リプレイ
クリスティーナ・アストロイア
「…さて、上手く打ち解けられるか」
少しだけ緊張しつつ、植物たちのところへ向かいます。
入口前で足を止めて、【アイテムポケット】から腐葉土の入った大袋を取り出す。
「…お邪魔いたします。少しお話をしてもよろしいでしょうか」
まずは挨拶。時間帯に合わせた挨拶と自己紹介をした後に植物たちへ問いかけをします。
「…気に入っていただけるかわかりませんが、良ければ受け取っていただけますか?」
植物にとって即効性はないけれど、栄養価の高い土できっと喜んでもらえるはず。
実際に土を見てもらい説明をして、なるべく色々な植物へ行き渡るよう広範囲に土を追加していきます。
時折、笑顔で植物たちに話しかけて友好的に接していきましょう
エスト・リンフィールド
えっと……こんにちは
お花さん達に若木さん、きのこさんも居るかな?
えっと……この奥に行きたいから、通してくれるかな?
通してくれるならば、【土壌改良】で、植物のみんなが元気になれるようにするね
他にも、なにか欲しいの?
じゃあ……ソードハープで少し演奏してみようか
春の芽吹きを感じる、緩やかで暖かく、希望に溢れた雰囲気の曲調から、新緑から夏の盛りの命溢れる雰囲気の、賑やかで躍動感ある曲調
秋の実りへの喜びと、それをもたらす自然への感謝を込めた、収穫祭なんかを思い出す踊りたくなるような曲調から、雪に覆われ、時折、嵐が吹き荒ぶような静謐さと激しさ、春を待ちわびる希望を込めた曲調
そして、春の到来の曲で締めくくり
ミシェル・ロメ
いずれドラゴン勢力はこの世界樹に攻めてくる
ここの植物さんたちを守るためにも、攻略は進めておかなくちゃ
彼らとも心を通わせられるといいな
それに……この迷宮の奥に、不思議な縁の気配を感じる
今はまだ縁の糸は朧げだけど
いつか僕自身の運命に向き合う日が訪れる、そのために
こんにちは。僕はミシェル。
この先に「会いたい人」がいるんだ
君たちに手荒な真似はしない。通してもらえないかな?
おみやげかぁ……お花が喜ぶおみやげって何だろう
水や土壌は既にあるみたいだから
歌とか披露したら、喜んでもらえるかな?
音の刺激が大きくなり過ぎないよう、今回は楽器を使わず、アカペラで
澄み渡るボーイソプラノを響かせて、心安らぐ優しい歌を
●迷いの森への『ご挨拶』
「えっと……こんにちは。お花さん達に若木さん、きのこさんも居るかな?」
「いるー」
「いるよー」
「エルフさん、こんにちはー」
巨大な木の根をくぐったエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が呼びかけると、空の見えぬ森からは騒がしいほどの返事が来た。
妖精郷にも繁茂した知恵ある植物たちだが、土壌の違いだろうか? ここの彼? 彼女? たちはずいぶん生き生きとして見える。
「エルフさんどうしたのー?」
「えっと……この奥に行きたいから、通してくれるかな?」
幼い感じの草木たちからの直球の問いかけにエストは押され気味に悩む。悩んで、率直に答えてみる。
エルフの素性での受けもよし、これで通してくれるならそれに越したことはないのだが。
「いいかなー?」
「いいよー」
「いやいや。邪悪な侵入者は通すな、だろう?」
まぁ予想通りの反応。
足元の草花に比べ、背の高い若木や、それに絡む蔦たちはだいぶしっかりとした意志を感じられた。
「やっぱり、挨拶だけじゃダメそうね」
「まぁ、急な訪問ですからね……さて、上手く打ち解けられるか」
エストが頷くのを受けて交代したクリスティーナ・アストロイア(彼方の星を視る者・g03092)は、少し緊張したおももちで『アイテムポケット』を開く。
「急なご訪問、お邪魔いたしました。気に入っていただけるかわかりませんが、良ければ受け取っていただけますか?」
「これを我々に?」
