竜に捧げる甘い罠(作者 秋山霧夏
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#幻想竜域キングアーサー  #竜の花嫁の花嫁行列  #湖水地方  #竜の花嫁 

 花嫁を乗せた馬車がゆっくりと道を進む。その後ろには沢山の荷物を背負った背負子達と護衛が並んでいる。
 周囲を警戒していた突撃竜鱗兵が花嫁に声をかけようとするが、きつい目つきの少女が馬車との間に割って入った。
「エレイン様に何かご用でしょうか」
 苛立ちを隠さずに言う少女に苦笑しながら竜鱗兵は頬をかく。
「もうすぐ一本道に入る。揺れるかもしれねぇから伝えようと思ってな」
「了解しました。伝えておきます」
 ジト目で自分たちを見る少女に竜鱗兵達は肩をすくめると前方へ警戒に戻る。それを見送ると少女は馬車の扉を開けた。
「どうかなさいました? ファータさん」
 たおやかに首を傾げ花嫁が少女に声をかける。纏うドレスはふんだんにレースが使われ淡い山吹色に染められて花嫁の見事な赤髪によく映える。妖精のような見た目の花嫁に少女は残念そうに答える。
「やっぱり逃げる隙は無さそうね」
「やっぱりかー」
 扉が閉じた途端姿勢を崩しぞんざいな口調になったエレインにデコピンを喰らわすと、ファータは大きな溜息をつく。
「ドラゴン様の待つ砦ももうすぐだね」
「もうすぐ私も本当の意味で竜の花嫁になるのか……あのねファータ、もし何かあった時は村とお兄ちゃんをよろしく頼んだよ」
「そんな演技でも無い事言わないでよ」
 いつになく気弱な言葉を吐くエレインにファータは目を丸くする。
「ま、そんな事にならない気もするんだけどね」
 ぎゅっと手を握りしめると花嫁は祈るように呟く。
「最後まで抗うって約束したものね」

●新宿駅グランドターミナルにて
「先日は竜の花嫁の調査お疲れ様でした!」
 運命予報士のガクハ・シアレットは思いっきり頭を下げ、下げすぎて机に衝突し涙目になる。よろよろと立ち上がり何事も無かったようにガクハは案内を再開する。
「皆のおかげで幻想竜域キングアーサーで、『竜の花嫁』の調査が進んできて、新しいパラドクストレインが出現したよ」
 前回接触した『竜の花嫁のエレイン』の輿入れの時期が近付いている。
 彼女たちは湖水地方からドラゴンが住む砦に向けて、花嫁行列を仕立てて移動する。
「今回はこの状況を利用して、攻略旅団からの提案である『竜の花嫁に成り代わってドラゴンに接近する』作戦を実行するよ」
 花嫁行列を襲って、偽物の花嫁と入れ替え、ドラゴンと接触した所に駆け付けて、ぶっ倒す! って感じかな、と改めてお茶菓子と資料を配る。

「まずは花嫁行列の出発前に、竜の花嫁と友人に接触して作戦の内容を説明し打ち合わせて欲しい」
 ディアボロスの襲撃時に、花嫁達の協力があるか否かは、作戦の成功に大きく関わってくる。
 排斥力によって彼女達はディアボロス達の事を忘れているが、前回接触があったディアボロスと会うか、前回を思い出させる物を持っていけば思い出す。
「コンテストのケーキとか最適だね。前回信頼は築いているから話はわりかしスムーズに進む筈だよ」
 ただしディアボロスの襲撃をドラゴン側に訴えるような事になれば、かえって、不利になる。
「とは言っても、エレインとファータは竜の花嫁になりたがっていない。少々怪しくてもノってくれると思うけど、信頼があった方が作戦がスムーズになるのは確かだし……彼女達、クロノヴェーダに隙あれば勝手に逃走しそうな感じなんだよね。絶対失敗してろくな事にならないから『花嫁入れ替え計画』を推し進めて欲しい」
 竜の花嫁の花嫁行列には、花嫁がドラゴンの砦で暮らす為の花嫁道具も一緒に運ばれている。最初の接触時には、この花嫁道具を扱う商人などに紛れるのが良さそうだ。
「エレインは甘い物やおやつが好きなのが知られているから甘味系を取り扱う商人が多いな」
 他にはレースの飾り布とか、香り袋とかたおやかな花嫁に似合いそうな物が売り込まれている。

 花嫁行列の中には、少数だが、クロノヴェーダの護衛が混じっている。クロノヴェーダのがいた場合、花嫁の入れ替わりを誤魔化せないので撃破して欲しい。
「一般人の護衛は、人足をかねた数人だ。比較的安全な道を通ってきたせいか護衛は他の行列と比べても少ない」
 トループス級は、一般人の護衛では対処できないような敵に対する備えとして同行している。
「襲撃にはこの道が良いよ。細い一本道で馬車や荷物が邪魔ですれ違いし辛いし、盗賊が出るって噂があるせいかクロノヴェーダが若干先行するんだ。馬車や他の人を巻き込む心配も無いし、入れ替わりもスムーズに出来るよ」

 クロノヴェーダ撃破後は、花嫁の入れ替わりをした上で、襲撃を諦めるような演技をしつつ撤退。花嫁行列は、偽の花嫁を連れてドラゴンの砦への移動を再開する予定だ。
「エレインと入れ替わる際は変装した方がスムーズだろう。この赤毛のカツラとドレスを来て大人しくしていれば大丈夫だと思う」
 エレインは湖の街を出た後は、移動中は馬車に籠もりきりで外にあまり出ないようにしている。よほど違和感が無い限りごまかせるだろう。
「動きにくそうなドレスに見えるが新宿島の有志で改造しまくった。運動性には自信があるから来たままでも全力で戦えるぞ」
 入れ替わりから数時間でドラゴンの待つ砦に到着する。
 ドラゴンと相対すれば、ディアボロスの正体はすぐに露見するが、偽の花嫁とドラゴンが戦闘になれば救援機動力で戦場に向かう事が出来るので、戦ってドラゴンを撃破して欲しい。

 花嫁を迎え入れる砦には、花嫁を迎えるドラゴン以外のクロノヴェーダはいないようなので、ドラゴンさえ倒せば、作戦は成功になるだろう。

 最後に本物の竜の花嫁と入れ替わる事で、エレインは純粋な被害者の立場になるので、安全を確保する事が出来る。
「そうすれば竜の花嫁で無くただのエレインとして、大手を振って家族の待つ故郷に帰れる」
 そう言ってと時先案内人はパラドクストレインにディアボロス達を導く。
「それでは良いフライトを!」

