リプレイ
花塚・夜壱
戦場か……懐かしい雰囲気だな
別段、恋しい訳ではないんだが
注目を浴びるために、如意棒で強く地を叩く
音が響けば、空気も震える
俺の体格もあれば、視線を集めることは難しくないだろう
アイルランド軍の、花塚夜壱だ
死を恐れない者だけが、俺にかかってくるが良い
あとはそうだな……
分かりやすく、【我猛鬼】で地面を割って見せても良いかもしれない
【士気高揚】も使用し、アイルランド軍の士気向上に努めよう
君たちも、守るべきものがあってここに立っているんだろう
そして俺たちは、そんな君たちを守るためにここにいる
全力を尽くそう、誰も悲しませないために
●
「戦場か……懐かしい雰囲気だな」
嵐の前の静けさを思わせる、この張り詰めた空気。武器を抱く、こわばった兵士達の顔――恋しいわけではないが、戻って来てしまった、という気分だ。
花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)は軽く駆け、敵軍の正面へ進み出るなり、如意棒を振り上げて地面を強く叩く。
弾けるような乾いた音を立てて先端が土を抉り、鋭い振動が響いた。何事だ、と彼らの視線が集まって来る。
「アイルランド軍の、花塚夜壱だ」
そう宣戦を布告した後、悠然と背を向ける。
「――死を恐れない者だけが、俺にかかってくるが良い」
味方の方へ戻っていくその堂々とした振る舞いを見て、どうやら今回の相手には強者がいるようだ、と敵はざわめき、動揺の気配が広がっている風。
「君たちも、守るべきものがあってここに立っているんだろう」
整列するアイルランド兵達へ、夜壱は語り掛けた。
「そして俺たちは、そんな君たちを守るためにここにいる――全力を尽くそう、誰も悲しませないために!」
如意棒で大地を穿って快音を響かせながら、拳を振り上げる。
兵士達も呼応するように声を上げて武器を突き上げ、その意気は天をも衝かんばかりに燃え上がっていくのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
リディル・ヴェント
・ドラゴン軍勢の兵士達へ。
(軍勢を見渡せるように高い所に位置取るわ!)
ハーイ、ドラゴン軍のみなさーん。
アタシは、大!魔術師!リディルちゃん!よ。
ドラゴンっていう後ろ盾があなたたちだけにあるのはフェアじゃないじゃない?
だからアタシはあっちの軍に加勢しにきた、大!魔(略)。
え、ドラゴンよりも小さいし弱そう?
笑っていられるのも今の内よ!
(【隔離眼】でドラゴン軍兵達の武器を可能な限り隔離してみるわ!武器がダメな場合はその辺の岩とかを隔離よ!本当に魔術師になった気分だわ!)
ほらほら、今度はあなた達も消してやりましょうか…?(生物は出来ないけどっ!)
あら、ドラゴン様達は助けに来てくれないのねー、ふふん。
●
「ハーイ、ドラゴン軍のみなさーん!」
リディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)はドラゴンの軍勢を前に胸を張り、声高らかに呼びかけた。
「アタシは、大! 魔術師! リディルちゃん! よ!」
一言一言に決めポーズを添えつつ名乗りを上げ、びしっと彼らを指差す。
「ドラゴンっていう後ろ盾があなたたちだけにあるのはフェアじゃないじゃない?」
フェアとかそういう問題じゃないだろ、という突っ込みは聞こえないし関係ない。
そんな事よりッッッ!!!
「だから! アタシはあっちの軍に加勢しにきた、大! 魔術――」
「何が魔術師だ! ドラゴン様よりてんで小せぇし弱そうじゃんよ」
「怪我しねぇうちに帰ってミルクでも飲んでやがれや!」
ムッギャーハハハ! と敵達は腹を抱え、馬鹿にした笑い声を響かせる。
「むっ、笑っていられるのも今の内よ! 見ていなさい!」
頬を膨らませて怒ったリディルは、近くに転がっていた手頃な岩を睨む。
瞬間、その岩が消えた! 隔離眼で一時、異空間へ飛ばして見せたのである。
「ほらほら、今度はあなた達も消してやりましょうか……?」
不敵な笑みを送るリディルに、敵兵士達は表情筋を引きつらせて狼狽えた。
「あら、ドラゴン様達は助けに来てくれないのねー、ふふん」
こんな最前線で起きている出来事になど、軍の後ろでふんぞり返るクロノヴェーダは関知すまい。
こうしてリディルや夜壱達の活躍により、敵先鋒隊は浮足立ったまま、戦いへ突入する事になる――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
石心・リーリャ
こっそり手助けするっていうの、逆にテンションあがるってーか、…隠れて破壊工作って、なんかニンジャみたいでイケてんじゃん?
・敵の側面への攻撃
ドラゴン軍の一般兵が迂回して味方側を包囲することが無いように、ドラゴン軍の側面に位置取るように、パラドクスの効果【トラップ生成】でトラップをバラ撒いとく。
あからさまにバラ撒いておけば、無駄に被害が拡大したりしないっしょ。
・味方へのサポート
味方が不利気味な場所があったら、ケツモチに行っとくわ。
味方が退きそうなときは、パラドクスの効果【トラップ生成】でトラップをバラ撒いて追撃されないようにしとく。
・特殊な敵への対処
クロノヴェーダがいた場合は優先してボコるわ。
●
「こっそり手助けするっていうの、逆にテンションあがるってーか……」
裏方で破壊工作というのも、まるでニンジャのよう――石心・リーリャ(アンチェインド・サイレンス・g04371)はアイルランド軍に紛れて疾駆し、ニッと小さく笑う。
ちょっと背の高い草むらの中へ、もしくはちょっとした岩の後ろなど……なるべく目に付きにくい位置を選び、ウェルカムマットを設置していく。
と――アイルランド軍の大部隊の一つが押され始めた。ドラゴン軍はさらに迂回し、側面からの挟撃を狙っている風。
するとどうだろう。進軍していた彼らがウェルカムマットを踏みつけるなり、仕込まれていたトラバサミが襲い掛かり、その足へ食らいつく!
