心が凍てつく前に(作者 陵かなめ
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#TOKYOエゼキエル戦争  #港区救援作戦  #港区 

 とある廃校の体育館に集められた人々は、呆然とその光景を見ていた。
「ふふふ。この冷気の弾丸はすべてを凍りつかせて破壊する。試しに氷獄の雹雨を降らせててみましょうね」
 アークデーモン『ヴェル・ス・ヴァール』は冷たい笑みを浮かべて氷の弾丸を街に降らせる。その所作はとても優雅だ。彼女が指を弾くように命令すると、雹雨が民衆に降り注いだ。
「助けてくれ……」
「うわ、うわぁあ」
 人々は逃げ惑い、そして激しい弾丸の餌食になる。
 海側から吹き付けてくる潮風が今にも凍りそうなほど冷気の弾丸は冷たかった。
「くすくすくす。大丈夫よ、簡単には死なないように加減をしてあげましょうね」
 ヴェル・ス・ヴァールは嗤う。
 その宣言通り、一撃で一般人を殺してしまうような真似はしない。
 逃げ惑う人々は身体を貫かれ大怪我を置いながら逃げる。
 そして。
「やめてくれ」
「ああ、どうか、これ以上傷つけないで」
 体育館に集められた人々は、次は自分の番だと震えながらその惨状を見ることしかできなかった。
 アークデーモンはほくそ笑む。
 この恐怖で、人間たちを縛り付けることができるのだから。

●依頼
「聞いて! TOKYOエゼキエル戦争での事件だよ」
 虹色・クリア(デーモンのワールドハッカー・g03195)はディアボロスたちに呼びかけを行った。
 TOKYOエゼキエル戦争の港区が特別な状況になっていることをすでに知っている者も多いだろう。過去の歴史のディアボロス達の拠点としてディアボロスが制圧していた事で、クロノヴェーダに対する畏怖や信仰が非常に低く、クロノヴェーダに従わない区民も多いのだ。
「今回はね、クロノヴェーダに抵抗する区民たちが廃校の体育館に囚われているんだよ。そして、残虐なアークデーモンの行いを見せつけられているの。そんな光景を見せつけられ続けたら、クロノヴェーダに抵抗できなくなっちゃうよ」
 彼らはディアボロスではない。そのためパラドクスを使用することはできない。
「クロノヴェーダに抵抗する人たちを見捨てることなんかできないよね。何とか区民の皆さんが心を折られる前に助けてあげてほしいの」

 クリアは続けて詳しい状況を説明した。
「港区民の心を折るために残虐な行いをしているのは『ヴェル・ス・ヴァール』というアークデーモンだよ。氷や吹雪を操るみたい。街の復興なんてしていないから、街はそこかしこが廃墟と化しているの」
 その中の廃校の体育館に、クロノヴェーダに抵抗する区民が数名囚われている。
 体育館付近はトループス級『刈取の悪魔』が警備を目的として徘徊しているとのことだ。
「まずは、区民が避難できるような場所を整えてあげることが必要かも。廃校近くには廃墟になった病院があるから、そこを復興支援として整えてあげるのが良いと思うよ。それから、体育館に囚われている人たちを脱出させてほしいの。囚われている人たちは心が折れかかっているから、逃げる途中に励ましてあげるのも良いかも。クロノヴェーダに対抗する心が失われなければ、『ヴェル・ス・ヴァール』との決戦で後方から攻撃をしてくれるかもしれないよ。崩れている壁も多いから力技で道を作って脱出できると思う。体育館を警備している『刈取の悪魔』を殲滅すると、もっと安全に逃げられるよね」
 廃墟になった病院を復興するのが良いこと。体育館に囚われた人たちを脱出させることも考えなければならないこと。そして、そのためには『刈取の悪魔』との戦いも視野に入れる必要があるとのことだ。
「やらなくちゃいけないことが沢山あるけど、一つ一つ確実にこなしていこう。もちろん、作戦次第では、最短で『ヴェル・ス・ヴァール』に仕掛けることもありうるよね。どちらにしろ『ヴェル・ス・ヴァール』は配下を引き連れているわけじゃないから、戦うこと自体は大丈夫かな」
 とはいえ、と、クリアは今回の特別な作戦を伝えた。
「『ヴェル・ス・ヴァール』が居るのは港区の海岸部側なんだよね。そこで相談なんだけど、江東区を支配するクロノヴェーダを挑発するために、戦場をお台場にできないかな。江東区に隣接する『港区台場』に『ヴェル・ス・ヴァール』を誘導してほしいんだよ」
 区の境界線上で戦いを繰り広げる事で、将来的に江東区を支配するクロノヴェーダにも何か動きが出てくるかもしれない。
「ちなみに、お台場まで誘導できたら『ヴェル・ス・ヴァール』の動きを止めることも考えてほしいんだよ。これが成功したら、港区民の人たちの攻撃を命中させることができるんだよね。今回、恐怖で抵抗する心を失いかけている人たちにとって、大きな一歩になるはずだよ」

 すべてを話し終え、クリアはディアボロスたちを見た。
「虐げられている港区民のみなさんが、少しでも暮らしやすくなるように皆の力を貸してほしいんだよ。そして、区民がクロノヴェーダに抵抗する心を失わなければ、より良い未来にたどり着けるかもしれないよね」
 だから、よろしくお願いしますと、クリアは頭を下げた。

●廃病院の様子
 今日もまた1人、廃病院に区民が運び込まれてきた。
「酷い。両手、右足、至るところが凍傷になっている」
「こっちの人は、傷が大きいよ」
 壊れかけのベッドに負傷者を並べ、何とか治療を試みる。
 しかし清潔な包帯はなく、彼らを温める暖房器具もなかった。
 カーテンはボロボロで比較的マシな部屋でさえ隙間風が吹いている。
 かろうじて屋根はあるけれど、雨の日には雨漏りがひどい場所だ。
「シーツを割いて包帯にしましょう」
「毛布はないけど……、ぼろ布を集めて温めよう」
 住民たちは、それでも何とか運び込まれた人を助けたいと思う。
 せめてこの廃病院が少しでも良くなれば、区民の支えになることができるのに、と。
 誰も口にしないけれど、誰もが思っていることだった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【トラップ生成】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【断末魔動画】
1
原型の残った死体の周囲に、死ぬ直前の「効果LV×1分」に死者が見た情景が動画として表示される世界になる。この映像はディアボロスだけに見える。
【平穏結界】
1
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【完全視界】
2
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【書物解読】
1
周囲の書物に、執筆者の残留思念が宿り、読むディアボロスに書物の知識を伝えてくれるようになる。効果LVが高くなる程、書物に書かれていない関連知識も得られる。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV4 / 【ガードアップ】LV3 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV5(最大) / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV3

●マスターより

陵かなめ
 こんにちは、陵かなめです。
 今回ご案内するのはTOKYOエゼキエル戦争のシナリオになります。
 最終目標は区民を恐怖で縛り付けようとしている⑥アヴァタール級『ヴェル・ス・ヴァール』の撃破です。
 できることは多いので、選択肢をご確認ください。
 ③復興支援で廃病院を整えることができます。
 ①破壊される施設からの脱出では、体育館に囚われている人を脱出させることが目標です。⑤施設を警備するトループス級『刈取の悪魔』を殲滅していると、よりスムーズに行うことができるでしょう。
 ⑥アヴァタール級『ヴェル・ス・ヴァール』との決戦を行うためには、②【攻略旅団】お台場への誘導を行わなければなりません。『ヴェル・ス・ヴァール』との決戦中に④敵の動きを止めることに一瞬でも成功すれば、区民が攻撃を行います。ダメージは低く、戦闘としての意味はないのですが、恐怖に折れかかっている区民の心を立ち直らせることができるでしょう。
 それでは、プレイングお待ちしています。
26

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


長月・夜永
アドリブ&連携大歓迎

※【忍法・影渡り】
新宿島で集めた医療品や毛布など大量の援助物資を、影の中の異空間に保管して運び込み援助を行います

「命が優先!!良いから遠慮なく使って」

「この人は、、、ボクに任せて」

「戦闘知識」「氷雪使い」の技能を応用して、運び込まれてくる患者さんの凍てついた箇所を優しく溶かしていきます

「、、、聞かせてくれないかな?氷使う悪魔って、どんな奴だった?」

少し落ち着いてから話を聞いて
情報を集めながら

((ボクと同じ氷雪使いね))

とまだ見ぬ敵に静かに闘志を燃やします


真崎・冬弥
まずは怪我人の治療だ
残留効果、【活性治癒】で自然治癒力を高めよう
即座に目に見える効果は出ないけれどないよりマシだ

どこかに物資や資材が眠っていそうな場所はないかな
人々から情報収集、使えそうな薬品や治療具、消耗品がありそうな場所を聞こう
大悪魔が潜んでそうな危険な場所でも構わない
オレ達はディアボロスだからね。この言葉の意味は結果で示そう
思い出してくれる時まで

極力目立った戦闘は避けつつ、使えそうな物資を集めよう
建物修繕に使えそうな資材もあれば、解体して運ぶよ
今は優先。一撃離脱で逃げるよ
仕留められそうなら討とう


リナ・ターナー
…患者さんはこちらへ
あああっ、い、痛そうです
す…すみません、声は静かに、
「毒使い」で鎮痛を、「呼吸法」で対激痛の指導を
…そ、外で仲間達が戦っています
…こ、これから体育館からの避難者が来るはずです、備えましょう
【植物活性】:包帯代りにヨモギやユーカリの葉を、建物の修繕は気休めですが蔓や巨大葉で、焚火の薪は可燃植物で、食物はマメ科の蔓物を
(植物の元は任務を先に聞いていれば新宿より持ち込ます
(廃墟と聞かされたなら包帯や薬も持ち込めましょうか
(チョコレートやコーヒーなどあれば喜ばれましょうか
(不可なら代替品を現地調達ですね
…はあ、…うるさいなあ…
(痛む頭を抑えながら。ディビジョンに来ると幻聴が強くなる


