【獣神王朝エジプト奪還戦】奪掠の竜(作者 小鳥遊彩羽
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#幻想竜域キングアーサー  #【獣神王朝エジプト奪還戦】黒翼公パロミデス  #獣神王朝エジプト奪還戦  #ファーストアタック  #円卓の騎士 

「何でもいい! 一つでも多く、獣神王朝エジプトの優れたクロノ・オブジェクトの技術を持ち帰るのだ!」
 ――獣神王朝エジプト、テーベ近郊。
 数多く残る遺跡群の一角で、黒翼公パロミデスが配下の特務竜部隊ジャメヴにそう命じていた。
 言われるまま、手当たり次第に――ジャメヴたちは持ち出せそうなものを運んでいく。
 ふと、大型の石像を見ながら互いに首を傾げるジャメヴたち。
「これはどうだ?」
「全部は無理だろう、首だけ持っていけばいいんじゃないか?」
 そう言うと、ジャメヴは何の躊躇いもなく石像を破壊し、その頭部だけを取り上げた。
 エジプトにとっては偉大な歴史の片鱗とも言える壁画も無惨に砕かれて、壁に嵌め込まれていた宝石だけが剥ぎ取られていく。
「そうだ、持ち帰れないものは全て破壊してしまえ。我らが持ち帰るもの以外は、全て、敵の資源になるのだからな」
 その様子を見ながら、パロミデスは満足げに口元を笑みの形に歪めて告げる。
「急げ! この遺跡の調査が終わり次第、すぐに次の遺跡に向かうぞ」
「はっ!」
 パロミデスの言葉に、ジャメヴたちは急ぎ作業を続けるのだった。

●奪掠の竜
「みんな、お疲れ様! いよいよ獣神王朝エジプトを取り戻すための大きな戦いが始まるね!」
 ターミナルの一角、いつものように笑顔でディアボロスたちを出迎えた花峯・真帆(Starry Bouquet・g03187)も、やる気に満ちた様子で説明に移る。
 獣神王朝エジプトは、一般人のリターナー化による『見せかけの死者の復活』を利用することで一般人から絶大な信仰のエネルギーを集め、そのエネルギーから生み出した強力なクロノ・オブジェクトにより、断片の王の戦いである『七曜の戦い』に向けて盤石の態勢を整えていた。
 だが、ディアボロスの介入と目覚ましい活躍により、今や人々の信仰は失われ、断片の王である『クフ王』を追い詰めるにまで至った。
 歴史の奪還戦(ディアボロス・ウォー)――獣神王朝エジプト奪還戦の始まりである。

「でもね、排斥力が弱まったことで、色んなディヴィジョンの勢力が少しでもエジプトの土地を持って帰ろうと集まってきてるの。『幻想竜域キングアーサー』のドラゴンや、『断頭革命グランダルメ』の自動人形、他にも『巨獣大陸ゴンドワナ』の巨獣の群れに、『蹂躙戦記イスカンダル』の亜人……初めて名前が出てきたところもあるし、とにかくいっぱい!」
 獣神王朝エジプト奪還戦では、エンネアドやマミーに加えて、これら四勢力のクロノヴェーダとも戦うことになる。
「そこで、いつものようにファーストアタック! みんなには『幻想竜域キングアーサー』のドラゴン勢力と戦ってきてほしいんだ」

 此度の相手は、『黒翼公パロミデス』配下の特務竜部隊ジャメヴ。
 黒翼公パロミデスは竜域ダンジョンを再建すべく、獣神王朝エジプトの各地に存在する建造物系クロノ・オブジェクトの情報を集めるために進出して来たようだが、ルクソール上空への新宿島出現を受け、これ幸いと新宿島の情報も得ようとしているのだという。
 パロミデスの命令を受けたジャメヴたちは、テーベ近郊の遺跡群から使えそうなものを持ち出している最中だ。持ち運べないような大きなものは破壊してでもその一部を持ち帰ろうとするなど、さながら火事場泥棒である。
「もしも情報を持ち帰られたら、《七曜の戦》や幻想竜域キングアーサーの奪還戦で、こっちが不利な状況になっちゃうかもしれない。何としてもそれは止めなくちゃいけないから……大変だけど、頑張ろうね!」
 戦争を直前に控えた今、攻撃を仕掛けて戦力を削ることが出来れば、戦争の機先を制することも可能になる。
 だが、敵は大戦力だ。
 引き際を間違えず、十分な打撃を与えたらすぐに撤退してほしい――そう言って説明を終えた真帆は、いってらっしゃいと笑顔でディアボロスたちを送り出した。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【勝利の凱歌】
1
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【温熱適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、気温摂氏80度までの暑さなら快適に過ごせる世界に変わる。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1 / 【グロリアス】LV2

