リプレイ
眉立・人鳥
海水浴には若干季節が外れちまったな、水着で眼福とはいかなそうなのが
残念ではあるが仕方ねェ
潜ってお宝探しときたか、だったら案外こいつが役に立つかもな
契約召喚で巨大なアデリーペンギン型の悪魔を呼び出すぜ
こいつに捕まって湖の底を拝んでこようじゃないの
何せペンギンだ、泳ぎが上手くて速度も出なきゃ嘘だぜ……
大丈夫だよな、尊大な大悪魔様よ
天使の邪魔が出来るってんならそれなりにやる気も出るだろ?
しっかり働いて貰うぜ
一応簡単な潜水用具位は用意しといた方がいいか、俺は普通の人間だしな
せっかくの機会だ、生物が居るかとかも観察出来たら面白ぇよな
お仲間さん達と色々眺めながら行きますかね
●
「海水浴には若干季節が外れちまったな。水着で眼福……とはいかなそうなのが残念ではあるが、仕方ねェ」
簡単な潜水用具を身につけ海に入った眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が、船までの距離を確認してため息をつく。
「ここから潜りながら、お宝探しときたか……」
一般人にくらべ超人的に能力が底上げされているとはいえ、後の戦闘のためにも、できる限り体力は温存しておきたい。
そこで、ひらめいた。
「だったら、案外こいつが役に立つかもな……!」
思い立ったが吉日とばかりに、パラドクス『契約召喚』で巨大なアデリーペンギン型の悪魔を召喚!
ペンギン型の悪魔は飛行機のように両手を広げて浮かんだ状態で、顔だけを水面につかぬようもたげながら、召喚主を見ている。
「こいつに捕まって、湖の底を拝んでこようじゃないの。何せペンギンだ、泳ぎが上手くて速度も出なきゃ嘘だぜ……」
てしっと悪魔の巨大な体躯に手を置くものの、悪魔は変わらず視線をよこすばかりで。
じっと、悪魔と見つめあう。
「……いやいやいや。大丈夫だよな、尊大な大悪魔様よ。天使の邪魔が出来るってんなら、それなりにやる気も出るだろ?」
「な!」とさらに勢いこんで同意を求めたが、ペンギン――もとい、ペンギン型の悪魔は、やはりなんの反応も示さず水面に浮かんでいる。
やがて召喚効果時間を過ぎると、現れた時と同じように、忽然と姿を消した。
ひとり、ぽつんと水面に残された人鳥は、
「ここは、俺が働かなきゃいけねェってことか……」
がくりとうなだれ、しぶしぶ水をかきはじめる。
アテは外れたが、せっかくの機会だ。
水の中の生物などを観察できたら、それはそれで面白いかもしれない。
「お仲間さん達と、色々眺めながら行きますかね」
人鳥は気を取り直して、ゆっくりと新宿の海を進みはじめた。
成功🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
周防・水城
この湖?の底に新宿断層碑文が沈んでいるかも、だって?まあ、可能性としては無くはないね。見つかればそれはそれでいいけどさ。
さて、私は復讐者とは言えど実は潜水は初めて。潜水用の装備はしっかりと整えてから潜るつもりだよ。
なんとかしてこのどこか変な水に慣れて、湖の底まで辿り着きたい所。でも、あくまでも無理はしないつもり。
大天使の相棒、スヴァリンにも探索を手伝ってもらいたいわね。彼が潜れるかどうかは未知数だけど、期待はしているわ。
彼が碑文を見つけてくれたらいっぱい褒めてあげないと。別にあてがあるわけじゃないけど。
●
潜る前にポニーテールを結び直し、深呼吸。
(「この湖の底に、新宿断層碑文が沈んでいるかも、だって? まあ、可能性としては、無くはないね」)
周防・水城(新たな空を目指す者・g04337)はそう胸中でつぶやきながら、慎重に水をかき、水面下へと身を沈めていく。
いかに身体能力の優れたディアボロスとはいえ、故郷では自然の中で、虫取りやかけっこなどをして遊ぶのが主だった。
地元ではおてんば娘で通っていた水城も、地に足のつかない水中での活動――それも潜水を行うのは、初めての経験だ。
潜水用の装備をしっかり整えて臨んだものの、底知れぬ水の世界へ身を投じるのは心もとないもの。
水の世界に潜れば、音の聞こえ方も普段とは違う。
仲間たちの声が聞こえるわけでもなく、黙々と潜水を繰りかえす中で、水城は思った。
(「スヴァリンにも、探索を手伝ってもらいたいわね」)
――己が従えている、男性型の大天使『スヴァリン』。
『相棒』の姿を思い浮かべ、彼ならばあるいはと水中でパラドクス『契約召喚』を発動する。
しかし、
(「潜れる、というか。水中でも召喚は可能みたい、だけど」)
大天使は水城のそばに、じっと佇むばかりで。
それでも、誰もいない水の中にひとりでいるよりは、大天使の気配を感じている方が気が紛れるというもの。
いくらか潜水を続けるうちに、水中での身のこなし方のコツも掴んだ。
地上とは勝手の違う浮遊感も、慣れれば悪くはないものだ。
手を伸ばし水を蹴り、自在に姿勢を変えしなやかに泳ぎながら、水面から降り注ぐ光に眼を細める。
(「別に、あてがあるわけじゃないし。見つかれば、それはそれでいいけどさ」)
水城はスヴァリンを伴いながら、そのまま、悠然と不可思議な水の世界を進んでいった。
成功🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
アリス・セラフィハート
アドリブや他の方との
連携等も歓迎
新宿の海…
この海の中に
碑文が…?
潜水用の道具をご用意
オラトリオのロリーナちゃんと
水着に着替えて
(水着はお揃いの
フリルチューブトップの水着♪)
ダイビング気分で
楽しく探索…♪
海に潜り
ロリーナちゃんとも手分けし
【光使い】で
底や周囲を照らし
【念動力】で底にある物を
動かしたりしつつ【情報収集】
新宿断層碑文を探します
息継ぎも考慮して探索
可能なら
パラドクスで
水の妖精さんも召喚
協力して貰い探索
底の土の色や様子
お魚さん等の生き物
水流や水温
突起物等も注意
綺麗な光景です…♪
ロリーナちゃんも
妖精さんも
無理せず探索しましょう☆
何か見つかったら
仲間の方と共有
探索しつつ
静かに
目的地の探索船に
●
オラトリオ『ロリーナ』と揃いの水着を身にまとい、ダイビング気分で海を進むのは天使のアリス・セラフィハート(不思議の国の天司姫アリス・g00270)。
サーヴァントとそろいのフリルチューブトップの水着で、楽し気に海に潜る様子は一見すると海水浴のようにも見えるのだが。
アリスは先ほどから何度も何度も、潜っては浮かび、潜っては浮かび、を繰り返していた。
何度目かの潜水から海面へともどり、アリスは「はあ」と息をつく。
「ロリーナちゃん……。海って……、想像以上に深いんですね……」
当初は海の底まで行って色々と探索をしようと考えていたのだが、潜っても潜っても、底と思しき地形は見えてこない。
底が見えない、というよりは。
潜っている途中で呼吸が尽きるため、浮上せざるを得ない、というのが正直なところだった。
本来の目的は探査船までの移動であり、探索はその途中にできる範囲で、というものだ。
何事も、無理は禁物。
「ロリーナちゃんも、できる範囲で探索しましょう☆」
アリスは底を目指すことを断念し、潜れる範囲で得られる情報を集めることにする。
そこで、ふと気づいた。
「そういえば……」
もう一度、潜れる水位まで泳ぎ、あたりを確認して。
そうして海面から顔を出すと、感じた違和を言葉にするべく頭の中を整理する。
「新宿の海は……、もっと綺麗なところだと想像していましたが……」
追従していたロリーナへ向け、
「思っていたより、なんにもない、ですね……?」
こくりと、首をかしげた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
一角・實生
簡単な潜水装備に着替えて向かうよ
装備に詰め込めなかった翼は最初は水を弾くだろうが水を含んだ途端重くなりそうだ
鍛錬だと自分に言い聞かせながら潜水
三千院さんが楽しんでもいいって言っていたし
一度深く潜水して体勢を反転、みなそこから海面を見上げてみよう
翼が生えても空から落ちれば唯の枷
誰も視界に入らない青の世界はどこか寂しくて、綺麗だ
ひととき海を満喫した後は海側から陸地に向かって海中を探索してみるよ
海流同士のぶつかりや湧き上がるような海流、急激な海水温度の変化も意識したい
断層というと湧き水のイメージもあったりするんだ
パラドクスで通じた残留思念が何か知っていたりはしないだろうか
僅かでもいい、情報が欲しい
●
天使の青年――一角・實生(あざよいの鷲・g00995)もまた、簡単な潜水装備を身に着け、新宿の海へ潜水を開始していた。
猛禽類の白い大翼を装備内に収めることはできず、最初は水を弾いてしまい泳ぎにくいことこの上なかったが。
水を含んだとたん絡みつくように重たくのしかかり、水中で己の身体を制御するのも一苦労。
(「……これも、鍛錬だ」)
己に言い聞かせながら潜水を繰り返せば、ようやく最低限の方向転換などはスムーズに行えるようになった。
行動の自由がきくようになれば、心にも余裕が出てくる。
(「三千院さんが、楽しんでもいいって言っていたし」)
