リプレイ
雨下・葛実
久々の依頼だし、慎重にやりたいところだが…凄え格好の敵がいる
いや淫魔は大体凄え格好してるわな
(露出が激しすぎる服が苦手)
凄え帰りたい
しかし仲間が気兼ねなくボスを攻撃出来るようにしておきたい
市民に被害が出ると胸糞悪いしな
・脱出の準備
檻を壊した方が手っ取り早いだろうか…
出発前に鉄を切断する為の工具を持って行く
パラドクスを使用し、気づかれないよう暗殺の要領で気配や足音を消して檻に近づく
檻を観察して工具で壊し脱出させられそうな箇所を看破
壊せると判断したら捕まっている奴らに助けに来た事と逃げるタイミングを伝え、壊す間は気づかないふりをしているよう頼んで檻を壊す
壊せない場合は光学迷彩を残して他の仲間に託す
●檻を壊して脱出を
「……」
解体少女たちが無言で巡回している、檻の様子を眺める雨下・葛実(勿忘草を直視できない・g01795)。
(「市民たちを助けるためには、慎重に行動しないとな……」)
彼は彼女らの巡回ルートやタイミングなどを観察して、複数ある檻に近づけるルートを探る。
「しかし……」
そんな彼の視界の隅に、ちらちらと映る『森羅万象の歌ヴィヴァルディ』の服装に、
「凄え帰りたい……」
彼女のような露出の高い格好が苦手な葛実は、なるべく視線を向けないように顔を伏せて、行動に移った。
気配や足音を消し、解体少女たちの隙をついた葛実は、檻に近づくと手早く鉄を切断し、人が逃げられるだけの隙間を作る。
(「助けに来た。後で仲間が騒ぎを起こすから、それまで気づかないふりをしててくれ」)
そして、近くに居た市民に手早く要点を伝え、逃げるタイミングを指示すると、警備の網に掛かる前に、音も立てずに檻から離れる。
(「よし、OKだ」)
全ての檻の鉄格子を切断した葛実は、仲間たちにサインを出した。
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
シアン・キャンベル
脚を舐る云々とは趣味が悪い。断頭など最悪極まる。やはり脳味噌はそのまま、活かしてこそ価値が有るのだよ
兎も角、私が出来る事は限られている。彼等が自力で脱出可能なよう仕込まねば成らない
ふむ――黒い、影になるような服を着て抜き足差し足と檻の近く――いや、少し離れた場所に爆弾を仕掛けておこう。その際、鍵を外せたら完璧だ。まあ、時間がなければ、音がするなら諦めよう
誰もいない建物、オブジェなどが最適だ。それをド派手に破壊してくれる
牢番がパニックに陥り『見にきてくれたら』上々。隙をついて逃げ出してくれたら喜ばしい
牢番が慌てて戻ろうとしたところに横槍ならぬ横蹴りだ。その脳髄を置いて逝け
は、は、は――!
「はぁ……はぁっ……」
その間に、ヴィヴァルディは目をつけた一人の男性市民を跪かせると、
「さあ、許しを請いなさい?」
薄衣をはだけさせ、市民を屈服させようと囁いた。
「趣味が悪い。断頭など最悪極まる」
そんな彼女の様子を傍目に見ながら、シアン・キャンベル(妖蟲・g01143)はそのやり方に嫌悪を覚えつつ、
「急がねば」
彼らが自力で脱出できるよう、仕込みを急ぐのだった。
黒い、影になるような服を着たシアンは、目立たないように抜き足、差し足と檻に近づいていき、
(「檻から少し離れた場所。市民たちの脱出方向を考えると……」)
そこからさらに少し離れたところに置かれた、扇情的な裸婦像に目をつけ、そこに爆弾を仕掛ける。
「さあ、ド派手に破壊してくれる」
そして、それらを起動させ、安全な場所にシアンが隠れると同時に、轟音とともに裸婦像は崩れ落ち、周囲はパニックとなった。
解体少女たちが慌ててその場に駆けつけると、
「は、は、は――!」
シアンは隠密行動に使っていた外套を脱ぎ捨てて高笑いをあげ、自らの存在をクロノヴェーダたちに見えるようにして現れる。
「貴方方は、またしても邪魔しに来たのですね!」
ディアボロスが妨害しに来たと察したヴィヴァルディは、解体少女たちに市民たちを処刑するため、連れてくるよう指示をするが、
「さあ、今だ。急いで逃げろ」
葛実の言葉とともに、彼らは壊れた鉄格子の隙間から一斉に飛び出していく。
「くぅっ! 立ちなさい!」
彼らを捕まえるのを解体少女たちに任せたヴィヴァルディは、自らの目の前に跪く男に手を伸ばし、
「忌まわしい者を連れ込んだ罪を、償ってもらいます」
彼を捕まえようとした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
アリア・パーハーツ
▼アドリブ・連携歓迎
風紀を乱しました、だぁ? 自分の格好見て物言えっての
えっと、あの道通って…迂回すれば見つかり辛いかな
こういう時地の利があると便利だよねぇ
パルクールのように建物を上手に利用して隠れつつ移動
断頭台までこっそり近づいてみよう
【蜘蛛の糸】を使用
鋼糸を音もなく張り巡らせて鍵を壊す
檻の一部を壊しちゃっても逃げられるよね
【トラップ生成】の効果で煙幕とか爆竹で気を逸らせそう
はい、ちゃっちゃか逃げるー
そこ、足が見たいならボク様の見ろ!