●マスターより

小鳥遊彩羽
 ご覧くださいましてありがとうございます、小鳥遊彩羽です。
 今回のシナリオは、【獣神王朝エジプト奪還戦】に関連する特別シナリオとなります。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑤黒翼公パロミデス」の敵残存率を低下させます。
 なるべく頑張りますが、ご参加いただいた人数によっては採用できない方が出てくる可能性がありますので、ご了承の上でのご参加をお願い致します。
 それでは、どうぞよろしくお願い致します。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


ジェト・ネヘフ
いよいよエジプト奪還ですね
その前に横槍を入れる邪魔者には少々退いて貰おう
泥棒、ダメ絶対
『夢』もそう言ってる

まずは観察して敵の数が少ない所、敵の壁が薄い所を見つける
そこへ近接戦メインだと思われるよう、シストルムで殴りに行く
気分は暗殺
できれば敵を吹き飛ばしつつ『夢と喰』を使って敵戦力を削っていく
こちとら捨て身上等
やれるだけやってやる
私は物理だって得意
まあ魔術師だけど

味方と連携がとれそうなら積極的に

撤退は此方の体力が1/3になる、味方に戦闘不能者が出る、敵に増援が来た時
足下の砂や土、石片を足と風使いで巻き上げて目眩まし
大した効果は無さそうだけど、毒使いで調合した毒も混ぜて
撹乱して時間稼ぎをしつつ撤退


ザラ・ダーラ
たとえ自らに関わりのないものであっても、誰かの大切なものである
それを安易に、私欲ゆえに破壊しようとは言語道断
報いを受けるが当然の愚行と思い知るが良い

歴史の重みを解さぬ盗人ども
我が影を踏んだれば、それがそなたの命運の尽き
『魔竜幻』にて突進し、一撃見舞って離脱
可能ならば接触時に盗掘品を強奪するぞ
こうした物は相応しい持ち主に返してやらねばならぬ
我も金品や宝飾品を好むが、掠め取るような真似はせぬ
こそ泥は自らの誇りを貶める、卑劣な行為であるからな