實生は時先案内人の言葉を思い出し、ようやく自由になった身体を制御して、一度深く潜水。
適当な水深で体勢を反転すると、海面から降り注ぐ空の光をみあげる。
――翼が生えても、空から落ちればただの枷。
だれも視界に入らない青の世界は、どこか寂しくて。
想像以上に、綺麗だと感じる。
呼吸が続く限り、そうして水中で大の字になっていて、気づく。
(「そういえば……!」)
實生は己の内に生じた疑問を確かめるべく、一度、息継ぎのために浮上して。
海面から顔を出し、肺いっぱいに息を吸い込むと同時に、再びみなそこへ潜っていく。
ひとしきりあたりを泳ぎ、時に同じ地点で停止してみて、理解する。
(「……海流同士のぶつかりあいや、水の流れは……ここにはなさそうだ……」)
海側から陸地に向かっての探索も行いたいと考えていたが、本来の目的は探査船へ向かうことだ。
時間を浪費することはできない。
實生はやむなく、経路上での探索を続けながら船へと向かった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
里木・啓吾
「素潜りでダイビング、というのも復讐者になったからこそですかね」
デーモンに成る前の身体能力じゃ考えられませんでした
底の風景を楽しみ?つつ着衣水泳しますね
【視界確保】
「(とりあえず底を目指しましょう)」
深い所では日の光も届きにくくなるでしょうし、砂が舞い上がったりして
探索の邪魔になるかもしれません
パラドクスの効果で【完全視界】を使って水の中の視界確保を試みます
【移動:探索】
ずっとは息も持ちません
随時底を蹴って浮き、水面で息継ぎします
船に向かいつつ水面と底を行き来し探索しますよ
<看破><情報収集>
留意する点
・深度毎の水温変化
・海底の地面の色、凹凸などの形状
・底の深さ(同じ高さの物はないか考える)
冰室・冷桜
まぁ、天使じゃなくてあからさまに怪しいもんねぇ、ここ
とりまやるだけ探してみますか
水着になんか潜水用の道具を用意していざダイビング、と
とりま、なんかあんなら底が一番怪しいわよね
……まさか、底なしなんてーことはねーと思うけども
水中用のライトで下を照らしながら、だいふくと一緒に手分けしながら潜っていきましょ
ま、もののついでみたいなもんだし、無理はしない方向で安全第一でごー
あとは、底以外にもこう、海水の流れ?とか魚とかそこら辺の生き物とかにもなんか違和感とかそういうのがないか注意してきましょ
●
次々と仲間たちが新宿の海へ潜るのに続き、さらに挑んだディアボロスは2人。
「まぁ、天使じゃなくたって、あからさまに怪しいと思うもんねぇ。ここ」
「素潜りでダイビング、というのも、復讐者になったからこそですかね」
「とりま、やるだけ探してみますか」と、水着姿に潜水用の装備を身に着け、冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)が先に潜り。
「デーモンに成る前の身体能力じゃ、考えられません」
やれやれと首を振り、着衣水泳で挑む里木・啓吾(研銃医・g00216)がその後に続く。
――ひとまず、底を目指そう。
両名の考えも、目指すところも同じで。
(「……まさか、底なしなんてーことはねーと思うけども」)
冷桜は日の光の届きにくくなる水深まで潜ることを念頭に、水中用のライトを用意していた。
しかし、底にたどり着く前に息切れし、やむをえず水面へと浮上する。
続いて、同じく息切れをした啓吾が水面に顔を出し、成果なしと首を振る。
「ま、もののついでみたいなもんだし。無理はしない方向で、安全第一でごー」
追従するメーラーデーモン『だいふく』を見やり、再び潜ろうとする冷桜へ、
「待ってください」
啓吾は呼び止め、これから己が試みる行動について話した。
「潜れる水位は、現状、息継ぎができるところまでとなりますが。今度は、パラドクスの効果で【完全視界】を使い、水の中の視界確保を試みます」
残留効果は、その場にいるディアボロスにも同様の効果をもたらす。
冷桜は冷桜で水中の様子を確認することを約束すると、タイミングを合わせて水中へと潜る。
(「契約、召喚。(コード、ショット)」)
底知れぬ海底へ向け、啓吾が念動力の弾丸を射出すると同時に【完全視界】の効果が発動し、みなそこの闇が取り払われていく。
弾丸はそのまま、水の奥へとどこまでも向かっていった。
(「これは……。どうやら、人が素潜りで簡単に踏み込める水位では、なさそうですね」)
周囲を見渡したが、高さを測れそうな物陰などはみつからない。
同じく、クリアになった視界を得た冷桜は、息継ぎなしで潜れる水位であたりを見渡していた。
(「魚とか、そこら辺の生き物とか、なんかいないの」)
視界はクリアになったが、足元の方角には、なにも見えない。
水の流れらしきものも、感じない。
そうして、目を凝らして。
(「――ん?」)
ようやく見つけたそれを確認し、ふたたび2人が水面へと顔を出す。
「魚は、1匹だけ泳いでたわね」
冷桜の言葉に頷きつつ、啓吾は眉根を寄せる。
「しかし、数が少なすぎます。……ここには、魚などの生き物は、ほとんどいないのではないでしょうか」
ともあれ、今は別の任務の途中だ。
新宿の海の謎は残るが、まずは文京区の大天使を退けねばならない。
2人は探査船の方角へ向かいながら、その後も潜り、できる範囲での探索を続けた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
ラウム・マルファス
少しでも可能性があるなら、試したいところだけどネ。大規模な調査となると難しいし、広域も海中の成分も文京区の彼らが調査済みカ。となると、未知の可能性がある場所は海底のさらに下、地中だろうカ
ドローンを潜水装備に換装。潜水艇のように乗って海中へ行こウ。ボクのRewriterは物質を変換する力を持つ、つまりその過程で、対象の物質を特定することができル。地中であっても、センサー代わりに走査することくらいはできル
隣の区との境目は念入りに視ておこウ。地中にも微生物は居るからネ
代わり映えのない地中の様子であっても、研究に身を置くものとしては楽しいものサ
海中や海面も眺めながらゆっくり静かに探査船へ向かうとしよウ
●
(「大規模な調査となると難しいし、広域も海中の成分も、文京区の彼らが調査済みカ。――となると、未知の可能性がある場所は、海底のさらに下。地中だろうカ」)
あれこれと思いめぐらせるも、頭の中でいくら考えたところで今は推測にすぎない。
「まあ、少しでも可能性があるなら、色々と試したいところだけどネ」
それをやるには時間が足りないのだと、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は十分すぎるほど理解している。
――探査船の任務に遅れぬ程度に、探索を行う。
ならばと、ラウムは手持ちのドローンを潜水装備に換装し、潜水艇のように乗って海中へと潜った。
大した速度は出ないが、自力で泳ぐ労力を考えれば、多少は体力を消耗せずに済むかもしれない。
もっとも、ドローンは息継ぎを考慮して進んではくれない。
頃合いを見て海面へ顔を出しながら、ラウムは何度も潜っては浮かび、を繰り返した。
その過程で、彼は己の思惑と海中の様子が、まるで違っていたことを悟った。
先ほど別のディアボロスが【完全視界】を発動したおかげで、ある程度潜ったとしても、視界は確保されている。
しかし、
(「『破壊錬成』を仕掛けられそうな物が、なにも見当たらないネ」)
己のパラドクスを使い、物体の性質に対して働きかけようと思ったのだが、肝心の働きかけるものが視界内に一切なかった。
(「先ほど調査してきた区との境目あたりには、水草のようなものもあったけド……」)
しかし、新宿区に流れ込んでくる川などが近場に存在していたことを考えれば、区の境目の状況は、正確には『新宿の海』の状況とは異なる可能性も否めない。
ともあれ。
任務の都合上、これ以上の寄り道はできない。
(「どんな結果であれ、研究に身を置くものとしては、楽しいものサ」)
――世に、まだまだ未知の領域が広がっている。
そうと判明しただけでも、研究者の心は踊るのだ。
ラウルはふたたびドローンを起動し、底知れぬ海底のようすに注意深く目線を向けながら、ゆっくり静かに探査船を目指した。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
デヴィン・ガイスト
新宿断層碑文!有名ながらも新宿島で1番謎に満ちた大秘宝!その追加調査!ロ、ロ、ロ、ロマンだッ!是非とも行かせてもらおう!
PD【秘宝「魔導式水空両用ジェット」】使用!
パラドクスのジェット機構と技能【呼吸法】で出来るだけ長く水中を探す
溺死しないように息継ぎは気を付けるぞ
新宿島で碑文があった場所の周辺から探索だ!
基本は断層の確認・宝探し中心だが同時に深く潜り新宿海?湖?の深さも調査
拾える物があればディガーパックで回収
ついでに断層の一部を切り取って持ち帰れないか試すか、底に着いたなら地面の一部も持って帰りたいな
自分は専門外だが新宿島なら地質学者が居るかもしれないからな
何か世紀の大発見がないか楽しみだ!
