リプレイ
ネリリ・ラヴラン
参加者じゃないから、情報収集頑張るね。
でも建前なとこもあって、どうやって言い寄られるんだろうって興味深々だよ。
街を歩いて年頃の男性が多いお店を探すよ。
コンテストのお話してる人が見つかれば一番だけど、ダメならお店の人とかに参加しそうな人を聞いてみるね。
「どんな素敵な台詞が聞けるのか楽しみなの。」
ほんとは自分に向けられるのが一番だけど、人のを聞くのも素敵!
興味があってお話に混ざりたいって感じね。【プラチナチケット】で催しに興味ある同士って共通点を信じさせられないかしら?
見せて貰ったら素直に感想言っちゃうけど、わたしはどれもドキドキしてしまいそうっ
でも周りの反応が良いのは覚えておいて皆に伝えるね。
●領主様の好みは?
ナンパコンテストに参加する仲間たちのために、ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)は若い男性たちがたむろしているカフェに入り、コンテストに関する噂話を探る。
と言う建前で、実はどうやって言い寄られるんだろうと興味深々。
「どんな素敵な台詞が聞けるのか楽しみなの」
聞き耳をそばだてながら、コンテスト対策をするグループを見つけた。
「だから今度は……」
「演技演技しいのはどうも……」
口説き文句を考えているらしい彼らに、
「あの、ちょっといいかしら?」
ネリリは話の輪に混ざりたそうにしながら、彼らを見つめると、
「お、綺麗な嬢ちゃん。どうした?」
男の一人は大歓迎とばかりに彼女を加えて口説き談義に花を咲かせる。
「わぁ、すごいの。それ、私ならイチコロよ」
いつしか、彼らがネリリを口説いて練習するという流れになり、彼女は彼らの言葉にドキドキしながら頬を染める。
そんな様子のネリリに気を良くした男たちは、最初の演技っぽい口説き方から、だんだん自分をさらけ出すような、素を出した口説き文句で彼女にアプローチする。
(「あ、最初のより、こう言うやつのほうが反応良さそうなの」)
ネリリは次々押し寄せる口説き文句にドキドキが止まらなくなりつつも、周りのお客の反応を見ながら、自分の口説きたいという感情を乗せることが大切なのかなと感じていた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
大崎・朔太郎
ナンパ…ほぼやった事ないですが、幸いにして今の僕の見た目は二十代のサキュバス。やってやれない事は無い…はず。
まずは内情に詳しそうな前のコンテストの相手役の女性を探してみますか。
女性の多そうなカフェやお菓子屋に服屋等で調べていく。シンプルにこういう経験が少なくて本当にどう話しかけていいか迷ってるのと、元がおじさんなので不審に思われないかと無意識の【誘惑】と【庇護欲の瞳】で困ったように出入りしている女性を見つめて「僕だけに教えてくれませんか?」と問いかける。
お話していく中でグイと来られると困りながら「と、とりあえずお友達からっ?」と頭を下げる。…何か小動物を見る目になってません?
「へぇ。君もコンテストに参加したいんだ」
過去のコンテストで相手役を務めた女性を見つけた大崎・朔太郎(清廉なサキュバス・g04652)は、
「は、はい。でも、こういう経験が少なくて、本当にどう話しかけていいか……」
そう言いながら、女性の瞳を訴えかけるようにじっと見つめる。
「わかったわ。私が知ってる範囲でだけど、教えてあげる。君にだけ、ね?」
庇護欲をそそられた彼女は、朔太郎の耳に囁くようにそう言うと、コンテストの傾向を話し始めた。
「領主様は素晴らしい方で、純粋に口説き方を見て優劣を決定するの」
コンテストの参加者には、容姿や年齢、性別などが異なる人々が参加している。
「私なんかは、容姿のいい人の口説き文句ならキャーってなっちゃうけれど、領主様は容姿は全く気にしていないみたい」
実際、過去の優勝者には女性の琴線に触れなかった人も居たらしい。
「大切なのは、自分に合った口説き文句かどうかってことかしら?」
相手のことを考えた口説き文句よりも、ここでは自分を出すことが重要なようだ。
また、小道具等の使用は認められているが、必要でなければおすすめはしないという。
「アクセサリーとかを使うのはありだけど、普段使わないようなものは良くないと思うわ」
その後もアドバイスをしていた女性だったが、気づけば朔太郎という小動物を狙う狩人の目に変わっており、
「で、君、まだ時間ある? これから食事でも……」
グイと身を乗り出して口説こうとする。
「と、とりあえずお友達からっ? コンテストの準備がありますのでっ」
朔太郎は慌てて離れながら、丁寧に断りを入れて退散するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
アルヴィス・フォンタネル
ナンパ、ナンパね…実に心が躍る響きではありませんか♡
心の駆け引き…肉欲の発露…嗚呼、素晴らしきヒトの営み…♡
おっと…妄想してばかりいては仕事になりませんね、早速取り掛かりましょう。
☆情報収集
僕はこの女装、美しい容姿を活かしてコンテスト参加予定の男達から情報を引き出しましょう。
ステキな方…貴方はコンテストでどんなヤリ方をして勝利を掴むのでしょう?
