リプレイ
桜之宮・春風
重要拠点なら是非とも落としたいところですけど
こうも固められると面倒ですねー
仕方ありません
私はバリケードを狙って陽動に回りましょー
厚い壁だって言っても攻撃されてたら無視はできない筈ですからね
ってことで魔力の弾丸を障害物越しにお見舞いしまーす
追尾性能付きだから大雑把な狙いでもバリケードにズドーンです
そんでもって相手は視界が悪そうですから小細工も入れていきますよ
あえて魔力弾を遮蔽物裏を遠回りさせて射撃位置の偽装と
低空飛行で隠れながら動き回って攻撃に晒されないようにします
弾を迎撃するんでもこっちを狙うんでも意識を逸らせれば万々歳
私も一人じゃないですからね
他の人の企みを通せれば私の勝ちです☆
天音・梓
敵は多数、私は前衛の味方が集中砲火を受けないように敵の動きを妨害したいところですね。後衛から味方の援護射撃と行きましょう
・準備
新宿島で火薬・ボルト・鉄製の箱を調達し持ち込みます
・行動
《急雨》でボウガンに矢を多数生成して矢を束ねて上空に射ち《水源》として、雨を降らせて相手の視界を妨害します
その後は雨とバリケードの遮蔽を利用しながら隠れて敵になるべく接近をしつつ、パイプやプラスチック片など使えそうな物を拾って進みます
事前に新宿島で用意した材料と合わせて即席で爆発物を《発明》しバリケードを爆破したら
爆発の煙と音に紛れてバリケードの向こうの敵を一人一人ボウガンで狙い撃って減らすように動いていきましょう
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します
やーっとカテドラルに攻め込めるのね!
トランペッターに散々邪魔されたんだもの、乗っ取るくらいしないと気が済まないわ!
建物の影から【飛翔】で飛び上がって、上から【双翼魔弾】をお見舞いしてあげる!
狭い穴から見ているから、飛び立った事にも気付き難いんじゃないかしら!
【誘導弾】で敵の上や後ろから奇襲して、【連続魔法】で連射してあげるわ!
ふふん、バリケードに籠もっているなんて随分臆病なのね!
身を乗り出して、自分を表現してこそアイドルよ!こんな風にね!
敵の反撃は【飛翔】で立体的に躱すか、建物の影に隠れてやり過ごすわ!
バリケード越しに放たれた光輪が、アスファルトを抉る。
ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)たちは、カテドラル前で待ち受けるトループス級クロノヴェーダ『ガルガリン』の一群から、早速手荒な歓迎を受けた。
「やはりバリケードが邪魔ですね……」
天音・梓(雨兆す・g03821)は物陰に回り込み、敵の射線から身を隠す。
「重要拠点だって吹聴してるようなもんですし、是非とも落としたいところですけど、こうも固められると面倒ですねー」
ぼやきながら、壁際からバリケードを覗き見ようとした桜之宮・春風(明日も春の風が吹く・g00839)の眼前に光輪が打ち込まれ、慌てて首をすくめた。
「でも、こんなところで立ち止まってられないわ。アタシ、バリケードの裏に回り込むわよ?」
別に一人でも行くけど? とでも言い出しかねない雰囲気を醸してソラが春風に目を向けた。
「なら、私が陽動しましょーか。梓ちゃんはどうします?」
「私も援護しましょう。相手の視界を塞ぎますから、ソラさんはその隙に動いてください」
「オーケー、よろしくね」
手早く行動を相談し、まずは春風が悪魔の翼を大きく羽ばたかせ、物陰から飛び出していった。
先ほど覗き見た時とは異なり、勢いよく飛び出た春風が通り過ぎた後を、敵の攻撃が穿っていく。
(「ばっちり注目されてますね☆」)
