リプレイ
備傘・鍬助
全く、寒中水泳はちゃんと医師の指導の下、安全に行うのが健康の秘訣だというのに…
まぁ、自己診断で何とかなるか
準備運動しつつ、水地蛇使用、体を消毒、酸素マスク確保、移動開始だ
にしても、カスピ海か…
湖底になにか、こう、植物が生えていないだろうか…
新薬開発の為にサンプルを確保しておきたい所だ
あ、ついでに、鉱石とか、そういうのはないだろうか…
世界が変われば、薬効も変わる
余り荒されていない海底ならば、発見できるかもしれない
道すがら、確保してみたい所だ
勿論、敵には見つからない様にこっそりとだがな
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
マティアス・シュトローマー
アドリブ連携歓迎
陸側の警備は厳重そうだけど、こっち側は随分と手薄みたいだね
どうかそのまま油断していてくれますように
防寒用に目立ち難い黒のドライスーツにゴーグル。素早く泳ぐためのフィンと小型の酸素ボンベも準備。方向確認用のコンパスも持っていこう
敵の気配は無し、方向も合ってる。このまま進んで大丈夫そう
【水中適応】の残留効果を借りて水中を移動する。道中ではコンパスで方向を確認し、【完全視界】で敵に発見されないよう注意を払う。何かあれば、ハンドサインで仲間に知らせよう
人目につかない場所を選んで上陸。手早く着替えを済ませたら敵の本拠地へ
さて、どこから切り崩そうか
括毘・漸
うん、寒い。
いくらディアボロスとは言え、寒いものは寒いのです。
こんな極寒に曝されているのは、全てクロノヴェーダが原因です、故に滅殺です。
そら【寒冷適応】!これで寒さを凌げます。
それで、楽しい楽しい寒中水泳ですよ。
【水中適応】で水底でバレないように進みますか。
敵が注意散漫なら、そこをついてやりましょう、職務怠慢は後がこわいですよ~ってね。
敵さんも油断しきっているみたいですからなぁ、そこを利用させてもらいます。
城塞の側に着いたら、人目がつかないところから潜入ですな。
ではでは、仕事をサボっている奴らにはキツいお仕置きをかましてやりますか。
●寒中水泳は医師の指導の下で行いましょう
世界最大の湖であるカスピ海は、吸血ロマノフ王朝のディヴィジョンにあって常冬の寒冷の海と化している。
ディアボロスたちは時先案内人からその話を聞いてはいたが、実際、パラドクストレインでたどりついた夜の海は冷たかった。
「うん、寒い。いくらディアボロスとは言え、寒いものは寒いのです」
金髪の青年が呟いた。
括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)は、少し身体を震えさせる。
「本当にね。泳ぐような気温じゃないよね」
マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)が、青年の言葉に同意する。
「全く、寒中水泳はちゃんと医師の指導の下、安全に行うのが健康の秘訣だというのに……まあ、自己診断で何とかなるか」
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)がぼやく。
もっとも、医者と言っても彼はあくまで自称だ。自称できる程度の医学知識は持っているとしても……。
「こんな極寒に曝されているのは、全てクロノヴェーダが原因です、故に滅殺です」
怒りを込めて、漸は水面の彼方にあるはずのバクー油田の方角を睨みつけた。
「皆、きちんと準備運動はしておけよ。自分がディアボロスだからといって、油断はするな」
自らも準備運動をしつつ鍬助が言う。
言いながら、彼はパラドクスを発動させた。
空気中の水分が鍬助の周囲に集まっていく――。
そして、手術用の消毒液を作って、酸素マスクを顔の周りに形成。自分を水中に適応させた。『残留効果』によって、仲間たちも同じように行動できるはずだ。
だが水の中で自在に行動できるようになっても、まだ足りない。
漸もまたパラドクスを発動させる。
「そら【寒冷適応】! これで寒さを凌げます。これで、楽しい楽しい寒中水泳ですよ」
「防寒用にドライスーツを用意してきたけど、なくても大丈夫だったかもしれないね」
「ほう……これなら、医者の指導抜きでも泳ぐことができそうだな」
マティアスや鍬助が言う。
吸血ロマノフ王朝によって極寒の海と化したカスピ海も、ディアボロスたちにかかれば突破できない障害ではなくなるのだ。
「それでは、水底でバレないように進みますか」
塩湖の高い浮力をディアボロスの身体能力で押しのけ、水底まで降りていく。
「にしても、カスピ海か……湖底になにか、こう、植物が生えていないだろうか……新薬開発の為にサンプルを確保しておきたい所だ」
移動しながら、鍬助は周囲を観察する。
死の海と呼ばれるこの海にも、なにか植物が生えているのだろうか。
「あ、ついでに、鉱石とか、そういうのはないだろうか……」
めったに来ることができない場所だ。この機会に手に入れられるものがないかと、彼は目を光らせる。
もちろん、それでクロノヴェーダに見つかっては意味がないので、十分に注意しながらだが……。
『なにかいいものが見つかったらいいね』
身振りやハンドサインを使って、マティアスがその意志を伝える。
『ああ。世界が変われば、薬効も変わる。余り荒されていない海底ならば、なにか発見できるかもしれない』
鍬助も同じように応じた。
