瑠璃色のクリスマス(作者 凪未宇
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#最終人類史(新宿島)  #最終人類史のクリスマス2022  #クリスマス2022  #挿絵あり 

「獣神王朝エジプト奪還戦の勝利、おめでとうなのです!」
 そうターミナルで蒼狐・珠萌(猫狐な天使・g03640)は、青いサンタコスチュームに身を包み、魔法の絵筆で宙に『Merry Christmas』と文字を描いた。
「いっぱい頑張ってくれたおかげで、アフリカ大陸の北半分が奪還出来たのです。そんな皆さんに、ボクからクリスマスのお誘いなのです」
 パラドクストレインの向かう先は夜の奈良公園。
 沢山の鹿が居るのは知っていると思うが、そこに素敵なイルミネーションを用意したのである。
 イルミネーションの飾りは現地に住まう人々が用意してくれた。ちょっとしたクリスマスプレゼント。
「瑠璃会って言うのです。本当は2月に行っていたようなのですけど、今回は頑張ってくれた皆さんに楽しんで欲しいって、クリスマスにも開くことにしたのです」
 他の場所でも一斉にパーティーやイベントが開かれていると思うが、そこはパラドクストレインで移動できるので、遠く離れた場所でも、自由に行き来できるので色々な会場を楽しむことも出来るだろう。

 瑠璃会は春日大社・興福寺・東大寺の三社寺を瑠璃色を基調とした幻想的な光の道でつなぐイルミネーションである。
 辺り一面が瑠璃色の光の海に包まれた中を、歩いて行くのもいいし。途中や公園内にあるベンチで、のんびり過ごすのもいいだろう。
 仲間と楽しく過ごしても、デートするのもいいだろう。
「寒冷適応を使えば夜の寒さも問題ないのです。だけど、敢えてあったかい恰好をして、冬の空気とイルミネーションを楽しむのもいいかもしれないのです」
 公園の一角にはクリスマスツリーも飾られ、簡単なパーティー会場も設営してある。
 この周囲にはトナカイなどのオーナメントもあるので分かりやすいだろう。
「あ、動いているのはトナカイじゃなくて、鹿さんなのです。ちょっとだけお顔を出してくれるそうなのです」
 周りには数頭の鹿がのんびりしているようなので、触れ合いに行くことも出来そうだ。
 会場では暖かい飲み物や軽食、持ち歩きしやすい焼き菓子なども用意してあるので、この会場で楽しむこともできる。
「ボクはこの会場でお手伝いをしているので、何かあったら声をかけて欲しいのです」
 それぞれやりたい事はあると思うが、皆が素敵な時間になるように。そう願って珠萌は微笑むのであった。

 予定より早いお披露目に、しまってあった大量の電飾が重そうに公園に運び込まれ。
 それを受け取り、人々が協力しながら公園に敷き詰めていく。
「あれ、この白い電飾は向こうじゃなかったか?」
「本当だ、やり直しだ。どこまで外せばいいんだ?」
「待ってください、確認するのです」
 スケッチブックにメモした指示を捲り、フワリと飛翔し確認して珠萌もお手伝い。
「むむむっ、ちょっと曲がったかもしれないのです」
 降りてずれた場所を教えて、一緒に電飾を運んだり。
 会場にはテントや簡易テーブルと椅子を設置し、手軽に持ち運べるものや一口サイズの軽食を多めに。
 サーモンやスモークチーズを使ったクレープ状のラップサンドや、ピザやローストチキンとサラダのサンド。
 それから、あったかいスープやシチュー。子供たちが作ったアイシングクッキーや、焼き菓子に手軽な大きさの苺のケーキもある。
 最後にクリスマスツリーのてっぺんに星を飾り付け、完成。
「喜んでくれるだろうか?」
「楽しみだね」
 日が暮れ辺りが暗くなるのに合わせイルミネーションが点灯される。
 奈良公園に瑠璃の輝きが広がっていく。
 一夜限りのディアボロスの為によういされた特別な瑠璃会の夜がはじまる。



 新宿島で行われるクリスマスパーティーに参加します。
 時先案内人と新宿島の人々が、ディアボロスへの感謝を込めて、いろいろ準備してくれたようですので、思いっきり楽しみましょう。

 開催されるクリスマスパーティーの内容などは、オープニングの情報を確認してください。


特殊ルール この選択肢には、特殊ルールはありません。
👑60 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【現の夢】
1
周囲に眠りを誘う歌声が流れ、通常の生物は全て夢現の状態となり、直近の「効果LV×1時間」までの現実に起きた現実を夢だと思い込む。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【修復加速】
1
周囲が、破壊された建造物や物品の修復が容易に行える世界に変わる。修復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」する。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【書物解読】
1
周囲の書物に、執筆者の残留思念が宿り、読むディアボロスに書物の知識を伝えてくれるようになる。効果LVが高くなる程、書物に書かれていない関連知識も得られる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【アクティベイト】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV2 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

凪未宇
皆様こんにちは、凪です。
『新宿島』の奈良公園で行うクリスマスイベントへのお誘いです。

夜の広大な公園を埋め尽くす瑠璃色の幻想的な風景をお楽しみください。

・ご同行者がいる際は、迷子防止に【】でチーム名もしくは、IDを記載ください。
 また、お相手様の呼び方を一緒に記載頂けると嬉しいです。
 もしプレの提出などが数日に別れる場合などは、なるべく相談所で人数をお知らせください。
・お一人で参加の場合、基本他の方と混ぜます。一人での描写をご希望の際はその旨をご記載ください。

①:出来ることはオープニングの通りです。
 公園内でイルミネーションを楽しんだり、会場で過ごしたりなどできます。
②:パーティー終了の挨拶やクライマックスを飾って頂ける方を募集します。

※最終人類史内のため、残留効果は全て(プレイングで発生していないものも含め)効果LV10で使用できます。
※未成年の飲酒喫煙、危険行為、公序良俗に反する行動などは、描写できかねますのでご了承ください。

NPC:蒼狐・珠萌がのんびりと瑠璃会を楽しんでおります。お誘いいただければご同行します。
 特にお声がけがなければ、リプレイには登場いたしません。

作業日や状況等は、マスターページにてご確認くださいませ。
それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
80

