リプレイ
リリシュ・バルビゼ
アドリブ◎
●心情
粘土細工のショコラだって!?
面白そうだ、オレにも作らせておくれよ!
●行動
とは言っても、粘土細工を作った事は無いから勘で色を混ぜようかな
とりあえず目指す色はピンクだ!オレの髪と同じショッキングピンク!
(実は染めている)
ハート型にして、赤と白を混ぜ続けて、と…
艶を出して、銀色のビーズを添え(大量に付け)たらメインは完成だ!
金具を付けて、ショッキングピンクチョコネックレスの出来上がり!
うん、我ながら強いアムールを感じる良い出来だねえ…(うっとり)
ニクスくんはどう思う?オレの美的センスに酔いしれちゃったかな?
え?目がチカチカする?気のせいだよ!
これはオレの愛の思い出、保存用にしとくねぇ
●
「粘土細工のショコラだって!?」
リリシュ・バルビゼ(元フランス人・現サキュバス・g09056)が目にしたのは、見本として作られた粘土細工達。まるで本物のようなチョコ色とツヤのブローチや、カラフルなチョコを模した小物。つやつやレジンに閉じ込められて、ゼリーの中にいるようなフェイクチョコもある。
「へぇ、面白そうだ、オレにも作らせておくれよ!」
招かれるままにリリシュは張り切って粘土を手に取った。少し小さめにちぎり、柔らかくするためにこねていく。
(「とは言っても、粘土細工を作った事は無いから勘で色を混ぜよう」)
目指すのは愛の色、己の髪と同じショッキングピンク。赤と白を少しずつ混ぜて、淡い色から濃い色へ。ラメの粉を入れてもいい、と見に来た講師のアドバイスも聞きながら、鮮やかな色を作り上げて。
「よし。じゃあ次はハート!」
熱い愛を示す形を作り、そこに銀色のビーズをみっしりつけていく。会場の光に反射して、キラキラするハートにリリシュは満足そうに笑みを浮かべた。
固定と艶出しにクリアのネイルコートを塗って、固めて金具をつけたら、ショッキングピンクのチョコを模したネックレスの完成だ。
手に持ち光を反射する、愛色のフェイクチョコにリリシュはとっても満足である。
「うん、我ながら強いアムールを感じる良い出来だねえ……」
うっとり眺めるリリシュの元に、様子を見て回るニクスがやってきた。リリシュはぱっと顔を明るくして、自信作を披露する。
「やあ、ニクスくん俺の愛を見てみてよ、どう思う? オレの美的センスに酔いしれちゃうかな?」
ピカピカきらきら、華やか派手やか。たっぷり銀のビーズをつけたショッキングピンクのハートにニクスは少し目を丸くして、ちょっとだけ戸惑いながら微笑んだ。
「素敵な愛ですね。華やかで、きらきらしていて……その、ちょっと目がチカチカするほどに」
「ありがとう! え? チカチカする? 気のせいだよ!」
リリシュは褒められ嬉しげに笑い、彼の愛を手に収め。
(「これはオレの愛の思い出、保存用にしとくねぇ」)
良い思い出ができた、とにこやかに笑うのだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
陳・桂菓
フェイクチョコレート? 食品サンプルのようなものか?