「はいどうぞ。お近づきのしるしに。私たちの土地で作りました腐葉土です」
世間話をしながら取り出したのは重く透明なビニール袋。
クリスティーナがシャベルを差し込んで開ければ、濃厚な土の匂いが緑の園に漂い出した。
「つちだー」
「おいしそー」
好意的な反応にクリスティーナの顔もほっと緩む。
人手も植物でも、みやげの定番は『消え物』という事か。
「エストのおみやげはー?」
「他にも、なにか欲しいの? じゃあ少し演奏しようか?」
腐葉土をまくクリスティーナを手伝うエストは更に求められ、少々悩みつつミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)へと振り向く。
「いいと思います。音の刺激が大きくなり過ぎないよう、注意して……」
「優しく、ね……」
歌を用意したミシェルが頷くのに感謝し、エストは『ソードハープ』を優しくつま弾く。
ボーイソプラノのアカペラを響かせるミシェルに合わせ、儚くも優しく、心安らぐ優しい音色。
「すごいね」
「うん。元気が出てくる……クリスティーナの土のおかげ?」
「わっ、おっきい」
ディアボロスたちの歌声は土に染み入り『植物活性』の奇跡を起こす。
更に重なる『土壌改良』の残留効果は撒かれた腐葉土と相乗効果で、世界樹の森を豊かに肥やしていった。
「大きくなれたよ!」
「ミシェル、すごい。フローラリアみたい」
「もしかして会いに来たの?」
気のせいか少し大人びた声になった草花、あるいは新たな若木となった植物にミシェルはやんわりと首を振った。
「会いに来た……呼ばれたというのとは少し違うけれど、この迷宮の奥に、不思議な縁の気配を感じたんです」
「縁ー?」
「はい。今はまだ縁の糸は朧げですが……」
いつか自身の運命に向き合う日が訪れる、そのために必要なこと。
ミシェルの意志は伝わったのかわからないけれど、植物たちはそっと道を開けてくれた。
「ありがとう。いってきます」
「きをつけてねー」
植物たちの応援にミシェルは微笑み、思いを強めて踏み出す。
そう遠くないうち、いずれドラゴン勢力はこの世界樹に攻めてくるだろう。その時、この植物たちを守るためにも攻略を急がなければならないと。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
宇佐美・アリス
ダンジョン探索ってテンション上がるわよね
でも毒だらけなので、騒がず、頭からマントの様な物を羽織って、肌の露出を控え、口元もマスクや布で覆うわね
その上で、[風使い][結界術][オーラ操作]を組み合わせて体の周りを微風で覆って花粉や花びらは防御してみましょう
いつの間にかに覚えた[毒使い]で毒のある植物が分かるなら、できるだけ避けながら、解毒や治療法が分かれば治しながら進みましょう
と、できそうな事を挙げたので、他の人と協力しながら、足りないところを補って、静かに進みましょう
その上で、【エアライド】で分かった移動経路を進みましょう
「妖精さんが教えてくれたわ」(とエアライドを解釈)
シル・ウィンディア
迷宮探索って、心躍るよね
ちょっとわくわくしちゃう。
しかし毒対策かぁ…
花びらとか花粉とかが毒っていうのも結構きついなぁ…
さて、どうするかなぁ…
風で吹き飛ばす…
いや、広域にばら撒いちゃうだけだからまずいよね
クリーニングも考えたけど、パラドクスじゃないのならっ!
活性治癒で毒の影響を減らせるように仕向けるよ
強い毒だとしても、一撃死とかそういうのじゃなければ軽減はできるはずだよね
急ぐけど、風を生み出さないようにゆっくり動いてっと…
花粉とかの濃度が濃いところは、マントで口と鼻を覆って、少しでも毒の影響を受けないように素早く移動していくね。
速さと慎重さ…
これを織り交ぜて攻略してくよ
さぁ、次は何だろ?
