リプレイ
ヒュー・ハルウェル
(ヒューは連れていたスフィンクス...彼曰く『お嬢様』を置いて、壇上へと歩み出た。)
はじめまして、私はヒュー・ハルウェル。お目通りが叶い、光栄でございます、レディ。
(優雅な所作で領主の手を取り、手の甲に嘴を近づける。
体を起こすと、折り畳んでいた翼を広げ、羽ばたいた。)
お茶のご用意がございます。どうか私に、案内の栄誉をいただけますかな?
(領主の手を取ったまま、ふわりと空に舞い上がる。2階のテラスに降り立つと、整えられたテーブルと、あと数ミリ残った砂時計)
最近肌寒くなって参りまして、老骨には堪えます...ジンジャーレモンティーです、レディ。ごゆるりとお楽しみくださいませ。
(アレンジ連携歓迎です。)
●お・も・て・で・ろ☆
「それでは、今回も皆さんのおもてなし。期待しておりますわ」
主催者で領主でもあるクロノヴェーダアヴァタール『フルーティア』が、壇上で優雅に立ち上がり、コンテストの開会を宣言すると、彼女が見下ろす舞台に審査員の男女が現れる。
「『お嬢様』。申し訳ございませんが、しばらくこちらでお待ち下さい」
審査の先陣を切るヒュー・ハルウェル(猫狂いの老執事・g04975)は、連れていた『お嬢様』という名のスフィンクスを観客席に丁寧に座らせ、折り畳んでいた翼を広げ、壇上へと羽ばたく。
「はじめまして、私はヒュー・ハルウェル。お目通りが叶い、光栄でございます、レディ」
そして、領主の前に降り立つと、優雅な所作で領主の手を取り、手の甲に嘴を近づける。
「まあ」
本来は審査員へ奉仕する大会ではあったが、領主はこのサプライズに好意的な笑みを浮かべ、
「外にお茶のご用意がございます。どうか私に、案内の栄誉をいただけますかな?」
続くヒューの言葉に頷いて手を預ける。
領主の手を取ったまま、ヒューはふわりと空に舞い上がり、舞台の上に用意した整えられたテーブルと、あと数ミリ残った砂時計の側へと降り立つ。
「さ、どうぞこちらへ」
そして領主の座る椅子を引き、砂時計の砂がすべて落ちるタイミングに合わせて、用意していたお茶を目の前に置く。
「最近肌寒くなって参りまして、老骨には堪えます……。ジンジャーレモンティーです、レディ。ごゆるりとお楽しみくださいませ」
そう言って下がるヒューに観客からは称賛の歓声があがり、領主は終始上機嫌で彼のおもてなしを堪能するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
ベアタ・アンシュッツ
お・も・て・で・ろ☆
じゃなくって、おもてなし……お店みたいに、
「いらっしゃいませー☆」
「お飲み物は……」
って、さっきからこの人、いろんな人のご奉仕で何杯もお茶や珈琲飲んでたよね
食べ物も、他の人から出されてた気が……
じゃあ……、
横長いソファの端に私も座って、
「さあ、お疲れでしょうし、膝枕はいかがですか?」
とお誘い
その次は、
「お耳掃除はいかがですか?」
と、用意した耳かきでやさしくお掃除
「ささ、反対側もどうですか?」
……なんか、膝枕の体勢で、ちょっと上(胸部辺り)をガン見されてる気が
気のせいだよね
なんか、鼻息荒い気がするのも、きっと気のせいだ
如何わしいことなんて、なにひとつやってないしね☆
全☆年☆齢
その後、他の参加者たちが審査員相手に様々なおもてなしを披露していく。
「いらっしゃいませー☆」
飲食店風の接客で料理を振る舞う者や、
「お飲み物は……」
喫茶店風の接客で飲み物を勧める者……。
(「って、さっきからこの人、いろんな人のご奉仕で何杯もお茶や珈琲飲んでたよね。食べ物も、他の人から出されてた気が……」)
ベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)は甘いドリンクを堪能する審査員を見つめながら、用意していたスイーツに視線を移し、
(「じゃあ……」)
