リプレイ
リヴァル・アーク
ここのダンジョンを攻略したあかつきには、温泉が解放され……呪いをどうにかしないと入れませんね!
巡回しているジャメヴへパラドクスで攻撃します。
温泉に落ちないように『エアライド』を駆使して立ち回りましょう。
常に温泉がある場所から離れ、敵を温泉側に近づけたところで【魔導竜炎撃】を使用して『薙ぎ払い・衝撃波・吹き飛ばし』て温泉に突き落としてみましょう!
呪いに対して効果があるか分かりませんが、『魔術知識・看破』で呪いについて解析、『オーラ操作』で呪いが干渉しないように試してみますが……帰ったら温泉、入りたいですね。
丹尾・水葵
この温泉、つかっちゃダメなの?勿体ないなぁ
音を立てないよう、温泉に落ちないよう悪魔の翼で飛行しながら探索。
「ハッキング」で【クリエイティブモード】を発動して空間を書き換え、
温泉の縁の形を変えたり書き換えて魔法陣の排除を試してみよっと。
ダメなら蓋したり壁作って落ちないようにと片っ端から無効化だあ。
敵と接触したら壁を作ってマップを書き換え物理的に逃げ道封鎖。
だーめ、報告には行かせないよ?
障壁と常設防御に防御を任せ、落し穴トラップや探索者エネミーで妨害攻撃。
悪魔の羽根でもちくちくし、脚が重くなってきたところを爆砕鎚でどっかーん!
戦闘で汚れるし、アヴァタールまで全部倒したらゆっくり温泉入ってもいーい?
アデレード・バーンスタイン
ゆっくりと温泉に浸かるというのも本来はオツなものですが…今はそうも言っておりませんわね。
まずは相手のアジトを探索するのに邪魔なトループ級を排除いたしましょう。
派手に戦うと温泉に落とされてはかないませんので炎を纏って熱により光を屈折させる【光学迷彩】と【忍び足】で隠密しつつ一体ずつ警備のトループ級を【不意打ち】で撃破しつつ二人組になってるバディも仲間を呼ばれる前に【グラップル】で抑えつけつつ撃破しますわ。
万一激しい戦闘になって温泉落下の危険をはらむ様になったら【火炎使い】にて自分の周囲に温泉のお湯くらいなら蒸発させる程度の炎を纏って戦闘をすることにより温泉に浸かるのを防ぎますわ。
「やれやれ。せっかくの温泉が台無しじゃないですか」
軽やかな足取りで空を蹴ったリヴァル・アーク(竜滅の拳・g00136)は洞窟天井付近の高みよりその地を見下ろした。第1、2階層を抜けた先に広がる中下層はまさしく秘境中の秘境といえる。
「まるで湖みたいな温泉だね」
丹尾・水葵(小悪魔ハッカー・g00080)は腰の翼を羽搏いて探索を開始した。見渡す限りの温泉地帯には大小さまざまな岩風呂が点在している。
「このどこかにドラゴンがいるんだよね?」
「ええ。まずは邪魔なトループス級を排除いたしましょう」
陽炎がその身を包み込んだように見えた直後、アデレード・バーンスタイン(エルフのデストロイヤー・g05838)の姿が徐々に見えづらくなっていった。やがてすっかり姿を消したアデレードの頭上で水葵が告げる。
「みっけ」
ジャメヴたちは周囲を警戒しているが、まさか侵入者が上にいるとは思いもしなかったのだろう。こちらの存在にまるで気が付いていない彼らをよそに、水葵は空間に差し伸べた指先で温泉を支配する魔法陣へのハッキングを試みた。
「こんなに気持ちよさそうなのに、つかっちゃダメだなんて勿体ないなぁ。ここをこうして、こうすれば……」
やがて縁の形を書き換えられた温泉は魔法陣との接続に異常をきたして本来の効果が効きづらくなる。異変に気付いたジャメヴが駆け寄り、慌てて声を張り上げた。
「近くに侵入者がいるぞ! 早くナイトヴァルドさまに報告を――」
「させませんよ!」
すかさず竜炎を四肢に纏わせたリヴァルの蹴りがジャメヴを襲う。
「うッ!?」
目にも止まらぬ連撃の前に、気付けばジャメヴは温泉を背に追い詰められていた。状況を逆手にとったリヴァルはあっという間に敵を崖っぷちにまで押しやると、相手の体を温泉めがけて吹き飛ばす。
「わあッ!!」