しなだれて、上目遣いで身体に触れながら男を籠絡♡
参加予定者ならば情報を持っているでしょうし、そのまま少しばかり仲良しして精気を頂けばコンテスト参加者が減るという一石二鳥の作戦です。
ふふ…僕は男、でもナニか問題ありますか?
こんなに滾っていらっしゃるのに♡
(「心の駆け引き……肉欲の発露……嗚呼、素晴らしきヒトの営み……心が躍る!」)
ナンパコンテストという言葉に気持ちを高ぶらせるアルヴィス・フォンタネル(アークメイジ・g04901)は、
「おっと……妄想してばかりいては仕事になりませんね、早速取り掛かりましょう」
気を取り直し、女装して街中を歩きながら、コンテストに参加するらしい男性を探す。
「あの……すみません」
アルヴィスは無垢な少女のふりをして、目星の男性に近づくと、
「ステキな方……」
突如妖艶な笑みを浮かべて彼の懐の中に潜り込み、
「貴方はコンテストでどんなヤリ方をして勝利を掴むのでしょう? 教えて下さいません?」
しなだれかかり、上目遣いで見つめ、指先で身体に触れながら男に囁く。
「あ、あ、あ……」
その手管に籠絡されてしまった男は、
「ねぇ? 教えて下さい? どうやってナ・ン・パ。するのですか?」
その囁きに全く集中できないまま、うわ言のように口説き文句をつぶやく。
「貴女なら、コンテストに出て優勝するかもしれません……ね」
そして、快楽に染められたまま、男はアルヴィスの手管を称賛した。
彼の話によると、女性の参加者も多く、過去何度も女性優勝者が出ているのだとか。
「ふふ……でも、僕は男ですよ?」
アルヴィスはここでカミングアウトし、男は、えっ? という顔をするが、
「でもナニか問題ありますか? こんなに滾っていらっしゃるのに」
耳元に息を吹きかけ、快楽に溺れる男にとどめを刺すのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
ベアタ・アンシュッツ
口説く……やったことないけど、面白そうだし参加してみる
過度なボディタッチや演技っぽいのは、減点対象っぽいから避けよう
「ねえ、そこのお姉さん。一緒に食事にいきませんか?」
「この街は初めてだから……よければ、美味しいお店を教えて貰えると嬉しいな」
「なんで声掛けたか……って? だって、お姉さんと一緒にお食事したら、美味しいお料理が、もっと美味しく感じられそうだもん」
「折角の美味しいお料理なら、素敵な人と一緒に、楽しい時間を過ごしながらいただく方が、きっと美味しいと思うの」
「とりあえず、お食事に行って……その先は、お食事しながら考えませんか?」
等々と食欲を前面に押し出してみる
ネタ枠で空振っても泣かない
●彼女を口説き落とす想い
「皆さん、優勝目指して頑張ってくださいね」
主催者である領主のフルーティアが宣言し、ナンパコンテストがいよいよ開幕する。
「……今回は、面白い子がいるかしら?」
そんな彼女は、誰にも聞こえない小声でそうつぶやき、参加者たちの口説き文句に聞き入っていた。
(「口説く……やったことないけど、面白そう。過度なボディタッチや演技っぽいのは、減点っと」)
いの一番に壇上に上がったベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)は、
「ねえ、そこのお姉さん。一緒に食事にいきませんか?」
青い瞳を輝かせて相手役の女性を目の前で見つめ、
「この街は初めてだから……よければ、美味しいお店を教えて貰えると嬉しいな」
まだ見ぬ町の特産料理に思いを馳せながら、にっこり微笑んだ。
「いいわね。どんな料理がお好み? でも、私で良かったのかしら?」
女性は、ベアタの勢いに飲まれながらも、首を傾げてそう問い返す。
「なんで声掛けたか……って? だって、お姉さんと一緒にお食事したら、美味しいお料理が、もっと美味しく感じられそうだもん」
ベアタは食欲を前面に押し出して、女性を褒めながら、
「折角の美味しいお料理なら、素敵な人と一緒に、楽しい時間を過ごしながらいただく方が、きっと美味しいと思うの」
どうして自分が食事を共にしたいのか、強く主張し、
「とりあえず、お食事に行って……その先は、お食事しながら考えませんか?」
とにかく食事をしたいという一本槍で押し通そうとする。
「……う、うん。わ、解ったわ。軽いスイーツでもと思ったけれど、本格的なディナーにしましょうか」
相手役の女性は怒涛の押しにちょっと顔をひきつらせながら、周囲も苦笑いするような様子だった。
(「だっておなか空いたんだもん! 仕方ないでしょ!」)
そんな反応にベアタは泣くまいとつよがる。
「……ぷっ。面白いわねあの子」
