リプレイ
天音・梓
弘法筆を選ばずとは言いますが実際は選んでいたとか
私は弘法大師ではないので最低でも優れたメンコを持ち込まないといけませんね
・準備
新宿島でメンコを調達、攻防共に優れた物にするため金属素材を組み合わせてメタルメンコを【発明】します
・現地
相手にノリを合わせ戦います
なるほど、魂を見せるのなら……私の切り札をお見せしましょう
『天泣イスラフィール』が相手になります
見たことがない?それは最高レアですから
物語を語(騙)ります
『この天使の涙は雨となり、地を潤す
しかし雨は集まり洪水となり敵をリヴァイアサンの如く呑み込むであろう』
戦いでは天高く【飛翔】し重力を利用したメンコ投げで相手のメンコを【吹き飛ばし】ましょう
●第一の福音
最初にこの地にたどり着いた……いや、漂流している振りをして、倒れているいるのは、天音・梓(雨兆す・g03821)だ。
「弘法筆を選ばずとは言いますが、実際は選んでいたとか。私は弘法大師ではないので、最低でも優れたメンコを持ち込まないといけませんね」
既にここに来る前に梓は、新宿島でメンコを調達していた。懐にはそんなメンコが大切にしまわれている。
信者達から優しい介抱を受けて、案内されたのは特別な部屋だった。
「……申し訳ないが、君が仲間であるかどうか、試さなければならない」
「なるほど、魂を見せるのなら……私の切り札をお見せしましょう」
梓はおもむろに用意してきたメンコ……いや、攻防共に優れた物にするため金属素材を組み合わせたメタルメンコを取り出したのだ。
「『天泣イスラフィール』が相手になります」
梓の取り出したメンコに、困惑するのは信者達だ。
「そんな天使のカードなど、見たことがないぞ!!」
描かれている美しい天使のイラストを、信者の一人がそう指摘した。
その様子に梓は静かに。
「見たことがない? それは最高レアですから」
「さ、最高レアだとっ!!」
「まさか、あの……!?」
梓の言葉に信者達がざわついていた。
「――この天使の涙は雨となり、地を潤す。しかし雨は集まり洪水となり、敵をリヴァイアサンの如く呑み込むであろう……それがこのカードに秘められた物語です」
「そ、それは……」
「間違いない、最高レアにふさわしいメンコ……いや、カードだ!!」
そういう信者達に一人の信者が梓の前に立ちはだかった。
「勝負だ!! 俺のメタルメンコに勝てれば、お前を認めよう!!」
「あ、あれは……【灼滅の豪鬼】!!」
凛々しい鬼のような天使が描かれた、同じくメタル素材のメンコを取り出してきたのだ。
「受けて立ちましょう」
二人は台を挟むように立った。
「はああああ!!!」
梓はさっそく、全力で……天高く飛翔し、重力を利用したメンコ投げで相手のメンコを吹き飛ばして見せた。
「ま、負けた……同志と認めよう……そして、俺のカードを……」
「いえ、それはあなたの大切なパートナーではありませんか? とても大切にしているのが見てわかります」
その代わり、教えてくださいと、この地にいるアヴァタール級の元へ連れてって欲しい旨を伝えるのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
村咲・紺呼
下町育ちとしちゃ見過ごせない案件ね
メンコのココちゃんと呼ばれた実力見せましょうか。
ルールとか知らんけど。
パーカーと目深に被ったキャップで男子っぽく変装
口調も気持ちクールめに。ほら、一人くらい居るでしょこの手のキャラ。
メンコは角を硬く強化した浮世絵柄『当代勇猛武者登龍図』
「知らないの?これは国立博物館だけの限定版……レアリティだけが全てじゃないよ」
バトルは【フェイント】と【攪乱】を使用
派手に目を引いた隙にこっそり裏返す、闇のメンコバトルテクニックを駆使して
煽りながら乗せていくわ。
「だけど……私の技は魂を削る闇のメンコ道。言わばメンコの裏表」
「それでも、なれるのかな?……光の、メンコファイターに」
時坂・暁
アドリブ連携歓迎
ほほう、メンコですか。今回のサンダルフォンはまた面白い方に歪んでしまったようですね。
ではせっかくですし[発明]技術を駆使して専用キットで用意していきましょう。神々しい六枚の翼をもつ天使『白き明星』が描かれた最高レアリティカードです。
「主の御業、はじまりの光を代行する権限を有した大天使。その真名は限られた者にしか明かされることはない」
漂着して意識が朦朧とし(ている風に装い)ながらも彼らが取り出したカードを見て
「知っている。私はその魂を覚えています」
といかにもな様子でカードを取り出して見せましょう
メンコバトルもせっかくだから勝ちに行きたいですね!
