私は日持ちする干し肉・チーズ・乾燥豆辺りを新宿島から多めに持ち込んでおく
無加工で食べられる奴を選べば【口福の伝道者】で増やせるわね?
私一人じゃ間に合わないから、作業で疲れた皆にもガンガン食べて貰うわ!
はい、お疲れ様ーっ!
※そして乾いた身体に良い笑顔で渡されるモソモソ乾燥食品

赤ちゃん家庭同士で助け合うって事は、体力弱い人が集まるって事
なら、薬草類も欲しい
育ちそう、かつ排斥力的に大丈夫そうな奴…ウチワサボテン辺りかしら?
あとシソ科の何かも乾燥させとく!

えぇ、山羊さんあたり連れてくるのは大賛成ね!
うっかり逃げないよう、良い飼育場所を見繕って待ってるわ


フレデリカ・アルハザード
巨大な陶器の水瓶を最終人類史で用意してもらい、怪力無双で運び込みます
何個も用意し、トレインを行き来して何個も水瓶置き場に置いていき水を注いでいきます

食物はアイテムポケットに詰め込んだビーフジャーキー等の干物や燻製を使い、タンパク質を確保できるように
ドライフルーツ等でも果実の甘味は獲得できますからね

それとエマージェンシーソーラースティルとやらを
地面に1mほどの穴を掘り、その中心に受け皿を置く
次に受け皿の周りにサボテンや農作物の余った草の部分などを入れ、穴を清潔な布で覆う
こうすれば水が貯まるらしいですね
これらを水瓶置き場の近くに複数配備します


テクトラム・ギベリオ
【ヒラール】
サーヴァント幼稚園だと?(そわっ)
たんぽぽ組の毛玉…はっ。いかん和んでいる場合ではない。

【土壌改良】はかなり広範囲、飼料や燃料用の木も十分育ちそうだ。
畑には皆が持ち込んだ種や苗を、診療所の屋上には薬草類を植えておく。
整備時に出た不要木材を燃料用に切っておこう。

一段落したら【口福の伝道者】で食料を増やす。
あーんは素直にするし、同じようにナディアにもあーんする。
よし保存食でなくても腐敗しにくい食べ物は極力増やすぞ。
ナディアなんか量が…ま、量がッ(詰め込まれる)
もぐ…貯蔵小屋があって良かった…

林檎と葡萄か。子供も居るし甘い物が採れるのは喜ばれるだろう。
総仕上げに【植物活性】で促進させる。


ナディア・ベズヴィルド
【ヒラール】
テクトラムさん、サーヴァント幼稚園に毛玉ちゃんを入園させて!(ぐいぐい

【アイテムポケット】に排斥力に考慮した台所用品、食器類、生活用品
食料は米、小麦粉、塩や砂糖、香辛料等詰め込めるだけ詰め込む
鶏も連れて行けるなら番で3、4組くらい
卵もそうだけどいざとなったら食糧にもなる

寒暖差が激しいので林檎や葡萄の苗も。よく育つはず
他はナスやキュウリ、トマトの種を用意
【口福の伝道者】で増やせるものは手伝うわ
テクトラムさんも手伝って。あーんして?(と言いながら詰め込む

林檎と葡萄の苗を畑に埋め、野菜の種も畑に植えたら【植物活性】で育てる
【水源】で水の流れる所も確認して不足しそうな箇所があれば新たに設置


ラウム・マルファス
畑や水はみんなが用意してくれてるから、都市が安定するまでの食料を用意しようカナ
この時代の保存食って何だろウ……?
乾燥した野菜とかフルーツなら大丈夫かナァ
全知の魔法書で調べながら、大丈夫そうなものを、アイテムポケットも使って可能な限り新宿島から持ち込むヨ

それと、近くの川が気になるネ
めぐみの水になるならいいケド、氾濫したら大変ダ
川のルート、特にカーブ部分を余った建材で補強しつつ、ため池かダムになりそうな穴を掘っておこウ
面倒だからトラップ生成で作れないカナ、でっかい蓋ナシ落とし穴ってことデ

