リプレイ
クロエ・アルニティコス
男性ばかりですか。
それを何故と問うことはしません。
いい答えが返ってくるはずもありませんから。
まずは友達催眠も併用し、この耳と尾は猫ではなく狐のものであり、私はウェアキャットとは違うということを伝えましょう。
この耳と尾は、狐の亜人に襲われた時からあるものです。詳しい理由は私にも分かりません。
私もそこで死んで終わりかと思っていましたが、亜人へと抵抗する力を得、生き延びました。
他の方のアイテムポケットがあればそれも使い、新宿島から布や狩猟のための弓矢など、この時代でも技術的に問題なく、今後の生活を楽にできそうなものを提供します。
魔女にも手が届く範囲で助けられるなら助ける程度の善性は存在します。
アルラトゥ・クリム
現地住民との初接触かあ。
状況も違うし、吸血鬼さん達の様には行かないかな?
とりあえず、彼らの警戒を解く方が先かね。
まず(通じるかは兎も角)両手を挙げつつ見張りにわざと見つかり
亜人で無い事をアピールしつつ、髪を掻き上げ耳を見せて確認させ
住民達が姿を見せたら、大袈裟気味に安堵の息を吐いてみせる
「良かった。此処にはまだ生き残ってる人達が居たよ…」
洞窟に入ったら、可能なら最奥で蝋燭を灯し
現地流のパンや漬物、乾肉など排斥力に留意した保存食と
念の為にポリタンクの水を
入れられるだけアイテムポケットに詰め込んで持ち込み
タンクの水は早めに現場の水瓶か何かに移し替える
「まーとりあえず食べよう。話はそれからで」
島江・菜芽
アドリブ連携OK
何?
なんなのこの世界!!
人滅ぼしたいの?
人がいないと亜人「存在」できないじゃん!
数だのみの戦いするくせに、亜人だけじゃ増えられないんでしょ?
馬鹿なの?
はーらーたーつー
まず
今生きている人助けないと
敵じゃない大丈夫!
新宿島から保存食に向いた食料を持ち込むよ!
排斥力考えて干し肉、塩、豆、乾物とか素材がいいな
麻袋に入れて持ち込もう保存の仕方も教える
仲間の狩った獲物…捌いて貰えば保存と料理に使える?
協力して作業
火はどうしよ
あんまり派手に火起こしすると絶対居場所バレる
かまど的なモノ作れないかなー
一見岩の塊みたいな感じの
まともにご飯食べてない状況だよね
豆と干し肉でスープを作って口福で増やすよ
エイレーネ・エピケフィシア
イスカンダルにおける人々の暮らしは、苦難に満ちています
出来る限り、苦しみを取り除かなければ
わたしはウェアキャットですので耳と尾は服に隠します
話せば誤解を解けるかもしれませんが、最初から誤解を招かない方が良いかと
仲間と口裏を合わせ、冒険者を名乗るなりディアボロスだと明言するなり、臨機応変にお話します
【活性治癒】を使って皆様の傷病や疲労を癒しながら
新宿島から持ち込んだ衣服や食料、あとは今後彼ら自身で保存食を作るのに必要な塩を手渡して信頼を得ましょう
排斥力に邪魔されぬよう、物資の素材・製法は古典的なもので固めます
狩りですが、今日は控えておいてください
近くまで敵が来ていますから……と警告もしておきます
ミリアム・ヴォルナー
ふむ……着るものにも困るどころか、食べるものも亜人の目を盗んでの狩りで調達とは
私にできることは少ないが、一般人が隠れ住む洞窟に向かう道中で、【光学迷彩】を用いて身を潜め、鹿や猪のような獲物を狙撃銃で狙い撃ち、獲物を狩ってみよう
こうも荒れ地では、猪も鹿もいないかもしれないが……何か、土地の獲物がいるやも
長い角の生えたヤギのような動物(アラビアオリックス)でも見つけたら、風下の岩陰等に隠れ伏せ、確実に仕留めよう
狩るのは一頭でいい
仲間の残留効果で増やせるだろうし、無駄に殺す必要もない
一般人に会えたら、細かい話は仲間に任せる
子どもが獲物に興味津々なら、
「こいつを食え。仲間が料理してくれる」
とでも言おう
「何? なんなのこの世界!! 人滅ぼしたいの?」