●砦の最寄りの村にて
「つっかれた~」
 部屋のドアが閉まった瞬間、エレインはベッドに倒れ込む。
「何でニコニコ笑って大人しくしてるだけでこんなに疲れるの~」
「ちょっと、ドレスが皺になる!」
 ファータが慌ててドレスを伸ばし、髪の乱れを直す。
「全く、元通りになったのは嬉しいけど手がかかりすぎよ」
 言葉と裏腹に嬉しそうに世話を焼く幼なじみに、グテッとしたまま次の予定を確認する。
「この後は花嫁道具の売り込みだっけ」
「ちゃんと花嫁様しててね」
「4回目のコンテストぐらい美味しいものがあればいいなぁ」
「無理でしょ、それは」
 そう言い合って二人は顔を見合わせると疲れた様子で溜息をついた。少女達は逃亡機会を探しているが、それが空振りに終わっているのも疲れがます原因だろう。
「でも、希望を捨てないって約束したものね。頑張ろう、ファータ」

●竜の待つ砦にて
「そうか、花嫁はもうすぐか……」
 報告を受けた棘鞭飛竜エリギュラスは重々しい声で呟くと砦の上空に駆け上がる。まだ到着は先だが、待たされた分楽しみが抑えきれなかった。
「早くいらっしゃい花嫁ちゃん♪ 今回はわたくし好みに調整されてるっていうし、楽しめるわねぇ」
 一目で気に入った容姿をもつ花嫁を思い浮かべ、つい素で叫ぶとエリギュラスはにたりと相好を崩す。
「ステキなレディと卵とお茶会! なんてステキなんでしょう」
 うっとりと身悶えするエリギュラスを下で使用人が呆然とみている。普段は威厳がある喋り方をしている分、ギャップが激しすぎたのだろう。
 見られている事も知らずにエリギュラスはさらに高くへ舞い上がる。
「もしステキなレディになってなければ……」
 にたりと笑って茨で花束を作り、竜は微笑んだ。
(「あのつまらない村をちょこっと焼けば、わたくし好みに変わるわよね」)

「いっそのこと『花嫁になりたくない』って言ったら帰してくれないかな」
「……無理だと思う」

 花嫁と親友がそんな事を思っているとはつゆ知らずに竜は上空で盛り上がっていた。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
1
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【フライトドローン】
2
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【託されし願い】
2
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【エイティーン】
1
周囲が、ディアボロスが18歳から「効果LV×6+18」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【完全視界】
2
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【通信障害】
1
ディアボロスから「効果LV×1,800m半径内」が、ディアボロスの望まない通信(送受信)及びアルタン・ウルク個体間の遠距離情報伝達が不可能な世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV5 / 【ガードアップ】LV1 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【ロストエナジー】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

秋山霧夏
遅くなりました。秋山霧夏です。
今回は竜の花婿を竜の花嫁の社会的地位が脅かされないようにぶっ倒して下さい。

今回の登場人物
エレイン 竜の花嫁。牛を愛しお菓子を愛する少女。お淑やかに洗脳されていたが前回のディアボロス達の活躍で自分を取り戻した。本来のお転婆でぞんざいな本性を再洗脳されないために隠している。逃亡機会を狙っている。
ファータ 竜の花嫁の親友。牛を愛し、村を盛り上げる夢をエレインと共にしている。元から目つきがきつい。花嫁行列に付き人として参加し、逃亡機会を窺っている。
竜の花嫁の家族 エレインが逃げる覚悟を示した事で怪しまれないように自然に帰郷中。「人数が多いと追跡者に発見されやすい」「娘の足手まといにはなりたくないわ。あ、これ保存食持っときなさい」「おねいちゃんファイト!」とのこと。
兄 竜の花嫁の兄 故郷で留守番中。エレインがいなくなって、ストを起こす牛に涙目で対応中。
エリギュラス 竜。興奮すると言葉遣いが変になったり、若干乙女趣味だが、戦闘能力は確か。

今回の選択肢
①身代わりの花嫁(👑2)
 竜の花嫁と入れ替わります。一人しかプレイングは採用できません。複数人いた場合は最も相応しい方になります。
 入れ替われた場合、砦に着いて竜に催促されて馬車から降りるまで描写します。
 また、クロノヴェーダを誤魔化す事は出来ません。
②竜の花嫁との接触(👑5)
 花嫁行列を襲撃や、入れ替わりの手順など竜の花嫁達に説明します。気に入られる商品があればスムーズに横やり無しで会話ができます。
③👾竜の花嫁の襲撃『突撃竜鱗兵』(👑7)
 花嫁行列につきそう竜鱗兵を倒して下さい。また、倒した後一端撤退する必要があります。
④👿アヴァタール級との決戦『棘鞭飛竜エリギュラス』(👑11)
 花嫁を待ちわびている竜を倒して下さい。エリギュラスは空中から下りてこないので残留効果を上手く使うと良いでしょう。

戦闘について
 技能だけでは、パラドクスのような効果はあらわれません。

 それでは皆様の心のこもったプレイングをお待ちしております。
11

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


相原・相真
記憶はなくともえらく前向きでいてくれているんですね、二人とも
きっとそれは、あの時に俺たちを信じてくれたから
そういう気持ちにしっかり応えないと、ですね

花嫁道具の売り込みの商人として二人へ接触
あの時と同じようにスフレチーズケーキを準備していきましょう
「お久しぶりです。…二人とも、変わらずお元気で何よりですよ」

思い出してもらえたら『花嫁入れ替え計画』について説明
だから二人とも無理に逃げようとかしないでくださいね
…ホントに無茶しないでくださいね?