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


青沢・屏
バルタン(g01433)一緒に。
アドリブ大歓迎
「新宿島でクリスマスを過ごすのは2回目ですね~今年も去年より楽しく過ごさなければなりません」
一緒にいる人がいるからか、興味が高まっている。
「戦闘後のわずかな時間に限り、一緒にリラックスしましょう」
温かいシチューとスープを受け取り。公園を一緒に歩いた。
「新宿島にいる時間に感じる……それまでの必死さに意味があるのでは?バルタンさんは?“復讐”が目的だとはわかっていたけど……」
返事を聞いて
「では…私と一緒に行きましょう。足を止めたいなら、一緒に景色を眺めます。前に進みたいなら、一緒に前に進みます。そして…後、一緒に努力して得た未来の光景を見に行きます。」


バルタン・ディエチ
屏殿(コーヒーアーティスト・g00202)と一緒に。
アドリブ歓迎。

あれから、もう一年過ぎたのでありますか。
ドイツ、平安京、そしてエジプトを解放して……新宿島も賑わいが増しているのでありますな。
(イルミネーションやオーナメントを眺め、シチューやスープを摂食して、惚けています)

……我輩の復讐は、機械化ドイツ帝国は、もうすでに亡く。
指導者も、姉妹たちも、もういないのであります。
惰性のまま奪還戦に参画してきておりますが、我輩の目的は……使命は、もう……。
(早々に仇敵を屠れたことで、いわゆる燃え尽き症候群になっているようです)

……我輩の、生きる目的。
……了解であります、屛殿。今しばらくの間、御身と共に。


●君と共に
 公園の一角にあつらえられた会場は明るく暖かで、住民の人達がディアボロス達を出迎え笑顔を浮かべていた。
 大きな地を奪還した成果は、その地の人々がまだ戻れぬ状態だとしても、やはりとても喜ばしい。
 最初の奪還は、何処だっただろうか。
「新宿島でクリスマスを過ごすのは2回目ですね~。今年も去年より楽しく過ごさなければなりません」
 誰かと共に。一緒に過ごす人が居るせいか、青沢・屏(コーヒーアーティスト・g00202)の興味は高まっている。
「温かいものがいいですか? 待っていてください」
 そうバルタン・ディエチ(突撃のバトルメイド・g01433)を振り返り、屏は手早く住民が用意してくれたシチューとスープを取りにテントに向かう。
 一般の人も設置だけでなく、楽しんでいるようで大勢の笑顔で溢れている。
 その中にちらほらと、ドイツから帰還させた研究者達の姿があった。
 今日の祝祭を、彼らも楽しんでいるのだろう。
 その姿に、ほんのりと心が温かくなる。
「あれから、もう一年過ぎたのでありますか」
 お待たせしましたと、紙袋に温かいシチューとスープ等を纏めて貰い、戻ってきた屏はそんな彼女の視線に気付き、自然と彼の表情にも微笑みが浮かぶ。
「戦闘後のわずかな時間に限り、一緒にリラックスしましょう」
 行きましょうとエスコートし、二人は回廊へ。
 一面の瑠璃の光は美しく輝く光景は、まるでネモフィラの花畑のようにも見える。
 その夜に浮かぶ無数の青に囲まれた道を、寄り添うように彼らは歩いていく。
「ドイツ、平安京、そしてエジプトを解放して……新宿島も賑わいが増しているのでありますな」
 どこか惚けた気分になるのは、今回に限った事ではないだろう。
「……我輩の復讐は、機械化ドイツ帝国は、もうすでに亡く。指導者も、姉妹たちも、もういないのであります」
 ポツポツと静かにバルタンは、想いを口にする。
 戦場が故郷の戦歴兵。生後サイボーグとなった彼女の生は、戦場にあった。
 早々に仇敵を倒せたことは喜ばしく、だがそれと同時に彼女の目的が達成されてしまった時でもあった。
「惰性のまま奪還戦に参画してきておりますが、我輩の目的は……使命は、もう……」
「新宿島にいる時間に感じる……それまでの必死さに意味があるのでは? バルタンさんは? “復讐”が目的だとはわかっていたけど……」
 静かに彼女の言葉に耳を傾け、屏は穏やかに答える。
 彼女の瞳は無機質に輝くも、その奥はそれだけではない。
 戦いが終わった後も、日々を共に過ごす時を重ねているから分かる。
「……我輩の、生きる目的」
 この瑠璃の道は、祈りを通じてしあわせを願うもの。
 ならばバルタンの幸せを、そして屛の幸せを願い歩いてもいいのではないだろうか。
「では……私と一緒に行きましょう」
 さり気なく差し出された手を見つめ、そしてバルタンは屛を見つめた。
「足を止めたいなら、一緒に景色を眺めます。前に進みたいなら、一緒に前に進みます。そして……後、一緒に努力して得た未来の光景を見に行きます」
 未来の光景。
 先程、垣間見たドイツから帰還した人達はまだ一部だ。
 彼女の目的は一つの幕を閉じたかもしれないが、ディアボロスとして……いや、ただの一人の女の子として新しい目的を持つことも出来るかもしれない。
「……了解であります、屛殿。今しばらくの間、御身と共に」
 重ねた彼の手の平は温かく。心にさらなる温もりが広がる。
 この瑠璃の道が終わる頃には、もっと温かになりますように。
 未来が紡がれていきますように――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【照明】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

黄泉王・唯妃
【娑婆蔵さん(g01933)と】

黒のニットセーターとロングスカートにブーツ。
白いマフラーを装備。

口許から吐く息が白くなる程度には冷え込んだ夜の中。
娑婆蔵さんとイルミネーションの光の海の中を並んで歩いて行く。

凄くロマンチックなムードなのに戦争直後のため娑婆蔵から出る話題は戦争時のモノばかりなためちょっとむくれ気味。

「……ええ、そうですね。それはわかります、わかりますけど」

それに気付かず話を続けるのに業を煮やして娑婆蔵の顔を両手で引っ掴むように自分を見つめさせる。

「娑婆蔵さん! 娑婆蔵さんの瞳は今何を見てるんですか!? 戦争もいいですけど今は――!」

その後は、うんまあ、そういう感じで(照れ)


奴崎・娑婆蔵
【唯妃(g01618)と】
着流し&黒羽織(※唯妃の糸で織られた品)という、戦闘時もデート時も服装が変わらぬ野暮天
だもんで唯妃には日頃からよく逢引中の振る舞い等について指導(?)を受けている

「おう唯妃
先の抗争、改めてお疲れさんでござんした
こうして界隈をのんびりそぞろ歩けるのも、これ全て皆の奮戦あってこそ
しかし先日の鉄火場だきゃァなかなか斬り応えのある輩が揃い踏んでいやがったモンで
特に巨大神像に乗り込むなんてなァ仕儀よ、ありゃなかなか斬新な――へい??」

