世界樹に挑む――第一層(作者 のずみりん
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#幻想竜域キングアーサー  #世界樹ダンジョン攻略戦(第一層)  #世界樹  #妖精郷  #フローラリア 

●世界樹の楽園
「楽園が揺らいでしまった」
 色とりどりの美しい草花の舞い散る世界で、少年は寂しそうに呟いた。
「ドラゴンの攻撃か……おいで」
 性別を見まがうばかりの儚げな出で立ちは見る者を魅了するだろう。
 だがその四肢に絡みつき融合した蔦草が、呼びかけに答える『ヴァインビースト』たちが彼のもの……『『虚妄の楽園』ダチュラ』のありようをしめしていた。
「『薔薇の戦士』より賜った薫陶を僕は使わないといけない。ごめん。僕の愛した花を、夢見たこの楽園を、君たちの友を守るため、いましばらく時間を作ってほしい」
 ダチュラの腕より伸びた蔦が茨を生やし、細身の杖を形作る。掲げられた力を合図に、ヴァインビーストたちは楽園と呼ばれたフローラリアの拠点、すなわち世界樹への侵入者たちを阻むべく動き出した。

●フローラリア拠点攻略戦
 フローラリアたちの拠点が見つかった。
 朗報に集まったディアボロスたちへ、シャーロット・アルシェピス(人間の撃竜騎士・g03299)は現地に向かうパラドクストレインで、状況を説明する。
「場所は先立って制圧した防衛拠点群の近くだ。その後も姿を隠していたフローラリアたちだけど、ドラゴン勢力が妖精郷の森を焼き払おうとしたことで弱まり、遂に姿を現した……という感じだね」
 幻想竜域キングアーサーの各地にドラゴンたちが潜むダンジョンも、その多くはフローラリアからダッシュされたものだ。
 そのフローラリアの拠点『世界樹』が数キロメートルにもなる巨大なダンジョンなのは、必然というべきだろう。
「フローラリアたちの拠点だけあって、世界樹の守りは相当なものだ。ボクらが『飛翔』できる高度の何倍もあるし、樹木だけあって壁や障害物は壊してもすぐに再生されてしまう……敵の守りが硬いのは承知で、地上から地道に攻めていくしかないって感じだ」
 地上から侵入した第一層は高さにしておよそ一キロメートル。その内部も更に複数階層に分かれ、知恵のある植物、不思議な罠が待ち構えているという。
 シャーロットもまた厄介そうにいいながら、まぁ気長にいこうと肩をすくめた。

「ただこの世界樹ダンジョン、これまでの戦いでボクたちが優位な点もいくつかある」
 シャーロットが言うには今回ディアボロスたちが潜入する第一層の入り口部分、ここはフローラリアから『邪悪な侵入者を迷わせる』ように命じられた知恵のある植物達が迷宮の森を作り上げているらしい。
「知恵のある植物達、聞き覚えのある人もいるんじゃない? 以前に妖精郷を護っていたり、妖精郷への攻撃から避難させたりしてきた……彼彼女らはそのおかげか、ボクたちが邪悪な侵入者か迷いを持ち出しているみたいなんだ」
 もちろん、強引に突破する事もできる。だが知恵のある植物達にディアボロスが邪悪で無い事を示すことが出来れば、味方につけて迷宮の森を安全に突破できるはずだ。
「もちろん、ダンジョンの仕掛けはそれだけじゃない。みなが向かう事になる第一層は毒をもった草花が生い茂る花園で、歩くのはもちろん、戦闘や激しい動きで飛び散る毒の花粉や花びら、樹液をまき散らして体力が奪われる事になる……これらの対策も重要になるだろうね」
 静かに花を散らさず進もうにも、ダンジョンには第一層を護るアヴァタール級『『虚妄の楽園』ダチュラ』』が放った『ヴァインビースト』も徘徊しており、戦闘は免れない。
 またダチュラ自身も、ジェネラル級フローラリア『薔薇の戦士スカアハ』から武術の鍛錬をうけた精鋭であり、一般的なアヴァタール級以上の力を発揮してくるという。
「ダチュラが受けた鍛錬は茨の蔦を束ねた杖による杖術みたいだ。猛毒の花の種子や蔦による攻撃にも使われて、リーチがかなり変化してるから注意してほしい」
 戦いは厳しいものになるだろうが、武術に対して対抗策を用意できれば戦闘を優位に進める事もできるだろうと、シャーロットはディアボロスたちを激励する。

●迫る第三の脅威
「それと世界樹はさすがの巨大さだし焦りは禁物……と言いたいけど、あまり時間はないかもしれない」
 シャーロットがそう付け加え、注意を促したのは言うまでもなく同じディヴィジョンの敵対者、ドラゴンの事だ。
「世界樹の巨大さからして、その姿が現れた事はドラゴン勢力にも察知されていると思う。ドラゴンの大軍が世界樹に攻め寄せてくれば、三つ巴の戦いは避けられないだろうね」
 だが世界樹の攻略を進めておけば対ドラゴンにも優位に立てるはずだ。
 出来る限り攻略を進めておきたいところだね、とシャーロットは見えてきた世界樹の影に目を向けた。

●植物と『邪悪な侵入者』
「邪悪な侵入者は邪魔しなきゃいけないんだよね!」
「フローラリアの言う事は絶対だからね!」
 知恵ある草木たちは唄うようにその役割を確かめ合う。
 だがそこで一人の若木が枝を傾げた。
「邪悪な侵入者じゃなきゃ……邪魔しなくていいのか?」
「それは、そうかな?」
「邪悪じゃない侵入者って誰かな?」
 盛り上がる話題、悩む草木。
「じゃあ逆に『邪悪な侵入者』ってどんなだと思う?」
 そして話題は必然と、その判断となる。
「えーっと、挨拶をしない!」
「プレゼントをくれない……とか」
「じゃあ挨拶してお土産をもってきてくれる人は……邪悪じゃない?」
「それだ!」
 はたして邪悪とはなんぞやだが、そのような話で知恵ある植物たちの認識は固まりつつあるようだった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【浮遊】
1
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【エアライド】
1
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【活性治癒】
2
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【修復加速】
1
周囲が、破壊された建造物や物品の修復が容易に行える世界に変わる。修復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」する。
【植物活性】
1
周囲が、ディアボロスが指定した通常の植物が「効果LV×20倍」の速度で成長し、成長に光や水、栄養を必要としない世界に変わる。
【土壌改良】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の地面を、植物が育ちやすい土壌に変える。この変化はディアボロスが去った後も継続する。
【使い魔使役】
2
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【書物解読】
1
周囲の書物に、執筆者の残留思念が宿り、読むディアボロスに書物の知識を伝えてくれるようになる。効果LVが高くなる程、書物に書かれていない関連知識も得られる。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【アイテムポケット】
2
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。