春風は加速して背を追ってくる攻撃を躱しながら、幾つもの魔力弾を放った。ホーミングする弾丸はあらぬ方向に放たれても、自動的に修正された軌道でバリケードへと突き刺さり噴煙を上げる。幾つかは覗き窓を通り抜け、向こう側へと着弾したようだ。
そうやって春風が注意を引いている間に、梓は物陰から水の矢を装填したボウガンで上空を狙った。曲射された数多の水の矢は流水を引き、バリケードの前に雨となって降り注いでいく……。
(「ただでさえ悪い視界に、この水の幕が降りれば
……!」)
春風と梓がバリケードに潜む敵の眼を眩ませている間に、ソラは隠れていた建物の陰から姿を消している。相手の監視が甘くなっている間隙に空高く飛びあがり、バリケードの向こう側へと回り込もうとしているのだ。
「ふふん、バリケードに籠っているなんて随分臆病なのね! 皆の視界の真ん中に飛び出して、自分を表現してこそのアイドルよ! こんな風にね!」
ソラはバリケードを飛び越えて、眼下に姿を晒したガルガリンたちに魔力弾を撃ち込んでいく。ガルガリンたちも不意を突かれたのは一瞬ですぐに反撃してくるが、ソラはヒット&アウェイを繰り返し、容易にその姿を捉えさせない。
銀髪をふり乱しながらソラが暴れまわっている様子は、梓の位置からもうかがえた。
「――今が絶好の機会ですね」
迎撃が甘くなったところで、梓は身を低く保ったまま、一気に距離を詰めてバリケードに張り付いた。穴からボウガンの先を逆に覗かせて、手近にいる敵を確実に一体ずつ狙い撃ち、敵戦力を削り取っていく。
春風もソラに続いてバリケードを飛び越えた。ガルガリンたちも必死で抗戦してくるが、防御側としての利を失った彼らに残されているのは、せいぜい士気の高さくらいだ。
「私も一人じゃないですからね、陣地に引きこもってるだけじゃ勝てませんよ☆」
光のオーラを纏って直線的に突っ込んでくるガルガリンの突撃を躱し、その背に魔力弾を放つ。そしてまた一体、天使が倒れていった。
こうしてカテドラル前に構えられた防御拠点は排除された。
「やーっとカテドラルの中に攻め込めるのね! トランぺッターには散々邪魔されたもの、乗っ取るくらいしないと気が済まないわ!」
意気揚々とカテドラルへ向かうソラたちを先頭に、ディアボロスたちの戦いはカテドラル内部へと移行していく――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV2が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
百鬼・運命
心情
リドルか…うーむ、あまり得意な方ではないが数式的に答えが導き出せるなら別だ。
回答
異界を渡りたい男をA。残りをB,Cとする
一日目は三人ともCの所持する物資を使用し、翌日Cは残った一日分の物資を使用して帰還する
二日目は二人ともBの所持する物資を使用し、翌日Bは残った二日分の物資を使用して帰還する。
残ったのは四日分の道程と四日分の物資を持ったA。ゆえにAは異界を踏破できる
さて、一之瀬さんも同じ回答か。なら正解で間違いはなさそうだ。
一ノ瀬・綾音
4日分しか持てず犠牲はダメで、2人の手助け…
オッケー、わかった。これ、ロケットと同じだよ。全員でゴールする必要はないんだ。
まず全員で4日分の物資を持つ。
1日目は救援1人目の物資を使う。3人だから消費量は3倍だね。これで救援1人目はあと1日分の物資しかない。
2日目、ここで1人目を帰らせる!帰り道は1人だから1日分の物資で十分。
同様に先に進む2人は救援2人目のを使う。2日分消費だね。
次の3日目に救援2人目を帰らせる。救援2人目は1人で2日分の距離を2日分の物資を持つことになるから帰れる。そして残ったのは4日分の距離と減ってない物資と男!あとは普通に4日かければ踏破できる!
さて、解析が楽しみだ!