特大の水飛沫と共に温泉へ落ちたジャメヴの目がとろんとして、脱力。ぷかぷかと湯面を漂うさまはまさしく呪いの虜であった。
「随分と気持ちよさそうですね……この階層の主であるドラゴンを倒せば呪いは消えて温泉が解放されるのでしょうかね? それなら倒しがいがあるというものですが」
「きっとそうだよお」
水葵は両手を打ち合わせ、面白がるような微笑みを唇に浮かべてみせる。
「ちゃちゃっと倒して、ゆっくり温泉タイムにしよ? そのためには――えいっ」
ハッキングは広範囲に渡って世界を書き換えた。ドラゴンの元へ報告に走ろうとしていたジャメヴの眼前を壁が囲み、そのまま閉じ込めてしまう。
「なんだこりゃ!?」
「だーめ、報告には行かせないよ」
水葵は片目を閉じてアデレードに合図を送った。背後から忍び寄ったアデレードがジャメヴの首筋を肘で挟んで締め付けると、不意打ちをくらった相手は一瞬で落ちる。
「貴様!」
別のジャメヴが突き出す拳を当て身で掴んだアデレードは、くるりと回転を加えると固い地面へ背中から叩き付けてやった。
また別のジャメヴが叫ぶ。
「落とせ! そいつらまとめて温泉に落としてやれ!」
「ご遠慮いたしますわ」
アデレードが長い髪を背中へ払い除けた途端、纏う炎が火柱をあげて周囲の温泉を一気に蒸発させてしまった。水葵も次々と温泉の周りに蓋や壁を生み出して、万が一にも落下することのないように先回りの対処を施した。
「本来、憩いの場であるはずの温泉にこのような呪いをかけるなど褒められた行為ではございませんわよ?」
アデレードは軽く嘆息する。
これではせっかくの温泉が台無しだったから。ゆっくりと温泉に浸かるというのは本来であればオツなものなのに……同感する水葵は爆砕槌を構え、じりじりと敵群に近づいた。
「ちッ――」
牽制するように伸びてくる魔力の羽根を避けるようにジャメヴが後退。それを狙っていたかのようにリヴァルが足下を払った。衝撃波が湯ごと吹き飛ばし、またしても温泉の中に突き落とす。
「な、なんでこいつらには呪いが効かないんだ?」
「看破済みというやつですよ」
リヴァルは軽くこめかみを指先で叩いた。
「ここにいろいろな魔術に関する知識が入っているんです。この手の精神に作用する呪いは“気”を操作して呪いが干渉しないように手を加えてやれば、かなり影響を受けにくくなるので」
温泉の呪いですっかりやる気をなくしたジャメヴに止めを刺した水葵は、汚れた服を軽く払って伸びをする。
「はやく温泉に入りたーい!」
そして額に手をかざし、地平線まで続く温泉地帯を見晴るかした。報告される前にジャメヴを倒せたおかげでドラゴンは何も知らずにのんびりと温泉を楽しんでいるままのはず。
同じく上空から見下ろすリヴァルの視界にはごつごつした岩場とそれらに囲まれた幾つもの温泉が映る。どこまでも同じような景色が続く広い地下洞窟から一匹のドラゴンを探し当てねばならない。
「呪いをどうにかして温泉を解放するためにも、ここはひとつやってやりましょう! 呑気に温泉を楽しんでいられるのもいまのうちですよ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
【迷宮化】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
清水・式
さてさて、ボス探しといきますか。
ただ、道案内役がいないから骨折れそうだな。
虱潰しにしてると時間がかかるから、
今回は少し乱暴だけど、温泉自体に細工して、向こうから出向いてもらうとしようか。
一番楽なのは源泉閉めちゃう事だけど、流石に滝はどうにもできないから、差水で水温を3度ほど下げる方針で。
「知っててよかった、湯守知識ってね」
丹尾・水葵
見渡す限り同じような景色、ってやつ?
この中から探すのは面倒くさそー
せっかく伝令は潰したんだから、こっそり見つけて奇襲でいきたいね。
悪魔の翼で【飛翔】しながら【光学迷彩】をまとって音も光もシャットアウト!