「ぐわぁぁ! わ、罠!? そこら中にあるぞ!」
「これでは思うように回り込めぬではないか……!」
平野ゆえ罠自体はすぐに発見されてしまうが、何せ数を多くばらまいたため、警戒を促す威嚇効果となり敵を遅らせる事ができていた。
「ま、ここはどうにかしといたげっから、一旦下がって態勢整えなって」
その間にリーリャはアイルランド軍の撤退援護へ回る。すばしこく走り回って敵の目を引きつけつつ、爆弾よろしく罠をまき散らし、味方が部隊を再編制する時間を稼ぐ。
こうしてリーリャのサポートもあり、アイルランド軍は反攻に成功。戦況を優位に運ぶ事ができたのだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
無堂・理央
守りたいものを守る為に怖いと思っても戦う。
そう言う人達は少しでも多く生き残って欲しいな。
無双馬『クロフサ』に乗って戦場を駆け巡る。
アイルランド軍に味方するし、劣勢な所に踏み込んで陣形をかき乱すようにクロフサと共に駆け巡って、ブリテン軍の勢いを殺すよ。
馬上槍とか妖刀を振り回しはするけど、ブリテン軍の一般兵は極力殺さず、蹴散らかすに止める。
この戦争の主役はアイルランドの人達だからね。
【腐食】でブリテン軍の武器だけをなまくらに出来そうなら、どんどんやっちゃうよ。
武器が無くなれば、ブリテン軍の一般兵も前には出ずに下がったりするでしょ。
素手で突撃してくるのはアイルランド軍の人達でも十分対応可能だよね。
●
「守りたいものを守る為に、怖いと思っても戦う……そう言う人達は少しでも多く生き残って欲しいな」
無堂・理央(人間のカースブレイド・g00846)は無双馬『クロフサ』に乗り、熾烈な戦場を駆ける。
各地で戦うアイルランド軍の部隊を転戦し、劣勢と見れば果敢に切り込み、敵の進撃を食い止めにかかった。
「はぁっ!」
群れ来る敵兵を迎え撃ち、槍を振るって弾き飛ばす。追い打ちはせず、必要以上に殺しもしない。
「この戦争の主役は、アイルランドの人達だからね……!」
勝つのは彼らだ。自分達はその補助をするにとどめるのみ。
今度は妖刀を構えて敵の攻撃を受け止め、返す刀で切り返し、勢いよくぶっ飛ばす。
その敵は根性があるのか、転倒してもすぐ立ち上がっては来たものの――自身の得物が見る間に腐食するのを目の当たりにし、さっと青ざめた。
「そんな剣で戦えるかな?」
腐食の霧を広げていく理央の後ろから、アイルランド兵達が突っ込む。
次々と武器を失う敵兵達は抵抗する事もかなわず撤退し、形勢は逆転していた。
こうして理央の八面六臂の活躍により、アイルランド側のいくつもの部隊は窮地を救われ、戦いを続ける事ができたのである――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
ナイナ・ヴィラネスティズム
WIZ
①行動の他者と協力可
「…ひどい有り様ですこと。戦が続けばこんな光景が当たり前になっていきますわね」
町長と義勇軍のリーダーに接触し、自分達がこの近辺の戦を止めにきた者である事を説明
戦に巻き込まれないように住民の避難を要請
町長には住民を集めての呼びかけと避難場所の手配、自警団には避難誘導をそれぞれ依頼
私も【使い魔使役】で近くの動物を変化させた使い魔と自警団の何人か共に避難誘導の手伝いを行う
お年寄りや介助が必要な方の手伝いを担い、使い魔とは別に私が使役している妖精には子供相手の避難を充てましょう
まあ、妖精が気になりまして?
避難誘導完了後、町長には避難、自警団には避難場所の警護を改めてお願いする
初霜・ゆき
このままじゃ、大勢の人が傷つく。わたしはそんなの、許せない……!
町から避難する人がいるなら、わたしが護衛するね。
頼りなく見えるかもしれないけれど……これでもわたしは"氷雪使い"のウィザード。大丈夫、必ず守り抜いて見せるから。
もちろん、言葉だけで信じてもらえるとは限らない。わたしの力、少し見せてあげる。
ちょっとだけ寒くするよ……【冷気の支配者】で周囲の気温を下げる。
今は10度分しか下げられないけれど、この位の温度低下を一瞬行うだけなら皆の体にも影響は出ないはず。
信じてもらえたら、本格的に護衛開始だね。
戦闘になったなら、前に出て『突発寒波』を。この人達を傷付けるなら、わたしを倒してからにしろ……!