とかなんとか言ってたら、唯妃に顔面をとっ捕まえられてそっち向かされる


ふと唯妃の蜘蛛手に己の手を添え返す
「お前さんの手、温けえモンでござんすねえ」


●海原の紅
 ほぅっと吐いた息が、夜に溶け込んでいく。
 足元には一面瑠璃色の光の海。夜空には静かに輝く星々の瞬き。
「寒くないですか?」
 敢えて都合のいい効果は使わず冬の空気を感じながら、黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)は隣をゆったりと歩く奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)を横目で見上げた。
「こいつがあるから大丈夫でさぁ」
 そう示すは、組の桐紋が入った黒い〈蜘蛛絹糸の羽織〉
 普段と同じ着流し姿の娑婆蔵だが、この羽織は唯妃の糸で織られた特別な品だ。
「おう唯妃。先の抗争、改めてお疲れさんでござんした。こうして界隈をのんびりそぞろ歩けるのも、これ全て皆の奮戦あってこそ」
 そうですね。
 静かに応じる唯妃は普段の装いとはガラリと雰囲気を変え、黒のニットセーターに、ロングのフレアスカート。
 ほんの少しヒールの高いブーツを履いているので、いつもよ気持ち娑婆蔵の顔が近く感じる。
 白のロングマフラーが歩くたびに、長い髪と交互に揺れている。
 先の奪還戦は、多くの敵を葬り広大な大地を取り戻すことが出来た。
 自然とその話題が熱くなるのも、仕方ない。
「しかし先日の鉄火場だきゃァなかなか斬り応えのある輩が揃い踏んでいやがったモンで……」
「……ええ、そうですね」
 笑顔を浮かべるも、折角こんなにロマンチックな場所なのにと、次々出てくる戦争の話題に、唯妃は軽くむくれ気味だ。
 どのくらい、歩いただろうか。
 会場の光もいつの間にか見えなくなり、どこまでも瑠璃色の海原が広がり、二人の歩く道だけが伸びている。
 今、この場所は二人っきりなのに……。
 四つ巴の戦争。新しく出現した亜人に巨獣と、気になることも多くまだまだ戦争の話は尽きない。
「それはわかります、わかりますけど……」
 彼のこういった所や野暮なことも分かってはいる。それでも、今は……。
「特に巨大神像に乗り込むなんてなァ仕儀よ、ありゃなかなか斬新な――へい??」
 不意に立ち止まったかと思えば、振り返った唯妃の両手が娑婆蔵の頬を包むように掴み、顔の向きを変えさせた。
 訴えるように見上げる紅の中に、驚き見下ろす深紅が映り込む。
「娑婆蔵さん! 娑婆蔵さんの瞳は、今何を見てるんですか!?」
 たった一つしか見えない。
 決して瑠璃に染まらない、美しい紅の。
 少し恥じらいながらも、瞳に揺らめく想いに、逢引中であったと思い出させられる。
「戦争もいいですけど、今は――!?」
 拗ねたような愛らしい物言いに、娑婆蔵はそのまま唯妃の蜘蛛手に己の手を重ね添え返した。
「お前さんの手、温けえモンでござんすねえ」
 常日頃、唯妃は逢引中の振る舞いについて何て言っていただろうか。
 そんなことが微かに過ったが、構わずその温かさを確かめるように指を絡め、そのまま彼女の頬へ。
 互いの瞳に混ざる紅はより美しく混ざりあい、どちらの色か分から無いほどに溶けあって。零れる吐息も混ざり合うほどに。
 二人の影が重なり合い、優しく瑠璃の海原に抱かれる。
 ――今宵は、私だけを。
 気が付けば、冬の寒さを忘れるほどに温かく。二人だけの時が流れていく――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

不知火・紘希
キョウちゃん(g04509)と!

お出かけするのハロウィンぶりだね!
(寒さもふっとぶくらい、わくわくした顔で兄を見上げて)
やっぱりイルミネーションだからカップルさんが多いけど……
キョウちゃんも恋人さんと来たかった?

わ、見て見て!全部が青のイルミネーション!
まるでお星さまの宇宙みたい。それか青い花畑かな。
キョウちゃんの色だね。あっ、クリスマスツリーがあるよ!
(はしゃぐように話しかけながら手をひいて)

周りに動いてるの、本物の鹿さんだ。こんにちは。
僕、鹿煎餅をあげたことあるんだよ。売ってないかな?
会場の人か珠萌さんに聞いてみようかな。

ここね、しあわせ回廊とも呼ぶんだって。
早く幸せな世界になるといいね。


大和・恭弥
紘希(g04512)と
※呼び方は話すときはコウ、心情では紘希です

コウと来れて嬉しいよ。依頼にはたまに同行してたけど、遊べなかったもんな。刻逆前は母さん達の都合があったし。
東大寺には、俺も戦闘で一度赴いたから感慨深いな。

(懸命にエジプト奪還に励んでいた弟の元気な様子に安堵しつつ)

本当に辺り一面が瑠璃色だな……
美しい星の海ってこういう光景なんだな。
(小さな温い手にひかれて表情も緩やかに綻んでいく)
俺の色か。こんな綺麗な色よりは闇夜の黒だと思ってたけど嬉しいよ。