金取るけどな! 命取られるよりはマシでしょーが! あっはっは
……デレデレしてる人の檻は後回しでいいかな?
敵に気付かれたら鋼糸で静かにさせよう、邪魔すんじゃねえ
「よっ、と!」
だがその時、ヴィヴァルディと男の間に蜘蛛の糸が割って入り、彼女の手は振り払われる。
「あんなのにデレデレしてんじゃないよ!」
そして、糸の主、アリア・パーハーツ(狂酔・g00278)は男の眼前に立って威圧すると、彼を近くの壁際に追い詰め、
「脚が見たいならボク様の見ろ!」
彼の頬をかすめるように足の裏を叩きつけ、壁ドンした。
そんなものすごい剣幕に、ヴィヴァルディも男も呆然とし、淫魔の魅了から逃れた男は、アリアに言われたとおり、彼女の脚に目を向ける。
「……金取るけどな! 命取られるよりはマシでしょーが!」
すると、アリアはニヤリと不敵な笑みを浮かべてから、高笑いをあげ、
「ひ、ひぃ!」
男を怯ませ、逃げ腰に変えてやる。
「はい、ちゃっちゃか逃げるー」
最後にトドメの一言を告げると、男は慌てて逃げ出すのだった。
「さて……」
ヴィヴァルディに手を出す隙を与えず男を助けたアリアは、淫魔の方に向き直り、
「風紀を乱しました、だぁ? 自分の格好見て物言えっての」
今にもはだけ落ちそうな薄衣を指さしながら、風紀を乱しているのは淫魔であると断言する。
「ここまでは私の完敗ですね……ですが、貴方を変わりに処刑すれば!」
作戦を完全に潰され、負けを認めるヴィヴァルディだったが、それでも、これ以上負けるわけにはいかないと、ディアボロスたちに襲いかかってくるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】がLV2になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
アンネローゼ・ディマンシュ
演説の技能を用い、【真我にして真心なる言霊】を使い人々の心にを『一番言ってほしい言葉』届ける方法で弁論を
法の為に人が在るのでしょうか?
全の為に個が消費されるべきなのでしょうか?
否です。
個の為に全があり、人の為に法があるのが世界の在り方
大陸軍とナポレオンはそれを履き違え、己の都合の良い様にこの世界を支配しているのです!
そう言いながら演説を開始
人々が思う大陸軍への憤りを代弁するかのように言葉を紡いでいく
パルマの人々よ
淫魔の『脚』でなくこのわたくしの『手』を取りなさい
真実の自由と規律を魅せてあげましょう
わたくしはアンネローゼ・フォン・ディマンシュ
邪悪な世界を壊し『真世界』を救う復讐者の一人ですわ!
生塚・円
あ、マンマ
…あれ?淫魔?
私考えるの苦手だけど、上手く行くか分かんないけど、頑張るぞー!
捕まってる人達の脱出の準備が整ったら処刑台へどーん!
良いものに喝采したらダメなの?
貴方たち淫魔だって皆を虜にしたくてパフォーマンスしようとしてたじゃない
魅了出来なかったなら、貴方達の魅力が足りないんだよ
自分達の実力不足を棚にあげて責任押し付けるなんて、素直に喜んだだけで処刑なんて横暴だ!
そんな理不尽に私達は負けないぞ!