精巧な物を作って、薬屋の面々にイタズラを仕掛けてみるのも一興か。
とはいえ、フェイクチョコなどというものを作るのは初めて。あまり凝ったものは無理だろうから、シンプルに。
まず粘土を半球状に成形したものを複数用意。その上から、黒色にした樹脂系ペーストを塗って、チョコレートっぽく仕上げる。さらにつや出し加工も施せば、よりそれらしく見えるだろうか。
「一個作るだけでも、結構神経を使うな……」
あとは整然と箱詰めしてラッピングすれば、店で買ったかのように見えるだろう。
「……これだけ渡して、万が一ヘソを曲げられても面倒だな。後で本物のチョコも買っておくか」
●
会議室の机の一つ、そこに見本として並べられた品々は本物のチョコと見間違えそうなものから、可愛らしいアクセサリーのような物もある。
(「ふむ、フェイクチョコレート? 食品サンプルのようなものか? なら精巧な物を作って、薬屋の面々にイタズラを仕掛けてみるのも一興か」)
陳・桂菓(如蚩尤・g02534)は森奥の薬屋に集う友人達を思い浮かべながら、用意された樹脂粘土を手に取った。
今回は初めて作るフェイクチョコであるから、とあまり凝った形にはしないで、型に詰めたチョコのようにシンプルに作り上げることにする。
用意されていたシリコンの型にこねた粘土を詰めて、幾つか半球状に固めていく。固める間に樹脂系ペーストを用意。染料を使って透き通らないチョコ色へと調整し、固めた半球に塗って美味しそうなチョコを表現していく。絞り袋で少しチョコの線を描いてもみた。
それからまるでグラサージュされたようなつやつやを表現するために、UVレジンを塗ってつや出しをする。
ライトを当てて硬化しながら、桂菓は一つ息を吐く。
「これは一個作るだけでも、結構神経を使うな……」
本物らしく仕上げるのはなかなかに難しい。それでも複数あった方がよりそれらしく、見た者をからかうにも向いているだろう。半球の上に飾るトッピングを少し変えてみたり、塗るペーストの色味を変えて味の違いを表現したりしたものを桂菓は複数作り上げる。
それを仕切られた箱に綺麗に詰め、バレンタイン風のラッピングを施せばまるで店で買ったかのような仕上がりに。
本物らしく仕上げる作業を楽しみ、満足いく出来栄えに仕上がったフェイクチョコに桂菓は少し笑みを浮かべた。
「うん、悪くない。……ただ、これだけ渡して、万が一ヘソを曲げられても面倒だな。後で本物のチョコも買っておくか」
さて、どのように渡そうか。桂菓の笑みはイタズラっぽいものへと変わっていった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
エルティ・アーシュ
チョコレートっぽい小物作り、すてきだね
ぼく達も作ってみたいな
アウリーネのバラや小さな花、四つ葉のクローバーがイメージのフェイクチョコを組み合わせてブローチを作るよ
チョコ色にいちご色、ホワイトチョコの色を主に使って、枠とかアラザンみたいな銀の粒々とか、装飾もつけるとすてきだね
