リプレイ
ラウム・マルファス
ソラ(g00968)と
妖精郷とかで喋る植物とは何度かお話したことあるヨ。
「ヤッホー、ラウムだヨ。先に進みたいんだ、通してくれないカナ?」
スマホの収納魔法からアップルパイとスフレケーキを取り出すヨ
「これネ、ソラの手作りなんダ。凄いでショ」
手伝おうと思ったら小麦粉ひっくり返したし林檎も落として割れちゃったんダ。林檎はジュースにして飲んで、片付けだけ頑張ったヨ、お皿3枚割れたケド。アハ。
植物用の栄養剤なら持ってるから、必要なら分けてあげるヨ。喋らない植物とか、食べない植物とかにドーゾ。
「ボク?邪じゃないヨ。嘘は苦手だからネ」
悪魔だから悪な気はするけど、ややこしくなりそうだから黙って笑っておくヨ。
ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と
植物たちとゆっくり話したことはなかったな
「ソラスだ。よろしく頼む」
オッサンの手料理で悪いが、握り飯と唐揚げを渡そうか
アイテムポケット一杯に入ってるから量は足りるだろう
握り飯、好きな具はあるかい?色々種類を作ってきたから、希望があれば渡してやれるぞ
もう少し手の込んだ物も用意出来りゃ良かったんだがな、植物の好みも分からなくてよ
口に合わなかったら悪ぃ
邪悪、か
少なくとも俺は、俺が正しいと思ったことをしているぜ
お前さんたちから見て、俺は邪悪かい?もしそう思うんなら、俺は黙って引き返すぜ
邪悪なモンを通したら、酷い目に合うんだろう?
そんな目に合わせるわけにゃ、いかねぇからな
●
「ヤッホー、ラウムだヨ。先に進みたいんだ、通してくれないカナ?」
「ソラスだ。よろしく頼む」
兄のラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が気さくに話しかけているのを見て、ソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)もまたそれに倣う。そもそも植物と会話するという状況が奇妙なものなのに、その経験があるというのも兄らしくはある。
「ヤッホー、ラウムだヨ。先に進みたいんだ、通してくれないカナ?」
「うーん、でもわるいディアボロスは通すなっていわれてるしなー」
「邪悪、か」
「じゃあく? うん、そう」
ラウムとソラスの兄弟は顔を見合わせてから、弟の方が植物と言葉を交わす。
「少なくとも俺は、俺が正しいと思ったことをしているぜ。お前さんたちから見て、俺は邪悪かい? もしそう思うんなら、俺は黙って引き返すぜ」
「……わかんない!」
とりあえず今のところは判断がつかないから通さない、ということらしい。彼らがそんな会話をしている間、ラウムが別の植物にいくつかの焼き菓子を見せている。
「これネ、ソラの手作りなんダ。凄いでショ」
「わー、すごいー!」
「手伝おうと思ったら小麦粉ひっくり返したし林檎も落として割れちゃったんダ。林檎はジュースにして飲んで、片付けだけ頑張ったヨ、お皿3枚割れたケド。アハ」
「だいじょーぶだったー?」
「大丈夫、大丈夫ダヨ」
「……今度から気持ちだけもらっておくことにするぜ」
植物の袋の中に焼き菓子を納める兄の姿を見てソラスは呟く。
「まあ、腹減ってるんだったら俺も握り飯と唐揚げを持ってきた。オッサンの手料理で悪いが。握り飯、好きな具はあるかい? 色々種類を作ってきたから、希望があれば渡してやれるぞ」
「たべられるものならなんでもおいしーよ?」
どうも栄養があるものが美味しいものと直結しているらしい。
「あ、そうそう植物用の栄養剤なら持ってるから、必要なら分けてあげるヨ。喋らない植物とか、食べない植物とかにドーゾ」
「わーい」
「……で、もう一度聞くが俺達は邪悪かい? 邪悪なモンを通したら、酷い目に合うんだろう? そんな目に合わせるわけにゃ、いかねぇからな」
「ちなみにボクは邪じゃないヨ。嘘は苦手だからネ」
「うん、そうみたいだねー」