トレインから下車し、現地人の隠れ潜む場所に向かいながらも島江・菜芽(雪の妖精☆・g06056)は憤りを隠せず、叫ぶ様に声を荒げた。
「人がいないと亜人って『存在』できないじゃん! 数頼みの戦いするくせに、亜人だけじゃ増えられないんでしょ? 馬鹿なの?」
亜人一体が増えるのに女一人が犠牲になる。その上寿命はクソ短いは使い捨て同然だわ維持するのにも人間の命ガンガン奪うわ。感情を糧とする連中と違い、命そのものを食い潰すその性質はコスパが悪すぎる。
「はーらーたーつー」
じだじだ。菜芽がぷんすこしている横で、クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)はそういえば、と静かにこれから行く方向を見つめて呟いた。
「彼ら……男性ばかり、ですか」
小さな子供も多少はいるらしいが、成年は男しかいないと時先案内人は告げていた。その意味する所を問う事はしない。解りきっている。良い答えが返ってくる筈も無い事も、その理由も。
「イスカンダルにおける人々の暮らしは、苦難に満ちています」
エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)の口振りは重い。この時代は彼女の生きた時代よりも後だ。あの頃よりも状況は悪化していると考えると――言葉にならぬ。
「――出来る限り、苦しみを取り除かなければ」
「そうだね、まずは今生きている人助けないと」
菜芽もコクコク頷いた。手の届く所から何とかしたいと言う思いは皆一緒だ。
「ふむ……着るものにも困るどころか、食べるものも亜人の目を盗んでの狩りで調達とは」
ミリアム・ヴォルナー(ヴァンパイアスレイヤー・g09033)はふと荒野の方に目を向けた。野生動物――それもそれなりの大きさのものが視界を過った気がしたのだ。
「先に行っててくれ」
「ミリアムさん?」
「私にできることは少ないが」
と彼女は仲間に一声かけて狙撃銃片手に先程の影を追って駆け出した。
残る者でまずは件の洞窟を視認出来る場所まで到達。時折外を窺う様に男の頭が見えるのは見張りだろう。姿すら晒さぬ様に彼らも慎重らしい。
「現地住民との初接触かあ……状況も違うし、吸血鬼さん達の様には行かないかな?」
アルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は軽く首を傾げ、そして仲間達に確認する様に告げた。
「とりあえず、彼らの警戒を解く方が先かね」
「ですね……ならば」
クロエが言葉紡げば友達催眠の力が働く。現地人の警戒を緩めれば話もしやすい筈だ。
その上でまずはアルラトゥがゆっくりと両手を挙げたまま洞穴の入り口に近付いた。
「……ひっ」
見張りの視界に入った、と認識するのは向こうの小さな悲鳴にも似た声。
「待って、私は亜人でもウェアキャットでもないよ。ほらほら、見て」
髪を掻き上げて普通の耳を見える様に示せば、恐る恐る数人の男達が遠目に見つめ、そして安堵の息を漏らす。
「驚いた……まさかとは思ったんだ、女性で生き残りがいるとは」
「本当、良かった……此処にはまだ生き残ってる人達がいたよ……。あ、私の仲間も呼ぶね」
アルラトゥも少し大袈裟なくらいに肩を竦め、安堵の息を吐いてみせ。そして後ろに控える仲間達を手招き。
妖狐であるクロエの耳と尾に一瞬警戒の視線が向けられるも、菜芽が敵じゃない大丈夫!と笑顔で安心させる様にまず告げて。
「……この耳と尾は、狐の亜人に襲われた時よりあるものです。私もそこで終わりかと思いましたが……」
詳しくは解らないが何故か尾が生え力を得て生き延びた、とクロエは語る。ディアボロスとして漂着した経緯と考えたら嘘は言っていない。友達催眠の効果もあってか、大変だったなと男達は同情する様に頷いてくれた。
そしてエイレーネは己の猫耳と尻尾をしっかり隠したまま。話せば誤解を解けるだろうが、最初から誤解を招かない方が話は早い。幸いそこまでの経緯と友達催眠のお陰で彼女に耳を見せろと言ってくる者もいなかった。