こねて形を作るのは大変だけど、ピンセットも使って頑張るよ
2つはぼくとアウリーネで使いたいけど、他にもできるだけたくさん作って、みんなに配りたいな
アウリーネも作るの手伝ってね
ある程度作ったらチョコドリンクを飲んで休憩
甘くておいしくてほっとするのー…
アウリーネも頷いてにこにこしてる
一緒に楽しんでるならぼくも嬉しいよ
アドリブ歓迎
●
並べられた見本の品は様々だ。花のようなチョコの小物も、植物デザインのキーホルダーも並んでいる。
「わあ、チョコレートっぽい小物作り、すてきだね。ぼく達も作ってみたいな」
ね、とエルティ・アーシュ(受け継ぐ小竜・g01898)が傍らのオラトリオ『アウリーネ』に笑えば、アウリーネもことりと頷いた。
二人並んで粘土をこねて、柔らかくなったら色をつけていく。チョコ色にいちご色、ホワイトチョコの色。少しずつ絵の具を混ぜこんで、練ってこねて均一にして。
目指すのはアウリーネの纏う薔薇に小さな花々、四葉のクローバーの形。それらを組み合わせて作り上げたいのじゃブローチだ。
伸ばし棒で薄く伸ばし、カッターで切り抜いて花びらを作ってはくるりと丸めて重ねて薔薇にして。可憐な小さな花をかたどって、真ん中にはアラザンのような銀の粒。四つの葉っぱをくっつけて、丸い枠にはみ出してみたり。
ピンセットも駆使しながら細かい部分を作り上げ、チョコレート色の花のブローチが組み上がる。乾いたら崩れないようにレジンで固定して、裏にピンをくっつければブローチの出来上がりだ。
「すてきだね」
細かな形を作るのは大変だけれど、エルティの顔には笑顔が浮かぶ。アウリーネも楽しげに、ふんわり頷いていた。
「2つはお揃いでぼくとアウリーネに。他にも時間いっぱい、できるだけたくさん作って、みんなに配りたいな」
アウリーネも手伝ってね、と二人で顔を合わせて笑いあう。
色を変えたり花びらの枚数を変えたり、少しアレンジも加えてこねて伸ばして切って固めて。ふっと集中も切れた頃合いのエルティの鼻に、甘い香りが漂ってくる。
用意された温かなショコラショーを口に含むと、ふわりと甘みと香りが疲れた体に染み込んでいくようで。
「甘くておいしくてほっとするのー……」
隣ではアウリーネが頷いてにこにこしている。彼女は彼女で作って乾かしている品を並べてみたり、レジンでつやつやに固まったブローチを指先でなぞってみたりと、楽しげな姿。
「ん、一緒に楽しんでるならぼくも嬉しいよ」
何度も笑顔が生まれたエルティの顔にまた一つ、笑顔が浮かんだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
ファルコ・ヒンメル
・義歩(g00648)さんと一緒に
・今年もバレンタインの季節になりましたね。
去年はチョコを作って贈りあいましたけど、今年はオーロラを見に行けるんですねー。
義歩さんに贈るチョコは内緒で用意しましたから、いざロマノフへ!