暗号化された情報が秘された部屋は、カテドラル突入後に程なくして見つかった。
「―ーその方法を答えよ」
厳かに問うホログラムの天使をぼんやりと眺めながら、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は出題された問題を反芻する。
(「条件は単純化され明確、曖昧さはない。リドル、というよりは論理パズルだな」)
不必要なディティールを無視すれば、6日の行程と4日分の物資制限だけが、与えられた条件だ。
(「頓知を利かせる必要があるような謎掛けだったらあまり得意ではないが、数式的に答を導き出せる問題なら話は別だ」)
そしてこの問題は明らかに後者だと、運命は口元を緩ませた。
「物資は4日分しか持てず、犠牲はダメで、2人の手助け……」
一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)は頬に指を当てながら、考えを巡らせる。犠牲を出していいのなら、支援者は使い捨てのロケットブースターのようなもの。物資の尽きた人間を異界に打ち捨てしまえば、簡単に目的地へとたどり着けるだろう。
とはいえ今どきは、ロケットブースターを再使用する機種もあるらしいが……。
「―ーそうか。オッケー、わかった。これ、ロケットと同じだよ。全員でゴールする必要はないんだ」
「……どうやら一ノ瀬さんも回答にたどり着いたようだな」
綾音の呟きを聞いた運命は、綾音を一瞥してから回答しはじめた。
「異界を渡りたい男をA、残る2人をB、Cとしよう。一日目はCが所持する物資を消費する。3日分の物資が消費され、残りは1日分」
「けど、AとBの物資は手つかずで残ってる。だから2日目、ここでCを帰らせる! 1日分あれば引き返せるからね」
すかさず、綾音が続く。
「次はBが持つ物資を消費するとしよう。1人減ったから、消費する物資は2日分だ」
「今度も、Aの物資は手つかず。Bの手元には2日分の物資がある。Bともここでさよならして、帰らせよう」
「残る行程は4日。そして、Aの手元には4日分の物資がまるまる残っている。ゆえにAは異界を踏破できる」
「さあ、これでどうだっ!」
互いの思考をトレースしながら話し続けていた二人が、回答を終えてホログラムに向き直る。
しばしの沈黙。正解している自信があっても、緊張する時間だ。
「―ー提出された回答を承認。プロテクトを解除する」
ホログラムは回答が合っていると認めたとたんに薄くなって消え、代わりに床から円筒が伸びあがった。円筒は腰ほどの高さで止まり、その先端を開く。
中には記憶媒体と思しきモノが一つ入っていた。綾音はそれをつまみ上げ、丁重に仕舞った。
(「さて、どんな情報が入っているかな。解析が楽しみだ!」)
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
カテドラルの中は如何にも聖堂らしく、静謐な空気に満ちていた。そんな雰囲気を醸し出しているのは、そこかしこに飾られた宗教的意味が込められていそうな装飾品の数々に依るところも大きいだろう。
――そして、それらの装飾品は、クロノヴェーダの力を増幅するクロノ・オブジェクトでもある。
「侵入者よ、すぐにここから去りなさい。ここはあなた方が居ていい場所ではないのですから」
少女の姿をした天使が、あくまで穏やかに警告を告げる。だが、穏やかなのは声色だけで、手にする弓にはすでに矢がつがえられていた。
このクロノヴェーダはあくまでクロノ・オブジェクトの守護を優先しているようだ。カテドラル内部に刃を向けさえしなければ、無視して指揮官のみを狙うことも容易そうだが……。
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
心情
さて情報奪取は無事に成功。あとは防衛に当たる天使の駆逐と施設の破壊。
他のディヴィジョンもごたごたしている以上、なるべく早めにかたをつけたい所だな。
行動
懐に忍ばせておいた無数の呪術符を展開。紙吹雪による無数の鳥の群れを生み出し、視界を奪うことで敵の攻撃を封じつつ、呪符の鳥を敵にぶつけて倒していく。
また同時に呪術による加護(能力値上昇)を場にいる全員にばらまき、能力を底上げする
また幾つかの呪術符は精神攻撃に対して呪詛返しによる自動反撃の為に残しておく。
「精神攻撃中心の天使か…とはいえ残念ながらこっちも呪詛の扱いには少々自信があってね。生半可な精神攻撃は効かないよ」
桜之宮・春風
おー、装飾がいっぱい
天使ってこういう装飾好きですよねー
綺麗だし壊すのは勿体ない気もしますけど
敵の力が落ちるならしかたありませんね☆
とゆーわけでまず天使には退場して貰いましょー
弓矢しか使ってこないみたいですからね
矢の雨をかいくぐってインファイトに持ち込みますよ
回避に専念しつつ隙があればナイフを投げて射出の邪魔もしたいところですね
崩れた態勢で放った矢なら怖くはないですから
上手く刺されば近くに寄った時回収できますしね☆
ところでその矢って心だけを傷つけるんですね?
