正しき道を示す為に(作者 木乃)
#TOKYOエゼキエル戦争
#アルケー増援部隊迎撃作戦
#文京区
#TOKYOカテドラル
⊕
●アルケー軍、TOKYOカテドラルへ
文京区の最重要拠点・TOKYOカテドラル襲撃の報を受け、『統治者』アルケーはすぐに増援部隊を送った。
「アルケー様の命に従い、カテドラルへ参らん!」
「ディアボロスの行いは誠に許し難きモノ……必ずや天罰を下す」
互いの士気を高めるように、トループス級クロノヴェーダ・ガルガリンは叫んでいた。
……四翼を羽ばたかせ、大天使らはカテドラルへ急行する。
●増援部隊を迎撃せよ
集合先のカフェで宮尾川・ライラ(蛇姫・g03335)はランチを手早く済ませ、いよいよ本題に入る。
「『TOKYOエゼキエル戦争』では、第一次東京奪還戦以降も状況がめまぐるしく変わっているわ! 先日も、神田川渡河作戦を成功させた事で、文京区の【TOKYOカテドラル】への攻略作戦が開始されたわ!」
しかし「でも、最重要拠点を手放すほど相手ものんびりしていない」と、ライラが状況を報告。
「文京区の支配者、ジェネラル級大天使『統治者』アルケーは【TOKYOカテドラル】を防衛しようと、大多数の増援部隊を派遣し始めているわ。……増援部隊が到着してしまえば『TOKYOカテドラル』の攻略は難しくなるわ」
無論、攻略部隊とは別途で、増援部隊を抑える戦力も必要となる。
「集まった皆には【OKYOカテドラル】の攻略が完了するまで、増援部隊の到着を阻止してもらいたいの。増援の到着が遅れるほど、こちらの攻略期間も少しずつ伸ばせるハズよ。お願い、力を貸してちょうだい!」
文京区の護りの要である、【TOKYOカテドラル】を攻略できれば、それ以降の活動でも大きなメリットが発生するだろう。
「時間に余裕ができれば、カテドラルを攻略するときに重要な情報が得られるかも知れないし、ジェネラル級大天使『終末の音』トランペッターを弱体化できるかもしれない……まさに時は金なりよ。少しずつ稼いでいきましょ!」
リプレイ
浅杜守・巴
「そんな蛍光灯投げつけたような攻撃でアタシが止まると思ってんじゃないよっ!アンタも男なら拳でかかってきなっ!」
ガルガリンの投げる光の輪を、頭への攻撃ダッキングで躱し、上半身への攻撃は盾で防ぎ、胴への攻撃は正面から受け止める。サイボーグとして改造を受けた身体をフルに活用しつつ相手に向かっていき、大きく踏み込んで渾身のロケットパンチを放っていく。
「アルケーも存外臆病なんかね。数だけ揃えてお山の大将気取ってるのは格好悪くて仕方ないよ。
…ま、そうは言っても群れられても面倒だからね。ここでしっかり間引かせてもらうよっ!」
【アドリブ連携歓迎】
アルメア・グラウプナー
「やあやあやあ天使の従僕共よ! 随分と焦っている様だが…狭い東京、そんなに急いでどこへ行こうというのかね?」
「そして貴殿らは大きな勘違いをしている。貴殿らの行く先はカテドラルへの増援なぞではない…天よりずっとずっと下の、地の獄だ」
・行動
主な目的は時間稼ぎではあるが…ま、暴れるだけ暴れて出来るならば全滅させてしまおうかな、はっはっは!
まずは敵の足を止める。部隊の横っ面から大砲火を一発食らわせて意識を此方に向けさせる。
後は砲撃戦だ。火砲・ガトリングでの【砲撃】【制圧射撃】【弾幕】、ミサイルでの【爆破】【誘導弾】で押し込んでいこう。
大砲火も射線が開けば積極的に使用し、一気に敵の数を減らしていこうか。
レイア・パーガトリー
カテドラルへの増援は、可能な限りくい止めたいわね
この戦場は色物じゃなくて正統派みたいだから…気合入れていきましょ
出来れば全部殲滅してやるつもりで行くわよ
女王の叫びで多数のガルガリンを巻き込むわ
ついでに【通信障害】で他増援部隊との通信を断つことができれば儲けものね
ジャッジメントへの対応は
リンバスに騎乗して私も高速で一撃離脱を図るわ
避けられないにしても、停止してるよりは敵の隙を作れるはずよ
ねえ、それにしても――
天罰って、増援を送らないと下せないようなカッコ悪いものだったかしら?
