【獣神王朝エジプト奪還戦】遺跡群最初の一手(作者 陵かなめ)
#幻想竜域キングアーサー
#【獣神王朝エジプト奪還戦】黒翼公パロミデス
#獣神王朝エジプト奪還戦
#ファーストアタック
#円卓の騎士
⊕
●テーベ近郊の遺跡群
「獣神王朝エジプトの優れたクロノ・オブジェクトの技術を持ち帰るのだ!」
「ははっ」
黒翼公パロミデスが特務竜部隊『ジャメヴ』に命令している。
ここはテーベの西に位置する遺跡群。
ジャメヴたちは、言われるまま手当たり次第に持ち出せそうなものを運んでいる。
「ん? 何だ、この……像?」
一体のジャメヴが大型の立像を見上げた。
「これは、全部持ち出すのは無理じゃないか?」
「それじゃあ、壊して頭だけ持っていこう」
言うなり、ジャメヴは立像を無造作に破壊する。そして、転がってきた像の頭部だけを運び出した。
他にも、持ち運べない壁画を破壊して一部だけを手に取るなど、探索方法は乱雑だ。
「そうだ、持ち出せないモノは破壊してしまえ」
その行いをパロミデスは肯定する。
「我らが持ち帰るモノ以外は、全て、敵の資源になるのだ」
「ははっ」
「作業を急げ! この遺跡の調査が終われば、次の遺跡に移動するぞ」
ジャメヴたちはパロミデスの命令を忠実に実行した。
●依頼
虹色・クリア(デーモンのワールドハッカー・g03195)がパラドクストレインの前で説明を始めた。
「みんな! 台東区からの緊急放送を聞いた?」
2022年12月18日、歴史の奪還戦が開始される。
断片の王『クフ王』を討ち、獣神王朝エジプトを奪還すべき時が来たのだ。
「今回案内するのは、そのファーストアタック! みんなの力を貸してほしいの!」
獣神王朝エジプトは、一般人のリターナー化による『見せかけの死者の復活』を利用して、絶大な信仰のエネルギーを収奪していた。
そして、信仰のエネルギーから生み出した強力なクロノ・オブジェクトにより、断片の王の戦いである『七曜の戦い』に備えて盤石の態勢を整えていたという。
「でもね、人々の信仰を失うことになったんだ。それは――」
ジェネラル級エンネアド『大いなるトート』の撃破、『巨大砂上船スフィンクスの奪取』『アスワン大城壁の破壊』『トループス級エンネアドの生産地であったナセル湖の機能停止』、そして、信仰の礎であった『死者の書の破壊』により、クロノ・オブジェクトの有意性を失ったことによる。
「このチャンスに、私たちはルクソール会戦に勝利したんだよね。テーベの城壁を破壊して、クフ王を守護するべく出撃して来た『神域の守護神』マフデトも撃破! 断片の王である『クフ王』を追い詰めたんだよ」
そして追い詰められた『クフ王』は、七曜の戦いに勝利する為に準備していた『太陽の船』を始め、歴代のファラオであるジェネラル級マミーを解き放ち、決戦態勢に入ったというのだ。
「この決戦に乗じるように、幻想竜域キングアーサーのドラゴン、断頭革命グランダルメの自動人形も戦いに介入しているんだよ。排斥力の弱まった獣神王朝エジプトの土地を奪おうとしてね」
それに加えて、南からは『巨獣大陸ゴンドワナ』の巨獣の群れが、東のシナイ半島からは『蹂躙戦記イスカンダル』のジェネラル級ディアドコイ『救済者プトレマイオス』が多数の亜人を率いて攻め寄せて来る。
獣神王朝エジプト奪還戦では、エンネアドやマミーに加えて、4勢力のクロノヴェーダとも戦うことになる。そこで、これらの軍勢に対して戦争直前に攻撃を仕掛け戦力を削れば、戦争で先んじることができる。
「私が案内するのは、テーベ近郊の遺跡群で探索をしている特務竜部隊『ジャメヴ』の集団だよ。巨大な戦斧を振り回して攻撃してくるの。見た目から乱暴な印象を受けるけど、意外に賢い敵だよ。連携も取れているの。敵は大戦力だからね。充分な打撃を与えたらすぐに撤退することが重要だよ。どんなふうに戦うかはみんなに任せるけど、引き際だけは間違えないでね!」
一度言葉を切り、クリアは集まったディアボロスたちを見る。
「これまでのディアボロスの戦いにより、敵は大きく弱体化していると考えて間違いは無いと思う」
だが、これまでの奪還戦と違い、獣神王朝エジプトの断片の王である『クフ王』は健在だ。決して侮ることは出来ない。