百鬼・運命
まずは新宿島で新宿断層碑文が見つかった場所を調査しておき、こちらのディヴィジョンで同じ場所に当たる部分を調べてみる。
「新宿島出現が8月15日。俺達と大天使や悪魔の決戦も8月15日…ひょっとして負けた時の保険に誰かが何か仕込んだか?」
潜水器具があればそれを。なければアイテムポケットに詰めた空気をボンベ、大金棒をバラストにして潜行。他のメンバーと協力、手分けして湖底を歩いて探索しながら、有用な残留効果があれば使わせてもらい、断層碑文や他にも何か気になるもの、人工物があったらとりあえずアイテムポケットに放り込み回収。ついでに生物や湖底の環境、断面の様子も調査。
アドリブ、他キャラとの絡み歓迎
●
――『新宿島』ディヴィジョンで、新宿断層碑文が見つかった場所を調査する。
位置的に同じなのだから、きっと何かあるのではないか。
そう期待を込めて該当地点で潜水を試みたのは、飄々とした様子で海へと飛び込んだ青年――百鬼・運命(人間の鬼狩人・g03078)だった。
(「新宿島出現が8月15日。俺達と大天使や悪魔の決戦も8月15日。……ひょっとして、負けた時の保険に、誰かが何か仕込んだか……?」)
簡単な潜水器具を身に着け己の推理を呟きながら、みなそこを目指す。
もっとも、【パラドクス通信】で仲間たちから得た情報によると、自身が身に着けた程度の装備では、海底にたどり着くことはできないらしい。
それでも探索する位置が違うのだからと、運命は念入りに、水中の様子を観察する。
だが、得られた情報は仲間たちと同じ、以下のようなものだった。
海には、なにもない。
水面に波はあるが、海流は存在しない。
魚や生き物は、ほとんど存在していない。
人が素潜りで到達できる水深よりも、なお深い。
海に流れ込む川付近には、水草や藻もわずかに存在する。
(「――結局、全員が得た情報を再確認したようなものだが」)
それはそれで、情報をより確かにしたのだから、有用な行動だったのだと頷く。
他に仲間が行っていない行動といえば、現地で見かけたものの回収だろうか。
運命は、用意していた【アイテムポケット】に、苦労して見つけた魚と水草を放り込んだ。
潜水できる範囲でくまなく視界内を探したが、人工物はなにひとつ見つからない。
そして。
同地点を訪れていたドイツ出身のサイボーグ青年――デヴィン・ガイスト(秘宝集めるオカルティスト・g00439)に手を振り、告げた。
「俺は作業が終わったんで、探査船に向かっとくな。アイテムポケットを活性化したんで、何か見つけたら持ち帰るのにでも使ってくれ」
気さくに呼びかける運命に、デヴィンも笑顔で返す。
「おお! 機会があれば、是非とも活用させていただこう!」
遠ざかっていく仲間の背を最後まで見送り、デヴィンはそれまでこらえていた思いのたけを声にする。
「新宿断層碑文! 有名ながらも、新宿島で1番謎に満ちた大秘宝! その追加調査! ロ、ロ、ロ、ロマンだッ!!」
興奮冷めやらぬ、といった様子で、水面に浮かびながら固めた拳を振りあげる。
運命同様、【パラドクス通信】経由で仲間たちの成果については確認している。
みなそこは深く、未だ、だれの手も届いていない。
それでも彼が宝の地図を手に入れた少年のごとく瞳を輝かせていたのは、秘策があったからだ。
「秘宝『魔導式水空両用ジェット』! この秘宝は、偉大なるアトランティス文明由来の遺跡で見つけたのだ! 多分本物だぞ……。多分!!」
モノの真偽はともかくとして。
デヴィンの作戦は、パラドクスのジェット機構と、技能【呼吸法】でできるだけ長く水中を探す、というものだった。
もっとも、息継ぎ問題については、仲間たちが散々悩まされている。
サイボーグのデヴィンであっても、溺死の危険は同じだ。
できるだけ長く水中にいることを目標に、古の装置を、伝説再現の能力により駆動させる。
謎機構のジェット装置の威力は絶大で。
デヴィンは高速移動によって、仲間たちとは比べ物にならないスピードで水中を突き進んでいく。
奥へ、奥へと進むにつれ、水圧により、全身が圧迫される。
息が詰まる。
しかし、今まさに、己は前人未到の海中を突き進んでいるのだ。
(「ここで、易々と意識を手放すわけにはいかないッ!」)
体感で水深100m地点に近づいても、本来であれば暗くなり始める水域も【完全視界】の効果で視界は保たれている。
――先へ、わずかでも、もっと先へ。
ブラックアウトしそうになる意識との戦いを経て。
デヴィンの見たみなそこの世界は、どこまで潜ってもなお、『なにもなかった』。
(「いや。あ……あれは……!」)
そこで、たまらず残っていた肺の空気を、すべて吐きだしてしまう。
残った意識で、『魔導式水空両用ジェット』を海上へと向けるのが、やっとだった。
水面に戻ったとき、デヴィンはしばらく意識もうろうとしていた。
水深間の急な移動は、人体にとてつもない負担をしいる。
生身の人間がスキューバダイビングで潜れる水深は、せいぜい30m。
それ以上の水域は、特殊な装備や訓練を身につけ、ようやく潜れるレベルなのだ。
デヴィンも、水中移動に適応したパラドクスや【呼吸法】の準備がなければ、これほど深くは潜れなかっただろう。
そんな中にあって。
彼は、己が最後にみた光景を記憶していた。
海底にたどり着いたわけではない。
【完全視界】のおかげで、底の方まで、運よく見通すことができたのだ。
「……まるで……、何かに切り取られたかのように、平坦、だった……」
青年は、ふかく息をついて。
本来の任務に戻るべく、探査船へ向かって泳ぎ始めた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
●
新宿の海ふかくへ潜り、手にした結果が、ディアボロスたちの望むような内容だったかは、さておき。
それぞれの機転や観察、積み重ねた残留効果がなければ、今回の調査結果は得られなかっただろう。
これが、今回挑戦した者たちにできる、最大最良の結果で。
さらなる結果を望むならば、より入念な調査を行う必要があるだろうということは、誰もが身をもって感じたのだった。
そうして、ディアボロスたちは次々と探査船にたどりつき。
各々が己の成すべきことを胸に、次の行動を開始した。
末廣・諒太
え、探査船の乗組員に一般人が混じってるのか。信仰してるのか……。
ともあれ、死者を出すのは忍びないしな。命は大事だ。金と同じくらい。
事前準備として、出来る事は最大限にやろう。
【悲劇感知】を使いながら探査船を調査
トラブルが起こる未来が悲しみの歌として聞こえたら
そこを入念に補強しよう
補強する金具や使う道具等も、此方で用意できそうな物を持ち込んで行こう
こういう材料を購入するのにも、やっぱり金は必要なんだよな
別に何も仕込んじゃいねぇよ、道具が怪しいなら調べてもいいぜ
このバール?……いや、色々取り付けるのに使うっつーか……。
大体敵意があったら、これで殴りつけたりするじゃん、信じてくれよ。
井手口・倖詩
俺にしちゃよく頑張った方だと思うんすよ…
もう冷たい水とはオサラバ
よっしゃ探査船に乗り込めー
とりま安全確保っすけれど…結構難易度高くない?
船を沈めないよう気を付けないと
さあさん、悪いんだけれど手伝ってくれない?
きっと悲劇を感知する能力が
起こり得る「悲劇」を教えてくれる筈
悲劇を探知した場所に誰かいたら
避難誘導をしてくれる人に声掛けしていく
俺は…ほら、悪魔使いだから
俺が話しかけると怖がられそうだし
…分ってる、分ってるって!
モブだって目の前で殺されたら堪ったもんじゃない
確り庇ったりして殺されないよう気を配る
逃げる為の時間稼ぎならお手のもんっす
雀の涙程度の勇気を振り絞って
…殺されない様に、立ち回らないと
●
(「俺にしちゃ、よく頑張った方だと思うんすよ……」)
乗り込んだ探査船上で、物陰にうずくまり胸中で呟いたのは、デジタルサマナーの少年――井手口・倖詩(コンダクタ・g03394)だった。
「もう冷たい水とはオサラバ」と海からあがれたことを喜びつつ、次の任務の目的を反芻する。
(「とりま、一般人の安全確保っすけれど……結構、難易度高くない?」)
陰キャの自分には無理ゲーっすと、使役しているアークデーモン『サリエル』――通称・さあさんを召喚したものの。
包帯メカクレゴシックナースドレスな悪魔と対峙して、はたと思い至る。
(「確かこの船の一般人は、大天使を信仰してるって話っすよね」)
となれば、その船中でアークデーモンの姿が目についたら、安全確保どころか余計な混乱を招くことは必至だ。
倖詩は頭を抱えつつも悪魔の召喚を解除。
ひとまず一般人の姿を探すべく、【悲劇感知】を発動させた状態で船内を歩きだした。
末廣・諒太(海底20コイン・g02599)もまた、同じく【悲劇感知】を使い、乗り込んだ探査船を調査していた。
(「探査船の乗組員に一般人が混じってて。大天使を信仰してるのか……」)
思うところは色々あれど、今は任務を果たさねばならない。
(「死者を出すのは忍びないしな。命は大事だ。金と同じくらい」)
事前準備として、出来ることは最大限にやろうと、『海に沈む者の悲しみの歌』を聞きながら歩いていた、その時だった。
「ん? そこのお前、止まれ。何をしている」
船内を歩いていた一般人研究者たちに声をかけられた。
逃げるわけにもいかず、素直に足を止める。
「えーっと、その。急な危険にも耐えられるように、船の補強をしようと思って」
「急な危険……? 誰の命令でそんなことを」
「それに、手に持っているのは何だ」
「命令とかじゃなく――このバール? ……いや、色々取り付けるのに使うっつーか……」
答えれば答えるほど、目の前の一般人の顔に不審の色が浮かんでいく。
このままでは、一般人たちに追われる側になりかねない。
この状況をどう切り抜けようかと悩んでいたところへ、
「あの……、俺も、ここは危ないと思うんすよ。向こうへ逃げた方がいいんじゃないかな~なんて……」
『悲しみの歌』をたどり別方向からこの位置にたどり着いた倖詩が、雀の涙程度の勇気を振り絞って声をかけのだが。
一見すると突然あらわれた不審な少年2名に、状況はますます悪化してしまった。
「お前たち、誰だ。大天使様に仇なす者か」
「おい。警備の天使様を呼べ」
一般人研究者が、大天使『ソードメイデン』を呼び寄せようとした、その時だった。
緊急事態を告げるアラームが探査船全体に鳴り響き、ディアボロスの2人も顔を見あわせる。
「ほらな、急な危険に用心しないとだろ!」
「仲間たちが、避難の準備をしてるっすから。こっちへ……!」
眼前の少年たちは不審極まりなかったが、非常事態が起こっているのは間違いないと判断したらしい。
一般人研究者たちは、やむなく2人に誘導されるまま走り出した。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【悲劇感知】LV2が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV3になった!