・わぁ。オーロラを直に見るのは初めてです。夜空に綺麗なカーテンとかが掛かってる感じで、とても神秘的です!
隣にいる義歩さんの手を握ってオーロラを見たり、出来れば写真を撮ってみたり。
2人で並んでオーロラを背景にした記念写真も撮ってみたいですけれど、誰かに頼んでも大丈夫でしょうか。
・ここを奪還できたら、今度はいつでもオーロラを見に来れるようになるのかな……
うん、頑張りましょう!
岡森前・義歩
・ファルコさん(g05170)と同行します
去年はチョコを作って贈りあいをしましたが、今年はオーロラを見に行きます
ファルコさんに渡すチョコを持って一緒にロマノフに!
・オーロラ見るのは初めてです。隣にいるファルコさんと手を握ってオーロラをみて感動したり、写真撮影をしたいです。
2人で並んでオーロラを背景にした記念写真も撮ってみたいですけれど、誰かに頼んでみたいです。
●
空に揺らぐは緑の光。白と混じってたなびいて。高い場所では赤、低い位置では薄い紫も混じる光の膜。ゆらゆらと地上に風がなくとも揺れ動き、光の帳が表情を変える。
冷たく澄んだ極北の空気の中、視界を遮るものは何もなく。細かな星の光を背景に揺れ動くオーロラを、ファルコ・ヒンメル(夢無き若隼・g05170)と岡森前・義歩(天使のデストロイヤー・g00648)は肩を並べて眺めていた。
去年は二人、互いにチョコを贈りあった。今年は二人でロマノフの北の果てにて、初めて見るオーロラを眺めている。お互いこっそり贈るためのチョコは持ってきたけれど、渡すのは後でもいい。今は二人で並んで、そっと手袋越しに手を繋いで綺麗なオーロラを見上げていた。
「夜空に綺麗なカーテンとかが掛かってる感じで、とても神秘的です!」
「はい。オーロラ見るのは初めてです。綺麗ですね」
防寒対策はしてきたけれど、吐く息は当たり前に白く、どこまでも白い世界。二人で繋いだ手のぬくもりは、手袋越しでもより一層感じられるほどだ。
しばし二人で景色を堪能したあとは、揺れ動く空の景色を撮影しようとカメラを向ける。シャッターを切るたび変わる表情を、二人で一緒に覗きなからぱちりぱちりと記録していく。
「いい思い出になりそうです」
「そうですね」
交わる紫と緑にお互いの笑顔を写し、ファルコと義歩は微笑み合う。
「ここを奪還できたら、今度はいつでもオーロラを見に来れるようになるのかな……」
「ええ。人類史に取り戻せたら、きっと」
「うん、頑張りましょう!」
ぽつり、ファルコが呟いた言葉に義歩が同意する。二人でもう一度手を繋げば、その未来はきっとやってくると信じられる気がした。
しばし無言で見上げたあと、二人は記念の写真を撮ろうとふと思う。誰かに頼めないかと視線を動かせば、ここまで案内してきた時先案内人の姿が。
「すみません、写真を撮ってもらってもいいですか?」
「お願いできますか?」
案内人は快く頷き、差し出されたカメラを受け取った。
ファルコと義歩はきれいに広がるオーロラを背に、カメラへと向き直る。合図に合わせて笑顔を浮かべ、カメラの中にその日一番美しい姿のオーロラと、幸せそうに手を繋ぐ二人の姿が撮影されていく。
いつかこの場所を取り返せたら、もう一度、二人一緒に訪れられるだろうか。そう、願っていたかもしれない。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】LV2が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
エルティ・アーシュ
オーロラ、とってもきれいって聞いたことあるの
見られるなら、ぜひ見てみたいな
アウリーネと一緒に、マフラーやコート、毛糸の帽子にブーツとかの暖かい格好をしていこう
それにカイロと温かいココアを入れた水筒を用意するよ
【寒冷適応】があれば活用するけど、念のため防寒対策をしっかり用意していこうね
到着したら、オーロラがゆっくり見られる場所探し
とってもきれいなオーロラが見られるように、【強運の加護】も活用できるかな
ほわー…とってもきれいだね、アウリーネ!
オーロラって、希望の象徴って言われるところもあるみたい
アウリーネやみんなにも、希望の未来があるといいよね
吟遊詩人として、この素敵な風景を語りたいな
アドリブ歓迎
●
パラドクストレインの中でもエルティ・アーシュ(受け継ぐ小竜・g01898)の期待は高まっている。
(「オーロラ、とってもきれいって聞いたことあるの
見られるなら、ぜひ見てみたいな」)
オラトリオ『アウリーネ』と合わせて首を晒さないようにマフラー、厚手のコートに手袋やブーツ、毛糸の帽子を被って防寒対策をして。カイロと熱々のココアも一緒に持って行く。【寒冷適応】がなくても大丈夫なように。
トレインが止まり、降りていけばそこは一面の銀世界。視界を邪魔するものは何もなく、満開の星空。そしてゆるりと棚引くオーロラが見えた。
「わぁ」
