満月の湖の地下で……第三層、温泉の湖。(作者 瀬和璃羽
10


#幻想竜域キングアーサー  #竜域ダンジョン探索(中~下層探索)  #満月の湖 

●満月の湯。
 もくもくと湯気が昇っていく。見渡す限り広い湯殿……と言えばいいのだろうか?
 ここは極東の今は失われた北の大地。
 かつては温泉街であった地から伸びる稜線の先、空から見ると真円に見える湖の下には迷宮が広がっていた。
 迷宮は地底に向け広がっており、どの層も湖の外縁に沿うように円を描き、まるで湖をそのまま下に沈めているかのように思える。
 そしてこの層の主である『暴風竜ロンゴミニアト』はこんこんと湧く湯に浸って動かない。
 ……いや、動く必要がない、が正解なのだろう。
 彼が一度羽撃たけば嵐を呼びすべてを凪払う……ただ、見渡す限り湯しか広がっていないこの場所では翼を動かす必要などないのだから。

●湯殿に向けて。
「満月の湖ですが、祭壇の先がわかりました」
 新宿駅に集まったディアボロスたちの前に立つ時先案内人の月読・栞は……今日は湯上りなのか、長い髪がまだしっとりと濡れていた。
 集まる視線に頬を染めつつ話し出す彼女によると、次のフロアは床が一面の氷になっていると言う。
 どうやらその下の層が温泉になっているようで、立ち昇った湯気が凍り付いたらしい。
「氷を砕くなりすれば、下に進めるようなのですが……相当厚い氷のようです」
 ……ラキ火山を取り戻したことで竜域ダンジョンにドラゴンたちは増援を送ることが出来ない。
 だがそれも何時まで続くか分からない……その前に最深部まで突破しなくてはならなかった。

「氷を砕くなり落とすなりすれば、その下にある層に移動出来ます。ただそこには……」
 ……敵がおらず暇を持て余した暴風竜が待ち構えている、そう栞は言う。
 お湯は適温で浸かっても支障はないとのことだが、水に濡れれば動きにくくなるのは想像がつく。
 ちなみに深さはちょっと深い温泉と言った感じらしい。
「そうそう、温泉で思い出しました! 湖の地下に住む河童たちが温泉地の建物を修復してくれたようです。戦いの前にお湯を頂くのも良いかと思いますよ?」
 そう、クッタルシトと呼ばれる満月の湖から山を越えた先に広がるのは有名な温泉地。
 ……以前の探索では崩壊していた湯殿も綺麗な内湯と露天を備えた浴場となっていると言う。

「天然の温泉はきっとお肌にも良いですよね……」
 ドーナツを手に映像や本でしか見たことがない北の温泉を想像してかそうウットリと呟く栞はと言うと、いい加減湯冷めしたのか可愛いいくしゃみを漏らすのであった。

●河童の温泉。
『いらっしゃい!』
 歩くと山越えだが、湖から飛翔すればあっと言う間に到着するそこは重厚なエルフ造りの建物。
 と言っても一度崩壊した建物を修復したもので特に目新しい発見はない。
 玄関から共用の休み処を抜けると男女別々で、脱衣所、洗い場、内湯、そして露天風呂と続いている。
 地獄とも呼ばれる硫黄で白く削られた山肌が一望出来る露天風呂は男女別の湯舟と混浴に分かれ、ゆっくりと休めそうであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
2
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【避難勧告】
1
周囲の危険な地域に、赤い光が明滅しサイレンが鳴り響く。範囲内の一般人は、その地域から脱出を始める。効果LVが高い程、避難が素早く完了する。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【トラップ生成】
4
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【モブオーラ】
1
ディアボロスの行動が周囲の耳目を集めないという世界法則を発生させる。注目されたり話しかけられる確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【建物復元】
1
周囲が破壊を拒む世界となり、ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の建造物が破壊されにくくなり、「効果LV日」以内に破壊された建物は家財なども含め破壊される前の状態に戻る。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV6 / 【ガードアップ】LV5 / 【フィニッシュ】LV1 / 【反撃アップ】LV2 / 【アクティベイト】LV1 / 【ドレイン】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

瀬和璃羽
 皆さまこんにちは、瀬和璃羽です。
 満月の湖……せっかく温泉地を舞台にしておりますので、今回は温泉回となります。

 と、言いましても迷宮で待ち受けるのは暇を持て余し暴れたい暴風竜です。
 しかも戦場は隠れる場所がない一面の広い水面……天井も高く、竜は自由に飛び回れることでしょう。
 油断し温泉で暖かくなった身体を冷たくしないよう、ご注意下さい。

 なお、温泉のみのご利用も歓迎です。
 旅団や友人、恋人同士でゆっくりとお湯に浸かっていって下さい。
 ただ休み処に飲食が出来る場所はありますが、お食事の用意はございません。
 そのためお料理などを楽しみたい場合はご自身でのご用意をお願い致します。

 それでは皆さまのプレイングを楽しみにしております。
 どうぞよろしくお願い致します。
45

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


ニーニ・ネーネ
「河童さんの温泉だって。すごいね、頑張ったね河童さん」
家族が魔力を注いで作ってくれた自分と瓜二つの手の平大サイズの人形と温泉に行くよ
女湯も混浴も入れる温泉は全部制覇するんだ、へへ
自分とお揃いの水着を人形にも着せて、人形と肩まで浸かってあっちこっちの温泉を堪能しちゃうよ
んー、最後は露天風呂で締めかな
「気持ちよくて、幸せだね」
人形から返事はない
「お前にこの幸せが一杯染み込んでいくといいな。お前が壊れる時は一緒だからね」
胸に抱く人形に力を込める
「また泣いちゃった…」
でもきっと湯気が全部隠してくれるよね
「温泉本当に気持ちいいなぁ」
温泉に溶けて涙はなくなるよね
「河童さんありがとね」
最後は笑顔で温泉を後に


ディスタント・サンダークラップ
事件解決のためにパラドクストレインで駆けつけてからのお風呂は贅沢だね。
でも気を張り続けるのも疲れるし、戦う前に一息つくのもいいかもね。

ロンゴミニアトがいる階層と同じお湯だろうし、お湯の香りや動きにくさなんかの、いつもとどう違う条件になるかを事前に確認する意味でも温泉に入る。
あとは竜翼翔破で【飛翔】を起動、ロンゴミニアトと戦う時にみんなが飛べるようにしておくよ。
露天風呂から天井を見上げたらどんな風景が広がってるのかな? このダンジョンの攻略中はあまり気にしたことがなかったしね。


アンゼリカ・レンブラント
湯上り栞にたぶんどっきりしたかもしれないけど
さて、山肌が一望出来る露天風呂で英気を養おう
ここで元気ためてダンジョン攻略♪

わーいってはしゃぎつつぱしゃんと飛び込む

わぁ癒されるー♪
天然の温泉って肌にもいいんだっけ
肌で困ったことはないけど、
さらにつやつやぴかぴかになると
敵の攻撃だってつるん、と滑るかも!

面白いことを言いつつ
一緒に入っている人と歓談を楽しむよ

女湯も混浴も入れる温泉、色々堪能するよっ
充実感も溢れる!