効果2

【能力値アップ】LV5 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV2 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ドレイン】LV2 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

のずみりん
 幻想竜域キングアーサーへようこそ。のずみりんでございます。
 ディアボロスの奮闘にドラゴン勢力の攻撃もあり、遂にフローラリアたちの拠点『世界樹』が、防衛拠点群の先に姿を現しました。
 世界樹はディアボロスたちの『飛翔』でも上まで到達できないほど巨大なうえ、高い再生能力をもっており、搦め手でのショートカットや上空からの侵入は困難です。
 一筋縄ではいかない大迷宮ですが、まずは第一層から探索を進めていきましょう。

●世界呪のダンジョンについて
 本シナリオではフローラリアたちの拠点『世界樹』の第一層の攻略を扱います。
 第一層とは呼ばれていますが、範囲は地上からおよそ高さ一キロメートルまで広い範囲で、内部はなんかいもの階層に分かれています。
 侵入者が最初に訪れる知恵ある植物たちの迷宮は、ディアボロスたちが『邪悪な侵入者』ではない事を示せば植物たちに迎えてもらう事が可能です。
 その先にある毒花の領域は静かに歩かないと、舞い散る草花や花粉によってダメージを受ける事になります。歩く以外の方法や花を舞い散らさないような移動方法を考えられれば、素早く探索を進める事ができるでしょう。

●敵戦力について
 対決するクロノヴェーダはトループス級の『ヴァインビースト』と、最奥を守るアヴァタール級『虚妄の楽園』ダチュラ』になります。
 このうちダチュラはフローラリアのジェネラル級『薔薇の戦士スカアハ』の薫陶を受け、杖術によりパラドクスが強化されています。
 戦いの際はこの杖術への対策がないと苦戦を強いられるかもしれません。
50

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


クリスティーナ・アストロイア
「…さて、上手く打ち解けられるか」
少しだけ緊張しつつ、植物たちのところへ向かいます。
入口前で足を止めて、【アイテムポケット】から腐葉土の入った大袋を取り出す。
「…お邪魔いたします。少しお話をしてもよろしいでしょうか」
まずは挨拶。時間帯に合わせた挨拶と自己紹介をした後に植物たちへ問いかけをします。
「…気に入っていただけるかわかりませんが、良ければ受け取っていただけますか?」
植物にとって即効性はないけれど、栄養価の高い土できっと喜んでもらえるはず。
実際に土を見てもらい説明をして、なるべく色々な植物へ行き渡るよう広範囲に土を追加していきます。
時折、笑顔で植物たちに話しかけて友好的に接していきましょう


エスト・リンフィールド
えっと……こんにちは
お花さん達に若木さん、きのこさんも居るかな?

えっと……この奥に行きたいから、通してくれるかな?
通してくれるならば、【土壌改良】で、植物のみんなが元気になれるようにするね

他にも、なにか欲しいの?
じゃあ……ソードハープで少し演奏してみようか

春の芽吹きを感じる、緩やかで暖かく、希望に溢れた雰囲気の曲調から、新緑から夏の盛りの命溢れる雰囲気の、賑やかで躍動感ある曲調
秋の実りへの喜びと、それをもたらす自然への感謝を込めた、収穫祭なんかを思い出す踊りたくなるような曲調から、雪に覆われ、時折、嵐が吹き荒ぶような静謐さと激しさ、春を待ちわびる希望を込めた曲調

そして、春の到来の曲で締めくくり


ミシェル・ロメ
いずれドラゴン勢力はこの世界樹に攻めてくる
ここの植物さんたちを守るためにも、攻略は進めておかなくちゃ
彼らとも心を通わせられるといいな

それに……この迷宮の奥に、不思議な縁の気配を感じる
今はまだ縁の糸は朧げだけど
いつか僕自身の運命に向き合う日が訪れる、そのために

こんにちは。僕はミシェル。
この先に「会いたい人」がいるんだ
君たちに手荒な真似はしない。通してもらえないかな?

おみやげかぁ……お花が喜ぶおみやげって何だろう
水や土壌は既にあるみたいだから
歌とか披露したら、喜んでもらえるかな?
音の刺激が大きくなり過ぎないよう、今回は楽器を使わず、アカペラで
澄み渡るボーイソプラノを響かせて、心安らぐ優しい歌を