パルマの国民はこんな事で屈する人達じゃなーい!
楽しいことも仲間も守る強い人達だぞ!
さあさあ!死合おう!!
と【天剣陣】を発動させて敵に飛び掛かりますー
ぐあ、脳フル回転させたから頭痛ががが
●市民は恐怖と希望に揺れ動く
「良いものに喝采したらダメなの?」
戦いが始まる断頭台の前で、生塚・円(マイペース・g02107)は淫魔の攻撃を避けながら素朴に尋ねる。
「貴方たち淫魔だって皆を虜にしたくてパフォーマンスしようとしてたじゃない」
そこに、ディアボロスも淫魔もなかったはずだ。
「その結果、魅了出来なかったなら、貴方達の魅力が足りないんだよ」
円がそう結論づけると、ヴィヴァルディは言い返せずに黙り込む。
「自分達の実力不足を棚にあげて責任押し付けるなんて、素直に喜んだだけで処刑なんて、横暴だ!」
その隙に、パルマ市民の方を向いた円は、そんな理不尽に負けないと叫び、
「皆も声を上げよう! 私たちは、皆と一緒に戦うよ!」
彼らを味方につけようとする。
「法の為に人が在るのでしょうか?」
さらにその場を引き継いだアンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)は、彼らに問いかける。
秩序とは、個人をすり潰して維持するものなのかと。
「否です。個の為に全があり、人の為に法があるのが世界の在り方。大陸軍とナポレオンはそれを履き違え、己の都合の良い様にこの世界を支配しているのです!」
アンネローゼはそれを否定し、淫魔たちのやり方を不当だと断言する。
「パルマの人々よ。淫魔の『脚』でなく、このわたくしの『手』を取りなさい!」
そして、場を盛り上げるように演説を続け、手を差し出すような仕草で彼らに呼びかけ、
「わたくしはアンネローゼ・フォン・ディマンシュ。真実の自由と規律を魅せてあげましょう」
苦しみから市民たちを救い、新たな秩序を作ることを宣言した。
「そうだそうだ!」
2人の演説に、そういう反応も一部から聞こえだすが、クロノヴェーダたちが周囲にいる状況では、彼らも思うように声を出せないようだ。
「じゃあ! まずは死合おう!!」
そんな反応を見て、円はクロノヴェーダたちを倒さなくてはと思い、考えすぎて頭痛になった頭を切り替えながら、戦いを始めるのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【プラチナチケット】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV2になった!
生塚・円
この自動人形達、ショコラケーキにラズベリーソースかけてある感じだ…!
美味しそう
でも固そうだよね
自動人形って美味しそうな姿の人が多いのに固そうなの残念
ちぇ
【神竜の息吹】で自動人形の関節あたりを狙って腐食させますー!
ふっふっふ、私の家が受けてる呪いに耐えられるかな[呪詛]
はっ、防御と避けるの間に合わないったあ!
ふ、ふふ…痛いのは生きてる証拠!
敵が市民を攻撃しようとしたら、残存効果の【トラップ生成】で市民と敵の間に土壁出現させたり、トラバサミやとりもち配置して敵を足止めー![罠使い]
足りなかったら市民庇うよ!痛いのは痩せ我慢!
●思ったことを言える世の中に
パルマ市民の反抗を鎮圧しようとする解体少女たち。
それを止めるべく、ディアボロスたちは彼らを守りながら戦い始める。
「ふっふっふ、私の家が受けてる呪いに耐えられるかな」
生塚・円(マイペース・g02107)は、自らが喰らったクロノヴェーダの力を利用し、霧のような息吹を解体少女たちに吹きかける。
「……!!」
カラフルな色で彩られた彼女たちは、息吹に絡みついた呪いを受け、その体を腐らせ、溶かされていった。
「ショコラケーキにラズベリーソースかけてある感じだ……! 美味しそう」
最初は美味しそうな色合いでも、固そうだった解体少女たちがいい感じに溶けていくのを見て、円は思わずよだれをたらしそうになる。
「はっ!」
そんな風に解体少女たちを眺めていると、彼女たちは鋸剣の刃を、円の肌が露出した部分を狙って突きつけてくる。
「防御と避けるの、間に合わないっ!」
とっさにそう判断した円は、致命傷にならないように身体でなんとか受け流し、
「ふ、ふふ……痛いのは生きてる証拠!」
と、痩せ我慢しながら彼女たちとの死合を楽しんだ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
シアン・キャンベル
良いな――実に良い人型だ。巧く造られた人形とも思え、嗚呼、脳内音楽が震えている。は、は、は――!