躊躇なくお腹の中にしまうと、横長いソファの端に座って、
「さあ、お疲れでしょうし、膝枕はいかがですか?」
太腿を指差しお誘いする。
ベアタは太腿に頭を載せて横になる審査員に、
「お耳掃除はいかがですか?」
と、用意した耳かきでやさしくお掃除をはじめた。
「ささ、反対側もどうですか?」
そう言って寝返りをうたせるベアタは、妙にちょっと上、胸元あたりに視線が集まっているような気がしたが、
(「気のせいだよね」)
気にせずに耳掃除を続けると、脚に感じる鼻息が荒い気もしたが、
(「これも気のせい」)
いかがわしいことなんて、なにひとつやってないベアタは、そんなはずはないとばかりに平然と耳掃除を続けていった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
★アドリブ、連携歓迎
【目標】
コンテストで入賞
【行動】
最低限の礼節は学びましたし、執事としての知識もこの体に刻まれた膨大な記憶にあります
アフタヌーンティーのおもてなしで頑張りましょう
「失礼致します。わたくしからは、アフタヌーンティーを振るわせていだきます」
焼き菓子は、スコーン(クロデットクリーム、いちじくジャム)、マカロン、カップケーキ
軽食はサンドイッチ、きのこのキッシュ
薔薇の香り付けした、様々なフルーツフレーバーのルイボスティー
「お口に合うか分かりませんが、どうぞお召し上がりください」
家で執事と作ったので味の保証はあります。
カップとポットを温めながら淹れて、溢さぬ様に出す
常に執事の様に振る舞う
コンテストも順調に終盤へと差し掛かり、出番となったヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)は、
「失礼致します。わたくしからは、アフタヌーンティーを振るまわせていだきます」
自らの身体に刻み込まれた膨大な記憶の中から、執事としての知識を総動員して丁寧に一礼する。
「本日は、様々なフルーツフレーバーのルイボスティーと、サンドイッチ、きのこのキッシュをご用意しました」
そう説明するヴァイスハイトは、薔薇の香りが心地よいルイボスティーを、カップとポットを温めながら淹れ、溢さぬ様に出す。
「お口に合うか分かりませんが、どうぞお召し上がりください」
ヴァイスハイトはそう言うと一旦下がり、審査員が軽食を食べ終えるタイミングを見計らって、
「クロデットクリームといちじくジャムのスコーンでございます」
「本日、お茶菓子としてはマカロン、カップケーキをご用意しました」
家で執事と作った食事を順番に出し、終始執事の様に振る舞った。
「今回のおもてなしも素晴らしいものでしたわ」
すべての参加者のおもてなしを終え、主催者の領主は参加者に感謝の言葉を述べると、
「特に、私をこの場にエスコートくださった紳士が印象に残りました」
優勝者としてヒューの名を挙げ、彼の周りでは称える声が湧き上がる。
そして、領主はベアタやヴァイスハイト、他何人かの名前も挙げ、
「今回のお礼として、私からおもてなしさせていただきたいですわ」
祝賀会に出席してほしいとお誘いをするのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
ベアタ・アンシュッツ
ご招待ありがとうございます!
おいしいご飯を狙ってきました!
もしかして、笛を持ってるおねえさんも……お耳掃除に期待ですか?
まさか、『ほじくられるのもほじくるのも、どっちもイケるわよ』とか理解不能なことは言いませんよね?
18歳未満なんで、難しいことは知りません☆
ところで、なんでお題が「ご奉仕」だったんですか?
優秀なメイドさんや執事さんが欲しかったのかな?
お昼のご奉仕なのか、それとも夜のご奉仕なのか気になるけど
あ、一般人のみなさんを巻き込むといけないから、【口福の伝道者】でいもようかん増やして、おみやげに持たせて、お帰りいただきますね
作り方?
