リプレイ
積商・和沙
ベクター、あんた達の区の支配者は誰よ。
私達がここの人達を助けにくる理由は分からないでしょうけど、この質問の意図は分かるわよね。
あんた達の所もいずれは奪還させてもらうわよ。
ただで教えてもらおうなんて言わないわ。
私の手の内を一つ土産にしてあげるわよ。
私最近、術だけじゃなくて技も覚えてね。
接近戦をさせてもらうわよ。
通常攻撃はダメージが入らないけど目くらましにはなるのよ。
そして、通常攻撃も攻撃だから私は吹き飛ばされるけど、私の影に隠れていたアンテナの圏外襲撃は壁翼に触れずに打ち込めるでしょ。
あんたの反撃は魔力障壁でしっかり防いでおくわよ。
シル・ウィンディア
ベクター、この前ぶりだけど覚えてるかな。まぁ、覚えてなくてもいいけど…。
前に言ったよね。わたし達は、助けを求める人がいるなら、見過ごさないってことを。
ところで、あなた、そんなにディアボロスのことが気になるの?やっぱり、戦力的なこと?それとも、区をたくさん取っていることとか?
まさか、断片の王がわたし達の中から出てくるとか、そんなこと思ってないよねー。
とりあえず、カマかけてみるけど…
それで付き合ってくれたらうれしいものだけど、口固そうだしなぁ~
まぁ、あなた達がこの区をどうするか知らないけど…
最後には、わたし達が取り戻すだけだから。
だから、覚悟していてね?
●ベクターとの遭遇
人々の悲鳴響くその場所に、1体のアークデーモンが降り立つ。
ジェネラル級アークデーモン『線形代魔』ベクター。
今此処にいるどのアークデーモンよりも強力な気配を放つその姿は、ジェネラル級の名に相応しく。
「ベクター、この前ぶりだけど覚えてるかな。まぁ、覚えてなくてもいいけど……」
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)と積商・和沙(四則演算の数秘術師・g02851)の2人が、その眼前に立ち塞がる。
「ディアボロスか」
「前に言ったよね。わたし達は、助けを求める人がいるなら、見過ごさないってことを」
「そうか」
ベクターの返答は端的だ。確かに聞いているのだが……それだけ、という感じではある。
「ところで、あなた、そんなにディアボロスのことが気になるの? やっぱり、戦力的なこと? それとも、区をたくさん取っていることとか? まさか、断片の王がわたし達の中から出てくるとか、そんなこと思ってないよねー」
そうカマをかけるシルだが、ベクターはそのまま和沙へと視線を向ける。
「お前は、何かあるか」
「そう? なら言わせてもらうわ」
和沙はベクターへ向けて、一歩前に進み出る。
「ベクター、あんた達の区の支配者は誰よ。私達がここの人達を助けにくる理由は分からないでしょうけど、この質問の意図は分かるわよね。あんた達の所もいずれは奪還させてもらうわよ」
更に一歩。その歩みは止まらない。
「ただで教えてもらおうなんて言わないわ。私の手の内を一つ土産にしてあげるわよ。私最近、術だけじゃなくて技も覚えてね。接近戦をさせてもらうわよ」
そして放つのはパラドクスではなく通常攻撃。勿論、それではアークデーモンたるベクターには通じない。
しかしそれはパラドクスへの伏線だ。
「通常攻撃はダメージが入らないけど目くらましにはなるのよ。そして、通常攻撃も攻撃だから私は吹き飛ばされるけど、私の影に隠れていたアンテナの圏外襲撃は壁翼に触れずに打ち込めるでしょ」
そう、放つのは圏外襲撃。その一撃を受けると同時にベクターは反作用の壁翼~ウィング・リフレクション~を発動して。
然程の痛痒も感じていない様子で、頷いてみせる。
「我らクロノヴェーダの攻撃に似ているが異なる性質もあると理解した。この情報を記憶し、解析に回させてもらう」
そしてそのまま、2人を順に見て……ふわりと浮き上がる。
「お前たちの話は記憶した。提示された疑問については、イマジネイラが記憶を解析して判断するだろう」
そう告げて、そのまま戦場から去っていく。
それを止める手段は……今のところは、ない。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
神田・桃
さぁ、仕事を始めますわよ。
世界がどうであれ、そこに暮らす人々を救う…それが私の役目ですわ。
公園など地面が砂となっている場所があれば助かりますが…まぁ最悪その辺りの地面でも問題無いですわね、何より一番なのは民間人を巻き込まない事。
まずは地面を払う様にして砂埃を起こしますわ、この行動の目的は風の方向を確実に調べる為、風下がわかればそこまで回り込み、その後一気に距離を詰めて【クイックアサルト】でプリマステラを取り出してすれ違いざまの【早業】で【一撃離脱】、一気に風上に移動しつつ距離を取り反撃のパラドクスの回避を試みますわ。
その後は一時戦場を離脱しますわよ。
さて、【偵察】の役は果たせましたでしょうか?
長月・夜永
すぅ〜はぁ〜、、、
《ボクらしくない戦い方だけど、コレが最適解、、、》
よし、行くか!!