上手くいきそうなら底を二重構造にしてちょっと地下水が貯まるようにしたら、少し土地が豊かにならないカナ


●大地に恵みを
 遊び場で楽しむサーヴァント達の姿に和みながら、一休憩。
 次は、住民を迎え入れる為の水や食料の備えだ。
「姉貴、滑り台楽しかった?」
 南雲・葵(バールの人・g03227)に姉貴と呼ばれたオラトリオ『梓』は、笑顔を浮かべながら頷いた。
「今度は姉貴の力も借りるから頑張ろうね!」
 そう休憩を終え、畑の方へ。
 私は、飲み水の確保に行こうとして、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は、名残惜しそうなモーラット・コミュ『モラさん』と目が合った。
「モラさん、もうちょっと滑り台で遊んでてもいいわよ?」
 それならもう少し。「もきゅっ」と嬉しそうに、ころころモラさんは遊び場に戻っていき、そんな姿に笑顔が零れる。
「よし、ここにさーゔぁんと幼稚園を建てよう」
 あまりにも和やかな光景に、思わずジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)が決意の表情で立ちあがった。
 それならば……。
「とー、ころころ」
 綺麗なコントロールで、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)が、〈浮遊球形ガジェット「モナカ」〉を遊ぶサーヴァント達のところへと転がし。
 ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)が前のめりに、テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)の腕をぐいぐい引き。
「サーヴァント幼稚園だと?」
「テクトラムさん、サーヴァント幼稚園に毛玉ちゃんを入園させたいわ!」
 そわっとしてるテクトラムに提案すれば、彼の中でも楽しい光景が広がる。
「たんぽぽ組の毛玉……」
 ふわふわ綿毛スフィンクスなどのクラスで、過ごす愛猫の元気な姿。
 猫会議を覗いてるようにも見えるが、まるで2人で子供を見守るように熱意と慈愛。その姿はパパとママ……将来の予行演習のような、そんな楽しい夢の時間を思い浮かべ……。
「んむ。ヨシ! それじゃあ我は行ってくる。きっぽーを待て」
 モナカを本日限定の園に送り出し満足げに、動物を探してくるとクィトは飛翔で飛び立っていき。
「はっ。いかん和んでいる場合ではない」
「ハッ。いかん、主旨を忘れかけていた。小さきもの達のあまりの可愛さについ……」
 テクトラムとジズは同時に我に返り、本来の目的を思い出す。
「町の中で食糧を作れるのが理想だろうか。私は農作物を整えよう」
 先に向かったジズを見送り、私達も畑の方を手伝うか、それともとテクトラムが振り返れば。
 何やらナディアも狩りに行くべきか、悩んでいる様子。
「鶏がいれば卵もそうだけど、いざとなったら食糧にもなるわ」
 さすがに物体ではないので生き物をアイテムポケットに収納して持ってくることは出来なかったが、探しに行けば野生の鶏の数羽くらい見つけることができるかもしれない。
 続いてアイテムポケットから、この時代にそった生活備品、土器や青銅器の食器類などを取り出し。
 次に、直ぐに使える調味料や香辛料を取り出した。
 無くても困らないが、あれば日々の暮らしで活用できるだろう
 2人は手分けして、それらを調理場と多い分は冷暗所へと運び込んでいった。
「よーし、冷暗所に氷運び込むぞー!」
 『グレイシャー・ゴーレム(ディン・グラキル・グラー)』を呼び出し、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は、命じる。
「冷暗所にアイスクラフトの氷搬入お願いねー。グレイシャー・ゴーレム」
 そう氷の壁を冷暗所に作り出していく。
「前にキングアーサーの船作りで液体錬成使おうとしたら、パラドクスで8時間打ち水し続けるハメになったのを、ボクは忘れておらぬ」
「8時間? が、頑張るわ、だって沢山の人のお水だもの」
 フルルズンの言葉に、水を汲んでいたシャルロットは驚いた。
「大丈夫ですよ。それは冷暗所がなかったせいですよね」
 水路で水源を使いながら、フウガ・ミヤビ(風来楽師・g06359)が答える。
「そうなのだ。酷い目にあったのだよ」
「でも今回は、その心配はありません」
 アイテムポケットより大きな陶器の水瓶を取り出しながら、フレデリカ・アルハザード(軍勢の聖女・g08935)は微笑んだ。
 それに、もしこんな乾季の砂漠で打ち水などしてたら、それこそ途方もない作業になっていたことだろう。
 フウガが起こした水源より、シャルロットが水を汲み、いっぱいになった水瓶をフレデリカが運んで冷暗所へ並べて。
「氷は後々溶ける。その水も利用できるように、氷は保水性の高いもので囲んでおいて……無い? ならば岩を掘るのだ」
 水は砂漠の命。言って来たりとも無駄にはしないと、フルルズンはもう一仕事。
 後は液体錬成を行い、待っていればここの水瓶は全て満たされる。
 同じように、次の冷暗所と貯水池へと彼らは移動していく。
「雨季になったら、川ができるらしいけれども」
 それは秋頃、10月に入ってからの事だ。
 そこまで持つように考えた方がいいのかと、頑張るつもりであったが、さすがに水も腐るだろうし。次に訪れた時、新しい水を用意すればいいだろう。
「念の為、エマージェンシーソーラースティルとやらを配備しておきましょう」
 砂漠でも水を得ることが出来るサバイバルの知恵なのだが、問題は住人がそれを理解し彼らだけで続けていくかだ。
 さすがにビニールシートは使えないので、代用品になるというのもあるが、この方法が伝わらなくても、何らかの方法で彼ら自身も多少は手に入れていく術を知っていることだろう。
 何せ、この地で亜人から隠れ住んで生き延びて来た人々なのだから。
「灯りにも食用にも出来るかと思って、オリーブ油を持ち込んでみたんだが」
 どうだろうかと、空木・朱士(Lost heart・g03720)が冷暗所を覗く。
「そうね。オイルなども作りたいわ、灯りにオイルは必需品だもの」
 油も立派な液体。液体錬成で問題なく増やせる。油瓶に元となる液体を用意し、水汲みの手伝いを。
「フウガ、ポンプとか頭良いな! そんなん全然考えてなかった!」
「一度にたくさん汲み上げられないのが難点ですが……」
 そうフウガは言うが、持参したポンプで汲み上げる姿は随分と効率的に見える。
「水回りが豊かなら豊かな暮らしになるわ、きっと」
「あとは待つのみかー。出来たら、ランプ実際に試してみたいなー。麻紐なら灯芯に使えるか?」
 どこかいい場所はないかと探しながら、水の準備が終わったら畑も見に行こうと次へと移っていくのであった。