●廃病院への支援
 廃病院の中は雑然としていた。
 怪我人として運び込まれた人が粗末なベッドに横たわっている。
 病院に到着したディアボロスたちは、すぐに行動を開始した。
「まずは怪我人の治療だ」
 真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)の意見に、皆が賛成する。
「……患者さんはこちらへ」
 リナ・ターナー(狂気と正気のはざまで・g04038)は、傷だらけの人を空いているベッドに案内した。
「う……ぅ」
「あああっ、い、痛そうです」
 思わず声を出さずにはいられないほどの怪我だ。放っておけない状態だということは、すぐに分かった。
 リナは囁く。
「声は静かに、……」
 と。そして『毒殺知識』を発動させた。
 「毒使い」の知識があれば、皆の助けになるだろう。
 せめてもの思いで鎮痛を行った。
「い、息を静かに、吐き出してください。……ああっ、あ、あせらないで大丈夫です」
「ふ……う、うぅ」
 痛みを逃がすように呼吸を整えてやると、患者は少しだけほっと表情を和らげる。
 リナはヒビの入った窓ガラスを眺めた。
 気休めにしかならないかもしれないけれど、植物を活性させることによって蔦や大きな葉で少しでも隙間を埋めることができたらと願う。
 長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)は持参した医療品を惜しげなく差し出した。
「命が優先!! 良いから遠慮なく使って」
 真新しい包帯や消毒液は、この廃病院ではとても貴重なものだ。
「ありがとうございます。傷口には新しいガーゼや包帯を使ってあげたかったんです」
 治療をしていた区民が何度も礼を言う。
 リナも慌てて持参した包帯や薬を取り出した。
「は、廃墟と聞いていましたので……。こちらは、す、少しでも役に立ちますでしょうか」
 アークデーモンに傷つけられた人々は多い。
 皆がありがたく夜永とリナの持ち込んだ物資を使った。
 それでもまだまだ環境は良くないようだ。隙間風が吹いてくるし、薬品も不足している。
「……あ、あとは、足りない物を、げ、現地調達ですね」
 リナがそう言うと、冬弥が頷いた。
 冬弥は古びたシーツを整えている区民に話しかける。
「どこかに物資や資材が眠っていそうな場所はないかな」
「隣の入院病棟にはまだ物資があるかもしれません。道路向かいは薬局があったので、薬品がるかも……」
 とはいえ、と。区民は顔を曇らせた。
 一度この建物を出なければならないこと、近くの体育館では悪魔が巡回していることなどから、一般人ではとても物資を取りには行けないのだとか。
 冬弥は区民を安心させるように微笑んで立ち上がった。
「オレ達はディアボロスだからね」
 この言葉の意味は、結果で示せば良いのだから。
「医療品は何とかなりそうだよ」
 持ち込んだ物があると夜永が伝える。
 それならば、建物を補強する資材などが必要だろう。冬弥はしっかりと頷いて飛び出していった。
 並んだベッドには、十分な処置がされていない人も寝かされているようだ。
 物資が足りず、専門の医者がいるわけでもない。
 しかも、傷はただの殺傷の傷ではない。
 夜永は十分な処置がされていない患者に駆け寄った。
「この人は……ボクに任せて」
 一見、何か鋭いもので貫かれたような傷跡だ。
 しかしただの刃物で貫かれたものではないはず。夜永は戦闘の知識を活かし、この傷がアークデーモンの所業によって付けられたものだと見て取る。
 丁寧に包帯を巻き替えていると、患者が僅かに動いた。
「あ……ありが、とう……」
 患者には意識があった。
 わざと殺してしまわないように攻撃したのだろう。恐怖で人を支配しようとしているのだ。
 患者が落ち着くのを待って、夜永が尋ねる。
「……聞かせてくれないかな? 氷使う悪魔って、どんな奴だった?」
 その質問を聞いて、患者は震えだした。
「あ……あ……悪魔だ……」
 よほど怖い思いをしたのだろう。
「氷の雨が……降ってきて……あ、ああ、あんなものに……かなわない……お、恐ろしい」
「そっか。……ありがとう」
 夜永は包帯を丁寧に処理して、窓の外を見る。この区内のどこかで、今も敵は嗤いながら人々に攻撃を加えているのだろうか。
 物資を調達するために入院病棟に来た冬弥は、建物の修繕に使えそうな資材を集めていた。
「これは解体しようかな」
 もう使わないような木箱を見つけ板を剥がす。
 腐敗している箇所もあるので、まだ利用可能なものだけを選り分けた。
 他にも、ベッドの補強に使えそうなパイプや比較的きれいな状態のカーテンを手に入れる。
「おっと、あまり目立っちゃ駄目だね」
 資材を抱えた冬弥が身をかがめた。
 極力戦闘を避けながら、この資材をあの病室に運んでいく方針だ。
 この資材があれば、寒さに震えている人たちに少しでも温かな時間をもたらすことができるだろう。
 冬弥は資材を待つ人々のもとへと急いだ。
 患者を見て回っていたリナが頭を抑えた。
「……はあ、……うるさいなあ……」
 ○○○○○○に来ると、いつもそうだ。
 幻聴が強くなっている気がする。
 斃せ斃せ赦すな……と。
 声がうるさい。……辛い、とも思う。
「……そ、外で仲間達が戦っています」
 幻聴を振り払うように、リナが首を振った。そうだ、外では悪魔と戦っている仲間がいる。
 そして、うまく行けば体育館に捕らえられている区民たちもこの場所に来るはずだ。
「……こ、これから体育館からの避難者が来るはずです、備えましょう」
 凶器に溺れそうになりながら、リナは支援を続けた。
 ディアボロスたちの支援により、廃病院は少しずつ快適な拠点へと変わってきた。
 自然治癒力を高めるなど、少しずつ効果が出てくるものもある。
「ありがとうございます。これで、少しでも希望が持てます」
 心が折れそうになっていた港区民たちは、わずかに見えた希望にすがるように笑顔を浮かべた。
 区民に返事をしながら夜永は密かに拳を握りしめる。
(「ボクと同じ氷雪使いね」)
 まだ見ぬ敵にむかい、湧き上がるのは静かな闘志だった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV2が発生!

ネリリ・ラヴラン
「ネリリちゃんはちょっとおこなんだよ。」
快適な淫魔生活を送るために、皆さんには気軽に堕ちれる生活を送って貰う必要があると思うっ
クロノヴェーダの侵攻に追われて夜遊びチャレンジもご無沙汰なので、いい加減にしなさいって気持ちだよ。

最初は物陰から警備している悪魔の様子を探るね。
戦う前にばれてヴェルなんとかさんに伝えられちゃうと困るから、人数少な目の所を狙うよ。

飛び込む時は自分のパラドクスの【飛翔】も使って一気に射程に入って、穢れた輪舞を当てられるだけ全部に当てるわ。
騒ぎになったら他の悪魔も来ると思うから、戦い始めたら下がりながら体育館から少しでも離れさせるよ。


●悪魔爆破
 廃校周辺には刈取の悪魔が集団で巡回を行っている。
 ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)は物陰から敵の様子を伺っていた。
「ネリリちゃんはちょっとおこなんだよ」
 快適な淫魔生活を送るためには、皆さんには気軽に堕ちれる生活を送って貰う必要があるとネリリは考えている。
 と、いうことは、区民の皆さんが辛い思いや苦痛を味わうのは良くないのだ。
「クロノヴェーダの侵攻に追われて夜遊びチャレンジもご無沙汰なので、いい加減にしなさいって気持ちだよ」
 まったくもって、ぷんぷんしながら敵の様子を見た。
 戦う前にこちらの動きを知られてしまうと厄介だ。
 敵の動きをよく見て、人数の少ないところから潰していく事を考える。
「それじゃあ、あの辺りだね」
 ネリリは狙いをつけて飛び出した。
 敵までの距離は一気に飛翔で詰め、飛んでいる間に魔力を操り小型の蝙蝠たちを作る。
 あっという間に刈取の悪魔たちに近づいた。ネリリが飛び上がってから一呼吸、まだこちらには気づいていない。空中で旋回し、上空から敵を見下ろす。
 蝙蝠たちは号令がかかるのを待つようにその周囲をぐるぐると飛んでいた。
「心も体も、浮かれ気分でっ!」
 ネリリが『爛れた輪舞』を発動させる。
 すでに敵は射程内だ。当てられるだけ全部のつもりで蝙蝠に号令を出した。
「な――」
「どうした? これは、蝙蝠?!」
 悪魔たちが空を見上げる。
 だが遅かった。蝙蝠たちは一斉に刈取の悪魔たちに群がり、次々と爆発していく。
 爆発に巻き込まれ崩れていく悪魔たち。
 一方で、敵襲を感じ取り大鎌を構える者もいた。
「ほら、ネリリちゃんはこっちだよ!」
 ネリリは着地すると、悪魔たちから距離を取り走り出す。
 体育館とできるだけ離れるように意識して進路をとった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

霧雨・龍雅
絶望なんてさせないよ
あいつらを倒して、みんなの希望を取り戻すんだ
まずは囚われてる人達が逃げやすくするために、体育館を警備してる敵を倒そう
戦いながら挑発をして、囚われてる人達が巻き込まれない位置まで誘き寄せる

大鎌捌きが自慢みたいだけど、それくらいなら【精神集中】すれば充分に動きを見切れるね
攻撃を回避しながら、格闘で龍気を叩き込んでいくよ
龍気に込めた毒の魔力(【毒使い】)で、相手を弱らせて動きを鈍らせ、連携を取れないようにしよう
その隙に力を込めて、クレッセントを横薙ぎに放って大鎌ごと敵を【両断】していくよ
さ、いくらでも相手になるから、どんどん掛かってきてよ
そうすれば、助かる人も増えるはずだからさ


九条・雪斗
体育館から人を逃がすにしても、まずは外にいる奴をどうにかしねーとだなー。
それに逃げる先の安全をある程度確保できてた方が、後々避難誘導もしやすくなるっしょ。

あー……いるよな、勝ち確ムードの時に調子乗ってペラペラ自分語り始める奴。
はいはい、つよーいすごーい(棒)
でも俺ら忙しいんでお喋りに付き合ってる暇ねーんだわ。

黙ってあんたの自分ちょーつよいトークを聞くとでも?
口上を適当に聞き流しつつ色々攻撃準備させてもらいますよっと。
さて、気持ちよくお喋りしてるとこ悪いんだけど、あんたの周りよーく見て見たら?