ラウムに同意した植物は素直に道を開けるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
森・奈々
皆さんお腹がすいているという事ですが、野菜は植物なのであまりいい印象は持たれなさそうですね。
ウツボカズラなら食虫植物、つまり虫ですが…虫を詰めこむのもどうかと。
という言事でここはやはりお肉、まるごと一本ローストビーフです。
今日はなんと10本ご用意しましたよ。
奈々はベジタリアンで食べられませんからね、どうぞお気になさらず。
はい、ななもりは植物の皆さんの実りによって生かされています、いつもありがとうございます。
これからも種を植えたり肥料を与えたりしますのでよろしくお願いします。
感謝の歌も歌っちゃいますよ。
※アドリブ・連携等歓迎
※一人称は自身の愛称(奈々・ななもり・モーリー)から気まぐれで使用
●
「ここはとおしたりとおさなかったりするぞー!」
「ふむ」
うねうねと踊るようにそんな事を言う植物を前に、森・奈々(ラヴ&ピース・g06993)は口元に指を当てている。
「皆さんお腹空いてます?」
「うん、ぺこぺこだよー」
「そうですか」
奈々はちらりと近くに下がっている植物製の袋を覗き込む。中身が入っているようには見えない。
(「皆さんお腹がすいているという事ですが、野菜は植物なのであまりいい印象は持たれなさそうですね。ウツボカズラなら食虫植物、つまり虫ですが……虫を詰めこむのもどうかと」)
そう言って彼女が取り出しのはローストビーフ、つまり肉の塊。
「という事でここはやはりお肉、まるごと一本ローストビーフです。今日はなんと10本ご用意しましたよ」
「わうわー、なにそれー」
「お肉です。奈々はベジタリアンで食べられませんからね、どうぞお気になさらず」
「わーいありがとー」
ベジタリアンの彼女がローストビーフ作るのもシュールだが、植物に対してベジタリアンと明かすのも中々にアレではある。ツッコミいないので全員スルーだけど。
「ななもりは植物の皆さんの実りによって生かされています、いつもありがとうございます。これからも種を植えたり肥料を与えたりしますのでよろしくお願いします」
「よろしくねー、あ、ここの道あけておくねー」
奈々は植物が避けて開いた道を、感謝の歌を歌いながら進んでいく。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
橘・月華
ジゾー(g02885)様とでぇと…ではありません。だんじょんの探索に
何を仰っているのですか、だんじょんに罠や敵は付き物
未だ一層は危険が少ない様ですから、心の準備をしておいて下さいまし
植物は水と日光が栄養との常識でしたが、流石ディヴィジョンの植物
随分とぐるめなのですね…。
私も幾つか見繕って来ましたので、食べさせて差し上げましょうか
さて、先ずは此れを(6個入り4104円(税込)の苺大福を口?に)
如何です?気に入って頂けましたか?
…あら、植物達に差し上げる為に持ってきたのではないのですか?
折角持ってきたのですから、勿体ぶらずに差し上げなくては
駄菓子では満足して頂けなかったやもしれませんしね
元野・ジゾー
月華(g00197)ちゃんとダンジョンデートだー!
いやすみません調子に乗りました言ってみただけです。
ダンジョンって罠とかあるんじゃないの?
大丈夫なの?いやここまで来てなんだけど帰るって言う手もあるよ?
まだ間に合うよ?
行くよ行きますよ、ふええ。
で、なんか美味しいお菓子をあげるらしいよ。
ゼータクだねー。俺なんて質より量だってのに。
ウチの事務所から色々持ってきたけど、取り敢えずほら、安いなんか駄菓子とかからあげてみない?
いや、いきなりいいお菓子あげると勿体ないって言うかね?
なるべく安いのですませ……あー!
ちょっとそれ一応念のため持ってきた超めっちゃいいお菓子じゃん!
いきなりあげちゃったのー!?