食べ方はよく知っているが、作り方など知らぬ(キリッ
●蓬菊の花言葉は
祝賀会の会場にやってきたベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)は、
「みんな美味しそうです」
振る舞われるおいしいご飯を狙って会場を歩き回る。
「あ、領主のおねえさんだ。ご招待ありがとうございます!」
一通りのお料理を腹に収め、満足そうな顔でデザートを物色していると、ちょうど他の人との話に区切りがついた領主の姿を見かけ、駆け寄って挨拶する。
「素敵な耳掃除を見せていただいたお礼ですので」
領主はにこやかに微笑むと、ちらっとベアタの太腿に視線を移す。
「もしかして、おねえさんも……お耳掃除に期待ですか?」
その様子に気づいたベアタは、お耳掃除をしましょうか? という素振りを見せると、
「そうね……でも、私は」
「まさか、『ほじくられるのもほじくるのも、どっちもイケるわよ』とか理解不能なことは言いませんよね?」
領主の返事に被せるように、先手を取って二の句を告げる
「……面白い冗談ですわね。では後ほど、お願いできますかしら?」
割と図星だったのか、領主は一瞬言葉に詰まるが、平静を装ってベアタの申し出を受ける。
「ところで、なんでお題が「ご奉仕」だったんですか?」
耳掃除の話題に区切りをつけたベアタは、気になっていたことを領主に質問する。
「優秀な執事やメイドが居るのであれば召し抱えたい。というのが一つ。それと……」
領主はコンテストの思惑について話しはじめ、
「お昼のご奉仕の人の他に夜の」
「奉仕に昼も夜もないわよ?」
ベアタが再び被せてくる言葉に対して、今度は冷静に対応した。
「一日中、誠実に働いてくれる方は、何に変えても得難いものですから」
実際、彼女は真面目な人を集めている様で、今回の祝賀会の参加者も、そう言う顔ぶればかりに思えた。
(「その割に、彼女の使用人たちからはそんな雰囲気が感じられないの、なんでなんだろう?」)
ベアタは疑問に思いつつ、領主との雑談に花を咲かせるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
ヒュー・ハルウェル
(胸に黄色い花を挿し、肩に『お嬢様』を乗せたヒュー。祝賀会の人混みに内心わくわくしている。)
領主様は...おや、囲まれていらっしゃる様子。それでは先に、参加者の皆様にご挨拶すると致しましょうか。
(他の参加者と交流したり、お嬢様にオヤツを渡したりして過ごす。)
おっと、楽しさのあまり本来の目的を忘れるところでした。これだから年寄りはいけませんな。
(お嬢様の目が妖しく光り、周囲の人々が広間を出ていく。)
(領主に挨拶と礼を述べる。)
宴も酣でございますが、そろそろお開きといたしましょう。
(胸の花を領主に差し出す。)
タンジーの花言葉は「貴方との戦いを宣言する」。参りましょう、レディ。
(アレンジ、連携歓迎)
一方その頃、胸に黄色い花を挿し、肩に『お嬢様』を乗せたヒュー・ハルウェル(猫狂いの老執事・g04975)は、
(「表情豊かなパーティですね。心が踊ります」)
人混みの中、『お嬢様』に不便がないように気をつけながら進んでいた。
「領主様は……おや、囲まれていらっしゃる様子」
まずは主催の領主に挨拶をしようと考えたヒューだったが、挨拶に訪れる者が絶えず、ベアタが彼女の気を引くように話し続けているのを見て、
「それでは先に、参加者の皆様にご挨拶すると致しましょうか」
会場内をぐるっと一周するように歩き出した。
「お嬢様。どうぞこちらを」
他の出席者と歓談し、お嬢様に美味しそうなお菓子を渡すなどして一通り楽しむと、
「おっと、楽しさのあまり本来の目的を忘れるところでした。これだから年寄りはいけませんな」
そう言って、先程とは逆周りに歩き始め、その道中、お嬢様の目が妖しく光る。
すると、周囲の人々は急にふらふらとしはじめ、足元がおぼつかなくなっていく。
「おっと、大分酔いが回っているようでございますな」
ヒューは心配そうに声をかけ、
「領主様に恥をさらさないほうがいいのではないでしょうか?」
と、彼らに帰宅を促した。
こうして、ヒューが領主の前に戻る頃には、参加者たちは思い思いに帰宅の途についており、ちょうどベアタとの話が一区切りついたところだった。
「宴も酣でございますが、そろそろお開きといたしましょう」
ヒューは領主に失礼のないように一礼して挨拶をすると、
「本日ご招待いただいたお礼に、こちらを」
胸に挿した花を手に取り、領主に差し出す。
「まあ……これは、蓬菊。タンジーの花かしらね?」
領主は美しい笑顔で花を受け取ると、
「タンジーの花言葉は『貴方との戦いを宣言する』。参りましょう、レディ」
その言葉の通り、武器を構えて戦闘態勢を取る。
「まあ……」
領主こと、フルーティアはその言葉に多少の驚きを見せながらも、花を胸に挿し、彼の出方を伺うように見つめた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【照明】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
★アドリブ、連携歓迎
【目標】
取り巻きの淫魔たちの討伐
【行動】
一般人から守る為にワザと近付きます
攻撃は【魔術知識】の【結界術】で守り、もくしは【光使い】で目眩ましして回避します
【攻撃】
「貴女たちは誰ですか?」
理性?