「ハッキング」で【オートエイム】を発動して、自分の攻撃が自動的に敵へ誘導される世界観に。
移動しながら、すぐ消えるくらいの最小限の魔力で作った悪魔の羽根を飛ばして、飛ばした羽根に誘導が入ったらその方向に敵がいるかも。
誘導が入らなくて見落とさないよう、一応目でも見ておかないと?
見つけたら、みんなで仕掛ける準備をしないと。
バーっと行って、ドッカーンで、ササッと片付けたら温泉だー
リヴァル・アーク
どこを見ても同じような風景ばかり。親玉を見つけるのも一苦労ですね。
とはいえ、このダンジョンを巡回をしていたクロノヴェーダたちは、定期的にそのドラゴンに報告を行っていたはず。
ジャメヴたちの足跡などの痕跡を『看破』しながら辿ります。巡回ルートは決まっているはずですし、そのルートから逸れるような足跡があれば、そちらにドラゴンがいる可能性が高そうですね。
巡回ルート内にドラゴンへの報告が含まれているなら有り難いところですが……。
「どこを見ても同じような風景ばかりですね」
リヴァル・アーク(竜滅の拳・g00136)がため息をつきたくなる気持ちもわからないではない。見渡す限りの岩と温泉の繰り返しは丹尾・水葵(小悪魔ハッカー・g00080)からしても厄介に思えた。面倒くさそうに唇を尖らせ、どうしようかなと独り言ちる。
「せっかく伝令を潰したんだし、こっそり見つけて奇襲をかけたいよねえ?」
「そうだね。ただ、道案内役がいないから骨が折れそうだけど……手分けをするかい?」
清水・式(修祓者・g01545)は鉄扇で口元を隠して微笑んだ。どうやら何か策があるようだ。
「いいねー」
颯爽と空に舞い上がる水葵の姿が光学迷彩によって周囲の景色に溶け込んでゆく。水葵の武器はこの目とハッキング技術。世界を構成する要素を独自に組み換え、新たな法則を書き加える。
「それじゃ、いっくよー」
新たに生み出された魔力の羽根が、ゆっくりと水葵の元を離れ始めた。
「ん!」
――反応あり。
敵性存在に対して自動照準を合わせるオートエイム。その効果によって解き放たれた羽根が確かに北西の方角を向いたのだ。
「あっち」
水葵が指で示す方向を見たリヴァルは地上からの捜索を開始する。
「まるで探偵にでもなった気分です」
地面に膝をつき、じっと目を凝らして探すジャメヴたちの足跡。あった。特徴的なそれはディアボロスのものとは明らかに異なった痕跡を残している。
「こちらはおそらく、巡回のためのルートでしょう……丹尾さんの情報と照らし合わせても、本命は――」
リヴァルの赤い瞳が真っ直ぐに続く足跡を追った。ある目的地に向かって迷いなく進んでいる。見回りのためであれば他と同じくもっと寄り道をしたり立ち止まったりといった動きがみられるはずだ。
そっと岩陰に隠れながら、リヴァルはあやしいと踏んだ場所をうかがい見る。
空からは水葵が目を光らせた。
「岩が邪魔だなあ」
「ならば、向こうから出向いてもらうとしようか」
式は悪戯っぽく言って、鉄扇を舞うような形で翻す。先端から出現した流水は滝と合流して差水の役割を果たした。
「ん?」
なにやら異変を察したナイトバルドが訝しむような声を上げたのは、まさにその時であった。
「なんだ、急に湯がぬるくなったような……」
たかが3度、されど3度。
違和感を覚えるには充分過ぎるが、まさか侵入者による手心であると見抜くにはささやかに過ぎる絶妙な塩梅。目論見の達成を式は至極当然のように受け止める。
「知っててよかった、湯守知識ってね」
単に湯の流れの問題であろうと思い、別の温泉に移動するために立ち上がったアヴァタール級ドラゴンことナイトバルドの姿を捉えた水葵は仲間の下へ舞い降りた。
待ち受けていたリヴァルがささやく。
「こちらにはまるで気が付いていない様子ですね」
まるで内緒話をするように、水葵も声をひそめて言った。
「みんなで仕掛ける準備をしよう。バーっと行って、ドッカーンで、ササッと片付けたらゆっくり温泉を楽しもうねえ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水源】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV2が発生!
リヴァル・アーク
これが終わったら温泉ですね!