●
「月華ちゃんとダンジョンデートだー!」
「でぇとではありません。だんじょんの探索です」
「いやすみません調子に乗りました言ってみただけです」
35歳男と16歳少女のデートという危うく事案になるのは避けられた。橘・月華(紅蓮氷輪・g00197)の言葉で頭と背筋が冷えた元野・ジゾー(整髪料はワックス派・g02885)は視線を巡らせて緑の迷宮を見回す。
「……ところでダンジョンって罠とかあるんじゃないの? 大丈夫なの?」
「何を仰っているのですか、だんじょんに罠や敵は付き物。未だ一層は危険が少ない様ですから、心の準備をしておいて下さいまし」
「いやここまで来てなんだけど帰るって言う手もあるよ? まだ間に合うよ? ……行くよ行きますよ、ふええ」
今度は冷たい視線を向けられて黙るジゾー。彼は月華と共にダンジョンの中を進んでいくとある所で行き止まりにぶつかり、甲高い声で威嚇される。
「ディアボロスだなー、ここはとおさないぞー!」
「うわっ! これが話にあった植物?」
月華とジゾーは一旦距離を取り目の前に現れた障害について話し合う。
「さて、どうしますか」
「話だとなんか美味しいお菓子をあげるらしいよ。ゼータクだねー。俺なんて質より量だってのに」
「植物は水と日光が栄養との常識でしたが、流石ディヴィジョンの植物。随分とぐるめなのですね……。わたくしもいくつか持ち合わせがありますので、食べさせて差し上げましょうか」
「ウチの事務所から色々持ってきたけど、取り敢えずほら、安いなんか駄菓子とかからあげてみない? いや、いきなりいいお菓子あげると勿体ないって言うかね?」
そう言うジゾーの言葉を気にせずに月華は懐からいちご大福(6個入り4104円(税込))を多分口部分に当たるであろうウツボカズラっぽい袋の中に入れる。
「なるべく安いのですませ……あー!」
「如何です? 気に入って頂けましたか?」
「おーいしー!!」
ばたばたとジゾーは月華に近づく。なにせとてもお高いお菓子だったので。
「ちょっとそれ一応念のため持ってきた超めっちゃいいお菓子じゃん! いきなりあげちゃったのー!?」
「……あら、植物達に差し上げる為に持ってきたのではないのですか? 折角持ってきたのですから、勿体ぶらずに差し上げなくては。駄菓子では満足して頂けなかったやもしれませんしね」
教訓。過剰だと思えるものは持ち込まないようにしよう。どうせ新宿島に戻れば口福の伝道者で増やせるしね。……もう作れないのなら知らない。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【傀儡】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
森・奈々
伝承知識…皆さんこの言葉を聞いて思い浮かべる伝承がどういうものか、それは大体皆さんの想像通りでしょう。
ですが範囲を絞れば伝承というものは案外多岐にわたります、そう例えば球界とか。
…かつて伝説的な、実にロックな野球選手が居ました。
その魂をギターに込めて…レッツ、モーリーホームラン。
という感じでナッツを打ち返していきます。
あ、でも打ち返すだけでは前に進めませんね…うん、では回転していきましょう。
ぐるぐるっと遠心力も加われば、きっとナッツを打ち返しつつ凄い速度で移動できるはずです。
わぉ、やったねななもり、流石天才的発想です。
※アドリブ・連携等歓迎
●
「伝承知識……皆さんこの言葉を聞いて思い浮かべる伝承がどういうものか、それは大体皆さんの想像通りでしょう」
森・奈々(ラヴ&ピース・g06993)が丸太橋を前に妙な事を口走っている、なお彼女の広報ではトループス級と切った張ったしているディアボロスがいるのだがそれは取り敢えず置いておく。
「ですが範囲を絞れば伝承というものは案外多岐にわたります、そう例えば球界とか」
胡乱な事を言いながら彼女は橋の上を歩き出す、ちなみにここまでで誰も彼女の話を聞いている訳では無い、しかしどこに観客がいるかは分からないのだ。草葉の陰とか。
「……かつて伝説的な、実にロックな野球選手が居ました。その魂をギターに込めて……レッツ、モーリーホームラン」
ギターのネックを掴んで予告ホームランをする奈々。なんか周りから応援ソングも響き渡る、誰得。
「ななとく」
橋の真ん中に来た辺りで木の実を打ち返す奈々、確かに彼女の言う通り次から次へと飛んでくる木の実は高く打ち上げられていく。しかしここはバッティングセンターではないのだ。
「は、つい」
ここで七森選手フォームを変え、その場でぐるぐるとギターを振り回しながら橋の上を進んで行きます。そのギターの長さは半径250cmなので近づかないでください。
「わぉ、やったねななもり、流石天才的発想です」
もちろん落ちた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
橘・月華
ジゾー(g02885)様と
新宿島で見たてれび(昔の再放送)に似たような道程ですね…。
兎に角、戦闘に加えて妨害があるのであれば落ちてしまうでしょう
私も先に敵を倒してから渡るのに同意致します
…全く、彼是理由を付けて戦いたくないだけでありましょう?