里木・啓吾
「さて、探索の結果は後で纏めるとして……
天使狩りと行きましょうか」
船に乗り込んだら船内に散っているソードメイデンを撃ち回ります
【使用パラドクス:銃中早駆】
「遅い」
<早業>で射撃を<連射>するパラドクスです
戦闘が長引くと船へのダメージもあるでしょうし
早撃ちで先制して制圧していきますね【先行率アップ】
【防御】
「はあ……剣が飛び回ると銃の立つ瀬がないですね」
ブレイドブラストには【フライトドローン】を活用
飛んできた剣にドローンをぶつけてダメージ軽減を狙います
「行け、ドローン」
翼が分離すれば守りに使える剣も減るでしょうし
反撃もバンバン撃っていきますね
「後で来られても面倒です、念入りに殲滅しときましょう」
夜久野・螢
心情:
外のディヴィジョンでは海と化してる新宿区
みなそこに在るのは何も無い
いま分かるのがそこまでであっても
出来ることからやって行こうか
行動:
探査船内にいる敵の数を減らそう
集団行動しているようなら纏めて相手を
援軍も呼ばせず此処で倒させて貰うよ
氷の魔術で多数を巻き込んでの足止めを狙う
足元でも凍らせて動きを
鈍らせられたら御の字だね
オレはどちらかと言えば支援向きだけど
近接からの剣舞には鍵の杖で応戦する
全く戦えない訳でもないからなぁ
梟のような翼も広げて
終わりになるまで踊ってあげるよ
連携・アドリブ歓迎
アリテラエル・ナツキ
敵との戦闘なら任せてくれ。潜水は苦手なので様子を見るしか無かったがな……
ソードメイデンの集団に出くわすと即座に手持ちのランスを集団へと向けて●エンジェリックバスターを撃ち込むぞ。
一気に切り込まれても面倒だ、天使の力を【砲撃】のように撃ち出す範囲攻撃で数を減らすぞ。
撃ち漏らした相手はランスと大盾を使った接近戦で相手になってやろう。お前達のような人の子を守護せぬ偽天など騎士天使が蹴散らしてやろう!
(アドリブ大歓迎です)
●
ダメージコントロールに奔走するディアボロスたちが、警備天使に見とがめられぬよう注意をはらい船内を移動していた頃。
「さて、探索の結果は後で纏めるとして。――天使狩りと行きましょうか」
白い魔力の翼をもつ里木・啓吾(研銃医・g00216)は、トループス級クロノヴェーダ『ソードメイデン』の一団を発見するなり、
「遅い」
愛用のリボルバー銃の早撃ちで、次々と先制攻撃を開始する。
『侵入者発見! 侵入者発見!』
排除対象を認め、警備天使は翼を構成する剣をすべて分離させ一斉に射出!
啓吾はフライトドローンをぶつけ攻撃の軽減を試みるが、自在に飛来する剣は容易く策にかかってはくれない。
「はあ……。剣が飛び回ると、銃の立つ瀬がないですね」
銃を構える腕だけは傷つかぬよう立ち回り、即座に反撃に転じる。
弾丸が捕らえきれなかった敵はというと、
「オレが、纏めて足止めを」
青灰髪の気だるげな少年――夜久野・螢(青の鍵・g02441)が梟のごとき翼をひろげ、鍵の杖を手に構える。
ひやり、冷気が頬を撫でたかと思うと、
「援軍も呼ばせず、ここで倒させてもらうよ」
次の瞬間には凍てつく吹雪が吹き荒れ、警備天使たちの動きを鈍らせる。
足止めを受けた敵軍の前に立ったのは、金の髪をなびかせ、凛とした態度で敵を見据えるアリテラエル・ナツキ(騎士天使・g04112)だった。
「戦闘なら任せてくれ」
邪悪なる攻撃を全て弾き返すと言われる大盾をドン!と床に打ち付け、大型の槍を構えて。
青の瞳が敵軍を射抜くと同時に、吠える。
「天使の力ここに解き放たん。――食らうがいい!」
ランスから放たれた天使の力は、砲撃のごとく一帯を貫いた。
――有象無象の悪魔を浄化するために振るわれる、神罰の一撃。
青い閃光は着弾と同時にあたりを浄化の光で満たし、剣の翼を持つ天使たちを殲滅していく。
先手を打てたおかげで効率よく殲滅できているが、緊急事態を告げるアラームが探査船全体に鳴り響いている。
派手に戦ったこともあり、船内に散っていた警備天使が集まりつつあるらしい。
加えて、敵たちはお構いなしに攻撃を仕掛けてくるため、船内はすでに敵の剣による裂傷がいたるところに生じていた。
戦闘が長引けば、さらなる船へのダメージになりかねない。
そうなれば、探査船に乗り込んでいる一般人たちの命が危険にさらされる可能性が高まってしまう。
大天使を信仰してはいても、一般人。
できれば、犠牲は出したくない。
「後で来られても面倒です、ここで、念入りに殲滅しときましょう」
新手へ向けリボルバーを向けながら告げる啓吾の提案に、
「1体でも多く敵の数を減らせたら、御の字だね。――終わりになるまで、踊ってあげるよ」
飛来する剣へ鍵の杖で応戦しながら、螢も賛同する。
そこへ飛翔状態から急接近した警備天使が、アリテラエルへと両の手に構えた光を放つ刃を振り下ろした。
偽天狩りの天使は、それを大盾で受け止め、逆に圧し返して。
美麗な唇の端をもたげ、至近距離で繰り出したランスで敵の胴を貫きながら、高らかに告げた。
「お前達のような人の子を守護せぬ『偽天』など、騎士天使が蹴散らしてやろう!」
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
大和・恭弥
協力しているとはいえ、彼らは信仰に従わされているだけなんだ
一般人の人達が傷つかないよう、出来る限り力になりたい。
クダギツネの晴彦と探査船の中の一般人を探す
一般人は全員避難できるよう声掛け、手助けするよ
少し強引な手だけど、避難できない人やしない人は、
【傀儡】を使って探査船の外に脱出できるよう手伝う
もしかしたら仲間が他の脱出方法を用意していてくれるかも
しれないけど、必ず一般人全員を無事に助けたいから、頑張るよ
今回の探査で採取された証拠品の残骸があったら、
可能だったらだけど【腐食】をかけて証拠隠滅しておこうかな
危険だったら、使わずに避難補助に徹する。
不知火・紘希(g04512)とは協力連携するよ
不知火・紘希
一般の人が逃げられた方が、その人たちは幸せになれるんだよね
キョウちゃん(兄)もそう言ってたから、僕、がんばるよ!
【操作会得】を使って、一般の人が逃げやすいように
避難するものを使いやすくしたり、逃げ道をつくるよ
あと、逃げ遅れてる一般の人や仲間がいないか確認するね!
いたら【過去視の道案内】で安全に避難させるよ
えっと、逃がすのはキョウちゃんが
すごく上手にやってくれると思うから、
出来そうだったら戦っても周りへのダメージを減らせるように、
人や建物を守る兵隊さんとかリアライズペイントで描いて創れないかな?
出来ないかな…。
キョウちゃん(大和恭弥 g04509)とは協力していくよ!
