いざ、秋祭りへ! 露店の誘惑と花火大会!(作者 相原きさ
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#最終人類史(新宿島)  #奪還した京都・奈良の秋祭り 

「みんな、浴衣コンテスト、楽しんでますかー? 実は、この浴衣コンテストとコラボして、京都・奈良で秋祭りが開かれているんですっ!」
 そういって、大興奮のユーク・エメラブリント(サイボーグのガジェッティア・g03498)は……いつの間にか、可愛らしい浴衣を身に纏っていた。
「帰還した京都・奈良の人々が、日常の暮らしを取り戻す一助となるように、良ければ秋祭りに参加して、市民と一緒に楽しんで欲しいんですよね。ディアボロスの皆さんが共にいてくれるという事実は、人々に安心感を与え、皆さんをより強く応援してくれるでしょう。そうした人々の心は、歴史の奪還戦(ディアボロス・ウォー)における皆さんの力ともなります」
 だからこそ、楽しむのが大事とユークは力説する。
「祭りの準備などは、京都・奈良の市民と、新宿島の有志の協力で行われていますが、より楽しい秋祭りになるように、運営を手伝うのも良いかもしれませんね。お祭りによっては、皆さんに是非して欲しい事などの要望もあるようなので、詳しくは、それぞれのお祭りの情報を確認してくださいね」
 そう、ユークは告げた。

「で、今回! 皆さんをお誘いするのは、夜の花火大会です!! それに合わせて露店がたっくさん出ているので、露店で楽しみながら、夜空の花火を楽しみましょう!!」
 いつになく、ユークの目が……キラキラしているようにも見えるのは、気のせいだろうか。
「し・か・もっ!! 今回の露店は、甘いものとかキラキラアクセサリーの露店に力を入れてるみたいなんですよね!! これはもう、ボクがいかないとダメな奴!! なので、食べ歩きや綺麗なアクセサリーをゲットするために、ボクはぜーったいに行きます。誰が止めようとしても、絶対にボクは行きますからねっ!!」
 ユークはもう、止められない……のかもしれない。しかし言い忘れていたことを思い出し、付け加えた。
「あっと、でもメインは、その後に行われる花火大会なんですよね。会場となる川辺で見ると大迫力な花火を楽しめますが……大混雑に巻き込まれちゃうかも……花火の見える展望台や神社とかもあるので、そっちから眺めるのも、ある意味、手かもしれませんね」
 わいわい仲間と楽しむのなら、会場で眺めるのが良いだろうが、静かな場所を見つけて、大切な人だけと過ごすというのも悪くはないだろう。

「というわけで、皆さん! 素敵な秋祭り、楽しみに参りましょう!! れっつらごーですよっ!!」
 ユークはいつになく、燃えているようである。こうして、一行は、秋祭りへと向かうのであった。

●素敵な花火大会と露店と
「今日は花火大会なんだよね!」
 京都では、花火大会の話でもちきりだ。ここにいる家族もまた、花火大会を楽しみにしている。
「今日は露店にも力が入っているみたいよ。好きなお菓子とかいっぱいあるかもね」
 お祭りを楽しみにしている男の子にお母さんがそう告げる。
「ちょっと待った!! 久しぶりの打ち上げ花火も、いつになく凄いらしいぞ」
 そう男の子のお父さんも話に加わる。
「楽しみだな……確か、えっとでぃあぼろすって人達も遊びに来るんだよね? 楽しみだなー!!」
 男の子のワクワクは止まらない。
 それは、これからこの地を訪れるだろうディアボロス達も同様であった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
2
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
3
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【託されし願い】
2
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【勝利の凱歌】
2
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【動物の友】
2
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【プラチナチケット】
1
周囲の一般人が、ディアボロスを関係者であるかのように扱うようになる。効果LVが高い程、重要な関係者のように扱われる。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【書物解読】
1
周囲の書物に、執筆者の残留思念が宿り、読むディアボロスに書物の知識を伝えてくれるようになる。効果LVが高くなる程、書物に書かれていない関連知識も得られる。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【パラドクス通信】
2
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。
【アイテムポケット】
4
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【コウモリ変身】
1
周囲が、ディアボロスが小型のコウモリに変身できる世界に変わる。変身したコウモリは最高時速「効果LV×50km」で飛行できるが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【能力値アップ】LV4 / 【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV6 / 【ガードアップ】LV3 / 【反撃アップ】LV3 / 【リザレクション】LV1 / 【先行率アップ】LV4 / 【ドレイン】LV2 / 【アヴォイド】LV3 / 【ダブル】LV1

●マスターより

相原きさ
 こんにちはっ!! 相原きさです!!
 今回は皆さんと一緒に、秋祭りを楽しみたいと思います!!
 相原の秋祭りは、オーソドックスな花火大会となっています。もしよろしければ、お誘いあわせの上、ご参加くださいませ。

 今回は以下の楽しみがあります。
 (1)打ち上げ花火を見る!
  オーソドックスな花火大会です。河川敷の会場で見る場合は、混雑を覚悟してください。ワイワイ楽しみたい方はこちらがお勧めですね。静かなところが良い方は、近所の公園の展望台か、高台にある神社での鑑賞がお勧めです。

 (2)露店を楽しむ!
  たくさん並んだ露店を楽しみます。今回はユークの好みな露店が多めみたいです。ですが、他にもカタヌキとか金魚すくいとかわたあめとか、ありそうなものはバッチリあります。ぜひどうぞ! あ、露店を出したいというのも大歓迎ですよ!

 今回はこっそり、ユークも露店の方で遊んでいます。一緒に回る人がいないという方がいれば、お声掛けください。現時点、花火大会は見ないつもりですが、誘われれば、ほいほいついてきますので、一人で花火見るのヤダーという方もよければ、お声掛けください。原則的にユークへのプレイングがなければ、ユークの動向はリプレイには出てきません。ご了承ください。

 それでは、皆さんと一緒に楽しむ、浴衣での秋祭り! 楽しいプレイング、お待ちしていますね!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


●マスターより
 参加者様がかなり増えています。なるべく、多くの方を採用予定ですが、グループで参加の方は、お早めにお願いしますね。一応、火曜日の朝まで、お待ちしています。それ以降は、すぐに締め切りますので、参加を考えている方は、それまでにお願いします。
河津・或人
ブロス(g03342)と一緒
(合わせ浴衣のシチュエーションイメージ)

伝統ある町の夏祭りともなると、やっぱ厳かなところもあるなぁ…
祭りといえば屋台! 食事もゲームも楽しんでこうぜ

焼きそば、たこ焼き…たくさんあるけど食べられる量にしとこうな
量が多いやつ2人で分けっこして、いろいろな味を楽しもうぜ

スーパーボール掬い、昔得意だったけど今やってもできっかなぁ…
ブロスもやってみるか?

そうそう、光るブレスレットは街にも売ってるけど
「こういうところで買う風情」を大事にしたいな
暗くなると何とも言えない魔法アイテム感あるんだよな~
あ、暮れてきたってことはそろそろ花火の時間か…!

*アドリブ・アレンジ歓迎


ブロス・ブラッドハート
あるとにーちゃん(g00444)と一緒
(合わせ浴衣のシチュエーションイメージ)

これが秋祭りかー!
ワイワイとキラキラがたくさんで…良い匂いもするなっ
えへへ、さっそくお腹へってきちゃった。よーし美味しいものいーっぱい買って、ふたりでパクパクしながら楽しんじゃおうぜ♪
にーちゃんのかき氷も美味しそうだな~…あっ、にーちゃんあっちに花火が!
なんて言ってる隙にスプーンをぱくり、って『不意打ち』しちゃうぜ!

お面と風船武器をスチャッ
あ、にーちゃん見てみて金魚の風船!あれも欲し~
にしし、目移りしちゃうぜ♪

人混みのなかでもにーちゃんを見失わない魔法の青色
ぎゅって手を繋いだら一緒に花火にゴーだ!

アドリブ大歓迎だぜ!


●にーちゃんと秋祭り!
 同じ藍色の浴衣を着て、二人は秋祭りに来ていた。
「伝統ある町の夏祭りともなると、やっぱ厳かなところもあるなぁ……」
 おもわず、そう呟くのは、お兄さんな河津・或人(エンジェルナンバー・g00444)だ。
「これが秋祭りかー! ワイワイとキラキラがたくさんで……良い匂いもするなっ」
 その赤い目をキラキラと輝かせて、或人の隣を歩くのは、ブロス・ブラッドハート(星の欠片を集めて・g03342)。
「そう、祭りといえば屋台! 食事もゲームも楽しんでこうぜ」
「おうっ!! ……えへへ、さっそくお腹へってきちゃった。よーし美味しいものいーっぱい買って、ふたりでパクパクしながら楽しんじゃおうぜ♪」
 ぐうっとブロスのお腹の音がなったときが、美味しい時間の合図。
 さっそく二人は、近くにあった美味しそうな屋台に近づいていった。
「焼きそば、たこ焼き……たくさんあるけど、食べられる量にしとこうな。量が多いやつ2人で分けっこして、いろいろな味を楽しもうぜ」
 このお祭りに参加するにあたって、少し予習をしておいた。いろいろな物語に出会ったが、中でも子供が食べ過ぎてしまって、残念な想い出となってしまうのは、避けたいと或人なりに、考えての事だった。
(「そんな思い出……俺にはなさそうだけど」)
「にーちゃんのかき氷も美味しそうだな~。……あっ、にーちゃんあっちに花火が!」
「えっ!?」
 ブロスに言われて、そっちを向いたそのとき。
「いただきっ!」
 ぱくんとブロスにかき氷の乗ったスプーンを奪われてしまった。
「冷たくて、うっまーっ!」
「こら! そんな風に食べると危ないぞ!」

