リプレイ
如月・莉緒
総二さん(g06384)と
わかるわかる!こたつでアイスとか最高だもんね
アイスは冬でもよく売れるらしいし…
総二さんの誘いに応じて、そんな話をしながら準備をして
ほんとだよね。でもレンタルルームってほんとに色々出来るんだね
先日、付き合って一ヶ月記念をレンタルルームでお祝いしたことを思い出す
出来上がったチョコアイスはセルクル型で丸く型抜きし
生クリームや苺、星やハートのシュガーフレークにアラザンでミニケーキのようにデコレーション
仕上げは全体に金粉パウダーを振りかけ、彩り用にミントを載せれば出来上がり(必要な材料は持ち込みで)
ふふふ、じゃあ二人のバレンタインパーティーだね
なんて言って微笑んで
神刀・総二
莉緒(g04388)と同伴
寒い時に暖かくして冷たい物を食べるって
豪華というか……なんとなく贅沢に感じないか?
莉緒を誘い、二人チョコアイスを作る準備をしながらそう聞いて
しかし、ついこの間レンタルルームを借りてお祝いしたばかりで
奇遇というかなんというか
案内人が準備した材料でチョコアイスを作りはじめ
どうせなら、より贅沢な気持ちを味わえるようにと
持ち込んできた苺やバナナ、チョコソースでサンデー風に
仕上げのトッピングに星やハートのチョコレートを散らして
残った材料でホットココアも作っておき
なんだか二人だけのちょっとしたパーティみたいだなと
準備しながら莉緒に微笑みかけて
案内された部屋へ、足を踏み入れれば。
空調の効いた暖かな空気が、冬の寒さに冷え切った体を包んでくれる。
「寒い時に暖かくして冷たい物を食べるって、豪華というか……」
なんとなく贅沢に感じないか? と。
脱いだコートをハンガーに掛けながら、神刀・総二(闘神・g06384)が零せば。
「わかる、わかる!」
如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)が、キラリと目を輝かせる。
上着を脱いで、身軽になって。くるりと振り返った視線の先。
部屋の中央に、鎮座しているのは……。
「こたつでアイスとか、最高だもんね」
冬の風物詩とも言える『こたつ』。
見るからにふかふかなお布団は、「さぁ早く温まって!」と。二人を誘っているかのようで。
こんな暖房器具があるのなら、アイスは冬でもよく売れるらしいと言う話にも、納得がいくと言うもの。
けれどまだ、こたつの誘惑に負ける訳には行かない。
より美味しく。より幸せな時間のためにも、まずは下準備から……。
総二が開けて確認した冷蔵庫には、卵に、牛乳に……チョコアイスを作るための様々な材料が用意されていて。
火加減と分量に気を付けながら、これらの材料を混ぜて、温めて。
どのくらい混ぜればいいんだ? なんて。
二人で視線を交わして。確認し合いながら混ぜて……最後に冷やして。
この、アイスが固まるまでの時間が、ちょっぴり待ち遠しい。
「しかし、奇遇というかなんというか……」
アイスが出来上がるまでの隙間の時間を利用して、ミルクを温めていた総二が呟けば。何の話だろうかと。
目をきょとりとさせる莉緒の様子に、思わず小さな笑みが零れる。
「ついこの間も、レンタルルームを借りてお祝いしたばかりだろ?」
「あ、ほんとだよね!」
想いが通じ合って一か月の記念を、この部屋とはまた違うレンタルルームで過ごした事は、二人にとって未だに新鮮で真新しくも、とても大切な思い出。
「でも……レンタルルームって、ほんとに色々出来るんだね」
こうしてまた、レンタルルームで総二と共に過ごす事が出来ている事に、不思議な縁を感じれば。
何だか胸の奥がそわそわするような、ワクワクするような……いっそう浮き立つ心に、莉緒の表情も緩む。
思い出話に花が咲けば、アイスが固まる時間もあっという間にやってくる。
しっとりと、程よい硬さになったアイスは、きっとそれだけでも美味しいけれど。
どうせなら、より贅沢な気分が味わえるようにと。ここからは、盛り付けの時間。
握った果物ナイフで、総二はテキパキとフルーツを切ってゆく。
器に盛ったチョコアイスに、イチゴの赤色とバナナの薄黄色を加えたら。それだけでも、ぐんっと華やかさがアップして。
蕩けるチョコソースをかけたのならば、カフェで出てくるサンデーのよう。
けれど今日は、折角バレンタインだから。仕上げもいっそう華やかに。
総二の手からパラパラと、可愛らしい星やハートのチョコチップが降り落ちる。
そんな総二の隣では、莉緒が集中力を高めてクリームを絞っている真っ最中。
可愛いものは好きだし、綺麗なものも好き。
だから、美味しいものが、より可愛くて綺麗になったら……きっともっと、沢山美味しい。
それに、想いが通じ合って最初のバレンタインとなれば、自然と気合が入ってしまうもの。
丸く型抜きしたチョコアイスを、スポンジに見立てて。
星やハートのシュガーフレークと、生クリームを挟んで。食感にもアクセントを添えたなら……彩は、イチゴの赤色を。
星の川のように飾ったアラザンと、その輝きを引き立てる金粉パウダーをまぶして。
最後のミントは角度に拘って、慎重に……慎重に……ちょこん、と。
丁寧に乗せたなら、ミニケーキ風チョコアイスの完成!
見た目も可愛く、華やかに二つのチョコアイスに、ほんのり湯気を立てるホットココアを添えたら。
「なんだか、ちょっとしたパーティーみたいだな」
質素だったテーブルの上は、パーティー会場に早変わり。
けれど、このレンタルルームに……こたつの会場に入れるのは、総二と莉緒の二人だけだから。
「じゃあ、二人のバレンタインパーティーだね」
莉緒の言葉に、自然と二人の顔に浮かぶ微笑みが。
ぬくぬく甘い二人だけのパーティーの、始まりを告げる……。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
河津・或人
【るれく】旅団仲間と
二人称:名前呼び捨て
チョコアイスかー、とりあえず無難に仕上げてトッピング面で頑張るか
混ぜてあっためて混ぜて冷やして…
一応理にかなっているはずなんだが、錬金術みたいだな、これ
仕上げの直前にテンパリングしといたビターチョコレートを少し加えて…
ほんのりマーブル模様にパリパリ層を作って凝った感を出していくぜ
トッピングにフリーズドライの苺をふりかけて
バレンタインっぽさを出していこう
出来上がったらみんなでちょっと味見する用に一口サイズのも作っておこう
そして最後の「冷やし」はキンキンで!
こたつテーブルでも溶けないガッチガチのやつがいいよな!
(とはいえ最終人類史保冷器具は揃ってるかな?)
レイア・パーガトリー
【るれく】
二人称:名前呼び捨て
アイスのつくり方って…意外と難しいのね…!
アイス部分は混ぜて冷やすだけの簡単レシピで行くわ
仕上げをほんのりパフェ風に
器の中にスポンジやバニラ味の層も作って
器から上は絞り袋からソフトクリームみたいな形に作って…
ブルーベリーソースがくぼみを流れるようにかけて
クラッシュナッツにハート型クッキーを添えて完成!
どう? 結構可愛くできたんじゃない?
ブロスのはとっても大作ね!
南極もこういう感じだったし、行ってみた経験が活きたわね…!
シルヴァーナの、どうみてもカロリーが…
いえ、何でもないわ
アイスの時点できっとみんな誤差、よね…?
*アドリブ歓迎
シルヴァーナ・ガラッシア
【るれく】
敬称:或人さん、レイアちゃん、ブロスくん
自作アイスのお時間ですっ
今日はわたしの夢とロマンが詰まったアイスを作っちゃいますよ!
まずアイス本体は濃厚なハニーバターアイスです!
混ぜるタイミングや量が難しいですが…大好物なので…!
そしてトッピングは…あっ或人さんテンパリングチョコ余ってたら分けて下さい!
この溶かしたチョコレートでアイスに網を描くように線引きして…
トッピングに砕いたミニラーメンです!
ふっふっふ…甘さとしょっぱさが備わり最強に見えますよ…!
9個でいいですか? えっ、多い?
わたしはこのぐらい食べちゃうんで…こたつタイムに食べ過ぎないよう
気を付けますねっ
ブロス・ブラッドハート
【るれく】
この後のこたつタイムを満喫するためにも、みんなで美味しいチョコ作っちゃお~♪
ってことでぇ…あるとにーちゃんわけてー!(なかば強奪して【口福の伝道者】で増やす子)
大っきいバーレル容器にアイスを入れたら、かちかちに固めて…逆さに取り出してトッピング開始だっ
まずてっぺんから味付きのざくざくクラッシュアイスを散りばめて、粉砂糖で雪のデコレーション
じゃじゃーん、氷雪なお山の完成だーっ
いっかい山盛りめいっぱいにアイスを食べてみたかったんだよなぁ~、夢叶う…!!
ちっちっち、カロリーってのは美味しいんだぜ?レイアっ
それに好きなものはいくらでも入っちゃうよなっ、シルヴァーナわかってる~♪
アドリブ歓迎!
「自作アイスのお時間ですっ」
目の前に、ずらりと並んだアイスの材料……卵と牛乳と、それからハチミツと。
その透き通る琥珀色と同じ色の目を、キラリと輝かせて。シルヴァーナ・ガラッシア(スイーツハンター・g02348)が、調理の開始を告げる。
だって今日は、バレンタインだから。
「わたしの夢とロマンが詰まったアイスを作っちゃいますよ!」
大好きなものを、ぎゅぎゅっと……目一杯詰め込むのだと。気合十分にシルヴァーナが拳を握れば。
「この後のこたつタイムを満喫するためにも、みんなで美味しいチョコ作っちゃお~♪」
釣られて握った拳を、意気軒昂にえいえいおーっと。
ブロス・ブラッドハート(いっしょのじかん・g03342)もまた、気合を体で表す。
「チョコアイスかー……」
そんな微笑ましい二人の様子を、一歩引いた位置から眺めて。
思わず口元を緩めながらも、さて、自分のアイスはどうしたものかと。
河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)は思案を巡らせる。
シンプルなアイスも、皆で食べれば美味しいだろうけれど。折角のバレンタインと言われれば、何か一工夫は入れておきたいところ。
「とりあえず無難に仕上げて、トッピング面で頑張るか」
「私も、アイス部分は混ぜて冷やすだけの簡単レシピで行くわ」
或人の呟きに、レイア・パーガトリー(毒棘の竜騎士・g01200)もこくりと頷く。
アイスの作り方は、事前に調べて予習してきたけれど。一般的な作り方は、少しハードルが高そうだったから。
折角、皆と一緒に食べるのだから、不出来なものにはしたくない。
だから無理はせずに……その分、盛り付けは頑張るのだと、口には出さないけれど。レイアの秘めた気合は、その手に提げた袋に……そこに詰め込まれた、様々な盛り付け用の材料に表れていたりして。
そんな気合に満ち満ちた、チーム【るれく】のアイス作りが始まるのでした。
●
アイス作りの工程は、その大半が混ぜる作業。
卵と砂糖を、滑らかな液状になるまでしっかり混ぜて。
牛乳や生クリームも温めながら、混ぜて。先ほどの卵液やココアパウダー等も入れながら、まぜまぜまぜまぜ。
そして最後に冷やすと、あら不思議。固形のアイスになるのである。
「一応理にかなっているはずなんだが、錬金術みたいだな、これ……」
あるいは、状態変化について学ぶ、科学の実験だろうか……と。
泡だて器を動かしながら、ぼんやりと考える或人の背後へと忍び寄る、不穏な影が一つ……。
「……あるとにーちゃん、わけてー!」
「おわっ!?」
一体、何事だろうかと。振り返った或人の視線の先で、強奪したアイスの原液を手にブロスが何やら不敵な笑みを浮かべている。
「これを、口福の伝道者で増やせば……」
ブロスが思い浮かべるのは、文字通りの山盛りアイス。
だって、バケツのプリンとか、ゼリーのプールとか。規格外なボリュームのスイーツには、夢とロマンが詰まっているのだ。
その為ならば、アイスの原液だって食事と割り切って……。
「いま食事したら、アイス食べられないんじゃないか?」
「…………え?」
冷静な或人のツッコミに、その辺りを全く気付いていなかったブロスは、目をぱちぱち。
そう……口福の伝道者の発動には、大抵のディアボロスが一日三度ほど行っている食事のうちの、一回分をしっかり食べる必要があるのだ。
つまり、口福の伝道者を発動出来てしまった場合、いくら別腹と言い張っても完成したアイスを食べる事は……。
「おれのっ、アイスの山っ……!」
「追加で材料を貰えてよかったな」
かくして、アイスの原液を楽して増やすという目論見の外れたブロスは、案内人から提供された追加の材料を、まぜまぜまぜまぜ。一生懸命に混ぜるのでした。
いっぱい混ぜればお腹も空いて、きっとアイスも美味しくなるはず。頑張れ少年!
「アイスのつくり方って、意外と難しいのね……」
ガシャガシャガシャガシャ、と。
大量の材料を懸命に混ぜるブロスの姿に、レイアは思わず目をぱちくり。
でも、懸命なブロスの表情は、何だか楽しそうにも見えて。
くすりと小さく、笑みが零れる。
そんなレイアはと言えば、既にアイスの原液は作り終えて。今は固まるのを待っている所。
混ぜて冷やす簡単なレシピを選んだおかげで、少し時間に余裕があるから。
どの器に、どんな風に盛り付けようか、色々と思い浮かべながら。
レイアは用意していたトッピングの為の道具や材料を、テキパキと並べてゆく。
「……あら?」
そこに、ふわりと漂ってくるいい匂い。
甘くて、でも少しほろ苦い大人な香りは、或人の手元から。
温度に気を付けながら溶かしたチョコレートは、香りが引き立って。皆の鼻をくすぐってゆく。
これを、仕上げ前のアイスの原液に加えたならば、またもやよく混ぜ……は、しない。
あえて、ゆるく。さっくりと混ぜて。
マーブル模様に留める事で、食感と味にアクセントを加える算段なのだ。
「……あっ、或人さん! テンパリングチョコ余ってたら分けて下さい!」
アイスが固まったのなら、ここからはトッピングの時間。
シルヴァーナが冷蔵庫から取り出したアイスは、黄色味の濃いハニーバターアイス。
混ぜる順番やタイミング、そして分量も細かく気を付けねばならない難易度の高いレシピに、上手くできるか正直ドキドキしていたけれど。
色味も、スプーンを入れてみた感触も中々のもの。
ここに、或人から分けて貰ったチョコレートで、網目を描いたならば。最後の仕上げは……。
「シルヴァーナ、それは……」
パキパキッ、バリバリバリバリ。
突然キッチンに響いた異音に、レイア、本日二度目の目をぱちくり。
だって、シルヴァーナの手にあるのはどう見ても……。
「ふっふっふ……砕いたミニラーメンです!」
光と闇とか、ツンとデレとか。
相反するものというのは、時に互いを引き立て合うもの。つまり。
「甘さとしょっぱさが備わり、最強に見えますよ……!」
え、本当に入れるの? と。誰かが問う暇もなく。
シルヴァーナの手により、砕けたミニラーメンがアイスへと降り注ぐ。
ここに、チョコレート掛けミニラーメントッピング、ハニーバターアイス……爆誕。
「どうみてもカロリーが……」
字面だけでも、ちょっとお腹いっぱいになりそうなアイスの誕生を目にして、思わず『体重』の二文字がレイアの脳にチラつくけれど。
「9個でいいですか?」
大好きなアイスを、しかもアレンジも加えて作り上げたシルヴァーナの、キラキラとした澄んだ目を見てしまったら、それ以上は何も言えない。
口を噤んだレイアの代わりに、すかさず「それは多い」と或人のフォローが飛んだ。
「ちっちっち……」
そんなレイアに、指を振って見せるブロスの前には、どーんっと大きいバーレル容器が鎮座している。
そう、頑張ったのだ。物凄く頑張って、混ぜに混ぜて。ようやく固まったこれは……すばり、アイスの山。
「カロリーってのは美味しいんだぜ? レイアっ」
取り出したアイスの山に、ざっくざくのクラッシュアイスを散りばめて。カロリー何て気にせずに、粉砂糖だってまぶしちゃう。
「好きなものはいくらでも入っちゃうよなっ、シルヴァーナわかってる~♪」
「わたしはこのぐらい食べちゃうんで」
インセクティアであるシルヴァーナから見れば、人間世界の一般的なボリュームの料理は、いつも少し物足りないくらい。
だから少し、張り切り過ぎてしまったと。
ふふっと笑う、シルヴァーナの笑い声を聞きながら。ブロスは加減なく、もさもさと。砂糖の雪を降らせて。
「じゃじゃーん、氷雪なお山の完成だーっ」
出来上がったのは、メガ盛り山盛りな氷山風アイス。
「とっても大作ね!」
「いっかい山盛りめいっぱいに、アイスを食べてみたかったんだよなぁ~」
沢山混ぜて苦労した分だけ、夢とロマンが詰まっているアイスを前に。「夢叶う~」としみじみ呟くブロスの様子に。
「南極もこういう感じだったし、行ってみた経験が活きたわね」
笑いを誘われながら、レイアも最後の仕上げに入る。
パフェ用の器に、スポンジやフレーバーの違うアイスで層を重ねて。
用意していた絞り袋に入れるのは、少し柔らかくしたアイス。
パフェと言えばやっぱり、天辺はソフトクリームみたいにしたいから。
慎重に絞って、ブルーベリーソースで彩を添えて。
それから、それから。クラッシュナッツに、ハート形のクッキーも……一瞬、『体重』とか『カロリー』とか、そんなワードが脳裏を過るけれど。
(「アイスの時点できっとみんな誤差、よね
……?」)
すごいアイスを立て続けに見せられた今、これくらいのカロリーは誤差と言えるような。けれど、疑問符が拭いきれないような……。
ちょっぴり複雑な気持ちのまま、クラッシュナッツが、レイアの指の隙間から零れ落ちてゆく。
「あれ? あるとにーちゃんのアイスは?」
「あぁ、俺のは……」
或人が指差す先は、冷凍庫。
だって、こたつで食べるのならば……。
「こたつテーブルでも溶けない、ガッチガチのやつがいいよな!」
スプーンが刺さらないくらいカチカチのアイスを、少しずつ溶かしながら食べるのも。これまた冬の楽しみなのだと、或人は笑う。
その為に、フリーズドライの苺をふりかけて一度仕上げたアイスを、更に冷やしているところなのだ。
「味見する用に、一口サイズのも作ってあるけど……」
「食べる!」
或人が問う前に、ブロスの元気のいい声が響く。
一拍遅れて、レイアとシルヴァーナも頷いて。
ぬくぬくと、ひえひえの美味しい時間は。もう、すぐそこだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV2が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV3が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
カナト・ラウルス
夜壱(g00016)と一緒に
炬燵とアイスって贅沢な組み合わせ。
アイス作りかあ…僕一人で作ったら大変なことになりそうだし、夜壱と一緒に作業する方が心強いよ…!