溶かしたら、アナタ達の身が危険になるだけだよ?
「ほら、淫魔って…こういうのが好き、だよね?」
知らない私、とてもサディスティックで敵を魔術の材料として見てる
【魔術知識】の【雷撃使い】で痺れる位の電撃魔法を放つ
「君たちは嫌いだけど、人から得る精気に興味があるんだよね」
逆に【誘惑】しちゃうね
「もっと、苦痛に歪んだ顔を見せてよ」
パラドクス使用、最高に良い顔だね!
口調が変わっている間は記憶にない
●溶けたあとに現れるのは
「失礼。貴女たちは誰ですか?」
ちょうど同じ頃、ヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)は会場にまだ残っていた数人の美しい女性に声をかけ、
「あら? 素敵な御方。私達は領主様の友人よ? よろしくね」
フルーティアの友人だという彼女たちの輪の中に、連れ込まれるように入っていく。
「澄ました顔して……お好きなのね」
彼女たちはヴァイスハイトを取り囲むと、コートからはみ出る太腿や胸元を強調しながら彼の視線を誘導し、
「飢えた狼さんに、プレゼント♪」
情欲と魔力を籠め、理性を溶かして本能で彼女たちの欲望を満たす獣に変えてしまう、熱い吐息を全身に吹きかけた。
「あーあ。ボク狼になっちゃう。アナタ達の身が危険になっちゃうよ?」
その攻撃をまともに受けたヴァイスハイトはまるで別人になったかのような雰囲気で、襲われ待ちをする彼女たちに指先を伸ばす。
「ほら、淫魔って……こういうのが好き、だよね?」
そして、彼女たちのコートの内側に巨大な雷の槍を呼び出し、加虐的な笑みを浮かべて痺れ苦しむさまを眺めた。
「ぁ……ぁ」
すっかり体が弛緩し、コートをはだけさせながらその場に崩れ落ちる淫魔たちを、
「君たちは嫌いだけど、人から得る精気に興味があるんだよね」
ヴァイスハイトは魔術の材料として見ながら、電撃を彼女たちが一番快楽を得そうな強さに調整して、
「淫魔が魔術にどういう反応をするのか、興味があるんだよ」
爽やかで凶悪な笑顔で、彼女たちを言葉で責めながら快楽を強制的に呼び起こす。
「もっと、苦痛に歪んだ顔を見せてよ。ふふっ、最高に良い顔だね!」
そして、彼女たちが事切れるまで弄び続けるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
ヒュー・ハルウェル
(肩に乗っていたお嬢様はいつの間にか姿を消し、提げていたトランクは瞬く間に、大型の銃火器へと展開された。)
(取り巻きと戦っているヴァイスハイトを見て)
かのロード・エーレンフリートが、彼女らをもてなしてくださっているようですね。
レディの御相手は、僭越ながら私が務めさせていただきましょう。
(場にそぐわぬ柔らかな微笑みを浮かべ、銃口を領主に向けた。)
それでは一曲、『パソドブレ』などいかがかな?