私の腹筋も、つるつるぴかぴかになると
さらに美しく、強靭になるといいなー
なーんてね♪

みんなのお話も興味深く聞きつつ
元気ちゃーじ。仲間にも笑顔を振りまき元気をちゃーじだよ
さぁダンジョンに挑もっか!


リーフ・フローレス
アドリブ、からみ歓迎

スタイル抜群の、女らしい体型。
女同士でも思わず見惚れる美しい体。
特に、豊満で美しい胸が自慢。
動くたび、ぷるんぷるん揺れる

「おんせん♪おんせん♪」
温泉が楽しみで、しょうがない様子。
子供みたいに、はしゃぐ

「わー!いいけしきー!」
露天風呂の景色に興奮

「あはは♪」
「すごーい!」
「そうだねー♪」
温泉で一緒の人と、のんびりお話。
笑ったり、あいづちを打ったり

「リーフ、おっぱいなら、まけないんだから♪」
美しい胸を保つためのマッサージをする。
豊満な胸の谷間をよせたり
下から持ち上げたり。

「みてみて!すごいでしょ!」
さらに美しい形になった
ぷるぷるの胸を得意げに見せつけ

会話は、ひらがなカタカナのみ


ベリザリオ・フラムヴィオ
【白と黒】
まあ!織久ごらんになって。露天風呂があるそうですわ
折角ですからゆったりお湯に浸かりませんこと?
英気を養うのも戦う者の務めでしてよ?

織久の体にはいくつも傷跡がありますけど、新しい物は刻逆から戻った後の物。古いものは……やっぱり少なくなっていますわね
これは織久が過去に経験した戦いの歴史がなかった事にされたせいですかしら?
記憶も虫食いだらけのようですし…

あら?どうかしましたの?
ふふふ。わたくしの視線が煩いのはいつものことでしてよ
いつでもあなたの事を想って見守っているんですの

(もう二度と知らない所でいなくなってしまわないようにね)


西院鬼・織久
【白と黒】
同行者:g04525
我等が怨敵との戦を前にして足を止めるのは不本意ですが、準備を怠る事はよろしくありません
兄さんの提案に乗る事にしますが、凝視しないでくれませんか。いつもの事だからと言って了解した覚えはありませんよ
まったく、刻逆が起こる前もこうだったのでしょうか

【行動】
ベリザリオの提案を受けて露天風呂に入る
ベリザリオを『兄』と認識してはいるが、それ以外の日常的な記憶は朧気なまま
そんな自分が普通に過ごせるのはベリザリオの配慮と助けによるものだとは分かっているので、基本的に口で言う程拒否はしない
自分が本気で拒否する事はしないと言う無意識下の信頼からゆっくりと露天風呂に入る


御守・樹
アドリブOK

折角の温泉なんだししばらくゆっくり過ごさせてもらおうかな。
男湯の露天風呂でのぼせないように気を付けながら長湯。あー、足伸ばせる風呂つーか温泉自体久々だわ。
つーかあの有名な温泉地の近くの湖だとは知らんかった。地獄谷だったか、あちこちで見かけるが、やっぱり名前の通りだ。目立つ植物もなく湧きあがる湯気はまさに地獄だけど、そんな中に温泉という極楽があるとか奇妙なものだよな。

でも「名前だけ」知ってる地名って多いよなぁ。歌舞伎町も新宿内だってのゲームするまで知らんかったし。
この世の中知らない事ばっかだな…。
ぼんやりそんなこと考えてるとうっかり眠りそうになる。そろそろ上がるか。


アオイ・ダイアログ
【ヨアケ】
河童さんって川に住むイメージでしたが温泉もイケるんですねぇ

せっかく一緒に来たんですから混浴行きましょうか
クロスタールさんは紳士ですし、水着は出せるので平気ですよ
ではまた後でー

わーぉ、普段男装してるから気付かなかったですが、琥兎さんって結構スタイルいいんですね
もっと女性らしくオシャレしてもいいと思うんですけど
あ、いいんですか? では使わせて貰いますね

髪はタオルで纏めていざ温泉
かけ湯してー、身体を洗ってからがいいんですよね
おお、この石鹸いい香りですね🎵

眺望はまぁ特殊ですが、まったり温泉に入ると気持ちいいですねぇ
クロスタールさん、どうですか?

そういえば男性とお風呂はお父さんだけでしたね


クロスタール・ガイゼル
アドリブ歓迎
【ヨアケ】参加

河童は僕も川のイメージがありましたけど
温泉…よいですね。大好物です

紳士…ですか。信頼頂いているようで光栄です
僕もきちんと水着は持参しましたので
アオイさん、緋詠さん、それに燈杜美さんも、後ほど

男性入り口のほうへ進み更衣室へ
水着はシンプルにトランクスタイプ
勿論三尾が問題なく生やせる特別仕様
かけ湯して、湯船に浸かる前には必ず体を洗う
鉄則です
ルール違反する人は僕が懲らしめちゃいますよ

洗い場を後にして露天風呂に
お、皆様お揃いで
さぁ温泉を楽しみましょう

ふぅ………

体が溶ける様ですね
混浴って確かにそこまで機会ないですよねぇ
ゆっくりと堪能して、日頃の疲れを癒しましょう


緋詠・琥兎
【ヨアケ】
へぇ、河童の温泉か

天然の温泉は貴重なものだ
1度入っていくのもいいかもしれんな

って、自分は男湯の方に?
あぁ、そうか
自分が女であることを話し
スタッフの理解を得たところで
女性脱衣所の方へ入ろう

(服を脱いだら抜群のスタイルと両翼の付け根の間に虹色の宝石があるのがわかる

お洒落なぁ…
そういうのは燈杜美だけでいい気もするが
(自分と燈杜美の分の水着を出しつつ

そういえば手作りのハーブ石鹸を持ってきたんだが
アオイ嬢は使ってみるか?

石鹸、気に入ってくれて何よりだ

掛け湯と洗い場で綺麗にした後は混浴の露天風呂へ


この光景は圧巻だな

のぼせないように
半身浴しつつ眺めるか

たまには、こういう贅沢もいいな

アドリブ
絡み歓迎


コンスタンツ・トパロウル
熱い湯が湧く泉?
真っ裸になるんじゃないよね?
温泉に入るための水着とか、貸してくれるのかな?

ここを取り戻せたら……栞も、温泉に入れるね

ちょっと出遅れたから、貸し切りの脱衣場で髪をほどいて
準備できたら露天風呂へ
お湯で体を流して入ろう

それにしても……変な臭いがするけど、体が溶けそうなくらい沁みるねえ
今、敵が来たら多分負ける……

温泉から上がったら、浴衣があれば浴衣に着替えて、休み処へ
用意してた珈琲牛乳とあんパンで一息つこう

『ところで、あなた誰?』
だって?

ああ……髪ほどいてるからね
両手で両方の髪を握って、ツインテっぽくしてみせよう

『そんな折れそうな体で、あんな荒っぽい戦い方してるの?』
って、意外かい?


