リプレイ
鳩目・サンダー
そうかここで作られてる機械は素体が人間じゃないからゾルダートやサイボーグじゃないんだな……。
ドイツ帝国の残党が敷いたレールを機械人形流にパリ風の列車を載せた訳だ。
【光学迷彩】で身を隠しつつ敵情を確認。
可能ならばフリアン・ドールが3体以下で孤立しているところに飛び込んで攻撃したい。その後また身を隠して次へ。
移動がてらデジタルディバイドの剣でコンベアをガリガリと切り裂いていく。
見かけた一般人には「侵入者が来たと騒いでおいてくれ、後はあたしらで何とかする」と声掛けしておく。
これでフリアン・ドール共も一般人を虐待するどころじゃなくなるはずだ。
アドリブ、連携歓迎です。
●潜入! パリの機械工場へ
さっそく、パリの機械工場へと潜入するディアボロスの姿があった。
「そうか。ここで作られてる機械は素体が人間じゃないから、ゾルダートやサイボーグじゃないんだな……。ドイツ帝国の残党が敷いたレールを、機械人形流にパリ風の列車を載せた訳だ」
光学迷彩で身を隠しながら、鳩目・サンダー(ハッカーインターナショナル同人絵描き・g05441)は、工場内部の状況を確かめる。
どうやら、相手が一般人だと油断しているのだろう、施設を守るというよりは、働く人々の監視役という立ち位置に見える。
そのため、単独で動いているフリアン・ドールが多いようだ。まとめて倒せないのは、少々時間がかかりそうだが、相手に気づかれずに倒すという目的にはかなっている。長い割りに軽くて取り回しのよい雷光剣を手に、静かに敵の死角から切り刻み、1体のフリアン・ドールを仕留めることが出来た。
「あたしなりの『なんでも切れる剣』だ」
モザイク状に分解され、散り失せていく。それが、サンダーのデジタルディバイドだ。
移動する過程で、サンダーはコンベアを見つけると、それもデジタルディバイドでガリガリと斬り裂いていった。
「……あ、あなたはいったい……」
働く人々に見つかったようだ。にっと笑みを浮かべて、サンダーは。
「侵入者が来たと騒いでおいてくれ、後はあたしらで何とかする」
「で、でも……」
と、人々の監視にやってきた1体のフリアン・ドールを見て、すぐさま接敵。
「きさ……ぐあっ!?」
見事な手際で敵を斬り裂き、先ほどのように斬り失せて見せた。
「な、大丈夫だろ?」
「……わ、わかりました。その、ご無事で」
そう告げる人々の言葉に、サンダーは照れ臭そうに言った。
「ああ、絶対に死ぬもんか」
こうして、フリアン・ドール達は、侵入者の対応に追われ、一般人を虐待するどころじゃなくなるのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
サンダーの思惑通り、工場は侵入者に対応すべく、固まって行動するようになっている。
「お前達も侵入者を見つけたら、すぐに知らせるんだぞ!!」
怒号のような声で、労働者達にもフリアン・ドール達は告げていた。
各個撃破は、少々難しくなったが、逆にまとめて倒せるようになったと思えば、利点は大きい。
また、緊急の状況に少々、慌てている様子。
「早く侵入者を始末するんだ!!」
フリアン・ドール達は、そういって、工場に潜入した者達を探し始めたのであった。
シャルロット・アミ
不当に働かされている人たちを助けなくちゃ
私にもできることはあるはずよね、モラさん?「もきゅ!」
敵施設に乗り込んで、愛用のバイオリンを構えるわ
まあ、敵は管楽器なのね
管楽器の音色も嫌いじゃないけれど
あなたたちのやることは許せない
バイオリンで激しい曲を奏でるわ
おいで、伝説の騎兵たち
暴れまわって、施設も敵も壊しておやり
幻影の英雄でもダメージは本物
その管楽器の曲などに負けぬメロディで
一気に潰してあげる
あなたたちの正義なんて、たいしたものじゃないわ?
アドリブ、連携、歓迎です
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
ベーダ達の戦い方は知ってるよ
縦横無尽に踏破しながら捕まえようとするなんて
エサまっしぐらなワンちゃんみたいで可愛いかも
マリアが一緒にワルツ踊ってあげるね
マリアはマリアだよ
お仕事お疲れ様なのって主導権を握るように挨拶するよ
そして足音を響かせながら
パラドクスでワンちゃん達の死角へ回り込むの
そうすればきっとマリアを捕まえようと皆で突撃するよね
でもいいの?
縦横無尽にベルトコンベアを踏破したら壊れちゃうし
ワンちゃん達は固まってるから隣の子も痛がるよ?