(闘牛士のように身を翻し、軽やかにステップを踏む。反してその手からは、けたたましい音をたてて銃弾がばら撒かれた。)
(苦戦、アレンジ、連携歓迎です。)
●締めはダンスパーティで
「かのロード・エーレンフリートが、彼女らをもてなしてくださっているようですね」
フルーティアと対峙する際の不安要素である、取り巻きのクロノヴェーダたち。
しかし、彼女たちをヴァイスハイトが相手しているのを見て、
「では、レディの御相手は、僭越ながら私が務めさせていただきましょう」
ヒュー・ハルウェル(猫狂いの老執事・g04975)は場にそぐわぬ柔らかな微笑みを浮かべ、フルーティアに銃口を向け、
「それでは一曲、『パソドブレ』などいかがかな?」
命を賭けたダンスへと誘う。
「意外と強引な殿方ですのね。それとも、この花にこめられた裏の意味をご存じないのかしら」
しかし、フルーティアはにこやかに微笑みながら、胸元に飾る花を揺らして、
「タンジーの花は虫除けに重宝するの」
自分が飛び込んでくるのを待っているヒューの誘いを一度断り、
「紳士が淑女に虫除けを渡しながら、『貴方との戦いを宣言する』ということは……おわかりになって?」
詭弁を弄すように花言葉を曲解し、彼を挑発する。
「一理あるかもしれませんな。ですが、私も執事の端くれ。レディの色香に惑わされるのはご法度でございますので」
だが、ヒューもその誘いには乗らず、お互いに闘牛士としてステップを踏み、
「おいたをするレディは、嗜めさせていただきます」
ヒューが提げていたトランクは瞬く間に、大型の銃火器へと展開され、けたたましい音をたてて銃弾がばら撒かれる。
「余裕でいられるのも、今のうちよ?」
それに対してフルーティアは何発かの銃弾を浴びながらも、淫蕩な指遣いでフルートを奏で、
「これはなかなか……老骨とは言え堪えますなぁ」
彼女の色香を流し込むような魔曲に、ヒューの意志にわずかにひびが入る。
「夜はまだ長いですわ。楽しみましょう?」
お互いに決定打を与えられないまま、2人のダンスは続いていった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
ベアタ・アンシュッツ
ご奉仕に夜も昼もない……つまり、ご奉仕フルタイム?
でも、私の営業時間は9時から17時までの超ホワイトなんです☆
さあ、私おなか空いたから……これ、あげる!
と、敵が他の仲間に気を取られてる隙に、サプライズ☆ギフトを敵頭上に落としてみる
でも、プリンまみれになっても、食べたらおなか壊しそうだ
……って、なんか今、ぞわっとした!?
何?
何?
変な声出た?
こんな感覚……しらない!?
あの笛を聴いてからだ
なんか……変な感じがする
よくわからないけど、早くあいつを倒さないと!
とりあえず、敵が組伏せてきたりしたら、頭に寸胴鍋被せて……ガンガン叩いてやろう
な、何しようとしてるかわかんないけど、本日のご奉仕は終了しました!