飛翔し目立てば、他の復讐者から注意が逸れて良いかもしれぬ
戦略的撤退のついでに、危機意識の足らぬ者を釣り上げてやろうぞ


 侵略者たる竜たちの手によって、無惨にも破壊されていく遺物の数々。
 それは、たとえ自らに関わりのないものであっても、この地に生きる人々にとって、そしてかつてこの地に生きていたであろう誰かにとっての大切なものであることに変わりはない。
「それを安易に、私欲ゆえに破壊しようとは言語道断」
 どことなく威厳に満ちた声でそう言い放ち、ザラ・ダーラ(毒皿・g08703)は空へと舞い上がる。
 ――いよいよ、エジプトの地を取り戻す時が来た。
 だが、その前に。横槍を入れる邪魔者には、退いて貰わねばならないだろう。
 目についた貴重そうな物を片っ端から運び出しているジャメヴたちを、目を凝らして見つめていたジェト・ネヘフ(白昼夢・g01750)は、敵の数が少なそうな――壁が薄そうなところに目星を付けて飛び出した。
「泥棒、ダメ絶対。『夢』もそう言ってる」
 ウインドオーブが嵌め込まれた古代エジプトの楽器シストルムを無造作に振るえば、しゃらん、と重なり合って響いた音が、戦いの始まりを告げる。
「私は物理だって得意。まあ魔術師だけど」
 接敵したジェトは、シストルムを振るうと同時に全身に呪詛と猛毒を滴らせていて。
 すぐさま呪詛と猛毒の鎖を編み上げ、ジャメヴたちを縛り上げる。
 ――『夢』は、悪意を逃さない。
 そして、魔竜の眼もまた、決して獲物を逃さない。
 盗んだ品々を詰め込んだ袋を引き摺って歩くジャメヴたちが地に移る翼影をひとたび踏み締めたならば、それが命運の尽きだ。
「歴史の重みを解さぬ盗人どもよ、報いを受けるが当然の愚行と思い知るが良い」
 ザラは捉えた獲物の元へ一散に翔け、一撃を見舞うとすぐさま再び空へ舞い上がった。
「こそ泥は自らの誇りを貶める、卑劣な行為であるからな。相応しい持ち主に返してもらうぞ」
 ザラ自身も金品や宝飾品を好むが、無論、掠め取るような真似はしない。
 攻撃のはずみで袋を取り落としたジャメヴが、巨大な戦斧を振り回す。
 時空を歪め、空間を超えて繰り出される反撃の手。その手痛い一撃も意に介することなく、ザラは自らの存在を知らしめるべく黒と赤の竜翼を大きく羽ばたかせて空を翔け、取り落とした盗掘品を再び拾う間さえ与えずジャメヴたちを攻め立てていった。
 空を翔けるザラに一瞬気を取られたジャメヴへ、すかさずジェトの鎖が絡みつく。
 鎖に囚われたジャメヴたちも、その身を呪詛と猛毒に侵されながらも、次々にジェト目掛け衝撃波を繰り出してきた。
 ジェトはすぐさま足元の砂を蹴り上げて、同時に起こした風で巻き上げる。
 目眩まし代わりの砂礫の壁で衝撃波の勢いを抑えつつ、すぐさま次の攻撃へと移っていくジェト。
 少しの傷も気にしない。やるからには、捨て身上等の全力で。
 この先に待つ、歴史の奪還戦。運命の天秤を、少しでもこちら側に傾けるために。
「やれるだけやってやる」
 そうして地上と空の二方面から苛烈に攻め立てていたジェトとザラだったが、不意にザラは彼方の空へと目を凝らした。
「……頃合いか」
 上空を舞うザラの双眸が捉えたのは、迫り来る新たなジャメヴの群れ。
「戻るぞ、撤退だ!」
 ザラの声に、ジェトはほんの少し名残惜しみつつも、風で巻き上げた砂礫に毒も混ぜてジャメヴたちを惑わせる。
 僅かな間だが、撤退の時間稼ぎとしては十分。
「次は、こうはいかない」
 全てを、倒す――と。そうするかのようにジャメヴの群れを一瞥して。
 空を翔けて戻っていくザラに続き、ジェトもまた素早く踵を返すのだった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【温熱適応】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

咲樂・祇伐
【黒華】

火事場泥棒とは毎度の事ながら思うこと
滅する世界より奪い合い結ばれながら
世界は如何なる姿になるのでしょうか

されど今は
斯様なことより目前の徒花を散らせるまで
握る手のひらに信頼を伝え
鍵を構えて前を向く
然り、進んで路をひらきましょう…千景さん

光蜜ノ愛浄──満ちる光で灼き尽くす
身も心もすべて
かけるあなたへの眼差しを私へ移すように
蠱惑。私をみていればいい
か弱い花こそ摘み取りやすいでしょ?

