リプレイ
備傘・鍬助
ついに、参謀がいそうな所についた…か?
まぁ、納めてる奴が、のんきに構えてくれてるのは都合がいいがな
ここは、他の階とは違って、毒を流されてるんだろ?
ならば、オーラ操作と、風使いで毒を排除しつつ、熱対冷の熱の部分を使い、毒を極力、無力化していくぞ
勿論、サンプルの確保しつつ、後で、薬に使えないかは、検討するがな
…短絡的にガスを充満してるって事は、敵味方、関係なく、って事かもしれないよな?
だとしたら、全員助けるぞ
毒の影響で、望まない侵攻に付き合わされる奴もいると思うし、死にたくないやるもいると思うしな…
医者ってのは、死を受け入れたくないもんなんだよ
敵味方、関係なく、な…
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
●探索開始
そこかしこで炎が吹き出る床を見る。
相変わらず、暑い。
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)は風で熱を逃しながら周囲を見回した。
「ついに、参謀がいそうな所についた……か?」
ファイヤリザードや好戦的な竜鱗兵が闊歩していた上層部。力押しでくるドラゴンと戦ったこともあった。
ところが、この階層ではただ力任せに敵を倒すばかりではないという。
「ここは、他の階とは違って、毒を流されてる……。それが、これか?」
目の前には、なにやら怪しげな泡を発生させている沼がある。
鍬助はまず風を操って沼地から吹き出ている毒を飛ばし、熱対冷を発動させた。
超高熱になった右手で沼の底にこびりついた毒を打つと、じゅわりと音がする。打った場所から毒が吹き飛んだ。しかし、すぐにドロリと別の場所から毒が流れ込み、沼地は元通り
「……ふむ。すぐに湧いてくるか」
高熱で溶かしても、風で飛ばしても、それは一時的なものにしかならないようだ。
ただ、一瞬沼の底が見えたことも事実。
鍬助はもう一度狙いを定めて毒を吹き飛ばした。
「これが、欠片か……?」
沼の底のヒビに挟まっていた地図の欠片らしきものを素早く拾い上げる。
「真っ直ぐな道が書かれている部分だろうか」
この欠片単体では、ボスの居場所を特定するのは難しそうだ。
さて、鍬助は歩みを進める。
ダンジョン内にはいくつかの扉があった。
どうやら鍵がなければ入ることができないようだ。
「このあたりの毒も、できるだけ飛ばしておくか」
すぐに元に戻るかもしれないけれど、毒があちこちに湧いているのは見過ごせない。
味方でも、敵でも、毒に塗れて死に至るのは見過ごせない。
「医者ってのは、死を受け入れたくないもんなんだよ。敵味方、関係なく、な……」
ディアボロスたちが持っている鍵はひとつ。前の階層でファイヤリザードの長から譲り受けたものだ。仲間の誰かがきっと扉を開けるために使うのだろう。この鍵を誰が使っても良い。
ともあれ、鍬助は灼熱豪炎ダンジョンを進み続けた。
成功🔵🔵🔴
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
御守・樹
謎解きって楽しいよな。
ゲームでも行ったり来たりのお使いゲームよりそれなりの謎解きの方が俺は好きだ。
ダンジョン探索の先の謎解き…ロマンしかないと思う。
んで。謎だけどこれは紙なんかに表で書き出せばわりと何とかなる事がおおいから…。
まずはうっかり忘れないように必要項目(属性とか色とか)をざっくりでも全部書き出して。
それをわかている物から表にして埋めていく。そこからヒントを参考に推測して空白を埋めていけば…問題の火炎の属性は闇、ついでに色は青で宿るのは尾かな?
アドリブ連携OK
●火炎の力の属性は
さて、謎の前に立ったのは御守・樹(諦念の珪化木・g05753)だ。
提示されているのは力を宿した四匹の獣の謎。その中でも、火炎という獣が持つ力の属性を答えるというもの。
「謎解きって楽しいよな」
樹は順番に必要な項目を確認しながら呟く。
ちなみに、樹は行ったり来たりのお使いゲームより、それなりの謎解きのほうが好きだ。ヒントを頼りにギミックを解き明かし、答えにたどり着く謎解きの達成感はひときわ大きいと思う。目的を達成すれば報酬と賛辞が得られる楽しみもある。
さて。
「ダンジョン探索の先の謎解き……ロマンしかないと思う」
樹は謎として提示された文章を順番に噛み砕いていく。
「これは表で書き出せばわりと何とかなる事がおおいから……」
獣の名前、力の宿る場所、その属性そして女神の名前。
必要な情報を項目として、縦横の表を作り出した。
それから灼熱の獣と月の属性が交わる箇所に丸印を入れる。女神は白でも青でもないので、白と青にはバツ印……。同じ要領で、他にも確定している箇所を埋めていく。
「あとはヒントを参考に推測して空白を埋めていけば……」
樹はスラスラと手を動かした。
何度か確認作業を行い、結論を出す。
灼熱――月――瞳――黒
炎獄――星――手――赤
業火――光――脚――白
火炎――闇――尾――青
そして、問に対して正しい答えを返した。
「……問題の火炎の属性は闇、ついでに色は青で宿るのは尾かな?」
その瞬間、目の前の台座から鍵が現れる。
「へえ、案外古風な鍵なんだな」
樹はそう言って手の中で鍵を転がした。謎を解くクエストのクリア報酬としては悪くない。これで鍵付きの部屋へ入ることができるはずだ。
ディアボロスたちが持っている鍵がふたつになった。この鍵を探索で使うにしても仲間に託すにしても、とにかく進まなければならないと思う。
鍵のかかった扉が見える。遠くからは竜鱗兵たちの足音なども聞こえてきた。
まだまだこの階層の探索は続くようだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
●経過
ふたつの鍵がディアボロスたちの手の中にある。
この鍵を使うことで鍵付きの部屋に入ることができるだろう。鍵付きの部屋には、重要な地図の欠片が眠っているはずだ。部屋の中をどのように探索するかは侵入した者次第。室内は炎が吹き出ることもある。毒のたまりがあるかもしれない。じゅうぶんな注意が必要だ。
竜鱗兵たちは装備を整え広場でたむろしているようだ。
彼らはひとつ鍵を持っている。
もし、更に鍵を手に入れたいと思うのであれば、竜鱗兵たちを殲滅する他無い。
現在、ディアボロスたちが手に入れた地図の欠片はひとつ。
まだボスの居場所はわからない。
アルマニア・シングリッド
ボスに至る為のヒント探しって
ゲームでは定番の手法ですよねー
個人的には正にダンジョン探索って感じがして楽しいです
ヴィン爺(勝手に老賢竜マナスヴィンを愛称呼び)、話が分かりますねー
とはいえ、こんな広い階層を探すのも一苦労です
すこーし、ズルをさせてもらいましょうかね?