【無限大インパクト】に対して
【忍法・雪月】で対抗
必要なのは時間が遅く感じるほどの【精神集中】と死地に立ち向かう【勇気】
群体の一部を凍らせても意味がないんだよね、、、
『無限』の特性を持つ相手
一時的に合体、巨大化するこの一瞬が、纏めて凍てつかせる唯一の勝機
POW勝負で勝てる見込みは無いし、馬鹿正直に正面から受けない『柔で剛を制す』
【飛翔】を高速移動の足しに
最適なタイミングを【看破】し
武器を添わせ滑るように攻撃を避けながら、一瞬の【早業】で【氷雪使い】の冷気を叩き込んで全身を凍てつかせて【捕縛】します!!
マティアス・シュトローマー
アドリブ・連携歓迎
困っている人を助けるのに理由なんている?
相手がクロノヴェーダによって苦しめられているなら尚更の事
それに大天使もアークデーモンも俺達にとっては敵だからね。さくっと迎撃してお帰りいただこう
【地形の利用】で物陰に潜み、敵の数や位置、弱点等を【情報収集】。夜永(g03735)が敵を凍らせたのを見計らい、仲間の攻撃にタイミングを合わせてパラドクスを発動
それじゃあ、まず一体
光の矢で撃ち抜くのは、敵の弱点もしくは頭部。矢の【貫通撃】なら部位狙いも難しくは無いはず
反撃は合体からの巨大化かー。巨大化した分スピードが遅くなっていれば【ダッシュ】で躱そう。間に合わなければ【臨機応変】に銃で迎撃を
白水・蛍
アドリブ/連携○
助けに参りましたよ。困ってる人を助けるのは当然の事です。
理解出来ませんか?では、そこまでです!
敵に近づきつつ接近戦。<グラップル>を使いつ敵の攻撃をさばきつつ。ですわね。
近づいたら夜永さん(g03735)が敵を凍らせてくれるそうなのでそのまま機会をみてスパーライトと一緒に【パラドクス】を使用します。
この魔力から逃れるとは思わぬ事です!
さあ、覚悟なさい!
魔力塊が分割され出来た弾丸を二人分全部ぶつけて粉砕致しますわよ!
大きさなんて問題ございませんわよ!
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
「さて豊島区は暴力団みたいな組織を形成して支配しているということだったが…ベクターといいこのトループス級と言い、少し毛色が違う気もするな」
ちょうど知り合いの長月(g03735)・マティアス(g00097)・白水(g01398)が同じ依頼だったので連携
「さて長月さんが動きを封じてくれるなら、それに便乗しようかな?」
無限大インパクトは長月さんが対処済み、マティアスさんと白水さんが攻めに回っているならなら、こちらは無限小ダストや無限数サーヴァントに対策を。呪術符を使い生み出し、作り出すは雷の花が咲き乱れる花園の様な機雷原。
「さて塵も無数のサーヴァントも一帯毎焼き尽くせば関係あるまい」
エルカ・アルヴェアーレ
色々と敵の思惑とかも気になるが、今は人命が最優先だ!
到着と同時に襲われている人々の元へ走る
「誰かが助けを呼ぶ限り!」
市民への攻撃はエアバッグとシャフトで庇う
「アタイの脚は千里を駆けて、鋼の腕は巨悪を砕く!」
安全な場所を見つけたらフライトドローンに避難誘導を任せ、アタイは敵の足止めに残る
他の人が襲われないよう、とにかく速く、一体でも多く倒すために奥の手を使うよ!
「起動コードEEE!」
両腕をバーナーアームに変えて力が続く限り一帯を火の海に変える
合体するなら的が大きくなって願ったりだ!
頭痛が痛いみたいな名前しやがって!
アドリブ連携歓迎
●対決、『無限』のインフィニティ
人々が、襲われている。文京区の人々を守るはずの大天使は此処には居ない。
しかし、此処に今イレギュラーズが来ていた。
「さぁ、仕事を始めますわよ。世界がどうであれ、そこに暮らす人々を救う……それが私の役目ですわ」
真っ先にこの場に現れたのは、神田・桃(奏でる剣閃・g07470)だ。
(公園など地面が砂となっている場所があれば助かったのですが……まぁ最悪その辺りの地面でも問題無いですわね、何より一番なのは民間人を巻き込まない事)
桃はそう考えながら、まずは地面を払う様にして砂埃を起こす。
この行動の目的は風の方向を確実に調べる為であり、風下を測ると素早く回り込んでいく。
その後一気に距離を詰めてクイックアサルトで取り出すは「一番星」の名を冠する、美しい刀身の細剣、プリマステラ。
すれ違いざまの早業で一撃離脱、一気に風上に移動し距離を取ろうとする桃の動きは実に華麗だ。
そしてこれはまさに不意をうつような一撃。仲間達が来るまでの繋ぎであり偵察でもあった。
一時戦場を離脱しようとする桃は小さく「さて、偵察の役は果たせましたでしょうか?」と呟いて。
そこに、仲間達が飛び込んでいく。
「色々と敵の思惑とかも気になるが、今は人命が最優先だ!」
エルカ・アルヴェアーレ(赤熱のプライムムーバー・g07009)はそう叫び、襲われている人々の下へと走っていく。
「誰かが助けを呼ぶ限り!」
市民への攻撃を可能な限り庇って受けようと、そう考えながらエルカは現着する。
「アタイの脚は千里を駆けて、鋼の腕は巨悪を砕く!」
安全な場所など、此処にはない。
だからこそこれ以上他の人が襲われないよう、とにかく速く、一体でも多く倒すために奥の手を使うことを決める。
「起動コードEEE!」
両腕をバーナーアームに変えて力が続く限り一帯を火の海に変えるような勢いでエルカは放射攻撃を放ち。
『無限』のインフィニティの無限大インパクトがエルカを襲う。
「合体するなら的が大きくなって願ったりだ! 頭痛が痛いみたいな名前しやがって!」
そんなことをエルカは叫ぶが……その強さは本物だ。
「困っている人を助けるのに理由なんている? 相手がクロノヴェーダによって苦しめられているなら尚更の事。それに大天使もアークデーモンも俺達にとっては敵だからね。さくっと迎撃してお帰りいただこう」
「ええ、困ってる人を助けるのは当然の事です。理解出来ませんか? では、そこまでです!」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)と白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)も叫び、連携のタイミングを待つ。
地形の利用で物陰に潜み、敵の数や位置、弱点等を情報収集していたマティアスが待っていたのは、長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)だ。
夜永は『無限』のインフィニティを前に、軽く息を整える。
「すぅ〜はぁ〜……」
(ボクらしくない戦い方だけど、コレが最適解……)
自分の気持ちを整え、夜永は『無限』のインフィニティを見据える。
よし、行くか!!