●哀れな悪魔は傲慢に
 廃校、特に体育館周辺にはまだまだ敵集団が闊歩している。
「体育館から人を逃がすにしても、まずは外にいる奴をどうにかしねーとだなー」
 九条・雪斗(人間のワールドハッカー・g00441)は敵の動きを見ながら状況を確認した。
 今の状態で体育館から区民を逃がすことができたとしても、外に出た途端襲われたのでは意味がない。逃げる先の安全をある程度確保できていた方が避難誘導もしやすくなるはずだ。
 霧雨・龍雅(千篇挽歌の紫霧・g01645)も体育館周辺の悪魔たちを見据えて頷く。
「まずは囚われてる人達が逃げやすくするために、体育館を警備してる敵を倒そう」
 囚われている人たちが巻き込まれない位置まで誘き寄せることができれば、一般人が戦いに巻き込まれる可能性も低くなるはず。
「絶望なんてさせないよ」
 目の前の悪魔たちを倒して、みんなの希望を取り戻すと誓う。
 二人は勢い良く地面を蹴って敵に向かっていった。
「我らの数を見て突っ込んでくるとは! どこの馬鹿だ!」
 悪魔たちは飛び込んできたディアボロスを見て笑う。そして、さっそく手に持った大鎌を振りかざしてきた。
「この大鎌はよく切れる。貴様の身体で試してやろう!」
「それはいい考えだ! 切り刻むのは楽しいからな!」
 ゲラゲラゲラ。醜い笑い声が響く。
 そんな中、龍雅は精神を集中させて一つ一つの刃を躱していった。
「ここから崩せるね」
 すれ違いざまに龍気を叩き込み、固まっている敵を散らす。
 悪魔たちは舌打ちをして龍雅を睨みつけた。
「生意気な!」
「我らを何と心得るか! ヴェル・ス・ヴァール様の理想を叶えるべく配置された――」
「あー……いるよな、勝ち確ムードの時に調子乗ってペラペラ自分語り始める奴」
 敵の口上を聞きながら、雪斗は手元で何かを操るような動きをする。
 確かに今は悪魔の数が圧倒的に多い。少々立ち位置を崩されたところで、圧倒的な数の優位は変わらないとでも思っているのだろう。
「我らの数に恐れをなして、気でも触れたか?」
「はいはい、つよーいすごーい」
 しかし悪魔への返答が、つい棒読みになってしまうのも無理はない。本当に余裕があるのは誰か、すぐにハッキリするのだから。
「でも俺ら忙しいんでお喋りに付き合ってる暇ねーんだわ」
「は……」
「さて、気持ちよくお喋りしてるとこ悪いんだけど、あんたの周りよーく見て見たら?」
 いつの間にか張り巡らされていたのは『鋼糸領域』のための不可視のワイヤーだ。
 雪斗が指先を少し動かすだけで、悪魔の腕が、脚が、そして胴体までもがバラバラになる。
 切り刻まれた悪魔は言葉を発すること無く崩れ落ちた。
「な――」
「黙ってあんたの自分ちょーつよいトークを聞くとでも?」
 すでに準備は終わっているのだ。雪斗の操るワイヤーは、すぐに次の獲物に絡みついた。
 動揺している悪魔たちの間に割って入ったのは龍雅だ。戦いが始まってから龍気を叩き込んでいたけれど、そろそろ毒の魔力が威力を発揮する頃合いだろう。
「まとめて仕留めるよ」
「う……ぁ……」
 悪魔たちは自分の手足が思うように動かないことに気づいたらしい。
 龍雅は猛毒の魔力で覆った龍の尾を一気に振り抜く。
「あ、そ、そんな……」
 文字通り真っ二つに斬り裂かれた悪魔は、呆然と自分の体が離れていくさまを見ていた。
 研ぎ澄まされた一撃『クレッセント』が綺麗に敵を撃破する。
 周囲の悪魔たちは、浮かれているときではないと流石に気づいたようだ。
「この……、攻撃だ! やってしまえ!」
 大鎌を振るい一斉に仕掛けてくる。
 龍雅はステップして身体を捻り、すぐに次の攻撃へと移った。
「さ、いくらでも相手になるから、どんどん掛かってきてよ」
 少しずつ戦う場所を体育館の周辺から遠ざけるのが理想だ。自分たちが悪魔を引き付ければ引き付けるほど助かる人も増えるはずだ。
「やっと現実が見えてきたか? まあ、遅いんだけどなー」
 雪斗も次々に敵へと技を繰り出す。
 二人は襲い来る悪魔たちを捌いていった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!

リーシャ・アデル
・心情
……ヴェル・ス・ヴァールの、アヴァタール級ねぇ
本体じゃないとはいえ……あいつに、アタシはパパとママを奪われた
そして、大天使と憑依合体してディアボロスとなって……結局、あいつに負けた
怖い気持ちはまだあるとしても、逃げ出す訳にはいかないのよっ!

・その他
『翠焔・創像:ボルケイノランス』と『翠焔・創像:ブレイズソード』を構えて、パラドクス「翠焔・創像:ウォーストライク」で『刈取の悪魔』達をまずは蹴散らすわ!
【勇気】を胸に抱いて、【斬撃】や【なぎ払い】で【臨機応変】に戦ってやる!
少しでもいいから、体育館の中に居る一般人の≪士気高揚≫となるように……全力で暴れるわよ!

・その他
アドリブ等は大歓迎よ


峰谷・恵
「何をするにもあいつらを片付けないことにはね」

3体以下で固まっている敵を探し、見つけたら炸裂気功撃で奇襲。その後は通信障害の効果で敵の連絡を断ちながら戦う。
敵の反撃は1つは後ろに跳んで回避、もう一つは竜骸剣で鎌を弾いて防御、最後の一つは思い切り踏み込んで鎌の刃の内側に飛び込み柄をLUSTオーラシールドで受け止め闘気を集中させたLUSTクンフーブーツの蹴り上げを叩き込む。敵の反撃をしのいだら敵が鎌を使いにくい至近距離で蹴りをメインに戦い、至近距離を嫌って飛んで逃れようとする敵は突撃(上昇に対しては跳躍+飛行魔術式で飛行)からの竜骸剣突き刺しで仕留める。
全部倒したら敵の死体を物陰に隠し次の敵を探す


●悪魔一掃
 刈取の悪魔とディアボロスたちの戦いは激化する。
 峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)は少数で固まっている悪魔たちの前へ躍り出た。
「何をするにもこいつらを片付けないことにはね」
 あっという間に間合いを詰めたかと思うと、敵が大鎌を構える前に技を繰り出す。
 練り上げるのは闘気の塊だ。
 これにはサキュバスのフェロモンをたっぷりと乗せてある。
 あとは狙いを定めて叩きつけるだけ。
「破ァッ!!!」
 闘気の塊が刈取の悪魔の横っ面をひっぱたく。
「が……あ」
 悪魔はそのまま身体を錐揉させながら吹き飛んでいった。
 続けて闘気塊が炸裂。
「な、なに?!」
「何だ? これは」
 悪魔の間を跳ね回り、敵を撹乱する。
 恵は混乱して注意散漫になった敵に向かい加速した。
「く……、やらせるものか!」
 それに気づいた悪魔が鎌を振るう。
「簡単には、やられないよ」
 大鎌の軌道を見極め、竜骸剣で受け止めた。ギリギリと互いの武器がきしむ。
 だが押し負けるわけにはいかない。
 恵は足に力を入れて地を踏みしめた。
「押し返すね」
 そして竜骸剣を繰り敵の大鎌を捌く。敵がバランスを崩し、たたらを踏んだ。
 先程叩き込んだ『炸裂気功撃』が効いているのだろう。
 その一瞬のすきを見逃さない。
 恵が竜骸剣を構えたまま敵の懐に飛び込んだ。
「あ……ぐ、ぁ」
 力ある魔剣が敵の腹を貫く。きっちりと突き刺したのだ。
 敵の体から竜骸剣を引き抜いた。
 悪魔はそのまま、その場に崩れ落ちる。
「やってくれたな!」
 続けて、次の悪魔が襲いかかってきた。
 恵はすぐに構えを取る。
 今度は身体を反転させ、蹴り上げるようにして敵の体を吹き飛ばした。闘気を集中させたLUSTクンフーブーツでの蹴りは痛烈だ。敵は宙に浮いた後、地面に叩きつけられた。
 恵はそれを見て、猛然ととどめを刺す攻撃を繰り出した。
 リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)も同じように戦っていた。
(「本体じゃないとはいえ……あいつに、アタシはパパとママを奪われた」)
 武器を振るい、敵を斬り刻みながら考える。
 それはヴェル・ス・ヴァールについてだ。
 今回の事件を引き起こしているのは本体ではない。だが、それでも、考えずにはいられない。
「くそ、おとなしく死んでしまえ!」
 刈取の悪魔の大鎌が目前に迫る。
 リーシャはブレイズソードでその攻撃を受け流し、大きく跳び上がった。
 ヴェル・ス・ヴァールを思うと、怖いという気持ちはまだある。しかし、ここで逃げ出すわけにはいかないと強い意志を抱いた。
 ボルケイノランスとブレイズソードを両手に、身体を反転させ一気に敵の只中へと飛び込む。
 その勢いは、まさに戦場の覇者の如き。
「敵の数は、あと僅かね」
 狙いを定めて敵を見据えた。
 仲間たちがすでに多くの敵を屠っている。あと一息頑張れば、刈取の悪魔たちを一掃することができると見て取った。
 リーシャの攻撃を見て悪魔たちが大鎌を構える。
 だが、そんなことは関係がない。凄まじい勢いでリーシャは両の武器を振るった。
「吹き飛べぇっっ!!」
 大きく薙ぎ払いをかけて、敵の群れを吹き飛ばす。よろめいた敵も多い。地面に叩きつけられた個体もいる。
 リーシャは地面に伏した悪魔一体にとどめを刺した。
「さあ、あと一息! こうなったら、全力で殲滅するわよ!」
 そして、仲間の心を奮い立たせるように声を張り上げる。
 すべてを見ていなくても良い、けれどほんの少しでも体育館に囚われている人たちに勇気を与えることができたら。
 きっと、士気が高揚するだろう、と。
「了解だよ。今ここで、終わらせよう」
 恵は竜骸剣を突き刺して悪魔を倒した。
 リーシャは勇気を胸に抱いて戦い続けた。

 ふうと、一息を吐き出す。
 気づけば立っているのは恵とリーシャだけになっていた。
 廃校や体育館を警備している刈取の悪魔を、ディアボロスたちは一掃したのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

桐生・茉莉花
協力連携OK
アレンジ歓迎

私は体育館に潜入してみるよ
題して一般人の【演技】をして捕まえて貰う作戦

無事捕まったら、ARファッショングラスで
情報を梓ちゃんや仲間と共有するね

捕まっている人たちと合流できれば、さあ脱出計画を立てよう
体育館って案外いろんな場所から出入りできるよね、ソースは現役JKの私
捕まってる人の中に抜け道を知ってる運動部OBの人とかいない?
その頃をよーく思い出してみて

皆で脱出タイミングを考えたら

さあ準備はオッケー?
それじゃあ学園祭ライブin体育館、いっくよー!
『♪SPARKLING SUMMER』と【熱波の支配者】で会場のテンションと熱気を爆上げして注目を集めてる隙に
みんなは大脱走!