洞窟はそこまで大きくは無かった。アルラトゥが最奥に蝋燭の火を灯せば仄かに明るくなり、息潜める人々の顔が良く見えた。皆、着の身着のまま逃げてきた服すらも既にボロボロで、頬も痩せこけ栄養が足りていないのが良く解る。
エイレーネは負傷している者がいないか診てまわり、アルラトゥが用いていたアイテムポケットにより皆の用意した物資が次々と場に出される。
「これは……!」
「こんなに沢山のもの、いったい……!」
男達が驚きの視線向けたのに対し、冒険者だからとエイレーネが告げれば更に目を丸くする。
「まさか、冒険者が本当に実在してたなんて……」
「まーとりあえず食べよう。話はそれからで」
アルラトゥは微笑みながら持って来たポリタンクの水を水瓶に移し替えていく。他にもこの時代に沿ったパンに漬物、乾燥肉など、保存性の高い食材をメインに持って来た。
菜芽が運んできたものもまた、この時代に沿ったもの。干し肉・豆や乾物、そして塩はミネラル源としても調味料としても保存にも重宝される筈だ。
その保存する為の獲物を得る為の道具として、クロエも弓矢や棍棒などの狩猟武器を運んできた。衣服や居住の為の布も渡し、今後の生活を少しでも楽に出来る様に。
「ありがたい。これで夜の寒さを凌げる」
「手が届く範囲で助けられるなら……魔女にも善性は存在しますので」
弓矢や棍棒を手にした男達の目に輝きが少し蘇った気がする。だが、この勢いで今すぐ行かれても困るので。
「狩りですが、今日は控えておいてください。近くまで敵が来ていますから……」
「代わりに仲間がさっき何か狩りに行ってくれてるし……あ、きたきた」
エイレーネが警告し、菜芽がそう告げた所に。丁度ミリアムが仕留めた獲物を抱えてやってきたのだ。
「こうも荒れ地では、猪も鹿もいないとは思ったが……土地には土地の獲物がいるものだな」
そう言ってミリアムが地面にズンッと下ろしたのは白い毛皮に覆われた細身の牛の様な大きな獲物。細長いドリルの様な二本の角が特徴的なそれは、現代ではアラビアオリックスと呼ばれる草食動物。
「最終人類史の時代では絶滅危惧種だが、この時代にはまだ数多いみたいだな」
光学迷彩で身を潜め、風下の岩陰より狙撃したところ見事に仕留める事が出来たのだと彼女は語る。
仕留めたのは一頭のみ。無駄に殺す必要も無い。パラドクスで増やす事は可能なのだから。
「すごい……! こんな大きな動物……」
「お姉ちゃんがつかまえたの? ほんと??」
子供達が興味津々に寄ってきた。白い毛皮をペタペタ触り、そしてミリアムに向ける尊敬の眼差し。
「ああ。君達の中の大人も弓矢を得たなら同じ事が出来る筈だ。まずは食え。仲間が料理してくれる」
細々した話は苦手なのか、それでもミリアムは子供達にそう告げて菜芽に視線向ければ。
「任せて。今食べる分と……保存にも使える?」
豆と肉でスープを作る菜芽。派手な火起こしは出来ないと岩を組み合わせて簡易的な竈を作り、そこに壺を載せてグツグツゆっくり煮込んで作る。
そして捌いた残りの肉を丁寧に分けるのは男達と共同作業だ。
「保存食の作り方は……」
「ああ、大丈夫。塩さえ有ればわかるよ」
エイレーネが尋ねれば男達は頷いた。昔、女達に教えて貰ったと寂しそうな表情を浮かべたのをディアボロス達は見逃さなかったが……。
出来上がったスープは素朴な薄味ではあるものの、長い間まともに食事をしていなかった彼らにはご馳走にも見えた。
味わいながら、涙を流しながら男達は子供達はそれを口に運び。共にディアボロスも頂けば、口福の伝道者によりお替わりが出来上がる。
劇的に生活が変わる訳では無いが。食と衣服を得た彼らの顔色は血の気が戻り、絶望に満ちた表情に僅かな希望の光が灯ったのは間違い無いように見えたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
逆叉・オルカ
ここが…イスカンダルの地、か。
