リプレイ
ロイド・テスタメント
主(g00112)と共に
★アドリブ、連携歓迎
つまり、クッソストレスがあるフローリアは、憂さ晴らしにしているのですね?
「主よ、ここからは未知の領域です。何でも食べるメイド長もいませんが、よろしいですか?」
いえ、不味いと分かっている茸をどうやって、まともに食べられるモノにするかですね
丁度【植物知識】もありますので、茸の種類を特定してそれに合わせて調理しましょう
「まとまじゃない料理は久しぶりでございます」
香りや旨みが強い野菜と果物でマリネにしてみたり
とりあえず、激辛なカレーにもしてみます
「カレーは万能のはず、です。主もどうぞ」
不味くても、笑みを崩さない程度であれば食べれましょう
【精神集中】して食べる
ヴァイスハイト・エーレンフリート
ロイド(g00322)と共に
★アドリブ、連携歓迎
ただ不味い茸……何故かメイド長の七色発光茸が脳裏にチラつくんじゃなく、鎮座しているよ……
「え、ええ、何でも美味しいと言って食べるメイド長がいない事がこんなにも不安に感じるとは、思いもしませんでした」
私も手伝いましょう、【操作会得】でサポートするくらいです
何だろう、あの七色発光茸を見たからなのか、それともフローリアの性格が出ているのか
本当に食べきれるのでしょうか?
「ありがとう、ロイド。私が倒れたら、あのメイド長を犬笛で呼び出しておいて下さい」
後始末させましょう(にっこり
茸を【魔術知識】で【結界術】によってコーティングして呑み込みましょう
笑顔、笑顔…
ラウム・マルファス
木にキノコって、大丈夫?栄養取られて枯れてナイ?中が空洞なら手遅れカナ
さて、キノコは……え、食べてイイの?むしろ蹂躙じゃナイ?丁寧に土に返して次のキノコが生えてくるの待った方が良くナイ?ダメ?
仕方ない、半月ほど前に思い付いたボクの新たなパラドクスを見せてしまおウ
手持ちの薬品を調合してキノコに合う最強の人工醤油マヨを作るヨ
これで美味しく食べられるネ
「頂きます」
チョット引き攣ったかもしれないけど笑顔で完食
「ご馳走サマ」
「ところでぜひキミ達の料理を食べさせたい相手がいるから分けて貰ってイイ?」
調味料ナシでスマホの収納魔法に入れておこウ
いつも案内してくれるお礼をしなきゃネ
きっと厄落としにもなるサ
葉切・松露
菌糸の森……未知のきのこ!
きのこ農家として、料理人として……この依頼、避けては通れないですよね!
お山では色んなきのこを味見してた(たまに死にかけてた)ですし、毒じゃなければなんとかなるですよ、きっと。
踊るきのこさん達と盆踊りしつつ、友好を深めたら……いざ、試練のとき!
基本は茹でこぼしてアク抜きです。毒でもたいていは何回か茹でれば食えるです。
そしたらお醤油とお砂糖とバターで甘辛く味付けするですよ。
普段は素材の味を生かすですけど、今回は例外です。
……できたです。
い、いただきまーす!!
お、……っ美味しいですよ……!
(笑顔ではあるものの、手が震えている。)
碧宝珠・愛羅々
命を頂いて受け継ぐ。お弔いね。供養になれば良いのだけど。
先人達は毒抜きをして食べられる食材を増やしていったわ。今回振る舞ってもらえるキノコも、苦味酸味などの抵抗感を催す『えぐ味』の類を付け合せ用の手持ちの香草や調味料で中和。
さらにパラドクスで、ジンを召喚、味付けを手伝ってもらうわ。
ランプに入れるバジルは、『強靭・鈍痛・超越』不退転のジンを召喚。あぶない味が残ってたら、一時的に味覚をマヒさせて、時間差で来る系の味も薙ぎ払って!
キノコ料理、めいっぱい美味しくいただきましょう。
味覚と嗅覚のマヒが効きすぎると、消しゴムかじってるみたいに成っちゃうけど、その時は、アルデンテ、歯ごたえの感触を楽しむわ。
「菌糸の森……未知のきのこ!きのこ農家として、料理人として……この依頼、避けては通れないですよね!」
さぁ始まってしまいました本日のデスゲーム。先陣を切りますのはこちらのアリンコ、葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)。
「お山では色んなきのこを味見してたですし、毒じゃなければなんとかなるですよ、きっと」
その味見の結果、何度か綺麗なお花畑のど真ん中を流れる小川で溺れる夢を見たとかいう記録が残されている辺り、割と致命傷を受けているようだが果たして今回は……?
「木にキノコって、大丈夫?栄養取られて枯れてナイ?中が空洞なら手遅れカナ」
その辺の樹木に生えてたキノコをつついて苦笑するラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)だが、細かい事は気にしたら負けだ。ていうか散々物理法則を無視した戦いを繰り広げてるお前ら復讐者が、そんな常識的な所を気にするんじゃないよ。
「さて、宴もたけなわですが、いざ、試練の時!」
などと、蠢くキノコと盆踊りしていた松露。まだ見ぬキノコを想い、目と触覚を輝かせて
(!?)、一緒に踊っていたキノコ達が森の奥へ帰る背中を見送ってから、祖母から受け継いだ剣鉈を取り出すと。
「君がさっきまで踊ってたキノコ、トループス級じゃなかっタ?」
「……え?」
ラウムからのツッコミに固まってしまった。
「まぁ過ぎた事はいいんですよ!とにかく本日の食材のご紹介です!!」
実際には知恵あるキノコからあれやこれや、小難しいお話が合ったんだけど、記録に残すのが面倒なくらい長いんで、割愛。
「基本は茹でこぼしてアク抜きです。毒でもたいていは何回か茹でれば食えるです」
というわけでグツグツ煮込んでいるのは椎茸っぽい茶色い傘のキノコ。石突を落として水に晒し、表面の泥を落としてから一煮立ち。茹で上がってやたら細かく粘性のある泡が浮かんで来たら、ゆで汁は全て廃棄。軽く火が通って柔らかくなったキノコをバターを溶かしたフライパンへ、イン。
「そしたらお醤油とお砂糖とバターで甘辛く味付けするですよ。普段は素材の味を生かすですけど、今回は例外です」
なんで例外かってーと。
「見た目の特徴が……どう見ても毒キノコですよ……」
一見安全なキノコに見えるが、松露には消化器官系に悪影響を及ぼすタイプのキノコにしか見えなかったらしい。しかし、まさか毒キノコを渡されるはずがあるまいと、知恵あるキノコを信じて出来上がったのがこちら。
「キノコのバター醤油焼きですよ!」
軽く砂糖を振って、甘辛く仕上げつつ余計な水分を絞って柔らかな歯触りに仕立てたこちら。ナイフを通せば蕩けるように切れる傘にフォークを突き立てて。
「い、いただきまーす!!」
ゆっくり咀嚼した松露が、にこー。
「お、……っ美味しいですよ……!」
笑顔を崩さないが手が震えている……観測者の特権、本音フィルターをかけてみましょう。
「まっず!?なにこれ!?必要最低限の砂糖しか使ってないはずなのに、激甘!?醤油がほんのり匂う程度にしか息をしてないし、なんならバターの甘みで倍々になってる!?ていうかキノコのはずなのに油分がすごすぎないか!?一切れしか食べてないのに、腹の中が重すぎる……!」
素の口調で荒ぶるくらい美味しくなかったらしい。見た目上は無事でも、精神面で致命傷を食らったらしいと察したラウムは、差し出されるシメジっぽい物に『NO』のポーズで。
「え、食べてイイの?むしろ蹂躙じゃナイ?丁寧に土に返して次のキノコが生えてくるの待った方が良くナイ?ダメ?」
いかにもそれっぽい綺麗事を並べて回避を試みるが、今回はネタ依頼。口先で丸め込めるほど甘くはないのだ!