そんな風に困惑させるように問いかけつつ死角から死角へ渡り歩いて
一団がさらに固まるように誘導してくね
うまくお団子に出来たらトドメは仲間に任せるの
有栖川宮・永遠
幼馴染で従者の悠(g02300)と参加
本来のあり方を不当に奪ったばかりか過酷な労働を課すとは・・クロノヴェーダにはそもそも人道は期待していませんが、余りにも酷い。天罰を。
【避難勧告】を発動し、この場にいる人達に避難を呼びかけながら【高速詠唱】【全力魔法】でアラハバキの矢で攻撃します。
響渡る行軍歌はただの音に過ぎないなら恐るまでもありません。ましてや優れた音楽家が身近にいる身としては害を及ぼす歌に屈する訳には行きません。歯を食いしばり、足を踏み締めて【風使い】【吹き飛ばし】で攻撃します。
まだまだ敵は数多いですね。不当な虐げを受ける方達を救う為、気合いを入れましょう、悠。
近衛・悠
幼馴染で主人の永遠(g00976)と参加
自分達の勝手な都合で罪無い人々に過酷な労働。悪党のテンプレートだな。全く。ああ、放っておけるか。助け出しにいくぞ。
【光学迷彩】で姿を隠し、【忍び足】【残像】で砲弾をすり抜けながら【ダッシュ】。敵に接近したら【毒使い】【呪詛】【毒使い】【貫通撃】【気絶攻撃】を併せた蛍雪の火を直接流し込む。
後は【早業】で【氷雪使い】で凍り付かせてやろう。
ああ、まだ敵は残ってるようだな。油断なく行こう、永遠。
●工場内部の護衛殲滅作戦!!
新たに潜入するディアボロスの姿が見える。敵はまだ彼らの事を把握できてはいない。
「自分達の勝手な都合で、罪無い人々に過酷な労働を強いるとは……悪党のテンプレートだな。全く」
そう告げるのは、近衛・悠(黄昏のフラメント・g02300)だ。
「ええ。本来のあり方を不当に奪ったばかりか、過酷な労働を課すなんて……クロノヴェーダにはそもそも人道は期待していませんが、余りにも酷い行いですね」
悠の言葉に同意するかのように、有栖川宮・永遠(玲瓏のエテルネル・g00976)もまた、嫌そうな表情を浮かべる。ちなみに悠とは幼馴染で従者の関係でもある。
「とにかく、彼らには天罰を」
「ああ、放っておけるか。助け出しにいくぞ」
永遠の言葉に悠は頷き、さっそく二人は行動開始。
「さあ皆さん、今すぐ逃げてください!」
避難誘導させながら、永遠が叫ぶ。その言葉に人々は、急いで逃げ始めた。
「いたぞ! こっちだ!!」
騒ぎを聞きつけ、フリアン・ドールらが永遠達の方へとやってくる……はずだった。
「その先へは行かせない!!」
「ぐおっ!?」
悠がすぐさま蛍雪の火を放つ。輝く球状の「蛍火」がフリアン・ドールらを高熱の炎へと包み込んでいく。
一方、敵の激しい音楽を受けて、永遠も少々苦戦を強いられていた。
「響渡る行軍歌はただの音に過ぎないなら恐るまでもありません。ましてや、優れた音楽家が身近にいる身としては、害を及ぼす歌に屈する訳には行きません」
歯を食いしばり、強く足を踏みしめて、高速詠唱したアラハバキの矢を放った。上空に放った矢を漆黒のエネルギー塊に変化させ、敵の頭上に降り注いでいく。
「ぐあああああ!!!」
叫びながらもこちらも、永遠の攻撃を受けて、次々と敵は倒れていった。
「まだまだ敵は数多いですね。不当な虐げを受ける方達を救う為、気合いを入れましょう、悠」
「ああ、そのようだな。油断なく行こう、永遠」
二人は顔を見合わせ、こくりと頷き、こちらに向かってくるフリアン・ドールらを迎え撃つのであった。
「縦横無尽に踏破しながら捕まえようとするなんて。エサまっしぐらなワンちゃんみたいで可愛いかも」
そう楽しそうに声を上げるのは、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)だ。
「もちろん、ベーダ達の戦い方は知ってるよ。マリアが一緒にワルツ踊ってあげるね」
彼女の前には、偶然遭遇したフリアン・ドールらもいた。
「忌まわしい侵入者め、名を名乗れ!!」
そう攻撃してくる敵に。
「マリアはマリアだよ。お仕事、お疲れ様なの」
足音を響かせながら、さっそく発動させるのは、夢幻の輪舞(ファンタズマファンタズム)。 特徴的な連続した足音(タップ)を置き去りにしながら 死角に回り込み続けるステップで姿を眩まし 相手に失着の一手を誘発させる力だ。