洞窟と言えど生活は過酷そうだ。助けたい。
…だからこそ、それを解決するために色々なことを知っていかなければな…
洞窟を見つけたら、こちらから声をかけてみる
「俺たちは人間だ。この地を訪れたばかりで、話をしたいのだが……誰か詳しい人はいるだろうか」
冒険者と似たような者…亜人を退治して回っていると告げ、持ち込んだ食材衣類を手渡そう
警戒を解いた上で対話したい
聞きたいのは「どこの街から逃げてきたのか」
亜人の手に渡った都市や、他にも人間がいる可能性のある街がそれをきっかけにわかれば良いなと思って。
どんな街があるか名前を知るきっかけにしたいと思う。
「ここが……イスカンダルの地、か」
逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は仲間のディアボロス達が援助活動をしている間も、彼らの生活の有様を改めて認識するに務めていた。
雨風凌げる洞窟とは言え――剥き出しの地面と岩しかない床、入り口には扉も無く布で代用に付ける訳にも行かぬ現状、道具もまともに無く食料すらマトモに手に入らない。
助けたい。オルカはただただそう思った。だからこそ色々な事を知る必要があると感じた。改竄されたこの歴史を元に戻し、解決に導く為にも。
食にありつき一息ついた現地民達の様子を見ながら、オルカはさて……と話を切り出した。
「この地を訪れたばかりで、話をしたいのだが……誰か詳しい人はいるだろうか」
男達はお互いを見つめ合い。最年長――三十代そこそこの男が代表して答える事になる。
「俺達は遠く、遙か遠くから来た冒険者……みたいな者でな。亜人を退治して回っている」
「ああ、さっきの姉さん達もそう言ってたな。あれだけの食料に道具、亜人が跋扈するこの辺りにいる人間にはとても手に入る訳が無い」
話に聞く冒険者ならと納得し、警戒はすっかり解けているらしかった。
「なぁ、あんた達はどこの街から逃げて来たんだ?」
オルカは問う。亜人の手に渡った都市、他にも人間がいる可能性のある街……どんな街があるのか、名を知れたらと思って聞いてみた、のだが。
「いや、俺達が元々いたのは村だよ。本当に小さな村だった」
その村も割と辺鄙な場所にひっそりとあったのに、と別の男が告げる。
村の存在が知れたが最後、襲い来るのは亜人の蹂躙。
「ガキ抱えて逃げるのがやっとだった……走れない年寄りまで抱えてはいけなかった」
そして、女達は執拗に追い掛けられたと。守ろうと逃がそうとした者は虫ケラの如く殺されたと。
「昔は大きな街に人間がいて、交易もあったって聞いてるけど……名前までは知らないな」
オルカはありがとう、と小さく礼を述べる。彼らが知るは蹂躙されつくした時代。人が栄えた時代は過去のもの。
(「別のトレインが向かったウェアキャットのいる亜人の街が元は人間の街だった……と考えられるかもな」)
彼らと話を終わらせた頃、外で見張っていたディアボロスの仲間が何かを知らせる。
「……敵だ。我々で連中を引き付ける。ここから絶対に出ない様に」
そう告げてオルカは仲間達と共に洞窟の外に飛び出した。獣神王朝からの招かれざる客と対峙する為に。
大成功🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
アルラトゥ・クリム
…いや、なんでナイル川で鮪なの?
そこはナイルパーチとか持って来ようよ。原産なんだから。
さて置き
何処かのオンラインゲームのロビアクみたいな光景で囲まれつつも
剣形態のブレードガンに魔力刃を纏わせ
XMA宜しき体捌きと立ち回りを以て、己自身とブレードガンを舞わせ
水鉄砲を斬り払い、撃ち落とし
伸長させた魔力刃で、騎乗する鮪諸共使い手を薙ぎ払い、斬り倒す
可能な限り複数の敵の同時撃破を狙うが
同時撃破可能な数以上の敵は同時に相手はしない
「鮪は持って帰れるなら、良いタンパク源になるんだけど。
クロノヴェーダは撃破したら消滅するからね…