眉立・人鳥
熱いねェ、だが未来ある若者が死ぬ必要はねぇな
何事も円滑に物事を進めるためにはフレンドリーに行くのが一番だ
相談・護衛につく仲間が居るんなら、話を通りやすくしないとな、あんまりゆっくりもしてられねぇだろ。同行して友達催眠を使わせて貰うぜ。
とにかく身の安全を確保だ、避難にいい場所を聞き出して皆で護送してやろう
殿には俺からもアデリーペンギン型の契約悪魔をつけさせる
巨大だがそれなりに愛嬌ある顔してんだろ?態度は気に食わねぇけどな
相手は天使ってわけじゃねぇが仕事は仕事だ、しっかりこなして貰うぜ
軍の方はリディル達がうまくやってくれるだろうからな、まずはこっちの事だけ集中させて貰うぜ
トバリ・ナイトライト
「混乱に乗じて金品強奪……戦争というのは、やはり人の心を荒ませるばかりですね」
町へ向かい、仲間と共に町の有力者のもとへと向かいます
【誘惑】の力を用いた上でMoonReversの立ち振る舞いを行い
【友達催眠】によって町の人々へ自分が友人であると思わせ
この町が襲撃されることをお知らせしましょう。
「町の外で戦争が始まっています。どうやらここにもその一団がやってきそうです」
「ここは荷物を纏め、避難をお願いします。戦争が終わるまで、どのような被害が出るかわかりませんからね」
避難誘導が完了したら、敵が来る方向を警戒、迎撃。建物への被害も抑えたい。
「僕は皆さんが安全になるのを確認するまで、ここに残りますよ」
●
大平野ではすでに戦いが始まっている。四人は町へ急行したが、敵部隊の気配はまだ感じられず、どうやら間に合ったようだ。
戦場で活躍する仲間のディアボロス達のおかげで、アイルランド軍が思いのほか優勢となっているため、ひょっとしたらドラゴン側も、別働隊を出して戦力を分けるべきかどうか迷い、襲撃が遅れているのかも知れない――。
「……ひどい有り様ですこと。戦が続けばこんな光景が当たり前になっていきますわね」
ナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)は、町の建物といった景観の荒廃ぶりや、元気のない住民達の様子などに、眉根を小さくひそめる。
「混乱に乗じて金品強奪……戦争というのは、やはり人の心を荒ませるばかりですね」
ドラゴン軍は、こんなに弱った人里からも、なお搾取しようというのだ――トバリ・ナイトライト(透明の黄昏・g00064)はやりきれなさを抱えつつ、町長の元を訪ねる。
「私が町長です。このような寂れた町に、どういったご用件でしょうか?」
町長の家で、初老の男が迎えてくれるも、表情は硬く、あからさまに警戒している風。
「怪しいモンじゃない。ちょっと耳に挟んでおいた方がいい事があってな……」
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が友達催眠を発動すると、町長の雰囲気はほぐれていった。
「私達は、この近辺で起きている戦を止めようとしているのですわ」
ナイナが説明する。戦に巻き込まれぬよう、住民を避難させた方が良い事。そのために町長や、自警団の協力が必要な事。自分達も手伝う事など――。
「町から避難する人がいるなら、わたしが護衛するね」
初霜・ゆき(冬の雪のように・g03150)が申し出る。
信じてもらうのは大変だろうが、それでもやらなければ、大勢の人達が傷つく。
(「わたしはそんなの、許せない
……!」)
「――お話は分かりました。では、町の皆と相談してみましょう」
町長を伴い、住民を集めて状況を説明する。
「町の外で戦争が始まっています。どうやらここにもその一団がやってきそうです」
「ほーう。あんたらがその一団じゃないって、誰が証明できる?」
気の荒い自警団の中には、露骨にトバリ達を疑う者もいたが――。
「どうか信じて、避難して下さい」
トバリは柔らかな立ち振る舞いで接し、相手の疑心を消すように、一人一人へ声をかけ、必要なら向き合って話をする。
「戦争が終わるまで、どのような被害が出るかわかりませんからね……でも、きっと何とかなります」
「ほんとかよ……」
「頼りなく見えるかもしれないけれど……これでもわたしは『氷雪使い』のウィザード……」
ゆきが自身の力を実演すべく、周囲の温度を少しの間だけ下げる。
「うおっ寒い! 確かに実力はあるらしいな……!」
「うん。大丈夫、必ず守り抜いて見せるから」
トバリが友達催眠で後押しし、町長の口添えもあって、さほどの混乱が起きる事はなかった。
「とにかく身の安全を確保だ、隠れ先にいい場所はねぇか?」
「何かあった時は、いつも近くの丘陵地帯へ逃げてる。一応小さな拠点も作ってあるしな」
「なら、そこへ急ごう。殿にも護衛をつける」
自警団のリーダーから避難地を聞いた人鳥が、悪魔を召喚する。
アデリーペンギン型の契約悪魔は、荷物を抱えて避難の列を作る人々を眺めた。
「相手は天使ってわけじゃねぇが仕事は仕事だ、しっかりこなして貰うぜ」
人鳥が声をかけるが、悪魔はフン、とつまらなげに鼻を鳴らすような音を立てるや、列の最後尾へのそのそ歩いて行く。
「ハハ……巨大だがそれなりに愛嬌ある顔してんだろ? 態度は気に食わねぇけどな」
「お年寄りや身体が弱い方は無理をなさらず……そこのあなた方、手を貸して下さる?」
ナイナはその辺をうろつく暇そうな犬を使い魔化して荷物を運ばせる傍ら、積極的に自警団と連携を取り、松葉杖や担架を用いて町から移動させていく。
「わあ、妖精だ!」
「まあ、妖精が気になりまして? 一緒について行って構いませんわよ」
使役している妖精には子供達の相手をさせ、怖がらせたり緊張させないように避難の列へ誘導してもらう。
「僕は皆さんが安全になるのを確認するまで、ここに残りますよ」
人々が無事に町から離れるも、トバリは自警団達と、町を守るため残る心づもりだった。
「兄ちゃん、なよっとした感じだが、根性あるじゃねぇか!」
自警団の面々ともすっかり打ち解けており、肩を叩かれ激励を受けている。
こうして住民達は、ディアボロス達とともに、丘陵地帯へ向かった。
住民達の歩みは遅々たるものだったが――それでも半数ほどが、目的地へ辿り着く。
矢先、町を回り込んだ敵部隊がニヤニヤしながら追いかけて来た。
「この人達を傷付けるなら、わたしを倒してからにしろ……!」
ゆきが立ちふさがり、突発寒波を叩き込む! 凍えるあまりに動きの鈍くなった敵へ、ペンギン型の悪魔が襲いかかり、片っ端からぶっ飛ばしていった。