 畑では、土曜改良が重ね掛けされている所であった。
「目標は三か月分程度らしいが、他に行き場のない人々が暮らすであろうことを考えるとより長い目で見るべきだろうな」
 この地が、彼らにとって安住地になるようにと、九重・古安(失くしたものと手にしたものと・g02347)は考える。
「どんなに素敵なお家があっても、ご飯が無いのはしょんぼりだもん。育ちやすそうなのだと、お芋とか?」
 まだまだ頑張っちゃうよと、イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)は、張り切っていた。
「じゃーん、砂地でも良く育つスイカとメロン!」
「農地は希望だもの、絶対要るわ!」
 ミレイ・ドリムータ(新宿島で暮らすもの・g01550)とディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)が、集まった苗や種を確認している。
「フルーツは日持ちはしないかもだけど、あるとやっぱ嬉しいよね。後はナツメヤシと麦の種も持ってきたよ」
「果物も良いね! ジャムとか作れたら日持ちするし、甘いものは正義!」
「寒暖差が激しいので林檎や葡萄の苗も。よく育つはずだわ。他はナスやキュウリ、トマトの種……」
 と、ナディアが言えば私も持って来たぞと、ジズがミニトマトの苗と種を取り出した。
「それから、最終人類史のアフリカで盛んに栽培されているらしい、ササゲマメという豆だ」
 勿論、種だけでは直ぐに実りを迎えられないので、一部は苗も持ち込んである。20倍の成長速度とはいえ、重ね掛けにも限界はある。
 ナツメヤシに至っては、実りは年単位先の話だ。だがデーツは、地元の人たちにとって人気の食材なのは確かである。未来の楽しみとしては、住民のやる気に繋がるかもしれない。
「育てる作物は多いし、土地は十分ある。区画分けしてそれぞれ育てるのが良いか……」
 作物の相性などは詳しいものに任せるとして、古安は区分けの手伝いをしていく。
「仮に上手くいかないものがあっても、どれかが無事に育てばそれが命綱になるだろう」 区分けした畑に種類ごと手分けをして、苗と種をディアボロス達は植えていく。
 それを、どこに何を植えたか古安は確認し、畑仕事の類は素人だが、ここで暮らす人々に作物の特徴や育て方を説明できるようにと、分かる仲間に聞いて確認していく。
「ただ隠れ潜むより、日々の糧のために働いて暮らせる方が住民のためになるはずだ」
 農業も畜産も。きっと今までとは違う暮らしを、今度こそ彼らにあげられるだろう。
「スイカやメロン用に、藁とか敷いた方が良いかな?」
 確かに敷いた方が寒暖差から苗を護れるので、ないよりはあったほうがいいだろう。
「収穫できるのは住民が着いた後かもしれないが、上手く育てばたくさんの作物が採れそうだな」
 他にもと、収穫期間が短く、この地と相性のいい豆類や穀類の種を撒き。
「動物が集落に来るんだったな。こんなこともあろうかと、野生動物が好む野草の種も持ってきた」
 彼らの食事もぬかりなく、ジズは種を撒き。
「では次に。植物性再生可能燃料の栽培を行う! 具体的には藪! ブッシュ!」
 こっちの畑をいいかなとフルルズンは、抜かりなく準備していく。
「こういうカラカラに乾いた土地だと、意識しないとすぐ枯渇するぞぅ」
 それぐらい乾季は油断できないのだと説明しながら、皆が植物活性を使って数十倍の早さで芽吹き成長しだした植物を嬉しそうに見つめる中、イツカが上空へと水袋を抱え飛翔した。
「空から一気に水撒きだよ!」
 畑全体に水を降らそうとするイツカの楽しそうな姿に、モーラット・コミュ『キット』が一緒にやるとピョーンと飛びついて。
「……って、待ってキット、これは水遊びじゃないからこっちに来ちゃだめ……うゃーっ!」
 手から離れた水袋は頭の上に降り注ぎ、仲良く2人ともビッショリ。
 キットは毛並みが水を吸ってホッソリ。
 そんな姿にお互い笑いだし、周りも笑顔が広がった。
 診療所屋上の薬草園の方では、テクトラムが種類を整え植えながら、ディアナも手伝いに。
「赤ちゃん家庭同士で助け合うって事は、体力弱い人が集まるって事
なら、薬草類も欲しいわよね」
 テクトラムほど、この地域に詳しくないディアナは頭を捻る。
「育ちそう、かつ排斥力的に大丈夫そうな奴……ウチワサボテン辺りかしら?」
 イノンドという耳馴染みない草から、見たことあるようなハーブまで。
 薬用にも使えるが、料理用としても優秀だ。
 後は、整備時に出た不要木材を燃料用に切っておこうと、テクトラムが畑に戻ったところでディアナは備蓄用の食料を取り出し、みんなに渡していく。
 そろそろ、休憩かしらとニッコリといい笑顔で。
 日持ちする干し肉・チーズ・乾燥豆といった、口の中でモソモソ感が広がるTHE乾燥食品だけの特別料理。
「はい、お疲れ様ーっ!」
「畑や水はみんなが用意してくれてるから、都市が安定するまでの食料を用意したヨ」
 事前に〈全知の魔法書〉で調べながら、この時代の保存食として大丈夫そうなものを、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は、可能な限り新宿島から持ち込んだ。
 それをディアナが言うには、口福の伝道者で、増やそうということなのだが。
「私一人じゃ間に合わないから、作業で疲れた皆にもガンガン食べて貰うわ!」
 幸い、水源はあるので、水は汲める。頑張れる……。
「あ、ミレイ、ちょっと試してみたい事が有るから手伝って!」
「どうしたの葵。やってみたいことあるなら手伝うよ!」
 葵とミレイが離脱し、何やら〈オラトリオフラワー〉を使って、ちょっとしたプレゼントにと花束を住居に飾っておこうということらしい。
「デュークは花束を吊るして飾るのを手伝ってね!」
 そんな相談をしながら、2人とサーヴァント達で作業を始めた。
「食物でしたら、ビーフジャーキー等の干物や燻製類。ドライフルーツ等もありますよ」
 フレデリカも追加でアイテムポケットから取り出し、タンパク質に果実の甘味が確保できると笑顔だ。
 アイテムポケットである程度詰め込んできたが、増やせるにこしたことはない。
 そこへ、クィトが周辺から探し出した山羊を連れ、戻って来た。
「この子たちは食べてはだめなやつなので、注意すること」
 その言葉が、誰に向けられたかは察せられよう。
「んむ。説明した通り、この過酷な地でも住みよい場所だろう」
 そう連れてくる時、話しかけたのと同じように動物の友で話しかけながら、水とドライフルーツを食すと、クィトは柵の方へと山羊を案内していく。
「ここなら、汝にご飯をくれる人間もついてきてお得。お乳を分けてあげればきっとぶらっしんぐもしてくれる。わしゃわしゃ」
「そういえば、近くの川が気になったんだよネ」
 見なかったかと聞けば、クィトは不思議そうに首を横に振った。
「めぐみの水になるならいいケド、氾濫したら大変ダ」
 だが無いというなら、話は別である。ラウムは首を傾げた。
 後で調べてみると、それは水無し川のワジで、どうやらこのクレータ地帯の中心部を通っているらしい。
 雨季に入れば川となり、水が溢れるがこの季節は乾いていて草木が生える大事な肥沃な土地だ。
 今は、特に気に掛けなくても大丈夫だろう。
 他に仲間はいないかとクィトは山羊に尋ね落ち着かせ、「もう少し」とまたどこかへと飛翔して動物を探しにいってしまった。
「そうね。テクトラムさんも手伝って。あーんして?」
 有無を言わさない、でも恋人に向ける笑顔でナディアはドライフルーツを一欠け差し出す。
「よし保存食でなくても、腐敗しにくい食べ物は極力増やすぞ……」
 ナディアにもと、あーんと差し出すと何故だろうか、彼女の笑顔があまり見えないくらい掴み取られた欲し肉の塊がテクトラムに迫ってくる。
「ナディアなんか量が……ま、量がッ……」
 それでも素直にあーんするテクトラムの口は、いっぱいに広がる干し肉の味とにおい。食べられない事は無いが、少々嚙み切るには時間が。
 モソモソモソモソ……。
 物凄く静かに。一部を除いて、それぞれ程よい量を食し、備蓄料理も増やしていく。
「もぐ……貯蔵小屋があって良かった……林檎や葡萄が実れば、子供も居るし甘い物が採れるのは喜ばれるだろう」
 そうねと、花が咲き始めた苗の成長を、ナディアは眩しそうに見つめた。
 植物活性で、かなり成長速度はあがっているが、どこまで育つのか。
 これから住民を迎えに行き、戻って来た時の光景が楽しみであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイスクラフト】LV1が発生!
【植物活性】LV3が発生!
【土壌改良】がLV3になった!
【液体錬成】LV3が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV4になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【ガードアップ】LV3が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV2が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
【反撃アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV10(最大)になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV2が発生!