煮ても焼いても何の役にも立たないんだから、困ったもんだ」
アドリブ&絡み連携歓迎
ミリアム・ヴォルナー
……内陸部に、活きのいいマグロか
敵の養殖技術は、かなりハイレベルのようだ
この技術を奪えば、新宿でもマグロの安定供給ができるかもしれないな
まあ、まずは敵の命を奪っておこう
どのみち、生かしておく理由がない
【光学迷彩】で岩陰等に身を潜めつつ、仲間と連携し、仲間が足止めしている敵群目掛け、アナイアレイションで攻撃
携行火砲で敵陣を吹き飛ばし、討ち漏らしは狙撃銃でトドメを刺すか
そう言えば、新宿の猫は……猫缶とか言うマグロ缶詰のようなものを喰っておるそうだ
もしかしたら、こいつらも食料の供給者と、危険から守る守護者的な共生関係なのかもな
とにかく、敵先遣隊を追って本隊が来るだろうし、本隊も待ち伏せて攻撃しようか
『ギョギョ、もしかしてお前等ディアボロス!?』
洞窟から少し離れた場所で待ち受ければ、件の漂流クロノヴェーダの一群が姿を見せた。まさかの遭遇に魚使い達は動揺を見せるも、その後ろでバステト・メルが叱咤する。
『狼狽えるにゃ! 此奴等の首、手土産に持参するも悪くにゃかろう』
つべこべ言わず戦えと言うアヴァタール級が命じれば、トループス級には絶対命令。魚使い達は巨大な魚を抱えて猫神の前に出て身構える。
「……内陸部に、活きのいいマグロか」
「いや、なんでナイル川でマグロなの??」
ミリアム・ヴォルナー(ヴァンパイアスレイヤー・g09033)は感心する様な声を、対しアルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は呆れる様な声を漏らした。いずれにせよ二人の視線は魚使い達が手にしたピチピチのアレに注がれている。
「敵の養殖技術は、かなりハイレベルのようだ……この技術を奪えば、新宿でもマグロの安定供給ができるかもしれないな」
「でも、そこはナイルパーチとか持って来ようよ。原産なんだから」
生態系まで改竄されては堪らない。こいつら放っておけばチグリス川やユーフラテス川にもマグロが溢れ出す。
「まあ、まずは敵の命を奪っておこう。どのみち、生かしておく理由がない」
旧式の火砲を構えたミリアム。それに対し魚使い達も巨大魚の上にまたがった。
『ギョ、物騒な事さらりと言いやがったギョ』
『我らが小魚の如く殺れると思ったら大間違いだギョ!』
だが。その前にアルラトゥがブレードガン片手に一気に敵陣に身を投じていく!
「三枚下ろしにしてあげようか」
まるでオンラインゲームのロビーアクションの様だ、とアルラトゥは自分でも思うが。敵のど真ん中に己から行けば必然的に囲まれた状態。だがそれで良いのだ。
手にした得物を剣形態に変じさせる。その刀身に魔力と己の意思注ぐ事により、攻撃力も攻撃範囲も自在――そう、周りの敵を纏めて横薙ぎに出来る程に。それがアルラトゥの操るパラドクス、Slash Strike――。
『ギョギョーッ!?』
舞う様にアルラトゥは剣を振るう。踊る刀身が次々とマグロ目掛けて刃突き立て、敵の放つ水鉄砲すらも斬り払う事で己の身に水飛沫一つ受けやしない。
一体、二体と同時に斬り倒す伸縮自在の刃。絶命した魚使いはそのまま荒野の大地に倒れ動かず、辛うじて息をしている者はマグロを支えに立ち上がろうとする。
『お前等、同志を……!』
『ギョ……? もう一人の女がいない!?』
剣撃の範囲から逃れた魚使いが気が付いた。ミリアムの姿を見失った事に。
(「今更気が付いたか」)
アルラトゥが一暴れしている間にミリアムは近くの岩陰に光学迷彩の力も使って身を潜めていた。彼女の主武器は火器――つまりは飛び道具だ。適度な距離より攻撃する事が前提。
火砲を向ける。いや、ミリアムの装備する全ての砲口が敵群に向けられる。
「吹き飛べ」
パラドクス・アナイアレイション――! 一斉発射された砲弾が手負いから無傷の個体までを纏めてズドンと盛大に吹き飛ばす!