続いて他のディアボロス達も合流し、敵兵達を次々と薙ぎ倒し、撃退に成功する。
町に残ったトバリ達も無事に襲撃を凌ぎ、町も人も守りきる事ができたのだった――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【友達催眠】LV2が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
ユエ・シラヌイ
【同行:威月】
主人であり育ての親でもある威月様と共に行きます。
「わ、私などよりお美しい威月様の方が…!」と、威月様のからかいには大真面目に応えてしまいます。
実際、威月様のお美しさは月よりも気高く(長いので以下略)
威月様の指揮下にて、その計略を成功させるようアイルランド側へ加勢。
双方の戦況を観察して威月様に伝えつつ、自らは押されている兵を救うように敵を薙ぎ払う。
活躍はし過ぎず主に撹乱を目的に武を振るい威月様のお言葉には「その通りにございます!」と全肯定。
威月様が私を活用し士気を上げるならば、胸を揺らしながら「功績を上げた殿方には私がゆっくり…お酒をお注ぎしますわよ❤️」と付け加えて。
アドリブ歓迎
御伽・威月
【同行:ユエ】
従者であるユエと参戦
「目立つな、とは難儀なものよ。特にユエ、貴様にとっては面倒じゃろうな」と、軽くからかってやるか♡
戦場へと乱入しアイルランド側に紛れ込み戦況を僅かに有利になる様立ち回る
「おや~?ちと雲行きがが怪しくなってきた様じゃなァ」
わざとらしく、辺りの兵に聞こえるようにそう言い放った後、【天乱の欺計】を使用
敵軍の上空から雷をいくつか落とす
「これは天運をもこちらに味方しているのではないか?ユエもそう思うじゃろう?♡」
と、ユエと共にアイルランド側の勢いを後押し
「さぁ、攻めどきじゃ!勝てばそこのユエに酒を注がせてやるぞよ♡」
ユエを餌にして士気を上げるのもいいじゃろう♪
アドリブ歓迎
●
「目立つな、とは難儀なものよ。……特にユエ、貴様にとっては面倒じゃろうな」
悠然と戦場へ向かいがてら、御伽・威月(戯風神楽・g01000)は従者のユエ・シラヌイ(武天仙女・g02677)をからかうように声をかける。
「わ、私などよりお美しい威月様の方が……!」
ユエはふるふる、と慌ててかぶりを振りながら、大真面目に答えてしまう。
「威月様は月よりも気高く太陽より眩しき美しさを持っていらっしゃいます! その上先手先を見通す神算鬼謀と王者たる威風がその完璧さを引き立て――」
「おっと、敵じゃ。さぁ、戦を始めるとしよう!」
威月は適当に切り上げ、前方へ視線を投げる。
はっと我へ返ったユエは、いよいよ迫って来た敵部隊に対し、アイルランド側と足並みを揃えて駆け出した!
「威月様、どうか見ていてください!」
果敢に切り込むや、破龍双月刀を巧みに操り、迫る敵を勢いよく薙ぎ払って撃退する。
「右翼部隊が若干押されているようじゃのう。ふむ、手を貸してやってもよいか」
「はい!」
威月の示した方へ全速力で駆けつけ、身体を張って敵の猛進を食い止めるユエ。
「今度は左側が手薄じゃな。よし、ユエ……」
「威月様のお心のままに!」
すぐさま取って返して得物をぶん回し、危地に陥ったアイルランド軍を援護するユエ。
「ユエ、次は……」
「ただちに向かいます!」
二人の的確な助勢によって戦局は拮抗から、アイルランド側の優勢へ転がりつつある。
「おや~? ちと雲行きが怪しくなってきた様じゃなァ」
頃合いと見た威月が、わざとらしく声を張った。次いでそのたおやかな色白の手を、すっと真上へ掲げて。
みるみるうちに頭上へ雷雲が寄り集まり――上空から敵軍へ向けて、打ち据えるかの如き無数の雷が迸ったではないか!
「ほほう、これは天運をもこちらに味方しているのではないか? ユエもそう思うじゃろう?」
「その通りにございます!」
威月がしてやったりの猫なで声で問いかければ、ユエもすぐさま頷いて見せた。
「さぁ、攻めどきじゃ! 我が方の指揮官よ、号令をかけるがよい」
威月はそのまま、流れるようにユエを指す。
「勝てばそこのユエに、酒を注がせてやるぞよ……? くふふ」
「功績を上げた殿方には私がゆっくり……お酒をお注ぎしますわよ?」
意を察したユエも、前かがみになって胸を強調し、揺らして見せる。
激しく動き回っていた事もあってか、ただでさえ薄い衣装ははだけ気味の上、甘い汗がうっすらと柔肌をしたたり、実に色気たっぷりだ。
アイルランド軍の男どもの士気は明らかに奮い立ち、一気に攻勢を仕掛ける――!
こうして二人や、これまでの他のディアボロス達の奮闘もあいまって、アイルランド軍はこれでもかと盛り返し、大局へほとんど勝利を決定づける事に成功したのだった。
ここですべき事は終わった。さあ、残るはクロノヴェーダで構成された敵本隊へ殴り込み、竜鱗兵とドラゴンを討つのみだ!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】がLV2になった!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
トバリ・ナイトライト
「さて、ここからは僕らがドラゴン軍の中核を叩く番ですね」
竜腕魔術師の攻撃は二つの属性によるブレス。であればこちらも遠距離戦です
場所は大平野、となれば隠れる場所も逃げる場所もありません。
それを逆手に取り、【トラップ生成】を施した地帯に立ち、【挑発】を用いてこちらに注意を引き付けます
うまくトラップにかかって行動力が落ちてくれたり、隙が出来てくれれば幸いです
「人間を使って自分は血を流さない、クロノヴェーダらしい傲慢さです。ですが、そんな鼻っ柱は挫いてさしあげましょう」
隠した小型のキャノン砲を用いて、アナイアレイション。緋色の魔弾を放ちます
敵からの攻撃に対してもアクティベイトで強引に反撃をしたいところ
●
「さて、ここからは僕らがドラゴン軍の中核を叩く番ですね」
まずはドラゴンを護衛する竜鱗兵を倒さなければ――トバリ・ナイトライト(透明の黄昏・g00064)は竜腕魔術士の集団の前へ、堂々と立った。
「人間を使って自分は血を流さない、クロノヴェーダらしい傲慢さです。ですが……」
彼らを挑発しつつ、服の下に隠していた超小型携行キャノンを素早く取り出すや、敵の密集する中心部へ向ける。
「――そんな鼻っ柱は挫いてさしあげましょう」
砲口へ赤光が収束したかと思うと次の瞬間、緋色の魔力弾が撃ち放たれた!