「む、敵はいずこに?」
「マリアはここだよ♪」
マリアの足元から響くタップ音が、敵を引き付け、誘導されていく。
彼らは知らない、いつの間にか一か所に集められていることに。
「不当に働かされている人たちを助けなくちゃ。私にもできることはあるはずよね、モラさん?」
「もきゅ!」
それが数時間前に交わされた、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)とモーラット・コミュ『モラさん』との会話だ。
彼女達もまた、この工場で働かされている人々を思い、やってきたのだ。
「まあ、敵は管楽器なのね。管楽器の音色も嫌いじゃないけれど、あなたたちのやることは許せない」
そういって、シャルロットは愛用のバイオリン、シャコンヌを構える。奏でられるのは、激しく雄々しい曲。
「おいで、伝説の騎兵たち! 暴れまわって、施設も敵も壊しておやり」
ヒロイックシンフォニーで、幻影の「英雄」を創造し、フリアン・ドールらへと嗾ける。
「な、なんだと!?」
嗾けた先は、既にマリアが誘導し、固まった先だ。慌てるものの、もう遅い。
「いいの? 縦横無尽にベルトコンベアを踏破したら壊れちゃうし、ワンちゃん達は固まってるから隣の子も痛がるよ?」
「ぬおっ!?」
更にマリアが追い打ちをかけるかのように、困惑させるセリフを浴びせていく。
「そ、それは……うああああああ!!」
「ぎゃあああああ!!!」
マリアとシャルロットの連携は、上手くいったようだ。
「その管楽器の曲などに負けぬメロディで、一気に潰してあげる。あなたたちの正義なんて、たいしたものじゃないわ?」
「うまく団子にできたの♪」
シャルロットとマリアは、互いに手を合わせて、にっこりと作戦の成功を喜び合うのだった。
ディアボロス達は次々とフリアン・ドールらを倒していき、気が付けば、全て殲滅することに成功していた。
工場も破壊され、労働者達はディアボロス達の登場に、少し驚いているものの、先ほどの戦いを見て、興味を惹かれている様子。
これならば、この後に行う演説もスムーズに進められるだろう。
ディアボロス達は、労働者達に語り掛けるべく、巡回部隊が来る前に説得の準備を始めるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
有栖川宮・永遠
幼馴染で従者の悠(g02300)と参加
群衆の皆様の前に立ち、堂々とした振る舞いで凛とした声で問いかけます。
皆様はこの工場で働くと皆が幸せになると思ってるようですが、ご自身の幸せはどうなるんですか!!皆様にも愛する家族がいるでしょう。貴方自身がこんな状況で働いてる状態が家族にとって幸せと言えるでしょうか。
今のままだと皆様は機械に動かされるままのただの人形になってします。機械などに幸せを求めるのではなく、ご自身の力で、幸せを得るべきです。自分らしく、やりがいのある日々。それこそが真の幸せでは無いでしょうか!!
【士気高揚】の効果を使い、人々に訴えます。
近衛・悠
幼馴染で主人である永遠(g00976)と参加
【プラチナチケット】を使って敢えて永遠が言いにくいことを言うか。今のアンタらは工場に組み込まれた歯車だな。この状態で本当に幸せと言えるのか?機械化をそのまま受け入れたらアンタらは人間らしい生活は出来ない。
幸せって、機械に組み込まれて黒幕の駒になる事か?ここはアンタらを幸せにする所じゃない。洗脳して使い潰す所だ。
アンタらの幸せは自分が自分らしく生き抜いて得るものだ。アンタ達らしい人生を生きるべきだ。
しっかりした口調で、訴えかける。
シャルロット・アミ
あまり演説的なものは得意じゃないの
できれば同じ高さで、語りかけられればいいわ
【友達催眠】を使用
煩雑な作業が機械化によって楽になるのは確かにいいことだわ
でもね、何もかもが機械化してしまったら
人のぬくもりはなくなってしまう
「作った」という実感も
それってとても寂しいことじゃないかしら?
人の手で作ったものには、人の温かさが宿るわ
それはあなたたちも工場で働いてわかってきたのでは?
あなたたちが寝ずに作ったものには
人の温かさはあったのかしら?