ラウム・マルファス
ウソは苦手ダナー
「ラウムだヨ。花嫁さんが疲れないよう、馬車の改良に来たんダ。好みとか聞きたいから、花嫁さんとお話ししたいんだけどいーカナ?」
って潜入しよウ

「コンテストのタルトやケーキほどじゃないかもだけど、しっとりでおいしいヨ」
『花嫁の村のチーズ』入りクッキー、弟の手作りだからネ

「助けに来たんダ。って言っても今じゃなくて、道中で入替わるヨ。今だと、バレそうだからネ」

「盗賊のフリして馬車を襲ウ。護衛のドラゴンは何とかするから、その隙に入れ替わって逃げて欲しイ。あとはこの街まで戻って、襲われたから逃げてきたって言えばオッケーサ」

道中で食べてネって多めにクッキー渡しておこウ

その後、馬車の改良するヨ


月下部・小雪
他の商人さんに怪しまれないように【友達催眠】を使いつつ、ケーキ商人さんに扮して、エレインさん達に接触、しましょう。
ドラゴンの花嫁さんから解放、です。

お話に聞いていたスフレチーズケーキとか持って行き、ますね。
エレインさん、ファータさん、助けに来ました。
この先の細い一本道でみんなで襲撃をかけます!
そ、その時に入れ替わりにくるので二人はしばらく隠れててください。

だ、大丈夫です。ドラゴンはボクたちがやっつけます。村に被害は出させません!
その後で二人は安心して村に戻ってくださいね。

※アドリブ連携歓迎です


●砦近くの村の広場から
 山沿いの小さな村は、普段は訪れる人は少なくのんびりとした空気が流れている。しかし、今日は多くの商人が押しかけ賑わっている。その中にはディアボロス達三人の姿もあった。
 ケーキ商人に扮した月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)が順番待ちをしている。おどおどした様子で周りを見ながら大切そうに箱を抱える幼い少女は、商人のおばさま方にほっとけないと思われたのか囲まれていた。
「めんこい子だねぇ。お使いかい」
「ボクは商売に……」
「あらあら、この歳で商売人とはエラいねぇ」
「あめちゃん食べないかい」
 友人、というより友人の子の様に世話を焼くおばさま方に包囲された小雪にラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が助け船をだす。
「一緒に来たラウムだヨ。花嫁さんが疲れないよう、馬車の改良に来たんダ」
 割って入ったラウムに注目が集まり、小雪は詰まっていた息をはき出す。
「さすがに改造は無理じゃ無いかい」
「竜騎兵様達も見張っておるしのぅ」
 ならば、と改造用に持ち込んだ素材を脳内で組み合わせつくれそうな物を考える。
「なら、クッションにしようカナ」
 引っ張り出したクッション用の素材に周囲の目が商機を見いだし、光る。
「おお、良い品じゃのぅ」
「しかし、地味」
「うちの生地を使ったらどうだい、今なら安くするよ」
「それなら私のレースの目の細かさが……」
「このタペストリーは素材から吟味し……」
「お嬢ちゃんもこの刺繡カワイイと思うじゃろ」
 自分の商品を売りつけようとするおばさま方の波にのまれるラウムと小雪を生温かく見守りながら相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は呟いた。
「この地域の女性は逞しすぎじゃ無いだろうか」

「好みとか聞きたいから、花嫁さんとお話しした後にしたいんだけどいーカナ?」
 ようやく商人の手から逃れた頃には花嫁との接見の順番が来ていた。
 部屋の扉を開けると若干疲れた様子のファータと、たおやかに微笑む竜の花嫁の姿があった。
「お久しぶりです」
 三人で部屋に入ったディアボロス達は、まずは面識のある相真が声をかけ、コンテストの時にも出したチーズケーキを差し出す。
「あ、あなたは!」
「四回のコンテストの」
 思い出せなかった記憶を取り戻し、二人の顔が喜色に染まる。
「「おいしいチーズケーキの人!!」」
「……二人とも、変わらずお元気で何よりですよ」
 相変わらず過ぎる二人に相真はにこやかに対応する。
「エレインさん、ファータさん、助けに来ました」
 小雪も相真の背後からおずおずと顔を出すとスフレチーズケーキを差し出す。受け取ったエレインは大事そうに机にケーキを置くと、お淑やかさを投げ捨てて小雪に抱きあげた。
「よっし、脱出のチャンス、来たー!」
「まずは窓から出て、いえ、天井裏からの方が目立たないかな」
 小雪を掲げたままクルクル踊るエレインと冷静を装って天井に登ろうとするファータ、混沌とした状況にラウムはラッピングしたクッキーを差し出した。
「助けに来たんダ。って言っても今じゃないヨ。ひとまず落ち着こうか」

●村の一室にて
「大変お恥ずかしい所をお見せしました。花嫁と同郷のファータといいます」
「その友人で竜の花嫁になりたくないエレインだよ。よろしくね!」
 落ち着きをなんとか取り戻した二人とディアボロス達は『みんなでケーキが食べたい!』との要望で、小さなお茶会を開いていた。各自の前には二種のチーズケーキとクッキー、ハーブティーが可愛らしい食器でサーブされている。
 旅と気疲れはあるのだろうが、以前より明るい表情の二人を見て相真は少し安堵する。
「『花嫁入れ替え計画』について説明しますね」
 コンテスト以来の相真のケーキにとろけていた二人の顔がピシッと締まる。
「道中で入替わるヨ。今だと、バレそうだからネ」
 弟の手作りのクッキーをサクサク食べながらラウムは竜騎兵達がいる方を指さす。頷くとファータもクッキーを食べ目を丸くする。
「なにこれ、しっとりしてて美味しい……じゃなくて、私もそれが良いと思います」
「だから二人とも無理に逃げようとかしないでくださいね」
 相真の言葉に二人の目が泳ぐ。心当たりがあったらしい。
「この先の細い一本道でみんなで襲撃をかけます!」
「盗賊のフリして馬車を襲ウ。護衛は何とかするから任せてネ」
「了解だよ。いえ、お願いします!」
 エレインは大きく頭を下げる。
「そ、その時に囮役と入れ替わりにくるので交代してください」
「わかったわ。入れ替わった後は私もフォローするわね」
 ファータがぐっと拳に力を入れる。彼女は常に馬車の外にいるので入れ替わるのは厳しいだろう。
「その後はドラゴンはボクたちがやっつけます」
 顔を強張らせる二人に小雪は必死に言葉を紡ぐ。
「だ、大丈夫です。村に被害は出させません!」
「そのあとは再び入れ替わってドラゴンが倒されたって言えばオッケーサ」
「この計画で無事に故郷に帰れます。……ホントに無茶しないでくださいね?」
 おどおどしながらも村の事まで心配してくれる小雪、軽い調子で事もなげに倒した後の事を語るラウム、前にファータの相談にのり今回もここまで駆けつけてくれた相真。三人の言葉をかみ締めるように二人は頷く。
「……ありがとう。なんでこんなに良くしてくれるかわかんないけど、ほんとにありがとう」
 お茶を一口飲んでカラカラの口を湿らすと、信頼の言葉を寄せる。
「うん、無理しない。あなた達を信じて任せるよ」
 ティーカップを置くとエレインはディアボロス達を心配そうに見つめる。
「でも、あなた達もね。いざとなったら私が竜の花嫁になれば良いだけなんだからさ」
 無理して軽い言葉で伝え、緊張から逃げようと小雪のケーキを頬張った花嫁は身もだえする。
「幸せ~、同じケーキかと思ったけど味も食感も全然違うね。ほっこりする」
「まったくエレインったら真面目にするの苦手なんだから……私からもよろしくお願いいたします」
 丁寧に頭を下げるファータにクッキーやケーキを渡し、ディアボロス達は伝えるべき事を伝えきって席を立つ。
「ありがとう。大切にいただくね」
「あなた達の武運を祈っています」