味は…やっぱり今の時期はチョコかな?
上手にアイスができたらパフェにしてみたいな…!
この混ぜるっていう作業、地味だけど結構大変だね…!
沸くまで……強火で一気にって言うのは…あはは、やっぱりダメだよね。
そうだね、僕のいた国だとお花を贈る方がしっくり来るかな。
惚気話は特にないんだけど…チョコよりお花を贈った方がびっくりしてもらえるかな?夜壱はどう思う?
…ところで、夜壱の恋バナが聞けるのはいつになりそう?
花塚・夜壱
カナト(g00321)と
オコタでアイス…!
贅沢をいっぱい堪能しよう!
カナトはあまり料理経験がないんだったな
良かったら、一緒に作らないか?
アイスの味は…チョコ?
バレンタインらしくて良いな
パフェにするなら、フルーツも切って用意しよう
まずは材料を入れて混ぜる、ひたすら混ぜる
後は鍋に入れて、牛乳と生クリームを入れて沸くまで待とう
強火でさくっと作りたい気持ちは分かる、とても分かる
カナトは誰かにチョコを…いや、男性の場合は花だったか
恋バナと言うか、カナトの惚気話を聞いてみたくて
花を贈りたい相手がいるのか、それは素敵だな!
愛の告白…
きっとびっくりした後、笑ってくれるさ
俺の恋バナ?うーん…
あっ、鍋が沸いてきた
レンタルルームの中央に鎮座する、見るからにふかふかなお布団を纏った『こたつ』……の、横を通り過ぎて。
カナト・ラウルス(桜華狂咲・g00321)が向かうのは、その奥のミニキッチン。
「炬燵とアイスって、贅沢な組み合わせ」
冷蔵庫を開けて、中の材料を確認しながら。カナトの線の細い柔らかな顔立ちに、花が咲くような笑みが浮かぶ。
「オコタでアイス……贅沢をいっぱい堪能しよう!」
そんなカナトの言葉に、花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)は深く頷く。
がっしりとした大柄な体格に、鬼人の立派な角を備える鬼人である夜壱は、その人柄を知らない者に、時折怖がられてしまう事もあるのだけれど……。
彼が雑貨喫茶を営んでいる事もあってか、エプロン姿で立つ様は、小さなキッチンにも不思議としっくり収まっている。
「アイス作りかあ……」
むしろ、キッチンの中で、少々動きがギクシャクしているのはカナトの方。
とりあえず、必要そうな材料を出しては見たものの……さて、ここから何をしたらいいのやら。
「カナトは、あまり料理経験がないんだったな」
夜壱にそう言われれば、その通りと。困った笑顔で、肯定するより他にない。
けれど、良ければ一緒に作ろうと。そんな嬉しい言葉をかけて貰えたら。
「僕一人で作ったら大変なことになりそうだし、夜壱と一緒に作業する方が心強いよ……!」
カナトの顔に、柔らかな笑みが戻って来る。
「味は……やっぱり、今の時期はチョコかな?」
「バレンタインらしくて良いな」
もしも、一人で作れと言われたら。ちゃんと完成するといいなぁ……と、祈りながら作る事になっていただろうけれど。
夜壱という心強い指導者を得た今、カナトは遠慮なく、自身の理想を口にする事が出来る。
「上手にアイスができたらパフェにしてみたいな……!」
「パフェか」
アイスが主体のパフェならば、ミニサイズの器にカットしたフルーツを周囲に添えれば、雰囲気が出るだろうか。
フレーバーの違うアイスを乗せるのも、いいかもしれない……なんて。
完成図を思い浮かべながら、夜壱の主導で二人のアイス作りがスタート。
まずは、材料をしっかり量って。混ぜるところから。
しかしこの工程、ただ材料同士が合わさればいいと言うものでは無かったりする。
……カシャカシャ、カシャカシャ。
夜壱の振るう泡だて器は、リズミカルに動き続けるのに対して。
「地味だけど、結構大変だね……!」
泡だて器を左手に持ち替えたり、また右手に持ったりとカナトは悪戦苦闘中。
白っぽい色になるまで……と、言われても。白っぽいって、どれくらい? と。
はてなマークが頭に浮かぶ。
「後は鍋に入れて、牛乳と生クリームを入れて沸くまで待とう」
「沸くまで……」
そう夜壱に言われても、コンロの火はかなり弱めで。中々、変化が見えなくて。
「強火で一気にって言うのは……やっぱり、ダメだよね」
思わず、カナトがそう言いかけた所で、夜壱から幼子を見るような……何だか妙に暖かい視線を返されて。カナトは慌てて、意見を取り下げる。
(「強火でさくっと作りたい気持ちは分かる、とても分かる」)
弱火で三分とか書いてあったら、強火で一分でいけるのでは? とか。料理に不慣れなうちは、つい考えてしまうものなのだ。
そんなカナトの言動に、自分がまだ料理に不慣れであった頃が重なる気がして。実は、ちょっと懐かしい気持ちになっていただけだったりする夜壱なのでした。
「カナトは誰かにチョコを……いや、男性の場合は花だったか」
鍋の様子に注意を払いながらも、話題に上るのは、やはりバレンタインの事。
「そうだね、僕のいた国だとお花を贈る方がしっくり来るかな」
新宿島では、もっぱらチョコレートのイメージが強いイベントだけれど。
実際は、地域や時代によってバレンタインの在り方は様々であったりする。ただ、どのような場合でも、その根幹にあるのは『恋愛』というテーマ。
だから恋バナと言うか……カナトの惚気話を聞いてみたくて話題を振ったのだと、夜壱が正直に伝えて見れば。
「惚気話は特にないんだけど……」
どうやらカナトには、その話題で思い浮かぶ相手が居る様子。
「チョコよりお花を贈った方がびっくりしてもらえるかな? 夜壱はどう思う?」
そう、カナトが問うた瞬間に。夜壱の桃色の目がキラリと輝く。
「花を贈りたい相手がいるのか、それは素敵だな!」
何だか、声のボリュームも一段階大きくなった気がするし。
(「愛の告白……」)
何か納得するように、うんうんと頷いているし。
「きっとびっくりした後、笑ってくれるさ」
そう、いい笑顔で返されると。何だか夜壱の中で、話が物凄く大きくなっているような気が……。
「……ところで、夜壱の恋バナが聞けるのはいつになりそう?」
「俺の恋バナ? うーん……」
意趣返しとばかりに、カナトが返した質問は。
「あっ、鍋が沸いてきた」
しかし、ミルクと生クリームの甘い香りの中で、有耶無耶にされてしまうのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
キーラ・パーヴェルファング
【鉄線】
色々調べたの
バレンタインのチョコレートは異性の心を掴むためのものだって
ハートの形が人気だということも書いてあったわ
うぅん……左右均等に結べない……
(結び方を教わり)ありがとう、手が小さいからとても助かったわ
それじゃあ、開始
(湯煎のためにお湯を沸かします)はい
(水を入れたコップを直火)(は?)
ごめんなさい
いつも食事は持ってきてもらえてたから、自分では……
ええ、一緒に作ってくれると心強いわ
(しばらく格闘)
(温め、冷やし)
あとは型を使って、こうして固めていくだけ
(完成した心臓型チョコアイスを見せ)
どう?
パラドクスで内部の血管まで再現したの
静脈をもっとわかりやすくできたらなお良かったのだけれど
十埼・竜
【鉄線】
※レシピ通りに無難に作るタイプ
おお、バレンタインの予習完璧じゃん!
きみ、アイス作るのもこたつも人生で初めてだろうし
是非こういう雰囲気を楽しんで欲しいなあ
がんばろー!
エプロンの着方からかぁ
そんな気はしてました
大丈夫大丈夫…いや大丈夫じゃない!!直火危ない!!
よーし確認しながらゆっくりやってこっか……!
(現代の調理器具の説明から始まりスローペースで格闘)
(完成したアイスが何故か型取りされていく)
…うん
ハートは定番だけど心臓(ハート)じゃないんだ
何処で吹き込まれたのその話っていうかよくそんな型あったな!?
どうって(細部を拝見)とてもよく…出来てるねぇ…
「色々調べたの。バレンタインのチョコレートは、異性の心を掴むためのものだって」
レンタルルームに入って、開口一番。
キーラ・パーヴェルファング(大公の牙・g08440)は、自身の調べたバレンタインについて、語り始める。
そもそも、人間の文化というだけで縁遠く。ましてや、地域や時代によっても様々な形式があるイベントだから。
新宿島のバレンタインとはどういうものか、キーラなりに学んできたのだ。
「ハートの形が人気だということも書いてあったわ」
「バレンタインの予習完璧じゃん!」
そんなキーラの口から、人の文化についてすらすらと出てくる事が、何だか新鮮で。
十埼・竜(スカイセンサー・g02268)の口から、感嘆の声が零れる。
キーラの反応を見るに、アイスを作る事も初めてならば、恐らく『こたつ』に触れるのも初めてなのではないだろうか。
表情こそ、普段と変わらないけれど。こたつに向けられたキーラの視線は、どこか興味深そうで。
(「是非、こういう雰囲気を楽しんで欲しいなあ」)
先ほど披露してくれた、バレンタインの知識といい。彼女が自分の意思で人の文化に触れ、学ぼうとしてくれている事が、何だか嬉しい。
「まずはアイス作り、がんばろー!」
元気のいい宣言で始まった、キーラと竜のアイス作りは……。
「うぅん……左右均等に結べない……」
しかし、調理の開始前に躓いた。
「ありがとう、手が小さいからとても助かったわ」
竜に教わりながら、今度こそ綺麗に結べたエプロンを纏って。キーラはキッチンに入ってゆくけれど。
本当に大丈夫かな……と。竜の心に湧く、一抹の不安。
そんな竜の不安など、知った様子もなく。
キッチンの設備をきょろきょろと見回したキーラは、何かを納得したように頷いて。
「チョコレートは、湯煎で溶かすの」
ここでも、学んだ知識をしっかりと披露。
(「あれ。意外と大丈夫そう
……?」)
「だから、まず……」
先ほど感じた不安は、杞憂に終わるかもしれない。
竜が胸を撫で下ろそうとした……その矢先に。
「お湯を沸かすわ」
キーラさん。水を入れたコップを、コンロにオン!
(「いや、大丈夫じゃない!!」)
ここで火が付くのね、と。
キーラの手は容赦なくつまみに伸びて、チチチチチチ……。
「直火危ない!!」
コンロが音を立て始めた、ギリギリの所で。竜の手がコップを掻っ攫う。
竜が急に大きな声を出すものだから、キーラは目をきょとり。
本に書いてあった通りに、やってみたつもりなのだけれど。どうやら、何かを間違えてしまったらしい。
「ごめんなさい。いつも食事は、持ってきてもらえてたから……」
自分で調理をしたことがほとんど無いのだと、キーラが言えば。
「よーし、確認しながらゆっくりやってこっか……!」
そんな気はしてました……とは。言わないでおく竜。
ただ……。
「ええ、一緒に作ってくれると心強いわ」
そう頷くキーラの偏った知識が、悲劇を生まないように。
手順も、使う道具も、一つ一つ確認しながら。二人のドタバタなアイス作りは続いてゆく。
何とか、アイスの原液を作る事が出来たのならば。
あとは大丈夫……と。
キーラの手によって、『独特の型』に納められたアイスは、冷凍庫の中へ。
数十分後。
固まったアイスを取り出したキーラは、鋼線で最後のデコレーションを施してゆく……。
(「え、何で鋼線?」)
再び湧き上がる不安感に、ハラハラしながら見守る竜の前で。
キーラの手は、どこかウキウキとした様子で鋼線を手繰る。
表情こそ普段と変わらないけれど、何だか紅玉の目も、どこか楽しそうな光を帯びていて……。
「どう? 内部の血管まで再現したの」
かくして、普段は人形のような表情の少女は、その唇に極々小さな笑みを浮かべて。
どーんと竜へと差し出したのは、心臓……と書いて、ハートと読む形のチョコアイス。
「……うん。どうって……」
竜。ここで選択を迫られる。
ツッコミ所は満載な、キーラのチョコアイスだけれど。しかしこれは、紛れもなく女の子がバレンタインに作ったスイーツ。
しかも、恐らくは初めての。
「静脈を、もっとわかりやすくできたらなお良かったのだけれど」
なんて。そんな風に言われたら。
つまりそれって、キーラにとってこの心臓型のチョコアイスは、まんざらでもない仕上がりであるという事。
そんなスイーツを前にして、「定番のハート型ってそれじゃない」とか、「どこで買ったのそんな型」とか……言える奴、いる?
「とてもよく……出来てるねぇ……」
うん。土台無理でした。
ハートと心臓の誤解については、明日か明後日か……あるいは一年後くらいの自分に何とかしてもらおう、と。
視線が遠くにいっている、竜の様子には気付くことなく。
キーラは、作り上げた心臓型のチョコアイスをしげしげと眺めて……満足そうに、こくりと頷くのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
姫乃・葵
お料理は好きだけど、アイスを1から作るのは初めてかも
いっかいあっためるの?
チョコレートもゆせんして溶かしたりするし、そういう感じかな
アイスに関しては初めてとはいえお菓子作りは大とくいだから
手順おぼえればきっと簡単だろうし
アレンジとして細かく切ったイチゴ混ぜたいな
イチゴとチョコの組み合わせっておいしいよね
いちごチョコじゃなくフルーツのイチゴを混ぜるのは
食感もいっしょに楽しみたいから
少し凍ったイチゴのシャリッとした食感、たのしいよね
余ったいちごでソース作って
おこのみでアイスの上からかけれるように
たべるのたのしみ!
※実年齢以上に幼い仕草とたどたどしい滑舌
難しい言葉は全部ひらがなかカタカナになります
卵に、ミルクに。ココアパウダーと、それから……うぅん。
用意されていた材料を並べて、姫乃・葵(青の純真・g01627)は、こくりと首を傾げます。
お料理は好きだけれど。
いざ作ろうと材料を並べたら、最初に何をするべきか。ぱっとは思いつかなくて。
そう言えば、アイスを一から作るのは初めてだったような気が?
「いっかいあっためるの?」
レシピの本をめくって、まずは手順の確認から。
(「チョコレートもゆせんして溶かしたりするし、そういう感じかな?」)
基本の手順と、材料の分量をしっかりと守る事が大事だと。葵はちゃんと分かっているのです。
だって、アイスを作るのは初めてでも、お菓子を作るのは大得意なのですから。
レシピの本をめくっていけば。確かに。
アイスの原液を作る手順は、難しくは無さそうです。
ただ、沢山混ぜなければならない所が、少しだけ大変そうだけれど。
(「たべるのたのしみ!」)
この大変さを乗り越えてこそ、出来上がるお菓子は美味しくなるのだと、葵は知っているのです。
だから、わくわくする心のままに。薄青色の髪を揺らして、まぜまぜまぜまぜ。
沢山混ぜて、アイスの原液が出来たのならば。あとは冷やすだけ……なのだけれど。
折角のバレンタイン。
素敵に美味しく過ごせるように、何かもう一工夫を入れたい所。
(「なにがいいかな
……?」)
冷たく甘いチョコアイスと相性が良くて。出来れば、彩や食感も楽しめるもの……。
きらり、と。閃きという名の輝きを、その目に宿して。
葵が取り出したのは、艶やかな赤色のイチゴ。
チョコフォンデュ等でもよく出てくる、定番にして王道な組み合わせならば。初めてのアレンジアイスにも、丁度良さそう。
細かく切ったイチゴを、アイスの原液に入れたなら。今度は混ぜ過ぎないように。
果肉を潰してしまわないように、やさしくやさしく混ぜていきます。
そうすればきっと、アイスが固まる頃に、イチゴも程よく凍って……。
(「シャリッとした食感、たのしいよね」)
仕上がりを想像するだけで、葵の胸は今からわくわく、そわそわ。
けれど、アイスとイチゴが固まるまでには、少し時間がかかるから。
空いた時間に、余ったイチゴをお鍋に入れて……ことこと、ことこと。
ゆっくり、じっくり蕩かせた。イチゴソースの甘酸っぱい香りが、葵の鼻をくすぐります。
この香りが、部屋中に広がる頃には。
きっとアイスも、食べ頃になっている事でしょう。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
咲樂・祇伐
【鴉とお嬢】
カラスくん、暖かいですねぇ……
おこたでぬくぬく、こたつむりになりつつ──なっている場合では無いのです!
カラスくん、チョコアイスを作りますよ!
ふふ、任せてください
お料理は得意なんですよ
材料を入れて…あとチョコチップも追加して…と…さぁ、カラスくん!
混ぜてください
私は氷雪の魔法でそっと冷やします
頑張れ頑張れと応援しながら、幼なじみのような世話係が奮闘する姿をみやり
カラスくんとこんなひと時が過ごせるなんて、嬉しいな
あなたは仕事だから私の世話をやいてくれるのかもしれないけれど
…それでも、私は
嬉しいの
うん!美味しいー!