あんまりはしゃぎすぎて迷惑かけないようにな
言いながらも、もしあれば軽食や鹿とのふれあいも楽しむつもりで

…幸せか。紘希の願い、届くといいな。


●温もりを共に
 不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)の手を掴み、小走り気味に会場テントに向かっていた。
 普段、依頼などでは年不相応な落ちつきを見せるが紘希だが、今日は年相応……いや、弟の顔をしている。
「お出かけするのハロウィンぶりだね!」
「コウと来れて嬉しいよ。依頼にはたまに同行してたけど、遊べなかったもんな」
 刻逆前は母さん達の都合があったしと、恭弥が付け加える。
 両親の離婚で離れ離れになった兄弟だが、こうして今は会うことが出来る。
「周りに動いてるの、本物の鹿さんだ。こんにちは。僕、鹿煎餅をあげたことあるんだよ。売ってないかな?」
「東大寺には、俺も戦闘で一度赴いたから感慨深いな」
 依頼の時の鹿は巨大だった。
 勿論会場の周りで、のんびりしていたり、灯りに集まっている鹿は普通の大きさだ。
 明るく光が灯り、会場の人々の表情には笑顔が浮かんでいる。
 そして紘希の顔にも。
(「懸命に、エジプト奪還に励んでいたもんな」)
 弟の元気な様子に安堵し、会場の人か珠萌さんに聞いてみようかなと辺りを見回す姿に笑みが零れる。
「コウ、あっち。あんまりはしゃぎすぎて、迷惑かけないようにな」
 そう微笑む恭弥の表情は、自然と兄の顔に。
 他のディアボロスや一般客の対応をしている珠萌に声をかければ、嬉しそうにテントから表へ出てくる。
「恭弥さんに、紘希くんなのです。こんばんは、いらっしゃいなのです」
 青いサンタコスチュームで跳ねるように珠萌がメリークリスマスと挨拶すれば、フォーテールの長い髪が楽しそうに揺れる。
 鹿とふれあいたいと聞いてみれば、テントにあったはずなのですと、直ぐに珠萌が奥から見つけて幾つか手にして戻ってきた。
「鹿煎餅をあげる時は、見せたらじらさないであげるのです」
 待てなくなった鹿が無理やり奪いに来る事もあるとか、後は後ろにも気を付けてと言う。
 煎餅が貰えると分かれば、たちまち集まってくるらしい。
 立ち止まってあげると出口を塞がれてしまうので、移動しながらあげる方がいいらしい。
「なので、お兄さんは紘希くんが囲まれないようにしてあげて欲しいのです」
 鹿煎餅の注意を告げて、思い出したように珠萌はほっこりと微笑む。
「お兄さんと一緒いいね。いっぱい楽しんでくださいなのです」
 いってらっしゃいと珠萌に見送られ、二人は鹿の集まる場所へ。
 もう鹿の方が煎餅を持っていることに気付いているのだろう、袋を開ける前から待ちきれないと鼻先を近づけてくる。
 奈良の鹿は比較的小柄のはずだが、紘希と並べば同じくらいの目線の高さだ。
「わわっ、直ぐに上げるから待ってね」
 焦る紘希に恭弥が証紙を切った煎餅を渡し、さっそく鹿に一枚差し出して。
 小さな尻尾をフリフリしながら、行列をつくるように鹿たちが集まってくるので、恭弥は囲まれないよう紘希の周囲に気を配りながら、ちょっとずつ移動していく。
「何だかお辞儀をしているみたいだね」
 一枚食べさせ、また恭弥から受け取り一枚差し出して紘希は鹿煎餅をあげていく。
 当然、恭弥にもおくれと鹿が近付いて、コートのベルト引っ張り催促してくる。
 そうしてあげながら移動しているうちに、二人は会場から離れ瑠璃色の世界へ。
「わ、見て見て! 全部が青のイルミネーション! まるでお星さまの宇宙みたい。それか青い花畑かな」
 寒さも忘れるぐらい、綺麗な光に思わず紘希が声を無邪気な声を上げる。
 ちょうど鹿煎餅も配り終わり、もう無いよと手をひらひらさせてお別れし、そのままイルミネーションの道へと踏み込んでいく。
「キョウちゃんの色だね」
「俺の色か。こんな綺麗な色よりは闇夜の黒だと思ってたけど嬉しいよ」
 温かな夜色に広がる瑠璃の光は、不思議と冷たさを感じさせない。
「本当に辺り一面が瑠璃色だな……美しい星の海って、こういう光景なんだな」
「やっぱり、イルミネーションだからカップルさんが多いけど……キョウちゃんも恋人さんと来たかった?」
 気を使う紘希の様子に、大丈夫と表情を綻ばせ優しく頭を撫でる。
 この時間は、兄弟で過ごす時間に。
 彼女とは、別の約束を結んでいる事だろう。
 優しい手に嬉しそうにはしゃいだ声をあげ、紘希が恭弥の手を引く。
「あっ、クリスマスツリーがあるよ!」
 クリスマスツリーも瑠璃色に飾られて、テッペンで白く星が輝いていた。
「ここね、しあわせ回廊とも呼ぶんだって」
 祈りを通じ、訪れた人や世界にしあわせがやってきますようにと。
「早く幸せな世界になるといいね」
「……幸せか」
 小さな温い手をしっかりと握り返し、恭弥も願う。
(「紘希の願い、届くといいな」)
 緩やかに表情を綻ばせ、互いの幸せを願って――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!

瀬良・要
【暁降】
相手の呼び方は『紗那』呼び

敢えて寒い中コートでも着て遊びに行くかね
瑠璃会? 瑠璃絵? 奈良じゃ有名なんだな……?
……って、うぉおっ!? すげェ!! 一面青いじゃねーの!!
青い光の海だぜっ!!

へェ、春日大社から興福寺、東大寺って繋がってんだ。
なァ紗那、ゆっくりそこまで歩いて行かねェか?
歩いた方が暖かいしな

鹿とトナカイって正直見分け分かんねーんよなァ
オーナメントは動かねェし、見分けつくけどさ
おっ、動いた動いた、鹿いたぜ鹿。触りに行ってみるか?

ん? 紗那はどっちかっつーとイルミネーションにご執心?
なら、ロマンチックにもう一つ加えよーか
なんて気障な台詞吐きつつ、瑠璃の光の中でキス
痺れるだろ?