脆い部分から崩していくなら『硬い部分』を押し付けてやる。インセクティアの装甲(手足の先)を甘くみるなよ
もしも削がれそうであればジャンプで避ける。相手が隙を晒すのを待って――
機会が訪れたならば即座にアイデアだ。貴様の脳味噌に蔓延る、素敵な思考を啜らせ給え。味わい深いものでも爽やかなものでも構わない。さあ、晒すのだよ、貴様――
精神攻撃のついでに浄化もしておこう。如何にも悦ばしい信仰だろう。我等が神意(プロヴィデンス)は此処に降りる
あとはヒットアンドアウェイ。各個撃破を試み、翻弄を心掛ける。私は臆病なのだ
「良いな……実に良い人型だ。巧く造られた人形とも思え、嗚呼、脳内音楽が震えている」
一方、シアン・キャンベル(妖蟲・g01143)は、襲いかかってくる解体少女たちの姿を美しく感じ、賛辞の言葉で彼女たちを向かい入れる。
「脆い部分から崩してくるなら、『硬い部分』を押し付けてやる」
そして、自らの弱いところを狙って揺さぶってくる攻撃に対して、インセクティアの手足の先、一番硬い部分をぐりぐりと押し付けて攻撃を跳ね返した。
バランスを崩した解体少女の瞳に、シアンは淡い光を浴びせながら、
「さあ、貴様の脳味噌に蔓延る、素敵な思考を啜らせ給え。味わい深いものでも爽やかなものでも構わない。さあ、晒すのだよ、貴様……」
彼女の脳、精神の中を這い回るように蹂躙し、侵し尽くす。
「……」
解体少女は中身が抜け落ちたかのように、からんと音を立てて崩れ落ちた。
「ついでに浄化もしておこう。如何にも悦ばしい信仰だろう。我等が神意は此処に降りる」
シアンは深追いせずに距離を取りながら、琴線に触れる姿の解体少女の脳内を、1体ずつ味わっていった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
四十九院・祝
連携&アドリブ歓迎
相変わらず自分達のくだらない秩序を維持するのに必死なようかしら
扇動もとい演説の類は得意じゃないけれど、まぁこれもエンターテイナーの務めかしら
「誇り高いパルマの民たち、くだらない圧政者を打ちのめし、真なる自由を掲げ、つまらない日々に終止符を打つの。革命を、反乱を!正しき人権を示すのよ!」
友達催眠と精神攻撃を使って、市民たちの仲間を演じつつ扇動するの
情報収集で彼らの琴線に触れるような言葉選びに気をつけるの
「ギロチンの刃にかけるべきは一体誰か、それは愚かなる無能な指導者に他ならないの。
害するしか能のない淫魔共を八つ裂きしてやるのよ!」
他のディアボロスを不利にするような行動はしません
「御覧なさい。これがわたくしたちの、真実の自由を求める力ですわ」
解体少女が倒されていき、パルマ市民の安全が確保されつつある中、アンネローゼは再び自らの言葉に賛同を求める。
「相変わらず、自分達のくだらない秩序を維持するのに必死なようかしら」
その言葉に呼応するように、四十九院・祝(還り来る恐怖/La Peur de Fortune・g05556)は、保守に固執する淫魔たちを見下しながら、
「誇り高いパルマの民たち、くだらない圧政者を打ちのめし、真なる自由を掲げ、つまらない日々に終止符を打つの。革命を、反乱を! 正しき人権を示すのよ!」
かつて、フランスをひっくり返したあの時のように、人が人としてあるために立ち上がろうと市民たちを鼓舞する。
「そうだそうだ!」
「俺たちは戦うぞ!」
直接的な脅威が去ったこともあってか、叫び声は先程よりも高い熱量を帯び、やがてそれらは力強い歌によって示された。
「ギロチンの刃にかけるべきは一体誰か、それは愚かなる無能な指導者に他ならないの。害するしか能のない淫魔共を八つ裂きにしてやるのよ!」
勇壮な歌声の中、祝は苦々しい顔のヴィヴァルディを指差し、処刑を宣告する。
市民たちの士気は非常に高くなり、今にも淫魔たちに襲いかかりそうだった。
(「少々、まずい状況ですわね」)
このまま彼らが怒りに任せて淫魔を襲えば、大変なことになる。