 外に出ると商人達が手ぐすね引いてディアボロス達を待っていた。平穏に逃げる隙は無いようだ。
 この後、ラウムと商人達が苦労して作ったクッションは非常に豪華な上にクッション性が高く、花嫁も大満足されたと評判になった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

●一本道、襲撃地点近くにて
「もうすぐだね」
 馬車の中のエレインは乱雑に髪を纏め、緊張で白くなったファータの手を握る。
「後はたのんだよ」
「任せて」
 短い言葉に万感の思いを込めて、二人はその時を待つ。

 崖に挟まれた一本道の街道を竜騎兵達が小走りで進んでいく。
「まったく、花嫁様にも付き人にも、エリギュラス様にも困ったもんだな」
「ドラゴン様は早く来いってうるさいし、花嫁様はあれやこれやで遅くなるしさ」
「しょうがないぜ、俺たちゃ下っ端だぞ」
「付き人は花嫁いなくなったら痛めつけても良いんじゃねぇのか」
 口々に愚痴をこぼしながら竜鱗兵達は手早くあたりを探索する。
「よし、だいじょぶそうだな」
「さっさと戻ろうぜ」
 盗賊や獣もいない事を確認し、竜の花嫁を竜の元へ送るべく竜鱗兵は馬車の元に戻ろうとした。
ラウム・マルファス
崖の上から襲撃しよウ

早業でカラス型ドローンに爆薬を搭載
続いてトラップ生成で、踏むと煙幕を張るスイッチを敵の足元に生成。目眩まししつつ、『来たときには無かった罠がある』って状況で撹乱すル

上手く行ったらカラス型ドローンを突撃させて自爆攻撃
垳を崩さないよう気を付けないとネ

「ヤッホー、トーゾクダヨー」って棒読みで言いつつ、フライトドローンで滑空しながら煙幕へ突入
演技は苦手なんダ

見えないけど一本道だから逃がすことはないサ
突進なら足音で判別できるからタイミングをあわせて身を引くことで衝撃を減らすヨ
馬車へ戻らせないようイバラの冠で牽制し、竜鱗兵を全滅させたら退こウ
あれ、どっちから来たっケ?


月下部・小雪
煙幕でモクモクしています!
そ、それならボクは【完全視界】を用意してこっちだけ視界を確保、です!

ひゃっ、ひゃっはー、お、おたからを置いていけ、です!
盗賊さんのフリをしながら崖の上から奇襲です。
エレインさんという一番のお宝を手に入れるため、頑張ります。

急なトラップで混乱している竜鱗兵に対して、
フライトドローンに乗って上空からの攻撃です!
【モーラット・コミュ・ダーク】に進化したコダマにお願いして闇の矢で1体ずつ倒していきましょう。

ぜ、全員やっつけれたでしょうか?
あ、あとはエレインさんと入れ替わって、花嫁入れ替え計画、最終段階です!

※アドリブ連携大歓迎


相原・相真
「いざとなったら」とは、余計な心配をさせちゃいましたね
そんな時が来ないよう、まずはこいつらからきっちり排除といきましょうか!

他の皆さんと合わせて戦闘開始
【完全視界】で視界を確保して、
スラッシュドローンによる攻撃を行っていきます

馬車の方へ戻られるのも面倒ですが、砦に襲撃を伝えられても困ります
敵を逃がさぬよう【飛翔】で移動して逃げ道を塞いでいきましょう

エレインさんたちに接触した際に顔を見られているかもしれませんし、
一応マントか何かで顔を隠して行動
竜鱗兵を撃破後に一般人の護衛に遭遇した場合には、
「竜鱗兵との戦いで負傷したため花嫁を諦めて撤退する」という感じで演技をしておきます

アドリブ・連携歓迎です


 物騒な事を口走りながら戻ろうとする竜鱗兵だが、その足が何かを踏み抜く。途端に周囲に煙幕が巻き上がる。驚きながらも警戒態勢をとる彼らの目に映ったのは、煙幕を切り裂くフライトドローン。
「ヤッホー、トーゾクダヨー」
 進路をふさぐようにカラス型のドローンを引き連れて崖の上から現れたラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)に竜鱗兵の視線が集まる。
「な、なんだ、面妖な奴め!」
「空飛ぶ盗賊がいる訳あるか!」
 至極まっとうなツッコミをしながら飛んできたドローンを叩き落とそうとするが、先んじてドローンが大爆発を起こす。吹き上がる爆炎にじりじりと竜鱗兵は後ろへ下がる。
「まあいい、とにかく殲滅し、ろ?」
 驚愕を顔に貼り付けたまま、指示を出そうとした兵が崩れ落ちる。慌てて振り向いた友兵が最後に見たのは輝き踊る刃だった。
 フードを目深く被った相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は退路に立ち塞がる。主の元へ戻ったドローンが光刃を並べ槍衾を作り威嚇する。
「封鎖するための陽動かっ」
「と、なると狙いは花嫁か!」
 事態を打開しようとラウムへ突撃を開始した突撃竜鱗兵は天からふってきた矢に縫い止められる。
「お、おたからを置いていけ、です!」
 ドローンにのって月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)はモーラットのコダマを抱えながら精一杯の大声を出す。その腕の中で毛を膨らませてさらにころころになったコダマがもきゅっと胸をはる。
 それでも殺到する竜鱗兵の前にイバラの罠が立ち塞がる。強行突破しようとする竜鱗兵に、ラウムは容赦なくドローンを差し向ける。連続する爆発に武器を振るうまもなく敵は倒れていく。それでも油断せずに銀髪を爆風になびかせながら、ラウムは次のドローンに爆薬を積む。
(「いざとなったらとは、余計な心配をさせちゃいましたね」)
 煙幕と敵の向こうで待っている人を思い浮かべながら、相真はドローンに指令を送る。集まった機械の従者達を引き連れ、駆ける。
「そんな時が来ないよう、まずはきっちり排除といきましょうか!」
 距離を詰めながら機構腕を振るうと、その軌跡をなぞるように光刃が閃き竜鱗兵が血飛沫を上げながら倒れていく。
「コダマ、ダークネスアローで攻撃、です!」
 エレインという一番のお宝を手に入れるため小雪はコダマにお願いする。任せてといわんばかりに飛び上がると、コダマは闇の矢を放つ。狙い違わず止めをさし褒めてと頭をぐりぐり押しつけるコダマを撫でながら、小雪は煙幕を見通し的確に敵を仕留めていく。
 エレインを救うために奮戦するディアボロス達に士気の低い竜鱗兵が敵う訳も無い。竜鱗兵達を一掃したのを確認するとディアボロス達は一斉に走り出す。
「あれ、どっちから来たっケ?」
「こ、こっちです!」
 煙幕を突き破り、煙を引きながら現れた人影に、護衛達も前に出ようとするが間に合いそうに無い。
 迫る暴漢の前に付き人の少女が手を広げて立ち塞がる、と後ろから駆け寄ってくる護衛には見えただろう。実際には護衛から死角になる扉にディアボロス達を誘導している。
「エレインを頼みます」
 囁きに視線で頷くとディアボロス達は馬車に取りつく。
「花嫁様の馬車に近付くな!」
 おっとり刀で振るわれた槍をまともに受けて見せ、後ずさる演技をする。
「花嫁は諦めて撤退する」
「ウーン、ザンネンダネー」
「ひゃっ、ひゃっはー……」
 無念そうに聞かせるために呟き、煙幕で霞む道へ去って行くディアボロス達を追いかける事も出来ずに護衛達は武器を下ろす。
「花嫁様は無事か?!」
 慌てる護衛に付き人の少女は落ち着いた様子で頷いた。
「無事ではありますが、怖いので早く砦に向かいたいと」
「よし、道を確認したら出発だ」
 少女の握りしめた拳にもおたからを奪われた事にも気付かずに、花嫁行列は再開した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!
【ガードアップ】LV1が発生!