ネリリ・ラヴラン
おまたせ、ネリリちゃんだよ。
お急ぎの所申し訳ないけど、こっちは通行止めね。
地上にいるより目につきやすそうだから【飛翔】でお空に登って待ち構えるよ。【高速詠唱】で手早く”爛れた輪舞”を唱えて、蝙蝠爆弾達を侍らして、交戦する意思を伝えるわ。
まあ、止まってくれるわけはないけど、少しのお喋りでも、狙い撃ちに行く人達の囮にはなるんじゃないかな。あと、わたしが魔法を唱えちゃえば、みんなも飛べるようになるし、お先に動かせて貰っちゃうわ。
攻撃が始まったら、向かってくる敵さんを優先して、真正面から蝙蝠を飛び込ませるわ。可愛い子達だけど、結構痛いんだよ。
アドリブ歓迎・連携はできるだけしたいね。
●先遣隊迎撃戦
アルケーの派遣した増援部隊の大軍勢。
それらがTOKYOカテドラルに到着すれば、拠点攻略は極めて困難。
……少しでも時を稼ぐ、その意味は言葉以上の重みを有していた。
「? なんだ、あれは」
増援として派遣されたうち、先行していたトループス級大天使・ガルガリンの一体が、【飛翔】する人影を目撃する。
【飛翔】する者……ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)もガルガリンを確認し、
「おまたせ、ネリリちゃんだよ。……お急ぎの所申し訳ないけど、こっちは通行止めね」
他のディアボロスへの合図代わりに、ネリリはパラドクスを展開する。
ネリリの放つコウモリの群れ――《爛れた輪舞》に、ガルガリン達は双眼から念波を放出。
(「止まってくれるワケじゃない、けど……囮にはなれた、ハズ
……!」)
ネリリの作りだした隙――その一瞬を狙い、浅杜守・巴(メガトン級突撃兵・g05767)がビルの残骸から飛びだす。
さらに腕部バンカーのロケット噴射で、空間の概念をねじ曲げる勢いで敵に急加速。
その一撃で一体が沈黙し、奇襲に気付いたガルガリン達は、すぐさま交戦態勢に移る。
「そんな蛍光灯で、アタシが止まると思ってんじゃないよっ! アンタも男なら拳でかかってきなっ!!」
反撃上等、巴は輝くヘイロゥの一撃を両腕の大盾で受け。
その両側面からレイア・パーガトリー(毒棘の竜騎士・g01200)とアルメア・グラウプナー(フロイライン=ズィーリオス・g00637)が仕掛ける。
「やあやあやあ天使の従僕共よ! 随分と焦っているようだが……狭い東京、そんなに急いでどこへ行こうというのかね?」
大仰に笑うアルメアは携行した重火器を担ぎ上げ、
「貴殿らは大きな勘違いをしている。貴殿らの行く先はカテドラルではないぞ」
慣れた手つきで無数の引き金を引き、《大砲火『エクスターゼ』》を発動。
ヒビ割れたアスファルトを粉砕せんばかりの勢いで、強烈な砲撃を浴びせていく。
「天よりずっとずっと下の、地の獄だ。盛大に送り出してやろう!」
爆撃を見舞うアルメアの対面からは、レイアの《女王の叫び》がガルガリン達に襲いかかる。
(「それにしても……天罰って、増援を送らないと下せないようなカッコ悪いものだったかしら?」)
無双馬のリンバスの手綱を握り、一撃離脱を図るレイアであるが、疾駆するその背に、ガルガリンは瞬く間に追いついてみせた。
どうやら“逆説連鎖戦では物理的な離脱、交戦中の陽動はほとんど意味を成さない”ようだ。
ガルガリンはレイアに一太刀浴びせ、そこにネリリが飛びこんだ。
「可愛い子達だけど、結構痛いんだよ!」
バサバサと翼膜を羽ばたかせ、ネリリのコウモリの群れは、レイアを追撃するガルガリン達に衝突。同時に爆破していく。
……周囲には無数の爆破音が轟いていた。
巴達は辺り一帯を焼け野原にする勢いで迎え撃ち、ガルガリン達は確実に数を減らしていった。
「はっはっはっ! “面白い”ほどに墜ちていくな、だが手を緩めてやる気は毛頭にない。貴殿ら全員、滅するつもりなのだから!」
「そうだよ、この先には絶対に行かせないからね?」
高笑いするアルメアの砲撃、その隙間を縫うようにネリリのコウモリ達がガルガリンへ突撃をかける。
逃げる場も与えまいと仕掛けた猛攻に耐え、放たれるガルガリンの反撃に、
「さあ、このまま圧倒してあげる!」
レイアがダメ押しの咆吼で一気に吹き飛ばす。
……残り二体。レイアめがけて肉薄する敵影めがけ、巴が身構えた。
《我流突貫術『憤薙喰離』》――大きく踏みこんだ巴の巨体は、爆発的な推進力によって、音より早くガルガリンを射程圏内に納める。
「ここでしっかり間引かせてもらうよっ!」
右ストレートから、大振りな左フック。
単純であるが故に、恐るべき破壊力を見せつけた巴の拳によって、残存するガルガリンは、絢爛な装飾ごと爆砕されるのだった。
現れた増援部隊は撃破できたが、ほんの一部に過ぎない。
『統治者』アルケーの送る増援部隊は、いまだ尽きる気配なし――。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【エアライド】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!