「奪還戦の勝率を少しでも上げるためにも、ファーストアタックの戦いで敵の戦力を削って欲しいの! みんな、お願いね!」
そうして、説明が終わった。
リプレイ
椿・朔那
◆アドリブ連携歓迎
成る程、漁夫の利ってヤツかな。狙う気持ちは良くわかるんだけど
あの大地を取り戻す為の大事な決戦に、横槍は気に食わないなァ
さて、とは言え大軍勢。ここは出鼻を挫くくらいを狙っておこう
「うーん、我ながら志が低いねぇ。まぁ、正面からは苦手なんで許してほしいかなァ」
ということで絡め手だ。座し、人に模す呪符を一枚。灯火を二つ。北斗に向け並べ符を手で覆い。
「さて、かくして目論見は狂うかな?」
星を観る視点を歪め。予測を狂わせる呪法を用いる
ああ見えて連携を重んじるタイプにもみえる
であれば、狙うはその眼となる一頭
【撹乱】の一手は、果たしてこれで計略にも穴は出来るものか
アウグスト・フェルニール
※アドリブ連携歓迎
『クフ王』の力を弱めたのは僕等ディアボロスだというのに
横から割り込んで土地を奪おうとするクロノヴェーダがいるのは普通に腹が立ちますね
お前等も僕達に殴られる側だ、ということを思い知ってもらいましょう
さて、今の僕でどのくらい力になれるか……
おや、翼の無いタイプのドラゴンですか?
では足止めをしましょうか、その巨躯も斧も重くてよく沈みそうです
『大地の嘆き』発動、【泥濘の地】でジャメヴ達の足を絡め取ります
賢く連携の取れている敵とのことなので、こちらも役割分担して僕は嫌がらせに徹しましょう
敵が抜けてきたら結界に切り替えられるよう意識を張っておきます
先輩達、攻撃はお任せします!
●開戦
特務竜部隊『ジャメヴ』の軍勢は、遺跡を破壊しながら手当たり次第、目についたモノを運び出す
その様子を見て、アウグスト・フェルニール(膝カックンで死にそう系呪術師・g08441)が小さく息を吐き出した。
「『クフ王』の力を弱めたのは僕等ディアボロスだというのに。横から割り込んで土地を奪おうとするクロノヴェーダがいるのは普通に腹が立ちますね」
「漁夫の利ってヤツかな。狙う気持ちは良くわかるんだけど」
椿・朔那(flatline・g08046)が頷く。
「あの大地を取り戻す為の大事な決戦に、横槍は気に食わないなァ」
「お前等も僕達に殴られる側だ、ということを思い知ってもらいましょう」
とはいえ敵は大軍勢だ。二人は自分たちができることを考え、敵に向かっていった。
朔那は呪符と灯火二つを並べた。
あれ程の大群を、いきなり殲滅などとてもとても。
ここは出鼻を挫くくらいを狙ってと、符を手で覆う。
「うーん、我ながら志が低いねぇ。まぁ、正面からは苦手なんで許してほしいかなァ」
「……誰だ?!」
集団の一部が朔那の姿を見咎める。
座る朔那は静かに言葉を紡いだ。
「正しく観ようとする程に、歪んでしまうものだよ」
これは星を観る視点を歪め、予測を狂わせる呪法だ。
「敵襲だ! 構えろ!」
一体のジャメヴが声を上げた。
その声に合わせて、敵が一斉に戦闘態勢に入ったことを見て取る。やはり、統率の取れた集団だ。
それでも朔那は呪法を止めない。
「さて、かくして目論見は狂うかな?」
「ああ、ずいぶん予測と違う場所にいたな……! 素直に驚いたぞ」
ついに一体のジャメヴが朔那の目の前に飛び込んできた。
巨大な戦斧が振り下ろされる。
「けれども、穴はできたよ」
吹き飛ばされた朔那が見たのは、目測を誤り飛び出したジャメヴ。
乱れた敵の隊列だった。
「さて、今の僕でどのくらい力になれるか……」
アウグストはロッドを手に取り、群れの動きを確認する。
「賢く連携の取れている敵、ということでしたね。確かに、動線は良いようです」
敵は一見乱暴な集団のように見えた。しかし、行動そのものの統率は取れているようだ。今は朔那の『圧星』で隊列が乱れている。ここで畳み掛けることができれば、敵への十分な嫌がらせになるだろう。
「では足止めをしましょうか、その巨躯も斧も重くてよく沈みそうです」
「気をつけろ、まだ敵がいるぞ!」
敵は声を掛け合い、こちらを測っている。
「母なる大地よ、今この一刻、力をお貸し頂けますか」