だが、そんな彼女の様子に笑いを漏らしながらも、興味深そうに視線を注ぐ主催者が居たことを、ベアタはこの時点では気づかなかった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
リゼット・ノア
自分の思いをさらけ出す…すごく恥ずかしいですが、ためらいつつ実行しましょう。
「…貴女は、私の家族になってくれますか?」
相手をじっと見つめて、言いましょう。
「…私は、大切なものを全てなくしてしまいました。家族、友だち、仲間…」
そして自分の命も。
「…今の私は、何もありません…空っぽです。だから、私は欲しい。私を…埋めてくれるもの…私を満たしてくれるものが…」
すがるように両手を伸ばし、抱きしめてもらえることを望みましょう。
「…貴女は、私の大切なものに、なってくれますか…?」
…あとは、相手がどうするか次第。
抱きしめてもらえるなら、そのままぎゅ、としがみつきます。
技能の使用はなしで。
「……貴女は、私の家族になってくれますか?」
コンテストも後半に差し掛かり、すでにナンパを終えた参加者が一喜一憂する中、相手役の女性をじっとみつめながらそう切り出したのは、リゼット・ノア(Cortège funèbre・g02975)だ。
(「自分の想いをさらけ出すのは……すごく恥ずかしいです。でも、ここはそういう大会だから」)
彼女は事前に集めた情報から、自分をさらけ出しながら、自分の想いを、願いを相手にぶつける作戦で大会に挑んでいた。
「……私は、大切なものを全てなくしてしまいました。家族、友だち、仲間……」
そして、自分の命も。とは続けなかったが、心の中で付け足す。
「……」
女性はなんと答えていいかわからず、リゼットは更に言葉を続け、
「……今の私は、何もありません……空っぽです。だから、私は欲しい。私を……埋めてくれるもの……私を満たしてくれるものが……」
すがるように両手を伸ばし、
「……貴女は、私の大切なものに、なってくれますか……?」
彼女に、自分を抱きしめて欲しいと望む。
周囲は彼女に共感するような重苦しい雰囲気に包まれ、
「……うぅ。わ、私で良ければ!」
女性はリゼットを強く抱きしめて、涙を流しながらその背中をさする。
感動の拍手が自然と沸き起こる中、主催者席では、
「彼女もいいわぁ。私のものにして、遊んであげたいかも」
領主が群衆とは少し違った感覚で、彼女に興味を持ったようだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
大崎・朔太郎
自分に合った…ただのおじさんから今の姿になって自分に何が合う合わないもよく分かってないのに。でもさっきのやり取りにヒントはあるかも。
緊張で微かに震えても、それでも相手に軽く頭を下げ、「素直に言います、こういうのは不慣れな物で…それでも伝えないとダメだと思いまして。そんなキレイに声を掛けれない不器用な僕でも良ければ、少しだけでも一緒に居てくれませんか?」と頑張って微笑み、手を差し出す。
変に気取るより自分の不器用さを前に出した方が領主は気に入るはず。相手の反応が怖いので微笑みながら目をつぶり反応を待つ。反応が良かったら素直に良かったと笑える気がします。そのまま相手に裏に引っ張られて行きそうですが。
山あり谷あり脇道ありで進んだコンテストも大詰め。
自分の出番が迫る大崎・朔太郎(清廉なサキュバス・g04652)は、緊張で微かに震えながら、
(「自分に何が合う合わないもよく分かってない……でも、あのやり取りにきっとヒントはあるはず」)
事前に接した女性との会話を思い出し、意を決して相手役の女性の前へと歩み寄って軽く頭を下げる。
「素直に言います、こういうのは不慣れな物で……」
すみません。彼は先にその一言を添えると、
「いいのよ。がんばって?」
女性はにっこり微笑んで、朔太郎の言葉を待つ。
朔太郎は女性の目を見つめ、あの、あの。と、たどたどしく言葉をつまらせるが、
「ほら、がんばれ。がんばれ」
女性の励ましと、
「そうだ。兄ちゃんがんばれ!」
初心な少年を応援するかのように、周囲の観客たちも温かい声援に勇気をもらい、
「それでも、貴女には僕の想いを伝えないとダメだと思いまして」
視線を逸したくなるのを必死に堪え、
「そんなキレイに声を掛けれない不器用な僕でも良ければ、少しだけでも一緒に居てくれませんか?」
一息に想いを伝えると、朔太郎は女性の反応が怖くなり、微笑みながら目をつぶって返事を待つ。
その時間が一瞬のようで永遠に続くかのように感じられたが、その沈黙は朔太郎の頬に何かが触れた感触と、観客たちの拍手によって破られた。
「がんばったね。すごく心に響いたわ。このまま連れていきたいけれど……」
目を開いた朔太郎の前には、にこりと微笑む女性の姿が映り、彼女はこのまま朔太郎をお持ち帰りしたそうにしていたが、
「残念ながら、そう言うわけにはいかなさそうね」