●
緊急事態を告げるアラームが探査船全体に鳴り響き、異変を察知した一般人研究者たちがせわしなく通路を行き来している。
船内の物陰に身を隠し、機をうかがっていたのは黒髪の2人の兄弟。
兄である大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)が、まだ幼い弟の姿を隠すようにあたりを警戒しながら、言い含めるように小声で告げる。
「大天使に協力しているとはいえ、彼らは信仰に従わされているだけなんだ」
実直さが伺える兄の横顔を見ながら、まだあどけない面差しの弟――不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)が、確かめるように問いなおす。
「一般の人が逃げられた方が、その人たちは幸せになれるんだよね、キョウちゃん?」
「ああ。彼らが傷つかないよう、出来る限り力になりたい」
兄の言葉を受け、紘希は「僕、がんばるよ!」と小さな両手を握りしめる。
慌ただしく駆けていく者が多い中、急な事態に腰を抜かしたらしい年若い研究者2人と、若者たちを叱咤する無精ひげの男が目に留まった。
「もうダメです教授! オレたちここで海の藻屑になるんです……!」
「腰が抜けて、動けないんです……! どうぞ置いて行ってくださいいいい!」
「こんの、バカヤロウ共。情けない声を出すんじゃねえよ。まだ何が起こったかもわかんねえだろが。とにかく立って、自分の足で歩きやがれ……!」
男が両名の腕を掴み引きずってでも歩き出そうとするが、若者2人は恐怖に足もすくんだらしく、座り込んで動けない。
そこへ、
「大丈夫ですか。お困りなら、俺が手助けします」
恭弥はこの機とばかりに研究員たちに話しかけ、すぐさま【傀儡】を発動させる。
――ディアボロスのみが操作できる、傀儡の糸。
一般人2人を介抱する振りをしながら糸を手繰り、強制的に立ち上がらせれば、
「あ、あれ……なんか、急に身体が軽く……」
「歩けます! 歩けそうです、教授!」
恭弥に付き添われ、自ら歩ける喜びにわく若者たちの前で、
「僕が外まで案内するね!」
紘希は【過去視の道案内】によって現れた影を追いかけ、閉じてしまった非常扉等を【操作会得】で開けながら、迷わず船の中を進んでいった。
これなら、きっと避難を達成できると兄弟が思った、その時だ。
「どうしたんですか?」
「教授も、行きましょうよ!」
若者たちの声に振り返れば、
「……どっちも見ねえ顔だ。まさか、お前たちがこの騒ぎの元凶か?」
『教授』と呼ばれた無精ひげの男が、険しい眼で兄弟を見ていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【傀儡】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
冰室・冷桜
物のついでにーっていうにはいかんかったわね
っと。ま、そっちは追々考えるとして、今はこっちのお仕事も、と
【エアライド】の空中ジャンプで見張りの少なそうな地点からこっそり乗り込みますか
んで、まずはだいふくと手分けして救命ボートやらの避難器具の位置を確認、先に準備とかできそうならすぐ使える状態にしておきましょ
事が済んだら調査中の研究者さんと接触、なるたけ一人でいる人とかが良いわね
見つけたら【友達催眠】発動ながらコンタクト
船のどっかで事故が起きたってーウソを伝えて、避難するように提案しましょうか
だいふくに【通信障害】してもらって、確認の連絡とかはさせずに信じ込ませるわ
終日・めづる
侵入後、船内で敵集団との邂逅をなるべく回避
一般人と同じ白衣を着こんで、怪しまれぬよう
友達催眠で一般人と友好的な会話を
事故が起きたらしい、と言って
大天使様が私達を守ってくださるわ
私達も、大天使様のお邪魔にならないよう
自分自身を守りましょう
他の一般人達が何処に居るかも訊いて
なるべく一つの比較的安全な場所に避難
もしくは冷桜さんの用意した避難器具へと移動するよう申告
パニックに陥る人が居ればモーラットのわたげに触れさせて
やわらかな生き物に触れることで
少しでも、落ち着けたらいいと思うの
パラドクス通信で味方と密に情報共有
戦闘が起きる前に一般人達の場所を通達
戦いに巻き込まれないようにしなきゃ
●
探査船に至った後、冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)はエアライドの空中ジャンプを活かし、大天使『ソードメイデン』の見張りの眼をかいくぐっていた。
(「物のついでにーっていうのは、やっぱいかんかったわね、っと。ま、そっちは追々考えるとして――あったあった」)
探していたのは、一般人たちを逃がす手段。
船尾に用意されていた、救命ボート等、避難器具の収納されている場所だ。
船の大きさに見合うだけの器具を積み込んでいるらしく、数は十分。
メーラーデーモン『だいふく』に接敵時の反撃を任せている間に、ボートや救命胴衣を次々と使用できる状態にしていく。
その時だ。
緊急事態を告げるアラームが鳴り響き、冷桜も手を止め、騒がしくなった方角を見やる。
「――始まったわね。これなら、一般人にウソを伝える必要もないし、ちょうどいいわ」
冷桜は【パラドクス通信】を使い仲間たちに救命ボートの位置を知らせると、一般人の姿を探しに走る。
(「なるたけ、一人でいる人とかが良いんだけど――」)
人の気配を探りながら船内の道を行くと、声が聞こえた。
「……どっちも見ねえ顔だ。まさか、お前たちがこの騒ぎの元凶か?」
物陰から覗き見ると、ディアボロスの恭弥(g04509)と紘希(g04512)の兄弟が、一般人研究者と思しき男に詰め寄られている。
すぐに状況を察した冷桜は、残留効果【友達催眠】を発動した状態で、その場に姿を現わした。
傍らには別の一般人2人の姿もあり、己の想定とは違う場面ではあるが、見過ごすわけにもいくまい。
「こんなところに居たのね。船のどっかで事故が起きたってー話だから、早いところ、ここから避難しましょう」
「じ、事故!?」
「やっぱり沈むんですかこの船!!」
若者2人はすぐに気安く冷桜へ話しかけてきたが、無精ひげの男はなおも剣呑とした視線を向けてくる。
「……どっかって、どこだ」
「詳細を聞く前に通信ができなくなったの」
「確かめてみれば?」と冷静に促せば、男は手持ちのスマートフォンでいずこかに連絡を取ろうとした後、眉根を寄せて舌打ちをした。
先ほど、メーラーデーモン『だいふく』の力で【通信障害】を発生させたのだ。
連絡など、どこへもできようはずがない。
男がなおも口を開こうとした時、
「みなさん、ここにいらしたんですね」
同じく【友達催眠】を発動した状態で、一般人たちと同じ白衣を着こんだ終日・めづる(幻葬姫・g00959)が駆けてくる。
「船で事故が起きたそうです。他の方が避難の準備をして下さっていますから、急いでまいりましょう」
「ほら、行きましょ」
冷桜が促し、若い研究員2人とディアボロスの兄弟を引き連れ、その場を後にする。
めづるは残った男へ視線を戻すと、その表情に逡巡の色をみて、言った。
「ご不安はもっともです。しかし、偉大なる大天使様が私達を守ってくださるわ。私達も、大天使様の使命のお邪魔にならないよう、自分自身を守りましょう」
その言葉に、男の疑いは晴れたらしい。
「仕方ねえ」とボヤき、ボサボサの髪をかきむしるも、
「まだ、奥に残ってるやつらが居る。そいつらにも報せにいかねえと」
――言動のわりに、後輩想いなのかもしれない。
逃げるのはそれからだと言い出した男へ、めづるは言った。
「その役目は、わたしにお任せください。こう見えて、脚は早いんです」
根っからの研究者らしい男――不摂生が服を着て歩いているような教授は、ぐうの音も出ない様子で。
「……すまねえ。任せる」
それでも、後ろ髪を引かれる思いなのだろう。
何度かめづるを見やりながら、先に行った若い研究員たちの後を追っていった。
残る一般人たちが居るおおよその方角も把握できた。
あとは、ダメージコントロールのため船内に散ったディアボロスたちと連絡をとり、密に連携するのが得策だろう。
【パラドクス通信】を使いおおよその座標を共有すると、自身もすぐさま、船の奥へと走った。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【命中アップ】がLV3になった!
ミリアリナ・ディミニッシュ
※絡み苦戦怪我描写アドリブOK
出遅れましたか
とはいえ、潜水は不得手な分野なので、いいでしょう
探査船へ迅速に接近、乗り込みして、活動を開始致しましょう
船内警備のソードメイデンを駆除します
一体ずつで巡回しているようなら各個の撃破
複数で動いているなら周囲が広い所で戦闘を
船へのダメージを考慮しなければならないというのは、少し面倒ですけれど
出来るだけ壁際に寄らず、床面に誤射されないように、エアライドも使って気を配ります
一般人と出会ってしまっても、友達催眠で軽い挨拶でやり過ごしましょう
アリス・セラフィハート
アドリブ連携等歓迎です
ここが探索船の中…
まずは警備の
ソードメイデンさんを
何とかしないと
眉立さん(g02854)や
他の方とも連携
【パラドクス通信】も使用
『有難うございます…眉立さん』
【完全視界】も使い
『ヴォーパルソード』での
【斬撃】【両断】【薙ぎ払い】等の剣戟や
【光使い】で
剣からの光焔の【衝撃波】【誘導弾】や
パラドクスで攻撃
飛んでくる敵の剣は
上記の【衝撃波】【誘導弾】や
パラドクスで相殺
『貴女達は…あの海を解明して一体何を知ろうと…?』
船へのダメージも考慮
【エアライド】等も駆使
極力
壁際に寄らず
攻撃を船に当てない様に
敵の攻撃は
【結界術】【残像】で
防御
一般人の方は
【友達催眠】で対処
戦闘に巻き込まない様
眉立・人鳥
全く、見事にアテが外れたぜ……
さて、ここは取り巻きをなんとかする方に加勢するとしますかね。
俺はアリスちゃんの護衛につくとするか。復讐者とは解っていても
小さい子をそのまま一人で行かせるのはおっさんとして、ちょっとな
メイン火力は任せて俺は完全視界とパラドクス通信を利用しながら、攻撃の軌道や敵の動きを看破しつつ魔晶剣でいなすなり、
悪魔の魔力糸で捕縛する。向こうに意識が向いてるやつは魔骸連刃でぶった切れたらベストだな。
やばそうな時はディフェンスするぜ、活性治癒にネメシスなら
壁に位はなれるだろ
一般研究員サンには皆と同じく友達催眠で対処だな、ついでにボスの
居場所でも聞き出せたら奇襲しやすいかねェ
●
緊急事態を告げるアラームが鳴り続けているところをみると、敵は警戒を続けているらしい。
そんな中、【パラドクス通信】の通信機で取り交わされる情報を聞きながら、ミリアリナ・ディミニッシュ(忘れ去られた歌姫・g00763)は赤いポニーテールを揺らし走っていた。
『一般人は、救命ボートにて探査船からの脱出を誘導中です』
『一部、トループス級「ソードメイデン」の制圧を完了』
仲間たちの行動の結果、移動中に一般人と鉢合わせる心配もないとわかり、効率よく船内を駆けることができるのはありがたい。
(「あとは、護衛残党の殲滅と、指揮官の撃破でしょうか」)
警戒しながら道の角を曲がると、その先に『ソードメイデン』の姿を発見する。
慌てて身を隠すが、敵も目ざとくこちらの気配を察知したらしい。
天井のある、狭い船内の通路。
――退くか、進むか。
反射的に出した結論は、
(「できるだけ、床面を抜かせないように――」)
あえて敵のいる通路へ飛びこみ、地を蹴ると同時に【エアライド】を発動!