分け合って食べるアイスは絶品!
こたつでアイス…なんとも言えない贅沢ですね!
帷・カラス
【鴉とお嬢】
こいつの魔力には抗えねぇよ
敬愛する主の娘さん、つまり嬢ちゃんの前だというのにだらけちまうのも仕方ないことだ
アイスか!
いいねぇ、贅沢だ
力仕事は任せておけ!
嬢ちゃんにそんなことはさせられねぇよ
手際がいいな嬢ちゃんは大したもんだ
幼い頃の彼女はいつも黙って大人しすぎて…
成長を感じつつ無心で混ぜる
もういい?
まだ?
なかなか大変だ
嬢ちゃんのお願いだからな!
嬢ちゃん…
仕事は仕事だけど
それだけじゃない
俺も嬉しいよ
嬢ちゃんと同じ世界で
同じ目線で話せて遊べて
ぽんと頭を撫でてやる
なんでも頼れ
俺は兄ちゃんみたいなもんだからな
完成したらアイスで乾杯だ!
こんな贅沢もいいもんだ
何せ、嬢ちゃんが満開に笑ってんだから
足を入れた瞬間から包み込まれる、暖かな空気。
触れる布団はふかふかで。ぬくぬくで。
「カラスくん、暖かいですねぇ……」
咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)の柘榴の瞳も、とろりと微睡む。
「こいつの魔力には抗えねぇよ」
寒気に冷えた体を包んでくれる、このぬくもりの前に。背筋を伸ばしたままで居る事は難しい。
それが例え、帷・カラス(神遣・g08316)の敬愛する主の娘さん……つまり、嬢ちゃんの前であったとしても。更なるぬくもりを求めて、カラスの背中は自然と猫背になってゆく。
祇伐もまた、一足早く春が訪れたかのような薄桃色の竜尾が、するりとこたつに飲み込まれて。
もっと、もっとぬくぬくを……と。
いつの間にか、こたつという殻を背負ったカタツムリのように。所謂、こたつむりへと……。
「なっている場合では無いのです!」
おっと、いけない。
このままでは、ぬくぬくの夢に包まれて。バレンタインと言う特別な日が、何もしないままで終わってしまう。
「カラスくん、チョコアイスを作りますよ!」
「アイスか! いいねぇ、贅沢だ」
こたつの温もりをより引き立ててくれる、冷たいアイスを作る為。今は、その温もりにさよならを告げて、祇伐はキッチンへと向かう。
「お料理は得意なんですよ」
自信に満ちた花咲く笑みで、「任せてください」と言った通りに。
祇伐の手は迷いなく、テキパキと。材料を揃えて、量って……。
「手際がいいな、嬢ちゃん」
ざらざらと、ボウルにチョコチップを入れる祇伐の姿に、カラスは目を細めて。
幼き日の、彼女の姿を思い出す。
言葉は少なく、感情もあまり出さずに。大人しすぎて、見ていて心配になる……。
そんな少女であった祇伐が、今は楽しいと言う感情をふわりと花咲く笑みで表して。
泡だて器を手に、自分の意思で料理に励んでいるというのだから。
その成長ぶりに、胸が熱く……。
「……さぁ、カラスくん!」
「ん?」
半ば親の気持ちで、祇伐の成長をしみじみと感じていたカラスに差し出されたのは泡だて器。
「混ぜてください」
ここ数年のうちに、ぐんと大人びた顔で。祇伐がにこりと笑う。
「力仕事は任せておけ!」
そんなお嬢ちゃんに、力仕事などさせられないと。
渡された泡だて器で、カシャカシャカシャカシャ……。
カラスは懸命に、腕を振るうけれど。
料理に置いて、この混ぜると言う作業。シンプルながらも、実は中々に奥が深いもの。
色が変わったり状態変化が起きるまで、しっかりと混ぜなければいけなかったり。逆に混ぜ過ぎてはいけない時もある。
ちなみに、今は前者。
「もういい? まだ?」
慣れない動きに、腕に疲労が蓄積してゆくけれど。
しっかりと細かな空気が入るまで、頑張れ頑張れと。祇伐が微笑み、応援してくれるのならば。
「嬢ちゃんのお願いだからな」
腕の疲労など、何だと言うのだ。
雑念を払い、心を無にして。ただひたすらに腕を動かし続ける……そんな、幼なじみのような世話係の奮闘ぶりに、思わずふふっと。
祇伐の唇から、笑みが零れる。
「カラスくんとこんなひと時が過ごせるなんて、嬉しいな」
祇伐にとってカラスは、いつも当たり前のように傍に居てくれる存在。
けれどその距離感は、普通の人が言う幼馴染とは、少し違うから。
「あなたは仕事だから、私の世話をやいてくれるのかもしれないけれど……」
こうして、同じ時間を過ごす事が出来るのは。祇伐が、カラスの心酔している主の娘であるから……。
「それでも、私は……」
重ねた時間が長く、大きいからこそ。
『本当にそれだけ?』……なんて質問は、今更過ぎて。
祇伐が紡ぐのは、ただ一言。
「嬉しいの」
「嬢ちゃん……」
まだ遠き、春を思わせる祇伐の微笑みに。
「仕事は仕事だけど……」
それだけじゃないのだと。カラスもまた、笑顔で応える。
「俺も嬉しいよ。嬢ちゃんと同じ世界で、同じ目線で話せて遊べて」
長く、見守って来たからこそ。
常に祇伐と同じ世界に……出来ればその、一歩前に。
彼女を守れる位置に、立ち続けたいと思う感情は。
「俺は、兄ちゃんみたいなもんだからな」
屈託のない笑顔で、だから「何でも頼れ」と。
カラスの手が、祇伐の頭に優しく触れる。
しっかり混ぜられた材料を、型に流し込んだなら。後は、固まるのを待つだけ。
「完成したらアイスで乾杯だ」
「こたつでアイス……なんとも言えない贅沢ですね」
それにきっと、一緒に分け合えばもっと美味しいから。
アイスが出来上がるのを待つ。少しそわそわする、この時間にさえ。
二人の笑顔は、暖かな部屋に満開に咲き誇っていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
イツカ・ユメ
【やすらぎの館】
寒い季節に、あったかいこたつで食べる冷たいアイスは最高だよね!
まずは皆で美味しいアイス、作っちゃおう♪
わたしはチョコアイスにバナナを入れて、チョコバナナアイスにするんだよ。
途中でつまみ食い……じゃなくて、味見も忘れずに。
んふー、美味しい♪
皆はどんなアイスにするのかな?
味見のお手伝いならわたしに任せて!(今年一番のきりりとした顔)
ミレイちゃんとガンドラちゃんはベリー系だね。女子力が高い!
ミレイちゃんのはブルーベリーと苺で華やかカラフル!
ガンドラちゃんのは荒目に潰した苺の存在感と食感がイイカンジ!
あゆみくんのそれは、ラムレーズン?わかる、ついつい多めに入れたくなっちゃうよね!
ミレイ・ドリムータ
【やすらぎの館】
こたつに入ってチョコアイス、華やかではないけど最高の贅沢よね。
その為にもおいしいチョコアイス作らなきゃ!
(レシピを見ながら)えーと、チョコを湯煎で溶かした後は卵は卵黄と卵白に分けて……アイス作るのって結構手間かかるのね。
ま、おいしいアイスの為だもん。手間は惜しまないわ。
レシピ通りにおいしいアイスは完成したけど、折角だしちょっとアレンジを。
持ってきた冷凍のイチゴとブルーベリーを刻んで、仕上げに混ぜる。
これでチョコベリーアイスの完成!ベリーとアイスの組み合わせは間違いない美味しさよね。
味見してみる?その代わりそっちのも一口頂戴!
イツカのアイスもバナナの柔らかい食感が良いアクセント!
田淵・あゆみ
【やすらぎの館】
こたつでアイス、文明の力だよなー
自家製ラムレーズンの小瓶を持ってく、チョコアイスに混ぜたら絶対美味いと思うんだよね
パティシェールの直伝だから味は保証するよ、うん
バターに混ぜても最高なやつ
レシピ見ながらアイス作ってく
ラムレーズンにはビターなのが合いそうだから、ココア多めの方が良いかな
この手の混ぜる具材、ついつい沢山入れてしまいがちなんだよなー
美味しいのどっちも!って欲張って、んでバランス悪くなんの(ケラケラ)
なので、も少し入れたいけど止めとこ
皆のも美味しそ、良かったら味見させてよ
バナナとかベリー、チョコと相性抜群だよね
俺のは…ラムレーズンなら未成年でもオッケー?
アレンジ連携歓迎
ガンドラ・ブラッディア
【やすらぎの館】
・アドリブ可
冬ならではの、醍醐味なのだろう。非常に、興味深い。
では我輩は、チョコストロベリーで、行くとしよう。甘酸っぱく、甘美なひと時を、過ごせること、請け合いだ。
砂糖を塗した苺は、粗目に潰し……(レシピを見つつ作業を進める)
これが出来れば、女としての格も、一段階上がるに、違いない。
味見の手伝いか。是非にとも。
だが、我輩も皆のが、興味深い。つまり、アイスの等価交換……即ちシェアである。如何か?
良かった、イツカからも、そう映るならば、出来栄えに、問題は無し。
我輩も、イツカのを、頂こう。
……美味である。舌触りも、最高だ。
ラムレーズンは、未成年でも、問題あるまい。
さて、準備は万端だ
寒さの峠を越え、少しずつ春の気配が近づいて来ているとはいえ。まだまだ、外の空気は冷たくて。
「こたつでアイス、文明の力だよなー」
部屋に入った瞬間に、空調のよく効いた空気の暖かさを感じながら。田淵・あゆみ(人間のサウンドソルジャー・g06882)が、その特徴的な声で零せば。
「寒い季節に、あったかいこたつで食べる冷たいアイスは最高だよね!」
イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)もまた、声を弾ませる。
部屋の中も、十分暖かいけれど。その中に、どーんと鎮座している『こたつ』こそが、今日の本命。
きっと、こたつの中は一層ぽかぽかで。お布団は見るからにふかふかで。
そんなこたつで、ひんやり冷たいアイスを楽しむなんて。
「華やかではないけど、最高の贅沢よね」
その時を想像するだけで、ミレイ・ドリムータ(空虚と向き合う少女・g01550)の表情も、今から緩んでしまう。
「冬ならではの、醍醐味なのだろう。非常に、興味深い……」
そんな仲間達の声と表情に、浮き立つ和やかな空気を感じながら。ガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)は、こくりと頷く。
本来は夏に好まれている筈のアイスを、あえて冬に食べるという発想。冬と言う自然の冷たさと、人の手が作り出した暖かさのバランスが……うんたらかんたら。
その辺り、つい真面目に考察してしまうガンドラだけれど。
結果、どのような楽しさが生まれるのかについては、仲間達の笑顔が既に答えを示してくれている。
「その為にも、おいしいチョコアイス作らなきゃ!」
気合十分に、ミレイがぎゅっとその手を握れば。
「まずは皆で美味しいアイス、作っちゃおう♪」
応えるイツカも、元気いっぱいに拳を上げて。
【やすらぎの館】の賑やかなアイス作りが、始まるのでした。
●
お料理を美味しく作るには、まず基本の手順や分量をしっかりと確認する所から。
「えーと……」
本に書かれたレシピを、指でなぞって。一工程ずつ確認しながら、ミレイは調理を進めてゆく。
「後は、卵は卵黄と卵白に分けて……アイス作るのって、結構手間かかるのね」
アイスの作り方は、比較的簡単……と、聞いていたような気がするけれど。
実際にそれを簡単だと感じるかどうかは、それぞれの料理スキルにも寄る所。
「ま、おいしいアイスの為だもん。手間は惜しまないわ」
卵黄を潰してしまわないように、そーっと、そーっと……ミレイは慎重に手を動かして、卵白と分けてゆく。
そんなミレイの隣で、同じレシピに目を通していたあゆみは、何やら思案顔。
手元にあるアイスの原液は、レシピ通りに作ったものだけれど。
「あゆみくんのそれは……ラムレーズン?」
『それ』と示された、あゆみの手にある小瓶は、まさしくイツカの言う通りに。あゆみが持ち込んだ、自家製のラムレーズン。
「チョコアイスに混ぜたら、絶対美味いと思うんだよね」
チョコの甘さに、ラムレーズンのフルーティな香りと食感が加わったのなら。その美味しさは、約束されているも同然。
しかしここからは、本のレシピには書かれていない工程になるから。
(「ラムレーズンにはビターなのが合いそうだから、ココア多めの方が良いかな」)
小瓶と、ココアパウダーを交互に睨めっこしながら、あゆみは頭を悩ませる。
何せこのラムレーズンは、パティシェールの直伝。バターに混ぜても最高で、仲間達にも胸を張ってお薦めできる自信作。
アイスにも、惜しみなく沢山入れた方がきっと美味しい。
ならば、それを引き立てる為にも、ココアパウダーも相応に増やして……うぅむ。
「この手の混ぜる具材、ついつい沢山入れてしまいがちなんだよなー」
「多めに入れたくなっちゃうよね!」
自分で作るのならば、好きなものを一杯詰め込みたくなる気持ちは、誰もが共感する所。
すごく、わかると。イツカもしみじみ頷けば。
「美味しいのどっちも! って欲張って……んで、バランス悪くなんの」
結果、完成した物が理想と違ったりする事もまた、よくある話。
ケラケラと笑い飛ばすあゆみに、「それもわかる……」と。
イツカは再度、しみじみ頷くのでした。
そんな賑やかな声を、耳にしながら。
(「砂糖を塗して、粗目に潰し……」)
真剣な様子でレシピを確認しているガンドラの手には、鮮やかな赤い果物が。
「ガンドラちゃんはベリー系だね」
その美味しい気配を見逃さず、振り返ったイツカの目がキラリと光る。
「……ん。我輩は、チョコストロベリーで行こうと思ってな」
チョコレートとイチゴもまた、王道の組み合わせ。
イチゴが加わる事で、その見た目も華やかに。
チョコレートの甘さの中から、イチゴの爽やかな酸味が鼻をくすぐる。そんな甘酸っぱいアイスが出来たのならば。
(「甘美なひと時を、過ごせること、請け合いだ」)
「ストロベリー! 女子力が高い!」
増して、イツカからそんな言葉を掛けて貰えたら。一層気合が入ると言うもの。
(「これが出来れば、女としての格も、一段階上がるに、違いない」)
凛々しい表情の下に、気合を漲らせながら。しかしガンドラの手は優しく、イチゴを潰してゆく。
原液の部分が仕上がったのなら、後は様子を見ながら冷やしてゆくだけ。
滑らかなアイスになるように、時々空気を入れるようにかき混ぜて。ミレイは、最後の仕上げに取り掛かる。
ナイフを入れる度に、シャリシャリと。小気味よい音を立てるのは、冷凍のイチゴとブルーベリー。
(「ベリーとアイスの組み合わせは、間違いない美味しさよね」)
刻んだベリーを、チョコアイスの中にしっかりと混ぜ込んでいく……ミレイの後ろに。またしてもキラリと目を輝かせている、サキュバスが一人。
「ミレイちゃんのは、ブルーベリーと苺で華やかカラフル!」
だってみんな、すごく美味しそうなアイスを作っているものだから。気になって、気になって……。
そわそわと手元を覗き込んでくるイツカの様子に、笑みを誘われながらも。はてさて。
イツカ自身のアイスは、どうしたのだろうか?
「わたしはチョコアイスにバナナを入れて、チョコバナナアイスにするんだよ」
そこはちゃんと、作っていましたとも。
仲間達のアイスが気になって、時々中断しながらのゆっくり進行ではあったけれど。
イツカのチョコアイスも、程よく固まって完成間近。
ここに、小さめに切ったバナナを混ぜたのならば……。
「イツカのアイスは、バナナの柔らかい食感が良いアクセントなりそう」
ミレイの言葉に、「でしょ?」と。笑って答えて。
さてさて、その食感はどんなものかと、つまみ食……いえ。しっかり味見を。
「んふー、美味しい♪」
バナナのしっとりと、チョコアイスのしっとりが絡み合って。その香りが、口の中一杯に広がってゆく。
みんなのアイスも凄く美味しそうだったし、食べる時間が待ちきれない。
「味見のお手伝いなら、わたしに任せて!」
胸に手を当て、自信満々に。イツカはお顔をきりり。
その、今年一番の凛々しい表情には「はやくみんなのアイスが食べたい」と、はっきり書いてある。
「味見してみる? その代わり、そっちのも一口頂戴」
そんなイツカの様子に、抑えきれない笑いがミレイの口元から零れて。ガンドラもまた、然りと頷く。
「味見の手伝いか。是非にとも……だが、我輩も皆のが、興味深い」
手を借りたのならば、自身も手を貸すのが礼儀と言うもの。
折角こんなにも、多彩なアイスが揃っているのだから。分け合う事で、互いに良い刺激を受けることが出来る。つまりは、アイスの等価交換。
「……即ちシェアである」
「俺も、良かったら味見させてよ」
当然、自分のアイスも皆に味見を……と、差し出そうとしたところで。あゆみは、はたと気付く。
しっかりとラム酒に付けた、自家製ラムレーズン入りのアイス……。
「ラムレーズンなら、未成年でもオッケー?」
その茶色の目は、この中で最年少の……。
「……アタシ?」
ミレイの方へと向く。
先日誕生日を迎えて、また一つ年を重ねたとは言え、それでもミレイは未成年。
それにミレイだけではなく、少し到着が遅れているもう一人の仲間も、お酒を嗜むにはまだ早いお年頃。
「温める過程でアルコールは飛んでいる、問題あるまい」
失念していたと、考え込むあゆみに。ガンドラが冷静にフォローを入れる。
アイスを作る工程には、温めるという作業が入っている。だからその段階でアルコールはきれいさっぱり消し飛んで。残っているのは、豊かな風味と香りだけ。
実質、ほんのり大人な香りのレーズンアイスなのだから。安心して、皆でアイスを楽しむことが出来ると。
ほっと胸を撫でおろしたり、笑い合ったりしながら。
仲間が全員揃ったならば……。
「準備は万端だ」
楽しく美味しい時間の本番は、まだまだこれからなのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV4になった!