そこへ、2人の間に割って入るように、主催者の領主が姿を表し、
「不器用ながらも、勇気を出して女性を口説き落とした、今回の優勝者に盛大な拍手を」
と言う言葉とともに、今日一番の拍手が、朔太郎に降り注ぐのだった。
「今回は興味深い口説き文句が多く、良い大会でした」
そして、領主はベアタやリゼットを含めた何人かの名前をあげ、
「表彰式を兼ねた祝賀会を行いますので、いらしてくださいね?」
そう告げて、大会の閉会を宣言するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
ネリリ・ラヴラン
「どうしたら、そんなに魅力的になれるの…?」
フルーティアとお話に行くよ。
姿もだけど、仕草や立ち振る舞いから溢れる妖艶さは、同じ淫魔のわたしにとっては憧れるものだわ。
それを使ってしてる事は許しちゃダメだけど、教えて貰うくらいは良いよね。
あなたみたいになりたいって気持ちを素直に口にして、実際聞いたことはきちんと参考にさせて貰っちゃうよ。
「お姉さんは、教わらなくてそんなに魅力的だったのっ?」
尊厳を傷つけないように言葉は選ぶけど、彼女さえ憧れてしまうようなわたしにとっては雲の上のような方もいるのかなって訊ねてみたいわ。
自分の魅力に誇りがあったら、もし名が上がるとしたら上位の存在くらいじゃないかなって。
●祝賀会に仕組まれた罠
こうして、フルーティア主催の祝賀会に乗り込むことに成功したディアボロスたち。
集まった入賞者や、その知人たちが思い思いに歓談する中、フルーティアは挨拶回りをしていた。
「どうしたら、そんなに魅力的になれるの……?」
そんな彼女を捕まえて、憧れの眼差しで見つめるネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)は、
「その艶やかかつ優雅な姿……私もお姉さんみたいになりたいです」
フルーティアがやっていることを認めるわけではないけれど、サキュバスとして、その在り方に興味を持ってたずねる。
「ありがとう。でも、私から教えられることは無いわ。ごめんなさいね?」
フルーティアはネリリに微笑むと、首を横に振って、頭を優しく撫でる。
「お姉さんは、教わらなくてそんなに魅力的だったのっ?」
その答えを意外に思ったネリリは、すこしがっかりした顔で彼女を見上げると、
「いいえ。そうではないわ。私も沢山のことを教わったし、今も教わっているのよ。だけど、それを教えられるほどの自信がないだけ」
フルーティアから返ってきたのは、そんな言葉だった。
「じゃあ……お姉さんが教わるほどの、私からすると雲の上の人のような憧れの人って、誰なんですか?」
さらにネリリが質問すると、フルーティアは彼女に名前を確認してから、
「今、私が教わっているのは、目の前にいるネリリという素敵な女性よ」
そう言って微笑む。
「私は、私よりもネリリちゃんの方が魅力的だと思っている。だから、そのいいところを必死に教わろうとしているの」
フルーティアの言葉は、一見非常に模範的な、優等生の回答の様に思える。
「パーティの後、もしよかったら、色々教えてもらえないかしら?」
しかし、ネリリはその誘いの言葉に、強い悪寒を感じるのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】がLV3になった!
大崎・朔太郎
まさか優勝してしまうとは…素直に人に祝福される経験がほぼ無いので嬉しかった。でも真っ先に狙われるのは僕、なんでしょうね…。
祝賀会の表彰式で【現の夢】を使った歌を返礼として歌う。
一般人の人は後の事は夢として騒がず忘れるでしょう。
しかしアイドルとして初歌が自分の授賞式ってのも凄い事になったなぁ。
やるべき事はやって、後は囮としてもう素直に「こんなに人に喜ばれて、認められて、微笑んでくれるのが、嬉しいです…」と感極まる。自覚はしてますよ、ナンパ大会って…というのは、それでもなんです。
領主の誘いにも式が終わったらと頷き、半べそでついて行く。色々とバレてても従順過ぎて完堕ちしたと思うはず。後は皆を信じて。
リゼット・ノア
祝賀会に参加しましょう。他の参加者の方と歓談しつつ、大崎さん(g04652)が淫魔と2人きりになるように誘導しましょう。
大崎さんがフルーティアに連れていかれたら、【プラチナチケット】を使い、さりげなく参加者には帰宅を促しましょう。それから【過去視の道案内】で大崎さんの後を追い、惨事になる前に乱入します。
お邪魔したことを謝罪しつつ、コンテストの私の言葉は本心であることを話して、それを聞いて彼女が私のことをどう思っているか、どうしたいか質問します。
私の味方をしてくれるのか?
私を墜として、自分の虜にしたいのか?