 逃げ出すブロスを追いかけながら、今度は楽しいゲームができる屋台へ。
 いつの間にか、ブロスはどこかで見つけて買ったのか、お面と空気で膨らませる風船の剣(めっちゃよわい)を装備して、ドヤ顔を決めていた。
「あ、にーちゃん見てみて、金魚の風船! あれも欲し~! にしし、目移りしちゃうぜ♪」
「スーパーボール掬い、昔得意だったけど、今やってもできっかなぁ……ブロスもやってみるか?」
 今でも朧げに残っている祭りの記憶。それは、祭りでスーパーボールを大量にゲットするものだった。だが、それが誰と一緒にきて取ったのかまでは覚えていない。ただ……楽しかったという記憶だけが残っている。
「うん、やるやる♪ 知ってるなら、やり方教えてくれよ、にーちゃん!」
「あー、まずはちょっと試してからな?」
 それよりも、なんだか今が楽しくて仕方ないのは、気のせいだろうか。

「はい、これ。ブロスの分」
「あ、にーちゃんのは、青色なんだ!」
 黄色のブレスレットを嬉しそうに見つめるブロスに、或人も笑みを浮かべる。
「人も多いし、迷子にならないようにな」
「うん、わかったっ!」
(「こういうところで買う風情を、大事にしたいな……暗くなると何とも言えない、魔法のアイテム感あるんだよな~コレ」)
 と、はっと気づいた。遊んでいたら、もう辺りが暗くなり始めていたことに。
「あ、暮れてきたってことは、そろそろ花火の時間か……!」
 ブロスは或人の手を引いて、大きな声で叫ぶ。
「一緒に花火にゴーだ!」
 その声と共に、大きな花火が一つ、打ち上がったのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

フィリス・ローラシア
※アドリブ、絡みok

浴衣姿(浴衣コンの物)で秋祭り参加。

いつどこでも、祭りの時というのは賑やかですね。
皆さん、とても楽しそうです。
私も、リュカと一緒に見て回りましょうか。

……とはいえ、特に目的などがある訳でもなく……。
適当に露店を見て回って、食べ歩きでもしましょうか。
甘い物が多いということですが、どういう物があるのでしょうね。
リュカでも食べられるのかな……?

そういえば、アクセサリーもあるんでしたっけ?
興味はありますし、見るだけ見てみましょうか。似合いそうなら買っても良いかもです。

メインの花火大会は、あまり混雑しなさそうですし、展望台から眺めてみましょうか。一体どんな花火になるのでしょうね……?


●リュカと一緒に楽しいお祭りを
 雪の結晶と、花火の模様が入った白い浴衣を着て、フィリス・ローラシア(夢現の竜使い・g04475)は、団扇を仰ぎながら、秋祭りの屋台通りを歩いていく。
 フィリスの側には、可愛らしいミニドラゴンの『リュカ』も一緒だ。
「いつどこでも、祭りの時というのは賑やかですね。皆さん、とても楽しそうです。私も、リュカと一緒に見て回りましょうか」
 リュカと顔を見合わせ、笑みを浮かべる。

 ……とはいえ、特に目的などがある訳でもなく……。
「適当に露店を見て回って、食べ歩きでもしましょうか」
 確か、話によると今回のお祭りは、甘いものが多いらしい。
 言われてみれば、目につく場所にあるものは、甘いスイーツやわたあめの比率が、少し多い気がする。
「リュカでも食べられるのかな……?」
 そう思って、フィリスはわたあめの屋台へと入っていったのだった。

 結果から言うと、かなり良かった。カラフルなわたあめは、見た目も楽しく、甘いふわふわで大きなわたあめは、口の中にすぐ溶けてしまうようだ。
「リュカ、美味しいですね」
「きゅいっ!」
 わたあめを口の周りにいっぱいつけながら、リュカも嬉しそうに頷くのであった。

「そういえば、アクセサリーもあるんでしたっけ? 興味はありますし、見るだけ見てみましょうか」
 口元を綺麗にしたリュカと一緒に、今度はアクセサリーの屋台が多い通りへと入っていく。
 暗闇でも光るおもちゃのアクセサリーはもちろん、女性にも喜ばれそうなアクセサリーも多数、並んでいるようだ。
「よかったら、名前を彫ってあげるよ!」
 どこか懐かしい響きのアクセサリー屋さんも。その中でも気に入ったシルバーアクセサリーを見つけ、フィリスは嬉しそうに身に着けて見せたのだった。

 どおんと、花火の音が鳴り響く。
「わあ……綺麗な花火ですね……えっと、たまやーでしたっけ?」
 団扇を仰ぎながら、フィリスはリュカを膝にのせて、展望台のベンチから大きな花火を眺めている。
「次はどんな花火でしょう? 楽しみですね、リュカ」
「きゅいっ!」
 次に打ち上がる花火を楽しみにしながら、フィリスは今日というお祭りの日をリュカと共に楽しむのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【書物解読】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!

シルヴァーナ・ガラッシア
お友達のルナさん(g00277)と一緒です!
お祭りの露店を巡るのですが…右も左も食べ物屋台です!
焼きそばにお好み焼きに…ステーキ串!?
これは…制覇したくなってきちゃいません?
え?個人差あります? ですよねー

経済を活性化させるためにも、地域に貢献しちゃいましょうっ
小麦粉を熱したものにハズレはありません!

そうだ、食べきれなかったらわたし片づけちゃいますので
ルナさんも気になったものはどんどん頼んでくださいねっ

あわわ、アツアツ大丈夫ですか?
冷たいジュースがあって良かった…!
私も焼きたてには気を付けます!

このあと花火大会もあるんですよね?
持ち運びやすいデザート系の食べ物を買って見に行くしかありません!


ルナ・カンダチュラ
シルヴァーナ様(g02348)と

汚れが目立ちにくい黒の浴衣で参加

食べ物巡りです
食い気に偏った楽しみ方もありますよね

練乳たっぷりの苺のかき氷、綿あめ、トロピカルジュース
たい焼きにチョコバナナ
食指をそそられますね

シルヴァーナ様は小麦が好きなのかと思う位カロリーを摂取してゆきそうな予感
いえ、美味しく食べられるのならば良いのです

散々甘味を食べたところで、食後の口直しはたこ焼
しかし余りの熱さにのたうち回り、ジュースを慌てて口に運びます
シルヴァーナ様、残り7個を頼みました
皮の剥けた舌を飴で慰めて

…そういえば花火があるのですね
爆発とはまた違う?
それとも、芸術とはやはり爆発?

渦をまく飴を購入し、見物しましょう


●二人だけの美味しい食べ歩き
 美味しそうな香りが漂う屋台通り。そこに二人のディアボロスがやってきた。
「右も左も食べ物屋台です! 焼きそばにお好み焼きに……ステーキ串!? これは…制覇したくなってきちゃいません?」
 そう興奮しているのは、髪色に似た淡く花の模様の入った浴衣を着ている、シルヴァーナ・ガラッシア(スイーツハンター・g02348)だ。
「それは……人によるかと」
 落ち着いた口調でシルヴァーナの隣にいるのは、ルナ・カンダチュラ(呪毒・g00277)。事前に食べ歩きをすると聞いていたので、ルナは汚れが目立ちにくい黒色の浴衣を着ている。露出度の低いはずの浴衣を着ているというのに、妙に大人びた、いや艶っぽい魅力を見せているのは、気のせいだろうか?
「え? 個人差あります? ですよねー」
 そのために自分がいるのだと、シルヴァーナは思う。
「せっかくの食べ物巡りです。食い気に偏った楽しみ方もありますよね」
 そう微笑むルナにシルヴァーナも俄然、やる気のようだ。
「そうですね……私は練乳たっぷりの苺のかき氷、綿あめ、トロピカルジュース、たい焼きにチョコバナナ。食指をそそられますね」
 どうやら、ルナは、甘いもの目当てに来ている様子。
「いいですね! 経済を活性化させるためにも、地域に貢献しちゃいましょうっ。小麦粉を熱したものにハズレはありません!」
 一方のシルヴァーナは、甘いもの……というよりは、量の多い粉物……焼きそばやお好み焼きなどを狙っているようだ。
「さあ、ルナさん! いざ、食べ歩きの旅へ!」
「はい、行きましょう、シルヴァーナ様」
 手を取り合って、二人はずんずんと通りを巡り始めた。
 二人とも、最初に言っていた通り、シルヴァーナはボリュームのある焼きそばやお好み焼きから制覇しにかかる。ルナは、トロピカルジュースを飲みつつ、たい焼きにチョコバナナを制覇していた。途中、屋台席のあるところで座って、ゆっくり休憩。
「もぐもぐ……そうだ! 食べきれなかったら、わたしが片づけちゃいますので! ルナさんも気になったものは、どんどん頼んでくださいねっ」
「まあ、ありがとうございます」
 ルナの視線の先、シルヴァーナのテーブルの前には、これでもかと粉物がいっぱい並べられていた。
(「……シルヴァーナ様は、小麦が好きなのかと思う位、カロリーを摂取してゆきそうな予感」)
「どうかしました? ……はぐはぐ」
「いえ、美味しく食べられるのならば良いのです」
 そう! 何があっても美味しく食べられるのなら、それでいいのだから。と、ルナは散々甘いものを食べたので、一舟だけ、たこ焼きを買っていた。
「……口直しに」
 湯気の立つたこ焼きを楊枝で取って、口の中へ……。
「あつっ!!」
 慌ててルナは、持っていたジュースを口に含む。
「あわわ、アツアツ大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫……れふ」
 ちょっと涙目になるルナの背を擦ってあげながら、シルヴァーナもホッとした様子で。
「冷たいジュースがあって良かった……! 私も焼きたてには気を付けます!」
「で、では……シルヴァーナ様、残り7個を頼みました」
「了解ですよ! 任せてください」
 その間にルナは火傷した舌をいたわるように、冷たい飴を口の中に入れるのだった。

 食べ終わった後、空になった容器を片付けて、二人は再び屋台通りへと歩き出した。
「このあと、花火大会もあるんですよね?」
「……そういえば、花火があるのでしたね。爆発とはまた違う? それとも、芸術とはやはり爆発?」
 不思議そうに暗くなっていく空を見上げるルナに、シルヴァーナは手を差し伸べた。
「これはもう! 持ち運びやすいデザート系の食べ物を買って、見に行くしかありません!」
「ええ、そうですね」
 シルヴァーナは、たくさんのたい焼きとりんご飴を抱えて、ルナはぐるぐる渦を巻くような飴を手に、花火の見える所へと移動するのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

流・風我
如月・小夜乃(g06858)と二人で参加

先に露店で賑やかなお祭り雰囲気を楽しんで、わたあめとかリンゴ飴買って静かな場所に移動して花火を楽しもう。
甘味が多いのは個人的な趣味だね!
箸巻きって初めて食べるー。二人でシェアするの一度やってみたかったんだよね!