私興味があるんですけど物とかはすり抜けるんでしょーか
例えば……クロノ・オブジェクトとか
ギリギリまで引き付けてぶつけてみるのもいいかもですねー
天音・梓
ふむ、内実はどうあれ厳かな雰囲気、綺麗な建物ですね
信仰を集めることが自らの力に直結しているのですから当然と言えば当然ですか
折角です、やるなら徹底的に綺麗さっぱり壊してしまいましょう
相手も矢を射てくるのなら、私もそれに対応して戦わせていただきましょう
始めは私や味方に降りかかる矢雨を【風使い】で逸らしながら、後方から雨矢で援護射撃を行いつつ味方と共に前進します
そして、施設内の破壊すべき目標やクピド達が射程圏内に入ったなら《大嵐》を巻き起こし、進むスピードは落ちてしまいますが、破壊と自分の周囲の矢の叩き落としを兼ねた攻防一体の技です
今の私の気分は台風です。唸る嵐と矢嵐で周囲を破壊していきましょう
屋外の防衛拠点を抜け、ディアボロスたちはカテドラルの中へと足を踏み入れた。
「おー、装飾がいっぱい」
そこで待ち受けていたのは、天使を象った像、宗教的な意味を持っていそうな絵画といった品々だ。内部を彩る多々の装飾を見渡して、桜之宮・春風(明日も春の風が吹く・g00839)が目を丸くする。
「――ふむ、内実はどうあれ、厳かな雰囲気をまとった綺麗な建物ですね」
天音・梓(雨兆す・g03821)も周囲にぐるりと目を向けて、感嘆半ばに呟いた。
実際、品のいい装飾に彩られたカテドラル内部は、祈りの場に相応しい荘厳さに満ちた場所である。何も知らずに訪れたなら、クロノヴェーダが終末の音を撒き散らすための施設とはとても思えないだろう。
「天使って、こういう装飾好きですよね」
「信仰を集めることが自らの力に直結しているのですから、演出に拘るのは当然なのでしょう。まして、この装飾はカテドラルそのものと言ってもいいでしょうし」
周囲を飾り立てる装飾は、信仰を効率的に集めるための舞台を作り出しているだけではなく、カテドラルを形作るクロノ・オブジェクトでもあるのだ。クロノ・オブジェクトを壊してしまえば、『終末の音』トランペッターが振るう力も減衰するはずである。
「なるほどー。綺麗だし壊すのがもったいない気がしますけど、敵の力が落ちるなら仕方ありませんね☆」
「ええ、やるなら徹底的に、綺麗さっぱり壊してしまいましょう」
そう言って得物に手をかけた春風と梓の傍で、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)が通路の奥を指差した。
「その前に、さっそく迎えが来たようだ」
通路の先からは、清楚な少女の姿をした天使が何人も姿を現し、こちらへと向かって来ている。
「「侵入者よ、警告します。すぐにここから去りなさい。カテドラルを傷つけることは許されません」」
唱和された言葉がエコーのように響いた。彼女たちこそ、カテドラルを守護するトループス級大天使『クピド』の一隊に違いない。
(「情報奪取は無事に成功した。あとは、この天使たちを駆逐して、施設の破壊だな」)
運命はクピドの前に立ちはだかって、懐に右手を差し込んだ。そして、指の間に挟みこんだ幾枚もの符をクピドに向けて投げ放つ。
宙を滑るように飛んだ符は、数多の鳥に変じてクピドたちの視界を覆うようにふわっと広がった。その間隙を、遅れて鳥に変じた符が速度を増しながら通り抜け、鋭い嘴をクピドの身体へと突き立てる。
クピドたちは運命からの先制攻撃を受けて、侵入者への警告を止め、引き絞った弓から矢を放ち応戦し始めた。
クピドが放つハートの矢は、肉体を傷つけることなく、精神だけを破壊するのだという。
「愛を騙り、精神を傷つける天使か……。つまりは呪詛と見なしていいだろうが、こっちも呪詛の扱いには少々自信があってね。生半可な精神攻撃などでは効かないよ」
運命はそう嘯き、降り注ぐハートの矢に対抗して、無尽蔵とも思えるほどの式神を放ち続けている。