天音・梓
私は破壊される体育館からの脱出を手助けしましょう
まずは徘徊している刈取の悪魔の徘徊のタイミングに規則性があるかないかを見極めるために、体育館の窓際から外の様子を【観察】します
観察によって得た情報をみんなに(自分の意志でも考えてもらうため)情報共有し、みんなで一緒に脱出をするタイミングを考えて脱出を促します

皆さん、まだ終わっていません、人生は万事塞翁が馬、ケセラセラ、最期になってみないと分からないといいます
生きている限り反撃のチャンスは訪れるものです
なら、いつ最後になっても後悔しないように足掻いてみませんか

もし攻撃やがれきが民衆を危険に晒すなら、《威刈》で空間に断層を作って防ぐようにしましょう


●心を奮い立たせて
 天音・梓(雨兆す・g03821)は体育館の窓側から外の様子を伺った。
 体育館の外では、ディアボロスと悪魔との戦いが終焉を迎えようとしている。
 もちろんディアボロスが優勢なことに間違いはない。
「仲間の皆さんが、遠くへ敵を引きつけてくれているようです」
 梓が状況を共有する。
 体育館や廃校の周辺で戦っているディアボロスたちは、体育館から一般人を逃しやすいように配慮してくれている様子だ。
 囚われている区民たちは、それでも不安そうに震えている。
 だが、みんなで一緒に脱出をするタイミングを考えるのが良いと梓は思っていた。
 その意見に同意するように桐生・茉莉花(Le Sillage・g02318)が周囲の一般人を見回す。
「さあ脱出計画を立てよう。体育館って案外いろんな場所から出入りできるよね」
「……脱出か……。けど、ここを出たところで、俺たちは……」
 区民たちは暗い表情を浮かべた。
 心が折れかかっている状態であるということが、ありありと表情に現れている。
 梓はそんな区民たちを励ますように声をかけた。
「皆さん、まだ終わっていません」
 外では今なおディアボロスたちが奮闘している。
 その戦いぶりは、堂々たるもの。すでに多くの悪魔が倒れているのだ。だからこそ言える。まだ終わっていない。それに――。
「人生は万事塞翁が馬、ケセラセラ、最期になってみないと分からないといいます」
 梓は言葉を続けた。
「生きている限り反撃のチャンスは訪れるものです」
 それに、ここにいる皆は、まだ生きているのだから。
「それは……」
 区民たちがもう一度顔を上げて、ディアボロスと悪魔の戦いの様子を梓に聞いた。
「見てください。悪魔たちは体育館からかなり離れています。あと数体悪魔たちが倒れると、この体育館の監視の目もなくなるはずです」
「それなら、もしかしたら脱出できるかもしれないな」
 ようやく、囚われている人たちの瞳に光が戻り始める。
 茉莉花は彼らの気持ちの変化を逃さないように、明るく声をかけた。
「脱出はどこからするのが良いかな? 捕まってる人の中に抜け道を知ってる運動部OBの人とかいない?」
 多くの体育館にいろいろな出口があることは、茉莉花自身も良く分かっている。
 多少の違いはあるだろうけれどそういうものだ。
 もしこの廃校に通っていた者がいたのであれば、さらに詳しく計画を詰めることができるはず。
 この問いに対して手を挙げる者は居なかったが、1人の男性がおずおずと切り出した。
「あの……、中庭側へ繋がっているドアからこっそり出ることはできないだろうか?」
「中庭側? それ、良いかもしれないね!」
 仲間に誘導されて悪魔たちが離れていく。そうすると、中庭――今は瓦礫の山になっていて、庭とは呼べない風景だけれども――側は敵の目が届かない場所になるかもしれない。茉莉花は中庭側のドアと提案した男性を見比べて元気に頷いた。
 それがきっかけとなり、区民たちが脱出のタイミングや方法を話し出す。
「少し早いタイミングで脱出できるかもしれないな」
「だとしたら、脱出する順番は……」
 区民たちが相談する様子を茉莉花は見ていた。
 気持ちが少し前向きになっていることが表情からよく分かる。
 脱出の大まかなルートやタイミングを話し合い、梓や茉莉花も確認した。
 さて、脱出が決まったとなれば、茉莉花の出番だ。
「さあ準備はオッケー?」
 そう言って、舞台へ駆け上がる。
 区民たちが注目する中、茉莉花はよく通る声で歌い始めた。
「夏の扉が開いていくよ」
 軽快なテンポに合わせて軽やかにステップ。
 その歌詞は真夏の日差しや煌めく海を彷彿とさせた。
「なんか、楽しいな」
「ああ、忘れていた感覚だ!」
 『♪SPARKLING SUMMER』は、囚われていた区民の心を熱く燃え上がらせる。
「さあ、行きましょう。いつ最後になっても後悔しないように足掻いてみませんか」
「そうだな、行こう!」
 梓が促し、体育館からの脱出が始まった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!

眉立・人鳥
やれやれ、えげつねぇ事するやつしかいねぇな

まずは人命救助と行きますか、悪魔は仲間がどうにかしてくれるだろ
こっちは体育館からの脱出ルートをなんとかするぜ
こいよ、悪魔のした事だ、尻拭いはして貰うぜ
契約召喚で巨大なアデリーペンギン型の悪魔を召喚、こいつに脱出に邪魔な壁や障害物を破壊させる。崩れそうな部分は氷の魔法を吐かせるのと俺の魔力糸で補強しながらだな

ついでに友達催眠使って避難民のメンタル回復にもつとめるぜ
俺は医者じゃねぇから上手い事は言えねぇけど
お前らがヤバくなった時は何度でも助けにくるって約束するよ
だから諦めないで欲しい、俺達も絶対負けねぇからさ
まずはそれを証明するぜ


九重・百
心情
「まずは区民の皆さんの安全確保ですね。」

行動
【建造物分解】の効果を使って、逃げ道を作る形で体育館の建物や廃校の塀・フェンス、逃げる邪魔になるような廃墟を分解します。
 分解の際には倒壊の危険に留意します。
 逃走中にディアボロスの存在をアピールし、一般人を勇気付けることを試みます。
「私たちはディアボロス、悪魔や天使に抗う者です!」
 他のディアボロスが有利になるように行動し、連携できそうなら、作戦の足りない部分を補う形で助力します。
 最大の目的は、この事件の解決で、そのためならばある程度の怪我や些細な失敗はやむを得ないものとします。


●脱出
 体育館周辺を警護する悪魔たちの姿が遠のいた。脱出のタイミングが来たのだと、区民たちが動き出す。
「やれやれ、えげつねぇ事するやつしかいねぇな」
 眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は体育館から脱出する道を確保しようと動いていた。
「まずは人命救助と行きますか、悪魔は仲間がどうにかしてくれるだろ」
 仲間の情報によると、悪魔は体育館から徐々に引き離されているという。その結果、中庭側のドアから脱出できるとのこと。
 とはいえ、中庭の状態は劣悪だった。
 とても一般人が安心して歩ける場所ではない。まして、悪魔に心を折られかけている区民が行く道だ。不安になるような要素は取り除くに越したことはない。
「こいよ、悪魔のした事だ、尻拭いはして貰うぜ」
 人鳥は『契約召喚』で巨大なアデリーペンギン型の悪魔を召喚した。
「出口を塞いでいる邪魔な廃材からだな」
 とにかく雑多に積まれている廃材が多い。召喚した悪魔の魔法で、それらを一気に吹き飛ばした。
 九重・百(サキュバスのフードファイター・g00025)も逃げる道を切り開いていた。
「まずは区民の皆さんの安全確保ですね」
 目の前には廃墟と化した中庭がある。
 行く手を阻むように廃材が積み上げられ、倒壊した建物の残骸が残っているのだ。
「まずはこの建物を分解します」
 百は『美味破砕吼』を放ち、倒壊した建物を崩していく。ひび割れた壁を粉々に分解して安全に歩ける道を作った。
「これを崩せば、体育館側に倒壊してしまいます。それなら、先にこちらを崩せば良いのです」
 続けて道を塞ぐように倒れている建物の残骸を粉砕。
 壁や分解する途中で新たに倒壊して被害が出ないよう気を配る。
 中庭を抜けると校舎の残骸があるので、そこもすべて分解するのが良いと思った。
 そろそろ脱出の道ができるかという頃、囚われていた区民が遠慮がちにドアから顔を覗かせる。
「そろそろ脱出してもいい頃合いだけど……」
 まだぎこちない様子だが、脱出に前向きになっているようだ。
「はい。どうぞこちらへ来てください」
 百は小さな廃材をかき分けながら区民たちが進む道を大きくする。
 区民たちが本当に大丈夫だろうかと不安そうな表情を浮かべた。ある程度大きな廃材や瓦礫を除去したとはいえ、中庭の様子は廃墟そのものだ。いつ悪魔や天使が襲ってくるかもしれないという不安もあるだろう。
 しかし、百は堂々と区民たちに声をかけた。
「私たちはディアボロス、悪魔や天使に抗う者です!」
 彼らを勇気づけるように励ます。
「安心してください。皆さんが脱出できるように、逃げる道は私が作ります!」
 事実、百は自分よりも大きな壁やフェンスを分解しているのだから。
「……ありがとう。あなた達を……信じるよ」
「順番に出てこれるよな? 歩けない場所はないはずだ」
 人鳥が体育館の出口から中庭へ人々を誘導する。
 よほど怖い思いをしたのか、頭では納得していても体が震えている者もいた。
 そんな区民を見つけると、人鳥は歩幅をあわせて歩き声をかける。
「俺は医者じゃねぇから上手い事は言えねぇけど」
 倒壊しそうな箇所を魔力で補強し、気を配った。
「お前らがヤバくなった時は何度でも助けにくるって約束するよ」
「あ、ああ。そう言ってくれると……心強いよ」
 友人に話しかけるような口調で、区民が答える。
「だから諦めないで欲しい、俺達も絶対負けねぇからさ」
「そうだな。諦めないことは……できる」
 人鳥の言葉は彼に抗う心を思い出させたようだ。
「このフェンスを越えれば、敷地の外に出ることができるのです!」
 人々を先導しながら道を作っていた百が、力強くフェンスを壊した。
「おお……! ここから、出ることができる!」
 区民たちの表情がぱっと明るくなる。
「悪魔のほうも終わったようだ」
 人鳥は、周囲を闊歩していた悪魔が消えたことに気づいた。
 仲間がうまくやったようだ。
 ディアボロスたちは体育館に囚われていた区民を、しっかりと脱出させた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!