恋人繋ぎしながら一緒に空を見上げて、一夏ならぬ一秋の思い出として花火を楽しもう。
「綺麗だねーまさに華やかって感じだ」
少し前までは、小夜乃と恋人同士になって青春してるなんて、夢にも思ってなかったな。
色んな偶然が重なって、二人で今ここにいる。
「来年もまた、二人で一緒に来ようね……」
この縁を切らさぬように、これからもっと沢山の思い出を紡いでいこう。


如月・小夜乃
流・風我(g05662)と一緒に参加ー

お祭りの屋台で色々買ってから花火を楽しむ感じで
肉巻きおにぎりとか箸巻とかじゃがバターとか
風我、綿あめとかフルーツ飴って甘いのばっかじゃん
じゃーこっちのあげるし、甘いの頂戴って感じで分け合って

花火を楽しむのに静かな所まで来て
手を恋人繋ぎに二人で空を見上げ、打ちあがる花火に
「打ち上げ花火って久しぶりに見た気がする」

恋人と一緒にお祭りに来るなんて思ってもいなかったし
また二人で一緒に来ようとか言われても
「んー……まーそうだねー楽しかったし」
恥ずかしくてこれぐらいしか返せないんだけど……
まー本心は笑ってごまかしとこー


●静かな秋の想い出は
 本命はこのあと行われる花火大会。
 でもその前に……二人は、美味しそうなものがいっぱい立ち並ぶ屋台通りに寄っていた。
「わたあめと……あ、そこのりんご飴も頼むよ!」
 流・風我(道外れの空即是色・g05662)は、どうやら、甘いものをメインにいろいろと見繕っている様子。その隣にいる如月・小夜乃(ばっどがーる・g06858)はというと。
「えっと、肉巻きおにぎりと箸巻き……それに、じゃがバターも追加で!」
 ガッツリ食べるらしく、食事系のものを選んで買っているようだ。
 二人は両手いっぱいの戦利品を手に、神社の高台へと移動していた。意外と花火を見るのに良い場所なのか、ちらほらと連れ立ってきている人々の姿も見える。
 神社の脇にある階段に座って、戦利品を並べていく。
「風我、綿あめとかフルーツ飴って、甘いのばっかじゃん」
「甘味が多いのは、個人的な趣味だね!」
 小夜乃と風我は、ふふふと笑い合いながら、買ってきたものを見せ合う。
「じゃーこっちの、分けてあげるし」
 そういって、小夜乃が差し出してきたのは、箸巻きだ。ちなみに箸巻きとは、九州・中国地方のお祭りでは定番のメニューで、お好み焼きを割り箸に巻いたものだ。焼き鳥のように片手で手軽に食べられるのが良いらしい。
「箸巻きって初めて食べるー。二人でシェアするの、一度やってみたかったんだよね!」
 他の食べ物についていた割りばしで分けようとしていた小夜乃だったが、先に風我がぱくり。
「はい、今度は小夜乃」
「ん、ありが……と」
 差し出されたそれをぱくっと食べて気づいた。これって、もしかして、関節キ……。
「箸巻きって、美味しいよな……って、どうした、小夜乃?」
「なっ……なんでもないっ……!!」
 そのまま、ガツガツと証拠隠滅と言わんばかりに箸巻きを食べてしまう。
「あー、もう少し食べたかったんだけど、それ」
「ほ、他にもあるから! 風我の甘いの頂戴」
 小夜乃はたこ焼きを差し出しながら、風我の買ってきた甘いものを選び始めたのだった。

 ひゅるひゅるひゅる……ぼんっ。
 いよいよ、花火大会が始まった。二人は体を寄せ合って、花火を見上げる。
「打ち上げ花火って、久しぶりに見た気がする」
「綺麗だねー、まさに華やかって感じだ」
 その手は恋人繋ぎでしっかりと握られている。
(「少し前までは、小夜乃と恋人同士になって青春してるなんて、夢にも思ってなかったな。色んな偶然が重なって、二人で今、ここにいる」)
 そう思うと風我は、自然に言葉が出ていた。
「来年もまた、二人で一緒に来ようね……」
 この縁を切らさぬように、これからもっと沢山の思い出を紡いでいこうと、そんな気持ちを込めながら。

 一方の小夜乃はというと。
「んー……まーそうだねー楽しかったし」
 恥ずかしくて、それしか返せない。その本心は……少し火照った頬を隠すかのように見せる、小夜乃の照れた笑顔が隠しているよう。
「あ、また花火!」
 話題を変えるために小夜乃は、風我の方は見ずに、綺麗な花火を指さしたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!

シャナオウ・ナラシャ
【聖域】
(緑みがかった紺地に和朝顔と桐麻が描かれた浴衣。ラフィスも可愛くお揃いでおめかし)

そういうナディアもよく似合っているぞ
アリアはなんというか…粋だな!

(骨董品とか雑貨の露店立ち止まっていると女性陣に呼ばれて、装飾品を一緒に眺めて、ふと目に入った銀細工に目と止めて)

…ピアスと指輪は既に俺色に染めてあるから
それ以外で…あいつにどれが似合うと思う?
(と惚気?つつ、女性陣の意見を聞きながら、あーでもないこーでもなと最終的にはバックルかブレスレッドで悩んで)

女性陣がデートだ、とはしゃいでいる姿を見ながら
おーけー、俺は黒子になろうじゃないか

お嬢様方、お荷物お持ちしますよ
(無駄にイケメンに言いながら)


アリア・パーハーツ
【聖域】
(紺に月の模様の浴衣と一本歯下駄で視界が高い)
殿下も猫ちゃんもナディアさんも素敵!似合ってる!

賑やか!人多い!うわーいい匂いするー…

お、ほんとだ、綺麗なのある!
殿下ぁ置いてっちゃうよー!

ステンドグラスっぽいのある…綺麗…
あ、耳飾りもある、ナディアさんに似合いそう
殿下はハニーへのお土産いいのあった?
(真剣に悩んでる横顔を見て良い笑顔)
この色とかー…あ、これとか要ちゃんに似合うかな、どう?

はぐれない様にナディアさんを腕組んじゃおう
……デートじゃないの……?(うるっと泣き真似)

はしゃぐとお腹減るねえ
たこやきでしょ、焼きそば、肉串、……あ、りんご飴食べる!
手が、足りない……わあ殿下ありがと!


ナディア・ベズヴィルド
【聖域】(白地に菖蒲の花の描かれた浴衣))

もうたくさんの人が集まっているわ
露天もたくさんあって見応え抜群ですね
お二人とも素敵な浴衣よくお似合いです

アリアさん、王様、あちらに綺麗な装飾品を並べているところがあります!
見に行きましょう!
このブレスレット、アリアさんに似合いそう。細工も細かくて素敵だわ
ふんふん、早速の惚気ご馳走様ですよ(クスクス笑いながら、アリアさんと一緒に品を選んで勧め

お買い物がひと段落したら後はみんなで屋台の食事を楽しみましょう
アリアさんと仲良く腕を組みながら歩くわ
…はぐれないようにだからね!(泣き真似アリアさんに笑いかけ)

荷物を持って頂けるのです?ふふ、ありがとうございます。


●素敵なお買い物と……惚気?
 秋祭りが開かれると聞いて、三人は会場で待ち合わせ。
「もう、たくさんの人が集まっているわ。露天もたくさんあって、見応え抜群ですね。……まあ、お二人とも素敵な浴衣、よくお似合いです」
 辺りを見渡し、そう告げるのは、ナディア・ベズヴィルド(黄昏のグランデヴィナ・g00246)。髪をまとめ花飾りをつけ、白地に菖蒲の花の描かれた浴衣を纏っている。
「そういうナディアもよく似合っているぞ。アリアはなんというか……粋だな!」
 シャナオウ・ナラシャ(『-紗那皇-』・g02191)は、スフィンクスの『エニシェンラフィス』を連れてきていた。シャナオウは、緑みがかった紺地に和朝顔と桐麻が描かれた浴衣をしっかりと着こなしており、エニシェンラフィスも、可愛くお揃いでおめかししている。
「殿下も猫ちゃんもナディアさんも素敵! 似合ってる!」
 一本歯下駄で視界が高い、アリア・パーハーツ(狂酔・g00278)も、紺に月の模様の浴衣を纏っている。シャナオウが言葉に迷ったのは、きっと、片方の肩がはだけていたから……いや、持っていた風鈴傘? いやいや、珍しい一本歯下駄? ……とまあ、祭りを回るには邪魔になるということで、風鈴傘は、駅のロッカーに預けて、一行はさっそく、屋台通りの方へと向かうのであった。