「仕方ない、半月ほど前に思い付いたボクの新たなパラドクスを見せてしまおウ」
貴様ァ!確実かつ安易な方法に逃げて恥ずかしくないのか!?
「ボクは効率こそが正義だと信じてるからネ。事を進めるのに手段なんて選ばないヨ」
発言だけ聞いたら悪党のセリフなんだけど、やってることが調理なんだよなぁ……。
「えぇと、手持ちの薬品の組み合わせだと……」
キノコに手を翳して指先がキーボードを叩くようにウネウネ。謎の行動に釣られて浮遊機が整列、キノコの上を通過するたびに異なる薬品を噴霧していくと。
「最後は混ぜて、和えル」
そこだけ手動なのか……ボウルに入ったシメジ(下ごしらえは松癒がやってくれました)と複数の薬品を混ぜ合わせると……。
「はい、キノコの人工醤油マヨ、最強味の完成」
最強の人工醤油マヨとは一体……?
「頂きマス」
が、最強の称号を与えてなお届かなかったらしい。口元がひきつりそうになるが、表情筋で抑え込み、笑顔をキープするラウム。
「ご馳走サマ」
ではここで再びの本音フィルター。
「いやいやいやいやコレ食べ物じゃないデショ?浸透圧まで計算して醤油マヨと和えたはずなのニ、水分のほとんどが抜けちゃっててビッショビショ……しかもキノコそのものは繊維しか残ってないみたいデ、ジャキジャキして食べにくくなってるシ……青臭いキノコに水っぽくて生臭い醤油マヨって、さすがにキツイネ……ちょっと待っテ、パラドクスで美味しくなってコレって事は、元の味って……」
何かを閃いた顔をするラウムは収納魔法を内蔵するスマホを取り出して。
「ところでぜひキミ達の料理を食べさせたい相手がいるから分けて貰ってイイ?」
などと、調理前のキノコを受け取ったラウム。弟にでも食わせるのだろうか?
「いつも案内してくれるお礼をしなきゃネ。きっと厄落としにもなるサ」
嫌な予感がする。トレインの帰還前に帰れるように、荷物をまとめておくか。
「ただ不味い茸……何故かメイド長の七色発光茸が脳裏にチラつくんじゃなく、鎮座しているよ……」
先に散って逝った(※生きてます)同胞を眺めていたヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)はどこか遠くを見つめてしまい、お付きの人ことロイド・テスタメント(元無へ帰す暗殺者・g00322)は一つ頷き。
「つまり、クッソストレスがあるフローリアは、憂さ晴らしにしているのですね?」
恐らくは違うと思うぞ!?
「主よ、ここからは未知の領域です。何でも食べるメイド長もいませんが、よろしいですか?」
「え、ええ、何でも美味しいと言って食べるメイド長がいない事がこんなにも不安に感じるとは、思いもしませんでした」
「いえ、不味いと分かっている茸をどうやって、まともに食べられるモノにするかですね」
会話の内容から、誰かに押し付けようとしている雰囲気を感じ取ったのか、ゆらゆら動き始める知恵あるキノコ達へ断りを入れて、ロイドは改めてエリンギっぽいキノコを見つめる。
「まともじゃない料理は久しぶりでございます」
幸い、植物には明るいロイド。特徴を見ていると毒キノコにしか見えないが、既に食べた二名の様子からして毒物はもっていないらしい。となると……。
「毒キノコそっくりの見た目になる事で自身を守るタイプのキノコですね……」
その場合、動物に食べられない為に味がものすごく悪い事もある。ていうかそういう類のやつなんだろうなって察して一瞬虚無の表情を浮かべるが、頭を振って。
「香りや旨みが強い野菜と果物でマリネにしてみたり、とりあえず、激辛なカレーにもしてみますか。他の味や香りで上書きしてしまえば……」
で、完成したのがキノコのマリネとキノコカレー。
「何だろう、あの七色発光茸を見たからなのか、それともフローリアの性格が出ているのか、本当に食べきれるのでしょうか?」
ヴァイスハイトは見た目の方に釣られているようだが、そもそも量が多い。このコンビだけ二品作ってたし。
「他の食材を多用し、物量ならぬ味量にて突破を試みる事にしました。その上、カレーは万能のはずです。主もどうぞ」
「ありがとう、ロイド。私が倒れたら、あのメイド長を犬笛で呼び出しておいて下さい。後始末させましょう」
にっこりと穏やかな微笑みを浮かべるヴァイスハイト。その意図はせっかくの料理を食べさせてあげたいという心遣いなのか、道連れにしてやろうとドS心なのか、果たして……何はともあれ、頭に七色のキノコを寄生させた家事出来ない系家政婦とか来られても、取り扱いに困るのでできれば笛は吹かない方向で進めていただきたい。
「不味くても、笑みを崩さない程度であれば食べれましょう」
一旦深呼吸して、ロイドが口にしたのはキノコのマリネ。ルビーとホワイトを織り交ぜたグレープフルーツにセロリのピクルス、サニーレタスにカマンベールチーズを加えたところに薄切りしたキノコを合わせた一品。酸味に加えて独特の苦みも持つグレープフルーツに癖のある香りを持つセロリ。それらをサニーレタスでまとめてチーズでごまかす。完璧な布陣に見えたのだが、無言で食するロイドに本音フィルターをかけると。
「不味い!!なんだこの辛さは!?辛味は万能の味覚、それはカレーが証明しているはず!だというのに、このマリネの辛さはもはや味覚ではない、痛覚だ!こんなもの、主に食わせたら……!」
笑顔を全く崩さないロイドは、微笑みを主人に向けて。
「主、お味はいかがでしょうか?」
「あぁ、とても美味しいですよ」
こちらも笑顔は全く崩さないが、フィルター越しに見ると。
「香辛料の使い過ぎじゃないかな?辛いを通り越して口の中が痛いよ……魔術でオブラートを作っていなかったらどうなっていたか……あぁ、舌がピリピリして感覚がなくなってきた……ロイドには後で『おやつ』をあげないとね……」
若干怒ってないか、コレ?キノコの辛さをロイドが作った辛さだと勘違いしてないか?まぁ、その辺は主従の間だけのやりとりということで、ノータッチで進めよう。
「先人達は毒抜きをして食べられる食材を増やしていったわ。今回振る舞ってもらえるキノコも、苦味酸味などの抵抗感を催す『えぐ味』の類を付け合せ用の手持ちの香草や調味料で中和してしまえばいけるかしら?」
あく抜き、毒抜き、味の上書き、あれこれ試して撃沈していった四名を見届けた碧宝珠・愛羅々(流離いの薬味ハンター・g05086)は舞茸っぽいキノコをじっと見つめて。
「まずは毒抜きとあく抜きだけど……」
一旦塩漬けにして揉み込んだ後、水に晒して余計な塩分を落としてから茹でてあくを抜いているうちに。
「やれることは全部やらないとね」
取り出した黄金のランプに、スイート、アフリカンブルー、ホーリーのバジルを投入して呪文を唱えれば。
「今日のバジルは強靭、鈍痛、超越……来たれ!不退転のジン!!」
ててーん!ランプの魔人が現れた!!
「あぶない味が残ってたら、一時的に味覚をマヒさせて、時間差で来る系の味も薙ぎ払って!」
コイツ……料理じゃなく、自己防衛の方にパラドクスを使っただと……!?