ジゾー様の方がディヴィジョンでの戦いに長けておられると云うのに…。
援護で構いませんので少しでも戦闘に参加して下さいまし
(敵の攻撃を躱しながら)此れは…私の使う技に少し似ておりますね
私の『下弦』と何方が鋭く強力か、試してみるのも一興…、
(拘束された姿を見て溜息)…邪な想像をした罰ですね…。
斬って下ろしますから、身体の一部を失いたくなければ動かないで下さいまし
元野・ジゾー
月華(g00197)ちゃんと進むんだけどマジで?
この丸太を渡るらしいんだけど、これ無理だよね。
妨害もあるらしいし、しかも戦いながらとか超めっちゃ絶対無理だよ。
落ちようものなら有名な実況と共に3回ぐらいリプレイされるヤツだよ。
ってことで、倒してから渡る、に一票!
よーし、月華ちゃん、君に決めた!
……大丈夫、月華ちゃんならやれるやれる、強い子だから、やれば出来る子だから!
それにほら、こういう敵って女の子が戦って捕まるのが絵的にほら。
俺だとちょっと需要がないって言うか?
俺は遠距離から月華ちゃんの攻撃の隙に合わせて援護するからね!
え、ちょっとなんでこっちに蔦伸ばしてるの?
待ってそれ俺じゃなくてらめえー!
●
「あの丸太を渡るらしいんだけど、これ無理だよね」
「新宿島で見たてれびに似たような道程ですね……」
植物タイプのトループス級に守られた丸太橋とそこから落ちたディアボロスの姿を見て元野・ジゾー(整髪料はワックス派・g02885)と橘・月華(紅蓮氷輪・g00197)は言葉を交わす。
「妨害もあるらしいし、しかも戦いながらとか超めっちゃ絶対無理だよ。落ちようものなら有名な実況と共に3回ぐらいリプレイされるヤツだよ」
CM前に一回、CM後にもう一回、そしてスローモーションでもう一回くらい。
「兎に角、戦闘に加えて妨害があるのであれば落ちてしまうでしょう。私も先に敵を倒してから渡るのに同意致します」
「ってことで、倒してから渡る、に一票! よーし、月華ちゃん、君に決めた!」
(「……全く、彼是理由を付けて戦いたくないだけでありましょう?」)
ちなみに新宿島で彼女が見た映像作品には、そう言った主人公がよく攻撃を受けているシーンがあったと追記しておく。つまりそういう扱いしても構わない気がする。
「ジゾー様の方がディヴィジョンでの戦いに長けておられると云うのに……」
「大丈夫、月華ちゃんならやれるやれる、強い子だから、やれば出来る子だから!」
双方に敵から蔦が伸びて攻撃を仕掛けてくる、互いにその場から飛び退いて攻撃を回避しつつ反撃を試みる二人。
「此れは……私の使う技に少し似ておりますね。私の『下弦』と何方が鋭く強力か、試してみるのも一興……」
薙刀の刃に呪詛を込めて振るえば、『斬る』という因果は空間を超えて届くのがパラドクスである。相手の蔦が届くのなら自身の刃も届く、それが逆説連鎖戦だ。彼女と蔦の怪物は互いに攻撃と反撃を繰り返しながら戦いを進めている。
「うわ、こっちに来ないで!? 需要ないでしょ?」
やはり迫りくる蔦に爆弾を蹴りつけながら必死に牽制するジゾー。
「ほら、月華ちゃんの方が強い子だから、やればできる子だから! それにほら、こういう敵って女の子が戦って捕まるのが絵的にほら」
そういうシーンが見たいときはそういう敵の出るパラドクストレインに乗るべきである。誘ってきてくれるとは思えないけど。
「え、だからなんでこっちに蔦伸ばしてるの? 待ってそれ俺じゃなくてらめえー!」
「……邪な想像をした罰ですね……」
蔦に吊るされて服と体を切り裂かれていく中年男と言う割と需要の少ないシーンを見せられて月華がため息をつく。
「斬って下ろしますから、身体の一部を失いたくなければ動かないで下さいまし」
ジゾーを捕まえている蔦を切り捨てると、首からいい音を出して落ちる。
「まだ敵は残っています。すぐにお立ちください」
「……死んでたらダメ?」
ダメである。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【腐食】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【命中アップ】LV1が発生!
ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と
「素早く、見難く、遠距離もできるたぁ、厄介な相手だな」
息を止め、兄貴が特定した場所を、風を纏った大剣で薙ぎ払う。一撃与えたら兄貴の側に戻るぜ。毒も厄介だが、分断して囲まれるのもヤバそうだ。
「あとで返せよ、兄貴」
軽口で返し、風に吹き飛ばされた敵を不意打ちで両断する。多少、目は慣れてきたな。
蔦の鞭は大剣で払い除けつつ、逆に呪詛を流し込んでやろう。動きが弱れば兄貴が止めを刺してくれるさ。
「そりゃ兄貴が飲みてぇだけだろ……あー、ならウィスキーで頼む」
気絶した敵を切り捨てればこの辺のヤツラはあらかた片付いたか。周囲を警戒しつつ先に進むぜ。
……ツマミのメニューでも考えておくか。
ラウム・マルファス
ソラ(g00968)と
渡ってるとこ襲われたら怖いからネ。先にやっつけちゃおウ。
空間にナノマシンを薄く飛ばして、敵の位置を見分けるヨ。
「毒もあるからネ。解毒薬用意しておくけど、警戒はしてヨ」
イバラの冠で牽制してソラの退避をサポート。
「ソラ、風借りるネ」
ソラが叩き込んだ風を別の敵に再現して攻撃。周囲も巻き込むから便利だネ、アハ。
「えー、ウオッカでもイイ?」
風ってどうやって返すんダロ。羽根にドライヤーでもしてあげればイイのカナ?
動きの弱った敵は風で刻みつつ、魔導ナイフに毒を塗って攻撃。対植物用だから、しっかり刺されば一瞬気絶するヨ。
全滅させたら情報収集用ドローンを飛ばして、残党の襲撃を警戒しよウ。
●
「素早く、見難く、遠距離もできるたぁ、厄介な相手だな」
近くから毒ガスを吹き付けてきたヴァインビーストを旋風と共に叩き返しながらソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)は呟く。特殊な残留効果でもなければその攻撃を完全に防ぐことはできない。
「そうだネ、毒もあるからネ。解毒薬用意しておくけど、警戒はしてヨ」
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が周囲にナノマシンを散布して敵識別を容易にする。分断されるのはまずいと弟の方が蔦を切り裂いて彼の隣に並ぶ、同じ戦場であり逆説連鎖戦である以上距離の問題はあまり無いが、どちらかと言えば気分の問題だ。
「それにしても数が多いな……」
ソラスが敵を切り倒す度に反撃の毒が彼を襲う、一撃一撃の威力は高いがまとめて敵を倒す能力ではない。無論敵の頭数を減らすのには向いた力だが。
「なら……ソラ、風借りるね」
ラウムがソラスの答えを待たずに放つのは旋風の事象、しかしそれは再現された時点で別の性質を持ち複数の敵を凪ぐ風となる。同時に複数の敵を攻撃できるという事はそれだけ多くの敵からの反撃を招くと言うことでもある、牙や蔦が距離を超えてラウムの体に傷をつける。
「周囲も巻き込むから便利だネ、アハ」
「あとで返せよ、兄貴」
もちろん戦場に出ているのだから無傷ではいられない、それにラウムの方がソラスよりも耐久力自体は高い。ディアボロスの見た目と能力なんて釣り合う方が珍しいが。
「えー、ウオッカでもイイ?」
「そりゃ兄貴が飲みてぇだけだろ……あー、ならウィスキーで頼む」
「えー、同じ蒸留酒なんだから大して変わらないだろウ」
「ならウィスキーでもいいだろ」
ソラスの一撃で弱った敵を借りた風でまとめて削りながらラウムが返す。手慣れた戦いの中でソラスが酒の肴のレシピを考えている間に、ラウムがとどめとなる魔導ナイフ――クロノオブジェクト――による攻撃でとどめを刺す。本来ならばこの攻撃にも敵のパラドクスによる反撃もあるのだが、残り一体の敵にわざわざ風を借りる必要もない。負債も増やしたくないし、第一返し方も酒以外に分からない。
「というわけで行こうカ、橋の向こうに大きな影もあるみたいだシ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV2になった!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
メルキディア・セデクリエル
アドリブ・連携大歓迎
橋の外から妨害のヘーゼルナッツ砲弾……昔バラエティ番組であった気がするけど実際にやられると痛いわよね。
ラウムさん、お久しぶりです。御誂えのパラドクスを持ってるので皆さんの援護に来ました!