「賑やか! 人多い! うわー、いい匂いするー……」
 うっとりとするアリアの隣で。
「アリアさん、王様、あちらに綺麗な装飾品を並べているところがあります! 見に行きましょう!」
 ナディアが目敏く、素敵なアクセサリーを売っている店を見つけ出した。
「お、ほんとだ、綺麗なのある! ……殿下ぁ、置いてっちゃうよー!」
「ちょ、ちょっと待て!」
 置いて行かれる前になんとか合流を果たしたシャナオウも、その店に入っていく。
「このブレスレット、アリアさんに似合いそう。細工も細かくて素敵だわ……」
「ステンドグラスっぽいのある……綺麗……あ、耳飾りもある! ナディアさんに似合いそう」
 ナディアとアリアは、互いに似合うアクセサリーを見つけて、吟味している様子。一方、シャナオウはというと。
「……ピアスと指輪は、既に俺色に染めてあるからな。それ以外となると……」
 ここにはいない、大切な相手のために、アクセサリーを選んでいた。
「殿下は、ハニーへのお土産いいのあった?」
 目当てのものを買ったので、シャナオウのところに声をかけたのは、アリアだ。
「……あいつにどれが似合うと思う?」
 手にしていたのは、細工が施されたバックルとブレスレット。その二つで迷っているらしい。
「この色とかー……あ、これとか要ちゃんに似合うかな、どう?」
 真剣に悩むシャナオウに、アリアは良い笑顔で、似合いそうな色のブレスレットを見繕う。
「ふんふん、早速の惚気、ご馳走様ですよ。私はこちらの方が好みですね」
 そこに買い物を終えたナディアも加わった。どうやら、先ほどの惚気っぽいシャナオウの言葉を聞いていたらしく、くすくすと微笑んでいる。
「んー、じゃあ……これで!」
 さんざん悩んで、シャナオウも目当て物を手に入れたのだった。

「後は、みんなで屋台の食事を楽しみましょう」
 ナディアの一声で、この後の予定が決定した。はぐれないようにと、アリアはナディアの腕を組んで。
「……デートじゃないの……?」
 うるっと涙を浮かべながら、アリアが訴えると。
「……はぐれないようにだからね!」
 泣き真似と分かっているナディアは、そう笑いかけて。
「はしゃぐとお腹減るねえ。たこやきでしょ、焼きそば、肉串、……あ、りんご飴、食べる! 手が、足りない……」
 そんなナディアの言葉を理解したのか、次にアリアが目を付けたのは、食べ物の屋台。お腹が空いているらしく、いろいろと買いあさっていたのだが、とうとうその手から溢れてしまった。
「おーけー、俺は黒子になろうじゃないか」
 そうシャナオウはそう言葉にすると、続けて。
「お嬢様方、お荷物お持ちしますよ」
 無駄にイケメンな雰囲気で、執事のように傅く素振りを見せる。
「わあ、殿下ありがと!」
「荷物を持って頂けるのです? ふふ、ありがとうございます」
 デート気分なアリアとナディアは嬉しそうに笑顔を向けたのだった。

 三人のお祭りはなおも続く。食べ歩きながら見上げる花火もまた、格別なのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【アヴォイド】がLV2になった!

神刀・総二
【箱庭】

浴衣を着て4人で屋台を巡ってから
時間になれば人込みを避けて見晴らしのいい高台の神社へ

花火が始まる前に簡単にお参りをして
やがて時間になり打ちあがる花火に

おー……綺麗だな

4人で秋空に浮かぶ大輪の花に感嘆の声を上げて

しばらくは四人で見ていると
莉緒が二人にしてあげよ、と言うことで
近衛と舞花から少し離れた場所へ移動して

莉緒と二人並んで花火を見上げながら
気付けば無意識に莉緒の手を握って

ひと際大きな花火が打ちあがり

ーーーー

ぽつりと無意識に言った言葉は花火にの音にかき消され
花火が終わるまでお互いの手は繋いだままで

また来年も四人で花火見に来れたらいいな
それと二人でも……と思いながら


十束・近衛
【箱庭】

四人で浴衣を着ながら秋祭りへ
花火までの時間に少し露店を巡って

高台の神社へ移動して4人でお参りを済まし
舞花と腕を組んで花火の打ち上げ時間まで待って

打ちあがった花火に、綺麗だな……と言って、舞花の方を見ると
花火に魅入っている舞花ばかり見てしまいそうで

身体を寄せ合いながら花火を眺めるうちに
総二と莉緒が少し離れたところに

いつも気を使わせてるなと思ったら
二人も手を繋いでいい雰囲気に

ふふっと笑ってしまい、舞花の腕をくいっと引いて
総二と莉緒の方をちらっと見て、笑顔で頷いて

四人で来たのに二人ずつに分かれながら花火を眺めながら
後で総二に色々話を聞かないとな……


如月・莉緒
【箱庭】

四人でわいわいと屋台を楽しんだ後
花火を見るために神社へ

お邪魔しますの気持ちを込めてお参りを
時間になれば花火が打ち上がる

わ、きれーい!!

夜空に咲く花火が綺麗に見られて嬉しくて

最初は四人で見ていたけど
恋人の時間を邪魔しないようにそっと舞花さんと近衛さんから離れて

仲睦まじい様子の二人を羨ましいと思っていたら
ふいに手を握られ、そっと握り返しながら花火を見上げて

ふと何か聞こえた気がして総二さんを見るも
花火の音しか聞こえず、気のせいだったかなと

帰り道

来年も四人で来ようね

と言っていたら舞花さんから耳打ち

えっ…見て!?

途端に恥ずかしくなる
言葉を続けるより先に揶揄われて

こっ、恋バナ!?

きっと耳まで赤い


藤宮・舞花
【箱庭】
*近衛のみ『せんせー』呼び

四人で浴衣を着て屋台へ寄り道した後、神社へ

お参りを済ませた後は近衛せんせーと腕を組んで花火を見て

うん…すっごく綺麗だね

いつもならはしゃぐけれど、今日は腕を組んでいるので緊張してしまって

少しずつ近くなる距離に花火の音くらい心臓がドキドキして
ふと笑ったせんせーが腕を引くので首を傾げると
総二さんと莉緒さんもいい雰囲気で
微笑ましく思って零れた笑みで頷き合う

帰り道にはまた来年も、という莉緒さんに同意しつつ
こそっと近付いて

さっき総二さんと手を繋いでた?

なんて耳打ちしてみる

照れる様子の莉緒さんにも早く春が訪れるといいな、なんて思って

恋人出来たら恋バナもしたいね

なんて揶揄って


●お参りと素敵な花火と……恋バナ?
 花火まで時間があると言うことで、屋台を回ってきた四人。
「まさか、こんな大きなものを手に入れられるとはな……」
「ホント、びっくりしちゃったよ」
 神刀・総二(闘神・g06384)は、先ほど射的で手に入れた大きなペンギンのぬいぐるみを抱えながら、ちょっとだけ困惑しているようにも感じる。傍にいた、如月・莉緒(恋愛至上主義・g04388)は、両手に持っていたわたあめの一つをようやく消費しながらも、総二を眺めていた。
 お祭りということで、二人は浴衣を着ている。総二は紺色の竹の浴衣を、莉緒は白地に笹の葉の模様の浴衣を着ていた。ある意味お揃いと言えるだろう。
「ヨーヨー釣りも楽しかったね! みんな一つずつ取れたし♪」
 そう嬉しそうに声をあげるのは、藤宮・舞花(花咲フルーティスト・g07548)だ。オレンジ色の水風船のヨーヨーがゆらゆらと揺れる。もう片手には、いちごのフルーツ飴が握られていた。これもまた先ほどの屋台で手に入れたものだ。
「きゃっ!!」
「おっと、気を付けて。階段なんだから」
 そう、手を差し伸べ、舞花を支えるのは、十束・近衛(All Allowed・g07547)。彼もまた緑色のヨーヨーにみかんとキウイのフルーツ飴を手にしていた。しかも、舞花と近衛もまた、お揃いの模様な浴衣に身を包んでいる。近衛は黒地に青の花と猫の模様、舞花は白地に赤い花と猫の模様を合わせたものだ。
 そんな四人が目指す先は、高台にある神社だ。
 場所を借りると言うことで、神社の境内にやってきた四人は、揃って神社にお参りすると、ゆっくりと花火の見える方へと歩き出す。

「わ、きれーい!!」
 いち早く歓声を上げたのは、莉緒。
「おー……綺麗だな」
 同じく花火を見ていた総二も、思わず声を漏らす。
「うん……すっごく綺麗だね」
 いつもなら、莉緒と一緒にはしゃぐところだが……舞花の様子がいつもと違う。
 お参りした後、近衛の腕を組んでいたので、少し緊張してしまったのだ。そして、それは今も……。
「綺麗だな……」
 そう呟く近衛は、思わず舞花の方を見た。それに気づいたわけではない。
 ――花火に魅入っている舞花ばかり、見てしまいそうで。
 代わりにと、その距離を少しずつ縮めながら、花火の方を眺める。

 と、莉緒が総二にくいくいと何かを訴えてきた。
「二人にしてあげよ」
 小さく呟く莉緒の言葉に、総二は二人の方を見た。
「ああ、なるほどな。了解」
 二人の時間を邪魔しないように、莉緒と総二はゆっくりと二人から離れていく。
 けれど……莉緒は思う。
(「なんだか、羨ましいな……」)
 仲睦まじく寄り添う舞花と近衛の様子に、羨ましさを感じていた……そのときだった。

「!!」

 重ねられたのは、総二の手。その温もりを感じながら、莉緒は顔が綻ぶようであった。そっと握り返しながら、二人も花火を眺める。
「…………」
 ふと、総二が何か言ったと思ったのだが……その声は小さく、同時に打ち上がった、ひときわ大きな花火の音で莉緒の耳にまで届かなかったようだ。
 気のせいかと思っていたのだが……。

 一方、その頃。もう一組のカップルもまた。
 くいくいっと、腕を引かれた。見上げると笑顔を見せる近衛の顔がいつになく、近く感じられた。
「ん? せんせー?」
 アイコンタクトで、総二達の方を見る。手を握って寄り添う二人の姿が見えた。
 どうやら、向こうも良いムードを醸し出している様子。二人は笑顔で頷き合うと、彼らとそっと距離を取っていく。

 二人と二人は、花火が終わるまで寄り添っていた。

「また来年も、四人で花火見に来れたらいいな」
 花火が終わった帰り道。階段を下りながら、総二はそう、仲間達に声をかけた。
「うん、来年も四人で来ようね」
「もちろん!」
 莉緒の言葉に舞花も力強く頷いた。近衛は何も言っていないが、微笑みながら頷いているところを見ると、彼も同意している様子。
 と、そこで舞花が莉緒の耳元で囁いた。
「さっき、総二さんと手を繋いでた?」
「えっ……見て!?」
 照れる様子の莉緒を楽しそうに見ながら、彼女にも早く春が訪れるといいなと思いつつ、舞花は言葉を続けた。
「恋人出来たら、恋バナもしたいね」
「こっ、恋バナ!?」
 耳まで真っ赤にさせる莉緒を眺めながら、近衛もまた総二の側に近づいていった。
「後で……話を聞かせてくれよ」
 その言葉に、思わず笑みを浮かべながら、総二は思う。

 ――それと、今度は二人でも……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【通信障害】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
【動物の友】がLV2になった!
【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV3になった!
【ドレイン】がLV2になった!