【水面歩行】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【グロリアス】がLV5(最大)になった!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
ミシェル・ロメ
・ソロ参加、②で合流予定
・アドリブ、絡み歓迎
暖炉みたいにほかほかであったかいこたつで冷たいアイスを食べる……
あったかさと冷たさがちょうどいい感じに中和されて
それはきっと幸せな気分なんでしょうね……
まずはアイス作りからですね。
どうせなら色んな味を楽しみたいな
ミルク風味のアイスに
イチゴやみかん、チェリーやレーズンなどのフルーツと
アーモンドやカシューナッツ、ピスタチオを細かく刻んで
さっくりと混ぜれば出来上がり!
後で友達にもおすそ分けしよう
みんなで食べるのが楽しみだな
そのレンタルルームに備えられた、『こたつ』と言うものは。ふかふかの布団の中に、熱源が隠されていて。
閉じ込められた空気は、まるで暖炉の様にほかほかで。
そのぬくもりで、人々を包んでくれるのだと言う。そんな、こたつで……。
(「冷たいアイスを食べる……」)
ミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)の想像は膨らむ。
暖炉のような暖かな空気に触れて、暖かくなった体に。
ひんやりと、アイスの冷たさが染み込んで。いい感じに中和されて。
(「それはきっと、幸せな気分なんでしょうね……」)
そんな想像するだけで、ミシェルの口元は柔らかな弧を描く。
けれど実は、このレンタルルームのこたつは、電源が入っていないのである。
何故ならばこの部屋は、ミシェルが本来向かうはずだった部屋とは、別の部屋だから。
時は少し遡って。
少しばかり到着が遅れてしまったミシェルは、思ったのだ。
先に到着しているだろう仲間達は、先にアイス作りを始めているはず。
限られたキッチンスペースに途中で入っていくよりも、こっそりとアイスを作って。完成したアイスを持って合流する方が、みんな驚いてくれるのではないだろうか?
それに、みんながどんなアイスを作っているのか。ワクワクしながら待つ時間も、楽しいものだから。
時先案内人に言って、あえてみんなとは別の部屋に通して貰ったという次第。
(「まずはアイス作りからですね」)
そうとなれば、食べ頃の時間に出遅れないように。テキパキとアイスを作っていきたい所。
基本はチョコアイスという指定だったけれど、みんなと楽しみたいものだから。
(「どうせなら色んな味を楽しみたいな」)
あえて、ココアパウダーは入れずに、ベースのアイスはミルク風味に。
ナイフで、トントンと。軽快な音を響かせながら、イチゴやみかん。持ち込んだ様々なフルーツを刻んで。
アイスに彩と、爽やかな酸味を加えたら……更にもう一押し。
ミシェルが更に刻むのは、アーモンドにカシューナッツ、それにピスタチオ。
刻んだナッツで、香ばしさも加えて。食感と風味を活かせるように、さっくりと混ぜたなら……。
(「みんなで食べるのが楽しみだな」)
こたつテーブルの上に、一体どんなアイスが並ぶのか。
楽しい想像を巡らせている間に、時間は過ぎて。そろそろアイスも固まる頃合い。
みんなと過ごす楽しい時間は、もうすぐそこだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
野本・裕樹
こたつにアイスの組み合わせはなかなか贅沢そうですよね。(やったことない)
一度作り方を覚えれば食べたい時に今後は自分で作れそうですし、いざ挑戦ですよ。
お菓子作りで大事なのは分量をキチンと守ること、レシピ通りに作ればそうそう変な事にはならない筈です。
持ち込みも大丈夫と聞いたので、ここからもう一工夫したい所です。
ここに取り出したるは――食パン、そして揚げ油に天ぷら粉。
フライパンも持ってきました、もうお分かりですね?
今回はアイスを天ぷらにしちゃいます!
完成したチョコアイスをパンで包んで凍らせて高温の油で一気に揚げます。
暖かいのに冷たい、サクサクなのにトロトロ。
不思議なお菓子をご賞味あれ、なんてね。
『こたつ』……その歴史はかなり古いものだけれど、それでも。
野本・裕樹(刀を識ろうとする者・g06226)の出身地には、流石にまだ登場していなかったもの。
新宿島の暮らしの中で、そのような暖房器具がある事は知っていても。そこで、冷たいアイスを食べようとは……。
(「この組み合わせは、なかなか贅沢そうですよね」)
人々の発想に、関しつつも。
それが、どれ程美味しいものなのかを知るには、想像するよりも体験してみるのが一番。
それに今日は、バレンタインに因んで、アイスから手作りするのだから。
(「一度作り方を覚えれば、食べたい時に今後は自分で作れそうですし……」)
いざ挑戦……と、気合を入れて。
裕樹が最初に始めたのは、レシピの確認から。
(「お菓子作りで大事なのは、分量をキチンと守ること……」)
どんなモノ作りでも、基本を押さえずして、応用は出来ないもの。
刀であろうとも、お菓子でもろうとも、それは変わらない。
レシピに書かれている内容を、うっかり見落とさないように。指でなぞり、確認しながら。
一工程ずつしっかりと、裕樹は調理を進めてゆく。
白っぽくなるまでとか、鍋がふつふつとしてきたら……とか。
料理特有の感覚的な表記に、時々首を傾げたりしながらも。
しっかりと手順をなぞっていけば、お手本通りのチョコアイスの出来上がり!
このまま器に盛って食べても、きっと美味しいだろうけれど……。
しかし今日は、バレンタイン。
時先案内人からは、材料を持ち込んでアレンジをしても良いと言われている事だし。何か、こう……。
これが自分のアイスだと、胸を張って言えるような一工夫を入れたい所。
折角、こたつで食べるアイスなのだから、ここは……。
裕樹の唇が、ふわりと弧を描く。
取り出したのは、まずは食パン。
それから、揚げ油に……天ぷら粉。
この材料で出来る事といったら? ……そんなの、答えは一つしかないじゃない。
(「アイスを天ぷらにしちゃいます!」)
耳を切った食パンでチョコアイスを包んだならば、しっかりと凍らせて……。
さぁ、ここからはスピード勝負。
高温の油で、一気に熱を入れて。
ほんのり色付くタイミングを見逃ないよう、集中して……さっと取り出す!
それは、暖かいのに冷たくて。サクサクなのにトロトロで。
暖かなこたつで食べるにはぴったりな、アイスの天ぷら。
さぁ、早く。中のアイスが溶けないうちに、こたつへ急いで。
不思議なお菓子をご賞味あれ!
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV3になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
オード・レヴニ
【ほろーど】
こたつ、実は入ったことないんだ
ひとをダメにする悪魔のキカイって、ほんと?
そんな凶悪なキカイにはみえないけど…
…うん、いいかんじにするぞー。おー。
聞かれれば自信なさげに
料理は…いつも目分量でやっちゃうから…
ほろぶも同じぐらいの腕かな
でも今回は比較的簡単らしいし、挑戦してみようか
いっしょにやれば、なんとかなる。たぶん。
計って、混ぜて…ちょっと味見
うん、おいしい。もう一口
チョコチップも混ぜて、仕上げにチョコソースもかけちゃお
バレンタインだから容赦なしだ。えい。
出来たアイスは冷たいから…作るときは逆に温める…的な…?
料理、むつかしいね
まあ、最後においしくできてればおーるおっけーだよ
海・ほろぶ
【ほろーど】
こたつ、あったかいよね
後のこたつ空間のためにいいかんじのチョコアイスにするぞー。おー。
って、入ったこと無いんだ?
人をダメに……暖かいとこから出たくなーいって状態にはするね。うん
……オードって、レシピ、どのくらい難しいの大丈夫?
私は一人だったら混ぜて冷やすだけのにする気満々くらいの腕だよ
形を作るだけとかならちょっとはがんばれるかもだけど今回はそうでもないじゃん……
相手も自信なさげで
計るのかったるいよねえ、とダメな親近感
でも、何とかしよう。今回は。
材料を確認して、計って、混ぜて
というか何で温める工程が標準コースだと入ってるの?冷たい食べ物だよね?
料理の世界は奥深いなあ
おいしくなれー
レンタルルームの中は、エアコンの空調が良く効いていて。
一歩踏み込んだ瞬間から、暖かな空気が冷えた体を包んでくれる。
普通に過ごすだけならば、これだけでも十分な気がするのだけれど……。
「こたつ、あったかいよね」
部屋の中央に設えられた『こたつ』を目にして、海・ほろぶ(君の番だよ・g04272)が零した言葉に。
そうなんだろうか……と。オード・レヴニ(頌歌・g01759)は、心の内で首を傾げる。
「こたつ、実は入ったことないんだ」
「入ったこと無いんだ?」
意外そうな声で、ほろぶにそう言われると。オードの中で、ますます疑問は深まる。
「ひとをダメにする悪魔のキカイって、ほんと?」
別にこたつでなくとも、新宿島には様々な暖房器具があると言うのに。
「そんな凶悪なキカイにはみえないけど……」
この、布団がくっついたテーブルの何処に、人を惹きつける魅力があるのだろうか。
「人をダメに……」
オードに問われて、今度はほろぶの方が、小首を傾げる。
「暖かいとこから出たくなーいって状態にはするね。うん」
空間が限られているからこそ、一層惹きつけられると言うか、何と言うか……感覚や感情的な部分を、改めて言葉で説明しようと思うと中々に難しい。
「……入って見たら分かるんじゃない?」
「たしかに」
百聞は一見に如かず。
本当に凶悪なキカイかどうかは、入って見れば分かる事。
噂の『こたつでアイス』の美味しさについても、同時にしっかり検証せねばと。
「いいかんじのチョコアイスにするぞー」
ほろぶが「おー」と、拳を上げれば。
「……うん、いいかんじにするぞー」
オードも釣られて、手を振り上げる。
そんなこんなで、気合は十分。
まずは、材料を取り出して……。
「……オードって、レシピ、どのくらい難しいの大丈夫?」
卵に、ミルクに……ココアパウダーを取り出した辺りで。ほろぶの手が止まる。
「私は……一人だったら、混ぜて冷やすだけのにする気満々くらいの腕だよ」
アイスをお皿に盛って、飾り付けるだけ……とかなら、まだ頑張れる気がするのだけれど。
用意されている材料は、アイスを一から作るためのもの。
自信が無さそうな、オードの様子を窺うような……そんな、ほろぶの声色に。
任せろ、と。答えられるような自信を、オードは持ち合わせていない。
「料理は……いつも目分量でやっちゃうから……」
視線を泳がせるオードの様子に。ほろぶは逆に、少しほっとする。
「計るのかったるいよねえ」
計量器を使う事も面倒なら、使った後にそれ等を洗うのも面倒。仮に目分量で失敗しても、自分で食べるのなら別にいいや……とか。
オードが、近しい感覚を持っているのだと知れて。それが何だか嬉しい。
ただ流石に……。
「でも、何とかしよう。今回は」
一緒に食べる相手が居る、バレンタインなのだから。
今日ばかりは、失敗しても別にいい……なんて。ほろぶもオードも思っていない。
「レシピは比較的簡単らしいし、挑戦してみようか」
普段は面倒に感じる工程も、二人でならば。
「いっしょにやれば、なんとかなる……」
たぶん、と。
自信の無さが、言葉尻に表れていたけれど。
例え、卵黄を上手く分離できなくても、ココアパウダーが噴き散らばっても。
調理スキルが似通っている二人だから。そんな事もある……で、済ませられる。
次は、ミルクと生クリームを鍋に入れて……鍋?
「というか、何で温める工程が標準コースだと入ってるの?」
アイスとは……全世界、全ディヴィジョン共通で、冷たい食べ物を差す言葉ではなかっただろうか。
何故に、真逆の工程が入って来るのか、解せない顔のほろぶに。
「出来たアイスは冷たいから……作るときは逆に温める、的な……?」
無理矢理に、言葉を捻り出してはみたものの。答えたオード自身、ちょっと何を言っているのかよく分からない。
結局、二人そろって首を傾げても、答えが見つかる筈もなく。
「料理、むつかしいね」
「料理の世界は奥深いなあ」
おりょうりは、なんかとってもすごい……で、話は決着。
それでも、きちんとレシピをなぞって作ったアイスは、中々の出来。
アイスが固まり切る前に、滑らかになるようかき混ぜながら。
オードは、混ぜるスプーンに付いたアイスを思わず一口。
「うん、おいしい」
手間のかかった分だけ、アイスの甘さが体に染みわたるよう。
ついつい、もう一口……と。味見が進んでしまう。
ここまで来れば後もう、面倒とか難しいとか……そんな工程も存在しないから。
怖いものなし。
「バレンタインだから容赦なしだ」
オードの手から、チョコチップの雨が降り。
「おいしくなれー」
ほろぶの手からは、チョコソースが滝のごとく注がれて。
見た目も中身もチョコチョコしいアイスの完成!
何だか少し、やり過ぎたような気がしなくもないけれど。
チョコは美味しいものだから、チョコチョコしいアイスは絶対美味しい。
それで全ては『おーるおっけー』という奴なのだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV2になった!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV5になった!
テクトラム・ギベリオ
【ヒラール】
全くもって異論なし
炬燵という魅惑のオアシスを堪能すべくチョコアイスを完璧に準備しよう
とは言え料理は苦手。ああ、力仕事ならば得意
計量や細かい作業は任せたぞナディア
応援担当にサーヴァントの毛玉を喚ぶ。おい、つまみ食いは許さん
クリームを泡立てて…こんな感じか?料理の「見た目で判断」が難しい
まだ?と彼女へ視線を向けてタイミングを伺う
よし。後は冷やすだけ。手早くできたので時間に余裕がある
ナディア、頬を揉んでどうした?ふふ、分かった小腹が空いたのだろう
余ったフルーツにクリームを乗せて彼女の口元へ。あーん、だ
腹減りではないだと!?
ふ、冗談だ。いろんな表情が見たくてつい。
彼女の頬をむにぃとつつく。
ナディア・ベズヴィルド
【ヒラール】
温かいおうちの中で食べるアイスは至福
楽しく美味しくアイスを作ってのんびりしましょうね
材料を準備し段取りよくやって
テクトラムさんには卵白を泡立てておくのと生クリームをホイップするという力仕事をお願いするわ
ふふ、毛玉ちゃんは応援宜しくね
全部混ぜた後は冷凍庫に冷やし、盛り付けに使う果物を用意
余ったチョコは摘まみ乍らお茶でも飲み談笑して待とう
一緒に何かを作るのは何度経験しても楽しいわね
新たな一面を見る度に顔が緩むからいけない(むにぃ)
ん?何でもありません。あ…ちがっ…あーん…
(締まりのない顔を見せるわけには!)
美味しい…ですが、そんなにお腹空いていたように見えました?
もう…っ!いじわるして
案内されたレンタルルームは、しっかりと空調が効いていて。
寒さに縮こまっていた体を、やんわりと解きほぐしてくれる。
そんな、暖かなお家の中で……。
「食べるアイスは至福」
うっとりとそう零すのは、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)。
そんな至福の時間を想像するだけで、彼女の黄金の瞳は蜂蜜ように蕩ける。
「全くもって異論なし」
そんなナディアの言葉に、テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は、深く頷いて。
彼女と同じ色の……けれど、太陽のような力強さを秘めた目を細めた。
部屋の真ん中に鎮座する四角い暖房器具は、まさにぬくもりの泉。
炬燵という名前の、魅惑のオアシス。
それを堪能する為には、やはり。
「チョコアイスを完璧に準備しよう」
それしか無いとばかりに、力強く頷くテクトラムの仕草に。共に過ごす時間への、気合が感じられる気がして。
「楽しく美味しくアイスを作って、のんびりしましょうね」
ナディアの口元からは、小さな笑みが零れる。
テキパキと。準備を進めるナディアが行き来する、キッチンの中で。しかしテクトラムは、少しばかり身の置き場に困ってしまう。
共にアイスを作りたい気持ちはあれども、料理は苦手……うぅむ。
何か、自分に出来る事はないだろうかと。小難しい表情を浮かべるテクトラムに、ナディアがすっと差し出したのは、ボウルと泡だて器。
「テクトラムさんには、卵白を泡立てておくのと……生クリームをホイップするという力仕事をお願いするわ」
分量は既に量ってあるから、あとはしっかりと混ぜるだけ。
しかしこの混ぜると言う作業が、シンプルでいて大変だから。
お願い……と、渡されたボウルを受け取って。そう言った事ならば得意だと、テクトラムの目に力強い光が戻って来る。
「計量や細かい作業は任せたぞ、ナディア」
これこそ、的確な役割分担。
せめてナディアの応援にと、喚び出したスフィンクスの『毛玉』は、そのくりくりな目で周囲を見回して。
気になったアイスの材料に、鼻をすんすん……。
「おい、つまみ食いは許さん」
「毛玉ちゃんは応援宜しくね」
ナディアの手によって、調理台から優しく回収される毛玉なのでした。
混ぜる作業は、根気との勝負。
延々と……延々と、混ぜ続けた生クリームは。テクトラムの目には、いい塩梅に見えるけれど……『とろみが付いたら』とか、『角が立つ』とか。
料理特有の感覚的な表現は、馴染みの無い者には判断が難しい。
ちらり……と。向けた視線で、「どうか」とナディアに問えば。
その視線に気付いたナディアは、ボウルを見て、テクトラムを見て、きゅっと両手を握って。
にっこり笑顔で、「がんばって」の返事。
そこから、テクトラムが凄まじい気合で……物凄い速さで、材料を混ぜきってくれた事は語るまでもない。
そんな、テクトラムの頑張りのおかげで、時間に余裕が出来たから。
アイスが固まるのを待つ間に、キッチンに漂ってくるのは、香ばしいお茶の香り。
「一緒に何かを作るのは、何度経験しても楽しいわね」
余ったチョコやフルーツも、無駄にしないよう、一口サイズにカットしながら。
ナディアは、このアイスを作る時間に、テクトラムが見せてくれた様々な表情を思い出す。
新たな表情、一面を、『私だから見せてくれた』と思うのは、少し欲張りかしら……なんて。
そんな事を思うと、自然と頬が緩んでしまう。
……いけない。何だか、締まりの無い顔になっている気がする。
「ナディア、頬を揉んでどうした?」
思わずむにぃっと、自身の頬を摘まむナディアの様子に。
怪訝な顔をしたテクトラムは、しかしすぐにキラリと。その目に、悪戯めいた光を宿す。
「ふふ、分かった。小腹が空いたのだろう」
「あ、ちがっ……」
口ごもり、視線を泳がせるナディアの口元へ、クリームを乗せたフルーツを……。
「あーん、だ」
差し出す……テクトラムの表情が、少し意地悪に見えるのは何故だろう。
(「締まりのない顔を見せるわけには
……!」)
相手がテクトラムとは言え……いや、テクトラムだからこそ。
口を大きく開けるのは、どうしても気恥ずかしいのだけれど……抗いきれずに。
「あーん……」
口の中に入ってきた、クリームがたっぷり乗っていた筈のフルーツが、何とも甘酸っぱい。
「美味しい……ですが、そんなにお腹空いていたように見えました?」
眉根を寄せた……そんな困った顔も。テクトラムの目には、可愛らしくて。
「腹減りではないだと!?」
思わず、茶化す言葉が出てしまう。
「もう……っ! いじわるして」
今度は、少し唇を尖らせた。ナディアには珍しい、少し子供っぽい顔。
「冗談だ」
こんな風に、ナディアが見せてくれる表情に。その瞳に、自分を映してくれている事に愛しさを感じれば。
「いろんな表情が見たくて、つい」
思わず伸ばしたテクトラムの指が、ナディアの頬に優しく触れるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV6になった!