高速で飛来する剣を、壁や天井を蹴り進み、巧みに攻撃をかいくぐっていく。
床の代わりに壁や天井が破壊されたが、今も一般人の避難誘導が行われていることを考えれば、床の損傷――沈没の危険だけは避けなければならない。
空色の澄んだ瞳を、眼前に迫った天使へと見定めて。
「邪魔ですね」
剣ではない胴体部位へ、渾身の蹴りを叩きつける。
『ソードメイデン』は壁に叩きつけられ、そのまま動かなくなった。
止めをさそうとミリアリナが近づいた瞬間、さらに奥の通路に敵の気配を察知する。
追撃を仕掛けるのが先か、迫る敵への牽制が先かと逡巡した瞬間、
「ここはお任せください!」
駆けつけたアリス・セラフィハート(不思議の国の天司姫アリス・g00270)が小さな天使の翼を羽ばたかせ、無数の光の輪を敵軍へと放った。
反撃に備えすぐさま【エアライド】を発動!
手にした『ヴォーパルソード』を閃かせ、次々と襲いかかる警備天使の『死の剣舞』と渡りあう。
しかし、すべてをいなすことは叶わず。
「アリスちゃん、加勢するぜ……!」
とっさにネメシス形態へと変異した眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が、アリスと警備天使の間に飛び込んだ。
もしものことを考え、人鳥はアリスの護衛についていたのだ。
(「復讐者とは解っていても、小さい子を一人で行かせるのは、おっさんとして、ちょっとな……!」)
両手に構えた剣と、脚の剣。
四方八方から繰り出される護衛天使の斬撃は、人鳥の身体を深く切り刻んだが、パラドクスにより【活性治癒】を得た傷は見る間に回復していく。
「さて、反撃といきますか。――火力は任せたぜ!」
人鳥はかつて喰らったクロノヴェーダの肉体から鋭利な刃を生成すると、瞬く間に眼前の『ソードメイデン』を斬り伏せていく。
「有難うございます……眉立さん!」
「私も、露払いを致しましょう」
アリスはヴォーパルソードを構え、ふたたび光輪を放ち。
その死角を補うようにミリアリナが立ち回り、接近する警備天使を次々と蹴り倒していった。
船内を移動しても、新手の敵に遭遇しなくなったころ。
アリスは最後に倒れた警備天使に向け、つぶやいた。
「貴女達は……、あの海を解明して、一体何を知ろうと……?」
しかし、返る答えは無く。
「ついでに、ボスの居場所でも聞き出せたらと思ってたんだが……。こりゃ無理かねェ」
仲間たちのおかげで、一般人たちは無事に探査船から逃げおおせたと報告が入る。
ひとまず警備天使も殲滅完了と【パラドクス通信】で仲間たちに報せ、3人はその場を後にした。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【エアライド】がLV2になった!
【飛翔】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
●
ディアボロスたちの活躍により、発見した一般人研究者たちの離脱は完了。
護衛についていた天使たちも、すべて殲滅が完了した。
操舵を任されていた人間たちも退避したため、船は海上に停泊状態となっている。
緊急事態を告げるアラームは、一般人の協力を得て解除していた。
船内は先ほどまでとはうってかわって、静けさに包まれている。
もはやディアボロスたち以外に誰も存在しないかのように感じられたが、指揮官であるアヴァタール級クロノヴェーダ『大天使ウリエル』の居場所は、未だ判明していない。
その後、ディアボロスたちが船内をくまなく探索した結果、船底に比較的広い空間があることが判明した。
それは、本来であれば積み荷を収める空間であり、人が過ごすような空間ではなかったが。
ディアボロスたちは警戒しながら、その場所へと続く扉を開いた。
里木・啓吾
「帰られるなら文京区ではなく、天国にどうぞ」
そんな所、あるかどうかも知りませんが
「死んだら天使とて皆そこへ逝くのでしょう?」
【パラドクス:霧散召喚】
「ばかすか打ってきますね、少し煙に巻きましょうか」
敵の攻撃に合わせて銃弾を撃ち込み
撃ち込んだ銃弾をスモークグレネードに置換、白煙の誘爆と光槍の相殺を狙います
白煙は焚けるだけ焚いていき、残留効果で敵の視界だけを妨害する目的で利用しますね
「悪いが、こちらは見えてます」【完全視界】
「どうあっても天国に帰るつもりはない、と……」
味方への支援として翼破壊を狙い、リボルバー銃を連射します
曲りなりにも翼が傷ついたら空中戦で隙もできるでしょう
「では、地獄に堕ちろ」
井手口・倖詩
超絶有名な大天使が美少女とかどんなギャルゲー?
…違うそうじゃない
流石に探査船で戦うのは悪手っすよね
船外に誘導出来たら最高だけれど…
んー…相手は大天使だし
信者を犠牲にする様な事があれば
信仰も得難くなるんじゃない? とか
駄目だったら駄目だったで覚悟を決める
船内を壊さない様に気を付けないと
外に出られたならノエさんを召喚
抱えてもらって飛翔しつつ、彼の雷撃で攻撃
内部だったらさあさんにお願いして
呪詛たっぷりの鎌で迎撃っすかね
降り注ぐ槍は雷や大鎌で逸らしてもらう
悲劇感知も駆使して回避し易いポイントも探そう
怪我が痛くても泣いてる場合じゃない
なけなしの勇気を振り絞って
この悪魔使いが、お前等天使に引導を渡してやる
末廣・諒太
大天使ウリエル……御大層な名前だが、奴さんクロノヴェーダだしな
残念だが敵である以上、殴りつけたって心は痛まねえ!
【パラドクス通信】で仲間と連携
【飛翔/エアライド/フライトドローン】で空中戦を挑む
飛んで跳んで、足場を駆使してモーラットと共に船から空へ飛び
敵へ挑発する
見下ろすのはやっぱ気分がいいな!
どうした、高い所は怖いか?
……こいつだって、戦闘に自分の信者は巻き込みたくはない、よな?
裁きの槍は「投擲/貫通撃」で避けor弾くよう試みる
流石の槍捌きだが、それでも簡単に撃ち落されるのは御免だ
敵の攻撃が避けられない時こそ逆に踏み込め
「捨て身の一撃/粉砕」を叩き込むチャンスだ
白石・明日香
【残留効果】飛翔、エアライド、隔離眼、効果2はすべて使用。
・・・・お前どこかで会ったか?(かつての肉体事記憶を奪われているので憶えていない。相手も姿が変わっているのでわからない)
まあ、潰すが。
船内は自由に飛び回れないけど壁とか駆使して三角飛びとかの要領で相手に的を絞らせずに動きまわって一気に接近。
なんか重要そうな書類とかは視界に納めて隔離しておいて船自体は・・・誰かに任せておく。
なんか何処かで会った気がするな、お前。
攻撃は相手の挙動を見切って躱し
間合いに入ったら早業呪詛、で解体してやるよ!
ミリアリナ・ディミニッシュ
※絡み苦戦怪我描写アドリブOK
あからさまに怪しい所に誘われたようで、多少気に食わない感じですが、まあいいです
大天使とやらを倒して劇終にしましょう
……というか、上から攻撃を落とすとか、船の安全を考えない敵ですね
轟沈する前に仕留めたい所なので、少々無茶でも突っ込むとします
エアライドと飛翔を合わせて攻撃をすり抜け接近
腹か胸上当たりは肉質も柔らかそうなので狙います
仲間がいれば攻撃を引き付けられるかもしれませんし、せいぜい空中を駆けまわるとしましょう
私達の未来のために、ここで沈んでいただきます
●
そこは、大きな積み荷を運び込むために船底につくられた空間だった。
小さな体育館程度の広さと言えば、規模感がわかるだろうか。
これまで駆けまわっていた船の通路を思えば、戦闘を行うには十分な空間と天井の高さがある。
無いものがあるとすれば、それは窓だ。
外の景色の見えない、人工的な明かりに浮かびあがる場所。
その下には、おびただしい数の樹脂製コンテナが並べられていて。
積み上げた荷の上空で、光輪を戴いた『大天使ウリエル』がディアボロスたちを見下ろしていた。
光輪の光を受けまばゆく輝く金髪に、麗しき荘厳な武具。
――人間たちの『信仰』を得るためとも言われる、凛々しく、神々しい姿。
だが、その口から出た言葉は、
「待っていましたよディアボロス。即刻、滅びなさい」
凛とした声音が響き渡ると同時に、白翼をひろげた大天使の周囲に、数多の光の槍が顕現していく。
「超絶有名な大天使が美少女とかどんなギャルゲー!? ――って、言ってる場合じゃない!!」
井手口・倖詩(コンダクタ・g03394)が反射的に動き、すぐさまパラドクスを発動!
「この悪魔使いが、お前等天使に引導を渡してやる!」
なけなしの勇気を振り絞り、儚げミステリアス系悪魔の『さあさん』を召喚!