見極められたならば
次は私が前へと駆ける
踊るように光の魔法で薙ぎ払い
風と共に吹き飛ばし─信じております
先には千景さんがいて然り斬り倒して下さると

帰りましょうと眼差し交し
最後に光の一閃を

光に紛れ退くも
伝う熱に希望を抱く


紫空・千景
【黒華】

…火事場泥棒の竜とは滑稽
結局、他の危機は己の利益でしか無いのだな
呆れ溜息ひとつ

今や竜へ怒りで動かされないのは
繋いだ手の先のお陰
奴らの目論見を止め私達の途を
行こう、祇伐

光学迷彩で存在を薄く
支援を考え可能な限り各個撃破
多くとも二体迄

光が駆ける私を隠すだろう
ならば息を殺し、殺気を消し
死角を狙って強襲を

虚閃一刀――屠る
もし致命打にならず命を繋いでも
どうせ光に沈むだろうさ
視線の先には必ず…祇伐が居るから
信頼は固く

純粋な攻撃には描いた結界術を挟み
自らも斬撃をぶつけ
一度力を抜きいなしで隙を作り流水が如く受け流し
ふたり合わせて最後の一閃

光を合図に退却を
帰ろうと言葉の代わり手を絆ぎ
次が最後だと眼差し強く


「……火事場泥棒の竜とは滑稽。結局、他の危機は己の利益でしか無いのだな」
 呆れたように、溜息ひとつ。
 紫空・千景(暁の切り札・g01765)の零した音に、咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)も静かに頷いてみせる。
 思えば先の大戦においても、竜に限らず他の領域の勢力の介入はあった。
 奪い、奪われ、その繰り返しで、簒奪された歴史の更なる奪い合いが繰り広げられていたのだろう。
 改竄された歴史、侵略者たちが意のままに創り上げた世界もまた、こうして幾度となく塗り替えられて――。
「滅する世界より奪い合い、結ばれながら……世界は如何なる姿になるのでしょうか」
 けれど、例えどれほど形を、姿を歪まされ、変えられようとも。
 取り戻すという想いに、変わりはない。
 侵略者たる竜たちを前に、以前の千景ならば衝動のままに刀を抜き、駆け出していたことだろう。
 我が身も顧みず、ただ、竜と名のつくものたちを屠るために。
 ――けれど、今や竜への怒りに駆られることなく凪いだ心でいられるのは、繋いだ手の先にある、優しい笑みのおかげに他ならない。
「行こう、祇伐。奴らの目論見を止め、……私達の、途を」
 千景の言葉に、握る手のひらに信頼と確かな熱を伝えながら頷き、祇伐は花祇の鍵杖を構えて前を向く。
 ――今は何よりも、目前の徒花を散らせるまで。
「然り、進んで路をひらきましょう……千景さん」
 何者にも、阻ませはしない。
 絆いだままだった手を今ばかりは解いて、名残の熱をそっと抱き締める。
 刹那、咲き乱れる光の華。
 光蜜ノ愛浄(カルラウタ)――祇伐の甘さ帯びた声で紡がれる童歌と共に満ちる輝かしき光が、竜の尖兵を瞬く間に灼き尽くす。
 ――その身も心もすべて。
 惹きつけて止まぬ柘榴の双眸――蠱惑の眼差しが、竜鱗兵たちを次々に射抜いていく。
「……私だけをみていればいいの。か弱い花こそ摘み取りやすいでしょう?」
 祇伐を捉える竜鱗兵の眼が孕むのは、狂気すら滲む圧倒的な敵意。
 けれど、祇伐は怯えも竦みもせず、それを真っ向から受け止める。
 全ては、前へと駆ける千景の気配を悟られぬよう。
 言葉なくとも、想いはここに。
 祇伐が齎した光に迷彩織り交ぜ己の存在を景色に溶かし、息を殺し殺気も消して、千景は死角から個を狙って強襲を掛ける。
 星鏤む鞘から夜明け色の刃を抜き放ち、放つは虚閃一刀(セツナ)の斬撃。
 虚無の刃が空間ごと竜鱗兵を断ち切り、命を喰らって、その存在ごと無へ帰していく。
 もしも断ち切れず命が繋がったとしても、次の瞬間には祇伐が放つ光に灼かれ沈むだけ。
 いつだって、千景の眼差しの先には、必ず祇伐がいてくれる。
 それは、祇伐にとっても同じ。
 互いを結ぶ信頼は固く、何者にも断ち切ることは叶わない。
 無論、断ち切らせるつもりなど毛頭ないけれど。
 軽やかに舞うように、駆ける祇伐が幻の焔翼を広げたならば――。
 滅びる程にうつくしく清浄な無の光が降り注ぎ、その先に待つ千景の刃が逃さず斬り伏せる。
 振り回される戦斧から繰り出される純粋な攻撃には、素早く描いた結界術を挟んで真っ向から斬撃をぶつけて呼吸をひとつ。
 一度力を抜いて衝撃を往なし、流水が如く受け流しながら、千景は祇伐へ視線を向ける。
 刹那の間に交わす眼差し――それだけで、全て伝わるから。
 ふたり合わせて最後の一閃を解き放ち、蒼穹を染める光に紛れて踵を返す。
 帰ろうと、紡ぐ言葉の代わりに千景は手を伸ばし――。
 伝う熱に希望を抱き、祇伐はふわりと微笑み咲かせて絆いだ手を柔く握り締めた。
(「――次が、最後だ」)
 最後に一度、千景は惑う竜たちの群れを振り返る。
 うつくしき夜明けを宿す双眸に、決して揺るがぬ意志を懐いて。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!