2人のダンスに終止符が打たれたのは、空からの乱入者によってだった。
「おなか空いたでしょ? 私も空いたから……これ、あげる☆」
ベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)が呼び出した巨大なプリンが、フルーティアの体を包み込むように押しつぶす。
「一体何が……」
突然の乱入者に全身を包まれたフルーティアは、プリンのてっぺんから顔を出して状況を把握していると、
「私の営業時間は9時から17時までの超ホワイトなんです☆」
ベアタは昼も夜もなく、一日中奉仕するという仕事をきっぱり拒絶する宣言を出しながら、
「食べたらおなか、壊さないかな?」
と思いつつも、残ったプリンをヒューの『お嬢様』と美味しく頂いていく。
「執事などは上級管理職ですから、裁量労働だと思いますわよ? ねぇ?」
彼女たちの食欲でプリンから開放されたフルーティアは、ヒューに同意を求めつつ、再び笛の音を響かせると、
「ひゃっ!」
ベアタは思わず甲高い悲鳴をあげ、自分で驚く。
(「何? 何? 変な声出た?」)
慌てて口を手で塞ぎながら、
(「こんな感覚……しらない!?」)
背中がぞわっとするような感覚にふわふわしだす。
「ふふっ」
妖艶に微笑みながらゆっくりと近づいてくるフルーティアが奏でる笛の音を聴きながら、
(「あの笛を聴いてからだ。なんか……変な感じがする」)
ベアタはフルーティアの笛に視線を合わせ、
「よくわからないけど、早くあいつを倒さないと!」
不用意に襲いかかったところを彼女に組み付かれ、押し倒されてしまう。
「私の妹にしてあげる」
体の自由をゆっくり奪い、精神を少しずつ侵食するフルーティアの言霊に、
「いやっ!」
ベアタはパニックになったかのように叫び、咄嗟に掴んだ寸胴鍋を彼女の頭に被せ、ガンガン叩く。
中ではフルーティアの笛の音と悲鳴がミックスされた音が反響し、我に返ったベアタは彼女の拘束を振り切って、
「な、何しようとしてるかわかんないけど、本日のご奉仕は終了しました! また明日!!」
荒く息をしながら、フルーティアが起き上がる前に距離をとった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
★アドリブ、連携歓迎
【目標】
フルーティアの討伐
【行動】
リヒテンを呼び出して常に【騎乗】、攻撃の回避はリヒテンに任意、いざとなれば【魔法知識】の【結界術】を【連続魔法】で二重の防御壁を張る
【戦闘】
『アナタの取り巻きは、少々教育しなおした方がよろしいかと思います」
(記憶にないけど、多分……知らないだれかがの様な私がやってしまったのでしょう……)
考えてしまいますが、それよりもフルーティアを倒さなければ!
『リヒテン、遠慮せずに暴れて下さい」
パラドクス使用、『Nacht』を手にして『光使い』で光を纏わせる
「さぁ、淫魔。消し去って差し上げましょう」
【衝撃波】を放ちながら【投擲】で大鎌を投げます
本当、嫌いだ
寸胴鍋の中で平衡感覚を失ったフルーティアがその場でしばらく立ち尽くしていると、
「アナタの取り巻きは、少々教育しなおした方がよろしいかと思います」
取り巻き達を倒したヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)が、彼女に近づいていく。
(「記憶にないけど、多分……知らない誰かの様な私がやってしまったのでしょう……」)
記憶があるのは彼女たちに襲われたところまでだったが、状況と結果からそう判断したヴァイスハイトは、
(「それよりも今は、フルーティアを倒さなければ!」)
ダメージの色が残るクロノヴェーダへの攻撃を優先する。
「リヒテン、遠慮せずに暴れて下さい」
颯爽とリヒテンに騎乗したヴァイスハイトは彼の首を撫で、『Nacht』を手にしてフルーティアに正面から突撃し、
「さぁ、淫魔。消し去って差し上げましょう」
大鎌を回転させるように投げ放ち、彼女の胴を捉えて血の花を咲かせる。
「あぁん……もう」
フルーティアは傷と痛みで俊敏な動きはできなくなっていたが、科を作りながらヴァイスハイトを見つめ、
「ただでは帰しませんわよ」
煽情的なステップを踏んで彼の気を惹き、奏でる舞曲の音色を音の弾丸に変えて反撃する。
「本当、嫌いなんですよ。淫魔というのは」
ヴァイスハイトは彼女にそう吐き捨てながら、結界を張ってその攻撃を少し緩和し、受けるダメージをコントロールしながら対応した。
大成功🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
無銘・黒
ゴチャゴチャ考えるのも、面倒な音を聞くのもごめんっすよ
ゴチャゴチャ考えずに大喧嘩っす!
(若干呆れた様な顔でミニドラゴンがフードから飛んで離れる)
残留効果をお借りして縦横無尽
殴って!蹴って!噛みついて!
子供の喧嘩みたいな大暴れ!
って、なんか変な音がして…ぅー、気持ち悪いっす
それになんだか、イライラして来た
にゃははっ、なーるほど
そういう喧嘩がお望みなら
ぶっ潰して、喰らってやるよ…!