アウグストは、すぐに杖の石突で地面を打ち『大地の嘆き』を発動させた。すると、瞬く間に泥濘が広がり、敵の足元に。どろどろになった地面から腕が伸び、敵の脚をつかんだ。
「止まるな! 動ける者から攻撃しろ!」
ぐちゃぐちゃと泥濘に足を取られながら、それでもジャメヴが巨大な戦斧を抱えて走り出す。
「足を取られるぞ、気をつけろ!」
残った敵は、近くにある遺跡の破片や岩を投げつけてきた。
「なるほど、息の合った攻撃ですね」
「簡単にはやられんぞ!」
勢いよく竜槌を繰り出すジャメヴ。
アウグストは傷を負いながら叫んだ。
「先輩達、攻撃はお任せします!」
朔那が敵の出鼻を挫き、アウグストはますます敵の動きを乱した。
これで一気に攻撃を仕掛けることができるはずだ。
仲間たちは二人の後に続いた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
奴崎・娑婆蔵
おうおう、力任せに輪切りにブッこ抜くのが得意そうじゃァありやせんかそちらさん方
あっしと一丁斬り合い勝負と洒落込みやしょうぜ?
手前、姓は奴崎名は娑婆蔵
人呼んで『八ツ裂き娑婆蔵』
ちょいとお付き合い下せえよ
なに、負けた方が砂を血の色に染めるだけの話でさァ
・『トンカラ大刀』を基点に【ブラッドソード】発動、竜槌と張り合える堅牢な得物を造作
・遺跡群の遮蔽等を【臨機応変】に立ち回り、投石の射線を常に切るように機動しつつ斬り付ける
・【残像】を残し敵視界から外れるように動きつつ「遮蔽の影より建材ごとブラッドソードで叩き斬る(粉砕)」または「刺突で遮蔽ごと刺し貫く(貫通撃)」といった不意討ち闇討ちも嬉々として実行
「おうおう、力任せに輪切りにブッこ抜くのが得意そうじゃァありやせんか、そちらさん方。あっしと一丁斬り合い勝負と洒落込みやしょうぜ?」
奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)は、トンカラ刀を構えて敵軍勢の前に躍り出た。
「この群れの前に出てくるとは、良い度胸だ!」
ジャメヴが巨大な戦斧を振り上げる。
「手前、姓は奴崎、名は娑婆蔵。人呼んで『八ツ裂き娑婆蔵』」
娑婆蔵は丁寧に挨拶をして、武器を構えた。
「ちょいとお付き合い下せえよ。なに、負けた方が砂を血の色に染めるだけの話でさァ」
「分かりやすくていいなあ! 潰れるのはお前だ!」
互いに射程内。一呼吸だけ、相手を見据える。
そして次の瞬間、両者が攻撃を繰り出した。
ジャメヴが大きく踏み込んでくる。娑婆蔵はステップを踏んで横に飛び、破壊された遺跡の壁の隙間に身を滑り込ませた。
「ここだ! 援護しろ!」
走りながら声を上げる敵。それに合わせるかのように、動けるジャメヴたちが岩や遺跡の破片を投げつける。
「おっと危ない」
娑婆蔵はこれを軽い身のこなしで躱し、壁を蹴った。走りながら敵の位置を確認する。手にするトンカラ大刀を基にして、形成したのは真紅のオーラでできた巨大な剣。
「斬り刻ませていただきやす」
一気に敵の懐に飛び込み『ブラッドソード』を繰り出した。刃が深く敵の身体を貫く。
「……み、みごと……」
どん、と、戦斧が落ちる音。
身体を貫かれたジャメヴは、呆然と膝から崩れ落ちた。
「さて、まずは一つ」
娑婆蔵は消えていく敵を越えて、次の目標へと向かった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【水面歩行】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
貴重な……文化財を……壊すなんて……許せないわね……。
まぁ、ディヴィジョンの物だから、後世には残らないんでしょうけど……。
とりあえず、物をぶっ壊している、略奪しているような輩に手加減は無用だと思うので、全力でパラドクスをぶつけさせてもらうわね。
また、敵が近寄りにくいように、逃げにくいように泥濘の地を張らせてもらうわね。
下劣な連中ね……これだからトカゲ野郎は……はぁ……。
撤退のタイミングは皆に合わせて。いい音を出しながら、パラドクスを撃ちながらだけどね?