……魔法陣を地道に解除していくのは骨が折れそうですが。
ナイトバルドは気付いてないようですね。
ぬるくなったようですし、炎で温めてあげましょうか。
パラドクス【閃滅竜槍】を発動し、『貫通撃・突撃・破壊』の一撃を食らわせます。
入浴の時間は終わりです!
……それにしても、その体で温泉は楽しめるものなのでしょうか。むしろ温泉に骨の成分が……ラーメンのスープ……?
丹尾・水葵
ボスを倒してステージクリアだ!報酬には温泉満喫だよね?
「ハッキング」で【アタックポイントオペレーション】を発動。
自分や味方の攻撃力の値を限界まで上昇操作し、敵にはその逆で下降操作。
奇襲をかけるべく引き続き【飛翔】と【光学迷彩】で音も影もなく接近して、
上空から爆砕鎚を振りかぶったら急降下の勢いも乗せて一撃爆砕どっかーん!
こんにちは!そしてさよーなら!
まだ生きてたら魔榴弾で爆撃したり悪魔の羽根を飛ばして遠距離攻撃かな。
竜骨スープ?出汁より呪いが出てそうで、あんまり美味しくなさそ…
綺麗でいい感じの温泉を探して呪いを無効化したら、戦いの汚れも疲れもすっきりしちゃおー
アリシア・アルファルド
アドリブ、連携歓迎
温泉……ドラゴン……?繋がりませんが気にしてはいけないのでしょうね。
【光学迷彩】を使い隠れて接近してみます。
温泉には浸からないように気をつけて前進します。
戦闘時に【飛翔】【エアライド】で落ちないようにしながら戦います。
エクソダでの刺突がメインですが、アレキサンドラで相手を絡めとる事も考えます。
【水源】を使い温度を薄め、相手が足首辺りに水が浸かった場合、パラドクスを放ち相手ごと冷凍させてもらいます
「今です、攻撃を!!」
温泉か……何時かきっと、父さん母さん姉さん……みんなでまた入りたいですね
「ふふッ、温泉を満喫する権利はもらったよ!」
丹尾・水葵(小悪魔ハッカー・g00080)の行動は速かった。相手にこちらの存在を気づかせる暇を与えずにハッキングを始動。
「なに――!?」
瞬く間に世界の法則が書き換えられていくのを、ナイトバルトは成す術なく眺める他ない。
「まさか、ここにディアボロスが来ているのか? どうやって、いつの間に!?」
「私からすれば、ドラゴンが温泉を堪能していることのほうがよほど繋がらないのですがね……」
呆れたように肩を竦めるアリシア・アルファルド(聖なるかな、魔なるかな・g06398)の姿は光学迷彩によって非常に視認しづらい状態にあった。ゆえにナイトバルトは気が付かない。自分の頭上にエアライドで跳んだアリシアが純白の螺旋槍を手に突撃していることを――。
「ぬッ!?」
アリシアは刺突を繰り出し、そこで初めてナイトバルトの前に姿を現した。敵が彼女だけだと勘違いしたナイトバルトは頭上めがけて腐食の領域を広げる。
「かかりましたね!」
とっさにアリシアは縄付きの機工楯を投げつけ、ナイトバルトの翼を絡めとった。
「入浴の時間は終わりです!」
リヴァル・アーク(竜滅の拳・g00136)の全身を焔が覆い、一個の竜炎と化す。意志を持つ焔そのもの――見る者の瞳に映るのは獲物を屠る葬送の巨槍だ。
「げッ……」
避けられない、と悟ったナイトバルドは少しでも威力を相殺しようと己の骨を分解して回転させながら撃ち出すことで即席の盾をこしらえる。
「ふはははは! 無駄だ! こいつで逆に撃墜してやる!!」
「――ざーんねん、そんなすっかすかの骨じゃ無理だよ!」
水葵の声はすれど、その姿はどこにも見られない。ナイトバルトはまるで見当違いの方向を見渡しながら叫んだ。よもや、光学迷彩を纏って空中へ浮かんでいるとは思いもしなかったようだ。
「どういうことだ!?」
「……こういうことです!」
リヴァルは構わずパワーオブボーンに正面から突っ込み、骨を砕いて貫通しながらナイトバルト本体を穿つ。戦場は水葵のハッキングによってディアボロスの攻撃値が上昇、逆にナイトバルトのそれは下降操作された世界に改変されていたのだ。
「ば、馬鹿な……ッ!?」
「この地は本来、お前たちのものじゃないはず。いつまでも居座っていないで、滅しろ!」