シャナオウ・ナラシャ
◇暁降
呼び方:要

敢えて季節を楽しもうってことで
毛皮のロングコートを着て
そう言えば瑠璃会ってのが特別に催しされるらしいな

…事前に調べたさ…現代は便利だな
しかし、出向いて実際に目にするとでは感動も感激も想像以上だった

それから、東大寺までゆっくり歩こうってなり、徐に要の手を取って
こうした方が暖かいからなと悪戯な笑みを浮かべ

一面が真っ青で所々で濃い瑠璃だったり薄いエメラルドだったり…と
まるで海の上を歩いている気分だなと浸っていたら

ん?(要の言葉に思わず俺はキョトンとし
―…ああ、すまんすまん(どうやら口説いているらしい

ばーか…其処は
台詞なんざいらねーんだよ
敢えて相手の名を呼んで…するもんだぜ?と目を伏せ


●二人の絆
 新宿島には四季がある。
 便利な効果で寒さを緩和することもできるが、敢えて冬を感じ楽しむ者も決して少なくはない。
 瀬良・要(死は我が踊り手・g00797)とシャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)もそうだ。
 冬を楽しむように要はコートを、そしてシャナオウは毛皮のロングコートを羽織り、ふらりと遊びに来ていた。
「そう言えば、瑠璃絵ってのが特別に催されるらしいな」
「るりえ……瑠璃絵? 奈良じゃ有名なんだな……?」
「……事前に調べたさ……現代は便利だな」
 本来行っている時期は2月だが、今回は奪還を終えたディアボロス達の為に開かれる特別な一時。
 肩を並べ奈良公園に到着した二人を出迎えたのは、瑠璃色に彩られた世界。
「……って、うぉおっ!?  すげェ!!」
 思わず、感嘆の声が上がった。
「 一面青いじゃねーの!! 青い光の海だぜっ!!」
「しかし、出向いて実際に目にするとでは、感動も感激も想像以上だな」
 隣で喜ぶ要の姿に、シャナオウは一緒に来れてよかったと表情を綻ばせた。
「へェ、春日大社から興福寺、東大寺って繋がってんだ」
 良く見れば、光の海原に、夜色の回廊が通っている。
 しあわせ回廊と呼ばれるのは、その三社に
 青い宝石をイメージしたイルミネーションで光の道を繋ぎ、その風景を絵画に見立てているらしい。
「なァ紗那、ゆっくりそこまで歩いて行かねェか?」
 ずっとこの海原と、それを見て瞳を輝かせている要を見ていても良かったが、折角の催しだ。
「東大寺までゆっくり歩こうか?」
 シャナオウは徐に要の手を取った。しっかりと指も絡め、恋人繋ぎで。
「こうした方が、暖かいからな」
「あぁ、そうだな。それに、歩いた方が暖かいしな」
 悪戯な笑みを浮かべるシャナオウに微笑み返し、要も指を絡め返し二人は光の回廊へ。
 青と蒼と葵と……。紺碧の色から瑠璃に、雫まで。
 様々な瑠璃の光が、彼らの歩く道を彩る。
 この時期のせいだろうか、時折目にする鹿のオーナメントは、まるでトナカイのようにも見えるから不思議だ。
「なぁ、紗那。鹿とトナカイって、正直見分け分かんねーんよなァ。オーナメントは動かねェし、見分けつくけどさ」
 問われたシャナオウも軽く首を傾げ、知っている姿を思い浮かべる。
 何が違うだろうか、よく見ると角の形が。いや体格が違うか。
 そうオーナメントの鹿に注がれた視線は、再び光の海原へ吸い込まれていく。
「おっ、動いた動いた、鹿いたぜ鹿。触りに行ってみるか?」
 隣のシャナオウを振り返れば、その視線はもっと奥へ。
(「一面が真っ青で、所々で濃い瑠璃だったり、薄いエメラルドだったり……
まるで海の上を歩いている気分だな」)
 藍の瞳に瑠璃を湛え、静かにこの景色を瞳に映し浸っていれば、物言いたげに紅い瞳が覗き込む。
「紗那はどっちかっつーとイルミネーションにご執心?」
「ん?」
 要の不意の言葉に軽く目を瞬かせれば、彼の意図に気付き、思わず笑みが零れる。
「……ああ、すまんすまん」
「なら、ロマンチックにもう一つ加えよーか?」
「ばーか……其処は、台詞なんざいらねーんだよ」
 そっと顎にかけられた要の手に、やはり笑みが零れ。
「敢えて相手の名を呼んで……するもんだぜ?」
 委ねるように目を伏せれば、身体が引き寄せられ唇が重ねられる。
 一度息をするように、軽く浮かせ互いを確認するように瞳を合わせ、求めるように。
 ――痺れるだろ?
 囁くように、角度を変えより深く。絆と心を重ねるように、口付けを。
 辺りに溢れるのは、瑠璃の光と見下ろす星々だけ。そこは二人の世界に――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【修復加速】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!

フウガ・ミヤビ
喜一君(g04498)と参加です。

イルミネーションは初めて見るのでとても楽しみにしていたんです。
喜一君、今日は付き合ってくれてありがとうございます。
……わぁ、一面光の海ですね!
綺麗な瑠璃色……
ふふ、喜一君は詩人のような美しい表現ですね。

この素敵な景色を奈良の皆さんが作ってくれたんですね。

感謝の気持ちを忘れず、美しい景色を忘れない様に目に焼き付けます。
はっとして、隣の喜一君に向き直りラッピングしたプレゼントを渡します。

良かったらこれを受け取って下さい。
クリスマスのプレゼントを贈りあう、これも初めてです。

……それと、またお出かけのお誘いをしても良いですか?


一騎塚・喜一
ミヤビさん(g06359)とお邪魔します

平安時代から漂着した我々にとっては初めて見るイルミネーション
わぁ…思っていたよりもずっとずっと綺麗です…!
まるで夜空の星々を地上にお招きしたような光彩陸離たる景観は
冬の夜の澄んだ空気にピッタリで時間を忘れて眺めてしまいそうです

そうですね…きっと準備も大変だったでしょうね
瑠璃会の準備をして下さった方々とお手伝いして下さった蒼狐さんにも
お会い出来たらお礼を伝えておきましょう

そうそう
クリスマスといえばプレゼント交換ですよね!
日頃のお礼も兼ねて包装された小さな包をミヤビさんにお渡しします

今後も元の時代では見ることの出来ない景色や体験を
一緒に楽しめたら嬉しいです!