「キノコ料理、めいっぱい美味しくいただきましょう」
というわけで完成しましたのがこちら、舞茸のアヒージョ。毒もあくも抜けたこちらをオリーブオイルで煮込み、レモン、ブラックペッパー、そしてお得意のバジルで味を調えた一品……なのだが、ジンが大剣染みた包丁の素振りを始めたため、愛羅々は苦笑。
「味覚と嗅覚のマヒが効きすぎると、消しゴムかじってるみたいになっちゃうけど、その時は、アルデンテ、歯ごたえの感触を楽しむわ」
そう、別に味なんて分からなくていいのだ。むしろ分からない方がいい。ジンに包丁を注射器代わりにグサァ、されて麻酔効果を受けた愛羅々。歯応えだけなら……と、思いきや。
「個性的な食感ね……」
できる限り笑顔を崩さない愛羅々。その本音は。
「なに……この……わかめともゴムとも昆布ともビニールとも言えない……被膜?みたいな食感……」
とりあえず薄い海藻っぽい科学素材の質感って事は分かった。そしてこの手のモノはさっさと嚥下するに限るのだが。
「嚙み切れない……」
ぐにぐにむにむに。できれば味わっていたくない食感だが、じゃあ飲み込めるかって言われると小柄な愛羅々の小さな喉ではとても飲み込める大きさではない。ようやく口の中が空洞に戻る頃には、愛羅々の目は半ば死んでいたが笑顔は絶やさないという、一周回ってちょっと怖い顔に仕上がっていた。
「命を頂いて受け継ぐ。お弔いね。供養になれば良いのだけど」
完食し、愛羅々が両手を合わせていると。
「さっきのキノコは我々の子実体。君達が爪や髪を切るように、コレを食べられたところで僕たちは痛くも痒くもないから気にしなくていいよ」
『えっ』
知恵あるキノコ達の言葉に、復讐者が一斉に呆気にとられる。
「命の尊厳を問うとかいうから、てっきりお仲間かと思ったですよ……!」
「あれ、じゃあボク達、別に無理して食べなくてもよかったんジャ……?」
「……そうか、あくまでも目的は命を尊ぶか否かを問うモノ。であれば、それを証明できるだけの弁さえ立てば……」
「ロイド、そこまでにしよう。深く考えたら胃が重苦しくなるよ……」
「え、えーっと、とりあえず、森に入ってもいいかしら……?」
様々な想いを抱く復讐者達だったが、食べないルートは難易度がアホみたいに跳ね上がるし、そもそも時先案内人から指示がなかったって事はあくまでも『あり得た可能性』でしかないから気にしても無駄だよ。何はともあれ、無事に知恵あるキノコ達に認められて菌糸の森へと踏み込んだのであった!!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV2が発生!
【浮遊】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【リザレクション】LV2が発生!
葉切・松露
……うげええ、まだ口の中が甘ぇです。
自家製のジャーキーでも噛んで口の中に残る甘さを誤魔化すです。みんなも食べるですか?
ここが菌糸の森ですか……。
薄暗い場合は、明かりの確保のためにヤコウタケを生やしていくですよ。
って、うへぇ……毒きのこまみれじゃないですか!!
危なさは重々承知してるんで、慎重に歩くですけど、落ち葉の下にあったきのこを踏んづけちまうですよ。
ぶちゅ、という音と共に広がる刺激的な匂い……
ヤバい、と思うが先か、足の裏に強烈な痺れが。
こっこれは……ずっと正座してたときになるやつ……!?
びたん!と倒れ伏して、うぐぅ……と藻掻くです。
ラウム・マルファス
キノコたちに迷宮案内してもらえるのカナ?
念のため、地図情報が聞けるならドローンに登録してカーナビみたいにしておこウ
盆踊りキノコの痕跡も追えるネ
この辺、キノコの胞子多いネ
あんまり身体によくなさそウ
スマホの収納魔法を展開して頭上に構えつつ、オーラで身体を覆って進むヨ
オーラの隙間からちょっとは入るかもだケド直撃よりはましなハズ
あと、スマホ内のお土産キノコに胞子が付きそうだケド……そっちもあとで考えよウ
何か視界に一瞬……ボクの髪の毛がショッキングピンクのアフロになってル!?
え、何コレ毒?見た目キノコっぽい感ジ?
即効性からしてヤバイ?でも体調は平気だシ……
良くわかんなくて怖いカラ、急いで通り抜けるヨ
天星・雲雀
そびえる世界樹!上の階層を目指して昇るんですね!
パラドクスの光の糸を使って上へ下へと上昇下降しながら進みます。
通れそうな場所、進めそうな道、秘境の抜け道探し、まさに冒険です!
毒キノコの胞子は吸ったら、一大事ですね。
対策しといたほうが良いんでしょうか?
『胸が大きくなる毒キノコ胞子』
って、これがでばふ!みうごきがとりずらいです!動く度にぶつかって、狭い道に引っかかって通れません!
毒キノコ地帯を抜ければ、なんとかなるかもしれませんし。
開けた場所を探しながら、なおも前進します。
「……うげええ、まだ口の中が甘ぇです」
無事に(主にメンタルに)致命傷を負った葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)はお手製の保存食をガジガジして、口内に居座る甘味と戦っていた。
「みんなも食べるですか?自家製ジャーキーですよ」
塩、醤油、砂糖に胡椒とハーブまで用いて作った燻製肉は、一見すると蟲が樹木をかじっているようにしか見えないハードタイプ。その実体は甘い、辛い、しょっぱいが同時に溢れ出す凝縮された旨味の固形物である。なお、松露が食べているのは、本来はキノコ出汁と合わせる為に作った超濃厚ジャーキー……つまり、出汁の素。相当強烈な味覚破砕を食らったようだ。
「ボクはいいカナ。むしろ、あまり口を開かない事をお勧めするヨ」
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は白衣の袖を口元に当てて、視線を左右に滑らせる。
「この辺、キノコの胞子多いネ。あんまり身体によくなさそウ」
スマホを頭上に構え収納魔法を展開すれば、画面面積よりも大きい物を収容しようとする吸引力が働き、周囲の胞子が頭上へと引っ張られていく。その下で魔力を薄く展開してヴェールを纏えば、一先ずは簡易防護服になる……はずなのだが。
「その端末、さっきお土産のキノコ入れてなかったです?」
「スマホ内のお土産キノコに胞子が付きそうだケド……そっちもあとで考えよウ」
ラウムめ、松露に言われてから気が付いたな?
「ここが菌糸の森ですか……」
さて、そんなラウムが胞子を動かし始めれば周囲に蠢くような気配がある。それが、鬱蒼と茂る枝葉によるものではなく、周囲を薄く満たす胞子であると気づいた松露。
「視界の確保と、胞子の視認の為に……来たれ、ヤコウタケですよ!」
両手の人差し指を立て、角のようにこめかみに当てると……にょきっ。触覚の先端から緑色に輝くキノコが生えて来た!
「しかし、改めて見ると本当にいろんなキノコが……って、うへぇ……毒きのこまみれじゃないですか!!」
これはまずい。強烈な毒キノコは触れるだけで皮膚から感染する事もある。慎重に歩みを進めようとした、その時である。ぼふっと、何かが膨れる音がした。
「へ?」
ふと視線をあげれば、ヤコウタケが強烈な桃色ライトと化していた。
「のわー!?」
「いきなりどうしたん……ン?」
振り返ったラウムの視界に、一瞬強烈なピンクが走った。
「ボクの髪の毛がショッキングピンクのアフロになってル!?」
いつの間にか真っピンクな毬藻ヘッドになっていたラウム。これには松露もびっくりである。
「ちょちょちょ、どうなってるですか!?」
と、驚いた途端に頭が膨れ上がった奇妙な感覚。恐る恐る、手を伸ばしてみると、モフ……。
「おれもアフロになってる!?」
ぶちゅ!