フレデリカ・アルハザード
さて、後は皆様をラモン・クレーター都市に案内するだけですか

アイテムポケットから食料を運び込み、配給を行って人を集めてから演説を
皆様、思い出しましたでしょうか
ディアボロスが一人、フレデリカです
この度はこの夏に発動する亜人との大戦において、皆様を避難させるために防衛都市を作り上げて案内する事になりました
この防衛都市には我らディアボロスが力を入れ、皆様を亜人の脅威からお守りします

豊富な水と食料、安全な防衛、広い区画
それらが存在する故、このカナンの中で最も安全な場所となります
どうか、この手を取ってくれないでしょうか?

そう言ってアマルの姿が見えたら、手を振る


クィト・メリトモナカアイス
やっほー。我だよ。
元々の住民はもういない。ここにいる人たちは皆復讐者で連れてきた人たちなので、説得するのは難しくなさそう。我も知り合い。

とりあえず困っていることとか不安なことがないか皆に聞いて回る。
んむ、亜人がまた来たら大変。もちろんその時は我らが守るけれど……襲われないにこしたことはない。
というわけで。亜人が場所を把握しているこの町ではなく、新たな町を目立たないところに作ってる。
亜人が暮らす用の街ではないので、街の中に畑とか家畜小屋とか水源とか色々用意してる。

ここの暮らしにも慣れたところかもしれぬので、無理は言えないのだけれど……そっちに移り住むのはどうだろうか。きっと安心して暮らせる。


ラウム・マルファス
ボク、怪しいシ、他の人が面識あるみたいだからネ
基本裏方するヨ

アイテムポケットの食料や水を配って、怪我とかしてるなら薬品で手当てしよウ

移動に同意して貰えたら、弱ってる人はフライトドローンに乗せて、足りなければ怪力無双で抱えていくヨ

家財とか役立ちそうなもの、保存食の残りなんかはアイテムポケットに入れていこウ

暑い時間帯は冷気の支配者で気温を下げつつ一休みしようカ

都市に着いたら、見て回る気力と興味のある人に声をかけて施設案内しよウ

使い方は教えるけど強要はしないヨ、まずは生活を整えるのが第一ダ

子供や赤ん坊は言葉と常識が通じないから苦手だけど、不幸になって欲しい訳じゃないサ
伸び伸び生きてくれるとイイナ


ナディア・ベズヴィルド
【ヒラール】
アーキルさん、ムナーさんとアマルはお元気でしょうか
排斥力で記憶が薄れているか忘れ去られているか定かではないが【友達催眠】を使い、声をかける

今のいる街も安全は安全ですが未だ不安は拭えぬご様子
実は私達は新たな街を作ったの

アマルはもう座る事も出来て自分で動けるのね
歯は生えて来たかしら、小さなお口を見てみましょうか

大きな声で泣き、何でも手を出すのは普通の事なのよ
小さな子は皆そう
安心して、健やかに成長している証拠

再度の移動をお願いするのなんですがそこに行ってみませんか?
亜人もウェアキャットも知らぬ場所だから今よりもっと安全です

ふふ、毛玉ちゃん小さい子は好き?
小さい子だから優しく遊んであげてね


テクトラム・ギベリオ
【ヒラール】
いくつか支援をしてきたから分かる。移住先としてはかなり整った方だ
ナディアはこの者たちに面識があるのか?
尚の事気が気でないだろう

ナディアが話かける子を見る
この子がアマル?ふむ…毛玉、お前は子と遊んでいるだけでいい
我々が危害を加える者ではないと分かれば話も早い
場が明るくなれば重い話でも前向きになる

子が安全ならば大人も安心だ。色々な設備はあるがそこを強調して伝えよう

我々は人々が安全に住める街を作った
水も食料も豊富にあり持続的な調達もできる
仮設ではなく長く安心して暮らす事を念頭に、幼子も自由に育てて行ける
サーヴァ…コイツらが暴れても平気なくらい安全な土地だ
どうか我々を信じて移住して欲しい


ジズ・ユルドゥルム
ムナー達のことも気になるが、あちらは仲間に任せて私は他の避難民たちのもとへ行って呼びかけよう。

今日は皆に、この街からの移動をお願いしに来た。
安全な街の用意がある。
そこには食糧と水源に、安全な住まい、畑、家畜小屋、…子供の遊び場もある。

他の集落から避難してきた人々も同じ町に暮らすことになる。初めは、慣れないこともあるだろう。
だが、亜人の脅威から逃れてカナンの地へやってくる人々は、これからも増えるかもしれない。
今後のためにも、あなた方が先駆者となり、
新しい街で生活の礎を築いてはもらえないだろうか。

移動の際に子供、病人、身重の者などがいれば【フライトドローン】で助けよう。


イツカ・ユメ
【箱家】
いきなり引っ越せ!って言われてもびっくりだよね
まずは街のことや、これからのことをお話ししておくよ
にこにこ笑顔は忘れずにね♪

広い畑や水もあって、
赤ちゃんが大声で泣いて笑って元気に育てる街をわたし達で造ったんだよ
…別の集落の人達と暮らすのは、
最初はちょっと落ち着かないかもしれないけれど
あなた達は仲間を見捨てない、優しい心を持ってる
だからこれからは
同じ街に暮らす仲間を見捨てず、
共に手を取り合って生きていくことが出来ると思うんだよ

移動や荷運びは【怪力無双】【飛翔】【エアライド】【アイテムポケット】を活用しちゃうよ
子供達とは手を繋いで、歌を歌いながら行こうか

この街が皆の新しい故郷になれますように


南雲・葵
【箱家】

まず警戒心を解くところから始めないと、コッチの話も聞いて貰えないよな
ここは姉貴の力を借りて、小さい子と一緒って事でちょっとは警戒心も薄れないかな?