月下部・小雪
ファータさんのおかげで無事、エレインさんと入れ替わりました!
【エイティーン】で少しだけ大人の姿に、足りない背丈はヒールの高い靴を履いてカバーです。
赤毛のカツラとドレスに着替えて、準備万端、です。
エリギュラスはお淑やかな子が好みなの、でしょうか。バレるまではレディのフリ、です。

馬車から飛び降りたら一言
花嫁さんを自分好みに調整するとか言い出すなんて、き、きっとモテないドラゴンさんに違いありません!
そんなドラゴンなんか花嫁さんは渡せません!エレインさんもボクももっと素敵な人と出会えるはずなんです!
頑張って睨みつけていたら、スカートの中に隠れていたコダマも飛び出してきて威嚇してくれます!


護衛に指示を出すとファータは後ずさり馬車に入り扉を閉めた。扉の金具を固く握り締め大きく息を吐く。
「なんとか入れ替わりは成功したようね」
 汗を拭い呼吸を整えると別の心配が襲ってくる。
(「あんな小さい子に身代わりが務まるのかしら」)
 疑問に思いながらファータは振り向いて絶句した。そこには幼く愛らしい月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)ではなく美しい女性に成長した小雪が座っていた
「ファータさん、大丈夫ですか」
 エイティーンで成長した小雪は突然固まったファータにおどおどした様子で問いかける。
(「何これちょっと可愛すぎるんだけど! ドレスはこういう可愛い女の子にこそ着せるべきよ!」)
 可憐さはそのままに美しくたおやかに成長した粉雪にファータは悶絶する。心配そうに手を顔に当て小首を傾げると袖の水仙のモチーフが揺れ、ふわりと香の香りが漂う。
「少し背丈が足りないけど、大丈夫でしょうか」
「大丈夫ですエミリアより似合っています」
 心配ないのかいまいちはっきりしない返事をしてファータはぐっと親指を立てた。

 偽の花嫁を乗せた馬車はゆっくりと進む。再出発に少々時間が掛かったもののほぼ予定通りに砦にたどり着いた。
 上空に見える竜がクネクネとした奇妙なダンスを止め急下降してくる。その姿を確認しながら、小雪はファータにエスコートされお淑やかに馬車を下りる。豪華なドレスを瀟洒に着こなし、ベール越しに透ける赤い髪が華を添える。その姿にテンションがさらに上がった竜が中庭に降り立つ。最初は喜色に満ちていたがどんどんと怒りをまとっていく。 そのその表情と怒気に人夫達が腰を抜かし、使用人達が逃げ出した。
「貴様、エレインではないな!」
「皆さんは下がっていてください!」
 怒りをあらわに叫ぶ竜へと駆け出す小雪、その背に向けファータは武運を祈って人部達を逃がしにいく。
「花嫁さんを自分好みに調整するとか言い出すなんて、き、きっとモテないドラゴンさんに違いありません!」
「?!」
 中庭に駆け込んだ小雪の一言で、竜が動揺する。
「貴様、なぜそれを知っている!」
 どうやら図星だったようだ。せわしなく動く竜の巻き起こす風に巻き込まれ、ベールが遙か彼方へ飛んでいく。その強風にびくともせずに小雪は竜に指を突きつける。
「そんなドラゴンなんか花嫁さんは渡せません!」
 ありったけの勇気を振り絞り、睨みつけて宣言する。
「エレインさんもボクももっと素敵な人と出会えるはずなんです!」
 スカートから飛び出したコダマももきゅもきゅっと同意する。
 ぷるぷると震える竜が、絞り出すような低い声で呟く。
「何をこの小娘と小動物が……可愛いからって生意気っ」
 エリギュラスは空に舞い上がり怒りと執着を込めた咆吼を放つ。
「花嫁の村を焼き尽くすわよ! そうすればわたくしの花嫁も出てくるでしょう! ……でも、その前に」
 怒りで曇った眼を小雪に向け、竜面に冷酷な嗤いを浮かべる。
「お前達ははえにえにして、砦のカワイイ飾りにして差し上げるわ!!」
 愉しそうに嗤う竜を目の前に、粉雪は救援を信じて立ちふさがった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【エイティーン】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

白水・蛍
アドリブ/連携○
使える効果は全て使用。

ドラゴンの嗤い声をバックに扉を蹴り飛ばして登場します。
「ご無事ですか、姫!」
そしてそのままパラドクス発動します。
そこにいるのは私の大事な友人です。手荒に扱う事も、傷つける事も絶対に許しません!
――この眼から、この弾丸から逃れられると思うなかれ。
スパーライトと一緒に魔力の弾丸を相手にぶつけます。
相手の棘の弾丸にもぶつけます。
全部ぶつけて止めてみます。

そして、相手の動きを動きを止めたら、そこに一撃、大きな弾丸をぶつけてその身を砕いて見せましょう!