カナト・ラウルス
夜壱(g00016)と一緒に
作る過程はともかく、盛り付けなら自信があるよ…!
僕の好きなイチゴで飾ったチョコレートパフェ
そっちはベリーにバナナ?すごくチョコに合いそうだね!
見た目は結構本格的なパフェになったと思うんだけど…味の方はどうかな?
ちょっと緊張しつつ、一口目を口へ
……わぁ、美味しいよ!
フルーツで盛り付けるのは大正解だったね
アイスが自分で作れたなんてまだ信じられないよ
これも夜壱が居てくれたお陰だね、ありがとう
次の機会はご飯の作り方も教えてもらいたいな!
むー…今日は絶対に夜壱の好みの女の子の話とか聞くんだって思ってたのに…
ぬくぬくしてたら眠くなってきちゃった
もうこのまま外には出たくないなあ…
花塚・夜壱
カナト/g00321
生き生きとトッピングをするカナトを微笑ましく見つつ
カナトを参考に、俺もイチゴを飾ろうかな
あとは…バナナにベリーも乗せて
ははっ、欲張り過ぎたか?
しかしバランスが難しいな…カナトは上手だ
味は…今からのお楽しみ?
ドキドキしつつ、アイスをパクリ
…!本当だ、美味しい!
思ったより濃厚だ、確かにフルーツにも合う
豪華に盛り付けてよかった
カナトとは、いつか一緒に料理をしてみたいと思っていたからな
今日は、一緒にアイスが作れて嬉しい
料理も勿論、任せてくれ
エプロンと包丁をプレゼントしないとな
アイスにオコタ
折角の贅沢だ、ゆっくり休めばいい
好みの女の子か…
カナトが起きるまでに、何て答えるか考えておこう
「作る過程はともかく、盛り付けなら自信があるよ……!」
穏やかな弧を描く唇に、自信を覗かせながら。
カナト・ラウルス(桜華狂咲・g00321)がその手に握るのは、アイスディッシャー。
くり抜くように、綺麗な球状に掬ったアイスを器へ盛って。
丁寧に並べ添えていくのは、カットされたイチゴたち。
(「僕の好きなイチゴ……」)
美味しいものに自分の『好き』を加えたら、より美味しくなる筈。
まるで、赤い花が咲くかのように。カナトの手によって、チョコレートパフェがイチゴで彩られてゆく。
先程までは、動きの硬いカナトであったけれど。今はどうだろうか。
チョコレートパフェを見つめる、空色の瞳に。その迷いのない丁寧な手つきに、カナトの浮き立つ心が表れているようで。
見つめる花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)の口元も、思わず緩む。
着々と仕上がってゆくカナトのパフェを目にして、そろそろ自分も手を動かさなければと。
夜壱もまた、パフェの仕上げに。
「俺もイチゴを飾ろうかな」
イチゴの赤色がブーケを思わせるカナトのパフェを目にしたら、やっぱりイチゴは欠かせない気がして。
まずは、イチゴを主軸に……それからパフェと言えば、やっぱりバナナかと。薄黄色も添えたなら、更にもう一押し、彩が欲しくなってきて……。
「そっちはベリーにバナナ? すごくチョコに合いそうだね!」
ラズベリーにブルーベリーも散りばめた、賑やかな夜壱のパフェに、カナトの目が輝く。
「ははっ、欲張り過ぎたか?」
しかし気付けば、フルーツがアイスを覆い隠していて……何だかちょっと、やり過ぎた気がしないでもない。
「しかし、バランスが難しいな……カナトは上手だ」
フルーツこんもりのパフェも、それはそれで美味しそうなのだけれど。
何故か、こう……『漢の料理』という雰囲気が拭いきれなくて。
どうすればカナトのような、繊細な盛り付けになるのか……こういったセンスを真似るのは、中々に難しい。
「見た目は結構本格的なパフェになったと思うんだけど……」
作ったパフェを、じーっと。夜壱に興味深そうに見つめられるのは、何だか少しくすぐったい。
カナト自身も悪くない仕上がりだと思うけれど、夜壱が『上手だ』と太鼓判を押してくれるのならば。自信作だと、胸を張って言えるだろうか。
けれどやっぱり気になるのは……。
「味の方はどうかな?」
「味は……」
それは勿論、こたつに入ってからのお楽しみ。
布団はぬくぬく。中はぽかぽかの、こたつで。
何故か、二人の間に少し張り詰めた空気が流れる。
目の前には、先程完成したばかりのパフェ。
そこに手を伸ばし、スプーンの先がアイスに近づく程に。心臓はドキドキして……。
ぱくり。
「わぁ、美味しいよ!」
「……! 本当だ、美味しい!」
口に入れた瞬間に、アイスの冷たさが広がって。
そのアイスが蕩けてゆくほどに、カカオの香りと甘さが後からやって来る。
「フルーツで盛り付けるのは大正解だったね」
噛み締めれば、イチゴの甘酸っぱさが鼻をくすぐって。
チョコアイスと絡み合う美味しさに、カナトの口元が綻べば。
「思ったより濃厚だ、確かにフルーツにも合う」
スプーンを口に運ぶごとに、様々なフルーツがかわるがわるにチョコアイスと戯れるパフェの仕上がりに。
(「豪華に盛り付けてよかった」)
夜壱もまた、しみじみと頷く。
「アイスが自分で作れたなんてまだ信じられないよ」
冗談めかして、ふふっと笑うカナトだけれど。
何度もスプーンを口に運んで、繰り返し確かめても。一から作ったこのアイス美味しさは、幻じゃない。
「これも夜壱が居てくれたお陰だね、ありがとう」
「カナトとは、いつか一緒に料理をしてみたいと思っていたからな」
料理によくある細やかな手順を、つい大雑把にしてしまいがちなカナトだけれど。
今日は一緒にアイスが作れて嬉しい、と。
そう言ってくれる夜壱が、声を掛けてくれるのならば。何だか次も、美味しいものを作れそうな気がして。
「次の機会はご飯の作り方も教えてもらいたいな!」
「料理も勿論、任せてくれ。エプロンと包丁をプレゼントしないとな」
そんな風に、話が弾めば。いつの間にかパフェの器は空っぽ。
アイスに冷えたカナトの体は、するすると。こたつの中に飲み込まれてゆく。
口の中に残る、ひんやりとした余韻に。こたつのぬくぬくが、一層心地よくて……むぅ。
「今日は絶対に、夜壱の好みの女の子の話とか聞くんだって思ってたのに……」
そう呟く声も、ゆるゆるしてくれば。瞼もゆるゆると、重たくなってくる。
「もうこのまま外には出たくないなあ……」
「折角の贅沢だ、ゆっくり休めばいい」
そう夜壱が声を掛ければ、次の言葉は返って来なくて……。
「好みの女の子か……」
何だかんだで、結局はぐらかす形になってしまった質問に、何と答えようかと。
考えながらも、カナトを起こさないように。
そーっと静かに、器を片付ける夜壱なのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
十埼・竜
【鉄線】
これ、ぼくに?
そっか、ほんとに予習が完璧だったわけだ
助けてもらったのはぼくの方でもあるんだけど
どういたしまして、キーラちゃん
(こうしてると、本当に普通の女の子みたいだ)
ふふ、こたつが気に入ったみたいでよかった
これぞ日本、新宿島の冬ってやつだもんね!
(ところでチョコレート色のリアルな心臓)
(スプーン入れるのすっごい勇気いるんだけど)
(ざくり)(さよなら右心房)(味は…大丈夫!アイス!当然!!)
ん、美味しいよ、きみの初めてのお菓子…
ひぇ!?
ちょ、キーラちゃん、足、足ッ
わざと?わざとなの?
……じきにあったかくなるんだよ、きみも!(子供みたいにやりかえす)
キーラ・パーヴェルファング
【鉄線】
はい、これ
……?見てわかるでしょう、チョコレートよ?
貴方にあげるために作ったのだもの
バレンタインなのだから、これは誰かに渡さないと
ありがとう。ここに来てから、貴方には何度も助けてもらっているから、そのお礼でもあるわ
こたつ……?
中に入ればいいの?
(足を入れて)ふぁ……温かいのね……
ペチカの上みたいに、ぬくぬくとしているわ
ここでアイスを食べるのね
んきゅ……はむっ……
冷たくて、いい感じよ。このこたつというもので暖められながら食べると、不思議な心地よさね
貴方の口に合って、何よりだわ
(体温の低い足で竜の足に触れるひんやり攻撃)
やっぱりあたたかいのね、貴方も
(やり返され)ん……なんだか、良い心地よ
心臓……と書いて、ハートと読む形のチョコアイスを。
「はい、これ」
キーラ・パーヴェルファング(大公の牙・g08440)に差し出されて。十埼・竜(スカイセンサー・g02268)は、目を瞬く。
「これ、ぼくに?」
予想していなかった展開に、思わず聞き返せば。
キーラは、不思議そうに首を傾げる。
「見てわかるでしょう、チョコレートよ?」
新宿島のバレンタインは、女性から男性に想いを込めたチョコレートを贈る日として認識されているらしいと。
キーラの調べた内容には、ちゃんと書いてあったのだ。
だから……。
「貴方にあげるために作ったのだもの」
「……そっか」
ほんとに予習が完璧だったわけだ、と。
和らいだ表情を見せる少年に、今日だけでも何度助けて貰ったのだろう。
この新宿島という場所には、キーラの知らないモノが溢れすぎていて。
そこに住まう人々の心は、あまりに繊細で。どう接すればよいのか、未だに分からないけれど。
「ここに来てから、貴方には何度も助けてもらっているから……そのお礼でもあるわ」
ありがとう、と。
再度、チョコアイスを差し出せば。
今度はちゃんと、竜の手がそれを受け取って。
(「助けてもらったのは、ぼくの方でもあるんだけど……」)
キーラがここまでしっかりと、バレンタインについて予習していた事も予想外なら。
こんな風に感謝を伝えてくれた事も予想外で、何だかくすぐったい。
「どういたしまして、キーラちゃん」
ずっりと。両手に重みを感じるそのチョコアイスを、キーラがどれだけ頑張って作ったかを知っているからこそ、余計に。
折角だから、一緒にこたつで食べようと、竜が指し示せば。
「こたつ……? 中に入ればいいの?」
竜の指差す先に鎮座した、珍妙な四角い暖房器具に、キーラは怪訝そうに眉根を寄せる。
どうすれば良いのか、と。キーラに視線で問われて。
手本を示すように、先に竜が足を入れれば。
キーラも習って、そろりと膝を入れて。
「ふぁ……温かいのね……」
想像以上のぬくもりに、キーラの口から思わず声が零れる。
「ペチカの上みたいに、ぬくぬくとしているわ」
その白い手で、ふかふかの布団に触れる彼女の仕草に、顔には表れない笑顔を見られた気がして。
こうしていると、何処にでもいる普通の女の子のよう。
「ふふ、こたつが気に入ったみたいでよかった」
世界の状況がどうであれ、折角日本に……新宿島に来たのだから。
新宿島の『ならでは』を、キーラに沢山楽しんで欲しいと。竜はそう思うのだ。
……で。
その『ならでは』な『こたつ』の上に乗っているもの。
そろそろ食べないの? と、キーラから視線が飛んできている訳ですが。
(「チョコレート色の、リアルな心臓……」)
間違いなくアイスだと分かっていても、これにスプーンを入れるのは物凄く勇気がいる訳で……赤いイチゴソースとかかかってなくて、本当に良かったと思う。
(「さよなら右心房!」)
意を決して、ざくりと刺したスプーンを、勢いのままに口元へ。
冷たさと共に、口の中に広がる味は……。
(「大丈夫! アイス! 当然!!」)
チョコレートの味だと分かっていても。つい、ほっとしてしまう。
「ん、美味しいよ、きみの初めてのお菓子……」
竜の第一声……その感想を受け取って。
「貴方の口に合って、何よりだわ」
竜とは違う意味でほっとしたキーラもまた、アイスを口へと運ぶ。
はむっ……と。
口に入れた瞬間から、溶けてゆくアイスの冷たさが広がって。
それは、寒いと似た感覚の筈なのに……。
「こたつというもので暖められながら食べると、不思議な心地よさね」
これを美味しいと言う人の気持ちが、少し分かった気がする。
もう一口……と、スプーンを伸ばした所で。キーラはふと、竜の姿勢に気付く。
何となく、座高が低い気がするのは……足を伸ばしているのでは? と。
なるほど確かに、膝を曲げて座っているキーラの姿勢では、足の先はこたつの外。どうしても冷たくなってしまう。
郷に入っては何とやら。
それが、こたつに入る正しい姿勢ならばと。するりと入れた足先に、僅かに触れる竜の足…………えい。
「ひぇ!?」
突然のひんやり攻撃に、竜が頓狂な声を上げるその間にも。
「ちょ、キーラちゃん、足、足ッ!」
キーラの冷たい足が、ぺたぺたと触れてくる。
「やっぱりあたたかいのね、貴方も」
動揺する竜とは対称的に、キーラの表情は相変わらずで。
全く悪気の無さそうな声で返されると、少々反応に困ってしまう。
(「わざと? わざとなの?」)
しかし、やられっ放しと言うのは、性に合わない。
「……じきにあったかくなるんだよ、きみも!」
少々ムキになって、ぺたりとくっつけ返した足は。しかし既に、こたつでぬくぬく。
これでは、冷たさという名の戦闘力が、キーラには遠く及ばない。
「ん……なんだか、良い心地よ」
そう、余裕の言葉を返されてしまえば。
バレンタインを楽しむ女の子には、勝てるはずがないのだと。
この日、15歳の少年は悟るのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【無鍵空間】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
河津・或人
【るれく】
皆でおこた囲むってのも普段出来ない事だから新鮮だな
これで寒くならないし、みんなの分交換だ
レイアのと俺のは割と似たテイストかな?
やっぱチョコとベリーとの相性を考えた人すごいわ、ザッハトルテとか
シルヴァーナのは…うん、おこたが合う冬の味だな
ブロスのシャーベットがさわやかで口休めになっていい編成かも
そしていい編成のまま――ひと狩り行こうか!
まぁ最悪俺が何とかするから好きにやっていいぜ(ドヤァ)
やっぱとりあえず新モンスだよな
クエ受けて…しばらく操作しっぱなしになるから
食べやすいように一口大のアイスにピック刺して…っと
さすがに大技喰らうとやっべーな
リカバリと足止めは任せろ、俺の見せ所だぜ!
ブロス・ブラッドハート
【るれく】
アイスは準備できたし、こたつに体まで入ってぐでーん
持ち込んだ携帯機のゲームをぴこぴこ、4人で共闘ハント開始だ♪
おれはガンガン攻めてくぞ~!…って、つっこみすぎたぁ
いったん距離とったらアイス食べて頭を冷やそっと
ちょうどフィールドも氷と雪の山だし、縁起かつぎで大きな一口ぱくり
んぁ~~、ざくざくとしっとり甘いのがお口でハーモニー…♪
操作に集中してるシルヴァーナのスプーンもぱくっ。これ気になってたんだ~!スイーツってよりお菓子な感じ?これはこれで美味しいなっ
へへ、にーちゃん頼りになる~
気力も体力も回復で、もっかいガン攻めだー!
お姫様が回復してる間くらい、こっち向いてもらうぜ
アドリブ歓迎だー
シルヴァーナ・ガラッシア
【るれく】
敬称:或人さん、レイアちゃん、ブロスくん
(無駄に長い食レポは省きました)
小腹が満たされたところで~
ひとり一台持ってるゲーム機でハンター業のお時間です!
ふっふっふ…うっかりみんなの分に手を出さないように
私の周囲には夢の結晶山盛り(8個)でハンティングに挑みます!
でもブロスくんのはちょっと分けてくださいねっ!?(目を輝かせて)
はっ、レイアちゃんが吹っ飛ばされてる…ここは範囲回復アイテムを!
(なぜか肉を食べ始めるMyキャラクター)
あれ?
違った、でもスタミナ減ってるし、いいかな…
あーっ!だめでした!