本郷・夏深
お、コソ泥の群れですかね
どうしても持ち帰りたいのなら地べたに頭を擦り付けて我々に懇願してみてはどうですか?
カフカは優しいですからね、そうすれば小銭くらいなら恵んであげますよ!
出来ないならば仕方ない、何も持ち帰れずに終わって頂きましょう

刃でもある扇を広げ、舞い踊るように楽しく元気に敵を痛めつけて参ります
敵の攻撃は回避するか、往なす等して正面から受け止めないよう立ち回りたく
力に自信がないのではなく、力任せな攻撃を受け止めるのは面倒なので!

投擲等の援護については、扇で弾き返します
おや、もしや貴方も私と遊びたいのですか?
いやはや人気者は大変ですねえ!
わかりました、誰も彼もカフカが殺して差し上げましょう


如月・友仁
これはちょっと看過できないなあ
呪いの聖地であるエジプト、その遺跡群
どれだけの素晴ら……、恐ろしい秘密が眠っているだろう
そんな品々を……ああ、無遠慮に壊すなんて

……まあ、価値が解らないお友達がいるのは仕方がない
野蛮な子たちでも解るように
たっぷり語って聞かせてあげないとね
曰く付きの品々で増幅させた[呪詛]を込めて、パラドクスを発動
近くの味方と連携できるなら、極力元気そうな相手を狙って
衰弱させることで攻撃の起点にしたいな
反撃は建物を遮蔽物にして防ぎ
難しい場合でも、大鎌を振るって[衝撃波]で相殺できないか試みるよ

全員完全に追い払うまで戦えないのは悔しいけれど
継戦限界だと判断したら囲まれる前に撤退するよ


「……これはちょっと看過できないなあ」
 如月・友仁(ユアフレンド・g05963)にとっては、エジプトは呪いの聖地。
 その遺跡群にはどれだけの素晴ら――否、恐ろしい秘密が眠っているのだろうと想像は尽きることがない。
「そんな品々を……ああ、無遠慮に壊すなんて」
 嘆く姿はいっそ大袈裟なほどだったかもしれないが、友仁にとっては一大事なのだから無理もない。
「お、コソ泥の群れですかね。どうしても持ち帰りたいのなら、地べたに頭を擦り付けて我々に懇願してみてはどうですか?」
 ジャメヴたちの行く手を阻むように、本郷・夏深(逢魔が夏・g00583)が立ちはだかる。
「カフカは優しいですからね、そうすれば小銭くらいなら恵んであげますよ!」
 すると、ジャメヴたちは不快感を顕にしながら、各々の得物である巨大な戦斧を突きつけてきた。
「何故お前たちに懇願などせねばならぬ! これらは全て黒翼公パロミデス様の物だ!」
 元より話し合いをするつもりはなかったが、そもそも言葉が通じていないらしい。
「……まあ、価値が解らないお友達がいるのは仕方がない」
 生気のない瞳にゆらりと昏い怒りを湛えた友仁は、薄っすらと笑みを浮かべる。
「野蛮な子たちでも解るように、……たっぷり語って聞かせてあげないとね」
「――出来ないならば仕方ない、何も持ち帰れずに終わって頂きましょう」
 尊大な笑みを浮かべながらも研ぎ澄まされた刃のような声で言い放った直後、夏深は貪欲なる鉄扇を手に地を蹴っていた。
 刹那の間にジャメヴへと肉薄した夏深は閉じた扇で足を払い、転がったジャメヴを踏みつけて、何の躊躇いもなく刺し貫く。
 伝統的な舞踊には程遠いその所作も、夏深にとってはただ舞を披露しているだけに過ぎない。
「どうですか、カフカの舞は! ……おや、声も出ないほど美しいですか!」
 既に事切れたジャメヴににっこりと笑いかけ、夏深はすぐに次なる標的へ狙いを定めていく。
 夏深の鮮やかな一閃が澄んだ青空に描かれた直後、突如として辺りに霧が立ち込めた。
「――さあ、お喋りしよう」
 それは友仁のパラドクスによるもの。曰く付きの品々で増幅させた呪詛がたっぷりと籠められた、“死”の霧だ。
 霧はひとの形を取って、地を這う蛇のようにするりとジャメヴたちに手を伸ばす。
「ひっ……!」
「ああ、でも、共通の話題を探すのは難しいね……そうだ、まずは握手しよう。それから――三途の川のことでも、語り合おうじゃないか」
 魔人の腕が、竜たちを掴む。
 霧に触れられたジャメヴは、瞬く間に別人になってしまったかのように、生気の抜けきった顔でその場に膝をついた。
 かろうじて持ち堪えたもう一体が衝撃波を伴う突きを繰り出してくるが、友仁は動じずに大鎌を振るい、こちらも衝撃波をぶつけて威力を相殺する。
 そこに合わせるかのように踏み込んだ夏深が、すかさず止めを刺していく。
「……お見事」
 ほっと息をつき微笑む友仁に、夏深も楽しげに笑って。
「――貴方の舞も、美しいですよ」
 扇を飾る青と白の組紐が波のように翻る。
 夏深が舞う姿は、さながら乾いた砂の大地に海が生まれたかのようだった。
 振り回される巨大な戦斧は広げた扇で往なし、投擲された岩も弾き返して。
 正面から受け止めないように立ち回るのは、力に自信がないからではなく――力任せの攻撃を受け止めるのが面倒だからというのはここだけの話だ。
「おや、もしや貴方も私と遊びたいのですか? いやはや人気者は大変ですねえ! ならばお望み通り、誰も彼もカフカが殺して差し上げましょう」
 次々に獲物を屠りながら、夏深は遠慮なく好きなだけ殺せるこの状況を心から楽しんでいた。
 夏深が斬り裂いた敵を、友仁の魔人が死へと誘い――逆に、魔人の霧で衰弱した敵を、夏深が叩き斬っていく。
 やがて、辺りにいたジャメヴたちが皆倒れ伏す。
 けれど、すぐにどこからともなく別の部隊がこちらへ向かってくるのが見えた。
 ――そろそろ潮時だろう。
 だが、二人はどこか名残惜しむように、迫りくる群れを見つめ――。
「ああ、ここにいる全員を完全に追い払うまで戦えないのは悔しいな」
「全くですよ。状況さえ許して下さるならこのカフカが殺し尽くして差し上げますのに!」
 とは言え、引き際を見誤る二人ではない。
 目くらまし代わりに夏深は足で砂を蹴り上げ、友仁は霧を広げて――。
 そうして砂と霧に姿を隠し、二人はその場から離れていった。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