その一発は空へ鮮やかな軌跡を描きながら飛来し、真っ向から着弾。
激しい閃光と衝撃が炸裂し、範囲内にいた敵を一息に薙ぎ払う。
後方の敵勢が追い迫り、反撃のブレスを見舞ってきた。トバリはキャノンで応戦しつつ少しずつ下がり、追って来る敵をトラップ地帯へ誘い込む。
「ぐわあっ!」
何体かが罠にかかった。足へトラバサミが深々と食い込み、その動きが一時鈍くなる。
「うまくいきましたか……ここで畳みかけましょう」
この機を逃さじと意識を研ぎ澄まし、さらに砲撃を叩き込む!
トバリも多少のダメージを負いはしたが、それでも多くの敵を撃破し――他の仲間へ後をつなぐ事ができたのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
マリヤム・カンズ
「魔術にはあまり明るくないが、ドラゴンの首が腕にまで……。そこから術を放てるのか」
厄介だな。だが、倒さなければもっと厄介な事になる。人々にとって無益な争いを早急に終わらせる為にも。覚悟してもらうぞ、魔術師達よ
「その首、3つとも貰い受けよう」
『戦覇横掃』。気を高めて突撃だ!
さながら覇者の如く戦場を駆け、時には【ジャンプ】でブレスを避けながら敵との距離を詰める事に注力しよう。何発来ようが私は退かんぞ
「術の行使に必要な詠唱を他の首でも補えるのか……!だが!」
鞭の間合いに入ったら即座に敵めがけて振るい【薙ぎ払い】だ
「唱える、狙う、撃ち出す……。早いとは言え、忙しいな」「今は鞭なら、すぐ打てる距離だ」
●
マリヤム・カンズ(月を映した水鏡・g00644)は相対する敵の風体を、まじまじと観察した。
「魔術にはあまり明るくないが、ドラゴンの首が腕にまで……。そこから術を放てるのか」
威力も手数も申し分のない相手と言っていい。実に厄介だが、しかし――。
「倒さなければもっと厄介な事になる――覚悟してもらうぞ、魔術師達よ!」
覇者に小細工は必要ない。猛々しき気勢を発し、敢然と駆け出す。
「無益な争いを早急に終わらせる為にも……その首、3つとも貰い受けよう!」
敵が間合いへ入るや否や鞭を振るい、片っ端から打ち据えてぶっ飛ばす。敵陣をまっすぐ切り裂く猛進である。
「驚いたな、術の行使に必要な詠唱を他の首でも補えるのか……! ――だがッ!」
視界の端で、こちらへ竜の首を向ける敵を認めると同時、前方へ大きく跳躍。
「私が離れているからと、安心しない事だ……」
吐き出されるブレスと敵の頭上をひと纏めに跳び越し、真後ろを取る。
「今は鞭なら、すぐ打てる距離だぞ」
目の前の敵の胴体へ鞭を巻きつけ、隣の敵に勢いよく叩きつけて薙ぎ払った。
「唱える、狙う、撃ち出す……。早いとは言え、忙しいな」
だが、機動力を活かす戦法ならどうにか対応できている。ここが平野で、障害物に乏しいのも強みだ――マリヤムは止まる事なく戦場を駆け抜け、敵の数を減らしていくのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】がLV3になった!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
初霜・ゆき
うん、無事に避難させられてよかった。皆の協力のおかげだね。
今度はクロノヴェーダを叩く番かな……戦いに介入される前に終わらせないと。
この戦いが終わらないと、皆が安心出来ない。だから、わたし達で。
それじゃあ、わたしも戦うね。
クロノヴェーダ……決して、許してなんてあげないから!
しろがねの世界よ、此処へ来れ……『白銀世界』、纏めて吹雪に包んであげる!
上手く行けば、【能力値アップ】だって残せる。ほんの少しだけど、暖かさを受け取って!
反撃は痛いけれど、それを怖がっていたら始まらない。残してくれた【ガードアップ】だってある……戦場に立つんだもん、傷付く覚悟くらいはわたしにだってある。止められると思わないで!
●
初霜・ゆき(冬の雪のように・g03150)や、ディアボロスの仲間、町長さんや自警団の人々――皆が一丸となって協力したおかげで、町を救う事ができた。
(「ううん、まだ安心するのは早い……」)
敵本隊を仕留めない事には、戦争そのものがひっくり返されかねない上、あの町も再び危険にさらされるかも知れない。
だからここで、必ずクロノヴェーダを叩かなくては!
「クロノヴェーダ……決して、許してなんてあげないから!」
まず倒すべきは、目の前の竜腕魔術士達。すでにトバリやマリヤムが交戦しており、敵の戦力は相当少なくなっている。
ここできっと、決めて見せる――ゆきは表情を引き締め、神経を研ぎ澄まして魔術を詠唱。
高まる魔力が、周囲の空気をじんわりと白で染め始めた。敵兵らは狼狽え始めるが、もう遅い。
「しろがねの世界よ、此処へ来れ……『白銀世界』!」
刹那、敵勢を凄まじい吹雪が覆い、容赦のない冷気が凍てつかせる。
しかし同時に敵のブレスも、ゆきへ直撃した。
衝撃が身体を駆け抜けるも、踏ん張って何とかこらえる。立っていられるのは、仲間が残留効果を残しておいてくれたおかげだ。
「だから、わたしからも……みんな、ほんの少しだけど、暖かさを受け取って!」
周りで戦う仲間達の間に、じんわりとした暖かさが広がる。不思議と気力の湧いて来る、優しい暖かさだった。
こうしてディアボロス達の活躍により、竜腕魔術士の軍団を撃滅する事ができた。
残るは毒嵐竜ゼラザルムのみ。奴を倒し、この戦争に終止符を打つのだッ!