こんちは、突然の訪問ですみません
今まで大変だったみたいですね
これまでの苦労の分、これからの生活の手助けになればって、新しく出来た街への移住を勧めに来たんだけど…
って、この勧誘方法じゃ怪しいかな?
信じて貰える一段階にちょっと見ててね

畑の一角に【植物活性】を使ってみせこちらの話に興味を向けて貰う

移動に応じてくれた人が居たら、イツカやフウガ、シャルロットに合わせて
【聖花光臨】で光の花を降らせるパフォーマンス
少しでも移動中の気分を盛り上げるね


フルルズン・イスルーン
おそらく一番充実した拠点となったけど、それも宣伝されなきゃ意味がないのだ。
ちゃんと使えるかも別問題だしね。天与とは戸惑いと共にあるものさ。
後は、どれだけ自分達で生きていくことに真摯であるかなのだ!

ということで行こうか、シェイド・ゴーレムくん。

人心地を付ける住処は欲しいかー!
ま、荒野を歩くのが好きでない限り誰でも欲しいよね。
ということで、砂漠に新たな住処が出来た事と勧誘のお知らせなのだ。
もちろんエデンなパイリ・ダェーザではなーい。
【口福の伝道者】で食事は出せるけど歩きだしね。

それでも自分達で農地を耕し、食い扶持を得てゆける。
己が力で生きてゆきたいと望むもの、守りたいものがあるならば応えよー!


空木・朱士
【箱家】

知己のいる仲間とは別行動で飛翔を使ったり動物の友で動物に聞いたりして人のいそうな場所を探す。
見つけたら【箱家】の皆に連絡。

説得は仲間達が頑張ってくれてるから俺はそれ以外で頑張ろう。

移動では温熱適応とフライトドローンを使い住民達に極力負担を掛けないように。
ご年配や子供はドローンの傍らで話し相手がてら支えたり、なんなら抱っこでもおんぶでも肩車でもするぜ。

道中は皆の消耗度合いを注意深く見て適宜休憩をする。
アイテムポケットで持参した水や食糧、あとアイスクラフトの氷を砕いて配っても癒しになるかな。

…この道行きの先、集まった人達が拠点都市で大きな1つの家族になって安寧な未来へ繋がれば良いな。


ミレイ・ドリムータ
【箱家】

良い都市になったと思うし、一度来てさえくれれば住んでもらえるはず!
頑張って都市の魅力を伝えなきゃね。

アタシらは向こうの都市から来たの。
皆で作った新しい都市でね、水も豊富だし、広い畑もあるよ。
持ってきたもの以外にもナツメヤシやリンゴ、ブドウの木も植えてあるよ。まだ植えたばかりだけど、何年か後にはきっと甘い実ができるよ。
他にも色んな作物を植えてるから、食べ物には困らないよ。
これ以上、亜人共に人々が怯えて暮らさなきゃいけないのは嫌なの。
だから大人も子供も安心して暮らせる都市を作ったんだ。

移動の為の荷運びは【怪力無双】や【アイテムポケット】を駆使するよ。
デュークには道中、子供達のお守を任せる。


シャルロット・アミ
【箱家】
アドリブ、連携歓迎です

住むところが出来ても来てもらえなければ意味がないものね
信頼してもらえるように頑張らないと
そのためにも、モラさん「もきゅ?」

子供のいるところにそっとモラさんを投げ込むわ
子供とモラさんがそれなりに仲良くなったところで
「こんにちは」とご両親に笑顔でお声がけ

まずはこちらの事情をお伝え
カナンの地に逃れていらっしゃったことを知っていること
これからますますこの地に人は増えるだろうこと
それを考え、皆と暮らす場所を作ったこと

不安に思わず、暮らせる場所
食事はきっとこれから実るわ 水も次の雨季まで大丈夫
移動の手伝いもできる

亜人が許せないの
だから、お手伝いさせてほしいのよ


九重・古安
【箱家】

あとは都市の住民となる人々を集めるだけか。【飛翔】で上空から見渡して人が隠れ住めそうな廃墟や都市の残骸を探してみよう。これで見つかるなら敵に見つかる危険のある場所ということでもあるからな。

説得材料は……そうだな。携帯できる食料や飲み水、それと拠点で作った作物の一部を【アイテムポケット】で持っていくか。本格的な収穫には早くても、物資が十分にあると分かればいくらかは安心できるだろう。

帰路は【エアライド】で最適なルートを確認しつつ、前方の安全確保のために目を光らせておこう。
住民を怯えさせないようある程度距離を取った方が良いだろうか。特に子供からは怖がられそうな顔だという自覚はあるからな。


フウガ・ミヤビ
【箱家】

都市が出来て、備蓄も整いました。
後は住人を迎える事ができれば防衛都市の完成ですね。

はじめまして、フウガ・ミヤビと申します。
ボクも皆さんの移住をお勧めに来ました。
これから実る植物と、複数の世帯が過ごせる住居のご用意が有ります。
宜しければ御一考いただけますか?
荷物運びが必要なら、お手伝いも出来ます。
皆さんの説得に少し後押しを。

歌を歌うイツカさんに合わせてボクも笛を演奏しましょう。
シャルロットさんも、良かったら一緒にお願いします。

今の時代に無い音楽で未来への希望を奏でますね。


ディアナ・レーヴェ
まず広場の真ん中で、こーんにーちはーっ!
元気に挨拶

自分がカナンに皆を集めた人の仲間である事、新しい街を作った事を伝えるわ
水も畑も十分で、薬もある。
壁は亜人にも狙われにくい。
ここなら皆で助け合える――子供だって育てられるような街にしたのよ!

重たい物を怪力無双で抱えてみせ、移動中の手伝い・護衛も安心って示すわ

あと「他にも街はあるけど、アマル以外にも赤ちゃん世帯があればぜひこちらに来て欲しい」と街中に伝言も依頼

アマル達の様子は、私は遠目に少し見るだけにしておく
…厳しい世界よね。でもね、あんな風に可愛い子を抱いた小さなお母さんを見てると、私何でか――

「いいなあ」って呟きは、風に溶けてくれた事を願ってる


一・百
※アドリブ連携歓迎

さて…
一度避難させた住民に再び移動をお願いすることになるのか…

街の暮らしはどうだろうか?
雨風が凌げても亜人やウェアキャットが暮らしてた街は落ち着かないか…?
少し歩いてもらうことになるが、新しい街を作った
そこには水の貯えも畑なども用意しており
同じように避難してきた人達だけで、これから作り上げていく街になる
何度も移動させて落ち着かないと思うが、俺達を信用して移動して欲しい

丁寧に話そう
アイテムポケットで移動中に必要そうな日除けの外套や水を用意し配る
歩くのが大変なものにはフライトドローンと浮遊で手助けする
後は他の人達の行動の手伝いを