できれば作ったものに「ありがとう」が言えるような
そんなものを作りたいわよね
アドリブ、連携歓迎です
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
機械化が皆の幸せに繋がるっていう
既成概念を壊しちゃえばいいんだよね
【光学迷彩】で隠れ天からの声のように演技するよ
人々に幸せをもたらそうとする貴方達の想いはすばらしい
けれど機械化とは効率を求めること
それでは誰かに負担を集める事になる
一息おいて
じゃあどうすればって迷い始めたところに畳み掛けるの
真の幸せに至る最新技術とは魔法化である
貴方達は人々の幸せを願い
夢と希望で困難を乗り越えられる魔法使いの素質がある
そう…魔法の恩恵を受けた人々の感謝や祈りを抱きしめて
世界の行く末を照らす力を持っているのだ
そしてこれがありがとうの力だ
って【活性治癒】で工員の傷や体調を癒すけど誰かのツッコミまちなの
●労働者達の幸せを願って
初めに工場で働く労働者達の前に出たのは、有栖川宮・永遠(玲瓏のエテルネル・g00976)だ。
堂々とした立ち振る舞いで、凛とした声を響かせる。、
「皆様は、この工場で働くと皆が幸せになると思ってるようですが、ご自身の幸せはどうなるんですか!! 皆様にも愛する家族がいるでしょう? 貴方自身がこんな状況で働いてる状態が、貴方の家族にとって幸せと言えるでしょうか?」
永遠は続ける。
「今のままだと皆様は、機械に動かされるままの、ただの人形になってします。機械などに幸せを求めるのではなく、ご自身の力で、幸せを得るべきです」
その永遠の言葉に人々は、思わず俯いてしまう。
「自分らしく、やりがいのある日々……それこそが真の幸せでは無いでしょうか!!」
強くそう、永遠は訴えて見せた。
次に前に出てきたのは、近衛・悠(黄昏のフラメント・g02300)。
(「敢えて、永遠が言いにくいことを言うか……」)
悠はそう思い、熱を込めて声を張り上げた。
「今のアンタらは、工場に組み込まれた歯車だな。この状態で本当に幸せと言えるのか? 機械化をそのまま受け入れたら、アンタらは人間らしい生活は出来なくなるだろう」
「ちょ……悠?」
止めようとする永遠を手で制して、悠は続ける。
「幸せって、機械に組み込まれて黒幕の駒になる事か? ここはアンタらを幸せにする所じゃない。洗脳して使い潰す所だ。だからこそ……アンタらの幸せは自分が自分らしく生き抜いて得るもの。アンタ達らしい人生を生きるべきだ!」
その真面目でしっかりとした口調で、熱く悠は呼びかけた。
そう、彼らの言いなりになっていれば、遅かれ早かれ、機械化されてしまうことは間違いないだろう。
それを阻止するためにも、悠は強く出たのだ。
二人の演説を受けて、人々は騒めき始めた。彼らの言葉が堪えたのかもしれない。
「あまり演説的なものは得意じゃないの。できれば同じ高さで、語りかけられればいいわ」
小さくそう呟いて、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は、敢えて高い所には立たずに、人々と目線を同じにする距離で語り始めた。
「煩雑な作業が機械化によって楽になるのは、確かにいいことだわ。でもね、何もかもが機械化してしまったら、人のぬくもりはなくなってしまう。『作った』という実感も……それって、とても寂しいことじゃないかしら?」
シャルロットは、近くにあった人々が作り出した機械にそっと触れながら、続ける。
「人の手で作ったものには、人の温かさが宿るわ。それは、あなたたちも工場で働いてわかってきたのでは? あなたたちが寝ずに作ったものには、人の温かさはあったのかしら?」
そう指摘され、人々は返す言葉がない。
「できれば作ったものに『ありがとう』が言えるような、そんなものを作りたいわよね?」
そう尋ねると。
「ああ、できればそんな想いを込めたものが作りたい」
「それって、とても素敵なことよね……」
口々に出てくる言葉にシャルロットの表情も、次第に綻んでいく。
(「機械化が皆の幸せに繋がるっていう、既成概念を壊しちゃえばいいんだよね」)
そう考えながら、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)も、この演説に参加する。ただし、その姿は隠し、天の声を響かせるかのように。
「人々に幸せをもたらそうとする貴方達の想いはすばらしい。けれど機械化とは効率を求めること。それでは誰かに負担を集める事になる」
いつもとは違う口調で、マリアラーラはそう語り始めた。
「じゃあ、どうすれば……」
マリアラーラの言葉に、人々は思惑通りに迷い始めたところで。
「真の幸せに至る最新技術とは、魔法化である。貴方達は人々の幸せを願い、夢と希望で困難を乗り越えられる魔法使いの素質がある。そう……魔法の恩恵を受けた人々の感謝や祈りを抱きしめて、世界の行く末を照らす力を持っているのだ」
「え? 魔法化?」
ちょっと論点がズレているような気がするが、たぶん、大丈夫なはずだ。なぜなら……。
「そして、これが『ありがとう』の力だ」
マリアラーラはそう言って、パラドクスの力を発動させ、活性治癒でもって、労働者達の傷や体調を癒していく。
「……マリアさん、ずるい」
「えっ
……!?」
背後からシャルロットにそう言われて、マリアラーラはちょっぴり焦るのであった。
ちょっとしたハプニング(?)もあったが、ディアボロス達の演説は、しっかりと労働者達へと伝わったようだ。
「ここで働けば幸せになると思っていたけど、違ったのね」
「私達が間違っていたよ」
人々は戸惑いながらも、ここを出る決心を決めたようだ。
……が、しかし。
「あらあら~なにを言っているのかしら?」
しゃきしゃきと手に持ったはさみを動かしながら、トループス級らを従えてやってきたのは、アヴァタール級のシャルロット・コルデー。
「あなた達の仕事は、ここで働くことでしょう? それに見ない顔もいるようね?」
シャルロット・コルデーは、にやにやと笑みを浮かべる。
「さて、労働者の皆さんは、ちゃんと持ち場に戻ってね。それと……歯向かう奴らは皆殺しよ」
そういって、シャルロット・コルデーは、ヴィエルジュ・キャヴァリエルへと逃亡する労働者の捕獲と、ディアボロス達の殲滅を指示したのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【プラチナチケット】がLV2になった!