壁閃機ベイルマウアーでヘーゼルナッツ砲弾をパリィする感じでそらしつつ橋の上へ。
仲間を守るようにフォートレス・パンツァーを周囲に展開。
守護天使の加護によるバリアを込めて文字通り砲弾を防ぐ城塞を打ち建てるわ。
これで少しでも砲弾をそらしてディフェンスね。
皆がトループス級を一掃したら城壁を解除して、一緒に橋を渡り切るわ。
確かこの橋自体がアヴァタール級の武器なるって話だったわね……気を引き締めないと。
●
「あっちはもうそろそろかな?」
知り合いが戦っている様子を橋の上で見やるメルキディア・セデクリエル(閃機術士のエンジェリアン・g03132)。その彼女に向かってものすごい勢いで大きなヘーゼルナッツが飛んでくる。
「うわっと!?」
胸を揺らして全力で回避するメルキディア、その彼女の脳裏に浮かぶのはとあるバラエティ番組の映像。
「こんなの昔あったような……」
エゼキエル戦争の年代を加味しても割りと古い番組なのはさておき。ともかく道を確保するために壁閃機ベイルマウアー……光の盾を展開する。即席の城塞による効果は残留効果によって受けるダメージを減らす程度の力だが、ヘーゼルナッツに対する反撃としても使える。……ので、光の障壁にぶつかった木の実が元の場所へと跳ね返っていく。
「よし! この調子で全部黙らせるわよ!」
あえてヘーゼルナッツを受けながら(痛くないわけではない)跳ね返していく。それを繰り返していくことで発射箇所を沈黙させていき、そして発射されるナッツが0になる。
「これでいいかしらね。あとは皆をすぐに呼んで……」
メルキディアが他のディアボロスを呼ぼうとしたところで大きく地響きが起きる。それがアヴァタール級のものであると理解した瞬間、彼女は叫ぶ。
「急いで! 橋が奪われる!」
大成功🔵🔵🔵
効果1【セルフクラフト】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
森・奈々
ふぅ、大変な目にあいました…。
そこのあたな、自業自得とか思ってはダメですよ?(カメラ目線)
それにしても、大きなこん棒?ですね、せっかくですのであの上に乗ってみましょう、そのまま橋こん棒の上をギターをガリガリと引きずりながら走って行き、手元まで来たら顔面に向かってジャンプしてフルスイングですよ。
まぁ正面からだと避けられるかもしれませんが、大丈夫です。
奈々はさっき橋の上をガリガリと"音"を立てて走ってきました…そう、リープノートです、音符ちゃんを残してきました。
私に追撃しようと振りかぶって来たタイミングで音符ちゃんから衝撃波を発射、頭上や背面からの奇襲になってくれればぐっどです。
●
「ふぅ、大変な目にあいました……」
崖を登りきって汗を拭う森・奈々(ラヴ&ピース・g06993)。彼女はくるりとターンを決めて彼方に向けて人差し指を向ける。
「そこのあたな、自業自得とか思ってはダメですよ?」
セリフを噛んだ。そしてそんな彼女の前には取り敢えず考える能力の薄そうな巨人が経っていた。彼は多分ジョークとかに乗らないタイプなので元橋と思われる丸太で彼女を潰すべく、怪しげな植物を繁茂させて奈々の動きを封じようとする。
「む、これは危ないですね」
ギターでピンチのリズムを刻みながら、変な叫びを上げる草木から逃れる奈々、しかしこのままなら逃げ場所は失われてしまう。
「ふむ、せっかくですのであの上に逃げましょう」
くるりと踵を返し彼女は巨人の方へと向かう。巨人も彼女動きに反応して丸太を横薙ぎに払う。
「わっとっと」
その衝撃を受けながらも彼女は丸太の上に乗ると、それが再び動き出す前に丸太の上をギターを引きずりながら走る。そして巨人の手元に来たところで飛び上がりギターを振り下ろすが、返ってきた丸太に弾かれて阻止される。
「痛いですが……大丈夫です」
転がった彼女に真上から丸太を振り下ろさんとする巨人、しかし奈々は落ち着いて弦を弾く。
「奈々の演奏はここから本番ですよ」
彼女のビートに反応して丸太に記していた楽譜からエネルギー弾と化した音符が溢れ出し巨人に対する不意打ちとなる。彼女はもんどり打つ巨人に向けて親指を立てる。
「ぐっどです」
大成功🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
橘・月華
ジゾー(g02885)様を連れて迷宮の奥へと
逃げようとするならば力尽くで…(残留効果・怪力無双使用)
暴れないで下さいまし、あの巨人の前に放り出しますよ?