アンネローゼは、そうなる前にクロノヴェーダたちを倒さなければと焦りだした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
四十九院・祝
随分と可愛らしいお人形さんなの。動けなくして手足をもいで、バラバラに解体した後部屋に飾ってあげようかしら。
盲目たる首狩り兎、ラプラスくんを召喚して一緒に戦うの。エアライドで飛び跳ねるようにして翻弄し手首足首、そしてその素っ首を綺麗に刈り取ってくれるかしら。
わたしは機械式触手型ロボットアーム「Suicide Squid」を使って力づくで手足をもぎ取って【解体】するの。振動剣も手足がなければ無用の長物なのよ。
多くの仲間が倒されたものの、いまだに市民たちを取り囲むように点在する解体少女たち。
「随分と可愛らしいお人形さんなの」
その立ち姿に、四十九院・祝(還り来る恐怖/La Peur de Fortune・g05556)は目を細め、
「動けなくして手足をもいで、バラバラに解体した後部屋に飾ってあげようかしら」
可愛らしい声で、さらりとそうつぶやいた。
盲目たる首狩り兎、ラプラスを召喚し、力強く飛び跳ねながら、解体少女の頭上から襲いかかる祝。
「これはわたしの死、首を刈り取るザ・デス。冒して裂いて奪って殺して、これでみーんなジ・エンドなのよ」
人形たちの手首足首、そして素っ首を首刈り鎌で綺麗に刈り取り、次の獲物めがけて跳躍する。
「……!!」
解体少女たちも、振動剣を構えて迎撃しようとするが、
「手足がなければ無用の長物なのよ」
リーチの長い武器で手足を刈り取る祝に、為す術もなく倒され、全滅するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
雨下・葛実
…あれは人間には見えない服来てるだけ
俺が見ているのは精巧な肉襦袢
(露出の激しすぎる服が苦手な為自己暗示をかける)
・メイン行動はサポート
暗殺時のように気配を消しつつ敵を観察して行動を看破して判断
挑発して注意を引き、仲間の攻撃が命中しやすく出来るか試みる
・攻撃
パラドクスで歌っている
これなら敵を直視しなくても攻撃出来る、かね?
仲間の能力値を僅かでも上げる
・防御
ガードアップあるし体力少ない仲間を庇う事を優先
自分への攻撃は受けて苦笑いする
悪寒、圧迫、拘束、生への渇望、死を受け入れるしかない絶望感
覚えていないが、発狂しそうだわ
●その姿は母に似て
「……」
企みを叩き潰され、追い込まれたヴィヴァルディ。
彼女は絶望した顔で、市民たちの前に諦めたような姿を晒す。
……まるで、彼らが石などを投げ、批判するのを待つかのように。
(「最後まで気が抜けないな」)
彼らに石を投げさせる訳にはいかないと、雨下・葛実(勿忘草を直視できない・g01795)はヴィヴァルディを守るような立ち位置に構え、彼女に視線を向け……、
(「……あれは人間には見えない服着てるだけ」)
ながらも、彼女の未だ艶やかな肌を見ないように目を逸らし、必死に自己暗示を掛けた。
「ふふっ♪」
そんな葛実が美味しい餌に見えたのか、彼女は矛先を葛実に向け、肌着の一部を身体から外しながら歩み寄ると、
「私のカラダ。そんなに魅力がありませんか?」
耳元に唇を近づけ、悲しそうな声で囀るように囁き、精神を揺さぶってくる。
(「俺が見ているのは精巧な肉襦袢、肉襦袢だ」)
葛実は必死にそう思い込みながら、仲間の力を高める歌を口ずさむ。
「……私を見てくださいませ」
そんな葛実に、ヴィヴァルディは少し苛つきながら、脱いだ肌着を使い、彼を挑発して追い込んでいった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
アンネローゼ・ディマンシュ
少々熱した鉄を冷やし、より強靭にする必要がありますわね
ネメシスモード発動
淫魔としての力を開放して【現の夢】【友情催眠】【プラチナチケット】を演奏に込めて市民の熱狂に働きかける
勇気と無謀は異なるもの
正しき怒りとは尊いからこそ、その炎を誤って扱ってはなりません
先ずは『分別出来る理性』を
劇場のまま暴れるのでなく、正確無比に支配者のみを燃やす炎を胸に抱くこと