●新天地へ
 カナンの街へと訪れた一同は、住民へ再度移住を薦める為に住民の居そうな建物を探していた。
 この場所は、プトレマイオスが治めていた街であり、亜人が遠征に行き不在となり暫く間ウェアキャットらが羽をのばして暮らしていた街である。
 それなりに大きな屋敷があったり、食堂や酒場といった建物があったりと不自由ない立派な街ではあるが、長い年月彼らから隠れ住んでいた者達が居心地よく暮らしているかというと、そういう訳ではない。
 トレーラーハウスの者達は、街中を歩きながら住人の暮らす屋敷へと向かった。
「都市が出来て、備蓄も整いました。後は住人を迎える事ができれば、防衛都市の完成ですね」
「あとは都市の住民となる人々を集めるだけか」
 フウガ・ミヤビ(風来楽師・g06359)に頷くよう、九重・古安(失くしたものと手にしたものと・g02347)は答えた。
「良い都市になったと思うし、一度来てさえくれれば住んでもらえるはず! 頑張って都市の魅力を伝えなきゃね」
「住むところが出来ても、来てもらえなければ意味がないものね。信頼してもらえるように頑張らないと」
 ミレイ・ドリムータ(新宿島で暮らすもの・g01550)とシャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は張り切りながら、どんな住人が居るんだろうと覗き込めば、簡素な服を纏った数人の男達が辺りを警戒し、庭の中を見回っている。
「まず警戒心を解くところから始めないと、コッチの話も聞いて貰えないよな。ここは姉貴の出番かな」
 そう振り返る南雲・葵(バールの人・g03227)に、頼もし気にオラトリオ『梓』が笑顔を見せた。
 小さい子やモーラットのような存在がいれば、警戒心が薄れるかもしれないと期待して。
「こんちは、突然の訪問ですみません」
 中庭に集まっていた男達に、葵は声をかける。
 ビクリと槍を向けるが、人だと分かると彼らの緊張が少し解けた。
「はじめまして、フウガ・ミヤビと申します」
 そう丁寧に挨拶し、まずは何故来たかを簡潔に説明し、この場に暮らしている住人達に集まって貰った。
「今まで大変だったみたいですねこれまでの苦労の分、これからの生活の手助けになればって、新しく出来た街への移住を勧めに来たんだけど……」
 葵の言葉に戸惑う人達に、古安はアイテムポケットから食料や飲み水を配っていく。
 まだ本格的な収穫前ではあるが、こうして配って見せれば物資が十分にあると伝わるはずだ。
 この勧誘方法じゃ怪しいかなと、心配そうに仲間を振り返る。
「これから実る植物と、複数の世帯が過ごせる住居のご用意が有ります。宜しければ御一考いただけますか?」
 ザワザワと、住民達は戸惑いを浮かべる。
「いきなり引っ越せ! って言われてもびっくりだよね」
 分かると頷きながら、満面の笑みを向けイツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)は造った街のポイントを説明していく。
「広い畑や水もあって、赤ちゃんが大声で泣いて笑って元気に育てる街をわたし達で造ったんだよ」
「持ってきたもの以外にもナツメヤシやリンゴ、ブドウの木も植えてあるよ。まだ植えたばかりだけど、きっと甘い実ができるよ」
 他にも色んな作物を植えてるからと、ミレイも街をアピールする。
 果物があると聞き、たった2人しかいない男の子が目を輝かせた。
 この屋敷に集まっていた人達は二十人に満たない、殆どが若い男性の集まりだ。
 女性はほんの3人しかいない。
「もきゅ?」
 シャルロットの影から気になったのか、モーラット・コミュ『モラさん』が顔を覗かせ男の子達を見上げた。
 可愛いと同じくらい美味しそうという視線に、ドキリとモラさんは固まる。
 食べちゃダメだと説明しながら仲良くなれば、彼らは兄弟でもなく家族はとっくにはぐれ両親は居ないという。
 家族がいないのは、彼らにとって決して珍しいことではないようだ。
「今も、私達の仲間があなた方のような人達を探し助けています」
 これから、ますますこの地に人は増えるだろうと、シャルロットは微笑む。
「そこなら不安を感じずに暮らせるわ。水も、次の雨季まで大丈夫」
「……別の集落の人達と暮らすのは、最初はちょっと落ち着かないかもしれないけれど、あなた達は仲間を見捨てない優しい心を持ってるから」
 だからきっと、新しい仲間とも街をつくって暮らしていけるとイツカは言う。
「移動は安心して欲しい」
 歩くのが大変なものがいれば、フライトドローンで運ぶ事も出来ると空木・朱士(Lost heart・g03720)は説明し、さらに暑さも温熱適応で極力移動負担が掛からないよう出来ると説明した。
「なんなら、抱っこでもおんぶでも肩車でもするぜ」
 必要があれば、浮遊でも手助けできると百が付け加、更に日除け砂除けになる外套なども取り出した。
「荷物運びが必要なら、お手伝いも出来ます」
「力仕事も、任せてね」
 フウガもミレイも、頼もしく怪力無双や色んな力を駆使して手助けするという。
「これ以上、怯えて暮らさなきゃいけないのは嫌なの。だから大人も子供も安心して暮らせる都市を作ったんだ」
「これからは、共に手を取り合って生きていくことが出来ると思うんだよ」
 彼らも戸惑いはしたものの、住み良い街だというなら動こうと決断するのであった。
 先の道中までのルートは任せろと、古安が用心棒のように頼もしく答え。
「……この先、集まった人達が拠点都市で大きな1つの家族になって安寧な未来へ繋がれば良いな」
 準備を始める人達の姿を、朱士は嬉しそうに眺めるのであった。