「……」
びっくりして後ずさった時の事であった。なんかこー、水気のあるモノを潰した音と、足裏に伝わる瑞々しい感触。そして、鼻孔を襲う奇妙な香り。
「こっこれは……」
硫黄とも酢酸ともつかぬ強烈な香りを認識した時にはもう遅い。一拍遅れて足裏から這い上がってきたモノは……。
「ずっと正座してたときになるやつ
……!?」
強烈なこそばゆさである。
「うぐぅ……」
立っていられなくなった松露が崩れ落ち、新手の胞子を巻き上げながら撃沈。ただの痛みであれば、耐える事もできようが、内から迫るこそばゆさはどうにも耐えがたい。しかもご丁寧に、自分は全く動いていないのに、勝手に刺激が与えられ続けるというもはや拷問級の猛毒である。そりゃーねぇ、脚の血行不良を自覚させるためのものだからね、本人の意思とか状態とか関係なく痺れが来るよね。
「ら、ラウムも気を付けるですよ……!」
「え?もう手遅れだからドローンに座ってるヨ」
などと、倒れる前に痺れた足をぶらつかせて巨大マッシュルーム風浮遊機に腰かけて飛んでいる眼鏡の図。
「なんかズルいですよ!?」
ラウムにその気がなくても、下から見上げる構図になっているため『ドヤァ』と見える松露の声が空しく響いた……そこへ新しい犠牲sy……仲間が駆け付けた!
「今、自分の事を犠牲者って言いかけませんでしたか!?」
ははは、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)は一体どこに向かって叫んでるんだろうなー?
「お二人とも、今引き上げますね!」
雲雀の言葉から分かるかもしれないが、なんとこのロリッ狐、頭上を覆いつくす木々にパラドクスの糸を絡めて、地に足をつくことなく移動してきたのである。
「うぉお……身動き取れなくなってたから助かるですよ……」
お気づき頂けただろうか?松露は脚が痺れた際に、倒れた瞬間別の胞子を巻き上げて、全身に浴びていた事に……。
「のわっ!?」
「あーれー!?」
突如体が重くなり、上下がひっくり返ってしまった雲雀は勢い余って、松露を地上に落としてしまった。
「い、一体何が……?」
ぷらーん、したまま改めて自分の体を見下ろして見上げると……たゆん。
「なんなんですかコレー!?」
▼雲雀はロリ狐からロリ巨乳にジョブチェンジした!
「いやしてないですから!自分は狐ですから!!」
ツッコミを入れている場合かね?
「うぐぅ……」
まさかのBS【巨乳】を付与された雲雀。これがエッチな依頼だったらこの後色々あったんだろうが、これはネタ依頼。そのまんまバステになるんだよォ!!
「これがでばふ!みうごきがとりづらいです!」
でしょうねぇ……雲雀の体格からして、恐らく体重の一割に相当する重量が胸にくっついているわけだ。しかも彼女の衣装は砂漠の踊り子とでもいうべきかなりの薄着。その重量を支えてくれるわけがない。今までのように胞子を無視して空中おさるさんごっこでスムーズに進むことは難しいだろう。
「不覚!まさかこんな毒にやられてしまうとは……!」
などと、地上に降りた雲雀が大きくなった自分のモノをむにむにして、ふと気づく。
「あれ、この胞子、男性のお二人も浴びてたんじゃ……」
スイカみたいな胸をくっつけた成人男性とか、見たくないなー、なんて思いながら雲雀が振り向くと。
「ウィーアー」
「マッソゥ」
大胸筋『だけ』がムキムキなラウムと松露がフロントダブルバイセプスしてた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
狂気を直視してしまったかのような悲鳴を上げる雲雀だが、ラウムに回り込まれてしまった。
「いや冗談ダヨ。さすがにメンタルまで筋肉にされてないッテ」
「されてたらもはや毒キノコじゃなくて洗脳魔術ですよ!?」
などと、ツッコミをした拍子に、雲雀の頭が爆ぜたような衝撃。嫌な予感がしてそーっと手を伸ばすと……。
「自分の耳がー!?」
うーん、鮮烈なピンクに染まってまん丸お団子になってるね。
「頭アフロなボクに比べたら、かなりマシだと思うヨ?」
「触覚までアフロだと方向音痴になるですよぉ~」
「じ、自分も音が聞き取りにくいし、感覚器が異常なモフモフになったせいでなんだかこそばゆくて変な気分に……?」
なんだか脚に力が入らない気がして、内股になって震える雲雀であったが、ここで思い出す。松露が動けなくなってた理由を。
「あ、脚が痺れてきました!?」
ぷるぷるぷるぷる……ぺしょっ。雲雀も駄目だったか……。
「ま、まだです……パラドクスの糸を伸ばせば、自分は動けます……!」
立てなくなってしまっても、菌糸まみれの地面を滑って移動していく雲雀と、彼女に掴まって引きずってもらう松露。そしてその後を浮遊機で追いかけるラウムであったが。
「この状況で敵に遭遇したら、かなり危ないよネ?」
「不吉な事言わないでください!まぁ、仮に遭遇しても自分は戦えますが!!」
などと、雲雀を物陰からこっそり見守っている絶無がチラチラ見えているのはさておき、近くの茂みから何かの気配が……。
▼新鮮なトループス級が現れた!
「フラグ回収しちゃったじゃないですかー!?」
「え、これボクは悪くなくナイ!?」
涙目の雲雀にラウムが面食らうが、松露は腹をくくり。
「ここはイチかバチか、交渉するですよ……我等ハキリアリの一族に伝わる、公用キノ語で!!」
「「キノ語!?」」
そんな言語があってたまるかってツッコミはさておき、このまま戦闘にもつれこむのも、逃げ出してボスを探すのも自由だ!!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【植物活性】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
【WIZ】
ロイド(g00322)と共に
★アドリブ、連携歓迎
あれはロクなモノではない、と他の方の様子を見れば分かります
「ロイド、お願いします」
足元からキノコが生えて、成長しようとも上に逃げてしまえば問題ないですね
「そもそもキノコは、湿気とか暗い場所を好む種類が多いのですよね?」
つまり、パラドクスで炎と風の精霊を呼び出してしまいましょう
「皆さんは、焼くと乾物のどちらがお好みですか?」
チェスの駒で精霊を召喚、【火炎使い】で燃やすか【風使い】で切り刻みましょう
爆発するキノコも、毒胞子も精霊たちに手伝ってもらいます
本当に毒は遠慮したい(切実)
ネタなんて、うちのメイド長の存在だけで十二分です!!
ロイド・テスタメント
主(g00112)と共に
★アドリブ、連携歓迎
メイド長がいれば、全ての毒を受けてくれたでしょうね
「主の命のままに」
パラドクスで【飛翔】し、【神速反応】で素早くその場から離れます
「俺は、地に根をはるより空中の方が好きでな」
おっと、塩が1kgほどキノコの上に落としてしまいました
「あぁ、もったいない事をしてしまい申し訳がありません」
クロノヴェータだから、しょっぱさに驚く程度でしょう
「その程度のキノコ、炭にしてくれよう!」
成長するキノコ、投げられるキノコ、本体もろとも魔力の弾丸で貫くだけだ
……あぁ、そうだ
こんな事をした当人に責任を取ってもらおう
余った茸料理&塩で味付けし【解体】したマイニコドを握り締める
「あれはロクなモノではない、と他の方の様子を見れば分かります」
「メイド長がいれば、全ての毒を受けてくれたでしょうね」
ヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)とロイド・テスタメント(元無へ帰す暗殺者・g00322)が横合いから緊急参戦!こいつら、しれっと毒キノコを回避してきやがったな……。
「ロイド、お願いします」
「主の命のままに」
恭しく一礼すると、ロイドはヴァイスハイトの膝と肩に手を回して抱きかかえて、夜空を切り取ったような翼を広げる。
「俺は、地に根をはるより空中の方が好きでな」
「足元からキノコが生えて、成長しようとも上に逃げてしまえば問題ないですね」
ヴァイスハイトを抱いたまま、ロイドが飛翔。上空へ逃げた二人を追うように、天を衝くエリンギが伸びる。白き菌柱は復讐者達を逃すまいと成長を続け、上昇し続けるロイドに追い付き、追い越し、更に肥大化する子実体が二人を圧殺せんとお互いを圧迫しながら膨れ上がり。
「そもそもキノコは、湿気とか暗い場所を好む種類が多いのですよね?」
迫りくる白い柱を前に、ヴァイスハイトはチェスの駒を指先で弾いた。
「皆さんは、焼くと乾物のどちらがお好みですか?」
小さな音を残し、炎に飲まれて消えた白のビショップ。燃え尽きた残滓は火花と踊り、熱を取り戻した姿は蝶の羽をもつ少女。
フッ。小さな吐息と共に、一気に燃え盛るエリンギを業火が駆け下り、朽ち果てていくエリンギの下で待ち構えていたトループス級すらも焼き払う。だが、術者に到達してなお炎は止まらない。地を這う酸化現象はぐるりとキノコを取り囲み、炎の壁を打ち立てた。
「本当に毒は遠慮したい……!」
だったらなんでこんな依頼受けちゃったんだよって、逆に聞きたくなるくらい切実な顔をするヴァイスハイト。彼の手には白のナイトが握られており。
「ネタなんて、うちのメイド長の存在だけで十二分です!!」
苦労人な雰囲気が見受けられる叫びと共に、投げつけられたチェスピース。落下の風に当てられて、崩れ落ちた微細な破片が再構築した姿は天馬を駆る騎士。長大なランスを携えて、燃え盛る熱波の結界へ滑空。炎をものともせずに貫通し、刺し貫いたトループス級を掲げれば。
「おっと」
上空でロイドが白い粉を取り落して、それがトループス級キノコへバッサー!え、何あれ?危ないお薬?