メルセデス・ヒジカタ
温泉と聞いて馳せ参じましたが……男女別々なのですね
残念です……折角、おじさまの裸体をガン見できると思ったのですが

だって、温泉と言えば混浴
混浴と言えば……裸の突き愛……じゃなかった、付き合いですもの!(「クワッ!」と効果音や集中線がついてそう

まあ、それはさておき……いいお湯ではございますね
水着が必要なら、水着で入るようルールには従いますね

この、湯の花の香りがたまりません
折角ですし、生卵を持ってきておいて、ミカンネットに入れて温泉にしばらく浸けておきましょうか

いわゆる温泉卵ですね
温泉上がりに浴衣に着替えて、温泉卵で精をつけたら……元気ギンギンですよグフフフ
ちなみに、私は温泉卵にはめんつゆ派ですね


柳谷・凪
絡み・アドリブ歓迎
女湯・裸
温泉なのだ~♪存分に満喫して英気を養ったら大暴れするんだよ
のんびりゆったり浸かってぷかぷか浮いたりしながら温泉を満喫するんだよ


魔破・克也
……あの調査に訪れたら、廃れていた所がこんな風に復活しているなんてな
あの時には叶わなかった思いが叶うかもしれない……
そう、美人の金髪エルフお姉さんの温泉姿だ、ひゃっほー!
俺は遠慮なくこの混浴を選ぶぜ!!

え、造りはエルフだけど復活させたのは河童だから居ない?な、なんだと……(がっくり)
仕方ない、今回は前回調査に集中してて楽しめなかったから素直に湯船を楽しむか

……あれ、何か前回もこんな感じでいったら、ひどい目に合った気がする……デジャブか?
いや、今回は流石に何も起きない筈だ、そんな余地はない、うん!(自己納得)

こうやって、少しずつ色々な物を復興していって、それで恩恵に預かれるのは良いことだな…はふ


●地獄の谷の温泉郷。
 雪の雪原に二列の車輪の跡を残しながらパラドクストレインが停車する。
 チャイムと共にドアが開き、車内へと流れ込む冷気で身体を震わせるディアボロスたち……だがそれも束の間のこと。
 【飛翔】のパラドクスでクッタルシト湖を取り囲む外輪山を越えれば、そこにあるのは現代でも世界的に有名な温泉郷。
 以前に訪れた通りエルフたちが残した街跡の殆どは崩壊したままであるが、その中の一軒が湖の地下に住む河童たちの手で修復されていた。
 玄関と休み処を通り、男女に分れた脱衣所を抜ければそこは湯気に包まれたまさに極楽……かけ湯で汗を流して、洗い場で汚れを落としてと湯支度を済ませた者から次々と湧き出る暖かな湯に浸かれば幸福の吐息を漏らす。
「ここがあの有名な温泉地とは……名前だけは知ってる場所って多いけど、ここもまさにそうだな」
 露天風呂で足を思いっきり延ばしていた御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は、ふと思い立つと起き上がりざぶざぶと湯を掻き分け外を見る。
「地獄谷だっけ? 目立つ植物もなく硫黄で白くなった谷に流れる川から湯気だけが湧き上がる……まさに地獄って光景だけど、そんな中にこそ温泉って極楽があるとか自然って凄ぇな」
 温泉のデパートと呼ばれるほど豊富な泉質の温泉と共に溢れるのは、火山活動による水蒸気……高温の温泉と共に火山性ガスも噴き出しており、その影響で山肌は白く染まり周囲の草木は枯れることから呼ばれた名前が地獄谷。
 それは今も昔も変わらないようで、樹の視界に広がる光景はまさに自然が生み出した厳しさと同時に、同じ自然がもたらす恵みに溢れ……その二面性に感心しつつ、樹は肩まで浸かり直すとゆっくりと景色と湯を楽しむ。
「エルフさんが作って河童さんが直した温泉だって! すごいね、頑張ったね河童さん!」
 お揃いの水着を着せた人形と共に内湯を一通り堪能したニーニ・ネーネ(粉砕人形・g06662)は、露天へと繋がる扉を開く。
 そこには絶景が広がっており、思わず彼女は場所も忘れはしゃいだ声を上げてしまう。
 慌てて周囲を確認すると、気にしないでと手をあげられ反射的に頭を下げたニーニだが、お湯に足を沈めるとバツの悪そうに落ち込んでいた顔が一瞬で華やかになる。
「ふぁー……気持ちよくて、幸せだね」
 人形に声をかけるが、いくら家族が魔力を注いでくれた特別な人形と言えども当たり前だが返事はない。
「お前にもこの幸せがいっぱい染み込んでいくといいね……壊れる時も、一緒だからね」
 無言で微笑む人形を胸に抱いて涙ぐむニーニ……湯に落ちる一滴の雫は湯気に隠れ暖かなお湯で溶けていく。
「温泉、本当に気持ちいいなぁ……」
 彼女の声は、溢れるお湯と共に流れていく……そんな静寂を明るい声が打ち破る。
「おんせん♪ おんせん♪ わぁーっ、いいけしきー!」
 バチャバチャとお湯を跳ねつつ露天風呂から身を乗り出し、景色を覗き込むリーフ・フローレス(ハラペコ夢魔姫・g03695)……ふっくらとしたピンクのお尻が揺れる姿に、ネーネは思わず恥ずかしそうに目を反らす。
「え、えと、お姉ちゃんは水着、着ないのかな?」
 おずおずと問いかけるニーニの言葉にリーフはぷるんと巨大な果実を揺らしつつ振り返ると、温泉で水着なんてマナー違反だし、それにこのスタイルに隠す場所はないのと仁王立ちする。
 お湯で程よく火照って薄いピンクに染まった白い肌。
 処理も完璧でつるりとした細い腕と足。
 そして何よりも強く主張するふたつの双丘とピンクに尖った先端を見せ付ける彼女の姿に、見ちゃダメだよと人形の目を隠すニーニ。
「さあ、つぎはこんよくもせいはだよー!」
 ザバザバとお湯を掻き分け混浴露天へと向かおうとするリーフをダメだよーと必死で引き留めるニーニ……。
 説得の結果、なんとか裸での露天風呂突入は防いだ彼女は、代わりにリーフからバストアップマッサージをみっちりと習う事になるのであった。
 ……男性陣からため息が漏れた気がするが、多分気のせいだろう。