クリスティーナ・アストロイア
「…毒の園、ですか。如何様に攻略したものでしょう」
「…『吊るされた男』。忍耐…静かに、ですね」
タロットをめくり、対策を練りましょう
[結界術][浄化]を用いて毒への対抗を試みます
もちろん、それだけではなく己の服装を生かして肌の露出を抑えて【活性治癒】を使って毒への対抗力(生命力)を強化していきたいですね
状況次第ですが[風使い][吹き飛ばし]で毒の花粉や花弁を避けれそうな気がします
毒を気にし過ぎては敵への注意が疎かになってしまうかもしれません
適宜[情報収集]をして油断せず進みます
可能な限りはルート変更等での戦闘を回避、難しそうであれば毒の影響が弱い場所へと誘導して戦闘できれば良いですね
エスト・リンフィールド
毒の花園……魔法で枯らすわけにもいかないよね
折角、通してくれたお花さんや若木さん、きのこさん達にも悪いし
小鳥や蝶を探して、【使い魔使役】で使役して、空から毒の花が少ないところを教えて貰うね
使い魔からの情報も頼りに、植物知識、情報収集を活かして毒の植物を避けつつ、敵にも警戒して先に進もう
普通の植物の茂みなんかに、毒の植物が隠れてるかも
看破を活かし、ロッドの石突きで探ったりしつつ、毒の植物がないか確認
どうしても、毒の植物のなかを抜けないといけない場合は……植物知識を活かし、なるべく毒性が低いものや、毒の効果が出るのが遅い植物のところを抜けて
この際、ちょっと痒くなったり、戦いのあとに調子崩す位は我慢
●毒花の世界樹迷宮
「ダンジョン探索ってテンション上がるわよね」
「わかるわかる、ちょっとわくわくしちゃう」
薄暗い森へ踏み込む宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の呟きに、シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)が同意の声を弾ませる。
ここはクロノヴェーダの拠点であり、未知の世界。
知恵ある植物たちに見送られて分け入った大樹の中の森は、薄暗くも不思議な鮮やかさでディアボロスたちを迎え入れた。
「美しい、しかしこのすべてが毒花の園……ですか」
「花びらだけじゃないわ。花粉も、樹液も、みんなそう」
だが魅入られてはいけない。
シルは『風妖精の外套』を胸元で合わせ閉じ、いつもの『バニーアーマー』姿のアリスもマントに口元まで覆うマスクの重防御。
アリスの『毒使い』が示す危機に、クリスティーナ・アストロイア(彼方の星を視る者・g03092)もまた『占星術師の魔導服』のフードを下ろし、突き刺さる毒気から身を逃した。
「如何様に攻略したものでしょう……『吊るされた男』。忍耐……静かに、ですね」
「魔法で枯らすわけにもいかないよね。折角、通してくれたお花さんや若木さん、きのこさん達にも悪いし」
おもむろにめくったタロットの図柄は『ArcanaCode:Hanged Man』
覗き込みんだエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)はうーん、と思案一つ。
「肌の露出を抑えて、『活性治癒』で抵抗力を強化していきましょうか。後は風使いや吹き飛ばしで毒の花粉や花弁を避ける……」
「『活性治癒』いいよね。でも風はそれだとまずいよ、広域にばら撒いちゃうだけになるかも」
「なら結界術も加えて、微風を覆うように吹かせる。どうかな?」
クリスティーナの案にシルとアリスがそれぞれに修正を加えて実践すれば、舞い上がった花粉や花弁は見えない壁にあたったように弾かれ、風の流れに反らされていく。
残る問題は下半身を濡らす蔦や草木の毒汁だ。
今のところシルとクリスティーナの『活性治癒』が勝っているが、進むほどに草木の丈は上がってくる。
迷宮の森はゆっくりと坂を登っているのだが、どんどん険しくなる草むらのせいで平原か、あるいは下っているのではないかと錯覚するほどだ。
「まずいですね、このままだと動けなくなります。毒を気にし過ぎては敵への注意も疎かになってしまいますし……」
「『道』を見つけなきゃダメだね……ん、そうだ」
夜空を思わせるクリスティーナの魔導服が煤けた姿にエストは考え込み、一つ気づく。
「どうしたの、エストさん?」
「あ、すいません。ちょっと屈むので風を下げて……あっ、それくらいで……いました」
突然にしゃがみこんだエストが首を傾げるシルに突き出したのは、指に留まった小さな蝶。
「ここが森で草木も茂ってるなら、いるはずだったんだよ。花粉を運んでいる子が」
「そっか、毒花の花粉を運ぶ虫なら、毒の影響を受けない種のはず……!」
シルに頷き、エストはすかさず『使い魔使役』で操り、上空へと飛ばす。
上空の蝶から見える全景なら視界を遮りそうな草木の先も容易く把握できる。
見つけ出した草木の薄いルートを速さと慎重さを織り交ぜて突破。緑の迷宮は一気に難易度を下げた。
「その花は毒性強いから避けた方がいいかな。回り込みましょ」
更に『毒使い』の特性を活かしたアリスが案内すれば、道を遮られてもギリギリ『活性治癒』で突破できる場所が見つけられる。
「でもこのままだと行き止まりになっちゃわない?」
「大丈夫、妖精さんが教えてくれたわ。よっ」
そしてやむを得ぬ場合は跳躍だ。
途切れた道に不安そうなシルへと言うや、アリスは『エアライド』でひとっ飛び。エストの蝶が見つけ出した安全地帯へと見事に二段ジャンプで着地した。
後に続くディアボロスたちが辿り着いた先に、もう生い茂るほどの草木はない。迷宮の出口は目の前だった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【エアライド】LV1が発生!