●迷いの森への『ご挨拶』
「えっと……こんにちは。お花さん達に若木さん、きのこさんも居るかな?」
「いるー」
「いるよー」
「エルフさん、こんにちはー」
 巨大な木の根をくぐったエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が呼びかけると、空の見えぬ森からは騒がしいほどの返事が来た。
 妖精郷にも繁茂した知恵ある植物たちだが、土壌の違いだろうか? ここの彼? 彼女? たちはずいぶん生き生きとして見える。
「エルフさんどうしたのー?」
「えっと……この奥に行きたいから、通してくれるかな?」
 幼い感じの草木たちからの直球の問いかけにエストは押され気味に悩む。悩んで、率直に答えてみる。
 エルフの素性での受けもよし、これで通してくれるならそれに越したことはないのだが。
「いいかなー?」
「いいよー」
「いやいや。邪悪な侵入者は通すな、だろう?」
 まぁ予想通りの反応。
 足元の草花に比べ、背の高い若木や、それに絡む蔦たちはだいぶしっかりとした意志を感じられた。
「やっぱり、挨拶だけじゃダメそうね」
「まぁ、急な訪問ですからね……さて、上手く打ち解けられるか」
 エストが頷くのを受けて交代したクリスティーナ・アストロイア(彼方の星を視る者・g03092)は、少し緊張したおももちで『アイテムポケット』を開く。
「急なご訪問、お邪魔いたしました。気に入っていただけるかわかりませんが、良ければ受け取っていただけますか?」
「これを我々に?」
「はいどうぞ。お近づきのしるしに。私たちの土地で作りました腐葉土です」
 世間話をしながら取り出したのは重く透明なビニール袋。
 クリスティーナがシャベルを差し込んで開ければ、濃厚な土の匂いが緑の園に漂い出した。
「つちだー」
「おいしそー」
 好意的な反応にクリスティーナの顔もほっと緩む。
 人手も植物でも、みやげの定番は『消え物』という事か。
「エストのおみやげはー?」
「他にも、なにか欲しいの? じゃあ少し演奏しようか?」
 腐葉土をまくクリスティーナを手伝うエストは更に求められ、少々悩みつつミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)へと振り向く。
「いいと思います。音の刺激が大きくなり過ぎないよう、注意して……」
「優しく、ね……」
 歌を用意したミシェルが頷くのに感謝し、エストは『ソードハープ』を優しくつま弾く。
 ボーイソプラノのアカペラを響かせるミシェルに合わせ、儚くも優しく、心安らぐ優しい音色。
「すごいね」
「うん。元気が出てくる……クリスティーナの土のおかげ?」
「わっ、おっきい」
 ディアボロスたちの歌声は土に染み入り『植物活性』の奇跡を起こす。
 更に重なる『土壌改良』の残留効果は撒かれた腐葉土と相乗効果で、世界樹の森を豊かに肥やしていった。
「大きくなれたよ!」
「ミシェル、すごい。フローラリアみたい」
「もしかして会いに来たの?」
 気のせいか少し大人びた声になった草花、あるいは新たな若木となった植物にミシェルはやんわりと首を振った。
「会いに来た……呼ばれたというのとは少し違うけれど、この迷宮の奥に、不思議な縁の気配を感じたんです」
「縁ー?」
「はい。今はまだ縁の糸は朧げですが……」
 いつか自身の運命に向き合う日が訪れる、そのために必要なこと。
 ミシェルの意志は伝わったのかわからないけれど、植物たちはそっと道を開けてくれた。
「ありがとう。いってきます」
「きをつけてねー」
 植物たちの応援にミシェルは微笑み、思いを強めて踏み出す。
 そう遠くないうち、いずれドラゴン勢力はこの世界樹に攻めてくるだろう。その時、この植物たちを守るためにも攻略を急がなければならないと。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

宇佐美・アリス
ダンジョン探索ってテンション上がるわよね
でも毒だらけなので、騒がず、頭からマントの様な物を羽織って、肌の露出を控え、口元もマスクや布で覆うわね
その上で、[風使い][結界術][オーラ操作]を組み合わせて体の周りを微風で覆って花粉や花びらは防御してみましょう
いつの間にかに覚えた[毒使い]で毒のある植物が分かるなら、できるだけ避けながら、解毒や治療法が分かれば治しながら進みましょう
と、できそうな事を挙げたので、他の人と協力しながら、足りないところを補って、静かに進みましょう
その上で、【エアライド】で分かった移動経路を進みましょう
「妖精さんが教えてくれたわ」(とエアライドを解釈)


シル・ウィンディア
迷宮探索って、心躍るよね
ちょっとわくわくしちゃう。

しかし毒対策かぁ…
花びらとか花粉とかが毒っていうのも結構きついなぁ…
さて、どうするかなぁ…

風で吹き飛ばす…
いや、広域にばら撒いちゃうだけだからまずいよね
クリーニングも考えたけど、パラドクスじゃないのならっ!

活性治癒で毒の影響を減らせるように仕向けるよ
強い毒だとしても、一撃死とかそういうのじゃなければ軽減はできるはずだよね

急ぐけど、風を生み出さないようにゆっくり動いてっと…
花粉とかの濃度が濃いところは、マントで口と鼻を覆って、少しでも毒の影響を受けないように素早く移動していくね。

速さと慎重さ…
これを織り交ぜて攻略してくよ

さぁ、次は何だろ?


クリスティーナ・アストロイア
「…毒の園、ですか。如何様に攻略したものでしょう」
「…『吊るされた男』。忍耐…静かに、ですね」
タロットをめくり、対策を練りましょう

[結界術][浄化]を用いて毒への対抗を試みます
もちろん、それだけではなく己の服装を生かして肌の露出を抑えて【活性治癒】を使って毒への対抗力(生命力)を強化していきたいですね
状況次第ですが[風使い][吹き飛ばし]で毒の花粉や花弁を避けれそうな気がします

毒を気にし過ぎては敵への注意が疎かになってしまうかもしれません
適宜[情報収集]をして油断せず進みます
可能な限りはルート変更等での戦闘を回避、難しそうであれば毒の影響が弱い場所へと誘導して戦闘できれば良いですね