「ここのお湯は湖の地下と繋がってるのかな? そうなるとロンゴミニアトと戦う時の役に立つかも……」
 手のひらでお湯をすくい、ディスタント・サンダークラップ(目覚めの砲声・g03258)は匂いを嗅いで確かめる。
 硫黄の強烈な香りに思わず鼻を曲げながら、次は足が取られないかと粘度を確かめるべく大浴場へと向かったディストであったが……確かめているうちに折角の温泉、何をしているのだろうと疑問に思い始めた。
「戦う前に、温泉で贅沢して一息入れるのも……逆に集中出来ていいかも、うん。そうに違いない!」
 自身に言い聞かせ納得させた彼は、折角の天然温泉を堪能する。
 外に広がる地獄の光景に尻尾を震わせたり、露天風呂の天井を見上げ過去にエルフの匠が作り上げた芸術を堪能したりしていると見知った顔が目の前を何やら真剣な表情で通り過ぎようとしていた。
「克也、何処へ行くのかな?」
「決まっているだろ! ここはエルフが作った温泉郷……そう、美人の金髪エルフお姉さんの温泉姿だ、止めるなよ!」
 ビシッとよく分からないポーズを決める魔破・克也(金欠守護者・g00588)の姿に呆れ顔のディストは、止めないけどどうなっても知らないよ? と釘を刺して置くことは忘れない。
「ありがとう友よ! 俺は遠慮なくこの混浴を選ぶぜ!!」
 とてもいい笑顔で見事な敬礼をすると、頭に手ぬぐい、股間に風呂桶を装備しいざ鎌倉と混浴露天へ向け突撃する克也をディストは情けないものを見るような目で見送る。
 一方、壁の向こうでは……。
「あぁー、癒されるー♪ お肌もツルツルぴかぴかだっ!」
「もう! お湯が跳ねる……」
 お湯を浴びてはしゃぐビキニ姿のアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)に、同じ水着の色違いを着ているコンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)が顔に飛んでくる飛沫を撃ち落としている。
「あー……それにしても、この温泉って奴は変な臭いがするけど、身体が溶けそう……いま、敵が来たら……多分、負ける」
 ぶくぶくと泡を立てお湯に沈んでいくコンスタンツ。
 彼女の生まれた時代のヨーロッパなどでは火山帯に位置し湯量が豊富な場所以外では温泉に入浴する文化は少なく、また泉温が低いこともあり温泉と言えば入浴するより飲む事が主流であった。
 ちなみに現代でも有名なヨーロッパの天然水の多くは、彼女が生まれたもっと後の時代だがこう言った温泉水を瓶詰にし販売したことが始まりである。
 そんな訳で入浴を主とする温泉文化に触れていない彼女にとって、裸になり湯に浸かると言うこと自体が物珍しく……そして温泉郷と呼ばれる場所の中でもトップ5にランクインする温泉は、コンスタンツの鉄壁の防御をいとも容易く乗り越える。
「ここで修行したら、私の腹筋ももっとつるぴかになるかな? なーん、て……」
「お邪魔しまーす! 金髪エルフのお姉さんはいますかー!!」
 アンゼリカがポージングを決めていた時、男湯との仕切りが開き紳士スタイルの克也が乱入してくる。
 前回も似たシチュエーションがあった気がするが、以前と違うのはアンゼリカがコンスタンツと一緒に迷宮の攻略で必要になったため水着を買っていたこと。
 もう一つ違うのは……克也が温泉スタイル、それも日本式の水着を着ていない頭にタオルを乗せた物だったと言うこと。
「乙女に……」
「なんてモノを……」
「「……見せるのよ!!」」
 アンゼリカとコンスタンツの拳が彼の股間を隠す風呂桶に繰り出され、ナッツをクラッシュしながら吹き飛ばされる……。
 浴槽の淵に引っ掛かりお湯に浮かびながらピクピクと痙攣している克也に向け、コンスタンツがぼそっと「栞に言うから」と告げると、朦朧とする意識でそれだけは勘弁してくれと懇願してから彼は意識を失うのであった。

「もうダメでしょ、あなたたち……男性のナッツはデリケートなんですから」
 赤いフレームの眼鏡を湯気で曇らせながら、アンゼリカとコンスタンツの二人を仁王立ちで叱るメルセデス・ヒジカタ(冥腐魔道・g06800)は、ちらっと横目で倒れる克也の姿を見る。
「(イケおじじゃないけど……若い燕ならカップリング相手としては充分よね? 研究研究、ぐふふふ……)」
 何かよからぬことを考えているメルセデスの視線は、残念ながら曇った眼鏡で反省する二人からは確認できず……この方は私が介抱しますから、兎に角もうしちゃダメですよと優しく諭され、更には温泉卵と言う未知の食べ物を分け与えられ解放される。
「なにこれ、ぷるぷるだー!」
 克也を引きずるように運ぶメルセデスの元へ、初めての温泉卵に驚く二人の声が聞こえる。
「私のお勧めはめんつゆをちょっと垂らす事よ、まだみかんネットに卵は沢山あるから試してみなさい!」
 そう言うとはーい! と元気な声が返ってくるのに満足しつつ、メルセデスは再び歩き出す。
「湯の花の香りは堪りませんが、足元に固まった物は歩きにくいですね……よいしょっと」
 お湯のなかなら兎も角、この先の洗い場などを引き摺るのは流石に可愛そうなので持ち上げようとするのだが、意識を失った人間を運ぶのは骨が折れる。
 そんな事を考えつつ何とか内湯へと移動すると、湯舟には柳谷・凪(お気楽極楽あーぱー娘・g00667)が大きな頂きを湯から飛び出させつつ浮かんでいた。
「温泉を満喫なのだ~♪ って、女湯に男の子!? どうしたのかな?」
 突然現れた異性の来訪者に慌てて湯の中でひっくり返り、大事な場所を濁った湯の中に隠す凪に対し、彼が逆上せてしまったようで……と言い訳をするメルセデス。
「それは大変よ、早く運んであげないとだよう!」
 バシャと勢いよくお湯から飛び上がった凪は傍に置いていた手ぬぐいで胸回りを隠すと、休憩所まで運ぶのを手伝う。
 ……ちなみに異説通説あるが近代まで西洋では下半身を、東洋では上半身を女性は羞恥の対象としていたようであり、有名な彫刻などでもそれが表れている。
 そのため咄嗟に女性がどちらを隠すかで東西どちらの文化圏に属していたかが分かる……と言うことらしい。
 なお二人がかりで休憩所の個室へと運ばれた克也がどうなったのかは、彼のプライドのために語らないでおく。

「まあ! 織久、ご覧になって? こちらには露天風呂があるそうですわ」
 長年放置され溢れていた温泉のお湯に含まれる湯の花が蓄積され、ガタガタになった床で転ばないよう西院鬼・織久(西院鬼一門・g04529)の手を取るベリザリオ・フラムヴィオ(紫炎の翼・g04525)は、露天風呂への扉を開け微笑みかける。
「兄さん、俺は子どもではない……手を引かなくても大丈夫です」
 あらら、ごめんなさい……そう言いながらも離さず露天風呂へと連れ出すベリザリオに、諦め顔の織久は従い共に湯に浸かる。
「我らが怨敵との戦を前に足を止めるのは不本意ですが……こう、なんと言うか、準備を怠る事はよろしくありませんね」
「素直になりなさい、温泉が気持ち良いって……英気を養うのも、戦う者の務めでしてよ」
 ベリザリオはそう言うと両手を湯舟に沈め握ると上半分だけだしお湯を飛ばしてくる。
「そ、それはなんですか? 止めてください……」
 水鉄砲に驚く織久に構わずその身体にお湯を飛ばすベリザリオ……お湯を受ける織久の身体には新しいのから古いものまで幾つもの傷跡が目立つ。
「(新しい傷跡は刻逆から後の物、古い物が少なくなっているのは……過去に経験した戦いがなかったことにされたせいかしか?)」
 お湯を飛ばしながら物思いに耽る兄の姿に、抵抗するのを諦めた織久はベリザリオを睨みつつ成すがままにされる。
「あら、そんなに睨んで……どうかしましたか?」
 いい加減睨まれていることに気が付いたベリザリオは、にっこりと視線を向ける。
「お湯を飛ばすのを止めて欲しいだけです……兄さんが言う通りゆっくり英気を養うには、それは邪魔です」
 それは失礼、とお湯を飛ばす手を休め、ベリザリオは湯舟に浸かる織久をじーっと見守る。
「……何か、顔についてますか?」
「ふふふ。いえ、あなたのことを想って見守っているのだけですのよ」
 そう言われると恥ずかしそうに横を向く織久に微笑むベリザリオ。
「(しっかり見守りますわよ……もう二度と、知らない場所でいなくなってしまわないようにですわ)」
 無言で見つめるベリザリオと、罰が悪そうに……だが温泉の心地よさに浸る織久であった。