それこそが真の革命ですわ
そう暴走しかねない熱狂を冷まさず理性ある怒りとし、その安定した熱狂を力として具現化した聖剣のエネルギー源とします
音楽技術ではわたくしの方が遥かに上
このまま狂った旋律を正しましょうか
「少々熱した鉄を冷やし、より強靭にする必要がありますわね」
ヴィヴァルディの興味を惹くように立ち回り、首尾よく囮となった葛実が攻撃を受け続ける間に、市民たちの熱狂をコントロールしようと試みるアンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)は、
「勇気と無謀は異なるもの。正しき怒りとは尊いからこそ、その炎を誤って扱ってはなりません」
市民たちに自制を促し、彼らの怒りは支配者に向けられるようにと願う。
「芸術が溢れていたこの地での『力』は、暴力ではなく、芸術によるものであるべきですわ」
さらにそう続けたアンネローゼは、自らの衣装をより艶めかしいものに変え、彼らの熱狂をエネルギー源として、解明の調べを奏でだす。
「万象に偏在せし旋律を求める者達よ。私は貴公らへ、全ての悪を理と言霊と剣を以て解体する解明の調べを奏でましょう」
アンネローゼの奏でる調べは聖剣を具現化させ、ヴィヴァルディの物悲しい歌声を切り裂いていく。
「このまま狂った旋律を正しましょうか」
アンネローゼは巧みな技術と市民たちのエネルギーを使って次々と聖剣を生み出し、
「くぅっ……」
同じく巧みな技法で歌い続けていたヴィヴァルディを、力と手数で追い込んでいった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【プラチナチケット】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
シアン・キャンベル
悦ばしい鮮度だとは思わないか、貴様
艶やかな輪郭(かたち)の内側にはおそらく、実に柔らかな脳(みそ)が詰まっているに違いない。先程から腹が空いて仕方が無いのだよ、腹立たしいほどに――では。調理を始めようか、俎板の上の人類(ひとがた)
相手が歌、つまり音を武器(エモノ)とするならば羽音での相殺を試みる。何、私の脳髄(あたま)に届かなければ良いのだ、見た目は『かっこう悪い』が今更、我が身は蠅なのだよ
そのまま接近したところで崩壊(グラーキ)だ。腐らせるように暴かれ給えよ。貴様の頭蓋骨が硬い事を祈る、柘榴の中身が欲しくてな
嗚呼、脳味噌には濃厚さを求めねばならない
ピンク色でも灰色でも同じなのだ
わかるだろう?
「艶やかな輪郭の内側にはおそらく、実に柔らかな脳が詰まっているに違いない」
アンネローゼの剣に揺らされるヴィヴァルディの姿をじっと観察しながら、シアン・キャンベル(妖蟲・g01143)はそのカラダに笑みを浮かべる。
「悦ばしいカラダだとは思わないか、貴様」
シアンは淫魔を食い入る様に見つめ、彼女もその視線に気づいて誘惑しようと近づいてくる。
「先程から腹が空いて仕方が無いのだよ、腹立たしいほどに……。では、調理を始めようか、俎板の上の人類」
だが、シアンが淫魔に欲情した理由は、性欲ではなく食欲。
彼女を物理的に喰らうため、シアンは襲いかかった。
「なっ!」
流石にその行動には驚いたのか、ヴィヴァルディは戸惑いながらも歌に思いをこめ、シアンの心を堕とそうとする。
しかし、シアンは羽音をたて、彼女の歌声を阻害して、
「何、私の脳髄に届かなければ良いのだ、見た目は『かっこう悪い』が今更、我が身は蠅なのだよ」
そう言いながら、彼女の身を腐らせる刺を突き刺し、腐った肉を喰らっていく。
「不浄な!」
ヴィヴァルディは、服と肉の一部を失いながらも、なんとかシアンから逃れる。
「貴様の頭蓋骨が硬い事を祈る、柘榴の中身が欲しくてな」
彼女の味に満足したシアンは、更に彼女を喰らおうと、ジリジリ間合いを詰めようとした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV3になった!