探し物をしながら、ディアボロスたちは内海を進んでいく……。
やがて、バクー油田側の岸がだんだんと近づいてきた。
マティアスはパラドクスの効果で得た視界も活用し、敵がいないか周囲を観察する。
「敵の気配は無し、方向も合ってる。このまま進んで大丈夫そう」
用意してきたコンパスで、進んでいく方向があっているかどうかも確認。
問題はない。
さらに進むと、沿岸を警備するクロノヴェーダが、聞いていたとおり油断しているのがわかった。
(陸側の警備は厳重そうだけど、こっち側は随分と手薄みたいだね。どうかそのまま油断していてくれますように)
考えながら、敵の警備状況をハンドサインでマティアスは仲間へ伝えた。
『敵が注意散漫なら、そこをついてやりましょう、職務怠慢は後がこわいですよ~ってね』
漸は考えた。きっと、仲間たちも同じだろう。
すぐに敵に見つからなそうな場所を選んで、ディアボロスたちはカスピ海から顔を出す。
残念ながら、ゆっくりと身体を乾かしている暇はない。敵は怠惰だが無能ではない。しばらくすれば見つかってしまうだろう。
マティアスはドライスーツやフィンを手早く脱ぎ捨てる。
「さて、どこから切り崩そうか」
「望めるなら、突破しやすい場所を選びたいところではあるな」
オレンジの髪の少年に、鍬助が応じる。
難にしても、次の問題は低いながらも存在する城壁と、警備のトループス級ということになるのだろう。
「ではでは、仕事をサボっている奴らにはキツいお仕置きをかましてやりますか」
漸の言葉に仲間たちがうなづく。
本番は、これからだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【水中適応】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
備傘・鍬助
さて、水の中で一運動して、体がほぐれた所で、お疲れ気味の警備兵にこっそりとお疲れ様をプレゼントしないとな
さて、風使いで音を消し、氷雪使いと光使いで、迷彩状態を作り出すぞ
そして、暗殺の要領で、一人になっている警備員の背後から近づいて、第一麻酔を施して無力化、安静にさせてあげよう
平穏結界もあるから、気付かれにくいはずだ
そうやって各個治療(と書いてげきはと読む)しつつ、数を減らしていくぞ
さぁ、新宿医院名物、辻治療の開始だ…
安心しろ、死んだ事にも気がつかない位、静かかつ健康的に治療してやろうではないか…
覚悟しろ、お疲れ気味の警備兵どもよ
…医者として、これって、大丈夫かな?
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
マティアス・シュトローマー
城壁を越えるにしても警備の目があると厄介だな……
応援を呼ばれる前にさくっとやっつけて、自慢の施設をよく見せてもらおう
パラドクスを発動。【完全視界】で視界を確保しつつ、具現化した大鴉に乗って敵の頭上から銃弾を浴びせる。狙うのは頭部。ヘッドショットで確実に敵の数を減らしておきたい
もちろん、他の警備に見付からないよう低空飛行を心掛ける
ヴァンパイアヴァイキングの嗜み、か。カッコいいけど素直に受け止めるのは御免だね
反撃はギリギリまで引き付けてから躱せるだけの高さまで【飛翔】し、突撃に巻き込まれないようにして対処
戦闘後は周囲を警戒しつつ、壁に沿うような形の【飛翔】で城壁を越えよう
潜入完了!それじゃ行こうか
ディアナ・アインホルン
遅れたけどこれから参戦するよ!
まずはトループス、施設に潜入する為にもできるだけ目立たないように速攻で片付けないとね!
油断してるなら先手を取らせてもらおう。
最初は全速力の低空飛行で一気に近付いてR-Themisで一撃!
その後は距離を開けて、相手の武器が届かない所から攻撃を続けるよ。
……だって、ほら、その、近付かれて、取られたら嫌だし……。
それでも相手が近寄って何かしようとしてくるなら……相手の攻撃に合わせて最大加速を掛けて回避と同時にカウンターを狙うよ!
大丈夫だよね!?
避けれてるよね!?
取られてないよね!?
括毘・漸
やっほー、サボりは許しませんよ~。
ほら、サボってる奴はお仕置きする者が後ろにってね。
奴らが、湖上を眺めているのを一緒に眺めますか、
いい景色ですねぇ、その景色を台無しにする城塞って邪魔じゃないですか~?
はい、ここでいきなり斬りかかります。
卑怯?警備をサボっている奴が悪いんですよっ!!
サーベルを咥え、ナイフを二振り手に持ち、一気に斬りかかります。
さぁ、来いサボり魔ども、サボりの代償は大きいですよ。
奴らの嗜みなんぞに構ってる暇はないので、突撃をいなし、連続の斬撃をお見舞しましょう。
不埒なことをする輩には、特に念入りにぶちかまします。
●怠惰の罰
カスピ海を臨むバクー油田城塞で、その場所は北欧の姿をした者たちが警備に当たっていた。吸血ロマノフ王朝のトループス級クロノヴェーダ、ヴァンパイアバイキング兵だ。
もっとも、敵など来るはずもないこの警備を、彼らはあくびを噛み殺しながらしていたが。
「いい景色ですねぇ」
「まあな。俺はとっくに見飽きてるけどな」
「その景色を台無しにする城塞って邪魔じゃないですか~?」
括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)はバイキング兵の1体に話しかけた。
「なにっ! きさ……」
そして、敵が身構えるよりも、驚愕の言葉を発するより早く、漸は敵に斬りかかる。