梓も得物はボウガンである。敵の矢を避けて物陰に隠れ、逆に雨の矢を放って反撃していく。カテドラルの中は今、鳥の式神、雨の矢、ハートの矢が飛び交う戦場となった。
――春風は、矢の嵐が吹き荒れる戦場へ軽く一歩を踏み出した。
間断なく飛び交う矢、それらの間の僅かな隙間を、風に吹かれる花弁のように、ゆらりゆらりと軽やかに泳いでいく。
突き刺さりそうだった矢も、ゆらりと動いた春風の横を紙一重で通り過ぎていった。
まるで風任せに吹かれ、行く先も知らず流されているようだ。なのに、敵との距離は着実に詰まっていく。
「隙ありっ、です☆」
矢が途切れた一瞬の隙に、間近のクピドへナイフを投げ放つ。不意を打たれて態勢を崩したクピドが仲間の射線をも遮っている間に、春風は一気に距離を詰め、クピドの隊列に躍り込んだ。
クピドたちは春風を排除しようとし、梓たちに向けていた注意が逸れた。
(「……今のうちに!」)
梓はボウガンを引っ提げて、物陰から飛び出した。雨の矢を四方八方へと放ちつつ、クピドとの距離を詰めていく。
放った雨の矢は、クピドも、カテドラル内部を飾り立てる装飾さえも、直接狙ってはいない。けれど、魔力を帯びた雨の矢が高密度で放たれた空間では、局地的な暴風雨が巻き起こされ、カテドラルの中に本物の嵐を生んだ。
「不用意に近づくと危ないですよ」
まるで自らが台風となったような気分で、梓は周囲のすべてを破壊しようと、ありったけの力を開放し続けた。
破壊し尽くされたカテドラルの中で、運命は一息ついた。此処の破壊はもう十分だろう。
(「他のディヴィジョンもごたごたしている以上、なるべく早めにかたをつけたい所だが……」)
この区域に残るのは、指揮を執るアヴァタール級、機甲天使『ストライフ』だけだ。
ストライフを撃破して一段落をつけるべく、ディアボロスたちは最後に残った天使のもとへと足を向ける。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV3になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
珠々院・アンジュ
※連携・アドリブ可能です。
「敵ですね。殺しましょう」
無表情で淡々と喋りますが無口ではありません。
他の人ともコミュニケーションは取れます。
敵に対しても淡々としたですます口調ですが内容が過激になります。
成功のため自身の持てる技能は惜しみ無く使います。
表情には出しませんが、相手を呪詛で侵食することに愉悦を感じています。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。自身の怪我は疎く気にしません。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
百鬼・運命
心情
「さてとあとは指揮官のみ。もう他の防衛ラインも半分以上落とせている…とはいえ各ディヴィジョンでジェネラル級との決戦が控えている状況だ。出来る限り余裕は持っておきたい所だな」
行動
浮舟を使って空を疾駆。ストライフ周囲を纏わりつき、動きを封じるように立ち回りつつ、他のメンバーと連携。仲間が攻撃する隙を作ったり、仲間の攻撃で生じた敵の隙に大太刀の一撃を叩きこんでいく。
「武技の競い合いは心躍るが、そろそろ終いにしたい所だな」
敵から見て太陽を隠すように飛ぶ状態から身を捻るように翻して太陽を露わにして目つぶし(トラップ生成、照明も併用)。敵の隙を作ると同時に身を捻って遠心力を乗せた一撃をたたき込みます
「随分と好き勝手にやってくれたものだ。――報いを受ける覚悟は出来ているだろうな?」
破壊されたカテドラル内部を一瞥し、威厳を備えた天使が口を開く。
天使の名は機甲天使『ストライフ』。この防衛線を統括する指揮官である。
百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は、怒りを湛えた天使の眼を静かに見返した。