「せっかくみんなで一緒に来たんですから、混浴で合流しましょう!」
 そう言って脱衣所の前で分れたアオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)たち。
 そして彼女は脱衣所で水着に着替えていると驚愕することになる。
「わーぉ、普段男装してるから気付かなかったんですが、琥兎さんって結構スタイル良いんですね!?」
 彼女の隣で着替える緋詠・琥兎(歴史の侵略者処刑代行請負人・g00542)の隠されたスタイルの良さに、思わず手が伸びる。
「こ、こらアオイ嬢……揉むな! ちょ、んっ!?」
「感度もバツグン、いいですねー♪」
 両手の中で柔らかく形を変える二つの球体を満足するまで揉み倒し、一仕事果たしたと良い汗を掻いたアオイと羞恥で真っ赤になる琥兎は洗い場で髪を洗い一息つく。
「……琥兎さん、身体を洗っても良いですか? 髪型は違うんですが、髪色とかお姉ちゃんに似てるんですよー」
「そう言う事なら構わない、石鹸はコレを使ってくれ……今度は変な事するんじゃないぞ?」
 はーいと元気に返事したアオイは石鹸を手に取ると「ナニコレ、いい香りがする!」と驚く。
 そんな彼女に手造りのハーブ入り石鹸だと説明する琥兎。
 丁寧に泡立てた石鹸で背中を洗い始めるとくすぐったいのか、声を我慢する琥兎の姿にアオイはニマっと笑顔を浮かべると、隅々まで綺麗に洗い上げるのであった。
「遅かったですね、先に頂いてましたよ……どうかしましたか?」
「お、女の子は準備に時間がかかるものですよ?」
 先に混浴露天でくつろいでいたクロスタール・ガイゼル(良い狐・g01139)は、湯にも浸かってないのに白い肌をピンクに染め同じ香りを漂わせている二人に何かあったのかと尋ねるが……。
 顔を背け何も答えない琥兎に、作り笑いで応えるアオイの姿に何かあったのかと首を傾げる。
「まあそれより湯に浸かりましょう、風邪をひいてしまいますよ……あぁ、温泉は本当に良い、大好物です」
 肩まで沈め、瞳をうっとりと蕩けさせるクロスタールの姿に、頷き合った彼女たちもタオルを外し水着になると足先からゆっくりと湯に沈んでいく。
「そう言えば温泉に河童って、イメージなかったですねー」
 蕩けつつアオイが何気なく呟くと琥兎も同じ意見なのか力なくコクコクと頭を縦に動かす。
 どうやら新宿島では暮らす彼女たちには珍しい……それでも千代田区などを奪還したことで大手町温泉と言ったナトリウム泉であれば入れるようになったが、加温しない天然かけ流しの硫黄泉に入れる機会はまずないことからあっと言う間に蕩けてしまう。
 そんな仲間の様子を笑いつつ、そう言えば新宿島がある日本は火山島のせいか昔から温泉が多く、そのせいか河童と温泉は縁がある場所が多いとクロスタールが教えてくれる。
「そうなのか……河童と温泉、ならキュウリは温泉栽培……」
「硫黄泉じゃ枯れちゃうよー……」
 琥兎とアオイは訳の分からないことを言い始めるとぶくぶくと二人して仲良く湯に沈んでいく。
 クロスタールはと言うと、隣にいた女の子たちから温泉卵を分けて貰い出来立てに舌鼓を打つ。

 雪に包まれた温泉郷からは様々な笑い声が溢れる。
 まるで遥か昔……ドラゴンに追われる前に時が戻ったようだと建物に精霊が宿るなら思ったことだろう。
 こうして温泉の暖かな湯で戦いの傷を癒し、仲間たちとの絆を深め、英気を養ったディアボロスたちは、満月の湖の地下に広がる迷宮の攻略へと向かうのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【飛翔】LV3が発生!
【照明】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【トラップ生成】LV2が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV3が発生!
【ダメージアップ】LV3が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!

メルセデス・ヒジカタ
厚い氷の下に、目指す階層がある訳ですか……
じゃあ、できるだけ氷が薄いところに、穴を開けてやるのが効率的でしょうか?

まずは【飛翔】して、氷を見下ろしてみて、どこか氷が薄そうなところがないか探してみましょうか

湯気が凍ってるのなら、上昇した水分は氷の層に当たり……解けた水は氷を伝って外周側に流れて、再凍結するかも

もし、そうならば……真ん中に近くて、私達が居る地表側の氷が薄そうな場所を狙って、穴を開けるのがいいかも

上空から見ても、氷が薄いところがわからないなら……雪玉でも作りましょ
遊ぶ訳ではないですよ

これを転がし……止まった場所は、恐らく地表側で一番低いところ
つまり、一番氷が薄いかもしれない場所ですね


魔破・克也
意気揚々と混浴に向かった所までは覚えているんだが……その後の記憶がない
目覚めた時には腐った気配のするお姉さんと踊り子の少女に気絶したのを普通に介抱されていたようだ
手間をかけさせたみたいで悪かった

迷宮内の氷の光景も見物して楽しみながら探索
氷をどうにかすれば良いとの事だが……
パラドクス込みでぶん殴って、派手に壊していくか。情報からして潜めるような場所も無さそうだ、正々堂々立ち向かいにいこう
氷を観察、一番割りやすそうな場所を割り出して、盾を鈍器代わりにしてぶち破る

下はお湯らしい、服の下にトランクス型の水着をつけていくか
風呂場で何故付けてなかったって?
…エルフの金髪お姉さんが楽しみすぎて、水着忘れてた


コンスタンツ・トパロウル
氷の床かあ……とりあえず、【飛翔】して、河童達が下層に向かう際に使う階段等がないか確認
あれば、そこから下層に行けるかもしれないしね

無ければ、氷の表面や内部にヒビが入ってるところが無いか確認
闇雲に氷を割るよりも、既にヒビが入ってるところなんかを狙う方が楽だろうしね

氷を割るときは、パイルハンマーに持ち換えて、破壊、幸運、爆破を活かし足元の氷へハンマーを振り下ろす
当たりどころがよければ、大きなヒビが入ったりするかも

運がいいのか悪いのか、自分達が居た周辺の氷が抜け落ちるような感じで、下層の温泉の水面に、浮島みたいに着水したら……さすがのドラゴンも驚くかもしれないね

気にせず鼻歌歌ってたら、ある意味大物だ


アンゼリカ・レンブラント
濡れてもいいように引き続き水着着用で動こう
敵にもラッキースケベへの対策も出来たところで、
みんなと行動を合わせ【飛翔】

上空から氷を見渡し脆そうな箇所、気付いた箇所などあれば
仲間と情報を共有していくよ
1人だと気づかないところも皆で手分けすれば効率いいね

【泥濘の地】で氷を脆く、泥にできるならそれが早いかな?
効果が薄そうとか、使うと拙そうなら使わないよ

氷を砕く場合は鍛えた怪力を生かして
パラドクスの光を振り下ろし、
めいっぱい氷を割っていくよ!
ダンジョン攻略も、パワー勝負だね。えいえいえいー!