花塚・夜壱
Nox5人参加

おぉ…魅力的な匂いでいっぱいだ
お好み焼きに唐揚げ串、ジャガバターに鈴カステラ…!
わたあめやリンゴ飴もあるな、見ているだけでお腹が空く
俺は選べないので、皆が選んでくれた奴を買って食べ歩こう
…全部?そうだな…皆が気になった奴を、全部買って行こうか
皆で摘んで食べるのは良いアイディアだ

やはり、女の子はキラキラした物が好きなのか?
この辺りは、特に装飾が並んでいるが…
(その中でも最もチープなケミカルブレスレットをジッと見つめ
…迷子防止に、皆で買うか?
お店の色か、何色だろう…赤色?
はは、お揃いに抵抗がないようで良かった
キラキラさせて行こう!

お腹も膨れたし、買い物も済んだし…
次は射的でもどうだ?


本郷・夏深
【Nox】

楽しみで手が震えてきました
早く行きましょう、さあ早く!
絶対食べたい物…?全制覇は無理なのですか
なら牛串とポテトとかき氷と
あと皆様が言ったやつは全部買いましょう!

しかし色んな屋台がありますねえ
お、射的も面白そうですよ
ですね、レジーナさん。ルリラさんがやった事ないとなると絶対に後でしなくては!

へえ、アクセサリー屋ですか
…(ブレスレットをジッと見る夜壱兄ちゃんを怪訝そうにジッと見て
え、マジで買うんです?
こんな光量では迷子防止にならんでしょう
まあカフカも買いますけどね!
錬晏さん、大丈夫ですよ。害があっても死ぬ時は皆一緒です

やった、行きましょう射的
汚い手を使ってでも景品全て掻っ攫ってみせますよ


レジーナ・ネイサン
【NOX】

この賑やかな感じがいいな
早速巡ろう!
今挙がったのだとじゃがバタとわたあめ気になる
おぉ全部。お腹弾けてもしらないよう?
私はタコ焼きとかベビーカステラを買おうかな
皆が摘めるかなと思って
錬晏は甘いのダメなのか
ベビーカステラなら小さいし試してみる?

露店は食べ物以外も魅力的だよね
射的も後でやりたい
キラキラ?綺麗なものは好きだ、けど(夜壱が手にしてるものを見て)
コレ露店以外であまり見ないよね?お祭りならではの特別感がある
あはは、お揃いは嬉しいし買おっか!

射的賛成!勿論行くよ
ルリラの初挑戦結果がどうなるか楽しみだ
夏深のヤル気が凄いが真っ向勝負でも十分いけるさ
こっちの分の景品も残しておいてよ?なんて


ルリラ・ラプソディア
【Nox】

…いろんなお店がある、ね
ゆるり楽し気に翼揺らし
ん…たくさん、まわろう

…飴は…他にもいっぱいフルーツ飴あるの
わたし、とろぴかるじゅーすに、らむね…飲みもの買おうかな?
ラムネなら錬晏さんも…飲める?

射的…わたし、やったことないの
やってみたいな…
わ…きらきらブレスレット…
これをつけると…楽しくなれる魔法の輪
おそろい…すてき、ね
嬉しくなれるの…みんなでつけよう
レジーナさんの言葉に頷き
何色がいい…?お店のいめーじからー?
夜壱さんを見上げ

射的、初挑戦…がんばるの
でも…少し、むずかしい
狙うは可愛い兎のマスコット
わ…夏深さん、じょーず…
あっという間になくなりそう…?
もし兎が取れたら嬉し気に皆に見せる


夏候・錬晏
【Nox】アドリブ歓迎

最近採用してもらったばいと先の仲間たちと
服装は…美的感性は皆無なので普段の漢服を簡素に着る

祭りの露店は何度か体験してきたが地域や規模で随分と違うんだな
甘味と…なんだ、発光してる…?害はないんだな?え、本当だよな?
(困惑気味でも装着してしまえば嬉し気に笑って)お揃いは良いよな

甘いものはあまり得意ではないんだが、匂いは美味しそうだから困る
べびー…?お言葉に甘えて、ひとついただくよ
らむねは飲んだことがある。炭酸の感覚は衝撃だった…口の中で弾けるからな

焼きとうもろこしやイカ焼き、はしまきなど
片手で食べられるものを中心に頬張り歓談

腹ごなしの遊戯も良いな
全部…?本気か…?


●楽しい食べ歩きとお揃いのキラキラリングと
 旅団雑貨喫茶『Nox』に所属する5人もまた、誘い合わせてこの祭りに参加していた。
「楽しみで手が震えてきました。早く行きましょう、さあ早く!」
 そう仲間を急かすのは、本郷・夏深(逢魔が夏・g00583)。
「この賑やかな感じがいいな。早速巡ろう!」
 夏深と一緒に、レジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)は露店に突撃する。
「祭りの露店は、何度か体験してきたが、地域や規模で随分と違うんだな」
 興味深そうに、浴衣ではなく普段の漢服を着ながら、辺りを見渡すのは、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)だ。
「……いろんなお店がある、ね」
 ルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)は、楽しげに翼を揺らしながら、店を眺めて。
「おぉ……魅力的な匂いでいっぱいだ。お好み焼きに唐揚げ串、ジャガバターに鈴カステラ……! わたあめやリンゴ飴もあるな、見ているだけでお腹が空く」
 ぐうっと鳴りそうなお腹をさすりながら、花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)もまた、店定め。
「俺は選べないので、皆が選んでくれた奴を買って食べ歩こう」
 そう、夜壱が声をかけると。
「さっき、挙がったのだと、じゃがバタとわたあめ気になる」
 ふむと考えこむように、レジーナが気になるものをあげていく。
「……飴は……他にも、いっぱいフルーツ飴あるの。わたし、とろぴかるじゅーすに、らむね……飲みもの買おうかな? らむねなら錬晏さんも……飲める?」
 そう尋ねるルリラに錬晏は答える。
「らむねは飲んだことがある。炭酸の感覚は衝撃だった……口の中で弾けるからな」
 大丈夫だぞと言わんばかりに、前に飲んだラムネの感想を述べていた。
「絶対食べたい物……? 全制覇は無理なのですか」
 と、夏深は言い出した。
「……全部? そうだな……皆が気になった奴を、全部買って行こうか」
 その夜壱の提案に夏深の目がきらーんと光った。
「なら牛串とポテトとかき氷と! あと、皆様が言ったやつは全部買いましょう!」
「おぉ全部。お腹弾けてもしらないよう?」
 そう、夏深を窘めながらもレジーナも。
「私はタコ焼きとかベビーカステラを買おうかな。皆が摘めるかなと思って」
「皆で摘んで食べるのは良いアイディアだ」
 レジーナの言葉に夜壱が同意する。と、レジーナが錬晏の方を見て。
「そういえば、錬晏は甘いのダメなのか? ベビーカステラなら小さいし試してみる?」
 甘いものが得意ではない錬晏だったが、その美味しそうな香りに、錬晏の目はくぎ付けになっていた。
「べびー……? 初めて聞くものだが、お言葉に甘えて、ひとついただくよ」
 ぱくりと一つ、口の中へ。一個だけなら、大丈夫そうだ。優しい甘みが口の中に広がっていく。きっと苦手な甘みも美味しく感じられるのは、仲間がいるからだろう。
「うん、美味しい」
 その言葉に仲間達が一斉に笑顔を見せたのだった。