培った[投擲]技術で挑みましょう。
フェルナンデス・ミカ
救援してくれた信者のお兄さんにお礼を言い復讐者である事を隠し潜入
メンコに前から興味があった演技をして
ユークちゃんの話を聞き見せてもらったサンプルカードや
手渡されたカードとサイズや厚みを合わせ
その場で筆箱から持参して来た丈夫な厚紙や工作道具で
ササッとマイメンコを手作り
キラキラのマスキングテープを縁に貼り可愛い女の子のイラストも描いて
仲間に入れてもらえるようメンコの素質がありそうなフリ
ミカは絵も得意だし頭の中でメンコのコツを調べてきたから有利
配下の敵へ案内してくれるまで
メンコバトルでは床に打ちつけるメンコを
まっすぐ的確な場所を観察と看破で察知して落とし上手に風を起こす
【友達催眠】も可能なら活用
龍園寺・トウヤ
メンコ魂ィ〜?
バカが。この俺にそんなモンあるわけがねぇ
……なんだ?てめえら。文句あるのか?
フン……吠えるんじゃねえ、ザコども
……と、こう言って俺は信者どもに接触し、悪役バトラーのロールプレイをしながらカードを出すわけだ
このテの趣味人が『ごっこ遊び』に乗らないワケがねえだろ?
ククク……さあ、見せてやろうじゃねえか。俺の最強のバディカミカゼをな……!
見やがれ!『悪魔将軍デスメタル・ベリアル』を!!メタル加工に箔押し入りの超SRカードだ!
こいつはアニメ版カミカゼの二期で悪のバトラーが使ってたカミカゼだ。俺もガキの頃に見たからな。知ってる奴もいるだろう
こいつでバトルし、連中のハートを鷲掴みだぜ!
●熱き同志達の邂逅
ここに漂流してきたディアボロスは一人だけではなかった。
「下町育ちとしちゃ見過ごせない案件ね。メンコのココちゃんと呼ばれた実力見せましょうか」
パーカーと目深に被ったキャップで男子っぽく変装していた、村咲・紺呼(きつねやこんこ・g06797)もまた、この地にやってきた。
「さあ、お前もメンコ魂を見せてみろ!!」
そう言われて、紺呼がおもむろに取り出したのは。
――浮世絵柄『当代勇猛武者登龍図』。
「なっ……そんなもの……」
「知らないの? これは国立博物館だけの限定版……レアリティだけが全てじゃないよ」
しかも密かに、メンコは角を硬く強化していたりする。その後のバトルでもしっかりと勝負を決めていた。
フェイントと攪乱を使用し、派手に目を引いた隙にこっそり裏返す、闇のメンコバトルテクニックを駆使して。
「だけど……私の技は魂を削る闇のメンコ道。言わばメンコの裏表。それでも、なれるのかな? ……光の、メンコファイターに」
そう告げる紺呼に、メンコファイター信者達は、涙を浮かべながら。
「ああ、なれるとも!! 迎えよう我々の新たなメンコファイターを!!」
クールな紺呼を同志として、認めてくれたようだ。
「ほほう、メンコですか。今回のサンダルフォンは、また面白い方に歪んでしまったようですね」
そう呟くのは、時坂・暁(パラダイス・ロスト・g00297)だ。遠くに介抱するために来た信者を見つけて、すぐさま海岸で倒れた振りをしていた。
「大丈夫かい、君!!」
信者達に運ばれて、さっそくメンコバトル部屋に案内された暁は、漂着して意識が朦朧とし(ている風に装い)ながらも、信者達が取り出したカードを見て。
「知っている。私はその魂を覚えています」
と、いかにもな様子でカードを取り出して見せたのは、神々しい六枚の翼をもつ天使のカード。
「『白き明星』が描かれた最高レアリティカードです」
そのカードのテキストには『主の御業、はじまりの光を代行する権限を有した大天使。その真名は限られた者にしか明かされることはない』と記載されている。
「そ、そのカードはっ!?」
「まさか、この地でそのカードと相まみえることになろうとは……な」
暁の取り出したカードに圧倒されて、信者達があたふたしている。
(「メンコバトルも、せっかくだから勝ちに行きたいですね!」)