「っと、派手だねー」
アルラトゥは巻き込まれる事無く下がっては目の前の着弾を見届け、更に数体の撃破を確認。
『ギョ、ギョギョ……』
虫の息で身を起こしかけた最後の一体もまた、二人の追撃により敢え無く撃滅されていく。
「鮪は持って帰れるなら、良いタンパク源になるんだけど」
アルラトゥは残念そうに肩を落とした。焼け焦げた巨大魚はクロノヴェーダ共々消滅していく。撃破した以上、仕方無いとは言え、現地民の食料の足しにも出来ないとは。
「煮ても焼いても何の役にも立たないんだから、困ったもんだ」
「そう言えば、新宿の猫は……猫缶とか言うマグロ缶詰のようなものを喰っておるそうだが……」
ミリアムは後ろに控えるバステト・メルをチラリと見やり、そしてポツリと呟いた。
「もしかしたら――こいつらも食料の供給者と、危険から守る守護者的な共生関係なのかもな」
『貴様等、我のご飯……うにゃ、手下をよくも……!』
その推測はそこまで外していなかったかも知れない気がした。
さぁ、残るはこの猫女神を倒すのみ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
クロエ・アルニティコス
聞いていますよ。お前たちは人の信仰を糧とするのでしょう。
滑稽ですね。亜人の下でそれが得られることなどないというのに。
何故? それを知る必要はないでしょう。
どうせここで死ぬんですから。
【トラップ生成】で周りにべたべたする床の罠を作り、猫が寄ってこないようにします。
【オルトロス・クロッカス】を使用。二つの頭部を持つ怪物オルトロスを象った植物の怪物を作り出し、バステト・メルに噛み付かせ引きちぎり解体します。
それにしても、お前は亜人と言われても納得する見た目をしていますよね。
あぁ、だから亜人の仲間になれる。とかそういう話ではありません。
見ていると殺したくて苛々する。ということです。
逆叉・オルカ
来たか、エジプトの地から遥々ご苦労だな。
しかし、ここから先には行かせない。人々の命と生活がかかっているのでね。
(弾丸型のガジェットを銃にセットして)悪いがアンタはここで幕引きだ。復讐者から終演を贈ろうじゃないか。
敵を溟海残響の音響弾で狙撃する。
同時に防御ガジェットで作る水壁で猫はガード。
戦闘は冷静かつ臨機応変に対応。
猫がどうした。美味そうな肉ではあるが、それで心がぶれるほど甘い生き方はしていないのでね。
例え視界を塞がれようと、眼光鋭く敵を視る。
ーー最後の足掻きは終わったか?
とくと聞け。死の果てまで誘う(いざなう)音を。
その先に(エジプト奪還戦で葬った)死んだ仲間が待ってるぞ。
『にゃんと……いや、所詮魚類と言う事だにゃ』
魚使い達が全滅してもバステト・メルは然程動揺する素振りも無く、ディアボロス達を睨み付けた。
「来たか、エジプトの地から遥々ご苦労だな。しかし、ここから先には行かせない」
逆叉・オルカ(オルキヌスの語り部・g00294)は銃に弾丸型ガジェットを装填しながら猫女神を見据えて告げる。
「人々の命と生活がかかっているのでね」
「聞いていますよ。お前たちは人の信仰を糧とするのでしょう」
クロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)は手にした三相の杖を向けながら薄ら笑みすら浮かべて言う。
「滑稽ですね。亜人の下でそれが得られることなどないというのに」
『――どういう事にゃ』
「何故かは……知る必要はないでしょう」
どうせここで死ぬんですから――クロエの言葉は辛辣だ。全てのクロノヴェーダを嫌う彼女にとって、エンネアドもまた例外ではない。見目がどんなに可愛かろうと関係ないのだ。
「悪いがアンタはここで幕引きだ」
オルカは銃口を向け、そして引き金を引く。
「復讐者から終演を贈ろうじゃないか」
音無き音が、猫女神の聴覚神経から脳髄に突き刺さる――!