先程見た無限大インパクトに対抗するべく、忍法・雪月を発動させようとする。
(必要なのは時間が遅く感じるほどの精神集中と死地に立ち向かう勇気)
「群体の一部を凍らせても意味がないんだよね……」
『無限』の特性を持つ相手。
一時的に合体、巨大化するこの一瞬が、纏めて凍てつかせる唯一の勝機であるかもしれない。
力勝負で勝てる見込みは無いし、馬鹿正直に正面から受けない『柔で剛を制す』だと、そう夜永は考える。
飛翔しを高速移動の足しに、最適なタイミングを看破。
武器を添わせ滑るように攻撃を避けながら、一瞬の早業で氷雪使いの冷気を叩き込んで全身を凍てつかせて捕縛しようとする。
「凛と静かに、無氷に舞う」
その一撃は確かに命中し、しかしまだ倒し切れてはいない。
「それじゃあ、まず一体。Gott segne Dich!」
そのタイミングを狙い、マティアスはゲベート・プファイルの光の矢で『無限』のインフィニティの頭部を撃ち抜こうとする。そして、同時に接近戦を仕掛けるのは蛍だ。オラトリオのスパーライトと共に、一撃を叩き込むチャンスを逃しはしない。
「この魔力から逃れるとは思わぬ事です! さあ、覚悟なさい! 大きさなんて問題ございませんわよ!」
喚来追応魔砲撃を叩き込み……そこに更に、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)が畳みかける。
「さて豊島区は暴力団みたいな組織を形成して支配しているということだったが…ベクターといいこのトループス級といい、少し毛色が違う気もするな」
人々を支配している下部組織はともかく、上位組織は「こういう存在」であるということなのかもしれないが……此処で判断するには情報が足りず、運命はそれ以上考えないようにする。いずれ、真実を知る機会は訪れるだろう。
「さて長月さんが動きを封じてくれたんだ、それに便乗しようかな?」
(無限大インパクトは長月さんが対処済み、マティアスさんと白水さんが攻めに回っているならなら、こちらは無限小ダストや無限数サーヴァントに対策をするとしようか)
「雷花開キテ彼ノ地ヲ満タセ」
呪術符を使い生み出し、運命が作り出すは雷の花が咲き乱れる花園の様な機雷原。
「さて塵も無数のサーヴァントも一帯毎焼き尽くせば関係あるまい」
放たれた一撃は、『無限』のインフィニティに確実なダメージを与えて。
桃も含めた連携の果てに、『無限』のインフニティはついに全滅する。
だが……これで終わりではない。
『無限』のインフィニティは先遣隊に過ぎず、こちらに『空集合』のファイの集団を主力としたアークデーモン……数秘術の悪魔たちが向かってきている。
奴等を迎撃し豊島区侵攻軍を押し返さなければ、文京区の住人たちを守り切ったとは言えないのだ……!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【強運の加護】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
神田・桃
隙を見ての一時離脱から身を隠して少し観察させて頂きましたが…なるほど、これが最終人類史に集ったディアボロス達の戦い、噂以上ですわね…!
今の私にはこういった"小細工"しか出来ませんが…、このまま皆さんに頼り切るつもりもありませんわよ!
まずはデモニックボムを召喚しこのまま物陰に身を隠させ、私は援軍の到着と共に突撃、そのまま切る抜け様な不意打ちの斬撃をお見舞い致しますわ。
当然こちらは牽制、私の方に意識を向けたならば…時間差で背後から襲い掛かるデモニックボムの餌食ですわよ?
相手は何かを空っぽにするようですが…お生憎様、私の胸は元から空っpゴフッ!?(※自爆)
…ふふっ、なかなかやりますわねッ…!