後者なら正体を明かし、【誘惑】で抵抗しましょう…淫魔と戦う技術は、学んできています。
「改めて、おめでとう」
その後もパーティはつつがなく進み、優勝者の大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)はフルーティアから祝福を受ける。
(「素直に人に祝福される経験がほぼ無いので嬉しいですね。……でも、真っ先に狙われるのは僕、なんでしょうね……」)
朔太郎は緊張と、これから起こるであろう『お誘い』への恐怖から少し震えていたが、
「こんなに人に喜ばれて、認められて、微笑んでくれるのが、嬉しいです……」
涙が零れそうになるのを堪えながら、参加者全員に感謝の言葉を送り、返礼として心安らぐ歌を歌い始める。
無事にアイドルとして初歌を歌い終え、大きな拍手で湧き上がる中、
「ねえ、このあと……時間はあるかしら? 私の、大切なものになって欲しいのだけど」
フルーティアは朔太郎から離れ、リゼット・ノア(Cortège funèbre・g02975)の耳元で囁く。
「……!!」
てっきり、朔太郎を真っ先に誘うと思っていたリゼットはその不意打ちに驚くが、すぐに冷静になって彼女の表情を見つめる。
自分の味方になってくれるというのか。それとも、自分を堕として、虜にしたいのか。
(「私のこと、どう思っているの?」)
そう質問しようと思ったリゼットだったが、彼女の言葉と雰囲気から、その質問は無意味だと判断し、
「……私より先に、お誘いすべき方が居ると思いますが?」
作戦通り、朔太郎と彼女が2人きりとなれるように誘導することにした。
「これからお部屋にですか? は、はい……」
フルーティアの誘いの言葉を受けた朔太郎は、彼女の魅力に吸い寄せられるように首を縦に振り、ふらふらと彼女のお尻を追いかけていき、
「……今日はこれで解散だそうです」
2人が姿を消したことを確認したリゼットは、先程フルーティアからそう聞いた体で、一般の参加者の人たちに帰宅を促した。
(「もしかして、バレてるのかな? でも、僕はもうフルーティア様の虜になったと思われてるはず……」)
不安で半べそになりながら、一方では少しドキドキして、彼女に連れられるままに大きな部屋へとたどり着く。
「さ、どうぞ?」
背中を押されるままに部屋に入る朔太郎が見た光景は、
「いらっしゃーい♪」
クロノヴェーダトループス『武装淫魔』たちのお出迎えと、
「みんな朔太郎くんの懸命な姿に心打たれたのよ。さあ、お相手して差し上げなさい」
という、フルーティアの合図だった。
(「バレた? いや、そうじゃないかもしれない? で、でもこのままだったらどっちにしてもヤられちゃうよぉ」)
朔太郎は突然の展開に困惑しながらも、一般人を巻き込まず、クロノヴェーダを素早く倒す舞台が整っていることに気づき、仲間を信じてなんとか逃げ回ろうとするのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【現の夢】がLV3になった!
【罪縛りの鎖】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】がLV5になった!
ベアタ・アンシュッツ
護衛の火遊び淫魔には、風邪引く位じゃ済まない冷気をプレゼント☆
その薄着じゃあ、寒くて奥歯ガタガタ言わせちゃうんじゃないですか?
可能なら【飛翔】して動き回り、狙いを絞らせないようにしつつ、隙を見てアイスエイジブリザードを敵群に叩き込む
攻撃時には氷雪使い、幸運、連続魔法、高速詠唱で攻撃機会を増やすよう試みたり、威力アップを狙う
さあ……そんな短いスカートとヘソだしで、いつまで我慢できるかなあ?
ルイベになる前に逃げた方がいいと思うよ!
と言っても……逃がさないんだなあこれが
計略を活かし、こっそり退路を塞いで追撃しちゃおう
天使と悪魔が戦ったら、きゃわいい天使ちゃんが勝つのが……世界の法則なんですよ
たぶん
●やられるまえにやれ!
「ちょっと待ったぁ!」
ディアボロスを相手としてなのか、それともいたいけな子犬を相手としてなのか。
どちらなのかはわからないが、朔太郎という獲物を狙う淫魔たちの動きは、そのコールによって一時停止する。
「おあつらえ向きにみんなおそろいですね……遠慮は必要なさそうです」
乱入者、ベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)はディアボロスであることを隠すのを止め、壁を蹴って天井に吊るされた飾りの上に陣取ると、
「護衛の火遊び淫魔には、風邪引く位じゃ済まない冷気をプレゼント☆」
凍てつく吹雪を部屋中に巻き起こし、武装淫魔たちを冷やしていく。
「その薄着じゃあ、寒くて奥歯ガタガタ言わせちゃうんじゃないですか?」
すました顔で見下ろすベアタは、
「そんな短いスカートとヘソだしで、いつまで我慢できるかなあ?」
彼女たちを挑発しながら冷気を強めていく。
「あなたこそ、いつまでそんな顔で居られるかしら!」
武装淫魔たちもただではやられていない。彼女たちは火薬の混じった細かい塵を天井に向けて撒き散らし、
「うっふーん♪」
という声、そしてウインクとともに、ベアタの足場を巻き込んで爆発を起こし、
「やきとんにしてあげる!」
床に落ちてきた彼女を燃え上がらせようと、色気のある声とともに追撃の爆発を呼んだ。
「誰が豚よ! 絶対違うから!」
その挑発返しに怒ったベアタは、やきとん発言の主に全力で冷気を浴びせかけ、
「ルイベになる前に逃げた方がいいと思うよ!」
そう言いつつ、絶対に逃さないと心に決めて追い詰める。
「じゃ、じゃあ、そうさせてもらうわねっ」
ベアタの猛攻に耐えられなくなった彼女はうまく逃げおおせようと距離を取った。
「と言っても……絶っ対に! 逃がさないんだなあ。これが!」
しかし、言葉の端々に怒りをのせて、瞬時に彼女の逃げ道を塞いだベアタは追撃の吹雪を放ち、へそ出し淫魔のルイベを1体作成する。
「天使と悪魔が戦ったら、きゃわいい天使ちゃんが勝つのが……世界の法則なんですよ!」
そして、そう胸を張る天使の姿に、悪魔たちは戦慄を覚えるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
アルヴィス・フォンタネル
本命を攻略中の皆さんを支援する為にも、僕は護衛を叩いておきましょう。
☆戦法
氷雪使いの魔力を発揮してアイスエイジブリザードによる攻撃を敢行、高速詠唱の連続魔法で凍てつく吹雪を絶え間なく叩き込んで差し上げます。
可愛いお嬢さん方…動きも鈍り、徐々に力をも奪う絶対零度の世界をご堪能ください♡
リゼット・ノア
…ちょっと予定と違いましたが、大崎さんを助けるために向かいましょう。
「……多人数プレイとは、さすが淫魔と言うべきでしょうか」
予想外の光景にびっくりしますが、人形と妖精でガードして救助しましょう。
1人の男性が相手するには少々人数が多いようですから、最大限に自動人形と妖精を出して、応戦しましょう。武装淫魔たちも、1人を相手じゃ不満でしょう?