【活性治癒】LV2が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV2が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
ナイナ・ヴィラネスティズム
SPD
同選択肢の他者との連携可
「毒花を元気に活動させないためには冷気を纏わせるのも手かしら?十八番ですわ」
ダンジョン内では鼻と口を布で覆う事で可能な限り防毒を徹底
冷気の支配者で周囲の温度を下げつつ、毒花を刺激させないよう極力静かに移動、探索組の情報を元に索敵
ヴァインビーストとの遭遇時には迎撃姿勢を取るように立ち回り
戦闘でも毒花を刺激させない動きを心がけ、回避には飛翔やエアライドを活用
敵の放つ鋭樹の牙を妖精刀による斬撃で切り払いながら、こちらからの反撃にはヴィラネスト・アイシクルニードル
840本もの爪楊枝サイズの氷柱を敵に刺し向けて蜂の巣にしてあげましょう(氷雪使い)
使える効果2は全て使用
宇佐美・アリス
他の人との連携を心掛けて行動するわ
探索から引き続き、マント装着の上、[風使い][結界術]で作った微風を纏うわね
その上で、【飛翔】
(パラドクスの効果で)よく分からない物が出ているけど、もう隠密の必要はないわね
Last kissの新色(青の方)を塗って、煌く吐息で攻撃
(バニーアーマーが口紅に合わせて青系に変化)
オーラぽいものを集めて[氷雪使い][ブレス]でふ~、っと(吹きかける)
冷たくするって言うナイナさんの作戦に乗っかるわよ
これって、マスクと併用できないのが難点ね
攻撃は上に余裕があれば【飛翔】で、天井が低ければ【エアライド】で距離を取って躱すわよ
ミシェル・ロメ
※アドリブ、連携歓迎
護衛との戦いは避けられない、か……
やはりこの先には何か、或いは「誰か」が控えているんだね
それでも、ここで退くわけにはいかない
この先に何が待っていても、僕たちは前に進まなければ
極力足元の花を踏み荒らしたり不用意に花粉等を散らさないよう注意し
【無限の翼】で上空に飛びながら静かに移動
(天井が低すぎて「飛翔」出来なければ「エアライド」で代用)
交戦時も宙に浮かんだ身軽な状態を維持しながら敵の攻撃を回避
万が一敵の攻撃や毒花の撒き散らす毒を食らっても慌てず
活性治癒の残留効果で傷を癒し「浄化」しながら立ち向かう
頭上の天使の輪から輝く光を解き放って(光使い)
敵の目を眩ませ攻撃・反撃
エスト・リンフィールド
毒の危険は残ってるし、引き続き蝶々さんを【使い魔使役】して、周囲の毒の花園の位置や、敵の動き等の様子を警戒しつつトループスと応戦
乱戦に気を取られて、気付かないうちに毒の草のど真ん中に行ったら大変だし、植物知識、情報収集、看破を活かして警戒
危ない仲間には声掛けしておくね
迫る敵には、氷雪使いを活かしたアイスエイジブリザードで攻撃
敵が蔓で攻撃してきたら、周囲の木を盾にしたり、【エアライド】で空中ジャンプしたり、ダンスで踊るように回避を試みる
木を盾にしたら、敵も同士討ちは避けようと手加減するかもしれないし
でも、手加減しないなら……木がかわいそうだし、盾にはしないようにしよう
木だって……痛いだろうしね
●世界樹の庭師たち
「ここが森の終わり……かな。減ったといえ毒の危険は残ってるし、蝶々さん、もう少し……あっ」
「危ないっ」
使い魔にした蝶に案内を頼もうとしたエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が思わず声を上げたのは、鞭のようにしなった蔦の強襲と、咄嗟に身を挺したミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)のオラトリオ『リリコ』の姿にだった。
「クロノヴェーダ以外は仲間じゃない、ってわけ?」
「いや……逆かも。同じ森の住人、だからかな」
リリコに絡む蔦を宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の『フェアリーソード+1』が切り落とせば、悲鳴のような鳴き声。
草むらを飛び出すのは見間違えようもない、フローラリアの尖兵として何度となく戦ってきたトループス級『ヴァインビースト』たちだ。
「自然の生態とは弱肉強食……とは言いますけれど、では私たちは如何しますの?」
「シュ……!」
素早く『妖精刀【カノー】』を構えるナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)に、ヴァインビーストも『鋭樹の牙』を即答に伸ばす。