大成功🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV5になった!
石心・リーリャ
(キャラの口調でプレイングを書きます)
・言動
ついにあのでっかいドラゴンとの決戦ね。
一般人側はドラゴンにガチビビってるじゃんか。おもくるしーバイブスはメンドイし、さくっとしばいちゃえば、一般人側はバイブス上がって、うちはとっとと帰れるし、WIN-WINじゃん?
・戦闘
『毒嵐竜ゼラザルム』の「テラポリューション(POW)」には、パラドクス「揺月(ボイリングダスク)」で対抗すっか。
毒攻撃かましてくるみたいだから、小細工抜きで真っ向からぶっ叩いてやるわ。
瞬間火力ならこっちにアドあるっしょ。
取り巻きがいたり増援来たら、そいつらからボコるわ。
・連携
あと、他のディアボロスとの連携、ワンチャンあればしとく。
●
「勝てるわけがない……俺達は伝説の勇者でもなんでもないんだぞ!」
アイルランド軍は、ゼラザルムを遠目に確認しただけですくみあがってしまっていた。
「あーあ、ドラゴンにガチビビってるじゃんか……じゃあここはさくっとしばいちゃえば、あっちはバイブス上がって、うちはとっとと帰れるし、WIN-WINじゃん?」
仕事は定時までに終わらせたい気持ちは全世界共通。我ながらいい考えだ――と石心・リーリャ(アンチェインド・サイレンス・g04371)は駆け出す。
対するゼラザルムも、地響きを立てて前進を開始。
奴が土を踏みしめる度、足元を中心に毒素が染み込んで、みるみるうちに大地が汚染されていく。
枯れる植物。ひらひらと飛んでいた蝶や小さな虫が毒気にあてられ、息絶えていく。
「うわ、引くわー。ドラゴンのくせに陰キャみたいなやり口しちゃってさぁ」
しかしリーリャは迷う事なく毒の大地へ突っ込み、敵を射程圏内へ捉える。
そしてそれまでの全力疾走が嘘のように、その場で制止。ドラゴンすら意識の外であるみたいにまぶたを閉じ、意識を極限まで研ぎ澄ましていく。
刹那――目を開き、引き絞った弦を解放するかの如く、正拳を放つ。
力そのものの塊が飛来し、敵の胴体を深々と穿った!
同時に振り下ろされる前脚を飛びのいて躱し、してやったりと笑いながら、周囲を駆ける。
さて、次はどこへぶち込んでやろうか――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
リディル・ヴェント
ハーイ、ドラゴンさーん。
アタシは、大!魔…はもういいわね。
テラポリューション対策で常時【フライトドローン】に乗っての戦闘を試みるわ。汚染された土壌付近には近寄らない方が良いわね。
汚染されている所を見つけたら仲間にも知らせるわ。
【能力値・命中アップ】で避ける・当てるを重視するわ。
ゆきさん達が積み上げてくれた暖かい力、借りるわよっ!
巨体だから足元にいる方がバレにくいかも…!
ドローンで低空飛行しながらこっそり、バールのようなコレで足をゴツーンよ。
これで敵の動きも鈍くなるとラッキーだわ。
あ、そうそう。
アタシは復讐者のリディル・ヴェント。
この世界(出身世界)を取り戻すまで何度でも来てやるわ!
●
「ハーイ、ドラゴンさーん。アタシは、大! 魔……はもういいわね」
リディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)はフライトドローンに乗り、空へ飛び立つ。
眼下には汚染された土壌がちらほら見える。緑生い茂る風景はすっかり変わり果てていた。
「右側もかなーり毒が回っちゃってるわよー! 気を付けてー!」
ゼラザルムに一歩も引かず、ガンガン渡り合うリーリャへ、リディルは上空からなるべく安全な場所を伝えていく。
それから旋回し、敵の後方へ回り込んで高度を下げる。咆哮を轟かせて暴れ、土を抉るゼラザルムの足元は怖いが、勇気をもってこっそり近づき――。
「後ろ脚でうっかり踏まれないようにしつつ……みんなが積み上げてくれた力、借りるわよっ!」
バールのような鉄の棒に思いを乗せ、視界いっぱいに広がる敵の脛めがけ、満身込めてフルスイング!
ンヴァメシィァッ! と独特の音が迸り、直撃したイイ手応えを感じる。
いかにドラゴンといえど、鈍器で突然脛を殴られれば――。
「グオゴオォォォッ!」
あまりの痛みゆえか、ゼラザルムはがくっと膝をつく。呼気は荒く、心なしか目元には涙すら浮いているみたいに見える。
「……あ、そうそう。アタシは復讐者のリディル・ヴェント」
リディルはゼラザルムの顔の前まで上がってから、びしっと指差して告げた!
「――この世界を取り戻すまで、何度でも来てやるわ!」
大成功🔵🔵🔵
効果1【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
眉立・人鳥
まるでガキん頃にやってたゲームだぜ
使える効果は全部使う、せっかく繋いだ力だ
毒が厄介だな、汚染された部分の土を隔離眼で取り除く事で対処出来たりしないかねェ。
それにやつの翼が問題だな、見た所こっちには地上戦力が多いみたいだ
ここは飛翔を使って空から行く、飛ぶようなら翼を重点的に狙って何とか仲間の元に引き摺り落としてェ……関節、付け根や翼膜、脆く弱い所は必ずあるはずだ。看破でもって見極める、そこに裂破光翼衝を叩き込んでやろうじゃねぇか
引き摺り落とせたら、リディルを援護だ
足を重点的に狙うなら、トラップ生成も使えそうじゃねぇか?