検索召喚でこの階層の構造を情報収集しましょう
得られる情報が完全ランダムなので
有力な情報がもぎ取れるかは運ですが
私とサフェルに炎熱を軽減させる氷雪の結界術を纏わせて
炎のエリアを中心にヒントの地図を足で探索
必要であれば、検索召喚で辺りの炎を一気に消火しましょう
元に戻るでしょうし
スピード勝負
ダッシュで炎があった場所を中心に探す
アドリブ
絡み歓迎
アルマニア・シングリッド(駆け出し空想召喚師・g00802)の目の前には、いくつもの通路が伸びている。かなり広い階層のようだ。なるほど偶然ボスに辿り着くことはできないだろう。
「ボスに至る為のヒント探しって、ゲームでは定番の手法ですよねー」
アルマニアは思う。個人的には正にダンジョン探索って感じがして楽しい、と。
「ヴィン爺、話が分かりますねー」
何処かで待ち受けているはずの老賢竜マナスヴィンを愛称で呼びつつ、うんうんと頷いた。指示通りボスまでのヒントを見つけてこその攻略だと実感する。
とはいえ、何の指針もなしに広いダンジョンを探索していたのでは時間がかかりすぎる。
そこでアルマニアは数ある空想召喚の1つ『検索召喚』を行うことにした。
「《接続》、《解析》確認。コード「古書目録」、承認完了――」
少々荒業だが、この階層について情報が欲しい。情報をうまく使えば、探索すべきポイントも絞り出せるはず。
「私たちに知らないことなんかないんだよ~? サモンっ!」
メーラーデーモンのサフェルが「我ハ古キ識者ノ記憶ナリ」を引き出す。
さて、出てきた情報は――。
「いくつか気になるポイントが出ましたよー。さあ、行きましょう」
氷雪の結界術を纏いアルマニアは走り出した。
狙うは炎のエリアだ。階層の構造から怪しい箇所をいくつか絞った。あとは順番に地図の欠片が落ちていないか確かめるだけ。
アルマニアとサフェルは、炎が吹き出るタイミングを覚え、炎の柱の近くをすり抜けた。炎が消えた瞬間の地面を確認するのも忘れない。そうやって、次々に気になるポイントを駆け回る。
「……、何か反射で光って……これです!」
そしてついに、炎で隠されていた地点から地図の欠片を掴み取った。
「これは、分岐の矢印ですか?」
手に入れた欠片には、道標が書かれている。
これは他の欠片と繋ぎ合わせることで、有益な情報になるだろう。
「まずまずの成果ですね」
割り出した情報から気になる地点を探索し、しっかりと結果を残すことができたようだ。
アルマニアは手に入れた地図の欠片をひとしきり眺め、先へ急いだ。
成功🔵🔵🔴
効果1【書物解読】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
レティ・ブラックスミス
上の層は人探しで今度は……地図探しと鍵探しかぁ
で、鍵の一つは警備が持ってる、と
じゃあボクは警備の鍵探しにまわろうか
毒の沼避けるためにも
脚の魔術式起動させて[飛翔]魔法で飛びながら、
警備見つけ次第、右手に持った散弾銃型魔道具magi shooterから
火球の魔法(【魔術知識】+【火炎使い】)
の【制圧射撃】で【弾幕】張って牽制しつつ
「Spread:6――Burst:3――Horming――――‘Fire shot’!」
距離詰めて銃に炎の刃纏わせて斬り焼くよ
いちいち荷物検めるのも面倒だから、そのまま余計なものは焼き尽くして、灰の中から鍵探せばいいかな?
※アドリブ連携歓迎
ストロベリー・メイプルホイップ
(アドリブ、連携歓迎!)
これからの時期とはいえ、熱過ぎるのも毒も体に悪いよ!
という訳で大義名分を得たし思いっきり暴れちゃおう!
夏の予行演習にもなるよね、多分。
とりあえずは突撃竜兵を見つけて撃破して行くよ!
メーラーデーモンのラズベリーちゃんに催涙ガス弾と邪竜の翼で援護して貰いつつ、私自身は敵の正面から誘惑の吐息で誘惑しちゃう!
こんなところで薄着でいるだなんて、逞しいドラゴンさんって素敵、って感じに!
体でもまさぐって鍵とか地図とか持ってないか確かめてみようかな?
隠せそうな場所、下ぐらいだと思うけど!
一体より複数纏めて相手するほうが好みだけど、状況次第かな?
敵が多すぎて楽し……不利なら連携するね!
若旅・嘉鷹
大まかなダンジョン攻略は他の人に任せて、俺はこいつらと遊ぶかな。
こいつらは前々から気になっていたんだ。
強そうだし、戦って屈服させてみたいところ。何より俺のタイプ。
さぁ、お仕事の時間だ。
こちらが出すのは鬼のクロノヴェーダ。どちらか強いかな?
俺自身は、懐に潜りこんでの拳銃で至近射撃。
殴られそうになったら、左右にかわして銃のグリップで殴る。
さて、それじゃあ契約の時間だ。
こんなところで死にたくはないだろう?
生きたいのなら、俺と契約すればいい。
少なくとも、生きることはできるぞ?