「あぁ、もったいない事をしてしまい申し訳がありません。森の探索ということで、非常事態に備えて塩と水を用意していたのですが……」
「塩が一キロ以上あっても、遭難は乗り越えられなくないですか……?」
苦笑するヴァイスハイトの眼下、ソルトテイストな串(刺し)焼きになっていくトループス級……だが、敵とてクロノヴェーダ。ただでは死なず、ロイド目掛けてマッシュルームを投げつける!
「自棄でも起こしたか?」
黄金の刀身を持つ刃を振るい、届く前に斬り捨てるロイドであったが、途端に胞子が散らばり、二人の眼前で増殖したマッシュルームが一斉に光を放ち始め……。
「その程度のキノコ、炭にしてくれよう!」
羽ばたき一つで魔力の弾幕を展開しながら緊急退避。距離を取りながら相打ちさせた魔力の弾丸の残りを地上へ飛ばし、槍焼きになったトループス級に直撃させて、爆散させた。
「……あぁ、そうだ。こんな事をした当人に責任を取ってもらおう」
何故か、ロイドは焼きクロノヴェーダの破片を回収していたという……。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
ラウム・マルファス
キノ語は喋れないから普通に戦うヨ
いつも通り薬品をドローンに……はっ、胸筋が邪魔で薬品搭載出来ナイ
仕方ないからRewriterで…アフロが邪魔で前が見えなナイ
……8割くらい無力化された気がするけど頑張ろウ
マッシュルーム浮遊機のスイッチをポチリ
柄の部分が伸びながら縦に裂けてクラゲ型になるヨ
触手の先端が帯電するからコレでビリビリするヨ
毒の胞子は浮かんで逃げよウ
倒せたらその辺に生えてるキノコを、ナノマシンを伸ばして回収
瓶に入れて、ウオッカに浸けよウ
コレもお土産にするんダ
お酒飲むか知らないけどネ
そろそろ胞子の影響が切れるとイイんだケド
ところで世界樹に植物活性使ったらどーなるんダロ
宇宙まで伸びないカナー
天星・雲雀
こんな所に、踊るきのこさん。全身菌糸で滑って今戦える状態じゃない気がするんですが、援軍呼べば、倒せますかね。
来てください!絶無!
巨乳+ヌメリでも、直接戦闘をするのは絶無ですし。自分は、絶無にしがみ付いたり、滑り落ちたり。
ちょっと背中のシールド貸してください。(シールドに足場を固定して)
ウェイクサーフィンの容量で、キノコの波をなんとかします!
噴出する胞子のジェットも、タイミングよくシールドを立てて、上を取りながら。
絶無!きのこさんをやっちゃってください!
「キノ語は喋れないから普通に戦うヨ」
仲間が和平交渉を仕掛ける傍ら、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は試験管を三本抜き取って。
「今回の調合はコレでいこうカ……ハッ!?」
浮遊機に装填しようとしたのだが、目の前に降りて来たドローンを前に、プルプル震えている……。
「胸筋が邪魔で薬品搭載出来ナイ」
まさかの!異常発達した鳩胸が腕の可動域を阻害する事態に!!
「仕方ないからRewriterで……アフロが邪魔で前が見えなナイ」
追い打ちと言わんばかりに、今なお成長を続けて、もっさもさになったアフロが視界の半分程度を覆ってしまっており、眼鏡武装も使えない!!さぁどうするラウム!?
「……八割くらい無力化された気がするけど頑張ろウ」
発明家でありながら開発した代物が尽く使えなくなり、虚無顔で取り出したのは謎のスイッチ。まさか、自爆装置……!?
「ニョキッとナ」
どういう擬音語やねん。そんなツッコミが入りそうなノリでカチッとしたら、腰かけていたマッシュルーム浮遊機が高速回転を始める。このまま突っ込むのかと思いきや、短かった軸部分がニューン!一気に伸びて残念な椎茸みたいなビジュアルに!
じゃあ胴長のミサイルにでもなるのかと思ったら、今度は軸が糸状にほぐれてブワッと広がり、回転速度が落ちてくると……。
「ハイ、いつものクラゲドローンだヨ」
キノコじゃないんかい!!
「依頼ごとにリデザインするの、結構大変なんだヨ……?」
前の依頼で動物園作ってた奴が何を言ってるんだろう……とか思ってる間に、クラゲがキノコトルーパー(本日のクロノヴェーダ:マイコニド)に向かってふよふよ……あ、触手がくっつきましたね?
バチィッ!!
今スタンガンみたいな音しなかったか!?
「みたいなって言うか、スタンドローンだし、別におかしくはないヨ?」
まーた魔改造した代物を……ていうか、アレ電気流れっぱなしになってない?痺れて震えまくりのキノコが段々筋骨隆々になってるんだけど?マッスルマッシュルームなんだけど???
「まぁ、毒キノコだし、ボク達と同じようなものカナ?」
そっかー、巨乳成分かー……とか言ってる間にマイコニドは丸太の如き腕、巨木の如き胴、大樹の根の如き脚を手に入れてしまう。
「おぉ、強ソウ」
敵を強化してどうすんだ!?
「でも、アレ……」
ふわふわ……。
「質量が変わらないノニ、体積だけ拡張されたせいで、地に足つかなくなってるヨ?」
マイコニドはゆっくりと浮かび上がり、そのまま枝葉の向こうへと旅にでました……まさかのフェードアウトしちゃったかー。
「何やってるんですか!?仮にも敵との戦闘ですよ!!」
真面目そうな雰囲気を出してるところ悪いんだけど、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)はまず立ち上がるところから始めようか?
「全身がキノコの粘菌に塗れて滑って、そもそも立てないんです……援軍呼べば倒せますかね?」
俺に聞かれても困る。
「来てください!絶無!」
雲雀の呼び声に、木の陰からこっそり見守っていた絶無が飛び出してこようとして、ハッとしてUターン。もしこのまま参戦しようものなら、呼ばれてもいないのにずっと近くをうろついていた事になる。「絶無【パパ】は勝手についてこないでください」なんて雲雀に言われた日には、インテリジェンスウェポンめいた機械人形だってメンタルブレイクしかねない。
きちんと次元をカチ割り、風の魔力で突風を演出して雲雀の背後の虚空から這い出して来た白騎士の人形……がんばれ絶無、保護者ポジションは茨の道と相場が決まっているぞ!