エスト・リンフィールド
毒の花園……魔法で枯らすわけにもいかないよね
折角、通してくれたお花さんや若木さん、きのこさん達にも悪いし

小鳥や蝶を探して、【使い魔使役】で使役して、空から毒の花が少ないところを教えて貰うね

使い魔からの情報も頼りに、植物知識、情報収集を活かして毒の植物を避けつつ、敵にも警戒して先に進もう

普通の植物の茂みなんかに、毒の植物が隠れてるかも
看破を活かし、ロッドの石突きで探ったりしつつ、毒の植物がないか確認

どうしても、毒の植物のなかを抜けないといけない場合は……植物知識を活かし、なるべく毒性が低いものや、毒の効果が出るのが遅い植物のところを抜けて

この際、ちょっと痒くなったり、戦いのあとに調子崩す位は我慢


●毒花の世界樹迷宮
「ダンジョン探索ってテンション上がるわよね」
「わかるわかる、ちょっとわくわくしちゃう」
 薄暗い森へ踏み込む宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の呟きに、シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)が同意の声を弾ませる。
 ここはクロノヴェーダの拠点であり、未知の世界。
 知恵ある植物たちに見送られて分け入った大樹の中の森は、薄暗くも不思議な鮮やかさでディアボロスたちを迎え入れた。
「美しい、しかしこのすべてが毒花の園……ですか」
「花びらだけじゃないわ。花粉も、樹液も、みんなそう」
 だが魅入られてはいけない。
 シルは『風妖精の外套』を胸元で合わせ閉じ、いつもの『バニーアーマー』姿のアリスもマントに口元まで覆うマスクの重防御。
 アリスの『毒使い』が示す危機に、クリスティーナ・アストロイア(彼方の星を視る者・g03092)もまた『占星術師の魔導服』のフードを下ろし、突き刺さる毒気から身を逃した。
「如何様に攻略したものでしょう……『吊るされた男』。忍耐……静かに、ですね」
「魔法で枯らすわけにもいかないよね。折角、通してくれたお花さんや若木さん、きのこさん達にも悪いし」
 おもむろにめくったタロットの図柄は『ArcanaCode:Hanged Man』
 覗き込みんだエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)はうーん、と思案一つ。
「肌の露出を抑えて、『活性治癒』で抵抗力を強化していきましょうか。後は風使いや吹き飛ばしで毒の花粉や花弁を避ける……」
「『活性治癒』いいよね。でも風はそれだとまずいよ、広域にばら撒いちゃうだけになるかも」
「なら結界術も加えて、微風を覆うように吹かせる。どうかな?」
 クリスティーナの案にシルとアリスがそれぞれに修正を加えて実践すれば、舞い上がった花粉や花弁は見えない壁にあたったように弾かれ、風の流れに反らされていく。
 残る問題は下半身を濡らす蔦や草木の毒汁だ。
 今のところシルとクリスティーナの『活性治癒』が勝っているが、進むほどに草木の丈は上がってくる。
 迷宮の森はゆっくりと坂を登っているのだが、どんどん険しくなる草むらのせいで平原か、あるいは下っているのではないかと錯覚するほどだ。
「まずいですね、このままだと動けなくなります。毒を気にし過ぎては敵への注意も疎かになってしまいますし……」
「『道』を見つけなきゃダメだね……ん、そうだ」
 夜空を思わせるクリスティーナの魔導服が煤けた姿にエストは考え込み、一つ気づく。
「どうしたの、エストさん?」
「あ、すいません。ちょっと屈むので風を下げて……あっ、それくらいで……いました」
 突然にしゃがみこんだエストが首を傾げるシルに突き出したのは、指に留まった小さな蝶。
「ここが森で草木も茂ってるなら、いるはずだったんだよ。花粉を運んでいる子が」
「そっか、毒花の花粉を運ぶ虫なら、毒の影響を受けない種のはず……!」
 シルに頷き、エストはすかさず『使い魔使役』で操り、上空へと飛ばす。
 上空の蝶から見える全景なら視界を遮りそうな草木の先も容易く把握できる。
 見つけ出した草木の薄いルートを速さと慎重さを織り交ぜて突破。緑の迷宮は一気に難易度を下げた。
「その花は毒性強いから避けた方がいいかな。回り込みましょ」
 更に『毒使い』の特性を活かしたアリスが案内すれば、道を遮られてもギリギリ『活性治癒』で突破できる場所が見つけられる。
「でもこのままだと行き止まりになっちゃわない?」
「大丈夫、妖精さんが教えてくれたわ。よっ」
 そしてやむを得ぬ場合は跳躍だ。
 途切れた道に不安そうなシルへと言うや、アリスは『エアライド』でひとっ飛び。エストの蝶が見つけ出した安全地帯へと見事に二段ジャンプで着地した。
 後に続くディアボロスたちが辿り着いた先に、もう生い茂るほどの草木はない。迷宮の出口は目の前だった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【エアライド】LV1が発生!
【活性治癒】LV2が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV2が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!

ナイナ・ヴィラネスティズム
SPD
同選択肢の他者との連携可

「毒花を元気に活動させないためには冷気を纏わせるのも手かしら?十八番ですわ」

ダンジョン内では鼻と口を布で覆う事で可能な限り防毒を徹底
冷気の支配者で周囲の温度を下げつつ、毒花を刺激させないよう極力静かに移動、探索組の情報を元に索敵
ヴァインビーストとの遭遇時には迎撃姿勢を取るように立ち回り
戦闘でも毒花を刺激させない動きを心がけ、回避には飛翔やエアライドを活用
敵の放つ鋭樹の牙を妖精刀による斬撃で切り払いながら、こちらからの反撃にはヴィラネスト・アイシクルニードル
840本もの爪楊枝サイズの氷柱を敵に刺し向けて蜂の巣にしてあげましょう(氷雪使い)

使える効果2は全て使用


宇佐美・アリス
他の人との連携を心掛けて行動するわ

探索から引き続き、マント装着の上、[風使い][結界術]で作った微風を纏うわね
その上で、【飛翔】
(パラドクスの効果で)よく分からない物が出ているけど、もう隠密の必要はないわね

Last kissの新色(青の方)を塗って、煌く吐息で攻撃
(バニーアーマーが口紅に合わせて青系に変化)
オーラぽいものを集めて[氷雪使い][ブレス]でふ~、っと(吹きかける)
冷たくするって言うナイナさんの作戦に乗っかるわよ
これって、マスクと併用できないのが難点ね

攻撃は上に余裕があれば【飛翔】で、天井が低ければ【エアライド】で距離を取って躱すわよ


ミシェル・ロメ
※アドリブ、連携歓迎

護衛との戦いは避けられない、か……
やはりこの先には何か、或いは「誰か」が控えているんだね
それでも、ここで退くわけにはいかない
この先に何が待っていても、僕たちは前に進まなければ

極力足元の花を踏み荒らしたり不用意に花粉等を散らさないよう注意し
【無限の翼】で上空に飛びながら静かに移動
(天井が低すぎて「飛翔」出来なければ「エアライド」で代用)