と思っていた暁だったが、今まで培って来た投擲技術をあまり出すことなく、勝負に勝利したのち、同志として迎え入れられたのだった。
「助けてくださって、ありがとう……なの」
そう助けてくれた信者達にお礼を言うのは、フェルナンデス・ミカ(アイアン・ブレイン・g03347)。
「ところで君は、メンコ魂を見たことがあるか?」
そう尋ねると、ミカは首を振って答えた。
「前々から興味はあったんだけど、やったことはないの……教えてくれないかな?」
「おおお!! これから同志として、目覚める者であったか!! いいだろう、ハイパーアタックカミカゼカードバトルの素晴らしき世界を見せてやろうではないか!!」
信者達はそういって、初心者なミカにいろいろと親切丁寧に教えてくれた。ちなみにミカはというと。
(「うんうん、事前に調べたとおりだね。これなら何とかなりそう……」)
ここに来る前に調べた知識と、ここで得られた情報を踏まえて、持参してきた筆箱に入れてきた厚紙や道具を使って、ササッとマイメンコを手作りして仕上げて見せた。
キラキラのマスキングテープを縁に貼り、可愛い女の子のイラストも描いて……それは信者達を驚かせる代物だった。
「す、素晴らしい……少し教えただけなのに……」
「いやいや、その腕が伴ってなければならないぞ……!!」
勝負でも、床に打ちつけるメンコをまっすぐ的確な場所に観察と看破で察知して落とし、上手に風を起こして、次々と勝利して見せたため、新生のニュー美少女ということで、ミカもまた同志として迎えられたのだった。
「メンコ魂ィ~? バカが。この俺にそんなモンあるわけがねぇ! ……なんだ? てめえら。文句あるのか? フン……吠えるんじゃねえ、ザコども」
そう信者達を威圧するのは、新たにやってきたディアボロスの一人、龍園寺・トウヤ(Hopeless・g00207)だ。
そんな悪役風に見せつつも、トウヤは懐からしっかりとカードを、魂のメンコを取り出した。
「やはり、同志か!!」
その言葉に、さっとトウヤは自分のメンコを仕舞ってしまった。
そうここは、神聖なバトルフィールドではないのだ。
(「――このテの趣味人が、『ごっこ遊び』に乗らないワケがねえだろ?」)
そう、トウヤはこういうのに目がない生粋の趣味人だった!
そして、バトルフィールド……いや、メンコ対戦部屋にやってきた。
「ククク……さあ、見せてやろうじゃねえか。俺の最強のバディカミカゼをな……!」
そういって、トウヤが見せてきたのは。
「そ、それは……!!」
「見やがれ! 『悪魔将軍デスメタル・ベリアル』を!! メタル加工に箔押し入りの超SRカードだ! こいつはアニメ版カミカゼの二期で悪のバトラーが使ってたカミカゼだ。俺もガキの頃に見たからな。知ってる奴もいるだろう」
「は、初めて見たぞ!!」
「まさか、あの歴史的な超レアカードを拝むことが……できるとはっ!!」
ちなみに、トウヤも熱いバトルを繰り広げ、信者達を存分にいたぶり……いや、可愛がって……いやいや、ぶっ倒して、無事に同志として迎えられた。
こうして、何人ものディアボロス達は、同志として迎えられた。
同志として迎えられた者達は、信者達の案内のもと、アヴァタール級のいる施設へと連れてこられていく。
「いいかい、ここで静かに待ってるんだ。呼ばれたら、この扉を開いて中に入るんだよ」
信者達はディアボロス達にそういって、部屋を出ていく。
これから、いよいよ、本格的な戦いが……始まる!!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
●マスターより
これより、護衛するトループス級とアヴァタール級とのバトルとなります。
また、①の選択肢が成功したため、③👾覚醒するかもしれないトループス『パリピ団』のプレイングは「全て流します」。
間違えたら、すぐに直せば大丈夫だと思いますので、書き間違えのないようにお願いしますね。
皆さんの熱いプレイング、お待ちしています!!