エルティの口から声が白い息と共に零れる。刺すような冷気は防寒着の合間から染み込んでくるようだが、それも気にならないほどの美しさだ。隣のアウリーネも上を向いて感動しているよう。
「ゆっくり見られる場所を探しに行こう」
頷くアウリーネと二人で見頃の場所を探しに行く。少し小高くなった場所がいいかもしれない。木もなく山も途切れ、空が広く見える場所。二人で銀の雪を踏みしめて、ゆっくり歩いて向かっていく。吐く息はどこまでも白く、凍ってしまうよう。
一番高い場所でエルティアウリーネが空を見れば、一際大きいオーロラがちょうど広がった。
上から赤、緑白、薄桃色。淡い光が混じり合って滑らかに変わる美しい光景に、エルティの口が開いていく。
「ほわー……とってもきれいだね、アウリーネ!」
希望の象徴とも言われるオーロラ。アウリーネにも、人々にも、もちろんエルティにだって希望の未来があるといい。
エルティは歌を紡ぎ出す。いつか、吟遊詩人としてこのすてきな風景を語れるように。今抱いた感動を、言葉に、音に込めて。
大成功🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
陳・桂菓
寒冷適応の持ち合わせはないので、普通の防寒対策をする。
セーターの上に厚手のコートを着込み、マフラーで顔と首をぐるぐる巻きにし、ふかふかの帽子に耳当てを装備。
それから手袋と厚手の靴下……手足の甲殻に負けないような、頑丈なものを選ぼう。
あと、温かいココアも持ち込もう。
オーロラというものは、そもそもいつでも必ず見ることができるわけではないと聞く。気候やら何やら、色々と条件が揃わないとならんとか。
蚩尤の裔を自称する者としては、蚩尤旗……即ち赤いオーロラが見れたら、縁起良く思えて嬉しいのだが。
まあ、もしも空振りでも恨みはするまい。ココアを飲みつつ幻想的な銀世界を眺めるだけでも、来た甲斐はあるというもの。
●
天にたなびく光の帳、古代中国では雲気として記録されたとも言われるその姿。今は緑に白が混じった、緑白色の光のオーロラが星空の中に棚引いている。
陳・桂菓(如蚩尤・g02534)は白い息を吐きながら、それを見上げていた。
温かなセーターの上に厚手のコート、マフラーで顔と首が外気に晒されないようにぐるぐる覆い、ふかふかの帽子と耳当てで頭と冷えやすい耳も温めて。さらには体の内からも、と熱々のココアを保温ポットに持ち込んで。手の先も足元も守るべく、甲殻に負けない頑丈な手袋と靴下、内にファーのついたブーツもばっちりだ。
それでも刺すような冷気を感じるが、逆にそのおかげで空気が澄んでいる。極北には視界を遮るものもなく、美しい空を見上げることができていた。
(「オーロラというものは、そもそもいつでも必ず見ることができるわけではないと聞く。気候やら何やら、色々と条件が揃わないとならんとか」)
その光が見える場所で、見えるだけの理由があるのだと。望んだ風景を見るには運も必要なのかもしれない。
熱いココアをゆっくり啜り、体の内を温めながら桂菓は移り変わるオーロラを見つめている。到着したときには運良く緑の膜は見えた。一瞬高い位置では赤が混じり、時折下の端の方で薄桃色に混じるのも見える。これだけでも幸運なのだろう。
幻想的な銀世界で紫の目を細める。蚩尤の裔を自称する桂菓としては、赤の雲気、蚩尤旗が見えれば縁起がいいと思っていたが、これだけでも十分だろう。
「……おや」
そう思ってのんびりと眺める桂菓の視線の先で、オーロラの形が、色が変わっていく。より高みからより広く。その色は赤く、形はまさに旗の如しであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【落下耐性】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
岡森前・義歩
ファルコ・ヒンメルさん(夢無き若隼・g05170)と一緒に参加します
オーロラ見物とてもよかったです、あとでアルバムにしてまとめたいです
今年のチョコは、オーロラをイメージしたホワイトチョコにします。
バニラエッセンスを入れて、いい香りの白いハート型のチョコレートを贈りたいです。
ハッピーバレンタイン また来年もいい思い出を作りたいですね
ファルコ・ヒンメル
・義歩(g00648)さんと一緒に
・オーロラ見物、とても素敵な思い出になりましたね!
記念写真もたくさん撮れましたし、後でアルバムにしましょうか。
・それで、ええと。
今年のチョコは内緒で選んだりしたものなんです。
オーロラ見物に行けるって聞いたので、チョコレートもオーロラをイメージしたマーブルチョコの詰め合わせです。
ガラスの瓶にはオーロラみたいなたくさんのリボン。食べた後でお部屋に飾れるような、そんな容れ物にいっぱいチョコを詰めました。
・ハッピーバレンタイン、義歩さん。
来年もまた素敵な思い出を作りましょうね!