瀧川・大和
双翼魔弾を使って遠距離戦で敵を牽制しよう
【飛翔】を使えば高速での戦闘ができるから
相手をお台場方面へ誘導しやすいはずだ
ヒットアンドアウェイならこちらの危険もある程度は抑えられるかな

件の相手はやや紳士ぶった物言いをするいけすかないやつか
ならあえてこちらも紳士的な態度で接して、それでいて攻撃と共に
「アークデーモンなのにこの程度の攻撃が当たってしまうのか、この程度なら刈取の悪魔の方がよっぽど強かった」
と挑発を試みてこちらに興味を引きつける、というのはどうだろう

明らかに自分が優位なのが分かっているならプライドを傷つければ乗ってくる可能性もあるかな


小羽・冴月
「それじゃ俺っちはあの性悪の誘導をやろうか。」

離れたところから『骸血の蛇』を使って【暗殺】の要領で襲わせる。少しでもダメージを与えるか鬱陶しく邪魔をしてこっちに注意を向けさせるかな。
誘いにのってきたら【粉砕】で障害物を排除しながら誘導場所までも最短ルートを行こうか。遠距離からの弾丸の雨を避け続けるのはきっついから【地形の利用】で弾丸を避けよう。避けるのが成功すれば「動いてる的に当てるのは苦手か下手糞」、まぁ当たったとしても「凍り付かせるだっけか?ハッ雨のがまだ涼しいぞ」と挑発もしておこう。


長月・夜永
江東区のパワーバランスが分かんない現状で、この作戦はかなりリスキーな気が、、、、何が出るか分かったもんじゃないけど、、、、

(水分を含んだ潮風に目を細めながら、フッと頭に病院の患者さんたちの顔が浮かびます)

やるしか無いよね

ボクはヴェル・ス・ヴァールに対してボクなりの挨拶を行います

氷獄の雹雨ね、、、
ならこっちは【忍法・氷柱舞】

挨拶代わりに中距離からの巨大な氷柱をミサイルのように連射

いい気になってんなよ
オバサン、相手になってやるから
こっち来なよ

氷雪使いとしての矜持を胸に
常に移動しながら、忍び足と暗殺の応用で定期的に氷柱を撃ち込み
ワザと挑発するように痕跡を残しながら
国際展示場方面に誘導を行います


●優雅に微笑む悪魔の道筋
 ディアボロスたちが体育館から人々を脱出させた頃、ヴェル・ス・ヴァールは気分良く破壊活動を行っていた。
「くすくすくす。殺さない程度に氷獄の雹雨を降らせましょう。恐れを抱いて逃げ惑いなさい」
 港区の海岸部に氷獄の雹雨が降り注ぐ。
 抵抗する力のない一般人は、恐怖に顔をひきつらせながら逃げるしかなかった。
「それじゃ俺っちはあの性悪の誘導をやろうか」
 小羽・冴月(血纏い・g02679)が民衆を痛めつける悪魔を遠目に見据えた。
 ディアボロスたちは今からあの悪魔に仕掛けるのだ。
 それも本格的に戦うのではなく、江東区のクロノヴェーダを挑発・牽制するという目的のため、江東区に隣接するお台場方面に誘導しなければならない。
「私は遠距離戦で敵を牽制します」
 瀧川・大和(丁寧な物腰デーモン・g01693)も同じ目的でここに居た。
 敵の様子を観察し、誘導する方法を考えているようだ。
 江東区のパワーバランスが分からない現状で、この作戦はかなりリスキーな気がすると長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)は思う。
 何が出るか分かったものではないのだから。
 しかし、と、夜永が目を細めた。
「やるしか無いよね」
 思い出すのは、廃病院に運び込まれた患者の様子だ。
 命を落とすわけではないけれど、苛烈な攻撃で身体はボロボロ。彼らは隙間風に吹かれながら震えていた。
 水分を含んだ潮風が、自分の立つ場所を思い出させてくれる。
「氷獄の雹雨ね……」
 夜永は、悪魔の高笑いを聞きながら飛び出していった。
「俺っちも行くぞ」
 続けて冴月も地面を蹴る。
 大和は仲間たちからやや離れた場所をキープして、射軸を取った。
 悪魔の翼を広げ、飛翔する。
「件の相手はやや紳士ぶった物言いをするいけすかないやつか」
 仲間二人の動きを見ながら狙いを定めた。
 それならば、あえて自分も紳士的な態度で接するのも悪くはない。
「攻撃開始だ」
 そのタイミングで飛翔スピードを上げ『双翼魔弾』を撃ち出した。
 射程距離ギリギリからの遠距離攻撃だ。
 だがヴェル・ス・ヴァールは気配に気付き、魔力の弾丸を弾いた。
「何者でしょう?」
 悪魔は弾丸を弾いた腕をちらりと見る。
 それから大和に視線を向けた。
 その表情は微笑んでいるようにも。しかし破壊活動に勤しんでいた時のような、上機嫌でないことは確かだ。
「アークデーモンなのにこの程度の攻撃が当たってしまうのか」
 大和はわざと相手に聞こえるように独り言を呟いた。
 敵との距離を取りながら、お台場方面に飛翔する。
「……攻撃が、当たった?」
 ピクリと、悪魔の頬が引きつった。
 それに気づかないふりをして、大和は言葉を続ける。
「この程度なら刈取の悪魔の方がよっぽど強かった」
「どうやら正しい認識ができない者がいるようですね」
 今度はハッキリと、ヴェル・ス・ヴァールが大和を見た。
 そして、高速で向かってくる。
 流石にその動きは速い。
 明らかに自分が優位のはず。それなのに、認識違いで刈取の悪魔より弱いと思われるのはプライドが傷ついたのだろう。
 だが、大和はここで本格的に戦うつもりはない。
 今度はできるだけ敵と距離を取ろうと飛ぶ。
「遅いっ」
 敵が腕を振り上げた。
 その時、巨大な氷柱がミサイルのように敵の体に降り注いだ。
「穿て!!」
 気合の入った夜永の声が響く。これは夜永なりの挨拶代わりだ。
 『忍法・氷柱舞』で作り出した無数の巨大な氷柱は、夜永の掛け声とともに舞った。
「ふふふっ」
 敵が身を翻して氷柱を迎撃する。弾き飛ばし、砕き、氷をぶつけて軌道を逸らした。
 夜永は敵から見える位置、お台場近くの建物の屋根の上に姿を表す。
「いい気になってんなよ、オバサン」
 ヴェル・ス・ヴァールがちらりと夜永を見た。
「相手になってやるからこっち来なよ」
「相手になってやる? 傲慢さが身を滅ぼすことを、教えてあげなければならないようですね」
 ヴェル・ス・ヴァールは夜永の言い方を小馬鹿にしたように嗤う。
 氷雪使いとしての矜持を胸に夜永は再び氷柱を作り出した。わざと挑発するように打ち込みながら、目指す方向へと跳び走る。
 その間に、大和は敵の射程距離から外れた。
 悪魔はそれでも優雅に翼を広げる。この場で、自分が頂点に立っていることを全く疑っていない。
 冴月は敵の動きを見ながら幾つもの蛇を作り出した。
「いってらっしゃい。お仕事の時間だ」
 これは『骸血の蛇』。気配を殺して死角に回り込み、獲物に噛みつき襲いかかる。
 仲間が派手に仕掛けている後ろから、冴月の蛇たちが敵の体に絡みついた。
「これは、ふふ、可愛い蛇ですか」
 自身の身体に触れた蛇をヴェル・ス・ヴァールが掴む。
 そして、力任せに引きちぎった。
「おっと、危ない危ない」
 蛇を破壊された冴月は、目の前の障害物を分解しながら走る。
「まさか地を這うだけが取り柄の者が仕掛けてくるなど。無謀だということを思い知らせましょうか」
 敵は夜永を追いかけている最中だ。それと同時に魔力を練って、弾丸を生成。冴月に向かって放ってきた。
 こちらを見向きもしていないのに、その勢いたるや。
 だが冴月も無策でここにいるわけではない。
 周囲の建物を利用して致命傷を避け、物陰に滑り込む。
 多少の被弾はしたが、気になるほどではなかった。
「まさか、凍り付かせるだっけか? ハッ雨のがまだ涼しいぞ」
 そう言って挑発しながら、再び走り出す。
「戯言を……!」
 すでに悪魔はディアボロスたちに釘付けだ。
 それを分かったうえで、三人がそれぞれの場所からお台場へ向かう。
 見方によっては、悪魔が三人を追い詰めているようにも見えた。
「くすくすくす。今日は獲物がたくさんいますね」
 だから、ヴェル・ス・ヴァールは三人を追いながら楽しそうに嗤う。
 そして――。
 悪魔はお台場へ足を踏み入れていた。
 ディアボロスたちは狙い通りの誘導ができたことを実感した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV2になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ドレイン】がLV3になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!