●戦闘、『空集合』のファイ
豊島区侵攻軍は『空集合』のファイを中心とした戦力で構成されており……神田・桃(奏でる剣閃・g07470)はそんな中、物陰に身を隠しながら覚悟を決めていた。
「隙を見ての一時離脱から身を隠して少し観察させて頂きましたが……なるほど、これが最終人類史に集ったディアボロス達の戦い、噂以上ですわね……! 今の私にはこういった"小細工"しか出来ませんが……、このまま皆さんに頼り切るつもりもありませんわよ!」
そう、桃とてディアボロスの1人なのだ。頼り切りで最終人類史を守れるとは思っていないし、守ろうという気概も他のディアボロスに負ける気はない。幸いにも『無限』のインフィニティを倒した仲間達がすぐそこにいる。
ならばと桃はデモニックボムを召喚し突撃、そのまま切る抜け様な不意打ちの斬撃をお見舞いするべく動き出す。
「相手は何かを空っぽにするようですが…お生憎様、私の胸は元から空っpゴフッ!? ……ふふっ、なかなかやりますわねッ…!」
ちなみにだが『空集合』のファイのφナル・ディスアペアランスは胸に影響しなかったし、空っぽの胸が空っぽになったらどうなるのかは分からないが……まあ、桃はまだまだ戦えそうである。
成功🔵🔵🔴
効果1【フライトドローン】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
長月・夜永
血を吐く
神田さんのサポに入るよ
忍法・凍雲 を使用
(自己暗示で雑念を捨てて冷静にカウンターを入れる自己強化ワザ)
そうかぁ、、、
キミが変な魔力を垂れ流すからコンナことになってたんだね♪
(バストサイズはAAA)
ゆらっと立ち不敵な笑み
【アイテムポケット】に手を突っ込みガジェットウェポン(ハリセン)を一瞬で装備
要らないことを口から漏らす人の頭部を取りあえず
すぱーーーん!!!とフルスイングで張っ倒します
えっ!?とする周囲を他所に
ちゃんとスナップ効かせたから
と冷静に口にする怖い子
ダレがムネタイラーさんだ!!
す、少し、、、ちょ、ちょっとは在るわーッ!!
暗殺・一撃離脱、、、
殺意高めのハリセン攻撃開始
アルメア・グラウプナー
「ふむ…あのファイとかいう悪魔共、どうも持っているあの携帯電話を媒介にして攻撃を行ってくる様だが…」
「生憎私は古い時代の人間だからな、新しい技術を使った物はよう分からんのだ。丁度良い機会だし、是非使い方をご教授願いたい物だな、はっはっは!」
・行動
まあそれはそれとして仕事はきっちり果たさせて貰うがね。
火砲による【砲撃】【制圧射撃】、ガトリングによる【弾幕】、ミサイルによる【爆破】【誘導弾】で中距離から砲撃戦にてダメージを与えていく。
射線が開いていれば大砲火も積極的に使用し、敵の数を減らしていこう。
もしΦの魔力で残弾をゼロにされたらそのまま爆裂鉄球と杭打での接近戦に切り替える等、【臨機応変】にな。
積商・和沙
ちょっと、ベクター。
あんた、私のお土産持ってあんたは何も置いていってないじゃないのよ。
こら、待ちなさいよ!
こうなったら、ファクトリアルに聞き出してやるわよ。
まずはあいつらね。
・・・アンテナ、あんたのライバルよ。
ワイファイスパークじゃ負けちゃうわね。
しょうがないわね、こうなったら、ベクターにいいようにやられたお返しをしないとね、あいつらに。
って、何、空メール?
どこが空よ爆弾が添付されてるじゃないの!
削除よ!削除!
爆発は魔力障壁で防ぐけどコケにされた分は無限爆心撃で百倍返しよ!!
エルカ・アルヴェアーレ
◇心情
くっ、折角ケータイって奴を買って旅団のみんなと連絡先交換したのに、
このままじゃケータイごと爆発しちまう!
来週には可愛いカフェに行く約束だってしてんのによーっ!
◇戦闘
エアライドと飛翔を使い、市民を守る時と同じかそれ以上に切迫した気迫でファイの元へ詰め寄る
ケータイの操作がまだ覚束ないアタイじゃメールの素早い削除は困難
それなら送ってきた奴を先に倒すしかねえよな!
EEEを使った影響で強化心臓を酷使するアルヴェアーレは今は使えない
ビルダーズシャフトとハイデン、そして街に落ちている物を使って【臨機応変】にファイに攻撃だ
避難誘導の為に呼んだフライトドローンだけど、今度は武器として使うぜ
アドリブ連携歓迎
マティアス・シュトローマー
アドリブ・連携歓迎
次から次へと……!
こんなに文京区に兵を送り込んで大丈夫?豊島区の守りは手薄にならない?
豊島区の状況について探りを入れながらファイアーヴェルクを発動
生憎、俺のパラドクスも爆発させるのが得意なんだ。それも綺麗にね
【臨機応変】に敵本体や空メールボムにパラドクスを当てて【爆破】させ、迎撃していく
夜永(g03735)の方は……って、心配しなくてもファイには何も奪われてないみたいだから安心して。全然いつも通り、うん
痛っ……!何で俺が……?