交戦時も宙に浮かんだ身軽な状態を維持しながら敵の攻撃を回避
万が一敵の攻撃や毒花の撒き散らす毒を食らっても慌てず
活性治癒の残留効果で傷を癒し「浄化」しながら立ち向かう

頭上の天使の輪から輝く光を解き放って(光使い)
敵の目を眩ませ攻撃・反撃


エスト・リンフィールド
毒の危険は残ってるし、引き続き蝶々さんを【使い魔使役】して、周囲の毒の花園の位置や、敵の動き等の様子を警戒しつつトループスと応戦

乱戦に気を取られて、気付かないうちに毒の草のど真ん中に行ったら大変だし、植物知識、情報収集、看破を活かして警戒
危ない仲間には声掛けしておくね

迫る敵には、氷雪使いを活かしたアイスエイジブリザードで攻撃
敵が蔓で攻撃してきたら、周囲の木を盾にしたり、【エアライド】で空中ジャンプしたり、ダンスで踊るように回避を試みる

木を盾にしたら、敵も同士討ちは避けようと手加減するかもしれないし
でも、手加減しないなら……木がかわいそうだし、盾にはしないようにしよう

木だって……痛いだろうしね


●世界樹の庭師たち
「ここが森の終わり……かな。減ったといえ毒の危険は残ってるし、蝶々さん、もう少し……あっ」
「危ないっ」
 使い魔にした蝶に案内を頼もうとしたエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が思わず声を上げたのは、鞭のようにしなった蔦の強襲と、咄嗟に身を挺したミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)のオラトリオ『リリコ』の姿にだった。
「クロノヴェーダ以外は仲間じゃない、ってわけ?」
「いや……逆かも。同じ森の住人、だからかな」
 リリコに絡む蔦を宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の『フェアリーソード+1』が切り落とせば、悲鳴のような鳴き声。
 草むらを飛び出すのは見間違えようもない、フローラリアの尖兵として何度となく戦ってきたトループス級『ヴァインビースト』たちだ。
「自然の生態とは弱肉強食……とは言いますけれど、では私たちは如何しますの?」
「シュ……!」
 素早く『妖精刀【カノー】』を構えるナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)に、ヴァインビーストも『鋭樹の牙』を即答に伸ばす。
 彼らはこの毒花の庭園の住人であり、同時に異物を排除し整える庭師でもあった。
「この先には何か、或いは『誰か』が控えているんだね……決めたのは君たちじゃない」
 暴力的な『蔦縛り』の反撃に『無限の翼』で飛翔しながらミシェルは確信した。
 ヴァインビーストたちは獰猛だが知性に乏しいのはこれまでの戦いでも知られている。
 それが本能以上の動きをする時、必ず背後には別のフローラリアの意志があるということ。
「護衛との戦いは避けられない、か……」
 ミシェルの呟きに答えるよう、構えた『Épée Myosotis』を絡めとるヴァインビーストの蔦。
 思い受け継ぐ勿忘草の蒼き剣を、ミシェルは決意と共に振り抜いた。
「毒花をかわし、森の出口を塞ごうとする……なるほど、わかりやすいこと」
「左からも来てる。下がったら毒の草のど真ん中に追い込まれるよ……!」
 空に戦うミシェルと同時、地上の戦いも激しさを増す。飛び掛かるヴァインビーストの牙にナイナの妖精刀が音を立てて鍔迫り合った。
 自身もソードハープで蔦を切り払いながら警告するエスト。まずいいことには蝶と同じく、ヴァインビーストたちも森の毒花の影響は受けないらしい。
『活性治癒』はあるといえ、徐々に浸食してくる草木の毒は無視するには苦しい。
「遠慮なし、なんだね……木だって痛いだろうに」
 かわした蔦の鞭が森の木々を掠め、樹液を滴らせるのをエストは睨む。
 かのトループス級の守護対象に木々は含まれてないのか、この程度なら問題ないという頃だろうか。
「私たちも、空に逃げた方がいいかな?」
「いいえ、まだ手はありますわ。氷針点穴! 襲い来る氷柱の応酬!」
 もう『エアライド』で逃れる先もない。その危機を切り返したのはナイナの妖精刀から飛んだ『ヴィラネスト・アイシクルニードル』だった。
 内包する氷の魔力で生み出した爪楊枝の如き微細な氷柱はヴァインビーストを、森を貫き、一瞬にして冷却する。
「なるほど、冷やせば……閉じる」
「『冷気の支配者』たる私には容易い事ですわ」
 一気に肌寒くなる空気を感じ、感心したエストはローブの前を合わせる。
 数字に擦ればほんの十度程度の気温差だが、十度の気温差は生命力旺盛な杉や檜も花粉の勢いを弱めるほど。
 より繊細な草花から飛び散る花粉と樹液は目に見えて減っていた。
「冷たくすれば森を荒らさず止められるわけね。ナイナさん、相乗りするわ」
 ナイナの示した策に空に逃れたアリスも答える。
 もはや無用となった隠密……ついでにマスクも解いて、懐から取り出したのはサキュバス専用の戦闘口紅『Last kiss』の新色。
 涼し気な青を唇にまとえばアリスの吐息も色を変え、『バニーアーマー』もまた色の示す属性へと姿を変えた。
「変わった……化粧の力ってすごい」
「どうだろ……コレって結局何なのかしら?」
 目を丸くするエストに、当のアリスも困惑気味ではあったが、まぁ力としては問題ない。
「一緒にいく、よ。上下から一気に」
「シュゥッ!?」
 エストの声に意図を察したヴァインビーストたちが上空へと蔦の投網を放つが、既に遅し。
「今のうちに……!」
 美しい声と共に『天使の輪』の光がヴァインビーストたちの注目を奪う。
 無防備に振り向くわずかな瞬間、二つの異なる氷の魔力は炸裂した。
「飛べるのは良いとして、コレって結局何なのかしら?」
「良いの、かなぁ?」
 少々気の抜ける声と吐き出されるアリスの共に涼し気なオーラの『煌く吐息』が、エストの『アイスエイジブリザード』に合流、冷たく煌く風となる。
 指向性を帯びた冬の嵐が過ぎ去った後、残ったのは凍り付いたヴァインビーストの群れだけだった。
「まったく大した歓迎でしたわ……この先にいるのでしょうね、彼らの主は」
「うん……ここで退くわけにはいかない。この先に何が待っていても、僕たちは前に進まなければ」
 ナイナがその先に指し示したのは木々をくぐって伸びた昇り坂。
 未だ冷気に眠らされた森を振り返りながら、ミシェルは決意を声に一歩を踏み出した。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV3になった!