ドローンでの離脱が危なそうなら俺が飛翔で引っ張るつもりだ
そこまで重くねぇだろ?
●
「にしても凄ェ光景だ、まるでガキん頃にやってたゲームだぜ」
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)は地を蹴って跳躍すると同時に、光の翼を発現させて飛翔する。
直後にはゼラザルムも飛び立っていた。地上の仲間達へ向けて、毒ブレスを叩き込もうという腹づもりか。
「翼を叩きゃ、引き摺り落とせるはずだ……」
人鳥も速度を上げて猛追。敵の射程に入らぬよう迂回しつつ、落ち着いて観察する。
見えた。左方の翼膜。少し前にリーリャの一撃をもらって、傷ついている。
そこをめがけ、練り上げた魔力塊を、背中の光翼より射出する――。
眩い光の奔流が、敵の負傷した翼へ炸裂し、中ほどから引き裂いた!
奴は吼えながら墜落していく。飛行能力そのものにも、ダメージを与えられたはずだ。
しかし毒ブレス自体は出かかっていたのか、落ちながらも人鳥を睨み、毒塊をぶっ放してきた。
回避を試みるもブレスの半分を浴び、弾き飛ばされてしまう。
無理せず地上へ降り、周囲をトラップ地帯へ変える。
目を上げると、今度はリディルが敵に追われ、逃げて来る所だった。
「間に合うか……?」
再び飛翔。すれ違いざまにリディルを引っ掴み、そのまま大きく側方へ離れる。
敵が通り過ぎ、地面へ着地――した先は、たった今人鳥がトラップを作った場所。
罠が次々と発動し、敵を足止めする。人鳥達はその隙に距離を取り、態勢を整える事ができたのだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
ユエ・シラヌイ
【同行:威月】
「承知いたしました、このユエ…今より威月様の矛となり盾となりましょう」
威月様の指揮を受け、敵首魁を討ち果たします。
威月様との緻密な連携にて敵将へ攻勢をかけます。
「お任せくださいませ威月様、美貌を損なうような下手はこのユエ…決して打ちません」
私は前衛として前へ、威月様の指示と敵の動きを確り観察しつつ勇気を以って突撃、敵を撹乱しながらダメージアップした鬼神シラヌイ流『双月斬』にて薙ぎ払い、破壊します。
私は威月様の計略で濡れても問題はありません、色気すら私にとっては武器となるのです❤️
「雄々しく禍々しき竜、確かに強力ね…けど生意気だわ。威月様の前に平伏しなさい!」
アドリブ、絡み歓迎です
御伽・威月
【同行:ユエ】
「加減は要らなさそうじゃが、心せねばな」
ユエと共に敵の首魁の討伐を目指す
「わかってるとは思うが、目でしっかり敵を捉えつつ、耳ではわしの声を聞き逃すなよ?」
と、わしはユエの後方より支援をしつつ視覚外からの攻撃の警告に注力
わしはユエの攻撃範囲外から遠距離攻撃を目論む敵を主対象とし、
エフェクトの【冷気の支配者】を使用させてもらった上でパラドクス【龍神の水計】を使用
ダメージ+冷凍効果を期待しての攻撃を試みる
ユエも少し濡れるやもしれんが、まぁよかろう♡
「ふふ。後で男共の相手をさせるのじゃ。あまり傷を負うでないぞ?」
アドリブ、絡み歓迎じゃ
●
「加減は要らなさそうじゃが、心せねばな」
迎えた大一番。先に戦っていた仲間達が傷の治癒や次の攻撃の布石のため少しの時間下がり、御伽・威月(戯風神楽・g01000)とユエ・シラヌイ(武天仙女・g02677)の両名が、その間の攻め手を交代する形で戦いに望む。
「ユエよ……わかってるとは思うが、目でしっかり敵を捉えつつ、耳ではわしの声を聞き逃すなよ?」
「承知いたしました、このユエ……今より威月様の矛となり盾となりましょう」
二人に油断はない。威月がまっすぐゼラザルムを指差し、命じた。
「よし――行け!」
弾丸の如くユエが飛び出す。美しい金の瞳が見据えるは敵将ゼラザルム。
作り出される汚毒の大地も意に介さず、一心に接近していく。
「雄々しく禍々しき竜、確かに強力ね……けど生意気だわ」
敵を射程範囲内へ収めるや否や、ユエは2槍を構え、思い切り後ろへ引く。
「――威月様の前に平伏しなさい!」
鋭い踏み込みとともに打ち出した2槍から、斜めの衝撃波を二つ放った!
クロスした衝撃波が、汚染された地面の上を抉りながら奔る。
轟音と爆風が吹きすさび、X衝撃波が敵へ着弾した。
よろめくゼラザルムへ、間髪入れず槍そのものを投げつける。
空気を切り裂いて突き進む2槍の先端が、敵の尻尾を貫き、そのまま地面もろとも縫い留めてのけた。
「まだまだここから! さあ、鬼神シラヌイ流奥義……!」
が、直後。敵もまた、死毒のブレスを吐きかけて来る。
攻撃動作中のユエは、とても躱しきれない――。
「少し濡れるやもしれんが、まぁよかろう」
刹那。いやらしい笑みを浮かべた威月が、ひらりと羽扇を一振りする。
するとどうだろう。両者の間の気温が低下したかと思うと――突如として膨大な流水が出現したではないか!
その水は見る間に神々しき龍の姿へと形を変え、荒ぶる神さながらに毒のブレスへ衝突。
大量の水飛沫と激しいブレスがぶつかり合い、砕き合い……水の勢いが打ち勝った。
凍るまでとはいかないが、冷たい温度に死を予感したのか、ゼラザルムも身震いし――。
「――双! 月! 斬!」
瞬間。水の流れに乗って切迫していたユエが、水面を断ち割って飛び出しながら、敵の胴体へ交差斬りを叩き込む!