『ギャニャアッ!?』
溟海残響による音響弾。波紋の如く広がる音波は猫であるバステト・メルには抜群に効いたらしい。
耳を押さえながらもバステト・メルはオルカを睨み付ける。反撃の術を発動させるか。だが狙撃と同時にオルカも防御ガジェットを己の前に展開済みだ。
『征け。我が眷属よ!!』
「は、猫がどうした……!」
オルカは動じない。見た目より彼の人生経験は長く深い。可愛かろうが美味しそうであろうが、それで心がぶれて揺れ動く程の甘い生き方なぞしていないのだから。
ガジェットで接近を防ぎながら抵抗するオルカ。それをもくぐり抜けて視界を塞ぐ猫を容赦無く引き剥がせば、短刀を手に向かってくるバステト・メルの姿。
「ほら、丁重にお返ししよう――最期の足掻きは終わったか?」
『ヴニャッ!?』
引き剥がした猫を猫女神にぶん投げて返却。急襲を失敗した彼女の元に、更なる攻撃が襲い来る。
――それは、遠くギリシャに伝わると言う伝説の魔犬に良く似ていた。
「種子に宿るは我が焦燥――」
クロエが手にし、魔力と焦燥の感情を込める事で芽吹いたクロッカスの茎葉は恐るべき速度で成長を遂げてオルトロスを象った魔獣と化していた。
「そこなる猫がお前の獲物。好きになさい……噛み付き引き裂きバラバラにして構わない」
魔犬が吼える様な仕草と共に、バステト・メルに飛びかかる。鋭き爪で抑え込みながら、双頭が小さな猫女神の身に喰らい付く。まるで解体するかの如く、実に容赦無く。
『ヒギャニャアァッ!?』
「――それにしても、お前は亜人と言われても納得する見た目をしていますよね」
悲鳴上げる猫女神に向けるクロエの辛辣な視線は揺るがない。
「あぁ、だから亜人の仲間になれる。とかそういう話ではありません」
返事は要らぬ。クロエは淡々と一方的に告げるのだ。
「見ていると殺したくて苛々する……ということです」
「とくと聞け。死の果てまで誘(いざな)う音を」
オルカが更に追撃の音響弾を、そして言葉を猫女神に放つ。
「その先に死んだ仲間が待ってるぞ」
エジプト奪還戦で多くのエンネアドを屠ったディアボロス達。残党は一体足とも――逃がさない。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【修復加速】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
エイレーネ・エピケフィシア
仮にも神を名乗るものが、亜人に仕えるため奔走するとは……
あなたはもはや傲慢な僭称者ですらなく、見るに堪えない抜け殻です
あまりの哀れさに憐憫すら感じます──ですが躊躇はしません!
≪静羽の腕輪≫で召喚した梟型のジンを操り
周囲の猫たちに飛びかからせ、強靭な脚の指で締め倒すことで沈黙させます
そうして邪魔を排除した上で、敵の投げナイフを≪神護の輝盾≫で受け止めましょう
敵はまた猫を呼び出して体制を立て直そうとするでしょうが、逃がしません
『悪鬼制する戒めの鎖』で動きを止め、≪神護の長槍≫の穂先を突き込みます
心臓を穿つ軌道で刺突を放ち、深々と刃をねじり込み、狙うは貫通撃
神の名を騙る傲慢、その報いを受けなさい!
ミリアム・ヴォルナー
猫か……雪深い地に長く居たせいか、あまり見たことないが……服を着て二本足で歩くものなのか?
それに、爪を使わぬとは……野生を忘れたのか?
まったく嘆かわしい
まずは、忍び足で岩陰等に身を潜め、【光学迷彩】で姿を隠す
その後は、仲間と敵の動きを確認しつつ、敵が仲間の不意を狙おうとするなら……ミラージュスナイプで攻撃し、分身で敵を驚かせ痛撃を与えたい
いきなり現れた分身を見た敵が、総毛立って驚いたりしたら、とてもいい的になりそうだ
……うん?
何故か、猫が矢鱈と増えたな
狙撃ポジションを移動しよう
……おかしい
さっきから、肩や背中が重いぞ?(乗ってる)
発砲後は軽くなるが、すぐに重くなる(音に驚いて猫が逃げる)
「仮にも神を名乗るものが、亜人に仕えるため奔走するとは……」
ディアボロス達の攻撃を受け、手負いになりつつあるバステト・メルを前に、エイレーネ・エピケフィシア(都市国家の守護者・g08936)は呆れる素振りを隠す事無く肩を竦めた。
「あなたはもはや傲慢な僭称者ですらなく、見るに堪えない抜け殻です」
『……うるさい。うるさい、うるさーい! 全て、ぜーんぶお前等ディアボロスのせいだにゃ!!』
細い尻尾を膨らませながら猫女神はヒステリックに叫ぶ。そこに神の威厳は最早微塵も感じられない。
「……あまりの哀れさに憐憫すら感じます──ですが」
躊躇はしません! そう告げたエイレーネがバステト・メルの足元を睨み付けたその時。
じゃらん、と。地に落ちる影から金色の鎖――悪鬼制する戒めの鎖が飛び出し、猫女神の身に叩き込まれる!