「猟犬の壱―――斬り裂け」
口にくわえたサーベルが、城塞の灯りを反射して輝く。
両手に構えたナイフと共に、漸はヴァイキングの1体を断ち切った。
「くそっ! 奇襲とは卑怯な……!」
「卑怯? 警備をサボっている奴が悪いんですよっ!!」
倒れる敵が思わず吐いた言葉ごと、漸は敵を切り捨てた。
同じように、他のディアボロスたちも油断している敵へと攻撃をしかけていた。
潜入時に使ったパラドクスの効果で、マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)は空中から敵へと狙いをつけていた。
「城壁を越えるにしても警備の目があると厄介だからな……応援を呼ばれる前にさくっとやっつけて、自慢の施設をよく見せてもらおう」
具現化した大鷲に乗って、静かに敵へと接近。飛んでいるなら頭上を超えていくことも可能だが、さすがにそれは危険だろう。
敵に見つからないよう、高く飛びすぎないように――けれども、敵の頭上を取れる程度の高度は保つ。
黒を基調としたハンドガンは、夜の闇によく溶け込んでいた。
「Volltreffer!」
ヴァンパイアバイキング兵の1体に、頭上から強襲。降下しながら放った銃弾のうち1発が、確実に敵の頭を撃ちぬいた。兵士がその場に倒れる。
仲間が倒れたのを察して、ようやくトループス級は敵の姿を探し始めた。
「敵はどこにいる?」
(……ここにいるよ。気づいてはいないだろうがね)
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)は音もなく敵へと接近していった。
風や光を操り、できるだけ自分が発する音を消し、白衣に反射する光も抑える。
ディアボロスたちを捜索しているうちに、不用意に単独行動になった敵へと、静かに接近していく。
(さて、水の中で一運動して、体がほぐれた所で、お疲れ気味の警備兵にこっそりとお疲れ様をプレゼントしないとな)
鍬助は心の中で呟いて、治療――攻撃を開始した。
拳を固め、右拳で顔を守り、左の拳は吊り下げるような位置へ。ボクシングで言うデトロイトスタイルだ。
鞭のように腕がしなり、風切り音と共に鍬助の拳がヴァンパイアバイキング兵をかすめる。
それだけで……守りようのない急所に攻撃を受けたクロノヴェーダは、崩れ落ちた。
第一麻酔によって意識を失った敵に近づき、第二麻酔でとどめを刺す。
「さぁ、新宿医院名物、辻治療の開始だ……安心しろ、死んだ事にも気がつかない位、静かかつ健康的に治療してやろうではないか……。覚悟しろ、お疲れ気味の警備兵どもよ」
鍬助は各個治療(げきは)すべく、次の敵に忍び寄る。
「……医者として、これって、大丈夫かな?」
次なる敵に攻撃する前に、鍬助はふと呟いた。
そして、さらにもう1人のディアボロスがカスピ海の向こうから合流する。
「遅れたけどこれから参戦するよ! まずはトループス、施設に潜入する為にもできるだけ目立たないように速攻で片付けないとね!」
厳寒の海から、色黒の少女が浮力に任せて塩湖の底から浮かび上がった。そのまま、低空から一気に岸へと移動していく。
油断していたところに攻撃を受けて、クロノヴェーダは混乱している。
そこへ、ディアナ・アインホルン(夜空を切り裂く流星・g01791)は一気に突っ込んだ。
「遠慮なく先手を取らせてもらおう。さあ……最大加速でいくよ!」
爆音が2度響いた。まずはディアナが加速して空気を吹き飛ばした音。そして、2度目はR-Themisの炸薬が敵を吹き飛ばした音だ。
超加速から爆撃槌の一撃は、不幸なバイキング兵を容易に吹き飛ばしていた。
距離を取って銃を抜き、遠距離から敵に狙いをつける……。
「……だって、ほら、その、近付かれて、取られたら嫌だし……」
誰にともなくそう言いながら、ディアナは敵に近づかれないよう確実に止めを刺した。
ディアボロスたちはヴァンパイアバイキング兵を撃破していく。
もっとも敵もまったくの無能というわけではない。少なくない代償を支払いつつも、やがて彼らはディアボロスたちを発見した。
雄叫びを上げながら、手にした片手斧を振り上げてディアボロスたちへと襲いかかる。
「さぁ、来いサボり魔ども、サボりの代償は大きいですよ」
漸はくわえたサーベルと両手のナイフで、襲ってくる敵を迎え撃つ。
銀製のサーベルは1体の敵の首を断ち切る。だが、別の1体が素早く詰めてきて、斧の一撃が彼を襲った。
衝撃の後、漸がくわえていたサーベルは敵の手に移っていた。
「不埒な真似をしてくれますね。構っている暇はないんですが、念入りにぶちかましてあげます」
素早く投げた小型ナイフで敵を止める。サーベルを奪い返すと、一直線に銀光が走った。
同じく攻撃を受けているディアナの声が近くから聞こえる。
「こっちに来るな! 絶対近づかせないからね!」
一直線に飛んだ音の向こうで、敵が倒れる音がした。
「大丈夫ですか? あなたもなにかとられませんでしたか?」
「取られてない! 大丈夫! ……大丈夫だよね? 避けれてるよね? 取られてないよね?」
否定しながらも、空中で不安げに自分の身体を確かめるディアナを、漸は見上げた。
「とりあえずは無事そうですね。ですが、協力して戦った方がよさそうです」
「そうだね……本当に大丈夫かな……」
物理法則を無視して下着を奪う敵に恐々としていても、逃げるわけにはいかなかった。
ヴァンパイアバイキング兵の反撃は、他のディアボロスたちにも襲いかかる。