「しかし色んな屋台がありますねえ。お、射的も面白そうですよ」
「露店は食べ物以外も魅力的だよね。ああ、射的も後でやりたい」
 そう先頭で言い合う夏深とレジーナの後ろで、ぽつりと。
「射的……わたし、やったことないの。やってみたいな……」
 そういうルリラの言葉に。
「ですね、レジーナさん。ルリラさんがやった事ないとなると、絶対に後でしなくては!」
「賛成ー!! ……と、その前に」
 レジーナが立ち止まったのは、シルバーアクセサリーなどなど、いろいろなアクセサリーを扱う露店だった。
 女性陣は一斉に立ち止まり、吸い寄せられるように、色とりどりのアクセサリーを眺めている。
「へえ、アクセサリー屋ですか」
 男性陣も遅れて、店を覗いていく。
「やはり、女の子はキラキラした物が好きなのか? この辺りは、特に装飾が並んでいるが……」
 と、夜壱はその中でも、ちょっとアレなものを見つけて手に取った。
「キラキラ? 綺麗なものは好きだ、けど……」
 声につられてレジーナが見た先に、夜壱の手に取ってるものを見た。
 ――ケミカルブレスレット。しかも、このアクセサリー屋で最もチープなものである。(なにせ、1パック200円程度で買えてしまう代物なのだ!)
「……迷子防止に、皆で買うか?」
「え、マジで買うんです? こんな光量では迷子防止にならんでしょう」
「わ……きらきらブレスレット……これをつけると……楽しくなれる魔法の輪」
 夜壱の提案に夏深は驚き、ルリラは目を輝かせる。
「コレ、露店以外であまり見ないよね? お祭りならではの特別感がある」
 レジーナが物珍しそうに眺めている横で。
「何色がいい……? お店のいめーじからー?」
 ルリラがもう買う気満々だ。どの色にしようか品定めをしている。
「お店の色か、何色だろう……赤色?」
「あはは! お揃いは嬉しいし、買おっか!」
「おそろい……すてき、ね。嬉しくなれるの……みんなでつけよう」
「まあ、カフカも買いますけどね!」
 どうやら、レジーナもルリラも、そして夏深も買うつもりのようだ。
「はは、お揃いに抵抗がないようで良かった。皆でキラキラさせて行こう!」
 だがしかし……。
「………なんだ、発光してる……? 害はないんだな? え、本当だよな?」
 初めて見る光るリング、もとい、ケミカルブレスレットを見て、錬晏はもの凄く不安そうだ。
「錬晏さん、大丈夫ですよ。害があっても死ぬ時は皆一緒です」
 それはどうかと思う夏深の物言いに、仲間の皆は思わず笑みを浮かべて。
 こうして、彼らはみんな揃って、色違いのケミカルブレスレットを買って、すぐに腕に付けたのだった。

 不安そうだった錬晏は、焼きとうもろこしやイカ焼き、箸巻きなどを食べて、いつもの元気を取り戻したようだ。
 キラキラと輝くケミカルブレスレットにも慣れてきた様子。
「お腹も膨れたし、買い物も済んだし……次は射的でもどうだ?」
 その夜壱の提案に。
「腹ごなしの遊戯も良いな」
 最後のイカ焼きを口に入れて、錬晏は楽しげに賛成する。
「やった、行きましょう射的!」
「射的賛成! 勿論行くよ。ルリラの初挑戦な結果がどうなるか楽しみだ」
 夏深とレジーナも大盛り上がり。
 さっそく、やりたいと言っていたルリラが挑戦していく。
「射的、初挑戦……がんばるの」
 ルリラが狙うのは、可愛い兎のマスコット。一発目を外してしまった。
「でも……少し、むずかしい」
 その隣では、夏深が。
「汚い手を使ってでも、景品全て掻っ攫ってみせますよ」
 と、次々と品物をゲットして行っている。
「全部…? 本気か…?」
 驚く錬晏の隣で、ルリラとレジーナが。
「わ……夏深さん、じょーず……あっという間になくなりそう……?」
「夏深のヤル気も凄いが、真っ向勝負でも十分いけるさ。夏深、こっちの分の景品も残しておいてよ?」
 弾を外してしまったルリラを励まし、夏深に注意を促している。
「みんな、ほどほどにな?」
 そんな賑やかな仲間達の様子を夜壱は、後ろで楽しそうに見守っていた。
 と、そのときだった。
「……!! とれた!!」
「やったね、ルリラ!!」
 狙っていたマスコットを取れて、得意げに掲げるルリラに、仲間達は笑顔で拍手を贈る。

 こうして、彼らのお祭りの夜は、ゆっくりと更けていくのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【強運の加護】がLV3になった!
【士気高揚】LV2が発生!
効果2【能力値アップ】LV3が発生!
【アヴォイド】がLV3になった!
【リザレクション】LV1が発生!

リディル・ヴェント
【ヨアケ】の皆と祭よ!
こっちに来て1年が経つけど秋祭りは初めてね、どんな感じかしら?
ユカタはヒマワリ柄よ!

すごい、店がいっぱいあるわ!
これは「そーす」の匂いね!焼いている音も美味しそ!
あの赤いの(林檎飴)も可愛いわ!

あれはみんなしゃがんで何やってるの?
キンギョスクイ?この紙ですくうの?面白そうね!
要はあれでしょ?紙が破れる前にすくえばいいんでしょ!

え、もうハナビの時間?熱中しすぎたわ!お、覚えてなさいよキンギョ!(すくえなかったヤツ)

琥兎さん、燈杜美さん、シートありがと!
花火迫力があってキレイだわ!
「タマヤ」って言うの?
じゃ、アタシも。
たーまやー!


月見里・千隼
【ヨアケ】
※連携、アドリブ歓迎
浴衣コンの浴衣着用

花火大会に沢山の露店か、とても賑やかな秋祭りだな。

少食なのでチーズボールとかき氷を食べて
妻と義兄へのお土産としてりんご飴、いちご飴、ベビーカステラ、チョコバナナ、綿飴、たい焼きを購入
2人とも甘い物が大好きだからな…
アクセサリーもあるのか
妻のお土産に向日葵モチーフのを買ってこう
(お土産は【アイテムポケット】に収納)

大好きで大得意な射的もやるか!
射的で得た景品は妻と義兄のお土産にしたり
仲間達の誰かへ渡したり交換したり

〆の花火大会は瓶入りラムネを飲みながらまったり鑑賞
実際に観ると大迫力だな…たーまやー
(仲間達と花火を見る場所はMSさんにお任せ)


メルキディア・セデクリエル
アドリブ・連駅大歓迎
【ヨアケ】の皆で秋祭りへ!

仕立て屋に見繕っていただいた浴衣コンテストの浴衣で参加。
取り戻した京都…最終人類史の京都だから実質初めてなこの場所での祭りにちょっとはしゃぎ気味に。

京都ならではの物も売ってると思うし、そういった小物やお馴染みの屋台の料理もヨアケの仲間やジェストと一緒に堪能しましょう。
花火の時間が来たら一緒に皆で見やすい場所へ移動して鑑賞。

でっかい花火が出たら一緒にお約束のアレを……た~まや~!!


相原・相真
【ヨアケ】の皆さんと一緒に参加
私服での参加(依頼ばかりで動いていたため準備していなかった)
祭りに露店、花火に浴衣。…風情があっていいですよねぇ、やっぱり
また機会があれば、俺も準備しますかね

(人が楽しんでいるのを見て楽しむタイプ
皆の様子を見ながら適当に露店を冷やかしたりしています)

クレープですか? それじゃ、せっかくなんで買ってみましょうか
こういうお祭りの食べ物って、何だか特別美味しく感じるんですよね

花火はちゃんと見れるよう、時間の前に移動しておかないと
ちょっと恥ずかしいけど、せっかくですし俺も…。たーまやー!


緋詠・琥兎
【ヨアケ】
浴衣コンの恰好で燈杜美と共に参加

琥兎は見た目や立ち振る舞いが男性そのもの


リディル嬢、はしゃぎ過ぎるとコケるぞ?

長身を活かして仲間がはぐれない様に気を巡らしつつ
屋台を楽しむ

屋台は偶に変わり種のものがあるから
そこに行くのもいいな
燈杜美はどこがいいか?

にしても百鬼はいつもより活き活きとしているな

今後の喫茶店メニューの為にもクレープを買い食い
相原も食うか?
明らかにご飯ものとしかいいようがないメニューもあるぞ


花火大会の開始時間が近くなったら
場所取りをしに行こう
大人数で座れるビニールシートを何枚か持って来ているが
いい場所はあるかな?

掛け声をする仲間を見守りつつ
静かに花火鑑賞をする


アドリブ
絡み歓迎


黒城・廉也
かりぷれんや
【ヨアケ】で参加
アドリブ連携歓迎

浴衣は濃紺のシンプル王道な浴衣(浴衣コン装備)
手にはチョコバナナと綿菓子

このワイワイした雰囲気良いッスねぇ
屋台のどれのこれも美味しいッス!
その中でもこのチョコバナナ美味しくておすすめッスよ!あ、良かったら俺の買ったやつ一口食べますか?

花火……初めて見るけど綺麗ですね
ん?あ、掛け声をする決まりなんスね?
それじゃあ俺も一緒に……たーまやー!

今日も今日とて皆と楽しい思い出が作れて凄い嬉しかったッス。
もし良かったらまた一緒に出かけましょうね!


桜・姫恋
アドリブ・絡み歓迎

【ヨアケ】で参加

浴衣は紫地に桜の花びらの描かれた大人っぽいもの

屋台で買ったイチゴ飴を手にみんなと一緒に屋台を回ったりして楽しんでいる。

いちご系の食べ物等に目がなく見かけたもの全て買っていく。

ん?買いすぎかしら?(食べきれない分はアイテムポケットに入れつつ)

ヨーヨーすくい等ゲーム系のものも楽しみながらもついフラフラとどこかへ。みんなとはぐれたりもしつつある程度時間が経ち花火の時間になったらしれっと再び合流して皆と花火のよく見える場所へと移動し打ち上がる花火をキラキラした瞳で見つめ祭りの余韻を楽しもうと。


フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、絡みok
※【ヨアケ】同行

浴衣姿(浴衣コンの物)で秋祭り参加。

地域の特色が大きく出るから、祭りの時はいつも楽しみです。
花火大会までは間があるようですし、私も他の皆様と一緒に露店を巡りましょうか。

色々と楽しそうな物がありますが、綺麗なアクセサリーも多いようですね。髪飾りとか何か良さそうなのがあれば買いましょうか。
後は、露店で買い求めたタイ焼きを食べつつ、皆様が遊んでいる所を温かく見守りますか。……あ、誘われれば参加しますよ?

締めの花火大会は、どんな感じになるのでしょうね?
皆様と一緒に花火を眺めますか。

私達だけでなく、現地の方々や、他地域の帰還された方々も楽しめる一時になれば良いですね。


眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】で行く
浴衣コンの物で参加

出店も色んなもんがあんなァ
こうなると制覇してみたくなるのが男心ってやつだぜ
皆の後に続きつつ……
折角だから現地の人とかにオススメ聞いたりして
あれこれ買っちゃお〜、何か珍しいもんとかあるのかねェ?
おもろいもん仕入れたら皆で楽しむとすっか
よぉ大将、チョコミントフレーバーとか出来たりしない?