●トループス級『突撃竜鱗兵』
「上の層は人探しで、今度は……地図探しと鍵探しかぁ。で、鍵の一つは警備が持ってる、と」
レティ・ブラックスミス(見習い錬石魔術師・g03552)は広場で屯する突撃竜鱗兵達を眺めた。武器を構え、瞳には凶暴な光が漲っているようだ。
上層階で警備をしていた竜鱗兵と同様、好戦的な印象を受ける。
飛び込めばすぐに戦闘になるだろう。
「こいつらは前々から気になっていたんだ」
若旅・嘉鷹(ドラゴニアンのデジタルサマナー・g02873)は小型拳銃の感触を確かめながら口の端を上げる。
「強そうだし、戦って屈服させてみたいところ。何より俺のタイプ」
大まかなダンジョン攻略は仲間に任せ、自分はここで竜鱗兵達と遊ぼうというわけ。
ストロベリー・メイプルホイップ(デンジャラスドラゴン・g01346)も敵を撃破していくことに乗り気だった。
「大義名分を得たし思いっきり暴れちゃおう!」
見たところ、敵の数はそこそこだ。
「夏の予行演習にもなるよね、多分」
茶目っ気たっぷりに笑顔を見せ、メーラーデーモンのラズベリーを呼ぶ。
さて鍵を探すにしても、まずは敵兵たちを排除することが必要だ。
三人は一気に敵の前に躍り出た。
「おい! 侵入者が来やがった!」
「全員構え!」
ディアボロスたちの姿を見て、突撃竜鱗兵達はにわかにいきり立った。
骸骨を模したような巨大な武器を振り上げ、弾かれたように戦闘態勢を取る。
レティは脚の魔術式を起動させ空へ飛んだ。
「毒の沼は避けたいからね!」
足下には炎が吹き出ている床と毒の沼地が見える。避けることができれば、快適に戦えるだろう。
上空から見下ろすと、敵兵達が口汚い言葉で罵っているようだ。
「クソが! 降りてこい!」
「射程内に入ってみろ! 叩き潰してやる!」
レティは敵の言葉を受け流し、自分のタイミングでmagi shooterを構えた。
地上ではストロベリーと嘉鷹の戦いも始まっている。
ストロベリーはラズベリーに催涙ガス弾の援護を頼んだ。
「うわ、前が見えない?!」
「くそっ! ガスか……いい手を使いやがる!」
竜鱗兵達が煙を嫌って散っていく。敵がバラけた今がチャンスだ。
「とりあえずは、近くの敵からお相手しようかな?」
「な……お前は……?」
「こんなところで薄着でいるだなんて、逞しいドラゴンさんって素敵……」
艶のある声が敵の耳をくすぐる。美しく実ったストロベリーの胸がたわわと揺れた。
一体の竜鱗兵の視線がその身体に釘付けになる。
「はーいそこ、我慢禁止ー♪ 私と一緒に、たっぷりスッキリしちゃおう!」
ストロベリーは敵兵の目を見ながら桃色の吐息を吐き出した。
「スッキリ……」
「ほら、この辺りとか……キツイんじゃないかな?」
「え、いや、それは……あぁ……っ、ちょ……」
竜鱗兵の理性がトロンと溶けていくようだ。
ストロベリーの『誘惑の吐息』は相手の理性や警戒心を薄くする。
結果、桃色の吐息を吹きかけられた相手は、抑制していた欲望に身を任せてしまうというわけ。
目の前の竜鱗兵も、今やストロベリーにされるがままだ。
「地図か、鍵はあるかな? ここ? それとも……ここかな?」
ストロベリーは、相手の理性がとろけている間に、地図や鍵を持っていないかどうか確認した。敵の装備から探せそうな場所は限られているけれど……。まあ、そこは、アレである。身体をまさぐられるがままになっている敵兵は「うう」「ああ」などと切ないため息を漏らし続けた。
一方、嘉鷹は正面から敵陣へと走っていた。
「さぁ、お仕事の時間だ。こちらが出すのは鬼のクロノヴェーダ。どちらか強いかな?」
「はは、こいつ正面から来やがったぜ! 叩き殺してやる!」
竜鱗兵達は鼻で笑い、武器を振り上げる。
数の優位、そして何より力強い武器。そして戦い慣れた炎の地。それらが敵の心に余裕をもたらしているのだろう。
気にせず嘉鷹は鬼を呼んだ。
「報酬は力の誇示と俺からの奉仕。……まったく、身体が持つか心配だなぁ」
実際、まるで心配はしていないのだけれども。
鬼が現れ、咆哮する。敵兵はいまだニヤつきながら武器を構え鬼と向き合った。
「デカブツが……来てみろよ!」
「……っ!」
敵兵の挑発に鬼が吠える。
そのままの勢いで鬼は片腕を異形巨大化し、敵兵に向かって振り下ろした。
敵の武器と鬼の腕がぶつかり、重い音が響く。次の瞬間、敵の武器に大きな亀裂が入った。
「こいつ……、かなりの力だ!」
ヒビの入った武器を見て竜鱗兵が唸る。
鬼は猛然と間合いを詰め、もう一撃強烈な打撃を繰り出した。今度は敵の身体が砕ける。
「ぐ、あ゛あ゛……」
敵が苦しみ悶えながら沈んでいった。
嘉鷹自身も敵の只中で立ち回っている。
「こんなところで死にたくはないだろう? 生きたいのなら、俺と契約すればいい」
至近距離での射撃――懐に飛び込んでの一撃は敵の身体の一部を吹き飛ばした。
さらに左右の敵はグリップで殴り飛ばす。
「……くそ、距離を取って……」
「それは、どうだろうな?」
嘉鷹から離れようとする敵兵は、鬼が砕いた。
炎が吹き出る床に、敵の死体が積み上がっていく。
さて。
「狙いはじゅうぶん、行くならここだよねっ」
上空からタイミングを見計らっていたレティが身体を反転させた。
「Spread:6――Burst:3――Horming――――‘Fire shot’!」
右手のmagi shooterから繰り出すのは火球の魔法だ。
次々に飛び出した火球が敵に降り注ぐ。
「上から砲撃だ! くそ、見えねぇ……!」
激しい射撃は弾幕として広がり、敵からレティの姿を隠した。
視界を奪ったこの瞬間を狙う。
「bayonet――――‘Flame tongue’!」
レティは『Flame tongue』を発動させ、銃身に炎の刃を纏わせた。
同時に天井を蹴り、一気に急降下。
敵の懐に飛び込んだ。
「そ――」
「……斬り焼くよ」
炎の刃が敵の体に食い込む。
「あ、や、焼……熱……い?」
敵の身体に炎が這った。
レティはそのまま銃身を振り抜く。
敵の体は真っ二つ。それから焼けて崩れていった。
急襲。その言葉がよく似合う。あっという間の攻防で、ディアボロス達は突撃竜鱗兵を一掃した。
灰の中を探っていたレティが顔を上げる。