「絶無!後はお願いします!!」
魔力の糸を伸ばして繋ぎ、絶無を起動した雲雀は更に糸を引き寄せて、機体の背中にしがみつく……のだが。
「こやぁあああぁぁぁ……」
腑抜けた狐みたいな声を残してずりおちていった……そりゃー、手にも菌糸がついてて滑りますわな。
「ぐぬぬ……まさかキノコまみれにされてこんなに苦戦するなんて……全てはこのおっきなお胸のせいです!」
あー、元が貧乳だからサイズ差でバステの度合いが大き……。
「絶無、斬って」
え、ちょ、時間を飛び越えた一撃が何故ここに……ぐぁああああ!?
「って、馬鹿を相手にしている間に敵キノコさんが臨戦態勢に入ってます!」
まぁ、でしょうねぇ……胞子の噴出に向けて胴体を膨張させたマイコニドは、毒胞子を吐き出そうとしてプルプル……まともに動けない雲雀の咄嗟の判断は。
「ちょっと背中のシールド貸してください」
え!?って顔(?)で振り向いた絶無から盾を一枚引っぺがし、ひっくり返して内側に乗り込むと足を魔力糸で縛って固定。
「これで立ち上がれますね……あとは!」
絶無に繋いだ糸を引き、途中で切ることで上空へジャーンプ!
「来るなら来てください!どんな胞子でもウェイクサーフィンよろしく乗りこなして見せますよ!!」
って、意気込んでたのに、マイコニドからはブヘーッと周囲に毒胞子が噴き出しただけ。普通に戦ってたら毒に侵されるだろうし、回避するための死角もないのだが。
「波乗りには全然足りないじゃないですかー!!」
理不尽ッ!頭上から落下してきた雲雀のサーフボード(盾)の一撃がキノコの傘を襲う!!ぽひゅッと半分くらいの大きさまで踏みつぶした雲雀がそのままもっかいジャーンプ。
「絶無!きのこさんをやっちゃってください!」
雲雀に合わせて絶無も跳躍。上空から得物を振り下ろし……。
\ぼひゅっ/
だからなんで踏みつぶすのさ!?どっかの配管工じゃねぇんだぞ!?せっかく持ってるんだから武器を使え!!
「お子様は元気だネ……」
金貨を残して消えたりしないかなーとマイコニドの死骸を見つめている雲雀と絶無を横目に、ラウムは新手のキノコを酒の入った瓶に漬けつつ。
「そろそろ胞子の影響が切れるとイイんだケド……」
未だに膨れ上がったままの大胸筋に虚ろ目をするのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【操作会得】がLV2になった!
【壁歩き】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!
葉切・松露
トループス級でも一緒に盆踊りした仲……キノ語で交渉を試みるですよ!
大丈夫……最近の茸は会話するらしいですし、きっと分かってくれるです……!
茸さん達、立派な傘ですねぇ!
エリンギみたいな食べごたえのありそうなボディも素敵です!
エリンギならやっぱりバターソテーですよね、鮑に似た食感を生かして蒸し物なんかも……
……やっぱダメですか?
うう、やるっきゃないですね…
弓は胸筋が邪魔ですし、ならこれで…!!
とりゃーーーっ!!美味しく焼けるですよーーー!!!
勝敗は決した。もはや戦うまでもなく、敵の傘を落とすだけで事足りる……いわば、処刑タイムに突入した復讐者達であったが、葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)は拳を握り、奥歯を噛む。
「トループス級でも一緒に盆踊りした仲……キノ語で交渉を試みるですよ!大丈夫……最近の茸は会話するらしいですし、きっと分かってくれるです……!」
お前のいう最近ってのは、新宿が基準かね?それとも蟲人だし中華系戦国時代の話かね?どっちにしてもどこぞのゲームの話か、古い巻物に名前が残る妖怪かどっちかじゃねぇだろうな?
「きの、きのきのーこ!」
(以下、翻訳)【茸さん達、立派な傘ですねぇ!】
「きの!?きーのこきのきのこ?」
【こいつ、キノ語を!?まさか、土筆のフローラリアか?】
「きのきの、きのーこ」
【馬鹿を言うな。フローラリアだとしたらあんな貧弱な土筆があってたまるか】
植物言語を介してしまった為に、アリンコの触角を土筆だと思われてしまった松露。翅さえ隠せば蟲っぽい特徴が角しかない事がここで活きて来た。
「きの!?きのきのこ!?」
【ちょっと!?おれは腕も甲殻に覆われてるですよ!?】
石突か何かに見えたんじゃね?ていうか、こっちの質問を予測してツッコミ入れてくるのやめてくれないか?記録の為に映像を見ている間、リアルタイムの映像なんじゃないかと錯覚して地味に怖いんだ。あと、俺にはキノ語じゃなくていい……って、言っても意味がないな。
とりあえず、好印象はつかめたらしい雰囲気に、松露は腰を低くして「おれは敵じゃねーですよオーラ」を放ちながら距離を詰める。
「きっきのきのきの、きのこーきーのーこきのっこっこ!」
【エリンギみたいな食べごたえのありそうなボディも素敵です!】
「……き?」
【……は?】
おっと?ここで何やら不穏な空気が出て来たぞ?
「きっきのきの、きのーこーきのこ、きのきのきのきっきのきのきの、きのきのきのこ……」
【エリンギならやっぱりバターソテーですよね、鮑に似た食感を生かして蒸し物なんかも……】
「きのこー!?」
【コイツ我々をむしゃむしゃする気だー!?】
「……きのこ?」
【……やっぱダメですか?】
戦々恐々としてドン引きしたマイコニドの生き残りを前に、交渉失敗の雰囲気を感じ取った松露は苦笑して、臨戦態勢に入ったキノコを前にため息をつく。
「うう、やるっきゃないですね……弓は胸筋が邪魔ですし、ならこれで
……!!」
にゅっ。触角の先端から赤いキノコが一本ずつ生えた松露を見て、マイコニドがビクッ!?
「きの!?きーのぉおおおおこぉ!!」
【コイツ、実は同胞!?裏切り者だったのか貴様ァ!!】
「きのきのーこきのこ、きのこっこ!」
【生憎俺の胞子は毒素じゃなくて、可燃性ですよ!】
もんもんもんもん……触角の先端のキノコから胞子を散布。そのど真ん中にずっしりした松ぼっくりを投げ込むと自然発火を起こした。燃え盛る松ぼっくりを両サイドからキノコで挟み、更に炎上させつつ弓なりに身を逸らして、ムッキムキの大胸筋をアピール……え、違う?
「とりゃーーーっ!!美味しく焼けるですよーーー!!!」
逸らしていた体を一気に前屈させて、頭部から火球と化した松ぼっくりをシューッ!超!ストロングファイアッ!!マイコニドを直撃した松ぼっくりは爆発四散し、天高く火柱をあげるッ!!
「……命は、無駄にしないですよ」
静かに両手を合わせて、松露はどこか遠くで踊っている気がするキノコ達へ祈りをささげるのであった……。
▼松露は エリンギっぽいキノコのバターソテー を 手に入れた !
大成功🔵🔵🔵
効果1【おいしくなあれ】がLV3になった!
効果2【リザレクション】がLV3(最大)になった!
ラウム・マルファス
もうダメだ、肩までアフロがモフモフダ
でも敵は待ってくれないから隠し球を使うヨ
スマホの収納から白猫と黒猫のドローンを射出
この子たちは関節に爆薬仕込んでるから格闘での高速接近戦ができるヨ
表面に胞子が付いてるけど無機物だから流石に大丈夫だネ
あとは自律機構に任せてボクはクラゲの上でのんびりしよウ
色々工夫したいけど見えないしネ
ナノマシンで頑張って調合して解毒薬でも作っていようカナ
いつも通りとか今回もせこいとか報告されそうだけどまーいーヤ
お土産は帰ったらそのまま箱詰めして旅団経由でダスクに送ろウ
住所知らないシ
報告書書き終わる前には届くカナ?
あれ、何か忘れてるようナ(降りかかった胞子の処置を忘れたまま発送)
葉切・松露
きーの、きの……じゃなくて。
食べるですか?エリンギっぽいキノコのバターソテー。
……やっぱいらないですか……。
はぁ、だんだん頭が重たくなってきたですよ……。筋肉も重たいですし、早いとこ元に戻りたいです……!