ちゃんとした花火はやっぱ迫力あるぜ
こういうのはやっぱ生で見てなんぼだよなァ〜
ちょびっとだけおしゃけ飲んじゃお

しゃあっ、俺もコールするぜー!たーまやー!


百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】で参加

服装は黒い浴衣に狐のお面を斜めにかぶっています

さてと秋祭りの露店めぐりか…ふふふ、一体いつ以来だろうな?中学校に上がってからは基本実家の神社の手伝い。近場の神社に行っても知り合いに見つかって手伝いにドナドナ。だがここでは知り合いもいないから遠慮なく楽しめるな!

久しぶりの秋祭りに普段の飄々とした感じと違い、割とテンション高め。いろんな露店でいろいろと買い込んでおり、時間経過とともに所持する物品が増えていきます

フィーナさんも懸念しているが、最後の花火は確かにいろいろと混みそうだな。浮遊を使用して木の上にでも陣取って花火見物といこうかな?たーまやー


アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】からー🎵
アドリブ、絡み歓迎

浴衣コンのやつ着てきますね

水風船掬いとか風流だと思うんですよね、ぽよんぽよんやってるだけで楽しいですし🎵
よっし必殺2個釣りですよー!

甘いの、流石にチョコミントはないですよねー。こういうお祭りでしか見ないりんご飴とかチョコバナナかなー
いや姫恋さんいちご買い過ぎでは?
こういう時アイテムポケットも便利ですねぇ

さて、合流して花火見物ですね
そういえばあんまりこう間近で見た事ないですねぇ
おおお、これは迫力スゴい!
たーまやー!
みんなで叫ぶのもいいですね🎵

お祭り、サイコーです!


●ヨアケの楽しい秋祭り
 さてこちらは、11人と大所帯な【ヨアケ】の面々。
「先日、取り戻したばかりの京都……なのよね。実質初めてな、この場所での祭り……興味が尽きないわね♪」
 キラキラと目を輝かせて、メルキディア・セデクリエル(閃機術士のエンジェリアン・g03132)は、ちょっとはしゃいでいる様子。地面まで付きそうな長い髪に紫のリボンをつけて、薄紫の生地に花柄の浴衣を着ている。
「そういえば、こっちに来て1年が経つけど、秋祭りは初めてなのよね。どんな感じかしら?」
 初めての秋祭りに、リディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)は、弾んだ足取りで屋台通りを突き進んでいく。リディルの可愛らしい向日葵柄の浴衣がよく似合っているようだ。
 と、走り出す二人に向かって。
「メルキディア嬢にリディル嬢、はしゃぎ過ぎるとコケるぞ?」
 そう優しく声をかけるのは、緋詠・琥兎(その身に潜むは破滅か。それとも朧げな標か・g00542)だ。傍にはオラトリオの燈杜美も一緒である。ちなみに、琥兎は、黒の縦柄の甚平を着ており、燈杜美は小さな花の模様が入ったえんじ色の浴衣を着ている。
「花火大会に沢山の露店か、とても賑やかな秋祭りだな」
 そう瞳を細めるのは、月見里・千隼(清風明月・g03438)。黒地に桔梗をあしらった浴衣を着ている。しっかり楽しむつもりか、歩きやすいサンダルも装備しているようだ。
「このワイワイした雰囲気も良いッスねぇ」
 そう楽しげに頷くのは、黒城・廉也(後輩サキュバス・g02175)。彼の着ている浴衣は濃紺のシンプル王道な浴衣である。
「祭りに露店、花火に浴衣。……風情があっていいですよねぇ、やっぱり」
 そういう相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は、浴衣ではなく普段の格好だ。依頼で忙しくしていたので、準備ができなかったのだ。
「また機会があれば、俺も準備しますかね」
 次回があれば、そのときは、皆と同じように浴衣を着たいと心に決めて。
「地域の特色が大きく出るから、祭りの時はいつも楽しみです」
 そう言葉をかけるのは、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)だ。手には団扇を持ち、その髪色に合う薄い水色の細いリボンを揺らしながら、霞柄の淡い青色の浴衣を着ていた。
「さてと、秋祭りの露店めぐりか……ふふふ、一体いつ以来だろうな?
中学校に上がってからは、基本、実家の神社の手伝い。近場の神社に行っても、知り合いに見つかって手伝いにドナドナ。だが!
ここでは知り合いもいないから遠慮なく楽しめるな!」
 そう目を生き生きと輝かせて、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は、先ほど買ったばかりの狐の面を斜めに被ってやる気な様子。黒い浴衣に身を包み、お祭りを思いっきり楽しみたいようだ。……というか、密かにお祭りで苦労したのが伺える物言いに、ちょっと涙がちょちょ切れそうになるのは、気のせいだろうか?
 そんな様子を見て、琥兎は。
「……にしても、百鬼はいつもより活き活きとしているな」
 事情を知っているのか知らないのか、そう遠くから見守っているようだ。
「出店も色んなもんがあんなァ。こうなると、全部制覇してみたくなるのが、男心ってやつだぜ」
 本当にやったら大変なことになりそうだがいいのか?
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は、きらーんと何かを狙っている。ちなみに彼は、波間にペンギンが空に飛んでいる柄というちょっと変わった柄の黒地の浴衣に白い羽織を着ている。

 と、さっそく、水風船のヨーヨーすくいに挑戦するのは、桜・姫恋(苺姫・g03043)とアオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)だ。
「水風船掬いとか風流だと思うんですよね、ぽよんぽよんやってるだけで楽しいですし??」
 アオイは、チョコミントアイスを意識した浴衣なのか、かなりポップな浴衣だ。チョコ色とミント色の縦じまにカラースプレーの柄があしらわれている。小さな麦わら帽子に革ブーツも付けて、ガッツリ楽しむ気満々だ。
「私も頑張って取るわね」
 店員から紐をもらって、さっそくチャレンジする姫恋は、いつもの髪をまとめて、紫色の生地に桜の花びらが書かれた、少し大人っぽい浴衣を着ている。
 と、隣で元気な声が響いた。
「よっし、必殺2個釣りですよー!」
「わあ、凄い……!」
 アオイは得意の必殺技でヨーヨーを二個釣ることに成功していた。もちろん、姫恋もイチゴ柄のヨーヨーを一つ、しっかりゲットしている。

 仲間が迷子にならないよう気を配りながらも、琥兎もまた、たくさんある屋台を眺めていた。
「屋台は偶に変わり種のものがあるから、そこに行くのもいいな。燈杜美はどこがいいか?」
 隣にいる燈杜美に声を掛けながら、どこに入ろうが悩んでいるようだ。
 次に、ヨアケの面々は、美味しい屋台が立ち並ぶストリートにゆっくりと入っていく。
「すごい、店がいっぱいあるわ! これは『そーす』の匂いね! 焼いている音も美味しそ! あの赤いのも可愛いわ!」
 そう声を上げるのは、リディル。ちなみに最後に指さしたのは、りんご飴の事だ。
「ん、美味しい」
 小食な千隼は、かき氷を食べ終えて、今度はチーズボールを食べている。これで終わらせるつもりだ。でも。
「2人とも甘い物が大好きだからな……すみません、コレください!」
 妻と義兄へのお土産として、りんご飴、いちご飴、ベビーカステラ、チョコバナナ、綿飴、たい焼きをガッツリ購入していた。持てないものは便利なアイテムポケットに収納して。
「このたい焼きも美味しいですね」
 先ほど買ったばかりのたい焼きを頬張りながら、フィーナも笑顔を見せる。
 運命もあれこれと張り切っているのか、いろんな美味しそうなものを買いあさっているようだ。徐々に戦利品が増えて行って、こちらもアイテムポケットを利用し始めている様子。
「うーん、どれにしようか迷っちゃうわ」
 ミニドラゴンのジェストと一緒に、美味しいものを物色しているのはメルキディア。美味しいものがたくさんあるし、香りも誘ってくるからたまらない。
「屋台のどれのこれもが美味しいッス! その中でも! このチョコバナナ美味しくておすすめッスよ! あ、良かったら俺の買ったやつ、一口食べますか?」
 いつの間にかわたあめとチョコバナナを買っている廉也が、チョコバナナを推してきた。言われてみれば、美味しそうだ。
「じゃあ、それにしようかしら?」
 もう一度、ジェストの顔色を見ながら、メルキディアは、おすすめされたチョコバナナに飲み物も買うのであった。
 一方、琥兎は、今後の喫茶店メニューの為にと、クレープを買っていた。と、後ろで静かに仲間達の楽しげな様子を眺めていた相真を見つけて。
「相原も食うか? 明らかに、ご飯ものとしかいいようがないメニューもあるぞ」
 琥兎の言う通り、クリームいっぱいの甘いメニューだけでなく、ウインナーやベーコンに目玉焼きなどの入ったお食事系のクレープもあるようだ。
「クレープですか? それじゃ、せっかくなんで買ってみましょうか。……こういうお祭りの食べ物って、何だか特別、美味しく感じるんですよね」
 美味しそうな目玉焼きとベーコンの入ったクレープを頼んで、相真も美味しそうに頬張るのであった。
「すみません、そのイチゴクレープくださいな」
 と、そこにイチゴ飴といちごのかき氷を持った姫恋がやってきた。他にもたくさんのいちごのものが抱えられている。
「いや、姫恋さん、いちご買い過ぎでは!?」
 思わず、アオイが突っ込んでしまう。
「ん? 買いすぎかしら?」
 もう持てないと思ったところで、こちらもアイテムポケットに収納して、姫恋は、少しずつイチゴの食べ物を美味しそうに食べ進めるのであった。
 折角だからと現地の人に聞いて、おすすめを探しているのは人鳥。
「おっ! これ買っちゃお~! それにしても、何か珍しいもんとかあるのかねェ? おもろいもん仕入れたら、皆で楽しむとすっか」
 映えるようなものといえば、電球の形をした容器に入ったドリンクだろうか? 人鳥は珍しいもの、面白いものを選んでは、仲間に見せてシェアしていた。
 と、思い出したように、近くの露店の店員に声をかけた。
「よぉ大将、チョコミントフレーバーとか出来たりしない?」
「甘いの、流石にチョコミントはないですよねー。こういうお祭りでしか見ない、りんご飴とかチョコバナナかなー」
 そこを通りかかったアオイは、りんご飴とかチョコバナナで妥協しようとした……そのときだった。
「ウチにははいけど、向こうのアイス屋ならあったと思うぞ」
「マジで!?」
 その店員の一声にアオイは、一目散にその店へと、どぴゅーんと駆けていく。
「よかったな、見つかって!」
 そんな後ろ姿に人鳥は、思わずそう声をかけるのであった。