●結んだ先
 彼の地が奪われていたのは平安の、過去に存在した日本のディビジョン。
 一騎塚・喜一(一騎刀閃・g04498)とフウガ・ミヤビ(風来楽師・g06359)は、同じくその平安の時より新宿島に流れ着いた者達。
 平安時代では縁は無かったようだが、この新宿島で出会った仲だ。
「イルミネーションは初めて見るので、とても楽しみにしていたんです」
「平安時代から漂着した我々にとっては、初めて見ますからね」
 それも平安のディビジョンから奪還した地で行われるとなれば、気持ちも高まるというもの。
 ミヤビは、黒を基調とした夜色の着物に、首元には空色のショールを首元に巻き、冬の装いに。喜一は普段の若草色の羽織に、直垂の着物姿で。
 そんな二人を迎えたのは、一面の瑠璃色の光。
「……わぁ、一面光の海ですね!」
「思っていたよりも、ずっとずっと綺麗です……!」
 濃い青から、淡い青まで。幾重にも折り重なり、海原のように光が広がっていた。
「綺麗な瑠璃色……」
「まるで、夜空の星々を地上にお招きしたような光彩陸離たる景観は、冬の夜の澄んだ空気にピッタリで、時間を忘れて眺めてしまいそうです」
「ふふ、喜一君は詩人のような美しい表現ですね」
 光に圧巻され、饒舌に紡がれる喜一の言葉に、ミヤビは緩やかに微笑む。
「この素敵な景色を、奈良の皆さんが作ってくれたんですね」
「そうですね……きっと準備も大変だったでしょうね」
 いったい、幾つの電飾が飾られたのだろうか。
 準備中は寒くなかったのだろうか。
 きっと、住民達はそんなこと気にせず、ただ喜んで欲しいという想いで、準備に勤しんでくれたのだろう。
 そんなことを考えながら、瑠璃色に作られた道を歩いていれば、明るく彩られた一角があった。
 テントが設営され人々の集まる会場には、お客さんだけでなく、会場準備をした奈良の住民や珠萌の姿があった。
 こんばんはと声をかければ、青いサンタコスチューム姿の珠萌がフォーテイルの髪を揺らし振り返る。
「蒼狐さん、メリークリスマス。ミヤビさんと、お邪魔してます」
 準備のお礼と、瑠璃の光の感想を伝えると、珠萌ははにかみ。そして、住民達は嬉しそうに笑顔を浮かべた。
「嬉しいねぇ、こうして直接感想を聞けるのは」
「あったかいスープとか飲みます? 甘い物は食べます?」
 立ち寄ってくれたディアボロスが嬉しいのか、住民達はテントの中から次々に声を掛けてきた。
「ありがとうございます。感謝の気持ちを忘れず、美しい景色を忘れない様に」
 今日のこの光景を目に焼き付けるよう、ミヤビは再び光の海原に視線を向けた。
 向こうにクリスマスツリーもあると珠萌に教えてもらい、再び二人は瑠璃の中へ。
 飾られたクリスマスツリーも瑠璃色で、テッペンでは白く星が輝いている。
 どこか幻想的なその光景は、一枚の絵画のように非現実的で美しく、時が経つのも冬の空気をも忘れそうであった。
「そうそう。クリスマスといえば、プレゼント交換ですよね!」
 思い出したように、喜一は包装された小さな包を取り出しミヤビに差し出す。
 日頃のお礼も兼ねてと差し出されたそれに、はっとしたようにミヤビも喜一の方に向き直り、ラッピングしたプレゼントを差し出す。
「喜一君、良かったらこれを受け取って下さい」
 どことなく改まった様子で交換し合うプレゼントに、どことなくぎこちないやり取りにどちらともなく笑みが零れる。
「クリスマスのプレゼントを贈りあう、これも初めてです」
 平安時代には無かった習慣、新しく知る様々な日々は、これからもきっと増えていくのだろう。
「……それと、またお出かけのお誘いをしても良いですか?」
 改まった様子で申し出るミヤビに、はいと喜一は微笑む。
「今後も、元の時代では見ることの出来ない景色や体験を、一緒に楽しめたら嬉しいです!」
 瑠璃の回廊はしあわせを。そして人と人の縁を結び、未来を願って。
「喜一君、今日は付き合ってくれてありがとうございます」
 これからも、一緒に。優しい約束を結んで――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!

エラ・パーカー
アドリブ連携◎


『瑠璃(会』という言葉に誘われて参加なの

…わ、ぁ

瑠璃色に溢れた光にに見蕩れて『きれい』と吐息のようなお声がもれるの

エラの1番好きな色がこんなにたくさん…

最愛の夫の瞳と同じ色から目がそらせなくて、愛おしそうにじっと見つめ続けちゃう

白い肌が真っ赤になる頃まで見た後、はっと時間を確認して安堵した様子で周りをきょろきょろ

珠萌ちゃんや、主催してくれた方たちを見つければ近寄ってカーテシーを
とても綺麗なものを見せてくれてありがとう♪

それから寒さとは違う意味で頬を染めて

慌ただしいご挨拶でごめんね…その、これから結婚式があるからもう行くの

本当にありがとう、またね、と手を振り急ぎ足でトレインへ


●足を止めて
 幾つもの瑠璃色が広がり、目の当たりにしたエラ・パーカー(cân serch o morganite・g03253)は足を止めた。
 『瑠璃絵』という言葉に誘われ、ちょっと寄り道を。
「……わ、ぁ」
 見蕩れるという言葉の通り、溢れる瑠璃の光に心を掴まれ、吐息交じりに声が漏れる。
「きれい……」
 幾重にも重なる光の回廊を歩きながら、見つけたのは藍に輝く海原。
「エラの1番好きな色が、こんなにたくさん……」
 本物の瞳の輝きには負けてしまうが、それでも最愛の夫の瞳と同じ色だ。
 彼が見つめてくれる姿を思い浮かべ、目が逸らしがたく、愛おしさが溢れる。
 築土エラになってからの日々を、彼の囁いてくれた言葉を思い出し、気付けば冬の寒さで白い頬に朱がさしていて……。
「寒くないのです?」
 青のクリスマスコスチューム姿の珠萌が、あったかいお茶の入った紙コップを差し出してくる。
 ずっと、ここで立ち止まっている姿が気になった人が伝えたようで、会場から様子を見に出てきたらしい。
「そんなに、じっと見つめていたかな?」
 何だか恥ずかしく、頂いたお茶で身体を温めながら会場の方へ一緒に戻っていくと、はっとエラは時間を確認しまだ大丈夫と安堵した。
 コップを返し、準備してくれた住民の方などに、片足を軽く後ろに引きながらスカートの裾を持ってカーテシーを。
「とても綺麗なものを見せてくれてありがとう♪ 珠萌ちゃんも」
 お礼を告げて、寒さとは違う意味で頬を染め、ふわりと笑みが浮かぶ。
「慌ただしいご挨拶でごめんね……その、これから結婚式があるからもう行くの」
「それはとってもステキなのです」
 気を付けてと見送る珠萌に手を振って、「本当にありがとう、またね」と急ぎ足で瑠璃の回廊を駆けていく。
 しあわせ回廊の結ぶ先へと――。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【操作会得】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!

咲樂・祇伐
大京・勤さん/g02435

わぁ……!
まず上がったのは歓声で
ちらちらと瞬く青い光に笑みが咲く
大丈夫
寒いけれど、この美しさをみれば寒さも吹き飛んでしまいそ……くしゅ!
少しの強がりをひっくり返すくしゃみに少し瞳を泳がせ
……すこし、少しだけ寒いです……
勤さんは大丈夫?

気がききますね、勤さん……あら
ふふ!鹿さんも一緒に…おかえりなさい?
つつかれる姿も微笑ましくて、見守っていたい気持ちもあるけれど……
こら、鹿さん。いけません
勤さんが困っていますからね
優しく離し……ひぇ、私の服は食べられません!