 さて、こちらの面々は覚えていないことを理解しながらも、かつて自分達が救った集落の人達が暮らす酒場へと向かった。
 彼らはそこが酒場だとは理解しておらず、広くて使い勝手のいい場所だと、十数人が集まり暮らしていた。
「やっほー。我だよ」
 ここにいる人達は、復讐者が助け連れてきた者達だ。細かなところは忘れられているが、そこは思い出させれば大丈夫と、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は、気軽に声をかけた。
 後は皆様をラモン・クレーター都市に案内するだけですかと、フレデリカ・アルハザード(軍勢の聖女・g08935)はアイテムポケットから食料を取り出し配っていく。
 だんだんと人々の中に、そういえば助けてくれた冒険者がと、記憶が呼び起こされていく。
「皆様、思い出しましたでしょうか。ディアボロスが一人、フレデリカです」
 そう助けてくれた冒険者は、ディアボロスという人達だったと思い出す。
「アーキルさん、ムナーさんとアマルはお元気でしょうか?」
 ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)に名を呼ばれれば、一人の青年がビクリと顔をあげる。
「ナディアは、この者たちに面識があるのか?」
 ええと答える彼女に、それは気が気でないだろうとテクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は、彼らの会話に耳を傾ける。
 友達催眠を使いながら、忘れられていることを承知しながら、どんな縁があったか、それこそアマルを取り上げた所から根気強く言葉を紡げば、アーキルの顔に笑顔と安堵が浮かぶ。
 元々、誰かに助けられたという事実は残っているのだ。そのあやふやだった点と点が、結ばれた。そんな所だ。
 アーキルが周囲に話せば、他の者も思い出したり納得し、和やかな空気に包まれる。
 そして、奥より女性達と一緒にムナーに抱かれたアマルが姿を現した。
「だ、だぁ?」
 小さな手を広げ、その目をクリクリと動かしアマルはディアボロス達に手を伸ばす。
 もしかすると、彼女が一番覚えているのかもしれない。
「今のいる街も安全は安全ですが、未だ不安は拭えぬご様子。実は私達は新たな街を作ったの」
 思いがけない話に、話を聞こうと大人達は車座に床に座り、その間アマルの子守はスフィンクス『毛玉』に託された。
「アマルは、もう座る事も出来て自分で動けるのね」
 子供の成長に嬉しそうに表情を綻ばすナディアを見守り、テクトラムは毛玉を傍らに座らせた。
「この子がアマル? ふむ……毛玉、お前は子と遊んでいるだけでいい」
「ふふ、毛玉ちゃん小さい子は好き? 小さい子だから優しく遊んであげてね」
 その辺りは主人が、そう思っている限り大丈夫だろう。
 にゃーといい返事をする毛玉に、アマルは既に興味津々。
 ペタンと座るアマルの向かいに、お行儀よく毛玉が座り、耳や尾を動かす。
 嬉しそうに「だぁ、だぁ」とはしゃぐアマルの姿に、自然と場が和んだ。
「とりあえず困っていることとか、不安なことはないか?」
 そうクィトが切り出せば、彼らはやはりこの街にいつ亜人やウェアキャットが戻ってくるか心配だという。
「んむ、亜人がまた来たら大変。もちろんその時は我らが守るけれど……襲われないにこしたことはない」
 それに、子供がいれば簡単に逃げることはできない。
 過去にそういう事に遭遇した時は、子供や女を置いて逃げることも決して少なくなかったという。そうすることで大勢の命を救うしかなかったのだと。
「なるほど。亜人が場所を把握しているこの町ではなく、新たな町を目立たないところに作った」
 そこは亜人がウェアキャットを従え暮らす街ではなく、人の為に造られた街だ。
「街の中に、畑とか家畜小屋とか水源とか色々用意してある」
「いくつか支援をしてきたから分かる。移住先としてはかなり整った方だ」
 クィトとテクトラムが、どんな街であるかと説明する。
 と、不意に大声でアマルが泣き始め、話が中断した。
 何があったかと思えば、どうやら毛玉の毛を強く引っ張り過ぎて少し抜いてしまったようだ。
 その勢いで、アマルは後ろへと転倒し泣き出し、毛玉はオロオロしている。
 咄嗟にムナーはアマルを抱え、静かにさせようとするが、それをナディアは止めた。
「大きな声で泣き、何でも手を出すのは普通の事なのよ。小さな子は皆そう」
 赤ちゃんは泣いていいのだと、ここも本当は大丈夫だが、より心から安心できる場所に。
「再度の移動をお願いするのもなんですが、そこに行ってみませんか? 亜人もウェアキャットも知らぬ場所だから、今よりもっと安全です」
 仮設ではなく長く安心して暮らす事を念頭に、幼子も自由に育てて行ける場所だとテクトラムも念を押す。サーヴァ……コイツらが暴れても平気なくらい安全な土地だ。どうか我々を信じて移住して欲しい」
「ここの暮らしにも慣れたところかもしれぬので、無理は言えないのだけれど……そっちに移り住むのはどうだろうか。きっと安心して暮らせる」
「皆様を亜人の脅威からお守りします。豊富な水と食料、安全な防衛、広い区画。それらが存在する故、このカナンの中で最も安全な場所となります」
 いやしてみせるとフレデリカは断言し。どんな設備があるのか、どんな街になったのか、テクトラムは丁寧に説明をした。
 何より、水も食料も豊富にあり持続的な調達もできるとこが魅力的だ。
「どうか、この手を取ってくれないでしょうか?」
 アーキル達の決断は早かった。何より、あなた方がそう言うのならと信じてくれた。
 ナディアとムナーにあやされいつの間にか泣き止んでたアマルに、フレデリカが手を振れば、無邪気な笑顔が笑い声と共に返ってくるのであった。