天音・梓
港区民の皆さんも戦う気力が湧いてきたようですし、後必要なのは戦うときに相手からの被害を局限すること、足止めをすることですね。

事前の情報によればヴェル・ス・ヴァールも雨を使って攻撃するようです
私の雨の矢を紛れ込ませて不意打ちして少し驚かせるとともに、視界を悪くしてみましょう

まずは【ハッキング】で周辺の電灯やライトの操作権を事前に奪っておきます
そしてヴェル・ス・ヴァールが吹雪を起こすのに合わせて光を集中して、目くらましをしつつ、急雨で素早く雨矢を上空から降らせて奇襲します
こうやって光と雨によって視界を奪うのがまずは一つの目的です
そして地に落ちた雨矢を集めて【水源】とし、流れを作って足止めを試みます


ネリリ・ラヴラン
皆の方に注意がいかないように、少しだけ戸惑って貰えば良いんだよね。
それで皆の怖い気持ちが晴れるなら、頑張ってみるよ。

【完全視界】を使って、雹雨を出されても見失わないようにするね。
建物の屋上で、【平穏結界】で身を潜め、待ち構えておくよ。接近されたくないだけだから、攻撃後は見つかっても良いよ。

寒さを武器にしている気でいる悪魔さんを”潰えし願い”で包み込むよ。
高速詠唱を使って不意打ちを狙いに行って強引に吹雪の吹かせ合いを狙う作戦ね。

「皆にしたこと、自分で味わうの…!」
得意な事が同じなのに気づいたんだよ。力任せになっちゃうけど、拮抗以上にできれば驚きや悔しさを感じてくれるかな。

アドリブや連携は歓迎!


八剱・ミコト
虐げられし民草にも一矢報いる機会を、という事ですか。
……面白い。陰ながら私も助太刀しましょう。

パラドクス【見斬り】を使って敵を見極め、その常識外の現象を見斬ることで仲間の作戦を援護します。
更にそれは【忍び足】【平穏結界】で身を隠しつつ【不意打ち】する事で、敵に自身の能力への疑念を植え付けます。

それを成し遂げれば長居は無用、その場から姿をくらまします。


●目的
 ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)はディアボロスたちに向かっていく敵の姿を見た。
「皆の方に注意がいかないように、少しだけ戸惑って貰えば良いんだよね」
「はい。港区民の皆さんも戦う気力が湧いてきたようですし、後必要なのは戦うときに相手からの被害を局限すること、足止めをすることですね」
 天音・梓(雨兆す・g03821)が頷いた。
「虐げられし民草にも一矢報いる機会を、という事ですか」
 八剱・ミコト(送り巫女・g05075)は、区民たちの現状を理解してハッキリと瞳に強い意志を光らせる。
「……面白い。陰ながら私も助太刀しましょう」
「うん。それで皆の怖い気持ちが晴れるなら、わたしも頑張ってみるよ」
 ミコトの言葉を聞いてネリリも思いを言葉にした。
 三人の背後には区民たちが控えている。
 廃病院から出てきた者、ディアボロスに励まされ一緒に体育館を脱出した者など、まだ戸惑いながら思い思いの武器を手にしているようだ。
 一瞬、そして一度だけでいい。
 彼らが安全に武器を振るう瞬間を作り上げること。
 それが今の狙いだ。
 三人はすぐに行動を始めた。

●三つの策
 梓はできる限り周辺の電灯やライトのオンオフを操作できるようにした。まだ基盤が死んでいないモノを見つけ、ハッキングで操作権限を奪う。
 ネリリは区民たちとともに建物に身を潜めていた。
 二人は不意打ちをして敵の足を止めようという心づもりだ。いずれも仕掛けるタイミングが重要になる。
 そして、そのタイミングを計るのはミコトの役割だ。
「万象見斬らせてもらいます」
 観と見、二つの目を研ぎ澄ませて今この戦場で何が起きているのかを見極める。
 ヴェル・ス・ヴァールは上機嫌でお台場に上陸した。
「なんて可愛らしい獲物たちなのでしょう」
 氷獄の雹雨を撒き散らしながらディアボロスたちに迫っている。その様子は自身の優位を疑わない絶対的な王者のよう。
 しかも敵は自身の能力を過信しているわけではない。その傲慢さとは裏腹に、隙だらけというわけではないのだ。
「ですが、すべてが完璧というわけにはいかないようです」
 ミコトは神経を研ぎ澄ます。その『見斬り』は敵の僅かな綻びを見て取った。敵が背を向けた一瞬。ミコトは忍び足を使って一気に距離を詰め、敵の間合いに飛び込んだ。
「小さな存在が、わざわざ懐に飛び込んでくるとは」
 ヴェル・ス・ヴァールが嗤う。
 互いに、いつ攻撃を繰り出してもおかしくない距離。ミコトはそれを承知で、ハッキリと宣言した。
「ですが、あなたに近づくことができるということは分かりました」
 今この時、ミコトは氷漬けにされずに敵の間近に立っているのだから。
「そ……」
 ヴェル・ス・ヴァールは何か言葉を発しようとする。
 しかしミコトはすぐに地面を蹴った。敵の力は完璧ではないのだと証明されたこと、そして仲間に、このタイミングだと示せたことが何よりの成果。これ以上この場所に長居は無用だ。
 あっという間にその場を退いたミコトに代わり、ネリリが飛び出す。
 ヴェル・ス・ヴァールが氷雪の力を武器にしていることは明らかだ。
 現に氷の剣を魔術で形成し、攻撃を繰り出そうとしている。
 ネリリはその敵に向かって猛吹雪を巻き起こした。
「ごめんね……。わたし、本気なんだよ」
「ほう、雪で対抗ですか」
 対するヴェル・ス・ヴァールも吹雪を纏う。
 互いの吹雪がぶつかり合い、混ざりあったかと思うと反発しあった。
 氷雪の渦は何度も互いを弾いた。
 周囲には氷の欠片が飛び散り、冷たい空気が吹きすさぶ。
「皆にしたこと、自分で味わうの……!」
 ネリリの吹雪は世界を急速に極低温化させた。それは、奇しくも敵が一般人をいたぶっていた手段のよう。
 敵は口の端を持ち上げた。
「たかだか吹雪かせる程度で、何を味わえというのでしょう?」
 ヴェル・ス・ヴァールの吹雪も、強大な力を持っている。
 互いの吹雪は止まない。
 敵もまた、吹雪を操ることに意識を傾けているようだ。
 その拮抗を破ったのは吹雪に紛れて降り注いだ水の矢だった。
 いつから迫っていたのだろう。水の矢は流れるように滑らかに。そして吹雪を突き破るように鋭く飛んでいたのだ。
 その矢が貫くのは、もちろんヴェル・ス・ヴァールの身体。
「え……?」
 思わず声を漏らした敵の頭上から、いくつもの水の矢が降り注ぐ。
「ここからでも射ることはできるのですよ」
 それは射撃体勢を整えた梓の声だった。
「この程度の攻撃で、何をいい気になっているのでしょう?」
 ヴェル・ス・ヴァールは水の矢を弾いて息を吐き出す。
 弾かれた矢は地面に突き刺さった。
 そのタイミングで周辺のライトのスイッチをオンにする。
 梓が操作できる電灯が一斉に灯った。
 敵が眉をひそめる。
 それはほんの少しの時間稼ぎだったかもしれない。たった数基の電灯が灯ったところで、完全に視界を無くすことなどできない。しかし、突然の光に心を動かされたことが重要なのだ。
 敵の足元に落ちた水の矢が、何束もの流水になり敵の足に絡みつく。
 梓の『急雨』が敵の体をその場に押し留めた。
「これは……?」
「今よ!」
 戸惑う敵を見て、ネリリが声をかける。
「おおおお!」
 瞬間、隠れていた区民たちが一斉にヴェル・ス・ヴァールへ石を投げつけた。
 そのうちのいくつかが、敵の体にぶつかる。
「や……やった!」
「やれたぞ! 俺たちでも!」
 区民たちが喜びの声を上げた。
「一体、何だというのですか?」
 ヴェル・ス・ヴァールは首をかしげる。石ころが身体にぶつかったとしても、何のダメージもないのだ。
 だがディアボロスたちはこの瞬間の成功を知る。
 区民たちの瞳に光が戻ったのだ。
「良かったね」
「はい」
 ネリリと梓が頷き合う。
 区民たちの様子を遠くから伺っていたミコトも、成果を確認した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水源】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!

リーシャ・アデル
・心情
さぁて、後はアンタと決着を……と言っても、アヴァタール級であるアンタが覚えてるかはわからないから、気負っても仕方がないか
それはそれとして、いずれ『本体』のアンタを倒す為の足がかりとして……
アンタは今、ここで倒すわ!ヴェル・ス・ヴァール!