【友達催眠】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!
シャルロット・アミ
【避難勧告】を使わせていただくわ
労働者の皆さんにここから逃げるように指示を出し
モラさんにはその補佐をしてもらうの「もきゅっ」
私は敵勢力を押し留めるわ
愛用のバイオリンで召喚するのは暗い雲
どんなところにだって雲を呼び出せるわ
敵の頭上をどんよりと覆って
さあ、あなたの心に落ちる影はどんなもの?
降りしきる雨の中、孤独に震えればいいの
自動人形だろうが、その存在価値を揺るがしてあげる
あなたたちは……いらない存在
精神攻撃を繰り出して、動きを鈍らせて
できれば動けなくさせるわ
止めはお願いしたいところだけれども
アドリブ、連携歓迎です
鳩目・サンダー
【迷宮化】適用。
そしてオルタナティヴファクトで描くは森だ。
森は森でもヨーロッパのじゃあない。南米の密林、それも夜の森さ。
猟騎兵でもこの森には慣れてはいまい。
自慢の脚も、広い方へ広い方へしか生かせないだろう。
そうして道なりにしか進めない騎兵を待つは、虫に肉食動物にUMA。
脚を緩めれば当然餌食。かと言って全力で疾走できる経路は限られてる。
走る事を選ぶなら、狙いすまして倒木だ!
此処はパラドクスで出来た空間。ただの転倒でもちゃんとダメージになるぜ。
さあ自然の迷宮からあたしを探し出す為、存分に探検してくれたまえ。
アドリブ、連携歓迎です。
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
あぅ…調子に乗ってごめんなさいなの
えっとえっと…【防衛ライン】して
追っ手がマゴマゴしてるうちに
溜めが必要なパラドクスを成功させるため
時間稼ぎな問題提起するよ
機械化ってドイツ由来でしょ?
ならそれを推し進めたら
ドイツに対する排斥力が無くなって
人形は亡命ソルダートに取って代わられちゃうね
不滅のネイは裏切り者なの?
きっとその答えを一般ベーダは持ってないよ
そんな与太話で感情的になるよう誘い
ベーダ連携機動を妨害するよ
そして労働者たちの願いを背負わせてもらって
必殺の一撃を狙ってみるね
ここで働いてもダメって分かって貰えたけど
幸せへの道を示せなかったから
せめて夢を諦める無念を晴らすよに全力なの!
有栖川宮・永遠
幼馴染で従者の悠(g02300)と参加
まだ諦める気はないようですね。これ以上の不当な要求、許しません!!さあ、労働者の皆さんは逃げてください。道は私達が切り拓きます。
【避難勧告】で引き続き避難を呼びかけながら、【観察】【戦闘知識】で敵の群れの動きを見て重力砲発動。地面が泥濘んでいれば自慢の機動力も活かせませんよね。さあ、退場願います!!【風使い】【吹き飛ばし】で纏めて吹き飛ばします!!
ただ、機動力があるので、接近される可能性もありますね。【残像】で回避の準備をしておきます。
近衛・悠
幼馴染で主人の永遠(g00976)と参加
クロノヴェーダにとっては自分達の野望の駒はそう簡単に逃したくないんだろうな。悪いがそうはさせない。勝手に他人の生き方を決める横暴は止めさせて貰う。
敵は機動力があって連携を狙ってくるか。下手な防衛線は突破されるな。暁光の結界を展開し、【防衛ライン】を更に強化する。後は敵の前に立ち塞
って【残像】で凌ぎながら、【高速詠唱】で【呪詛】【毒使い】【気絶攻撃】を併せた【氷雪使い】の吹雪で敵の体力を削っていく。
ここで死ぬのは労働者の方じゃない。お前達の方だ!!
●労働者達を守るために!