空中にいるマティアスに向けて、敵は跳躍して攻撃をしかけてきていた。
「我らの斧に宿る力を見よ!」
血のように紅く輝く斧が大鷲へと迫ってくる。
「ヴァンパイアヴァイキングの嗜み、か。カッコいいけど素直に受け止めるのは御免だね」
ギリギリまで引きつけ、さらに高度を上げて突撃を回避する。
もっとも、次々に跳んでくるヴァンパイアバイキング兵をすべて回避するのは難しそうだった。かわしきれない分は、正面から受け止めないようにするしかないだろう。
かわすうちに、大鷲の下を津波が通り過ぎた。
「海が! 俺を! 呼んでいるー!!」
油田城塞へと大波が押し寄せ、それに乗って敵が鍬助へと突撃しているのだ。
「大雑把なようだが、姿を隠している相手に対して面で攻撃するのは理にかなっているな……」
鍬助が身を隠していた風や光も、水のせいで吹き飛ばされてしまう。
「治療の調子はどう?」
「まあ、それなりだな。こちらは濡れて風邪をひく前に終わらせたいところだ」
「悪あがきにいつまでも付き合ってる時間はないからね」
マティアスが飛び回りながら急降下攻撃を繰り返し、その陰で鍬助が『麻酔』を施していく。
ディアナや漸も敵の素早い攻撃をどうにかしのぎ、数を減らし続けている。
やがて、ヴァンパイアバイキング兵はすべていなくなった。
大鷲に乗ったまま低空飛行で城壁に近づいた後、マティアスは壁に沿って上昇する。
残存効果を生かして、他の者たちもそれを追う。
「潜入完了! それじゃ行こうか」
いち早く壁を超えて、マティアスは仲間たちに呼びかけた。
石油の貯蔵施設までは、そう遠くない。
もっとも、貯蔵施設にはより強力な敵が待ち受けているはずだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【平穏結界】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
マティアス・シュトローマー
アドリブ連携歓迎
貯蔵庫周辺はきっと警備が厳重なはず
敵の気配がする方に進んで行けば、自ずと目的地まで辿り着けるんじゃないかな
【忍び足/地形の利用】で身を隠しつつ、施設内を進む。薄暗い場所では【完全視界】を使い、罠に掛からないよう警戒も欠かさずに
お察しの通り、俺達の目的はその先にあるんだ。道を開けてもらおうか
敵を発見次第パラドクスを発動。具現化した雷を落とす事でダメージを与え、敵を麻痺させる。【パラドクス通信】を使って密に連携も取っていくよ
反撃の血影殲弾は【飛翔】で躱すか、間に合わなければ臨機応変に銃で迎撃を
優等生としてぜひ施設見学のお礼をしたいな。ここの責任者様もそろそろ降りてくるだろうし、ね
備傘・鍬助
全く、注意の一秒怪我一生という言葉を知らないんだろうか…
警備というのは、常時、緊張を伴うというのに
肉体的には元気ならば、精神的にはどうだろうか…
暗殺風味の治療でちょっと、見てあげよう
精神剣で心で退屈を感じている所を切り裂いて、活を入れてあげよう
活をかなり強めに入れれば、人格崩壊して、そこから、新たな人格形成もできるだろう
…要塞を落とし終わるまでは、ほかっておくが
まぁ、なんだ、退屈も感じられる余裕があるのは、結構だが、今はその時ではないという事を教訓にするべきであったな
素早い各個丁寧治療(撃破)を心がけておこう
治療中に他の患者がやってきても中途半端な治療に終わるしな
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
月下部・小雪
は、破壊活動のお手伝い、です!
ロマノフはとっても寒いですが、コダマ、が、がんばっていきましょう!
救援機動力でみなさんにおいついたらボク達も頑張って壊して回りましょう。
【取説付ロケット発射筒装備型モーラット・コミュ】のコダマを呼び出して、血影殲兵目掛けてロケットを発射、です!
そ、それだけじゃなく、施設にも打ち込んで壊してしまいましょう。
ついでに持ち込んできた「アクマ印の魔法爆弾」も設置してどかーんと爆発、です!
※アドリブ連携大歓迎
括毘・漸
ほほう、こっちの敵は先ほどの敵とは違い、油断はしてないようですねぇ。
しかし、注意を向ける先が違いますよっと。
銃兵の視線を忍び足で掻い潜り、懐に近づき、【磨鮮血研】の血の刃で斬り裂く。
さて、乱戦のはじまりはじまり~。
血の弾は、【血払いのサーベル】で受け流し、そのまま血の刃でお返しです。
そうそう、避けてもいいですが、後ろの物にご注意ですよ!!
石油貯蔵庫にも当たるように、立ち位置を変えるように走りながら、血の刃を放ち続けます。
貯蔵庫を守るか、自分の身を守るかどっちか1つですよ~!
まぁ、最終的には全部ぶっ壊すんですけどねっ!!
ディアナ・アインホルン
今度は施設の破壊をしないとね。
蜃気楼を作って自分の姿を幻で隠しながら見つからないように奥に進むよ。
途中何か調べる余裕が有れば、ここで集めた物資をどの辺りに送ろうとしていたかとか調べておきたいな。
戦闘になったら自分の背後に貯蔵施設が位置するように幻を作るね。
相手は弾道を操作できるらしいから、施設に当たらないように変化させてくるだろうけど、盾にして攻撃を防いでると勘違いさせるのが目的なので、幻への攻撃に意識を集中してもらってる内に相手の意識外からの一撃をお見舞いするね。
「ごめんね。そこにはいないんだ」
護衛を倒した後は一斉掃射してその後に全速力で離脱するよ!