(隙を突かれて転がるキャラクター)
でもダウン中にちょっと一口いただきます!(ぱくり)
レイア・パーガトリー
【るれく】
みんなのも個性があって美味しいわ…!
ミニラーメンとチョコレートが合うのが一番びっくりしたけど
スイカに塩みたいな効果があるのね
狩りゲームは初心者だけど、みんながいるしたぶん大丈夫かしら
あら、私がまだ受注出来ないランクの強敵ね
でも平気、私のキャラの武器はガードができるし、守りを固めてれば―
えっ!?
い、今の全画面爆撃みたいなの何…!?
生身のハンターが受けきれるような攻撃グラフィックじゃなかったわよね…?
なるほど、ガード不能技だったのね。高ランクって怖い…!
(勝利後)
ポイントがとってもたくさん入ったからランクが一気に上がったわ
楽しく強くなれるのって、いいわね
アイスはひえひえ。こたつはぬくぬくで、準備は万全。
さぁ、美味しい時間のはじまりはじまり!
「レイアのと俺のは、割と似たテイストかな?」
河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)の作ったアイスは、チョコレートのマーブル模様に、イチゴの赤色が鮮やかなカッチカチのアイス。
「或人さんのアイスは、噛み締めると……(長いので以下省略)」
流れるように止まらない、シルヴァーナ・ガラッシア(スイーツハンター・g02348)の感想が、その美味しさを表してくれている。
そんな或人のアイスの隣に並んでいるのは、レイア・パーガトリー(毒棘の竜騎士・g01200)の作ったアイスで。
「こちらのパフェは、見た目から可愛さが……(以下がっつり省略)」
可愛らしく盛り付けたレイアのアイスは、ブルーベリーソースの青紫色がほんのり大人っぽさを添えるパフェ風のアイス。
「やっぱチョコとベリーとの相性を考えた人すごいわ、ザッハトルテとか」
これまたシルヴァーナの感想が止まらない中、或人がこくりと頷けば。レイアも笑みを誘われて。
「みんなのも、個性があって美味しいわ……!」
その翠玉の目が向くのは、柔い橙色の……シルヴァーナのアイス。
「ミニラーメンとチョコレートが合うのが、一番びっくりしたけど」
「おれも気になってたんだ~!」
シルヴァーナ作のチョコレート掛けミニラーメントッピング、ハニーバターアイスに、ブロス・ブラッドハート(いっしょのじかん・g03342)もまた、そわそわした様子を隠せない。
「ふっふっふ……私の夢の結晶ですから」
その出来に自信をのぞかせながら、アイスを取り分けたシルヴァーナは、その一つをブロスの前に。
そして残りは、自分を囲むように設置してゆく。
「シルヴァーナのは……うん、おこたが合う冬の味だな」
カロリーにカロリーを掛け合わせ、更にカロリーを追加するという。蜜の味……というか、もはや罪な味のアイスは、冬にこたつで食べるアイスとして、ぴったりと言えるのかもしれない。
呟く或人の声が、若干ぎこちない気がするのは。たぶん、きっと、気のせい。
「スイカに塩みたいな効果があるのね」
仲間達からの感想を聞きながら、うっかり皆のアイスに手を出してしまわないようにと。アイスの布陣を終えたシルヴァーナは、しかしまだ感想を述べていないアイスの存在を思い出す。
「ブロスくんのも、ちょっと分けてくださいねっ!」
どーんっと。こたつテーブルの中でも、圧倒的な面積を占めている真っ白な塊は、ブロス作の氷山風アイス。
その圧倒的なボリュームと言ったら、正面に座ったブロスの顔が見えないくらいで。
夢の山盛りアイスに、シルヴァーナは目を輝かせる。
「ブロスのは、シャーベットがさわやかで口休めになっていい編成かも」
これから行く所にもぴったりだし……と。
アイスにピックを差し終えて、準備を整えた或人が「それじゃあ……」と零せば……四人の目に、鋭い狩人の光が宿る。
こたつにアイス。そしてここに、携帯ゲーム機を取り出したならば。
やるべき事はただ一つ。
さぁ、ひと狩り行こうか!
「やっぱとりあえず新モンスだよな」
「あら、私がまだ受注出来ないランクの強敵ね」
ポチポチと操作するゲーム機の画面の中で、或人が貼ったクエストはダウンロードしてきたばかりのものらしい。
表示された難易度の高さに、狩りゲームはまだ初心者のレイアは少し心配そう。
「弱点なんだろ……あ、フィールドが氷と雪の山」
これは縁起が良さそうだと。
験を担いで、ブロスは大きな口で氷山アイスをぱくり。
「んぁ~~、ざくざくとしっとり甘いのがお口でハーモニー……♪」
唇の端に粉砂糖を付けたまま、もっきゅもっきゅと頬張れば。
口いっぱいのアイスが、どんどん蕩けて。ザックザクのクラッシュアイスが、キーンと冷たい。
でも、体が冷えても大丈夫。
肩までこたつに潜ってしまえば、すぐに体はぽかぽか。次に食べるアイスがまた美味しい。
そんな、ひんやりとぽかぽかの無限ルームに入ったブロスの美味しそうな顔に、シルヴァーナの手も氷山アイスへと伸びる。
「このクラッシュアイスの食感が……(ザクザク中略)……所で、フィールドがそこだと火属性が効きそうですよね」
アイスに舌鼓を打ちつつも、テキパキと準備を整えてゆく仲間達の姿が頼もしくて。レイアの緊張も解けてゆく。
「みんながいるし、たぶん大丈夫かしら」
「まぁ最悪俺が何とかするから、好きにやっていいぜ」
そう請け合う或人は、どうやら相当このゲームをやり込んでいるらしく。
レイアの知らない強そうな装備に身を包んだ或人のキャラクターが、「さぁ、行こう!」と言わんばかりに、レイアのキャラクターへと手を振っている。
全員の準備が整ったのなら、いざ。
氷と雪の山のフィールドに……。
「あ、その前に登場ムービーか」
「やっぱり、とっても強そう……!」
新しいモンスターが出てくる時は、最初にムービーが入るのがお約束。
ゲーム機の画面に、何だか強そうなドラゴンが現れて。レイアは再び緊張に肩を竦めたり、ブロスは目を輝かせたりと。反応は様々。
「よっし、何処だ新モンスター!」
ムービーが終わって、ようやくフィールドへと降り立った狩人達の中で。重量級の大きな武器を背負ったブロスのキャラクターが、真っ先に飛び出してゆく。
「はわ、アイスを食べている間にムービーが……!」
終わっていたと。慌てて仲間達の後に続くのは、シルヴァーナ。
口入れたアイスの、しっとりと舌に絡みつく甘さと。その中からふわりと香るバターこそ、シルヴァーナの求めていたアイスそのもの。
そこに、ザクザクと。ミニラーメンの塩味がやってきたら、ついついもう一口……と。
スプーンを伸ばしている間に、ゲーム機中の仲間達は遥か彼方に……。
雪と氷に覆われた、真っ白なフィールドの先で。
現れた、初めて見るモンスターは、どうやら氷を操るらしい。
「ガンガン攻めてくぞ~!」
装備してきた火属性の武器が、かなり効きそうだと。
狩人ブロスが武器を構えて、モンスターへと走る。
「少しモーションを見た方が……」
支援アイテムを使いながら、モンスターを観察する狩人或人の目の前で、白い冷気が爆ぜれば。
「……うわ、つっこみすぎたぁ」
案の定、狩人ブロスは地面に転がされて。星のマークがぐーるぐる。
「あ、移動しましたね」
モンスターが何処かに飛び去ったのを見て、一息つく間に。
口に入れるアイスの甘みが、じーんと体に染みわたる。
「シルヴァーナのは、スイーツってよりお菓子な感じ? これはこれで美味しいなっ」
アイスなのに、しょっぱい味もすると言うのは、何とも新鮮な感覚。
そして塩味を感じると、不思議とまた甘味を食べたくなるもの。
大きな口で、更に氷山アイスを頬張って。気合充填した狩人ブロスが、颯爽とモンスターを追いかけてゆく。
知らないモンスター。知らない攻撃。
(「でも平気」)
確かに、強いモンスターみたいだけれど。狩人レイアの装備する武器には、大きな盾が付いているのだから。
ダメージは、仲間達がしっかりと与えてくれているから。
狩人レイアは、堅実に。堅実に……守りを固めて。倒れない事を意識しながら、立ち回ってゆく。
「あれ? なんだ、このモーション……」
だから例え、モンスターが力を溜めているようなモーションを見せても。
慌てずに守りを固めていれば……。
「えっ!?」
……大丈夫だと、思っていたのに。
「い、今の全画面爆撃みたいなの何
……!?」
ゲーム機の画面いっぱいに、青白いエフェクトが表示されたと思ったら。狩人レイアが、くるくると宙を舞う。
ちゃんとガードをした筈なのだけれど。
体力ゲージが、容赦なく削れて。このままでは、小型のモンスターにつつかれただけで倒れてしまいそう。
「はっ、レイアちゃんが吹っ飛ばされてる……ここは範囲回復アイテムを!」
アイテム欄を開いたシルヴァーナは、焦りのあまりにボタンを連打!
「あれ?」
画面の中で狩人シルヴァーナが、こんがりな骨付きに肉にかぶりつく。
(「でもスタミナ減ってるし、いいかな……」)
しかし、この手のゲームでは、アイテムを使っていると不思議とモンスターのヘイトが向くのがお約束。
「あーっ! だめでした!」
くるりと振り返ったモンスターの攻撃が、容赦なく狩人シルヴァーナを吹き飛ばす。
「さすがに大技喰らうとやっべーな」
仲間達の体力が、軒並み短くなっているのを、ちらりと確認して。
シルヴァーナの代わりに、狩人或人が回復をばら撒いてゆく。
「生身のハンターが受けきれるような攻撃グラフィックじゃなかったわよね……?」
それでも、全ての体力は回復しきれなくて。狩人レイアは、回復のアイテムをぐびぐび。
「盾があっても、防御のスキル詰んでないと、防げないのかもしれないな」
冷静に分析する或人の言葉に。
「なるほど、ガード不能技だったのね。高ランクって怖い……!」
しかしそんな攻撃も、スキルとやらを詰んだらガード出来てしまうのか……と。狩人側も、ちょっと大概だと思うレイア。
「へへ、にーちゃん頼りになる~」
ここでいち早く立ち上がった狩人ブロスが、モンスターとの距離を詰めてゆく。
「こっち向け!」
レイアが立て直す時間を、作って見せると。
振り上げた武器が、モンスターの頭を捉えて……。
「うっし、倒れた!」
「えっと、頭が弱点なのよね?」
転倒するモンスターへと、狩人達が猛攻を仕掛ける。
「私は尻尾に行きますよ~」
狩人シルヴァーナの一撃が、モンスターの尻尾を断ち切って。
「よし、マヒが入った」
すかさず狩人或人が連撃を叩き込めば、モンスターが体を震わせて……狩人達の凄まじい集中砲火の後に画面に表示されたのは、『クエストクリア』の文字。
ぐんっとランクの上がったリザルト画面を眺めなら。
「楽しく強くなれるのって、いいわね」
レイアの零した嬉しそうな呟きは、仲間達の賑やかな歓声の中に消えてゆくのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV6になった!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
【避難勧告】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV7になった!
テクトラム・ギベリオ
【ヒラール】
仕上げはナディアに任せ一足早く炬燵へ。
私には最近疲れ気味の彼女を蕩けさせる重要任務がある。
電源確認、クッションを整え…よし。
彼女が来たら配膳を手伝い、いざオアシスへ。
これは…!ふっと力が抜ける。これにアイスとはなんとも罪深い。
うむ、たくさん混ぜた(ふんす)
美味いな。甘いと冷たいが身体に染み込んでいくのが分かる。
おや酒も?なるほど味変。ニホンシュを試してみるか…どれどれ。
狐変身したナディアをひと撫でし、周りのクッションを集める。
スフィンクスの毛玉を喚んで己も【猫変身】
ナディアを両側から猫猫サンドイッチだ。
喉を鳴らして身を寄せ合い疲れを労う。
時間の許す限りこのまま炬燵で微睡んでいよう。
ナディア・ベズヴィルド
【ヒラール】
さあ、そろそろ出来上がった頃合いね
器に果物と一緒にアイスを盛りつけて
実は…アイスに掛けるリキュールも用意してきました!
準備ばっちり、味変するのもいいかと
ラム酒と日本酒です。余ったら普通に飲んじゃおっか
温もりのオアシスに足を入れて
ふぅ…程よく心地いい温度で動けなくなる
根が生えるとはこの事か
テクトラムさんが一生懸命混ぜてくださったアイスを頂きましょう
頑張りました、偉い!(なでなで
アイスも美味しいし…ゆるゆると気が抜けてきちゃう
だめだめ、だらけきった姿なんて見せられない
こういう時は狐変身に限る
これだったら伸びてても平気!
幸せサンドイッチ…癒されまくりだわ
ありがとうと二匹に顔を擦り寄せる
「さあ、そろそろ出来上がった頃合いね」
取り出したアイスに、スプーンを入れれば。
しっとりと柔らかく、スプーン先がアイスに沈んで。丁度良い固まり具合。
ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)が、アイスと果物を器に盛りつけている間に、テクトラム・ギベリオ(砂漠の少数民族・g01318)は一足先に炬燵の方へ。
ナディアに盛り付けを任せっぱなしにして、まさか一人だけ先に休むのか……って、そんな訳はない。
テクトラムには今、とても重要な。何よりも優先すべき任務があるのだ。
まずは、炬燵の全景を確認して……うむ。異常なし。
そして電源コード……コンセントもしっかりチェック。
最後にスイッチと、炬燵の稼働を確認したなら。
ナディアを迎えるべきクッションを、ふかふかに整えて……よし、完璧。
後は、ナディアが盛り付けてくれたアイスを、こたつテーブルに。スプーンで掬いやすい、完璧な位置へと設置したのなら。
いざ、ぬくもりのオアシスへ……。
「これは……!」
肌に触れる、一層暖かなぬくもり。
しかしそれは、空気であるがゆえに。軽やかに優しく。差し入れた足の全てを、隙間なく包み込んでくれる。
「これにアイスとはなんとも罪深い……」
テクトラムの呟きを聞きながら、ふかふかなクッションに腰を降ろしたナディアもまた、その温かさに「ふぅ……」と息を吐く。
(「程よく心地いい温度で動けなくなる」)
じんわりと染み込んでくるぬくもりは、ぽかぽかで。触れる布団はぬくぬくで。
うっとりと息を吐く程に、身体から力が抜けてゆく。
その現象を、新宿島がまだその名前で呼ばれるより以前から、人々はこう言いました。
炬燵に潜ったら出られない……つまり『根が生えるのだ』と。
これぞ、正しく……と。つい、姿勢が猫背になりつつあるナディアだけれど。
炬燵に潜るには、まだ早い。
だって、色鮮やかにフルーツで着飾ったアイスが、二人を待っているのだもの。
「さっそく、アイスを頂きましょう」
テクトラムが一生懸命に混ぜてくれたものだから、溶けないうちに……と。ナディアが声を掛ければ。
「うむ、たくさん混ぜた」
テクトラムは鼻高々に胸を張る。
その、普段の彼よりも少し子供っぽい仕草に、思わず笑みを誘われながら。
「頑張りました、偉い!」
つい、幼子を褒めるように。ナディアは、テクトラムの頭をなでなで……していると。
『自分も、応援を頑張った!』と言わんばかりに、テクトラムの隣で毛玉が「ふんす」と鼻を鳴らす。
「毛玉ちゃんも、頑張りました!」
えらい、えらい……と。ちゃっかり一緒に頭を撫でて貰う毛玉に、テクトラムから物言いたげな視線が飛んでいたとか、なんとか。
それはそうと、気を取り直して。口に運んだアイスの出来は……。
「美味いな」
炬燵のぬくもりに熱が籠り始めた体を、冷たさがすっと駆け抜けて。
その爽快感の後から、ふわりと。優しい甘さが、口に広がってゆく。
沢山混ぜた甲斐があったと、しみじみ頷くテクトラムの表情を見つめながら……キラリ、と。
ナディアの目に宿る、不敵な光。
ふふふ、と。思わせぶりな笑いと共に、取り出すのは……。
「実は……アイスに掛けるリキュールも用意してきました!」
「おや、酒も?」
テクトラムの目に触れないように、ナディアがこっそり持ち込んでいたのは、ラム酒と日本酒。
「ニホンシュを試してみるか……どれどれ」
アイスに掛けて、口に入れれば。香り立つアイスの、その冷たさの向こうから。
アルコール特有の、熱を伴う浮遊感がふわりとやってくる。美味しい背徳感増しましな、大人の味に早変わり。
「余ったら普通に飲んじゃおっか」
ふわふわした気分のままに、そう言ってみたナディアだけれど。
炬燵のぬくもりとアイスの冷たさに、お酒のほろ酔い感まで加わってしまったら。
ゆるゆると蕩けてゆく気分と体を、どうして止められるだろうか。
(「だめだめ、だらけきった姿なんて見せられない!」)
テクトラムの前なのだと、己を叱咤するナディアの理性が。
意識が落ちるギリギリの所で、ここが新宿島……残留効果が使い放題である事を思い出させた。
(「こういう時は狐変身に限る」)
突如、狐の姿へと変じて。炬燵布団に、すっぽり肩まで埋まったナディアの姿に、思わず小さく笑みを零しながら。
テクトラムはその手に、お疲れさまとありがとうの気持ちを込めて、ふわりと。艶やかな毛並みを一撫で。
少しでもゆっくりと休めるようにと、クッションを集めて。形を整え直したものの……ふむ。
思案は、しばし。
毛玉を呼んだテクトラムは、自身も猫の姿へと変じて…………もふ。
ナディアの両側へ座って、もふもふ猫さんのサンドイッチ状態に。
(「幸せサンドイッチ……癒されまくりだわ」)
ナディアの体を包み込む、こたつ以上に温かなぬくもりに。その頬を寄せれば。
ぬくぬく、もふもふな静かな時間が。
ゆったりと、流れてゆく……。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【猫変身】LV1が発生!