下層の温泉に降りて行ったら温泉再度堪能――
じゃないね、着地を綺麗に決めてみんなでポーズ
ドラゴン退治だ!覚悟しろー!


●地底温泉を目指して。
 温泉での命の洗濯を終え、クッタルシト湖へと戻ってきたディアボロスたち。
 地底湖を抜け河童たちの集落で挨拶をし、神殿を通り抜けた先は一面の氷であった。
「かなり厚い……ですね、この下に目指す階層がある訳ですか。……どうかしましたか?」
 片膝を付け、軽く氷の表面を叩いたメルセデス・ヒジカタ(冥腐魔道・g06800)がその厚さに少し驚く。
 その仕草に魔破・克也(金欠守護者・g00588)は思わず顔を赤くし顔を背けてしまい、彼女に不審がられた。
「いや、その……覚えてないんだが、風呂場で助けて貰ったようで……手間をかけさせたみたいで悪かったな」
 後頭部をポリポリと掻きながら、顔を俯かせつつそう告げるとメルセデスはあぁと納得し手を叩く。
「いえいえ、当然のことをしただけよ……ちゃんと機能も無事でしたので安心しましたの」
 口元を上品に多いながら、ふふふと笑みを浮かべるメルセデスに改めて礼をする克也。
 ……それにしても機能とはなんのことだろう、そう疑問に思うが仲間の呼びかけにかき消されるのであった。

「とりあえず飛翔して、下層に降りる階段とかがないか探してみようか」
 このまま立ち止まっていたら、せっかく温泉で暖まった身体が冷えてしまう……コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)の提案は即座に受け入れられ、彼ら彼女たちは氷の床面をローラーするように確認していく。
 だがどこにも通路のような場所や隠し扉と言ったギミックは確認出来ず……恐らく壁沿いにあると思われる階段もそのまま氷の中に埋まっているのだろう。
「うーん、【泥濘の地】で氷を脆く出来れば良かったんだけど、この厚さじゃ……」
 どっかんどっかんと肩に小さな重機を乗せてるかのような音を立てながら拳を氷に振り下ろすアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)であったが、床の氷は表面にヒビは入るも厚さはそれ以上。
 このまま殴っても氷を砕く前に彼女の拳が砕けてしまう。
「ならパラドクスで一気に砕くしか……お前ら、なんで離れるんだ?」
 腕を組みながらそう言う克也から距離を取り、アンゼリカとコンスタンツはヒソヒソと話し合う。
「いや、その……」
「無事でよかった、なーってね」
 意味不明な反応に首を傾げつつ……後ろで何か邪悪な微笑みが聞こえそうな悪寒を振り払うべく、克也は再び飛翔での偵察を提案した。
 ただし、今度の探索目標は氷の厚さが他より薄く破壊に向いた場所、である。

「うーん、上から見るだけではわかりませんよね……それでしたら」
 一足先に氷の面の中央に戻ったメルセデスは氷を少し削り出すと小さな雪玉を作り出す。
 それをコロコロと地面で転がしては向きを変えコロコロと転がす……そんなことを繰り返していると仲間たちが戻ってきた。
「上からじゃ分からないよ……何してるの?」
「えーっとね、一番薄い場所を探しているんだって」
 コンスタンツの問いかけにアンゼリカがメルセデスに変わって答える。
 曰く、下から昇る湯気が凍っているなら端の方から凍るので中央が薄くなり、雪玉を転がし止まる場所=一番薄く低い場所、なんだってと説明してくれた。
「ふーん、じゃあそこを壊せば良いって訳だね」
「そうそう、ダンジョン攻略もパワー勝負だね! えいえいえいー!」
 瞳を線にしながらえいえいと腕を突き上げるアンゼリカの姿を微笑ましく見つめつつメルセデスが雪玉を転がすのを見守っていると、一点を凝視した彼女が手にした太刀を素早く抜き鞘へ戻す。
 チン、と鎺と鯉口が合わさる音で刃が引き抜かれたのに気が付いた二人が見つめる先で、雪玉が十字に斬られその先の氷面にバツ印が付けられていた。
「ここが一番薄い場所よ……信じるかは任せるわね」
 そう長い髪を掻き分けながら言うメルセデスの姿に大人の女性を感じた二人は思わず拍手を送る。
「信じるもなにも、同じディアボロスの仲間だろう? さ、壊すとするか」
 黒色の大盾を構えた克也が、彼女の言葉に何を今更と声をあげ、コンスタンツとアンゼリカの方を向くと軽くウィンクする。
「そうだね……うん、克也もごめんね!」
「痛いと聞く、すまなかった……今日の事は栞には内緒にしておくよ」
 アンゼリカとコンスタンツに今度は突然謝られ、記憶の飛んでる克也は何がなんだか……と言った感じではあったが、全員の気持ちがまとまったのを感じた彼は気にするなと親指を立ててみせる。
「さあ、呑気に湯に浸かっている贅沢ドラゴンを驚かそうよ」
 叩いた衝撃で火薬を爆発させ杭を打ち出すと言う、氷を割るのにぴったりな爆撃槌を取り出し掲げるコンスタンツに合わせるように、メルセデスは太刀を抜き、アンゼリカは手甲に包まれた拳を、そして克也は大盾を合わせるように掲げたのである。

 暴風竜はその日も湯に浸かっていた。
 何せここは洞窟のなか……しかも外界との出口は氷で塞がれており誰も来ない。
 本土からの指令も最近は届かず、彼は暇を持て余していた。
 だが今日は何時もの日とは違っていた。
 頭上の氷で何か激しい音が響いたかと思うと、蓋となっていた厚い氷の塊が降って来たのだ。
 それも……何か小さな生き物が付属して。
「何者だ、湯が冷めてしまったではないか」
 来客に問いかけるのは強者の定め……実際、丁度良かった湯温が解けた氷のせいで人間とやらが入浴するのに良い温度になってしまった。
『ふん、流石に気にせず鼻歌は歌ってなかったか……歌ってたら大物だって認めてあげたのにね』
 金槌のようなものを肩に乗せた小娘が偉そうに話しかけてきた、生意気だ。
『あらあら、そうね……おじ様を退治しに来た、と言ったらどうなさいます?』
 細い刃を持った雌の中では一番大きな個体が、その図体からか面白いことを言いだした。
『ふう、水着を穿いてきて良かった……なに、なんで温泉では忘れてたのかって? 楽しみで忘れてたんだ、言わせるな!』
 雄の個体は何か雌の個体と言い争っている……暴風竜の前だと言うことを思い出させんといかんな。
 だが口を開こうとした時……最後に一番小さな雌が構えを取りはじめ、それに合わせるように他の個体も続いた。
『冗談じゃない、お前を倒して地底の温泉も堪能してやるんだ……ドラゴンスレイヤーズだ、覚悟しろー!』
 小さいのに元気が良い……思わず笑いが漏れてしまう。
 久々のお客様だ、丁寧に可愛がってやる……頼むから壊れるなよ、そう『暴風竜ロンゴミニアト』は吠えるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【士気高揚】がLV2になった!
【トラップ生成】がLV3になった!
【託されし願い】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!