ラウム・マルファス
戦場を早業で観察。一般人か小雪が危なければ庇うヨ。
「モテるとかモテないとかわかんないけど、八つ当たりは良くないと思うナ」
挑発しつつ、飛翔で逃げ回ル。

逃げながらカラス型ドローンに爆薬搭載。相手の方が速度は上だろうから、追い付かれる直前で急上昇。敵がカラスに突っ込むと同時に起爆するヨ。

棘の鞭はフライトドローンの大量召喚で妨害。本物見分けるつもりはないヨ。防ぎきれなければ急所だけナノマシンを盾にして防御すル。幻影ならラッキーだけど、そう上手くはいかないカナ。


桐生・巧
アドリブ連携歓迎
使える効果2はすべて使用

乱入失礼!横槍上等!
今度の敵はなんとなく自分と同じ非モテの匂いがするであります!
しかし! 花嫁を貰うということは非モテにあらず!
これは非モテに対する重大な裏切り! 裏切者は粛清すべし!
いざ覚悟!リア充は死ねぇぇぇぇぇい!

飛翔で敵の周囲を飛び回りながら魔改造エアガンを連射し、棘の雨を相殺しながら牽制するであります!
その合間にトラップ生成でワイヤーを張り巡らせて敵の動きを封じることを狙うであります!
それにより動きが止まった瞬間に突撃!渾身の「リア充粉砕パンチ」を顔面に叩き込むであります!
リア充は砕け散れぇぇぇぇぇい!


月下部・小雪
エレインさんやファータさんの村はボクが守ります。
だ、だから、ぜ、絶対にここでやっつけます!

お空から攻撃されたら不利、ですよね。
ボ、ボクもドレス姿のまま【飛翔】で飛び上がって、みなさんが駆けつけてくれるまで攻撃を避け続けます。
避けれないものは「魔力障壁」を張って攻撃を反らしますね。

蛍さん、パンドラさん、ソラさん、み、みんなが来てくれたらドラゴンさんを消し飛ばすために力を溜めます!!
【託されし願い】でエレインさんやファータさんのみんなの願いを【コダマ・サンシャイン】に集めて、
非モテのドラゴンさんは消し飛んじゃって、ください!

※アドリブ連携大歓迎


パンドラ・クロゥフィボーグ
「仲間の…小雪の頼みとあらば、助太刀しないわけにはいかないわね!」

仲間の援護のために参戦

ドラゴンとは別でも戦っているが、ここまで強そうなのは初めてだと気合を入れる

「自分好みの花嫁を欲するなんて、随分俗っぽい趣味ね!」

ロシアの物語では竜とは悪だ。そんな竜を倒すのは勇者の誉れ

「だから、落とさせてもらうわよ! 」

【飛翔】で同じ土俵に立ち、【オーラ操作】【結界術】で棘の雨を防ぎ逸らす

仲間と連携しつつ、隙を見てトドメ

「闇より高き天淵より出でし。 其は、緋月の影が裁く白の剣撃。――――グローム=クラデニェッツ!!」

プラズマの奔流を束ねた白の斬撃を、勢いよく叩き込む!

※アドリブ連携お任せします


ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します

えっ、何このドラゴン喋り方が完全にオカ……。
ま、まあそんな事はどうでもいいわね!

小雪、加勢するわ!
一緒にアイツを吹っ飛ばしてやりましょ!

降りてこないならコッチから行ってやるわ!
【飛翔】で飛んで攻撃してやるんだから!
【空中戦】は任せて!
「レゾネイト」から【誘導弾】を【連続魔法】でばら撒いて、目眩まし!
相手の攻撃は【ダンス】するみたいに緩急をつけて飛ぶ事で相手を惑わせて回避よ!
ふふん、アナタの奇妙なダンスよりコッチの方が素敵でしょ?

最後は【熱狂と湧然の四元光芒!】でフィニッシュよ!
此処がアナタのラストステージ!
飾りにされるのはアナタで十分!飾りになる部分が残ってればだけど!


相原・相真
【飛翔】を利用しての[空中戦]での戦闘を展開
敵からの攻撃は[残像・フェイント・ダッシュ]を生かした高速移動で躱すか魔力障壁による防御で凌ぎ、
魔力を纏った手刀による[斬撃]で攻撃
エレインさんや彼女を想う皆さんの気持ち、そうした【託されし願い】を一撃に込め敵へと叩き込みます

ようやくここまで来た
エレインさんの夢も故郷も決して奪わせない
貴方(敵)がそれを邪魔するのなら、竜の花嫁なんてくだらない使命ごと俺が叩き切ります!

終わったら一応改めてエレインさんたちに今後のことを説明
これでエレインさんは自由の身です
皆さんの夢、きっと叶えてくださいね

アドリブ・連携歓迎です


 棘鞭を無秩序に地面へ伸ばす竜へ向け月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)はコダマを抱きドレスの裾を引き裂かれながら飛び上がる。
「その程度のスピードではわたくしに付くいて来れなくてよ」
 飛び上がった小雪を見て竜が笑う。コダマのプラズマを鞭ではたき落とし竜は高みから突撃し、すれちがいざまの一撃で小雪を魔力障壁ごと大きく跳ね飛ばす。
 簡単に終わりそうだと油断してひとしきり高笑いしつづけた竜は、小雪を探そうと低空に下りる。周囲を見渡す竜の嗤い顔にぐしゃりとドアが衝突した。
「ご無事ですか、姫!」
 ドアを蹴り飛ばし駆けつけた白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)は竜に弾丸を叩き付けると、反撃で負った傷を気にもかけずに小雪にかけより無事を確認する。
「ここにいるのは私の大事な友人です。手荒に扱う事も、傷つける事も絶対に許しません!」
 男装の麗人の肩にしがみついたオラトリオのスパーライトも小雪を気遣うようにのぞき込む。
「仲間の……小雪の頼みとあらば、助太刀しないわけにはいかないわね!」
 身の丈を遙に越えた三日月斧を構え、竜の眼前に軍服を羽織った少女が立ちはだかる。近付く棘を粉砕しながら、八重歯を光らせながらパンドラ・クロゥフィボーグ(血の神たる少女・g07201)は頼もしい笑みを浮かべる。
「小雪、加勢するわ! 一緒にアイツを吹っ飛ばしてやりましょ!」
 全てを元気づけ奮い立たせる明るい声は杖で増幅されて魔方陣を浮かべる。ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)の魔力砲をミラージュウィップで叩き落としながらエリギュラスは上空へ逃れ警戒する。
「蛍さん、パンドラさん、ソラさん、み、みんな来てくれた!」 
 危機に駆けつけた3人に並ぶと小雪は改めて竜に挑みかかる。
「エレインさんやファータさんの村はボクが守ります。だ、だから、ドラゴンさん、ぜ、絶対にここでやっつけます!」