勿論です
ツリーを見上げてメリークリスマスと大喜び
そ、そんな…はずかしい
私も出逢いに感謝しています
来年も…遊びましょ


大京・勤
祇伐君【g00791】と

寒空の中、二人で瑠璃色の光の海を歩く
寒くはないかな?
冬の奈良だ、新宿と違って寒さは堪えるだろう

私はダウンジャケットと帽子を羽織るくらいで何とかなるけれど
祇伐君は……うん、やはり
寒いよね……実はね私もそうなんだ

だから
何か温かい物でも買ってこよう
身体を冷やすのもよろしくないから

飲み物両手に戻ってくると、鹿さんが着いてきた
「……トナカイじゃないね」
角で突いて来る……両手が塞がってる
「祇伐君……助けてくれるかな」
うむ、これは無理そうだ

そんなひと時
そして改めて

「君に出会えたのが一番のプレゼントだと思う。よかったら来年も一緒に来てくれるかな?」
瑠璃色のクリスマスツリーの下で約束を


●結の光
 目の前に広がる瑠璃の光に、思わず歓声があがる。
「わぁ……!」
 青と蒼と碧。静かな色の織りなす光に、咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)は、花のような笑みを咲かせた。
 冬は色彩が失われていくが、今宵は真逆に鮮やかに。寒さで透き通った空気に、瑠璃が映え星々が見下ろす。
「寒くはないかな? 冬の奈良だ、新宿と違って寒さは堪えるだろう」
 隣を歩く祇伐を気にかけながら、大京・勤(ANGELMAN BABEL・g02435)は瑠璃の光の海を歩いていく。
 勤はダウンジャケットと帽子を羽織るくらいで凌げているが、彼女はどうだろうか。
「大丈夫。寒いけれど、この美しさをみれば寒さも吹き飛んでしまいそ……くしゅ!」
「祇伐君は……うん、やはり」
 少し強がって見せた姿も、可愛らしいくしゃみと、困ったように瞳を泳がせる姿も愛らしく。
「……すこし、少しだけ寒いです……勤さんは大丈夫?」
「寒いよね……実はね、私もそうなんだ」
 合わせるように私もと勤は、微笑む。
「だから、何か温かい物でも買ってこよう。身体を冷やすのもよろしくないから」
「気がききますね、勤さん」
 足早に勤は、会場の明かりの方へと戻っていく。
 光の織りなす瑠璃の装いを静かに祇伐が眺めて待っていれば、程なくして勤が温かい飲み物を両手に、そして食べ物の入った紙袋を手に下げ戻ってくる。だが……。
「……あら」
 勤の後から、ぞろぞろと三匹の鹿がついてきているではないか。
 恐らく、彼の購入した物の中に、鹿煎餅があると期待しているのだろう。
「……トナカイじゃないね」
 鼻先でつんつんと、鹿は勤のジャケットの端を突っついて。両手が塞がっているというのもあるが、鹿を乱暴に追い払うわけにもいかず少し困っているようだ。
「ふふ! 鹿さんも一緒に……おかえりなさい?」
「祇伐君……助けてくれるかな」
 大きな身体の勤が鹿に困っている姿は、何だか微笑ましく、見守っていたい気持ちもあるけれど……。
「こら、鹿さん。いけません。勤さんが困っていますからね」
 駄目ですよと近付き祇伐が優しく声をかければ、彼女のヒラヒラ揺れる服が気になったのか。ズイッと鼻を近づけたかと思えば、服の端を咥えようとするではないか。
「優しく離し……ひぇ、私の服は食べられません!」
「うむ、これは無理そうだ」
 ここは逃げたほうがいいだろうか。
 あげられるものは持ってないよと説明し、少し小走り気味に鹿から距離を取るよう離れていく。
 暫く先へと急ぎ二人並んで行けば、やがて鹿は諦めたように戻っていき、再び二人っきりの時間が戻ってくる。
 楽しく紡ぐ二人の時間に、そんな一時に笑顔を綻ばせ、辿り着いた瑠璃のクリスマスツリーを前に足を止め二人は見上げた。
「メリークリスマス」
 美しい瑠璃の光を受けながら、大喜びの祇伐は振り返る。
 そんな彼女の姿に、改めて……。
「君に出会えたのが、一番のプレゼントだと思う」
「そ、そんな……はずかしい。私も、出逢いに感謝しています」
「よかったら、来年も一緒に来てくれるかな?」
 出会ってから様々な時間を共に過ごしたが、また来年もと願ってしまう。
 そんな彼に祇伐は、ええと短く応じ。
「来年も……遊びましょ」
 また次も一緒にこの時を過ごそうと、このクリスマスツリーの下で。
 柔らかに包む瑠璃の光に見守られながら、次の約束を――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【浮遊】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】LV1が発生!

プターハ・カデューシアス
お招き有難うございます

広大な土地が瑠璃色の光に包まれ幻想的で素敵ですね
食事も美味しく頂きました
特にシチューは冷えた体に最高です

ご用意下さった皆様にお礼をしなくては
珠萌様、手伝って頂いてもよろしいですか?