そもそも、とリヴァルは指摘する。
「その体で温泉を楽しめるものなのか疑問です。むしろ温泉に骨の成分が……ラーメンのスープ……?」
竜骨スープなんて勘弁してよ、と水葵が顔をしかめた。
「あんまり美味しくなさそ……温泉を楽しむ時はもっと上流にある綺麗でいい感じの場所を探そうね……?」
「これだけ広いんですもの、きっといい場所が見つかります」
アリシアは思い出す。
父や母や姉――家族と共に過ごした温泉地での穏やかな時間。何時かきっと、取り戻すと心に決めた光景のひとつ。放つ人魂がナイトバルトの周囲をさまよった後で、辺り一帯の熱量を急速に吸い取り始める。
「さ、さささ寒い
……!!」
湯冷めしそうになったナイトバルトが反射的に湯の中へ後戻りしようとしたまさにその時であった。
「え?」
温泉に漬かった足首が全然動かない。
「こ、凍ってる
……!?」
「今です、攻撃を!!」
アリシアが叫び、リヴァルと水葵が動いた。
「お前を倒して、温泉を楽しませてもらう!」
リヴァルの竜炎が再び突撃、敵の肋骨をばらばらに破壊する。よろめいた頭上から急降下してくるのは爆砕槌を構えた水葵だ。
「こんにちは! そしてさよーなら!」
ついでに魔榴弾や悪魔の羽根もばらまきながら、思いっきり振り下ろした槌が直撃すると同時に大爆発を巻き起こす。
「たーまやー!」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
アデレード・バーンスタイン
ドラゴンの方々が大変になっているのに温泉に浸かっているとはマイペースな方ですわね。
ですが、温泉を独り占め、というのは…いささか感心いたしませんわね。少々手荒いお仕置きをさせて頂きますわ。
先ほどと同じように自分に炎を纏い温泉の対策と致しましょう。
先程はエルフらしく姿を消して戦いましたが…今度はわたくしらしく正面からぶっ倒させて頂きますわ!
炎を纏ったまま相手の骨をかわしつつ【ダッシュ】で距離を詰めて素手による【デストロイスマッシュ】を打ち込みますわ!
攻撃が当たる瞬間【火炎使い】にて纏った炎を拳に移動させて攻撃の威力を増幅して打ち込みましょう。
ちょうどこれで湯冷めされたお体も暖まったでしょう!
大爆発の後、地割れしながら崩れ落ちる光景の中にアデレード・バーンスタイン(エルフのデストロイヤー・g05838)を包み込んで燃え盛る炎がひと際映えた。
滝から零れ落ちた呪いを孕む湯の欠片が炎に触れた途端、蒸発するようにして消滅。
「うぐ……」
「さあ、お仕置きの時間ですわ。己の属する勢力が大変なことになっているというのに、温泉に浸かってさぼっていらっしゃるなんて……覚悟の程はよろしいですわよね?」
アデレードはゆっくりとナイトバルトの前に歩み出した。正面から、小細工無しで。
「よろしくないわ!」
「反省の色はなし、ですか」
嘆息するアデレードは次々と撃ち出される骨の合間をすり抜けながら走る。紙一重で最後の骨を躱し、突撃の勢いを乗せた拳を敵の顔面に叩き込んだ。直撃する直前、全身に纏う炎がまるでガントレットの如く右手のみに移動。一点に集中された破壊力が爆発して威力を増大し、ナイトバルトの全身を粉砕したのだ。
「ば、かな――」
「ちょうどこれで湯冷めされたお体も暖まったでしょう!」
「ぐあ、あああッ
……!!」
この階層を支配していたアヴァタール級ドラゴンの討滅を受け、温泉にかけられていた呪いが一斉に解除されていった。もしかしたら彼は温泉を独り占めしたいがために呪という名の罠を仕掛けたのかもしれない。
「だとすれば因果応報、ですわね」
ふと、ナイトバルトのいた温泉の水が引いてゆくのに気がついたアデレードは干上がった大地に門のような形状の割れ目を見つける。
明らかにこれまでとは違う気配を放つ、仰々しい魔法陣が描かれた岩門。
そう、竜域ダンジョンの最下層へと繋がる最後の扉がこれであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!