 反対側から駆けつけたディアボロス達は遠目に小雪の無事を確認すると逃げ遅れた一般人を救出する。誰も逃すものかと蔦に絡まった人足をドローンで運ぶと礼を言いながら慌てて逃げて行く。
 それを見送りながらラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)はほほをかく。その横に最後の避難者になったファータを連れて相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)が降り立つ。ドローンから下りたファータがぺたりと座り込む。
「村を焼くって……」
 竜の言葉に青ざめるファータに相真とラウムは手を差し伸べる。
「エレインさん達の夢も故郷も決して奪わせない」
「八つ当たりはさせないヨ」
 おずおずと二人の手をとるファータを相真が力づける。
「これが終わればエレインさんは自由の身です。皆さんの夢、きっと叶えてくださいね」
 小さく頷くとファータはラウム達の手を借りて立ち上がる。
「皆さんも……村に遊びに来てください。エレインと歓迎します」
 再会を祈る少女に別れを告げ、ディアボロス達は戦場へと急ぎ空を駆ける。

「カワイイ飾りがさらに増えたようね。串刺しにしちゃうわよ!」
「何このドラゴン喋り方が完全にオカ……ま、まあそんな事はどうでもいいわね!」
 高笑いしながら少女達に鞭を差し向ける竜の後頭部に鈍い衝撃が走る。
「乱入失礼!」
 降下し受け身をとった桐生・巧(リア充スレイヤー・g04803)はエリギュラスの頭上でバランスをとり片手を掲げる。
「横槍上等!」
 手には男の浪漫武器、ドリルが螺旋を描く。
「いざ覚悟! リア充は死ねぇぇぇぇぇい!」
「何よ、それぇえ!」
 いきなりの宣告と衝撃に混乱しながらも反射的に棘の嵐を巧に差し向ける。匠は飛び上がりエアガンで対抗しながら距離をとる
「貴様はなんとなく自分と同じ非モテの匂いがするであります! しかし! 花嫁を貰うということは非モテにあらず! リア充は滅ぼすまで!」
「あらモテない男はつらいわねぇ。私たちのように『信仰と恐怖』に彩られたクロノヴェーダなら相手の意志も無視して花嫁に出来るから愉しいわよ。あなたも花嫁の一人や二人選び放題かもね。ま、あなた達人間には無理な話だったよね」
 余裕を見せて笑う竜に視線も合わせず男は拳を握りしめた。
「これは非モテに対する重大な裏切り! 裏切者は粛清すべし!」
「やれるものならやってみなさいよ、カワイくない男の風情で!」
 訳のわからないがお互いの尊厳を賭けた戦端が開かれた。