彼らはこの毒花の庭園の住人であり、同時に異物を排除し整える庭師でもあった。
「この先には何か、或いは『誰か』が控えているんだね……決めたのは君たちじゃない」
暴力的な『蔦縛り』の反撃に『無限の翼』で飛翔しながらミシェルは確信した。
ヴァインビーストたちは獰猛だが知性に乏しいのはこれまでの戦いでも知られている。
それが本能以上の動きをする時、必ず背後には別のフローラリアの意志があるということ。
「護衛との戦いは避けられない、か……」
ミシェルの呟きに答えるよう、構えた『Épée Myosotis』を絡めとるヴァインビーストの蔦。
思い受け継ぐ勿忘草の蒼き剣を、ミシェルは決意と共に振り抜いた。
「毒花をかわし、森の出口を塞ごうとする……なるほど、わかりやすいこと」
「左からも来てる。下がったら毒の草のど真ん中に追い込まれるよ……!」
空に戦うミシェルと同時、地上の戦いも激しさを増す。飛び掛かるヴァインビーストの牙にナイナの妖精刀が音を立てて鍔迫り合った。
自身もソードハープで蔦を切り払いながら警告するエスト。まずいいことには蝶と同じく、ヴァインビーストたちも森の毒花の影響は受けないらしい。
『活性治癒』はあるといえ、徐々に浸食してくる草木の毒は無視するには苦しい。
「遠慮なし、なんだね……木だって痛いだろうに」
かわした蔦の鞭が森の木々を掠め、樹液を滴らせるのをエストは睨む。
かのトループス級の守護対象に木々は含まれてないのか、この程度なら問題ないという頃だろうか。
「私たちも、空に逃げた方がいいかな?」
「いいえ、まだ手はありますわ。氷針点穴! 襲い来る氷柱の応酬!」
もう『エアライド』で逃れる先もない。その危機を切り返したのはナイナの妖精刀から飛んだ『ヴィラネスト・アイシクルニードル』だった。
内包する氷の魔力で生み出した爪楊枝の如き微細な氷柱はヴァインビーストを、森を貫き、一瞬にして冷却する。
「なるほど、冷やせば……閉じる」
「『冷気の支配者』たる私には容易い事ですわ」
一気に肌寒くなる空気を感じ、感心したエストはローブの前を合わせる。
数字に擦ればほんの十度程度の気温差だが、十度の気温差は生命力旺盛な杉や檜も花粉の勢いを弱めるほど。
より繊細な草花から飛び散る花粉と樹液は目に見えて減っていた。
「冷たくすれば森を荒らさず止められるわけね。ナイナさん、相乗りするわ」
ナイナの示した策に空に逃れたアリスも答える。
もはや無用となった隠密……ついでにマスクも解いて、懐から取り出したのはサキュバス専用の戦闘口紅『Last kiss』の新色。
涼し気な青を唇にまとえばアリスの吐息も色を変え、『バニーアーマー』もまた色の示す属性へと姿を変えた。
「変わった……化粧の力ってすごい」
「どうだろ……コレって結局何なのかしら?」
目を丸くするエストに、当のアリスも困惑気味ではあったが、まぁ力としては問題ない。
「一緒にいく、よ。上下から一気に」
「シュゥッ!?」
エストの声に意図を察したヴァインビーストたちが上空へと蔦の投網を放つが、既に遅し。
「今のうちに……!」
美しい声と共に『天使の輪』の光がヴァインビーストたちの注目を奪う。
無防備に振り向くわずかな瞬間、二つの異なる氷の魔力は炸裂した。
「飛べるのは良いとして、コレって結局何なのかしら?」
「良いの、かなぁ?」
少々気の抜ける声と吐き出されるアリスの共に涼し気なオーラの『煌く吐息』が、エストの『アイスエイジブリザード』に合流、冷たく煌く風となる。
指向性を帯びた冬の嵐が過ぎ去った後、残ったのは凍り付いたヴァインビーストの群れだけだった。
「まったく大した歓迎でしたわ……この先にいるのでしょうね、彼らの主は」
「うん……ここで退くわけにはいかない。この先に何が待っていても、僕たちは前に進まなければ」
ナイナがその先に指し示したのは木々をくぐって伸びた昇り坂。
未だ冷気に眠らされた森を振り返りながら、ミシェルは決意を声に一歩を踏み出した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
エスト・リンフィールド
この、朝顔みたいなのが……敵のボスかな?
これ以上……森の木々や花、そして……同胞が犠牲にならないようにするためにも、この奥に行かせて貰うよ
【飛翔】して毒の花園から離れるように飛び立ち、植物知識、情報収集、看破を活かして、仲間が毒の花園に入らないように警戒
危ない仲間には大声で声掛けしておくね
迫る敵には、伝承知識を活かし伝承目録で応戦
敵の毒の芳香は、天候予測を活かし風上に退避して、毒が風下に流れるように動こう
楽園の夢……かつて暮らしてたエルフの里の様子を見せてくるかも
でも、もうあの場所は……どこにもない!