改めて見ると大きいですね…。
では、ドラゴン勢力が来る前に倒して仕舞いましょうか
…何を仰ってるのですか?ジゾー様も戦うのですよ?
小指も脛も有りませんが、生きている以上必ず弱点は存在します
私が斬って確かめますので、其処を狙って下さいまし
あの注連縄の様な部分…いえ、矢張り此処は目潰しでしょうか
少々骨は折れますが、飛び上がって斬り付けてみましょう
(あれこれ試行錯誤しながら弱点を探す)
ほらジゾー様、見付けましたよ。彼処の様です
…逃がしませんからね?
元野・ジゾー
月華(g00197)ちゃんが俺を逃がしてくれない!
いやー、ほら雑魚倒したしもう充分働いたと思うんですけど!
あれみてあれ、でかーい!説明不要ッ!
え、やだ、手を繋ぐの恥ずかしいーってそっち走るのー?!
いや手を繋いでるの嬉しいけどギャー!月華ちゃん超めっちゃパワフル!
こっちまで来たらもう逃げられないじゃん……。
そう、戦えと。フフ、駆り立てるのは恐怖と混乱、横たわるのは俺と豚。
近付いてなるものか、絶対に近付かない、絶対にだ!
遠くから足の小指とか弁慶の泣き所を狙うよ。
ってあれ、小指もスネもなくね?まあいいか!
近接戦闘してる人たちってスゲー。
かっこいいけど俺にはとても出来ない。援護はしますよ、頑張って!
●
「いやー、ほら雑魚倒したしもう充分働いたと思うんですけど! あれみてあれ、でかーい! 説明不要ッ!」
バタバタと手足を動かしながら駄々をこねる元野・ジゾー(整髪料はワックス派・g02885)の手首をがっしりと掴んで橘・月華(紅蓮氷輪・g00197)が引きずっていく。
「暴れないで下さいまし、あの巨人の前に放り出しますよ?」
「ひっ」
一言でジゾーを黙らせてずんずんと近づいていく月華(とジゾー)。
「改めて見ると大きいですね……では、ドラゴン勢力が来る前に倒して仕舞いましょうか」
「そうだよね! というわけでここまで付いてきて上げたんだからあとは頑張って!」
「……何を仰ってるのですか?ジゾー様も戦うのですよ?」
「え、やだ、手を繋ぐの恥ずかしいーってそっち走るのー?!」
彼女が走り出したのは周りから怨嗟を放つ植物がにじり寄ってきたから、おそらく捕まれば無事では済まない。
「いや手を繋いでるの嬉しいけどギャー! 月華ちゃん超めっちゃパワフル!」
彼の叫びを聞き流しながら月華は敵の巨体を見上げてどう攻めるべきか考える。
(「枯木の鎧まで身にまとっている……」)
「ああ! 行き止まり! こっちまで来たらもう逃げられないじゃん……」
ものすごく暗い声でこぼす彼に月華は要点だけ伝えて一歩進む。
「小指も脛も有りませんが、生きている以上必ず弱点は存在します。私が斬って確かめますので、其処を狙って下さいまし」
鎧と一体化した丸太を大きく振り回す巨人へと斬りかかりにいく月華。そもそも近づくだけで一苦労であり、狙いを定めるのも難しい。どう考えても彼女一人では勝てない戦い方だろう。
「そう、戦えと。フフ、駆り立てるのは恐怖と混乱、横たわるのは俺と豚」
そして彼女が勝てなければ次に痛い目を見るのはジゾーである。しかし彼は全くブレない。
「近付いてなるものか、絶対に近付かない、絶対にだ!」
ポケットから小型爆弾をぽろぽろと地面に落として次から次へと地面を這うヤバメな植物や巨人の足元に向かって蹴り出していく。
「あの注連縄の様な部分……いえ、矢張り此処は目潰しでしょうか。……これは」
足止めされていた月華の周りで爆弾が破裂し、行く手を阻んでいた植物達が吹き飛ぶ。