●血塗られた兵士たちを討て
バクー油田城塞の城壁を突破したディアボロスたちは、ターゲットである石油貯蔵施設へと向かった。
円形の大きな建物の周囲には、何体ものトループス級クロノヴェーダがいる。
「敵の気配がする方にあるだろうと思ったけど、予想通りだったね」
マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)が言った。
血まみれの兵士たち――血影殱兵。
「は、破壊活動のお手伝い、です! ロマノフはとっても寒いですが、コダマ、が、がんばっていきましょう!」
少し震えながらも、月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)が傍らのモーラットに声をかけた。
仲間たちに追いついてきた少女の震えが、果たして寒さだけによるものか――あるいは、自らの内なる力を使わねばならないこの状況への恐れもあるのかもしれない。
コダマは震える主のそばで、ボール状の飾りがついた尻尾を振った。
もっとも、ディアボロスたちが潜入したカスピ海側は、彼らにとって敵が来ないはずの方向だ。必然的に、その警戒は陸側重視となる。
「ほほう、こっちの敵は先ほどの敵とは違い、油断はしてないようですねぇ。しかし、注意を向ける先が違いますよっと」
括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)は敵の様子を確かめて、言った。
「でも、なるべく隠れながら近づきましょう。こちらを見ている敵もいるようです。……できれば、ここの物資をどこに送っているかも調べたいところですが」
ディアナ・アインホルン(夜空を切り裂く流星・g01791)は、貯蔵庫だけでなくそこからつながる様々な設備を観察している。
バクー油田からくみ上げた石油を、吸血ロマノフ王朝全土に送り出してはいるのだろうが……それだけなのだろうか。
手がかりがあれば見落とさないようにしながら、ディアナは他のディアボロスたちと共に建物へと接近していく。
血影殱兵たちがすれ違う時に、少しだけ言葉をかわした。
その油断を見逃さずに備傘・鍬助(戦闘医・g01748)が敵へと一気に接近する。
「全く、注意の一秒怪我一生という言葉を知らないんだろうか……警備というのは、常時、緊張を伴うというのに」
彼の攻撃が、戦いの幕開けだった。
兵士たちの会話は、敵が来なくて退屈だというたわいない会話だった。
その心の緩みを鍬助が狙う。
「肉体的には元気ならば、精神的にはどうだろうか……暗殺風味の治療でちょっと、見てあげよう」
五指をそろえて、言葉をかわす敵の一方へ手刀を振るう。
それは体ではなく精神を切り裂く刃だ。
退屈を感じる、その心を切り裂いて活を入れる……それも、人格が崩壊するほどの強い活だ。
「くそっ、敵か!」
もう1体のトループス級が、呪われた黒い血を用いて自在に動く弾で鍬助を狙った。
それをかわしきることはできなかったが、鍬助は手刀でその敵の精神も切り裂く。
「素早い各個丁寧治療(撃破)を心がけておこう。治療中に他の患者がやってきても中途半端な治療に終わるしな」
鍬助が呟く。
物音を聞きつけて、他のトループス級が集まってきていた。
そして、集まってきた敵を、ディアボロスたちは襲撃していた。
「己の意思は血潮に宿り、血潮は刃を研ぎ澄ます」
言葉と共に、漸が橙色の斬撃を放つ。
まとわせた血によって彩られた斬撃は、奪われた日常の色をしていた。静かに血影殱兵へと接近した彼の血刀が、兵士の1人を断ち切る。
「さて、乱戦のはじまりはじまり~」
鮮血の呪われた弾丸を血払いのサーベルで切り払い、漸は次々に日常の色をした刃で敵を切り裂いていく。もっとも、敵は徐々に増えており、すべては切り払えないが。
「こいつら……石油貯蔵庫を狙ってきたのか?」
トループス級の1体が、銃を構えたまま呟いた。
応じる声は、彼のすぐそばから聞こえた。
「お察しの通り、俺達の目的は君の後ろにあるんだ。道を開けてもらおうか」
隠密により近づいたマティアスは、その銃が火を噴くよりも早く雷を具現化させた。
「雷に打たれたような衝撃――って言うだろ?」
できるだけ建物から伸びたパイプや、建物に付随する設備を利用して身を隠しながら、彼は駆けつけてきた敵へ接近したのだ。
落雷で麻痺した敵を乗り越えてマティアスは円形の建物に接近する。
高速の魔弾が降り注いで炸裂するのを、彼は地面から飛びあがって回避する。炸裂する弾丸をできるだけ銃で撃ち落としながら、別の敵を落雷で狙った。
ディアボロスたちの攻撃が建物を巻き込む一へとたどり着くまで――さほど時間はかからなかった。
「コダマと一緒に説明書は読みました! つ、使い方はばっちりです」
小雪の召喚にコダマが応じる。
モーラット・コミュは大型の4連装ロケットランチャーを装備していた。モーラットでも操作できるように、簡単な操作方法がついた兵器だ。
ランチャーの弾が着弾し、爆発して敵を吹き飛ばす。
「そ、それだけじゃなく、施設にも打ち込んで壊してしまいましょう」
指示に応じて、コダマはランチャーを建物にもぶつけていく。頑丈そうな石油貯蔵庫の壁で、幾重にも爆発が重なった。
呪われた魔弾が小雪とコダマを狙ってくるが、それを浴びながらも2人は建物とトループス級へ攻撃を繰り返す。
血影殱兵からの反撃もまた、激しさを増していく。ディアボロスたちの攻撃は確実に彼らを葬っていたが、敵も必死に拠点を守ろうとしているのだ。
もっともそんな彼らの目的はあくまで建物を守ることだ。
だから、ディアナが建物を背にするように蜃気楼を作れば、惑わされるのも無理からぬことだった。
建物に当たらぬよう血影殱兵が魔弾を操作し――その隙にディアナは敵へと接近する。
「ごめんね。そこにはいないんだ」
蜃気楼が消えた瞬間、爆撃槌R-Themisの一撃が彼を吹き飛ばしていた。
爆発と共に、血影殱兵の体が建物にめり込み、敵は二度と動かなくなった。
「残りの敵は半分くらいだよ。でも、集まって連携して攻撃するつもりみたいだ。皆、気をつけてね」
マティアスがパラドクス通信で敵の動きを共有する。連絡を取り合い、連携しあいながらディアボロスたちは敵の数を減らしていく。
「そろそろ退屈を感じる余裕もなくなってきたようだな」
手刀でまた1体に『活を入れ』ながら鍬助が言う。
「まぁ、なんだ、退屈も感じられる余裕があるのは、結構だが、今はその時ではないという事を教訓にするべきであったな」
「まったくだね。この教訓を来世では生かして欲しいな」
マティアスと会話する。
いずれにしても、敵の数は減り、建物に接近することも容易となった。
漸は貯蔵庫も巻き込むように血の刃を振るう。
「貯蔵庫を守るか、自分の身を守るかどっちか1つですよ~! まぁ、最終的には全部ぶっ壊すんですけどねっ!!」
貯蔵庫の壁に傷が刻まれていく。
「そうですね。守れるものなら……守ってみてください」
ディアナは爆撃槌でまた1人敵を吹き飛ばすと、貯蔵庫の壁に向けてミサイルポッドを斉射する。爆発が、壁を揺るがしていく。
コダマに攻撃させながら、小雪が小走りに貯蔵庫へと近づく。
犬耳悪魔少女が描かれた爆弾を壁に設置して、素早く離脱する。
「どかーんと爆発、です!」
爆弾が、すでに傷ついていた壁の一角を吹き飛ばした。
石油が貯蔵庫から漏れ出し始める――さらに攻撃すれば、おそらく大爆発を起こすことができるだろう。
その間に、残っていたトループス級を鍬助の手刀やマティアスの落雷がなぎ倒していた。
「優等生としてぜひ施設見学のお礼をしたいな。ここの責任者様もそろそろ降りてくるだろうし、ね」
マティアスが空を見上げる。
この貯蔵庫を護る最後の障害――アヴァタール級クロノヴェーダ、ハンス・U・ルーデルはいまだ健在だ。
「貴様ら……よくも好き放題やってくれたな!」
そして、飛行装置を身に着けたその敵は、今まさにディアボロスたちの上空に姿を見せたところだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
括毘・漸
【アドリブ・連携大歓迎】
ネメシス形態(狂犬の姿:龍烏こう絵師のDC参考)
空を飛んで厄介ですなぁ
…なら、この姿で行きましょう。
―――衝動解放―――
ワオォーーン!!!