【平穏結界】がLV2になった!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
姫乃・葵
アイス、一人より誰かと食べたいな
きよ君、いっしょに食べよー?(綴さんお誘い)
見て見て、いちご入れたの!
あとね、イチゴのソースも作ったんだ!
食べる前におこのみで、アイスの上からかけるんだよ
僕ね、アイス作るのは初めてだったけど
お菓子作り大好きなんだ!
アイス使うときは、お店で買うの
一人でもちゃんとお買い物できるよ、えらい?
こたつでのんびりぬくぬくとアイスを食べながら
色々おしゃべりしたいな
仲良くなりたいの
でも、美味しいもの食べて、体があったまってきたら…
んみゅ……ちょっと眠くなって来ちゃった…
ここで寝ちゃダメだよね
うぅ、どうしよう…
※①同様実年齢に合わないくらいの幼児なつもりで描写いただいて大丈夫です
出来立てのアイスを、アイスディッシャーで盛り付けたなら。
丁度良く、ピンポーンと。部屋のチャイムが、鳴り響きます。
「きよ君、いっしょに食べよー?」
扉を開けて、姫乃・葵(青の純真・g01627)がそう呼びかければ。
「え、いいの?」
来訪者である綴・稀夜(妖狐の魔導忍者・g08573)は、目をきょとり。
だって、折角一生懸命に作ったアイスなのだもの。
一人で食べるよりも、誰かと一緒に食べる方がもっと美味しいから。
「うん!」
元気な声と共に、葵は稀夜を部屋へと招きます。
「見て見て、いちご入れたの!」
こたつテーブルに並んだ、二つのチョコアイスは。イチゴの赤色が鮮やかで、とっても美味しそう。
それだけでも、お店で売ってるやつみたいだと、稀夜も目を輝かせているけれど。
葵の『とっておき』は、これだけではないのです。
「あとね、イチゴのソースも作ったんだ!」
じゃーんと、取り出したイチゴのソースは、まだほんのり温かくて。
「食べる前におこのみで、アイスの上からかけるんだよ」
そのまま食べれば、シャリシャリとイチゴの食感が爽やかなアイスだけれど。そこに、イチゴソースを加えてみると……。
「全然違うアイスみたい……!」
ソースの温かさに、アイスがほんのり蕩けて。
口いっぱいにイチゴの香りが広がってゆきます。
「僕ね……アイス作るのは初めてだったけど、お菓子作り大好きなんだ!」
甘いものは、作るのも食べるのも好きだけれど。
やっぱり、自分が作ったものを誰かが美味しいと。そう言って、笑ってくれたなら。
お菓子はもっと美味しくなるものだから。
ほら、今も。
「アイス使うときは、お店で買うの。一人でもちゃんとお買い物できるよ、えらい?」
アイスの美味しさに、お話だって、はずんじゃう。
いっぱいお話したら、きっと仲良しになれるから。
最近作ったお菓子の話とか、『クロ』と『シロ』の事とか……話したいことは、まだまだ沢山あるのに。
「んみゅ……ちょっとねむくなって来ちゃった……」
口の中は、美味しい余韻で満たされて。ぬくぬくのこたつが、あったかくて。
葵の水色の目も、とろりと微睡んでしまいます。
「ここで寝ちゃダメだよね。うぅ……」
何とか頑張って起きようと、葵は目をごしごし……でも。
「時間になったら起こすから、少しくらい大丈夫だよ」
稀夜にそう言われたら、瞼がすとんと落っこちて。
楽しいおしゃべりの続きは、ぬくぬくな夢の中で……。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV4になった!
効果2【ガードアップ】がLV8になった!
神刀・総二
莉緒(g04388)と同伴
準備したチョコアイスにホットココアが置かれたこたつに
莉緒と二人並ぶように入って
二人だけのパーティーを始めようかと
ハッピーバレンタイン!と、ホットココアで乾杯
莉緒が作ってくれたミニケーキ風チョコアイス
可愛く綺麗に飾られたそれは食べるのがもったいなく感じるぐらい
せっかく恋人同士、最初の一口は
自分が準備したサンデー風のチョコアイスを一口すくい
莉緒の口元へ、あーん、と
幸せそうに食べる莉緒に嬉しくて口元が緩んで
お返しにあーんして貰い口を開け
しっかり味わうように
ん、おいしいな
やっぱりこたつでアイスは贅沢な気分
結局最後まで二人であーんしながら
幸せな時間を過ごして
如月・莉緒
総二さん(g06384)と
やっとゆっくりこたつ入れるー!
とぬくぬくこたつに満面の笑みで入って
うん、パーティー始めようか
と頷いてから
ハッピーバレンタイン!!
とホットココアで乾杯して
あ、食べる前に写真撮っておこうか
二人の力作だし、思い出にもなるからとスマホを片手に
撮影が終われば、差し出されたサンデー風チョコアイスをぱくりと食べて
ふふ、美味しいー♪
やっぱり、こたつでアイスは最高!
と幸せそうに
お返しに自分の作ったチョコケーキ風のアイスを総二さんへ、あーんして
美味しいと返ってきた言葉に嬉しくて、自分もぱくりと
こたつでアイスを食べる贅沢さと
あーんし合う幸せをかみ締めながら
幸せいっぱいの時間を過ごして
こたつテーブルの上は、華やかなアイスで飾られて。
ふんわりと鼻をくすぐるのは、マグカップから漂うカカオの香り。
「やっとゆっくりこたつ入れるー!」
準備は万全。この時を待っていたのだと。
うきうき、そわそわ。
浮き立つ心を、その表情に。そして仕草に表しながら、如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)がこたつに足を入れれば。
ふかふかの布団の奥……満たされた一層暖かな空気が、莉緒の足を包み込む。
アイス作りを頑張った間にほんのりと冷えた足には、そのぬくぬくがあまりに心地よくて。
吐息が零れると共に、頬も緩んでしまう。
このぬくぬくを、早く一緒にと。
こたつの端に体を寄せた莉緒は、隣のクッションを……。
ぽふぽふと叩いて見つめてくる、蒼玉の目に誘われて。
神刀・総二(闘神・g06384)は、莉緒の隣へと腰を降ろす。
こたつの中は、確かにぽかぽかで。暖かさが体に染み入ってくるようだけれど……。
大きめのこたつでも、一辺に二人で並べばそれで精一杯。
少し身じろぎしただけで、莉緒の腕に触れてしまう。そんな距離感の方が、総二にとってはより温かい。
触れ合う腕に、肩に。どちらからともなく笑みを零して。
「二人だけのパーティーを始めようか」
カカオの香るマグカップを手にしたのなら。
「うん、パーティー始めようか」
手を伸ばせば触れられる距離で、笑顔の花が咲いて。
「ハッピーバレンタイン!!」
ことりと鳴ったカップの音で、二人のパーティーが始まる。
……けれど。
スプーンを取った総二の手は、そこから中々動こうとはしない。
「どうかした?」
じーっとアイスを見つめたまま動きを止めた総二に、莉緒が不思議そうに首を傾げる。
二つ並んだアイスは、どちらも華やかで。特に莉緒の作ったアイスは、ミニケーキ風の力作。
可愛く綺麗に飾られたそれを、莉緒がどれだけ頑張って作っていたかを知っているから、猶の事。
そのアイスにスプーンを入れてしまうのが、何だか勿体ない気がして……。
このまま飾っておきたいくらいだと、総二が零せば。
嬉しい言葉に、莉緒の唇からも笑みが零れる。
「食べる前に写真撮っておこうか」
本物のアイスは、いつか溶けてしまうけれど。写真なら……。
アイスの配置を調整して、スマホの角度を変えながら。
ここ! と言うところで、画面をタップすれば。
溶ける事の無い大切な思い出が、スマホの中にまた一つ。
撮影したばかりの写真を、にこにこと眺める莉緒の様子に。
スプーンを握る総二の手は、今度こそ……まずは、自分の作ったサンデー風アイスを一掬い。
チョコソースのたっぷりかかったアイスと、更にイチゴも乗せたなら。
「あーん」
その最初の一口は、莉緒の口元へ。
「ふふ、美味しいー♪」
差し出されたスプーンを、ぱくりと口に入れれば。
ひんやりとした冷たさの中から、濃厚なチョコソースとイチゴの甘酸っぱさが広がって。
「やっぱり、こたつでアイスは最高!」
緩む頬を抑える莉緒の仕草に、総二の口元も緩んでしまう。
お返しに、と。
莉緒がスプーンに掬ったミニケーキ風のアイスは、生クリームもたっぷり。
「あーん」
差し出されたスプーンから、クリームが零れてしまわないうちに。
総二は大きく口を開けて、ぱくり。
「ん、おいしいな」
口いっぱいに、クリームの甘みが広がって。
その中から、ゆっくりと蕩けだすアイスの冷たさが心地よいけれど。
しかし『あーん』は『される側』になると、少しばかり、こそばゆかったりもして……。
そんな気持ちと共に、総二は甘酸っぱいイチゴを噛み締める。
そんな総二の横顔を見つめなら、莉緒の次の一掬いは、自身の口に。
一生懸命に頑張って作った達成感と、それを総二が「おいしい」と言ってくれた嬉しさとが合わさった特別な一口は、口に入れた瞬間にひやりと。
体を駆け抜けるような冷たさも、全部が美味しい。
口の中に残る、冷たい余韻に。こたつが一層ぬくぬくで。
こたつで食べるアイスは、やっぱり。とても贅沢な気分にさせてくれるもの。
でも、それよりも何よりも、もっと特別な気分にさせてくれるのは……隣に座る人の、美味しそうな笑顔だから。
ついつい、自分よりも相手に「あーん」と。スプーンが進んでしまう。
お返しの「あーん」に、そのまたお返しの……更にお返しの……と、「あーん」を繰り返していたら。
いつの間にか、アイスの器は空っぽになっていたのだけれど。
総二と莉緒の二人きりのバレンタインパーティーは、幸せなぬくもりで満たされているのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【壁歩き】がLV2になった!
【飛翔】がLV7になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
オード・レヴニ
【ほろーど】
ほろぶはこたつ経験者なんだよね
こたつ先輩、ゴキョウジ願います
見真似でそろっと足を入れてみる
…あったかい…
そのままずるずるとこたつに吸い込まれる
気付けば肩まで布団を被ったこたつ亀状態
寝落ちとか聞いたら眠くなってきた…
…はっ。その前にアイス、だよね
……。ほろぶー、もってきてー…。
口調までふやふや
アイスの登場にやっと這い出る
うーん、チョコチョコしい
チョコチップもソースもアクセントになってて最高だよ
暖まった体にアイスがしみる
ほろぶが見てて幸せになるぐらい美味しそうに食べよう
こんなの作ったわたしたち、天才…
食べ終わり際、そんな遺言を残してまたこたつに潜る
そのまま寝落ちして確りダメ天使の完成
海・ほろぶ
【ほろーど】
いよいよオードのこたつ体験会
私?住んでる所の共用部分にこたつがあって使った事あるんだ
ここ捲って座って、と自分も例兼ねてこたつin
どう?
魔力に嵌まると寝っ転がって、肩まで……とは言わずとも入る部分を増やしたり
そのまま寝落ちしたりするらしい。試す?
既に魔力に囚われた様子に、はいはい、と一度こたつを出て
満を持して登場、作り立てアイス
体の熱を程よく冷やす感覚がたまらない……のかも?
常日頃、味のおいしさは分かるけど食事行為は自分で食べるより見てる方がいい身
そう、おいしさは分かる。このアイスもね。
オードが美味しそうに食べてくれて助かるよ
こたつで寝ると風邪引くって言うけど
オード?
堕天してる……
「ほろぶは、こたつ経験者なんだよね」
そう言って、オード・レヴニ(頌歌・g01759)がじーっと見つめる『キカイ』は。
何度見ても、布団を纏っただけの、ただのテーブル。
『こたつ』への不信感を……怪訝な表情を隠そうともしないオードの様子に、表情を緩ませながら。
「住んでる所の共用部分にこたつがあって、使った事あるんだ」
海・ほろぶ(君の番だよ・g04272)が言葉を返せば。
「こたつ先輩、ゴキョウジ願います」
それは頼もしいとばかりに、オードは顔をキリリとさせる。
「ここ捲って座って……」
……っていうかそこ、ほろぶ先輩じゃないんだ? という疑問は華麗にスルーして、こたつの中へと足を入れれば。
ほろぶの薄墨色の肌にも、はっきりと暖かいと分かるくらいには、良く暖められた空気が足を包んでくれる。
本当に、これだけ。
シンプルに足を入れるだけなのだと、オードの琥珀色の目を見つめ返せば。
オードも見よう見真似で、こたつにそろり……。
「どう?」
「…………あったかい」
圧倒的、ぬくぬく。
中の空気は、想像以上の暖かさで。けれど、熱すぎる事もなくて。
そんな空気を閉じこめる布団は、熱風に程よく乾燥して、さらさらふかふかで。
部屋の空気も十分に暖かい筈なのに、このぬくぬくを知ってしまったら……。
もっと、もっとと欲張りになって。ずるり、ずるりと……オードの体は、こたつの中に吸い込まれてゆく。
「魔力に嵌まると寝っ転がって、肩まで……とは言わずとも……」
つい、足以外も入り込んでしまうのだと、ほろぶが説明する間も。オードの座高は、着々と低くなっていって。
そろそろ寝転がってしまうかな、と思いながら。
「それで、そのまま寝落ちしたりするらしい。試す?」
そう、ほろぶが問えば。
「寝落ちとか聞いたら、眠くなってきた……」
案の定、オードの姿はこたつテーブルの向こう側へと消えてしまう。
その姿は、正しく亀。
このぬくぬくに浸ってしまったら、全身の力が抜けて。瞼もゆるゆると……。
「……はっ。その前にアイス、だよね」
おっと、いけない。
想像以上のこたつの威力に、もう一つの大事な検証作業を忘れてしまう所だった。
こたつのぬくぬくを知った今、こたつでアイスへの期待感も高まる所だが……ここでオードは、重大な問題にぶち当たってしまう。
アイスは今、冷凍庫で冷やし中……つまり何をどうやっても、こたつからでは手が届かない。
問い『こたつから出ますか?』
答え『ノー』or『無理』
「ほろぶー、もってきてー……」
「はいはい……」
予想通りと言うか、何と言うか。
すっかりとこたつの魔力に囚われてしまったらしいオードの姿に、小さく笑みを零しながら。立ち上がったほろぶは、冷凍庫の方へ。
ガラリと開けた冷凍庫の中で鎮座するアイスに、手を伸ばした瞬間。こたつでぽかぽかになった指先に、ひやりと触れる冷気が心地よい。
器までキンキンに冷えたアイスを、こたつテーブルへと置いたなら。
「おぉ、アイス……!」
にょきっ……と。
雨の日のかたつむりがごとく。オードがこたつから這い出してくる。
「うーん、チョコチョコしい」
スプーンを渡して、一緒に食べ始めれば。
固まったチョコソースがパリパリと、小気味よい音を立てて。
『むつかしいりょうり』を頑張った体に、チョコの甘みが染みわたる。
「チョコチップもソースも、アクセントになってて最高だよ」
パリパリ、ぽりぽり。食感も風味も微妙に違うそれぞれのチョコレートは、噛み締める程に濃厚で。
けれど、アイスの冷たさがさっぱりとしていて、食べ飽きる事もなくて。
スプーンを口に運ぶたびに、何度でも顔をほころばせるオードに、ほろぶの口元も柔らかく弧を描く。
「体の熱を程よく冷やす感覚がたまらない……のかも?」
零したほろぶの言葉に、少し大げさなくらいに、しみじみと頷いてくれるオードの仕草が、本当に美味しそうで。
このアイスは、友達と一緒に頑張って作ったもの。
だからそれだけでも、ほろぶの舌にも確かに美味しいのだけれど。
(「オードが美味しそうに食べてくれて助かるよ」)
ほろぶにとっては、オードの声に、表情に表れている美味しさの方が、ずっとずっと近くに感じられるから。
そんな友達の姿を見つめながら、ぱくりと。
口に入れたアイスが蕩ける舌触りが、何とも心地よい。
「こんなの作ったわたしたち、天才……」
からん、と。
空っぽになった器に、スプーンを置いたなら。
オードの姿が、再びずるずるとこたつに飲み込まれてゆく……。
「こたつで寝ると風邪引くって言うけど……オード?」
ほろぶが呼びかけても、返事がない。
ちらりと様子を窺ってみても、オードが動く気配はなくて……どうやらただの、こたつ亀のようだ。
「堕天してる……」
けれどたまには、こんな時間も悪くないかもしれない。
夢の世界に行ってしまった友達の姿を見つめながら、ほろぶが口に運んだアイスの最後の一口は。
やっぱり、とっても美味しいのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】がLV3になった!
【勝利の凱歌】がLV3になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV9になった!
イツカ・ユメ
【やすらぎの館】
味見しすぎてお腹冷えたから、こたつでぬくぬくするー……ありゃ?先客?ふふ、デュークもこたつで丸くなる?
(こたつに入って天板に顎を乗せてへにゃんと)
しあわせ……わたし、こたつと結婚するぅ
ぁ、ミシェルくーん!ビメステロくーん!こっちこっちー!
一緒にこたつアイスパーティーしよ♪
食べたいアイスを、食べたいだけガッと器に盛り付けちゃうよ
ウエハースあるの?流石あゆみくん、わかってる!
アイスにウエハースは最強だもん!
んふー、ガンドラちゃんが言うように、
同じものでも場所が変われば、また違う味わいがあるよね
皆の笑顔が集まった、ひえひえでぬくぬくな至福のひと時を堪能するんだよ
田淵・あゆみ
【やすらぎの舘】
ちょっと狭い?大丈夫詰めればイケる
はー幸せしあわせ
(腕まで中に入れて指先を温めている)
あ、ごめんデュークが先に居たね…撫でさせてもらっても良い?