ゼラザルムは血を噴き出し、大きくよろめいた。二人の連携により痛打を受けたのは、どう見ても明らかである。
「ふふ。後で男共の相手をさせるのじゃ。あまり傷を負うでないぞ?」
「濡れても問題はありません、色気すら私にとっては武器となるのです」
一連の攻撃を終え、威月の隣へ戻り態勢を立て直すユエ。
その黒髪は水気を帯びて煌めき、濡れた肌は日の光を照り返して艶めかしい。肌に張り付く衣装に至っては豊満な乳房の形の良さを強調しており、初心な者が見れば理性が吹き飛びそうだ。
ともあれ、戦いはまだ続く。二人は揃って身構え、ゼラザルムとの次なる激突に備えた――!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
花塚・夜壱
まさか肉眼で、ドラゴンを見る事になるとは……まるでファンタジーだな
さながら俺たちは、竜を退治する勇者一行、か?
うむ、なかなか良い響きだ
伝記には残らずとも、ここで必ず奴を退治しよう
如意棒を地に刺し、そのまま宙へと大きく伸ばす
その後は【エアライド】を併用しつつ、空を踏みしめ足場にする
可能なら、うんと上まで跳んで敵の真上を陣取りたい
「ドラゴン如きが頭が高い、墜ちろ」
【破軍衝】を使って、重い一撃を敵の頭上に
それが難しければ、無難に奴の目を狙って攻撃しよう
だが宙を跳んでいる以上、奴の尾を回避する術はない
ガードアップに期待して、敵の攻撃は素直に如意棒で受ける
しかし、敵の意識を一瞬でも奪えるなら儲けものだ
●
「まさか肉眼で、ドラゴンを見る事になるとは……まるでファンタジーだな」
花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)は感嘆に近い色を込めて呟く。
相手がドラゴンなら、さしづめ自分達はそれを討伐する勇者一行だろうか。救うべき姫はいないが悪くない響きだ。
「伝記には残らずとも、ここで必ず奴を退治するとしよう……さて、行くか!」
助走をつけて如意棒を地面へ突き刺し、棒高跳びの要領で跳躍する。
高度を稼ぎつつ、エアライドでさらにジャンプ。上へ上へと昇った夜壱の目前には、ゼラザルムの顔があった。
「ドラゴン如きが頭が高い、墜ちろ」
握った拳に力を集中し、敵めがけて振り下ろす。
鉄槌の如きパンチは眉間へ食い込み、インパクトを浸透させ――直後に発生する広範囲の衝撃波がゼラザルムの両目を鋭く裂いて、血液を噴出させた。
けれど夜壱自身も反動で跳ね返り、自由落下し始める。しかも視野の端で、何かが猛然とこちらへ向かってくるのが見えた。
尻尾である。目を負傷したとはいえ視力を完全に失ったわけではない敵は、反撃を叩き込もうというのだ。
回避手段はない。夜壱は如意棒を構え、衝撃に備える。
一瞬、全身が砕かれたかと思うほどの一撃だった。引き裂かれた部分から毒も入り込んでくる。
だが、構わない。敵もこれまでのディアボロスとの戦いで相当のダメージを負っている。止めを刺すための布石となれるなら十分だ。
「恐らく、次で行ける……後は頼んだぞ」
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
無堂・理央
残るはドラゴンだけだね。
このままの勢いで倒しちゃおう!
無双馬『クロフサ』に乗って戦場を駆け巡るよ。
ボク達には空を飛ぶ手段はないし、敵が空中に居る間は弓矢による射撃しかないね。
敵が尾で攻撃しようと降りて来た時が狙い目!
【ダッシュ】で敵の間合いに飛び込んで、妖刀で尾を叩っ切る!
ボクとクロフサが飛び込む際の勢い、妖刀の切れ味、振り抜かれる尾の勢い、その全てを利用して竜の尾を【両断】してやる!
撒き散らされる毒も妖刀が放てる【呪詛】をぶつけて可能な限り相殺する。
ボスと戦う他の人とは可能な範囲で連携するよ。
●
「流れはこっちに来てる。このままの勢いで倒しちゃおう!」
無双馬『クロフサ』に乗った無堂・理央(人間のカースブレイド・g00846)は、この戦いに決着をつけるべく、ゼラザルムへ敢然と立ち向かう。
ディアボロスの仲間達の奮闘で、奴の飛行能力や視力は低下しているため、あまり長くは空中にいられないらしく、低空から地上へ降り立とうとしていた。
そこを狙い目と、理央は妖刀を手にする。そしてクロフサにトップスピードを出してもらい、一気に疾駆。
敵の巨体にも臆さず、懐へ飛び込んでいく――。
対するゼラザルムは、毒を帯びた尻尾で薙ぎ払う! 途方もない勢いと威力を備えているであろう一撃が、みるみる視界いっぱいに近づいて来る。
「絶対に……斬る!」
理央は感覚を研ぎ澄ませて妖刀をかざし――一意専心、大上段から振り下ろす。
双方の勢いと、妖刀の切れ味。タイミングを見計らう自身の判断力と、刀を操る技巧。
それらが全て合わさり、その一太刀は迫り来る尾を、根元に近い部分からぶった斬った!
巨大な尻尾がくるくると宙を舞う。ゼラザルムも傷の断面から血飛沫を噴出させ、悲鳴じみた咆哮を発した。
追い打つ格好で妖刀の呪詛も侵蝕し――しばらくじたばたともがいていた敵は、ついに糸の切れたように倒れ伏し……息絶えたのだった。
こうしてディアボロス達の活躍により、アイルランド軍は勝利をおさめ、クロノヴェーダも倒された。
「やったー! 我々の勝ちだー!」
歓喜に湧くアイルランド軍。近くの町も守られ、しばらくは彼らによって、祝いの宴が催される事だろう――!
大成功🔵🔵🔵
効果1【腐食】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!