花町・杏
※連携アドリブ歓迎
「大天使のクロノヴェーダ、杏の大事なものを奪った敵、倒します。」
と、いつものぽややんな雰囲気ではなく、ちょっとお怒り風な雰囲気(キャラシの宿敵相手に近い)で、つぶやきた後、
トループの使うパラドクスをよく〈観察〉して、【リピートベイン】で〈残像〉をつくりだし、
「あなたの技で攻撃される気持ちはどうですか?」
と言いつつ、攻撃します。
目標は味方との連携を大事にしつつ、弱ってる敵を優先します
撤退などの戦術的行動は味方に合わせます
時坂・暁
アドリブ連携歓迎。すんなりと潜入することが出来ましたね。
えぇ、信者たちに罪はありません。気のいい人々でした。
ですがここから先は戦いです。
【飛翔】し、【エアライド】による軌道修正も加えた空中戦闘を展開します。
視線を合わせずその四肢や体を[観察]し、[残像]を捉えさせて攻撃を回避しながら、私のパラドクスで場に重なったエフェクトも乗せた[浄化]の光を上空より降り注がせましょう。
案ずることはありません、物理的な墜落です。堕天と見做されることはないでしょう……たぶん。
天音・梓
ふむ……面白い方々でしたね
皆さんのロールプレイも濃ゆくて素敵でした
彼らに罪はありませんが、信者を利用しようとするあなた方
ペ天使は罪有りです
私のパラドクスと彼らのメンコ魂で
あなた方をコテンパンのフライパンにひっくり返してやります
取り出すのはメンコでない方の天泣(ボウガン)です
空を飛んでいるのなら嵐に巻き込み落としてやります
詠唱をして【全力魔法】でいきます「声枯らし、海が吼えるは、大嵐」
天泣から天使の方に水の矢を雨霰と射るとともに【風使い】で局地的な嵐を起こしながら天使の方へと進み【吹き飛ばし】ましょう
落ちてくる天使に天泣を突き付け
裏返ったのですから、その命、私が貰い受けます
と言って止めを刺します
村咲・紺呼
バトる前までは一応メンコラーって事になってんだっけ?
そんなら扉が開く前に、メンコ作りで使ったテープやノリでメンコに細工。
ガルガリンが出てきたら、心酔した信者のフリでリーダーぽい一体に近付いて
「このメンコを見て頂けますか!……あの、もっと近くで!!」
とメンコをアピール。
顔を寄せてくれたら、両目にメンコをベシっと貼って目潰し。
【アヴォイド】で距離取って、そのまま戦闘へ
「あはは、結構貼り付くんだ!硬いから?」
後は適宜【飛翔】しながら間合を見て、尾獣穿・鷺娘で遠方から攻撃。
「そんじゃ、三十六撰・鷺娘、っと」
パイセン達と連携しながら羽根狙いで撃ち落す感じに攻めてくよ。
「ソレはあげるね、アタシの手作り!」
龍園寺・トウヤ
さて……オメーらがここいらの支配者か。
んじゃ、バトルしようぜ……命を懸けたマジのカミカゼバトルをよォッ!!
敵に相対したなら速攻で仕掛ける。俺の『デスメタル・ベリアル』をくらいやがれ!
残留効果の【飛翔】と【エアライド】で機動力はじゅうぶんだ。
培った【戦闘知識】で不利な位置取りを避けつつ敵の動きはきっちり【看破】し、【ジャンプ】で駆け回って敵との距離を詰めて一人ずつ渾身のハイパーアタックを叩き込んでやるッ!!
くらえやッ!!これがデスメタル・ベリアルのパワーだッ!!破軍衝の一撃とともに俺のカミカゼを叩き込んでやらァ!
……ハッ!悪のカミカゼバトラーを侮るンじゃねえぜ!
●舞い上がれ! メンコ魂!!
「次の者、入れ……」
信者達が言った通り、ディアボロス達の番になったようだ。なにやら、何かを細工していた村咲・紺呼(きつねやこんこ・g06797)が立ち上がり、一番に扉を開いた。
「バトる前までは、一応メンコラーって事になってんだっけ?」
その紺呼の言葉に、仲間達は思わず笑みを浮かべた。ならば、そういうことでもいいだろうと。
「やっと来たか……こっちだぞ」
そうリーダーらしきガルガリンに声を掛けられ、紺呼は意気揚々とそちらへと向かう。
「このメンコを見て頂けますか! ……あの、もっと近くで!!」
「また面倒なやつか……どれどれ」
面倒くさそうにしながらも、無下にしない様子のガルガリンに、メンコをアピールしている紺呼は、べしっとその両目に持っていたメンコを貼った。いや、ぶつけたといった方がいいか?