うっわサラサラもふもふ、艶っツヤ。ブラッシングの賜物かなコレ(おでこから耳後ろにかけて撫でる、許されれば顎下カキカキ)
盛り付けはシンプルに、大きめスプーンで器に盛るだけ
バニラウエハースを横に添えるよ
アイスの相棒はウエハースなんだって教わった
皆のアイスどれも美味しそ
ミルクアイスだからこそ、シナモンの香りでまた味が変わるんだな
熱っつい珈琲かホットミルク、飲む人いるー?
こうやって皆でわいわい囲んで、顔見て楽しめるのって良いな
なんか懐かしいや
ミレイ・ドリムータ
【やすらぎの館】
完成したアイスの他に持参したクッキーも一緒にコタツへ運ぶ。
皆お待たせ、おいしいチョコアイス完成だよ!……って、デュークはどこ行ったの?
部屋の中を探し、コタツ布団を捲ってみるとすっかり寛いでるデュークの姿が。
アンタチョコアイスそっちのけでコタツ楽しんでるね……ま、いいか。
デュークはあゆみに撫でられてご満悦。
後から合流した仲間の分も合わせてチョコアイスを盛りつけて配り、譲り合ってコタツに入って皆で食べる。
コタツに入って食べるアイス、やっぱ最高!
あ、このアイスクッキーに挟んで食べても美味しい!
それにしてもコタツってホント暖かくて最高。
デュークがあんなに寛いでたのも分かるわ。
ガンドラ・ブラッディア
【やすらぎの館】
集ったな、こたつに。
いつ見ても、素晴らしき、文明の利器である。
ではアイスも、持ち寄ったのだ。早速入って、食そう。
……我輩なるべく、縮めているが、翼と尻尾、邪魔になったら、すまない。
む? デュークか。すっかり、丸くなっている。可愛らしいな。
(ごそごそと炬燵に入る)
こたつと結婚。そういうのも、あるのだな。
味見こそしたが、場が違えば、変わるもの。
……美味いな。足元は温かく、口の中は、甘く潤う。至高である。
皆のも、美味だったぞ。どれ、シナモンシュガーで、もう一味、変えてみるか。まだまだ味を、楽しめそうだ。
あ、あゆみよ。我輩は、熱い珈琲を、頂きたい。ブラックでな。
ミシェル・ロメ
【やすらぎの館】
遅くなっちゃってごめんなさい!
でもその分、みんなの分も一杯作ってきました。
ミレイさんのベリー尽くしアイスはちょっと甘酸っぱくて
イツカさんのチョコバナナは間違いない定番のおいしさ。
ガンドラさんのイチゴとチョコも相性抜群です。
あゆみさんのラムレーズンはちょっと大人の香り。
アルコールは抜けてるから酔っぱらう心配はないけど
ほんの少し、将来訪れる大人の世界を垣間見た気分。
僕のアイスは気に入ってもらえたかな。
味変用にシナモンシュガーのパウダーも持ってきました
お好みでどうぞ
ぬくぬくのこたつは、それそのものがとっても幸せだけど
何よりあったかいのは人の心、仲間と過ごすこのひと時。
ビメステロ・グリーズ
【やすらぎの館】
こたつでぬくぬくしながらアイスを食べる!
あのねー、ボク冬にアイスを食べるってはじめてなの
こたつもはじめて!だからすごーく楽しみ!
えっ、アイス?アイスはねー、贅沢なアイスっていうのを買ってみたよ。小さいカップアイスなのに普通のアイスの3倍くらいの値段がしたの。きっととっても美味しいんだよ!
もちろん、みんなの分あるよー
こたつのじんわり温まる感覚を楽しみながらアイスを食べる
まずは自分のアイス、続いてみんなと交換したアイス
どれも美味しいってほわほわ笑うから、美味しいって気持ちは伝わらないかもね?
でもいいんだ、だって美味しいもん!
最終的にはこたつの魔力に捕まって、肩まですっぽり入っちゃう
皆で作ったアイスも、そろそろしっかり固まる頃合い。
持参したクッキーをお皿に盛りながら、ふと。ミレイ・ドリムータ(新宿島で暮らすもの・g01550)は、きょろきょろと部屋を見渡し始める。
(「……って、デュークはどこ行ったの?」)
遅れている仲間も、そろそろ到着する頃だと言うのに。ミレイと同じ色の目をした、もふもふの相棒……スフィンクス『デューク』の姿が、先程から見当たらなくて。
ミレイが部屋のあちこちを探し回る中、イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)は体をふるりと震わせる。
「味見しすぎて、ちょっと冷えたかも……!」
味見……と言いつつ、つい口いっぱいに頬張ったものだから。口の中はひえひえ。
これはもう、一刻も早くぬくぬくするしかないと。イツカはこたつへと、まっしぐら。
「いつ見ても、素晴らしき、文明の利器である」
素早く足を入れて、その細い尻尾までするするとこたつに入り込んだイツカの姿を、微笑ましく見つめながら。
その後に続いて、こたつへと手を伸ばしたガンドラ・ブラッディア(黒矛・g03101)は、しかし自身の背後を振り返り、眉根を寄せる。
「我輩なるべく、縮めているが……」
言葉と共にぴくりと動くのは、その背に負った大きな竜の翼と尻尾。
特に翼の方は、畳んでいてもなお彼女の身長に匹敵する力強い大きな翼で。
「邪魔になったら、すまない」
声のトーンを落とすガンドラに、しかし、田淵・あゆみ(人間のサウンドソルジャー・g06882)はケラりと笑う。
「大丈夫、詰めればイケる」
みんなでこたつに入れるようにと、一番大きなこたつの部屋を選んだけれど。それでも全員が揃えば、詰めて入ってもギリギリだろうから。
そうやって体を寄せ合って入るのも、こたつの楽しみの一つなのだと笑い飛ばして。
あゆみが、こたつ布団に手を入れれば……もふっ。
「あ」
「ん?」
その手に、ふっかふっかな感触を得て。
これはもしや……と、布団をめくって覗いてみると。
「ごめん。デュークが先に居たね……」
「……ありゃ? 先客?」
ちゃっかりと。誰よりも先にこたつを独占していたらしい、デュークの姿がそこに。
「こたつに居たの? いつの間に……」
「すっかり、丸くなっている。可愛らしいな」
長毛のふかふかな体を丸めて、完全にお昼寝体勢のデュークに、普段は凛々しいガンドラの表情も思わず緩む。
そのあまりに無防備な姿に、あゆみは思わず手をそわそわ。触っても良いかと、ミレイの許可を得たのなら。
「うっわ。サラサラもふもふ」
デュークの機嫌を窺いながら。まずはおでこから耳の後ろにかけてを、毛並みに沿ってなでなで……。
その優しい手つきが心地よいのか、デュークがころりんっと体勢を変えたタイミングで、あゆみの手は顎の下へと……カキカキ、ごろごろ。
「艶っツヤ。ブラッシングの賜物かなコレ」
何処を撫でても、さらさらふわふわの手触りに。あゆみの顔も綻べば。
「アンタ、チョコアイスそっちのけでコタツ楽しんでるね……」
ご機嫌に目を細めているデュークの姿に、ミレイはちょっぴり飽きれ顔。
「ふふ、デュークもこたつで丸くなってる?」
そう言うイツカは、デュークに負けず劣らずの猫背で、ぬくぬくを堪能している真っ最中。
アイスに冷えた体に、こたつの暖かさがじーんと染み込んできて。
もっともっと深く潜ろうと、背中が更にまあるい猫背になったなら。顎までへにゃりと、こたつテーブルにくっ付いて。
「しあわせ……わたし、こたつと結婚するぅ」
包み込まれたい理想の伴侶(?)との邂逅を果たしたイツカの目が、とろりと微睡む。
「こたつと結婚。そういうのも、あるのだな」
新宿島の文化とは、奥深いものだ……と。
そのイツカの発言を、ガンドラが真面目に受け取ってしまっているのだけれど。
「はー……幸せしあわせ」
あゆみは、今度こそこたつに入って。そのぬくぬくの魔力に囚われてしまっているし。
「皆、お待たせ!」
ミレイはチョコアイスを運んでくれていて、残念ながらツッコみの出来る人が居ないのでした。
そんな、ガンドラの誤解はそのままに、ようやくこたつテーブルに皆のアイスが揃ったならば。
タイミングよく、ピンポーンと。部屋のチャイムが鳴り響いて。
待ちわびていたその音に、へにゃりとしていたイツカの背中もシャキッと伸びて。お目もぱっちり。
「ミシェルくーん! ビメステロくーん! こっちこっちー!」
大きく手を振るイツカの視線の先には、金髪の少年が二人。
「遅くなっちゃってごめんなさい!」
さらりと靡く金髪に、青い瞳を持つ天使の少年……ミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)は、こたつテーブルに置かれた手つかずのアイスに、どうやら間に合ったようだと。
ほっとしたように、穏やかに目を細める。
「でもその分、みんなの分も一杯作ってきました」
袋から取り出した、こっそり別の部屋で作って来た手製のアイスを、テーブルに広げたならば。こたつテーブルの上は、一層賑やかに。
「あのねー、ボク冬にアイスを食べるってはじめてなの」
そしてもう一人の小柄な少年……ビメステロ・グリーズ(ボクの道を歩む騎士・g08499)は、こたつテーブルを飾るアイスたちに、キラキラとグレーの瞳を輝かせる。
外はまだまだ空気が冷たいのに、アイスを食べるなんてビックリだけれど。
皆で集まった部屋は、一足早く春が来たみたいに空気がぽかぽかで。これならアイスも、美味しく食べられそう。
それに実は、ビメステロが楽しみにしていたのは、アイスだけではなくて……。
「こたつもはじめて! だからすごーく楽しみ!」
「そうなんだ。じゃあ、一緒にこたつアイスパーティーしよ♪」
とっても『ぬくぬく』なんだよー、と。イツカは言うけれど。
ぬくぬくって、どんな感じなんだろう……と。ビメステロはわくわく、そわそわ。
「あ、アイスはねー、贅沢なアイスっていうのを買ってみたよ」
こたつで食べるアイスは、贅沢なものらしいと聞いたから。
ビメステロが取り出したアイスは、小柄なビメステロの掌の上にも収まるくらいに、小さなサイズのカップアイス。
「こんなに小さいアイスなのに、他のアイスの3倍くらいの値段がしたの」
……と言う事は。
これは間違いなく、こたつで食べるのにふさわしい贅沢なアイス。味だって、きっととっても美味しい。
「もちろん、みんなの分あるよー」
店員さんが一緒に袋に入れてくれた、専用のスプーンと一緒に、皆の前に置いたなら。
「ではアイスも、持ち寄ったのだ。早速入って、食そう」
メンバーも揃った今、美味しそうなアイスを目の前にして、これ以上は待ちきれない。
ガンドラに促されて、大きなこたつの長辺に二人ずつ。短辺に一人ずつ身を寄せ合って座ったら……ひっそり端っこの布団の中に、一体潜りこんで。
これで、準備は万全。
「はい。召し上がれ」
ミレイがそれぞれに盛り付けてくれたアイスは、赤色と紫色が散らばった、鮮やかなベリーのアイスで。
「ベリー尽くしで、ちょっと甘酸っぱい仕上がりですね」
その爽やかな酸味に、ミシェルが頬を抑えれば。
「何だか口の中がシャリシャリするね……!」
冷凍ベリーの食感に、ビメステロは少し驚きながらも。それも美味しいと、直ぐに顔が綻ぶ。
「ふっふー。でしょー?」
皆が作ったアイスは、どれもとっても美味しいのだと。
味見をお手伝いした自分が言うのだから間違いないと、何故かイツカが自慢げに胸を張る。
「イツカさんのチョコバナナは、間違いない定番のおいしさですよね」
あえてバナナの食感を残したイツカのアイスも、とっても美味しそうで。
ついつい、もうちょっと……と。沢山取り分けてしまいそうになるけど。
まだ食べていないアイスも残っているから、盛りすぎないように気を付けて。
「こっちのイチゴのアイスも、甘くて美味しい……!」
口いっぱいに広がる、イチゴの香りに。ビメステロの表情は、ほわほわと緩んで。
イチゴの果肉を噛み締める程に、金色の髪がふわふわと揺れる。
この、たくさん美味しい気持ちを、一体どう表したらいいのだろう。
ビメステロには、よく分からない。だって、美味しいものは、美味しいのだもの。
他の言葉は知らないし、緩む頬は止められない。
ミシェルとビメステロの新鮮なリアクションに、笑みを誘われながら。
こっちもどうぞと、あゆみはレーズン入りのアイスを器に盛ってゆく。
アイスディッシャーなんて小洒落た物は使わずに、あえて大きめスプーンでざくっと。ワイルドによそったならば、そこに添えるのは……。
「ウエハースあるの? 流石あゆみくん、わかってる!」
定番の『アイスのお友達』の登場に、イツカの目がキラリ。
「アイスの相棒はウエハースなんだって教わったんだ」
アイスの合間に、サクッと齧れば。口の中の冷たさを和らげてくれる、ウエハースだけれど。
「アイスにウエハースは最強だもん!」
アイスと一緒に食べても、美味しいのがウエハース。
イツカはすかさず、あゆみの添えてくれたバニラウエハースでアイスを掬って……ぱくり、と頬張れば。
香ばしいサクサクの触感の中から、蕩けたアイスが口の中に広がってゆく。
イツカに習って、ミシェルもまたレーズンアイスを、ぱくり。
(「大人の世界を垣間見た気分」)
噛み締める程にレーズンの豊かな香りが、鼻をくすぐってきて。
新鮮なフルーツとはまた違う、深い甘酸っぱさに、何だか気分がほわほわしてきて。
いつか、お酒を嗜む事が出来るようになったら、こんな気分になるのかな……と。
想像すると、何だか頬も緩んでしまう。
「アイスとウエハース……」
そんな二人の美味しそうな顔を見つめるうちに、ミレイは一つの閃きを得る。
アイスと小麦の相性がいいのなら、当然これも美味しいはず。
テーブルに並ぶ個性豊かなアイスの中で、特に相性が良さそうなのは……これ、と。
ミレイがよそったのは、ミシェルの作ったアイス。
「このアイス、クッキーに挟んで食べても美味しい!」
果たして、ミレイの思惑通りに。
フルーツとナッツのたっぷり入ったミルク風味のアイスは、クッキーとの相性も抜群。
「気に入ってもらえたなら良かったです」
こたつのぬくもりに、体はぽかぽかで。けれど、口の中のひんやりした余韻も心地よくて。
それだけでも、幸せだけれど。
ミレイお薦めのクッキーサンドを、ぜひ試して見なければ……と。皆の手が一斉に、ミシェルのアイスへと伸びる様子が何だか嬉しくて。
皆の笑顔を見ていられる、こののんびりとした時間が、ミシェルのとっては何よりもあたたかい。
「味変用にシナモンシュガーのパウダーも持ってきました」
持ち込んだシナモンシュガーを、アイスの上にぱらりとまぶせば。
「ミルクアイスだからこそ、シナモンの香りでまた味が変わるんだな」
レーズンアイスとはまた違う、上品な香りに。あゆみのスプーンも益々進む。
「どれ。もう一味、変えてみるか」
持ち寄ったアイスは、既に一通り味見をしているけれど。
ウエハースにクッキーに、シナモンシュガー。添えるもの一つで、アイスは多彩に味を変えてゆく。
ここから更に、どう美味しくなるのかと。ガンドラの手が次のアイスへと伸びる。
(「……美味いな」)
こたつで温まった体に、ひやりと駆け抜ける冷たさは、何度味わっても心地がよくて。
けれど、何よりも……。
「味見こそしたが、場が違えば、変わるもの」
仲間が集い、共に同じものを食べて。笑って。美味しいと言い合える、この空間だからこそ。
口の中を潤す、この甘味は至高なのだと……ガンドラが述べれば。
その結論に、異論を唱える者などいはしない。
「同じものでも場所が変われば、また違う味わいがあるよね」
うんうん、と。しみじみと頷くイツカは、しかしちょっと勢いよく食べ過ぎた……と。
再び冷えてしまった体を温めるべく、背中を丸めて。ぞもぞと、再びこたつへと潜ってゆく。
「熱っつい珈琲かホットミルク、飲む人いるー?」
「あ、あゆみよ。我輩は、熱い珈琲を、頂きたい。ブラックでな」
そんなイツカの様子に、そろそろ温かいものを淹れる頃合いかと。
ガンドラの希望を受け取って、あゆみはこたつを離れてキッチンへ……。
「時に、ビメステロの姿が、見えないようだが……」
今しがたキッチンに立ったあゆみは例外として、いつの間にやらビメステロの姿が見えなくなっている事に、ガンドラが首を傾げれば。
「ここだよー」
「ビメステロさん、丸くなっちゃってますね」
慌てて隣を確認したミシェルの目に映ったのは、こたつという名の甲羅を背負った亀さんのような、ビメステロの姿。
満員のこたつでも、ヒルコゆえの小柄な体なら布団に潜れてしまうから。
デュークと並んで丸くなっている姿が、何とも微笑ましい。
そんな一人と一体の姿に、笑みを誘われながら。
「デュークがこんなに寛いでるのも分かるわ……」
色々なアイスを食べて、ほんのり体が冷えてくると。このぬくぬくが一層心地よくて。
(「それにしても、コタツってホント暖かくて最高」)
こたつの魔力に、ミレイの姿勢もついつい猫背に……。
一人、また一人と。こたつの魔力に囚われていく様子を見つめながら。
(「なんか懐かしいや」)
あゆみの手元から、珈琲の香りが漂えば。
「これ……アフォガード風にできるかな」
ぼそりと呟いたあゆみの言葉に、皆の目がキラリと光って……。
ほろ苦い珈琲の香りが加わった、ぬくぬくの美味しい時間は。
まだまだ、これからが本番なのでした。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV8になった!
【完全視界】がLV2になった!
【操作会得】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV6になった!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ガードアップ】がLV10(最大)になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV4になった!