メルセデス・ヒジカタ
それにしても……隠れられそうな場所はなさそうですね
私、恥ずかしがり屋さんですから、そんなに追っかけられると……照れてしまいますわ!

敵の暴風に追われて、壁に叩きつけられたりしたら、そのまま温泉に落ちてヤられたふり
地形の利用を活かし、そのまま温泉に潜って、敵の背後や、水面に残ってる氷の破片等に身を隠し、隙をみて秘儀・矢追流で敵を攻撃

敵の攻撃で破れた服が、温泉で纏わりついて動きにくいなら……邪魔な箇所を斬り脱ぎ捨てて
……下には、温泉で用意してた水着着てますけど

湯煙や眼鏡が曇り見づらいなら、【完全視界】で視界確保
敵の攻撃をまともに食らいそうなら、【飛翔】し回避したり、飛翔後に再入水し暴風の威力を削いで


コンスタンツ・トパロウル
さあて……お前で何度目のご対面かな
ゆっくりしてるところ悪いけど……お相手頂こう

大丈夫……前に会ったときより落ち着けてる

隠れる場所が無いなら無いで、【飛翔】し湯煙が濃いところに紛れつつ、【完全視界】で視界確保
罠使い、地形の利用、爆破を活かし【トラップ生成】で、天井の氷に爆薬を仕掛け、氷を爆破し敵の動きを妨げたり、氷が落水する際の水柱で目眩まし

目眩ましした隙をついて、敵の死角から竜滅戦技を叩き込もう
勇気を胸に突撃!

敵の反撃は、飛翔して落ちてくる氷塊に紛れやり過ごしたり、急降下し温泉に突っ込んで、暴風の勢いを削ぐ等損害を抑える

逃げ回るふりしつつ、敵を拘束する鎖の罠を【トラップ生成】し付け入る隙を作る


アンゼリカ・レンブラント
ドラゴンは何度戦っても強敵だよね
負けたら地底の温泉を堪能どころじゃないし、
油断しないで行くぞー!

【飛翔】の効果を受けつつ相手に接近、
パラドクスでの打撃戦を挑むよ!
相手からすればかなり小兵ゆえ背中にとりつき
死角から殴るなど、小回りを生かすっ

反撃の暴風にはオーラ操作で障壁も十分に張り耐える
弾き飛ばされるにしても衝撃を緩和してくれるよう、
温泉のほうに吹き飛ばされるようにする等臨機応変に
仮に水着が大変なことになっても、止まるもんか!

攻撃タイミングを仲間と合わせ効果的に打ち込もう
ピンチの仲間がいれば注意を惹くよう殴る

ドラゴンの消耗が分かれば呼吸法で力をため
全力の《光獅子闘拳》を眉間に叩き込み仕留めるよっ


魔破・克也
敵は空を飛べて、周りの氷の破片も暴風で吹き飛ばして活用もしてくる可能性はあるか
……面倒だな、流石は竜って所か

【飛行】【完全視界】等の残留効果は全て使用
周りの状況を確認、直ぐ様飛んで飛行高度限界点まで上昇
「周りがこんな格好で戦っていられるか!俺は鼻血出す前に帰るぞ!」
とかいって、戦闘から離脱した風にして敵も味方も騙す
周りは温泉を上手く活用しているようだから、俺も幅広く地形を利用させて貰おう

戦闘を観察、情報収集。不意打ちの機会を伺って
敵の身動きが鈍った瞬間に急降下、忍び足を応用して音も気配も消す
味方はド派手にやっている、此方には注意も割きにくいだろう
上空からの速度が乗った一撃で仕留めきるつもり


●温泉決戦! 湯煙を血に染めて!?
「負けたら地底の温泉を堪能どころじゃないし、油断しないで……って、服が濡れてひっついて気持ち悪いよぉー」
 着地の時に舞い上がった湯で服が肌に張り付き、素早さを武器とするアンゼリカ・レンブラント(黄金誓姫・g02672)が泣き声を上げる。
「ドラゴンの前だ、我慢……って、何をしてる!?」
 魔破・克也(金欠守護者・g00588)が諦めろと声をかけようとするが、その言葉を遮りアンゼリカは濡れて重くなった衣服を脱ぎ散らかすと下に着ていた水着と幼さの残る肌を露わにした。
「ふぅ、これで動きやすくなったよ!」
 白い肌と長い金髪を振りながらストレッチをするアンゼリカ。
 そのささやかに揺れる膨らみを覆うスポーティーなトップスには二つの突起が僅かに主張し、動きやすさを重視したボトムスはビキニタイプで可愛いヒップへと食い込み魅力を幼さとのギャップを引き立てている。
 しゅぱぱと水の重みから解放され拳や脚を振るう彼女の姿を見たコンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)も、お湯の中で戦うならとアンゼリカに習いスカートを足元に落とし、服を脱ぎだす……。
 そんな彼女たちの姿を呆然と見ていた克也は我に返ると、洞窟内に反響させながら叫ぶ。
「周りがこんな格好で戦っていられるか! 俺は……俺は、おっきな巨乳のお姉さんが好きなんだー!」
「……栞って、おっぱい大きいんだよね」
 克也の叫び声に、脱ぎ掛けの自分の胸元を見ながらコンスタンツはそう言えば……見送ってくれた時先案内人の月読・栞は前に着替えているところを見たがかなりの大きさだったと言う事を告げると、彼はごくんと唾を飲み込む。
「って、そうじゃないけどそうじゃない、俺は失礼させて貰うぞ!」
 何か想像したのか真っ赤な顔をしながら、水着姿の女性陣を残し上層へと向け飛翔した克也……その姿を見送るメルセデス・ヒジカタ(冥腐魔道・g06800)は思わず「若いわねー」と呟くのであった。