「助かります、私はあの頭の部分を狙います」
「よし来た! 近づかないで済むならいくらでもやりますよ! 小指とかスネにお見舞いだ!」
自分が安全圏にいると思えば力を発揮するする男ジゾー。彼の執拗な下段攻撃で巨人の動きが鈍くなる。そんな下がった巨人の頭に月華の薙刀が刺さる。
「あんなのと近接戦闘してる人たちってスゲー。かっこいいけど俺にはとても出来ない。援護はしますよ、頑張って!」
「ほらジゾー様も頭を狙ってください。……逃しませんからね?」
月華から妙なプレッシャーを受けたジゾーは彼女の求めに応じて敵の頭を狙うのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】LV1が発生!
【フライトドローン】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
アンゼリカ・レンブラント
丸太を急ぎ渡って巨人と相対
絶対に世界樹迷宮は突破するもんね
絶対勝つよっ!
共に戦う仲間と踏み込むタイミングを合わせ
パラドクスの格闘戦を真っ向から挑むね
残留効果の【怪力無双】もあれば
あの巨体を投げることだってやってみせるから!
打撃に投げを含めた技で崩し、
パラドクスでダメージを与え削っていくよ!
相手からのダメージも踏ん張って堪える!
時には相手の勢いに逆らわず、自分から飛ばされる方に
ジャンプし衝撃を緩和だ
私の勇気は、このくらいじゃ屈しないからねっ!
小回りを生かしかく乱させつつ攻撃を入れていき
相手の消耗が分かれば、
呼吸を整えてから全力の《光獅子闘拳》で撃破を狙うっ
これで私たちの勝ちっ!さぁ先に行くよっ!
●
戦場に駆け込んできたアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)は、その勢いを乗せた拳を巨人へと叩きつける。獅子のような黄金のオーラで包まれた彼女の体が泥の巨体へと果敢に攻め込んでいく。
「絶対に世界樹迷宮は突破するもんね、絶対勝つよっ!」
そんな意気軒昂な彼女に巨人は容赦しない。鈍重な姿からは予想できない鋭い丸太の振り下ろしを彼女の頭上へと行う。
「あぶな……っ!」
横へのステップでそれを回避したかと思うと、丸太がすぐさまに横に薙ぎ払われてアンゼリカの体を衝撃とともに吹き飛ばす。反射的に丸太の動きに合わせて跳んだが、それで勢いを殺しきれる訳ではなく、身を砕かれるようなダメージを受けながら彼女は地面を転がる。
「カッ……ハッ……!」
呼吸を整える彼女に更に追撃を行う巨人、しかし今度はダメージを受けながらも立ち上がる。
「私の勇気は、このくらいじゃ屈しないからねっ!」
彼女が巨人を見上げればその体にも大きな亀裂が複数ある、これはこれまでに戦ったディアボロス達が付けた道筋だ。ならばそれに応える一撃を放つしかない。アンゼリカは呼吸を整えて薄れていたオーラを改めて強く輝かせる。
「さぁ受けてみろ、黄金獅子の一撃をっ!」
だが巨人もそれを簡単には許すつもりがない、巨人の全てを砕くような打撃と輝き突撃するアンゼリカが交差し、そして。
「これで私たちの勝ちっ!」
巨人がどうと轟音を立てて倒れてそのまま動かない。その様子を振り返ってアンゼリカは道の向こうを見る。
「さぁ先に行くよっ!」
大成功🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!