一度ならず……何度も壊すつもりか!?
お前らはー!!
(頭に血が上り想像以上に大声になってるかも)
宇佐美・アリス
マスク再着用
[結界術][風使い]を使った微風の幕は継続
気休めかもしれないけど
朝顔ぽい彼がリーダーかしら?
他の人との連携を心掛けて動くわね
妖精達やエストさんに攻撃を任せてる分、[斬撃]とか仕掛けてで、彼の注意をこっちにも向けさせてみるわね
『楽園』で見せられるのは、きっと旦那さん(二回り上のパティシエ)や娘でしょうね
これはかかっちゃいそう
だけど、旦那さんはともかく、娘の恵麻は本当なら、そろそろ2歳よ
いつまでも、そんな姿のはずがないでしょ!
復讐とかあまり考えないようにしてたけど、人の思い出に土足で踏み込んで、私怒ってるんだからね
妖精門で火系の妖精達を召喚して攻撃よ
親分さん、やっちゃって!
ナイナ・ヴィラネスティズム
WIZ
同選択肢の他者との協力重視
鼻と口を布で覆っての防毒対策と冷気の支配者による場の温度調整を引き続き徹底
敵の杖術には防御・回避を優先
中でも芳香の毒を用いた精神侵食にはおそらく私の故郷の方々(両親、兄妹、婚約者、友人達)がお出迎えしてくるかもしれませんが、いずれにも構わず魔銃で「射殺」します
私にとっての大切な方々は全て亡くなっているのが現実ですのに、所詮夢は夢でしかありませんのよ(自身の精神攻撃を防御に活用)
反撃にはクリティカルロックオンで敵の弱点になり得る部分を看破し、その部分を重点的に狙うように妖精刀で斬撃
「私の想い出に土足でお入りになったお礼ですわ。ただの独りよがりでしたわね」
●虚妄の楽園を超えて
「この、朝顔みたいなのが……敵のボスかな?」
待ち受けた存在にエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が直感したのは、この世界樹の中の世界で一際の異彩を放っていたから。
「そう……君たちの方が先だったんだね、ディアボロス」
愁いを帯びた美しい顔立ちの少年。そのひゅんと伸びた耳や鮮やかな青をまとう服は、エストたちエルフの仲間とも見える……その内より伸びて絡みあう蔦花さえ見なければ。
この少年こそが、世界樹の第一層を守護するフローラリア『『虚妄の楽園』ダチュラ』その人。
「ナイナさん、この匂い……」
「えぇ。毒の花園はまだ終わりではないようで」
警戒を強めると同時、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)は気付いた。
無拍子に構えるダチュラから流れ込んでくる甘い香り……風使いの結界術が侵食されている事に。
咄嗟に鼻と口を覆うナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)だが、意識がぼやけ視界が揺らぐ。
「気付いてしまったんだね、僕のように」
「っ!」
目の前に飛び出したダチュラの蔦草の杖へ、咄嗟にナイナは抜き撃った『魔銃【SR45型・エレンスゲ】』をかざして受ける。
反れた打突が肩を打つ衝撃は思いのほか軽いが、ナイナは同時にその脅威を理解した。
「杖から、臭いを……っ!」
「スカアハ様から賜った力だけど、『今の僕には楽園を夢見るほかに能がない』んだ」
至近を強襲する高濃度の毒香から退避できたのは咄嗟、森から『飛翔』したエストのみ。
ナイナの、アリスの五感が急激に色を失い、目前の景色を変えていく。
「そうだ、アサガオの仲間には強力な幻覚毒があった……!」
「あ、あの杖を……エスト!」
ナイナの決死の声に答え、エストはめくりあげた『英雄の足跡』の『伝承目録』から、英霊を具現化。
落下の勢いのまま飛び掛かる槍の勇者がダチュラの掲げた杖を払い、上空への毒香を阻止して消える。
見下ろす森に一瞬重なる、優しく懐かしいエルフの里の幻覚を振り払い、エストは声を張り上げた。
「風上に退避して! 強い風を……毒が、風下に流れるように……!」
「なるほどね。微風じゃ押し負けたけど、それならっ」
顔をゆがめたエストの訴えに、アリスは胸元へと指を這わせ小さな紙を……いや、ずるずると引き出されるそれは際限なく広がっていく。
「君の胸は、いったいどうなっているのかな……?」
「ちょっとした『アイテムポケット』よ。さ、妖精の親分さん達、お願いね」
ダチュラも目を丸くしたアリスのそれはA0サイズ、模造紙製の召喚符だった。
召喚に応じて開く『妖精門』から飛び出すのは配下を伴う上位妖精。
一気呵成に迫る軍団は熱を帯び、ダチュラへと向けて風が吹く。
「楽園の芳香が……なぜ? そうも恐れるの?」
「何が楽園よ。人の思い出に土足で踏み込んで、私怒ってるんだからね」
優しくよぎる風景をアリスは怒りの一喝で否定した。
そこに見えた家族は、愛する人と生まれたばかりの娘は何一つ変わりなかったから……もう二歳になる娘がどう成長するのか、アリスには想像もつかない。
知る者しか見えない幻覚、それがアリスの理性を奮い立たせた。
「思い出のなかではいけないの? 楽園はいつまでも美しいのに……さぁ争いや悲しみに満ちた現世など捨てて」
アリスたちの激情を理解できないと首を振るダチュラ。
再びの毒香を杖が突き込もうとした時……銃声。
「私の想い出に土足でお入りになったお礼ですわ。私にとっての大切な方々は全て亡くなっているのが現実ですのに……所詮夢は夢でしかありませんのよ」
見敵必中。よろめくナイナの黒い瞳は冷たく輝いている。
優しく迎える家族へと向けられた魔銃の『クリティカルロックオン』は、その先にたたずむダチュラの手から、狙いすましたように蔦草の杖をへし折っていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【書物解読】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV4になった!