「あった! これが鍵じゃないかな」
その手の中に、ダンジョンの鍵が握られていた。
「良かったね! 敵も全部やっつけたかな?」
ストロベリーが周辺を見回す。動いている敵は、もういない。
「ああ、大将への援軍もなくなっただろうな」
嘉鷹の言葉通りだ。ここで警備兵を一掃したので、この階層のボスへ援軍が送られることはないだろう。
ディアボロス達は新たにひとつ鍵を手に入れた。
階層の警備兵を一掃し、ボスへの援軍も消し去ったのだ。
十分な成果を上げ、三人は広場から出た。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
御守・樹
鍵も手に入ったし次に行こうか。折角だし開錠して様子見してみるが…。
ただあいにくと炎とか毒に対して無効化とかできるような器用な人間じゃないからなぁ…ここは飛ぶか。
【飛翔】で飛ぶ事で炎や毒の沼地を避けながら探索をしよう。炎は完全に何とかなるわけじゃないが、飛ぶ事で足場が限定されることは避けられるだろうから普通に歩くよりは幾分かいいだろう。
ゲームだとなんでこんな場所にあるんだってとこにありがちだけど…さすがに毒の中に仕込んではいないと思いたい。
でもなんでバラバラに地図あるだろ?侵入防止だったらこの炎の中に突っ込んで証拠隠滅すりゃいいのに。
アドリブ連携OK
●扉を開けて
「鍵も手に入ったし次に行こうか」
提示された謎を見事看破し、鍵を持つのは御守・樹(諦念の珪化木・g05753)だ。
せっかく手に入れた鍵だ。使わない手はないだろうと、さっそく扉を開けてみる。
「なるほど、なかなか暑いな」
樹は熱気を外に逃がすように一度息を吐き出した。
部屋の中は真っ赤に染まっている。それは床から吹き出している炎の赤だ。
しかも所々に毒の沼らしきものも見えている。
「ただ俺は、あいにくと炎とか毒に対して無効化とかできるような器用な人間じゃないからなぁ……」
そう言って、樹は床を蹴り飛翔して部屋を見渡した。おっかなびっくり床を歩くよりは良いだろう。
「ゲームだとなんでこんな場所にあるんだってとこにありがちだけど……」
視界を回転させて見る穴場だとか目立たない壺だとか、そういった場所に重要なアイテムが置いてあることが多いよなと、思う。
「さすがに毒の中に仕込んではいないと思いたい」
樹は足下に広がる毒の沼地を見た。いかにも体に悪い毒素が吹き出ていますよ、といった風合いの沼地。これは現実なのだから、できれば毒はお断りしたい。
「っと、部屋の中央に……宝箱か」
しばらく飛ぶと、部屋の中央付近に仰々しい台座を見つけた。ご丁寧に、台座の頂上に炎が灯っており、その真中に宝箱が鎮座している。
炎に触れないように気をつけて着地し、樹は宝箱に触れた。
「仕掛けは無し、鍵もかかってないな」
いかにもという雰囲気の宝箱。
しばらく迷った後、蓋を開けてみる。
そこには上品な布に包まれた地図の欠片が置かれていた。
「これが地図の欠片か。意外と簡単だったな……。まあ、鍵を手に入れることそのものがハードルだったのかもな」
地図の欠片を手に取って思う。この部屋の探索について、今のところダメージはゼロだ。
「でもなんでバラバラに置いたんだろ? 侵入防止だったらこの炎の中に突っ込んで証拠隠滅すりゃいいのに」
地図には重要な位置を示すマークがあった。
仲間が手に入れた他の欠片と合わせると、ボスの居場所が割り出せそうだと思う。
「それじゃあ、いよいよボスの待つ部屋へ行くか」
地図を読みながら樹はダンジョンを進んでいった。
ディアボロス達は見事ボスへの道筋を手に入れた。
あとは地図に従い進むこと。そして、待ち構えているこの階層のボスを撃破すること。
目的達成まであとわずか。
いよいよこの階層の冒険も大詰めのようだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】がLV2になった!
●老賢竜マナスヴィンと炎の森の仕掛け
「ふむ。どうやら侵入者はここまでの道を見つけたようじゃ」
アヴァタール級クロノヴェーダ『老賢竜マナスヴィン』は目を細めて笑った。
「なかなかどうして。頭が切れる者がいるのじゃろうな。やるのう」
部屋にはいっそう炎の森が生い茂る。
「さあ手を動かせ。その仕掛けがある限り、ワシはこの炎の森に守られておる。侵入者などなぶり殺しにしてやろうぞ。毒を撒き散らして待ち構えるのじゃ」
「は、はいっ……」
部屋の中にある大きな鳥かごの中に仕掛けが設置されているようだ。中ではファイヤリザードたちがせっせと働いている。
あの仕掛けがある限り、老賢竜マナスヴィンの有利は変わらないだろう。
もちろん⑤老賢竜マナスヴィンに直接仕掛けても良い。
もし戦いを有利にしたいのであれば③特殊兵装を無効化する方法がある。ファイヤリザードたちが作業をしている鳥かごのような檻に入り、一気に制圧するのが良いだろう。ファイヤリザードたちは倒しても構わない。話して逃げるように説得しても良い。
ともあれ、ディアボロス達は老賢竜マナスヴィンが待つ部屋に急いだ。
御守・樹
鳥籠の中のとかげってなかなかにシュール。飼ってるわけじゃないし、閉じ込めて働かせてるんだろうからおかしかないけど、でもなんとなくな。
ファイヤリザードに話しかけてみよう。
このまま使われるまんまでいいのか?解放される可能性に懸けてみる気はないかとか。
説得とか得意じゃないどころか苦手だけど、でも俺らが出来るだけの事をしてあのくそ爺(マナスヴィン)をぶっ飛ばして見せるって事伝えたい。
どうせこのままここにいたって、境遇は死ぬまで変わらないだろうし。
もちろんあいつに生涯使えるってんなら、戦うってんならその意思は尊重する。そのうえで俺は君たちを倒す。
さあどうする?
アドリブ連携OK
アルマニア・シングリッド
そういえば
ここのギミックはファイヤリザードさん達が動かす仕掛けでしたね
うん
こういうパターンもゲームでは度々見るけど
リアルで見ると流石に倒すのは気が引けるなぁ
休みなく働いているっぽいし
美味しい水でも届けましょうかね?
鳥籠の中に飛び込んで
【水源】で水飲み場を作り
美味しい水を提供です
え、どうしてこんな事をするかって?