共に戦うディアボロスの方々が氷のパラドクスを使うようなので、こちらもそれに呼応して、冷気のパラドクスで追撃しましょう。
「……凍える絶対零度の世界……人肌恋しいかもしれませんが、あなたたちの相手は遠慮しておきましょう……」
「……多人数プレイとは、さすが淫魔と言うべきでしょうか」
駆けつけたリゼット・ノア(Cortège funèbre・g02975)は、朔太郎を取り巻く淫魔たちを見て驚きを隠せないでいたが、
「さすがに1人の殿方を奪い合うには、人数が多すぎでしょう?」
冷静に、ありったけの自動人形、そして妖精たちを呼び出し、
「欲求不満にならないように、私たちが相手をしましょう」
淫魔たちの狩りを邪魔するように、応戦する。
「可愛いお嬢さん方……動きも鈍り、徐々に力をも奪う絶対零度の世界をご堪能ください」
一方、アルヴィス・フォンタネル(アークメイジ・g04901)は武装淫魔たちに恭しく一礼し、ベアタが呼び出した冷気を更に強め、
「我は常勝無敗の英雄。兵隊の王も、革命の皇帝も、狂気の総統も、我が力の前には歩みを止めて頭を垂れる。我が名を讃えよ、その名は──」
リゼットは召喚した黒い妖精の呪詛を浴び、自らの肉体に宿る瘴気を活性化させて周囲にばら撒く。
その攻撃はアルヴィスの呼び出した吹雪と呼応して、武装淫魔たちの体温をまたたく間に奪い去っていき、彼女たちは1人、また1人とその場に跪いた。
「お、お兄さん、抱いて☆」
完全に動けなくなる前になんとかしようと、何人かの武装淫魔たちはアルヴィスに近づいて雑な声色で抱きつきながら、火薬による爆発で反撃するものの、
「お嬢さんを苦しませたくはありませんね……」
アルヴィスは彼女たちの攻撃をすべて受け止めながら、その顔を優しく撫で、
「せめて、苦しまずに眠らせて差し上げますよ」
吹雪によって1人ずつ意識を奪い、優しい微笑みで彼女たちを眠りの世界へと送った。
「隙あり♪」
なんとかリゼットの背後に忍び寄った残りの武装淫魔は、一発逆転を狙い、女の子の弱点を狙って手を伸ばす。
「!!」
リゼットはその背後からの攻撃を躱しきれなかったが、自動人形が間一髪のところでカバーに入り、彼女はそのまま距離を取る。
「……凍える絶対零度の世界……人肌恋しいかもしれませんが、あなたたちの相手は遠慮しておきましょう……」
そして、Le Général hiverと呼ばれる相手を凍りつかせる先程の技を再び繰り出し、おいたをしようとした武装淫魔たちを殲滅するのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】がLV2になった!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV6になった!
ベアタ・アンシュッツ
お誘いに遅れてゴメンね☆
あなたと夜を明かしに、やってきました!
さあ、寝室で大暴れしましょうか……だが、ベッドの上は勘弁な!
自身は可能なら【飛翔】して、天井が干渉しない程度に少し高度を取り、【水源】の水で寝具を水浸しの台無しにしてみる(計略)
敵が怒ったらしめたもの
家具の上を逃げ回ったり家具を盾にしつつ、隙を見てアイスハープーンを敵に叩き込む
攻撃の際は、高速詠唱、連続魔法、幸運を活かし攻撃機会を増やすと共に確実に当てるように
まさか、苦し紛れの敵が私の足首掴んできて、水に引き込まれてもみくちゃになったり……しないよね?
服がべっちょり張り付いたりするのはいやーんだけど……まさか、敵の作戦だったり?