(「あとはこの指揮官のみ。他のカテドラル防衛ラインも、すでに半分以上落としている……。とはいえ各ディヴィジョンでジェネラル級との決戦が控えている状況だ。出来る限り余裕は持っておきたい所だな」)
余裕が持てれば最良であることは明白だが、どこまで望んだとおりに進むかは、つまるところ己がどれだけ戦えるか次第だろう。運命は抜き放った大太刀を握って軽やかに宙へと踏み出し、まるでそこに彼にしか見えない道があるかのように、中空を駆け出した。
他方、珠々院・アンジュ(エントゾルグングフルーフ・g05860)は、傷つき荒れたフロアを踏みしめて、無造作にストライフとの距離を詰める。
「敵ならば、殺しましょう」
平板な声を昏く響かせ、語る顔は無表情。鞘に納めた刀の柄に軽く手を添えて、淡々とアンジュが歩く。
故に、先に仕掛けたのは運命だった。ストライフを中心に据え、大きく弧を描いて回り込んだ先。
「――ッ!」
とらえた天使の後背を狙い、鋭い呼気とともに大太刀を振り下ろす。
「ちょこまかとよく動く!」
即座に振り返ったストライフは、鉄の腕で大太刀を払い除け、固めた拳を突き出した。頭部を逸らして拳を避けたが、間髪入れずに鋭い蹴撃が飛んでくる。
運命は敵の懐にさらに踏み込んで、蹴撃を掻い潜った。
その攻防の間に、アンジュも間合いを詰めている。
「――さあ、存分に苦しみなさい」
鞘を走って飛び出す刃に輝きはなく、刃すら所々欠けていた。そんな刃を抜刀術で奔らせた先に、切断などという結果はなく。
残されるのは抉られた傷と澱んだ呪詛である。
「……ッ、中々の悪意だな。楽しませてくれるッ」
ストライフは己の身を抉る刃を、念動力の嵐でアンジュの身体ごと吹き飛ばした。アンジュは逆らうことなく地面を転がって距離を取り、納刀した刃で次の機会を伺う。
入れ替わりに、運命が再度ストライフへと絡みつく。
「なるほど、武技の競い合いは心躍る。だが、いつまでも続ける訳にもいかないのでな」
先ほどの振り下ろしとは逆に、地面間際で捻りきった身体の溜めを解き放ち、慣性を乗せた一撃で斬り上げる。
――切っ先はストライフの腹を斬り裂いて、こぼれた鮮血が床を染めた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【腐食】LV1が発生!
【飛翔】がLV4になった!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
ベアトリス・リュウフワ
ほう? 『闘争』を司る天使ですか。
実に興味深い。その二つ名の真贋を確かめたくなりましたわ。
故に、わたくしは”激情”のままに、天使へ肉薄。
おっと――馬鹿正直に突っ込むなんて以ての外。
平静さと【観察】眼は忘れてはなりません。
対象の攻撃を剣と体捌きによって受け流しながら、唐突に間合いをずらす【一撃離脱】を仕込みます。
僅かにでも体勢が崩れれば此方のもの。
大振りな剣撃を繰り出し、敵の防御行動をあえて誘います。
わたくしの本命は剣による攻撃ではなく、膂力に身を任せた殴打蹴撃の【弾幕】。
敵の回避や防御に先回りするかのようにそれらを振るい、”破壊”いたしましょう(不意打ち)。
桜之宮・春風
おー、なんかえらそーですけど良い身体してますね
立振る舞いも隙が無いし正面からの殴り合いじゃ面倒そう
でもでも、態々相手の得意な分野で相手する必要もありませんし
皆がやってくれるみたいですからね
私は援護に回ってすぐ終わらせちゃいますよ
敵の動きの起点を阻害するとか
味方の攻撃に合わせるとか
視野を広く持って状況に応じて魔力弾を撃っちゃいます
あっちも手の内は一つじゃないでしょうからね
防御寄りな立ち回りで距離があっても油断せずに
すぐ対応できるよう気を付けていきましょー
大技が来るなら牽制しますし
こっちの連携を崩そうとするならカバーに入ったりとかですね
正面からの殴り合いは面倒ですけど
負けるつもりは全くないので☆
「あの天使、なんかえらそーですけど、良い身体してますね」