風花・波那
こんな所に新手の円卓の騎士!?

新宿島の情報を持ち帰られるのはまずいわね。
さっさとやっつけちゃうに限る!

周囲の仲間と連携して戦う。
飛翔で敵付近まで近づき、油断している群れに突撃して剣で場を混乱させる。
好き勝手にはさせないわよ!ここで倒してあげる!
引き付けながら数体の敵を集めて。
風花の息吹!

敵の動きもよく観察。
わざと大振りな動きで隙を作るフリをしたり、遺跡の陰を利用して分断を狙うなど
常に意識して動き回る。

黒翼公パロミデスはこの辺にはいないかな?
居たらお土産に一撃喰らわせてあげたいけど……。

無茶しすぎも禁物ね!敵にダメージをそこそこ与えたら撤退!
次は全滅させてあげるから覚悟しときなさい!バイバ~イ!


竜城・陸
悪辣な支配者、傲慢なドラゴンたちの尖兵
これ以上、お前たちを好きにのさばらせはしないよ

勿論、これは前哨戦だ
無理はしない、けれど――
お前たちの目論見を潰すための布石は打たせてもらう

味方と連携し、死角を補い合いながら交戦
光槍は投擲を基本、接近されれば斬撃で対応
孤立している相手から狙い、確実に数を減らしていく
周囲地形もうまく活用しながら
できる限り一度に大群を相手することのないように

【ガードアップ】の恩恵も借りて此方の負傷を抑えつつ
機を合わせてうまく反撃を行い、相手の体力を削っていくよ
弱った敵はしっかり落とし、後の戦況に少しでも寄与できるよう

撤退の際は味方とタイミングを合わせ
敵陣の隙を突いて素早く退くよ


ラルム・グリシーヌ
混乱に乗じて略奪を行うなんて
君達、火事場泥棒も始めたの?
それを率いる黒翼公も程度が知れるね

情報も技術もあげるものは何ひとつ無いよ
すべて無駄だってこと、教えてあげる

杖を掲げ咲かせる花の漣は燦めく白
敵の連携を崩す様に
花弁は真白き彩を舞わせ
無数の光刃の雨を幾重にも降らせる

敵攻撃は防御より回避主体
視線や身体の向きでフェイントを織り交ぜたり
エアライドで空を蹴り動きに変化をつけ
狙いを定め難くさせる
外の世界、エジプトにまで首を突っ込むなんて
…本当に許せないよね