辺りに避難を促す、サイレンの音が鳴り響く。
「労働者の皆さんは、ここから避難してください! 大丈夫、ここは私達が押しとどめるわ。モラさん、お願い」
「もきゅ!」
そういって、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)は、人々を避難させるべく、可愛らしいモラさんに安全なルートを先導してもらい、人々の避難を開始する。
「そうはさせないっ!!」
トループス級であるヴィエルジュ・キャヴァリエルが、その脚力で労働者達を追いかけようとするも。
「描きかけのラフで悪いが、新作を見てもらおう!」
鳩目・サンダー(ハッカーインターナショナル同人絵描き・g05441)がその筆を走らせた。オルタナティヴファクトだ。先行するヴィエルジュ・キャヴァリエルを囲むように南米の密林、しかも夜の見通しが悪い木々を迷路のように生み出したのだ。
「くっ……なんだ、この密林はっ!!」
それだけではない、密林には獲物を狙う怪物が……いや、肉食動物が待っている。
「うわあああ……」
それに巻き込まれ、腕や足をかじられる者も出てきた。
「こんなもの、さっさと通り抜ければ……ぐあっ!?」
「と、倒木だとっ!?」
慌てふためくヴィエルジュ・キャヴァリエルの様子に、それを見ていたサンダーが笑みを浮かべて。
「此処はパラドクスで出来た空間……さあ、自然の迷宮からあたしを探し出す為、存分に探検してくれたまえ」
サンダーの生み出した密林に巻き込まれたヴィエルジュ・キャヴァリエル達は、次第に追いつめられていくのであった。
「まだ諦める気はないようですね。これ以上の不当な要求、許しません!!」
有栖川宮・永遠(玲瓏のエテルネル・g00976)はそう告げると。
「さあ、労働者の皆さんは逃げてください。道は、私達が切り拓きます!」
逃げる労働者達を守るように敵の前に出ながら、聖木で出来ている、愛用の玲瓏の杖を手に、広範囲に見えざる重力の波動を放ち、波動に触れた敵を捻じ曲げる重力砲を放った。それと同時に泥濘の地でもって、敵の機動力の低下を図っていく。それでも接近してくる敵には、残像を残すように素早く回避し。
「さあ、退場願います!!」
自身の怒りも込めて、再び激しい重力砲を、ヴィエルジュ・キャヴァリエル達へとぶつけていく。
「クロノヴェーダにとっては、自分達の野望の駒はそう簡単に逃したくないんだろうな。だが、悪いがそうはさせない。勝手に他人の生き方を決める横暴は止めさせて貰う」
永遠と共にいる近衛・悠(黄昏のフラメント・g02300)もまた、動き出す。
綻びが出そうなところへと新たに防衛ラインを築きながら。
「連携を狙ってくるか……お前達がそう来るなら!」
「ま、また阻まれただと!?」
「まあ、一応守護者だからな。こういう事も出来る訳だ」
悠の暁光の結界(ギョウコウノケッカイ)だ。夜明けの光のような光を放つ守護結界を形成し、それを破壊しようとする者へと攻撃を重ねる力だ。
「ここで死ぬのは、労働者の方じゃない。お前達の方だ!!」
足止めされているヴィエルジュ・キャヴァリエル達へと突っ込み、敵を攻撃する結界と共に放った呪詛を重ねた氷雪の吹雪でもって、敵に止めを差していくのであった。
激しい戦いの間にシャルロットも動き出す。愛用のバイオリンを響かせ、呼び寄せるのは立ち込めた暗雲。
敵の頭上をその雲で覆っていき、そして。
「さあ、あなたの心に落ちる影はどんなもの?」
暗い雲は漂う(クライクモハタダヨウ)だ。呼び寄せた暗雲が降らせるのは、冷たく寂しさを伴うような雨。そう、これは普通の雨ではない。敵を寂しさと孤独に追い込み、精神を蝕むものなのだ。
「ぐぬぬ……」
「な、なんだ、この雨は……」
シャルロットの雨に阻まれ、苦しみだすヴィエルジュ・キャヴァリエル達は、その足を止めてしまった。
そんな彼らの前に、更に生み出されるのは、敵を阻む防衛ラインだ。
「機械化ってドイツ由来でしょ? ならそれを推し進めたら、ドイツに対する排斥力が無くなって、人形は亡命ソルダートに取って代わられちゃうね。不滅のネイは裏切り者なの?」
そう声をかけるのは、先ほどの防衛ラインを生み出したマリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)だ。
「な、なにを言う
……!?」
碌な答えを持たぬヴィエルジュ・キャヴァリエル達に、マリアラーラは笑みを浮かべる。それは百も承知だ。
なぜなら、その問いかけは、時間稼ぎのための問い。
「そ、そんなこと、あるわけ……ない!」
そう叫びながら、ヴィエルジュ・キャヴァリエル達は、マリアラーラへと連携機動による徹底的な斬撃を浴びせていく。それでも耐えて見せる。なぜなら。
「みんなのおかげで、マリアは立ってられるんだよ……せめて、皆の……全ての無念を晴らすよに全力なの!」
悪夢の終わりと夢の始まり(モーニングスター)――爆発的な閃光で敵を消し去る究極の一撃、それは捨て身の、敵の攻撃を耐えるほどに齎された奇跡は人々を覚醒させる光となる。
その場にいた3体のヴィエルジュ・キャヴァリエルは、その光を浴びて、一気に消え去った。と、同時にマリアはその場に倒れそうになる。
「マリアさん!」
「シャルロット……?」
「大丈夫ですか? 少し休んだ方が……」
支えたのはシャルロット。苦笑しながらもマリアラーラは笑みを浮かべる。
「もう大丈夫。ちょっと疲れちゃっただけだから……ありがと、シャルロット」
「それならいいの、でも……まだ戦いは終わっていないのよね?」
「そう、まだ1体残ってるの」
そういうシャルロットとマリアラーラの視線の先には、邪魔され、部下を失くしたアヴァタール級のシャルロット・コルデーが、ディアボロス達を睨みつけていた。
「絶対に絶対に……貴様ら、全員殺すっ!!」
しゃきんと手に持っていたはさみが、鋭い音を響かせたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水源】LV1が発生!