 更に、街の広場ではディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)が住民に向かって声を上げていた。
「こーんにーちはーっ!」
 どれだけの人が反応してくれるか分からないが、まずは呼びかけから。
「おそらく一番充実した拠点となったけど、それも宣伝されなきゃ意味がないのだ。ちゃんと使えるかも別問題だしね。天与とは戸惑いと共にあるものさ」
 フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は『シェイド・ゴーレム(フォルーク・フロド)』と共にアピール。
「後は、どれだけ自分達で生きていくことに真摯であるかなのだ! ということで行こうか、シェイド・ゴーレムくん」
 さすがに、ゴーレムの姿は目立つ。
 元々街中を出歩くという雰囲気ではなかったようだが、人々はそれぞれの住む建物から、何事かと覗いている。
「人心地を付ける住処は欲しいかー! ま、荒野を歩くのが好きでない限り誰でも欲しいよね」
「ムナー達のことも気になるが、あちらは任せて大丈夫だろう」
 私は他の避難民たちへ呼びかけようと、ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)も、周囲に呼びかける。
「今日は皆に、この街からの移動をお願いしに来た。安全な街の用意がある」
「雨風が凌げても、亜人やウェアキャットが暮らしてた街は落ち着かないか……?」
 静かな口調で、そっと一・百(気まぐれな狐・g04201)も彼らに問いかけた。
 一度避難させた住民達だ。再び移動をお願いすることに、余計な不安をかけるのではと案じているが、それ以上にここでの暮らしも心配だ。
 一人また一人と、話が気になるのか姿を見せ始める。
「そこには食糧と水源に、安全な住まい、畑、家畜小屋、……子供の遊び場もある」
「同じように避難してきた人達だけで、これから作り上げていく街になる」
「壁は亜人にも狙われにくい。ここなら皆で助け合える――子供だって育てられるような街にしたのよ!」
 信じて欲しいと呼びかける声に、人々は考える。
 と、出てきた人達にラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)がアイテムポケットから食料や水を配りながら、声をかけ人々の体調を確認し始める。
 基本裏方でと「ボク、怪しいシ」などと言っていたが、怪我の手当はや体調を見て貰えるのはありがたい。
「ということで、砂漠に新たな住処が出来た事と勧誘のお知らせなのだ。
もちろんエデンなパイリ・ダェーザではなーい」
 少し歩いてもらうことになるがと、前置きをしながら百は言う。
「何度も移動させて落ち着かないと思うが、俺達を信用して移動して欲しい」
 重たい荷物もゴーレムや自分達が運ぶ手伝いをしようと、力を見せながら必要があればフライトドローンもあると彼らの移動と護衛の安心を伝えていく。
「他の避難してきた人々も同じ町に暮らすことになる。初めは、慣れないこともあるだろう。だが、亜人の脅威から逃れてカナンの地へやってくる人々は、これからも増えるかもしれない」
「それでも自分達で農地を耕し、食い扶持を得てゆける」
「今後のためにも、あなた方が先駆者となり、新しい街で生活の礎を築いてはもらえないだろうか」
「己が力で生きてゆきたいと望むもの、守りたいものがあるならば応えよー!」
 そう高らかに声をあげる頃には、かなりの避難民が集まっており、そこに準備ができた葵たちが声をかけた屋敷の者達や、ア―キル達も合流し説得力も強まり、一気に移動へと気持が変わっていくのであった。
 移動が決まれば、後は支度をするだけ。
「弱ってる人や病人がいれば、こっちに来てネ」
 ラウムとジズは彼らを優先的に、フライトドローンに乗せて。
 可愛らしくラウムの眼鏡にアマルが手を伸ばせば、どう接していいか分からず困惑顔を浮かべるも、そこはジズやナディアといった女性陣がフォローし。
「……厳しい世界よね。でもね、あんな風に可愛い子を抱いた小さなお母さんを見てると、私何でか――」
 そんな和む光景を目にすれば、フワッと何か一言こぼすように、淡くディアナも表情を綻ばせ、直ぐに荷造りのお手伝いへと気持ちを切り替える。
 必要な家財があれば、それらはディアボロス達が怪力無双で手分けして。
 移動隊列の護衛と警戒は古安や朱士が飛翔で、見回ったり先行して動いたり。
 見たことない人の数に驚き、赤ん坊や子供達が不安そうにすれば、手を繋ごうとイツカが差し出し、明るい歌をうたい気持を落ち着かせる。
 その歌に沿えるようにフウガも笛を合わせ、彼らの未来が明るいものになるようにと奏で。
 光の花が降り注げば、子供達の顔に笑顔が咲く。
「少しでも、気分が盛り上がるかな」
 葵の元へと戻った、梓がやりきったように微笑み。間もなく出発の時間。
 細かな街の説明は、道中各集落のまとめ役だった者に説明していけばいいだろう。
 フルルズンのゴーレムが先導し、街の一角に避難して来ていた多くの住民達が、新天地へ向けて出発していく。
 まずは目の前の戦を乗り切る事も大切だが、彼らがこれからも生きていけるように、希望の地になるように。
 住人の到着を待つ拠点では、緑の葉を生い茂らせた林檎の実が、待ちわびるかのように赤く実り輝いているのであった――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】がLV6になった!
【防衛ライン】LV4が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
【怪力無双】がLV3になった!
【飛翔】がLV3になった!
【植物活性】がLV4になった!
【温熱適応】LV2が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV4になった!
【ロストエナジー】がLV5になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
【アヴォイド】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2023年05月20日

カナンの地防衛準備

 攻略旅団の提案により、《七曜の戦》が始まる前に、ディアボロスが解放したカナンの地の復興支援と防衛力の強化を試みます。
 カナンの地は、面積当たりの人口が非常に少ない為、防衛を固める上では、全住民を一か所に集めるのが良いと思われます。

 また、セレウコス領から離れている。
 海岸から遠い。
 遠くから、視認されにくい。
 などの条件を加味すると、現代の『ミツペ・ラモン』の町の近くにある『ラモン・クレーター』内に、居住地を建築するのが良いと、新宿の識者が考えてくれました。

 ラモン・クレーター内に居住地を建設、カナンの地に点在する街に移住していた住民を集めて、《七曜の戦》に備えた、移住を実行しましょう。


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#蹂躙戦記イスカンダル
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#カナンの地防衛準備
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#カナンの地


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選択肢『カナンの地の防衛都市建設』のルール

 ラモン・クレーター内にある、古代のナバテア人の放棄された都市に向かってください。
 この都市を【建造物分解】する事で、防衛都市建設に必要な石材などの資源の確保が可能となります。

 あとは、石材を積んで壁を作ったり、居住区を用意しましょう。

 建築作業については、有志のディアボロスも手伝ってくれるので、どのような施設にするのかの計画の立案などが重要になるかもしれません。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『防衛都市の水と食料の備蓄』のルール

 防衛都市の水と食料の備蓄を行います。
 3か月程度生活できる水と食料を、パラドクス効果などを駆使して用意しましょう。
 足りない分はディアボロスが後から追加する事も出来ますが、ディアボロスが出入りした形跡が無い方が、敵に気付かれにくいかもしれません。
 ラモン・クレーター内は、夏は非常に気温が高く寒暖差が激しく、水も無い砂漠地帯ですので、それも踏まえて、いろいろ考えてみてください。
 遺跡の周囲は『雨季には水が流れるワジ(涸れ川)』がありますが、この季節には水が流れていません。

 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『住民の移住』のルール

 防衛都市の準備が整った後は、カナンの地の各地を回って、住民の移住を行ってください。
 強制的に移住させる事も出来ますが、説明して納得してもらった方が、その後の暮らしが安定するかもしれません。
 移住については、基本的に徒歩移動となりますが、フライトドローンなどで手伝う事も可能でしょう。

 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。