四十九院・祝
ネメシスモードを使うの。双子の姉にして怨霊たる「四十九院呪」に体を明け渡すのよ。さぁ、出番なのよ姉さま。
さぁて、うちのでびゅー戦、愉しく華やかにぶち転がしたるわ。
頭ん中だけ幸せになれる甘い蜜毒をたっぷりご馳走したる。
蜜毒を弾丸状にして撃ち込んだり、七枝刀に塗り込んで舞うように斬りつける。【斬撃】【毒使い】【精神攻撃】【呪詛】【ドレイン】で気の隙を突くように戦うんよ。
うちは祝ほど怖ぁないでな?何もわからへんようにして自分のことすら忘れさせて、甘い夢に溺れるように終わらせたるわ。まぁ、生きとってもええことなんかないやろし、冥府で首輪付けて飼うたるから安心してぇな?
アドリブ&連携歓迎やよ。
「ひっ」
シアンの笑みに、怯えるように距離を取ったヴィヴァルディ。
「さぁ、出番なのよ姉さま」
だが、その先に待ち受けるのも地獄であることには変わりなかった。
四十九院・祝(還り来る恐怖/La Peur de Fortune・g05556)がその姿を変え、双子の姉にして怨霊たる「四十九院・呪」に体を明け渡す。
「さぁて、うちのでびゅー戦、愉しく華やかにぶち転がしたるわ」
瞳と髪の色が入れ替わり、雰囲気がガラッと変わった四十九院・呪は、
「うちは祝ほど怖ぁないでな?」
と、ヴィヴァルディににっこり微笑んで、
「何もわからへんようにして自分のことすら忘れさせて、甘い夢に溺れるように終わらせたるわ」
耳元で甘く囁きながら、シアンが喰らった脳の空いたスペースに、頭の中だけ幸せになれる甘い蜜毒をたっぷりと注ぎ込んでいく。
「まぁ、生きとってもええことなんかないやろし、冥府で首輪付けて飼うたるから安心してぇな?」
その攻撃に発狂し、周囲のつる植物が四十九院・呪を襲う中、彼女はそのでたらめな攻撃を冷静に受け流して、とどめを刺しにかかった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【植物活性】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV4になった!
生塚・円
えーと…分身なんだよね?
なら本人じゃないよね!
さあマンマ(母)に似た淫魔、覚悟!
残存効果【トラップ生成】で落とし穴を設置
私もかまってー!でなきゃ落とし穴を地面一面に配置するぞ!
自慢の肉体美を傷だらけにしてやるー!
【天剣陣】で敵を一点集中攻撃![貫通撃]
囲め囲め籠の中の鳥さん、逃がさないぞ!どーん!
悲しい曲調…トラウマ思い出し…私記憶力低いから思い出せない
そもそもこの性格でトラウマがあるのかなごふぅ(吐血)
ええぇ、精神へ直接攻撃?それともトラウマあったの?
ごふっ
倒した後淫魔の体が残ってたら撫で撫で
何で元の場所に戻れなくなるのに時間を遡ってまでディアボロス殺して歴史変えたんだろ?
マンマ、なのかな?
(「えーと……分身なんだよね?」)
今にも昇天させられそうなヴィヴァルディを見つめる生塚・円(マイペース・g02107)は、
「本人じゃないんだよね?」
彼女が自分の母親なのではないかと、頭の片隅で思いながら、淫魔の足元に落とし穴を作り出した。
「私もかまってー!」
強い意志のこもった気迫を発しながら、円は落とし穴の中へと飛び込んでいき、
「さあ、マンマに似た淫魔、覚悟!」
大部分は健在の、自慢の肉体を傷だらけにすべく、大量の光る剣を展開して、
「囲め囲め籠の中の鳥さん、逃がさないぞ! どーん!」
彼女の体中を滅多刺しにしていく。
「あぁ……お前、は……?」
瀕死のヴィヴァルディは、視界にうっすら見える円の姿に何かを気づいたのか、それとも気づいていないのか。彼女の耳元にか細く歌声を響かせる。
「悲しい曲調……」
聞き手のトラウマを引き出そうとするその曲に、しかし円はトラウマを覚えておらず、
「そんなものあるのかなごふぅ」
平気そうだと思ったところに、強烈なトラウマが引き出された。
「ええぇ!」
無意識の中にトラウマがあったのか、捏造されたのかは分からないが、円は吐血しながら苦しみ悶えつつも、淫魔の心臓に剣を突き立て、とどめを刺す。
落とし穴から這い出た円は、自らの母親によく似た淫魔の亡骸を膝に乗せ、
「……マンマ、なのかな?」
仲間たちが断頭台を破壊する間、その体を撫で、自らの母のことを想うのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV2になった!
効果2【ドレイン】がLV5(最大)になった!