ミシェル・ロメ
夢の中で見せられたのは「神父様が処刑されなかった世界」
みんなと一緒に教会で祈りを捧げ、つつましくも平和に暮らす日々
いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていた
もしかしたら、彼の言う『楽園』は
僕の夢見た世界と相通じるものかもしれない
争いも無く、憂いも無く、心穏やかに暮らせる日々
でも、それじゃ駄目なんが
偽りの幸せに溺れて抗うことをやめるのは
「幸福の奴隷」になるのと同じこと
全てを奪い踏み躙った理不尽に立ち向かうと決めたから
僕は復讐者として、この原罪と共に生きてゆく
杖術含む攻撃は飛翔し見切り回避
受けた毒は活性治癒で癒しながら浄化し
生きる意志を込めた聖歌を口ずさみながら勿忘草の剣を振るう
エスト・リンフィールド
そのスカアハって奴が……私達の同胞を奪った元凶か!?
だとしたら……愛弟子らしいお前は赦せない
お前なんか……奈落の底に落ちてしまえ!
【浮遊】して毒の花園から離れるよう距離を取り、植物知識、情報収集、看破、天候予測を活かして、仲間が毒の花園に入らないように警戒しつつ、毒の影響を受けにくい風上に位置取るよう留意
危ない仲間には大声で声掛けし、誘導しておくね
迫る敵には、大声を活かしアースシェイカーで応戦
地中深く沈めて……二度と芽が出ないようにしてやる!
反撃で種を植え付けられそうなら、【飛翔】で更に上空に退避したり、ダンスを活かし身を翻し、【エアライド】で空中ジャンプする等緊急回避
お前の仲間なんてお断りだ
宇佐美・アリス
よし、受けた毒は【活性治癒】と気合で何とか踏ん張るわよ
もうひと踏ん張り!
引き続き、[結界術][風使い]を組み合わせた微風は纏っておくわね
動ける皆と連携してアイツをぶん殴るわよ
他の人が後衛ぽいし、前に出て、惹きつけるわよ
【エアライド】や【飛翔】で立体的に動いて接近、回避
種はシールドと[オーラ操作]で出来るだけ受け流すわ
さっき使って力のなくなった召喚符を広げたり、まとってたマントで奴の視界を一瞬塞げないかしら?