「『闘争』を司るだけはあるのでしょう。実に興味深い。その二つ名の真贋、確かめたくなりましたわ」
桜之宮・春風(明日も春の風が吹く・g00839)は半裸の天使をしげしげと眺め、率直な感想を漏らした。対してベアトリス・リュウフワ(強欲と傲慢のミルフィーユ・g04591)は、その小さな肩を怒らせて尊大に言い放つ。
ストライフという言葉自体が闘争を意味する。鍛え上げられた屈強な肉体といい、かの天使のすべてが『闘争』を体現していると言って構わないだろう。
(「んー、身のこなしにも隙が無いし、正面からの殴り合いじゃ面倒そう」)
どう仕掛けるか考える春風の傍らで、ベアトリスはストライフをじっとねめつけたまま、直剣を抜き放った。彼女に巣食う激情が黒い瘴気として噴き出し、彼女の周囲に渦を巻く。
――次の瞬間にはベアトリスが床を蹴って、一気にストライフへと肉薄していった。
「次は汝が相手をしてくれるというわけか」
血に染まりながらもストライフはなお傲岸に笑い、拳を直剣に真っ向から撃ちつける。直剣を弾き、ベアトリスの懐へ潜り込もうという算段か。
(「――あくまで平静に、観察を忘れてはなりません」)
激情の瘴気を吹き上げながらも、あくまでベアトリスの思考は冷えた刃の如く敵の動きを切り分ける。
(「仲間が真っ向から相手をしてくれるなら、私は援護に回ってすぐ終わらせちゃいますよ」)
春風は間合いを保ちながら、悪魔の翼でストライフの周囲を飛翔する。敵の手の内を読んで、魔力弾の牽制を放とうというのだ。
ストライフは鋭いストレートから次々とコンビネーションを繰り出した。ベアトリスは打撃を受け流していくが、さらにストライフが追撃を仕掛けようとしたところに、先読みして放った春風の魔力弾が炸裂する。
「……この程度ッ」
ストライフは追撃を止めて、魔力弾をガードする。その瞬間に攻勢に切り替えたベアトリスが、ガードの上から力任せに直剣を叩きつけた。
そのままベアトリスは直剣から手を放し、躰をぶつけるようにしてストライフに密着する。彼女の小柄な躰はストライフの懐に完全に潜り込んでいた。ほぼ零距離から固めた拳を撃ち出して、激情に任せた膂力でストライフの身体を突き上げる。
これこそがベアトリスの本命。一撃で止めることなく、左右の拳に蹴りまでも織り交ぜて、呼吸を止めて連打する――。
「ッ、いつまでも図に乗るなよ」
ストライフは翼を羽ばたかせ、大きく後退して連撃を逃れようとした。
「逃がしませんよー」
その背に、両手に魔力弾を浮かべた春風が飛び掛かる。間近で放った魔力弾が躱しようもなくストライフに突き刺さり弾けたところへ、おまけとばかりに飛翔した勢いのままに膝を叩きつけた。
「我が間合いに自分から飛び込んでくるとはな!」
「真っ正面から殴り合うなんて面倒ですけど、負けるつもりは全くないので☆」
振り向きざまに放たれたストライフの重い打撃をいなし、そのまま数合を撃ち合う。
そして剣を拾い上げたベアトリスと入れ替わり、春風は再度援護に回るのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV6になった!
効果2【反撃アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
ソラ・フルーリア
※連携アドリブ歓迎します
本物の翼に機械の翼って、なかなか見ないタイプね!
カテドラルの中は壊し尽くしたし、後はアナタを倒すだけよ!
じゃ、アタシはまず撹乱に回ろうかしら!
【飛翔】で飛び立ってから、「レゾネイト」から【誘導弾】を【連続魔法】で連射して目眩ましね!
皆の攻撃の起点になれば幸いよ!
敵の攻撃は壁や瓦礫にぶつからないよう【観察】して空中で受け流し、ダメージをできるだけ減らしたいわね!
敵に隙が出来たらコッチの番!
折角だから、アタシの新しいパフォーマンスも見ていってちょうだい!
レゾネイトを変化させた「レゾネイト・エッジ」で【鮮烈と断裁の光刃一閃!】
一気に叩き斬ってやるんだから!