エスト・リンフィールド
この、朝顔みたいなのが……敵のボスかな?
これ以上……森の木々や花、そして……同胞が犠牲にならないようにするためにも、この奥に行かせて貰うよ

【飛翔】して毒の花園から離れるように飛び立ち、植物知識、情報収集、看破を活かして、仲間が毒の花園に入らないように警戒
危ない仲間には大声で声掛けしておくね

迫る敵には、伝承知識を活かし伝承目録で応戦
敵の毒の芳香は、天候予測を活かし風上に退避して、毒が風下に流れるように動こう

楽園の夢……かつて暮らしてたエルフの里の様子を見せてくるかも
でも、もうあの場所は……どこにもない!

一度ならず……何度も壊すつもりか!?
お前らはー!!
(頭に血が上り想像以上に大声になってるかも)


宇佐美・アリス
マスク再着用
[結界術][風使い]を使った微風の幕は継続
気休めかもしれないけど

朝顔ぽい彼がリーダーかしら?

他の人との連携を心掛けて動くわね
妖精達やエストさんに攻撃を任せてる分、[斬撃]とか仕掛けてで、彼の注意をこっちにも向けさせてみるわね

『楽園』で見せられるのは、きっと旦那さん(二回り上のパティシエ)や娘でしょうね
これはかかっちゃいそう
だけど、旦那さんはともかく、娘の恵麻は本当なら、そろそろ2歳よ
いつまでも、そんな姿のはずがないでしょ!
復讐とかあまり考えないようにしてたけど、人の思い出に土足で踏み込んで、私怒ってるんだからね
妖精門で火系の妖精達を召喚して攻撃よ
親分さん、やっちゃって!


ナイナ・ヴィラネスティズム
WIZ
同選択肢の他者との協力重視

鼻と口を布で覆っての防毒対策と冷気の支配者による場の温度調整を引き続き徹底

敵の杖術には防御・回避を優先
中でも芳香の毒を用いた精神侵食にはおそらく私の故郷の方々(両親、兄妹、婚約者、友人達)がお出迎えしてくるかもしれませんが、いずれにも構わず魔銃で「射殺」します
私にとっての大切な方々は全て亡くなっているのが現実ですのに、所詮夢は夢でしかありませんのよ(自身の精神攻撃を防御に活用)
反撃にはクリティカルロックオンで敵の弱点になり得る部分を看破し、その部分を重点的に狙うように妖精刀で斬撃

「私の想い出に土足でお入りになったお礼ですわ。ただの独りよがりでしたわね」


●虚妄の楽園を超えて
「この、朝顔みたいなのが……敵のボスかな?」
 待ち受けた存在にエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が直感したのは、この世界樹の中の世界で一際の異彩を放っていたから。
「そう……君たちの方が先だったんだね、ディアボロス」
 愁いを帯びた美しい顔立ちの少年。そのひゅんと伸びた耳や鮮やかな青をまとう服は、エストたちエルフの仲間とも見える……その内より伸びて絡みあう蔦花さえ見なければ。
 この少年こそが、世界樹の第一層を守護するフローラリア『『虚妄の楽園』ダチュラ』その人。
「ナイナさん、この匂い……」
「えぇ。毒の花園はまだ終わりではないようで」
 警戒を強めると同時、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)は気付いた。
 無拍子に構えるダチュラから流れ込んでくる甘い香り……風使いの結界術が侵食されている事に。
 咄嗟に鼻と口を覆うナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)だが、意識がぼやけ視界が揺らぐ。
「気付いてしまったんだね、僕のように」
「っ!」
 目の前に飛び出したダチュラの蔦草の杖へ、咄嗟にナイナは抜き撃った『魔銃【SR45型・エレンスゲ】』をかざして受ける。
 反れた打突が肩を打つ衝撃は思いのほか軽いが、ナイナは同時にその脅威を理解した。
「杖から、臭いを……っ!」
「スカアハ様から賜った力だけど、『今の僕には楽園を夢見るほかに能がない』んだ」
 至近を強襲する高濃度の毒香から退避できたのは咄嗟、森から『飛翔』したエストのみ。
 ナイナの、アリスの五感が急激に色を失い、目前の景色を変えていく。
「そうだ、アサガオの仲間には強力な幻覚毒があった……!」
「あ、あの杖を……エスト!」
 ナイナの決死の声に答え、エストはめくりあげた『英雄の足跡』の『伝承目録』から、英霊を具現化。
 落下の勢いのまま飛び掛かる槍の勇者がダチュラの掲げた杖を払い、上空への毒香を阻止して消える。
 見下ろす森に一瞬重なる、優しく懐かしいエルフの里の幻覚を振り払い、エストは声を張り上げた。
「風上に退避して! 強い風を……毒が、風下に流れるように……!」
「なるほどね。微風じゃ押し負けたけど、それならっ」
 顔をゆがめたエストの訴えに、アリスは胸元へと指を這わせ小さな紙を……いや、ずるずると引き出されるそれは際限なく広がっていく。
「君の胸は、いったいどうなっているのかな……?」
「ちょっとした『アイテムポケット』よ。さ、妖精の親分さん達、お願いね」
 ダチュラも目を丸くしたアリスのそれはA0サイズ、模造紙製の召喚符だった。
 召喚に応じて開く『妖精門』から飛び出すのは配下を伴う上位妖精。
 一気呵成に迫る軍団は熱を帯び、ダチュラへと向けて風が吹く。
「楽園の芳香が……なぜ? そうも恐れるの?」
「何が楽園よ。人の思い出に土足で踏み込んで、私怒ってるんだからね」
 優しくよぎる風景をアリスは怒りの一喝で否定した。
 そこに見えた家族は、愛する人と生まれたばかりの娘は何一つ変わりなかったから……もう二歳になる娘がどう成長するのか、アリスには想像もつかない。
 知る者しか見えない幻覚、それがアリスの理性を奮い立たせた。
「思い出のなかではいけないの? 楽園はいつまでも美しいのに……さぁ争いや悲しみに満ちた現世など捨てて」
 アリスたちの激情を理解できないと首を振るダチュラ。
 再びの毒香を杖が突き込もうとした時……銃声。
「私の想い出に土足でお入りになったお礼ですわ。私にとっての大切な方々は全て亡くなっているのが現実ですのに……所詮夢は夢でしかありませんのよ」
 見敵必中。よろめくナイナの黒い瞳は冷たく輝いている。
 優しく迎える家族へと向けられた魔銃の『クリティカルロックオン』は、その先にたたずむダチュラの手から、狙いすましたように蔦草の杖をへし折っていた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【書物解読】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV4になった!