周囲と声掛け連携重視
弱った敵、孤立した敵を狙い確実に数を減らす
仲間を狙う敵は動きを封じる様に四肢を凍らせ牽制

常に状況把握に努め
撤退の機は周囲と合わせる


フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok

気のせいか、ドラゴン達の火事場泥棒が本当に多いですね。
奪還の邪魔は勿論、情報や遺物の持ち帰りもさせません。
とことん邪魔してやります。
ユリウスも、力を貸して下さいね。

敵も此方の隙を突こうとするようですが、私達も単独ではありません。
他の味方と連携してお互いの隙を補いつつ、敵の連携や妨害を邪魔するように『極光の波動』を放ち、周囲諸共、弱った個体から確実に倒して敵集団の勢いを弱めます。

その他、味方への誤射や孤立化にも注意します。

パロミデスが増援に来るか、此方が攻勢限界を迎えるなどして、敵の勢いが増してきたら、周囲の味方に警告しながら撤退を提案。味方の撤退に合わせて戦場から離脱です。


「混乱に乗じて略奪を行うなんて、君たち、火事場泥棒も始めたの?」
 そう告げるラルム・グリシーヌ(ラメント・g01224)の声はいつにもまして冷ややかだ。
 静かな怒りを湛えた春彩の双眸が、射抜くように竜鱗兵の群れを見つめている。
「それを率いる黒翼公パロミデスとやらも……程度が知れるね」
「貴様、言わせておけば!」
 挑発めいた言葉に怒りを顕にするジャメヴたちに、これまでにも奪還戦の度に侵入してきた竜たちを思い返しながら、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)は小さく息をつく。
 ドラゴンによる火事場泥棒が多いのは、気の所為ではないだろう。
 だが、何度来ようとも同じこと。
 エジプト奪還の邪魔は勿論、情報や遺物の持ち帰りも、何一つとしてさせるつもりはない。
「とことん邪魔してやりましょう。ユリウスも、力を貸して下さいね」
 フィーナの声に、ダンジョンペンギンのユリウスがきりりとした表情で答える。
「新宿島の情報を持ち帰られるのはまずいわね。さっさとやっつけちゃうに限る!」
 風花・波那(夢詠の花果・g00593)も力強く頷きながら、先程ラルムが口にした名を脳裏に刻み込んでいた。
(「こんな所に、新手の円卓の騎士だなんて!」)
 獣神王朝エジプトの建造物系クロノ・オブジェクトの情報を集め、それらを利用して竜域ダンジョンを再建しようと計画しているという、黒翼公パロミデス。
 そして今回はもう一体、紅鉄のアイアンサイド卿なる円卓の騎士の名も明らかになった。
 どちらも逃すつもりはない――というのが波那の本音ではあるが、まずは前哨戦。
 黒翼公パロミデスの戦力であるこのジャメヴたちを一体でも多く倒すために、波那は妖精剣を構えた。
 ――悪辣な支配者、傲慢なドラゴンたちの尖兵。
 それらを見つめる竜城・陸(蒼海番長・g01002)の、常ならば穏やかに凪いでいる朝焼け色の瞳も、今ばかりは鋭く冱えていた。
「これ以上、お前たちを好きにのさばらせはしないよ」
 勿論、これは前哨戦だということは陸もわかっているし、無理をするつもりはない。
「けれど、お前たちの目論見を潰すための布石は打たせてもらう」