「ぐおっ!?」
「あはは、結構貼り付くんだ! 硬いから?」
「き、貴様……」
ちなみに紺呼はすぐさま、ガルガリンと距離を取って。
「そんじゃ、三十六撰・鷺娘、っと!」
三十六撰・鷺娘(サンジュウロクセンサギムスメ)だ。舞の動作で白鷺が如く、尻尾で貫く尾獣穿だ。
「ぐあああ!!」
「敵だ!! こいつら、敵だぞ!!」
次々と援軍を呼び寄せるガルガリン達に、紺呼は攻撃をする手を止めない。
「ソレはあげるね、アタシの手作り!」
目潰しを食らったガルガリンへと、そう言い放ったのだった。
「大天使のクロノヴェーダ、杏の大事なものを奪った敵、倒します……!」
そう告げるのは、花町・杏(ぽややん天使・g00592)だ。彼女もまた、この戦いを聞きつけてやってきたディアボロスの一人。いつもは、ぽややんとしたのんびりマイペースな子なのだが、今回は相手が宿敵に似ているせいか、かなり怒っている様子。
「貴様の大事なものなど、知らぬわ!!」
そのガルガリンの言葉に、杏はより、表情を険しく見せたが、この戦いにおいては、しっかりと敵の様子を見極めつつ。
「な、なにっ!? 私の技と……同じ技……だと!?」
敵の攻撃を僅かに受けつつも、放ったのは、リピートペイン。敵が繰り出した攻撃を再現し、敵を攻撃する力だ。
「あなたの技で、攻撃される気持ちはどうですか?」
「う、うるさい、黙れぇ!!」
杏の意表を突いた攻撃に、ガルガリンは大いに戸惑い、その隙を突かれてあっという間に倒されてしまったのだった。
その後も杏は、仲間と連携して、次々と増えてくる敵を押し返していく……。
「すんなりと潜入することが出来ましたね。えぇ、信者たちに罪はありません。気のいい人々でした」
そう静かに告げるのは、時坂・暁(パラダイス・ロスト・g00297)。
「……本当に面白い方々でしたね。皆さんのロールプレイも濃ゆくて素敵でしたよ。彼らに罪はありませんが……」
暁の言葉に同意しつつ、天音・梓(雨兆す・g03821)もまた。
「信者を利用しようとするあなた方、ペ天使は罪有りです!」
梓は、メンコでない方の天泣……いや、ボウガンを取り出し、向かってくるガルガリン達へと放つ。
「あなた方を、コテンパンのフライパンにひっくり返してやります!!」
一方、暁も飛び上がり、敵のロードオブウィルを残像でもって、巧みに躱しながら。
「ハイロゥ駆動。汝、冥闇(くらやみ)を斬り裂く純白の光。輝け――エバーホワイト!」
冥闇を裂く純白(エバーホワイト)を発動させ、上空から冥闇を切り裂く浄化の光を無数に降り注いでいった。
「案ずることはありません、物理的な墜落です。堕天と見做されることはないでしょう……たぶん」
ちょっと自信なさげだが、暁はそういって、次々とガルガリンを打ち破っていった。
「声枯らし、海が吼えるは、大嵐……不用意に近付くと危ないですよ」
その隣では、梓も大嵐(オオアラシ)を発動させ、露散るボウガンで水の矢を四方八方に射ることによって、局地的な暴風雨を発生、そのまま周囲を薙ぎ払って見せる。
「裏返ったのですから、その命、私が貰い受けます!」
そう梓は告げて、近くにいた弱ったガルガリンをそのまま射抜いて、滅ぼして見せたのだった。
「さて……オメーらがここいらの支配者か。んじゃ、バトルしようぜ……命を懸けたマジのカミカゼバトルをよォッ!!」
そう高らかに叫ぶのは、龍園寺・トウヤ(Hopeless・g00207)だ。どうやら、先ほどのバトルを引き摺っているというかなんというか……。
「なっ!! まさか、この場でカミカゼバトルをやろうと言うのか!!」
「そ、そんな馬鹿な!?」
あれ? 意外とガルガリンさん達も好きらしい。ちょっと乗っている様子。
「そこまで言うのなら……俺の『デスメタル・ベリアル』をくらいやがれ!」
トウヤは今まで得た知識を元に、不利な位置取りを避けつつ、でも、敵の動きはきっちり看破しながら、ジャンプで駆けまわりつつ、敵の距離を一気に詰めて行って。
「くらえやッ!! これがデスメタル・ベリアルのパワーだッ!!」
デス・メタルベリアルのパワー……ならぬ、破軍衝でもって、渾身の力を込めた鋭い衝撃波を……いや、ここではあえてカミカゼと言わせてもらおう。その強烈なカミカゼを敵へと与えたのだ。
「ぐおおおおおお!! こ、これが……あのベリアルの……力……!!?」
ガルガリンはそう呟き、事切れる。
「……ハッ! 悪のカミカゼバトラーを侮るンじゃねえぜ!」
ちょっとだけ、そのトウヤの技を受けたガルガリンが満足げが笑みを見せていたのは、きっと気のせいではないだろう。
「……素晴らしいカミカゼを見せていただきました。ですが」
そこに現れたのは、アヴァタール級『残光』大天使サンダルフォンだ。
「その前に、あなた方には消えてもらわなくてはなりませんね。報告では、とても素晴らしいメンコプレイヤーだと聞いていたので、会えるのをとても楽しみにしていたのですよ。本当に残念です……ディアボロス!!」
なんだか、ちょっと怪しい雰囲気を感じるが……もしかすると、今回もカミカゼっぽい戦いしたら、良い感じに油断する……のか?