今宵は素敵な夜をご用意頂き有難うございました!
皆様の応援のお陰でエジプト奪還も成りました

いつか全ての世界を取り戻しましょう
ささやかではありますが…お礼の余興を

アイスクラフトで氷塊作成
珠萌様の力を借り飛翔と怪力無双で空中へ上げ
桜散春風で攻撃し破壊
更に桜吹雪で細かく砕き
桜と氷で瑠璃に花を添えます

今年は色々ありましたね
出来事を振り返り

珠萌様
長きに渡りエジプトへの案内、有難うございました
貴女にも感謝を


●しあわせの光
 瑠璃の回廊とは違い、会場は温かで準備に携わった住民の人も訪れたディアボロス達も談笑したり料理を楽しみ盛り上がっていた。
 住民達も寛ぎ始めているのは、もうすぐこの催しが終わりになるからだ。
 そんな会場の一角で、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)は、シチューを御馳走になりながら、ゆったりと瑠璃色の光あふれる、絵画のような回廊を眺めていた。
 ホワイトシチューをベースに、ブロッコリーと星形に調理された人参やパプリカの鮮やかな色が目を引き、片隅にはマッシュポテトで作られた雪だるまとサンタクロースが並んでいて、何だかほっこりする。
「こんばんはなのです」
 一仕事落ち着き、会場を回っていた珠萌がひょっこりとやってくる。
「これは珠萌様、お招き有難うございます」
 立ち上がり丁寧に挨拶しようとするプターハに、お気遣いなくと座ったままで軽くとめながら珠萌は微笑んだ。
 プターハは、中々の長身な上に竜人と体躯も大きい。
 小柄な珠萌としては、実はこの方が目線が近く喋りやすいのである。
「広大な土地が瑠璃色の光に包まれ、幻想的で素敵ですね」
「ボクも住民の皆さんに聞いて準備をしたのですが、聞いていたよりも綺麗で嬉しいのです」
 こうしてゆっくり話が出来るのも、無事にエジプトの地を奪還出来たおかげだろうか。
「食事も美味しく頂きました。特にシチューはいいですね、冷えた体に最高です」
 穏やかに話すプターハの様子に、珠萌も嬉しそうだ。
「寒い日は、あったかいのが一番なのです。プターハさんもあったかになったのです」
 こうオールバックでギラギラだったのが前髪をおろして、何だか穏やかな感じにパパって感じになったのですと珠萌が身振り手振りで言った。
 そんなに最初は怖かったのだろうかと苦笑を浮かべる。
 きっと最初の頃と、今とでは様々なことが彼の中でも変わったのだろう。
「ご用意下さった皆様にお礼をしなくては。珠萌様、手伝って頂いてもよろしいですか?」
 最後の締めを、会場を締めるのにこんなのはどうでしょうと、コソコソとプターハは耳打ちし、珠萌もそれはステキなのですと表情を綻ばせた。

 催しの終わりの知らせが伝えられ、人々が瑠璃色のクリスマスツリーの周りに集まってくる。
 クリスマスツリーの前で主催してくれた会長さんが挨拶し、最後に特別な一幕をとプターハを案内する。
「今宵は素敵な夜をご用意頂き、有難うございました! 皆様の応援のお陰でエジプト奪還も成りました」
 彼の故郷はエジプトだ。それが奪還されたとなれば、想いも強まる。
「いつか全ての世界を取り戻しましょう」
 まだ還ってこない人々、奪還されてない大地は多い。その全てが戻る日を願って。
「ささやかではありますが、お礼の余興を……」
 アイスクラフトで氷の立方体を沢山作り出し、フライトドローンで運ぶと竜翼を広げ飛翔し共に空中へ。
 続いて光の翼を広げ、珠萌は宙に筆をはしらせ『焔針鼠・フォティア』を描き呼び出すと、増殖させその蒼い焔の針を剣状に鋭くさせ、塊を細かく切り刻んで。
 そこに電磁波を纏う桜吹雪が舞う。
「桜散りて恵み与えよ」
 『桜散春風』が舞い、刻まれた氷塊を花弁が削り散らし、桜と氷片が瑠璃に降り注ぐ。
 繊細な氷片は、光を受け煌々と淡く瑠璃を空に輝かせ、桜の花弁は一面の瑠璃にそっと花を添える。
 その美しい光景に、人々から歓声の声があがった。
「今年は色々ありましたね」
 始まりは、贄とされるリターナーやオアシスを追われる砂漠の民といった、獣神王朝エジプトの姿と向き合うところだっただろうか。
 相容れない思想と、世界の理不尽。過去との邂逅。様々な出来事があっただろう。 
「珠萌様。長きに渡りエジプトへの案内、有難うございました。貴女にも感謝を」
「ボクはボクの出来る範囲で、力になっただけなのです」
 この結果を掴み取ったのは、皆さんの力。この時間が遅れるのは、皆さんのおかげ。
「もっと沢山のことを汲みたかと思うのです。まだ住人の皆さんの帰還も、これから取り戻す大地もあるのです」
 まずは、お疲れさまと休息を。そして、これからを……。
 瑠璃の回廊は想いを繋げ、世界の平和を願う。
 再び、瑠璃の光へ視線を戻したプターハはその先に何を願ったのだろうか。
 願わくば、全ての人の祈りが届きますように――。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年12月25日

最終人類史のクリスマス2022

 ディアボロスが獣神王朝エジプト奪還戦に勝利したことで、新宿島をはじめ、最終人類史の人々は大きく盛り上がっています。
 奪還した地域の人々の『帰還』は、すぐには行えませんが、アフリカ大陸の北半分という広大な地域の奪還は、人々に「地球の全ての大地の奪還」が夢物語でないと改めて期待させるのに相応しい成果だったのでしょう。
 更に、『地獄変』と『ラムセスの黄金アンク』というクロノ・オブジェクトの効果で新宿島が守られた事も、人々の熱狂に拍車をかけています。

 この人々の熱狂に応える為、時先案内人達が様々なクリスマスパーティを企画しています。
 様々な趣向をこらしたクリスマスパーティに参加して、素晴らしい聖夜を過ごしましょう。
 最終人類史の住民達は、時先案内人と共に、ディアボロスを楽しませる為のパーティの準備を手伝ってくれています。
 彼らは自分が楽しむのでは無く、ディアボロスを楽しませる事を希望してくれましたので、彼らの心意気を無駄にしないように、全力で楽しみましょう。

 その上で、新宿島の人達を楽しませる余興をするのも良いかもしれません。

※地獄変について
 今回のクリスマスイベントでは、奪還戦で使い切った地獄変のエネルギーの補充を実験的に行います。
 ハロウィンで『鬼や妖怪、お化けなどが根底にある、多くの人々に希望や喜びの感情を抱かせるイベント』であれば、地獄変にエネルギーを充填する事が出来る事が判明しています。
 クリスマスは、上記の条件に完全に当てはまってはいませんが『夜空をソリで移動してプレゼントを配るサンタクロース』は(由来は聖人ですが)広義で考えれば妖怪のたぐいと言えなくもないので、ハロウィン程の効果は無いとしても、ある程度のエネルギーの補充は期待できるかもしれません。

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🔒
#最終人類史(新宿島)
🔒
#最終人類史のクリスマス2022
🔒
#クリスマス2022
#挿絵あり


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選択肢『新宿島のクリスマス』のルール

 新宿島で行われるクリスマスパーティーに参加します。
 時先案内人と新宿島の人々が、ディアボロスへの感謝を込めて、いろいろ準備してくれたようですので、思いっきり楽しみましょう。

 開催されるクリスマスパーティーの内容などは、オープニングの情報を確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『クリスマス・クライマックス!』のルール

 楽しかった新宿島のクリスマスパーティが、クライマックスを迎えます。

 クリスマスパーティを締めくくる挨拶やイベント等を行って、パーティを締めくくりましょう!
 最後に、ディアボロスからパーティの準備をしてくれた新宿島の人々に感謝を込めたイベントなどを行っても良いかもしれませんね。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。
 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。