 次に立ち寄ったのは、アクセサリー屋が立ち並ぶ露店だった。
「シルバーアクセサリーが多いのかと思っていたけれど、いろいろあるのね」
 メルキディアの言う通り、たくさんの小物がそろっていた。もちろん、比率的にはシルバーアクセサリーの方が多いが、その次に多いのが京都を感じさせる和の物だ。
「色々と楽しそうな物がありますが、綺麗なアクセサリーも多いようですね。髪飾りとか何か良さそうなのがあれば買いましょうか」
 フィーナはそう言って、目当ての髪飾りを見つけられたようだ。
「ふふ、良いのを見つけちゃったわ」
 メルキディアは、和風雑貨を見て、気に入った小物を手に入れたようだ。
「うーん、やっぱりこっちにしょう」
 妻へのお土産に(既に美味しいものも山ほどあるのだが)千隼は、似合いそうな向日葵モチーフのアクセサリーを選んで、買っていくのであった。

「千隼さん、勝負しないか?」
 きらーんと眼鏡を輝かせて、おもちゃの銃を構えるのは、運命だ。
「いいのか? 俺の射的が得意だってこと、知ってるだろ?」
 にこっといい笑顔を見せながら、千隼も、ちゃきっとおもちゃの銃を手にした。
「あら、楽しそう。私もやっていいかしら?」
 ひょっこり、姫恋も加わって。三人は楽しげに景品を打ち合い、また新しいお土産をたくさん手に入れていく。
「そうだ、せっかくだし、交換でもしないか。欲しいのがあったらあげてもいいぞ」
 そう、たくさんの景品を抱えた千隼が仲間へと声をかける。
「それなら、そのぬいぐるみとお菓子、交換しましょ」
 姫恋と千隼が景品を交換。運命もその交換に加わって……いやいや、最終的には、ヨアケメンバー全員でワイワイと景品交換を楽しむのであった。

 祭りの楽しみは、それだけではない。やはり外せないのは……。
「あれ? 皆しゃがんで何やってるの?」
 リディアが寄ってきた。
「金魚すくいよ。リディアさんもやる?」
 最初にやっていたメルキディアが振り向き、店員からリディアの分のポイを受け取り、それをリディアへと渡した。
「ここをこう持って、金魚を掬うんだ」
 運命がリディアの後ろでそう、教えてやる。
「キンギョスクイ? この紙ですくうの? 面白そうね! 要はあれでしょ? 紙が破れる前にすくえばいいんでしょ! まっかせてよ!!」
 と、息まいていたが、やっぱり初心者には難しいらしく、なかなか可愛らしい金魚をすくうことはできないようだ。
「もうすぐ、花火が始まるんだってー!!」
 と、そこを歩いていた若い女性達がそう言って、河原の方へと歩いていくのが見えた。
「え、もうハナビの時間!? 熱中しすぎたわ! お、覚えてなさいよキンギョ!」
 そう言い捨てて、リディアは後ろ髪引かれる勢いで、仲間達と花火を見に移動するのであった。

「会場で見るなら、混雑状況を想定しておいた方が良さそうですかね……?」
 そうフィーナが声をかけながら、早めの移動を促していく。
「確かに、最後の花火は、いろいろと混みそうだな」
「ええ、花火はちゃんと見れるよう、時間の前に移動しておかないと」
 運命も相真も頷き、移動していくと……。やはりもう、かなりの人達が並んでいたが……。
「おーい、みんな。こっちこっち!」
 手を挙げて知らせるのは、皆よりも更に先に来ていた琥兎だ。大人数で座れるシートを数枚用意して、燈杜美と一緒に場所取りをしていたのだ。
「いやあ、良い場所があるかと思ったけど、何とかなったよ」
「お疲れさま」
「琥兎さん、燈杜美さん、シートありがと!」
「場所取っておいてくれて、ありがとう」
 琥兎へとお礼や労いを言っている間に。
「あ、みんな、そこにいたのね!」
 と、そこに、はぐれたと思った姫恋も無事、合流を果たして。
 ヨアケの皆は、用意されたシートに座って、暗い夜空を見上げる。運命はシートの近くにあった木に飛翔して、そこから眺めているようだ。
「締めの花火大会は、どんな感じになるのでしょうね?」
 フィーナはとっても楽しみな様子。
 と、いよいよ花火が打ちあがった。
「ちゃんとした花火は、やっぱ迫力あるぜ。こういうのはやっぱ生で見てなんぼだよなァ~。……ちょびっとだけ、おしゃけ飲んじゃお」
 人鳥はお酒の効果か、とても陽気になっている様子。
 でっかい花火が上がった所で、メルキディアは。
「お約束のアレを……た~まや~!!」
 花火でお馴染みの掛け声をかけた。
「花火……初めて見るけど綺麗ですね。ん? あ、掛け声をする決まりなんスね? それじゃあ俺も一緒に……たーまやー!」
 廉也も楽しげに掛け声をあげた。
「たーまやー」
 木の上で見ていた運命も、皆の掛け声に合わせて、たまやーを言い始める。
「そういえば、あんまりこう、間近で見た事ないですねぇ! おおお! これは迫力、スゴい! たーまやー! みんなで叫ぶのもいいですね??」
 アオイも花火の迫力に圧倒されながらも、負けじと掛け声をかけている。
「しゃあっ、俺もコールするぜー! たーまやー!」
 酒も入って陽気な人鳥もたまやコールに加わって。
「ちょっと恥ずかしいけど、せっかくですし俺も……。たーまやー!」
 恥ずかしそうにたまやコールに加わるのは、相真だ。
「実際に観ると、本当に大迫力だな……たーまやー」
 千隼は瓶のラムネを飲みながら、打ちあがる花火をまったりと鑑賞している。
「花火迫力があってキレイだわ! ……あら、『タマヤ』って言うの? じゃ、アタシも。たーまやー!」
 リディルもたまやコールの仲間入りを果たす。
 ちなみにそんな仲間達と静かに鑑賞しているのは、琥兎。その隣では、姫恋がキラキラした瞳で見つめながら花火の余韻を楽しんでいる様子。
「お祭り、サイコーです!」
 アオイの言葉に、思わず、仲間達の顔が綻ぶ。
「私達だけでなく、現地の方々や、他地域の帰還された方々も楽しめる一時になれば良いですね」
 フィーナもそういって、暖かな笑顔を見せた。
「今日も今日とて、皆と楽しい思い出が作れて、凄い嬉しかったッス。もし良かったら、また一緒に出かけましょうね!」
 廉也のその弾んだ声に、仲間達も同意して。

 こうして、ヨアケの面々のお祭りも美しい花火と共に終わりを告げたのであった。
 また遊びに来ようという約束を、仲間達として……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【託されし願い】LV2が発生!
【アイテムポケット】がLV4になった!
【パラドクス通信】LV2が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【勝利の凱歌】LV2が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
【ダブル】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2022年10月03日

奪還した京都・奈良の秋祭り

 平安鬼妖地獄変奪還戦の勝利により、無事に帰還を終えた京都・奈良では、ディアボロスの協力の元、日常の暮らしを立て直しつつあります。
 しかし、多くの市民達は、不安の心を隠し切れていないようです。
 このまま彼らが不安にかられ、本来の歴史と大幅に違う行動を取り始めるようなことがあれば、最終人類史が『改竄世界史ディヴィジョン』の一つに転落してしまう恐れもあります。
 彼らの不安を払しょくし、ディアボロスへの信頼を高める為にも、ディアボロスと京都の人々が共に楽しむイベントが必要なのです。

 季節は秋。風情のある京都や奈良の町で、ディアボロス達も浴衣に着替え、人々と共に秋祭りを堪能しましょう。
 秋祭りの詳細は、オープニングやリプレイを確認してください。

・最終人類史のシナリオです。残留効果は全て(プレイング時点で発生していないものも含め)効果LV10で使用できます。

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#最終人類史(新宿島)
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#奪還した京都・奈良の秋祭り


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選択肢『奪還後の京都・奈良で秋祭り』のルール

 平安鬼妖地獄変奪還戦の勝利を経て、京都・奈良は無事に帰還を終えました。
 現地の人々はディアボロスの協力の元、日常の暮らしを立て直しつつあります。
 しかし、多くの市民達は、不安の心を隠せていないようです。
 このまま彼らが不安を抱いて暮らし続ければ、『改竄世界史ディヴィジョン』の一つに転落してしまうかもしれません。
 彼らの不安を払しょくし、ディアボロスへの信頼を高める為に、ディアボロスと京都の人々が共に楽しむイベントが必要なのです。

 季節は秋。風情のある京都や奈良の町で、ディアボロス達も浴衣に着替え、人々と共に秋祭りを堪能しましょう。
 秋祭りの詳細は、オープニングやリプレイを確認してください。

・最終人類史ですので、残留効果は全て(プレイング時点で発生していないものも含め)効果LV10で使用できます。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。