(良かれと思ってフォローしたものの、失言だったらしい。ハリセンのフルスイングを受けて地面に沈み込む)
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
ネタ描写OK
うむ?敵の攻撃はバストサイズすら空っぽにすることが可能なのか?
長月さんの作戦に従って【通信障害】を発動させているから敵の攻撃は封じられているはず…ガフッ!(後頭部にハリセンがクリーンヒット)
むう、年齢的に神田さんの方はまだ…ゲフッ!!(後頭部にハリセンが…以下略)
いや長月さんも胸が…(沈黙)…少しは?…ゴフッ!!!(後頭部に…以下略)
以後地面に頭からめり込んで犬神家っていますが、事前に雷花の機雷原は仕込んでいますので以後はそちら「が」戦闘に参加
白水・蛍
アドリブ/連携○
次から次へとよくもまあ……
数だけ揃えてもダメですわよ。
<臨機応変>に敵の攻撃に対応。
空っぽにするという事は貴方はご自分によっぽど自信がないようですね。
私は私に自信を持ってる。やれるという事を知っている。
ですから、空にされたのがなんであれ問題ございませんわ。
それに倒せば戻ってくるでしょう。
いきますわよスパーライト!
――氷と火。共に操る。故にその名を。即ち火蜥蜴(サラマンダー)。
火と氷の花弁。喰らってお行きなさい!
・その他対応
(周囲を見つつ)
あらあら。
夜永さん(g03735)もほどほどにしてあげてくださいね。
大丈夫。何時も通り素敵な貴女ですわ。
あらあらうふふと微笑んでます。
●豊島区侵攻軍を押し返せ
続々と迫る豊島区侵攻軍……『空集合』のファイの群れ。
長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)は先行していた桃のサポートに入るように戦場入りし、自己暗示で雑念を捨てていく。
「そうかぁ……キミが変な魔力を垂れ流すからコンナことになってたんだね♪」
バストサイズは自称AAAであるらしい夜永だが……。
「うむ? 敵の攻撃はバストサイズすら空っぽにすることが可能なのか? 長月さんの作戦に従って【通信障害】を発動させているから敵の攻撃は封じられているはず……ガフッ! むう、年齢的に神田さんの方はまだ……ゲフッ!!」
すぐに要らないことを言う百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)の頭を夜永はハリセンでシバいて。
「いや長月さんも胸が……少しは? ……ゴフッ!!!」
ちょっと考えて出てきたのがソレだったので運命は再びシバかれるが、さておこう。
桃の分まで地面に足だけ残して埋まっているので、制裁は充分なはずだ。ちなみに運命はちゃんと戦えるので安心である。
「ちゃんとスナップ効かせたから」
「ああ、問題ない」
運命も埋まりながらそんなことを言うが、上半身が埋まってるせいで足か尻が喋っているように聞こえる。怖い。
「まったく! ダレがムネタイラーさんだ!! す、少し……ちょ、ちょっとは在るわーッ!!」
今のところ誰もムネタイラーさんとは言っていないのだが、もしかすると運命の尻がそんなことを言ったのかもしれない。悪い尻だ、あとでハリセンでシバかれたらいいのだ。
さておき夜永の忍法・影渡りが本格的な『空集合』のファイとの戦端を開いて。
「ちょっと、ベクター。あんた、私のお土産持ってあんたは何も置いていってないじゃないのよ。こら、待ちなさいよ!」
積商・和沙(四則演算の数秘術師・g02851)が叫び、悔しそうに声をあげる。
しかし、行ってしまったものはどうしようもない。
「こうなったら、ファクトリアルに聞き出してやるわよ。まずはあいつらね……アンテナ、あんたのライバルよ。ワイファイスパークじゃ負けちゃうわね」
モーラット・コミュ『アンテナ』にそんな冗談を飛ばしつつも、和沙は気合を入れ直す。
「しょうがないわね、こうなったら、ベクターにいいようにやられたお返しをしないとね、あいつらに!」
無限爆心撃を放てば、『空集合』のファイの空メールボムが届く。
「って、何、空メール? どこが空よ爆弾が添付されてるじゃないの! 削除よ! 削除! コケにされた分は百倍返しよ!!」
和沙も夜永もヒートアップしていく中、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)はあらあらうふふと余裕の笑みを浮かべながらブレイドハープ―詠唱―を振るっていた。
「あらあら。夜永さんもほどほどにしてあげてくださいね。大丈夫。何時も通り素敵な貴女ですわ」
「俺が!?」
「運命さんではなく」
ツッコミを入れながらも蛍は臨機応変に『空集合』のファイへと対応していく。
「次から次へとよくもまあ……数だけ揃えてもダメですわよ」
言いながら、蛍は『空集合』のファイへと視線を向ける。
「空っぽにするという事は貴方はご自分によっぽど自信がないようですね。私は私に自信を持ってる。やれるという事を知っている。ですから、空にされたのがなんであれ問題ございませんわ。それに倒せば戻ってくるでしょう。いきますわよスパーライト!」
傍らのオラトリオに呼びかけ、喚来追応氷火魔砲撃を放つ準備を整える。
「……氷と火。共に操る。故にその名を。即ち火蜥蜴(サラマンダー)。火と氷の花弁。喰らってお行きなさい!」