連携、アドリブ等々お任せします。
天破星・巴
アドリブ連携歓迎
他の勢力に漁夫の利など与えぬ為に決戦の前の露払いじゃ
【天候予測】と【光使い】で太陽の光を集めた光の爪を用い
【斬撃】を放ち敵や攻撃を切り捨てていく
敵部隊の仲間が多い時には光の爪を飛ばして斬撃
援護が出来なくなるほど少なくなったらジャンプで斬りかかる
力ずくの攻撃をして来たら見た目と違って怪力を用いて敵の攻撃を受け止め
反対の手で斬撃
今まで好き勝手に暴れてきたのじゃろうが因果応報、ここが年貢の納め時じゃ
「貴重な……文化財を……壊すなんて……許せないわね……」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(復讐者は狂気を纏うのか?・g04239)はマイナスドライバーを取り出しため息をついた。
「下劣な連中ね……これだからトカゲ野郎は……はぁ……」
物を壊し略奪を行っている彼らの行いは、著しく品性に欠けるといってもいい。
そんな輩に手加減など無用だとベアストリアは思う。
天破星・巴(反逆鬼・g01709)も爪を準備しながら頷いた。
「今まで好き勝手に暴れてきたのじゃろうが因果応報、ここが年貢の納め時じゃ」
敵は泥濘の地に足を取られている。仲間の攻撃により、攻め込める穴もできたようだ。
ならば、ここは一気に畳み掛ける時。
二人は肩を並べて敵陣へ飛び込んだ。
「こっちからも敵襲だ! 迎え撃てー!」
ジャメヴたちは一斉に巨大な戦斧を担ぐ。ディアボロスの襲撃を受けたとはいえ、まだまだ戦える様子だ。
「他の勢力に漁夫の利など与えぬ為に、決戦の前の露払いじゃ」
巴が太陽の光を集めた光の爪を振り上げる。
「光の鬼爪は森羅万象を切り刻む、血溜まりに躯を晒すが良いのじゃ」
そのままジャンプして距離を詰め、敵の身体を斬りつけた。
「ぐ……、いってぇ」
ジャメヴが顔を歪ませる。それでも何とか動く半身をひねり、戦斧を横薙ぎにして打ち付けてきた。
「このまま吹き飛ばしてやるさ……!」
「そう上手くは、いかせぬ!」
巴は足を踏ん張り敵の戦斧を受け止める。
「く……!」
「驚いたかのぅ?」
今度は巴が体を捻り、戦斧を跳ね返した。敵がバランスを崩し、身体を開く。
そのタイミングで爪をもう一振り。巴の斬撃が敵を斬り裂いた。
「なん……だ……と?」
「これで仕舞いじゃ」
爪を引っ込めると、敵の身体が崩れ落ちた。
息絶えた敵を飛び越え、巴は走る。
「さて、次はおぬしかえ?」
すぐに次の標的に接近した。
戦いは続く。
ベアストリアはDämonenkernからマイナスドライバーへとエネルギーを送る。
すでに超臨界状態のそれは、発射されるのを今か今かと待ち構えているかのよう。
「気をつけろ、固まって援護しあえ」
「向こうからも攻撃が来るぞ!」
ジャメヴたちが声を掛け合い、陣形を整えようとしている。
だが泥濘に足を取られ、あまり素早くは動けない様子だ。
ベアストリアは、敵の様子をしっかりと見据えた。
「全力でパラドクスをぶつけさせてもらうわね」
十分にエネルギーを受け取ったマイナスドライバーが唸る。
「全てを……飲み込む……闇の力を……食らってみる……?」
瞬間、重力子による貫通弾が放たれた。
空を切るように貫通弾が弾け飛ぶ。粉塵が巻き起こり、ゴウゴウと爆音が響いた。凄まじい勢いの一撃が敵の身体に命中する。
「な……」
ジャメヴの声は消え去りそうなほど小さく。
着弾した地点で爆発が起こった。
放出の勢いで後方へ飛ばされていたベアストリアが身を起こす。
その時には、敵の姿は微塵に吹き飛んでいた。
「そろそろ撤退時ね。タイミングは合わせるわよ」
『Mikro-Schwarzloch-Kanone』を構えながらベアストリアが声をかけた。
「潮時というやつじゃのぅ」
敵を蹴散らし巴が答える。敵の戦力は確実に削ったはずだ。十分な成果をあげたといえるだろう。
引き際を見極め、ディアボロスたちは撤退した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】がLV2になった!
【温熱適応】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!