一生懸命働いてるリザードさん達にヴィン爺は私たちが倒す事を伝えるついでですよ
ヴィン爺を倒したら
貴方達が動かす仕掛けも意味がないわけで
その後にここから解放されないのは嫌でしょ
なら
今の内に逃げるのが良いと思いますよ
こんな風にね?
(滌水清錬で鳥籠の一部の壁を破壊・吹き飛ばす
アドリブ
絡み歓迎
備傘・鍬助
…前の階でもそうだったが、ファイヤリザード、扱い酷くないか?
まぁ、何だ、戦うにしても、逃げるにしても、何にしても、疲れた体じゃ、碌な結果は出せんわな
って事で、武整体の活法を施術してあげよう
どうするかは、その後だ
で、お前さんら、どうするよ?
色んな階を見てきたが、このままだと、マジで碌な結果にならんと思うが…
それでも、あの爺に付き従うのか?
長い物には巻かれろって言葉があるが、巻かれすぎは良くないと思うんだよ
あ、ちなみに、私たちはあの爺、倒したらすぐ去るから、後はお前さんらの好きにしな
新たな地で生きるもよし、別の階に行くもよしだ
ただ、私と戦うのなら、容赦はしないといっておこう
アドリブ、好きにしてくれ
●
地図が指し示した場所は、うっそうとした森のようだった。
ただ、木が炎に覆われている箇所が目立つ。足元から吹き出る炎と森の炎、ただでさえ暑いダンジョン内で炎が行く手を阻んでいるかのようだ。
ディアボロス達は入口付近に設置された鳥籠の檻を見た。
「鳥籠の中のとかげって、なかなかにシュールだな」
御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は檻の中でせっせと働くファイヤリザードを眺めて言う。
「そういえば、ここのギミックはファイヤリザードさん達が動かす仕掛けでしたね」
彼らに休みはない様子だ。アルマニア・シングリッド(駆け出し空想召喚師・g00802)は気の毒げに檻の中を見た。
「……前の階でもそうだったが、ファイヤリザード、扱い酷くないか?」
備傘・鍬助(戦闘医・g01748)が誰ともなしに疑問を呟く。それに答えたのはアルマニアだ。
「うん。こういうパターンもゲームでは度々見るけど、リアルで見ると流石に倒すのは気が引けるなぁ」
ファイヤリザード達は吹き出す汗もそのままに装置を回している。檻の中の労働待遇は、お世辞にも良いものとは言えないようだ。
ともあれ、この装置を停止させることは今後の戦闘にも大きく関わってくる。
三人は頷き合って檻に飛び込んだ。
「ひい……ひい……」
「今日はあと……300回転で次の段階に移れるぞ……!」
ファイヤリザードは、檻の侵入者に気づく様子もなく働き続けている。
「おい、ちょっといいか?」
「ひっ?!」
よほど仕事に集中していたのだろう。樹に声をかけられたファイヤリザードが驚いて飛び上がった。
「仕事中だよな?」
「お、おう。……邪魔しないでくれよ。今日のノルマがまだ遠くてな……」
「見たところ随分苦労してそうだが、このまま使われるまんまでいいのか?」
説得はどちらかといえば苦手なのだが、穏便に済ませる事ができるのであればそれが一番だ。樹は言葉を選びながらファイヤリザードを見る。
「それは一体どういう……?」
声をかけられたファイヤリザードが戸惑いの表情を浮かべた。他の個体も、何事かと侵入者に注目している。
檻の中の緊張が高まった。
助け舟を出したのはアルマニアだ。
「まあまあ、とりあえず美味しい水でも飲みませんか?」
そう言って、作り上げた水源から水を汲んだ。
「水だ……!」
この暑い中で作業を続けていたのだ。体が水分を求めていたのだろう。ファイヤリザード達は水源に集まり、我先にと水を飲んだ。
「くぅ、うめぇ!」
「はあ、はあ、助かった!」
「……相当、疲れているようだな」
その様子を見て、鍬助が呆れたようにため息を付いた。
ディアボロス達は彼らが飲みたいように水を飲ませてやる。
さてと一息ついた頃、ようやくファイヤリザード達が首を傾げた。
「しかしよう。お前ら、何で水をくれるんだ?」
「それと……このまま使われるのが、何だって?」
水を配っていたアルマニアが顔を上げる。
「それは一生懸命働いてるリザードさん達に、ヴィン爺は私たちが倒す事を伝えるついでですよ」
「……なんて?」
「俺らが、あのくそ爺をぶっ飛ばして見せるってことだ」
重ねて樹も言った。
「どうせこのままここにいたって、境遇は死ぬまで変わらないだろうし。開放される可能性に賭けてみる気はないか?」
「そ……」
老賢竜マナスヴィンを倒すと言ったディアボロス達。
とたんにファイヤリザードが身震いを始めた。
「恐ろしいことを言うな。もしドラゴン様に聞かれでもしたらどうなることか!」
水に群がっていたファイヤリザード達も、皆同様に震えている。
「まぁ、何だ」
そんな彼らの間に入った鍬助は、落ち着いて整体の施術を始める。
「戦うにしても、逃げるにしても、何にしても、疲れた体じゃ、碌な結果は出せんわな」
「お、おう……、何だ? おお、そのあたり気持ちいいぞ」
「ふむ。随分疲れが溜まっているようだ。そんな状態じゃ、正常な判断もできないだろう」
コリをほぐし、筋肉の疲労を回復させ、鍬助はゆっくりとファイヤリザードたちの緊張を和らげた。
「はあ、生き返る~。身体が軽い」
気持ちよさそうな表情を浮かべるファイヤリザード。すると、他の者たちも次々に鍬助の周りに集まってきた。
「何だ? おい、オレも揉んでもらえるのか?!」
「まあ、順番に施術してやるから。そうだな、その間に仲間の話を聞いてくれ」
鍬助が樹とアルマニアを見る。
ファイヤリザード達は、恐る恐るもう一度二人に向き直った。
アルマニアは先程の話の続きを聞かせる。
「ヴィン爺を倒したら、貴方達が動かす仕掛けも意味がないわけで……その後にここから解放されないのは嫌でしょ」
「たしかに……ドラゴン様が居なくなったら、この仕掛は……」
「なら、今の内に逃げるのが良いと思いますよ」
ファイヤリザード達が顔を見合わせた。どうやら迷いが出始めたようだ。
「もちろんあいつに生涯仕えるってんなら、戦うってんならその意思は尊重する」
樹がもう一つ、付け加えた。
「戦う?」
「そうだろ? 俺たちはあのくそ爺をぶっ飛ばしに来たんだぜ。なら、あいつに仕えるお前たちも敵だろ?」