敵をひたと見据えると、呪詛たっぷりの大鎌による攻撃を仕掛ける。
雨のごとく降り注ぐ槍のほとんどは悪魔が鎌を振るい相殺したが、すべてを防ぎきることは叶わず。
いくつかは、倖詩の身体を無慈悲に引き裂いた。
赤黒く血のにじむ服を押さえ、
(「痛くても、泣いてる場合じゃない……!」)
ぎりと、唇を噛みしめる。
――船への損傷を考えれば、できれば船外に誘導して戦いたい。
しかし、無策のまま敵に背を向ければ、狙い撃ちにされるのは必至だ。
同じく槍の雨――『審判者の光』と呼ばれる大天使の裁きを受けたミリアリナ・ディミニッシュ(忘れ去られた歌姫・g00763)も、呆れたように叫んだ。
「上から攻撃を落とすとか、船の安全を考えない敵ですね……!」
攻撃を受け破損した樹脂製コンテナ群からは、次々と水があふれ出ている。
これらのコンテナ群が無ければ、大天使の槍が船底を貫き、今頃は船が沈み始めているところだ。
(「あからさまに怪しい所に誘われたようで、多少気に食わない感じですが。……まあいいです」)
敵の先制攻撃を回避するには、もっと用心して行動する必要があったのだと悟るも、今更何を言っても後の祭りだ。
「大天使とやらを倒して、劇終にしましょう」
エアライドと飛翔を駆使して縦横無尽に戦場を駆けまわると、ミリアリナはパラドクスを発動!
中空で姿勢を変え、青空を思わせる瞳に船内の無機質な天井を映して、降る槍を見定めて。
「邪魔ですね」
個々の槍へと冷静に蹴りを撃ちこみ、確実に相殺していく。
しかし、攻撃をいなすばかりでは、ディアボロスたちに勝ち目はない。
(「轟沈する前に仕留めたいので、少々無茶でも突っ込みたいところですが――」)
止まれば狙い撃ちにされると考え常に移動し続けるも、大天使はそう容易く間合いに近づかせてはくれなかった。
そこで動いたのは、仲間と敵の戦闘を観察していた里木・啓吾(研銃医・g00216)だった。
(「ばかすか撃ってきますね。……少し、煙に巻きましょうか」)
形勢を変えるべく、愛用のリボルバー銃を構える。
「戦果報告に帰られるなら、文京区ではなく、『天国』にどうぞ」
そんな場所が本当にあるかどうかなど、啓吾自身、知りもしないが。
「死んだら。天使とて、皆そこへ逝くのでしょう?」
その言葉に大天使が眉根を寄せ、不快感を示した。
本来であれば己を信仰すべき存在が己の死を語ることが、気に入らなかったらしい。
「信仰を持たぬ者よ。――滅びなさい」
「地獄に堕ちろ」
ウリエルが槍の雨を降らせるのと、啓吾が呪詛とともに銃弾を撃ちこむのは、ほぼ同時で。
パラドクス『霧散召喚(スモークショット)』によって置換された弾丸はワイヤートラップを発動させ、槍雨が地上に届く前に絡めとり、消滅させていく。
さらに、あたりが白煙の誘爆によって視界をさえぎられた頃。
モーラットを伴った末廣・諒太(海底20コイン・g02599)は、戦場へ入ってすぐにフライトドローンに乗り込み、大天使の死角を目指していた。
折よく戦場にスモークがたちこめたこともあり、標的にされずに動くことができたのは幸いだった。
その上、ディアボロスたちは【完全視界】の効果を受け、スモークをものともしない。
諒太は、ある程度の高度まで飛ぶと、ドローンを足場として固定。
中空へ身を躍らせると、エアライドでさらに部屋の天井近くまで駆けあがった。
「見下ろすのは、やっぱ気分がいいな!」
叶うなら、敵を船外へ連れ出したいと考えていたが、仕方がない。
眼下に大天使を見やりながら、噴射機構付き鉄梃を構え、叫んだ。
「大天使ウリエル。……御大層な名前だが、敵である以上、殴りつけたって心は痛まねえ!!」
スモークで白んだ視界――己の頭上から迫る刺客に気づいた大天使は、ちらと少年を一瞥して。
新たに顕現させた槍を振りかぶり、神速の裁きの槍を投げはなつ。
諒太の鉄梃と槍が正面からぶつかり、火花が弾ける。
衝撃で諒太の皮膚が裂けるも、
「流石の槍捌きだが、俺だって簡単に撃ち落とされるのは、……御免だ!!」
――敵の攻撃が避けられない時こそ、逆に踏み込め!
諒太のその覚悟が一撃を活かし、仲間を活かした。
エアライドと飛翔を駆使して戦場を駆けまわっていた白石・明日香(体亡き者・g02194)が、壁や天井を蹴り、三角飛びの要領で大天使の間合いへ飛び込んで。
「……なんか、何処かで会った気がするな。お前」
記憶を漁ろうにも、明日香はかつての肉体ごと記憶を奪われており、判然としない。
諒太をいなした大天使が、新たな敵対者に気づき、視線を向ける。
明日香の赤の瞳と、大天使の青の瞳が、交差する。
ウリエルはすぐさま新たな槍を顕現させると、明日香へと狙いを定めた。
「――まあ、潰すが」
思考を切り替えた明日香がパラドクス『魔骸連刃』で刃を繰り出すのと、ウリエルが神速の槍の一突きを繰り出されたのは、同時で。
それぞれの刃は互いに届く前に威力をそがれ、相殺。
態勢を立て直すべくふたたび戦場上空へ飛翔した大天使へ向け、諒太と倖詩は、破損した船内や、コンテナの水によって水びだしになった床を示しながら、言った。
「オマエだって、戦闘に自分の信者は巻き込みたくはない……、よな?」
「信者を犠牲にする様な事があれば、信仰も得難くなるんじゃないっすか!?」
しかし。
ディアボロスたちによって受けた傷も、翼を濡らす流血もものともせず。
天に君臨するウリエルは、言った。
「『想定外の敵群』を、船ひとつとわずかな信仰を引き換えに処理できるのなら。ワタシは、妥当な犠牲であると考えます」
その言葉に、啓吾は再びリボルバーを構えて。
「どうあっても天国に帰るつもりはない、と。では――」
同じく態勢を立て直すべく身構えたミリアリナも、大天使を睨みつけ、言った。
「私達の未来のために。ここで、沈んでいただきます」
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【友達催眠】がLV3になった!
【隔離眼】がLV2になった!
【活性治癒】がLV2になった!
【エアライド】がLV3になった!
効果2【ドレイン】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
アリス・セラフィハート
アドリブ連携歓迎
ウリエルさん
貴女は
何を知ろうと…?
船の被害を避け
敵を船外に
誘き出す様
言葉をかけてみます
『戦闘に巻き込み…研究や信者さんを…犠牲にするんですか…?』
外に
誘導できれば
【飛翔】使い
翼で飛行し【空中戦】
駄目なら
船内で戦闘
(状況にも合わせ)
外でも船内でも
船に被害が出ない様
注意
【パラドクス通信】で
味方と連携
【完全視界】も使用
ヴォーパルソードで
【斬撃】【両断】
【薙ぎ払い】等や
【光使い】で
剣からの
光焔の【衝撃波】【誘導弾】や
パラドクスで攻撃
敵の攻撃は
こちらの攻撃や
パラドクスで相殺や反らす様
試みたり
【結界術】【残像】
【エアライド】で
防御・回避
完全に対処は無理でも
少しでも被害を抑える様
立回り攻撃を
終日・めづる
聡明な、知の天使の名前
けれど結局
あなたは人には何も与えてくれないんでしょう
あなたを信仰する人々のいのちくらいは
救ってあげてもいいじゃない
なんて、演技してみても
なんでも知っているようなその眼が
ひどくこわい
飛翔とエアライドにジャンプを組み合わせ
狭い艦内でも屋外でも飛び回る
審判の光の群れを躱し続けて
モーラットのわたげに支援を指示【電撃使い
味方との連携は密に
宙を跳んで、天使めがけて墜ちる
この蹴りが彼女の天使の輪も槍も砕かなくても
ほんの少し、触れればいい
誰かがきっと
その隙を突いてくれるはずだから
繰り返す蹴撃の度に命中率も上がるはず
ダメージを、重ねます
大天使様、天使様
あなたの探すみなそこには、何があったの
眉立・人鳥
話の解る大天使様なら良かったんだがな、大体話通じねぇんだよ
使える効果は全部だ、真っ向から全力で行かせてもらう
神速の槍なんてもんに完璧に対応するには流石に力が足りねぇ
ここは急所だけ守って、ネメシスと治癒活性を信じるとするか
突撃してくるなら装備の魔力糸で絡めとりに行くぜ、それに寄れれば
グラトニー・ディザイアをブチ込めるしな
違うなら飛翔に、パラドクス通信で情報をやり取りしながら完全視界を併用した看破で味方が傷を与えた所と動きを見極めつつ、連携して行きてェ。
フェイントを混ぜながら見出した隙にディザイアで喰らい付くつもりだ
大天使様の力、有効活用させて貰うとするぜ
アンゼリカ・レンブラント
遅ればせながら決戦に参加するよ
さぁ、勝負だ大天使
翼持つ相手だが、【飛翔】してからの
【突撃】!【薙ぎ払い】!力強い斬撃をお見舞いするが、
一撃叩き込んだら退き、
相手が弱るまではヒットアンドアウェイを心がける
ともに戦う仲間がいれば、挟み込み
合わせて攻撃を叩き込むなど、連携を意識して攻めるよ
敵からの攻撃は大剣でいなし、
避けられなければ腹筋を締め耐えるっ!