●砦の上空にて
 砦の上空では距離も刻も易々とねじ曲げる、一般人の理解を超えた逆説連鎖戦が繰り広げられている。
「この程度で砕けるわたくしじゃないわよ」
「ならば何度でも叩きつけるのみ」
 ディアボロス達とクロノヴェーダの戦いは激しく、お互い決定打に欠けていた。
「全く、モテない仲間にするなんて失礼よね」
「モテるとかモテないとかわかんないけど……うン」
 竜の呟きに絶妙な憐憫が籠めてラウムが返す。逆鱗に触れた様に苛立った竜は棘を向ける。
 周囲を守るドローンで対処できない量の棘鞭がラウムを襲う。血まみれなりながら空から落ちる男を大口開けて竜が食らいつく、そう見えた。竜の口の中に収まったのはラウムでは無く大量のドローン。障壁で急所を守り、ドローンを身代わりに仕立てたラウムが指を弾く。一斉に竜の口の中でドローンは爆発しエリギュラスは声も出せずに苦痛に身体を折る。顔に伝え流れる血を指先で拭いひび割れた眼鏡をかけ直すと、肩で息をしながらラウムは妨害用のドローンを生み出す。
 ラウムを追いワイヤーをこともなげにブチブチとちぎりながら竜は自在に飛ぶ。はじけ飛び竜の角にひっかかったままのワイヤーの端を握り、巧は魔改造エアガンを打ちながら高速で竜に接近する。振り下ろされた竜の前脚を、フライトドローンを蹴って軌道を変えて避け、一気に竜に肉薄する。
「リア充は砕け散れぇぇぇぇぇい!」
 怨嗟と呪詛は力になり、愚直なまでにまっすぐなストレートがクロノヴェーダの眉間の鱗を貫通し穿つ。のけぞる竜から吹き飛ばされた巧は建物の影でマガジンを入れ替える。
 腔内と頭に深手を負い、動きが止まった竜に攻撃がたたみ掛けるように叩き込まれ、反撃の棘と鞭が空を覆い尽くす。
「我が音に応えて来たれ」
 次々と飛来する棘を前に魔力塊を呼び出すと、夜明珠が仄かな灯りの中スパーライトが蒼い花を揺らし分割していく。
「この眼から、この弾丸から逃れられると思うなかれ」
 静かな視線で棘と竜を射貫くと大量の魔力弾を解き放つ。撃ち落としきれなかった棘が身をさいて行くが集中を切らさず魔力を練る。棘と魔力が炸裂し竜が蛍を見失った一瞬に、特大の銃弾を撃ち込んだ。エリギュラスは鉤爪で押さえ込もうとするが、間に合わずに右翼がはじけ飛ぶ。
「自分好みの花嫁を欲するなんて、随分俗っぽい趣味ね!」
 挑発の言葉を口にすると仲間に向いた矛先が自分に向くのがわかる。雨霰と降る棘をエクリプス=スィエールツァと斧を盾にパンドラは耐え抜くと間隙を縫って空へ舞う。蛍が撃ち落とした蔦の隙間を駆け、竜に正対する。嫉妬深く強欲な竜はまさに悪。そんな竜を倒すのはいつだって勇者の誉れ。
「だから、落とさせてもらうわよ!」
 そして仲間のために強敵に立ち向かうのはディアボロスの誉れ。
「闇より高き天淵より出でし。其は、緋月の影が裁く白の剣撃」
 英雄譚を彩る雷を刃に形を変え、パンドラは振りかぶり勢いよく振り下ろす。
「グローム=クラデニェッツ!!」
 超高温のプラズマの刃は竜の尾を鮮やかに切り落とす。そのままくるりと斧を回転させ棘鞭飛竜の鞭での反撃を正面から受け止める。パンドラとエリギュラスがつばぜり合いをしている間にソラが魔方陣を描きあげる。
 急速に膨れ上がる魔力に反応し、距離をとろうとする竜だが既にソラのステージは完成している。
「此処がアナタのラストステージ! 飾りにされるのはアナタで十分!」
 何度もトゲを受け傷つきながらもながらもその笑顔は変わらない。空色の翼を大きく広げ魔方陣を起動させる。
「4つの力、纏めて一気に喰らいなさい!」
 突きつけたレゾネイトからよく通る声が響く。蓄えられた四色の光は声を道標に魔方陣から迸る。回避運動すらさせずにエリギュラスに直撃したパラドクスは翼や銅に大穴を開けていく。
「最後にするわけにはいかないわ。わたくしは、王に忠誠を誓うクロノヴェーダ。王命を果たさないといけないのよ!」
 焼けた声で叫びながら虚実混ざった鞭を放つ竜を、踊るように空にステップを刻みながら誘導する。ディアボロス達の猛攻に鱗を砕かれながら竜は中庭の上空にさしかかる。
 小雪は中庭でコダマと集中していた。上空戦が繰り広げられる中、コダマの手を取り力を溜める。エレインやファータ、それに繫がる人々の願いを、みんなの思いを込めていく。ディアボロス達が無事でありますようにと祈る二人の少女の姿が、ふわりとコダマに被さる。その姿から力を得たようにコダマが輝き出す。見上げる空には竜を上空へ押しとどめる仲間の姿。
「非モテのドラゴンさんは消し飛んじゃって、ください!」
 小雪の小雪なりに気合いを入れた叫びに、ディアボロス達はさっと竜から離れる。
「ひ、必殺、コダマ・サンシャイン、です!」
「もきゅっ!」
 パチパチとプラズマを弾けさせながら小雪に力強く頷くと、コダマは空へ飛び出す。ぐんぐん加速しながら光を増し、直視できないほど輝きながら竜の胴体に体当たりし、蒼穹へと突き抜けた。
 ふわふわと下りてくるコダマを慌てて小雪が受け止めている間に、竜は地へ落ちるがその動きは止まっていなかった。半分意識も無い様子だが、命令を果たそうと竜の花嫁のいる方へ身体を引きずりのたうちながら地を這う。
 その眼前に黒髪の青年が降り立つ。
「ようやくここまで来た」
 白の篭手を紅く染め、自信も浅くない傷を負いながらも揺るがぬ意志で竜を遮る。
 低い可動音を立てる機構腕に力を込めると、防御形態をとっていた障壁が突撃に適した形に再展開する。
「貴方が日常の邪魔するのなら」
 別荘地で出逢った母親と妹の家族の無事を祈る姿が、竜の花嫁の運命を課せられた少女がこちらへ駆け出す姿が魔力光に浮かび上がる。
「竜の花嫁なんてくだらない使命ごと俺が叩き切ります!」
 手刀に魔力を纏わせる相真へ、エリギュラスは最後の力を振り絞って突撃する。迫り来る大重量相手に相真は落ち着いて引きつける。竜に接触する瞬間に脚甲が大量の魔力光を吐き、高く飛び上がる。
「斬光一閃……!」
 衝突の衝撃も無かった事に竜が気がつくより早く、手刀を振るう。纏った魔力は暁を切り裂く白光を放ち、その一撃は竜の首も少女の使命も復讐者との因縁も、すべて断ち切った。

 ボロボロと切り裂かれ砕かれた竜が、沈黙する。
 ディアボロスたちはそれを見届けふっと息を吐いた。その姿はボロボロだがやり遂げた清々しさに満ちている。
 振り返ると元花嫁と親友が大きく手を振っている。後は彼女たちに任せれば大丈夫だ。
 雲一つ無い青空の下、ディアボロス達は帰還した。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【完全視界】がLV2になった!
【フライトドローン】がLV2になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【託されし願い】がLV2になった!
【通信障害】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【グロリアス】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年07月15日

竜の花嫁の花嫁行列

 湖水地方の竜の花嫁達と接触することに成功しました。
 しかし、接触した竜の花嫁達の、ドラゴンの元に嫁ぐ期日が間近に迫っているようなのです。
 この状況に対して、攻略旅団からの提案である、
====================
『竜の花嫁』に成り代わってドラゴンに接近する
====================
 を実行する事となりました。
 竜の花嫁を護送する花嫁行列を襲撃し、花嫁と入れ替わった後に撤退。
 竜の花嫁に成り代わってドラゴンに接近し、ドラゴンを撃ち倒しましょう。

 ドラゴン撃破後に、保護していた竜の花嫁と再び入れ替わる事で、本物の竜の花嫁は『襲撃によりドラゴンが殺され、残されてしまった花嫁』という立場で保護される事ができ、当面の安全を確保する事が可能です。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#竜の花嫁の花嫁行列
🔒
#湖水地方
🔒
#竜の花嫁


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選択肢『身代わりの花嫁』のルール

 入れ替わった花嫁が目的地まで移動し、ドラゴンと相対します。
 ドラゴンに直接視認されたら、入れ替わりは即露見してしまいますので、姿を現すと共に戦闘が開始されます。
 戦闘が開始されれば、救援機動力により仲間のディアボロスが駆けつけてきてくれるので、それまでの間、ドラゴンの攻撃を耐え抜けば、成功となります。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは👿のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『竜の花嫁との接触』のルール

 出発する竜の花嫁に事前に接触して、これから発生する事件と、その時にどう振舞うべきかについて、説明を行ってください。
 出発時には顔見知りが多数いるので、この時点で入れ替わる事は出来ません。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾竜の花嫁の襲撃『突撃竜鱗兵』のルール

 竜の花嫁の花嫁行列を守るトループス級との戦闘を行います。
 トループス級以外の、荷物運びの一般人などが多数いるので、周囲の一般人の被害を与えないように、トループス級だけ撃破しましょう。
 トループス級の撃破に成功すると、ディアボロスの一人が、本物の花嫁と入れ替わります(誰が入れ替わったかなども含め、入れ替わりシーンは、この選択肢では描写されません)。
 その後、一般人の護衛などに追い払われた体で、ディアボロスが撤退すれば、入れ替わった花嫁と花嫁行列は、ドラゴンの元に移動を再開します。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『棘鞭飛竜エリギュラス』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「シメオン・グランツ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。