雄叫びをあげ、先ほど破壊した建物の残骸を投げつけ視界と進路を塞ぎます。
逆説連鎖戦ですので攻撃は当たるでしょうなれど、うっとしいことに変わりはありません。
では、先手を捥ぎ取りにいきます。
石油貯蔵庫を駆けあがり、空を飛ぶ獲物に一撃を加える。
狙いは両翼。
空を飛ぶための翼に不調が出てば最良ですが…細かいことは気にせず全部ぶっ壊す勢いで殴ります。
逃げるときには、さっさと退散です。
背中に乗っておきますか?
備傘・鍬助
最初に話を聞いた時から思っていた
人体構造のまま、無理に飛行するという無茶をしているのでは、とな…
さぁ、根本治療を始めようか
攻撃はM.B.CとタクティカルARMSの盾モードで防ぎつつ、銃撃と衝撃波で、動きをけん制、風使いで気流を生み出し、飛行の抑制をする
低空飛行に移ったら、誘導弾で動きを制限し、近づいたら念動力で一瞬でもいいから動きを制限し、突撃
ジェットブーツで地面に機動を変えつつ、飛びつき型投整体を施術してあげよう
精神攻撃で判断を鈍らせれば、頭から地面に突撃して、背骨矯正が完成するだろう
上に立つ者は冷静と慎重の両方を兼ね備えておくものだ
この施術により少しすっきりしてあの世に逝けるとおもうのだよ
月下部・小雪
貯蔵庫はどかーんって、できました。
あ、あとはお空を飛んでるのをやっつけて、脱出、です!
コダマ、ボク達もお空を飛んで対抗しましょう!
【飛翔】を使ってコダマと一緒に空を飛びます。
二手に分かれて一生懸命、かく乱してやります。
ぐるぐる飛び回って敵より上空を取ったら、【巨大毛玉墜とし】で叩き落としてやり、ます!
反撃の相手の1t爆弾の衝撃は「魔力障壁」を張り巡らして防御、です。
※アドリブ連携大歓迎
イオナ・ガルバローゼ
アドリブ連携など歓迎です
飛ぶ敵を落とすのは骨が折れますね。
【飛翔】を使用
最大時速は100キロ、銃弾など易々回避はなどはできませんが
移動には十分でしょう
空中戦などは完全に素人です
それゆえわたくしを見た相手も
「何か仕掛けて来るだろう」と考えるでしょうが
それがまさか身体を花弁に変えて来る等とは思わないでしょう
相手に自分を追わせ、【Rose de Roi】で奇襲を仕掛けます
37mm対空機関砲、確かに生身の相手を挽肉に変える破壊力
それを使いこなす技量も見事ですが
武器そのものはあくまで近代兵器の枠を出るものではありません
身体を花弁へ変え散ったように見せかけてから身体を再構築し
装備で持って攻撃します
ディアナ・アインホルン
やっと出てきたね。
貴方を倒して私達は帰らせてもらうよ。
上空を取って攻撃しつつ、急降下してくるのはすごい厄介だね。
でも航空からの急降下攻撃は私も得意な方だから。
……相手が自分より速く向かってきた上に、上空を取って自分が急降下される……そんなことをあなたは想定してる?
相手の攻撃を全力で避けつつタイミングや離脱する方向の癖を覚えておくよ。
そして相手の急降下に合わせてすれ違うように急上昇。
その後は急降下しながら相手が離脱するだろう方向に杭を撃ち込み、動きを阻害しつつ、そこに最大速度での一撃を叩き込んであげるよ!