【迷宮化】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
【防衛ライン】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
シャルロット・アミ
まあ、あなたもシャルロットと言うのね
ふふ、どちらがシャルロットの名にふわさしいか、決めましょうか
私が持つのは鋏の代わりにバイオリン
マリアさんの隣に立つわ
ごめんなさいね、もうひとりでは戦わせないから
激しいメロディを奏でましょう
おいで、花の精たち
あの偽物シャルロットの心を砕いて頂戴
手加減なんてしないわ
私が倒すつもりで、弦を爪弾くの
心を壊す
それをこれほど意識して攻撃したことはない
でも、心が壊れれば、体も壊れることを知っている
一人で戦っているわけではないから
だからこそ、強くなれるって知ったから
アドリブ、連携、歓迎です
マリアラーラ・シルヴァ
共闘アドリブ歓迎
ディフェンス:シャルロット・アミ
シャルロットのお花の精が召喚された物って見抜かれたら
ベーダは召喚主を突いてくるかもしれないよ
だから【グランドピアノの種】でピアノを作りパラドクスを発動して
演奏中はお静かにってベーダの動きを牽制しつつ
シャルロットと共演もしちゃう一石二鳥作戦なの
ベーダが変な事しようとしたらお客様(かみさま)に凄く叱ってもらうから
一緒に演奏してるから
心の揺らぎとか考えてることは何となく分かるよ
おっとりふんわりなシャルロットが決意を固めて
頑張ろうとしてるって
無理してほしくないけど
踏み出す勇気も尊重したいよ
演奏中に手を握る訳にもいかないし
せめてメロディで寄り添いたいなって
有栖川宮・永遠
幼馴染で従者の悠(g02300)と参加
このお嬢さんは思い通りに行かないからとムキになってると。まあ、自分勝手なクロノヴェーダはその程度ですよね。八つ当たりが被害を及ぼす前に倒しましょう。行きましょう、悠。
悠に前衛を任せ、【光使い】での目眩しや【誘導弾】で敵の攻撃の邪魔など後ろで援護を。敵の状態から防御は疎かになると思いますので、【戦闘知識】【看破】で敵の隙を見抜いたら、【高速詠唱】【全力魔法】で召雷破で攻撃します。【精神集中】でしっかり狙いますね。
こんな状態でも指揮官なので、反撃も十分警戒し、【残像】【ガードアッ
プ】で防御の備えは万全に。
さあ、このパリに貴方達は不要です!!退場を!!
近衛・悠
幼馴染で主人の永遠(g00976)と参加
アンタらの思う通りにさせる訳ないだろ?邪魔が入る可能性は考えなかったか?この世界はアンタらが勝手に機械化していい所じゃない。住民達の世界だ。分からないようだからさっさと鉄屑になれ。
永遠の援護を受けて【残像】【ガードアップ】で敵の攻撃を凌ぎ、容赦無く【反撃アップ】と【ダメージアップ】の効果を得た日蝕の闇をナイフを通じて敵の体に流し込む。【呪詛】【毒使い】【気絶攻撃】【貫通撃】も付ける。
住民の受けた苦しみ、その身に受けて死んでいけ!!機械化なんてなくてもパリの人達は豊かな生活が出来る。邪魔者は退場だ!!
●光と闇と、花の妖精と神々の鎮魂曲
ムキになるシャルロット・コルデーに、ディアボロス達は冷めた目で彼女を見つめていた。
「このお嬢さんは、思い通りに行かないからとムキになってると。まあ、自分勝手なクロノヴェーダは、その程度ですよね」
そう、有栖川宮・永遠(玲瓏のエテルネル・g00976)が指摘すると。
「な、なんですって!!」
すぐに嚙みついてきた。
「アンタらの思う通りにさせる訳ないだろ? 邪魔が入る可能性は考えなかったか? この世界はアンタらが勝手に機械化していい所じゃない。住民達の世界だ」
更に近衛・悠(黄昏のフラメント・g02300)が追い打ちをかけていく。
「ええい、うるさい奴らね!! これでも喰らいなさい!!」
シャルロット・コルデーがムキになって攻撃を仕掛ける前に。
「八つ当たりが被害を及ぼす前に倒しましょう。悠、行きますよ」
「了解。……言葉が分からないようだから、さっさと鉄屑になれ!!」
すぐさま前に出るのは、悠。常闇のナイフを手に、敵へと迫る。
「あなたとは、おわかれなのね」
敵は、手に持っていたハサミを巨大なものに持ち替え、目の前の悠を切り刻んだ。
――ガシャン!!