「た、たしかにー!」
ようやくその事に思い至ったのか、ファイヤリザードが納得したように手を打つ。
もちろん、彼らの立場からしたら納得している場合ではないのだけれども。
「あー、それでだ。そのうえで俺は君たちを倒す。さあどうする?」
「え……」
彼らのことが若干心配になりつつ、樹は返事を待った。
戦えばディアボロス達が勝つだろう。互いの力量を推し量れないほどではないと信じたい。
「逃げるというのは、例えばこんな風にね?」
アルマニアはダメ押しとばかりに檻の一部を破壊する。ファイヤリザード達は、ディアボロスの力を見て無言になった。
さて、言葉に詰まったファイヤリザードに鍬助も声をかける。
「私は色んな階を見てきたが、このままだと、マジで碌な結果にならんと思うが……」
「そ、そうなのか? 何となくそんな気はしていた……」
「それでも、あの爺に付き従うのか? 長い物には巻かれろって言葉があるが、巻かれすぎは良くないと思うんだよ」
ゴクリと、ファイヤリザードが喉を鳴らす。
なお、鍬助に施術を受けている個体は、穏やかな表情を浮かべて寝転んでいた。
「私たちはあの爺、倒したらすぐ去るから、後はお前さんらの好きにしな。新たな地で生きるもよし、別の階に行くもよしだ」
「ふむ」
「ただ、私と戦うのなら、容赦はしないといっておこう」
「「「………………」」」
ファイヤリザード達は、ついに選択を迫られた。
その答えは、もちろん……。
「それじゃあ、オレたちは……このまま逃げさせてもらうぜ!」
「水や疲労回復ありがとうな!」
「気遣い感謝するぜ!」
そして、アルマニアが開けた穴から一目散に逃げていった。
「あ、仕掛けの稼働音が止みましたね」
アルマニアの言葉通り、仕掛けがストップしたようだ。
「森の炎が消えていくようだ」
樹が檻の外を確認する。あれほどごうごうと燃えていた森の木が、今はただの木になっている。これなら、炎を気にせず戦えるだろう。
「さて、後はあの爺を倒すだけだな」
鍬助はそう言いながら、早速檻の外へ出た。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
●
「む、炎が止んだか」
『老賢竜マナスヴィン』は自らを取り囲む森の様子を見て笑った。
「しょせんは気概のないトカゲどもというわけか。……まあ良い」
老賢竜が身体を起こす。
「さて、ワシの森に侵入してきた勇気ある者。その力、見せてもらおうか」
階層のボスは、闘志をみなぎらせてディアボロスを待ち構えるのだった。
レオネオレ・カルメラルメルカ
『イヒヒヒ。あっしはしがないウィザードでさぁ……』
一人称は「あっし」
二人称は年上・同年代「(名前)のダンナ(姐サン)」
年下「(名前)の坊っちゃん(お嬢ちゃん)」
他者との連携やアドリブOKです。
言動は三下ですが演技であり、相手を油断させてからの攻撃が好きです。
演技が通じないと粗暴になり、一人称も「オレ」になります。
技能を使い、できることは何でもやります。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我でも積極的に行動します。卑怯者ですが、他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●老賢竜マナスヴィン
「さて、よくここまでたどり着いた。まずは褒めてやろう」
老賢竜マナスヴィンは到着したディアボロスたちを見下ろした。変わらず周辺には森が広がっている。
「して、念のために聞いてやろう。貴様たち、ワシに殺される覚悟はあるのか?」
「イヒヒヒ。あっしはしがないウィザードでさぁ……」
さて、レオネオレ・カルメラルメルカ(陰竜・g03846)は老賢竜を前にして低姿勢で挨拶をした。この態度で油断をするならそこに漬け込むつもりだ。
しかしマナスヴィンは言う。
「そのような見せかけの態度が通じるものか。ワシが直々に相手をしてやろうと言っている。さっさと全力でかかってくるが良い」
「……そうかよ。なら遠慮なく」
そうと知ったレオネオレの行動は早かった。
敵との距離を測りつつ、ベストポジションまでダッシュで走る。
「我招くは天星の如く数多の尖氷、汝ら慈悲なく凍てつき射屠られるだろう」
それから流れるように魔術を編み上げ、氷の針を無数に浮かび上がらせた。
「ほほう。これはまた、見事な氷の軍勢じゃな」
マナスヴィンが感心したようにそれらを見上げる。
「その余裕がいつまで続くか、見ものだ。――アイスニードルガトリング!」
レオネオレの掛け声とともに、凍てつく氷の針が降り注いだ。
その様子は、老賢竜に向かって襲いかかる嵐のごとく。
周囲の森を抜け、氷の針は敵の体に無数に突き刺さる。
「なるほど。なるほど、炎の階層で氷を繰り出す。なかなかの魔術じゃ」
身体の一部が凍りついているというのに、老賢竜は感心したように頷いた。
「ふむ。氷の針を無数にとは、確かに……。勢いが束になれば、かなりの威力になるじゃろうな」
そして敵の周辺に凍りついた針が浮かび上がる。
「例えば、貴様を押し返すほどのな……!」
老賢竜はレオネオレの魔術を再現して、無数の針を打ち出してきた。
「それを自分の身体で証明するわけにはいかねぇだろっ」
レオネオレはフェイントを織り交ぜながら後ろに跳ぶ。
いくつかの針を身体に受けはしたが、あっという間に距離を取った。
「ほお……。一撃で仕留め切れなんだか」
敵が目を細める。
「さすがは階層のボスってだけのことはありやすねぇ。……皆さん、お気をつけください」
引き際を見極め、レオネオレはその場から離脱した。
成功🔵🔵🔴
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
備傘・鍬助
ほー、予想よりもお達者爺のようだな
これはまた、治療し甲斐がありそうだ
って事で、銃剣で連射しつつ、誘導弾で牽制、距離を確保して攻撃し続けるぞ
敵の攻撃は、M.B.Cで防ぎつつ、雑魚に対して、連撃と風使いで吹き飛ばして、間合いを確保するぞ
そして、爺がこっちを攻撃するために接近してきたら、逆に間合いを詰めて、閃光腕を叩き込んでやる