まだまだ、苦しんだ人々の痛みに比べればさ!
気を張って叫び攻撃
残留効果もそうだが、共に戦う仲間はありがたい
傷ついてもさらに立つ勇気は、
チェインする絆から生まれるんだ
相手に隙が生まれたら、踏み込んで全力での
《破軍衝》を。
仕留めきれなくても、仲間につなげる!
●
ディアボロスと大天使の攻防は続き、戦場に運び込まれていたコンテナの破損はさらに悪化。
船底の床には、かなりの水があふれていた。
よくよく見れば、詰め込まれていた水が破損個所からあふれ出るコンテナもあれば、単に穴が開いただけらしい、カラッポのコンテナも点在している。
もっとも戦場に居た者で、そこまで観察する余裕をもっていたディアボロスは居なかった。
大天使ウリエルはディアボロスたちの連携攻撃に圧されてもなお、『想定外の敵群』を仕留める事に手を抜かなかったからだ。
「戦闘に巻き込み……研究や信者さんを……犠牲にするんですか……? それが、『妥当』……だなんて」
「そんな言い方……してほしくありません」と、空色のピナフォアドレスを握りしめたアリス・セラフィハート(不思議の国の天司姫アリス・g00270)が、言葉を絞り出すようにうめく。
――かけがえのない『日常』を奪い、ひとの命を軽んじる。
その無慈悲な行為が、大きな悲しみを伴うということを、アリスは身をもって知っている。
どれほど神々しい姿であっても。
どれほど偉大な存在を名乗る者であっても。
ひとをひととも思わぬ物言いをする天使を、見過ごすわけにはいかない。
(「できれば……船外へ誘導したかったんですが」)
易々と背を向けられるだけの敵でないことは、これまでの戦闘を見れば明白。
幸いだったのは、仲間たちの誘導によって、船内の一般人研究者たちが全員無事に文京区へ戻っていったという報せが、【パラドクス通信】によってもたらされたことだ。
これで、戦闘による一般人への被害を危惧する必要は、なくなった。
(「それでも……少しでも被害を抑えるよう……立ち回り、攻撃を」)
アリスは意を決し、『ヴォーパルソード』を手に空を駆け、剣を掲げ高らかに告げる。
「――是は……不思議の国の不思議な戦い。――受けて下さい」
空色の光焔を剣身にまとい、万象等も灼き斬り裂く白銀の剣が光る。
対する大天使の周囲にも、幾度目かの槍の群れが召喚されて。
「ヴォーパルの剣閃……!」
ウリエルが槍の雨を降らせるのと、アリスが閃光の疾さで斬りはなつのは、同時だった。
強大な光焔の奔流が降り注ぐ槍を相殺し、あらゆるものを斬り裂く真理の斬撃は、さらにウリエルを飲み込んでいく。
「聡明な、知天使の名前。けれど――結局。あなたは、人には何も与えてくれないんでしょう」
鮮血に染まった翼をかばうように羽ばたきながら、態勢を立て直そうとする大天使に迫ったのは、薄紅の瞳もつ花螳螂の少女――終日・めづる(幻葬姫・g00959)だ。
「あなたを信仰する人々のいのちくらいは、救ってあげてもいいじゃない」
艶めく黒髪をなびかせ、翻弄するように周囲を飛翔する少女の言葉に、ウリエルが嘲笑を浮かべる。
「ワタシたちは、一般人研究者に仕事を依頼していたに過ぎません。それを危険にさらしたのは、ディアボロス。アナタがたです」
大天使にしてみれば、ただ一般人研究者たちをともない、海の調査をしていたに過ぎない。
ディアボロスたちの襲撃がなければ、危険など起こりようはずもなかったと言うのだ。
血濡れの腕を掲げ、なおも光の槍を召喚するその姿を見ても。
あの一般人研究者たちは、『信仰』を抱き続けるのだろうか。
宙空を跳ねながら、めづるはふと、そんな疑問を抱いて。
(「私の蹴りが、彼女の天使の輪も槍も砕かなくても。ほんの少し、触れればいい」)
大天使の頭上に位置どったところで、青の瞳と視線がぶつかる。
(「――なんでも知っているような、あの眼が。ひどくこわい」)
ウリエルの周囲に、おびただしい数の槍が浮かぶ。
その切っ先が、めづるを捉える。
大天使は己の正当性と、勝利を確信してなお、冷静な面持ちで言った。
「『正義』を振りかざし、秩序を蹂躙する復讐者たちよ。――アナタがたこそ、恥を知りなさい」
少女を撃ち堕とすべく槍をはなとうとした、その時。
「さぁ、勝負だ大天使!」
めづるとは、正反対の位置。
大天使がまったく眼を向けていなかった死角から、声がして。
「おおおおおおおおおぉぉぉぉおお!」
黄金色の長い髪に、大きな天光色の瞳をもつ少女――アンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)が、拳を固め、大天使に体当たりを喰らわすように飛び込んできた。
(「仕留めきれなくても、仲間につなげる!」)
絆の力は思い出せなくとも、身体に刻まれている。
傷ついてもさらに立つ勇気は、チェインする絆から生まれる。
――友と積み重ねた連鎖が、力をくれる!
だからこそ、全力で踏みこめる。
「喰、らえっ!!!!」
――ドンッ!
無駄のない、鍛えあげた強靭な身体からはなつ一撃。
続けて衝撃波を打ちだせば、召喚していた光の槍が、次々と消滅していく。
下方からの攻撃を受け、ウリエルが態勢を崩したところへ。
めづるは舞い踊るようひらり宙を跳ねると、大天使めがけ、墜ちた。
強靭な四肢をしならせ、渾身の力を籠めた蹴りを炸裂させると同時に、つぶやきを零す。
「私のせいに、していいから」
上下からの挟撃に、大天使の身体が力を失い、落ちていく。
伸べる手の代わりに返したのは、モーラット・コミュ『わたげ』の電撃で。
バヂリと、爪先が弾けるのを、信じられないものを見るようにして。
大天使ウリエルは、散乱した樹脂製コンテナの水たまりに音をたてて墜落した。
そうして。
堕ちた鳥を待ち構えていたのは、ネメシス形態に変身した眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)だった。
――鳥類と同様の翼をもちながら、まったく異なる思惑のもとに空を駆る天の使者。
仲間たちの攻撃を受け、その翼ももはや無残に折れ。
動くたびに、身体のあちこちから血が流れ落ちる。
なんとか身体を起こそうとしながら、無機質な青の瞳を、人鳥へと向けた。
その時だった。
「おの、れ……。復讐者……!」
最期の力をふり絞り、羽ばたき突撃を仕掛けた神速の槍の一突きが、人鳥の腹を貫く。
体当たりをするようにぶつかったその身体を、しかと受け止めて。
細く強靭に練り上げられた魔力糸で、離れぬように絡めとる。
槍は奥深く刺さり、傷は深い。
しかし、千載一遇のチャンスを逃すわけにも、いかない。
(「後は『治癒活性』の効果に期待ってことで」)
人鳥は、口の端から血を流しながら。
その左手で大天使の顔を掴み、叫んだ。
「宿るは神魔を喰らいし顎、我が怨敵を砕いて滅っせ! ――グラトニー・ディザイア!!」
呼び声に応え、人鳥の左腕を覆うように大型の口と鋭い牙を持つ怪物が顕現していく。
それは糸で絡め取ってい大天使の頭を、瞬く間に噛み砕き。
その肉体ごと、力の一端を奪いとった。
残されたウリエルの身体から、力が失われていく。
するりと落ちた、すべらかな手指さえも。
獰猛な顎はひと口でたいらげ、満足げに牙を鳴らした。
後には、たしかに大天使が居たという血痕だけが遺されて。
やがてそれさえも、コンテナからこぼれる水に流され、薄らいで消えていった。
人鳥は、赤茶の瞳に憐れみを浮かべて。
降りてきた仲間たちへ、言い訳をするように、呟いた。
「……話の解る大天使様なら、良かったんだがな。大体、話通じねぇんだよ」
そうして、もとの形に戻った左腕を見下ろし、嘆息する。
(「大天使様の力、有効活用させて貰うとするぜ」)
次の瞬間には。
腹の傷口から流れ出る血を押さえながら、大の字になって、床に転がった。
●
戦闘後。
探査船は船底に受けた破損個所からの浸水を止めることができず、しだいに傾いていった。
船内にいたディアボロスたちは急ぎ、探査船から脱出。
先に船外へ退避していたディアボロスたちも加わり、船の上空を飛翔する。
相次ぐ浸水に耐えきれなくなった船は、ついに船体を垂直にたて、ゆっくりとその姿を新宿の海に隠してゆく。
アリスとめづるは、船の最期をみやりながら、つぶやいた。
「ウリエルさん。貴女は、何を知ろうと……?」
「大天使様、天使様。……あなたの探す『みなそこ』には、何があったの」
その問いに答えられうる存在は、もはやこの場には存在しない。
遠く、深く、沈みゆく死出の船ならば。
あるいは、求めたなにかが見つかるのだろうか――。
ディアボロスたちは探査船が完全に海に沈んだのを確認すると、迎えに現れたパラドクストレインへ乗り込み、帰途へとついた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【エアライド】がLV4になった!
効果2【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【ドレイン】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV4になった!