ミシェル・ロメ
夢の中で見せられたのは「神父様が処刑されなかった世界」
みんなと一緒に教会で祈りを捧げ、つつましくも平和に暮らす日々
いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていた

もしかしたら、彼の言う『楽園』は
僕の夢見た世界と相通じるものかもしれない
争いも無く、憂いも無く、心穏やかに暮らせる日々

でも、それじゃ駄目なんが
偽りの幸せに溺れて抗うことをやめるのは
「幸福の奴隷」になるのと同じこと
全てを奪い踏み躙った理不尽に立ち向かうと決めたから
僕は復讐者として、この原罪と共に生きてゆく

杖術含む攻撃は飛翔し見切り回避
受けた毒は活性治癒で癒しながら浄化し
生きる意志を込めた聖歌を口ずさみながら勿忘草の剣を振るう


エスト・リンフィールド
そのスカアハって奴が……私達の同胞を奪った元凶か!?
だとしたら……愛弟子らしいお前は赦せない

お前なんか……奈落の底に落ちてしまえ!

【浮遊】して毒の花園から離れるよう距離を取り、植物知識、情報収集、看破、天候予測を活かして、仲間が毒の花園に入らないように警戒しつつ、毒の影響を受けにくい風上に位置取るよう留意
危ない仲間には大声で声掛けし、誘導しておくね

迫る敵には、大声を活かしアースシェイカーで応戦
地中深く沈めて……二度と芽が出ないようにしてやる!

反撃で種を植え付けられそうなら、【飛翔】で更に上空に退避したり、ダンスを活かし身を翻し、【エアライド】で空中ジャンプする等緊急回避

お前の仲間なんてお断りだ


宇佐美・アリス
よし、受けた毒は【活性治癒】と気合で何とか踏ん張るわよ
もうひと踏ん張り!

引き続き、[結界術][風使い]を組み合わせた微風は纏っておくわね
動ける皆と連携してアイツをぶん殴るわよ
他の人が後衛ぽいし、前に出て、惹きつけるわよ
【エアライド】や【飛翔】で立体的に動いて接近、回避
種はシールドと[オーラ操作]で出来るだけ受け流すわ

さっき使って力のなくなった召喚符を広げたり、まとってたマントで奴の視界を一瞬塞げないかしら?
一瞬でも隙ができたら風の斬撃
纏ってた[結界術]も攻撃の勢いに回すわよ