・戦闘
残留効果の≪飛翔≫、≪熱波の支配者≫、≪完全視界≫を使用して、ヴェル・ス・ヴァールの攻撃でこっちの動きが阻害されないようにするわ
後は【火炎使い】で武器や四肢に炎を纏わせて「翠焔・創像:フレイムフェザー」を【投擲】したりするわ
隙が出来たら、パラドクス『翠焔・創像:フェニックスブレイヴ』で渾身の一撃を放つわよ

・その他
アドリブ等は大歓迎よ


眉立・人鳥
誘導組も上手くやってくれたな、後は区民と一緒に奴を倒すだけだ

使える効果は全て使う、遠慮はしねェ

吹雪が厄介ではあるが……完全視界と分解した建造物を簡単な壁にして隙を伺いてぇところだな。
こっちには頼れる仲間が居るからな、連携して行くとしようじゃねぇの
いざって時に身体が動かないってのも困りもんだし熱波の支配者でちょっとでもあっためておくか
仲間の攻撃……上からのが理想だな、仕掛けるのは奴が下に意識を割けない時だ、魔力糸を使ってワイヤーアクションよろしく最短で距離を詰める!
懐に潜り込んだら左腕を解放するぜ、グラトニー・ディザイアで確実に喰らいつきてェ……悪魔には悪魔の力を、お前も復讐の糧にしてやるよ


●空と地と
「誘導組も上手くやってくれたな」
 お台場に立った眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が敵の動きを見る。
 ヴェル・ス・ヴァールはディアボロスたちの思惑通りお台場まで来ていた。
 敵を挑発しつつ、仲間がうまく誘導したようだ。
 ディアボロスの背後には区民の姿もある。
 虐げられていた一般人が、心を奮い立たせて悪魔に攻撃を仕掛けたのだ。その攻撃も、仲間のディアボロスたちがお膳立てした。
「後は区民と一緒に奴を倒すだけだ」
 敵は氷獄を纏い、余裕の表情でディアボロスたちを見ているようだ。
 だが人鳥はヴェル・ス・ヴァールを倒すことをしっかりと考えていた。
 リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)もまた、ヴェル・ス・ヴァールの姿を見据えていた。アヴァタール級である敵が覚えているかどうかは分からない。必要以上に気負っても仕方がないと一息吐き出す。
「いずれ『本体』のアンタを倒す為の足がかりとして……」
 火炎を四肢に纏わせ、敵の前に立った。
「アンタは今、ここで倒すわ! ヴェル・ス・ヴァール!」
 目の前の敵を倒すという思いは一緒だ。
 さてヴェル・ス・ヴァールは大仰に宣言され、ころころと笑い声を漏らした。
「これは面白い。まさか、こんな場所でありもしない冗談を聞くことになるなんて」
 しかし、その笑い声に賛同する者は居ない。
 リーシャは敵の声を無視して地面を蹴った。ごうと炎が天空に舞い上がる。
 空へと飛翔したリーシャの姿を見上げるのは人鳥だ。
「頼れる仲間が居るのはありがたいな。連携して行くとしようじゃねぇの」
 人鳥は残留効果を利用して熱波を操り、温まりながら地表を移動する。建物の瓦礫を利用して、できるだけ身を潜めた。

 飛翔したリーシャは空から武器を投擲する。
「笑っていられるのも、今のうちよ」
 炎を纏う、天使の羽のような形状のダガーが的に迫った。
「下手な冗談を言えなくなるからでしょうか?」
 ヴェル・ス・ヴァールがダガーを軽々と弾き飛ばす。
 炎と氷の欠片が反発しあい消し飛んでいった。
「まさか、火遊びを見せるために来たのではないでしょうね?」
「……火遊び、ね。これでも同じことが言えるかしら?」
 さらにいくつか武器を投擲し、リーシャは空中で回転した。
 敵が炎を弾く姿が見える。
 その一瞬を狙い、火の鳥を描雅した。そして、描き出された火の鳥に宿すのは勇気の心だ。
「勇気の焔よ、羽撃けっ!!」
 リーシャの掛け声とともに、火の鳥がヴェル・ス・ヴァールに向かって突撃する。
 『翠焔・創像:フェニックスブレイヴ』が敵の頭上から炸裂した。
「ふふ、素敵な鳥ですね」
 炎に貫かれながら敵が嗤う。
 周囲の氷があっという間に溶けて雨のように地に落ちた。
 だが、ヴェル・ス・ヴァールはまだ立っている。
 敵の周辺に冷気を放つ弾丸が形成された。
「これはお返しですよ」
 その弾丸が一斉に放出される。
 リーシャは視界を確保しつつ、できる限り素早く飛んで逃げた。
 ヴェル・ス・ヴァールがリーシャの姿を目で追う。
 その時、身を潜めていた人鳥が踏み出した。
 仲間の攻撃に敵が意識を割いている時が狙い目だ。今のように、上空に視線を伸ばしているのなら言うことはない。
「今がチャンスってやつだ」
 人鳥は魔力糸を器用に操って、あっという間に敵との距離を詰めていく。最短の距離を一直線に進み、敵の懐に飛び込んだ。
「そ……」
 驚く声が聞こえた気がする。
 しかし、人鳥の左腕を覆うように現れた怪物の咆哮が敵の声をかき消した。
「悪魔には悪魔の力を、お前も復讐の糧にしてやるよ」
 怪物は際限なく力を取り込む事を切望するかのように咆哮する。
「宿るは神魔を喰らいし顎、我が怨敵を砕いて滅っせ!」
 そして『グラトニー・ディザイア』が敵の腹に喰らいついた。
「あ、が……、こんな……」
 ヴェル・ス・ヴァールが痛みに喘ぐ。
 ついに怪物の顎が敵の体を食いちぎった。
「いつまで……近くにいるのです。無礼な……!」
 それでも、敵は氷獄の魔剣で人鳥を薙ぎ払う。人鳥は吹き飛ばされたが、同時に敵の腹に大きな傷がついたのも見えた。
 確実に二撃。
 ディアボロスの攻撃が敵を捉えた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【ドレイン】がLV4になった!

峰谷・恵
「甚振って遊ぶ趣味はない。一気に決めさせてもらうよ」

他のディアボロスと可能な限り連携を取る。
飛翔効果+飛行魔術式で可能な限り高度を取り、太陽(夜間ならば月)を背にしてLUSTビームマシンガンによる極光撃を敵に撃ち込む。同時に敵の反撃と意識を自分のいる上空方向に向けさせる。
敵の反撃は剣部分は回避、冷気部分は魔闘気で防ぎながらLUSTビームシールドを構えて急降下で突撃、速度を乗せた竜骸剣で突き刺し、竜骸剣を持つ側の腕に装着しているLUSTビームマシンガンの連射を至近距離から敵に撃ち込み続ける。

「本体見つけた時勝てるようにアヴァタール級くらいもっと楽に倒せるようにならないと…」


天音・梓
区民に抵抗する心を取り戻させるという目的は果たしました。あと果たすべきことは、ヴェル・ス・ヴァ―ルを討ち果たすことだけ……
そして私はまだ動けます、戦えます、ならば次の矢を射ちましょう

◎戦闘
準備を整えていた皆さんが攻撃するのに合わせて私もボウガンに矢を番えなおしましょう
ただし次に放つ矢は目くらましや足止めではなく、射貫くための矢です
ボウガンを限界まで引き絞りつつヴェル・ス・ヴァ―ルの様子を観察して動きが少しでも止まる瞬間を待ち構えます

そしてその瞬間が来たら水の矢を収束させて銀箭を放ちましょう


●砲撃と矢は畳み掛けるように
「すごい……! 悪魔に傷がついたぞ!」
 ディアボロスたちの戦いを見ていた区民が遠くで声を上げた。この戦場に入ってくるのは難しいけれど、悪魔に一矢報いたという高揚感から戦いの行方を見守っているようだ。
 天音・梓(雨兆す・g03821)は遠くにいる彼らの様子を感じていた。
 区民に抵抗する心を取り戻させるという目的は果たしたといえるだろう。気力を失いかけていた区民の瞳に光が戻ってきている。
「あと果たすべきは、ヴェル・ス・ヴァ―ルを討ち果たすことだけです」
 それと同時に、梓は自分の状態を確認した。腕は動く、脚も健在だ。
 まだ自分は動ける、戦えると強く感じた。
「ならば次の矢を射ちましょう」
 梓は仲間の動きに合わせながら、クロスボウ『天泣』に矢を番えなおす。
 地面を勢いよく蹴ったのは峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)だ。
「甚振って遊ぶ趣味はない。一気に決めさせてもらうよ」
 敵と言葉を交わす必要はないとばかりに、上空に飛翔する。
「そうでしょうか。甚振って遊ぶのは楽しいですよ。恐怖を刻まれた者は、畏怖の念を抱くでしょう?」
 ヴェル・ス・ヴァ―ルが嗤う。
 いくつか傷がついたが、まだまだ操る氷は健在だ。敵の周辺を取り巻く氷獄はますます活発に舞っている。
 恵は敵の言葉を気にせず太陽を背にして旋回した。
 使う武器はLUSTビームマシンガンだ。
 腕に装着したマシンガンの銃口をヴェル・ス・ヴァ―ルに向け、森羅万象の気とマナを集めた。
「森羅万象の力よ集い――」
 光は肥大し、機構は回転。集まった力が高出力の攻撃となって敵に降り注ぐ。
「――砕け」
 集まった気とマナの砲撃が発射された。それは、まさに『極光撃』。
 取り込んだ力を全て乗せた一撃はオーロラのような軌跡を描いた。
「ほほ、小賢しい真似をしますね」
 ヴェル・ス・ヴァールは強力な砲撃を浴びながら飛び上がった。
 その手には氷獄の魔剣が光っている。敵の意識が空中にいる恵に向かった。
 氷獄の魔剣は流石の迫力がある。
 敵が薙ぎ払いを仕掛けると、恵の身体が地面へと吹き飛んだ。
 だが恵も無策ではない。直撃だけは何とか回避して、大きなダメージを防ぐ。
「沈んでしまえば良いのです」
 ヴェル・ス・ヴァールは、さらに追い打ちをかけようと迫ってきた。
 その瞬間、梓が水の矢を放った。
 これは今までのような目くらましや足止めが目的の矢ではない。
 正真正銘、敵を射抜くための矢。
 束になった水の矢が弧を描いて敵の体へと飛んでいく。
「ご自身の意思で前に立つのでしたら、石でも穿ちます」
 クロスボウを限界まで引き絞り、水の矢を収束させていたのだ。
 ギリギリと『天泣』がきしんだ。
 梓の『銀箭』が炸裂する。
 水の矢は敵の体を貫いた。
「あ、ああ?!」
 敵の体が仰け反る。
 矢は貫通して水しぶきを上げた。キラキラと太陽の光を受けて輝くその様は、ますで銀の雨。
 梓が続けて水の矢を射る。
 矢は雨あられのごとく敵に降り注いだ。
 その間に体勢を立て直した恵が、LUSTビームマシンガンを連射して追撃した。
「こ……の、忌々しい」
 ヴェル・ス・ヴァールの周辺に吹雪が巻き上がる。
 氷が砲撃から主を守っているかのように舞った。
 それでも梓は矢を射ち続ける。
 恵も攻撃の手を休めない。
「いい加減に……していただきましょうか」
 敵の吹雪が二人を包み込もうと迫ってきた。
「一旦引きましょう」
 梓は素早く判断して、後退する。
「……く」
 ヴェル・ス・ヴァールが顔を歪めた。攻撃が届かない苛立ちか、それとも傷が痛むのか。
 恵も梓に続きながら後退し、敵の姿を見た。
「本体を見つけた時勝てるように、アヴァタール級くらいもっと楽に倒せるようにならないと……」
 その呟きは風に消える。
 だが、確実にヴェル・ス・ヴァールは傷を負い、弱っているとも感じた。
 敵をいよいよ追い詰めたのだ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