とにもかくにも、いよいよ、強敵であるアヴァタール級との戦いが、切って落とされたのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
【クリーニング】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【エアライド】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
天音・梓
……?(「ああ、そういうノリで行くんですか、今回?」と言う顔を味方に向けます)
ふむ、なるほど
やるからには徹底的にやりましょう
折角ですからカードやメンコで相手を攻撃するシーンをやってみたいです
ボウガンに水の矢を生成、収束させて敵へ向かって数射放ちます
そして最後に本命、天泣(ボウガン)に天泣イスラフィール(メンコ)を番え放ちます
着弾するとメンコを【爆破】する仕掛けを【発明】で仕掛けを仕込んでおきました
爆破する直前に「天(そら)が泣いています……」
そう(特に意味はない)意味深な感じの独り言を相手に聞こえるようにつぶやきつつ、空に水の矢を一矢放ち雨を喚びます
そして局地的な豪雨を空から降らせて攻撃します
●第17話 悲しみのカミカゼ! イスラフィールの涙雨
トループス級を倒した後、一部の仲間達は、カミカゼバトルを再現していた。
それにより、油断する敵も存在していたことを、天音・梓(雨兆す・g03821)は気づいた。
(「ああ、そういうノリで行くんですか、今回?」)
首を傾げながらも、梓は理解した。今からでも遅くはない。ならば…………。
「ふむ、なるほど。やるからには徹底的にやりましょう」
梓は、その覚悟を決めた。
「そもそも……あなた方に、あの崇高なカミカゼバトルを再現するのは、不可能だと思うのですよ」
多少酔ったように、サンダルフォンは告げた。
「そうでしょうか」
梓は愛用のボウガンである天泣へと水の矢を番えると、収束させて敵へと向かって数射放った。
「……雨、ですか。そんな攻撃……ん?」
サンダルフォンの視線が止まる。なぜなら。
「あの矢の先……はっ!! まさか!!」
サンダルフォンの目に、あのときの素晴らしき神回が脳裏に蘇ってきた。
主人公を助けるために、ヒロインが最後の力を尽くして放った矢。その先には。
――天泣イスラフィールがつけられていた。
それは今、まさに放とうとする梓のボウガンの、天泣の先にある。
「第17話の、再現……!?」
驚き、言葉を失うサンダルフォンへと、それは放たれた。
「あああああああっ!!!」
……自ら当たりに行ったように見えたのは、気のせいだろうか? メンコがサンダルフォンへと当たり、破裂した瞬間。
「天(そら)が泣いています……」
その言葉通り、その場には、ざあっと天気雨のような豪雨が降り注いだのだった。
あの伝説のカミカゼアニメと、同じワンシーンと同じように……。
大成功🔵🔵🔵
効果1【書物解読】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
花町・杏
「メンコって…何ですか…」
凍えて周りの味方に聞いてみます。理解は仕様としますが、女の子には理解できない世界だと思いますので、味方のメンコ魂なパラドクスをよく〈観察〉し同じような動きをする〈残像〉を作り出して攻撃します
(最初の攻撃)
「えっと…こんな感じ…ですか?」
(サンダルフォンへ)
「よく分からないので、サンダルフォンにはさっさと退場してもらいますね」
村咲・紺呼
もう小細工は品切れ、って事で正面からぶつかってくしかないか
まずは勢いよく啖呵切っとく
「やいっ!サンダルぽん!
いい年した大人がメンコにキャッキャするのに付け込むだとか許せないわ!」
え、これダメージ余所に行ってる?そっか。
あと転売とかもダメだかんね!