復讐者の出てくる漫画や映画の登場人物の気持ちが少し分かったわ
貴方をぶん殴らないと気が済まないみたいなのよ


●楽園は己が胸にあり
 ミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)は心地よい日差しの中にいた。
「我らが父にして主、今日という日の平穏を与えてくださった御心よ、さぁ祈りましょう……」
 厳かに温かい、懐かしい声に誘われ、ミシェルは十字を切り、賛美の歌を捧げる。
 教会はつつましくも平和に満たされ、捨て子だったミシェルに愛を与えてくれた神父は集う笑顔を温かく向かえてくれた。
 いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていた。
「うぁ……っ!」
 瞬間、鋭く切り裂く銃声と悲鳴。
 ナイナの放った魔銃の一撃がミシェルの意識を覚醒させる。
「復讐者の出てくる漫画や映画の登場人物の気持ちが少し分かったわ」
「復讐なんて、心をささくれさせるだけだ……僕は」
「貴方をぶん殴らないと、気が済まないみたいなのよ。妖精さん、力を貸して!」
 低く唸る声に顔を上げれば宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の手にした『フェアリーソード+1』が、杖を失ったダチュラを叩き伏せ、反論すら食い気味に絡む蔦草を切り裂いていく。
「そのスカアハって奴が……私達の同胞を奪った元凶か!?」
「君はエルフ……奪ったのは違う。生まれ変わったんだ、大地に根差す美しい花に。僕もそうありたかった、こんな思いをするなら」
 枝葉を散らしながら『風の斬撃』を避けるダチュラだが、そこにエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が上空からウィザードロッドを突き立てる。
「こんな思い、だって? お前なんか……奈落の底に落ちてしまえ!」
 エストの劇場は世界樹の内に大地に眠る聖霊の目覚めさせる。
 花園を揺さぶる『アースシェイカー』に吹き飛ばされるダチュラ、草花ともどもに大地へと叩きつけたられたフローラリアの肉体から、血とも樹液ともつかぬ液体が飛ぶ。
「散らさないで……踏み躙らないで。僕の愛した花を……!」
「いけない、エストさんっ」
 駆け寄るミシェルにアリス達の体が血を吹いた。
『こんな思いをするのなら、花や草に生まれたかった』と悲鳴じみた怨嗟の声が、体内に埋め込まれた猛毒の草花を一気に芽吹かせたのだ。
「楽園を、夢見たこの楽園を、僕は守る」
 吸い上げた血液を養分とするように蔦草の杖が再び伸びる。
 ミシェルの突き込む勿忘草の剣を受け流し、切り結ぶなかに幻覚の毒香が再び戦場を満たしていく。
「もしかしたら、あなたの『楽園』は僕の夢見た世界と相通じるものかもしれない……」
 争いも無く、憂いも無く、心穏やかに暮らせる日々。オラトリオ『リリコ』の加護を受け『飛翔』したミシェルの周囲がぼやけ、楽園へと誘う。
「でも、それじゃ駄目なんだ」
 いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていたあの日の記憶。
 しかしミシェルが首を振れば、それは一瞬に霧散する。共感を覚えたのは同じだったのか、その否定にダチュラが悲し気に目を伏せた。
「なぜ」
「偽りの幸せに溺れて抗うことをやめるのは『幸福の奴隷』になるのと同じこと……僕は復讐者として、この原罪と共に生きてゆく」
『冷気の支配者』に覆われ、アリスの『風使い』の『結界術』が微風が吹かせる戦場は冷たく苦しい。
 だがその安らぎなき世界を進むとミシェルは決めていたのだ。全てを奪い、踏み躙った理不尽に立ち向かうと。
「信じる人よ。夜空に星は輝けり……」
『いと高き希望の星』を気付けばミシェルは口ずさんでいた。
 愛と勇気を込めた『Épée Myosotis』の刃が空を舞って走る。徐々に体が軽くなるのがわかる。
「人の思い出を踏みにじっておいてっ!」
 その時、身勝手な言い分に猛るアリスの心が『活性治癒』に力を与えた。
 発芽した植物の絡み付くマントを引きちぎり、殴り飛ばす様に叩きつける。
「僕の楽園はここじゃあない。慈悲深き星の光の下、邪なる者どもの悪意に踏み躙られることもない未来を僕は目指す」
「だから、お前の仲間なんてお断りだ」
 衝撃と共に遮られる視界がダチュラに致命の隙を作った。
 迫るミシェルの剣を間一髪杖を受け止めたダチュラも、遮られた視界を揺さぶるエストの地震には耐えきれない。
「ぁ……」
「楽園は己が胸にありて、神は愛し児を見守りたもう」
 祈るような歌がミシェルに力を与えていく。
 かざした杖を滑りったミシェルの勿忘草の剣は、吸い込まれるようにダチュラの喉笛を切り裂いていた。
「このままなら……そのうちに地中深く沈んでいくよ。二度と芽が出ないように」
「もう何発か、ぶん殴ってやりたかったんだけどね」
 怒り覚めやらぬアリスとエスト、もはや命果てたクロノヴェーダは何も返さず、うつ伏せられた遺体は何も語らない
「進みましょう。今は」
 更に奥へ。進む理由がディアボロスたちにはある。
 立ち上がるミシェルはもはや動く者の消えた花園を後に奥地へとその足を踏み入れた。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ダブル】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年04月12日

世界樹ダンジョン攻略戦(第一層)

 妖精郷を焼き尽くそうとするジェネラル級ドラゴン『炎のベディヴィア卿』の暴挙を、ディアボロスは阻止できました。
 しかし、既に焼き払われてしまった妖精郷の森が元に戻る事は無く、フローラリアの力は大きく削がれたようです。

 この影響は、ディアボロスが攻略したフローラリア防衛要塞群を越えた先にも現れました。
 なんと、ディアボロスの目の前で防衛群を越えた先の空間が揺らぎ、隠されていた『世界樹』が姿を現したのです。
 数kmもの高さを誇り、ダンジョンを内包した本来の歴史にありえない巨大樹木。
 これこそが、フローラリアの中枢にして『断片の王』の居城のようです。
『世界樹』を攻略すれば、フローラリアとの決戦に挑めるかもしれません。

 ですが、姿を現した『世界樹』は数kmの高さで、ドラゴン側の拠点からも容易に確認できます。
 そのため『炎のベディヴィア卿』は態勢を整え次第、全軍を率いて世界樹に向かってくる事が予測されます。

※特別ルール1

 この事件の攻略期限は『炎のベディヴィア卿』が襲来するまでの時間を示しています。
 攻略期限となった場合、この事件は終了し、世界樹を巡ってディアボロス、フローラリア、ドラゴン勢力による三つ巴の戦いが開始されます。
 三つ巴の戦いは、この事件の成功シナリオの数だけ、必要成功数が減少します。
 状況によっては、フローラリアの中枢をドラゴンに先に制圧されてしまう可能性も出て来ます。警戒が必要でしょう。

※特別ルール2

 このシナリオタイプは、攻略旅団の「期限延長」提案の対象になりません。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#世界樹ダンジョン攻略戦(第一層)
🔒
#世界樹
🔒
#妖精郷
🔒
#フローラリア


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選択肢『迷える迷いの森の植物達』のルール

 迷いの森の植物達は、支配者であるフローラリアから、邪悪な侵入者を惑わせて世界樹の攻略を邪魔せよと命じられています。
 しかし、迷いの森の植物達は、ディアボロスが邪悪と判断できず、邪魔をするかどうか迷っているようです。
 迷いの森の植物達は、他の場所の植物達と地下茎で繋がっており、これまで、ディアボロスがエルフや知恵ある植物達に良くしてくれた事を覚えているようなのです。

 彼らと話をして、ディアボロスが邪悪な侵入者では無いと理解してもらう事で、世界樹の探索を進めることが出来ます。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『世界樹迷宮の不思議な冒険』のルール

 世界樹の内部は、様々な不思議な植物や仕掛けがあり、探索は一筋縄ではいきません。
 様々な工夫を凝らして、世界樹の中の不思議な仕掛けを突破して、探索を進めていきましょう。
 詳しい内容は、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾施設を警備するトループス級『ヴァインビースト』のルール

 施設の警備を行っているトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 撃破する事で、施設での行動を行いやすくなります。
 撃破せずに行動する場合は、行いたい行動の選択肢を選びつつ、👾への対策などを同時に行う必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『『虚妄の楽園』ダチュラ』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「ミシェル・ロメ」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。