不健康そうな老竜だからな、内部の悪い所もさぞ多かろう
全く、先人は若者を優しく、時に導くのが役割だろうに
あんな風にこき使うのは、これまさに老害というもんだぞ
知識があっても、使い方が間違ってたら、ただの迷惑だしな
あの世で、老人のあり方を賢く学んで来い
アドリブ、絡み、好きにしてくれ
御守・樹
とっとと倒して帰ろう。炎が消えたと言っても涼しくなるわけじゃないんだし。
それにぶっ飛ばすって宣言した以上やり遂げないと。
一応【完全視界】で視界を確保し、【光学迷彩】を纏い【忍び足】で近づき【不意打ち】でパラドクス正拳突きの攻撃を。可能なら【連撃】で追撃を。あとは【ダッシュ】と【一撃離脱】で【攪乱】していこう。
精鋭たちは身を隠す事でかわしたい所。もしくは【飛翔】で上に逃げるか。炎と毒の階層だったし高さも十分あるとみるが。
竜鱗兵って飛べるやついたっけ?さっきの奴らだったら飛べれば十分なとこあるんだけど。
アドリブ連携OK
●
「ほー、予想よりもお達者爺のようだな」
老賢竜マナスヴィンを見て備傘・鍬助(戦闘医・g01748)が言った。
会話もそうなのだが、戦い方を見ても手練だということがわかる。
「これはまた、治療し甲斐がありそうだ」
森の延焼はなくなった。だが老賢竜は特に気にした様子もない。悠然と構え、余裕さえ見せている。
「とっとと倒して帰ろう」
御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は周囲を見回した。
「炎が消えたと言っても涼しくなるわけじゃないんだし」
「ああ、そうだな」
鍬助も同意した。実際、今もなおダンジョン内は高温だ。
「それにぶっ飛ばすって宣言した以上やり遂げないと」
樹は先程逃したファイヤリザードたちを思い出す。彼らには老賢竜マナスヴィンをぶっ飛ばしに来たと伝えた。
それは、やり遂げてこその宣言だと樹は考える。
「さてさて、相談事は終わりかな? ワシの方はいつでも良いぞ?」
二人のやり取りを眺めていた老賢竜がニタリと笑った。
その瞬間だ。鍬助と樹が地面を蹴った。
鍬助は手にした銃剣から弾丸を発射し敵を牽制する。バリアシステムも併用し、敵の動きを見た。
「ふっ」
マナスヴィンが手にした樹木を横に凪ぐ。弾かれた弾丸は敵の身体には届かない。
「まず牽制。相手との距離を取る作戦か。うむ、堅実な戦い方じゃ。竜鱗兵にも見習わせたいものよのう」
「ああ、是非そうしてくれ。若者を導く気持ちがあるのならな」
敵の言葉を聞きながら、鍬助は走る。
その間に距離を詰めたのは樹だ。光学迷彩で隠れながら忍び寄る。攻撃の間合いに入ったところで拳を構えた。
「ほう、もう一人は間合いを詰めてきたか」
老賢竜が樹へ目を向ける。
だが樹は悠長に言葉を交わすつもりはなかった。
しっかりと床に足をつけ、腰を落とす。身体すべてを使い、腕へと力を伝えた。
――老賢竜マナスヴィンをぶっ飛ばすと宣言した。
その言葉を証明するように樹は拳を勢い良く突き出す。全ての力と気合を乗せて、正拳突きを。
「はっ!」
突きの基本である、正拳による打撃だ。樹の拳が敵の体を打ち付けた。
「……くっ」
「このまま、吹き飛べ!」
その場で耐えようとするマナスヴィン。
樹は敵の身体を叩き壊す勢いで腕を振り抜いた。
マナスヴィンがたたらを踏む。
おまけにもう一撃と、追撃してから樹はその場を飛び退いた。
「く、くく……。何という正攻法。何という力技。素晴らしい」
体制を崩しながら、老賢竜は手にしていた樹木を大きく回す。
すると、その背後から精鋭の竜鱗兵達が現れた。
竜鱗兵達は命令されるまでもなく樹に襲いかかる。
「こいつら、飛べるんだっけ?」
樹は飛翔して上に逃げた。
しかし、一体の竜鱗兵がためらいなく武器を投げつける。まっすぐ上空に飛んだ大ぶりの武器が樹の身体に傷をつけた。
「そ……」
「ワシの呼ぶ精鋭達から、無傷で逃げられるとでも?」
マナスヴィンの指示で更に追撃が――。
そう思った時、鍬助が敵と樹の間に風を吹かせた。
「今のうちに……!」
「助かるぜ」
樹は敵の射程外へと一気に加速して逃げ、代わりに鍬助がマナスヴィンの懐に飛び込んだ。
「全く、先人は若者を優しく、時に導くのが役割だろうに。あんな風にこき使うのは、これまさに老害というもんだぞ」
「何の話じゃ?」
老賢竜が首を傾げる。こき使った者のことなど、まるで気にしていない様子だ。
鍬助は、話の通じぬ相手に向かってため息を漏らした。
「あの世で、老人のあり方を賢く学んで来い」
「言ってくれるわ、若造が」
敵の言葉に振り回されず、気功力を練り上げる。
それを両手に集中させ、鍬助は閃光腕を打ち込んだ。
「がっ
……?!」
「正しき時の流れに、汝ら偽り、住まう場所無し! 無となり、過去となり、時戻せ!」
その言葉が終わるか終わらないかの間に、敵の体が内部から爆ぜる。
「……くく。これはまた。……何をしておる、反撃じゃ!」
よろよろと身体を傾けながら、それでも老賢竜は竜鱗兵に反撃を命じた。
「何ともしぶとい爺だな」
M.B.Cを展開し備える鍬助。
しかし竜鱗兵の精鋭達は複数で一気に押し寄せて来て鍬助を殴りつけた。
「……っ、ここまでか」
鍬助は受けた傷をかばいながら後退する。
とはいえ、二人の攻撃は確実に敵の身体を打った。
「流石は、ここまで辿り着いた者達だということかの?」
老賢竜マナスヴィンは傷口から流れる血を無造作に拭き取り、大きく息を吐き出す。
ディアボロスたちの畳み掛けるような攻撃が、少しずつ敵の体力を削っている証だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
アルマニア・シングリッド
やっとヴィン爺の元に来れましたね
いっちょRPGの王道なドラゴン退治と行きましょうか
やる事は至ってシンプル
飛翔で機動力を確保し
撹乱しつつ
高速詠唱で撃劉滅弾を使用
1発の魔砲弾に込める魔力量は
この階層でわかっている全区域くらいにしようっと
地図探しの時に検索召喚による情報収集から
ある程度の規模は記憶済みなんです(記憶術・観察・看破
え、こんなのすぐにガス欠になるって?