やってない?そっか。
でも倒す!そのへんの理不尽さもまたカミカゼ!!
【飛翔】から薙刀を振り被って
大上段からメンコ叩きつける勢いでの三十六撰・悪源太
躱されても勢いそのまま、滑り込む下段斬りを仕掛けてく。
「すっごく気になってたんだけど、あなたの格好。
『メンコをタイツで牛耳る団体』略してメンタイ団のコスプレ……?」
メンタイ団、4話のCM前に壊滅してたよね……。
時坂・暁
連携アドリブ歓迎
他の皆の戦いぶりを見て理解しました。今回はそういうやつなんですね。サンダルフォンもなんとノリがいい。君の本体もそれくらい砕けていれば――仲良くなる未来もあったかもしれないね?
引き続き【飛翔】状態からの空中戦闘。[光使い]として負けるわけにはいきません。
用意した私(正確には融合した天使)のカード『白き明星』を構え、宣言しましょう。
「あなたはしょせん『残光』、明星が去った後の残響のようなもの。出来損ないのレプリカがオリジナルに勝る道理はないのです」
……あれ? 私の方が悪役っぽい?
ラスボスムーブのまま彼が放つアイン・ソフ・オウルに私のアイン・ソフ・オウルをぶつけ、打ち勝ちましょう。
龍園寺・トウヤ
さあ。
ハイパーアタックカミカゼバトルの時間だぜ、天使殿よォ
真正面から俺のデスメタル・ベリアルを叩き込んでやる。
2期28話、『鋼鉄の悪魔将軍』でカゼト(※アニメ版主人公)にはじめての黒星をつけた鋼の悪魔将コクヤみてえにな……。
残留効果の強化まで含めればまあ優位を取れるはずだ。正面から近接戦闘を挑んで押し込んでやる。
くくく……お前が主役だったならここで逆転の一手を見出すンだろうがッ!
お前は主人公じゃねえッ!!!
いけ、俺のデスメタル・ベリアル!!必殺の闇獄断頭台殺(ダークデモニック・ギロチンバスター)だッ!!!
●第46話 カミカゼバトラーよ、永遠に
「メンコって……何ですか……」
ここにきて、びっくり展開だ! 途中で合流した花町・杏(ぽややん天使・g00592)は、この戦いに追い付いてきていない。
「え、えっとですね……」
説明しよう!
この物語は、ハイパーアタックカミカゼカードバトル……もとい、メンコバトルで人気だったアニメが大好きな信者達と、目の前にいるリーダー格のサンダルフォンさん達が、それを愛しすぎちゃって、それが好きじゃない人達を敵として認識してるので、じゃあ、味方のようにすれば、相手も油断するんじゃない? という理論でディアボロス達はこの戦いを制しようとしているのであるッ!!
「というわけなんです」
と、時坂・暁(パラダイス・ロスト・g00297)が、丁寧に教えてあげた。
しかし……幼い杏には、少々難しい話のようではあるが……。
「あの、皆さんの戦い方を……参考にさせていただきます」
「そうですね、その方が分かりやすいかもしれませんね」
一緒に頑張りましょうという暁の言葉に、杏はこくりと頷いて見せたのだった。
「やいっ! サンダルぽん! いい年した大人が、メンコにキャッキャするのに付け込むだとか許せないわ!」
さっそく、そう村咲・紺呼(きつねやこんこ・g06797)が啖呵を切ると。
「ぐっ……」
あれ、龍園寺・トウヤ(Hopeless・g00207)が胸を押さえてる!?
慌てて、紺呼は言い直した。
「え、これダメージ余所に行ってる? そっか。なら……あと転売とかもダメだかんね!」
「誰がそんな、アコギなことをするというのですか!!」
転ヤーぶっ殺すと、逆にサンダルフォンが闘志を燃やしている……あれ、逆効果になってる!?
少々焦りながらも、紺呼は。
「あー、やってないっていうなら……いや、どっちにしても、倒す! それがカミカゼだから!!」
理不尽極まりないが、カミカゼなら仕方ないのだ!