●それは愛か幻か
武装淫魔たちの襲撃を跳ね返し、残るはフルーティアただ一人。
「お誘いに遅れてゴメンね☆ あなたと夜を明かしに、やってきました!」
ベアタ・アンシュッツ(天使のハラペコウィザード・g03109)は、フルーティアの姿を見て改めて一礼すると、
「でも、ベッドの上は勘弁!」
相手の土俵で戦うのはごめんだと、アイスハープーンを寝具に向けて放ち、水浸しの台無しにしてみる。
「なるほど。考えましたね?」
フルーティアが怒り出せば、手玉にとれてやり易いと考えていたベアタだったが、フルーティアはわずかに動揺した程度で平然としてみせた。
「永久凍土に眠る聖霊よ。我が敵に絶対零度の鉄槌を下し給え!」
気を取り直し、家具の上を逃げ回ったり家具を盾にしつつ、隙を見てアイスハープーンを放つベアタにフルーティアは翻弄され、少しずつ傷を負っていく。
(「このまま素直にいくとは思えないですが……集中しないと」)
ベアタは油断なく、フルーティアの動きを見て移動して、フルーティアの隙を突いて攻撃して、フルーティアの笛の旋律を耳にして、フルーティアの視線の動きで行動を予測して、フルーティアの微笑みに危険を感じてとっさに回避した。
「へっ?」
ぺちょり。そんな音とともに、躓いたベアタはベッドの上にうつぶせに倒れこむように突っ込んでしまう。
「いやーん。服がべっちょり張り付いたぁ……」
涙目で起き上がるベアタは、
「まさか、あなたの作戦だったり?」
はっとして、正面の敵を見つめる。
「ベアタさんが、私に夢中になるように仕向けましたの」
フルーティアは笛から唇を離して彼女の考えを肯定し、にっこりと微笑みを浮かべ、
「ぬぬ……っ」
ベアタはその挑発に乗ってしまいそうになるが、ぎりぎりで堪えて、
「もう、その手は二度と効きませんよ!」
ベッドから離れ、仕切りなおすのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【水源】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
アルヴィス・フォンタネル
へぇ、なかなか美しい女性ですね…自信を持つだけの事はある。
時と場所が許せば一時の過ちに身を焦がしてみたい気もしますが…我が家のメイドに後で叱られますのでね、ここで消えていただきます♡
☆攻撃
やるとなれば全力、一切の容赦はありません。
高速詠唱の連続魔法で炎槍や氷刃を放ち牽制、味方の援護を行いつつ魔力を練り上げたら奥義である元素爆発を叩き込んで粉々に吹き飛ばして差し上げましょう。
せめて醜い屍を晒さぬよう、跡形も無く消しとばしてあげますよ。
それが貴女の美しさに対する敬意と慈悲です♡
「へぇ、なかなか美しい女性ですね……自信を持つだけの事はある」
笛に唇をつけ、変幻自在の旋律でベアタを惑わせるフルーティアを見ながら、アルヴィス・フォンタネル(アークメイジ・g04901)は、
「時と場所が許せば一時の過ちに身を焦がしてみたい気もします」
男としての欲望を小さくつぶやくが、後ろからの痛い視線を感じて肩をすくめ、
「……我が家のメイドに後で叱られますのでね、ここで消えていただきます」
そう言い訳して、ベアタとの戦いが仕切り直しになったところで割り込むように乱入する。
「美しいお姉さん。ここからは僕もお相手してください」
アルヴィスはそう言って、練り上げた魔力を凝縮し、
「奉霊の時来たりて此へ集う、其に捧げるは四元の抱擁……消えてなくなりなさい、エレメントブレイカー!」
火・風・水・土の4つの力をフルーティアの目の前で融合爆発させ、まとめて爆風で吹き飛ばす。
「せめて醜い屍を晒さぬよう、跡形も無く消しとばしてあげますよ。それが貴女の美しさに対する敬意と慈悲です」
激しい爆発で消し飛んでしまったかに思われたフルーティアだったが、
「今のはなかなか効きました……ですが、この程度で私を倒せるとは思わないことですわ」
着衣の所々が破れ、いくつもの傷を負っていたものの、いまだ彼女の美しさは損なわれることはなく、その場に優雅に立ち続けていた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【水源】がLV2になった!
効果2【ラストリベンジ】がLV2になった!
リゼット・ノア
フルーティアに対峙します。
「……祝賀会のお誘いを、はぐらかしてしまってごめんなさい。
もし、あなたが、私の苦しみを、悲しみを、怒りを、分かち合ってくれるなら、あなたの「大切なもの」になれたかもしれない。
でも、あなたは私を蕩かして墜として楽しみたいだけでしょう……?