音に魔力を乗せて魔力塊を呼び出し、それを花弁の様に分割。分割した花弁を弾として多数の砲撃を放つ術が放たれて。
「ふむ……あのファイとかいう悪魔共、どうも持っているあの携帯電話を媒介にして攻撃を行ってくる様だが……」
アルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)はビームガトリング砲『ビーネンヴァーベ』をはじめとする愛用の火器を手に、フッと笑う。
「生憎私は古い時代の人間だからな、新しい技術を使った物はよう分からんのだ。丁度良い機会だし、是非使い方をご教授願いたい物だな、はっはっは!」
そんな全く自慢にならないことを言い放ちながらもアルメアは纏う雰囲気を切り替える。
「まあそれはそれとして仕事はきっちり果たさせて貰うがね」
放つは大砲火『エクスターゼ』。
火砲『シュトラール』による砲撃からの制圧射撃、ビームガトリング砲『ビーネンヴァーベ』による弾幕、四連装ミサイルポッド『ズィグナールフォイアー』による誘導弾からの爆破で中距離から砲撃戦にてダメージを与えていく。
装備している全ての火砲のトリガーを引き、目に付く限りの対象に砲弾と弾幕の雨を浴びせるというそのパラドクスに相応しい激しい攻撃を浴びせながらも、アルメアは臨機応変に対応することを忘れはしない。
ちなみにだが新しい技術は分からんと言い切ったアルメアを例外とすれば、エルカ・アルヴェアーレ(赤熱のプライムムーバー・g07009)のような今時の技術にどっぷり浸かった者が普通ではあるだろう。
そんなエルカはかなり戦々恐々としていた。
「くっ、折角ケータイって奴を買って旅団のみんなと連絡先交換したのに、このままじゃケータイごと爆発しちまう! 来週には可愛いカフェに行く約束だってしてんのによーっ!」
いや、「ケータイって奴」とか言っている。アルメアよりちょっとマシ程度の可能性が高くなってきた。さておいて。
エルカはエアライドと飛翔を使い、市民を守る時と同じかそれ以上に切迫した気迫でファイの元へ詰め寄っていく。
「ケータイの操作がまだ覚束ないアタイじゃメールの素早い削除は困難。それなら送ってきた奴を先に倒すしかねえよな!」
やはり覚束ないらしい。だがそれでも使っている分アルメアより上なので安心してほしい。
(EEEを使った影響で強化心臓を酷使するアルヴェアーレは今は使えない……フライトドローンも使って臨機応変にいくか!)
放つはストリートストライク。まさに閃きと臨機応変さがモノをいう一撃だ。
「次から次へと……! こんなに文京区に兵を送り込んで大丈夫? 豊島区の守りは手薄にならない?」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)は敵のことながら、そんなことを言ってしまうが……当然のように『空集合』のファイからは返答はない。
豊島区の状況について探りを入れようと思っていたが、相手が悪かっただろうか?
だが、それならそれで構わないとマティアスは思う。
「「生憎、俺のパラドクスも爆発させるのが得意なんだ。それも綺麗にね」
ファイアーヴェルクを発動させたマティアスの一撃が、『空集合』のファイの最後の一体にトドメを刺して。
「夜永の方は……って、心配しなくてもファイには何も奪われてないみたいだから安心して。全然いつも通り、うん」
タイラムネーさん……もとい夜永のハリセンを受けて、マティアスは運命の隣に生えた尻になる。
「痛っ……! 何で俺が……?」
「お尻で喋んないでよね!」
「理不尽……!」
なんで俺が、ではないのだが。
ともかく運命もマティアスも無事に掘り起こされる。
戦いはまだ終わっていない。喋る尻になっているにはまだ早いのだから……!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【強運の加護】がLV2になった!
【避難勧告】LV1が発生!
【通信障害】がLV2になった!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アヴォイド】がLV2になった!
【グロリアス】がLV2になった!
神田・桃
さて、あとは貴方だけですわね、ファクトリアル。
まずは剣で近接戦を仕掛けますわ!
敵のパラドクス…攻撃に利用できそうな残留効果は限定されますわね。
建造物分解は同意しなければいいだけ、ならばレベル1は飛翔とエアライドですが…同じものを使えば対応は可能、レベル2も運以外の要素が絡む直接戦闘においては利用できるのは通信障害程度、そしてレベル3となるフライトドローンは…60km程度なら切り落とせますわ!
パラドクスによる反撃、そして残留効果Lvの上昇…、もう気づかれたかもしれませんが…そう、私は既にパラドクスを使用しています。
ではそれは今行っている剣術か?答えは…貴方の後ろに迫っているデモニックボムですわ!
積商・和沙
ファクトリアル、あんた豊島区の区の支配者が誰か知らないかしら?
あんたの上司が私の質問に答えないでずらかったのよ。
そうなると、あんたが答えるしかないわよね。
あ、あと区の幹部はちゃんと4人いるのかしら?
ベクターとの最初の遭遇で【数秘術の四程式】は思い出したけど、
私、3人までしか知らないのよ。
ベクター、イマジネイラ……。
その先は区の機密事項かしら?