「一撃離脱なら私は簡単には負けないよ」
「空から墜とされる経験を覚えておいて」
マティアス・シュトローマー
アドリブ連携歓迎
お邪魔させてもらってるよ
さすが、重要拠点なだけあって中々見応えがあったなー
なんて軽口を叩きながら敵の注意を引き付け、装備や機動力を【情報収集】。アヴァタール級だからこそ油断はしない
こちらも【飛翔】を使って空中戦へ
仲間と連携しながらパラドクスを発動。七発の弾丸が狙うのは飛行装置や機関砲、仲間の攻撃で脆くなった部分等の弱点。機動力を削いだり、攻撃に使う銃を破壊できれば、続く仲間が有利に動けるだろうからね
反撃は【飛翔】や【地形の利用】で油井やぐらや煙突を盾にして躱そう。貯蔵庫を狙い撃ちしてもらうのもいいかも
小さな油断が大きな事故に繋がるんだ。次があれば、どうか気を付けて
●油田上空の激闘
貯蔵庫の大きな建物は、すでにディアボロスたちの攻撃によってボロボロになっていた。
亀裂と銃痕から石油が漏れている。
わずかに時間をおいて――轟音と爆炎が、一瞬のうちに周囲を埋め尽くす。
「貯蔵庫はどかーんって、できました。あ、あとはお空を飛んでるのをやっつけて、脱出、です!」
月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)が、モーラット・コミュのコダマと共に、燃え盛る炎を背に言った。
空には、この拠点を護る敵のボス、アヴァタール級クロノヴェーダ、ハンス・U・ルーデルがいて、ディアボロスたちと燃え上がる建物を見下ろしていた。
「お邪魔させてもらってるよ。さすが、重要拠点なだけあって中々見応えがあったなー」
マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)が、あえて軽い調子で空の敵へと呼びかける。
「貴様ら……決して許さん! よくもやってくれたな!」
上空にいた最後の敵、ハンス・U・ルーデルは怒りの言葉と共にディアボロスたちへ銃口を向けた。
「飛ぶ敵を落とすのは骨が折れますね」
メイド姿のイオナ・ガルバローゼ(空染めの一輪・g07485)が敵を見上げた。
「ええ、空を飛んで厄介ですなぁ……なら、この姿で行きましょう」
括毘・漸(影歩む野良犬・g07394)の姿が変わる。衝動に身をゆだねると全身に獣毛が生えて、その顔が狂犬のもの――ネメシス形態へと変化する。
「ワオォーーン!!!」
咆哮と共に、漸は疾走する。
足元では炎が吹きあがり、貯蔵庫の空をあぶり始めた。
「やっと出てきたね。貴方を倒して私達は帰らせてもらうよ」
ディアナ・アインホルン(夜空を切り裂く流星・g01791)の褐色の肌は、炎によってオレンジががっていた。
「最初に話を聞いた時から思っていた。人体構造のまま、無理に飛行するという無茶をしているのでは、とな……」
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)は患者へ向ける目を、ハンスへ向けた。
彼が予期していた通りだった。背中に装備した飛行機械でクロノヴェーダは飛んでいるようだ。
「それがどうした!」
怒りの声を発するハンスと、鍬助の間を、巨大な建材の塊が通り過ぎる。
爆発した建物の残骸を漸が投げつけたのだ。
「では、先手を捥ぎ取りに行きますよ!」
崩れゆく建物の壁を駆け上がり、視界の陰からハンスへと襲いかかる。
ハンスが背負った飛行機械を狙って、漸は鋭い爪を振り下ろした。
(空を飛ぶための翼に不調が出てば最良ですが……)
もっとも、クロノヴェーダの装備する機械が、そう簡単に壊れるとも思えない。
細かいことは気にするべきではないだろう。
「全部壊すつもりで殴りますよ!」
強烈な打撃を、何度もハンスへ叩きこむ。
「このっ……まとわりついてくるな! 犬コロが!」
ハンスの異なる二色の瞳が、いずれも不快げに歪む。
個人用飛行装置『カノーネンフォーゲル』の砲口が漸へと向いた。とっさにハンスを蹴って離脱する。機関砲の攻撃は漸の体をかすめた。
砲撃を加えながら、ハンスの方も漸から離脱していく。
逃げた先には、白衣の男が待っていた。
「さぁ、根本治療を始めようか」
「貴様も邪魔をするのか!」
カノーネンフォーゲルから巨大な爆弾が放たれる。
炎に包まれた貯蔵庫の上空で、さらに爆炎が飛び散った。
鍬助は、とっさに特殊手甲タクティカルARMSを変形させて身を護る。M.B.Cによるバリアも併用して、爆炎から身を守った。
爆風も利用して空中機動に移ろうとする敵を、気流を操って縛る――だが、アヴァタール級クロノヴェーダを縛るのに多少の技術では足りない。
とはいえ効果はゼロではないはずだ。追尾する誘導弾と念動力で、鍬助はさらに一瞬でも止めるために攻撃を繰り返す。
他のディアボロスたちも、その間にも攻撃をしかけていた。
イオナは残留効果を利用して空中を移動する。もっとも、空中戦は決して得意なわけではない。
(だからこそ、わたくしを見た相手も『何か仕掛けて来るだろう』と考えることでしょう)
もちろん、仕掛けはあるが――。
飛翔効果を使い、とにかく近づく。空中戦の技術を持たないイオナにできるのはそれだけだ。時折、下方で起きる爆発で、メイド服がひるがえる。
「どいつもこいつも……消えろ!」
機関砲の砲撃をイオナに向けながら、ハンスが吐き捨てる。
もっとも、攻撃が来るならば、それはイオナの望むところだ。
「わたくしの血の最後の一滴までご主人様の帳となります」
メイドの体が、攻撃を受けて花びらとなって散った……ように、敵からは見えただろう。
事実、イオナの体はその瞬間、薔薇の花弁へと変化した。
攻撃を受ける瞬間、イオナはパラドクスを発動させていたからだ。
(37mm対空機関砲、確かに生身の相手を挽肉に変える破壊力。それを使いこなす技量も見事ですが、武器そのものはあくまで近代兵器の枠を出るものではありません)