残りの力を振り絞って落下半分の飛び蹴りしながらミニドラブレスを指示して文字通りの全力全開をぶち込む!
あ、良い事思いついた…お前の名前、ナナシってのはどうっすか?
(ブレスを見ながら、ぽつり、ミニドラゴンのそんな事を言って)
ベアタ・アンシュッツ
裁量労働とか難しいこと言って、騙そうとしても無駄ですよ!
あと、お姉ちゃんよりも妹が欲しいです!
えっちぃ妹は……ちょっとご遠慮かな☆
仲間の攻撃と連携して、【飛翔】し敵の頭上からアイスハープーンを叩き込む
敵が弱ってたり隙があれば、高速詠唱、連続魔法で再攻撃
こっちが優位だと油断して、また足とか掴まれてイヤーンな目に遭わないように
まあ、腰とかやらしく撫で回してくるなら、【水源】の水流で流して、煩悩と一緒に本体も浄化できないかな?
この世界初の、水洗自動洗浄式誕生の瞬間だったり?
ちゃんと流れたか、追って確認……と思ってたら、最後っ屁とばかりに掴まれて、巻き込まれたりしないよね?
帰って速攻シャワー浴びよう
「裁量労働とか難しいこと言って、騙そうとしても無駄ですよ!」
落ち着きを取り戻したベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)は、十分に距離を保ったまま、
「あと、お姉ちゃんよりも妹が欲しいです!」
フルーティアに向けて言葉とともに巨大な氷の塊を投げつける。
「ふぅん……ならそれでいいわ。ね? お・姉・さ・ま?」
そして、ベアタの攻撃をなんとか弾きながら、色気のある声で迫ってくる妹に、
(「油断しないで、また足とか掴まれてイヤーンな目に遭わないように」)
見とれてしまいそうになるのを堪え、ベアタは前の記憶を思い出しながら距離を保ち続ける。
「えっちぃ妹は……ちょっとご遠慮かな☆」
なおも迫るフルーティアに、ベアタは水を呼び出し、
「これで、煩悩と一緒に本体も浄化できないかな?」
その流れに飲み込ませて追い払った。
「ゴチャゴチャ考えずに大喧嘩っす!」
突然の水流に流されたフルーティアを追いかけ、無銘・黒(旅する人の子・g02914)は一気に距離を詰める。
「きゃっ」
パンチ! キック! そして噛みつきと、子供の喧嘩みたいに大暴れ! それまで余裕の色を見せていたフルーティアを一気に慌てさせる。
「貴方にも、大人の世界を教えて差し上げますわ」
懸命に平静を保ちながら、フルーティアは笛の音を奏で、黒を快楽で染め上げようとする。
「って、なんか変な音がして……ぅー、気持ち悪いっす」
だが、黒にはその感覚は今の所不快だったようで、頭を抑え、彼女の放つ大人の色香にイライラが募る。
「にゃははっ、なーるほど。そういう喧嘩がお望みなら……」
それが彼女の攻撃だと判断した黒は、残りの力を振り絞り、全力でジャンプして、
「ぶっ潰して、喰らってやるよ……!」
落下する勢いを利用して飛び蹴りしながら、
「頼んだぜ!」
頭上を飛ぶミニドラゴンに合図を出す。
すると、黒がフルーティアに突っ込んていった際に、若干呆れた様な顔で彼のフードから飛んで離れていたミニドラゴンが全力でブレスを放つ。
「いやぁっ!」
黒の足に頭を抑え込まれ、甘い声色で悲鳴をあげるフルーティアに浴びせられる無垢なブレスを見ながら、
「あ、良い事思いついた……お前の名前、ナナシってのはどうっすか?」
黒はミニドラゴンにそう提案する。
「そ、そんな。私の魅力が一切通じないなんて!」
そんなやり取りをする黒の顔を見上げながら、悔しそうな表情のフルーティアは、その身を灼き尽くされて消滅し、
「帰って速攻シャワー浴びようっと」
体にベタつきが残るベアタはそうつぶやいて、主にプリンの香りが残る手足を見つめるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!