答えられるものでいいから答えなさいよ。
さて、あんたの組み合わせ論に付き合ってやるわよ。
LV1から【飛翔】
LV2から【通信障害】
【飛翔】で空中戦を可能にし、【通信障害】でフライトドローンに指示を出すなら声に出さないといけないわよ。
アンテナ、圏外襲撃で攻撃よ。
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
「さて…敵よりも味方からのダメージの方が多いような気がするが、まあ戦闘継続に支障はなさそうだ。わりと変わったパラドクスを持つ敵だし、気合入れていかないとな」
相手が分身したのに合わせて懐から大量の符をばら撒き、呪詛返しを一帯に施す。
「分身した上で電撃を放つことでその効果を倍増させるというのが必勝パターンなんだろうが…数が増えるのはこちらにとっても好都合。あいにく呪詛返しは自動反撃でね。相手が悪かったな」
分身一体ずつの攻撃に合わせて呪詛返しを連続発動。自動反撃(ロストエナジー)で相手を削り取っていきます。
マティアス・シュトローマー
アドリブ・連携歓迎
危うく仲間割れするところだったけど、ここからは気を取り直して——
手加減は無し。最初から全力でいくよ
【地形の利用】で障害物を足場に高く跳躍。敵に正面から向かい、銃を構える
Reingelegt!
注意を自分に引き付けたタイミングでパラドクスを発動。具現化した狐を敵の死角から出現させ、鋭い爪を使った【貫通撃】でダメージを与える
ふふん、銃を構えてみせたのはあくまで陽動のため。油断できない相手だからこそ、臨機応変に立ち回らないとね
反撃にはこちらも残留効果をフルに使い、できる限り躱していく。避けられない攻撃は銃で迎撃を
……ハリセン怖い。後でちゃんと謝っておこう
長月・夜永
アドリブ・連携歓迎
えっ?
なんでまだハリセン持ってるの?って
うーん、なんかこう
何か掴めそうな気がしたんだよね、、、、
気のせいかもしれないけど
(柄をにぎにぎ)
襲いかかる電撃を防ごうと
咄嗟に振るったハリセンが触れた瞬間
バチン!?!?と派手な音を立てて叩き消えます
えっ!?えええっ、、、あれ?
コレどうなってんの?
、、、、もしかして?
足らないPOWの基礎値は技能でカバー
早業、両断、看破、戦闘知識を屈して、ハリセンを振り回し、ファクトリアルの攻撃をことごとく打ち消して回ります
ふむふむ、なるほどなるほど、、、
なんか新技覚醒しちゃったみたいだね
ダレが絶壁だって?
(ΦωΦ)フフフ…徹底してお邪魔してあげる
エルカ・アルヴェアーレ
いい意味で緊張感がない仲間をからかいつつ気を引き締め直す
「さーてと、仲間割れはここまでにしとこうぜ」
さあ、アタイは防御に回ろうか
「アルヴェアーレ・アクティブ!バックラーアーム!」
両腕を盾に展開し、防御の構えをとる
溜まっている効果的に上空からの攻撃や狐変身での下段からの不意打ちに特に警戒しながら、盾で攻撃を受け止めるぜ
仲間への攻撃も率先して庇って受け止める
それがアタイの反撃の力に変わるからね!
「チャージ完了!まとめて返す!」
溜まった衝撃をハイデンに集約し【勇気】でギリギリまで引き付けてから【臨機応変】にカウンターキックでとどめだ!
「チェインの力はアタイ達の物だ。返してもらうぜ」
アドリブ連携歓迎
●決戦、『階乗』のファクトリアル
「はー、仕方ない。仕方ない。まさか俺が引っ張り出されるなんてね」
『階乗』のファクトリアルは、本当に仕方なさそうにそう愚痴る。
そのやる気の無さそうな態度に惑わされれば痛い目に合うのだろうが……積商・和沙(四則演算の数秘術師・g02851)は、そんなことはない。
「ファクトリアル、あんた豊島区の区の支配者が誰か知らないかしら?」
「はあー?」
和沙の質問に、ファクトリアルは何を言ってるんだと言いたげな返事を返す。
「あんたの上司が私の質問に答えないでずらかったのよ。そうなると、あんたが答えるしかないわよね」
「ほうほう、なるほどね?」
「あ、あと区の幹部はちゃんと4人いるのかしら? ベクターとの最初の遭遇で【数秘術の四程式】は思い出したけど、私、3人までしか知らないのよ」
「ふむふむ」
「ベクター、イマジネイラ……その先は区の機密事項かしら? 答えられるものでいいから答えなさいよ」
「なるほどなあ」
ファクトリアルはうんうん、と何度か頷くと、思いっきり馬鹿にしたような笑みを和沙へと向ける。
「やぁだね。知りたきゃベクター様に聞けよ。もう会えないと思うけどな!」
「こ、こいつ……!」
ある程度想定していた答えでもムカつく。改造スマートフォンを思わず強く握りしめてしまったが……軽く気を落ち着ける。
「紳士の時間は終わりってことらしいな」
そこに百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)が進み出る。
「さて……敵よりも味方からのダメージの方が多いような気がするが、まあ戦闘継続に支障はなさそうだ。わりと変わったパラドクスを持つ敵だし、気合入れていかないとな」
「危うく仲間割れするところだったけど、ここからは気を取り直して——」
「仲間割れはここまでにしとこうぜってな」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)とエルカ・アルヴェアーレ(赤熱のプライムムーバー・g07009)もそう言い放って、長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)が軽くハリセンを振るう。
「えっ? なんでまだハリセン持ってるの? って……うーん、なんかこう何か掴めそうな気がしたんだよね……気のせいかもしれないけど」
柄をにぎにぎとさせる夜永に仲間達は何も言わず、頷いて。
「では僭越ながら一番槍といかせていただきますわ!」
神田・桃(奏でる剣閃・g07470)はそう叫び、プリマステラを煌かせる。
「さて、あとは貴方だけですわね、ファクトリアル」
仕掛けるのは近接戦。
(敵のパラドクス……攻撃に利用できそうな残留効果は限定されますわね。建造物分解は同意しなければいいだけ、ならばレベル1は飛翔とエアライドですが……同じものを使えば対応は可能、レベル2も運以外の要素が絡む直接戦闘においては利用できるのは通信障害程度、そしてレベル3となるフライトドローンは……60km程度なら切り落とせますわ!)