無傷とはいかないが、一撃で倒れるほどのダメージではない。その身を花弁へと変えることで、イオナはハンスの意表をついていた。
夜空と蒼空、煌びやかなレイピアを重ね合わせて、再び人の姿となったイオナはハンスへと鋭い鋏を向ける。過去と未来を切り裂くその刃が敵の体を切り裂く。
クロノヴェーダは離脱しようとした。だが、その体が一瞬だけ停止する。
念動力で敵を止めたその一瞬で、鍬助がようやくハンスの体を捕らえたのだ。
「安心しろ、医者が行うんだから、治療行為以外、何物でもない。安心して施術されとけ! かなり痛いが、立派な接骨術だ!」
ジェットブーツで地面に向けて加速。
首を捕まえ、腕でしっかりヘッドロックを極める。そして、背骨がまっすぐになるように抱え上げて、そのまま地面へと降下。
これはあくまで背骨を矯正する医療行為に過ぎないが、矯正の過程は大変痛い。
「上に立つ者は冷静と慎重の両方を兼ね備えておくものだ。この施術により少しすっきりしてあの世に逝けるとおもうのだよ」
叩きつけたアスファルトが砕けて壁のように隆起し、衝撃でまた貯蔵タンクに爆発が起きた。
「ふざけるな! こんなものが――治療と呼べるか!」
それでも、アヴァタール級の耐久力はまだまだその攻撃に耐えていた。
傷ついた飛行機械でも加速は衰えていない。ハンスは再び炎に照らされた夜空へと飛ぶ。
ディアボロスたちの攻撃は彼の体と、そしてプライドにずいぶんと傷をつけたようだ。怒りを込めた攻撃を、クロノヴェーダは放ち始める。
「ま、まだやる気なんですね……でも、飛び方がさっきより荒くなってます。コダマ、ボク達で対抗しましょう。二手に分かれて、かく乱してあげます!」
小雪がコダマと共に、ハンスの周囲を飛び回る。
「助かるよ、君たち。攻撃のいいチャンスだ」
マティアスは動きに迷いが出たハンスに、P08を向ける。
「一打ち七つ」
銃声は1発。
されど、放った弾丸は7つ。
小雪やコダマと共に周囲を飛び回る弾丸が、飛行装置や機関砲に穴を開け、さらには鋏で切り裂いた傷跡を貫く。
「くっ……」
うめき声を上げつつも、敵は急上昇から降下しつつマティアスへと反撃してきた。
マティアスは油田設備を盾にして、攻撃を防ぐ。機関砲の弾丸はそれを容易く貫通してきたが、彼が受けた傷よりも施設が受けたダメージの方が深刻だろう。再びの爆発が起きたほどだ。
「しまった……いや、狙わされたのか?」
「小さな油断が大きな事故に繋がるんだ。次があれば、どうか気を付けて」
「ふざけるな!」
離脱し、急上昇しようとするハンスの頭上に陰が落ちた。
「隙ありです! 必殺、コダマ、墜としです!」
ハンスの上を取った小雪の指示で、コダマが一気に巨大化する。敵にのしかかり、地面へと再び叩きつけた。
くぐもったうめき声が巨大なモーラットの下から漏れる。
次いで、爆炎と衝撃がコダマと小雪を吹き飛ばした。1t爆弾をハンスが爆発させたのだ。
「大丈夫ですか、コダマ!」
反撃を警戒していた小雪は、とっさに展開した障壁でその衝撃を軽減する。彼女のそばまで飛ばされてきたモーラットが、大丈夫だと身振りで応じた。
アヴァタール級は再び飛翔する。高速で飛び回り、血とオイルをまき散らしながら砲弾と爆弾をばら撒く。
傷ついてもなお見事な機動で、ディアボロスたちの頭上を取って攻撃してくる。
「上空を取って攻撃しつつ、急降下してくるのはすごい厄介だね。でも航空からの急降下攻撃は私も得意な方だから」
ディアナはそんな敵へと果敢に突撃をしかけ、ハンスが得意とする急降下攻撃を誘う。
仲間たちとの戦いで、攻撃の癖は見抜いている。
「……相手が自分より速く向かってきた上に、上空を取って自分が急降下される……そんなことをあなたは想定してる?」
急降下する敵に合わせて、ディアナは機関砲弾をすり抜けて急上昇をした。
ハンスが目を見開いたのが、すれ違う一瞬確かに見える。
「一撃離脱なら私は簡単には負けないよ」
頭上を取ったディアナが空中で縦方向の弧を描く。旋回速度はなるべく小さく。離脱するはずのハンスを逃さぬように。
「追い込んだ! そこは行き止まりだよ!」
少女の身長ほどもある杭が、敵の行く手を阻む。
飛行装置で下方へと加速する。最大速度で、本命の杭をアヴァタール級へと射出。
「空から墜とされる経験を覚えておいて」
三度、ハンス・U・ルーデルは地面へと落ちた。
しっかりと地面に杭で縫い留められて――ついに、彼は動かなくなった。
「治療は完了だな」
「うん。さすがに、もう飛び上がっては来ないだろうね」
鍬助とマティアスが言葉をかわす。
「火事も燃え広がってきているようでございます。巻き込まれないうちに撤退いたしましょう」
「は、はい……他の建物から増援が来るかもしれませんし……」
イオナの言葉に小雪が頷き、おどおどと周りを見回した。
「そうですね、さっさと退散です。よければ、背中に乗っておきますか?」
漸が仲間たちに問うが、運ぶ必要があるほどのダメージを負った者はいないようだ。
「それじゃ、行きましょう!」
ディアナが飛行機械を操る。他のディアボロスたちも飛行し、あるいは地上を駆けて貯蔵庫を離れる。
背後でひときわ大きな爆発が起きた。息絶えたクロノヴェーダを飲み込み、炎は燃え広がっていく。
バクー油田の重要設備の1つを破壊して、吸血ロマノフ王朝に少なからぬ打撃を与え、ディアボロスたちはカスピ海へと離脱した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【完全視界】がLV2になった!
【防衛ライン】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
【植物活性】LV1が発生!
【傀儡】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!