大きく飛び上がり、愛用の長薙刀、暗闇坂を大きく振りかぶり、大上段からメンコ叩きつける勢いでの。
「三身に仕掛けて三十六撰。大蘇が新形、悪源太!!」
三十六撰・悪源太(サンジュウロクセンアクゲンタ)でもって、バンバンと二段撃を放った。
「ぐあああああ!!」
まともに食らってしまい、サンダルフォンは即座に距離を開ける。そこにすかさず。
「すっごく気になってたんだけど、あなたの格好。『メンコをタイツで牛耳る団体』略してメンタイ団のコスプレ……?」
「誰が好き好んで、第4話のCM前に壊滅した雑魚敵のコスプレしなきゃなんないんですか!! それをするなら、第36話に出てきた味方の大天使サマーラ様のコスプレをしますよ!!」
あ、思わずサンダルフォンさん、本音が漏れてます。漏れてます!!
(「他の皆の戦いぶりを見て理解しました。今回はそういうやつなんですね。サンダルフォンもなんとノリがいい。君の本体もそれくらい砕けていれば――仲良くなる未来もあったかもしれないね?」)
暁は、心の中でそう呟いていた。一応、杏にはあの説明をしたが……皆が戦うまで暁もこのノリで行くとは思っていなかったのだ。
しかし、分かった以上、これを使わない手はない。
「あなたはしょせん『残光』、明星が去った後の残響のようなもの。出来損ないのレプリカがオリジナルに勝る道理はないのです」
すっと、暁は先ほど用意したカード『白き明星』を構え、高らかに宣言する。
(「……あれ? 私の方が悪役っぽい?」)
そんなことはないと思うが……その暁の言葉にサンダルフォンも。
「ならば……試してみると良いでしょう。私が勝つか、あなたが勝つか!!」
サンダルフォンの放つアイン・ソフ・オウルに合わせるように。
「天使核接続――疑似限定解除。はじまりの時を紡げ――汝、光を齎す者。――降り注げ、アイン・ソフ・オウル!」
暁のはじまり紡ぐ白き明星(アイン・ソフ・オウル)とが、激しくぶつかり合い、そして。
「ぐぐぐ……な、なんですって!! 聞いてな……ああああああ!!」
押し返されたのだ。勝ったのは暁だ。
「私の勝ち……ですね」
とても良い笑顔を見せるのであった。
「なんとなく……わかってきました」
杏も戦い方がわかってきたようだ。さっそく、サンダルフォンに勝利した暁の『攻撃』を再現して。
「……ん? これって、まさか……」
ようやく起き上がったサンダルフォンへと、勢いよく放った。
「えっと……こんな感じ……ですか?」
「ま、またぁーーー!?」
二度目のはじまり紡ぐ白き明星(アイン・ソフ・オウル)に、止めを刺されるがごとく、光に召された。
いうなれば、サンダルフォン、ボロボロである。
「よく分からないので……サンダルフォンには、さっさと退場してもらいますね」
杏の言葉にもぐさっと傷ついているサンダルフォンが、そこにいた。合掌。
「さあ……気を取り直して、ハイパーアタックカミカゼバトルの時間だぜ、天使殿よォ」
互いにやっと起き上がったサンダルフォンと、トウヤ。
お互い満身創痍なのは……たぶん、気のせいだろう。特にトウヤの方。
「覚えているか、2期28話、『鋼鉄の悪魔将軍』でカゼトに、初めての黒星をつけた鋼の悪魔将コクヤのことをな……」
「……ま、まさか……!?」
トウヤの言葉にサンダルフォンの頬が熱くなった。どうやら、サンダルフォンは気づいたらしい。ちなみにカゼトは第二期の主人公の名前です。はい。
「くくく……お前が主役だったなら、ここで逆転の一手を見出すンだろうがッ!」
トウヤは『理解』している、相手は敵で、味方はディアボロスだということを。
「お前は主人公じゃねえッ!!! いけ、俺のデスメタル・ベリアル!! 必殺の闇獄断頭台殺(ダークデモニック・ギロチンバスター)だッ!!!」
カードを取り出しながら、龍吼(ドラゴンロア)で、流れるような連続技でもって、サンダルフォンに最後の止めを刺したのだ。
「ありがとう……我が戦いに悔いはなし……!!」
トウヤの……いや、ここまで度重なるカミカゼバトラーの熱い戦いを受け止め、サンダルフォンは、とてもいい顔で散っていった。
――まるで、カミカゼの最終話で敗れるあの、ボスのように……。
こうして、ディアボロス達は、無事、目的を果たすことができた。それも非常に完璧に!!
清々しい気持ちを胸に、ディアボロス達はパラドクストレインに乗り込み、帰路へと向かったのであった。
ありがとう、ディアボロス!! ありがとう、素晴らしきカミカゼバトラー!! 君達の戦いは忘れない!!!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】がLV2になった!
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効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
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