「くっ……」
流石に敵の繰り出す刃の全てを躱すことはできない。だが、悠の力を込めた攻撃は出せる。
「住民の受けた苦しみ、その身に受けて死んでいけ!! 凍りつけ……体も心も!!」
発せられたのは、日蝕の闇(ニッショクノヤミ)。斬りつけたナイフの刃から体も心も凍り付かせる冷気が注ぎ込まれていく。
「ぐああっ!!」
「機械化なんてなくても、パリの人達は豊かな生活が出来る。邪魔者は退場しろ!!」
そういって、悠はそのナイフを引き抜いた。
生まれた隙を永遠は見逃さない。
「悠、援護します!」
眩い光で敵の目を眩まし、更に誘導弾で牽制。それで敵にダメージを与えられるとは思っていない。それはこの後に控える攻撃を確実に当てるための序章に過ぎない。
「さあ、このパリに貴方達は不要です!! 退場を!!」
シャルロット・コルデーの退場を促す言葉と共に放たれたのは、召雷破。祈りによって天上より一条の稲妻を呼び寄せ、敵に叩きつけていく。
「ああああああっ!!!」
叫び声をあげながら、敵のシャルロット・コルデーは態勢を整えるため、一時後退。
その間にも他のディアボロス達が動き出していた。
「まあ、あなたもシャルロットと言うのね? ふふ、どちらがシャルロットの名にふわさしいか、決めましょうか」
そう告げるのは、敵の名と同じ名を持つ、シャルロット・アミ(金糸雀の夢・g00467)。
「シャルロットが行くなら、マリアも!」
その隣に立つのは、マリアラーラ・シルヴァ(コキュバス・g02935)だ。そんなマリアラーラにシャルロットは嬉しそうに笑みを浮かべると。
「ごめんなさいね、もうひとりでは戦わせないから」
「マリアも一緒だよ!」
その言葉に少し驚きながらも、再び笑みを深めて。シャルロットが手にするのは、愛用のバイオリンのシャコンヌ。
「おいで、花の精たち。あの偽物シャルロットの心を砕いて頂戴」
シャルロットがバイオリンで演奏するのは、気高き花は歌う(ケダカキハナハウタウ)。メロディを奏でることによって、花の精霊を召喚し、精霊達に敵の周りを歌い踊ってもらい、目と心を眩ませ、精神を崩壊させていく、激しいメロディーを奏でていく。
「な、なんなのこれはっ!!」
敵のシャルロット・コルデーが、シャルロットの曲で動けなくなっている間に。
(「シャルロットのお花の精が召喚された物って見抜かれたら、ベーダは召喚主を突いてくるかもしれないよ」)
それを恐れ、マリアラーラもグランドピアノの種を使って、愛用のグランドピアノを生み出した。
「演奏中はお静かに。マリアのピアノをお行儀よく聞いてね!」
マリアラーラもそう言って、夢魔のピアノ発表会(ラグナロックリサイタル)を演奏し始めた。曲が始まったとたん、マリアの背後に神々の姿が現れ始める。
「な、なんなの、なんなのこれはっ
……!!」
困惑するシャルロット・コルデーに更に追い打ちをかけるべく。
「手加減なんてしないわ」
シャルロットは、そのまま倒すつもりで、弦を爪弾く。
(「――心を壊す。それをこれほど意識して攻撃したことはない。でも、心が壊れれば、体も壊れることを知っている。――一人で戦っているわけではないから。だからこそ、強くなれるって知ったから!!」)
曲調が変わったのを、マリアラーラも感じていた。
(「一緒に演奏してるから、心の揺らぎとか考えてることは何となく分かるよ。おっとりふんわりなシャルロットが決意を固めて、頑張ろうとしてるって」)
負けじとマリアラーラも演奏を強める。
(「無理してほしくないけど、踏み出す勇気も尊重したいよ。演奏中に手を握る訳にもいかないし」)
だからこそ、マリアラーラは寄り添うように、演奏を重ねていく。
二つのメロディーが重なった、その瞬間と。
「こんな曲、壊してあげるわっ!!」
シャルロット・コルデーが反撃に転じた一瞬が交差する。
――バリバリバリッ!!!
「ああああああああっ!!!」
断末魔を上げるシャルロット・コルデーにマリアラーラは、にっこりと微笑んだ。
「ベーダが変な事しようとしたから、お客様に凄く叱られたんだよ」
「で……ディアボロス……め……ぐはっ!!」
恨むような目で睨みつけた後、シャルロット・コルデーは、とうとうその場に倒されたのだった。
こうして、ディアボロス達はパリ工場で厳しい労働を強いられていた人々を開放することに成功した。
この成功が今後、どのような流れになるのかは分からない。
しかし、少しでも良き道へと進むように……そう願いながら、ディアボロス達はその破壊された工場を後にしたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【液体錬成】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】がLV2になった!
【ダブル】がLV2になった!
【グロリアス】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV2になった!