真崎・冬弥
連携:長月・夜永(g03735)

夜永と連携し補佐していこう
夜永にはいつも助けられて花を持たせて貰ってる分、今度はオレが花を渡す番だ

夜永の作る氷の壁のトラップを地形の利用で活用して【エアライド】で跳躍
上から斬りかかり三次元機動で視線を揺さぶり死角や意識の盲点を多く作ろう
【光学迷彩】も使って、オレも死角に入り警戒させる
意識的な隙間を作るほど夜永の高機動を活かせるはず
夜永の速さについていけるのはオレぐらいだからさ
その自負はまだ譲れないな

氷獄の魔剣を妖刀『斬雪』で受ける瞬間が仕掛け所だ
秘剣『淡雪』にて、アヴァタール級の作る強靭な氷の武器を、淡雪の様に溶かしてみせよう
夜永の捕縛に合わせて力業で抑え込むよ


長月・夜永
真崎・冬弥(g02934)と連携

気心の知れた冬弥と共闘出来るのは心強いな、それに冬弥なら最高速で戦っても大丈夫
今回は遊びは無し心を凍らせて本気で相手するよ

印を結んで術式領域を展開

※トラップ生成の応用
仲間を守るため領域内の任意の場所に瞬時に氷の壁を作り

敵の攻撃を弾き飛ばし、砕き、軌道を逸らす

ボクだって同じ事が出来るよ
さっき迄が本気だったと思った?
、、、傲慢かどうか見せてあげる

ダンスを踊るかのように移動しながら、暗殺、戦闘知識、早業による高速近接攻撃を仕掛けます

タイミングを見て【忍法・氷天華】で氷柱に封じ込め捕縛

追撃の氷剣で一閃

氷の悪魔が凍らされるとかどんな気分?
バイバイ地獄で懺悔してきなよ


●最高速度の戦場
 敵の体が傾ぐのを見て、真崎・冬弥(妖魔五剣・g02934)が素早く跳躍した。
 長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)もそれに続く。
 二人はあっという間に距離を詰め、ヴェル・ス・ヴァールの間合いに飛び込んだ。
「ふ、ふふふ。誰かと思えば、身の程知らずの小娘ではないですか。傲慢さが身を滅ぼすと教えてあげたはずですが」
 敵が夜永の姿を見て、小馬鹿にしたように嫌な笑みを浮かべた。
 対する夜永は、印を結びながらさらに加速する。
 一緒に走る冬弥の姿が一瞬目の端に写った。
 気心の知れた冬弥と共闘出来るのは心強い。
 それに、彼であれば最高速で戦っても大丈夫だという安心感がある。
「今回は遊びは無し。心を凍らせて本気で相手するよ」
 夜永が術式領域を展開した。それは氷の壁となって、いくつも重なっていく。
 その氷を蹴って跳ぶのは冬弥だ。
「夜永にはいつも助けられて花を持たせて貰ってる分、今度はオレが花を渡す番だ」
 夜永の動きに合わせて冬弥もさらに速度を上げる。寸分たがわぬ足場と蹴りと加速と。
 次々に立ち上がる氷の壁を蹴りながら、気づけば敵の頭上まで迫っている。
 冬弥は近くを走る夜永をちらりと見た。
 二人の速度は、最高速に達しようとしている。
 冬弥が敵の上から斬りかかった。
「はっ、そのような鈍らで、何がなせるというのでしょう?」
 ヴェル・ス・ヴァールは氷獄の魔剣を手に取り、冬弥の一太刀を弾き返す。
 もちろんこれはただの牽制だ。
 冬弥は敵の脇をすり抜け、さらに一太刀。
 その攻撃も軽々と弾かれるが、これも想定内の動きだ。
 続けて地面を思い切り蹴り、進む方向を強引に変える。
「いくら速くとも、逃げてばかりでは!」
 敵は自分の死角に入った冬弥の気配を探しながら、氷獄の雹雨を呼び夜永を牽制した。
 夜永は氷を軽々と弾き飛ばし、踊るように敵との距離を詰めていく。
「ボクだって同じ事が出来るよ。さっき迄が本気だったと思った?」
「これは、とんだ強がりを言う」
 ヴェル・ス・ヴァールが魔剣を振るった。
 その一振りは身をかがめて躱し、夜永が真横に跳ぶ。
「……傲慢かどうか見せてあげる」
 夜永の氷の壁が次々に地面から突き出た。
 敵は口元を歪めて氷の壁を破壊する。
 飛び散った欠片の間から冬弥が姿を表した。
「夜永の速さについていけるのはオレぐらいだからさ」
 踊るような夜永の動きは、すでに最高速だ。
 敵を誘導していた時のような緩やかな動作ではない。
 そんな夜永の速さについていけるのは自分くらいだという――。
「その自負はまだ譲れないな」
 冬弥が妖刀『斬雪』を煌めかせる。
 ヴェル・ス・ヴァールは一度大きく息を吐き出し、氷獄の魔剣を構えた。
 その構えが、今度は本気の太刀だと物語っている。
「そろそろ幕ですね」
「それだけは同感だね」
 冬弥はその瞬間を待っていた。
 二つの刃がぶつかり合う。
「舞う淡雪を斬る如く――その存在、斬る」
 落ち着いた冬弥の声色が響いた。
「な……」
 秘剣『淡雪』。
 これは消失の秘剣だ。『斬る』という概念を極限まで研ぎ澄まし、存在そのものを斬る秘剣。
 いかに強靭な氷の武器だろうとも、淡雪のごとく溶けていく。
 突然武器の先端を失い、ヴェル・ス・ヴァールが勢いを持て余してたたらを踏んだ。
「夜永」
 冬弥の短い合図。
「閉ざせ灯火、咲け氷天華!!」
 夜永がこのタイミングで『忍法・氷天華』を放つ。
「あ、あぁ……」
 氷柱が瞬時に完成し、敵を包み込んだ。
「氷の悪魔が凍らされるとかどんな気分?」
 凍りついたヴェル・ス・ヴァールは答えない。
 夜永は敵の傷を見た。これまでの戦闘で、もはや抗う力もない様子だ。相当のダメージを負っていたのだろう。
「バイバイ地獄で懺悔してきなよ」
 一閃。夜永が最後に氷漬けの敵を両断して、戦いは終わった。

「ありがとう!」
 遠くから区民の声が聞こえる。
 彼らの瞳には、確かに強い意志の光が灯っていた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV2になった!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ドレイン】がLV5(最大)になった!

最終結果:成功

完成日2021年10月03日

港区救援作戦

 TOKYOエゼキエル戦争で、過去の歴史のディアボロス達の拠点となったのが『港区』でした。
 過去の歴史のディアボロスが敗北した事で、ディアボロスは「存在しなかった」ものとして歴史から抹消されています。
 しかし、港区の住人達は、クロノヴェーダを撃退して港区を拠点としたディアボロス達の記憶が薄っすらと残っているのか、クロノヴェーダに反抗的な住民が多くいるようです。
 港区を支配する『アークデーモン』は、この住民の反抗心を折る為に、見せしめのように残虐な襲撃を繰り返しています。
 残虐な襲撃を行うアークデーモンを撃破し、人々を救出してください。

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 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#TOKYOエゼキエル戦争
🔒
#港区救援作戦
🔒
#港区


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選択肢『破壊される施設からの脱出』のルール

 事件の首魁であるアヴァタール級クロノヴェーダ(👿)が撃破されると同時に崩壊してしまう施設から、事前に一般人を脱出させます。
 脱出を完了させても良いですし、脱出に必要な準備を行って自力で脱出させても構いません。
 施設は、建物である場合もありますし、飛行船などの乗り物である場合もあります。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『👿をクリアするまでに、この選択肢の🔵が👑に達すると、捕らえられた対象の救出は成功する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『【攻略旅団】お台場への誘導』のルール

 この選択肢は、ディヴィジョン攻略旅団からの依頼によって発生した、【調査・探索】選択肢です。
 敵クロノヴェーダを、江東区(国際展示場方面)に隣接するお台場方面に誘導し、江東区のクロノヴェーダを挑発・牽制します。
 この選択肢を多く成功させると TOKYOエゼキエル戦争の事件が進展した時に、江東区方面の事件に関わることが出来るようになります。
 誘導するべき敵、誘導する場所、誘導する目的などは、オープニングやリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは👿のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『復興支援』のルール

 クロノヴェーダの襲撃などで困窮している人々を救う、復興支援を行います。
 事件で破壊された直後の建物の修復はパラドクスで行う事ができるので、事件以前から壊れていた建物の修復、食料の支援、農地の開墾などの支援を行ってください。  どのような支援が必要であるかは、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『敵の動きを止めろ』のルール

 戦闘中に敵の動きを止める事を狙います。
 敵の動きを止める事で、敵が抱えている人質や、敵が握っているスイッチを奪い取るといった行動を行う事が出来ます。
 大ダメージを与えられる攻撃を敢えて命中させずに、相手の動きを止める為に利用する……といった方法が多いようですが、敵の性格や状況によって様々な手段がありえるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾施設を警備するトループス級『刈取の悪魔』のルール

 施設の警備を行っているトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 撃破する事で、施設での行動を行いやすくなります。
 撃破せずに行動する場合は、行いたい行動の選択肢を選びつつ、👾への対策などを同時に行う必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『ヴェル・ス・ヴァール』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「リーシャ・アデル」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。