フローラリアさんは確か、すばしっこい毒使いって言ってたですよね……それじゃあ。
ボウガンに矢をセットして、いい感じのところにバスバス撃っておくですよ!
細工は流々、あとはタイミングを図りましょう。
動きを止められれば、他の皆さんが戦いやすくなるですよね。
うーん、しかし邪魔ですね、この筋肉……。
天星・雲雀
絶無を帰しちゃうと満足に立ち上がれませんね…。(地を這うナメクジ状態の雲雀)そういえば、残留効果で【飛翔】とか、在ったような?
ボス戦には、空中を【飛翔】していきましょう。【浮遊】より速度が出そうですし。
パラドクスは、サンドストーム使用で。敵を風で、大きく包んで逃げれないようにして倒しますよ!
トラップ植物は、感でなんとなく避けます。
碧宝珠・愛羅々
エリンギっぽいキノコのバターソテー、美味しそうね。元の姿を意識しなければ、かなりの一品じゃないかしら?
味覚嗅覚も戻ってるし。敵のトラップに、五感を狂わせる系がなければ、実質本調子よ。
胸が?アフロボンバー?なんのことかしら?
近づくと危ない敵なのね。
パラドクス魔霊刃、『可燃・激流・統率』のバジルを魔法のランプに入れて、火走りのジンを召喚。
毒瘴気と敵の意識と一体化した大地を猛烈な火炎で薙ぎ払って。
私は近づかないから、大丈夫よ。存分にやっちゃって。
ヴァイスハイト・エーレンフリート
ロイド(g00322)と共に
★アドリブ、連携歓迎
ほら、毒の事にかんしては悪いと思っていますよ?
でも、私が女みたいになっても、アフロになっても面白みがないのが欠点なんです
「魔術の類いは分かるのですが……」
罠に関してはロイドに任せます
【解体】は得意なので、パズル解く様な気持ちでやりましょう
「そういえば、料理を持ってきていましたが」
と、話題を振ろうとしたけど、もう既に使って納得してしまう
メイド長に食べさせるのかと思いましたが、ロイドにとって不快過ぎたのですね
「きっと、彼女?も食べられる為にいるなら、新鮮なうちに捌いてしまいましょう」
パラドクスの大鎌を【投擲】してスライスしてしまいましょうね
細かく、ね
ロイド・テスタメント
主(g00112)と
★アドリブ、連携歓迎
毒で主の威厳を守るのが私の務めです
それに、あのクソゴリラメイド長が涎まみれで喜ぶ姿にはさせたくないですね
ええ、非常に不快
「主、目には目を、歯には歯をでございます」
罠ならばこちらも【罠使い】が得意ですから、それと……
【忍び足】【暗殺】で静かにオイフェに近付きます
「下らねぇ事をしてくれたな、この雑草が」
【フェイント】からの【残像】で【蹂躙】するかの如くオイフェの口に料理を突っ込む
「貴様の木に出来ていたキノコだ!しっかりと喰え!」
仕返しが出来れば俺は満足だ
「ほらよ」
パラドクスで手榴弾を召喚、とりあえず武器となるモノを使えなくしてやる
食材になっても料理はしない
「え、ここまで来ちゃったの……?じゃあ仕方ないか……」
復讐者達が森を突き進み、ついに遭遇したのは既に目が死んでいるフローラリアだった。
「ここから先に通すわけにはいかない……覚悟し」
「もうダメだ、肩までアフロがモフモフダ」
敵ことオイフェのセリフが終わる前にラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)がダウン!アフロが成長を続けてしまった為に、肩までショッキングピンクのモフモフに呑み込まれた彼の姿は、新手のフローラリアか新種のキノコの如し!!
「……あの、帰ってくれるなら何もしないし、何なら解毒剤も渡すけど……」
「でも敵は待ってくれないシ、隠し玉を使うヨ」
「あれー!?」
オイフェとしては穏便に片付けたかったのかもしれないが、生憎こんなひっでぇネタ依頼にその手の平和的解決が存在するわけがない。
「困った時のスマホ収納術だネ……今回は白猫と黒猫で行こうカ」
ほぼ見えてない視界の中、ラウムがフリックして召喚した物は……。
「白猫です、よろしくお願いします」
「黒猫です、よろしくお願いしません」
「コレ呼び出しちゃいけない方の猫じゃない!?」
まさかの敵さんからツッコミが入るような代物呼んじゃったかー。
「え、そうナノ?ボクには画面が見えないから、ドローンのデザインが分からないんだよネ……」
後の戦闘は浮遊機にぶん投げて、クラゲドローンによじ登ったラウムがふよふよしていると。
「きーの、きの……」
【初めましてですよ、今日は森の探検に……】
「あ、私はキノ語じゃなくても通じるよ?」
葉切・松露(ハキリアリのきのこ農家・g03996)が前の戦闘の余韻(?)でキノ語で語り掛けた挙句、敵に「あ、そういうの大丈夫です」な顔をされてしまい、口をキュッと絞って羞恥心に耐えながらぷるぷる。
「とりあえず、食べるですか?エリンギっぽいキノコのバターソテー」
「エリンギっぽいキノコのバターソテー、美味しそうね。元の姿を意識しなければ、かなりの一品じゃないかしら?」
ハーブティーソムリエの碧宝珠・愛羅々(流離いの薬味ハンター・g05086)からも好評を頂いたこちらの一品。わずかに蠢いて見えるのは食材が新鮮な証だろう。
「待ちなさい、私は別にハーブティーに造詣が深いわけじゃないわよ?」
え、でもバジルの魔女だし……。
「バジルの魔女って何!?これは召喚の媒介にしているだけ!!」
そっかー……ところで、誰と会話をしているのだろう?
「……あれ?私は、一体……」
深淵を覗いてしまった愛羅々はおめめぐるぐる状態に陥ってしまった!
「目にした人が錯乱し始めるとか、そのバターソテー絶対狂気の塊だよね?」
大切に育てていた毒キノコがどこの胞子とも知れぬ新手の毒キノコに侵食されて、菌床にしていた原木をその毒キノコ色に染色されてしまった時の顔をするオイフェに、松露がしょんもり。
「やっぱいらないですか……はぁ、だんだん頭が重たくなってきたですよ……これが、鬱病ですか……」
絶対物理的な重量だと思う。触角から始まったアフロは既に頭部全体を飲み込んで、松露の元々の髪色をメッシュ風に取り込んで、強烈な桃色に透き通った黄色が生えて目に痛々しい毒キノコカラー。遠目に見ても「うわ、近寄らんとこ」間違いなしである。
「筋肉も重たいですし、早いとこ元に戻りたいです……!」
ゴリゴリゴリゴリ……落ち込んでうなだれた途端に大胸筋から漏れ出す音がコレである。もはや筋肉というより鉱物に近い。
「胸が?アフロボンバー?なんのことかしら?」
ここまでの流れにまったくついてこれない愛羅々の為に、ヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)さん、解説をお願いします。
「ちょ、急に真っ暗になったんだけど!?」
細かい説明は端折って結論だけ記録しよう。真っ暗な密室の中、部屋の中心に置かれた簡素な机で両肘をつき、手を重ねたヴァイスハイトが天井から吊るされた淡い電球の下、独白を始める。
「ほら、毒の事にかんしては悪いと思っていますよ?でも、私が女みたいになっても、アフロになっても、面白みがないのが欠点なんです」
物憂げな表情で、ため息交じりに語るヴァイスハイトだが……そのセリフだけ聞くと、巨乳もアフロも似合ってしまう、そこはかとない残念キャラ感が漂って……。
「主の尊厳を貶めるのはそこまでにしてもらおうか」
あ、はい、さーせん……ってだから『こっち』にツッコむんじゃねぇよ!ロイド・テスタメント(元無へ帰す暗殺者・g00322)も深淵堕ちしたいのか!?