『で、準備はいいのかね?』
 一連の流れを見守っていた暴風竜ロンゴミニアトは、久しぶりの獲物にウズウズとした気持ちを堪えつつディアボロスたちが準備を終えるのを待っていたようだ。
 この温泉洞窟に閉じ込められたフラストレーションを全力で放ちたい……そのためには相手の準備を待つことぐらい、ここで湯に浸かっていた時間に比べれば僅かな物。
 そう言いたげな青きドラゴンに向け、ハンマーを構えた水着姿のコンスタンツが準備出来たよと手をクイッと動かし挑発する。
「待たせたね……温泉気分でいたところ悪いけど、お相手頂こうか」
『応!』
 大きく翼を広げたロンゴミニアトはお湯を巻き散らかしながら上空へと舞い上がる。
 だがロンゴミニアトより上空の壁がコンスタンツの【トラップ生成】で爆発し崩れ、その翼をへし折ろうと落下してきた。
 しかし反転・降下したロンゴミニアトの翼から放たれた暴風により彼女たちは四方に吹き飛ばされるれた直後、彼女たちがいた場所に岩盤が落ちてきて水柱を上げる。
「あら、意外と紳士ですわね?」
「……そうでもないかも」
 空中で体制を立て直したメルセデスの言葉に、暴風を耐えようとしたアンゼリカが水着の肩紐を抑えながら呟く。
 ……どうやら風の刃で肩紐の片方が切れ、手を離すと片方の膨らみが露わになってしまいそう。
 それを見たメルセデスはスカートを掴むと、愛刀を振るい端を斬り落とし長い紐を作り、彼女の水着を落ちないように直してあげた。
「応急処置ですので、あまり激しく動かれると保証は出来ませんが……」
「ううん、大丈夫! よーし、いくぞっ!」
 水面を蹴ると一気に踏み込むアンゼリカ。暴風の刃が彼女を襲うが、気にせず拳を包む手甲から激しくオーラを吹き出しながら殴りかかるのであった。

『くっ、動きが……』
「もっとゆっくり、湯に浸かったらどうだい?」
 湯気のなかで戦いは続く……水中からコンスタンツの放った鎖がロンゴミニアトを縛り、水中に沈めようとする。
 煙のなか迫る影に向けて彼は翼を振るうが、その鋭い羽根にビシャと張り付いたのはメルセデスの脱ぎ捨てた衣服。
「変わり身の術……と言うところですかね?」
 温泉でも着ていた水着姿となり水中を潜り移動したメルセデスは、曇らせた眼鏡を光らせながら反対方向からロンゴミニアトの無防備な背に向け放たれた矢のような一閃を叩き込む。
「ほらほら、魅力的な女の子だらけだからって、よそ見してたらダメだよっ♪」
 背後からの一撃に振り向こうとしたロンゴミニアトの足元から声が響き、アンゼリカのオーラを込めた拳が飛び上がると顎を揺らす。
「落ち着いてる……もうあんたなんか、怖くない!」
 恐怖と復讐心を凌駕した先……勇気と静まる心を胸に、コンスタンツの手にした氷塊を打ち壊したハンマーのフルスイングが傷付いた背に爆発音と共に叩き付けられた。
 そしてその音は、この温泉が湧く縦長の洞窟の上端にも響いていた。
 味方からも気付かれないほどに気配を消し上空から見ていた彼は、天井で冷えた水の一滴が落ちるかのように音もなく自然に落下し……重力に乗せた刃がロンゴミニアトの心臓まで貫き通す。
「ふぅ、悪いが仕留めさせて貰った……ぜ……?」
 刃を引き抜いた彼……克也が振り返ると、そこには最早水着としての仕事を放棄した布切れを辛うじて身体に張り付けているだけの少女たちの姿。
「あら? 私、恥ずかしがり屋さんですから……そんなに見つめられると照れてしまいますわ」
 笑顔と共に……ただその瞳は曇った眼鏡で見えないが……メルセデスがそう告げつつ手にした太刀の鯉口を切ると、残る二人の少女も拳とハンマーを構える。
「ま、待って、せめてだな、言い訳をさせ……」
「「問答無用!!」」
 ギャーと言う叫び声と共にあがる爆発音と水柱。
 天国と地獄の両方を同時に味わった彼は、血とも鼻血とも取れない赤い体液を流しながら吹き飛ばされるとプカリと湯に浮かぶ。
「みんな、別な場所でお湯に浸かり直そう!」
 そんな凄惨な現場を避け移動した女性陣はお湯の吹き出し口を見つけると、そこである意味命の洗濯を心から済ますのであった。

 ……なお、流れ出た血の行き先で次のフロアへの道が見つかったことで、時先案内人は報告書をどう記載するか頭を悩ますことになるのはまた別な話である。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【建物復元】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV4になった!
【怪力無双】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!
【ガードアップ】がLV5になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年04月05日

竜域ダンジョン探索(中~下層探索)

 竜域ダンジョンの第二階層を突破したディアボロス達は、竜域ダンジョンの本格的な探索を開始しました。
 ディアボロスのラキ火山奪還の影響で、本国からの支援を失った竜域ダンジョンのドラゴンは、ダンジョンの階層を利用した防衛で時間を稼ごうとしているようです。
 時間さえ稼ぐ事が出来れば、ダンジョンが持つ固有の排斥力により、侵入者の排斥が行えると考えているのでしょう。

 攻略期限までに中~下層を踏破し、最深部であるダンジョンの支配者への道を切り開いてください。
 到達していれば、攻略期限の後に支配者への攻撃を行い、各ダンジョンの『奪還』に挑むことができます。

※ダンジョン情報

 中層以降の竜域ダンジョンは、ダンジョン毎に特性が大きく変わり、更に、階層の深さもダンジョン毎に異なるようです。深いダンジョンは階層を次々と「連続シナリオ」で探索していきます。
 ダンジョン毎の設定などは、関連シナリオのオープニングやリプレイで確認してください。

※竜域ダンジョン探索(中~下層探索)の成功条件

 探索の成功/失敗は、各ダンジョンごとに判定されます。
 最終階層への道を切り開く事が出来れば、そのダンジョンは『奪還』準備が整い、攻略期限終了後に『奪還』のための決戦を挑むシナリオが発表されます。
 攻略期限までに最終階層の攻略段階に到達できなかったダンジョンは、『奪還』シナリオが発表されません。
 また、竜域ダンジョン探索(中~下層探索)は、攻略旅団の方針により『期限延長』を行った場合でも、難易度が上昇する事はありません。

※期限延長
22/07/01 攻略旅団の『期限延長』により攻略期限が8/5朝に変更。
22/08/02 攻略旅団の『期限延長』により攻略期限が9/5朝に変更。

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#竜域ダンジョン探索(中~下層探索)
#満月の湖


30




選択肢『竜域ダンジョン探索』のルール

 竜域ダンジョンの探索し、竜域ダンジョンの階層守護者である、強力なクロノヴェーダの居場所を突き止めます。
 竜域ダンジョンは、ダンジョン毎に性質が大きく変わる為、ダンジョン毎に特別な対策や探索が必要になるでしょう。
 探索に必要な情報は、オープニングやリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『待ち時間でヴァカンス』のルール

 パラドクストレインで事件現場に移動した後、敵が動き出すまで、ただ待つだけという時間があるかもしれません。
 この時間を利用して、英気を養うのも、ディアボロスの仕事のうちです。
 オープニングやリプレイで指定された状況で、ちょっとしたヴァカンスを楽しみましょう。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】他の選択肢のリプレイが一度でも執筆されると、マスターはこの選択肢のリプレイを執筆できなくなる。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『暴風竜ロンゴミニアト』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「コンスタンツ・トパロウル」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。