『ヒギャッ!?』
勢いで宙に跳ね上げられたバステト・メルは辛うじて地面に膝で着地すると威嚇する様に睨み付け、反撃のパラドクスを発動させる。
『ええぃ、ネコのさばき、その身に受けよ!』
一斉に出現した猫達がエイレーネに甘え纏わり付く様に迫るものの。彼女は腕輪に封じた梟型のジンを解き放ち、容赦無くそれらに飛びかからせて己には近づけさせない。
「わたしがこの程度で心揺らぐと思ったら大間違いです」
『ぐぬぬ、ネコを崇めぬのか、この罰当たりめが!』
猫達が梟の蹴爪に捉えられればディアボロスには油断も隙も無い。バステト・メルがナイフを投擲したところで敢え無く構えた盾に防がれ受け止められるのがオチであった。
更にそこに。
「――隙だらけだ」
銃声。ほぼ同時に弾丸の衝撃が猫女神に走り、そしてそれは驚愕する。
『にゃっ……! いつの間に
……!?』
それまで光学迷彩にて身を潜めていたミリアム・ヴォルナー(ヴァンパイアスレイヤー・g09033)の姿を認め、バステト・メルは目を丸くするも。銃をそれに向けたミリアムは、ふむ、と猫女神を見つめて首を傾げた。
「猫、か……雪深い地に長くいたせいか、あまり見た事ないが……」
服を着ている上に二本足で歩き、しかも流暢に喋るその姿にミリアムが思うのは驚きか興味か。
「武器もナイフを使って爪を使わぬとは……野生を忘れたのか?」
『我はタダの猫ではにゃい! エンネアドの神々に連なる由緒ある猫にゃるぞ!』
キシャーと威嚇する様に吼えるバステト・メル。その反論に対し。
「まったく……嘆かわしい」
そう呟いたミリアムの声はあらぬ方角から聞こえたのだ。
続け様に響く銃声は離れた位置より。目の前のミリアムでは無く違う方向から狙撃されたバステト・メルの身をパラドクスの力帯びた弾丸が貫いた。
『――は?』
この攻撃はこの女のものだ、と猫女神は確信した。そう思うと同時に目の前のミリアムの姿が掻き消えたのだから。
『分身か、にゃ
……!?』
(「ご名答」)
総毛立って驚くその様子、ずっと隠れていたミリアム本人は近くの岩場の影に隠れながら見てほくそ笑む。
(「それにしても……おかしい」)
背中が随分重い。狙撃ポジションを移動しながらミリアムは思う。オマケに随分やたらと周囲に猫が増えた。
「にゃーん」
――反撃は開始されているらしい。背中に猫が乗っているのだ。この猫達は各々思い思いの行動を取っているので主人たるバステト・メルにミリアムの居場所を知らせる様な事はしないのだが、足に纏わり付いてくるのは頂けない。
「可愛さだけで生き延びてきたのでしょうが、残念でしたね」
逃がしません。エイレーネが追撃の鎖を放つ。猫に集中さえ乱される事無ければ、この女神の攻撃は不意打ちですらないのだ。恐るるに足らず。
悪鬼制する戒めの鎖はバステト・メルの四肢を絡め取り、ダメージと共にその動きを抑え込む。反撃すらまともにさせて貰えぬまま、更にミリアムのミラージュスナイプによる分身が目の前に現れるのを睨み付けるよりない猫女神。
「残念ながら、これしきの猫の重さで私は止められない」
銃声と共にあらぬ方角より弾丸がバステト・メルを貫いた。発砲の瞬間、ミリアム本人の周りの猫達も驚いて逃げるがそこに反撃の投げナイフが飛んでくる事も無い。
「神の名を騙る傲慢――」
エイレーネの手には神護の長槍。戒めの鎖で体勢を崩した敵に喰らわせる最後の一撃が繰り出される。
「その報いを受けなさい!」
『ギャニャアァァッ!!?』
放たれる刺突は深々と。ミリアムの追狙撃と同時に繰り出された一撃は、バステト・メルを容赦無く屠ったのだった
獣神王朝エジプトから漂着したクロノヴェーダが人々や亜人と接触する事を防いだディアボロス達。
だが、このイスカンダルの地における戦いは始まったばかり。前哨戦に過ぎないのだ。
人々の苦しむ姿を目に焼き付けたディアボロス達は新たな怒りを胸に、まずは現代へと帰還するのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【傀儡】LV1が発生!
【光学迷彩】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【アクティベイト】がLV2になった!