一瞬でも隙ができたら風の斬撃
纏ってた[結界術]も攻撃の勢いに回すわよ
復讐者の出てくる漫画や映画の登場人物の気持ちが少し分かったわ
貴方をぶん殴らないと気が済まないみたいなのよ
●楽園は己が胸にあり
ミシェル・ロメ(とわにひびくうた・g04569)は心地よい日差しの中にいた。
「我らが父にして主、今日という日の平穏を与えてくださった御心よ、さぁ祈りましょう……」
厳かに温かい、懐かしい声に誘われ、ミシェルは十字を切り、賛美の歌を捧げる。
教会はつつましくも平和に満たされ、捨て子だったミシェルに愛を与えてくれた神父は集う笑顔を温かく向かえてくれた。
いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていた。
「うぁ……っ!」
瞬間、鋭く切り裂く銃声と悲鳴。
ナイナの放った魔銃の一撃がミシェルの意識を覚醒させる。
「復讐者の出てくる漫画や映画の登場人物の気持ちが少し分かったわ」
「復讐なんて、心をささくれさせるだけだ……僕は」
「貴方をぶん殴らないと、気が済まないみたいなのよ。妖精さん、力を貸して!」
低く唸る声に顔を上げれば宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)の手にした『フェアリーソード+1』が、杖を失ったダチュラを叩き伏せ、反論すら食い気味に絡む蔦草を切り裂いていく。
「そのスカアハって奴が……私達の同胞を奪った元凶か!?」
「君はエルフ……奪ったのは違う。生まれ変わったんだ、大地に根差す美しい花に。僕もそうありたかった、こんな思いをするなら」
枝葉を散らしながら『風の斬撃』を避けるダチュラだが、そこにエスト・リンフィールド(挙動不審エルフ吟遊詩人系・g05947)が上空からウィザードロッドを突き立てる。
「こんな思い、だって? お前なんか……奈落の底に落ちてしまえ!」
エストの劇場は世界樹の内に大地に眠る聖霊の目覚めさせる。
花園を揺さぶる『アースシェイカー』に吹き飛ばされるダチュラ、草花ともどもに大地へと叩きつけたられたフローラリアの肉体から、血とも樹液ともつかぬ液体が飛ぶ。
「散らさないで……踏み躙らないで。僕の愛した花を……!」
「いけない、エストさんっ」
駆け寄るミシェルにアリス達の体が血を吹いた。
『こんな思いをするのなら、花や草に生まれたかった』と悲鳴じみた怨嗟の声が、体内に埋め込まれた猛毒の草花を一気に芽吹かせたのだ。
「楽園を、夢見たこの楽園を、僕は守る」
吸い上げた血液を養分とするように蔦草の杖が再び伸びる。
ミシェルの突き込む勿忘草の剣を受け流し、切り結ぶなかに幻覚の毒香が再び戦場を満たしていく。
「もしかしたら、あなたの『楽園』は僕の夢見た世界と相通じるものかもしれない……」
争いも無く、憂いも無く、心穏やかに暮らせる日々。オラトリオ『リリコ』の加護を受け『飛翔』したミシェルの周囲がぼやけ、楽園へと誘う。
「でも、それじゃ駄目なんだ」
いつまでも、この安らぎが続けばいいと思っていたあの日の記憶。
しかしミシェルが首を振れば、それは一瞬に霧散する。共感を覚えたのは同じだったのか、その否定にダチュラが悲し気に目を伏せた。
「なぜ」
「偽りの幸せに溺れて抗うことをやめるのは『幸福の奴隷』になるのと同じこと……僕は復讐者として、この原罪と共に生きてゆく」
『冷気の支配者』に覆われ、アリスの『風使い』の『結界術』が微風が吹かせる戦場は冷たく苦しい。
だがその安らぎなき世界を進むとミシェルは決めていたのだ。全てを奪い、踏み躙った理不尽に立ち向かうと。
「信じる人よ。夜空に星は輝けり……」
『いと高き希望の星』を気付けばミシェルは口ずさんでいた。
愛と勇気を込めた『Épée Myosotis』の刃が空を舞って走る。徐々に体が軽くなるのがわかる。
「人の思い出を踏みにじっておいてっ!」
その時、身勝手な言い分に猛るアリスの心が『活性治癒』に力を与えた。
発芽した植物の絡み付くマントを引きちぎり、殴り飛ばす様に叩きつける。
「僕の楽園はここじゃあない。慈悲深き星の光の下、邪なる者どもの悪意に踏み躙られることもない未来を僕は目指す」
「だから、お前の仲間なんてお断りだ」
衝撃と共に遮られる視界がダチュラに致命の隙を作った。
迫るミシェルの剣を間一髪杖を受け止めたダチュラも、遮られた視界を揺さぶるエストの地震には耐えきれない。
「ぁ……」
「楽園は己が胸にありて、神は愛し児を見守りたもう」
祈るような歌がミシェルに力を与えていく。
かざした杖を滑りったミシェルの勿忘草の剣は、吸い込まれるようにダチュラの喉笛を切り裂いていた。
「このままなら……そのうちに地中深く沈んでいくよ。二度と芽が出ないように」
「もう何発か、ぶん殴ってやりたかったんだけどね」
怒り覚めやらぬアリスとエスト、もはや命果てたクロノヴェーダは何も返さず、うつ伏せられた遺体は何も語らない
「進みましょう。今は」
更に奥へ。進む理由がディアボロスたちにはある。
立ち上がるミシェルはもはや動く者の消えた花園を後に奥地へとその足を踏み入れた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【浮遊】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ダブル】LV1が発生!