天音・梓
残った相手はアヴァタール級のストライフだけですね
凄くパワーファイターな見た目ですが、あの機械翼で射撃もしてくるんですよね
私は後方からの射撃支援に努めましょう
ボウガンを取り出し雨矢を作成
翼で【飛翔】しながらストライフの翼の動きを【観察】しながら狙いをつけ、羽根型装置の射出に合わせて引き絞った《銀箭》を放ち、装置の破壊を企図します
流石に無数の装置すべてを射ち落とすということはかないませんでしたか
それは想定の範疇です。引き続き矢を放ちつつ【風使い】で風を巻き起こし、先ほど放った銀箭の、飛び散った水滴を再度引き寄せるように風を操作します。疑似的ですが交差射撃です、徹底的に追い回して当ててやります
ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)はカテドラル内を飛翔しつつ、ストライフに対し魔力弾を乱射する。
「カテドラルの中も壊しつくして、アナタももう終わり。そろそろ覚悟は決まった?」
手負いの天使にそんな言葉を投げかけながら、当てることよりも数を撃つことを重視して、目くらましとして弾幕を形成していく。
「闘争を司る我に、そのような妄言を吐くなど度し難い奴よ!」
ストライフにも、ソラの意図はわかっているのだろう。ソラの弾幕は意に介さず渦巻く念動力の嵐を生み、ソラへと投げ返す。
ソラと同じようにカテドラルを飛翔する天音・梓(雨兆す・g03821)は荒れ狂う嵐に揺らされながらも、ボウガンの先にストライフを捉えて雨矢を放った。
(「見た目は完全にパワーファイターですが、打撃だけじゃないんですよね」)
先ほどまで仲間とインファイトで撃ち合っていた印象が強いが、こうして梓やソラによる射撃に対しても的確に反撃してくるのだ。まさに闘争を司るにふさわしい天使ではある。
ソラは嵐で巻き上げられた瓦礫を躱しつつ、大きなリボンが印象的な青い杖を振るい、あくまで魔力弾による弾幕をストライフへ放ち続ける。弾幕で押し勝つつもりなどではない。あくまで、一瞬の隙を突くためのお膳立てだ。
傷つきながらもあくまで泰然と構えるストライフは念動力を止めて、機械翼を大きく広げた。
(「……機械翼からの射撃が来ますね」)
追い詰められてもなお堂々と戦わんとする、ある種の傲慢さがストライフにはある。梓はボウガンのグリップを握りなおし、深く息を吸い込んだ。
――間を開けず、ストライフの機械翼から鋼鉄の羽根が散った。舞うように広がった羽根は、ただ落ちるのではない。周囲に向けて自ら加速し、空間を埋めていく。
その瞬間から梓は、ボウガンのトリガーをひたすらに引き続けた。間断なく放たれる水の矢が鋼鉄の羽根に喰いついて、ただのオブジェに変えていく。幾分撃ち残した羽根がエネルギー弾を放ち、あるいは光刃を纏って斬りかかってくるが、それはこちらも同じこと。雨あられと銀の光跡を曳く矢は、ストライフ自身にも降り注ぐ。
(「仕掛けるなら今! 今こそ、コッチの番よね!」)
互いの攻撃が相殺し合って訪れた僅かな空白を見て、ソラは弾幕を張る手を止めた。同時に間合いを計っていた動きを、全力で最短距離を詰めるものへと一変させて飛翔する。
「アタシの新しいパフォーマンスも見て言ってちょうだい!」
両手で振り上げた青い杖の先から、巨大な光の刃が伸びていく。
「ここで終わらせます」
梓はストライフの側面へと回り込み、ストライフの身体だけを狙って水の矢を放つ。今この瞬間は、鋼鉄の羽根を一つ二つ落とすより、彼をこの場に縫い留めることこそが重要だ。回転を上げ、穿つ、穿つ、穿つ――。
そして速度を緩めることなく飛来したソラが、全力で巨大な光の刃を振るった。
「レゾネイト・エッジの輝きをその目に焼き付けなさい――鮮烈と断裁の光刃一閃!」
ソラは声高な叫びとともに光の刃を一閃、鮮やかな一撃で天使に残されたわずかな命の息吹を吹き消したのである。
こうしてまたディアボロスたちは、カテドラル防衛線の一翼を崩壊させた。
『TOKYOカテドラル』攻略が完了するのも、そう遠いことではないだろう。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV2が発生!