 地を蹴った波那は妖精剣を構えながら、勢いよく敵群へ突撃していく。
「好き勝手にはさせないわよ! ここで倒してあげる!」
 挨拶代わりにわざと大振りな動きで隙を作るように剣を大きく振り回し、その意識を縫い留めるように惹き付けて、波那は大きく息を吸い込んだ。
「――魔を蝕む輝雪となれ!」
 高らかに唱えれば、澄んだ空に煌めく風花が舞い踊る。
「外の世界、エジプトにまで首を突っ込むなんて、……本当に許せないよね」
 未だ解放までは遠いキングアーサーを想いながら、ラルムは込み上げてくる怒りを乗せて淡金の杖を掲げた。
「情報も技術も、あげるものは何ひとつ無いよ。すべて無駄だってこと、教えてあげる」
 静かにそう告げたラルムは、燦めく真白き花の漣を砂の大地に咲かせていく。
 敵の連携を崩すように、無数の光刃の雨となって幾重にも降り注ぐそれは、燦たる終わりへと導く花。
 すかさずラルムへと放たれる反撃は、岩をも砕く腕力から放たれる突きが生み出す衝撃波。
 防御よりも回避を重視し、エアライドで空中を蹴り上げて高く跳び上がることで、ラルムは狙いを狂わせて致命傷を避ける。
 波那とラルムが咲かせた煌めきが空に散りばめられてゆく中、こちらの動向を鋭く窺うジャメヴたちに対し、フィーナは動じることなく詠唱を紡ぐ。
「精霊たちよ、どうか、私に力を貸して。共に歌を紡ぎ、その想いをもって極光の導きと成し、我が敵を討ち果たせ……!」
 ふわりと周囲に広がる、柔らかなオーロラの領域。
 フィーナの声に答えて現れた雪と氷、そして光の精霊たちは、フィーナと共に澄んだ歌声を響かせて、各々の魔力をオーロラの波動に乗せて放った。
 心なしか、ユリウスも力を添えてくれているのをフィーナは感じる。
 膨大な魔力の極光に包まれ、倒れていくジャメヴたち。
「ひっ……!」
 その時、猛攻から逃れようと後退った一体を、陸が空から降らせた光の槍が貫いた。
「――逃さないよ」
 陸が光を編んで生み出した槍は、運命さえも穿ち“必中”の因果を引き寄せるもの。
 天罰を齎す雷の如く投擲された光槍は寸分の狂いもなくジャメヴを穿ち、反撃の間さえ与えず瞬時に灼き尽くしていく。

 連携しての戦いを得意とするジャメヴたちに対し、こちらも連携し、死角を補い合いながら戦いを続ける。
 弱った敵や、群れから孤立した敵を優先して狙い、確実に数を減らしていたが――ふと気づけば、どこからともなく別の部隊のジャメヴたちが集まりつつあるのが見えた。
「……そろそろ、撤退の時でしょうか」
「残念ながら、そうみたいだね」
 こちらの消耗も激しい。フィーナの提案に、陸が頷く。
(「黒翼公パロミデスは、この辺にはいないかな……?」)
 もしもその姿をひと目でも見ることが叶ったならば、“お土産”に一撃でも食らわせられればと思っていたが――。
 迫るジャメヴの群れの中に、黒き竜の影は見えなかった。
 ならば、長居は無用。
「無茶しすぎも禁物ね! 撤退! 次は全滅させてあげるから覚悟しときなさい! バイバ~イ!」
 波那の言葉に、隙をつくように陸が眩い光を敵陣の只中で炸裂させて、怯んだジャメヴたちの四肢を凍らせるようにラルムが氷雪を踊らせながら、静かに告げた。
「もし生きて帰れたら、黒翼公に伝えておいてね。……次は君の番だよ、って」
 そうして退路を切り開き、囲まれるより早く戦場から逃れた四人は、急ぎパラドクストレインへ戻っていった――。
 
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV3になった!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV2が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年12月14日

【獣神王朝エジプト奪還戦】黒翼公パロミデス

 このシナリオは【獣神王朝エジプト奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 獣神王朝エジプトのジェネラル級及び、排斥力の低下した獣神王朝エジプトに攻め込んできた、幻想竜域キングアーサー、断頭革命グランダルメ、蹂躙戦記イスカンダル、巨獣大陸ゴンドワナの4ディヴィジョンの軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、テーベ近郊まで進出し、獣神王朝エジプトのクロノ・オブジェクトの調査を行っている、幻想竜域キングアーサーのジェネラル級ドラゴン『黒翼公パロミデス』の軍勢です。
 特務竜部隊『ジャメヴ』と戦闘を行います。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑤黒翼公パロミデス」の敵残存率を低下させます。


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#幻想竜域キングアーサー
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#【獣神王朝エジプト奪還戦】黒翼公パロミデス
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#ファーストアタック
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#円卓の騎士


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選択肢👾大群のトループス級『特務竜部隊『ジャメヴ』』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)配下のトループス級クロノヴェーダ(👾)の大群と戦闘を行います。
 敵の数が多いので、撃退するには時間が掛かるかもしれません。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える行う必要があるでしょう  詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。