「毒で主の威厳を守るのが私の務めです」
毒殺でも多用しないと生き残れないタイプの貴族なんだろうか……どんだけ複雑な家庭環境なんだろうなー、なんて思っていたら。
「それに、あのクソゴリラメイド長が涎まみれで喜ぶ姿にはさせたくないですね……ええ、非常に不快」
なんだろう、物凄く嫌な予感がしてきた。
「主、目には目を、歯には歯をでございます」
「そういえば、料理を持ってきていましたが……」
ヴァイスハイトが『刑事ドラマ取り調べシーン撮影セット』を片付けていると、やたらいい笑顔を浮かべていたロイドが消えた。
「下らねぇ事をしてくれたな、この雑草が」
貼り付けたような、微動だにしない笑顔のまま、ロイドが踏み込む。踵から着地して衝撃を緩和しつつ、足場の菌糸や雑草の生え方に留意して踏みしめて、ごく自然に植物の足場を渡り歩き摩擦音を踏みつぶす。
足音一つ残さずオイフェの背後に回ったロイドは彼女を後ろから抱きしめるようにして両腕を封じ、口元に得物を突きつけて……。
「な……いつの間に!?」
「貴様の木に出来ていたキノコだ!しっかりと喰え!」
あ、これナイフじゃない!ちょっと前に作ってた毒キノコ系クロノヴェーダの塩焼きだ!?
「メイド長に食べさせるのかと思いましたが、ロイドにとって不快過ぎたのですね」
苦笑するヴァイスハイトの目の前で、仮にも婦女子を力づくで抑え込み、口にキノコ(意味深)を詰め込むロイド……違う意味でアウトではなかろうか?
「きっと、彼女?も食べられる為にいるなら、新鮮なうちに捌いてしまいましょう」
ヴァイスハイトさん!?このタイミングでそのセリフはいかがなものかと!?
「仕返しが出来れば俺は満足だ」
などと、達成感に浸っているロイドであるが。
「ふぉおおおなんか元気でてきたー!!」
オイフェはやる気モードになった!
「何故だ!?」
逆に聞くけどさ、フグがテトロドトキシンで死んだって話、聞いた事ある?
「絶無を帰しちゃうと満足に立ち上がれませんね……そして敵が何やら元気になって大ピンチです!」
粘菌塗れの天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)が滑ってしまい、立ち上がることもできずに地面でぴちぴちしていると、突如電球がピコン!
「パラドクスの加護に飛翔とかあったような?」
あったねー、そんなの。
「たとえ立てなくても、飛んでしまえば万事解決です!」
というわけで風を身に纏い、ふわっと浮かび上がる雲雀だが、胸だけがたゆん……。
「重いです……」
そりゃー、体格にあってないモノをぶら下げてたらそうなるわな。
「ですが、おっきいだけの脂肪の塊になんて負けません!」
盛大な前振りかな?
「立てない歩けないときたら、滑るしかありませんよね!」
お前は何を言ってるんだ!?帰ったと見せかけて物陰から見守ってる絶無が頭を抱え始めたぞ!?
「いきます!これぞ必殺、フライングナメクジアタック!!」
キノコの菌糸でぬらぬらてかてかしていた雲雀が浮かび上がり、クロノヴェーダへダイレクトアタック!滑りすぎて地を這うナメクジ状態だった雲雀は今!空を駆けるフライングナメクジ雲雀として更なる飛翔を……なんだろう、どっかの怪獣映画のタイトルみたいで嫌だな……。
「何はともあれ、ドーン!!」
勢いに身を任せて、空飛ぶ軟体生物めいた雲雀が、肥大化した胸部でフライング巨乳プレス!!
「重い!痛くはないけど、重い!!」
あ、なんか地味に有効っぽい……。
「なんというか……あぁはなりたくないわね……」
虚ろな目をする愛羅々はランプにバジルを詰め込んで。
「全部まとめて火炎で薙ぎ払って。私は近づかないから、大丈夫よ。存分にやっちゃって」
いきなり全部焼けとかいうから、呼び出されたジンも困惑。そりゃー誰だって困惑するよ、急に呼び出し喰らって現場に出向いたら、アフロに飲まれたキノコ擬きがふよふよ漂ってたり、ロリ巨乳がぬらぬらしながら飛び回ってたり、目つきのヤベー貴族が敵を押さえつけてキノコを口に突っ込んでたりするんだもん。ブラック企業も真っ白だよ。
全てを一瞬で焼き払うために、魔法の存在であるはずのジンがガソリンを撒き始めるくらいにはヤバい現場だった。
「フローラリアさんは確か、すばしっこい毒使いって言ってたですよね……それじゃあ」
フリーダムに動き始める復讐者達の中、松露はボウガンにキノコの矢をセット。
「細工は流々、あとはタイミングを図りましょう。動きを止められれば、他の皆さんが戦いやすくなるですよね」
適当に辺りにボウガンを撃ち始める松露に、フローラリアは首を傾げて。
「何処を狙っているの?」
意図的に外している事は察したオイフェ。何かの罠かもしれないと回り込むようにして松露に肉薄しようとするが……。
「いやぁあああキノコ!?」
なんと全身からキノコが生え始めた。
「あれ!?」
なんとキノコの矢を撃っていた松露もびっくり。だが、何となく察した松露の脳内四コマ劇場がこちら。
一コマ目、菌糸塗れの雲雀がフローラリアに巨乳プレス、菌糸がくっつく。
二コマ目、松露がキノコの矢を撃ちまくる。
三コマ目、松露の菌糸と雲雀がくっつけた菌糸が反応して、両方からまぜこぜになったキノコが生える。
四コマ目、イマココ。
「なるほど結果オーライですよ!」
ぺカーっと笑顔の松露。それでいいのか。
「何はともあれ調理のお時間のようですね……まずはスライスしましょうか」
ねっちょりしたキノコに絡められて動けなくなったオイフェを、ヴァイスハイトが三日月の包丁……もとい、大鎌を振るってまずは小口切りに。更に切り口と垂直に鎌を振り直し、丁寧に形を整えながら微塵切り。
「なるほど、まずは細かくするんですね!」
ここで雲雀が砂嵐を巻き起こし、突風に螺旋を描かせて竜巻を生み出す。微塵切りになったフローラリアを取り込んで、砂と微塵切りをぶつけてすり潰してペースト状に伸ばしたら。
「あら、マッチ棒?」
愛羅々のジンがマッチに点火して地面に落とすと、ガソリンに引火して砂嵐を取り囲む。地面を走る炎がぐるりと一周すると、鞴で風を送り一気に燃え上がらせて、竜巻に炎が巻き込まれたことで巨大な火柱となる。炎がそのまま上空へと立ち昇っていった後には、カロリーバーのような何かが焼き上がっていたが。
「じゃあボクは解毒剤を調合しておくからよろしくネ」
「白猫です、爆発します」
「黒猫です、爆砕します」
「貴様を食材とは認めん……ほらよ」
ロイドが不可視の手榴弾をシューッ!それを追いかけるようにして、顔のほとんどを目玉が占有する二匹の猫がダーイブッ!!そして……。
――ッドン!!
爆発オチなんてサイテー!!敵は肥料になったのだ……。
「お土産は帰ったらそのまま箱詰めして旅団経由でダスクに送ろウ。住所知らないシ、報告書書き終わる前には届くカナ?」
敵が文字通り消し炭になった爆風にアフロを揺らされつつ、解毒剤を調合したラウムはダンボールに梱包するが、この時の彼は気づいていなかった。詰めた荷物の殺菌処理を施していない事に……。
いかんな、あれが届く前に帰るとしよう。荷物をまとめて……おや、誰か来たようだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【土壌改良】LV2が発生!
【浮遊】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
【操作会得】がLV3になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ドレイン】がLV3になった!
【ダブル】LV1が発生!