そう判断した桃はプリマステラを振るうが……それはパラドクスではない。
「パラドクスによる反撃、そして残留効果Lvの上昇……もう気づかれたかもしれませんが……そう、私は既にパラドクスを使用しています。ではそれは今行っている剣術か? 答えは……貴方の後ろに迫っているデモニックボムですわ!」
そう、桃が発動させたパラドクスはデモニックボム。
「さあ、アタイは防御に回ろうか。アルヴェアーレ・アクティブ! バックラーアーム!」
両腕に一機ずつ格納された盾……アルヴェアーレ:バックラーをエルカは展開し、防御の構えをとる。
溜まっている効果的に上空からの攻撃や下段からの不意打ちに特に警戒しながら、盾で攻撃を受け止めようと、そう考えたのだ。
(仲間への攻撃も率先して庇って受け止める! それがアタイの反撃の力に変わるからね!)
「チャージ完了! まとめて返す!」
溜まった衝撃を高密度特殊カーボン製の脚部であるハイデンに集約し勇気を最大限にギリギリまで引き付けてから臨機応変にカウンターキックを放つ。
そう、これこそD・D・D……デュアル・ディフェンシブ・ドライブだ。
「チェインの力はアタイ達の物だ。返してもらうぜ」
そうエルカがキメて……夜永は、何かに気付いていた。
「えっ!? えええっ……あれ? コレどうなってんの? ……もしかして?」
そう、夜永の新たなるパラドクス……絶壁の悲哀(ムネタイラー)。
あらゆる技能を駆使しながらハリセンを振り回す夜永は、名前からして悲しいパラドクスを振りかざしながらファクトリアルへと叫ぶ。
「ふむふむ、なるほどなるほど……なんか新技覚醒しちゃったみたいだね。ダレが絶壁だって? フフフ……徹底してお邪魔してあげる」
「言ってねーし……いいけどさ。アンタ、その看板背負い続けんの?」
「ぬあー!」
「はい、バトンタッチ!」
心に深刻なダメージを負いそうな夜永と入れ替わるようにマティアスが前へと出る。
「手加減は無し。全力でいくよ!」
地形を利用し障害物を足場に高く跳躍すると、マティアスはファクトリアルに正面から向かい、ハンドガン「P08」を構える
「Reingelegt!」
注意を自分に引き付けたタイミングで発動するパラドクスは「アーグリスト」。
具現化した狐を敵の死角から出現させ、鋭い爪を使った貫通撃でダメージを与えることを狙っていく。
「ふふん、銃を構えてみせたのはあくまで陽動のため。油断できない相手だからこそ、臨機応変に立ち回らないとね」
「分身した上で電撃を放つことでその効果を倍増させるというのが必勝パターンなんだろうが……数が増えるのはこちらにとっても好都合。あいにく呪詛返しは自動反撃でね。相手が悪かったな」
そこに運命の呪詛返しが見事にきまり、ファクトリアルは追い詰められていくが……そこに突っ込んでいくのは、和沙だった。
「さて、あんたの組み合わせ論に付き合ってやるわよ。LV1から【飛翔】。LV2から【通信障害】。【飛翔】で空中戦を可能にし、【通信障害】でフライトドローンに指示を出すなら声に出さないといけないわよ。アンテナ、圏外襲撃で攻撃よ」
「くっ……あー、もう。俺こういうの向いてないんだよなあ……!」
最後に負け惜しみのような言葉を残して、ファクトリアルは消滅する。
数秘術の悪魔による豊島区侵攻軍はこうして押し返された。
これで全てが終わったわけではないが、今回やるべきことは完璧にこなすことができた。
その満足感を胸に、和沙たちは帰路へとつくのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【フライトドローン】がLV3になった!
【書物解読】がLV2になった!
【悲劇感知】LV1が発生!
【狐変身】がLV2になった!
【建造物分解】がLV2になった!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV6になった!
【能力値アップ】がLV2になった!