ふっふっふ
残念なお知らせです
ヴィン爺
私の魔力は
底 な し
ですので
こんな風にまた出せちゃうのです(連続魔法
ドラゴンの魔力を甘く見てはいませんが
私の魔力量と質はサフェルがくれた数少ない太鼓判
これで負けるわけにはいかないんです!
アドリブ
絡み歓迎
レティ・ブラックスミス
さて、残りはBOSSだけど……この層と同じで面倒そうな相手だね
攻撃再現とか幻覚とかやられたくないし、
[飛翔]魔法で飛びながら、今度は
「Port――open――」
Micro armoury――手首の収納魔法から火、水、風、土の魔力結晶弾を薬莢のままばらまいて(【魔術知識】+【火炎使い】【氷雪使い】【風使い】【砂使い】)
「――All grenades!」
呼び出した竜鱗兵ごと空爆というこうか
落ちてきた結晶弾のまわりに生まれる、爆炎に旋風の刃、
周りを飲み込む氷塊と岩塊、たえれるかな?
※アドリブ連携歓迎
●
アルマニア・シングリッド(まだ手帳に選ばれただけの、発展途上な空想召喚師・g00802)とレティ・ブラックスミス(見習い錬石魔術師・g03552)は飛翔して上空から老賢竜マナスヴィンに迫った。
「やっとヴィン爺の元に来れましたね」
アルマニアは敵の姿を確認する。いかにも、なドラゴンの姿だ。辿り着いた先に待ち構えているボスとしては、RPGゲームのセオリーに従ったパターンといえるかもしれないと思った。
「次は空から仕掛けてくるか。なかなか考えているようじゃの」
老賢竜は二人に視線を向ける。その手には樹木。まだ戦う意志は残っているようだ。
「……この層と同じで面倒そうな相手だね」
レティは手首の収納魔法を準備しつつ敵の反撃について考える。
精鋭を呼び出すのは厄介だ。今までの戦い方を見ていると、こちらの攻撃を再現する反撃も巧い。戦い方に余裕があるのだと感じる。
とはいえ、仲間たちの攻撃が通っていることも事実。
敵の体力は確実に減っているのだから。
「そうですね。けれど私達がやることは決まっています。いっちょRPGの王道なドラゴン退治と行きましょうか」
「うん、そうだね」
アルマニアとレティは頷きあう。
二人は上空で旋回し、一気に攻撃を仕掛けた。
「Effect――on――‘Sky skipper’!」
レティは飛翔の術式を展開する。次々に足場を出現させ、軽々と空を駆けた。その速度はかなりのもので、あっという間に敵の頭上にたどり着く。
「ほう……」
マナスヴィンが目を細めてレティの姿を見上げた。
「Port――open――」
続けて火、水、風、土の魔力結晶弾をばら撒く。
魔術の知識を最大限活用して、生み出すのは属性攻撃だ。
「――All grenades!」
敵の体を四方から囲むように爆炎が襲いかかる。同時に疾風の刃の重ね打ち。更には氷塊と岩塊が周囲を飲み込むように膨れ上がった。
「空爆はお気に召した? 今のキミにたえれるかな?」
レティの問いかけに老賢竜が答える。
「くくくっ。流れるような魔術とその制御。……ちとこの老体には堪えるのう。じゃが……」
爆炎に包まれながら、敵が樹木をくるりと回した。
すると背後から竜鱗兵の精鋭達が飛び出して反撃を始める。
「飛んで逃げたところで、どうなるものでもない」
マナスヴィンの言葉通り、竜鱗兵は大きくジャンプしてレティに殴りかかってきた。武器を投擲する者もいる。
「……っと、これはなかなか、手強いね」
打たれた箇所をかばいながらレティが下がる。
とはいえ、敵の体力もそろそろ限界を迎えているようだ。あとひと押しというところまで来ているはず。
続けてアルマニアが前に出た。
「《接続》、《虚数》、《領域》確認。コード『転環術式』、承認完了」
メーラーデーモンの『サフェル』と共に引き出した演算能力を駆使し、魔法弾を発生させる。
最初のひとつに込めた魔力量は、この階層全域を飲み込むほど。
必要な規模については今までの調査から推測済だ。
「ほほっ。かなりの力を感じるのう。さて、貴様が潰れてしまわなければよいのだが」
マナスヴィンから心配するような言葉が飛び出す。
もっとも、それは言葉だけの労いで、瞳には嘲りが見て取れるのだが。
「ふっふっふ。残念なお知らせです、ヴィン爺」
「ヴィン爺……?」
「私の魔力は『底 な し』ですので」
『撃劉滅弾』の弾丸は注ぎ込まれた膨大な魔力で今や爆発寸前だ。
「私の底なし魔力を甘く見ないでください。行きますよ――」
狙うは老賢竜マナスヴィンただひとり。
「サモンっ!」
アルマニアが魔砲弾を発射する。
「……っ」
敵の顔色が変わった。
その魔砲弾は、見るからに強力で。
着弾と同時にマナスヴィンの身体を吹き飛ばした。
「ま、まさか……、こんなことが……」
老賢竜が最後の力を振り絞り、魔砲弾を模倣して再現しようとする。
しかし――。
「私の魔力量と質はサフェルがくれた数少ない太鼓判。これで負けるわけにはいかないんです!」
すでに、先程と同じかそれ以上の魔砲弾が敵の身体めがけて飛んでいた。
アルマニアの連続魔法が容赦なく敵の体を粉微塵に吹き飛ばす。
「なる、ほど……。これは……見事なり、冒険者たち……。ふふ。だが、次の階層を……果たして踏破できるかのう……」
そうして、老賢竜マナスヴィンは作りかけの魔砲弾とともに滅んでいった。
戦いの音が止んだ。
「ドラゴン退治完了です」
アルマニアは着地して周囲を見る。
「うん。いよいよ、次の階層へ進めるね」
レティもふわりと降りてきた。
これで中層2の攻略は完了だ。
このダンジョンはどこまで続くのか。あるいは、次の階層こそゴールなのか。
ディアボロス達は次の階層へと思いを馳せた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!