●
岡森前・義歩(天使のデストロイヤー・g00648)とファルコ・ヒンメル(夢無き若隼・g05170)は、先程見てきたオーロラについて二人で思い返していた。
星空の中に赤、緑白、薄桃の色を混じらせながら、ゆらりと揺蕩うように揺れて形を変え、表情を変えていく美しい光景。遮るものもない銀世界、白い世界に一層映える紺色の空にかかる光の幕。
二人で並び、見上げ、写真に納めた光景は、とても良い体験だった。
「オーロラ見物とてもよかったです、あとでアルバムにしてまとめたいです」
「はい。記念写真もたくさん撮れましたし、後でまとめましょうね」
どんなアルバムにしようか話すファルコと義歩。盛り上がり、落ち着いてふっと一息ついたところで静寂が落ちる。居心地の悪いものではなく、穏やかな心地になるような。
ちょうどいいタイミングだろう。ファルコと義歩が、相手に内緒でこっそり用意してきたチョコレートを出したのは同時だった。
「チョコレート、ですか?」
「義歩さんも?」
なんとなくお互いに笑ってしまう。そっと義歩がファルコへと包みを差し出した。ファルコも義歩へ包みを差し出す。
「ハッピーバレンタイン、義歩さん。来年もまた素敵な思い出を作りましょうね!」
「ハッピーバレンタイン。また来年もいい思い出を作りたいですね」
二人で笑い合い、祝い合い。早速包み紙を開いてみる。
義歩のチョコはオーロラをイメージしたチョコレート。ハート型のホワイトチョコに、薄い赤や緑、ピンクがマーブル模様になっている。バニラエッセンスの香りも甘く、ホワイトチョコの味ももちろん甘く。ふわりと柔らかなオーロラ色のラッピングに詰め込んで。
ファルコはチョコレートの詰め合わせ。オーロラを思い起こさせるようなマーブルチョコレートを、きらめくたくさんのリボンで飾ったガラス瓶に詰めたもの。食べ終わったらその瓶を部屋に飾ってもいいように。
「美味しそうです」
「義歩さん、食べてみてください」
「はい。ファルコさんもどうぞ」
甘いチョコの香りに包まれて、二人は顔を合わせてまた笑う。
この幸せな日にお祝いを。愛しいあなたに祝福を。
ハッピーバレンタイン、来年もまた、良き思い出になりますように。
二人でその日まで一緒に過ごしていくのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV4になった!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
エルティ・アーシュ
フェイクチョコ作りとオーロラの思い出を、フェイクチョコのブローチと一緒にみんなにおすそ分けしたいな
公園とか、道行く人の邪魔にならない場所をお借りするの
…あ、お巡りさんとかに許可もらっとかなきゃかな
大丈夫なら、ぼくの思うバレンタインのあったかい雰囲気や、オーロラの感動を込めた演奏をちょっと挟みながら(【勝利の凱歌】もこっそり使うよ)、希望する新宿島の人にフェイクチョコのブローチを配るよ
数に限りはあるけど、一生懸命作ったから、もらってくれたみんながちょっとでも元気に、それにほっこりしてくれたら嬉しいな
アウリーネも、ブローチを配るの手伝ってね
みんなにも素敵なバレンタインになるといいね
アドリブ歓迎
●
エルティ・アーシュ(受け継ぐ小竜・g01898)は先程作ったフェイクチョコのブローチを詰めた箱を手に、オラトリオ『アウリーネ』と共に新宿島を歩く。
(「フェイクチョコ作りとオーロラの思い出を、フェイクチョコのブローチと一緒にみんなにおすそ分けしたいな」)
こねて飾って、楽しく作ったフェイクチョコのブローチ達。北限の空、寒さと美しい自然に囲まれて見上げたオーロラ。それぞれに込めた願い。そういった気持ちを詰め込んで、エルティはとある公園へとやってきた。
事前にこの管内の警察署には連絡をし、ディアボロスがブローチを配り、パフォーマンスを行うとしてある。
エルティは息を吸い、吐いて、にっこり微笑んだ。そして先程オーロラの感動を紡いだ曲を演奏する。
流れる演奏に、かすかに聞こえる勝利の凱歌に、人々が引き寄せられ、エルティの周囲に集まりだした。きりのいいところまで演奏したエルティは、目があった人へとブローチを手に笑いかける。
「ハッピーバレンタイン! ブローチをどうぞ」
「これ、いいのかしら?」
「はい。ぼくから、バレンタインの記念に皆さんに」
受け取った人は、小花のついたチョコブローチに笑顔でありがとう、と笑ってくれた。
エルティはにこにこした笑顔で見送り、次の人へとブローチを差し出した。アウリーネも静かに、柔らかな動作で箱からブローチを取り出して、配るエルティの手伝いをしている。
数に限りはあるけれど、もらった皆が笑顔になるのを見てエルティも笑顔になる。ありがとうと温かい声が返ってきたり、喜んでその場でつけてくれたり。受け取った人達がほっこりするのに、元気になるのにエルティも喜びを感じるのだ。
(「一生懸命作って良かった」)
ハッピーバレンタインの声と一緒に、溶けないチョコを貴方にも。エルティは笑顔で、幸せをお裾分けしていくのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!