私の全てを奪ったのは『自動人形』。
奴らに私の復讐を届かせるために、あなたの命、くださいね」
人形を複数操り、彼女を包囲し、仕込み武器(鎌、槍)で連携攻撃を繰り出しましょう。
それを囮に、妖精で周囲を包囲し、パラドクスを発動させます。
かつて、共に戦い、敗れ、歴史になかったことにされた仲間たちの死に行く幻影を見せて攻撃をしましょう。
アルヴィスの攻撃をなんとかしのいだフルーティアに、今度はリゼット・ノア(Cortège funèbre・g02975)が対峙する。
「もし、あなたが、私の苦しみを、悲しみを、怒りを、分かち合ってくれるなら、あなたの「大切なもの」になれたかもしれない」
リゼットは、偽りのない自分の気持ちを彼女に伝える。
もし、フルーティアが本心からそう思っていたら、彼女は迷ったのかもしれない。
「でも、あなたは私を蕩かして墜として楽しみたいだけでしょう……?」
しかし、フルーティアの想いはリゼットを墜とすことだと彼女は想像していた。
「……そうね。私は、リゼットちゃんを自分好みの大切なお人形さんにしたかったの」
そして、フルーティアの言葉でそれが正しいことを知り、リゼットの心の片隅に残っていた迷いは晴れ、
「私の全てを奪ったのは『自動人形』。奴らに私の復讐を届かせるために、あなたの命、くださいね」
リゼットは自分の目標のため、目の前の敵に復讐の刃を向ける。
「リゼットちゃんは私の命が欲しい。私はリゼットちゃんを自分のものにしたい。お互い、欲しいものは勝って手に入れることにしましょう」
フルーティアの言葉を合図にして動いたリゼットは、複数の人形を操って彼女を包囲し、仕込み武器で攻撃する。
「あなたは忘れてしまった。初めから何もなかった。それでも、ここには生きて、死んだ命があった。それは決して失われない」
さらに、その動きを囮にする間に呼び出した妖精の力で、かつて、共に戦い、敗れ、歴史になかったことにされた仲間たちの死に行く幻影を見せ、フルーティアの存在を強く否定しようとする。
「……!!」
その想いはフルーティアを確実に追い詰めるが、それと同時に彼女が奏でる魔曲が、リゼットの体を快楽で埋め尽くし、さらには精神を、思考をも蝕もうとする。
声を出したら止まらなくなる。お互い相手の攻撃に流されまいと懸命に耐え続け……。
「ああっ!」
そしてついに均衡が破られた。
「あああああああああああっ!」
一度傾いた天秤は傾きを増し、敗者は膝を折り、床に座り込む。
「……私の、負けね」
息も絶え絶えに、フルーティアは小さくつぶやき、快楽の甘い痺れがまだ残るリゼットを見上げ、彼女の振り下ろす復讐の刃を受け入れようとした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV7になった!
大崎・朔太郎
何とか助かりました…けど結局僕の事はバレてたのかな?
一応確認して、バレてようともとりあえず頭を下げる。「それでも優勝させてくれたのでっ!ありがとうございましたっ!」
演奏をする前に…最悪演奏に魅了されながらでも【魅了の束縛】で演奏する腕を濃縮したサキュバスミストで封じ込めると優しく抱きしめる。柔らかい体にテンパりつつもこういう技なので仕方ないんですと続ける。
「僕は…貴方を僕の物にしたいです…だって、僕を認めてくれたから大事な人だから…」とキスをして生命力を吸い取っていく。ああ、これが吸精なんですね…貴方のおかげで少しだけの自信が出て、サキュバスの体の使い方が分かりました。ありがとうございます。
「……すみません」
リゼットの最後の一撃の前に、待ったをかけた大崎・朔太郎(若返りサキュバスアイドル・g04652)。
「危ないと感じたら、躊躇なく終わらせます」
彼もフルーティアに思うところがあるのだろう。リゼットはその気持ちを汲んで、致命の刃を突きつけたまま成り行きを見守ることにした。
「僕の事、バレてました?」
朔太郎はフルーティアに近づき、まず自分が敵であることに気づいていたのかと問いかける。
「そうね……怪しいと思ったのは、朔太郎くんの歌を聞いた時。でも、戦いになるまで確信はなかったわ」
フルーティアは朔太郎に視線を合わせ、残念そうな顔で首を横に振る。
「そうですか……あの、優勝させてくれてっ! ありがとうございましたっ!」
そんなフルーティアに頭を下げてお礼を言う朔太郎に、彼女は目を丸くするが、彼の偽りのない本心だと理解したようだ。
「それで? 朔太郎くんはどうしたいの? ううん。違うわね。朔太郎くんの……好きにしていいよ?」
フルーティアはすべての覚悟を決めたかのように、穏やかな顔で朔太郎を見つめる。
「……」
その様子に、リゼットはいつでも動けるように手に力をこめ、
「僕は……貴方を僕の物にしたいです……だって、僕を認めてくれた大事な人だから……」
朔太郎はフルーティアの動かない腕を、濃縮したサキュバスミストで縛り上げてから、体を寄せ優しく抱きしめる。
「あんっ……馬鹿ね。本当に馬鹿」
フルーティアは朔太郎の行為に快楽を受けながら、ダメ出しする。
「もし、私に力が残っていたのなら、朔太郎くんを籠絡して、形勢逆転だったのよ?」
ただ、彼女は本当に動くことが出来ないらしく、朔太郎に身を任せ続けた。
「……こういうのは経験が浅いので、上手く出来なかったらゴメンナサイ」
彼女の柔らかい体に余裕を失いつつも、朔太郎はこういう技なので仕方ないと自分に言い訳しながら、彼女に顔を近づける。
(「仮にそうなら、リゼットさんが許すはずはないし、何より、僕は……」)
そして、一切抵抗をしないフルーティアの唇を奪い、彼女に残された僅かな生命力を自分のものにしていく。
「ああっ……」
自分の与える快楽に流されるフルーティアの様子に、
(「ああ、これが吸精なんですね……」)
朔太郎は感動を覚え、少しだけ自信が芽生える。
そして、彼女が力をすべて奪われ瞳を閉じるまで、朔太郎は攻撃の手を止めずに攻め続けるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV8になった!